JPH0129124B2 - - Google Patents

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JPH0129124B2
JPH0129124B2 JP21942484A JP21942484A JPH0129124B2 JP H0129124 B2 JPH0129124 B2 JP H0129124B2 JP 21942484 A JP21942484 A JP 21942484A JP 21942484 A JP21942484 A JP 21942484A JP H0129124 B2 JPH0129124 B2 JP H0129124B2
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mold
wall
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casting
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JP21942484A
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Kazuyuki Fuchino
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内壁と外壁とを有する二重焼物を製
造する際の成形方法に関する。
(従来の技術と問題点) 従来、二重焼物の成形を行なう場合、内壁と外
壁とを別々に成形し、この成形後に内壁と外壁を
接着剤(泥土)によつて接着する方法が採われて
いた。
しかしながら、この従来の方法では、以下に列
記するような問題点があつた。
(イ) 内壁と外壁を別々に成形し、これを接着剤
(泥土)で接着するために、その成形作業に多
くの手間を要して作業能率が悪い。
(ロ) 接着部分の合わせが悪い場合や接着部分に空
気が入つている場合は、これが原因で乾燥時や
素焼き時にヒビ割れが生じ、又、接着に際して
の取扱いによつて生地に小さなヒビが入り易
く、これが素焼き及び本焼き時に大きなヒビに
なつてしまうなどの不良品の発生が多い。
(ハ) 外壁の内部に内壁を入れて、両者を接着する
ことになるため、皿物や鉢物等の口囲りより胴
囲りが小さい物についてだけしか適用できず、
口囲りよりも胴囲りが大きいいわゆる袋物の成
形は不外能であつた。
(問題点を解決させるための手段) 本発明は、かかる従来の問題点を解決するため
に発明されたもので、その目的とするところは、
一連の工程で連設状態の内壁と外壁が成形でき、
ヒビ割れの原因となる接着剤(泥土)を使用する
ことも、成形の途中で生地に触れる必要もなく、
更には皿物、袋物等、形状を問わずに容易に成形
ができるようにした二重焼物の成形方法を提供す
ることにあり、この目的達成のための技術的手段
として本発明では、 石膏型を用いた排泥鋳込み成形方法であつて、
分割構造の内型の上面に口側鋳込み口型をセツト
し、この状態で口側鋳込み口型から泥漿を鋳込ん
で内壁を成形する内壁成形工程と、 次に、該内壁を内面側から保持するための当て
型を前記口側鋳込み口型にセツトしたのち前記内
型を脱型する内型脱型工程と、 次に、内壁外周面を外壁との接続部を除いてろ
う膜で被覆するろう膜被覆工程と、 次に、前記口側鋳込み口型の底面上に、分割構
造の外型をセツトしたのち底側鋳込み口型から外
型に泥漿を鋳込んで、前記接続部において内壁と
連設する状態に外壁を成形する外壁成形工程と、 次に、全部の型を脱型する全脱型工程と、 を有する構成を採用することとした。
(作用) 従つて、本発明の成形方法では、先ず内壁を成
形し、この内壁の外周面を外壁との接続部を除い
てろう膜で被覆する点が最大の特徴となつてお
り、次に外壁を成形する際に、ろう膜で被覆され
た部分は泥漿がはじかれ、ろう膜が被覆されてい
ない外壁との接続部において外壁と内壁とが一体
に連設されることになり、又、この際の泥漿の鋳
込みに伴なう内壁への圧力に対しては、ろう膜が
これを受け止めることになるから内壁がつぶれる
ことはないのである。尚、前記ろう膜は素焼きの
時点で燃焼してしまうことになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に示して説明す
る。尚、本実施例では、第6図に示すように、底
壁を有する二重小鉢Aを二重焼物の製品例とす
る。本実施例の二重小鉢Aは、内壁1と、外壁2
と、底壁3と、から成り、内壁1および外壁2は
その口囲りよりも胴囲りが大径に形成されたいわ
ゆる袋状に形成されるとともに、内壁1,2間に
空間部4が形成されかつ内壁1と外壁2とは口縁
部を接続部5として一体に連設され、外壁2と底
壁3とが底縁部を接続部として一体に連設された
上げ底構造となつている。
次に、前記二重小鉢Aの成形方法を第1図〜第
5図により説明する。
本実施例の成形方法は、粘土、ケイ石、長石等
を水を混合した水分28%の泥漿を用い、これを石
膏型に鋳込んだのち数分間(約8〜10分)放置
し、水分が石膏型に吸収されることによつて型の
周囲部分がある程度の厚みで固化したのちに泥漿
を排泥する排泥鋳込み成形方法が採用され、そし
て、内壁成形工程(第1図)、内型脱型工程(第
2図)、ろう膜被覆工程(第3図)、外壁成形工程
(第4図)、底壁成形工程(第5図)、全脱型工程、
の順で成形される成形方法となつている。
前記内壁成形工程は、まず縦割りに二分割され
た左右型11,11を面合して内型12を組み立
てるとともに、該内型12の上面に口側鋳込み口
型(以下「口側口型」という)13を印ろう部1
4で嵌合させた状態にセツト(第1図−イ)し、
この状態で泥漿Bを口側口型13から該口側口型
13一杯まで注入(第1図−ロ)し、排泥鋳込み
成形方法によつて内型12の内周面から口側口型
13の内周面にかけて約2mm厚で内壁1と延長テ
ーパ壁1aとが連続した壁を成形することになる
(第1図−ハ)。尚、前記内型12の左右型11,
11は合せ面に形成した凹凸(図示せず)を嵌合
することで適正に面合されるとともに、その面合
状態はゴムバンド15により保持され、かつ内型
12と口側口型13との間にも位置決め用の凹凸
(図示せず)が形成されている。又、内型12の
口縁には円周方向に溝筋16が形成されており、
これは後述する外壁成形工程で、外壁2と内壁1
との連設を強固するための手段である。
次に、内型脱型工程で内型12を脱型するもの
で、この場合はあて型17が利用される。該あて
型17は、前記口側口型13の上面に面合する台
座部18と、内型12の内部に嵌入する壁保持部
19と、を備え、該壁保持部19は、延長テーパ
壁1aの内面に面接して口側口型13との間で該
延長テーパ壁1aを保持するテーパ面19aが基
端側に形成されるとともに、該テーパ面19aよ
り先端がストレート面19bに形成され、該スト
レート面19bの基端部分で内壁1の口縁部を内
面側から保持するように形成されている。尚、こ
の当て型17の口側口型13との間にも合印等の
位置決め手段が設けられている。そして、前記し
た当て型17を口側口型13の上にセツトしたの
ち、(第2図−イ)これを天地反転し、この状態
で内型12の左右型11,11を外して該内型1
2を脱型するものである(第2図−ロ)。
次に、ろう膜被覆工程では、前記内型脱型工程
で露出した内壁1の外周面にろう膜20を形成す
るもので、75℃に熱したろう21を容器22に入
れておき、このろう21の中に前記内型12を脱
型して口側口型13および当て型17で保持され
た内壁1を下向きにして約15秒程浸け込んだのち
引き上げてろう21を固化させるもので、この場
合、外壁2との接続部5となる口縁部にはろう膜
20を形成しないように点線Mで示した位置まで
浸け込むことになる(第3図)。
そして、前述のようにして内壁1の外周面の外
壁2との接続部5を除く部分にろう膜20を形成
したのち、次の外壁成形工程で外壁2を形成する
ものである。この外壁成形工程では、まず、前記
した口側口型13の底面上に、縦割りに二分割さ
れた左右の型22,22を面合させる状態に外型
23を組み立てるとともに、該外型23の上面に
底側鋳込み口型(以下「底側口型」という)24
を印ろう部25で嵌合させる状態にセツトし(第
4図−イ)、この状態で泥漿Bを底側口型24か
ら注入し、排泥鋳込み成形方法によつて約3mm厚
の外壁2を成形するものである(第4図−ロ)。
尚、この場合においても、外型23の左右型2
2,22は合せ面に形成した凹凸を嵌合すること
で適正に面合されるとともに、その面合状態はゴ
ムバンド26により保持され、かつ外型23と底
側口型24との間にも位置決め用の凹凸が形成さ
れている。そして、この外壁成形工程において
は、ろう膜20で被覆された内壁1の上から泥漿
Bを注入するため、内壁1には泥漿Bによる圧力
が作用することになるが、内壁1の外周面は接続
部5を除いてろう膜20で保護され、かつろう膜
20で被覆されていない接続部5は内側面からあ
て型17によつて保持されているため、泥漿Bに
よる圧力に抗して十分に形状を保持することがで
き、又、排泥鋳込み成形に際し、接続部5以外は
ろう膜20によつて泥漿Bがはじかれ、接続部に
ついてのみ泥漿Bと馴染んで一体化することにな
るため、この接続部5において内壁1と外壁2と
を一体に連設することができるのである。
そして上述のようにして外壁2を成形したの
ち、次に底壁成形工程で底壁3を成形するもの
で、まず底側口型24の内面に形成された延長壁
2aを切除するとともに底側口型24を外し、底
型25を外型23の上にセツトする(第5図−
イ)。そして全体を天地反転すれば、外壁2を成
形する際に残つた泥漿Bが底型25の上に流動し
て、底縁部を外壁2との接続部として底壁3が成
形されることになる(第5図−ロ)。この場合、
泥漿Bの残りが小ない場合には適量の泥漿を加え
ることになり、又、本実施例のように底壁3を成
形すると空間部4が密封され、後の素焼きや本焼
成工程で内部空気が膨出して割れを生じることに
なり、このため底型25にストロー26を貫通し
て、底壁3に空気抜き穴27を形成するようにし
ている。このようにして、内壁1、外壁2、底壁
3、をそれぞれ成形したのち、次に全脱型工程と
して、底型25、外型23、あけ型17、口側口
型13をそれぞれ外して成形品を取り出すもの
で、この時、底型25の脱型に先立つてストロー
26を抜き、空気抜き穴27の変形を防止するよ
うにしている。
そして最後に内壁成形工程で成形した延長テー
パ壁1aを切除するとともに、全体的に仕上げを
施こすものである。
以上の全脱型工程までが成形工程となり、次は
成形品を乾燥したのち素焼きを施こすことになる
が、この際に前述したろう膜20は燃焼して消失
する。次に該素焼き生地に施釉して本焼形を行な
うことで製品としての小鉢Aが製造されるもの
で、この場合、外面だけでなく空気抜き穴27か
ら空間部4にも上ぐすりを流し込んで空間部4の
内面にも施釉を施こすとよい。
以上、本発明の一実施例について面図により説
明したが、本発明の具体的な構成は前記した実施
例に限定されるものではない。
例えば、実施例では袋物の二重小鉢を成形する
場合を例にとつたが、本発明の成形方法は、袋物
に対して特に有効に適用できるが、袋物以外でも
二重焼物であれば形状を問わず全てに適用でき
る。又、実施例では底壁成形工程を設けたが、底
壁を必要としない製品については当然にこの底壁
成形工程は省略できるものである。
又、内型および外型は脱型可能な割型構造であ
れば、その分割数に制限はないが、できるだけ少
ない方が好ましい。
尚、参考までに、内壁の外周面を被覆するろう
膜の代りに、ビニトール等の剥離剤を使用するこ
とも可能であるが、内壁の形状を保持する上から
はろうを使用するのが最も好ましい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、一連の工
程で能率よく二重焼物の成形ができ、そこには接
着剤を一切使用する必要がなく、また中間成形品
を手で取扱う必要もないことからヒビ割れの原因
となる要素はなく、しかも従来では不可能とされ
ていた袋物の成形が可能となるばかりか、袋物以
外の焼物にも適用でき、その適用範囲が二重焼物
全てに及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は内壁成形工程の説明図、第2図は内型
脱型工程の説明図、第3図はろう膜被覆工程の説
明図、第4図は外壁成形工程の説明図、第5図は
底壁成形工程の説明図、第6図は製品例としての
二重焼物の断面図である。 A:二重小鉢、B:泥漿、1:内壁、2:外
壁、5:接続部、12:内型、13:口側鋳込み
口型、17:あて型、20:ろう膜、23:外
型、24:底側鋳込み口型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 石膏型を用いた排泥鋳込み成形方法であつ
    て、分割構造の内型の上面に口側鋳込み口型をセ
    ツトし、この状態で口側鋳込み口型から泥漿を鋳
    込んで内壁を成形する内壁成形工程と、 次に、該内壁を内面側から保持するための当て
    型を前記口側鋳込み口型にセツトしたのち前記内
    型を脱型する内型脱型工程と、 次に、内壁外周面を外壁との接続部を除いてろ
    う膜で被覆するろう膜被覆工程と、 次に、前記口側鋳込み口型の底面上に、分割構
    造の外型をセツトしたのち底側鋳込み口型から外
    型に泥漿を鋳込んで、前記接続部において内壁と
    連設する状態に外壁を成形する外壁成形工程と、 次に、全部の型を脱型する全脱型工程と、 を有することを特徴とする二重焼物の成形方法。
JP21942484A 1984-10-18 1984-10-18 二重焼物の成形方法 Granted JPS6195901A (ja)

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JPS6195901A JPS6195901A (ja) 1986-05-14
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