JPS634552B2 - - Google Patents
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- JPS634552B2 JPS634552B2 JP4252180A JP4252180A JPS634552B2 JP S634552 B2 JPS634552 B2 JP S634552B2 JP 4252180 A JP4252180 A JP 4252180A JP 4252180 A JP4252180 A JP 4252180A JP S634552 B2 JPS634552 B2 JP S634552B2
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Description
本発明は新規なタイロシン誘導体に関する。
さらに詳しくは、本発明、式
(式中、Rは水素原子またはメチル基を示す)
で表わされるタイロシン誘導体またはその塩であ
る。 上記の塩としては医薬上許容できる塩である。 このような適当な塩としては、塩酸、硫酸、リ
ン酸などの無機酸との塩、酢酸、プロピオン酸、
酒石酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、アスパ
ラギン酸グルタミン酸などの有機酸との塩が包含
される。その他の非毒性塩も包含される。 上記の新規化合物〔1〕は既知抗生物質タイロ
シン(Tylosin)より約2‐4倍の強い抗菌力を
有しているばかりでなく、全マクロライド耐性
菌、例えばマクロライド耐性A群菌(エリスロマ
イシン、オレアンドマイシン、16員環マクロライ
ド耐性患者分離株)に対しても強い抗菌力を有
し、臨床上優れた感染治療効果の期待される抗菌
剤である。また動物用治療剤、飼料添加剤として
も有用である。 本発明の目的化合物〔1〕は9位の水酸基の配
位により9(R)体、9(S)体および9(R)体
と9(S)体の混合物として存在する。これらの
抗菌スペクトラムは9(R)体が最も高い活性を
有するが、9(S)体および9(R)体と9(S)
体の混合物でも殆んど類似した活性を示す。 上記目的化合物〔1〕は式 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す)
で表わされる化合物を極性溶媒中NaBH4で還元
することにより得られる。 上記化合物〔2〕は新規化合物であつて、Rが
水素原子である化合物〔2〕は4′―デマイカロシ
ルタイロシンを不活性有機溶媒中加熱下
〔(C6H5)3P〕3RhClで脱ホルミル化することによ
り得られ(特願昭54−120269号)、Rがメチル基
である化合物〔2〕はタイロシンを7.5附近のPH
を有する含水メタノール中室温でNaBH4で還元
して20―ジヒドロタイロシンを得、次いでピリジ
ンの存在下p―トルエンスルホニルハライドで20
位の水素基をトシル化し、NaI+Znで還元的に脱
離して20―デオキソタイロシンを得、次いで
0.5N塩酸で室温下脱4′―マイカロシル化すること
により得られる(特願昭54−146642号)。 上記の還元反応は通常室温で行なわれる。反応
時間はシリカゲルなどの薄層クロマイトグラフイ
ーにより追跡できるので、出発物質〔2〕の消失
を待つて適宜反応を終了すればよい。反応溶媒と
しては低級アルカノール、例えばメタノール、エ
タノール、プロパノールあるいはジオキサンなど
の極性溶媒を用いるのが好ましい。 上記反応により得られる目的化合物〔1〕は通
常9(R)体と9(S)体の混合物として得られる
が、反応液から採取するには水性媒体の存在下、
PHを8〜10に調節し、非親水性有機溶媒、例えば
クロロホルム、酢酸エチルなどで抽出し、その抽
出液から溶媒を留去し、クロロホルム―メタノー
ル系の溶出溶媒を用いるシリカゲル、活性アルミ
ナ、吸着樹脂などのカラムクロマトグラフイーに
より分離精製することができる。この分離精製手
段により9(R)体と9(S)体を分別することが
できる。 また、本発明においては、Rがメチル基ある目
的化合物〔1〕を別法によつても製造することが
できる。即ち、4′―デマイカロシルタイロシンを
NaBH4で9位のカルボニル基をOH基に又19位
のCHO基をCH2OH基に還元し、この20位の水酸
基をトシル化し、次いでNaI+Znでp―トルエン
スルホン酸エステルを還元的に脱離することによ
り得られる。 9位のカルボニル基のOH基への還元及び19位
CHO基のCH2OH基への還元はは、11.3附近のPH
を有する含水メタノール中室温でNaBH4を反応
させればよい。反応時間はシリカゲルなどの薄層
クロマトグラフイーにより追跡できるので、4′―
デマイカロシルタイロシンの消失を待つて適宜反
応を終了すればよい。得られた生成物は反応液を
非親水性有機溶媒、例えばクロロホルムで抽出す
ることにより採取され、特に精製することなく次
の反応に用いることができる。 19位CH2OH基をCH3基に変換するには、種々
の公知の方法によつて行なうことができる。例え
ばCH2OH基のOH基をトシル化し、次いでNaI
+Znでp―トルエンスルホン酸エステルを還元
的に脱離する方法によつて行なうことができる。 上記のトシル化は脱酸剤および溶媒として第3
級有機アミン、例えばピリジンなどの存在下p―
トルエンスルホニルハライドを反応させることに
より行なわれる。反応の経過はシリカゲルなどの
薄層クロマトグラフイーにより追跡できるので、
前記生成物、即ち9,20―テトラヒドロ体の消失
を待つて適宜反応を終了すればよい。反応液を水
中にあけ、PH8〜10に調節して適当な非親水性有
機溶媒、例えばクロロホルムで抽出することによ
り20位OH基がトシル化された生成物を採取する
ことができる。この生成物は、特に精製すること
なく、次の反応に用いることができる。次に、こ
のp―トルエンスルホン酸エステルを還元的に脱
離するのであるが、この反応は適当な有機溶媒、
例えばエチレングリコールジメチルエーテル中で
NaIとZnの存在下加熱することにより行なわれ
る。上記の反応は、先ずCH2O―トシル基が
CH2I基に変換し、これがZnにより還元されて
CH3に変換するものである。反応の経過はシリカ
ゲルなどの薄層クロマトグラフイーにより追跡で
きるので、20位OH基がトシル化された生成物の
消失を待つて適宜反応を終了すればよい。このよ
うにして得られた9―ジヒドロ―4′―デマイカロ
シルー20―デオキソタイロシンを反応液から採取
するには、Znを別した反応液を水中にあけPH
8〜10に調節し、非親水性有機溶媒、例えばクロ
ロホルムで抽出することにより行なわれる。 この9―ジヒドロ―4′―デマイカロシル―20―
デオキソタイロシンはほとんど9(R)体の形で
存在し、前記と同様の分離精製手段により精製す
ることができる。 次に、本発明の目的化合物〔1〕の微生物生育
最少阻止濃度(MIC)を測定した結果を第1表
の通り挙げる。
る。 上記の塩としては医薬上許容できる塩である。 このような適当な塩としては、塩酸、硫酸、リ
ン酸などの無機酸との塩、酢酸、プロピオン酸、
酒石酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、アスパ
ラギン酸グルタミン酸などの有機酸との塩が包含
される。その他の非毒性塩も包含される。 上記の新規化合物〔1〕は既知抗生物質タイロ
シン(Tylosin)より約2‐4倍の強い抗菌力を
有しているばかりでなく、全マクロライド耐性
菌、例えばマクロライド耐性A群菌(エリスロマ
イシン、オレアンドマイシン、16員環マクロライ
ド耐性患者分離株)に対しても強い抗菌力を有
し、臨床上優れた感染治療効果の期待される抗菌
剤である。また動物用治療剤、飼料添加剤として
も有用である。 本発明の目的化合物〔1〕は9位の水酸基の配
位により9(R)体、9(S)体および9(R)体
と9(S)体の混合物として存在する。これらの
抗菌スペクトラムは9(R)体が最も高い活性を
有するが、9(S)体および9(R)体と9(S)
体の混合物でも殆んど類似した活性を示す。 上記目的化合物〔1〕は式 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す)
で表わされる化合物を極性溶媒中NaBH4で還元
することにより得られる。 上記化合物〔2〕は新規化合物であつて、Rが
水素原子である化合物〔2〕は4′―デマイカロシ
ルタイロシンを不活性有機溶媒中加熱下
〔(C6H5)3P〕3RhClで脱ホルミル化することによ
り得られ(特願昭54−120269号)、Rがメチル基
である化合物〔2〕はタイロシンを7.5附近のPH
を有する含水メタノール中室温でNaBH4で還元
して20―ジヒドロタイロシンを得、次いでピリジ
ンの存在下p―トルエンスルホニルハライドで20
位の水素基をトシル化し、NaI+Znで還元的に脱
離して20―デオキソタイロシンを得、次いで
0.5N塩酸で室温下脱4′―マイカロシル化すること
により得られる(特願昭54−146642号)。 上記の還元反応は通常室温で行なわれる。反応
時間はシリカゲルなどの薄層クロマイトグラフイ
ーにより追跡できるので、出発物質〔2〕の消失
を待つて適宜反応を終了すればよい。反応溶媒と
しては低級アルカノール、例えばメタノール、エ
タノール、プロパノールあるいはジオキサンなど
の極性溶媒を用いるのが好ましい。 上記反応により得られる目的化合物〔1〕は通
常9(R)体と9(S)体の混合物として得られる
が、反応液から採取するには水性媒体の存在下、
PHを8〜10に調節し、非親水性有機溶媒、例えば
クロロホルム、酢酸エチルなどで抽出し、その抽
出液から溶媒を留去し、クロロホルム―メタノー
ル系の溶出溶媒を用いるシリカゲル、活性アルミ
ナ、吸着樹脂などのカラムクロマトグラフイーに
より分離精製することができる。この分離精製手
段により9(R)体と9(S)体を分別することが
できる。 また、本発明においては、Rがメチル基ある目
的化合物〔1〕を別法によつても製造することが
できる。即ち、4′―デマイカロシルタイロシンを
NaBH4で9位のカルボニル基をOH基に又19位
のCHO基をCH2OH基に還元し、この20位の水酸
基をトシル化し、次いでNaI+Znでp―トルエン
スルホン酸エステルを還元的に脱離することによ
り得られる。 9位のカルボニル基のOH基への還元及び19位
CHO基のCH2OH基への還元はは、11.3附近のPH
を有する含水メタノール中室温でNaBH4を反応
させればよい。反応時間はシリカゲルなどの薄層
クロマトグラフイーにより追跡できるので、4′―
デマイカロシルタイロシンの消失を待つて適宜反
応を終了すればよい。得られた生成物は反応液を
非親水性有機溶媒、例えばクロロホルムで抽出す
ることにより採取され、特に精製することなく次
の反応に用いることができる。 19位CH2OH基をCH3基に変換するには、種々
の公知の方法によつて行なうことができる。例え
ばCH2OH基のOH基をトシル化し、次いでNaI
+Znでp―トルエンスルホン酸エステルを還元
的に脱離する方法によつて行なうことができる。 上記のトシル化は脱酸剤および溶媒として第3
級有機アミン、例えばピリジンなどの存在下p―
トルエンスルホニルハライドを反応させることに
より行なわれる。反応の経過はシリカゲルなどの
薄層クロマトグラフイーにより追跡できるので、
前記生成物、即ち9,20―テトラヒドロ体の消失
を待つて適宜反応を終了すればよい。反応液を水
中にあけ、PH8〜10に調節して適当な非親水性有
機溶媒、例えばクロロホルムで抽出することによ
り20位OH基がトシル化された生成物を採取する
ことができる。この生成物は、特に精製すること
なく、次の反応に用いることができる。次に、こ
のp―トルエンスルホン酸エステルを還元的に脱
離するのであるが、この反応は適当な有機溶媒、
例えばエチレングリコールジメチルエーテル中で
NaIとZnの存在下加熱することにより行なわれ
る。上記の反応は、先ずCH2O―トシル基が
CH2I基に変換し、これがZnにより還元されて
CH3に変換するものである。反応の経過はシリカ
ゲルなどの薄層クロマトグラフイーにより追跡で
きるので、20位OH基がトシル化された生成物の
消失を待つて適宜反応を終了すればよい。このよ
うにして得られた9―ジヒドロ―4′―デマイカロ
シルー20―デオキソタイロシンを反応液から採取
するには、Znを別した反応液を水中にあけPH
8〜10に調節し、非親水性有機溶媒、例えばクロ
ロホルムで抽出することにより行なわれる。 この9―ジヒドロ―4′―デマイカロシル―20―
デオキソタイロシンはほとんど9(R)体の形で
存在し、前記と同様の分離精製手段により精製す
ることができる。 次に、本発明の目的化合物〔1〕の微生物生育
最少阻止濃度(MIC)を測定した結果を第1表
の通り挙げる。
【表】
次に、実験例を挙げて本発明の製造例を具体的
に説明する。 尚、実施例中のRf値は、特記しない限り次の
担体および展開溶媒を用いる薄層クロマトグラフ
イー(TLC)により測定したものである。 担体;メルク社製シリカゲル60Art5721 展開溶媒;クロロホルム―メタノール―濃アン
モニア水(150:10:1) 実施例 1 19―デホルミル―9―ジヒドロ―4′―デマイカ
ロシルタイロシン 特願昭54−120269号記載の方法で製造した19―
デホルミル―4′―デマイカロシルタイロシン1g
をメタノール20mlに溶かし、これにNaBH4168mg
を加え、室温で1時間反応させる。反応液に水50
mlを加え、クロロホルムで抽出する。クロロホル
ム層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧濃縮して粗生成物850mgを得る。これをでき
るだけ少量のクロロホルム―メタノール(15:
1)の混合溶媒に溶かし、シリカゲルのカラムに
チヤージし、クロロホルム―メータノール(15:
1)で溶出するカラムクロマトグラフイーにより
精製して、順次9(R)―19―デホルミル―9―
ジヒドロ―4′―デマイカロシルタイロシン180mg、
9(S)―19―デホルミル―9―ジヒドロ―4′―
デマイカロシルタイロシン143mgを得る。 9(R)体 Rf;0.28 UV;λEtOH nax235.5nm(εmax2.8×104) Mass(m/e);745(M+)、555(M+−190)、
537,365,347,191,190,174,173 NMR(100MHz,CDCl3中);1.72(s.,12−
CH3)、2.48(s.,3′−N(CH3)2),3.50(s.,
2−OCH3)、3.61(s.,3−OCH3)、
5.67(d.d.10−H、J9,10=7Hz,J10,11=16
Hz,6.10(d.,11―H,J10,11=16Hz)ppm 9(S)体 Rf;0.19 UV;λEtOH nax237.5nm(εmax2.6×104)Mass(m/
e);745(M+)、555(M+−190)NMR
(100MHz,CDCl3中);1.72(s.,12−
CH3)、2.48(s.,3′―N(CH3)2),3.50(s.,
2―OCH3)、3.61(s.,3−OCH3)、
5.95(d.d.,10−H,J9,10=4Hz,J10,11=16
Hz)、6.43(d.,11−H,J10,11=16Hz)ppm 実施例 2 9―ジヒドロ―4′―デマイカロシル―20―デオ
キソタイロシン 特願昭54−120269号に記載されている方法で製
造した4′―デマイカロシルタイロシン3.85gを
0.25MNa2HPO4水溶液(0.1NNaOHでPH11.3に
調節)とメタノールの混合溶媒(1:1)25mlに
溶かし、これにNaBH4756mgを加え、室温で1時
間反応させる。反応液に水100mlを加えクロロホ
ルム100mlで抽出し、クロロホルム層を水洗し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧乾固して
9,20―テトラヒドロー4′―デマイカロシルタイ
ロシンの粗生成物3.6gを得る。 UV;λEtOH nax237nm(εmax2.5×104) Mass(m/e);775(M+)、757,585(M+−
190) 上記粗生成物をジクロロメタン38mlに溶かし、
これにピリジン1.2mlおよびトシルクロライド
2.35gを加え、室温で17時間反応させる。反応液
を濃アンモニア水で中和してからクロロホルム
150mlで抽出する。クロロホルム層を希塩酸、水、
希アンモニア水の順に洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧乾固する。得られた粗生成物
3.0gをエチレングリコールジメチルエーテル30
mlに溶かし、これにMaI2.25gおよびZn末1.95g
順次加えて3時間加熱還流する。Zn末を別し、
反応液に水100mlを加えクロロホルム150mlで抽
出する。クロロホルム層を水洗し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧乾固する。残渣をベンゼ
ン150mlに溶かし、冷去却下1N塩酸150mlで2回
抽出し、水層を直ちに濃アンモニア水でPH9に調
節した後、クロロホルム150mlで抽出する。クロ
ロホルム層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧乾固して9(R)―9―ジヒドロ―
4′―デマイカロシル―20―デオキソタイロシンの
粗成物2.1gを得る。 これをクロロホルム―メタノール(15:1)で
溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
より精製し、精製品1.34gを得る。 Rf;0,32 UV;λEtOH nax237nm(εmax2.6×104) Mass(m/e);759(M+)、568(M+−191)、
550,422,406,378,377,361,346,
190,174 NMR(100MHz,CDCl3中);1.72(12−CH3)、
2.50(3′―NCH3)2)、3.49(2―OCH3)、
3.62(3―OCH3)、5.67(d.d.,10―H,
J9,10=7Hz,J10,11=16Hz)、6.1(d.,11―
H,J10,11=16Hz) 実施例 3 9―ジヒドロ―4′―デマイカロシル―20―デオ
キソタイロシン 特願昭54−146642号に記載されている方法で製
造した4′―デマイカロシル―20―デオキソタイロ
シン100mgをメタノール2mlに溶かし、これに
NaBH417mgを加え、室温で1時間反応させる。
反応液に水10mlを加え、クロロホルム10mlで抽出
する。クロロホルム層を水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧乾固して目的物の粗生成物
80mgを得る。これをクロロホルム―メタノール
(15:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマト
グラフイーにより精製し、9(R)―9―ジヒド
ロ―4′―デマイカロシル―20―デオキソタイロシ
ン(Rf=0.32)15mgおよび9(S)−9―ジヒドロ
―4′―デマイカロシル―20―デオキソタイロシン
(Rf=0.19)12mgを得る。
に説明する。 尚、実施例中のRf値は、特記しない限り次の
担体および展開溶媒を用いる薄層クロマトグラフ
イー(TLC)により測定したものである。 担体;メルク社製シリカゲル60Art5721 展開溶媒;クロロホルム―メタノール―濃アン
モニア水(150:10:1) 実施例 1 19―デホルミル―9―ジヒドロ―4′―デマイカ
ロシルタイロシン 特願昭54−120269号記載の方法で製造した19―
デホルミル―4′―デマイカロシルタイロシン1g
をメタノール20mlに溶かし、これにNaBH4168mg
を加え、室温で1時間反応させる。反応液に水50
mlを加え、クロロホルムで抽出する。クロロホル
ム層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧濃縮して粗生成物850mgを得る。これをでき
るだけ少量のクロロホルム―メタノール(15:
1)の混合溶媒に溶かし、シリカゲルのカラムに
チヤージし、クロロホルム―メータノール(15:
1)で溶出するカラムクロマトグラフイーにより
精製して、順次9(R)―19―デホルミル―9―
ジヒドロ―4′―デマイカロシルタイロシン180mg、
9(S)―19―デホルミル―9―ジヒドロ―4′―
デマイカロシルタイロシン143mgを得る。 9(R)体 Rf;0.28 UV;λEtOH nax235.5nm(εmax2.8×104) Mass(m/e);745(M+)、555(M+−190)、
537,365,347,191,190,174,173 NMR(100MHz,CDCl3中);1.72(s.,12−
CH3)、2.48(s.,3′−N(CH3)2),3.50(s.,
2−OCH3)、3.61(s.,3−OCH3)、
5.67(d.d.10−H、J9,10=7Hz,J10,11=16
Hz,6.10(d.,11―H,J10,11=16Hz)ppm 9(S)体 Rf;0.19 UV;λEtOH nax237.5nm(εmax2.6×104)Mass(m/
e);745(M+)、555(M+−190)NMR
(100MHz,CDCl3中);1.72(s.,12−
CH3)、2.48(s.,3′―N(CH3)2),3.50(s.,
2―OCH3)、3.61(s.,3−OCH3)、
5.95(d.d.,10−H,J9,10=4Hz,J10,11=16
Hz)、6.43(d.,11−H,J10,11=16Hz)ppm 実施例 2 9―ジヒドロ―4′―デマイカロシル―20―デオ
キソタイロシン 特願昭54−120269号に記載されている方法で製
造した4′―デマイカロシルタイロシン3.85gを
0.25MNa2HPO4水溶液(0.1NNaOHでPH11.3に
調節)とメタノールの混合溶媒(1:1)25mlに
溶かし、これにNaBH4756mgを加え、室温で1時
間反応させる。反応液に水100mlを加えクロロホ
ルム100mlで抽出し、クロロホルム層を水洗し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧乾固して
9,20―テトラヒドロー4′―デマイカロシルタイ
ロシンの粗生成物3.6gを得る。 UV;λEtOH nax237nm(εmax2.5×104) Mass(m/e);775(M+)、757,585(M+−
190) 上記粗生成物をジクロロメタン38mlに溶かし、
これにピリジン1.2mlおよびトシルクロライド
2.35gを加え、室温で17時間反応させる。反応液
を濃アンモニア水で中和してからクロロホルム
150mlで抽出する。クロロホルム層を希塩酸、水、
希アンモニア水の順に洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧乾固する。得られた粗生成物
3.0gをエチレングリコールジメチルエーテル30
mlに溶かし、これにMaI2.25gおよびZn末1.95g
順次加えて3時間加熱還流する。Zn末を別し、
反応液に水100mlを加えクロロホルム150mlで抽
出する。クロロホルム層を水洗し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧乾固する。残渣をベンゼ
ン150mlに溶かし、冷去却下1N塩酸150mlで2回
抽出し、水層を直ちに濃アンモニア水でPH9に調
節した後、クロロホルム150mlで抽出する。クロ
ロホルム層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧乾固して9(R)―9―ジヒドロ―
4′―デマイカロシル―20―デオキソタイロシンの
粗成物2.1gを得る。 これをクロロホルム―メタノール(15:1)で
溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
より精製し、精製品1.34gを得る。 Rf;0,32 UV;λEtOH nax237nm(εmax2.6×104) Mass(m/e);759(M+)、568(M+−191)、
550,422,406,378,377,361,346,
190,174 NMR(100MHz,CDCl3中);1.72(12−CH3)、
2.50(3′―NCH3)2)、3.49(2―OCH3)、
3.62(3―OCH3)、5.67(d.d.,10―H,
J9,10=7Hz,J10,11=16Hz)、6.1(d.,11―
H,J10,11=16Hz) 実施例 3 9―ジヒドロ―4′―デマイカロシル―20―デオ
キソタイロシン 特願昭54−146642号に記載されている方法で製
造した4′―デマイカロシル―20―デオキソタイロ
シン100mgをメタノール2mlに溶かし、これに
NaBH417mgを加え、室温で1時間反応させる。
反応液に水10mlを加え、クロロホルム10mlで抽出
する。クロロホルム層を水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧乾固して目的物の粗生成物
80mgを得る。これをクロロホルム―メタノール
(15:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマト
グラフイーにより精製し、9(R)―9―ジヒド
ロ―4′―デマイカロシル―20―デオキソタイロシ
ン(Rf=0.32)15mgおよび9(S)−9―ジヒドロ
―4′―デマイカロシル―20―デオキソタイロシン
(Rf=0.19)12mgを得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す) で表わされるタイロシン誘導体またはその塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252180A JPS56147798A (en) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | Tylosin derivative |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252180A JPS56147798A (en) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | Tylosin derivative |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56147798A JPS56147798A (en) | 1981-11-16 |
| JPS634552B2 true JPS634552B2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=12638378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4252180A Granted JPS56147798A (en) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | Tylosin derivative |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56147798A (ja) |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP4252180A patent/JPS56147798A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56147798A (en) | 1981-11-16 |
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