JPH09501420A - 3−シアノ−3−(3,4−二置換)フェニルシクロヘキシル−1−カルボキシレート類 - Google Patents

3−シアノ−3−(3,4−二置換)フェニルシクロヘキシル−1−カルボキシレート類

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JPH09501420A JP7505999A JP50599995A JPH09501420A JP H09501420 A JPH09501420 A JP H09501420A JP 7505999 A JP7505999 A JP 7505999A JP 50599995 A JP50599995 A JP 50599995A JP H09501420 A JPH09501420 A JP H09501420A
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Abstract

(57)【要約】 新規3−シアノ−3−(3,4−二置換)フェニルシクロヘキシル−1−カルボキシレート類またはその誘導体およびその対応するシクロヘキセニルアナログを開示する。これらの化合物は、腫瘍壊死因子の産生を阻害し、TNF産生により伝達もしくは悪化させられる病状の治療に有用である。さらにこれらの化合物は、ホスホジエステラーゼIVの酵素活性もしくは触媒活性を伝達または阻害することにおいて有用であり、それゆえ、その伝達または阻害を必要とする疾患の治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 3−シアノ−3−(3,4−二置換)フェニルシクロヘキシル−1−カルボキシ レート類 発明の分野 本発明は、ある種の新規3−シアノ−3−(3,4−二置換)フェニルシクロ ヘキシル−1−カルボキシレート類ならびにそれらの対応シクロヘキセニルアナ ログ、これらの化合物を含有する医薬組成物、およびアレルギー性ならびに炎症 性疾患の治療と腫瘍壊死因子(TNF)産生の阻害におけるそれらの使用に関す る。 発明の背景 気管支喘息は、可逆的な気道狭窄および外部刺激に対する呼吸器系の過剰反応 により特徴づけられる複雑な多因子疾患である。 複数のメディエーターが疾患の発生に関与しているという事実により、喘息用 新規治療薬の同定を行うのは困難である。よって、単一のメディエーターの影響 を除去することが、全部で3つの慢性喘息の要因に対して実質的な効果を奏する ことはあり得ないと思われる。「メディエーターアプローチ(mediator approac h)」に対する別法は、疾患の病理に関与している細胞の活性を調節することで ある。 1のかかる方法は、cAMP(アデノシンサイクリック3',5'−モノホスフ ェート)のレベルを上昇させることによるものである。サイクリックAMPは、 広範囲のホルモン、神経伝達物質および薬剤に対する生物学的応答を伝達する第 2のメッセンジャーであることが示されている[クレブス・エンドクリノロジー ・プロシーディングス・オブ・ザ・フォース・インターナショナル・コングレス ・イクサープタ・メディカ(Krebs Endocrinology Proceedings of the 4th Int ernational Congress Excerpta Medica),17〜29頁,1973年]。適当な アゴニストが特異的細胞表面受容体に結合する場合、アデニレートシクラーゼ が活性化され、早い反応速度でMg2+−ATPがcAMPに変換される。 サイクリックAMPは、外来性の(アレルギー性の)喘息の病理に関与してい るすべてではないが大部分の細胞の活性を変化させる。かかる場合、cAMPの 上昇は:1)気道平滑筋の弛緩、2)肥満細胞メディエーター放出の阻害、3) 好中球脱顆粒反応の抑制、4)好塩基球脱顆粒反応の抑制、および5)単球なら びにマクロファージ活性化の阻害を包含する有益な効果を生じるであろう。それ ゆえ、アデニレートシクラーゼを活性化またはホスホジエステラーゼを阻害する 化合物は、気道平滑筋ならびに種々の炎症性細胞の不適切な活性化を抑制するこ とにおいて効果的なはずである。cAMpの不活性化に関する主要な細胞の機構 は、サイクリックヌクレオチドホスホジエステラーゼ(PDEs)と呼ばれる1 またはそれ以上の属のアイソザイムによる3'−ホスホジエステル結合の加水分 解である。 独特なサイクリックヌクレオチドホスホジエステラーゼ(PDE)アイソザイ ムであるPDE IVは、気道平滑筋および炎症性細胞におけるcAMPの減少 の原因となっていることが示されている[バーネス(Barnes)ら編,ニュー・ド ラッグス・フォー・アズマ(New Drugs for Asthma)(IBC テクニカル・サ ービシズ・リミティッド(IBC Technical Services Ltd.),1989年)中、ト ーフィー(Torphy),「ホスホジエステラーゼ・アイソザイムズ:ポテンシャル ・ターゲッツ・フォー・ノーベル・アンチ−アズマテイック・エイジェンツ(Ph osphodiesterase Isozymes:Potential Targets for Novel Anti-asthmatic Agen ts)」]。研究は、この酵素の阻害は、気道平滑筋の弛緩を生じるのみならず、 単球ならびに好中球の活性化を阻害しつつ肥満細胞、好塩基球ならびに好中球の 脱顆粒反応を抑制するということを示している。そのうえ、インビボでの場合の ように、適当なホルモンもしくはオートコイド(autocoids)により標的細胞の アデニレートシクラーゼ活性が上昇する場合に、PDE IV阻害剤の有益な効 果は著しく高められる。よって、PDE IV阻害剤は、プロスタグランジンE 2およびプロスタシクリン(アデニレートシクラーゼの活性化剤)のレベルが高 められた喘息の肺において有効であろう。かかる化合物は、気管支喘息の薬 剤治療に独特のアプローチを提供し、現在市販されている薬剤に優る有意な治療 上の利点を有するであろう。 本発明化合物は、腫瘍壊死因子(TNF)なる血清糖蛋白の産生の阻害も行う 。過剰または調節されていないTNF産生は、リューマチ性関節炎、リューマチ 性脊髄炎、骨関節、痛風関節炎および他の関節炎の症状;敗血症、敗血症による ショック、エンドトキシンによるショック、グラム陰性菌による敗血症、毒によ るショック症候群、成人の呼吸困難症候群、脳のマラリア、慢性肺炎、珪肺、肺 のサルコイドーシス症、骨吸収症、再潅流障害、宿主対移植片反応、同種移植片 の拒絶反応、インフルエンザのごとき感染による発熱ならびに筋肉痛、感染もし くは悪性に対する2次的な悪液質、ヒトの後天性免疫不全症候群(AIDS)に 対する2次的な悪液質、AIDS、ARC(AIDS関連合併症)、ケロイド形 成、瘢痕組織形成、クローン病、潰瘍性大腸炎、またはパイレシス(pyresis) 、さらには多発性硬化症、自己免疫性糖尿病ならびに全身性エリテマトーデスの ごとき多くの自己免疫性疾患を包含する多くの疾患の伝達または悪化に関連して いる。 AIDSはヒト・免疫不全ウイルス(HIV)にTリンパ球が感染することに より生じる。少なくとも3つのタイプまたは株のHIV、すなわち、HIV−1 、HIV−2およびHIV−3が同定されている。HIV感染の結果として、T 細胞により伝達される免疫性が損なわれ、感染した個体は重大な日和見感染およ び/または通常でない新生物を示す。Tリンパ球中へのHIVの侵入にはTリン パ球活性化が必要である。HIV−1またはHIV−2のごときウイルスは、T 細胞活性化後にTリンパ球に感染し、かかるウイルス蛋白発現および/または複 製が、かかるT細胞活性化により伝達され維持される。活性化Tリンパ球がHI Vに感染すると、Tリンパ球はHIV遺伝子発現および/またはHIV複製をさ せるために活性化状態に維持され続けなければならない。 サイトカイン類、特に、TNFは、Tリンパ球活性化を維持する役割を果たす ことによって、活性化されたT細胞により伝達されるHIV蛋白発現および/ま たはウイルス複製に関与している。それゆえ、例えば、HIV感染個体において サイトカイン産生、明確にはTNFの産生を阻害することによりサイトカイン活 性を阻害することは、T細胞の活性化の維持を制限することを助け、そのことに より、今まで感染していなかった細胞に対するHIVの感染性の進展を抑制し、 HIV感染により引き起こされる免疫不全の進展の遅延または除去を引き起こす 。単球、マクロファージ、およびクッペル細胞およびグリア細胞のごとき関連細 胞もHIV感染の維持に関連している。T細胞と同様、これらの細胞はウイルス 複製を標的とし、ウイルス複製のレベルは当該細胞の活性化状態に依存する[ロ ーゼンバーグ(Rosenberg)ら,ジ・イミュノパソジェネシス・オブ・HIV・イ ンフェクション(The Immunopathogenesis of HIV Infection),アドバンシズ・ イン・イミュノロジー(Advances in Immunology),第57巻,1989年参照] 。TNFのごときモノカイン類は、単球および/またはマクロファージ中のHI V複製を活性化させることが示されており[ポリ(Poli)ら,プロシーディング ス・オブ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ・ユーエスエイ(Proc .Natl.Acad.Sci),第87巻:782〜784頁,1990年参照]、それゆえ、 モノカイン産生または活性を阻害することは、T細胞について上で述べたHIV 進展を制限することを助ける。 さらにTNFは、上記と同様の理由のため、サイトメガロウイルス(CMV) 、インフルエンザウイルス、アデノウイルスおよびヘルペスウイルスのごとき他 のウイルス感染に関する種々の役割にも関与している。 また、TNFは酵母および真菌の感染に関連している。特別には、カンジダ・ アルビカンス(Candida albicans)は、インビトロにおいて、ヒト・単球および 天然のキラー細胞におけるTNF産生を誘導することが示されている[リイピ( Riipi)ら,インフェクション・アンド・イミュニティー(Inection and Immunit y),第58巻(9):2750〜2754頁;およびジャファリ(Jafari)ら, ジャーナル・オブ・インフェクシャス・デイジージス(Journal of Infectious Diseases),第164巻:389〜395頁,1991年参照。さらにワサン(Wa san)ら,アンチマイクロバイアル・エイジェンツ・アンド・ケモセラピー(Anti microbial Agents and Chemotherapy),第35巻(10):2046〜2048 頁,1991年;およびルーク(Luke)ら,ジャーナル・オブ・イ ンフェクシャス・ディジージス,第162巻:211〜214頁,1990年も参 照]。 TNFの不利な効果を調節する能力は、かかる使用を必要とする哺乳動物にお いてTNFを阻害する化合物の使用により促進される。過剰のおよび/または調 節されていないTNF産生により悪化もしくは引き起こされる、TNFにより伝 達される症状の治療において有用な化合物に対する必要性が存在し続けている。 発明の概要 本発明は、ホスホジエステラーゼIV(PDE IV)の酵素活性(あるいは 触媒活性)の伝達または阻害に有用な、下に示す式(I)の新規化合物に関する 。式(I)の新規化合物は腫瘍壊死因子(TNF)阻害活性も有する。 さらに本発明は、式(I)の化合物および医薬上許容される担体もしくは希釈 剤からなる医薬組成物に関する。 また、本発明は、ヒトを含む哺乳動物におけるPDE IVの酵素活性(ある いは触媒活性)の伝達または阻害方法であって、有効量の下式(I)の化合物を 当該方法を必要とする哺乳動物に投与することを特徴とする方法に関する。 さらに本発明は、アレルギー性および炎症性疾患の治療方法であって、有効量 の式(I)の化合物を治療を必要とするヒトを含む哺乳動物に投与することを特 徴とする方法を提供する。 また、本発明は、喘息の治療方法であって、有効量の式(I)の化合物を当該 方法を必要とするヒトを含む哺乳動物に投与することを特徴とする方法を提供す る。 本発明は、ヒトを含む哺乳動物におけるTNF産生の阻害方法であって、有効 なTNF阻害量の式(I)の化合物をかかる治療を必要とする哺乳動物に投与す ることを特徴とする方法にも関する。この方法を、処置可能なある種のTNFに より伝達される症状の予防的処置に用いてもよい。 さらに本発明は、ヒト・免疫不全ウイルス(HIV)にかかっているヒトの治 療方法であって、有効なTNF阻害量の式(I)の化合物をかかるヒトに投与す ることを特徴とする方法に関する。 さらに式(I)の化合物は、ウイルスがTNFによる正の調節に感受性がある かまたはインビボにおけるTNF産生を誘導するものである、さらなるウイルス 感染の治療にも有用である。 式(I)の化合物は、酵母および真菌がTNFによる正の調節に感受性がある かまたはTNF産生を誘導するものである、酵母および真菌の感染においても有 用である。 本発明化合物は、式(I): [式中、R1は−(CR4R5)nC(O)O(CR4R5)mR6、−(CR4R5)nC(O)N R4(CR4R5)mR6、−(CR4R5)O(CR4R5)mR6、または−(CR4R5)rR6 であり、ここに、アルキル部分は所望により1個またはそれ以上のハロゲンで置 換されていてもよく; mは0ないし2; nは1ないし4; rは0ないし6; R4およびR5は水素またはC1〜2アルキルから独立して選択され; R6は水素、メチル、ヒドロキシル、アリール、ハロ置換アリール、アリール オキシC1〜3アルキル、ハロ置換アリールオキシC1〜3アルキル、インダニル、 インデニル、C7〜11ポリシクロアルキル、テトラヒドロフラニル、フラニル、 テトラヒドロピラニル、ピラニル、テトラヒドロチエニル、チエニル、テトラヒ ドロチオピラニル、チオピラニル、C3〜6シクロアルキルまたは1個または2個 の不飽和結合を含むC4〜6シクロアルキルであり、ここに、シクロアルキルおよ び複 素環部分は所望により1個ないし3個のメチル基もしくは1個のエチル基で置換 されていてもよいが; ただし、 a)R6がヒドロキシルの場合、mは2であるか; b)R6がヒドロキシルの場合、rは2ないし6であるか; c)R6が2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロチオピラニル、2− テトラヒドロフラニルもしくは2−テトラヒドロチエニルである場合、mは1ま たは2であるか; d)R6が2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロチオピラニル、2− テトラヒドロフラニルもしくは2−テトラヒドロチエニルである場合、rは1な いし6; e)nが1でmが0の場合、R6は−(CR4R5)nO(CR4R5)mR6においてH 以外 であることを条件とし; XはYR2、ハロゲン、ニトロ、NR4R5、またはホルミルアミン; YはOまたはS(O)m; m'は0、1または2; X2はOまたはNR8; X3は水素またはX; X4は であり; X5はH、R9、OR8、CN、C(O)R8、C(O)OR8、C(O)NR8R8、ま たはNR8R8; R2は独立して、所望により1個またはそれ以上のハロゲンにより置換されて いてもよい−CH3または−CH2CH3であり; sは0ないし4; R3は水素、ハロゲン、C1〜4アルキル、CH2NHC(O)C(O)NH2、ハロ 置換C1〜4アルキル、−CH=CR8'R8'、所望によりR8'により置換されてい てもよいシクロプロピル、CN、OR8、CH2OR8、NR8R10、CH2NR8R10 、C(Z')H、C(O)OR8C(O)NR8R10、またはC≡CR8'であり; Z'はO、NR9、NOR8、NCN、C(−CN2)2、CR8CN、CR8NO2、 CR8C(O)OR8、CR8C(O)NR8R8、C(−CN)NO2、C(−CN)C(O) OR9、またはC(−CN)C(O)NR8R8であり; ZはC(Y')R14、C(O)OR14、C(Y')NR10R14、C(NR10)NR10R14 、CN、C(NOR8)R14、C(O)NR8NR8C(O)R8、C(O)NR8NR10R1 4 、C(NOR14)R8、C(NR8)NR10R14、C(NR14)NR8R8、C(NCN) NR10R14、C(NCN)SR9、(2−、4−もしくは5−イミダゾリル)、(3− 、4−もしくは5−ピラゾリル)、(4−もしくは5−トリアゾリル[1,2,3] )、(3−もしくは5−トリアゾリル[1,2,4])、(5−テトラゾリル)、(2− 、4−もしくは5−オキサゾリル)、(3−、4−もしくは5−イソオキサゾリル )、(3−もしくは5−オキサジアゾリル[1,2,4])、(2−オキサジアゾリル [1,3,4])、(2−チアジアゾリル[1,3,4])、(2−、4−もしくは5− チアゾリル)、(2−、4−もしくは5−オキサゾリジニル)、(2−、4−もしく は5−チアゾリジニル)、または(2−、4−もしくは5−イミダゾリジニル)で あり、ここに、複素環システムのすべてが所望により1回またはそれ以上R14に よって置換されていてもよく; Y'はOまたはS; R7は−(CR4R5)qR12またはC1〜6アルキルであり、ここに、R12またはC1〜6 アルキル基は、所望により1個ないし3個のフッ素、−F、−Br、−Cl 、−NO2、−NR10R11、−C(O)R8、−C(O)OR8、−OR8、−CN、− C(O)NR10R11、−OC(O)NR10R11、−OC(O)R8、 −NR10C(O)NR10R11、−NR10C(O)R11、−NR10C(O)R11、−NR10 C(O)OR9、−NR10C(O)R13、−C(NR10)NR10R11、−C(NCN) NR10R11、−C(NCN)SR9、−NR10C(NCN)SR9、−NR10C(NC N)NR10R11、−NR10S(O)2R9、−S(O)m'R9、−NR10C(O)C(O)N R10R11、−NR10C(O)C(O)R10、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリ ル、ピラゾリル、トリアゾリル、またはテトラゾリルにより置換されていてもよ いC1〜2アルキルによって、所望により1回またはそれ以上置換されていてもよ く; qは0、1または2; R12はC3〜7シクロアルキル、(2−、3−もしくは4−ピリジル)、ピリミジ ニル、ピラゾリル、(1−もしくは2−イミダゾリル)、チアゾリル、トリアゾリ ル、ピロリル、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、フラニル、(2− もしくは3−チエニル)、(4−もしくは5−チアゾリル)、キノリニル、ナフチ ル、またはフェニルであり; R8は水素またはR9; R8'はR8またはフッ素; R9は所望により1個ないし3個のフッ素により置換されていてもよいC1〜4 アルキル; R10はOR8またはR11; R11は水素、または所望により1個ないし3個のフッ素により置換されていて もよいC1〜4アルキルであるか;あるいはR10およびR11がNR10R11となる場 合には、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NもしくはSである少な くとも1個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員環を形成して もよく; R13はオキサゾリジニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、トリアゾ リル、テトラゾリル、イミダゾリル、イミダゾリジニル、チアゾリジニル、イソ オキサゾリル、オキサジアゾリル、またはチアジアゾリルであり、これらの複素 環のそれぞれが炭素原子を介して結合され、さらにそれぞれが未置換であっても よく、あるいは1個または2個のC1〜2アルキル基により置換されていてもよく ; R14は水素またはR7であるか、あるいはR10およびR14がNR10R14となる 場合には、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NもしくはSである少 なくとも1個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員環を形成し てもよいが; ただし、 f)R12がN−ピラゾリル、N−イミダゾリル、N−トリアゾリル、N−ピロ リル、N−ピペラジニル、N−ピペリジニル、またはN−モルホリニルである場 合には、qは1ではないことが条件である] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。 発明の詳細な説明 本発明は、式(I)の新規化合物、および式(I)の化合物および医薬上許容 される担体もしくは希釈剤を含有する医薬組成物に関する。さらに本発明は、P DE IVの酵素活性(あるいは触媒活性)の伝達または阻害を必要とする哺乳 動物においてPDE IVの酵素活性(あるいは触媒活性)を伝達または阻害す る方法であって、PDE IVの酵素活性(あるいは触媒活性)の伝達または阻 害を必要とする哺乳動物に有効量の式(I)の化合物を投与することを特徴とす る方法に関する。 ホスホジエステラーゼIV阻害剤は、喘息、慢性気管支炎、アトピー性皮膚炎 、じんましん、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、春季の結膜炎、好酸性 の肉芽腫、乾癬、リューマチ性関節炎、敗血症によるショック、潰瘍性大腸炎、 クローン病、心筋ならびに脳の再潅流障害、慢性糸球体腎炎、エンドトキシンに よるショックおよび成人の呼吸困難症候群を含む種々のアレルギー性および炎症 性疾患の治療において有用である。さらに、PDE IV阻害剤は、尿崩症[キ ドニー・インターナショナル(Kidney Int.),第37巻:362頁,1990年 ;キドニー・インターナショナル,第35巻:494頁,1989年]および鬱病 ならびに多発性の梗塞性痴呆のごとき中枢神経系疾患の治療において有用である 。 さらに式(I)の化合物は、ウイルスがTNFによる正の調節に感受性がある かまたはインビボにおけるTNF産生を誘導するものである、ウイルス感染の治 療においても有用である。本発明において治療しようとするウイルスは、感染の 結果としてTNFを産生するものであるか、または例えば式(I)のTNF阻害 剤による、直接的もしくは間接的な複製の抑制による阻害に感受性があるもので ある。かかるウイルスは、HIV−1、HIV−2およびHIV−3、サイトメ ガロウイルス(CMV)、インフルエンザ、アデノウイルスおよびヘルペス・ゾ スター(Herpes zoster)ならびにヘルペス・シンプレックス(Herpes simplex )のごときヘルペス群のウイルスを包含するが、これらの限定されない。 本発明は、ヒト・免疫不全ウイルス(HIV)に感染した哺乳動物の治療方法 であって、有効なTNF阻害量の式(I)の化合物をかかる哺乳動物に投与する ことを特徴とする方法に、特に関連している。 式(I)の化合物を、TNF産生の阻害を必要とする、ヒト以外の動物の獣医 学的治療に関連して使用してもよい。動物において治療的または予防的に処置さ れるTNFにより伝達される疾患は上記症状を包含するが、特にウイルス感染を 包含する。かかるウイルスの例は、ネコ・免疫不全ウイルス(FIV)またはウ マ・感染性貧血ウイルス、ヤギ・関節炎ウイルス、ビスナウイルス、マエジウイ ルス(maedi virus)ならびに他のレンチウイルス(lentiviruses)のごとき他 のレトロウイルス感染を包含するが、これらに限定されない。 式(I)の化合物は、酵母および真菌がTNFによる正の調節に感受性がある かまたはインビボにおけるTNF産生を誘導するものである、酵母および真菌に 感染の治療にも有用である。治療に好ましい症状は真菌性髄膜炎である。さらに 、式(I)の化合物を、全身的な酵母および真菌感染のために選択した他の薬剤 と組み合わせて投与してもよい。真菌感染用に選択される薬剤は、ポリミキシン Bのごときポリミキシン類と呼ばれるクラスの化合物、クロトリマゾール、エコ ナゾール、ミコナゾールならびにケトコナゾールのごときイミダゾール類と呼ば れるクラスの化合物、フルコナゾールならびにイトラナゾールのごときトリアゾ ールと呼ばれるクラスの化合物、およびアンフォテリシン類、特に、アンフォテ リ シンBならびにリポソームアンフォテリシンBと呼ばれる化合物を包含するが、 これらに限定されない。 式(I)の化合物と抗真菌剤との同時投与を、化合物が、例えば種々のアンフ ォテリシンBのように当業者によく知られた成分のための好ましいいずれの組成 物中に入れて行ってもよい。式(I)の化合物と抗真菌剤との同時投与は、時間 的な同時投与を意味してもよく、また、実際には別々に薬剤を投与するが連続的 に投与することを意味してもよい。詳細には、式(I)の化合物を、特に全身的 な真菌感染に対してアンフォテリシンB処方とともに投与してもよい。処理する に好ましい生物は、カンジダ生物である。どうよの方法で、式(I)の化合物を 抗ウイルス剤または抗細菌剤と同時投与してもよい。 式(I)の化合物を、処置の必要な哺乳動物に有効量の式(I)の化合物を投 与することにより、抗真菌剤、抗細菌剤もしくは抗ウイルス剤の毒性を抑制およ び/または低下させるために使用してもよい。好ましくは、式(I)の化合物を 、アンフォテリシンクラスの化合物、詳細には、アンフォテリシンBの毒性を抑 制または低下させるために投与する。 式(I)の化合物のR1が1個またはそれ以上のハロゲンにより置換されたアル キルである場合には、好ましくは、ハロゲンはフッ素および塩素であり、より好 ましくは、R1は1個またはそれ以上のフッ素により置換されたC1〜4アルキル である。好ましいハロ置換アルキル鎖の長さは1または2炭素であり、最も好ま しくは、部分−CF3、−CH2F、−CHF2、−CF2CHF2、−CH2CF3 、および−CH2CHF2である。式(I)の化合物の好ましいR1置換基は、CH2 −シクロプロピル、CH2−C5〜6シクロアルキル、C4〜6シクロアルキル、C7 〜11 ポリシクロアルキル、(3−もしくは4−シクロペンテニル)、フェニル、テ トラヒドロフラン−3−イル、所望により1個かそれ以上のフッ素により置換さ れていてもよいベンジルもしくはC1〜2アルキル、−(CH2)1〜3C(O)O(CH2 )0〜2CH3、−(CH2)1〜3O(CH2)0〜2CH3、および−(CH2)2〜4OHで ある。 R1が部分(CR4R5)を含む場合、R4およびR5は独立して水素またはアルキ ルである。このことにより、(CR4R5)nまたは(CR4R5)mのような個々のメチ レン単位の分枝が可能となる。それぞれの繰り返しメチレン単位は他のものとは 独立であり、例えば、nが2である(CR4R5)nが−CH2CH(−CH3)−であ ってよい。繰り返しメチレン単位または分枝炭化水素のそれぞれの水素原子が、 所望により、例えば上記の好ましいR1置換基を生じるように互いに独立したフ ッ素により置換されていてもよい。 R1がC7〜11ポリシクロアルキルである場合、例は、ビシクロ[2.2.1]ヘ プチル、ビシクロ[2.2.2]オクチル、ビシクロ[3.2.1]オクチル、トリ シクロ[5.2.1.02,6]デシル等である。そのさらなる例は、1987年11 月5日公開のサッカマーノ(Saccamano)ら,WO87/06576に記載されてお り、参照により本明細書に取り入れる。 好ましくは、ZはC(O)R8、C(O)OR8、C(O)NR8R8、C(NR8)NR8 R8、CN、C(NOR8)R8、C(O)NR8NR8C(O)R8、C(NCN)NR8R8 、C(NCN)SR9、(1−、4−もしくは5−{R8}−2−イミダゾリル)、( 1−、4−もしくは5−{R8}−3−ピラゾリル)、(1−、2−もしくは5− {R8}−4−トリアゾリル[1,2,3])、(1−、2−、4−もしくは5−{ R8}−3−トリアゾリル[1,2,4])、(1−もしくは2−{R8}−5−テト ラゾリル)、(4−もしくは5−{R8}−2−オキサゾリル)、(3−もしくは4 −{R8}−5−イソオキサゾリル、(3−{R8}−5−オキサジアゾリル[1, 2,4])、(5−{R8}−3−オキサジアゾリル[1,2,4])、(5−{R8} −2−オキサジアゾリル[1,3,4])、(5−{R8}−2−チアジアゾリル[ 1,3,4])、(4−もしくは5−{R8}−2−チアゾリル)、(4−もしくは5 −{R8}−2−オキサゾリジニル)、(4−もしくは5−{R8}−2−チアゾリ ジニル)、(1−、4−もしくは5−{R8}−2−イミダゾリジニル)であり、Z のR8基がR4である化合物が最も好ましい。 好ましくは、X5は水素、所望により1個ないし3個のフッ素により置換され ていてもよいC1〜2アルキル、OR8、CN、C(O)R8、C(O)OR8、 C(O)NR8R8、またはNR8R8である。 式(I)の好ましいX基は、XがYR2でありYが酸素であるものである。式(I )の好ましいX2基は、X2が酸素であるものである。式(I)の好ましいX3基は、 X3が水素であるものである。適当には、好ましいR2基は、所望により1個また はそれ以上のハロゲンにより置換されていてもよいC1〜2アルキルである。好ま しくは、ハロゲン原子はフッ素および塩素であり、より好ましくは、フッ素であ る。より好ましくは、R2基は、R2がメチル、またはフッ素置換アルキル、特に 、−CF3、−CHF2もしくは−CH2CHF2部分のごときC1〜2アルキルであ るものである。−CHF2および−CH3部分が最も好ましい。 好ましいR3部分は、C(O)NH2、C≡CR8、CN、C(Z')H、CH2OH 、CH2F、CF2HおよびCF3である。C≡CHおよびCNがより好ましい。 好ましくは、Z'はOまたはNOR8である。 好ましいR7部分は、所望により置換されていてもよい−(CH2)1〜2(シクロ プロピル)、−(CH2)0〜2(シクロブチル)、−(CH2)0〜2(シクロペンチル)、 −(CH2)0〜2(シクロヘキシル)、−(CH2)0〜2(2−、3−もしくは4−ピリ ジル)、−(CH2)1〜2(2−イミダゾリル)、−(CH2)2(4−モルホリニル)、− (CH2)2(4−ピペラジニル)、−(CH2)1〜2(2−チエニル)、−(CH2)1〜2( 4−チアゾリル)、および−(CH2)0〜2フェニルを包含する。 R10およびR11が窒素原子と一緒になって、部分−NR10R11となり、所望に よりさらに少なくとも1個のO、NまたはSを含んでいてもよい5ないし7員環 を形成する場合、好ましい環は、1−イミダゾリル、2−(R8)−1−イミダゾ リル、1−ピラゾリル、3−(R8)−1−ピラゾリル、1−トリアゾリル、2− トリアゾリル、5−(R8)−1−トリアゾリル、5−(R8)−2−トリアゾリル、 5−(R8)−1−テトラゾリル、5−(R8)−2−テトラゾリル、1−テトラゾリ ル、2−テトラゾリル、モルホリニル、ピペラジニル、4−(R8)−1−ピペラ ジニル、またはピロリル環を包含するが、これらに限定されない。 R10およびR14が窒素原子と一緒になって、部分−NR10R14となり、所望に よりさらに少なくとも1個のO、NまたはSを含んでいてもよい5ないし7員環 を形成する場合、好ましい環は、1−イミダゾリル、1−ピラゾリル、1−トリ アゾリル、2−トリアゾリル、1−テトラゾリル、2−テトラゾリル、モルホリ ニル、ピペラジニル、およびピロリルを包含するが、これらに限定されない。そ れぞれの環が、適切には、本明細書記載の式(I)の部分R7により利用可能な窒 素または炭素上においてさらに置換されていてもよい。かかる炭素置換基の例は 、2−(R7)−1−イミダゾリル、4−(R7)−1−イミダゾリル、5−(R7)− 1−イミダゾリル、3−(R7)−1−ピラゾリル、4−(R7)−1−ピラゾリル、 5−(R7)−1−ピラゾリル、4−(R7)−2−トリアゾリル、5−(R7)−2− トリアゾリル、4−(R7)−1−トリアゾリル、5−(R7)−1−トリアゾリル、 5−(R7)−1−テトラゾリル、および5−(R7)−2−テトラゾリルを包含する が、これらに限定されない。R7による適切な窒素置換基は、1−(R7)−2−テ トラゾリル、2−(R7)−1−テトラゾリル、4−(R7)−1−ピペラジニルを包 含するが、これらに限定されない。適切には、環がR7により1回またはそれ以 上置換されていてもよい。 複素環を含むNR10R14に関して好ましい基は、5−(R14)−1−テトラゾリ ル、2−(R14)−1−イミダゾリル、5−(R14)−2−テトラゾリル、または4 −(R14)−1−ピペラジニルである。 R13に関して好ましい環は、(2−、4−もしくは5−イミダゾリル)、(3− 、4−もしくは5−ピラゾリル)、(4−もしくは5−トリアゾリル[1,2,3] )、(3−もしくは5−トリアゾリル[1,2,4])、(5−テトラゾリル)、(2− 、4−もしくは5−オキサゾリル)、(3−、4−もしくは5−イソオキサゾリル )、(3−もしくは5−オキサジアゾリル[1,2,4])、(2−オキサジアゾリル [1,3,4])、(2−チアジアゾリル[1,3,4])、(2−、4−もしくは5− チアゾリル)、(2−、4−もしくは5−オキサソリジニル)、(2−、4−もしく は5−チアゾリジニル)、または(2−、4−もしくは5−イミダゾリジニル)を 包含する。 R7基が所望によりイミダゾリル、ピラゾニル、トリアゾリル、テトラゾリル 、またはチアゾリルのごとき複素環により置換されている場合には、複素環自体 は 所望により利用可能な窒素または炭素上のR8により置換されていてもよく、例 えば、1−(R8)−2−イミダゾリル、1−(R8)−4−イミダゾリル、1−(R8 )−5−イミダゾリル、1−(R8)−3−ピラゾリル、1−(R8)−4−ピラゾリ ル、1−(R8)−5−ピラゾリル、1−(R8)−4−トリアゾリルもしくは1−( R8)−5−トリアゾリルにより置換されていてもよい。適当ならば、環がR8に より1回またはそれ以上置換されていてもよい。 R1が−CH2−シクロプロピル、−CH2−C5〜6シクロアルキル、テトラヒ ドロフラン−3−イル、(3−もしくは4−シクロペンテニル)、ベンジルまたは 所望により1個またはそれ以上のフッ素により置換されていてもよい−C1〜2ア ルキル、および−(CH2)2〜4OHであり;R2がメチルまたはフルオロ−置換ア ルキルであり、R3がCNまたはC≡CR8であり;XがYR2である式(I)の化 合物が好ましい。 R1が−CH2シクロプロピル、シクロペンチル、メチルまたはCF2Hであり ;R3がCNまたはC≡CHであり;XがYR2;Yが酸素であり;X2が酸素; X3が水素;R2がCF2Hまたはメチルである化合物が最も好ましい。たいてい の場合、シス配置がトランス配置よりも好ましい。しかしながら、置換基のパタ ーンが、これらの化合物の正味の活性に対して、トランス配置をより活性の高い 配置とするある種の様式で影響するかもしれない。多くの場合、シス配置がより 活性であると考えられているが、このことを各化合物について確認しなければな らない。 式(I)の化合物の好ましい亜属は、式(Ia): [式中、R1はCH2−シクロプロピル、CH2−C5〜6シクロアルキル、C4〜6 シクロアルキル、C7〜11ポリシクロアルキル、(3−もしくは4−シクロペンテ ニ ル)、フェニル、テトラヒドロフラン−3−イル、所望により1個かそれ以上の フッ素により置換されていてもよいベンジルもしくはC1〜2アルキル、−(CH2 )1〜3C(O)O(CH2)0〜2CH3、−(CH2)1〜3O(CH2)0〜2CH3、および− (CH2)2〜4OHであり; XはYR2、ハロゲン、ニトロ、NR4R5またはホルミルアミンであり; X4は であり; X5はH、R9、OR8、CN、C(O)R8、C(O)OR8、C(O)NR8R8また はNR8R8であり; YはOまたはS(O)m'; m’は0、1または2; R2は、所望により1個またはそれ以上のハロゲンにより置換されていてもよ い−CH3または−CH2CH3であり; R3は水素、C1〜4アルキル、CH2NHC(O)C(O)NH2、ハロ−置換C1〜 4 アルキル、CN、CH2OR8、C(Z')H、C(O)OR8、C(O)NR8R10また はC≡CR8であり; Z'はOまたはNOR8; ZはC(O)R14、C(O)OR14、C(O)NR10R14、C(NR10)NR10R14、 CN、C(NOR8)R14、C(O)NR8NR8C(O)R8、C(O)NR8NR10R14 、C(NOR14)R8、C(NR8)NR10R14、C(NR14)NR8R8、C(NCN)N R10R14、C(NCN)SR9、(1−、4−もしくは5−{R14}−2−イミダゾ リル)、(1−、4−もしくは5−{R14}−3−ピラゾリル)、 (1−、2−もしくは5−{R14}−4−トリアゾリル[1,2,3])、(1−、 2−、4−もしくは5−{R14}−3−トリアゾリル[1,2,4])、(1−もし くは2−{R14}−5−テトラゾリル)、(4−もしくは5−{R14}−2−オキ サゾリル)、(3−もしくは4−{R14}−5−イソオキサゾリル、(3−{R14 }−5−オキサジアゾリル[1,2,4])、(5−{R14}−3−オキサジアゾリ ル[1,2,4])、(5−{R14}−2−オキサジアゾリル[1,3,4])、(5− {R14}−2−チアジアゾリル[1,3,4])、(4−もしくは5−{R14}−2 −チアゾリル)、(4−もしくは5−{R14}−2−オキサゾリジニル)、(4−も しくは5−{R14}−2−チアゾリジニル)、(1−、4−もしくは5−{R14} −2−イミダゾリジニル) R7は−(CR4R5)qR12またはC1〜6アルキルであり、ここに、R12またはC1〜6 アルキル基は、所望により1個ないし3個のフッ素、−F、−Br、一Cl 、−NO2、−NR10R11、−C(O)R8、−C(O)OR8、−OR8、−CN、− C(O)NR10R11、−OC(O)NR10R11、−OC(O)R8、−NR10C(O)N R10R11、−NR10C(O)R11、−NR10C(O)OR9、−NR10C(O)R13、 −C(NR10)NR10R11、−C(NCN)NR10R11、−C(NCN)SR9、−N R10C(NCN)SR9、−NR10C(NCN)NR10R11、−NR10S(O)2R9、 −S(O)m'R9、−NR10C(O)C(O)NR10R11、−NR10C(O)C(O)R10 、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、また はテトラゾリルにより置換されていてもよいC1〜2アルキルによって所望により 1回またはそれ以上置換されていてもよく; qは0、1または2; R12はC3〜7シクロアルキル、(2−、3−もしくは4−ピリジル)、(1−も しくは2−イミダゾリル)、ピペラジニル、モルホリニル、(2−もしくは3−チ エニル)、(4−もしくは5−チアゾリル)、またはフェニルであり; R8は独立して水素またはR9から選択され; R9は所望により1個ないし3個のフッ素により置換されていてもよいC1〜4 アルキル; R10はOR8またはR11; R11は水素、または所望により1個ないし3個のフッ素により置換されていて もよいC1〜4アルキルであるか;あるいはR10およびR11がNR10R11となる場 合には、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NもしくはSである少な くとも1個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員環を形成して もよく; R13はオキサゾリジニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、トリアゾ リル、テトラゾリル、イミダゾリル、イミダゾリジニル、チアゾリジニル、イソ オキサゾリル、オキサジアゾリル、またはチアジアゾリルであり、これらの複素 環のそれぞれが炭素原子を介して結合され、さらにそれぞれが未置換であっても よく、あるいは1個または2個のC1〜2アルキル基により置換されていてもよく ; R14は水素またはR7であるか、あるいはR10およびR14がNR10R14となる 場合には、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NもしくはSである少 なくとも1個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員環を形成し てもよいが; ただし、 a)R12がN−イミダゾリル、N−トリアゾリル、N−ピロリル、N−ピペラ ジニル、またはN−モルホリニルである場合には、qは1ではないことが条件で ある] で示される化合物のグループまたはその医薬上許容される塩である。 例示された式(I)の化合物は: 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シ クロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル;,SB212179 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シ クロヘクス−1−エン−1−カルボン酸エチル;,SB 5−シアノ−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル;,SB211572 5−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−5−シアノシクロヘクス −1−エン−1−カルボン酸メチル;,SB シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル;,SB210667 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸]エチル;,SB211600 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル;,SB212066 シス−[3−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−3−シアノシク ロヘキサン−1−カルボン酸]メチル;,SB シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸];,SB210984 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−カルボン酸];SB212510 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド];SB211529 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−N−メチルカルボキシアミド];SB213021 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−N,N−ジメチルカルボキシアミド];SB212 697 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−{N−(4−ブロモベンジル)カルボキシアミド}] ;SB212698 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド];SB214236 シス−[3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)−1, 3−ジシアノ−シクロヘキサン];SB212188 シス−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)− 1,3−ジシアノシクロヘキサン];SB213832 シス−{3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−1−(3−メチル[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)シクロヘ キサン};SB213826 シス−{3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)−1−(3−メチル[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)シクロヘキ サン};SB214243 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシ フェニル)−シクロヘキサン−1−カルボキシレート];SB213677 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフ ェニル)−シクロヘキサン−1−カルボキシレート];SB213951 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシ フェニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸];SB213731 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフ ェニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸];,SB213921 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシ フェニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド];SB213835 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフ ェニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド];SB213921 トランス−[3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)− 1,3−ジシアノシクロヘキサン];SB213920 トランス−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−1 ,3−ジシアノシクロヘキサン];SB214241;および、 トランス−{3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシフェニル)−1− (3−メチル[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)シクロヘキサン};, SB214242 3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル 5−シアノ−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1 −エン−1,3−ジカルボニトリル;ならびに、 5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1 −エン−1,5−ジカルボニトリル である。 式(I)のいくつかの化合物は、ラセミ体および光学的に活性な形態の両方で 存在しうる。いくつかのものは、別々の物理的および生物学的特性を有する別々 のジアステレオマー形態としても存在しうる。これらの化合物のすべてが本発明 の範囲内であると考えられる。それゆえ、本発明のもう1つの態様は、ラセミ化 合物、単一のエナンチオマー形態、単一のジアステレオマー形態、またはその混 合物のいずれかの投与である。 シスおよびトランスという用語は、シクロヘキサン環のC−3位のR3基に対 するC−1位における立体化学を意味する。 用語「C1〜3アルキル]、「C1〜4アルキル」、「C1〜6アルキル」または「 アルキル」は、鎖長が限定されない場合には、メチル、エチル、n−プロピル、 イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル等をはじ めとする1ないし10個の炭素の直鎖または分枝鎖基の両方を包含するが、これ らに限らない。「アルケニル」は、鎖長が限定されない場合には、ビニル、1− プロペニル、2−プロペニル、2−プロピニルまたは3−メチル−2−プロペニ ルをはじめとする1〜6個の炭素の長さの直鎖および分枝鎖基の両方を包含する が、これらに限らない。「シクロアルキル」または「シクロアルキルアルキル」 は、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、シクロペンチルまたはシクロヘキ シルのごとき3〜7個の炭素原子の基を包含する。「アリール」または「アラル キル」は、断らない限り、フェニル、ベンジル、フェネチルまたはナフチルのご とき6ないし10個の炭素原子の芳香族環または環システムを意味する。好まし くは、アリールは単環式、すなわち、フェニルである。アルキル鎖は、1ないし 4個の 炭素原子の直鎖または分枝鎖両方の基を包含する。本明細書に用いる「ヘテロア リール」は、イミダゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ポリミジ ル、ピラゾリル、ピロリル、フラニルまたはチエニルのごとき、1個またはそれ 以上のヘテロ原子を含む芳香族環システムを意味する。本明細書に用いる「ハロ 」は、すべてのハロゲン、すなわち、クロロ、フルオロ、ブロモまたはヨードを 意味する。 「IL−1産生の阻害」または「TNF産生の阻害」なる語句は: a)ヒトにおいて、単球もしくはマクロファージ(これらに限定しない)をは じめとするすべての細胞によるインビボでのIL−1放出の阻害により、インビ ボでの過剰なIL−1またはTHFのレベルそれぞれを正常レベルもしくは正常 レベル以下に低下させること; b)ヒトにおいて、インビボでの過剰なIL−1またはTHFのレベルそれぞ れを正常レベルもしくは正常レベル以下に低下させる、翻訳もしくは転写レベル での負の調節;あるいは c)翻訳前にIL−1またはTNFの直接合成を阻害することによりレベルを 低下させる負の調節 を意味する。 「TNFにより伝達される疾患または病状」は、TNF自体の産生、またはT NFがIL−1もしくはIL−6のごとき(これらに限定しない)他のサイトカ インを放出させることのいずれかにより、TNFが役割を果たすいずれかのおよ びすべての症状を意味する。それゆえ、例えばIL−1が主な要因であり、その 産生もしくは作用がTNFに応答して行われ分泌される病状は、TNFにより伝 達される病状と考えられよう。TNF−β(リンホトキシンとしても知られる) はTNF−α(カケクチンとしても知られる)と構造的に密接な相同性を有し、 それぞれが同様の生物学的応答を誘導し同じ細胞受容体に結合するので、TNF −αおよびTNF−βはともに本発明化合物により阻害され、よって、本明細書 では、特に断らない限り、ひとまとめにして「TNF」という。好ましくは、T NF−αが阻害される。 「サイトカイン」は、細胞機能に影響するすべての分泌ペプチドを意味し、免 疫、炎症または増結応答における細胞間の相互作用を変化させる分子である。サ イトカインは、どの細胞がそれを産生するかに関係なく、モノカインおよびリン ホカインを包含するが、これらに限定しない。例えば、一般的には、モノカイン は、マクロファージおよび/または単球のごとき単核細胞により産生され分泌さ れるといわれているが、天然のキラー細胞、線維芽細胞、好塩基球、好中球、内 皮細胞、脳アストログリア、骨髄幹細胞、上皮角質細胞およびBリンパ球のごと き多くの他の細胞がモノカインを産生する。一般的に、リンホカインはリンパ球 細胞により産生されるといわれている。本発明サイトカインの例は、インターロ イキン−1(IL−1)、インターロイキン6(IL−6)、インターロイキン 8(IL−8)、腫瘍壊死因子−アルファ(TNF−α)および腫瘍壊死因子− ベータ(TNF−β)を包含するが、これらに限定しない。 HIV感染したヒトの治療に使用する本発明により阻害されるサイトカインは 、(a)T細胞の活性化ならびに/もしくは活性化T細胞により伝達されるHI V遺伝子の発現ならびに/もしくは複製の開始ならびに/もしくは維持、および /または(b)悪液質もしくは筋肉の退化のごときすべてのサイトカインにより 伝達される障害に関係した問題に関連しているものである。好ましくは、このサ イトカインはTNF−αである。 すべての式(I)の化合物は、好ましくは、阻害を必要とするヒトを含む哺乳 動物におけるマクロファージ、単球またはマクロファージならびに単球によるT NF産生の阻害方法において有用である。すべての式(I)の化合物は、PDE IVの酵素活性もしくは触媒活性の阻害もしくは伝達方法、およびそれにより伝 達される症状の治療において有用である。 合成方法 式(I)の化合物の合成は、下記実施例に概説された方法にしたがって、当業 者により行われうる。例えば、式(2): [式中、m'が0、1もしくは2である場合には、XまたはX3はBr、I、NO2 、アミノもしくはS(O)m'R2以外であり、R1は式(I)に関して定義された R1であるかまたはR1に変換可能な基であり、X、X2およびX3は式(I)に関 して定義されたX、X2およびX3であるかまたはX、X2およびX3に変換可能な 基であり、R3は式(I)に関して定義されたR3であるかまたはR3に変換可能 な基であり、R16はアルキル、フェニルまたはベンジル基を意味する] で示される化合物を、ジクロロメタンのごとき適当な溶媒中、束縛されたアミン 塩基のごとき適当な塩基の存在下で、例えば無水トリフルオロメタンスルホン酸 と反応させて式(3): [式中、m'が0、1もしくは2である場合には、XまたはX3はBr、I、NO2 、アミノもしくはS(O)m'R2以外であり、R1は式(I)に関して定義された R1であるかまたはR1に変換可能な基であり、X、X2およびX3は式(I)に関 して定義されたX、X2およびX3であるかまたはX、X2およびX3に変換可能な 基であり、R3は式(I)に関して定義されたR3であるかまたはR3に変換可能 な基であり、R16はアルキル、フェニルまたはベンジル基を意味する] で示される化合物を得る。適当な条件下でのパラジウムにより触媒されるかかる 式(3)の化合物の還元により、式(I)の化合物の部分集合である式(4): [式中、m'が0、1もしくは2である場合には、XまたはX3はBr、I、NO2 、アミノもしくはS(O)m'R2以外であり、R1は式(I)に関して定義された R1であるかまたはR1に変換可能な基であり、X、X2およびX3は式(I)に関 して定義されたX、X2およびX3であるかまたはX、X2およびX3に変換可能な 基であり、R3は式(I)に関して定義されたR3であるかまたはR3に変換可能 な基であり、R16はアルキル、フェニルまたはベンジル基を意味する] で示される化合物が得られる。当該分野においてよく知られた標準的方法によっ て[必要ならば、適切な操作(保護/脱保護)を化学的に感受性のあるすべての 官能基に対して行って]、m'が0、1もしくは2である場合には、XまたはX3 がBr、I、NO2、アミノもしくはS(O)m'R2以外であり、二重結合が存在し 、ZがCOOR16である式(I)のかかる化合物を、m'が0、1もしくは2で ある場合には、XまたはX3がBr、I、NO2、アミノもしくはS(O)m'R2以 外であり、二重結合が存在する他の式(I)の化合物に変換して対応するエステ ル、アミド、ニトリル、オキサゾリジノン等、m'が0、1もしくは2である場 合にはXまたはX3がBr、I、NO2、アミノもしくはS(O)m'R2以外であり 二重結合が存在する式(I)の化合物のZ基を得ることができる。次いで、別法 として、式中、m'が0、1もしくは2である場合には、XまたはX3がBr、I 、NO2、アミノもしくはS(O)m'R2以外であり、R1が式(I)に関して定義 されたR1であるかまたはR1に変換可能な基であり、X、X2およびX3が式(I )に関して定義されたX、X2およびX3であるかまたはX、X2およびX3に変換 可能な基であり、R3が式(I)に関して定義されたR3であるかまたはR3に変 換可能な基であり、R16がアルキル、フェニルまたはベンジル基である式(I) のかかる化合物を、例えば触媒による水素化により還元して、m'が0、1もし くは2である場合には、XまたはX3がBr、I、NO2、アミノもしくはS(O)m 'R2以外であり、二重結合が存在しない式(I)の化合物としてもよい。m'が 0、1もしくは2である場合には、XまたはX3がBr、I、NO2、アミノもし くはS(O)m'R2以外であり、二重結合が存在せず、R1が式(I)に関して定義 されたR1であるかまたはR1に変換可能な基であり、X、X2およびX3が 式(I)に関して定義されたX、X2およびX3であるかまたはX、X2およびX3 に変換可能な基であり、R3が式(I)に関して定義されたR3であるかまたはR3 に変換可能な基であり、R16がアルキル、フェニルまたはベンジル基である式 (I)のかかる化合物のZ基の他のZ基への機能変換を、当該分野においてよく 知られた標準的方法[必要ならば、適切な操作(保護/脱保護)を化学的に感受 性のあるすべての官能基に対して行って]により行うことができる。例えば、R3 が例えばC(=Z')Hである式(I)のいくつかの化合物の合成は、=Z'が ジメチルアセタールまたはジオキソランのごときアルデヒド保護基である式(2) の化合物から類似の様式で進行し、次いで、当業者に知られた標準的方法による アルデヒド脱保護および続きの操作を行って式(I)の残りの化合物を得る。同 様に、m'が0、1もしくは2である場合には、XまたはX3がBr、I、NO2 、アミノもしくはS(O)m'R2以外であり、二重結合が存在せず、R1が式(I) に関して定義されたR1であるかまたはR1に変換可能な基であり、X、X2およ びX3が式(I)に関して定義されたX、X2およびX3であるかまたはX、X2お よびX3に変換可能な基であり、R3が式(I)に関して定義されたR3であるか またはR3に変換可能な基であり、R16がアルキル、フェニルまたはベンジル基 であり、R3とZ基がシスである式(I)の化合物の、R3とZ基がトランスであ る異性体への異性体化を、反応力学的または熱力学的な脱プロトン化条件下で、 当該分野においてよく知られた標準的方法[必要ならば、適切な操作(保護/脱 保護)を化学的に感受性のあるすべての官能基に対して行って]により行うこと ができる。 別法として、m'が0、1もしくは2である場合には、XまたはX3がBr、I 、NO2、アミノもしくはS(O)m'R2以外である式(I)の化合物を、上記と同 様の反応順序ではあるが、式(5): [式中、m'が0、1もしくは2である場合には、XまたはX3はBr、I、NO2 、アミノもしくはS(O)m'R2以外であり、R1は式(I)に関して定義された R1であるかまたはR1に変換可能な基であり、X、X2およびX3は式(I)に関 して定義されたX、X2およびX3であるかまたはX、X2およびX3に変換可能な 基であり、R3は式(I)に関して定義されたR3であるかまたはR3に変換可能 な基であり、Zは式(I)に関して定義されたZであるかまたはZに変換可能な 基を意味する] で示される化合物から出発することにより合成してもよい。 記載しなかった式(I)の残りの化合物のすべてものを、以下のa)〜d)か らなる明細書に開示された同様の方法により、必要ならば適切な操作(保護/脱 保護)を化学的に感受性のあるすべての官能基に対して行って合成することがで きる。 a)アミン官能基から保護基を除去することにより得られるXまたはX3がN H2である化合物をホルミル化することにより、XまたはX3がホルミルアミンで ある式(I)の化合物を最終工程において得てもよい。かかる保護基は当業者に よく知られている。グリーン,ティー(Greene,T.)およびウッツ,ピー・ジー・ エム(Wuts,P.G.M.),プロテクティング・グループス・イン・オーガニック・シ ンセシス(Protecting Groups in Organic Synthesis)第2版,ジョン・ウィリ ー・アンド・サンズ,ニューヨーク(John Wiley and Sons,NewYork)(1991 年)参照。 b)XまたはX3がBr、IまたはSR2である式(I)の化合物を、同様に保 護されたアミンから、アミンのジアゾ化およびジアゾニウム置換により得てもよ い。 c)XまたはX3がNO2である式(I)の化合物を、同様に保護されたアミン から、アミンをニトロ基に酸化することにより得てもよい。 d)まず、酸化されていない他のすべての酸化可能な基を保護し、次いで、当 業者によく知られた条件下でSR2部分を酸化し、次いで、先に保護しておいた 基を脱保護することにより、m'が1または2である場合にYがS(O)m'である 式(I)の化合物を、YがSである式(I)の化合物から合成してもよい。 PCT出願PCT/US93/02230、およびその先の出願であるPCT /US93/01046、1992年10月30日出願のUSSN07/968 806ならびに1992年4月2日出願のUSSN07/862114に記載さ れた同時係属出願;および1993年3月12日出願のPCT出願PCT/US 93/10325ならびに優先権を主張されているその先のケースに記載された 方法により、式(2)および(5)の化合物を順に合成してもよい。 別法として、式(6): [式中、R1は式(I)に関して定義されたR1であるかまたはR1に変換可能な 基であり、X、X2およびX3は式(I)に関して定義されたX、X2およびX3で あるかまたはX、X2およびX3に変換可能な基であり、R2およびR3は式(I) に関して定義されたR2およびR3であるかまたはR2およびR3に変換可能な基で あり、ここに、M'が0、1または2でありR3がC(=Z')Hである場合にXま たはX3はBr、I、NO2、アミノ、もしくはS(O)m'R2以外である] で示される化合物を、反応性のない溶媒中で適当な塩基と反応させ、次いで、L が脱離基であるLS(O)2CF3のごとき適当なアシル化剤と反応させて式(7): [式中、ZはS(O)2CF3でありR3はC(=Z')H以外] で示される化合物を得る。次いで、式(7)のかかる化合物の金属触媒カルボキ シメチル化により、ZがCOOR16である式(I)の化合物を得、これを上記の ごとく式(I)の他の化合物に変換してもよい。R3がC(=Z')Hである式(I )のかかる化合物の合成は、=Z'がジメチルアセタールまたはジオキサンのご ときアルデヒド保護基である式(6)の化合物から、類似の様式で進行し、次い で、反応順序の最後においてアルデヒドへの脱保護を行い、当業者に知られた標 準的方法による引き続きの操作を行って、Z'がO以外の式(I)の残りの化合 物を得る。 1993年10月1日出願の同時係属出願USSN08/130215(P5 0199)記載の方法により式(6)の化合物を順に合成してもよい。 式(I)の化合物が、別々の物理的および生物学的特性を有する2種の別々の ジアステレオマー形態で存在してもよいことが認識されよう。かかる異性体を標 準的なクロマトグラフィー法により分離してもよい。 以下の実施例および方法は、いかにして本発明を実施し、利用するのかを説明 するために提供される。これらの材料は本発明を何ら限定するものではなく、発 明者が有する権利を決定するために本明細書添付の請求の範囲を参照されたい。 実施例 実施例1 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル,SB212179の合成 経路A 1a) 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−2−(トリフルオロメチルスルホナート)−シクロヘクス−1−エン− 1−カルボン酸メチル 室温かつアルゴン下のジクロロメタン(165ミリリットル(以下mL))中 の2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルピリジン(10.3グラム(以下g) ,50.2ミリモル(以下mmol))および無水トリフルオロメタンスルホン 酸(7.07mL,41.8mmol)からなる溶液に、ジクロロメタン(160 mL)中の2−カルボメトキシ−4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキ シ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オン(12g,33.6mmo l)の溶液を0.5時間(以下h)かけて添加した。得られた混合物を一晩撹拌 し、次いで、半分の体積まで濃縮した。エーテルを添加し、濾過により塩を除去 し、濾液を減圧濃縮した。3:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離するフラッシュ クロマトグラフィーによる精製により黄色油状物質(14.7g,89%)を得た 。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.0(dd,J=8.5および2H z,1H),6.95(d,J=2Hz,1H),6.90(d,J=8.5Hz,1 H),3.85(m,8H),3.10(ABシステム,J=15Hz,2H),2. 88(m,1H),2.56(m,1H),2.33(m,1H),1.35(m,1 H),0.67(dt,J=7および7Hz,2H)。 1b) 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル N,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)中の5−シアノ−5−(3−シク ロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)−2−(トリフルオロメチルスル ホナート)−シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル(0.34g,0. 69mmol)、トリフェニルホスフィン(7.2mg,0.03mmol)、酢 酸パラジウム(3mg,0.013mmol)およびトリブチルアミン(0.49 mL,2.06mmol)の混合物に、ギ酸(0.054mL,1.37mmol) を滴下した。得られた混合物をアルゴン下、60℃で1h加熱した。混合物を2 N塩酸中に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出した。有機抽出物を2N塩酸で2回洗浄 し、次いで、重炭酸ナトリウムで1回洗浄し、さらにブラインで1回洗浄し、蒸 発させた。4:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフ ィーによる精製により油状物質を得た。元素分析(C20H23NO4・3/4H2O として)計算値:C 67.68,H 6.96,N 3.95;実測値:C 67. 50,H 6.78,N 3.80。 経路B: 1c) 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘ クス−2−エン−1−オン n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M,15.5mL,38.9mmol)を 、アルゴン下の−78℃の乾テトラヒドロフラン(100mL)中の3−シクロ ペンチルオキシ−4−メトキシブロモベンゼン(10g,37mmol)の溶液 に30分かけて滴下した。1.5時間後、溶液を、アルゴン下の0℃の乾テトラ ヒドロフラン(50mL)中の3−メトキシシクロヘクス−2−エノン(4.6 2g,37.4mmol,ピアーソン,エイ・ジェイ(Pearson,A.J.)、リチャーズ ,アイ・シー(Richards,I.C.)、ガードナー,ディー・ブイ(Gardner,D.V.),ジ ャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.Org.Chem.)1984年,第4 9巻,3887〜3891頁のごとく調製)の溶液中に導入した。室温に2時間 置いた後、エーテルおよび水の混合物を添加し、水層をエーテルで2回以上抽出 し、合わせた抽出物を水、次いで、ブラインで洗浄し、乾燥(硫酸マグネシウム )し、蒸発させた。エーテル/ヘキサンからうすく灰色がかった白色固体(7. 33g,68%)を得た。1:3 酢酸エチル/ヘキサンで溶離するフラッシュ クロマトグラフィーにより母液のさらなる精製をした後、エーテル/ヘキサンか ら白色固体(1.59g,7%)を得た。融点89〜90℃;元素分析(C18H22 O3・1/8H2Oとして)計算値:C 74.91,H 7.77;実測値:C 74.96,H 7.76。 1d) 3−シアノ−3−(シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル) シクロヘキサン−1−オン 室温のアルゴン下の乾トルエン(45mL)中の3−(3−シクロペンチルオ キシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−2−エン−1−オン(1.46g, 5.10mmol)の溶液に、ジエチルアルミニウムシアニド(トルエン中1.0 M溶液,15.5mL,15.5mmol)。6時間後、水酸化ナトリウム(2N, 75mL,150mmol)で反応を注意深く停止し、塩化メチレンで3回抽出 し、抽出物を乾燥(硫酸マグネシウム)し、蒸発させた。1:4酢酸エチル/ヘ キサンで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより、うす黄色固体(1.2 0g,75%)を得た。融点110〜111℃。 元素分析(C19H23NO3・1/8H2Oとして)計算値:C 72.30,H 7 .42,N 4.44;実測値:C 72.24,H 7.45,N 4.58。 1e) 3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチルおよび5−シアノ−5−( 3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1−エン− 1−カルボン酸メチル メタノール(300mL)中の3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ −4−メトキシフェニル)−シクロヘクス−1−エン−1−イル−トリフルオロ メタンスルホンアミドおよび5−シアノ−5−(3−シクロペンチルオキシ−4 −メトキシフェニル)−シクロヘクス−1−エン−1−イル−トリフルオロメタ ンスルホンアミド(15.9g,35.7mmol)、トリフェニルホスフィン(1 .87g,7.14mmol)、酢酸パラジウム(400mg,1.79mmol)お よびトリブチルアミン(25.5mL,107mmol)からなる混合物を一酸化 素で飽和し、次いで、一酸化炭素バルーン下で4日間撹拌した。溶媒を蒸発させ 、残渣を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出し、乾燥(硫酸マグネシウム) させ、蒸発させた。85:15 ヘキサン/酢酸エチルで溶離するフラッシュク ロマトグラフィーによる精製により白色のロウ状物質(6.21g,51%,Rf =0.36(2:8 酢酸エチル/ヘキサン))を得た。さらに異性体:3−シ アノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス −1−エン−1−カルボン酸メチルも、無色油状物質として単離した(5.01g ,39%,Rf=0.43(2:8 酢酸エチル:ヘキサン))。 1f) シス−[3−シアノ−3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ −4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸] メタノール(50mL)中の5−シアノ−5−(3−シクロペンチルオキシ− 4−メトキシフェニル)−シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル(6 .21g,17.5mmol)の溶液に、活性炭上10%パラジウム(0.60g) を添加し、得られた混合物を50psiで5時間水素化した。混合物をセラ イトRのパッドで濾過し、固体をジクロロメタンで洗浄し、濾液を減圧濃縮した 。85:15 ヘキサン:酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィー による精製によりシス−[3−シアノ−3−シアノ−3−(3−シクロペンチル オキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]を無色油状 物質として得た(5.60g,90%)。 別法として、メタノール(10mL)中の3−シアノ−3−(3−シクロペン チルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸 メチル(0.10g,0.28mmol)の溶液に、活性炭上10%パラジウム(0 .05g)を添加し、得られた混合物を50psiで6時間水素化した。混合物を セライトRのパッドで濾過し、固体をジクロロメタンで洗浄し、濾液を減圧濃縮 した。9:1 ヘキサン:酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィー による精製によりシス−[3−シアノ−3−シアノ−3−(3−シクロペンチル オキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]を無色油状 物質として得た(0.04g,43%)。さらに反応しなかった出発物質も単離し た(0.04g,42%)。 実施例2 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘクス−1−エン−1−カルボン酸エチル,SBの合成 2−カルボメトキシ−4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4− メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オンのかわりに2−カルボエトキシ− 4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘキサン−1−オンを用いる以外は、実施例1(a)〜1(b)の方法にした がって、標記化合物を油状物質として合成した(0.57g,95%)。 実施例3 5−シアノ−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロ ヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル,SB211572の合成 2−カルボメトキシ−4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4− メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オンのかわりに2−カルボメトキシ− 4−シアノ−4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロ ヘキサン−1−オンを用いる以外は、実施例1(a)〜1(b)の方法にしたが って、標記化合物を白色固体として合成した(0.23g,54%)。融点68〜 71℃。元素分析(C21H25NO4・1/2H2Oとして)計算値:C 69.4 0,H 6.93,N 3.85;実測値:C 69.48,H 7.33,N 3.6 9。 実施例4 5−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−5−シアノシクロヘクス− 1−エン−1−カルボン酸メチル,SBの合成 2−カルボメトキシ−4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4− メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オンのかわりに2−カルボメトキシ− 4−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−4−シアノシクロヘキサン −1−オンを用いる以外は、実施例1(a)〜1(b)の方法にしたがって、標 記化合物を合成した(0.10g,51%)。1H NMR(400MHz,CDC l3)δ7.41(dd,J=8.5および2Hz,1H),7.38(d,J=2H z,1H),7.32(d,J=8.5Hz,1H),7.17(m,1H),6.56 (t,J=73Hz,1H),6.55(t,J=73Hz,1H),3.78(s, 3H),2.86(ABシステム,J=18Hz,2H),2.70(m,1H), 2.52(m,1H),2.24(m,1H),2.04(m,1H)。 実施例5 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニ ル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル,SB210667の合成 メタノール(10mL)中の5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ −4−メトキシフェニル)−シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル(0 . 4g,1.17mmol)の溶液に、活性炭上パラジウム(0.15g)を添加し、 得られた混合物を50psiで3時間水素化した。混合物をセライトRのパッド で濾過し、固体をジクロロメタンで洗浄し、濾液を減圧濃縮した。3:1のヘキ サン/酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによる精製により無 色油状物質(0.27g,67%)を得た。元素分析(C20H25NO4として)計 算値:C 69.95,H 7.34,N 4.08;実測値:C 69.74,H 7.17,N 4.06. 実施例6 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニ ル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸]エチル,SB211600の合成 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)− シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチルのかわりに5−シアノ−5−( 3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)−シクロヘクス−1−エ ン−1−カルボン酸エチルを用いる以外は、実施例5の方法にしたがって、標記 化合物を合成した(0.43g,75%)。元素分析(C21H27NO4・1/8H2 Oとして)計算値:C 70.12,H 7.64,N 3.89;実測値:C 7 0.11,H 7.58,N 4.23。 実施例7 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル )シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル,SB212066の合成 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)− シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチルのかわりに5−シアノ−5−( 3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1−エン− 1−カルボン酸メチルを用いる以外は、実施例5の方法にしたがい、標記化合物 を油状物質として合成した(0.1g,67%)。元素分析(C21H27NO4・1 /2H2Oとして)計算値:C 68.83,H 7.70,N 3.82;実測値: C 68.83,H 7.49,N 3.63。 実施例8 シス−[3−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−3−シアノシクロ ヘキサン−1−カルボン酸]メチル,SBの合成 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)− シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチルのかわりに5−シアノ−5−( 3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)シクロヘクス−1−エン−1−カル ボン酸メチルを用いる以外は、実施例5の方法にしたがい、標記化合物を合成し た。 実施例9 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]の合成および1R,3S−ならびに1S, 3R−エナンチオマーの分離,SB210984 メタノール(5.8mL)中のシス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピ ルメトキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル (0.2g,0.58mmol)の溶液に、水(3.4mL)中の水酸化カリウム( 01098g,1.5mmol)溶液を添加した。得られた混合物を室温で一晩撹 拌し、次いで、酸性の水中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。抽出物を乾燥( 硫酸マグネシウム)し、減圧濃縮した。5%メタノール/クロロホルムで溶離す るフラッシュクロマトグラフィーによる精製により泡状物質(0.16g,84% )を得た。元素分析(C19H23NO4・1/8H2Oとして)計算値:C 68. 81,H 7.07,N 4.22;実測値:C 68.81,H 7.17,N 4. 26。21.2x250mmのChiralpak ADカラムを用いる調製用 HPLC条件を用いて、シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキ シ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]のキラル分離を 行った。85:15:0.2 ヘキサン:イソプロパノール/水の移動相 を10mL/分の流速で流し、0.1g/10mLを室温で注入した。溶出物の 紫外部検出には294nmを用いた。保持時間は、1R,3S−異性体について 26.3分、1S,3R−異性体について34.2分であった。 実施例10 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル )シクロヘキサン−1−カルボン酸],SB212510の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチルのかわりにシス−[3−シアノ −3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン− 1−カルボン酸]メチルを用い、5:5:2 テトラヒドロフラン/メタノール /水の溶媒混合物を用いる以外は、実施例9の方法にしたがい、標記化合物を白 色固体として得た(0.02g,78%)。融点48〜50℃;元素分析(C20H25 NO4・5/4H2Oとして)計算値:C 66.05,H 7.55,N 3.8 5;実測値:C 65.98,H 7.71,N 4.21。 実施例11 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド],SB211529の合成 室温のアルゴン下の1,2−ジメトキシエタン(3.2mL)中のシス−[3− シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)−シクロ ヘキサン−1−カルボン酸](0.1g,0.3mmol)およびN−メチルモル ホリン(0.04mL,0.36mmol)からなる溶液を、クロロギ酸イソブチ ル(0.045mL,0.35mmol)で処理した。15分後、濃アンモニア水 (6滴)を添加し、混合物をさらに0.5時間撹拌した。混合物をジクロロメタ ンおよび5%重炭酸ナトリウム水溶液間に分配し、3回抽出し、有機抽出物を乾 燥(炭酸カリウム)し、溶媒を蒸発させた。5%メタノール/クロロホルムで溶 離するフラッシュクロマトグラフィーによる精製により、泡状物質(0.05g, 51%)を得た。この物質を同様のスケールで行った反応生成物と一緒にし、再 クロマトグラフィーを行った。元素分析(C19H24N2O3・1/2H2Oとして )計算値:C 67.63,H 7.47,N 8.30;実測値:C 67.59, H 7.28,N 8.04。 実施例12 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−N−メチルカルボキシアミド],SB213021の 合成 アンモニア水のかわりに塩酸メチルアミンを用い、4倍過剰のN−メチルモル ホリンを用いる以外は、実施例11の方法にしたがい、標記化合物を泡状物質と して合成した。元素分析(C20H26N2O3・1/2H2Oとして)計算値:C 68.35,H 7.74,N 7.97;実測値:C 68.27,H 7.78,N 7.91。 実施例13 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−N,N−ジメチルカルボキシアミド] SB2126 97の合成 アンモニア水のかわりに塩酸ジメチルアミンを用いる以外は、実施例11の方 法にしたがい、標記化合物を白色固体として合成した。融点105℃元素分析( C21H28N2O3・1/4H2Oとして)計算値:C 69.98,H 7.96,N 7.76;実測値:C 69.72,H 7,78,N 7.74。 実施例14 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−{N−(4−ブロモベンジル)カルボキシアミド}] SB212698の合成 アンモニア水のかわりに塩酸4−ブロモベンジルアミンを用い、4倍過剰のN −メチルモルホリンを用いる以外は、実施例11の方法にしたがい、標記化合物 を泡状物質として合成した。融点162〜163℃;元素分析(C26H29BrN2 O3・1/2H2Oとして)計算値:C 61.66,H 5.97,N 5.53; 実測値:C 61.66,H 5.89,N 5.57。 実施例15 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル )シクロヘキサン−1−カルボキシアミド] SB214236の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸]のかわりにシス−[3−シアノ−3 −(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1− カルボン酸を用いる以外は、実施例11の方法にしたがい、標記化合物を白色固 体として合成した(0.6g,98%)。融点 145〜146℃;元素分析(C20 H26N2O3・1/8H2Oとして)計算値:C 69.69,H 7.68,N 8.13;実測値:C 69.53,H 7.64,N 8.03。 実施例16 シス−[3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)−1,3 −ジシアノシクロヘキサン] SB212188の合成 室温のアルゴン下のテトラヒドロフラン(5mL)中のシス−[3−シアノ− 3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)−シクロヘキサン −1−カルボキシアミド](0.29g,0.87mmol)およびピリジン(0. 15mL,1.86mmol)からなる溶液を、無水トリフルオロ酢酸(0.13 mL,0.92mmol)で処理した。2.5時間撹拌した後、塩化アン モニウム飽和水溶液を添加し、混合物を酢酸エチルおよび10%塩酸間に分配し た。水層を3回抽出し、有機抽出物を乾燥(硫酸マグネシウム)し、蒸発させた 。2:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによ る精製により固体(0.19g,71%)を得た。融点138.5〜139℃;元 素分析(C19H22N2O2として)計算値:C 73.52,H 7.14,N 9. 03;実測値:C 73.63,H 7.15,N 8.84。 実施例17 シス−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−1,3− ジシアノシクロヘキサン]の合成 SB213832の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−シクロヘキサン−1−カルボキシアミド]のかわりにシス−[3−シア ノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン −1−カルボキシアミド]を用いる以外は、実施例16の方法にしたがい、標記 化合物を白色固体として得た(0.18g,71%)。融点113〜115℃;元 素分析(C20H24N2O2として)計算値:C 74.05,H 7.46,N 8. 63;実測値:C 73.96,H 7.42,N 8.64。 実施例18 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニ ル)−1−(3−メチル[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)シクロヘキ サン},SB213826の合成 N,N−ジメチルアセトアミドジメチルアセタール(1.2mL)中のシス−[ 3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘキサン−1−カルボキシアミド](0.097g,0.30mmol)の溶液 をアルゴン下で110℃で1時間加熱し、次いで、冷却し、溶媒を蒸発させた。 ジオキサン(1.2mL)、酢酸(1.2mL)、塩酸ヒドロキシルアミン(0. 03g,0.42mmol)および10%水酸化ナトリウム(0.18mL, 0.45mmol)を添加し、混合物をアルゴン下で90℃で2時間加熱した。 混合物を冷却し、水を添加し、混合物を塩化メチレンて3回抽出し、有機抽出物 を乾燥し(硫酸マグネシウム)蒸発させた。35%酢酸エチル/ヘキサンで溶離 するフラッシュクロマトグラフィーによる精製により油状物質(0.06g,55 %)を得た。元素分析(C21H25N3O3・1/4H2Oとして)計算値:C 6 7.81,H 6.91,N 11.30;実測値:C 67.73,H 6.98,N 11.14。 実施例19 シス−{3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル )−1−(3−メチル[1,2,4]−オキサジアゾール−5−イル)シクロヘキ サン} SB214243の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド]のかわりにシス−[3−シアノ −3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メントキシフェニル)シクロヘキサン −1−カルボキシアミド]を用いること以外は、実施例18の方法にしたがい、 標記化合物を無色油状物質(0.29g,66%)として得た。元素分析(C22H27 N3O3・1/2H2Oとして)計算値:C 67.67,H 7.23,N 10. 76;実測値:C 67.72,H 6.94,N 10.52。 実施例20 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフ ェニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル,SB213677の合成 N−メチルピロリジノン(10mL)中のシス−[3−シアノ−3−(3−シ クロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン 酸]メチル(0.82g,2.39mmol)の溶液を、シアン化ナトリウム(0. 12g,2.51mmol)で処理し、アルゴン下で90℃で6時間加熱し た。混合物を冷却し、水(30mL)を添加し、混合物をエーテルで1回、酢酸 エチルで1回抽出し、合わせた抽出物を水洗し、乾燥(硫酸マグネシウム)し、 蒸発させた。3:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラ フィーによる精製により油状物質(0.41g,50%)を得た。元素分析(C20 H25NO4・1/8H2Oとして)計算値:C 69.49,H 7.36,N 4. 05;実測値:C 69.45,H 7.20,N 4.14。 実施例21 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル,SB213951の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチルのかわりにシス−[3−シアノ −3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン− 1−カルボン酸]メチルを用いる以外は、実施例20の方法にしたがい、標記化 合物を合成した(0.19g,40%)。元素分析(C21H27NO4・3/4H2O として)計算値:C 67.99,H 7.74,N 3.76;実測値:C 68. 07,H 7.50,N 4.09。 実施例22 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフ ェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸],SB213731の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチルのかわりにトランス−[3−シ アノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキ サン−1−カルボン酸]メチルを用いる以外は、実施例9の方法にしたがい、標 記化合物(0.17g,90%)を合成した。元素分析(C19H22NO4・Naとし て)計算値:C 64.95,H 6.31,N 3.99;実測値: C 65.01,H 6.51,N 3.85。 実施例23 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸],SB213921の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチルのかわりにトランスシス−[3 −シアノ−3−(3−シクロシクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シ クロヘキサン−1−カルボン酸]メチルを用い、5:5:2 テトラヒドロフラ ン/メタノール/水の溶媒混合物を用いる以外は、実施例9の方法にしたがい、 標記化合物(0.075g,84%)を得た。元素分析(C20H25NO4・1/2 H2Oとして)計算値:C 68.16,H 7.44,N 3.97;実測値:C 67.84,H 7.23,N 4.13。 実施例24 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフ ェニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド] SB213835の合成 アルゴン下の0℃のジクロロメタン(5.0mL)中のトランス−[3−シア ノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサ ン−1−カルボン酸](0.19g,0.58mmol)およびトリエチルアミン (0.10mL、0.70mmol)からなる溶液を、クロロギ酸イソブチル(0 .083mL,0.70mmol)で処理した。10分後、無水アンモニアを反応 混合物中に濃縮し、混合物をさらに0.5時間撹拌し、その間室温まで暖めた。 混合物を95:5 ジクロロメタン/メタノールおよび5%炭酸ナトリウム間に 分配し、3回抽出し、有機抽出物を乾燥(硫酸マグネシウム)し、溶媒を蒸発さ せた。残渣を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶して白色固体(0.14g,76% )を得た。融点174〜176℃;元素分析(C19H24N2O3として)計算値: C 69.49,H 7.37,N 8.53;実測値:C 69.9, H 7.38,N 8.59。 実施例25 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド] SB213921の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]のかわりにトランス−[3−シアノ− 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1 −カルボン酸を用いる以外は、実施例11の方法にしたがい、標記化合物を白色 固体として合成した(0.65g,95%)。融点150〜151℃;元素分析( C20H26N2O3として)計算値:C 70.15,H 7.65,N 8.18;実 測値:C 69.90,H 7.66,N 8.04。 実施例26 トランス−[3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)−1 ,3−ジシアノシクロヘキサン] SB213920の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド]のかわりにトランス−[3−シ アノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキ サン−1−カルボキシアミド]を用いる以外は、実施例16の方法にしたがい、 標記化合物を合成した(0.10g,92%)。元素分析(C19H22N2O2として )計算値:C 73.52,H 7.16,N 9.03;実測値:C 73.34, H 7.16,N 9.02。 実施例27 トランス−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−1 ,3−ジシアノシクロヘキサン] SB214241の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド]のかわりにトランス−[3−シ アノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサ ン−1−カルボキシアミド]を用いる以外は、実施例16の方法にしたがい、標 記化合物を合成した(0.16g,66%)。融点118〜119℃。元素分析( C20H24N2O2・1/8H2Oとして)計算値:C 73.53,H 7.48,N 8.58;実測値:C 73.47,H 7.44,N 8.46。 実施例28 トランス−{3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシフェニル)−1−( 3−メチル[1 ,2,4]オキサジアゾール−5−イル)シクロヘキサン}SB2 14242の合成 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド]のかわりにトランス−[3−シ アノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキ サン−1−カルボキシアミド]を用いる以外は、実施例18の方法にしたがい、 標記化合物を無色油状物質(0.21g,70%)として得た。 元素分析(C22H27N3O3・3/2H2Oとして)計算値:C 64.49,H 7.03,N 10.29;実測値:C 64.98,H 6.76,N 9.90。 実施例29 5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1− エン−1 ,5−ジカルボニトリルの合成 室温のアルゴン下の乾トルエン(2mL)中の3−シアノ−3−(シクロペン チルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オン(0.63g,2 .0mmol)、18−クラウン−6(0.006g,0.1mmol)およびシア ン化カリウム(0.006g,0.1mmol)からなる懸濁液を、シアン化トリ メチルシリル(0.32mL,2.4mmol)で処理し、混合物を2.5時間撹 拌した。ピリジン(4mL)およびオキシ塩化リン(0.5mL,5.0mmol )を添加し、溶液を40時間還流した。氷で反応を不活性化し、反応物を塩化メ チレンで3回抽出し、抽出物を重炭酸ナトリウム、10%塩酸、次いで、水で洗 浄し、乾燥(硫酸マグネシウム)し、溶媒を蒸発させた。1:4 酢酸エチル/ ヘキサンで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによる精製によりうす黄色油 状物質(0.3g,42%)を得た。元素分析(C20H22N2O2・3/8H2Oと して)計算値:C 72.98,H 6.97,N 8.51;実測値:C 72.8 5,H 6.80,N 8.56;Rf=0.13(4:1 ヘキサン/酢酸エチル )。 実施例30 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1− エン−1 ,3−ジカルボニトリルの合成 実施例29の第2生成物として、標記化合物をうすく灰色がかった固体(0. 1g,19%)として単離した。元素分析(C20H22N2O2・1/4H2Oとして )計算値:C 73.48,H 6.94,N 8.57;実測値:C 73.19, H 6.74,N 8.34;Rf=0.32(4:1 ヘキサン/酢酸エチル)。 治療方法 ヒトおよび他の哺乳動物の治療のために式(I)の化合物またはその医薬上許 容される塩を使用するために、通常は、医薬組成物のごとき標準的な製薬慣習に より処方する。式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を、喘息、アレ ルギー性または炎症性疾患(これらに限定しない)のごときPDE IVの阻害 により伝達されるヒトまたは他の哺乳動物におけるいかなる病状の予防的もしく は治療的処置のための医薬の製造にも用いることができる。式(I)の化合物を 、ヒトまたは他の哺乳動物におけるかかる疾患を治療するに十分な量として投与 する。 問題に関連した免疫不全もしくはサイトカインにより伝達される疾患を示す HIVに感染したヒトの治療およびモニター方法は、1990年12月27日の ハンナ(Hanna),WO90/15534に教示されている。一般的には、TN Fにより伝達される他の病状に関するTNF活性を式(I)の化合物により妨害 するのに有効であることが知られている治療規則から初期治療規則をコピーする ことができる。T細胞数ならびにT4/T8比および/または逆転写酵素もしく はウイルス蛋白のレベルのごときウイルス血症の測定について、および/または 悪液質もしくは筋肉の退化のごとき問題に関連したモノカインにより伝達される 疾患について、治療された個体は規則的にチェックされるであろう。通常の治療 規則に従って何の効果も得られない場合、投与するモノカイン活性阻害剤の量を 、例えば1週間につき50%まで増加させる。 本発明医薬組成物は、有効かつ無毒の量の式(I)の化合物および医薬上許容 される担体もしくは希釈剤からなる。TNF産生阻害活性を生じるに十分量の式 (I)の化合物をそれぞれ標準的な医薬担体と慣用的方法により混合することに より、慣用的な剤型として式(I)の化合物を投与する。これらの方法は、混合 、顆粒化および圧縮または適当な成分を溶解して所望標品を得ることを包含する 。 よって、固体担体を用いる場合には、標品を錠剤にすることができ、硬ゼラチ ンカプセル中に入れることができ、粉末もしくはペレット形態とすることができ 、あるいはトローチもしくは甘味入り錠剤の形態とすることができる。固体担体 の量は広範囲に変化されるであろうが、好ましくは、約25mgないし約1グラ ムであろう。液体担体を用いる場合には、標品をシロップ、懸濁液、軟ゼラチン カプセル、アンプルのごとき滅菌済み注射可能液体または非水液体懸濁液の形態 であろう。組成物がカプセル形態である場合、例えば、硬ゼラチンカプセル殻中 の上記担体を用いるような常用されるいかなるカプセル封入法であっても適当で ある。組成物が軟ゼラチンカプセル殻である場合、分散物または懸濁液を調製す るために使用されるいずれかの医薬担体は、水性ガム、セルロース、シリケート 、または油脂が考えられ、軟ゼラチンカプセル中に入れられる。一般的には、シ ロップ処方は、例えば、香料もしくは着色料を伴ったエタノール、グルセリン、 または水のごとき液体担体中の化合物または塩の懸濁液もしくは溶液からなるで あろ う。 経口投与のための毎日の投与規則は、適当には、約0.001mg/kgない し100mg/kg、好ましくは、0.01mg/kgないし40mg/kgの 遊離塩基基準で計算された式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩であ る。活性成分を1日1回ないし6回、活性を示すに十分量投与する。 活性成分をそのまま投与することが可能であるが、医薬処方として提供するの が好ましい。局所投与には、活性成分は、0.001重量%ないし10重量%、 例えば、処方の1%ないし2%であってもよいが、処方の10%程度であっても よいが、好ましくは、処方の5%を超えず、より好ましくは、処方の0.1ない し1%である。 本発明処方は、1種またはそれ以上の担体を伴った活性成分および所望により 他の何らかの治療成分からなる。担体は、処方の他の成分に適合し、投与された 者に有害でないという意味で「許容され」なければならない。 医薬上許容される担体もしくは希釈剤の形態および性質は、混合される活性成 分の量、ならびに他のよく知られた変数による。 これらの化合物が本発明にしたがって投与される場合、毒性効果は考えられな い。 有用性の実施例 実施例A インビトロでのヒト・単球によるTNF産生に対する阻害効果 インビトロでのヒト・単球によるTNF産生に対する阻害効果を、1991年 2月6日づけのバジャー(Badger)ら,EPO出願公開0411754 A2、 1990年12月27日のハンナ(Hanna)ら,WO90/15534に記載のプ ロトコールにより調べることができる。 実施例B エンドトキシンによるショックのついての2つのモデルを用いてインビボにお ける式(I)の化合物のTNF活性を調べた。これらのモデルに用いるプロトコ ールは1991年2月6日づけのバジャー(Badger)ら,EPO出願公開041 1754 A2、1990年12月27日のハンナ(Hanna)ら,WO90/15 534に記載されている。 本明細書に例示された化合物は、エンドトキシンの注射により誘導されたTN Fの血清レベルの減少に対する正の応答をインビボにおいてを示した。 実施例C PDEアイソザイムの単離 式(I)の化合物のホスホジエステラーゼ阻害活性および選択性を、5種の異 なるPDEアイソザイムの一組を用いて調べることができる。異なるアイソザイ ムの源として使用する組織は以下のもの:1)PDE Ib,ブタ・動脈;2) PDE Ic,モルモット・心臓;3)PDE III,モルモット・心臓;4) PDE IV,ヒト・単球;および5)PDE V(「Ia」とも呼ばれる),イ ヌ・気管小枝である。標準的なクロマトグラフィー法[トーフィー(Torphy)お よびチェスリンスキー(Cieslinski),モレキュラー・ファーマコロジー(Mol. Pharmacol.)第37巻,206〜214頁,1990年]を用いて、PDE Ia 、Ib、IcおよびIIIを部分精製する。アニオン交換、次いで、ヘパリン− セファロースクロマトグラフィー[トーフィー(Torphy)ら,ジャーナル・オブ ・バイロジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem.)第267巻:1798〜180 4頁,1992年]を用いることにより、PDE IVを精製して反応動力学的 に均一とする。 トーフィー(Torphy)およびチェスリンスキー(Cieslinski),モレキュラー ・ファーマコロジー(Mol.Pharmacol.)第37巻,206〜214頁,1990年 に記載のごとくホスホジエステラーゼ活性をアッセイする。本明細書において式 (I)で示される実用的な実施例の化合物について、ナノモルないしμMの範囲 の正のIC50が示された。 実施例D 選択されたPDE IV阻害剤の無処理組織におけるcAMP蓄積を増加させ る能力を、多量のPDE IVを含むことが示されているヒト・単球細胞系であ るU−937細胞を用いて評価する。無処理細胞におけるPDE IV阻害活性 を評価するために、未分化U−937細胞(反応試験管中約105個)を、種々 の濃度(0.01〜1000μM)のPDE阻害剤とともに1分間インキュベー ションし、さらに1μMのプロスタグランジンE2とともに4分間インキュベー ションした。反応開始後5分で、17.5%過塩素酸を添加することにより細胞 を溶解し、1M炭酸カリウムを添加することによりpHを中性にし、cAMP含 量をRIAにより評価した。このアッセイに関する一般的プロトコールは、ブル ッカー(Brooker)ら,ラジオイミュノアッセイ・オブ・サイクリック・AMP・ アンド・サイクリック・GMP(Radioimmunoassay of cyclic AMP and cyclic GMP),(アドバ・サイクリック・ヌクレオチド・リサ(Adv.Cyclic Nucleotide Res.),第10巻:1〜33頁,1979年に記載されている。本明細書におい て式(I)で示される実用的な実施例の化合物は、上記アッセイにおいて、μM の範囲の正のEC50を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C07D 261/08 9051−4C C07D 261/08 263/04 9051−4C 263/04 263/32 9051−4C 263/32 271/06 9051−4C 271/06 271/10 9051−4C 271/10 277/04 9283−4C 277/04 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,L K,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU ,SD,SI,SK,UA,US,VN (72)発明者 クリステンセン,ジークフリート・ビー, ザ・フォース アメリカ合衆国ペンシルベニア州19103、 フィラデルフィア、レイス・ストリート 2216番 (72)発明者 フォースター,コーネリア・ジュッタ アメリカ合衆国ペンシルベニア州19020、 ベンサレム、ウィンザー・ドライブ2605番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I): [式中、R1は−(CR4R5)nC(O)O(CR4R5)mR6、−(CR4R5)nC(O)N R4(CR4R5)mR6、−(CR4R5)nO(CR4R5)mR6、または−(CR4R5)rR6 であり、ここに、アルキル部分は所望により1個またはそれ以上のハロゲンで置 換されていてもよく; mは0ないし2; nは1ないし4; rは0ないし6; R4およびR5は水素またはC1〜2アルキルから独立して選択され; R6は水素、メチル、ヒドロキシル、アリール、ハロ置換アリール、アリール オキシC1〜3アルキル、ハロ置換アリールオキシC1〜3アルキル、インダニル、 インデニル、C7〜11ポリシクロアルキル、テトラヒドロフラニル、フラニル、 テトラヒドロピラニル、ピラニル、テトラヒドロチエニル、チエニル、テトラヒ ドロチオピラニル、チオピラニル、C3〜6シクロアルキルまたは1個または2個 の不飽和結合を含むC4〜6シクロアルキルであり、ここに、シクロアルキルおよ び複素環部分は所望により1個ないし3個のメチル基もしくは1個のエチル基で 置換されていてもよいが; ただし、 a)R6がヒドロキシルの場合、mは2であるか; b)R6がヒドロキシルの場合、rは2ないし6であるか; c)R6が2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロチオピラニル、2− テトラヒドロフラニルもしくは2−テトラヒドロチエニルである場合、mは1ま たは2であるか; d)R6が2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロチオピラニル、2− テトラヒドロフラニルもしくは2−テトラヒドロチエニルである場合、rは1な いし6; e)nが1でmが0の場合、R6は−(CR4R5)nO(CR4R5)mR6においてH 以外 であることを条件とし; XはYR2、ハロゲン、ニトロ、NR4R5、またはホルミルアミン; YはOまたはS(O)m; m'は0、1または2; X2はOまたはNR8; X3は水素またはX; X4は であり; X5はH、R9、OR8、CN、C(O)R8、C(O)OR8、C(O)NR8R8、ま たはNR8R8; R2は独立して、所望により1個またはそれ以上のハロゲンにより置換されて いてもよい−CH3または−CH2CH3であり; sは0ないし4; R3は水素、ハロゲン、C1〜4アルキル、CH2NHC(O)C(O)NH2、ハロ 置換C1〜4アルキル、−CH=CR8'R8'、所望によりR8'により置換されてい てもよいシクロプロピル、CN、OR8、CH2OR8、NR8R10、CH2NR8R10 、C(Z')H、C(O)OR8C(O)NR8R10、またはC≡CR8'であり; Z'はO、NR9、NOR8、NCN、C(−CN2)2、CR8CN、CR8NO2、 CR8C(O)OR8、CR8C(O)NR8R8、C(−CN)NO2、C(−CN)C(O) OR9、またはC(−CN)C(O)NR8R8であり; ZはC(Y')R14、C(O)OR14、C(Y')NR10R14、C(NR10)NR10R14 、CN、C(NOR8)R14、C(O)NR8NR8C(O)R8、C(O)NR8NR10R1 4 、C(NOR14)R8、C(NR8)NR10R14、C(NR14)NR8R8、C(NCN) NR10R14、C(NCN)SR9、(2−、4−もしくは5−イミダゾリル)、(3− 、4−もしくは5−ピラゾリル)、(4−もしくは5−トリアゾリル[1,2,3]) 、(3−もしくは5−トリアゾリル[1,2,4])、(5−テトラゾリル)、(2− 、4−もしくは5−オキサゾリル)、(3−、4−もしくは5−イソオキサゾリル )、(3−もしくは5−オキサジアゾリル[1,2,4])、(2−オキサジアゾリル [1,3,4])、(2−チアジアゾリル[1,3,4])、(2−、4−もしくは5− チアゾリル)、(2−、4−もしくは5−オキサゾリジニル)、(2−、4−もしく は5−チアゾリジニル)、または(2−、4−もしくは5−イミダゾリジニル)で あり、ここに、複素環システムのすべてが所望により1回またはそれ以上R14に よって置換されていてもよく; Y'はOまたはS; R7は−(CR4R5)qR12またはC1〜6アルキルであり、ここに、R12またはC1〜6 アルキル基は、所望により1個ないし3個のフッ素、−F、−Br、−Cl 、−NO2、−NR10R11、−C(O)R8、−C(O)OR8、−OR8、−CN、− C(O)NR10R11、−OC(O)NR10R11、−OC(O)R8、−NR10C(O)N R10R11、−NR10C(O)R11、−NR10C(O)R11、−NR10C(O)OR9、 −NR10C(O)R13、−C(NR10)NR10R11、−C(NCN)NR10R11、−C (NCN)SR9、−NR10C(NCN)SR9、−NR10C(NCN)NR10R11、− NR10S(O)2R9、−S(O)m'R9、−NR10C(O)C(O)NR10R11)−NR10 C(O)C(O)R10、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ト リアゾリル、またはテトラゾリルにより置換されていてもよいC1〜2アルキルに よって、所望により1回またはそれ 以上置換されていてもよく; qは0、1または2; R12はC3〜7シクロアルキル、(2−、3−もしくは4−ピリジル)、ピリミジ ニル、ピラゾリル、(1−もしくは2−イミダゾリル)、チアゾリル、トリアゾリ ル、ピロリル、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、フラニル、(2− もしくは3−チエニル)、(4−もしくは5−チアゾリル)、キノリニル、ナフチ ル、またはフェニルであり; R8は水素またはR9; R8'はR8またはフッ素; R9は所望により1個ないし3個のフッ素により置換されていてもよいC1〜4 アルキル; R10はOR8またはR11; R11は水素、または所望により1個ないし3個のフッ素により置換されていて もよいC1〜4アルキルであるか;あるいはR10およびR11がNR10R11となる場 合には、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NもしくはSである少な くとも1個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員環を形成して もよく; R13はオキサゾリジニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、トリアゾ リル、テトラゾリル、イミダゾリル、イミダゾリジニル、チアゾリジニル、イソ オキサゾリル、オキサジアゾリル、またはチアジアゾリルであり、これらの複素 環のそれぞれが炭素原子を介して結合され、さらにそれぞれが未置換であっても よく、あるいは1個または2個のC1〜2アルキル基により置換されていてもよく ; R14は水素またはR7であるか、あるいはR10およびR14がNR10R14となる 場合には、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NもしくはSである少 なくとも1個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員環を形成し てもよいが; ただし、 f)R12がN−ピラゾリル、N−イミダゾリル、N−トリアゾリル、N−ピロ リル、N−ピペラジニル、N−ピペリジニル、またはN−モルホリニルである場 合には、qは1ではないことが条件である] で示される化合物またはその医薬上許容される塩。 2.5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル )シクロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル;SB212179 5−シアノ−5−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)シ クロヘクス−1−エン−1−カルボン酸エチル;,SB 5−シアノ−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル;SB211572 5−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−5−シアノシクロヘクス −1−エン−1−カルボン酸メチル;SB シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル;SB210667 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸]エチル:,SB211600 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]メチル;,SB212066 シス−[3−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−3−シアノシク ロヘキサン−1−カルボン酸]メチル;,SB シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸];,SB210984 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−カルボン酸];,SB212510 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド];SB211529 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−N−メチルカルボキシアミド];SB213021 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−N,N−ジメチルカルボキシアミド];SB212 697 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)シクロヘキサン−1−{N−(4−ブロモベンジル)カルボキシアミド}] ;SB212698 シス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド];SB214236 シス−[3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)−1, 3−ジシアノ−シクロヘキサン];SB212188 シス−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−1,3 −ジシアノシクロヘキサン];SB213832 シス−{3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェ ニル)−1−(3−メチル[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)シクロヘ キサン};SB213826 シス−{3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ ル)−1−(3−メチル[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)シクロヘキ サン};SB214243 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシ フェニル)−シクロヘキサン−1−カルボキシレート];SB213677 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフ ェニル)−シクロヘキサン−1−カルボキシレート];,SB213951 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシ フェニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸];,SB213731 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフ ェニル)−シクロヘキサン−1−カルボン酸];,SB213921 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシ フェニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド];SB213835 トランス−[3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフ ェ ニル)シクロヘキサン−1−カルボキシアミド];SB213921 トランス−[3−(3−シクロプロピルメトキシ−4−メトキシフェニル)− 1,3−ジシアノシクロヘキサン];SB213920 トランス−[3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−1 ,3−ジシアノシクロヘキサン];SB214241;および、 トランス−{3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシフェニル)−1− (3−メチル[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)シクロヘキサン};S B214242 3−シアノ−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル 5−シアノ−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シク ロヘクス−1−エン−1−カルボン酸メチル 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1 −エン−1,3−ジカルボニトリル;ならびに、 5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘクス−1 −エン−1,5−ジカルボニトリルである請求項1記載の化合物。 3.請求項1記載の式(I)の化合物および医薬上許容される賦形剤からなる 医薬組成物。 4.治療を必要とする対象に有効量の請求項1記載の式(I)の化合物のみ、 あるいは医薬上許容される賦形剤と組み合わせて投与することを特徴とする、ア レルギー性もしくは炎症性状態の治療方法。
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