JPS642086B2 - - Google Patents
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- JPS642086B2 JPS642086B2 JP15248980A JP15248980A JPS642086B2 JP S642086 B2 JPS642086 B2 JP S642086B2 JP 15248980 A JP15248980 A JP 15248980A JP 15248980 A JP15248980 A JP 15248980A JP S642086 B2 JPS642086 B2 JP S642086B2
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明は次の一般式()
(式中、Rは水素原子、ヒドロキシカルボニル
エチル基、低級アルコキシカルボニルエチル基ま
たはベンジルオキシカルボニルエチル基を示す) で表わされるシクロヘキサンカルボン酸誘導体ま
たはその塩を含有する新規な消化性潰瘍治療剤に
関する。 消化性潰瘍は胃潰瘍と十二指腸潰瘍をひつくる
めて総称されている。その病因は現在でも完全に
は解明されていないが、攻撃因子と防御因子のバ
ランスがくずれ、攻撃因子が防御因子よりも強く
なつたときにおこるものと考えられている。攻撃
因子としては胃液すなわち、酸およびペプシンが
あげられ、防御因子としては粘膜抵抗や粘液防御
力などがあげられる。すなわち、胃酸やペプシン
などによる胃、十二指腸への攻撃に対し、粘膜抵
抗や粘液防御力が耐えられなくなつたときに消化
性潰瘍が発生すると考えられている。また、その
患者数は再発をくりかえすことから、増加する傾
向にある。 本発明者らは、消化性潰瘍の急性期のみなら
ず、慢性期においても効果を発揮する優れた薬剤
を見い出すべく種々検討し、上記一般式()で
表わされる化合物が急性および慢性の消化性潰瘍
治療剤として有用であることを見い出し本発明を
完成した。 従つて、本発明は消化性潰瘍治療剤を提供せん
とするにある。 本発明の活性成分である一般式()の化合物
またはその塩は次の如くして製造される。 (式中、R′は水素原子、低級アルコキシカル
ボニルエチル基またはベンジルオキシカルボニル
エチル基を示し、Rは前記と同じ) すなわち、式()の4―グアニジノメチルシ
クロヘキサンカルボン酸またはその反応性誘導体
と式()で表わされる化合物を反応させ、所望
により生成物を加水素分解することにより一般式
()のシクロヘキサンカルボン酸誘導体または
その塩が製造される。 ここにおいて式()の4―グアニジノメチル
シクロヘキサンカルボン酸の反応性誘導体として
は酸クロライド、酸ブロマイドなどの酸ハライ
ド、酸無水物、各種活性エステルなどが挙げられ
る。反応に際し用いられる溶媒としてはジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセタミド、ピリジン、
アセトニトリル、ジクロルエタンなどが挙げられ
る。 式()の4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸のカルボキシル基遊離の状態で反応
に供するときは、縮合剤として、ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド、N―アルキル―2―ハロピリ
ジニウム塩などを用いることが好ましい。 一般式()で表わされる本発明の活性成分に
おける置換基のうち、Rに遊離のカルボキシル基
を有する場合は、エステル化反応終了後、該カル
ボキシル基を保護してあつたベンジル基などの保
護基を加水素分解などの方法により除去すること
によつて得られる。 以上の如くして得られる一般式()の化合物
は所望により塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸な
どの無機酸あるいは酢酸、乳酸、マレイン酸、フ
マル酸、クエン酸、メタンスルホン酸などの有機
酸との酸付加塩とすることができ、これらの酸付
加塩も本発明の活性成分として含まれる。 また、一般式()の化合物にはシス―トラン
ス異性体が存在するが、トランス体が特に好まし
い。 以上の一般式()の本発明の活性成分は種々
の実験潰瘍モデルに対し優れた予防ならびに治療
効果を示すものである。すなわち、急性潰瘍モデ
ルとしては幽門結紮潰瘍、ストレス潰瘍、アスピ
リン潰瘍、インドメタシン潰瘍、フエニルブタゾ
ン潰瘍など、慢性潰瘍モデルとしては酢酸潰瘍に
対して、本発明の活性成分は極めて優れた予防お
よび治療効果を有している。幽門結紮ラツトを用
いた実験では、本発明の活性成分は200〜400mg/
Kgの腹腔内投与で有意な抑制を示した。また、酢
酸潰瘍モデルを用いた実験では、100〜500mg/Kg
の経口投与で有意な治療効果を示した。 また、本発明の活性成分は、安全性の高い優れ
た薬物である。すなわち、ラツトにおける急性毒
性試験において、一般式()の化合物のLD50
値は経口投与で5〜8g/Kgであつた。 本発明の消化性潰瘍治療剤は、経口、非経口投
与のいずれにおいても作用を発揮するが、経口投
与が投与の簡便さの故に好ましい。 経口投与用の剤型としては、錠剤、カプセル
剤、散剤、顆粒剤およびシロツプ剤等があげら
れ、これらの剤型にする場合、乳糖、コーンスタ
ーチ、結晶セルロースなどの賦形剤、ステアリン
酸マグネシウムなどの滑沢剤、ヒドロキシプロピ
ルセルロースなどの結合剤やその他着色剤、香
料、甘味料などを加えることは何ら差し支えな
い。 投与量は、年令、症状などにより増減させるこ
とができるが、成人に対し約55〜1500mg/日が好
ましい。 次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、もとより本発明はこれにより制限されるもの
ではない。 実施例 1 トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸フエニルエステル塩酸塩: トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸塩酸塩11.8g、フエノール5.6gお
よびジシクロヘキシルカルボジイミド12.4gをピ
リジン75mlおよびジメチルホルムアミド75mlに溶
かし、室温で一晩反応させた。溶媒を減圧留去
し、残渣に0.1N塩酸200mlを加え不溶物を別
し、水層を酢酸エチルで洗浄した。この水層を減
圧濃縮し、全体量を100mlとして冷却し、析出す
る結晶を取し、イソプロピルアルコール―イソ
プロピルエーテルで洗浄して、融点150〜153℃の
結晶としてトランス―4―グアニジノメチルシク
ロヘキサンカルボン酸フエニルエステル塩酸塩
12.5g(収率80.2%)を得た。 IR(ヌジヨール)νmax cm-1:1755(C=0),1620〜
1680(C=N) 元素分析 C15H21N3O2HClとして 計算値(%) C:57.78,H:7.11, N:13.48 測定値(%) C:57.49,H:7.25, N:13.27 実施例 2 トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸4′―(2″―ベンジルオキシカルボ
ニルエチル)フエニルエステル塩酸塩: トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸塩酸塩7.1g、4―ヒドロキシフエ
ニルプロピオン酸ベンジルエステル8.5gおよび
ジシクロヘキシルカルボジイミド7.2gをピリジ
ン75mlに懸濁し、25℃で15時間反応させた。反応
終了後、不溶物を別し、反応液を減圧下に濃縮
した。残渣に0.1N塩酸100ml、酢酸エチル50mlを
加え1時間撹拌した後、不溶物を別し液を分
液し、有機層を濃縮した。得られたガム状物質に
エチルエーテルを加えよく撹拌して析出した結晶
を、メタノール―エーテルから再結晶して融点77
〜80℃の白色結晶としてトランス―4―グアニジ
ノメチルシクロヘキサンカルボン酸4′―(2″―ベ
ンジルオキシカルボニルエチル)フエニルエステ
ル塩酸塩13.1g(収率92.1%)を得た。 IR(ヌジヨール)νmax cm-1:1745,1725 元素分析 C25H31N3O4・HClとして 計算値(%) C:63.35,H:6.80,N:8.86 測定値(%) C:62.98,H:6.65,N:9.04 実施例 3 トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸4′―(2″―エトキシカルボニルエ
チル)フエニルエステル塩酸塩: トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸塩酸塩11.8g、4―ヒドロキシフエ
ニルプロピオン酸エチル10.7gおよびジシクロヘ
キシルカルボジイミド11.4gをピリジン150mlに
懸濁し25℃で15時間反応させた。析出した結晶を
別後溶媒を留去し、残渣に1N塩酸100mlを加え
1時間撹拌した。析出した結晶を別後、溶液を
エーテルで洗い、水層を濃縮した。残渣にエーテ
ルを加えよく撹拌して析出した結晶をエタノール
―エーテルから再結晶して融点90〜91℃の白色結
晶としてトランス―4―グアニジノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸4′―(2″―エトキシカルボニ
ルエチル)フエニルエステル塩酸塩17.9g(収率
86.9%)を得た。 IR(ヌジヨール)νmax cm-1:1740,1725 元素分析 C20H29N3O4・HCLとして 計算値(%) C:58.32,H:7.34, N:10.24 測定値(%) C:57.98,H:7.10, N:10.13 実施例 4 トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸4′―(2″―カルボキシエチル5フ
エニルエステル塩酸塩: トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸塩酸塩11.8g,4―ヒドロキシフエ
ニルプロピオン酸ベンジルエステル15.4gおよび
ジシクロヘキシルカルボジイミド14.4gをピリジ
ン80mlおよびジメチルホルムアミド80mlに溶かし
て室温にて一晩反応させた。溶媒を減圧留去し、
残渣に0.1N塩酸200mlおよび酢酸エチル100mlを
加え不溶物を別した。溶液部を分離し、水層は
酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を合せて、濃
縮し、ガム状物質を得た。これにメタノール、酢
酸および水を加えて均一とし、10%パラジウム炭
素を触媒として加水素分解した。充分量の水素を
吸収させた後、触媒を別し、液を濃縮した。
得られた結晶をメタノール―酢酸で再結晶し、融
点295〜296℃の結晶としてトランス―4―グアニ
ジノメチルシクロヘキサンカルボン酸4′―(2″―
カルボキシエチル)フエニルエステル塩酸塩14.3
g(収率74.5%)を得た。 IR(ヌジヨール)νmax cm-1::1750(C=0),1706
(C=0), 1630〜1680(C=N) 元素分析 C18H25N3O4HClとして 計算値(%) C:56.32,H:6.83, N:10.95 測定値(%) C:55.98,H:6.51, N:10.72 実施例 5 幽門結紮潰瘍 体重約200g前後のSD系雄ラツトを1群10匹と
し、エーテル麻酔下で開腹し、幽門部を結紮し、
縫合した。縫合直前に薬物を腹腔内に0.5ml/100
g体重の割合で投与した。18時間後、開腹し、噴
門部を結紮後、摘出し、胃の大彎部で切開し評価
を行つた。結果を表1に示す。 評価方法 0…損傷なし 1…出血斑あり 2…小潰瘍(径<3mm)1〜5個 3…小潰瘍5個以上または大潰瘍1個 4…大潰瘍多数 5…穿孔性潰瘍あり
エチル基、低級アルコキシカルボニルエチル基ま
たはベンジルオキシカルボニルエチル基を示す) で表わされるシクロヘキサンカルボン酸誘導体ま
たはその塩を含有する新規な消化性潰瘍治療剤に
関する。 消化性潰瘍は胃潰瘍と十二指腸潰瘍をひつくる
めて総称されている。その病因は現在でも完全に
は解明されていないが、攻撃因子と防御因子のバ
ランスがくずれ、攻撃因子が防御因子よりも強く
なつたときにおこるものと考えられている。攻撃
因子としては胃液すなわち、酸およびペプシンが
あげられ、防御因子としては粘膜抵抗や粘液防御
力などがあげられる。すなわち、胃酸やペプシン
などによる胃、十二指腸への攻撃に対し、粘膜抵
抗や粘液防御力が耐えられなくなつたときに消化
性潰瘍が発生すると考えられている。また、その
患者数は再発をくりかえすことから、増加する傾
向にある。 本発明者らは、消化性潰瘍の急性期のみなら
ず、慢性期においても効果を発揮する優れた薬剤
を見い出すべく種々検討し、上記一般式()で
表わされる化合物が急性および慢性の消化性潰瘍
治療剤として有用であることを見い出し本発明を
完成した。 従つて、本発明は消化性潰瘍治療剤を提供せん
とするにある。 本発明の活性成分である一般式()の化合物
またはその塩は次の如くして製造される。 (式中、R′は水素原子、低級アルコキシカル
ボニルエチル基またはベンジルオキシカルボニル
エチル基を示し、Rは前記と同じ) すなわち、式()の4―グアニジノメチルシ
クロヘキサンカルボン酸またはその反応性誘導体
と式()で表わされる化合物を反応させ、所望
により生成物を加水素分解することにより一般式
()のシクロヘキサンカルボン酸誘導体または
その塩が製造される。 ここにおいて式()の4―グアニジノメチル
シクロヘキサンカルボン酸の反応性誘導体として
は酸クロライド、酸ブロマイドなどの酸ハライ
ド、酸無水物、各種活性エステルなどが挙げられ
る。反応に際し用いられる溶媒としてはジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセタミド、ピリジン、
アセトニトリル、ジクロルエタンなどが挙げられ
る。 式()の4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸のカルボキシル基遊離の状態で反応
に供するときは、縮合剤として、ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド、N―アルキル―2―ハロピリ
ジニウム塩などを用いることが好ましい。 一般式()で表わされる本発明の活性成分に
おける置換基のうち、Rに遊離のカルボキシル基
を有する場合は、エステル化反応終了後、該カル
ボキシル基を保護してあつたベンジル基などの保
護基を加水素分解などの方法により除去すること
によつて得られる。 以上の如くして得られる一般式()の化合物
は所望により塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸な
どの無機酸あるいは酢酸、乳酸、マレイン酸、フ
マル酸、クエン酸、メタンスルホン酸などの有機
酸との酸付加塩とすることができ、これらの酸付
加塩も本発明の活性成分として含まれる。 また、一般式()の化合物にはシス―トラン
ス異性体が存在するが、トランス体が特に好まし
い。 以上の一般式()の本発明の活性成分は種々
の実験潰瘍モデルに対し優れた予防ならびに治療
効果を示すものである。すなわち、急性潰瘍モデ
ルとしては幽門結紮潰瘍、ストレス潰瘍、アスピ
リン潰瘍、インドメタシン潰瘍、フエニルブタゾ
ン潰瘍など、慢性潰瘍モデルとしては酢酸潰瘍に
対して、本発明の活性成分は極めて優れた予防お
よび治療効果を有している。幽門結紮ラツトを用
いた実験では、本発明の活性成分は200〜400mg/
Kgの腹腔内投与で有意な抑制を示した。また、酢
酸潰瘍モデルを用いた実験では、100〜500mg/Kg
の経口投与で有意な治療効果を示した。 また、本発明の活性成分は、安全性の高い優れ
た薬物である。すなわち、ラツトにおける急性毒
性試験において、一般式()の化合物のLD50
値は経口投与で5〜8g/Kgであつた。 本発明の消化性潰瘍治療剤は、経口、非経口投
与のいずれにおいても作用を発揮するが、経口投
与が投与の簡便さの故に好ましい。 経口投与用の剤型としては、錠剤、カプセル
剤、散剤、顆粒剤およびシロツプ剤等があげら
れ、これらの剤型にする場合、乳糖、コーンスタ
ーチ、結晶セルロースなどの賦形剤、ステアリン
酸マグネシウムなどの滑沢剤、ヒドロキシプロピ
ルセルロースなどの結合剤やその他着色剤、香
料、甘味料などを加えることは何ら差し支えな
い。 投与量は、年令、症状などにより増減させるこ
とができるが、成人に対し約55〜1500mg/日が好
ましい。 次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、もとより本発明はこれにより制限されるもの
ではない。 実施例 1 トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸フエニルエステル塩酸塩: トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸塩酸塩11.8g、フエノール5.6gお
よびジシクロヘキシルカルボジイミド12.4gをピ
リジン75mlおよびジメチルホルムアミド75mlに溶
かし、室温で一晩反応させた。溶媒を減圧留去
し、残渣に0.1N塩酸200mlを加え不溶物を別
し、水層を酢酸エチルで洗浄した。この水層を減
圧濃縮し、全体量を100mlとして冷却し、析出す
る結晶を取し、イソプロピルアルコール―イソ
プロピルエーテルで洗浄して、融点150〜153℃の
結晶としてトランス―4―グアニジノメチルシク
ロヘキサンカルボン酸フエニルエステル塩酸塩
12.5g(収率80.2%)を得た。 IR(ヌジヨール)νmax cm-1:1755(C=0),1620〜
1680(C=N) 元素分析 C15H21N3O2HClとして 計算値(%) C:57.78,H:7.11, N:13.48 測定値(%) C:57.49,H:7.25, N:13.27 実施例 2 トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸4′―(2″―ベンジルオキシカルボ
ニルエチル)フエニルエステル塩酸塩: トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸塩酸塩7.1g、4―ヒドロキシフエ
ニルプロピオン酸ベンジルエステル8.5gおよび
ジシクロヘキシルカルボジイミド7.2gをピリジ
ン75mlに懸濁し、25℃で15時間反応させた。反応
終了後、不溶物を別し、反応液を減圧下に濃縮
した。残渣に0.1N塩酸100ml、酢酸エチル50mlを
加え1時間撹拌した後、不溶物を別し液を分
液し、有機層を濃縮した。得られたガム状物質に
エチルエーテルを加えよく撹拌して析出した結晶
を、メタノール―エーテルから再結晶して融点77
〜80℃の白色結晶としてトランス―4―グアニジ
ノメチルシクロヘキサンカルボン酸4′―(2″―ベ
ンジルオキシカルボニルエチル)フエニルエステ
ル塩酸塩13.1g(収率92.1%)を得た。 IR(ヌジヨール)νmax cm-1:1745,1725 元素分析 C25H31N3O4・HClとして 計算値(%) C:63.35,H:6.80,N:8.86 測定値(%) C:62.98,H:6.65,N:9.04 実施例 3 トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸4′―(2″―エトキシカルボニルエ
チル)フエニルエステル塩酸塩: トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸塩酸塩11.8g、4―ヒドロキシフエ
ニルプロピオン酸エチル10.7gおよびジシクロヘ
キシルカルボジイミド11.4gをピリジン150mlに
懸濁し25℃で15時間反応させた。析出した結晶を
別後溶媒を留去し、残渣に1N塩酸100mlを加え
1時間撹拌した。析出した結晶を別後、溶液を
エーテルで洗い、水層を濃縮した。残渣にエーテ
ルを加えよく撹拌して析出した結晶をエタノール
―エーテルから再結晶して融点90〜91℃の白色結
晶としてトランス―4―グアニジノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸4′―(2″―エトキシカルボニ
ルエチル)フエニルエステル塩酸塩17.9g(収率
86.9%)を得た。 IR(ヌジヨール)νmax cm-1:1740,1725 元素分析 C20H29N3O4・HCLとして 計算値(%) C:58.32,H:7.34, N:10.24 測定値(%) C:57.98,H:7.10, N:10.13 実施例 4 トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸4′―(2″―カルボキシエチル5フ
エニルエステル塩酸塩: トランス―4―グアニジノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸塩酸塩11.8g,4―ヒドロキシフエ
ニルプロピオン酸ベンジルエステル15.4gおよび
ジシクロヘキシルカルボジイミド14.4gをピリジ
ン80mlおよびジメチルホルムアミド80mlに溶かし
て室温にて一晩反応させた。溶媒を減圧留去し、
残渣に0.1N塩酸200mlおよび酢酸エチル100mlを
加え不溶物を別した。溶液部を分離し、水層は
酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を合せて、濃
縮し、ガム状物質を得た。これにメタノール、酢
酸および水を加えて均一とし、10%パラジウム炭
素を触媒として加水素分解した。充分量の水素を
吸収させた後、触媒を別し、液を濃縮した。
得られた結晶をメタノール―酢酸で再結晶し、融
点295〜296℃の結晶としてトランス―4―グアニ
ジノメチルシクロヘキサンカルボン酸4′―(2″―
カルボキシエチル)フエニルエステル塩酸塩14.3
g(収率74.5%)を得た。 IR(ヌジヨール)νmax cm-1::1750(C=0),1706
(C=0), 1630〜1680(C=N) 元素分析 C18H25N3O4HClとして 計算値(%) C:56.32,H:6.83, N:10.95 測定値(%) C:55.98,H:6.51, N:10.72 実施例 5 幽門結紮潰瘍 体重約200g前後のSD系雄ラツトを1群10匹と
し、エーテル麻酔下で開腹し、幽門部を結紮し、
縫合した。縫合直前に薬物を腹腔内に0.5ml/100
g体重の割合で投与した。18時間後、開腹し、噴
門部を結紮後、摘出し、胃の大彎部で切開し評価
を行つた。結果を表1に示す。 評価方法 0…損傷なし 1…出血斑あり 2…小潰瘍(径<3mm)1〜5個 3…小潰瘍5個以上または大潰瘍1個 4…大潰瘍多数 5…穿孔性潰瘍あり
【表】
【表】
実施例 6
酢酸潰瘍
体重200g前後のSD系雄ラツトを1群10匹と
し、エーテル麻酔下で開腹し、10%酢酸水溶液
0.05mlを胃の幽門部に近い部位で漿膜と筋肉の間
へ注入し、切開部を縫合した。翌日より0.5%カ
ルボキシメチルセルロースに溶解した薬物を毎日
1回容量1ml/100gの割合で10日間連日投与を
行つた。その間自由摂餌、摂水させた。10日後ラ
ツトを開腹し、酢酸注入部位の潰瘍について下記
の基準により評価した。その結果を表2に示す。 1…潰瘍部面積 0〜10mm2 2… 〃 11〜20mm2 3… 〃 21〜30mm2 4… 〃 31〜40mm2 5… 〃 41mm2以上
し、エーテル麻酔下で開腹し、10%酢酸水溶液
0.05mlを胃の幽門部に近い部位で漿膜と筋肉の間
へ注入し、切開部を縫合した。翌日より0.5%カ
ルボキシメチルセルロースに溶解した薬物を毎日
1回容量1ml/100gの割合で10日間連日投与を
行つた。その間自由摂餌、摂水させた。10日後ラ
ツトを開腹し、酢酸注入部位の潰瘍について下記
の基準により評価した。その結果を表2に示す。 1…潰瘍部面積 0〜10mm2 2… 〃 11〜20mm2 3… 〃 21〜30mm2 4… 〃 31〜40mm2 5… 〃 41mm2以上
【表】
実施例 7
製剤例1 (錠剤)
1錠(270mg)中、下記成分を含有するフイル
ムコーテイング錠とする。 活性成分A 100mg 乳 糖 100mg 結晶セルロース 50mg ステアリン酸マグネシウム 1mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15mg ヒドロキシプロピルセルロース 4mg 製剤例2 (顆粒) 顆粒1g中、下記成分を含有する。 活性成分A 100mg 乳 糖 573mg コーススターチ 300mg ヒドロキシブロピルセルロース 27mg
ムコーテイング錠とする。 活性成分A 100mg 乳 糖 100mg 結晶セルロース 50mg ステアリン酸マグネシウム 1mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15mg ヒドロキシプロピルセルロース 4mg 製剤例2 (顆粒) 顆粒1g中、下記成分を含有する。 活性成分A 100mg 乳 糖 573mg コーススターチ 300mg ヒドロキシブロピルセルロース 27mg
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Rは水素原子、ヒドロキシカルボニル
エチル基、低級アルコキシカルボニルエチル基ま
たはベンジルオキシカルボニルエチル基を示す) で表わされるシクロヘキサンカルボン酸誘導体ま
たはその塩を含有することを特徴とする新規な消
化性潰瘍治療剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15248980A JPS5775922A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Novel remedy for peptic ulcer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15248980A JPS5775922A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Novel remedy for peptic ulcer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775922A JPS5775922A (en) | 1982-05-12 |
| JPS642086B2 true JPS642086B2 (ja) | 1989-01-13 |
Family
ID=15541586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15248980A Granted JPS5775922A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Novel remedy for peptic ulcer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5775922A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4305536A1 (de) * | 1993-02-19 | 1994-08-25 | Asche Ag | Verwendung von Enzym-Inhibitoren zur Herstellung eines Arzneimittels |
| DE69519581T2 (de) | 1994-08-30 | 2001-05-31 | Teikoku Chemical Industry Co., Ltd. | Guanidylmethyl cyclohexancarbonsäure ester derivate |
| US6444703B1 (en) | 1995-12-22 | 2002-09-03 | Teikoku Chemical Industries Co., Ltd. | Cyclohexane carbocyclic ester derivative and cyclodextrin complex and composition for treatment of helicobacter pylori infections |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP15248980A patent/JPS5775922A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775922A (en) | 1982-05-12 |
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