JPS6310094B2 - - Google Patents
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- JPS6310094B2 JPS6310094B2 JP58198395A JP19839583A JPS6310094B2 JP S6310094 B2 JPS6310094 B2 JP S6310094B2 JP 58198395 A JP58198395 A JP 58198395A JP 19839583 A JP19839583 A JP 19839583A JP S6310094 B2 JPS6310094 B2 JP S6310094B2
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- Japan
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- barium ferrite
- flux
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- crystal particles
- particles
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- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
本発明は、バリウムフエライトに融剤を混在さ
せて加熱処理し、バリウムフエライトの粒子形
状、分散性、配向性等を改良するバリウムフエラ
イトの処理法に関するものである。 バリウムフエライトは、フエライトゴム磁石の
原料として多用されているが、近年は垂直磁気記
録媒体の原料として注目されるようになつてき
た。 バリウムフエライトの製造法としては、(1)酸化
鉄と炭酸バリウム等の混合物を1100〜1400℃の高
温で加熱焼成する乾式法、(2)バリウムイオンと鉄
イオンとを含むPH8以上の溶液をオートクレーブ
中で加熱する水熱合成法、(3)バリウムイオンと鉄
イオンとを含む溶液から直接沈澱を生成させ、沈
殿物を800℃以上の高温で焼成する共沈殿法等が
知られている。 これらの方法で得られるバリウムフエライト粒
子は、その製造法によつても若干異なるが、粒子
間で焼結していたり、粒子同志が凝集していた
り、また粒子形状が不定形であつたりして、例え
ば垂直磁気記録媒体の原料として使用しようとし
た場合、分散性が悪かつたり、配向性が劣るとい
う難点がある。 従来バリウムフエライトの上述の難点を改良す
る方法としては、バリウムフエライトに融剤を混
在させた後、該融剤の融点以上の温度で加熱処理
する方法が、例えば特開昭55−145303号公報、特
開昭55−145304号公報、特開昭56−50200号公報、
特開昭56−73698号公報、特開昭56−92199号公
報、特開昭56−125299号公報等で提案されてい
る。 しかしながら従来提案された方法は、いずれも
融剤の融点が高く、900〜1200℃程度と高温で加
熱処理する必要がある。 本発明の目的は、バリウムフエライトに新規な
融剤を混在させた後、該融剤の融点以上の温度で
加熱処理するバリウムフエライトの改良された処
理法を提供することにある。本発明の他の目的
は、加熱処理に高温を必要とせずに、粒子形状、
分散性、配向性等を改良することができるバリウ
ムフエライトの処理法を提供することにある。 本発明の目的は、バリウムフエライトに、(A)硝
酸カリウムと亜硝酸ナトリウムとの混合物、(B)塩
化第一銅と塩化カルシウムとの混合物および(C)塩
化ナトリウムと塩化第一銅との混合物よりなる群
から選択された融剤を混在させた後、該融剤の融
点以上の温度で加熱処理することを特徴とするバ
リウムフエライトの処理法によつて達成される。 本発明によると250〜450℃の程度の低い温度で
バリウムフエライトの品質を改良することができ
る。 本発明において使用されるバリウムフエライト
は、乾式法、水熱合成法、共沈法などいずれかの
方法で得られた粒子でもよい。またバリウムフエ
ライトの鉄原子は、その一部がコバルト、チタ
ン、インジウム、亜鉛、マンガン、ニツケル等で
置換されていてもさしつかえない。 本発明において使用される融剤は、硝酸カリウ
ムと亜硝酸ナトリウムとの混合物、塩化第一銅と
塩化カルシウムとの混合物、および塩化ナトリウ
ムと塩化第一銅との混合物であり、各融剤を構成
する2種の化合物の混合割合(モル比)は、一般
にはKNO3:NaNO2=1:0.3〜3、CuCl:
CaCl2=1:0.2〜0.5、NaCl:CuCl=1:1〜3
が適当である。また各融剤の融点は、2種の化合
物の混合割合によつても若干異なり、例えば
KNO3:NaNO2=1:1の場合は220℃、
CuCl:CaCl2=1:0.25の場合は400℃、NaCl:
CuCl=1:3の場合は314℃である。融剤の調製
は両者の化合物を単に混合する方法で調製して
も、また溶融させて混合する方法で調製してもよ
い。 バリウムフエライトに混在させる融剤の量は、
33〜67重量%、好ましくは50〜60重量%になるよ
うにするのが適当である。融剤の混在量が少なす
ぎるとバリウムフエライトの品質改良効果の発現
が不十分になり易く、また混在量が多くなるとバ
リウムフエライト粒子の板状比が大きくなる傾向
が見られるが、多すぎても特に多くしたことによ
る利点はないので混在量は前記範囲が適当であ
る。なお融剤は複数種混在させてもさしつかえな
い。 バリウムフエライトに融剤を混在させる方法は
特に制限されないが、一般にはバリウムフエライ
トの粉末粒子と粉末状の融剤とを乾式で混合する
方法が採用される。 融剤を混在させたバリウムフエライトは、融剤
の融点以上の温度で加熱処理する必要がある。加
熱処理温度が融剤の融点より低いと、バリウムフ
エライトの比表面積が小さく、透過型電子顕微鏡
で観察した場合、粒子の形状が不揃いで凝集して
いたり、六角板状を呈しないものが多かつたり
し、また有機バインダを併用して磁気記録媒体層
を形成する場合等において分散性が悪かつたり、
配向性が劣つたりする。加熱処理温度は融点の融
点以上であれば特に制限されないが、あまり高温
にすると低温で処理できるという利点が損われる
ので、一般には250〜450℃程度で加熱処理するの
が適当である。加熱処理時間は普通1〜10時間で
あり、加熱処理は酸素含有ガス雰囲気下、例えば
空気雰囲気下に行うのが適当である。 加熱処理物は、これを常法に従つて例えば水、
鉱酸水溶液等で洗浄した後、乾燥すると、形状の
揃つた六角板状の分散性、配向性等のすぐれたバ
リウムフエライトの粉末状粒子が得られる。 実施例 1 水800mlに、硝酸バリウム〔Ba(NO3)2〕57.9g
および硝酸第二鉄〔Fe(NO3)3・9H2O〕581.8g
を加え、窒素雰囲気下に撹拌しながら約80℃まで
加温して溶解させ、これに水酸化ナトリウム
〔NaOH〕218.3gを水400mlに溶解させた溶液を
撹拌下に滴下し、沈澱を生成させ、オートクレー
ブ中で200℃で1時間保持し、さらに昇温して270
℃で1時間保持して水熱合成反応を行い、得られ
た沈殿を水洗、ろ過し、次いで沈殿を希塩酸で処
理、水洗した後乾燥し、電気炉で700℃で16時間
空気雰囲気下に処理し、粉砕して水熱合成法によ
るバリウムフエライト結晶粒子を得た。このバリ
ウムフエライト結晶粒子は透過型電子顕微鏡での
観察によると、粒子同志の凝集が多く、粒子形状
も不揃いであつた。 次いで上記バリウムフエライト結晶粒子100g
に硝酸カリウムと亜硝酸ナトリウムとのモル比が
1:1の融剤(融点220℃)100gを混合した後、
電気炉で空気雰囲気下に300℃で3時間溶融加熱
処理し、急冷、固化させた。次いで固化物を約60
℃の温水で水洗、乾燥してバリウムフエライト結
晶粒子を得た。得られたバリウムフエライト結晶
粒子を透過型電子顕微鏡で観察した結果、結晶粒
子は揃つた六角板状を呈しており、粒子1個1個
がバラバラで凝集した粒子はほとんど認められな
かつた。 この融剤処理バリウムフエライトの飽和磁化
(Bm)、保磁力(Hc)、角形比(Br/Bm)、比表
面積(SA)等の特性は、第1表のとおりであつ
た。 また融剤処理バリウムフエライト10gを、有機
バインダのVAGH(商品名、ユニオンカーバイド
社製)1.35g、分散剤のステアリン酸0.4gおよ
びレシチン0.25g、可塑剤のポリウレタン2.0g、
溶剤のメチルエチルケトン13.35g、メチルイソ
ブチルケトン13.35gおよびシクロヘキサノン
13.35g、および硬化剤のコロネートL(商品名、
日本ポリウレタン社製)0.4gとボールミルで混
合、塗料化した後、ポリエステルフイルムに塗布
し、乾燥させて保磁力(Hc)および角形比
(Br/Bm)を測定した。その結果を第1表に示
す。 比較例 1 実施例1で得られた融剤処理前のバリウムフエ
ライトの特性およびこのバリウムフエライトを実
施例1と同様に塗料化した後の特性を第1表に示
す。
せて加熱処理し、バリウムフエライトの粒子形
状、分散性、配向性等を改良するバリウムフエラ
イトの処理法に関するものである。 バリウムフエライトは、フエライトゴム磁石の
原料として多用されているが、近年は垂直磁気記
録媒体の原料として注目されるようになつてき
た。 バリウムフエライトの製造法としては、(1)酸化
鉄と炭酸バリウム等の混合物を1100〜1400℃の高
温で加熱焼成する乾式法、(2)バリウムイオンと鉄
イオンとを含むPH8以上の溶液をオートクレーブ
中で加熱する水熱合成法、(3)バリウムイオンと鉄
イオンとを含む溶液から直接沈澱を生成させ、沈
殿物を800℃以上の高温で焼成する共沈殿法等が
知られている。 これらの方法で得られるバリウムフエライト粒
子は、その製造法によつても若干異なるが、粒子
間で焼結していたり、粒子同志が凝集していた
り、また粒子形状が不定形であつたりして、例え
ば垂直磁気記録媒体の原料として使用しようとし
た場合、分散性が悪かつたり、配向性が劣るとい
う難点がある。 従来バリウムフエライトの上述の難点を改良す
る方法としては、バリウムフエライトに融剤を混
在させた後、該融剤の融点以上の温度で加熱処理
する方法が、例えば特開昭55−145303号公報、特
開昭55−145304号公報、特開昭56−50200号公報、
特開昭56−73698号公報、特開昭56−92199号公
報、特開昭56−125299号公報等で提案されてい
る。 しかしながら従来提案された方法は、いずれも
融剤の融点が高く、900〜1200℃程度と高温で加
熱処理する必要がある。 本発明の目的は、バリウムフエライトに新規な
融剤を混在させた後、該融剤の融点以上の温度で
加熱処理するバリウムフエライトの改良された処
理法を提供することにある。本発明の他の目的
は、加熱処理に高温を必要とせずに、粒子形状、
分散性、配向性等を改良することができるバリウ
ムフエライトの処理法を提供することにある。 本発明の目的は、バリウムフエライトに、(A)硝
酸カリウムと亜硝酸ナトリウムとの混合物、(B)塩
化第一銅と塩化カルシウムとの混合物および(C)塩
化ナトリウムと塩化第一銅との混合物よりなる群
から選択された融剤を混在させた後、該融剤の融
点以上の温度で加熱処理することを特徴とするバ
リウムフエライトの処理法によつて達成される。 本発明によると250〜450℃の程度の低い温度で
バリウムフエライトの品質を改良することができ
る。 本発明において使用されるバリウムフエライト
は、乾式法、水熱合成法、共沈法などいずれかの
方法で得られた粒子でもよい。またバリウムフエ
ライトの鉄原子は、その一部がコバルト、チタ
ン、インジウム、亜鉛、マンガン、ニツケル等で
置換されていてもさしつかえない。 本発明において使用される融剤は、硝酸カリウ
ムと亜硝酸ナトリウムとの混合物、塩化第一銅と
塩化カルシウムとの混合物、および塩化ナトリウ
ムと塩化第一銅との混合物であり、各融剤を構成
する2種の化合物の混合割合(モル比)は、一般
にはKNO3:NaNO2=1:0.3〜3、CuCl:
CaCl2=1:0.2〜0.5、NaCl:CuCl=1:1〜3
が適当である。また各融剤の融点は、2種の化合
物の混合割合によつても若干異なり、例えば
KNO3:NaNO2=1:1の場合は220℃、
CuCl:CaCl2=1:0.25の場合は400℃、NaCl:
CuCl=1:3の場合は314℃である。融剤の調製
は両者の化合物を単に混合する方法で調製して
も、また溶融させて混合する方法で調製してもよ
い。 バリウムフエライトに混在させる融剤の量は、
33〜67重量%、好ましくは50〜60重量%になるよ
うにするのが適当である。融剤の混在量が少なす
ぎるとバリウムフエライトの品質改良効果の発現
が不十分になり易く、また混在量が多くなるとバ
リウムフエライト粒子の板状比が大きくなる傾向
が見られるが、多すぎても特に多くしたことによ
る利点はないので混在量は前記範囲が適当であ
る。なお融剤は複数種混在させてもさしつかえな
い。 バリウムフエライトに融剤を混在させる方法は
特に制限されないが、一般にはバリウムフエライ
トの粉末粒子と粉末状の融剤とを乾式で混合する
方法が採用される。 融剤を混在させたバリウムフエライトは、融剤
の融点以上の温度で加熱処理する必要がある。加
熱処理温度が融剤の融点より低いと、バリウムフ
エライトの比表面積が小さく、透過型電子顕微鏡
で観察した場合、粒子の形状が不揃いで凝集して
いたり、六角板状を呈しないものが多かつたり
し、また有機バインダを併用して磁気記録媒体層
を形成する場合等において分散性が悪かつたり、
配向性が劣つたりする。加熱処理温度は融点の融
点以上であれば特に制限されないが、あまり高温
にすると低温で処理できるという利点が損われる
ので、一般には250〜450℃程度で加熱処理するの
が適当である。加熱処理時間は普通1〜10時間で
あり、加熱処理は酸素含有ガス雰囲気下、例えば
空気雰囲気下に行うのが適当である。 加熱処理物は、これを常法に従つて例えば水、
鉱酸水溶液等で洗浄した後、乾燥すると、形状の
揃つた六角板状の分散性、配向性等のすぐれたバ
リウムフエライトの粉末状粒子が得られる。 実施例 1 水800mlに、硝酸バリウム〔Ba(NO3)2〕57.9g
および硝酸第二鉄〔Fe(NO3)3・9H2O〕581.8g
を加え、窒素雰囲気下に撹拌しながら約80℃まで
加温して溶解させ、これに水酸化ナトリウム
〔NaOH〕218.3gを水400mlに溶解させた溶液を
撹拌下に滴下し、沈澱を生成させ、オートクレー
ブ中で200℃で1時間保持し、さらに昇温して270
℃で1時間保持して水熱合成反応を行い、得られ
た沈殿を水洗、ろ過し、次いで沈殿を希塩酸で処
理、水洗した後乾燥し、電気炉で700℃で16時間
空気雰囲気下に処理し、粉砕して水熱合成法によ
るバリウムフエライト結晶粒子を得た。このバリ
ウムフエライト結晶粒子は透過型電子顕微鏡での
観察によると、粒子同志の凝集が多く、粒子形状
も不揃いであつた。 次いで上記バリウムフエライト結晶粒子100g
に硝酸カリウムと亜硝酸ナトリウムとのモル比が
1:1の融剤(融点220℃)100gを混合した後、
電気炉で空気雰囲気下に300℃で3時間溶融加熱
処理し、急冷、固化させた。次いで固化物を約60
℃の温水で水洗、乾燥してバリウムフエライト結
晶粒子を得た。得られたバリウムフエライト結晶
粒子を透過型電子顕微鏡で観察した結果、結晶粒
子は揃つた六角板状を呈しており、粒子1個1個
がバラバラで凝集した粒子はほとんど認められな
かつた。 この融剤処理バリウムフエライトの飽和磁化
(Bm)、保磁力(Hc)、角形比(Br/Bm)、比表
面積(SA)等の特性は、第1表のとおりであつ
た。 また融剤処理バリウムフエライト10gを、有機
バインダのVAGH(商品名、ユニオンカーバイド
社製)1.35g、分散剤のステアリン酸0.4gおよ
びレシチン0.25g、可塑剤のポリウレタン2.0g、
溶剤のメチルエチルケトン13.35g、メチルイソ
ブチルケトン13.35gおよびシクロヘキサノン
13.35g、および硬化剤のコロネートL(商品名、
日本ポリウレタン社製)0.4gとボールミルで混
合、塗料化した後、ポリエステルフイルムに塗布
し、乾燥させて保磁力(Hc)および角形比
(Br/Bm)を測定した。その結果を第1表に示
す。 比較例 1 実施例1で得られた融剤処理前のバリウムフエ
ライトの特性およびこのバリウムフエライトを実
施例1と同様に塗料化した後の特性を第1表に示
す。
【表】
実施例 2
水800mlに塩化バリウム〔BaCl2・2H2O〕43.7
g、塩化第二鉄〔FeCl3・6H2O〕140.6g、塩化
コバルト〔CoCl2・6H2O〕9.5gおよび四塩化チ
タン〔TiCl4〕7.6gを溶解させた溶液に、水酸化
ナトリウム〔NaOH〕200gおよび炭酸ナトリウ
ム〔Na2CO3〕50gを水1600mlに溶解させた溶液
を加え、60℃で1時間撹拌し、生成した沈殿物を
ろ過、水洗した後、乾燥させて電気炉で空気雰囲
気下に900℃で2時間焼成し、粉砕して共沈法に
よるバリウムフエライト結晶粒子を得た。透過型
電子顕微鏡でこのバリウムフエライト結晶粒子を
観察した結果、実施例1の場合とほぼ同様であつ
た。 次いで上記バリウムフエライト結晶粒子10gに
硝酸カリウムと亜硝酸ナトリウムとのモル比が
1:1の融剤10gを混合した後、電気炉で空気雰
囲気下に300℃で3時間溶融加熱処理し、急冷、
固化させた。次いで固化物を約60℃の温水で水
洗、乾燥してバリウムフエライト結晶粒子を得
た。得られたバリウムフエライト結晶粒子を透過
型電子顕微鏡で観察した結果、結晶粒子は揃つた
六角板状を呈しており、粒子1個1個がバラバラ
で凝集した粒子はほとんど認められなかつた。 この融剤処理バリウムフエライトの特性および
実施例1と同様にして塗料化した後の特性は第2
表に示す。 比較例 2 実施例2で得られた融剤処理前のバリウムフエ
ライトの特性およびこのバリウムフエライトを実
施例1と同様にして塗料化した後の特性を第2表
に示す。
g、塩化第二鉄〔FeCl3・6H2O〕140.6g、塩化
コバルト〔CoCl2・6H2O〕9.5gおよび四塩化チ
タン〔TiCl4〕7.6gを溶解させた溶液に、水酸化
ナトリウム〔NaOH〕200gおよび炭酸ナトリウ
ム〔Na2CO3〕50gを水1600mlに溶解させた溶液
を加え、60℃で1時間撹拌し、生成した沈殿物を
ろ過、水洗した後、乾燥させて電気炉で空気雰囲
気下に900℃で2時間焼成し、粉砕して共沈法に
よるバリウムフエライト結晶粒子を得た。透過型
電子顕微鏡でこのバリウムフエライト結晶粒子を
観察した結果、実施例1の場合とほぼ同様であつ
た。 次いで上記バリウムフエライト結晶粒子10gに
硝酸カリウムと亜硝酸ナトリウムとのモル比が
1:1の融剤10gを混合した後、電気炉で空気雰
囲気下に300℃で3時間溶融加熱処理し、急冷、
固化させた。次いで固化物を約60℃の温水で水
洗、乾燥してバリウムフエライト結晶粒子を得
た。得られたバリウムフエライト結晶粒子を透過
型電子顕微鏡で観察した結果、結晶粒子は揃つた
六角板状を呈しており、粒子1個1個がバラバラ
で凝集した粒子はほとんど認められなかつた。 この融剤処理バリウムフエライトの特性および
実施例1と同様にして塗料化した後の特性は第2
表に示す。 比較例 2 実施例2で得られた融剤処理前のバリウムフエ
ライトの特性およびこのバリウムフエライトを実
施例1と同様にして塗料化した後の特性を第2表
に示す。
【表】
実施例 3
実施例2と同様にして得られた共沈法によるバ
リウムフエライト結晶粒子10gに、塩化ナトリウ
ムと塩化第一銅とのモル比が1:3の融剤(融点
314℃)を混合した後、電気炉で空気雰囲気下に
400℃で3時間溶融加熱処理し、実施例1と同様
にしてバリウムフエライト結晶粒子を得た。この
バリウムフエライト結晶粒子の透過型電子顕微鏡
による観察結果は実施例2の場合とほぼ同様であ
つた。実施例1と同様に塗料化した後の特性およ
び塗料化前の特性は第3表に示す。
リウムフエライト結晶粒子10gに、塩化ナトリウ
ムと塩化第一銅とのモル比が1:3の融剤(融点
314℃)を混合した後、電気炉で空気雰囲気下に
400℃で3時間溶融加熱処理し、実施例1と同様
にしてバリウムフエライト結晶粒子を得た。この
バリウムフエライト結晶粒子の透過型電子顕微鏡
による観察結果は実施例2の場合とほぼ同様であ
つた。実施例1と同様に塗料化した後の特性およ
び塗料化前の特性は第3表に示す。
【表】
実施例 4
実施例2と同様にして共沈法によるバリウムフ
エライト結晶粒子10gに、塩化第1銅と塩化カル
シウムとのモル比が4:1の融剤(融点400℃)
10gを混合した後、電気炉で、空気雰囲気下に
450℃で3時間溶融加熱処理し、急冷・固化させ
た。次いで固化物を約60℃の温水で、水洗次いで
乾燥してバリウムフエライト結晶粒子を得た。 実施例1と同様に塗料化した後の特性および、
塗料化前の特性は第4表に示す。
エライト結晶粒子10gに、塩化第1銅と塩化カル
シウムとのモル比が4:1の融剤(融点400℃)
10gを混合した後、電気炉で、空気雰囲気下に
450℃で3時間溶融加熱処理し、急冷・固化させ
た。次いで固化物を約60℃の温水で、水洗次いで
乾燥してバリウムフエライト結晶粒子を得た。 実施例1と同様に塗料化した後の特性および、
塗料化前の特性は第4表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 バリウムフエライトに、(A)硝酸カリウムと亜
硝酸ナトリウムとの混合物、(B)塩化第一銅と塩化
カルシウムとの混合物および(C)塩化ナトリウムと
塩化第一銅との混合物よりなる群から選択された
融剤を混在させた後、該融剤の融点以上の温度で
加熱処理することを特徴とするバリウムフエライ
トの処理法。 2 融剤の混在量が33〜67重量%である特許請求
の範囲第1項記載のバリウムフエライトの処理
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58198395A JPS6090829A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | バリウムフエライトの処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58198395A JPS6090829A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | バリウムフエライトの処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6090829A JPS6090829A (ja) | 1985-05-22 |
| JPS6310094B2 true JPS6310094B2 (ja) | 1988-03-03 |
Family
ID=16390411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58198395A Granted JPS6090829A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | バリウムフエライトの処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6090829A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60161343A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-23 | Hitachi Maxell Ltd | 六方晶系フエライト磁性粉末の製造方法 |
| JPH0692255B2 (ja) * | 1985-08-29 | 1994-11-16 | 戸田工業株式会社 | 板状BaO・6Fe▲下2▼O▲下3▼微粒子粉末の製造方法 |
| JPS6260209A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-16 | Sony Corp | 六方晶系フエライト磁性粉末の製造方法 |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP58198395A patent/JPS6090829A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6090829A (ja) | 1985-05-22 |
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