JPS62259846A - 水膨潤性止水材 - Google Patents

水膨潤性止水材

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JPS62259846A
JPS62259846A JP22917086A JP22917086A JPS62259846A JP S62259846 A JPS62259846 A JP S62259846A JP 22917086 A JP22917086 A JP 22917086A JP 22917086 A JP22917086 A JP 22917086A JP S62259846 A JPS62259846 A JP S62259846A
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rubber layer
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義紘 吉岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種構造物の間隙に充填して密封するだめの
シール材に関する。更に詳しくは、水を吸収して膨張し
、それによって外部あるいは内部からの水の浸出を完全
に防止するための止水材に関する。
ポリビニルアルフール、ポリアクリル酸塩、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシニチルセl、。−フ竺小
咀7し枡憔祈り人前ゴ戸、1−八戸へ1亡・ゴム組成物
は、例えば特開昭53−143653号、同54−74
61号、同54−7463号および同う4−20066
号公報で知られ、それらは吸水して膨張するので漏水防
止剤、すなわち止水材として有用である。しかしながら
、このような組成物は、含有する吸水性物質が水溶性で
あるため、水によって高度に膨潤することができず、止
水効果上重要な高膨潤圧を発生し難いという欠点を有し
、また吸水速度が遅く早期に止水効果を発揮することか
て゛きない。また吸水性物質として膨潤性ウレタンを使
用したコム組成物が知られているか、該ウレタンの親水
性か必ずしも充分でないため、比較的低い膨潤圧しか得
られず、また吸水速度ち原めて遅い。さらに、非水溶性
の高吸水性樹脂として、α−オレフィンと無水マレイン
酸との共重合体からなる高吸水性樹脂を用い、これをニ
トリル系塗料、天然ゴム等と組み合せた組成物ら、例え
ば特開昭54−94525号および同54−11026
2号公報等て゛公知となっており、このような組成物は
膨潤性塗料またはツーキング材としてそれなりに有用て
゛ある。しかしなから、このような組成物で高い膨潤圧
を得ることは困難である。すなわちニトリルゴム、天然
ゴム等の常温で無定形(非品性)ゴムは、未加硫の状態
では外力によりコールド70−するので、配合された高
吸水性(3(脂が吸水して膨張しても、ゴムのコールド
70−によって止水を必要とする部位に膨潤圧を与える
ことができず、充分な止水効果が得られない。かかる欠
点を解消する方法としてゴムを加硫する方法があるが、
その場合には架橋したゴム分子の網目のために、高吸水
樹脂の吸水による充分な膨張が妨げられ、所要の膨潤圧
を得ることか′困難となる。
本発明者等は、上記の欠点を改善すべく種々検討した結
果、常温で5〜50%の結晶領域またはガラス状領域を
含有する1、3−ジエン系ゴムおよび該ゴム中に特定の
高吸水性樹脂を分散したゴム組成物から成形されたシー
ト状あるいは紐状の止水材が、構造物の間隙の止水材と
して有効なものであることを見出したが、該止水材は、
吸水した時に止水材がその適用面の厚み方向に膨潤する
のみならず、厚み以外の適用面方向にも膨潤して伸びる
ため、構造物の間隙からはずれてしまい、充分な止水効
果を発揮できない場合が多々あるという欠点を有するも
のであった。
本発明は、上記の止水材の欠点を改良し、急速にかつ充
分な止水効果を有し、かつ作業性に優れた水膨潤性止水
材を提供することを目的とするものである。
本発明によれば、上記目的は、常温で5〜50%の結晶
領域またはガラス状領域を含有する1、3−ジエン系ゴ
ム中に、蒸留水に対して自重の20〜500重量倍の吸
水倍率をもつ粉末状高吸水性樹脂を分散してなる水膨潤
性ゴム層(A)と、該ゴム層(A)の吸水による厚み方
向以外の膨張を吸収する水不膨潤性ゴム層(B)との少
なくとも各1層を積層してなる複合体を止水材とするこ
とによって達成される。特に前記複合体中の各層の比(
A/B)カ弓5,85〜35/15となるように合体成
形した場合、または水膨潤性ゴム層(A)が、常温で5
〜50%の結晶領域またはガラス状領域を含有する1、
3−ジエン系ゴム中にカルボキシル基を有するα。
β−不飽和化合物を主成分として含有する重合体の架橋
体て゛蒸留水に対して自重の20〜500重量倍の吸水
倍率をもつ粉末状高吸水性樹脂を分散してなり水不膨潤
性ゴム層(B)が20〜200ky/cz:の300%
坤艮時応力を有するゴムからなる組成物の同時加硫体か
らなる場合に、上記目的が容易1土達成される。なお、
高吸水性樹脂が吸収した蒸留水の重量を吸収前の該樹脂
の重量で除しjこ値を、以下「吸水倍率」という。
本発明で用いる水膨潤性ゴム層(A)は、ゴム中に高吸
水性(31脂が分散した組成物からなっている。
このゴムは、フタジエン、イソプレン、ジメチルフタツ
エン、クロロプレンなどの1,3−ツエン系化合物を繰
返し単位として含む弾性重合体であり、例疋ば天然ゴム
(NR)、合成シ又−1,4−ポリイソプレンゴム(I
R)、ボリブタジニンゴム1’R>、スチレン−ノニン
ランダム共重合ゴム<SBRまたは5IRj、アクリロ
ニトリル−ツエン共重合フッ、tト1「・R士ン−!+
!Jll>)  クロロプレンゴt、(r91  イゾ
ブチレンーイソプレン共重合ゴム(IIR)、エチレン
−プロピレン−ジエン共ffi合ゴム(EPDH)、)
ランス−1,4−ポリイソプレンゴム、スチレン−ジエ
ンブロック共重合ゴムなどがあるが、特に1.3−ブタ
ジェン、2−メチル−1,3−ブタジェン(イソプレン
)、2.3−メチル−1,3−ブタジェン、2−クロロ
−1,3−ブタノエンなどの1.3−ジエンを繰返し単
位として含むらのが好ましい。
本発明において用いるゴムは、さらに常温において5〜
50%の結晶領域またはガラス状領域を含有することが
必要て゛ある。このようなものとしては、1.3  )
エンからなる結晶性重合体や1゜3−ジエンの非結晶性
重合体とガラス成型合本とのブロック共重合体を挙げる
ことができる。
前記結晶性重合体の例としては、クロロプレンゴム、ガ
ンタパーチャ、バラタ、合成トランス−1,4ポリイソ
プレン等の実質的に単一成分の繰り返し単位から構成さ
れる結晶性コムが挙げられる5なかて゛ら水膨潤性ゴム
(A)の膨潤性の点からクロロプレンゴムが好ましい。
これらの結晶性重合体は、分子量5万〜100万、結晶
部分の融点20〜90°Cのものが好ましい。
また、前記ブロック共重合ゴムとしては、1゜3−ジエ
ンと、常温でガラス状重合体を与えるスチレン、a−メ
チルスチレンあるいはビニルトルエン等のモノビニル置
換芳香族化合物とのプロ、ツク共電合本を例示すること
ができ、このようなブロック共重合ゴムには種々のタイ
プがあるが、A−B−A型ブロック共重合ゴム(ここで
、Aはモノビニル置換芳香族化合物からなり、好ましく
はガラス転移点が20〜90°Cで、重合度が10〜2
500であるガラス状重合体ブロックを意味し、またB
は1,3−ジエンからなり、好ましくは重合度が500
〜15000である非結晶性重合体ブロックを意味する
。)が好ましく用いられる。また該プロ・ツク共重合ゴ
ムの水素添加物も同様に用いられる。
これらの好ましく用いられるゴムは、常温において結晶
領域またはガラス状領域を有するものであるが、その量
が50%を越えるとゴムが硬くなって高吸水性樹脂粉末
粒子か吸水して膨張するのを妨げ、高吸水速度および高
膨潤圧を示す水膨潤性ゴム層を与えることができず、所
期の目的を達成させることが困難になる。また結晶領域
またはガラス状領域がまったくないと、またあったとし
ても5%未満程度であると、未加硫状態におけるコール
ドフロー傾向が大となり、好ましい水膨潤性ゴム層を与
えないことが多い。したがって結晶領域またはガラス状
領域は5〜50%、好ましくは5〜35%であることが
必要である。なお、ここでいう結晶領域は、当該分野に
おける通常の意味であり、結晶化度で表わされるもので
あるが、その測定方法もよく知られている(例乏ば、「
高分子論文集」第31巻、第138〜139ページ)。
また、ガラス状領域は、当該分野における通常の意味で
あり、ガラス状重合体を形成する単量体の量により調整
される。
これらのゴムのなかでも、常温で・5〜50%の結晶領
域を有するクロロブレンゴムが最も好ましい。
また、これらのゴムに分散する高吸水性樹脂は、その吸
水倍率が小さいと、水膨潤性ゴム層の膨潤倍率が小さく
なり、一方吸水倍率が過度に高くなると、水で・膨潤し
た高吸水性樹脂の強度が低くなり過ぎ、いずれの場合ら
充分な膨潤圧を示す水膨潤性ゴム層が得られない。した
がって、このような水膨潤性ゴム層を積層してなる止水
材は、止水効果の不充分なものとなる。この観点から、
高吸水性樹脂の吸水倍率は20〜500倍であることが
必要であり、特i二50〜400倍であることが好まし
い。
このような高吸水性樹脂としては、水膨潤性ゴム層の吸
水性および耐久性の点から、カルボキシル基、カルボン
酸塩、カルボン酸アミド、カルボン酸イミド、カルボン
酸無水物等のカルボキシル基に誘導しうる官能基を分子
中に1個もしくは2個有するa、β−不飽和化合物を単
量体成分として含有する重合体の架橋体が好ましい。
前記α、β−不飽和化合物は、例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリル酸アミド、メタクリル酸アミド、無
水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸アミド、マレイ
ン酸イミド、イタフン酸、クロトン酸、7マール酸、メ
サコン酸などであり、高吸水性樹脂に要求される性能を
満tこす範囲で、共重合可能な池の単量体成分と組合せ
て用いてもよい。前記共重合可能な池の単量体としては
、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブチレン
、ジイソブチレン、メチルビニルエーテル、スチレン、
酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、アクリロニトリルなどのα−オレフィン、ビニル化
合物、ビニリデン化合物が挙げられる。池の単量体と組
合せる場合、カルボキシル基もしくはこれに転化しうる
基を含有するα、β−不飽和化合物は、全単量体成分中
4()モル%以上であるのが適当である。
前記のカルボキシル基またはこれに転化しうる基を有す
るα、β−不飽和化合物を単景本として含有する重合体
は、ラジカル重合触媒を用いる常法によりA’Aされる
。その重合度は特:こ限られるもので゛はないが、10
〜3000か好ましい。
このようにして調製される前記重合体のなかでも、アク
リル酸、メタクリル酸等の重合体、α−オレフィンまた
はビニル化合物と無水マレイン酸との共重合体か好まし
い。これらの重合体または共重合体は、ナトリウム、カ
リウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム等のアル
カリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、酸化物ま
たは炭酸塩等の化合物、アンモニア、アミン等を反応さ
せることにより、より親水性にすることが好ましい。こ
の反応は、前記重合体を溶媒、好ましくは水に溶解し、
そこに前記アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合
物、アンモニア、アミン等を攪拌下に添加することによ
って行なわれる。この反応においては、反応性および得
られる高吸水性の耐久性の点から水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、アンモニアか′好ましく用いられる。
このようにして得られるα、β−不飽和化合物を単量体
成分として含有する重合体は、架橋反応に供されるが、
使用される架橋剤としては、多価エポキシ化合物、多価
アミン、多価アルコール、アミノアルコール、ポリイソ
シアネートまたは多、価ハロヒドリン等が挙げられ、特
に多価エポキシ化合物、多価アミンが好ましく用いられ
る。多価ニポキシ化合物としては、グリセリンジグリシ
ジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールノグリシン゛ルエーテル、
グリセリントリグリシジルエーテル、プロピレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ボリブロピレングリコール
ン゛グリシジルエーテルマタはトリメチロールプロパン
トリグリシジルエーテルが挙げられ、また多価アミンと
しはエチレンジアミン、シ゛エチレントリアミン、トリ
エチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペン
タエチレンへキサミンまたは分子量が5000以下のポ
リエチレンイミンが挙げられる。架橋反応は、前記α、
β−不飽和化合物を単量体成分として含有する重合体に
、前記架橋剤を添加することによって行なわれる。この
際、加熱してもよいし、また溶媒を用いてもよい。架橋
剤として多価エポキシ化合物または多価アミンを用いる
ときには、加熱下でしかも水の存在下で行なうことが好
ましい。このような場合には乾燥あるいは熱処理するこ
とが好ましい。架橋の程度は、前述した所望の吸水倍率
を示す高吸水性樹脂が得られるよう架橋剤の使用量を適
宜選ぶことにより調整される。
本発明における高吸水性樹脂の好ましい例を以下に列挙
する。
<1)  マレイン酸または無水マレイン酸、マレイン
酸アミドもしくはマレイン酸イミド等のマレイン酸誘導
体と、エチレン、プロピレン、ブチレン、インブチレン
またはジイソブチレン等の炭化数が2〜12、好ましく
は2〜8の直鎖状もしくは分岐状のa−オレフィンとの
共重合体とアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合
物、アンモニア、アミン等との反応物の架橋体、 (2) マレイン酸またはその誘導体と、スチレン、酢
酸ビニル、メチルビニルエーテル、アクリル酸エステル
、メタクリル酸エステルまたはアクリロニトリル等のビ
ニルもしくはビニリデン化合物との共重合体と、アルカ
リ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニア、
アミン等との反応物の架橋体、 (3) アクリル酸またはメタクリル酸の重合体とアル
カリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニア
、アミン等との反応物の架橋体、(4) アクリル酸ま
たはメタクリル酸と前記(2)リビニルまたはビニリデ
ン化合物との共重合体とアルカリ金属化合物、アルカリ
土類金属化合物、アンモニア、アミン等との反応物の架
橋体。
これらのなかでも、吸水性および耐久性の点から、イン
ブチレン−無水マレイン酸共重合体と水酸化ナトリウム
、水酸カリウムあるいはアンモニアとの反応物の架橋体
、およびポリアクリル酸と水酸化ナトリウムとの反応物
(すなわち、ポリアクリル酸ナトリウム)の架橋体が特
に好ましい。
この上う(こして得られる高吸水性樹脂は、粉砕により
20メツシユフルイを通過する粒子にして用いることが
望ましい。粒子の大きさが大き過ぎると水膨潤性ゴム層
の1膨張が不均一となったり、該層の表面平滑性が失わ
れることが多い。なお、二層でいうメッシュフルイとは
1.us−2ssotで規定するものである。
水膨潤性ゴム層(A)をなす成形物は、100重量部の
ゴムと5〜500重量部の粉末状高吸水性樹脂とをロー
ルミキサー、バンバリーミキサ−またはニーダ−等の混
合機によって常法により混練りすることにより、ゴム中
に高吸水性樹脂が分散した混合物とし、次いで該混合物
をシート状、板状あるいはその也の所望の形状に成形す
ることにより1乍製される。前記成形物は加硫されてい
てもよく、この場合は、加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤
、活性剤等のゴム加硫製品を含有させ、常法に従って加
硫する。
前記混合物にはゴム補強剤、充填剤、ゴム軟化剤、可塑
剤、粘着付与剤、加工助剤、老化防止剤、酸化防止剤、
オゾン老化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤などを含有し
てもなんら差し支えない。
また、水不膨潤性ゴム層(B)は、該ゴム層に積層され
て表面層を形成する水膨潤性ゴム層(A)を支持するも
のであって、止水材として用いたときに厚み以外の方向
、すなわち適用面の広さ方向(ここで、止水材において
積層体の積層方向を厚み方向と記すのに対して、長さ方
向および幅方向と記す。)への吸水膨潤による伸びを規
制する作用を奏する層である。この水不膨潤性ゴム層(
P3)は、汎用ゴムの成形物またはその加硫物からなる
。
ここで用いられるゴムとしては、天然ゴム(NR>、合
成シス−1,4−ポリイソプレンゴム(IR)、ポリブ
タジェンゴム(BR)、スチレン−ツエン(ランダムま
たはブロック)共重合ゴム(SBRまたはSIR等)、
アクリロニトリル−ツエン共重合ゴム(N B Rまた
は旧R)、ブチルゴム([lR)、クロロブレンゴム(
CR)、エチレンーフロピレンーンエン共−1= 合コ
ム(EPDH)、ウレタンゴムか挙げられる。これらを
加硫する場合には、加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、活
性剤等のゴム加硫配合薬品が配合される。また必要に応
じて前述したような各種ゴム配合薬品が配合されていて
も何ら支障がない。
この水不膨潤性ゴム層(B)を形成しているゴム成形物
の300%伸長時の応力が小さ過ぎると、止水材の長さ
方向および幅方向への膨潤による伸びを規定て゛きず、
一方前記応力が大き過ぎると、止水材が硬くなり過ぎる
。したがって水不膨潤性ゴム層を形成するゴム成形物は
、300%伸長時の応力が20−200&g/ cx:
、好ましくは30〜150ky/cm”のものを用いる
必要がある。
本発明において水膨潤性止水材は、水膨潤性ゴム層(A
)と水不膨潤性ゴム層(B)2層よりなる複合本からな
るか、該複合体は水との接触によって急速に吸水して膨
潤圧を発生し、止水効果を発揮できるように水膨潤性ゴ
ム層(A)か表面に出るよう積層された積層体である。
積層形態としては、水膨潤性コ′ム層(A)と水不膨潤
性ゴム層(B)と合体成形してなる二層積層木、水不膨
潤性ゴム層(B)の両面:こ水膨潤性ゴム層(八)を合
本成形してなる三層(サンドインチ型)積層体などがあ
る。これを二層積層木とすると使用材料が少なくて好ま
しいが、保管している間に空気中の水分等を吸収して一
方にカールしてしまい、実用iこ供するのが困難になつ
ン−n −=−′L+巨人【ヱJ、/  =民ヰ・7v
ノ 二層111古隔汁にはそのような問題がなく、使用
材料ら比較的少なくてすむので、好ましい。かかる三層
サンドイッチ型積層体について具体的に図示すると、第
1図A、B、Cになる。ここてaは水膨潤性ゴム層、b
は水不膨潤性ゴム層を意味する。また矢印イは止水材の
厚み方向、矢印口は長さ方向、矢印ハは袖方向を示す。
前記複合体において、水膨潤性ゴム層(八)の割合が小
さいと、止水に充分な膨潤圧を発生することができず、
また逆に水不膨潤性ゴム層(D)の割合が小さいと、止
水材の長さ方向および幅方向への膨潤による伸びを充分
iこ吸収できない。したかって複合体における水膨潤性
ゴム層(八)7水不膨潤性ゴム層(B)の割合は、容積
比で15..85〜S5.’15にする必要がある。
前記複合体は、水膨潤性ゴム層CA>と水不膨潤性ゴム
層(B)とを所望の形態に複合、成形することにより、
また各層を接着することにより作LAされる。水膨潤性
ゴム層(、へ)と水子、膨潤性ゴム層(B)は、各々別
個に加硫されていてもよいし、複合本形成後常法に従っ
て同時加硫されてもよい。
このようにして得られた複合体は、そのまま止水材とし
て実用に供される。また複合体の表面層に水不透過性の
フィルムを貼って止水材とされ、実用に際して該フィル
ムを剥して実用に供される。
このような止水材は、ロール状に巻かれたちのであって
も、シート状であってもよい。
以下、実施例により、本発明を具体的に説明するが、そ
れらは特定の実験結果を示すに過ぎず、これら実施例に
よって本発明は限定されるものではない。なお、実施例
お上り比較例中における「部」は特に断わらない限り「
重量部」を意味する。
実施例1 イソブチレン−無水マレイン酸共重合体(分子量16万
〜17万の交互共電合本:クラレイソプレンケミカル(
株)製■イソパン−10)100部、水酸化ナトリウム
42部および水260部を混合し、90 ’Cて・攪拌
して均一な水溶液を調製した。次いで該水溶液にエポキ
シ等量140のグリセリンジグリシンルエーテル1.5
部を添加し、充分混合した後、約90°Cに保ったクロ
ムメッキした鉄板に塗布し、次いで乾燥した。得られた
フィルムを粉砕して20メッシュフルイ通過の粉末にし
た後、120℃の熱風乾燥基中で熱処理し、吸水倍率が
130倍の粉末状高吸水性樹脂を得た。
このようにして得られた粉末状高吸水性樹脂および結晶
化度18%のクロロプレンゴムを第1表に従って配合し
、8インチオープンロールにより混練した後、Hさが2
,5zRの水膨潤性ゴムシー);’a 、)を作製した
。なお、クロロプレンゴムの結晶化度は、示差走査熱量
計(DSC)を用い、「高分子論文集」第30巻、第1
38〜139頁に記載された方法で求めた。
第1表 一方、第2表の配合に従い、3インチオープンロールに
より混練1) L、厚さ21の水不膨潤性ゴムシート(
b 、)を作製した。なお、このシートのみを150’
Cで1.・[分間加熱したものの300%伸長時の応力
は341g/cx:て・あった。
第    2    表 前記水不膨潤性ゴムシーNbl>の両面に前記水膨潤性
ゴムシート(al)を第1図にAで示したように重ね、
150°Cのホ・zドブレスを用いて14分間積層、加
硫して複合体シー)(c、)!;:作製した。なお、第
1図中において、aは水膨潤性ゴム層、bは水不膨潤性
ゴム層を意味する。
上記シート(cl)から幅152R1長さ150zzノ
試験片を切り出し、止水材としての評価に供した。
評価方法としては、試験片を25°Cの水に7日間浸i
責したときの試験片の良さ方向、幅方向および厚さ方向
の各長さの増加率を調べる膨潤性テストと、上記試験片
の両切片を接着してリング状にし、呼び径200zzの
B型とヒーム管の止水材とし、2に9/C贋:の水圧下
における水ちれテストを採用した。
膨潤性テストの結果を第3表に示すが、前記止水材は長
さ方向、幅方向および厚さの増加率の相対比が約1:1
:3であり、厚さ方向の伸びに対して長さ方向および幅
方向の伸びが小さく抑えられている。
第   3   表 また、実際的なテストである水ちれテストでは水もれか
まったく認められなかった。
比較例1 第1表に示した配合により、実施例1と同様にして、厚
さ32Rシートのシートを作製し、次いで該シートを1
50°Cで14分間加硫した。このシートを実施例1と
同様にして、膨潤性テストおよび水もれテストに供した
。
膨潤性テストの結果を第4表に示すが、該表より明らか
なように、長さ方向、幅方向および厚さ方向の長さの増
加率の相対比は、約1:1:1であり、長さ方向および
幅方向にも厚さ方向と同程度の伸びを示す。また水もれ
テストでは水られが認められ、充分な止水効果が認めら
れなかった。
第   4   表 実施例2 種々の厚みの水膨潤性ゴムシート(a2X)および水不
膨潤性ゴムシー) (b:x)をつくって水膨潤性ゴム
層/水不膨潤性ゴム層の容積比(a2x/b2x)を変
え、かつ複合体シートの厚みを811.とすること以外
は実施例1と同様にして、第1層および第3層(共に表
面層)が水膨潤性ゴムシート、第2層(中間層)が水不
膨潤性ゴムシートとからなる三層サンドイッチ型の止水
材用複合体シー) (c=x)を作製した。
上記複合体シートを、実施例1と同様に膨潤性テストお
よび水ちれテストに供した。その結果を第5表に示す。
第5表に示した膨潤性テストの結果がら明らかなように
、複合体シートにおける水膨潤性ゴム層の容積比か小さ
ければ小さい程膨潤時における止水材の長さの伸びが小
さい。また、水もれテストの結果から明らかなように、
充分な止水効果を示す止水材を得るには、水膨潤性ゴム
層と水膨潤性ゴム層との容積比を85.;15〜15/
85の範囲内にする必要がある。
実施例3 ポリアクリル酸ナトリウム(日本純薬工業(株)製布品
名アロンビスS>100部を水に溶解した後、工どキン
当F4145のグリセリンジクリシノルエーテル2.0
部を添加し、充分攪拌混合した。この水溶液を使用して
実施例1の粉末状高吸水性樹脂の製造方法と同様にして
、吸水倍率が90倍の粉末状高吸水性樹脂を作製した。
高吸水性樹脂として上記高吸水性樹脂を用いる池は、実
施例1と同様にして、厚さか2.5uの水膨潤性ゴムシ
ート(a3)を作製した。
また、合成ポリイソプレンゴムを第6表の配合に従って
混練りし、次いて゛成形することによって、水不膨潤性
未加硫ゴムシー) (b=x)を作製した。
なお、このシートを引張強度が最大となる時間(最適加
硫時間)、145°Cで加硫すると、その300%伸長
時の応力は第6表から明らかなようにカーボンブラック
の配合量の増加に伴って15kg/cz’から212k
g/ci”まで変化した。
上記水不膨潤性未加硫ゴムシー)(b、:<)の両面に
前記水膨潤性ゴムシー)(a311を重ね合せ、145
°Cのホットプレスによって、水不膨潤性未加硫ゴムシ
ー) (blX>の最適加硫時間に相当する1寺開加硫
して、止水材用複合体シートを作製した。
このようにして得られた止水材複合体シートを、実施例
1と同様、膨潤性テストおよび水られテストに供した。
その結果を第6表に示す。なお、複合体シー)(C,、
)を水られテに供した場合には、該シートが硬過ぎ、ヒ
、−ム管に取付ける困難が伴い、作業性が悪かった。
1)  合tシスー1,4−ポリイソプレンゴム、分子
量約84万、シス−1,4−含有量約98%:クラレイ
ソブレンケミカル(株ン製■クラプレンIR−10 2)三菱化成工業(株)製■ダイヤフランクH3)N−
オキシソエチレン−2−ベンゾチアゾール、スルフェン
アミド:大向新興化学工業(株)■ツクカラーき4SA
−F 4)重合トリメチル、ジハイドロキノリン:大内新興化
学工業(株)製■ツクラック224第6表から判るよう
に、複合体ン−)(C,、)を膨潤性テストに供すると
長さ方向の長さの増加率が100%を越え、かつ水ちれ
テスト(二供すると水もれが認められる。このことは、
伶までの実施例および比較例における長さまたは幅方向
の長さの増加率か約100%を越えると水ちれテストで
水ちれが認められるという結果と一致しでいる。
また、水不膨潤性ゴムシートの加硫物における300%
伸長時の応力がlSAg/cyr”で・あると充分な止
水効果を有する止水材か得られない。水不膨潤性ゴムシ
ートの加硫物の300%伸長時の応力が212に9/c
x二の場合(配合7、複合体シートC37)には、上述
したように作業性が悪いものである。これらの結果から
、水不膨潤性ゴムシートの加硫物の300%伸長時の応
力が、約20〜200Ag/ c:J:の場合良好な止
水材が得られることが判った。
実施例4 インブチレン−無水マレイン酸共重合体(共重合モル比
1:1、分子量16万、クラレイソプレンケミカル(株
)製、■イソパンー10 )100部、水酸化ナトリウ
ム42部および水260部を90℃の温度で攪拌溶解し
て上記共重合体のナトリウム塩の均一な透明水溶液を調
製した。次いで該水溶液にエポキシ当量145のグリセ
リンジグリシジルエーテル1.2部を添加して均一な混
合物とし、この溶液を熱板に塗布して乾燥した。得られ
たフィルムを粉砕して20メッシュフルイ通過の粉末と
し、さらに120℃の熱風乾燥器で熱処理して吸水倍率
208倍の粉末状高吸水性樹脂を得た。
このようにして得た粉末状高吸水性樹脂とクロロプレン
(昭和ネオプレン(株)製ネオブレンW)を第7表に従
って配合し、8インチオーブンロールにより混練した後
、厚さが1,5zzの水膨潤性ゴムシート(a4ra’
4)を作製した。
第   7   表 一方、第8表の配合に従い、8インチオープンローノ・
・により混練1) L、厚さ1.5屑漏の水不膨潤性ゴ
ムシー)(b、、b’、)を作製した。なお、このシー
トのみを150°Cで15分間加硫したものの300%
の伸長時の応力は66kg/cx2であった。
第    8    表 前記水膨潤性ゴムシー)(a4)と前記水膨潤性ゴムシ
ー) (b4>を150°Cのホットプレスを用いて1
5分間積層、加硫して複合体シー) (c4)を作製し
た。
上記シー) (c4)から幅15u、長さ15ONの試
験片を切り出し、止水材としての評価を行った。
評価方法としては、実施例1と同様な膨潤性テストと、
上記試験片4枚の両切片を接着して額縁状にし、間隙4
zzl:組み立てた鉄製7ランジ板の止水材として3 
kg/ cx二の水圧下における水られテストを採用し
た。
膨潤性テストの結果を第9表iこ示すが、該表より明ら
かなように、この上水材は長さ方向、1臨方向および厚
さ方向の長さの増加率の相対比が約1:1:4であり、
厚さ方向の伸びに対して長さ方向お上ブ幅方向の伸びか
小さく抑えられている。
また、水もれテストて゛は、水ちれがまったく認められ
なかった。
第   9   表 実施例5 高吸水性樹脂として実施例4の粉末状高吸水性樹脂を用
いる以外は実施例1と同様にして、厚さ17zの水膨潤
性ゴムシート(a5)を、また実施例1と同様にして厚
さ1apの水不膨潤性ゴムシート(+)5)をそれぞれ
作製した。
次に、a、とb5とを第1図Aに示すようにして3層に
重ね、150℃のホットプレスを用いて14分間熱圧着
と同時に加硫し、複合体シート(c5)を作製した。
このようにして得られた複合本シー) (c5)から正
方形(2,5X2.5c釣に切り出し、間隙を3zzに
保持したステンレススチール板の開に挟み、蒸留水:こ
浸漬し、複合体シートの吸水Iこより発生する膨潤圧を
測定した。この結果を第2図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図A、B、Cは各々本発明水膨潤性止水材の複合体
の1例の斜視図、第2図は本発明の実施例J4−ね寸の
膨潤圧の経時的変化を示すグラフである。 筒1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 常温で5〜50%の結晶領域またはガラ又状領域を
    含有する1,3−ジエン系ゴム中に、蒸留水に対して自
    重の20〜500重量倍の吸水倍率をもつ粉末状高吸水
    性樹脂を分散してなる水膨潤性ゴム層(A)と、該ゴム
    層(A)の吸水による厚み方向以外の膨張を吸収する水
    不膨潤性ゴム層(B)との少なくとも各1層を積層して
    なる水膨潤性止水材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01160638A (ja) * 1987-12-18 1989-06-23 Nok Corp 吸水性・導電性ゴム積層体
EP0686650A1 (en) 1994-06-08 1995-12-13 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water-absorbing resin and process for producing same

Citations (1)

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JPS575725A (en) * 1980-06-16 1982-01-12 Dainichi Seika Kogyo Kk Material swelling with water

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