JPS5933360B2 - α−グリコシルステビオ−ル配糖体の製造方法 - Google Patents

α−グリコシルステビオ−ル配糖体の製造方法

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JPS5933360B2
JPS5933360B2 JP2977380A JP2977380A JPS5933360B2 JP S5933360 B2 JPS5933360 B2 JP S5933360B2 JP 2977380 A JP2977380 A JP 2977380A JP 2977380 A JP2977380 A JP 2977380A JP S5933360 B2 JPS5933360 B2 JP S5933360B2
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glycosyl
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glycosides
steviol glycoside
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一 平谷
寅雄 竹若
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Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
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Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、澱粉質とステビオール配糖体とを含有する水
溶液にシクロデキストリングルカノトランスフエラーゼ
(EC2.4.1.19)を作用させ、得られる澱粉部
分分解物などの水溶性糖類とα−グリコシルステビオー
ル配糖体とを含有する水溶液を、多孔性合成吸着剤に接
触せしめ、該吸着剤にα−グリコシルステビオール配糖
体を吸着させ、次いで該吸着剤からα−グリコシルステ
ビオール配糖体を溶出採取することを特徴とするα−グ
リコシルステビオール配糖体の製造方法に関する。
α−グリコシルステビオシドは、特開昭54−5070
号公報に開示されているように、ステビオシドと澱粉質
などのα−グルコシル糖化合物とを含有する水溶液にシ
クロデキストリングルカノトランスフエラーゼなどのα
−グルコシル転移酵素を反応させて製造される甘味質が
良好で、水溶性の大きい甘味料であることが知られてい
る。しかしながら、この反応物には、α−グリコシルス
テビオシドとともに、反応時に基質(糖供与体)として
使用した澱粉質などのα−グルコシル糖化合物およびそ
の分解物などの水溶液糖類が多量に共存している。従来
、このような反応物から水溶性糖類を分離除去し、より
高純度のα−グリコシルステビオシドを製造するには、
n−ブタノールによる抽出分配方法が採用されていた。
しかし、この方法は、高価なn−ブタノールを大量に必
要とするだけでなく、その操作も繁雑で、工業的な実施
は極めて困難であつた。本発明者らは、澱粉質とステビ
オール配糖体とを含有する水溶液にシクロデキストリン
グルカノトランスフエラーゼを作用させ、得られる澱粉
部分分解物などの水溶性糖類を多量に含有しているα−
グリコシルステビオール配糖体水溶液から、α−グリコ
シルステビオシドなどのα−グリコシルステビオール配
糖体を容易に採取することを目的に鋭意検討した。
その結果、特開昭51−23300号公報に開示されて
いる多孔性スチレンージビニルベンゼン重合樹脂のよう
な多孔性合成吸着剤が、多量に共存する澱粉部分分解物
などの水溶性糖類を吸着せず、意外にもα−グリコシル
ステビオール配糖体を選択的に吸着することを見いだす
と共に、α−グリコシルステビオール配糖体を吸着した
多孔性合成吸着剤に有機溶媒を接触せしめることによつ
てd−グリコシルステビオール配糖体を容易に溶出採取
できることを見いだし本発明を完成した。
本発明でいうα−グリコシルステビオール配糖体とは、
ステビオールをゲニンとした配糖体であつて、しかもそ
の糖部分の結合様式にα一結合を含有しておればよく、
例えば特開昭54−5070号公報に開示されているα
−グリコシルステビオシドや、α−グリコシルレバウデ
イオシドなどをいう。本発明でいう多孔性合成吸着剤と
は、スチレンージビニルベンゼン重合樹脂のような多孔
性で非イオン性の合成吸着剤であつて、市販品としては
、例えば、ROll[11&HaaS社製造の商品名
アンバーライトXADシリーズや、三菱化成工業株式会
社製造の商品名 ダイヤイオンHPシリーズなどがある
。
また、本発明において、これら多孔性合成吸着剤を接触
させる方法としては、バツチ法によつてもよいが、大量
生産する場合には多孔性合成吸着剤を充填したカラムに
通液する連続法が適している。
本発明をさらに具体的に述べれば、本発明に用いる水溶
姓糖類を含有するα−グリコシルステビオール配糖体水
溶液は、例えば特開昭54−5070号公報に開示して
いるように、ステビオシド、レバウデイオシドなどのス
テビオール配糖体と澱粉糊化物、澱粉液化物、マルトデ
キストリンなどの澱粉質とを含有する水溶液にシクロデ
キストリングルカノトランスフエラーゼを反応させ、反
応終了後に該酵素を加熱失活させて沢過し調製する。
必要ならば、例えばケイ酸アルミン酸マグネシウムで蛋
白質、色素などの夾雑物を除去したり、強酸性イオン交
換樹脂(H型)および弱塩基性イオン交換樹脂(0H型
)を使用して脱塩してもよい。このようにして調製され
る水溶液を多孔性合成吸着剤を充填したカラムに通液す
ると、α−グリコシルステビオール配糖体および未反応
のステビオール配糖体が見事に吸着されるのに対し、多
量に共存する澱粉部分分解物などの水溶性糖類は吸着さ
れることなくそのまま流出する。次いで、この多孔性合
成吸着剤を希アルカリ水、水などで洗浄した後、比較的
少量の有機溶媒または有機溶媒と水との混合液、例えば
メタノール水、エタノール水などを通液すれば、澱粉部
分分解物などの水溶件糖類を分離除去した高純度のα−
グリコシルステビオール配糖体がまず溶出され、次いで
通液量を増すか有機溶媒濃度を高めるかすれば未反応の
ステビオール配糖体が溶出してくる。このα−グリコシ
ルステビオール配糖体高含有溶出液を蒸溜して先づ有機
溶媒を除去し、これを適当な濃度にまで濃縮してシラツ
プ状のα−グリコシルステビオール配糖体を主成分とす
る液状甘味料を、さらに乾燥し粉末化することによつて
白色粉末状のα−グリコシルステビオール配糖体を主成
分とする粉末甘味料を容易に製造できる。この有機溶媒
の使用によるα−グリコシルステビオール配糖本の溶出
操作は、同時に使用した多孔性合成吸着剤の再生操作に
もなるので、この多孔性合成吸着剤の繰り返し使用を可
能にする。
また、本発明においては、水溶性糖類だけでなく、塩類
などの夾雑物も同時に除去できるので特に有利である。
このように、澱粉部分分解物などの水溶性糖類を分離除
去して製造したα−グリコシルステビオール配糖体は、
甘昧の質、甘昧度、水に対する溶解度の何れの点におい
ても優れており、特開昭54−5070号公報に開示さ
れている甘味料と同様に各種の飲食物、化粧品、医薬品
などに甘昧料、矯昧剤などとして有利に利用できる。
次に、2〜3の実施例について述べる。
実施例 1 (1−1) α−グルコシル転移酵素の調製バチルス
ステアロサーモフイラス(Baci−11usstea
r0therm0phi1us)FERM−P.7l6
2222を、ソリユブルスターチ 2w/v%、硝酸ア
ンモニウム 1w/v%、リン酸2カリウム 0.1w
/v%、硫酸マグネシウム・7水塩 0.05w/v%
、コーンステイーブリカ一0.5w/?、炭酸カルシウ
ム 1w/v%、水からなる殺菌した液体培地 10t
に植菌して、50℃で3日間通気攪拌培養した。
得られた培養液を遠心分離して、その上清を硫安0.7
飽和で塩析し、シクロデキストリングルカノトランスフ
エラーゼ(E.C.2.4.l.l9)の活性約80,
000単位を有する粗酵素標品を得た。ここで言う活t
!!E1単位とは、PH5.5,O.O2Mの酢酸緩衝
液及び2×10−3Mの塩化カルシウムを含む0.3w
/v%のソリユブルスターチ溶液5WLeに適当に希釈
した酵素液(ml当り約1〜2単位)0.2111を加
え、40℃で10分間反応させた後、その反応液0.5
WL1をとり、0.02N一硫酸水溶液15dに混合し
て反応を停止させ、さらにこの反応停止液に0.1Nヨ
ウ素ヨウ化カリウム溶液0.2dを加えて発色させ、次
いで660nmにおける吸光度を測定して、40℃で1
0分間反応させることによりソリユブルスターチ151
1!flのヨウ素呈色を完全に消失させる酵素量を言う
。(1−2) ステビオール配糖体の製法 500t容プラスチツク容器にステビアの乾燥葉茎20
kgと温水240tを加え、時々攪拌しつつ1時間保つ
た後、これをバスケツト型遠心脱水機にかけ、この残渣
に温水100tを加えてよくかきまぜ、30分後に再び
遠心脱水し、さらにP布土の残渣を50tの温水で洗浄
し、全てのf液、洗浄液を合せて濃褐色の抽出液をケイ
酸アルミン酸マグネシウム(富田製薬株式会社製造の商
品名 トミクツスS顆粒)80tを充填したプラスチツ
ク製カラムにSV2で通液した。
得られた淡黄色の流出液を多孔性合成吸着剤(三菱化成
工業株式会社製造の商品名HP−20)50tを充填し
たプラスチツタ製カラムにSV2で通液した。そして甘
味のない流出液は棄てた。このカラムを1w/v%アン
モニア水200t、次いで水200tで洗浄した後、5
0v/v%メタノール2401をSVlで通液しステビ
オール配糖体を溶出した。この溶出液を減圧蒸溜してメ
タノールを除き、さらに濃縮した後、噴霧乾燥して白色
粉末状のステビオール配糖体約2.1kgを得た。本品
は、熱水に容易に溶解し、強い甘味を有していた。
また、本品を酸加水分解した後、ガスクロマトグラフイ
一で測定した結果、ステビオール配糖体の含量はステビ
オシドとして約88%であつた。(1−3) α−グリ
コシルステビオール配糖体の製法(1−2)の方法で得
たステビオール配糖体粉末2009とマルトデキストリ
ン(D.E.3O)1,0009とを水3,000m1
に加熱溶解した後、60℃に冷却し、次いで(1−1)
の方法で調製した粗シクロデキストリングルカノトラン
スフエラーゼ標品の1,000単位を加え、PH6.O
とし60℃で40時間反応させ、d−グリコシルステビ
オシド、α−グリコシルレバウデイオシドAを主成分と
するd−グリコシルステビオール配糖体を生成させた。
この反応液を95℃に10分間保つてトランスフエラー
ゼを加熱失活させた後、室温まで冷却し、これにケイ酸
アルミン酸マグネシウム粉末(富士化学工業株式会社製
造の商品名 ノイシリン)109を加えて時々攪拌しつ
つ30分間保つた後、吸引沢過して酵素標品由来の色素
、蛋白質などの夾雑物を吸着し除去した。得られたほと
んど無色のP液をイオン交換樹脂(アンバーライト I
RA−200C(H型)およびアンバーライト 1RA
−93(0H型))にS2で通液して脱塩した。この脱
塩溶液を多孔件合成吸着剤(ROhm&Haas社製造
の商品名 アンノ仁ライト XAD一7)5tを充填し
たガラス製カラムにSV2で通液した。溶液中のα−グ
リコシルステビオール配糖体は、この合成吸着剤に吸着
し、デキストリンは吸着することなく流出した。
次いで、この合成吸着剤を水30tで洗浄した後、50
v/v%メタノール20tで通液し、α−グリコシルス
テビオール配糖体を溶出した。この溶出液を減圧蒸溜し
てメタノールを除き、さらに濃縮した後減圧乾燥し粉末
化して白色粉末状のα−グリコシルステビオール配糖体
約2709を得た。本品は、多量のα−グリコシルステ
ビオシド、α−グリコシルレバウデイオシドAなどを含
有しているα−グリコシルステビオール配糖体であつて
、水にきわめて容易に溶け、しかも自由な濃度に溶解す
ることができ、しかもまろやかで強い甘昧を有するので
甘昧料として好適であり、各種飲食物などの甘昧付けに
有利に利用することができる。ミ施例 2 乾物で10kgのバレイシヨ澱粉を20w/w%、16
.0で市販の液化酵素剤を澱粉固形物当り0.2?加え
、温度85〜90・℃で連続液化し、80℃で分解を進
めて、D.E.が約15になつた時に、温度120℃に
10分間保つて液化酵素を失活させた。
この液化液に対してステビオシドを固形物重量でステビ
オシド:液化液=1:3になるように加熱溶解した後、
60℃に冷却して実施例1における(1−1)の方法で
調製したシクロデキストリングルカノトランスフエラー
ゼを澱粉グラム当り5単位を加え、PH6.Oで24時
間反応させてα−グリコシルステビオシドを主成分とす
るα−グリコシルステビオール配糖体を生成し、次いで
この反応液を95℃に10分間保つて反応を止めた後、
吸引沢過した。得られた沢液をケイ酸アルミン酸マグネ
シウム(富士化学工業株式会社製造の商品名 カラムラ
イト)5tを充填したプラスチツク製カラムにS1で通
液して澱粉、酵素標品などに由来する色素、蛋白質など
の夾雑物を除去した。
得られた無色の流出液を多孔性合成吸着剤(三菱化成工
業株式会社製造の商品名 HP−40)50tを充填し
たプラスチツク製カラムにSV2で通液した。ステビオ
ール配糖体はこのカラムに吸着し、反応液中のデ牛スト
リンはそのまま流出した。このデキストリンは、シクロ
デキストリングルカノトランスフエラーゼによるα−グ
ルコシル転移反応の基質として再度利用することができ
る。このカラムを約500tの水で洗浄した後、40v
/v%エタノール250tをSVlで通液し、α−グリ
コシルステビオシドを主成分とするα−グリコシルステ
ビオール配糖体を溶出した。
この溶出液を減圧蒸溜してエタノールを除き、さらに濃
縮した後、減圧乾燥し粉末化して白色粉末状のα−グリ
コシルステビオール配糖体約4.1kgを得た。本品は
、多量のα−グリコシルステビオシドと少量のステビオ
シドとを含有するステビオール配糖体であつて、水にき
わめて容易に溶解することができ、しかもまろやかで強
い甘昧を有するので甘味料として好適であり、各種飲食
物などの甘味付けに有利に利用することがでぎる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 澱粉質とステビオール配糖体とを含有する水溶液に
    シクロデキストリングルカノトランスフエラーゼ(EC
    2.4.1.19)を作用させ、得られる水溶性糖類と
    α−グリコシルステビオール配糖体とを含有する水溶液
    を多孔性合成吸着剤に接触せしめ、該吸着剤にα−グリ
    コシルステビオール配糖体を吸着させ、次いで該吸着剤
    から溶出採取することを特徴とするα−グリコシルステ
    ビオール配糖体の製造方法。
JP2977380A 1980-03-11 1980-03-11 α−グリコシルステビオ−ル配糖体の製造方法 Expired JPS5933360B2 (ja)

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