JPH0149722B2 - - Google Patents

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JPH0149722B2
JPH0149722B2 JP9593380A JP9593380A JPH0149722B2 JP H0149722 B2 JPH0149722 B2 JP H0149722B2 JP 9593380 A JP9593380 A JP 9593380A JP 9593380 A JP9593380 A JP 9593380A JP H0149722 B2 JPH0149722 B2 JP H0149722B2
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polymer
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water
molecular weight
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Harumasa Yamazaki
Juzo Tsunoda
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Kao Corp
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Kao Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単量体水溶液を不活性でかつ疎水性の
液体中に懸濁させ、そしてその中で重合開始剤及
び特定の保護コロイドの存在下に重合させてビー
ズ状(球状)の重合生成物を得る逆相懸濁重合法
による水溶性のエチレン性不飽和単量体からのビ
ーズ状重合物の製造法に関する。
水溶性のエチレン性不飽和単量体から球状重合
体を製造するために逆相懸濁重合方法を用いるこ
とは特公昭34−10644号、特開昭48−1082号各公
報等により公知である。この方法を実施するため
には好適な保護コロイドを適確に選択することが
重要である。この保護コロイドはW/O型サスペ
ンシヨンを安定化し、かつ重合物の粒子の大きさ
に影響を及ぼす。保護コロイドとしては、ソルビ
タン脂肪酸エステルたとえばソルビタンモノステ
アレート及びソルビタンモノパルミテート、ある
いは脂肪酸モノグリセライド例えばステアリン酸
モノグリセライドなどが知られている。重合の間
にW/O型分散液の水相は粘稠状態を経由し、重
合後も懸濁した水含有重合物は若干粘着性を有し
ている。それゆえに重合の間、又は重合に続く共
沸脱水等の後工程の間に、重合物粒子が相互に粘
着する。この現象や極端な場合には全重合物が一
緒に撹拌機及び器壁に粘着して一塊になることさ
えある。既知の保護コロイドは重合装置の器壁及
び撹拌器の表面に皮膜が生じることを防止できな
いという欠点を有している。又既知の保護コロイ
ド、例えばソルビタン脂肪酸エステルを用いて逆
相懸濁重合を行なつた場合、得られた重合体の粒
径が100μ以下と非常に微粉末なものとなつてし
まう。それゆえに粉体を取り扱う場合の粉塵対策
が必要となる。又粉体を溶解する時に“ままこ”
現象を起し易く溶解が非常に困難となる。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、前記の逆
相懸濁重合法のための保護コロイドとして、低分
子量モノオレフイン重合体に1〜20wt%のα,
β−不飽和多価カルボン酸あるいはその無水物を
グラフト化させた反応生成物または最終的に酸価
が10〜100になるように酸化した低分子量モノオ
レフイン重合体を使用することにより粒径の大き
い重合体が得られ、しかも前記の欠点が解決され
ることを見いだし本発明に到達した。
即ち、本発明は水溶性ラジカル重合開始剤を用
いて重合不活性で疎水性の液体中で単量体水溶液
を懸濁重合させて球状の重合生成物を得る逆相懸
濁重合法において、分子量750〜10000のモノオレ
フイン重合体に1〜20wt%のα,β−不飽和多
価カルボン酸あるいはその無水物をグラフト化し
た反応生成物、またはモノオレフイン重合体を最
終的に酸価が10〜100になるようにして酸化して
得られる生成物を保護コロイドとして使用するこ
とを特徴とする水溶性のエチレン性不飽和単量体
からのビーズ状ポリマーの製造法を提供するもの
である。
本発明においてW/O型分散液の分散媒である
不活性でかつ疎水性の液体としては、原則として
重合に関与せずかつ水と混合しない限り、すべて
の液体が使用可能である。好ましくは脂肪族、脂
環族及び芳香族の炭化水素、ハロゲン化炭化水素
又はこれらの混合溶液である。
本発明によればすべての水溶性のエチレン性不
飽和単量体が逆相懸濁重合法によりビーズ状(球
状)重合物に重合される。その水溶性単量体の例
としては(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル
酸塩(ナトリウム塩、アンモニウム塩等)、(メ
タ)アクリルアミド及びN−置換(メタ)アクリ
ルアミド類、2−(メタ)アクリロイルエタンス
ルホン酸、2−(メタ)アクリロイルエタンスル
ホン酸塩、スチレンスルホン酸、スチレンスルホ
ン酸塩、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート及びそれらの4級アンモニウム塩等を挙げる
ことができ、しかもこれらの単量体を2種以上用
いることもできる。更にこれらの単量体は必要に
より、2個以上の重合性不飽和基を有する水溶性
の架橋剤を共重合さすことも可能である。単量体
水溶液中の単量体濃度は広い範囲で変更が可能で
あり、一般的に15〜80wt%である。この上限は
特に単量体の溶解度に依存するが、下限は経済的
理由により一般に前記の値より低くならない。
本発明の保護コロイドとして低分子量モノオレ
フイン重合体に1〜20wt%のα,β−不飽和多
価カルボン酸あるいはその無水物をグラフト化さ
せた反応生成物または最終的に酸価が10〜100に
なるように酸化して分子内にカルボニル基及びカ
ルボキシル基を導入した低分子量モノオレフイン
重合体が用いられる。モノオレフイン重合体とし
てはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン、及びエチレン−プロピレン共重合体等であ
り、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体であり、実質的に
二重結合を含まないものである。これらのものは
約750〜10000、好ましくは1000〜5000の分子量を
有する。本発明ではポリブタジエンの様なジエン
系ポリマーは除外される。かゝるポリマーを用い
た場合には本発明の製造法により生成される重合
体粒子がベトツクため使用時の作業性が悪くなる
という欠点を有するからである。本発明で重要な
ことはモノオレフイン重合体にα,β−不飽和多
価カルボン酸あるいはその無水物をグラフト化し
たり、又はモノオレフイン重合体を空気酸化ある
いは酸化剤(オゾン、過ヨウ素酸等)により酸化
し、分子内にカルボキシル基を導入してモノオレ
フイン重合体に水への親和性をもたせることにあ
る。低分子量モノオレフイン重合体の変性に使用
されるα,β−不飽和多価カルボン酸あるいはそ
の無水物としてはマレイン酸、フマル酸、シトラ
コン酸、イタコン酸、などのα,β−不飽和ジカ
ルボン酸、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、
無水イタコン酸などのα,β−不飽和ジカルボン
酸の無水物を挙げることができ、好ましくは無水
マレレイン酸である。このようにして変性された
モノオレフイン重合体が使用の際に酸無水物ある
いは一部または全部開環した状態であるかは本発
明では問わない。保護コロイドは分散媒に対して
0.01〜10wt%、好ましくは0.05〜5.0wt%の量で
用いられる。
本発明においてモノマー水溶液と分散媒の量の
比は広い範囲にわたつて可変である。一般に分散
媒量が少ないと反応器1バツチ当りのモノマー仕
込量が多くできる点で有利であるが、発熱の除去
が困難となる。従つて通常容量比で1:1から
1:4の間が適当である。
単量体の重合のためには水溶性ラジカル重合開
始剤、たとえば過酸化物、ハイドロパーオキシ
ド、アゾ化合物等が既知の量で用いられる。これ
らの開始剤を混合して使用することも、更にレド
ツクス系開始剤として使用することも可能であ
る。こうして球状重合体が得られ、このものは傾
斜、過、遠心分離等の手段によつて分散媒と分
離後乾燥してもよいし、又直接分散媒と水を留去
して乾燥した重合体を得ることもできる。本発明
においてビーズ状(球状)重合体とは、中心粒径
が100〜350μの小粒子あるいはそれらが多数相互
に付着した小粒子群から成る0.5〜5mmの大きさ
の粒子を意味する。
本発明方法の利点は特に重合装置及び設備に皮
膜形成が全く又は極めて少量しか観察されないこ
とであり、他の利点は、本保護コロイドの添加に
よつて粒子の大きさが著しく改善され、粉塵及び
溶解時の“ままこ”現象がほとんど認められなく
なつたことである。
以下実施例及び比較例によつて本発明を具体的
に説明する。尚、実施例で用いた保護コロイドを
以下に列記する。
保護コロイドA:高密度ポリエチレンワツクス
(分子量2200、密度0.97)150gを撹拌棒を備えた
300mlフラスコに入れ、油浴で加熱、溶融させ、
150℃で窒素置換する。次に無水マイレン酸25g、
ベンゾイルペルオキシド5gを順次入れ、150℃
で1時間反応させる。反応終了後、撹拌下5mm
Hgの真空で1時間保つことにより未反応の無水
マレイン酸を除去した。このものの酸価は63であ
つた。
保護コロイドB:低密度ポリエチレンワツクス
(分子量2000、密度0.93)150gと無水マレイン酸
6gとt−ブチルクミルペルオキシド3gとを保
護コロイドAと同様に反応させた。このものの酸
価は28であつた。
保護コロイドC:市販品で無水マレイン酸を付
加させた変性ポリエチレンワツクス(三井石油化
学製Hi−wax1105A、分子量1400、密度0.94、酸
価60) 保護コロイドD:市販品で無水マレイン酸を付
加させた変性ポリエチレンワツクス(三井石油化
学製Hi−wax2203A、分子量2700、密度0.94、酸
価30) 保護コロイドE:ポリプロピレンワツクス(分
子量3000、密度0.89)150gと無水マレイン酸15
gとベンゾイルペルオキシド3gとを160℃で2
時間反応させた後保護コロイドAと同様に操作し
た。このものの酸価は53であつた。
保護コロイドF:エチレン−プロピレン共重合
体(分子量2000、密度0.92)150gと無水マレイ
ン酸6gとt−ブチルクミルペルオキシド3gと
を160℃、4時間反応させた後保護コロイドAと
同様に操作した。このもの酸価は35であつた。
保護コロイドG:市販品で空気酸化した酸化ポ
リエチレンワツクス(三井石油化学製Hi−−
wax4202E、分子量2600、、密度0.94、酸価18) 実施例 1 撹拌機、還流冷却器、滴下斗、窒素ガス導入
管を付した500mlの四つ口丸底フラスコにn−ヘ
キサン230mlをとり、保護コロイドA2.3gを添加
分散した。窒素ガスを吹き込んで溶存酸素を追い
出した後65℃まで昇温し保護コロイドを溶解し
た。別に三角フラスコ中にアクリル酸30gを外部
より氷冷しつつ、イオン交換水40gに溶解した
13.4gの98%苛性ソーダで中和した後過硫酸カリ
ウム0.1gを加えて溶解したのち窒素ガスを吹き
込んで水溶液内に存在する酸素を除去した。三角
フラスコ内容物を四つ口フラスコに加えて分散さ
せ、フラスコの内温を1時間60〜65℃に保持し重
合を行なつた。ヘキサンを減圧下に留去し、残つ
た膨潤ポリマー部分を80℃で減圧乾燥すると中心
粒径が100〜350μの球状粒子が得られた。槽内の
沈着物はわずかに0.5gであつた。
実施例 2 実施例1と同様に操作し、但し分散媒にシクロ
ヘキサンを用い保護コロイドとして保護コロイド
B1.86gを用いると、中心粒径が100〜350μの球
状粒子が得られた。槽内の沈着物は0.7gであつ
た。
実施例 3 実施例1の重合反応器の中にヘプタン230ml、
保護コロイドC2.3gを仕込んだ。他方三角フラス
コにアクリルアミド20g、アクリル酸ソーダ12.6
g、イオン交換水76gでモノマー水溶液を調製
し、この溶液に過硫酸アンモニウム0.1gを添加
溶解した後、実施例1と同様に重合を行なつた。
槽内の沈着物は0.8gであつて、中心粒径が100〜
350μの球状重合体であつた。
実施例 4 実施例3と同様に操作し、但し保護コロイドと
して保護コロイドD1.8gを用いると中心粒径が
100〜350μの球状粒子が得られた。槽内の沈着物
はわずかに0.5gであつた。
比較例 1 実施例1と同様に操作し、但し保護コロイドと
してオレイン酸モノグリセライド3.6gを用いる
と、槽内の沈着物は10.5gであつて、微粒子が寄
り集まつた5〜10mmの粒状重合体であつた。
比較例 2 実施例1と同様に操作し、但し、保護コロイド
にソルビタンモノステアレート1.8gを用いると、
槽内の沈着物は5.3gであり、非常に小さい粒子
(中心粒径5〜50μ)の重合体であつた。
実施例 5 実施例1と同様に操作し、但し、単量体水溶液
としてスチレンスルホン酸ナトリウム30gをイオ
ン交換水60gに溶解し、更に過硫酸カリウム0.1
gを加えて調製したものを用い、更に保護コロイ
ドC2.3gを用いると中心粒径100〜350μの球状粒
子が得られた。槽内の沈着物は0.5gであつた。
実施例 6 実施例1の重合反応器の中にベンゼン230ml、
保護コロイドF2.2g仕込んだ。他方三角フラスコ
にアクリルアミド30g、N,N′−メチレンビス
アクリルアミド0.03g、イオン交換水46gでモノ
マー水溶液を調製し、この溶液にt−ブチルヒド
ロパーオキシド0.1gを添加溶解した後、実施例
1と同様に重合を行なつた。槽内の沈着物は0.9
gであつて、小さい粒子が寄り集まつた1〜3mm
の球状重合体であつた。
実施例 7 実施例1と同様に操作し、但し単量体水溶液と
して2−メタクリロイルエチルトリメチルアンモ
ニウムクロリド25gをイオン交換水50gに溶解
し、更に過硫酸アンモニウム0.05gを加えて調製
したものを用い、更に保護コロイドG1.92gを用
いると小さい粒子が寄り集まつた0.3〜5mmの球
状重合体が得られた。槽内の沈着物は0.6gであ
つた。
実施例 8 実施例1と同様に操作し、但し、保護コロイド
として保護コロイドE2.2g、分散媒として四塩化
炭素230mlを用いると槽内の沈着物は0.8gであつ
て、小さい粒子が寄り集まつた1〜3mmの球状重
合体が得られた。
実施例1〜8及び比較例1〜2で得られた重合
体を水に分散・溶解を行なうと、本発明による実
施例1〜8の重合体は分散性がきわめて良好であ
り粉塵もほとんど認められなかつた。反対に比較
例1〜2の重合体は分散時に“ままご”が発生し
分散が困難であり、粉塵が極めて顕著であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水溶性ラジカル重合開始剤を用いて重合不活
    性で疎水性の液体中で単量体水溶液を懸濁重合さ
    せて球状の重合生成物を得る逆相懸濁重合法にお
    いて、分子量750〜10000のモノオレフイン重合体
    に1〜20wt%のα,β−不飽和多価カルボン酸
    あるいはその無水物をグラフト化した反応生成
    物、またはモノオレフイン重合体を最終的に酸価
    が10〜100になるようにして酸化して得られる生
    成物を保護コロイドとして使用することを特徴と
    する水溶性のエチレン性不飽和単量体からのビー
    ズ状ポリマーの製造法。 2 保護コロイドがモノオレフイン重合体と無水
    マレイン酸の反応生成物である特許請求の範囲第
    1項記載の水溶性のエチレン性不飽和単量体から
    のビーズ状ポリマーの製造法。
JP9593380A 1980-07-14 1980-07-14 Production of bead polymer from water-soluble ethylenically unsaturated monomer Granted JPS5721405A (en)

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