JPS6021373B2 - 貯蔵安定性にすぐれた感光性樹脂組成物 - Google Patents

貯蔵安定性にすぐれた感光性樹脂組成物

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JPS6021373B2
JPS6021373B2 JP9749977A JP9749977A JPS6021373B2 JP S6021373 B2 JPS6021373 B2 JP S6021373B2 JP 9749977 A JP9749977 A JP 9749977A JP 9749977 A JP9749977 A JP 9749977A JP S6021373 B2 JPS6021373 B2 JP S6021373B2
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stabilizer
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幸宏 保坂
善行 榛田
光雄 黒川
都弘 原田
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貯蔵安定性が高く且つ感度低下のない感光性樹
脂組成物に関するものである。
従来、印刷に使用する版材は活字凸版や金属腐食凸版が
王であったが、鉛中毒とか重量物運搬による作業従事者
の腰痛の問題や、金属腐食版作業時に使用されるエッチ
ング液による河川の水質汚濁、さらに職場環境不備の問
題等が顕現化することにより、これらの問題を悉く解決
した感光性樹脂を版材とした印刷が主流となってきた。
今後もこの複向は変らず、近い将釆印刷版の大部分が感
光性樹脂版で占められるものと予想されている。−対史
の感光性樹脂組成物には総て光増感剤が添加されている
。この光増感剤は感光性樹脂中にあって、紫外線を含む
活性光線の照射を受けると一重頃状態に励起して三重項
状鎚塾こ変化した後、感光性樹脂へエネルギーを移動し
光硬化反応を誘起するか、活性光線により、自らが分解
して重合体あるいは後述する光重合性不飽和単量体を活
性化するかのいずれかの反応によって感光性樹脂を溶媒
不落化に導く前駆的役割を果している。従って、ここに
根本的問題が提起される。即ち、上記したように感光性
樹脂組成物は光増感剤を含むためにそれを励起させる活
性光線下では活性光線の照度がたとえ小さくとも、徐々
に光陵化反応が起り、液体状感光性樹脂では組成物粘度
が増加し、脱泡しにくいぱりか版厚を一定にできなくな
る欠点に繋がる。または部分的にゲル分が生じ現像性が
悪化するばかりか、解像力が減少することになる。また
、感光性樹脂に含まれている光重合性不飽和単量体は熱
せられたり長期間保存されているような場合、添加され
ている熱連重合禁止剤が消交されてしまうとすぐに重合
を始め粘度が上昇し遂には固化する程重合の進行が速い
したがって、活性光線が全く照射されない場所に感光性
樹脂組成物を貯蔵しておいても増粘したり、固化する現
象が見られるのである。このような場合、品質が著しく
低下するばかりか商品としての価値を失う。感光性樹脂
組成物もしくは感光性樹脂原版をメーカーで製造し、各
ユーザーに配送するまでにかなりの時間が経過し、さら
にユーザーにあっては一定量を確保して印刷版を作るの
であるが、使用し切る迄には長期に亘ることもあり、こ
の間品質に変動があってはならない。また、配送時、保
存時、感光性樹脂にとっては冷燈所環境が望ましいので
あるが、気温が上昇したり、湿度が変化する情況下にあ
っても常に品質が一定の感光性樹脂が望まれるのである
。固体状感光性樹脂原版はアルミニウム、鉄、亜鉛板の
上に予じめ一定厚の感光性樹脂層が塗布された状態で供
給されるので、液体状感光性樹脂ほど顕著な状態変化を
示さないが、やはり貯蔵安定性が悪いと、現像時かなり
激しい現像操作を施してもショルダー部に現像残りが発
生し、この版を使って印刷したとき文字の太りの原因と
なったり、切れの思い印刷物とならざるをえない。
貯蔵時の三次元架橋反応がさらに進むと、ネガフィルム
を当てて露光した後、現像を試みても全く現像できず商
品としえなくなる。通常、感光性樹脂には一般のラジカ
ル禁止剤であるペンゾキノン、pートルキノン、pーキ
シロキノン等のキ/ン化合物、ヒドロキノン、pーメト
キシフエノール、p−te比ープチルカテコール等のヒ
ドロキシ芳香族化合物、フェニル−Q−ナフチルアミン
、N.N′ージフエニル−p−フエニレンジアミン等の
アミン類が添加されている。
しかし、これらの化合物は感光性樹脂を長期間貯蔵する
ための貯蔵安定化能力が十分でないことを確認した。ま
た、活性光線の賭鮒によりいずれにせよ活性中間休が生
成し、それにより重合反応、架橋反応を誘起するのであ
るが、安定剤として添加した薬剤が光照射により感光性
樹脂が硬化して行く過程で活性中間体を捕獲し、光重合
反応を妨げたり、汚染性を有する安定剤を添加してなる
感光性樹脂では着色が激しく、光照射時の硬化速度が全
く低下することもある。これらの点に関し鋭意研究した
結果本発明を達成した。
即ち本発明は、水系溶剤に可溶な重合体A、光重合性不
飽和単量体B、光増感剤Cおよび安定剤○からなる感光
性樹脂組成物において、安定剤Dが一般式(R,,R2
は炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基を表わす
)(R3,R4は炭素数1〜4のアルキル基またはフェ
ニル基、M,は周期律表第1,0,町,風族第4,5周
期の多価金属と鉛、ビスマス、1は2〜4の整数を表わ
す。
)(M2はアンモニウム、周期律表第1〜畑族第3〜6
周期の金属、mは1〜4の整数を表わす。
)で表わされる(1)チウラム類、(0)ジチオカルバ
ミン酸塩類および(m)N−ニトロソフェニルヒドロキ
シルアミン塩類からなる群から選ばれた少なくとも1つ
の化合物であって、該安定剤が重合体Aに対して0.0
01〜5重童%を占めるように添加されていることを特
徴とする感光性樹脂成物である。
本発鰯で使用される重合体Aは水もしくは希アルカリ水
溶液に可溶なものであればよく、例示すると本出願人が
先に出願した粘度平均分子量10000以上の1,2−
ポリプタジヱンの鰭水マレイン酸付加物やこの付加物を
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等
で関毅した重合体(椿関昭51−1似903)、共役ジ
オレフィン系炭化水素EとQ,8ーニチレン性不飽和カ
ルボン酸Fとを必須とし、これにモノオレフィン系不飽
和化合物GとをE:10〜聡モル%、F:2〜90モル
%、G:0〜85モル%の割合で含む共重合体や核英重
合体中のQ, 3−エチレン性不飽和カルポン酸の一部
がアルカリ金屋m塩、アンモウム塩またはアミン塩であ
る共重合体(椿糠昭51‐50959,51一8518
0 52一11241)が好適に用いられる。
上記共控役ジオレフイン系炭化水素Eは1.3ーブタジ
ヱン、、イソブレン、クロロプレン、ジメチルプタジェ
ン等が好適で、Q,8ーェチレン性不飽和‐カルボン酸
Fとしてはアクリル酸、メタクリル酸等のモノカルボン
酸、マレイン酸、フマル酸、ィタコン酸等のジカルポン
酸、無水マレィン酸、無水ィタコン酸等の酸無水物、マ
レィン酸モノェチル、マレイン酸モノブチル、フマル酸
モノェチル、フマル酸モノプチル、ィタコン酸モノエチ
ル、イタコン酸モノブチル等のジカルボン酸のモノェス
テル類が好適であり、モノオレフイン系化合物としては
スチレン、Qーメチルスチレン、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド
、−般式(式中R5は水素またはメチル基で&は炭素原
子1〜18のアルキル基を表わす。)であるアクリル酸
ェステルまたはメタクリル酸ェステル、ベンジルアクリ
レート、グリシジルアクリレート、シクロヘキシルアク
リレート、テトラヒドロフルフリルアクリレートまたは
それらのメタクリレート、マレィン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジオクチル、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジオ
クチル等のけ 3ーェチレン性不飽和ジカルボン酸のジ
ェステル類、2ーヒドロキシェチルアクリレートまたは
メタクリレート等のヒドロキシアルキルアルコール類、
一般式(式中R7,R8は水素またはメチル基、R9は
炭素数1〜12アルキル基、nは1〜23の整数を表わ
す。
)であるアルコキシルアルキルアクリレートまたはタク
リレート、アルコキシポリアルキレングリコールアクリ
レートまたはメタクリレート等を好適に挙げることがで
きる。光重合性不飽和単豊体Bとしては上記のモノオレ
フイン系不飽和化合物の他にN,N′−メチレンピスア
クリルアミドまたはメタクリルアミド類、エチレングリ
コールジアクリレートまたはジメタクリレート、ポリア
ルキレングリール(アルキレングリール単位2〜23固
)のジアクリレートまたはジメタクリレート類、グリセ
リン、ベンタエリスリトール、トリメチロールアルカン
、テトラメチロールアルカン(アルカンとしてはエタン
、プロパン等)の多価アルコール類のジ−、トリー、テ
トラーアクリレートまたはジー、トリ−、テトラーメタ
クリレート類、2,2ービス(4ーメタクリロキシジエ
トキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(4ーアクリ
ロキシジエトキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(
4ーアクリロキシプロピロキシフエニル)プロパン、ジ
アリリデンベンタェリスリトール、東亜合成化学工業製
アロニツクスタィプモノマ−M‐5500,M−570
0 M−6100.M−6300.M−8030,M−
8060等を例示することができる。
これら光重合性不飽和単量体は重合体Aに対して5〜2
0の重量%の範囲で使用され、好ましくは10〜10の
重量%の範囲で使用される。
この範囲内であれば二種またはそれ以上を混合して使用
することができる。5重量%未満であると感光性樹脂層
を光山脇の射する際の硬化速度が遅く、製版時間が長く
なるばかりか十分なる硬化度を期待しえないため刷版の
機械的強度が低下する。
200重量%を超えると感光性樹脂中の光重合性単量体
が多過ぎるため、光重合の体積収縮が大きく、刷版がネ
ガフィルムを忠実に再現しない匁点を伴う。
本発明で使用される光増感剤Cとしては、通常光反応開
始剤として用いられる例えばジアセチル、ベンジル等の
Qージケトン類、ベンゾイン、ピバロィン等のアシロィ
ン類、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾイソィソプロピルェーテル等のアシロイ
ンェーテル類、アントラキ/ン、1,4ーナフトキノン
等の多核キノン類が挙げられる。
光増感剤の添加量は重合体Aに対して0.1〜10重量
%であり、好適には1〜5重量%である。
0.1重量%未満であると光硬化速度を十分なる値にし
えず、露光時間を長くしなければならないばかりか、架
橋密度が低くなるために刷版の機械的強度が低下する。
1の重量%を超えると添加した総ての光増感剤が光硬化
反応に寄与しないので不経済であるばかりか、未反応光
増感剤が印刷中インキビヒクルによって抽出され刷版の
機械的強度に悪影響を及ぼすことになる。本発明で使用
される安定剤Dは一般式(1)(R,,R2は炭素数1
〜4のアルカリ基またはフェニ基を表わす。
)で表わされるチウラム類で例示すれば、テトラメチル
チウラムモノスルフイド、テトラエチルチウラムモノス
ルフイド、テトラ一nーブチルチウラムモノスルフイド
、N,N′ージメチルーN,N′−ジフェニルチウラム
モノスルフィド等が挙げられ、一般式(D)(R3,R
4は炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基、M.
は周期律表第1,0,W,虹族第4,5周期の多価金属
と鉛、ビスマス、1は2〜4の整数を表わす。
)で表わされるジチオカルバミン酸塩で例示すれば、ジ
メ‐チルジチオカルバミン酸亜鉛、ジェチルジチオカル
バミン酸亜鉛、シブチルジチオカルバミン酸亜鉛、エチ
ル・フェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオ
カルバミン酸銅、ジヱチルジチオカルバミン酸銅、ジメ
チルジチオカルバミン酸カドミウム、ジェチルジチオカ
ルバミン酸カドミウム、ジメチルジチオカルバミン酸鉛
、ジェチルジチオカルバミン酸鉛、ジメチルジチオカル
バミン酸ビスマス、ジェチルジチオカルバミン酸ビスマ
ス、ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ジェチルジチ
オカルバミン酸セレン、ジメチルジチオカルバミン酸テ
ルル、ジェチルジチオカルバミン酸テルル、ジメチルジ
チオカルバミン酸鉄、ジェチルジチオカルバミン酸鉄、
ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、ジェチルジチオ
カルバミンニッケル、ジブチルジチオカルバミソ酸ニッ
ケル等が挙げられ、一般式(m)(M2はアンモニウム
、周期律表第1〜風族第3〜6周期の金属、mは1〜4
の整数を表わす。
)で表わされるN‐ニトロソフェニルヒドロキシルアミ
ン塩類で例示すれば、アンモニウム−N−ニトロソフエ
ニルヒドロキシルアミン、ナトリウム一Nーニトロソフ
エニルヒドロキシルアミン、マグネシウム−Nーニトロ
ソフエニルヒドロキシルアミン、アルミニウム一Nーニ
トロソフエニルヒドロキシルアミン、スズーN−ニトロ
ソフエニルヒドロキジルアミン、バナジウム一Nーニト
ロソフエニルヒドロキシルアミン、クロム一Nーニトロ
ソフエニルヒドロキシルアミン、マンガン一N−ニトロ
ソフェニルヒドロキシルアミン、鉄‐Nーニトロソフエ
ニルヒドロキシルアミン、ニッケル一Nーニトロソフェ
ニルヒドロキシルアミン等が挙げられる。
これらの安定剤の添加量は重合体Aに対して0.001
〜5重量%で好ましくは0.01〜2重量%であり、こ
の範囲内であれば同族化合物の中で数種類混合してもよ
いしまた(1)〜(m)の安定剤の中で数種類混合して
もさしつかえない。
安定剤の添加量が0.皿1重量%未満であると感光性樹
脂に十分なる貯蔵安定化効果を与えることができず、5
重量%を超えると感光性樹脂層に十分安定剤が溶解され
ず、感度を低下せるばかりでなく刷版の機械的強度を低
下させるなどの弊害が顕著となる。
上述した光重合性不飽和単童体の市販品の中には通常p
−メトキシフェノール等の熱重合禁止剤が少量添加され
ているが、本発明に用いるためにはこれら少量の熱重合
禁止剤は貯蔵安定性、感度等に全く影響しないので感光
性樹脂を製造するに際して、熱重合禁止剤を光重合性不
飽和単量体の中から除去せずにそのまま使用することが
できる。本発明による液体状感光性樹脂は、重合体Aを
合成し終えた溶液中に光重合性不飽和単量体、光増感剤
、安定剤を添加して、十分混合した後に重合時使用した
溶媒を除去するか、または予じめ重合溶媒が除去された
重合体に光重合性不飽和単量体、光増感剤、安定剤を均
一に混合するかして製造され、一方、固体状感光性樹脂
は、重合体溶液に各薬剤を添加し均一溶液とした後支持
体上にキャストするか、該均一溶液を加温減圧して溶媒
を除き、クラム状もしくはフレーク状になった感光性樹
脂組成物を一定厚のスベーサーを介して支持体上に加熱
プレス成形して製造されるのが通常である。
前述したように、液体状感光性樹脂を貯蔵すると、貯蔵
安定性が良い場合には組成物の粘度も変化せず、ゲルの
発生もないが、貯蔵安定性が悪い場合には粘度変化が顕
著で且つ部分的にゲルが発生し、さらに貯蔵すると遂に
全体が固化する状態に達する。
したがって、貯蔵安定性を調べるためにY液体感光性樹
脂を製造した直後と一定期間貯蔵後の粘度をB型回転粘
度計を使用し30『0で測定して下式に従って粘度上昇
度を求め、貯蔵安定性の目安とした。半占度上服=ヱテ
ヱ 但し V,=製造直後の液体状感光性樹脂の粘度V2=
一定期間貯蔵後の液体状感光性樹 脂の粘度 を表わす。
また、固体状感光性樹脂の場合は感光性樹脂原版を製造
直後と一定期間貯蔵した後溶媒で溶解させ不溶部艮0ち
ゲルの重量%(ゲル率)を次式で求め貯蔵安定性の目安
とした。
秋率=ご忌とX・oo 但し、Wo=試料重量(の W,溶解した試料の重量(g)を表わ す。
本発明の感光性樹脂組成物は貯蔵安定性に優れているば
かりでなく、感度も低下しないので、品質が長期間に亘
つて一定した優れた印刷用感光性材料を提供することが
できる。
また、本発明の感光性樹脂組成物は印刷用感光性材料を
提供できるばかりでなく、ネームプレート用、プリント
配線用、ディスプレイ用、光接着剤用の感光性材料とし
ても広く利用できる。次に実施例を挙げて本発明を更に
具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り
以下の実施例に何ら制約されるものではない。
実施例 1 メタノールを溶媒とし2,2′−アゾビスィソブチロニ
トリルを触媒としてラジカル重合法により合成したブタ
ジェン/メタクリル酸メチルノァクリル酸=54/28
/18(モル比)共重合体の61重量%メタノール溶液
114.8夕を300の【セパラブルフラスコに入れそ
の中にテトラデカヱチレングリコ−ルジメタクリレート
49夕、ベンゾインイソプロピルエーテル1.4夕、テ
トラメチルチウラムモノスルフィド0.35夕を添加し
均一溶液となるまで蝿拝した。
約40℃に制御されているウオーターバスにセパラプル
フラスコを浸し、縄拝しながら溶媒メタノールを完全に
留去すると液体状感光性樹脂組成物が作製できた。ポリ
エステルフィルム(8×8肌厚さ100仏)上に該組成
物を約9夕載せ、厚さ1.5肋のスベーサーを介して、
厚さ100ムのポリエステルフィルムを組成物上に置き
このポリエステルフィルムの上にさらに厚さ5肋のガラ
ス板を載せて圧着することにより組成物を1.5肋厚の
層とした。
ガラス板の上面60狐の位置より250W超高圧水銀灯
の紫外線を5秒間照射した後、ガラス板、上部ポリエス
テルフィルムを外すと上部ポリエステルには光硬化した
感光性樹脂層が、下部ポリエステルには未硬化の粘鋼体
が残存した。硬化層の付いた上部ポリエステルフィルム
に0.5%水酸化ナトリウム水溶液を1分間スプレーし
て完全に未硬化部を除き、水洗後80qoでIQ分間乾
燥した。硬化層の厚みを測定したところ310山であっ
た。したがって、当該組成物の光陵化度は62仏/se
cである。該組成物を容量looの上の透明なガラス製
サンプルビンに入れて、3000で粘度を測定したとこ
ろ2500比psであった。感光性樹脂組成物の入った
サンプルピンを50瓜m以下の活性光線をカットした蛍
光灯灯下で30qoに制御された恒温槽に入れて貯蔵安
定性を調べた。6ケ月貯蔵した後、粘度を測定したとこ
ろ2500比psとなり全く変化がなく極めて貯蔵安定
性が高いことがわかった。
また、上述した光硬化速度の値も62r/secと全く
変化なく感度の低下が認められなかった。6カ月間貯蔵
した感光性樹脂組成物約5夕を砂自立したアルミニウム
板(8×8仇厚さ300ム)に載せ、厚さ0.8肌のス
ベーサーで組成物を囲んだ。
一方減圧にできるように工夫したガラス板にネガフィル
ムを置き、20山の厚さを持つ続品性1,2−ポリブタ
ジェンフィルムで覆い減圧にしてネガフィルムをガラス
面に密着した。このガラス板のネガフィルム側を先のア
ルミニウム支持体上の組成物に圧着して、0.8側の厚
みを持つ感光層を形成しガラス板の上面60伽の距離か
ら250W超高圧水銀灯の紫外線を1分間照射した。未
照射部を0.5%水酸化ナトリウム水溶液で1分間スプ
レーして除去すると原画に誠に忠実なしリーフが作製で
きた。この刷版を使い活版インキ、スミでも印刷すると
インキ転移性の優れた印刷物が得られた。したがって、
本感光性樹脂組成物は6カ月間3ぴ0で貯蔵しても極め
て安定性が高く、品質に全く変化のないことがわかった
。比較例 1 安定剤テトラメチルチウラムモノスルフィドをヒドロキ
ノンに替えた他は全く実施例1と同様にして液体状感光
性樹脂組成物を作製した。
この組成物の粘度は2700比psであり、光陵化速度
は59〆/secで製造直後の性能は実施例1の組成物
のそれと殆んど差はなかった。,実施例1と全く同様に
貯蔵安定性を調べたところ、サンプルビンの底部にゲル
が堆積し、三次元架橋反応が進行したとことを示すと同
時に粘度が64800比psまで上昇し粘度上昇度は2
3となった。このもので製版を試みたが、粘度が高過ぎ
るため版厚を一定にできず、且つ現像性が悪化して満足
な刷版の作製は困難であった。したがって、ヒドロキノ
ンの貯蔵安定化効果はテトラメチルチウラムモノスルフ
イドのそれよりはるかに弱く、ヒドロキノンを含む組成
物を安定に貯蔵するためにはさりこ低温で貯蔵すること
が必要であった。実施例 2〜11 テトラメチルチウラムモノスルフィドを表1に示す安定
剤に替えた他は全く実施例1と同様にして液体状感光性
樹脂組成物を作製し、粘度上昇度、貯蔵前後の光硬化速
度を測定し表1の結果を得た。
表 1 実施例1で用いたテトラメチルチウラムより若干貯蔵安
定化効果が低下するが、この程度の粘度上昇度であれば
液体状感光性樹脂としての使用は全く問題がなく、これ
らの実施例の感光性樹脂組成物から製版したところ感度
、現像性よく刷版が作製され、この刷版から誠に良好な
印刷物が得られた。
実施例 12〜10比較例 2,3 テトラメチルチウラムモノスルフィドの添加量を表2の
ように変えて実施例1と全く同様にして液体状感光性樹
脂組成物を作製し、粘度上昇、貯蔵前後の光硬化速度を
測定し表2の結果を得た。
表 2実施例に示した感光性樹脂組成物はいずれも貯
蔵安定性がよく、6カ月貯蔵後の感光性樹脂組成物から
十分満足しうる版と印刷物の作製が可能であった。
テトラメチルチウラムモノスルフイドの添加量が少ない
比較例2に示した組成物の貯蔵安定性は悪く、6力月貯
すると粘度上昇度が大きくなり、このものから十分な刷
版を作製することは困難であった。テトラメチルチウラ
ムモノスルフィドの添加量を増加した比較例3の組成物
は貯蔵安定化効果が高かったが、光硬化速度が遅く、こ
れからも十分実用化しうる刷版の作製は困難であった。
実施例 17〜19 テトラメチルチウラムモノスルフィドを表3の安定剤に
、テトラデカェチレングリコールジメタクリレートを2
,2ービス(4−アクリロキシジエトキシフエニル)プ
ロパン/ヱトキシエチルメタクリレート=4/1(重量
)に替えた他は全く実施例1と同様にして液体状感光性
樹脂組成物を作製し、粘度上昇度、貯蔵前後の光硬化速
度を測定し表3の結果を得た。
表 3 いずれも貯蔵安定性には全く問題なく、光硬化速度も貯
蔵前後でほとんど変化せず、これらの安定剤が有効であ
ることがわかった。
また、表3に示す実施例の感光性樹脂組成物からネガフ
ィルムを介さず全面露光して厚さ3側のべタ版を作製し
た。このべタ版の引張り強度をJISK6301に従っ
て測定したところ、表4の結果となった。表 4 引張り強度(&イ協) 実施例17 90 18 87 19 140 N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン塩類にテトラ
メチルチウラムモノスルフイドのごとき安定剤を添加す
ることで版の引張り強度を増加しうろこともわかった。
実施例17〜19の感光性樹脂組成物の貯蔵後のものか
ら良好な刷版とインキ路移性の優れた印刷物が作製され
た。実施例 20 メタノールを溶媒とし、2,2′−アゾビスィソブチロ
ニトリルを触媒として合成したブタジェン/アクリロニ
トリル/メタクリル酸=45/33/22(モル比)共
重合体の5の重量%メタノール溶液100夕を300の
上セパラブルフラスコに入れ、水酸化IJチウム5夕を
含む水50の【を蝿辞しながら加えて共重合体に含まれ
るカルボキシル基の70%を中和した。
次いで、ノナエチレングリコールジメタクリレート17
.5夕、2ーヒドロキシエチルメタクリレート7.5夕
、ベンゾインイソプロピルエーテル1夕、ジェチルカル
バミン酸亜鉛0.25夕を加え完全に混合するまで十分
に額拝した。40午0のウオータバスにセバラブルフラ
スコを浸し、減圧にてメタノール、水を除去すると固体
状感光性樹脂組成物が得られた。
砂目立てアルミニウム板(8×8肌厚さ300一)上に
約3夕の該組成物を載せ厚さ0.5肌のスベーサーを介
して100℃、100k9/洲の条件で3鼠砂間プレス
成形して固体状感光性樹脂原版を作製した。原版の樹脂
層を剥離し、その2.0夕を25の‘のニ角フラスコに
入れ〆タノール/水=50/50(重量比)混合溶媒を
18タ添加してよく鷹拝し、室温で2岬馬間放置した後
、さらによく縄梓して孔径1仏のミリポアフィルターで
炉過し炉液の固体舎量を測定したところ、1の重量%の
値が得られ原版の感光性樹脂組成物にはゲル分がないこ
とを示した。
この原版をガラス製容器に入れ、雰囲気を30qoにコ
ントロールして50仇m以下の光をカットした室内に置
き、6カ月間貯蔵した。貯蔵後、上記したように樹脂層
の溶解テストを行なったところ、やはり1の重量%とな
って、メタノール/水の混合溶媒に完全に溶解し、ゲル
生成がなく貯蔵安定性にすぐれていることがわかった。
貯蔵前後の原版にネガフィルムを減圧密着させて、原版
の上部60肌の距離より250W超高圧水銀灯の紫外線
を1分間照射し、40qoの温水でスプレー現像すると
原画に全く忠実な刷版が得られ、貯蔵前後の版に差はな
く、感度低下のないことがわかった。比較例 4 ジェチルカルバミン酸亜鉛の替りに通常熱重合防止剤と
して使用されているp−メトキシフェノールを用いた他
は全く実施例20と同様にして固体状感光性樹脂原版を
作製した。
貯蔵前の原版の樹脂層は完全メタノール/水混合溶媒に
溶解したが、6カ月貯蔵後の樹脂層の溶解テストではミ
リポア−フィルターで炉過する以前に既にメタノール/
水温合溶媒不溶部を認められ、ゲル率を測定したところ
、原版の65重量%がゲル化していることがわかった。
またこの原版を試みたが、現像性が悪く満足できる刷版
の作製は困難であった。比較例 5〜7テトラメチルチ
ウラムモノスルフイドを表5に示す安定剤に替えた他は
全く実施例1と同様にして液体感光性樹脂組成物を作製
し、粘度上昇度、貯蔵前後の光硬化速度を測定し表5の
結果を得た。
.表 5 光硬化速度 粘 度 〃/sec 比較例 安 定 剤 上昇度 貯蔵前 貯蔵後5
2ご無上に念 48 51トリメチルベン 6 ジルアンモニウ 36 57ムクロリド
7 ジメチルニトロ 45 65ソアミン いずれの組成物とも粘度上昇度が高く製版不能であり、
表5に示す各安定剤は安定化効果を持たないことがわか
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水系溶剤に可容な重合体A、光重合性不飽和単量体
    B、光増感剤Cおよび安定剤Dからなる感光性樹脂組成
    物において、安定剤Dが一般式▲数式、化学式、表等が
    あります▼(R_1,R_2は炭素数1〜4のアルキル
    基またはフエニル基を表わす。 )▲数式、化学式、表等があります▼ (R_3,R_4は炭素数1〜4のアルキル基またはフ
    エニル基、M_1は周期律表第I,II,VI,VIII族第4
    ,5周期の多価金属と鉛、ビスマス、1は2〜4の整数
    を表わす。 )▲数式、化学式、表等があります▼ (M_2はアンモニウム、周期律表第1〜VIII族第3〜
    6周期の金属、mは1〜4の整数を表わす。 )で表わされる(I)チウラム類、(II)ジチオカルバ
    ミン酸塩類および(III)N−ニトロソフエニルヒドロ
    キシルアミン塩類からなる群から選ばれた少なくとも1
    つの化合物であつて、該安定剤が重合体Aに対して0.
    001〜5重量%を占めるように添加されていることを
    特徴とする感光性樹脂組成物。
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