JPS6360037B2 - - Google Patents

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JPS6360037B2
JPS6360037B2 JP55104950A JP10495080A JPS6360037B2 JP S6360037 B2 JPS6360037 B2 JP S6360037B2 JP 55104950 A JP55104950 A JP 55104950A JP 10495080 A JP10495080 A JP 10495080A JP S6360037 B2 JPS6360037 B2 JP S6360037B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J53/00Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton has been modified by condensation with a carbocyclic rings or by formation of an additional ring by means of a direct link between two ring carbon atoms, including carboxyclic rings fused to the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton are included in this class
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/06Antihyperlipidemics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/36Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring increasing the number of carbon atoms by reactions with formation of hydroxy groups, which may occur via intermediates being derivatives of hydroxy, e.g. O-metal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J9/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2603/00Systems containing at least three condensed rings
    • C07C2603/02Ortho- or ortho- and peri-condensed systems
    • C07C2603/40Ortho- or ortho- and peri-condensed systems containing four condensed rings

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  • Veterinary Medicine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は25―ハロコレスタ―5―エン―3β,
22―ジオールおよびそのエステルに関する。さら
に詳しくは、本発明は、式 〔式中Xは原子番号53未満のハロゲンであり、
R1およびR2は同種または異種でそれぞれ水素ま
たは式 (式中nは1から3までの整数である)で示され
る基である〕で示されるエステル残基、すなわち
2―カルボキシ―1―オキソエチル、3―カルボ
キシ―1―オキソプロピルおよび4―カルボキシ
―1―オキソブチルである〕で示される新規、有
用かつ進歩性を有する化合物に関する。
本発明の化合物はその価値ある薬理作用により
有用である。たとえば哺乳類肝臓のコレステロー
ル(血清コレステロールの2つの主たる起源のひ
とつである)を合成を律速する酵素、3―ヒドロ
キシ―3―メチルグルタリルコエンザイムA
(HMG CoA)リダクターゼの活性を阻害する。
したがつて本発明の化合物は血清コレステロール
の生成を阻害する。家族型高コレステロール血
症(WHO分類)にかかりやすいヒトのステロー
ル生合成を阻害するのに適用される化合物の革新
的意義については広く認められている。たとえば
Breslowら:Biochem.Biophys.Acta398、10
(1975)、Betteridgeら:Brit.J.、500(1975)お
よびBrownらJ.Biol.Chem.249、7306(1974)参
照。
本発明化合物のHMG CoA リダクターゼ阻
害活性およびその血清コレステロール生成阻害は
以下の標準試験方法により明らかにされる。
初期体重180〜250gの雄性Charles River CD
ラツトを無作為に6匹の群に分け、逆の光サイ
クル(12:12)の室内に置き、標準ラツト飼料お
よび水を自由に与える。一群の各動物に、少なく
とも3日から6日後から、0.0%ポリオキシエチ
レンソルビタンモノオレエート(Tween80)含
有生理的食塩水0.2mlに溶解した20,25―ジアザ
コレステロール5mg/Kgを連続7日間胃内投与し、
この最後の4日間には試験化合物をあらかじめ選
定された1日用量(通常5mg/Kgを胃内投与)で
平行して同じ経路により投与する。第二の対照群
は試験化合物の投与を省くほかは同様に処理す
る。投与完了後2から4時間内、暗サイクルに入
つて5から7時間目に動物を1,1′―オキシビス
エタンで麻酔し、屠殺する。肝臓を速やかに除去
し、冷ホモジナイズメジウム(シユクロース
102.7g、エデト酸ナトリウム3.8gおよびジチオ
スライトール0.8gを水に溶解し、全量1000mlと
する)で洗浄し、吸取紙で乾燥し、秤量し、ホモ
ジナイズする(肝臓1gに対し上述の冷メジウム
2mlを使用)。ホモジネートを4℃において、
15000×gで15分間遠心分離し、上澄液を分離し
て4℃において100000×gで60分間遠心分離す
る。得られた上澄液を捨て、残留物を先に用いた
ホモジナイズメジウム半容量に懸濁する(すなわ
ち残留物1gに対して1ml)。HMG CcAリダク
ターゼ活性はL.W.Whiteら:Biochemistry
2713(1970)、M.S.Brownら:J.Biol.Chem.248
4731(1973)およびP.A.Edwardsら:Biochim.
Biophys.Acta409、39(1975)に記載の操作にほ
ぼしたがつて定量する。タンパクはO.H.Lowry
ら:J.Biol.Chem.193、265(1951)の方法によつ
て定量する。得られたデータは各動物毎に活性比
(nmol/20分/mgタンパク)に換算し、これから
群平均、対照に対する変化率を計算する。統計的
に有意な応答(P≦0.05)をHMG CoAリダクタ
ーゼ阻害/刺激の基準とする。
本発明の好ましい一態様である25―フルオロコ
レスタ―5―エン3β,22−ジオールは上述の胃
内投与法で投与し、上述の試験法で評価した場
合、それぞれ25、10、5、1および0.5mg/Kgにお
いてHMG CoAリダクターゼ活性を45、45、34、
50および3%阻害した。コレスタ―5―エン―
3β,22―ジオールは同一条件で30mg/Kg投与した
場合、HMG CoAリダクターゼ活性を24%上昇
させることから、この0.5〜25mg/Kgの用量範囲に
おける阻害活性は著明といえる。また、この25―
フルオロコレスタ―5―エン―3β,22―ジオー
ルのエステル誘導体、すなわち、前記一般式にお
いてR1を表わす化合物も同様のHMGCoAリダクターゼ
阻害活性を示した。
上述の25―フルオロコレスタ―5―エン―3β,
22―ジオールのラツトにおける顕著な応答はもち
ろん単に本発明のこの性質を例示したものであつ
て、それによつて本発明に限界を設けるものでは
ない。
治療の目的では、本発明の化合物は通常、投与
経路に応じて適当な補助剤1種または2種以上と
配合して使用される。経口投与の場合には、乳
糖、庶糖、デンプン末、アルカン酸のセルロース
エステル、セルロースアルキルエーテル、タル
ク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、
酸化マグネシウム、リン酸および硫酸のナトリウ
ム塩およびカルシウム塩、ゼラチン、アラビアゴ
ム、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリド
ンおよび/またはポリビニルアルコールと混合し
て、投与に便利な錠剤またはカプセル剤とするこ
とができる。また、水または無毒の液体に溶解ま
たは懸濁してもよい。非経口投与は、水、ポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、エタ
ノール、トウモロコシ油、綿実油、落花生油、胡
麻油、ベンジルアルコール、食塩および/または
各種緩衝剤と混合した滅菌液体製剤を用いて行わ
れる。他の補助剤および投与経路は製薬技術分野
においてよく知られているとおりである。たとえ
ばF.M.Martinら:
Remingtons′ Pharmaceutical Sciences、14版、
Merck Publishing Company、Eaton、Pa.、
1965参照。
特定の場合の適当な投与量は、もちろん処置す
る状態の性質および重症度、投与経路、処置され
る動物の種類、その体重および個々の薬物特異体
質等によつて決定される。
本発明の化合物の製造には、以下に述べるよう
に各種の方法が採用できる。
で示される3α,5―シクロ―6β―メトキシ―23,
24―ジノル―5α―コレスタン―20―アール
〔Hutchins、ThompsonおよびSvoboda:
Steroids15、113(1970)に記載がある〕 を冷テトラヒドロフラン中窒素下に式 (式中Yは塩素または臭素、好ましくは塩素であ
り、R3およびR4は同種または異種で、それぞれ
炭素原子1個から4個までを有する直鎖または分
枝鎖アルキルである)で示されるグリニヤール試
薬と反応させ、ついでこの混合物に塩化アンモニ
ウム水溶液を加える。
グリニヤール試薬は、3―ハロプロピオン酸エ
チルエステル、好ましくは3―クロロプロピオン
酸エステルを過剰のメチルマグネシウムハライド
と処理して式 の三級カルビノールに導くことにより製造され
る。このアルコールをついでトリ低級アルキル置
換シリルハライドたとえばトリメチルクロリドに
より、ジメチルホルムアミド中イミダゾールの存
在下に処理して、式 で示される相当するシリルエーテルに導いて保護
する。この保護カルビノールを乾燥テトラヒドロ
フラン中でマグネシウム屑と反応させると所望の
式のグリニヤール試薬が得られる。
このグリニヤール試薬と3α,5―シクロ―6β
―メトキシ―23,24−ジノル―5α―クロラン―
20―アールを反応させ、得られた式 のi―ステロイドアルコールを含水ジオキサン
中、4―メチルベンゼンスルホン酸―水和物のよ
うな酸と加熱して、転位、加水分解させると、式
のトリオールが生成する。
式の化合物をピリジン中、たとえば酢酸、プ
ロピオン酸または酪酸の無水アルカン酸またはア
ルカン酸クロリドで処理すると式および の本発明エステル混合物が得られ、これはシリカ
ゲル上、メチルベンゼンと酢酸エチル量を漸増し
ていく混合物を溶質溶媒として用いるクロマトグ
ラフイーにより分離できる。
式のジエステル好ましくはジアセトキシエス
テルをハロゲン化剤で処理すると式 で示される相当するハライドが得られる。式
中、Xはフツ素、塩素または臭素である。
たとえば式のジエステルをジエチルアミノサ
ルフアートリフルオリドで処理すると、式にお
いてXがフツ素の化合物が得られる。同様に式
の上述のジエステルをハロゲン化チオニルおよび
ハロゲン化亜鉛で処理すると式の相当するハラ
イドが得られる。すなわち、式においてXが塩
素または臭素である化合物は、式のジエステル
をそれぞれ塩化チオニルおよび塩化亜鉛、または
臭化チオニルおよび臭化亜鉛で処理すると得られ
る。式のジエステルを塩基性加水分解に付す
と、式 で示されるジオールが生成する。式Xの化合物を
ピリジン中Ω―クロロ―Ω―オキソアルカン酸メ
チルエステルたとえば3―クロロ―3―オキソマ
ロン酸メチルエステル、4―クロロ―4―オキソ
コハク酸メチルエステルまたは5―クロロ―5―
オキソグルタル酸メチルエステルと加熱すると、
式およびXII の混合エステル混合物が得られ、これは上述と同
じくシリカゲル上クロマトグラフイーにより分離
される。式XIまたはXIIのエステルをピリジン、
2,6―ジメチルピリジンまたは2,4,6―ト
リメチルピリジン中ヨウ化リチウムと加熱する
か、またはヨウ化トリメチルシリルと処理したの
ち得られたシリルエステルを加水分解すると、式
および式の本発明エステルがそれぞれ得
られる。
式XIまたは式の化合物を含水エタノール中重
炭酸ナトリウムと加熱すると、式 (式中Zは1―オキソアルキルまたはΩ―カルボ
キシ―1―オキソアルキルである)で示される本
発明の22―エステルがそれぞれ得られる。最後に
式XIの化合物をピリジン中でアルカン酸無水物ま
たはクロリドと加熱すると、式 で示される本発明の混合エステルが得られ、その
メチルエステルは上述のようにして加水分解でき
る。
上記操作の例外として、式においてエステ
ル残基が3―カルボキシ―1―オキソプロピルで
ある化合物は、式の化合物をピリジン中無水コ
ハク酸と加熱して製造するのが好ましい。上述の
各式、、およびにおいて、alkylは
メチル、エチルまたはプロピルである。上述の各
式XI〜において、alkyleneはメチレン、エチ
レンまたはトリメチレンである。
以下の実施例は本発明の化合物を例示して詳述
し、またその製造のために案出された方法を示す
ものである。物質および方法の両者に対し、本発
明の目的および意図から逸脱することなく多くの
改変が可能であることは、本技術分野の熟練者に
は自明のとおりである。以下の実施例中、物質の
相対量はとくに指示のない限り重量部である。
例 1 3―クロロプロピオン酸エチルエステル27.3部
をテトラヒドロフラン135部に溶解した液に、約
−20℃において、窒素雰囲気下、メチルマグネシ
ウムブロミド50部のエーテル溶液を徐々に加え
た。反応混合物を放置して、温度を室温まで上昇
させたのち、4時間撹拌した。この反応混合物に
塩化アンモニウム飽和水溶液とエーテルを加え、
ついで存在する無機塩を溶解するのに十分な量の
1N―塩酸溶液を加え、放置して水相と有機相を
分離させた。水相をエーテルで抽出し、エーテル
抽出液を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥した。溶媒を除去して得られた油状物を減圧
下に蒸留すると、3―クロロ―1,1―ジメチル
プロパノールが得られた。沸点:約75〜85℃/
1.4〜1.5mmHg 例 2 例1の生成物7.3部を、トリメチルシリルクロ
リド7.35部を含むジメチルホルムアミド約35部に
溶解し、この溶液にイミダゾール4.1部を加えた。
発熱が認められた。ついで反応混合物を室温でさ
らに2.5時間撹拌し、次に氷水中に合する。ペン
タンで抽出したのち水相を分離し、再びペンタン
で抽出し、ペンタン抽出液を合して飽和食塩水で
洗浄し、ついで硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を除去すると以下の式を有する油状物が得られ
た。4Åのモルキユラーシーブ上に6日間保存す
ると乾燥した。さらに精製することなくそのまま
使用した。
例 3 例2の生成物3.88部をテトラヒドロフラン9部
に溶解した液を、マグネシウム屑0.5部ならびに
結晶ヨウ素、エチレンジブロミドおよび約0.1部
のメチルマグネシウムブロミドと合した。反応混
合物を約1時間還流すると、式においてYが塩
素、R3およびR4がいずれもメチル基のグリニヤ
ール試薬が生成した。室温に冷却したのち、生成
物をテトラヒドロフラン4.5部で希釈し、グリニ
ヤール試薬の溶解を助けた。この溶液を次の反応
にグリニヤール試薬として使用した。
例 4 新たに製造した3α,5―シクロ―6β―メトキ
シ―23,24―ジノル―5α―コラン―20―アール
〔Hutchins、ThompsonおよびSvoboda:
Steroids15、113(1970)の操作にしたがつて製
造〕1.2部をテトラヒドロフラン13.5部に溶解し
た液に、室温において窒素雰囲気下、例3におい
て調製したグリニヤール試薬をグリニヤール試薬
の活性を示すギルマン(Gilman)試験の反応が
陽性になるのに十分な量、徐々に加えた。反応混
合物を室温で90分撹拌したのち、塩化アンモニウ
ム飽和水溶液を加えて反応混合物を加水分解し
た。ついでエチルエーテルを十分量加え、水相と
エーテル相を生成させ、分離させた。分離した水
相をエチルエーテルで2回抽出し、エーテル抽出
液を合し、飽和食塩水で洗浄し、ついで硫酸ナト
リウムで乾燥した。エーテル溶媒を除去して残つ
た油状物は以下の式の生成物を含有し、これはさ
らに精製することなくそのまま次の反応に使用し
た。
例 5 例4の生成物2.2部、水和トシル酸2部および
ジオキサン20部を水5部にとつた溶液を蒸気浴上
で1.5時間加熱し、ついで室温に冷却し、この時
点で重炭酸ナトリウム5重量%含有水溶液および
食塩水を反応混合物に加えた。反応混合物を次に
クロロホルムで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄
し、ついで硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減
圧下に除去すると、以下の式のトリオール生成物
が得られた。少量の水を含有するメタノールから
再結晶すると融点約181〜184℃を示した。
例 6 例5で生成したトリオール3.7部、無水酢酸22
部およびピリジン40部の溶液を室温に18時間放置
した。ついで水を加え、生成した沈殿を集めてメ
タノールから再結晶した。この結晶生成物を高真
空下、112℃で2時間乾燥した。乾燥ジアセトキ
シアルコールは融点約169〜171℃を示し、以下の
式を有する。
例 7 例6のジアセトキシアルコール生成物2.9部を
メチレンクロリド64部にとり、この溶液に−70℃
において窒素雰囲気下、ジエチルアミノサルフア
ートリフルオリド1.5部のメチレンクロリド12.7
部溶液を滴加した。この反応混合物を−70℃にお
いて20分間撹拌したのち、放置して溶液の温度を
上昇させ、水を加えて過剰のジエチルアミノサル
フアートリフルオリドを加水分解し、放置して水
相と有機相を形成させ分離した。分離した水相を
メチレンクロリドで抽出し、抽出液を重炭酸ナト
リウム5重量%水溶液および食塩水で洗浄し、つ
いで硫酸ナトリウムで乾燥した。メチレンクロリ
ド溶媒を除去すると、式 で示されるジアセテートフルオリドが残り、少量
の水を含むメタノールから再結晶すると融点約
161〜162℃を示した。
例 8 例7の生成物2.5部、水酸化ナトリウム1部、
水19部およびメタノール64部の溶液を4時間還流
した。この反応混合物を室温に冷却すると式 の生成物が結晶化した。これを集め、少量の水を
含むメタノールから再結晶し、高真空下80℃にお
いて3.5時間乾燥すると、融点約162〜163℃を示
した。
例 9 例8の生成物4部をピリジン60部に溶解し、こ
れを無水コハク酸3部と合し、この反応混合物を
蒸気浴上で約16時間加熱した。室温に冷却したの
ち、反応混合物に水1000部を加え、酢酸エチルで
抽出した。酢酸エチル抽出液を水、5重量%塩酸
水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。乾燥抽出液を過したの
ち、酢酸エチル溶媒を減圧下に除去すると、式 の生成物が残り、少量の水を含むメタノールから
再結晶すると融点約150〜154℃を示した。
例 10 例6の生成物8.5部および塩化亜鉛3.3部をベン
ゼン450部にとり、これに塩化チオニル10部を加
え、この反応混合物を室温で2時間撹拌した。次
に反応混合物に水相と有機相を生成させるのに十
分な量の重炭酸ナトリウム5重量%溶液を加え
た。分離したベンゼン相を水、飽和食塩水で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥ベンゼン相
から溶媒を除去すると、式 で示される生成物が残り、少量の水を含むメタノ
ールから再結晶し、減圧下110℃において2.5時間
乾燥すると融点約174〜176℃を示した。
例 11 例10の生成物1.5部、水素化リチウムアルミニ
ウム0.3部およびテトラヒドロフラン30mlの混合
物を室温において、窒素雰囲気下に1時間撹拌し
た。ついで水1.2mlを加えて未反応水素化リチウ
ムアルミニウムを中和した。混合物を1.5時間撹
拌し、ついで硫酸マグネシウムを通して過し
た。液を濃縮して油状の残留物を得た。この残
留物をメタノールから結晶化させると、式 で示される白色結晶生成物が得られ、融点162〜
164℃を示した。
例 12 例8の生成物の代わりに例11の生成物を用い、
例9と同様に操作して、式 の生成物が得られた。
医薬組成物は以下の方法で製造された。示した
量は1錠、1カプセル、1坐剤または1単位非経
口投与用製剤あたりの値である。
錠 剤 代表的化合物たとえば25―フルオロコレスタ―
5―エン―3β,22―ジオール175mgをエチルアル
コールに溶解し、、乳糖84mgに分散させた。この
混合物を風乾し、40メツシユの篩に通した。トウ
モロコシデンプン30mgおよびポリビニルピロリド
ン9mgを薬剤―乳糖混合物に加え、完全に混合
し、40メツシユの篩を通した。この混合物をつい
でエチルアルコールで顆粒化し、トレー上に拡
げ、120〓で16時間乾燥した。乾燥顆粒を篩過し
た。この顆粒をステアリン酸マグネシウム2mgと
混合し、この混合物を適当な大きさに打錠した。
かくして得られた錠剤中の活性成分含量は1錠中
175mgである。
カプセル剤 25―フルオロコレスタ―5―エン―3β,22―
ジオール175mgをトウモロコシデンプン47.5mgお
よび乳糖47.5mgと混合し、40メツシユの篩を通
し、タルク30mgを加え、この混合物を完全に混合
して、適当な硬質ゼラチンカプセルに手作業また
は機械で、1カプセルあたり300mg充填した。か
くして得られたカプセルの活性成分含量は1カプ
セル中175mgである。
本発明の化合物から錠剤およびカプセル剤を製
造するにあたつては、各種の賦形剤が使用でき
る。これらをまとめると次のとおりである。糖た
とえば乳糖、庶糖、マニトールまたはソルビトー
ル;デンプンたとえばトウモロコシデンプン、タ
ピオカデンプンまたは馬鈴薯デンプン;セルロー
ス誘導体たとえばナトリウムカルボキシメチルセ
ルロース、エチルセルロースまたはメチルセルロ
ース;ゼラチン;リン酸カルシウムたとえばリン
酸二カルシウムまたはリン酸三カルシウム;硫酸
ナトリウム;硫酸カルシウム;ポリビニルピロリ
ドン;ポリビニルアルコール;ステアリン酸;ス
テアリン酸アルカリ土類金属塩たとえばステアリ
ン酸マグネシウム;ステアリン酸植物油たとえば
落花生油、綿実油、胡麻油、オリーブ油、トウモ
ロコシ油;界面活性剤(非イオン、陽イオン、陰
イオン);エチレングリコールポリマー;β―シ
クロデキストリン;脂肪アルコール;加水分解殻
粒固体;ならびに他の非毒性、適合性増量剤、結
合剤、崩壊剤および滑沢剤等、製薬処方に通常使
用されているものを挙げることができる。
非経口投与用製剤 25―フルオロコレスタ―5―エン―3β,22―
ジオール100mgをエタノール2mlおよび胡麻油5
mlに溶解し、過し、アンプルに充填し、シール
した。次にアンプルを適当な操作で滅菌した。か
くして得られたアンプルの活性成分含量は5ml中
100mgである。
本発明の化合物から非経口投与用製剤を製造す
るには、各種のビーフルおよび溶解剤が使用でき
る。たとえば、植物油たとえば落花生油、トウモ
ロコシ油、綿実油、胡麻油;ベンジルアルコー
ル;食塩水、リン酸緩衝液;水;ポリエチレング
リコールポリマー;尿素;ジメチルアセトアミ
ド;トリトン;ジオキソラン;炭酸エチルエステ
ル;乳酸エチルエステル;グリセロールフオルマ
ール;ミリスチン酸イソプロピルエステル;界面
活性剤(非イオン、陽イオン、陰イオン);ポリ
アルコール;エタノールを挙げることができる。
坐 剤 ココア脂825mgを、過熱を避けるため好ましく
は水浴または蒸気浴上で熔融し、この熔融物に25
―フルオロコレスタ―5―エン―3β,22―ジオ
ール175mgを乳化または懸濁した。最後にこの混
合物を冷却したクロム張り金属型中に注ぐと、坐
剤は容易に固化した。坐剤の総重量は1000mgであ
つた。
本発明の化合物から坐剤を製造するにあたつて
は、各種のビークルおよび坐剤用基剤を使用でき
る。たとえば、オレイン酸、パルミチン酸および
ステアリン酸のトリグリセライド(ココア脂)、
とくに水添綿実油、分枝鎖飽和脂肪アルコールた
とえば坐剤基剤G、水添ヤシ油、C12〜C18脂肪酸
トリグリセライド、水分散性ビークルたとえばポ
リエチレングリコール、グリセリン、ゼラチン、
ポリオキシール40ステアレートおよびポリオキシ
エチレン―4―ソルビタンモノステアレート、な
らびに坐剤基剤の融点を上昇させることができる
物質たとえば密蝋、鯨蝋等である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 [式中Xは原子番号53未満のハロゲンであり、
    R1およびR2は同種または異種でそれぞれ水素ま
    たは式 (式中nは1から3までの整数である)で示され
    る基である]で示される化合物。 2 Xがフツ素である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 3 25―フルオロコレスタ―5―エン―3β,22
    ―ジオールである特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 4 25―フルオロコレスタ―5―エン―3β,22
    ―ジオール3―水素ブタンジ酸エステルである特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 5 25―フルオロコレスタ―5―エン―3β,22
    ―ジオール3―水素プロパンジ酸エステルである
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6 式 [式中Xは原子番号53未満のハロゲンであり、
    R1およびR2は同種または異種でそれぞれ水素ま
    たは式 (式中nは1から3までの整数である)で示され
    る基である]で示される化合物を活性成分とし、
    これを医薬用担体と配合した血清コレステロール
    阻害剤。 7 活性成分は25―フルオロコレスタ―5―エン
    ―3β,22―ジオールである特許請求の範囲第8
    項記載の阻害剤。
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