JPH0957947A - 脱水機能を有するインキ供給装置 - Google Patents
脱水機能を有するインキ供給装置Info
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- JPH0957947A JPH0957947A JP7243716A JP24371695A JPH0957947A JP H0957947 A JPH0957947 A JP H0957947A JP 7243716 A JP7243716 A JP 7243716A JP 24371695 A JP24371695 A JP 24371695A JP H0957947 A JPH0957947 A JP H0957947A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/007—Removing water from ink trains
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的高粘度のインキを使用するキーレスイ
ンキ供給による平版印刷において、刷版面の非画像部に
供給された湿し水がインキ供給装置に侵入しインキ壷内
のインキに分散混在して印刷品質の低下を招くことを防
止する脱水機能を提供する。 【解決手段】 比較的高粘性のインキに一時的に流動性
を与えて計量ローラーの周面の窪みへの付着性を良好に
するための構成、つまり、インキ壷1とファウンテンロ
ーラー2の周面との第1の隙間13及びファウンテンロ
ーラー2の周面とその直下流のローラー3の周面との間
の第1の隙間13よりも狭い第2の隙間21をインキが
通過するときにインキに与えられる剪断作用を利用し
て、高粘性のインキから水を分離回収する。
ンキ供給による平版印刷において、刷版面の非画像部に
供給された湿し水がインキ供給装置に侵入しインキ壷内
のインキに分散混在して印刷品質の低下を招くことを防
止する脱水機能を提供する。 【解決手段】 比較的高粘性のインキに一時的に流動性
を与えて計量ローラーの周面の窪みへの付着性を良好に
するための構成、つまり、インキ壷1とファウンテンロ
ーラー2の周面との第1の隙間13及びファウンテンロ
ーラー2の周面とその直下流のローラー3の周面との間
の第1の隙間13よりも狭い第2の隙間21をインキが
通過するときにインキに与えられる剪断作用を利用し
て、高粘性のインキから水を分離回収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、版胴の刷版面に
比較的粘性の高いインキと湿し水を供給して印刷する平
版印刷機において、インキ供給量の調整を不要とするい
わゆるキーレス、すなわち、計量ローラーの使用によっ
てインキの厚さを常時略均等にして刷版の全面にインキ
を供給することができるキーレスインキ供給をする場合
に、湿し水供給装置から刷版面を経てインキ供給装置か
らインキ壷内のインキに侵入する湿し水の余剰水を、イ
ンキから分離して除去回収し得るようにした脱水機能を
有するインキ供給装置に関する。
比較的粘性の高いインキと湿し水を供給して印刷する平
版印刷機において、インキ供給量の調整を不要とするい
わゆるキーレス、すなわち、計量ローラーの使用によっ
てインキの厚さを常時略均等にして刷版の全面にインキ
を供給することができるキーレスインキ供給をする場合
に、湿し水供給装置から刷版面を経てインキ供給装置か
らインキ壷内のインキに侵入する湿し水の余剰水を、イ
ンキから分離して除去回収し得るようにした脱水機能を
有するインキ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】湿し水とインキを刷版面に供給する平版
印刷では、従来、一般に、刷版面の画像部と非画像部の
割合や位置とは無関係に略一定の量の湿し水を刷版面に
一様に供給している。従って、非画像部に供給された湿
し水が余って、それが着けローラーの周面のインキに混
入し、インキ供給装置に侵入する。そして、キーレスイ
ンキ供給装置では、このインキ供給装置を構成する計量
ローラーの周面に至った湿し水が、計量ローラーの周面
に接触するドクター手段によってインキとともに掻き取
られて、インキ供給の最上流に戻される。印刷稼働の進
行に伴なって、インキ供給の最上流のインキに含まれる
水の量が増大し、この水が原因となって、紙面濃度の低
下、あるいはローラーストリッピング等、印刷品質の低
下やインキ供給の不具合が生じることが知られている。
印刷では、従来、一般に、刷版面の画像部と非画像部の
割合や位置とは無関係に略一定の量の湿し水を刷版面に
一様に供給している。従って、非画像部に供給された湿
し水が余って、それが着けローラーの周面のインキに混
入し、インキ供給装置に侵入する。そして、キーレスイ
ンキ供給装置では、このインキ供給装置を構成する計量
ローラーの周面に至った湿し水が、計量ローラーの周面
に接触するドクター手段によってインキとともに掻き取
られて、インキ供給の最上流に戻される。印刷稼働の進
行に伴なって、インキ供給の最上流のインキに含まれる
水の量が増大し、この水が原因となって、紙面濃度の低
下、あるいはローラーストリッピング等、印刷品質の低
下やインキ供給の不具合が生じることが知られている。
【0003】そこで、この対策として、従来、インキか
ら水を取り除くための様々な工夫がなされている。本願
発明は、インキに剪断力を与えることによってインキか
ら水を取り除く特徴を持つ。そしてその先行技術として
特開昭61−98537号公報、特開昭62−6276
1号公報、特開昭62−160241号公報、実開昭6
2−109940号公報(全文明細書)に記載されたも
のが公知である。
ら水を取り除くための様々な工夫がなされている。本願
発明は、インキに剪断力を与えることによってインキか
ら水を取り除く特徴を持つ。そしてその先行技術として
特開昭61−98537号公報、特開昭62−6276
1号公報、特開昭62−160241号公報、実開昭6
2−109940号公報(全文明細書)に記載されたも
のが公知である。
【0004】特開昭61−98537号公報は、インキ
供給装置に近接する位置に水分離装置を設け、この水分
離装置は、周面が接触する位置で同一方向に異なる周面
速度で変位して回転する2つのローラーと、それらのロ
ーラーの一方に隣接した膜厚コントロールブレードと、
前記2つのローラーの他方に接触した分離インキ掻取ブ
レードと、前記2つのローラーの下側に設けた分離水の
受取容器とからなり、インキ供給装置から掻き取ったイ
ンキを膜厚コントロールブレードで受け、一方のローラ
ー周面によって2つのローラーの接触位置に至らせ、2
つのローラーの周面速度の差によってインキに剪断力を
加え、インキとインキ内に混在する水(湿し水)とを分
離させ、分離した水を受取容器に回収し、分離したイン
キは、インキタンクに戻す機構である。
供給装置に近接する位置に水分離装置を設け、この水分
離装置は、周面が接触する位置で同一方向に異なる周面
速度で変位して回転する2つのローラーと、それらのロ
ーラーの一方に隣接した膜厚コントロールブレードと、
前記2つのローラーの他方に接触した分離インキ掻取ブ
レードと、前記2つのローラーの下側に設けた分離水の
受取容器とからなり、インキ供給装置から掻き取ったイ
ンキを膜厚コントロールブレードで受け、一方のローラ
ー周面によって2つのローラーの接触位置に至らせ、2
つのローラーの周面速度の差によってインキに剪断力を
加え、インキとインキ内に混在する水(湿し水)とを分
離させ、分離した水を受取容器に回収し、分離したイン
キは、インキタンクに戻す機構である。
【0005】特開昭61−62761号公報、特開昭6
2−160241号公報、実開昭62−109940号
公報(全文明細書)には、水分離機構を組み込んだイン
キ供給装置が示されている。これらに示される各インキ
供給装置は、いずれも、下方に設けたインキ貯留タン
ク、インキタンク内のインキを吸引、圧送するインキポ
ンプを含む配管機構、配管機構の下流端に連結するイン
キ吐出ノズル、インキ吐出ノズルの吐出口に近接して対
向する位置に周面を有するインキ元ローラーから版胴の
刷版面に周面を接触するインキ着けローラーまでの互い
に接触して連係し接触位置の周面が互いに同じ向きに変
位して回転するインキ供給ローラー群、刷版にインキを
供給した後の余剰インキをインキ着けローラーの直上流
のローラーの周面を介して掻き取るインキ掻き取り用ブ
レードを有し、インキタンク内のインキをインキポンプ
によって吸引、圧送し、インキ吐出ノズルから吐出させ
てインキ元ローラーに供給し、インキ供給ローラー群を
介して版胴の刷版に供給する一方、インキ供給後の余剰
インキをインキ着けローラーの直上流のローラーの周面
からインキ掻き取り用ブレードによって掻き取り、イン
キタンクに戻す機構を基本とする。
2−160241号公報、実開昭62−109940号
公報(全文明細書)には、水分離機構を組み込んだイン
キ供給装置が示されている。これらに示される各インキ
供給装置は、いずれも、下方に設けたインキ貯留タン
ク、インキタンク内のインキを吸引、圧送するインキポ
ンプを含む配管機構、配管機構の下流端に連結するイン
キ吐出ノズル、インキ吐出ノズルの吐出口に近接して対
向する位置に周面を有するインキ元ローラーから版胴の
刷版面に周面を接触するインキ着けローラーまでの互い
に接触して連係し接触位置の周面が互いに同じ向きに変
位して回転するインキ供給ローラー群、刷版にインキを
供給した後の余剰インキをインキ着けローラーの直上流
のローラーの周面を介して掻き取るインキ掻き取り用ブ
レードを有し、インキタンク内のインキをインキポンプ
によって吸引、圧送し、インキ吐出ノズルから吐出させ
てインキ元ローラーに供給し、インキ供給ローラー群を
介して版胴の刷版に供給する一方、インキ供給後の余剰
インキをインキ着けローラーの直上流のローラーの周面
からインキ掻き取り用ブレードによって掻き取り、イン
キタンクに戻す機構を基本とする。
【0006】そして、特開昭62−62761号公報に
示されるインキ供給装置は、前記の基本機構に加えて、
インキ元ローラー及びインキ元ローラーの直下流でイン
キ元ローラーの周面に接触する受渡しローラーを互いに
異なった周速で回転させる駆動装置を設け、更にインキ
元ローラーと受渡しローラーとの下方に分離水タンクを
設け、インキ元ローラー、受渡しローラー、駆動装置、
分離水タンクをもって水分離機構となし、インキ元ロー
ラーの回転によってインキ元ローラーと受渡しローラー
との接触部に至ったインキに、インキ元ローラーと受渡
しローラーの回転周速の相違によって剪断力を加え、イ
ンキに混在する水を分離して、その水を分離水タンクに
回収するものである。
示されるインキ供給装置は、前記の基本機構に加えて、
インキ元ローラー及びインキ元ローラーの直下流でイン
キ元ローラーの周面に接触する受渡しローラーを互いに
異なった周速で回転させる駆動装置を設け、更にインキ
元ローラーと受渡しローラーとの下方に分離水タンクを
設け、インキ元ローラー、受渡しローラー、駆動装置、
分離水タンクをもって水分離機構となし、インキ元ロー
ラーの回転によってインキ元ローラーと受渡しローラー
との接触部に至ったインキに、インキ元ローラーと受渡
しローラーの回転周速の相違によって剪断力を加え、イ
ンキに混在する水を分離して、その水を分離水タンクに
回収するものである。
【0007】特開昭62−160241号公報に示され
るインキ供給装置は、前記の基本機構に加えて、インキ
元ローラーの直上流に、インキ元ローラーの周面に接触
し、接触位置でインキ元ローラーと同じ向きに、かつイ
ンキ元ローラーと異なる周速で変位して回転する水分離
ローラーを設けるとともに、前記基本機構のインキ吐出
ノズルを、その吐出口が水分離ローラーの周面に近接し
て対向するように設け、更に、インキ元ローラーと水分
離ローラーとの下方に分離水タンクを設け、インキ元ロ
ーラー、水分離ローラー、分離水タンクをもって水分離
機構となし、水分離ローラーの回転によって水分離ロー
ラーとインキ元ローラーとの接触部に至ったインキに、
水分離ローラーとインキ元ローラーの回転周速の相違に
よって剪断力を加え、インキに混在する水を分離して、
この水を分離水タンクに回収するものである。
るインキ供給装置は、前記の基本機構に加えて、インキ
元ローラーの直上流に、インキ元ローラーの周面に接触
し、接触位置でインキ元ローラーと同じ向きに、かつイ
ンキ元ローラーと異なる周速で変位して回転する水分離
ローラーを設けるとともに、前記基本機構のインキ吐出
ノズルを、その吐出口が水分離ローラーの周面に近接し
て対向するように設け、更に、インキ元ローラーと水分
離ローラーとの下方に分離水タンクを設け、インキ元ロ
ーラー、水分離ローラー、分離水タンクをもって水分離
機構となし、水分離ローラーの回転によって水分離ロー
ラーとインキ元ローラーとの接触部に至ったインキに、
水分離ローラーとインキ元ローラーの回転周速の相違に
よって剪断力を加え、インキに混在する水を分離して、
この水を分離水タンクに回収するものである。
【0008】実開昭62−109940号公報(全文明
細書)に示されるインキ供給装置は、前記の基本機構に
加えて、インキ元ローラーの直下流でインキ元ローラー
の周面に接触するインキ受渡しローラーの、インキ元ロ
ーラーとの接触位置より回転方向下流の周面に、ライダ
ーローラーのように接触する水分離ローラーを設けると
ともに、水分離ローラーのインキ受渡しローラーとの接
触位置が、インキ受渡しローラーと同じ向きに、かつイ
ンキ受渡しローラーと異なる周速で変位して回転するよ
うに水分離ローラーを駆動する駆動機構を設け、更に、
インキ受渡しローラーと水分離ローラーとの下方に分離
水タンクを設け、インキ受渡しローラー、水分離ローラ
ー、水分離ローラーの駆動機構、分離水タンクをもって
水分離機構となし、インキ受渡しローラーの回転によっ
てインキ受渡しローラーと水分離ローラーとの接触部に
至ったインキに、インキ受渡しローラーと水分離ローラ
ーの回転周速の相違によって剪断力を加え、インキに混
在する水を分離して、その水を分離水タンクに回収する
ものである。
細書)に示されるインキ供給装置は、前記の基本機構に
加えて、インキ元ローラーの直下流でインキ元ローラー
の周面に接触するインキ受渡しローラーの、インキ元ロ
ーラーとの接触位置より回転方向下流の周面に、ライダ
ーローラーのように接触する水分離ローラーを設けると
ともに、水分離ローラーのインキ受渡しローラーとの接
触位置が、インキ受渡しローラーと同じ向きに、かつイ
ンキ受渡しローラーと異なる周速で変位して回転するよ
うに水分離ローラーを駆動する駆動機構を設け、更に、
インキ受渡しローラーと水分離ローラーとの下方に分離
水タンクを設け、インキ受渡しローラー、水分離ローラ
ー、水分離ローラーの駆動機構、分離水タンクをもって
水分離機構となし、インキ受渡しローラーの回転によっ
てインキ受渡しローラーと水分離ローラーとの接触部に
至ったインキに、インキ受渡しローラーと水分離ローラ
ーの回転周速の相違によって剪断力を加え、インキに混
在する水を分離して、その水を分離水タンクに回収する
ものである。
【0009】他方、比較的粘度の高いインキに対応し得
るキーレスインキ供給装置としては、本願出願人が先に
提案した、特公平7−45244号公報が公知である。
このキーレスインキ供給装置は、斜板とファウンテンロ
ーラーの周面とによって形成されるインキ壷、版胴の刷
版面に周面が接触するインキ着けローラー、互いに周面
が接触または僅かな隙間を介して対向して連係するファ
ウンテンローラーからインキ着けローラーまでのインキ
ローラー群、版胴の刷版面に供給するインキを全幅にわ
たって略均等量にすべく、インキ着けローラーの上流の
ローラーの周面からインキを掻き取るドクターブレー
ド、斜板とファウンテンローラーとからなる前記インキ
壷からファウンテンローラーの下流のローラーまでの下
方に設けたインキ受けを備え、ファウンテンローラーの
周面に付着したインキ壷内のインキを、ファウンテンロ
ーラーの回転によって、ファウンテンローラーの周面と
斜板の下方端部との間に設けた隙間から下方に引き出す
とともに、ファウンテンローラーの下流のローラーとの
対向位置に至らせ、対向位置の周面がファウンテンロー
ラーと逆向きに変位して回転する前記下流のローラーの
周面に供給し、更にこのインキを、前記インキ着けロー
ラーの上流のローラーの周面に供給した後、ドクターブ
レードによってインキ着けローラーの上流のローラーの
周面から過剰インキを掻き取り、全幅にわたって略均等
量にしたインキをインキ着けローラーを介して版胴の刷
版面に供給する一方、インキ着けローラーの上流のロー
ラーの周面から掻き取ったインキをインキ壷で回収する
機構である。
るキーレスインキ供給装置としては、本願出願人が先に
提案した、特公平7−45244号公報が公知である。
このキーレスインキ供給装置は、斜板とファウンテンロ
ーラーの周面とによって形成されるインキ壷、版胴の刷
版面に周面が接触するインキ着けローラー、互いに周面
が接触または僅かな隙間を介して対向して連係するファ
ウンテンローラーからインキ着けローラーまでのインキ
ローラー群、版胴の刷版面に供給するインキを全幅にわ
たって略均等量にすべく、インキ着けローラーの上流の
ローラーの周面からインキを掻き取るドクターブレー
ド、斜板とファウンテンローラーとからなる前記インキ
壷からファウンテンローラーの下流のローラーまでの下
方に設けたインキ受けを備え、ファウンテンローラーの
周面に付着したインキ壷内のインキを、ファウンテンロ
ーラーの回転によって、ファウンテンローラーの周面と
斜板の下方端部との間に設けた隙間から下方に引き出す
とともに、ファウンテンローラーの下流のローラーとの
対向位置に至らせ、対向位置の周面がファウンテンロー
ラーと逆向きに変位して回転する前記下流のローラーの
周面に供給し、更にこのインキを、前記インキ着けロー
ラーの上流のローラーの周面に供給した後、ドクターブ
レードによってインキ着けローラーの上流のローラーの
周面から過剰インキを掻き取り、全幅にわたって略均等
量にしたインキをインキ着けローラーを介して版胴の刷
版面に供給する一方、インキ着けローラーの上流のロー
ラーの周面から掻き取ったインキをインキ壷で回収する
機構である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
公知技術には、それぞれ解決すべき課題がある。まず、
特公平7−45244号公報に示される比較的粘度の高
いインキに対応し得るキーレスインキ供給装置は、イン
キに混在する水をインキから分離して取り除こうとする
技術思想が全く無い。何故ならば、ファウンテンローラ
ーの周面と斜板の下方端部との間に設けた隙間からイン
キを引き出す際に、インキに剪断力が加えられて、イン
キから水が分離し易い状態または水の分離が僅かにあっ
たとしても、ファウンテンローラーとファウンテンロー
ラーの直下流のローラーとの近接対向位置においては、
インキ壷の下方へのインキの導き出しに対応して回転す
るファウンテンローラーの周面の回転方向に対して、そ
の直下流のローラーの周面の回転方向が逆向きの関係に
設定されているために、ファウンテンローラーから直下
流のローラーにインキが供給されるときに、インキに飛
散が生じるばかりで水の分離がみられず、印刷稼働によ
ってインキに含まれる水の量が増大していくのを防止し
得るものではなかった。更に、前記インキの飛散は、ロ
ーラーの回転周速が速くなるのに伴なってその量が増
え、インキの供給効率自体が低下するという、インキ供
給の上での課題をも有している。
公知技術には、それぞれ解決すべき課題がある。まず、
特公平7−45244号公報に示される比較的粘度の高
いインキに対応し得るキーレスインキ供給装置は、イン
キに混在する水をインキから分離して取り除こうとする
技術思想が全く無い。何故ならば、ファウンテンローラ
ーの周面と斜板の下方端部との間に設けた隙間からイン
キを引き出す際に、インキに剪断力が加えられて、イン
キから水が分離し易い状態または水の分離が僅かにあっ
たとしても、ファウンテンローラーとファウンテンロー
ラーの直下流のローラーとの近接対向位置においては、
インキ壷の下方へのインキの導き出しに対応して回転す
るファウンテンローラーの周面の回転方向に対して、そ
の直下流のローラーの周面の回転方向が逆向きの関係に
設定されているために、ファウンテンローラーから直下
流のローラーにインキが供給されるときに、インキに飛
散が生じるばかりで水の分離がみられず、印刷稼働によ
ってインキに含まれる水の量が増大していくのを防止し
得るものではなかった。更に、前記インキの飛散は、ロ
ーラーの回転周速が速くなるのに伴なってその量が増
え、インキの供給効率自体が低下するという、インキ供
給の上での課題をも有している。
【0011】次に、前記インキに剪断作用を付与するこ
とによってインキから水を取り除くようにした、特開昭
61−98537号公報、特開昭62−62761号公
報、特開昭62−160241号公報、実開昭62−1
09940号公報(全文明細書)に示される技術には、
下記のような課題がある。
とによってインキから水を取り除くようにした、特開昭
61−98537号公報、特開昭62−62761号公
報、特開昭62−160241号公報、実開昭62−1
09940号公報(全文明細書)に示される技術には、
下記のような課題がある。
【0012】特開昭61−98537号は、前記の通
り、インキ供給装置に近接する位置にインキ供給装置と
は別個の独立した水分離装置を設けた。従って、その設
置スペースを狭隘な空間に確保することを要する関係
上、インキに剪断力を加える2つのローラーの径を細く
設計せざるを得ず、細さから生ずるローラーのたわみが
大きくなって安定した回転が得られず、処理容量、水分
離効率が低く、更に、2つのローラーが接触しているた
めに、この間を通過し得るインキ膜が薄く、従って剪断
作用によってインキから分離する水も微量となり、その
水が集合して分離水タンクに落下し得るまでに成長する
間に水が2つのローラーの接触部を通過してしまい、イ
ンキ掻取ブレードによってインキとともに水も掻き取ら
れてインキタンクに戻されるから、印刷稼働、特に高速
の印刷稼働において効果的な水の分離をなし得ない。ま
た、この水分離装置は、インキ供給装置に近接して設け
られているため、水分離装置は勿論、インキ供給装置の
ローラーのニップ調整や、ローラー、ブレードの交換等
の作業性が悪い。また、水分離装置がインキ供給装置か
ら独立しているため、その製造コストは勿論、消耗品で
あるローラーやブレードの予備もそれぞれ独自に準備す
る必要があり、ランニングコストが高い。
り、インキ供給装置に近接する位置にインキ供給装置と
は別個の独立した水分離装置を設けた。従って、その設
置スペースを狭隘な空間に確保することを要する関係
上、インキに剪断力を加える2つのローラーの径を細く
設計せざるを得ず、細さから生ずるローラーのたわみが
大きくなって安定した回転が得られず、処理容量、水分
離効率が低く、更に、2つのローラーが接触しているた
めに、この間を通過し得るインキ膜が薄く、従って剪断
作用によってインキから分離する水も微量となり、その
水が集合して分離水タンクに落下し得るまでに成長する
間に水が2つのローラーの接触部を通過してしまい、イ
ンキ掻取ブレードによってインキとともに水も掻き取ら
れてインキタンクに戻されるから、印刷稼働、特に高速
の印刷稼働において効果的な水の分離をなし得ない。ま
た、この水分離装置は、インキ供給装置に近接して設け
られているため、水分離装置は勿論、インキ供給装置の
ローラーのニップ調整や、ローラー、ブレードの交換等
の作業性が悪い。また、水分離装置がインキ供給装置か
ら独立しているため、その製造コストは勿論、消耗品で
あるローラーやブレードの予備もそれぞれ独自に準備す
る必要があり、ランニングコストが高い。
【0013】これに対し、特開昭62−62761号公
報、特開昭62−160241号公報、実開昭62−1
09940号公報(全文明細書)は水分離機構をインキ
供給装置のなかに組み込むことによって、水分離装置を
独立させたことから生じる課題をなくすことを試みる。
しかしながら、前記3つの公報に示されるインキ供給装
置は、いずれも、インキ供給ローラー群から掻き取った
インキをインキタンクに戻し、これをインキポンプを含
む配管機構によって吸引、圧送し、インキ吐出ノズルか
らインキ供給における最上流のローラーの周面に供給す
る構成を採用する。従って、前記最上流のローラーの周
面に供給されたインキは、前記インキポンプを含む配管
機構による吸引、圧送に伴って良好に撹拌され、その撹
拌によって、インキ内の水は極めて安定性の高い状態で
インキ内に混在することになり、この状態の水混在イン
キをインキ供給ローラー群の水分離機構に供給して剪断
力を加えても、高い水分離効率が得られない。更に、水
分離機構を構成する2つのローラーが接触しているため
に、この間を通過し得るインキ膜が薄く、従って剪断作
用によってインキから分離する水も微量となり、その水
が集合して分離水タンクに落下し得るまでに成長する間
に水が2つのローラーの接触部を通過してしまい、これ
ら2つのローラーの下流のローラーを介して、インキと
ともにより下流に向けて供給される水が多く、その点か
ら印刷稼働、特に高速の印刷稼働において効果的な水の
分離をなし得ない。
報、特開昭62−160241号公報、実開昭62−1
09940号公報(全文明細書)は水分離機構をインキ
供給装置のなかに組み込むことによって、水分離装置を
独立させたことから生じる課題をなくすことを試みる。
しかしながら、前記3つの公報に示されるインキ供給装
置は、いずれも、インキ供給ローラー群から掻き取った
インキをインキタンクに戻し、これをインキポンプを含
む配管機構によって吸引、圧送し、インキ吐出ノズルか
らインキ供給における最上流のローラーの周面に供給す
る構成を採用する。従って、前記最上流のローラーの周
面に供給されたインキは、前記インキポンプを含む配管
機構による吸引、圧送に伴って良好に撹拌され、その撹
拌によって、インキ内の水は極めて安定性の高い状態で
インキ内に混在することになり、この状態の水混在イン
キをインキ供給ローラー群の水分離機構に供給して剪断
力を加えても、高い水分離効率が得られない。更に、水
分離機構を構成する2つのローラーが接触しているため
に、この間を通過し得るインキ膜が薄く、従って剪断作
用によってインキから分離する水も微量となり、その水
が集合して分離水タンクに落下し得るまでに成長する間
に水が2つのローラーの接触部を通過してしまい、これ
ら2つのローラーの下流のローラーを介して、インキと
ともにより下流に向けて供給される水が多く、その点か
ら印刷稼働、特に高速の印刷稼働において効果的な水の
分離をなし得ない。
【0014】この発明の第1の目的は、以上記載の公知
技術が未解決の課題を一挙に解決し、印刷稼働時に、イ
ンキ中に混在する水をインキから効果的に分離して取り
除くことができ、印刷稼働によってインキに混在する水
が増加するのを有効に防止することができるインキ供給
装置を提供することである。
技術が未解決の課題を一挙に解決し、印刷稼働時に、イ
ンキ中に混在する水をインキから効果的に分離して取り
除くことができ、印刷稼働によってインキに混在する水
が増加するのを有効に防止することができるインキ供給
装置を提供することである。
【0015】この発明の第2の目的は、キーレスインキ
供給方式による平版印刷機に比較的粘性の高いインキを
使用する場合に、比較的粘性の高いインキに一時的に流
動性を与えて計量ローラーの周面の窪みにインキが付着
し易いようにする高粘性インキ流動化機構との関連にお
いて、特別の水分離機構を設けることなしに、供給され
るインキに分散混在する水をインキから分離しそれを回
収し得べき極めて効率が良く無駄の少ない脱水機能を有
するインキ供給装置を提供することである。
供給方式による平版印刷機に比較的粘性の高いインキを
使用する場合に、比較的粘性の高いインキに一時的に流
動性を与えて計量ローラーの周面の窪みにインキが付着
し易いようにする高粘性インキ流動化機構との関連にお
いて、特別の水分離機構を設けることなしに、供給され
るインキに分散混在する水をインキから分離しそれを回
収し得べき極めて効率が良く無駄の少ない脱水機能を有
するインキ供給装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明による脱水機構
を有するインキ供給装置は、版胴の刷版に比較的高粘性
のインキと湿し水を供給して印刷する平版印刷機におい
て、周面が前記刷版に接触し、その接触位置で刷版の変
位と同じ向きに変位してその版胴の刷版面の回転周速と
同じ回転周速で回転する着けローラーと、周面が前記着
けローラーの周面に直接またはその着けローラーと回転
を整合させるための1以上の下流部中間ローラーを介し
て接触しその接触位置で接触するローラーの変位と同じ
向きに変位して前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転
周速で回転し、かつ、その周面にインキを収容する多数
の微細な凹部を均等に配した計量ローラーと、その計量
ローラーの周面に接触するドクター手段と、そのドクタ
ー手段を上方に臨むインキ供給の最上流に位置し、上部
と前部とを開放し、両側板と傾斜した基台とからなるイ
ンキ壷と、そのインキ壷の前部を塞ぐ位置、および、前
記インキ壷の基台前縁に第1の隙間を介して近接する位
置、並びに、前記計量ローラーに前記ドクター手段が接
触する位置よりも上流の計量ローラーの周面に前記第1
の隙間よりも狭い第2の隙間を介して近接する位置に周
面を設け、その周面がそのインキ壷の前部を塞ぐ位置か
ら下方に変位して前記版胴の刷版面の回転周速よりも遅
い回転周速で回転するファウンテンローラーと、そのフ
ァウンテンローラーの周面における前記第1の隙間の位
置から回転方向下流側の周面を経由して前記計量ローラ
ーの周面との前記第2の隙間の位置までの空間を下方に
向けて開放するとともに、その開放空間を上方に臨む位
置に上部を開放する容器を配置した水受け手段とを備
え、前記ファウンテンローラーの周面に付着したインキ
壷内のインキが当該ファウンテンローラーの回転によっ
て前記第1の隙間から引き出される際にそのインキに第
1回目の剪断力が加えられ、更に、そのインキが前記フ
ァウンテンローラーの回転によって前記第2の隙間に至
り前記計量ローラーの周面にインキが転移する際に前記
ファウンテンローラーと計量ローラーとの回転周速の差
によってそのインキに第2回目の剪断力が加えられ、そ
れら2度の剪断力の付加によって、インキ内に分散混入
している水がインキから分離して前記水受け手段の容器
内に落下して回収されることを特徴とするものである。
を有するインキ供給装置は、版胴の刷版に比較的高粘性
のインキと湿し水を供給して印刷する平版印刷機におい
て、周面が前記刷版に接触し、その接触位置で刷版の変
位と同じ向きに変位してその版胴の刷版面の回転周速と
同じ回転周速で回転する着けローラーと、周面が前記着
けローラーの周面に直接またはその着けローラーと回転
を整合させるための1以上の下流部中間ローラーを介し
て接触しその接触位置で接触するローラーの変位と同じ
向きに変位して前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転
周速で回転し、かつ、その周面にインキを収容する多数
の微細な凹部を均等に配した計量ローラーと、その計量
ローラーの周面に接触するドクター手段と、そのドクタ
ー手段を上方に臨むインキ供給の最上流に位置し、上部
と前部とを開放し、両側板と傾斜した基台とからなるイ
ンキ壷と、そのインキ壷の前部を塞ぐ位置、および、前
記インキ壷の基台前縁に第1の隙間を介して近接する位
置、並びに、前記計量ローラーに前記ドクター手段が接
触する位置よりも上流の計量ローラーの周面に前記第1
の隙間よりも狭い第2の隙間を介して近接する位置に周
面を設け、その周面がそのインキ壷の前部を塞ぐ位置か
ら下方に変位して前記版胴の刷版面の回転周速よりも遅
い回転周速で回転するファウンテンローラーと、そのフ
ァウンテンローラーの周面における前記第1の隙間の位
置から回転方向下流側の周面を経由して前記計量ローラ
ーの周面との前記第2の隙間の位置までの空間を下方に
向けて開放するとともに、その開放空間を上方に臨む位
置に上部を開放する容器を配置した水受け手段とを備
え、前記ファウンテンローラーの周面に付着したインキ
壷内のインキが当該ファウンテンローラーの回転によっ
て前記第1の隙間から引き出される際にそのインキに第
1回目の剪断力が加えられ、更に、そのインキが前記フ
ァウンテンローラーの回転によって前記第2の隙間に至
り前記計量ローラーの周面にインキが転移する際に前記
ファウンテンローラーと計量ローラーとの回転周速の差
によってそのインキに第2回目の剪断力が加えられ、そ
れら2度の剪断力の付加によって、インキ内に分散混入
している水がインキから分離して前記水受け手段の容器
内に落下して回収されることを特徴とするものである。
【0017】更に、この発明による脱水能力を有するイ
ンキ供給装置は、版胴の周面に比較的高粘度のインキと
湿し水とを供給して印刷する平版印刷機において、周面
が前記刷版に接触し、その接触位置で刷版の変位と同じ
向きに変位してその版胴の刷版面の回転周速と同じ回転
周速で回転する着けローラーと、周面が前記着けローラ
ーの周面に直接またはその着けローラーと回転を整合さ
せるための1以上の下流部中間ローラーを介して接触し
その接触位置で接触するローラーの変位と同じ向きに変
位して前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転周速で回
転し、かつ、その周面にインキを収容する多数の微細な
凹部を均等に配した計量ローラーと、その計量ローラー
の周面に接触するドクター手段と、そのドクター手段を
上方に臨むインキ供給の最上流に位置し、上部と前部と
を開放し、両側板と傾斜した基台とからなるインキ壷
と、そのインキ壷の前部を塞ぐ位置、および、前記イン
キ壷の基台前縁に第1の隙間を介して近接する位置に周
面を設け、その周面がインキ壷の前部を塞ぐ位置から下
方に変位して前記版胴の刷版面の回転周速よりも遅い回
転周速で回転するファウンテンローラーと、前記ファウ
ンテンローラーと計量ローラーとの間に設けた偶数個の
上流部中間ローラーであって、そのうち、前記ファウン
テンローラーの直下流に位置する第1の中間ローラーの
周面を前記ファウンテンローラーの周面に前記第1の隙
間よりも狭い第2の隙間を介して近接する位置に設け、
その第1の中間ローラーの周面がその近接位置で前記フ
ァウンテンローラーの周面の変位と同じ向きに変位して
前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転周速で回転し、
その第1の中間ローラーを含む各上流部中間ローラーの
周面と前記計量ローラーの周面がそれぞれ順次互いに接
触し、それらの周面がそれらの接触位置で互いに同じ向
きに変位して前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転周
速で回転するように設けた偶数個の前記上流部中間ロー
ラーと、前記ファウンテンローラーの周面における前記
第1の隙間の位置から回転方向下流側の周面を経由し前
記第2の隙間を介して前記第1の中間ローラーの周面に
至る空間を下方に向けて開放するとともに、その開放空
間を上方に臨む位置に上部を開放する容器を配置した水
受け手段とを備え、前記ファウンテンローラーの周面に
付着したインキ壷内のインキが当該ファウンテンローラ
ーの回転によって前記第1の隙間から引き出される際に
そのインキに第1回目の剪断力が加えられ、更に、その
インキが前記ファウンテンローラーの回転によって前記
第2の隙間に至り前記第1の中間ローラーの周面にイン
キが転移する際に前記ファウンテンローラーとその第1
の中間ローラーとの回転周速の差によってそのインキに
第2回目の剪断力が加えられ、それら2度の剪断力の負
荷によって、インキ内に分散混入している水がインキか
ら分離して前記水受け手段の容器内に落下して回収され
ることを特徴とするものである。
ンキ供給装置は、版胴の周面に比較的高粘度のインキと
湿し水とを供給して印刷する平版印刷機において、周面
が前記刷版に接触し、その接触位置で刷版の変位と同じ
向きに変位してその版胴の刷版面の回転周速と同じ回転
周速で回転する着けローラーと、周面が前記着けローラ
ーの周面に直接またはその着けローラーと回転を整合さ
せるための1以上の下流部中間ローラーを介して接触し
その接触位置で接触するローラーの変位と同じ向きに変
位して前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転周速で回
転し、かつ、その周面にインキを収容する多数の微細な
凹部を均等に配した計量ローラーと、その計量ローラー
の周面に接触するドクター手段と、そのドクター手段を
上方に臨むインキ供給の最上流に位置し、上部と前部と
を開放し、両側板と傾斜した基台とからなるインキ壷
と、そのインキ壷の前部を塞ぐ位置、および、前記イン
キ壷の基台前縁に第1の隙間を介して近接する位置に周
面を設け、その周面がインキ壷の前部を塞ぐ位置から下
方に変位して前記版胴の刷版面の回転周速よりも遅い回
転周速で回転するファウンテンローラーと、前記ファウ
ンテンローラーと計量ローラーとの間に設けた偶数個の
上流部中間ローラーであって、そのうち、前記ファウン
テンローラーの直下流に位置する第1の中間ローラーの
周面を前記ファウンテンローラーの周面に前記第1の隙
間よりも狭い第2の隙間を介して近接する位置に設け、
その第1の中間ローラーの周面がその近接位置で前記フ
ァウンテンローラーの周面の変位と同じ向きに変位して
前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転周速で回転し、
その第1の中間ローラーを含む各上流部中間ローラーの
周面と前記計量ローラーの周面がそれぞれ順次互いに接
触し、それらの周面がそれらの接触位置で互いに同じ向
きに変位して前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転周
速で回転するように設けた偶数個の前記上流部中間ロー
ラーと、前記ファウンテンローラーの周面における前記
第1の隙間の位置から回転方向下流側の周面を経由し前
記第2の隙間を介して前記第1の中間ローラーの周面に
至る空間を下方に向けて開放するとともに、その開放空
間を上方に臨む位置に上部を開放する容器を配置した水
受け手段とを備え、前記ファウンテンローラーの周面に
付着したインキ壷内のインキが当該ファウンテンローラ
ーの回転によって前記第1の隙間から引き出される際に
そのインキに第1回目の剪断力が加えられ、更に、その
インキが前記ファウンテンローラーの回転によって前記
第2の隙間に至り前記第1の中間ローラーの周面にイン
キが転移する際に前記ファウンテンローラーとその第1
の中間ローラーとの回転周速の差によってそのインキに
第2回目の剪断力が加えられ、それら2度の剪断力の負
荷によって、インキ内に分散混入している水がインキか
ら分離して前記水受け手段の容器内に落下して回収され
ることを特徴とするものである。
【0018】なお、前項において、ファウンテンローラ
ーの直下流に位置する第1の中間ローラーを、凹凸が均
等に配された凹凸ローラーとすることが望ましい。
ーの直下流に位置する第1の中間ローラーを、凹凸が均
等に配された凹凸ローラーとすることが望ましい。
【0019】更に、前々項において、上流部中間ローラ
ーを4以上の偶数個とすることも可能である。その場合
に、上流部中間ローラーの上流から数えて第1番目を除
く奇数番目の中間ローラーを、軸方向に所定のストロー
クで往復運動するインキシリンダーとすることが望まし
い。
ーを4以上の偶数個とすることも可能である。その場合
に、上流部中間ローラーの上流から数えて第1番目を除
く奇数番目の中間ローラーを、軸方向に所定のストロー
クで往復運動するインキシリンダーとすることが望まし
い。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明によるインキ供給装置の
実施の形態を図面を参照して以下に説明する。
実施の形態を図面を参照して以下に説明する。
【0021】まず、図1は、この発明の代表的な実施の
形態の概略構成を示す斜視図である。この図1におい
て、インキ壷1は、ファウンテンローラー2の周面に向
けて下がり傾斜する基台11と、この基台とファウンテ
ンローラー2の周面によって形成された溝の両側を仕切
る側板12、12とによって構成され、そのインキ壷1
の上部は開放され、前記溝内でインキを貯留する。基台
11の傾斜下方端とファウンテンローラー2の周面との
間に第1の隙間13を設け、その第1の隙間13からフ
ァウンテンローラーの周面に付着したインキが、ファウ
ンテンローラー2の回転によって引き出される。
形態の概略構成を示す斜視図である。この図1におい
て、インキ壷1は、ファウンテンローラー2の周面に向
けて下がり傾斜する基台11と、この基台とファウンテ
ンローラー2の周面によって形成された溝の両側を仕切
る側板12、12とによって構成され、そのインキ壷1
の上部は開放され、前記溝内でインキを貯留する。基台
11の傾斜下方端とファウンテンローラー2の周面との
間に第1の隙間13を設け、その第1の隙間13からフ
ァウンテンローラーの周面に付着したインキが、ファウ
ンテンローラー2の回転によって引き出される。
【0022】インキ壷1の開放前縁部は、前記したよう
に基台11の傾斜下方端に対して第1の隙間13を介し
て設けたファウンテンローラー2の周面によって塞がれ
る。
に基台11の傾斜下方端に対して第1の隙間13を介し
て設けたファウンテンローラー2の周面によって塞がれ
る。
【0023】ファウンテンローラー2は、前記インキ壷
の開放前縁部を塞ぐ周面が下方に変位する方向に回転
し、その回転周速は、版胴の回転周速の変化に従って変
化するが、版胴の回転周速よりも遅く、その対比は、例
えば1/30乃至1/100である。
の開放前縁部を塞ぐ周面が下方に変位する方向に回転
し、その回転周速は、版胴の回転周速の変化に従って変
化するが、版胴の回転周速よりも遅く、その対比は、例
えば1/30乃至1/100である。
【0024】インキ供給におけるファウンテンローラー
2と計量ローラ5との間には零乃至偶数個の上流部中間
ローラーが介設される。図8乃至図10に示す実施の形
態では、上流部中間ローラーが零の場合を示し、図1、
図5乃至図7、図14に示す実施の形態では、2個の上
流部中間ローラー、すなわち、第1の中間ローラー3及
び第2の中間ローラー4を介在させる場合を示し、図1
1乃至図13に示す実施の形態では4個の上流部中間ロ
ーラー、すなわち、第1、第2、第3及び第4の中間ロ
ーラー3、4、41及び42を介在させる場合を示す。
2と計量ローラ5との間には零乃至偶数個の上流部中間
ローラーが介設される。図8乃至図10に示す実施の形
態では、上流部中間ローラーが零の場合を示し、図1、
図5乃至図7、図14に示す実施の形態では、2個の上
流部中間ローラー、すなわち、第1の中間ローラー3及
び第2の中間ローラー4を介在させる場合を示し、図1
1乃至図13に示す実施の形態では4個の上流部中間ロ
ーラー、すなわち、第1、第2、第3及び第4の中間ロ
ーラー3、4、41及び42を介在させる場合を示す。
【0025】従って、インキ供給におけるファウンテン
ローラー2の直下流には、前項に記載の実施の各形態に
よって配置されるローラーの種類が異なる。
ローラー2の直下流には、前項に記載の実施の各形態に
よって配置されるローラーの種類が異なる。
【0026】図8乃至図10に示す実施の各形態では、
計量ローラー5の周面が、前記第1の隙間13よりも狭
い第2の隙間21を介してファウンテンローラー2の周
面に近接する位置に設けられる。
計量ローラー5の周面が、前記第1の隙間13よりも狭
い第2の隙間21を介してファウンテンローラー2の周
面に近接する位置に設けられる。
【0027】これに対して、図1、図5乃至図7、図1
1乃至図13、図14に示す実施の各形態では、第1の
中間ローラー3の周面が、前記第1の隙間13よりも狭
い第2の隙間21を介してファウンテンローラー2の周
面に近接する位置に設けられる。
1乃至図13、図14に示す実施の各形態では、第1の
中間ローラー3の周面が、前記第1の隙間13よりも狭
い第2の隙間21を介してファウンテンローラー2の周
面に近接する位置に設けられる。
【0028】なお、第1の中間ローラー3は、周面に略
均等な凹凸を設けた凹凸ローラーとすることが好まし
く、その凹凸ローラー3の周面には、図4に示すよう
に、周囲を溝32で区切った多数の突起31を設け、フ
ァウンテンローラー2の周面のインキを、受け取りやす
くかつ受け入れやすくするとともに、ファウンテンロー
ラー2と凹凸ローラー3との間を通過するインキ膜に対
する押圧力に区分的な強弱を生じさせ、その押圧力の負
荷が区分的に弱く働いた位置にインキから分離した水が
集中し易い条件をつくる。突起31の形状は、図4に示
すダイヤ形の他、三角形、円形等でもよく、例えば0.
5乃至5mmのピッチで設ける。また、図4に示すよう
な規則的な凹凸にかえて、均等な梨地状の凹凸を設けた
周面にしてもよい。
均等な凹凸を設けた凹凸ローラーとすることが好まし
く、その凹凸ローラー3の周面には、図4に示すよう
に、周囲を溝32で区切った多数の突起31を設け、フ
ァウンテンローラー2の周面のインキを、受け取りやす
くかつ受け入れやすくするとともに、ファウンテンロー
ラー2と凹凸ローラー3との間を通過するインキ膜に対
する押圧力に区分的な強弱を生じさせ、その押圧力の負
荷が区分的に弱く働いた位置にインキから分離した水が
集中し易い条件をつくる。突起31の形状は、図4に示
すダイヤ形の他、三角形、円形等でもよく、例えば0.
5乃至5mmのピッチで設ける。また、図4に示すよう
な規則的な凹凸にかえて、均等な梨地状の凹凸を設けた
周面にしてもよい。
【0029】図1、図5乃至図7の実施の各形態におい
て、インキ供給における凹凸ローラー3(第1の中間ロ
ーラー)の下流側には、第2の中間ローラー4、計量ロ
ーラー5、着けローラー7を、順次互いに周面を接触さ
せて設け、着けローラー7の周面は、版胴8の刷版に接
触させて設ける。そして、凹凸ローラー3、第2の中間
ローラー4、計量ローラー5、着けローラー7は、いず
れも、版胴の回転周速と略同じ回転周速で回転させる。
て、インキ供給における凹凸ローラー3(第1の中間ロ
ーラー)の下流側には、第2の中間ローラー4、計量ロ
ーラー5、着けローラー7を、順次互いに周面を接触さ
せて設け、着けローラー7の周面は、版胴8の刷版に接
触させて設ける。そして、凹凸ローラー3、第2の中間
ローラー4、計量ローラー5、着けローラー7は、いず
れも、版胴の回転周速と略同じ回転周速で回転させる。
【0030】また、ファウンテンローラー2、第1の中
間ローラー(凹凸ローラー)3、第2の中間ローラー
4、計量ローラー5、着けローラー7は、相互の対向部
または相互の接触部において、両ローラーの周面が同一
の向きに変位して回転し、着けローラー7は、刷版との
接触部で、その周面が刷版の変位する向きと同一の向き
に変位する。
間ローラー(凹凸ローラー)3、第2の中間ローラー
4、計量ローラー5、着けローラー7は、相互の対向部
または相互の接触部において、両ローラーの周面が同一
の向きに変位して回転し、着けローラー7は、刷版との
接触部で、その周面が刷版の変位する向きと同一の向き
に変位する。
【0031】以上のローラー配列のレイアウトにおい
て、第2の中間ローラー4が、第1の中間ローラー(凹
凸ローラー)3からインキを供給され、このインキを下
流側の計量ローラー5に供給する過程で、インキに圧縮
と分裂を2度繰り返し与え、この繰り返しによって、イ
ンキは一時的軟化現象により一時的に流動性が増し、下
流への供給に良好な条件が設定される。なお、第2の中
間ローラー4は、例えば表面硬さが20乃至40度(シ
ョアーA)のゴム表面層のローラーである。
て、第2の中間ローラー4が、第1の中間ローラー(凹
凸ローラー)3からインキを供給され、このインキを下
流側の計量ローラー5に供給する過程で、インキに圧縮
と分裂を2度繰り返し与え、この繰り返しによって、イ
ンキは一時的軟化現象により一時的に流動性が増し、下
流への供給に良好な条件が設定される。なお、第2の中
間ローラー4は、例えば表面硬さが20乃至40度(シ
ョアーA)のゴム表面層のローラーである。
【0032】図11乃至図13に示す4個からなる上流
部中間ローラーの実施の各形態において、第3の中間ロ
ーラー41は、それより上流の第2の中間ローラー4の
周面と下流の第4の中間ローラー42の周面の双方に周
面を接触する金属製のシリンダーであって、その周面
は、インキに対するぬれを良くし、インキの受け渡しを
良くするために、銅で被覆されている。この金属製の第
3の中間ローラー41は、更に上流の第1の中間ローラ
ーである凹凸ローラー3と略等しい周速で、かつ同じ回
転方向であるように駆動されて回転し、更に、その回転
は、直上流の第2の中間ローラー4の周面との接触位置
において、その周面が直上流の第2の中間ローラー4の
周面と同じ向きに変位して回転する一方、下流の第4の
中間ローラー42の周面との接触位置において、その周
面が下流の第4の中間ローラー42の周面と同じ向きに
変位して回転する。
部中間ローラーの実施の各形態において、第3の中間ロ
ーラー41は、それより上流の第2の中間ローラー4の
周面と下流の第4の中間ローラー42の周面の双方に周
面を接触する金属製のシリンダーであって、その周面
は、インキに対するぬれを良くし、インキの受け渡しを
良くするために、銅で被覆されている。この金属製の第
3の中間ローラー41は、更に上流の第1の中間ローラ
ーである凹凸ローラー3と略等しい周速で、かつ同じ回
転方向であるように駆動されて回転し、更に、その回転
は、直上流の第2の中間ローラー4の周面との接触位置
において、その周面が直上流の第2の中間ローラー4の
周面と同じ向きに変位して回転する一方、下流の第4の
中間ローラー42の周面との接触位置において、その周
面が下流の第4の中間ローラー42の周面と同じ向きに
変位して回転する。
【0033】また、この金属製の第3の中間ローラ41
は、前記回転下において、軸方向に所定のストロークで
往復作動するように、その端軸に、公知の、例えば特公
昭57−15552号公報に示されているようなオシレ
ーション機構(図示せず)に連係させて、自らの回転に
よって、例えば3乃至50mmのストロークで20回転
毎に1往復するように設けてもよい。
は、前記回転下において、軸方向に所定のストロークで
往復作動するように、その端軸に、公知の、例えば特公
昭57−15552号公報に示されているようなオシレ
ーション機構(図示せず)に連係させて、自らの回転に
よって、例えば3乃至50mmのストロークで20回転
毎に1往復するように設けてもよい。
【0034】これに対して、第4の中間ローラー42
は、例えば、表面固さ20乃至40度(ショアーA)の
ゴム表面層を有するローラーであって、その周面が、第
3の中間ローラー41の周面と計量ローラー5の周面の
双方に接触し、かつ、第3の中間ローラー41の周面と
の接触位置で、周面が第3の中間ローラー41の周面と
同じ向きに同じ速度で変位して回転(ただし、軸方向に
は変位せず)するとともに、計量ローラー5の周面との
接触位置で、周面が計量ローラー5の周面と同じ向きに
同じ速度で変位して回転するように設ける。
は、例えば、表面固さ20乃至40度(ショアーA)の
ゴム表面層を有するローラーであって、その周面が、第
3の中間ローラー41の周面と計量ローラー5の周面の
双方に接触し、かつ、第3の中間ローラー41の周面と
の接触位置で、周面が第3の中間ローラー41の周面と
同じ向きに同じ速度で変位して回転(ただし、軸方向に
は変位せず)するとともに、計量ローラー5の周面との
接触位置で、周面が計量ローラー5の周面と同じ向きに
同じ速度で変位して回転するように設ける。
【0035】計量ローラー5は、その周面に、図2に示
すように、所定量のインキを収容できる多数の微細な凹
部が均等に配されている。それらの凹部は、計量ローラ
ー5の外周層53を構成する基材54に均等に散在され
た微小空洞55、すなわち、具体的には、例えば基材5
4の合成樹脂にマイクロバルーンと称する直径5乃至3
00μmほどの微小中空体を混合して分散させたものに
よって、ローラーの外周層53が形成されている。
すように、所定量のインキを収容できる多数の微細な凹
部が均等に配されている。それらの凹部は、計量ローラ
ー5の外周層53を構成する基材54に均等に散在され
た微小空洞55、すなわち、具体的には、例えば基材5
4の合成樹脂にマイクロバルーンと称する直径5乃至3
00μmほどの微小中空体を混合して分散させたものに
よって、ローラーの外周層53が形成されている。
【0036】このような、外周層53を構成する基材5
4に微小空洞55を均等に分散した計量ローラー5は、
後述するドクター手段6によるインキ掻き取り作用を受
けるときに、計量ローラー5の周面が摩耗して表面に開
口している微小空洞55が消滅しても、その下側にあっ
た微小空洞55が新たに表面に開口することになるの
で、計量ローラー5としての周面の凹部が収容するイン
キの量に、有意な変化を生じない。
4に微小空洞55を均等に分散した計量ローラー5は、
後述するドクター手段6によるインキ掻き取り作用を受
けるときに、計量ローラー5の周面が摩耗して表面に開
口している微小空洞55が消滅しても、その下側にあっ
た微小空洞55が新たに表面に開口することになるの
で、計量ローラー5としての周面の凹部が収容するイン
キの量に、有意な変化を生じない。
【0037】前記の合成樹脂に微小中空体を混合して分
散させた外周層を有する計量ローラー5は、例えば、表
面硬さを70乃至100度(ショアーA)に作成され
る。
散させた外周層を有する計量ローラー5は、例えば、表
面硬さを70乃至100度(ショアーA)に作成され
る。
【0038】計量ローラー5の周面の凹部は、図3に示
すように、規則的に配した窪み(セル)51とそれを囲
む土手52とによって形成してもよい。このような窪み
51は、例えば金属、合成樹脂、タングステンカーバイ
ト等の素材に、転造、レーザー加工、腐食等の加工を施
し、80線/cm乃至200線/cmの密度で形成され
る。
すように、規則的に配した窪み(セル)51とそれを囲
む土手52とによって形成してもよい。このような窪み
51は、例えば金属、合成樹脂、タングステンカーバイ
ト等の素材に、転造、レーザー加工、腐食等の加工を施
し、80線/cm乃至200線/cmの密度で形成され
る。
【0039】ドクター手段6は、計量ローラー5の回転
方向において、第2の中間ローラー4との接触位置より
も下流であり、かつ、着けローラー7との接触位置より
も上流である計量ローラー5の周面に接触するように設
け、その具体的な実施の形態は、例えば、図5に示すド
クターブレード61、図6に示すドクターバー62、図
7に示すドクターローラー63であり、それらのドクタ
ー手段は、いずれも、印刷稼働時には計量ローラー5の
周面にその全長にわたって接触し、それらの接触によっ
て、計量ローラー5の周面から過剰なインキが掻き取ら
れる。
方向において、第2の中間ローラー4との接触位置より
も下流であり、かつ、着けローラー7との接触位置より
も上流である計量ローラー5の周面に接触するように設
け、その具体的な実施の形態は、例えば、図5に示すド
クターブレード61、図6に示すドクターバー62、図
7に示すドクターローラー63であり、それらのドクタ
ー手段は、いずれも、印刷稼働時には計量ローラー5の
周面にその全長にわたって接触し、それらの接触によっ
て、計量ローラー5の周面から過剰なインキが掻き取ら
れる。
【0040】図5において、前記ドクターブレード61
は、計量ローラー5の周面に接触するブレード611
と、それを支持するブレードホルダー612とからな
り、図示を省略したフレームに支持されている。
は、計量ローラー5の周面に接触するブレード611
と、それを支持するブレードホルダー612とからな
り、図示を省略したフレームに支持されている。
【0041】図6において、前記ドクターバー62は、
計量ローラー5の周面に接触するバー621と、そのバ
ーのたわみ変形を抑制するバックアップステー622と
からなり、図示を省略したフレームに支持されている。
計量ローラー5の周面に接触するバー621と、そのバ
ーのたわみ変形を抑制するバックアップステー622と
からなり、図示を省略したフレームに支持されている。
【0042】図7において、前記ドクターローラー63
は、計量ローラー5の周面に接触するドクターローラー
63からなり、図示を省略したフレームに回転可能に支
持され、図示を省略した適宜な駆動手段によって、計量
ローラー5との接触位置において、周面が計量ローラー
5の周面と逆向きに変位して回転するように駆動され
る。なお、ドクターローラー63は、計量ローラー5と
の接触位置において、周面が計量ローラー5の周面と同
じ向きに、かつ、計量ローラー5の周面より遅く変位し
て回転するよう駆動されるように設けてもよい。ドクタ
ー手段6の計量ローラー5の周面に接触する部分は、計
量ローラー5の周面の素材、固さによってその素材、固
さを選定し、ドクター手段6と計量ローラー5の双方の
消耗をできるだけ小さくしつつ、初期のインキ掻き取り
作用が得られる素材を選定して使用する。
は、計量ローラー5の周面に接触するドクターローラー
63からなり、図示を省略したフレームに回転可能に支
持され、図示を省略した適宜な駆動手段によって、計量
ローラー5との接触位置において、周面が計量ローラー
5の周面と逆向きに変位して回転するように駆動され
る。なお、ドクターローラー63は、計量ローラー5と
の接触位置において、周面が計量ローラー5の周面と同
じ向きに、かつ、計量ローラー5の周面より遅く変位し
て回転するよう駆動されるように設けてもよい。ドクタ
ー手段6の計量ローラー5の周面に接触する部分は、計
量ローラー5の周面の素材、固さによってその素材、固
さを選定し、ドクター手段6と計量ローラー5の双方の
消耗をできるだけ小さくしつつ、初期のインキ掻き取り
作用が得られる素材を選定して使用する。
【0043】着けローラー7は、ドクター手段6によっ
て過剰インキを掻き取られた後の計量ローラー5の周面
から、全長にわたって略均一なインキを供給され、この
インキを、版胴8の刷版に供給する。着けローラー7
は、例えば表面硬さ20乃至40度(ショアーA)のゴ
ム表面層のローラーである。着けローラー7の周面は前
記刷版に接触し、その接触位置で刷版の変位と同じ向き
に変位して回転し、そして、その版胴の刷版面の回転周
速と同じ回転周速で回転する。
て過剰インキを掻き取られた後の計量ローラー5の周面
から、全長にわたって略均一なインキを供給され、この
インキを、版胴8の刷版に供給する。着けローラー7
は、例えば表面硬さ20乃至40度(ショアーA)のゴ
ム表面層のローラーである。着けローラー7の周面は前
記刷版に接触し、その接触位置で刷版の変位と同じ向き
に変位して回転し、そして、その版胴の刷版面の回転周
速と同じ回転周速で回転する。
【0044】図1、図5乃至図13に示す実施の形態で
は、いずれも計量ローラー5の直下流に着けローラー7
が配されている。それらに対して、図14に示すサテラ
イト型オフセット印刷の具体的実施例では、中央に位置
する大径の共通圧胴ICに向けて4組のインキ供給装置
IN1、IN2、IN3及びIN4がそれぞれ版胴8及
びブランケット胴BCを介して放射状に配置される構成
上、各インキ供給装置は、取付方向及び取付位置の相違
を超越して回転方向を整合する必要から、計量ローラー
5と着けローラー7との間に、零から3個の下流部中間
ローラー、すなわち、第5の中間ローラー43、第6の
中間ローラー44及び第7の中間ローラー45をそれぞ
れ適宜に組み込むことによって、上記の整合を達成す
る。それらの関係を図14において具体的に説明すれば
計量ローラー5と着けローラー7との直結型は図14内
の右下部に置けるインキ供給装置IN1のみであって、
ほかの3つの系統のインキ供給装置では、いずれも計量
ローラー5と着けローラー7との間に下流部中間ローラ
ーを介設する。すなわち、左下部におけるインキ供給装
置IN2では第5の中間ローラー43が、右上部におけ
るインキ供給装置IN3では第5及び第6の中間ローラ
ー43、44が、そして、左上部におけるインキ供給装
置IN4では第5、第6及び第7の中間ローラー43、
44及び45が介設され、それらのローラーを経由して
計量ローラー5から着けローラー7へインキが伝えられ
る。
は、いずれも計量ローラー5の直下流に着けローラー7
が配されている。それらに対して、図14に示すサテラ
イト型オフセット印刷の具体的実施例では、中央に位置
する大径の共通圧胴ICに向けて4組のインキ供給装置
IN1、IN2、IN3及びIN4がそれぞれ版胴8及
びブランケット胴BCを介して放射状に配置される構成
上、各インキ供給装置は、取付方向及び取付位置の相違
を超越して回転方向を整合する必要から、計量ローラー
5と着けローラー7との間に、零から3個の下流部中間
ローラー、すなわち、第5の中間ローラー43、第6の
中間ローラー44及び第7の中間ローラー45をそれぞ
れ適宜に組み込むことによって、上記の整合を達成す
る。それらの関係を図14において具体的に説明すれば
計量ローラー5と着けローラー7との直結型は図14内
の右下部に置けるインキ供給装置IN1のみであって、
ほかの3つの系統のインキ供給装置では、いずれも計量
ローラー5と着けローラー7との間に下流部中間ローラ
ーを介設する。すなわち、左下部におけるインキ供給装
置IN2では第5の中間ローラー43が、右上部におけ
るインキ供給装置IN3では第5及び第6の中間ローラ
ー43、44が、そして、左上部におけるインキ供給装
置IN4では第5、第6及び第7の中間ローラー43、
44及び45が介設され、それらのローラーを経由して
計量ローラー5から着けローラー7へインキが伝えられ
る。
【0045】他方において、版胴8の刷版面に着けロー
ラー7が接触する位置よりも回転方向において上流側に
おける版胴8の刷版周面に、湿し水供給装置9における
湿し水供給ローラーの周面が接触し、その接触位置を通
して刷版面に湿し水が供給される。
ラー7が接触する位置よりも回転方向において上流側に
おける版胴8の刷版周面に、湿し水供給装置9における
湿し水供給ローラーの周面が接触し、その接触位置を通
して刷版面に湿し水が供給される。
【0046】ところで、刷版面に供給された湿し水は、
刷版の非画像部へのインキの付着を排除する役割を有す
るが、湿し水の刷版面への供給は刷版の非画像部のみに
制限されず、一般的には刷版の全面にわたって供給され
るので、余剰水が生じ、その余剰水がインキ供給装置の
各ローラーに逆流して遂にはインキ壷1内のインキ16
に侵入し、インキの濃度に支障を生ぜしめるに至る。こ
の余剰水逆流の現象はインキ供給装置のローラー数を少
なくしたキーレスインキ供給方式に特有であり、本願発
明のように比較的高粘度のインキを使用する場合であっ
ても例外ではない。
刷版の非画像部へのインキの付着を排除する役割を有す
るが、湿し水の刷版面への供給は刷版の非画像部のみに
制限されず、一般的には刷版の全面にわたって供給され
るので、余剰水が生じ、その余剰水がインキ供給装置の
各ローラーに逆流して遂にはインキ壷1内のインキ16
に侵入し、インキの濃度に支障を生ぜしめるに至る。こ
の余剰水逆流の現象はインキ供給装置のローラー数を少
なくしたキーレスインキ供給方式に特有であり、本願発
明のように比較的高粘度のインキを使用する場合であっ
ても例外ではない。
【0047】この発明では、前述した湿し水の余剰水を
インキ中から除去するために、ファウンテンローラー2
の周面における第1の隙間13の位置からそのファウン
テンローラー2の回転方向下流側の周面を経由して少な
くとも直下流のローラー、すなわち、図1、図5乃至
7、及び、図11乃至13においては凹凸ローラー3の
周面との第2の隙間21の位置までの空間、図8乃至1
0においては計量ローラーの周面との第2の隙間21の
位置までの空間を下方に向けて開放する一方、その開放
空間を上方に望む位置に上部を開放する容器10を配置
した水受け手段を設ける。
インキ中から除去するために、ファウンテンローラー2
の周面における第1の隙間13の位置からそのファウン
テンローラー2の回転方向下流側の周面を経由して少な
くとも直下流のローラー、すなわち、図1、図5乃至
7、及び、図11乃至13においては凹凸ローラー3の
周面との第2の隙間21の位置までの空間、図8乃至1
0においては計量ローラーの周面との第2の隙間21の
位置までの空間を下方に向けて開放する一方、その開放
空間を上方に望む位置に上部を開放する容器10を配置
した水受け手段を設ける。
【0048】以上に記載した実施の形態において、イン
キに分散混入する湿し水の分離、除去について以下に説
明する。
キに分散混入する湿し水の分離、除去について以下に説
明する。
【0049】まず、インキ壷1に粘度の高いインキ16
を入れると、インキ16は、流動性が低いために、イン
キ壷1の底部前縁とファウンテンローラー2の周面との
間の第1の隙間13から垂れ落ちることなく、インキ壷
1に貯留される。
を入れると、インキ16は、流動性が低いために、イン
キ壷1の底部前縁とファウンテンローラー2の周面との
間の第1の隙間13から垂れ落ちることなく、インキ壷
1に貯留される。
【0050】この状態で、ファウンテンローラー2を、
インキ壷1の開放前部を塞ぐ周面が下に向かって変位す
る方向に回転させると、この周面に付着しているインキ
壷1に貯留されたインキ16が、ファウンテンローラー
2の周面の変位に追従し、インキ壷1の底部前縁によっ
て第1の隙間13を通過し得る厚さにならされて、イン
キ壷1の外に引き出される。
インキ壷1の開放前部を塞ぐ周面が下に向かって変位す
る方向に回転させると、この周面に付着しているインキ
壷1に貯留されたインキ16が、ファウンテンローラー
2の周面の変位に追従し、インキ壷1の底部前縁によっ
て第1の隙間13を通過し得る厚さにならされて、イン
キ壷1の外に引き出される。
【0051】前記インキ壷1の底部前縁によるならしに
より、インキ16に第1回目の剪断力が加えられ、イン
キ16内に水が分散混在しているときには、その剪断力
によって安定性が破られ、一部の水がインキから分離
し、そして、更なる剪断力の負荷によって水がインキか
ら分離できる極めて不安定な混在状態に変化させられ
る。
より、インキ16に第1回目の剪断力が加えられ、イン
キ16内に水が分散混在しているときには、その剪断力
によって安定性が破られ、一部の水がインキから分離
し、そして、更なる剪断力の負荷によって水がインキか
ら分離できる極めて不安定な混在状態に変化させられ
る。
【0052】前記第1回目の剪断力を受けたインキ16
は、ファウンテンローラー2の継続する回転によって、
一定の厚さでファウンテンローラー2の周面に付着して
順次引き出され、下流でファウンテンローラー2の周面
に周面を近接する第1の中間ローラー、例えば凹凸ロー
ラー3(以下、凹凸ローラー3として説明する)との間
の第2の隙間21に至る。この第2の隙間21は、前記
第1の隙間13よりも狭く設定されており、また、凹凸
ローラー3は、ファウンテンローラー2の周面と同じ向
きに、かつ、ファウンテンローラー2の周面よりも速く
変位して回転するように設定されている。従って、ファ
ウンテンローラー2の周面によって第2の隙間21に送
られたインキ16に対して、ファウンテンローラー2の
回転周速と凹凸ローラーの回転周速との差によって、第
2回目の剪断力が加えられる。
は、ファウンテンローラー2の継続する回転によって、
一定の厚さでファウンテンローラー2の周面に付着して
順次引き出され、下流でファウンテンローラー2の周面
に周面を近接する第1の中間ローラー、例えば凹凸ロー
ラー3(以下、凹凸ローラー3として説明する)との間
の第2の隙間21に至る。この第2の隙間21は、前記
第1の隙間13よりも狭く設定されており、また、凹凸
ローラー3は、ファウンテンローラー2の周面と同じ向
きに、かつ、ファウンテンローラー2の周面よりも速く
変位して回転するように設定されている。従って、ファ
ウンテンローラー2の周面によって第2の隙間21に送
られたインキ16に対して、ファウンテンローラー2の
回転周速と凹凸ローラーの回転周速との差によって、第
2回目の剪断力が加えられる。
【0053】この第2回目の剪断力を加えられたインキ
16は、前記のように、第1回目の剪断力により、イン
キ16内の水が極めて分離しやすい状態になっているた
めに、容易に水を分離する。しかも、第2の隙間21を
通過して第2回目の剪断力が与えられるインキ16は、
その膜が厚いので、そこから分離される水の量が多く、
分離した水はその高い流動性によって互いに寄り集ま
り、一気に成長して容器10内に落下する。
16は、前記のように、第1回目の剪断力により、イン
キ16内の水が極めて分離しやすい状態になっているた
めに、容易に水を分離する。しかも、第2の隙間21を
通過して第2回目の剪断力が与えられるインキ16は、
その膜が厚いので、そこから分離される水の量が多く、
分離した水はその高い流動性によって互いに寄り集ま
り、一気に成長して容器10内に落下する。
【0054】更に、ファウンテンローラー2と第2の隙
間21を介して近接する第1の中間ローラーとして凹凸
ローラー3を使用することにより、ファウンテンローラ
ー2と凹凸ローラー3とによる、第2の隙間21を通過
するインキ16に対する押圧力に部分的な強弱ができ、
そのため、インキよりも流動性の高い水が押圧力の弱い
部分に集中し易く、分離した水がより早く成長するの
で、分離した水の除去効率が高くなる。
間21を介して近接する第1の中間ローラーとして凹凸
ローラー3を使用することにより、ファウンテンローラ
ー2と凹凸ローラー3とによる、第2の隙間21を通過
するインキ16に対する押圧力に部分的な強弱ができ、
そのため、インキよりも流動性の高い水が押圧力の弱い
部分に集中し易く、分離した水がより早く成長するの
で、分離した水の除去効率が高くなる。
【0055】図8乃至図10に示す実施の形態では、フ
ァウンテンローラー2と第2の隙間21を介して計量ロ
ーラー5が近接して設けられるが、ファウンテンローラ
ー2の回転周速と計量ローラー5の回転周速とに差があ
るので、前記と同様に、インキ16に第2回目の剪断力
が加えられて、水が分離する。
ァウンテンローラー2と第2の隙間21を介して計量ロ
ーラー5が近接して設けられるが、ファウンテンローラ
ー2の回転周速と計量ローラー5の回転周速とに差があ
るので、前記と同様に、インキ16に第2回目の剪断力
が加えられて、水が分離する。
【0056】第2の隙間21に至ったインキ16は、図
1、図5乃至図7に示す実施の形態では、凹凸ローラー
3、第2の中間ローラー4の周面を経て計量ローラー5
の周面に供給され、図8乃至図10の実施の形態では、
ファウンテンローラー2から直接計量ローラー5の周面
に供給され、図11乃至図13の実施の形態では凹凸ロ
ーラー3、第2の中間ローラー4、第3の中間ローラー
41、第4の中間ローラー42の周面を経て計量ローラ
ー5の周面に供給される。
1、図5乃至図7に示す実施の形態では、凹凸ローラー
3、第2の中間ローラー4の周面を経て計量ローラー5
の周面に供給され、図8乃至図10の実施の形態では、
ファウンテンローラー2から直接計量ローラー5の周面
に供給され、図11乃至図13の実施の形態では凹凸ロ
ーラー3、第2の中間ローラー4、第3の中間ローラー
41、第4の中間ローラー42の周面を経て計量ローラ
ー5の周面に供給される。
【0057】計量ローラー5の周面に供給されたインキ
16は、計量ローラー5の回転によってドクター手段6
の接触位置に至り、計量ローラー5の周面におけるイン
キ16の過剰分がドクター手段6で掻き取られる。掻き
取られたインキ16は、ドクター手段6の下方に上部を
開放して設けられているインキ壷1内に回収される。
16は、計量ローラー5の回転によってドクター手段6
の接触位置に至り、計量ローラー5の周面におけるイン
キ16の過剰分がドクター手段6で掻き取られる。掻き
取られたインキ16は、ドクター手段6の下方に上部を
開放して設けられているインキ壷1内に回収される。
【0058】ドクター手段6によって過剰インキ16が
掻き取られた後における計量ローラー5の周面の窪み
(セル)内のインキ16は、計量ローラー5の回転によ
って着けローラー7の接触位置に至り、そこから着けロ
ーラー7の周面に供給され、着けローラー7の周面に供
給されたインキ16は、着けローラー7の回転により刷
版の接触位置に至り、そこから版胴8の周面の刷版に供
給される。
掻き取られた後における計量ローラー5の周面の窪み
(セル)内のインキ16は、計量ローラー5の回転によ
って着けローラー7の接触位置に至り、そこから着けロ
ーラー7の周面に供給され、着けローラー7の周面に供
給されたインキ16は、着けローラー7の回転により刷
版の接触位置に至り、そこから版胴8の周面の刷版に供
給される。
【0059】刷版との接触を終えた着けローラー7の周
面には、刷版の非画像部からの湿し水が転移し、更に、
この水は、着けローラー7の回転によって計量ローラー
5の周面の過剰分のインキ16とともに掻き取られ、イ
ンキ壷1内に落下してインキ16に分散混在する。
面には、刷版の非画像部からの湿し水が転移し、更に、
この水は、着けローラー7の回転によって計量ローラー
5の周面の過剰分のインキ16とともに掻き取られ、イ
ンキ壷1内に落下してインキ16に分散混在する。
【0060】ドクター手段6に掻き取られてインキ壷1
に回収されたインキ16は、ファウンテンローラー2に
よって再度インキ壷から引き出され、前記の供給を繰り
返す一方、インキ16内に含まれた水は、前記した2度
にわたる剪断力がインキ16に加えられる際に、インキ
16から分離し、落下して、容器10内に収容される。
従って、計量ローラー5の周面には水分の混入が少ない
純度の高いインキ16が常時供給されるわけである。
に回収されたインキ16は、ファウンテンローラー2に
よって再度インキ壷から引き出され、前記の供給を繰り
返す一方、インキ16内に含まれた水は、前記した2度
にわたる剪断力がインキ16に加えられる際に、インキ
16から分離し、落下して、容器10内に収容される。
従って、計量ローラー5の周面には水分の混入が少ない
純度の高いインキ16が常時供給されるわけである。
【0061】更に、この発明は、インキ壷1に、前記第
1の隙間13の大きさを変更し得る適宜の機構(図示せ
ず)を設けた実施の形態をも含むものである。
1の隙間13の大きさを変更し得る適宜の機構(図示せ
ず)を設けた実施の形態をも含むものである。
【0062】
【実施例】図14は、この発明によるインキ供給装置4
個IN1、IN2、IN3及びIN4を共通圧胴ICに
向けて4方向から放射状に設けたサテライト型のオフセ
ット印刷機の実施例を示すものであり、各インキ供給装
置はいずれも版胴8及びブランケット胴BCを介して共
通圧胴ICに接するように構成され、各インキ供給装置
の取付方向、取付位置の相違を超越して回転方向を整合
する必要から、計量ローラー5と着けローラー7との間
に零から3個の下流部中間ローラー43、44、45が
それぞれ適宜に組み込まれている。その他の構成につい
ては、前記実施の形態の説明における同一部材に同一の
符号を付して示している。
個IN1、IN2、IN3及びIN4を共通圧胴ICに
向けて4方向から放射状に設けたサテライト型のオフセ
ット印刷機の実施例を示すものであり、各インキ供給装
置はいずれも版胴8及びブランケット胴BCを介して共
通圧胴ICに接するように構成され、各インキ供給装置
の取付方向、取付位置の相違を超越して回転方向を整合
する必要から、計量ローラー5と着けローラー7との間
に零から3個の下流部中間ローラー43、44、45が
それぞれ適宜に組み込まれている。その他の構成につい
ては、前記実施の形態の説明における同一部材に同一の
符号を付して示している。
【0063】
【発明の効果】この発明によるインキ供給装置は、比較
的高粘度のインキを使用することを条件としたキーレス
インキ供給方式による平版印刷機に使用される特質から
生ずる次の課題、すなわち、版胴の刷版面の非画像部に
供給された湿し水がインキ供給装置に侵入しインキ壷内
のインキに分散混在して印刷品質の低下を招く課題を、
主として他の基本的な課題を解決するための構成、すな
わち、比較的高粘性のインキに一時的に流動性を与えて
計量ローラーの周面の窪みへの付着性を良好にするため
の構成を利用することによって、つまり、インキ壷とフ
ァウンテンローラーの周面との第1の隙間、及び、ファ
ウンテンローラーの周面とその直下流のローラーの周面
との間の前記第1の隙間よりも狭い第2の隙間を、比較
的高粘性のインキが通過するときに剪断力が生ずる、そ
の剪断力の作用を利用することによって、その他の独自
の水分離機構を何ら設けることなく、巧みに高粘性のイ
ンキ中から水を効率よく分離し処理することを可能なら
しめた。
的高粘度のインキを使用することを条件としたキーレス
インキ供給方式による平版印刷機に使用される特質から
生ずる次の課題、すなわち、版胴の刷版面の非画像部に
供給された湿し水がインキ供給装置に侵入しインキ壷内
のインキに分散混在して印刷品質の低下を招く課題を、
主として他の基本的な課題を解決するための構成、すな
わち、比較的高粘性のインキに一時的に流動性を与えて
計量ローラーの周面の窪みへの付着性を良好にするため
の構成を利用することによって、つまり、インキ壷とフ
ァウンテンローラーの周面との第1の隙間、及び、ファ
ウンテンローラーの周面とその直下流のローラーの周面
との間の前記第1の隙間よりも狭い第2の隙間を、比較
的高粘性のインキが通過するときに剪断力が生ずる、そ
の剪断力の作用を利用することによって、その他の独自
の水分離機構を何ら設けることなく、巧みに高粘性のイ
ンキ中から水を効率よく分離し処理することを可能なら
しめた。
【0064】従って、印刷の稼働が継続しても、インキ
に含まれる水が増加することがなくなり、インキに含ま
れる水の増加によって生じる印刷品質の低下やインキ供
給の不具合が防止され、安定した印刷を長時間継続する
ことが可能になった。
に含まれる水が増加することがなくなり、インキに含ま
れる水の増加によって生じる印刷品質の低下やインキ供
給の不具合が防止され、安定した印刷を長時間継続する
ことが可能になった。
【0065】特にこの発明では、従来のように、インキ
壷内のインキをポンプで吸引、圧送することによる強い
撹拌を行うことをせず、ファウンテンローラーの周面の
厚いインキ膜に、2回連続して剪断力が作用する機構に
したので、インキ内の水を多量かつ効率よく分離し取り
除くことが可能となった。
壷内のインキをポンプで吸引、圧送することによる強い
撹拌を行うことをせず、ファウンテンローラーの周面の
厚いインキ膜に、2回連続して剪断力が作用する機構に
したので、インキ内の水を多量かつ効率よく分離し取り
除くことが可能となった。
【0066】更に、この発明では、第1の中間ローラー
を凹凸ローラーとすることによって、第2回目の剪断力
が作用した際にインキから分離した水が凹凸ローラーの
窪みの部分に集中し易い環境が設けられたので、それに
よって集中して質量を増加した水の落下が促進し、イン
キから迅速に水を取り除くことが可能となり、そのよう
なことから、高速稼働にも充分に追従することができる
ようになった。
を凹凸ローラーとすることによって、第2回目の剪断力
が作用した際にインキから分離した水が凹凸ローラーの
窪みの部分に集中し易い環境が設けられたので、それに
よって集中して質量を増加した水の落下が促進し、イン
キから迅速に水を取り除くことが可能となり、そのよう
なことから、高速稼働にも充分に追従することができる
ようになった。
【図1】この発明によるインキ供給装置の実施の一形態
を示す斜視図、
を示す斜視図、
【図2】この発明によるインキ供給装置における計量ロ
ーラーの周面の実施の一形態を示すその周面の一部の一
部断面を含む拡大図、
ーラーの周面の実施の一形態を示すその周面の一部の一
部断面を含む拡大図、
【図3】この発明によるインキ供給装置における計量ロ
ーラーの周面の実施の他の形態を示すその周面の一部の
一部断面を含む拡大図、
ーラーの周面の実施の他の形態を示すその周面の一部の
一部断面を含む拡大図、
【図4】この発明によるインキ供給装置における第1の
中間ローラーの周面の実施の一形態を示すその周面の一
部の一部断面を含む拡大図、
中間ローラーの周面の実施の一形態を示すその周面の一
部の一部断面を含む拡大図、
【図5】図1の側断面図であって、ドクター手段をドク
ターブレードとした実施の形態を示す。
ターブレードとした実施の形態を示す。
【図6】図5の実施の形態におけるドクター手段をドク
ターバーとした実施の形態を示す側断面図、
ターバーとした実施の形態を示す側断面図、
【図7】図5の実施の形態におけるドクター手段をドク
ターローラーとした実施の形態を示す側断面図、
ターローラーとした実施の形態を示す側断面図、
【図8】図5の実施の形態における第1及び第2の中間
ローラー3及び4を除去した実施の形態を示す側断面
図、
ローラー3及び4を除去した実施の形態を示す側断面
図、
【図9】図6の実施の形態における第1及び第2の中間
ローラー3及び4を除去した実施の形態を示す側断面
図、
ローラー3及び4を除去した実施の形態を示す側断面
図、
【図10】図7の実施の形態における第1及び第2の中
間ローラー3及び4を除去した実施の形態を示す側断面
図、
間ローラー3及び4を除去した実施の形態を示す側断面
図、
【図11】図5の実施の形態における第3及び第4の中
間ローラー41及び42を増設した実施の形態を示す側
断面図、
間ローラー41及び42を増設した実施の形態を示す側
断面図、
【図12】図6の実施の形態に第3及び第4の中間ロー
ラー41及び42を増設した実施の形態を示す側断面
図、
ラー41及び42を増設した実施の形態を示す側断面
図、
【図13】図7の実施の形態に第3及び第4の中間ロー
ラー41及び42を増設した実施の形態を示す側断面
図、
ラー41及び42を増設した実施の形態を示す側断面
図、
【図14】図5の実施の形態によるインキ供給装置を共
通圧胴ICに対して放射4方向から配設したサテライト
型オフセット印刷機の概略側断面図であって、4組のイ
ンキ供給装置には、共通圧胴ICに対する取付方向及び
取付高さの相違から、計量ローラー5と着けローラー7
との間に零から3個の下流部中間ローラー43、44、
45がそれぞれ適宜に組み込まれている具体的実施例を
示す。
通圧胴ICに対して放射4方向から配設したサテライト
型オフセット印刷機の概略側断面図であって、4組のイ
ンキ供給装置には、共通圧胴ICに対する取付方向及び
取付高さの相違から、計量ローラー5と着けローラー7
との間に零から3個の下流部中間ローラー43、44、
45がそれぞれ適宜に組み込まれている具体的実施例を
示す。
1 インキ壷 11 基台 12 側板 13 第1の隙間(インキ壷の基台前縁とファウンテン
ローラー周面の間) 16 比較的粘性の高いインキ 2 ファウンテンローラー 21 第2の隙間(ファウンテンローラーの周面と中間
ローラー3の周面との間、またはファウンテンローラー
の周面と計量ローラー5の周面との間) ※上流部中間ローラー 3 第1の中間ローラー(凹凸ローラー) 31 突起 (図4) 32 溝 (図4) 4 第2の中間ローラー 41 第3の中間ローラー(インキシリンダー)(図1
1、図12、図13) 42 第4の中間ローラー(図11、図12、図13) ※下流部中間ローラー 43 第5の中間ローラー(図14) 44 第6の中間ローラー(図14) 45 第7の中間ローラー(図14) 5 計量ローラー 51 窪み(セル) (図3) 52 土手 (図3) 53 外周層 (図2) 54 基材 (図2) 55 微小空洞 (図2) 6 ドクター手段 61 ドクターブレード (図1、図5、図8、図1
1、図14) 611 ブレード 612 ブレードホルダー 62 ドクターバー (図6、図9、図12) 621 バー 622 バックアップステー 63 ドクターローラー (図7、図10、図13) 7 着けローラー 8 版胴 9 湿し供給装置 10 上に開かれた容器(受け手段) BC ブランケット胴 IC 共通版胴 IN1、IN2、IN3、IN4 インキ供給装置
ローラー周面の間) 16 比較的粘性の高いインキ 2 ファウンテンローラー 21 第2の隙間(ファウンテンローラーの周面と中間
ローラー3の周面との間、またはファウンテンローラー
の周面と計量ローラー5の周面との間) ※上流部中間ローラー 3 第1の中間ローラー(凹凸ローラー) 31 突起 (図4) 32 溝 (図4) 4 第2の中間ローラー 41 第3の中間ローラー(インキシリンダー)(図1
1、図12、図13) 42 第4の中間ローラー(図11、図12、図13) ※下流部中間ローラー 43 第5の中間ローラー(図14) 44 第6の中間ローラー(図14) 45 第7の中間ローラー(図14) 5 計量ローラー 51 窪み(セル) (図3) 52 土手 (図3) 53 外周層 (図2) 54 基材 (図2) 55 微小空洞 (図2) 6 ドクター手段 61 ドクターブレード (図1、図5、図8、図1
1、図14) 611 ブレード 612 ブレードホルダー 62 ドクターバー (図6、図9、図12) 621 バー 622 バックアップステー 63 ドクターローラー (図7、図10、図13) 7 着けローラー 8 版胴 9 湿し供給装置 10 上に開かれた容器(受け手段) BC ブランケット胴 IC 共通版胴 IN1、IN2、IN3、IN4 インキ供給装置
Claims (5)
- 【請求項1】 版胴の刷版に比較的高粘性のインキ(以
下、単にインキという)と湿し水とを供給して印刷する
平版印刷機において、 周面が前記刷版に接触し、その接触位置で刷版の変位と
同じ向きに変位してその版胴の刷版面の回転周速と同じ
回転周速で回転する着けローラーと、 周面が前記着けローラーの周面に直接またはその着けロ
ーラーと回転を整合させるための1以上の下流部中間ロ
ーラーを介して接触しその接触位置で接触するローラー
の変位と同じ向きに変位して前記版胴の刷版面の回転周
速と同じ回転周速で回転し、かつ、その周面にインキを
収容する多数の微細な凹部を均等に配した計量ローラー
と、 その計量ローラーの周面に接触するドクター手段と、 そのドクター手段を上方に臨むインキ供給の最上流に位
置し、上部と前部とを開放し、両側板と傾斜した基台と
からなるインキ壷と、 そのインキ壷の前部を塞ぐ位置、および、前記インキ壷
の基台前縁に第1の隙間を介して近接する位置、並び
に、前記計量ローラーに前記ドクター手段が接触する位
置よりも上流の計量ローラーの周面に前記第1の隙間よ
りも狭い第2の隙間を介して近接する位置に周面を設
け、その周面がそのインキ壷の前部を塞ぐ位置から下方
に変位して前記版胴の刷版面の回転周速よりも遅い回転
周速で回転するファウンテンローラーと、 そのファウンテンローラーの周面における前記第1の隙
間の位置から回転方向下流側の周面を経由して前記計量
ローラーの周面との前記第2の隙間の位置までの空間を
下方に向けて開放するとともに、その開放空間を上方に
臨む位置に上部を開放する容器を配置した水受け手段
と、 を備え、 前記ファウンテンローラーの周面に付着したインキ壷内
のインキが当該ファウンテンローラーの回転によって前
記第1の隙間から引き出される際にそのインキに第1回
目の剪断力が加えられ、更に、そのインキが前記ファウ
ンテンローラーの回転によって前記第2の隙間に至り前
記計量ローラーの周面にインキが転移する際に前記ファ
ウンテンローラーと計量ローラーとの回転周速の差によ
ってそのインキに第2回目の剪断力が加えられ、それら
2度の剪断力の付加によって、インキ内に分散混入して
いる水がインキから分離して前記水受け手段の容器内に
落下して回収される、 ことを特徴とする脱水機能を有するインキ供給装置。 - 【請求項2】 版胴の周面に比較的高粘度のインキ(以
下、単にインキという)と湿し水とを供給して印刷する
平版印刷機において、 周面が前記刷版に接触し、その接触位置で刷版の変位と
同じ向きに変位してその版胴の刷版面の回転周速と同じ
回転周速で回転する着けローラーと、 周面が前記着けローラーの周面に直接またはその着けロ
ーラーと回転を整合させるための1以上の下流部中間ロ
ーラーを介して接触しその接触位置で接触するローラー
の変位と同じ向きに変位して前記版胴の刷版面の回転周
速と同じ回転周速で回転し、かつ、その周面にインキを
収容する多数の微細な凹部を均等に配した計量ローラー
と、 その計量ローラーの周面に接触するドクター手段と、 そのドクター手段を上方に臨むインキ供給の最上流に位
置し、上部と前部とを開放し、両側板と傾斜した基台と
からなるインキ壷と、 そのインキ壷の前部を塞ぐ位置、および、前記インキ壷
の基台前縁に第1の隙間を介して近接する位置に周面を
設け、その周面がインキ壷の前部を塞ぐ位置から下方に
変位して前記版胴の刷版面の回転周速よりも遅い回転周
速で回転するファウンテンローラーと、 前記ファウンテンローラーと計量ローラーとの間に設け
た偶数個の上流部中間ローラーであって、そのうち、前
記ファウンテンローラーの直下流に位置する第1の中間
ローラーの周面を前記ファウンテンローラーの周面に前
記第1の隙間よりも狭い第2の隙間を介して近接する位
置に設け、その第1の中間ローラーの周面がその近接位
置で前記ファウンテンローラーの周面の変位と同じ向き
に変位して前記版胴の刷版面の回転周速と同じ回転周速
で回転し、その第1の中間ローラーを含む前記各上流部
の中間ローラーの周面と前記計量ローラーの周面がそれ
ぞれ順次互いに接触し、それらの周面がそれらの接触位
置で互いに同じ向きに変位して前記版胴の刷版面の回転
周速と同じ回転周速で回転するように設けた偶数個の前
記上流部中間ローラーと、 前記ファウンテンローラーの周面における前記第1の隙
間の位置から回転方向下流側の周面を経由し前記第2の
隙間を介して前記第1の中間ローラーの周面に至る空間
を下方に向けて開放するとともに、その開放空間を上方
に臨む位置に上部を開放する容器を配置した水受け手段
と、 を備え、 前記ファウンテンローラーの周面に付着したインキ壷内
のインキが当該ファウンテンローラーの回転によって前
記第1の隙間から引き出される際にそのインキに第1回
目の剪断力が加えられ、更に、そのインキが前記ファウ
ンテンローラーの回転によって前記第2の隙間に至り前
記第1の中間ローラーの周面にインキが転移する際に前
記ファウンテンローラーとその第1の中間ローラーとの
回転周速の差によってそのインキに第2回目の剪断力が
加えられ、それら2度の剪断力の負荷によって、インキ
内に分散混入している水がインキから分離して前記水受
け手段の容器内に落下して回収される、 ことを特徴とする脱水機能を有するインキ供給装置。 - 【請求項3】 ファウンテンローラーの直下流に位置す
る第1の中間ローラーを、凹凸が均等に配された凹凸ロ
ーラーとした、請求項2に記載の脱水機能を有するイン
キ供給手段。 - 【請求項4】 上流部中間ローラーを4以上の偶数個と
した請求項2に記載の脱水機能を有するインキ供給装
置。 - 【請求項5】 上流部中間ローラーの上流からかぞえて
第1番目を除く奇数番目の中間ローラーを、軸方向に所
定のストロークで往復運動するインキシリンダーとした
請求項4に記載の脱水機能を有するインキ供給装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7243716A JP2873925B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 脱水機能を有するインキ供給装置 |
| DE69518644T DE69518644T2 (de) | 1995-08-28 | 1995-12-08 | Farbvorrichtung mit Entwässerung |
| EP95308941A EP0761437B1 (en) | 1995-08-28 | 1995-12-08 | Ink-furnishing apparatus with dehydration |
| AT95308941T ATE195903T1 (de) | 1995-08-28 | 1995-12-08 | Farbvorrichtung mit entwässerung |
| US08/572,056 US5709147A (en) | 1995-08-28 | 1995-12-14 | Ink-furnishing apparatus with dehydration |
| KR1019950056458A KR100206092B1 (ko) | 1995-08-28 | 1995-12-26 | 탈수기능을 가지는 잉크공급장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7243716A JP2873925B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 脱水機能を有するインキ供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957947A true JPH0957947A (ja) | 1997-03-04 |
| JP2873925B2 JP2873925B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=17107930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7243716A Expired - Fee Related JP2873925B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 脱水機能を有するインキ供給装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5709147A (ja) |
| EP (1) | EP0761437B1 (ja) |
| JP (1) | JP2873925B2 (ja) |
| KR (1) | KR100206092B1 (ja) |
| AT (1) | ATE195903T1 (ja) |
| DE (1) | DE69518644T2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6895861B2 (en) * | 2003-07-11 | 2005-05-24 | James F. Price | Keyless inking systems and methods using subtractive and clean-up rollers |
| US6672211B2 (en) * | 1999-03-03 | 2004-01-06 | James F. Price | Inking systems for printing presses |
| CA2364048A1 (en) * | 1999-03-03 | 2000-09-08 | James F. Price | Keyless inker for a printing press |
| JP2001310447A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Komori Corp | 輪転印刷機のインキ装置 |
| DE102010001594A1 (de) * | 2010-02-04 | 2011-08-04 | KOENIG & BAUER Aktiengesellschaft, 97080 | Farbwerke und Druckeinheit einer Druckmaschine |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6262761A (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | オフセツト輪転機 |
| JPH0299641U (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-08 | ||
| JPH03268945A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-11-29 | Tokyo Kikai Seisakusho Ltd | インキ装置 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2397939A1 (fr) * | 1977-07-22 | 1979-02-16 | Chambon Machines | Dispositif d'encrage pour impression a l'encre grasse |
| JPS6198537A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | オフセツト輪転機 |
| JPS61163857A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 輪転機の水分離装置 |
| US4661156A (en) * | 1985-10-03 | 1987-04-28 | General Electric Company | Nickel aluminide base compositions consolidated from powder |
| JPS62160241A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 輪転機の水分離装置 |
| JPS62288041A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-14 | Tokyo Kikai Seisakusho Ltd | メッシュローラーの水取り装置 |
| DE3622550C2 (de) * | 1986-07-04 | 1994-05-05 | Koenig & Bauer Ag | Offset-Kurzfarbwerk |
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