JPH0155871B2 - - Google Patents
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- JPH0155871B2 JPH0155871B2 JP56147249A JP14724981A JPH0155871B2 JP H0155871 B2 JPH0155871 B2 JP H0155871B2 JP 56147249 A JP56147249 A JP 56147249A JP 14724981 A JP14724981 A JP 14724981A JP H0155871 B2 JPH0155871 B2 JP H0155871B2
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- phospholipid mixture
- phospholipid
- mixture
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21D—TREATMENT OF FLOUR OR DOUGH FOR BAKING, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS
- A21D2/00—Treatment of flour or dough by adding materials thereto before or during baking
- A21D2/08—Treatment of flour or dough by adding materials thereto before or during baking by adding organic substances
- A21D2/30—Organic phosphorus compounds
- A21D2/32—Phosphatides
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S516/00—Colloid systems and wetting agents; subcombinations thereof; processes of
- Y10S516/01—Wetting, emulsifying, dispersing, or stabilizing agents
- Y10S516/06—Protein or carboxylic compound containing
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Noodles (AREA)
Description
本発明はリン脂質混合物の処理法に関する。さ
らに、詳しくは、本発明はリン脂質混合物をフオ
スフオリパーゼD(PL−D)とフオスフオリパー
ゼ(PL−A)とで処理することを特徴とするリ
ン脂質混合物の処理法に関する。該リン脂質混合
物は食品用乳化剤として有用である。 乳化剤は、乳化、起泡、湿潤化等の促進と安定
化のため、食品加工分野に広く使用されている。
特にパンの製造においては、主原料である小麦粉
の品質の変動の影響を抑制し、製造工程を安定化
させることにより、製品品質の向上のために各種
の乳化剤が使用されている。 製パン改良剤を含む食品用乳化剤として大豆レ
シチンが知られている。大豆レシチンはフオスフ
アチジルコリン、フオスフアチジルエタノールア
ミン、フオスフアチジルイノシトール、フオスフ
アチジン酸等よりなるリン脂質混合物である。
〔例えばFeette・Seifen・AnstrichmittelNo.4、
168(1979)、特に172項Table2〕。大豆レシチンを
フオスフオリパーゼA(PL−A)で処理して、レ
シチンのβ−位の脂肪酸を加水分解すること、お
よび該加水分解物(リゾリン脂質の混合物であ
る)がレシチンより親水性でより強いO/W乳化
作用を有し、例えばミルク代替物
(milkreplacer)として用いられることは知られ
ている〔J.Am.OilChemistsSoc.、53、425−427
(1976)、J.Sci.FoodAgnic.32、451−458(1981)〕。 また、大豆レシチンにフオスフオリパーゼD
(PL−D)を作用させてフオスフアチジン酸を生
成せしめることは公知である。さらにフオスフア
チジン酸を製パン工程で使用すると生地物性と製
品の品質が改良されることも公知である〔チエコ
スロバキア特許AO−190264(1979)〕。 また、PL−Dは人参ジユース、キヤベツジユ
ース等に含まれるが、人参ジユースを製パン工程
で使用することにより生地物性および製品の品質
が改良されることも公知である。 本発明者らは、より優れた特性を有する食品用
乳化剤を開発すべく種々検討した結果、リゾフオ
スフアチジン酸(LPA)が食品用乳化剤として
優れた性質を有することと同時にLPAを高濃度
に含有するリン脂質混合物を工業的に製造する方
法を見い出し本発明を完成した。 次に本発明をさらに詳しく説明する。 最初に、本発明方法で得られるリン脂質混合物
中の主成分であるLPAの食品用乳化剤としての
有用性について説明する。 本物質は、油脂と水との乳化を促進し、安定な
エマルジヨンの形成をもたらす。また、各種の食
品の泡立ちを促進し、安定な泡を形成する。パン
の製造時に、本物質を小麦粉に添加して生地を調
製した場合、その生地は非常に機械耐性の高い扱
い易い生地となり、焼成後の製品は、優れた組織
と触感を有するようになる。また、低品質の小麦
粉や、小麦粉以外の穀類粉と混合した小麦粉から
のパン品質の向上が達成される。 その結果の具体例として、LPAのパン生地物
性の改善効果を、汎用れているレジストグラフイ
ーにより評価した結果を第1表に示す。LPAは
実施例3で調製したナトリウム塩を用い、添加量
は小麦粉に対する重量%で示す。LPAの添加に
より、生地の破壊が始まるまでの時間(BP)と、
生地としての安定性が維持されている時間(ST)
は、著しく延長されることが明らかであり、これ
は、LPA添加により機械耐性の高い生地が出来
ることを示している。
らに、詳しくは、本発明はリン脂質混合物をフオ
スフオリパーゼD(PL−D)とフオスフオリパー
ゼ(PL−A)とで処理することを特徴とするリ
ン脂質混合物の処理法に関する。該リン脂質混合
物は食品用乳化剤として有用である。 乳化剤は、乳化、起泡、湿潤化等の促進と安定
化のため、食品加工分野に広く使用されている。
特にパンの製造においては、主原料である小麦粉
の品質の変動の影響を抑制し、製造工程を安定化
させることにより、製品品質の向上のために各種
の乳化剤が使用されている。 製パン改良剤を含む食品用乳化剤として大豆レ
シチンが知られている。大豆レシチンはフオスフ
アチジルコリン、フオスフアチジルエタノールア
ミン、フオスフアチジルイノシトール、フオスフ
アチジン酸等よりなるリン脂質混合物である。
〔例えばFeette・Seifen・AnstrichmittelNo.4、
168(1979)、特に172項Table2〕。大豆レシチンを
フオスフオリパーゼA(PL−A)で処理して、レ
シチンのβ−位の脂肪酸を加水分解すること、お
よび該加水分解物(リゾリン脂質の混合物であ
る)がレシチンより親水性でより強いO/W乳化
作用を有し、例えばミルク代替物
(milkreplacer)として用いられることは知られ
ている〔J.Am.OilChemistsSoc.、53、425−427
(1976)、J.Sci.FoodAgnic.32、451−458(1981)〕。 また、大豆レシチンにフオスフオリパーゼD
(PL−D)を作用させてフオスフアチジン酸を生
成せしめることは公知である。さらにフオスフア
チジン酸を製パン工程で使用すると生地物性と製
品の品質が改良されることも公知である〔チエコ
スロバキア特許AO−190264(1979)〕。 また、PL−Dは人参ジユース、キヤベツジユ
ース等に含まれるが、人参ジユースを製パン工程
で使用することにより生地物性および製品の品質
が改良されることも公知である。 本発明者らは、より優れた特性を有する食品用
乳化剤を開発すべく種々検討した結果、リゾフオ
スフアチジン酸(LPA)が食品用乳化剤として
優れた性質を有することと同時にLPAを高濃度
に含有するリン脂質混合物を工業的に製造する方
法を見い出し本発明を完成した。 次に本発明をさらに詳しく説明する。 最初に、本発明方法で得られるリン脂質混合物
中の主成分であるLPAの食品用乳化剤としての
有用性について説明する。 本物質は、油脂と水との乳化を促進し、安定な
エマルジヨンの形成をもたらす。また、各種の食
品の泡立ちを促進し、安定な泡を形成する。パン
の製造時に、本物質を小麦粉に添加して生地を調
製した場合、その生地は非常に機械耐性の高い扱
い易い生地となり、焼成後の製品は、優れた組織
と触感を有するようになる。また、低品質の小麦
粉や、小麦粉以外の穀類粉と混合した小麦粉から
のパン品質の向上が達成される。 その結果の具体例として、LPAのパン生地物
性の改善効果を、汎用れているレジストグラフイ
ーにより評価した結果を第1表に示す。LPAは
実施例3で調製したナトリウム塩を用い、添加量
は小麦粉に対する重量%で示す。LPAの添加に
より、生地の破壊が始まるまでの時間(BP)と、
生地としての安定性が維持されている時間(ST)
は、著しく延長されることが明らかであり、これ
は、LPA添加により機械耐性の高い生地が出来
ることを示している。
【表】
LPA、又は、LPA含量の高いリン脂質混合物
は、他のリン脂質に比較して食品用乳化剤として
より有効であるが、このことは、LPAが陰イオ
ン性で親水性の高いリン脂質であることに由ると
考えられる。本発明によれば、リン脂質混合物
を、フオスフオリパーゼD(PL−D)と、フオス
フオリパーゼ(PL−A)とで処理することによ
り、この有用なLPA含量の高いリン脂質混合物
を製造することが出来る。これに対して、PL−
D単独処理では、リゾリン脂質は生成せず、ま
た、PL−A単独処理では、リゾフオスフアチジ
ルコリンやリゾフオスフアチジルエタノールアミ
ンのような中性のリゾリン脂質を主成分とするリ
ン脂質混合物が生成する。本発明によるリン脂質
混合物と、PL−D、又は、PL−A単独処理によ
り得られるリン脂質混合物の組成上の差と、実際
のパン製造における有用性の差については後に紹
介する。 リン脂質混合物の代表的なものは大豆レシチン
であり、食品加工に大量に使用されている。商業
的大豆レシチンの組成を第2表に示す。
は、他のリン脂質に比較して食品用乳化剤として
より有効であるが、このことは、LPAが陰イオ
ン性で親水性の高いリン脂質であることに由ると
考えられる。本発明によれば、リン脂質混合物
を、フオスフオリパーゼD(PL−D)と、フオス
フオリパーゼ(PL−A)とで処理することによ
り、この有用なLPA含量の高いリン脂質混合物
を製造することが出来る。これに対して、PL−
D単独処理では、リゾリン脂質は生成せず、ま
た、PL−A単独処理では、リゾフオスフアチジ
ルコリンやリゾフオスフアチジルエタノールアミ
ンのような中性のリゾリン脂質を主成分とするリ
ン脂質混合物が生成する。本発明によるリン脂質
混合物と、PL−D、又は、PL−A単独処理によ
り得られるリン脂質混合物の組成上の差と、実際
のパン製造における有用性の差については後に紹
介する。 リン脂質混合物の代表的なものは大豆レシチン
であり、食品加工に大量に使用されている。商業
的大豆レシチンの組成を第2表に示す。
【表】
第2表によれば、フオスフアチジルコリン
(PC)、フオスフアチジルエタノールアミン
(PE)、フオスフアチジルイノシトール(PI)が
主成分であり、リゾリン脂質の含量は低い。製品
によつてはフオスフアチジルセリン(PS)が多
く含まれる。大豆レシチン成分中PL−Aにより、
LPAに転換される成分はフオスフアチジン酸
(PA)であるが、一般に、PAの含量は10モル%
前後であり、従つて、PL−A単独処理により得
られるリン脂質混合物中のLPA含量も10モル%
前後である。最もPA含量の高い大豆レシチンを
使用し、それを100%LPAに転換してもLPA含量
は30モル%未満である。しかし、本発明により、
最初にPL−D処理により、PA含量を増加させた
後に、PL−A処理を行えば、LPAを30モル%以
上含有するリン脂質混合物を製造することができ
る。この工程は以下の式で示される。
(PC)、フオスフアチジルエタノールアミン
(PE)、フオスフアチジルイノシトール(PI)が
主成分であり、リゾリン脂質の含量は低い。製品
によつてはフオスフアチジルセリン(PS)が多
く含まれる。大豆レシチン成分中PL−Aにより、
LPAに転換される成分はフオスフアチジン酸
(PA)であるが、一般に、PAの含量は10モル%
前後であり、従つて、PL−A単独処理により得
られるリン脂質混合物中のLPA含量も10モル%
前後である。最もPA含量の高い大豆レシチンを
使用し、それを100%LPAに転換してもLPA含量
は30モル%未満である。しかし、本発明により、
最初にPL−D処理により、PA含量を増加させた
後に、PL−A処理を行えば、LPAを30モル%以
上含有するリン脂質混合物を製造することができ
る。この工程は以下の式で示される。
【表】
↓
R−CO−O−CH2
|
HO−CH O
| ↑
CH2−O−P−OH
|
OH
リゾフオスフアチジン酸
(LPA)
PA含量の高いレシチン混合物に対しては、PL
−D処理とPL−A処理とを同時に実施しても、
LPA含量の高いリン脂質混合物が得られる。し
かし、一般にリン脂質混合物中のPA含量は低い
ので、先ず最初に、PL−Dで処理し、次にPL−
Aで処理するのが望ましい。 次に、本発明のLPAを主成分とするリン脂質
混合物の製造法について詳細に説明する。 (1) 原料 リン脂質は動植物中に広く分布し、特に大豆
や卵に多く、これ等から得られる各種リン脂質
の混合物が本発明の原料となる。現在食品加工
に広く利用されている大豆レシチンは、最も安
価で大量に入手可能なリン脂質混合物であり、
本発明に最も適した原料である。代表的な大豆
レシチンの組成は、既に第2表に示した通りで
ある。 PL−Dは植物に広く分布し、特に、にんじ
んやキヤベツは本酵素の活性が高く、それ等の
抽出液が使用できる。本酵素の反応には、Ca
イオンが必要であり、塩化カルシウムや乳酸カ
ルシウムのような可溶性のCa塩を使用する。 PL−Aは動物に分布し、特に哺乳動物の消
化液である膵液中には高濃度に存在するので、
膵液の酵素含有製剤である豚又は牛のパンクレ
アチンが使用できる。但し、パンクレアチンの
製法により、混在するリゾフオスフオリパーゼ
が目的とするリゾリン脂質を分解するので、実
施例に示したような前処理が必要である。 レシチンの分散促進、並びに、反応後の粉末
化のため、反応液中に脱脂粉乳や小麦粉等を共
存させてもよい。 (2) PL−D反応 リン脂質混合物は水に分散させて反応に用い
る。精製したリン脂質混合物には、水に分散し
易いものもあるが、多くの場合には機械的な分
散が必要であり、この分散は、高速回転ホモジ
ナイザーの使用や超音波処理によつて達成され
る。反応液中のリン脂質混合物の濃度は反応が
十分に進行し、かつ扱い易い濃度であれば宜
く、実用上は5〜15%(W/W)が望ましい。
更にリン脂質の分散促進のため、脱脂粉乳や小
麦粉等を利用しても宜く、このような分散助剤
が存在すると、反応中のリン脂質の分離が抑制
され、反応後の乾燥粉末化も容易となる。 PL−Dの添加量は、反応を十分に進行させ
る濃度が必要とされる。現在工業的に入手可能
なPL−D製剤はないので、PL−D活性の高い
野菜ジユースを使用すれば宜い。例えば、にん
じんやキヤベツの場合、リン脂質混合物100部
に対して、にんじん又はキヤベツ10〜300部か
ら得られるジユース(例えば摩砕圧縮ジユー
ス)を使用すれば宜い。 Caイオン濃度に関しては、かなり広範囲の
濃度範囲で反応は進行するが、実用上は、20〜
200mmで宜い。 反応温度については、酵素の失活しない温度
であれば、温度が高い程反応は進行する。にん
じんやキヤベツのPL−Dを用いる場合30〜40
℃が望ましい。 反応PHはかなり広範囲で反応は進行する。に
んじんやキヤベツのPL−Dを使用する場合は、
PH5〜8で宜い。反応時間は、リン脂質濃度、
その分散状態、酵素使用量、PH等により変動す
るが、面より2〜20時間で、次のPL−A反応
に移行するのが望ましい。 (3) PL−A反応 PL−D反応後の反応液に、PL−Aを添加す
ることにより、第2の改質反応は開始される。
PL−Aの添加量は、PL−D反応により生成し
たPAを主成分とするリン脂質混合物が、リゾ
PAを主成分とする混合物に変換するに十分な
量で宜い。豚パンクレアチンの粉末製剤を用い
る場合、リン脂質混合物に対して、0.5〜5%
(W/W)添加すれば宜い。 反応PHは、PL−D反応の場合と同じ範囲で
宜く、反応時間も、PL−D反応の場合と同様
で宜しい。 反応温度は、PL−Aが一般に熱安定性が高
いため、PL−D反応の場合よりも高く(例え
ば50℃)ても宜いが、PL−D反応と同じでも
宜い。 反応後は加熱処理後、そのまま、或いは濃縮
ペースト化として使用しても宜いが、脱脂粉
乳、小麦粉、又は、糖類のような粉末化助剤を
加え乾燥すれば、保存性が向上し、取り扱い易
くなる。乾燥方法は、噴霧乾燥、ドラム乾燥、
凍結乾燥等を採用し得る。 反応後からは、LP含量の高いリン脂質混合
物や、LPAを製造することが出来る。この製
造は、反応液の脱水濃縮液や粉末乾燥物をソル
ベント抽出することにより達成され、分離され
た精製リン脂質混合物やLPAをそのまま、或
いは、他の食品原料、例えば油脂や他の乳化剤
と混合して使用できる。このような、他の食品
原料との混合比率は、目的に応じ広範囲の、通
常リン脂質混合物として1%(W/W)以上の
値をとり得ることが出来る。 上記の説明においては、先ず、PL−D反応を
行い、次にPL−A反応を行う、最も一般的な場
合について説明した。PA含量の高いリン脂質混
合物に対しては、2種類の酵素反応を同時に行つ
ても、LPA含量の高い、リン脂質混合物が得ら
れるが、その製造は、上記の説明に準じて実施す
れば宜い。 LPA又は、LPA含量の高いリン脂質混合物の
パン製造に際しての改良効果と使用方法につい
て、以下に説明する。 本発明の乳化剤による製パン改良作用の特徴は
次の通りである。 (1) パン生地物性の改良 LPA又はLPA含量の高いリン脂質混合物を
添加された生地は、優れた機械耐性と作業性を
有する。即ち、パン生地は適度の弾力性と伸展
性とを有するようになり、かつべとつき(粘着
性)も抑制される。LPAの生地物性改良効果
については、既に第1表に示した。 (2) 製品品質の向上 LPA又はLPA含量の高いリン脂質混合物を
添加して製造したパンは、容積が増大し、内相
は光沢があつて、良く膜伸びしたすだちを示
す。更にソフト感も向上し、老化も抑制され
る。 LPA又はLPA含量の高いリン脂質混合物は
中種に添加しても宜いし、本〓時に添加しても
宜い。添加量は、リン脂質混合物として小麦粉
に対して0.2〜0.5%(W/W)が望ましいが、
パンの種類、原料配合、製法等に応じて、また
要求する改良効果の強さに応じて0.05〜5.0%
(W/W)位添加してもよい。精製されたLPA
の場合は、これより低レベルでよく、0.01〜
2.0%(W/W)位添加すればよい。LPAは遊
離の酸としても、また塩としても使用できる
が、食品用乳化剤としては、ナトリウム塩、又
はカルシウム塩が望ましい。 以下に本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。 実施例 1 原料リン脂質混合物として、大豆レシチンペー
スト(豊年製油製)を用いた。本ペースト900g
と水3600gとを、高速回転ホモジナイザーを用い
て分散後、これに分散促進剤として、脱脂粉乳
450gを加えた後、PL−D酵素源としてにんじん
摩砕圧搾ジユース900gと2M塩化カルシウム溶液
300mlを加え、PH6.5、30℃で4時間反応させた。 次に、PL−A酵素源として、パンクレアチン
(マイルズ社製)を用いてPL−A処理を行つた。
5%(W/W)パンクレアチン水溶液180gをPH
4.0にした後、90℃で30分加熱した後冷却し、上
記PL−D処理反応液に加え、50℃で16時間反応
させた。反応後、反応液を90℃で30分間加熱殺菌
後、粉末化助剤として、脱脂粉乳450gを分散さ
せた後、噴霧乾燥により、LPAを主成分とする
リン脂質混合物を有効成分〔原料リン脂質換算43
%(W/W)含有〕とする食品用乳化粉末約1.8
Kgを得た。 本粉末より、常法に従つてリン脂質を抽出し、
二次元薄層クロマトグラフイー法により、リン脂
質成分を分離定量した結果を第3表に示す。原料
レシチンに比較してLPAの含量は非常に高い値
を示している。
R−CO−O−CH2
|
HO−CH O
| ↑
CH2−O−P−OH
|
OH
リゾフオスフアチジン酸
(LPA)
PA含量の高いレシチン混合物に対しては、PL
−D処理とPL−A処理とを同時に実施しても、
LPA含量の高いリン脂質混合物が得られる。し
かし、一般にリン脂質混合物中のPA含量は低い
ので、先ず最初に、PL−Dで処理し、次にPL−
Aで処理するのが望ましい。 次に、本発明のLPAを主成分とするリン脂質
混合物の製造法について詳細に説明する。 (1) 原料 リン脂質は動植物中に広く分布し、特に大豆
や卵に多く、これ等から得られる各種リン脂質
の混合物が本発明の原料となる。現在食品加工
に広く利用されている大豆レシチンは、最も安
価で大量に入手可能なリン脂質混合物であり、
本発明に最も適した原料である。代表的な大豆
レシチンの組成は、既に第2表に示した通りで
ある。 PL−Dは植物に広く分布し、特に、にんじ
んやキヤベツは本酵素の活性が高く、それ等の
抽出液が使用できる。本酵素の反応には、Ca
イオンが必要であり、塩化カルシウムや乳酸カ
ルシウムのような可溶性のCa塩を使用する。 PL−Aは動物に分布し、特に哺乳動物の消
化液である膵液中には高濃度に存在するので、
膵液の酵素含有製剤である豚又は牛のパンクレ
アチンが使用できる。但し、パンクレアチンの
製法により、混在するリゾフオスフオリパーゼ
が目的とするリゾリン脂質を分解するので、実
施例に示したような前処理が必要である。 レシチンの分散促進、並びに、反応後の粉末
化のため、反応液中に脱脂粉乳や小麦粉等を共
存させてもよい。 (2) PL−D反応 リン脂質混合物は水に分散させて反応に用い
る。精製したリン脂質混合物には、水に分散し
易いものもあるが、多くの場合には機械的な分
散が必要であり、この分散は、高速回転ホモジ
ナイザーの使用や超音波処理によつて達成され
る。反応液中のリン脂質混合物の濃度は反応が
十分に進行し、かつ扱い易い濃度であれば宜
く、実用上は5〜15%(W/W)が望ましい。
更にリン脂質の分散促進のため、脱脂粉乳や小
麦粉等を利用しても宜く、このような分散助剤
が存在すると、反応中のリン脂質の分離が抑制
され、反応後の乾燥粉末化も容易となる。 PL−Dの添加量は、反応を十分に進行させ
る濃度が必要とされる。現在工業的に入手可能
なPL−D製剤はないので、PL−D活性の高い
野菜ジユースを使用すれば宜い。例えば、にん
じんやキヤベツの場合、リン脂質混合物100部
に対して、にんじん又はキヤベツ10〜300部か
ら得られるジユース(例えば摩砕圧縮ジユー
ス)を使用すれば宜い。 Caイオン濃度に関しては、かなり広範囲の
濃度範囲で反応は進行するが、実用上は、20〜
200mmで宜い。 反応温度については、酵素の失活しない温度
であれば、温度が高い程反応は進行する。にん
じんやキヤベツのPL−Dを用いる場合30〜40
℃が望ましい。 反応PHはかなり広範囲で反応は進行する。に
んじんやキヤベツのPL−Dを使用する場合は、
PH5〜8で宜い。反応時間は、リン脂質濃度、
その分散状態、酵素使用量、PH等により変動す
るが、面より2〜20時間で、次のPL−A反応
に移行するのが望ましい。 (3) PL−A反応 PL−D反応後の反応液に、PL−Aを添加す
ることにより、第2の改質反応は開始される。
PL−Aの添加量は、PL−D反応により生成し
たPAを主成分とするリン脂質混合物が、リゾ
PAを主成分とする混合物に変換するに十分な
量で宜い。豚パンクレアチンの粉末製剤を用い
る場合、リン脂質混合物に対して、0.5〜5%
(W/W)添加すれば宜い。 反応PHは、PL−D反応の場合と同じ範囲で
宜く、反応時間も、PL−D反応の場合と同様
で宜しい。 反応温度は、PL−Aが一般に熱安定性が高
いため、PL−D反応の場合よりも高く(例え
ば50℃)ても宜いが、PL−D反応と同じでも
宜い。 反応後は加熱処理後、そのまま、或いは濃縮
ペースト化として使用しても宜いが、脱脂粉
乳、小麦粉、又は、糖類のような粉末化助剤を
加え乾燥すれば、保存性が向上し、取り扱い易
くなる。乾燥方法は、噴霧乾燥、ドラム乾燥、
凍結乾燥等を採用し得る。 反応後からは、LP含量の高いリン脂質混合
物や、LPAを製造することが出来る。この製
造は、反応液の脱水濃縮液や粉末乾燥物をソル
ベント抽出することにより達成され、分離され
た精製リン脂質混合物やLPAをそのまま、或
いは、他の食品原料、例えば油脂や他の乳化剤
と混合して使用できる。このような、他の食品
原料との混合比率は、目的に応じ広範囲の、通
常リン脂質混合物として1%(W/W)以上の
値をとり得ることが出来る。 上記の説明においては、先ず、PL−D反応を
行い、次にPL−A反応を行う、最も一般的な場
合について説明した。PA含量の高いリン脂質混
合物に対しては、2種類の酵素反応を同時に行つ
ても、LPA含量の高い、リン脂質混合物が得ら
れるが、その製造は、上記の説明に準じて実施す
れば宜い。 LPA又は、LPA含量の高いリン脂質混合物の
パン製造に際しての改良効果と使用方法につい
て、以下に説明する。 本発明の乳化剤による製パン改良作用の特徴は
次の通りである。 (1) パン生地物性の改良 LPA又はLPA含量の高いリン脂質混合物を
添加された生地は、優れた機械耐性と作業性を
有する。即ち、パン生地は適度の弾力性と伸展
性とを有するようになり、かつべとつき(粘着
性)も抑制される。LPAの生地物性改良効果
については、既に第1表に示した。 (2) 製品品質の向上 LPA又はLPA含量の高いリン脂質混合物を
添加して製造したパンは、容積が増大し、内相
は光沢があつて、良く膜伸びしたすだちを示
す。更にソフト感も向上し、老化も抑制され
る。 LPA又はLPA含量の高いリン脂質混合物は
中種に添加しても宜いし、本〓時に添加しても
宜い。添加量は、リン脂質混合物として小麦粉
に対して0.2〜0.5%(W/W)が望ましいが、
パンの種類、原料配合、製法等に応じて、また
要求する改良効果の強さに応じて0.05〜5.0%
(W/W)位添加してもよい。精製されたLPA
の場合は、これより低レベルでよく、0.01〜
2.0%(W/W)位添加すればよい。LPAは遊
離の酸としても、また塩としても使用できる
が、食品用乳化剤としては、ナトリウム塩、又
はカルシウム塩が望ましい。 以下に本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。 実施例 1 原料リン脂質混合物として、大豆レシチンペー
スト(豊年製油製)を用いた。本ペースト900g
と水3600gとを、高速回転ホモジナイザーを用い
て分散後、これに分散促進剤として、脱脂粉乳
450gを加えた後、PL−D酵素源としてにんじん
摩砕圧搾ジユース900gと2M塩化カルシウム溶液
300mlを加え、PH6.5、30℃で4時間反応させた。 次に、PL−A酵素源として、パンクレアチン
(マイルズ社製)を用いてPL−A処理を行つた。
5%(W/W)パンクレアチン水溶液180gをPH
4.0にした後、90℃で30分加熱した後冷却し、上
記PL−D処理反応液に加え、50℃で16時間反応
させた。反応後、反応液を90℃で30分間加熱殺菌
後、粉末化助剤として、脱脂粉乳450gを分散さ
せた後、噴霧乾燥により、LPAを主成分とする
リン脂質混合物を有効成分〔原料リン脂質換算43
%(W/W)含有〕とする食品用乳化粉末約1.8
Kgを得た。 本粉末より、常法に従つてリン脂質を抽出し、
二次元薄層クロマトグラフイー法により、リン脂
質成分を分離定量した結果を第3表に示す。原料
レシチンに比較してLPAの含量は非常に高い値
を示している。
【表】
実施例 2
(1) 改質リン脂質混合物の調製
リン脂質混合物として、大豆レシチン粉末
(ツルーレシチン工業製)を用い、第4表の組
成により、対照試料(未処理リン脂質混合
物)、(PL−D改質リン脂質混合物)、
(PL−A改質リン脂質混合物)並びに本発明の
改質物を調製した。
(ツルーレシチン工業製)を用い、第4表の組
成により、対照試料(未処理リン脂質混合
物)、(PL−D改質リン脂質混合物)、
(PL−A改質リン脂質混合物)並びに本発明の
改質物を調製した。
【表】
【表】
対照試料は、レシチンを水に分散後、更に
高速回転ホモジナイザーで分散し、塩化カルシ
ウム溶液を加え、反応液を調製後、品温90℃以
上で20分加熱した後、粉末化助剤としてラクト
ース100gを加え、凍結乾燥し粉末として得た。 対照試料は、対照試料と同様に調製した
反応液に、にんじん抽出液を添加し、PH6.5、
37℃で6時間PL−D反応を行つた後、以下対
照試料と同様に処理して得た。 対照試料は、対照試料と同様に調製した
反応液に、加熱処理したパンクレアチン分散液
を加え、PH6.5、37℃で6時間PL−A反応を行
つた後、以下、対照試料と同様に処理して得
た。 改質物は、対照試料と同様にPL−D反応
を行つた後、次に対照試料と同様にPL−A
反応を行い、以下、同様に処理して得た。これ
等の粉末は、原料換算約50%のリン脂質を含有
している。 これ等の対照試料及び本発明の改質物の化学
的組成の差は、薄層クロマトグラフイーにより
明確に示される。 図はそのクロマトグラムである。 クロマトグラフイーの条件は次の通りであ
る。 検液:粉末試料1gに、クロロホルムーメタノ
ール混液(2:1)10ml及びリン酸0.2mlを
加え、30分間振盪後、過して得た抽出液を
4μスポツトした。 プレート:シリカゲル60No.5721(メルク社品) 展開溶媒:クロロホルム−メタノール−28%
アンモニア−水(65:30:5:2.5) 展開溶媒:クロロホルム−メタノール−水
(65:25:3) 発色:リン脂質検出に常用されるモリプデン青
試薬(ジンザージエ試薬)を噴霧して、リン
脂質のみを青色に発色させた。 原料そのまま対照試料では、PE、PC、PI
が多い。対照試料ではPAが主成分となり、
対照試料では、原料中に存在するリン脂質に
由来するリゾリン脂質が多い。これ等に対し
て、本発明の改質物では、LPAを主成分(全
リン脂質中の約50モル%)とするリン脂質混合
物となつている。 (2) 製パン試験 (1)で調製した各種リン脂質混合物を添加し、
無添加区を対照区として製パン試験を実施し
た。試験区は第5表に示した。
高速回転ホモジナイザーで分散し、塩化カルシ
ウム溶液を加え、反応液を調製後、品温90℃以
上で20分加熱した後、粉末化助剤としてラクト
ース100gを加え、凍結乾燥し粉末として得た。 対照試料は、対照試料と同様に調製した
反応液に、にんじん抽出液を添加し、PH6.5、
37℃で6時間PL−D反応を行つた後、以下対
照試料と同様に処理して得た。 対照試料は、対照試料と同様に調製した
反応液に、加熱処理したパンクレアチン分散液
を加え、PH6.5、37℃で6時間PL−A反応を行
つた後、以下、対照試料と同様に処理して得
た。 改質物は、対照試料と同様にPL−D反応
を行つた後、次に対照試料と同様にPL−A
反応を行い、以下、同様に処理して得た。これ
等の粉末は、原料換算約50%のリン脂質を含有
している。 これ等の対照試料及び本発明の改質物の化学
的組成の差は、薄層クロマトグラフイーにより
明確に示される。 図はそのクロマトグラムである。 クロマトグラフイーの条件は次の通りであ
る。 検液:粉末試料1gに、クロロホルムーメタノ
ール混液(2:1)10ml及びリン酸0.2mlを
加え、30分間振盪後、過して得た抽出液を
4μスポツトした。 プレート:シリカゲル60No.5721(メルク社品) 展開溶媒:クロロホルム−メタノール−28%
アンモニア−水(65:30:5:2.5) 展開溶媒:クロロホルム−メタノール−水
(65:25:3) 発色:リン脂質検出に常用されるモリプデン青
試薬(ジンザージエ試薬)を噴霧して、リン
脂質のみを青色に発色させた。 原料そのまま対照試料では、PE、PC、PI
が多い。対照試料ではPAが主成分となり、
対照試料では、原料中に存在するリン脂質に
由来するリゾリン脂質が多い。これ等に対し
て、本発明の改質物では、LPAを主成分(全
リン脂質中の約50モル%)とするリン脂質混合
物となつている。 (2) 製パン試験 (1)で調製した各種リン脂質混合物を添加し、
無添加区を対照区として製パン試験を実施し
た。試験区は第5表に示した。
【表】
改質物
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 リン脂質混合物をフオスフオリパーゼD(PL
−D)とフオスフオリパーゼA(PL−A)とで処
理することを特徴とするリン脂質混合物の処理
法。 2 リン脂質混合物をまずPL−Dで処理し、つ
いでPL−Aで処理することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の処理法。 3 リン脂質混合物をPL−DとPL−Aとで同時
に処理することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の処理法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56147249A JPS5851853A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | リン脂質混合物の処理法 |
| AU88408/82A AU548016B2 (en) | 1981-09-18 | 1982-09-15 | Dough containing lysophosphatic acid as emulsifier |
| US06/419,646 US4478866A (en) | 1981-09-18 | 1982-09-17 | Emulsifiers comprising lysophosphatidic acid or a salt thereof and processes for making a dough containing same |
| CA000411712A CA1197411A (en) | 1981-09-18 | 1982-09-17 | Emulsifiers comprising lysophosphatidic acid or a salt thereof and processes for making a dough for use in the production of farinaceous products |
| DE8282304915T DE3276407D1 (en) | 1981-09-18 | 1982-09-17 | Emulsifiers comprising lysophosphatidic acid or a salt thereof and processes for making a dough for use in the production of farinaceous products |
| EP82304915A EP0075463B1 (en) | 1981-09-18 | 1982-09-17 | Emulsifiers comprising lysophosphatidic acid or a salt thereof and processes for making a dough for use in the production of farinaceous products |
| JP2250694A JPH03206855A (ja) | 1981-09-18 | 1990-09-20 | 食品用乳化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56147249A JPS5851853A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | リン脂質混合物の処理法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2250694A Division JPH03206855A (ja) | 1981-09-18 | 1990-09-20 | 食品用乳化剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5851853A JPS5851853A (ja) | 1983-03-26 |
| JPH0155871B2 true JPH0155871B2 (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=15425953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56147249A Granted JPS5851853A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | リン脂質混合物の処理法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4478866A (ja) |
| EP (1) | EP0075463B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5851853A (ja) |
| AU (1) | AU548016B2 (ja) |
| CA (1) | CA1197411A (ja) |
| DE (1) | DE3276407D1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3484035D1 (de) * | 1983-07-13 | 1991-03-07 | Kyowa Hakko Kogyo Kk | Vitaler kleber. |
| CA1262654A (en) * | 1984-08-10 | 1989-11-07 | Takaoki Torigoe | Food quality improving agent |
| JPS6295132A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-05-01 | Nippon Saafuakutanto Kogyo Kk | 多価アルコ−ル中油型乳化組成物 |
| JPS63166425A (ja) * | 1986-05-16 | 1988-07-09 | Asahi Denka Kogyo Kk | 耐塩性界面活性剤組成物 |
| JPS6351930A (ja) * | 1986-06-18 | 1988-03-05 | Asahi Denka Kogyo Kk | 界面活性剤組成物 |
| JPS63119841A (ja) * | 1986-06-18 | 1988-05-24 | Asahi Denka Kogyo Kk | 界面活性剤組成物 |
| JPS6351929A (ja) * | 1986-06-18 | 1988-03-05 | Asahi Denka Kogyo Kk | 界面活性剤組成物 |
| JPS63197528A (ja) * | 1986-05-16 | 1988-08-16 | Asahi Denka Kogyo Kk | 界面活性剤組成物 |
| JPS6341411A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-22 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| EP0260573A3 (de) * | 1986-09-18 | 1989-03-22 | Lucas Meyer GmbH & Co | Verfahren zur Herstellung eines hydrolysierten Lecithins, sowie Anwendung des hydrolysierten Lecithins |
| WO1988003365A1 (en) * | 1986-11-05 | 1988-05-19 | George Weston Foods Limited | Novel improvers for flour and yeast raised baked goods |
| JPH0620525B2 (ja) * | 1986-11-26 | 1994-03-23 | キユーピー株式会社 | 乳化材の製造方法 |
| JPH0195755A (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-13 | Riken Vitamin Co Ltd | 食品の保存法 |
| JPH03112913A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-14 | Kanebo Ltd | 乳化型化粧料 |
| JPH0738771B2 (ja) * | 1989-01-17 | 1995-05-01 | 花王株式会社 | 液状食用油組成物 |
| JP2790838B2 (ja) * | 1989-03-15 | 1998-08-27 | キユーピー株式会社 | 澱粉の老化防止剤並びにこれを含む澱粉質原料及び澱粉含有食品 |
| JPH02273536A (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-08 | Yakult Honsha Co Ltd | 界面活性剤およびその製造法 |
| JP2877439B2 (ja) * | 1989-05-17 | 1999-03-31 | 協和醗酵工業株式会社 | 卵の改質方法 |
| DE69003014T2 (de) * | 1989-06-07 | 1993-12-16 | Kao Corp | Essbare Öl-in-Wasser-Emulsion. |
| JP2736273B2 (ja) * | 1989-09-01 | 1998-04-02 | 花王株式会社 | 油中水型乳化組成物 |
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| JP2919613B2 (ja) * | 1990-12-28 | 1999-07-12 | 協和醗酵工業株式会社 | 生地改良剤 |
| DE19623735C1 (de) * | 1996-06-14 | 1997-10-23 | Meyer Lucas Gmbh & Co | Lysolecithin-Fett-Mischung in der Backanwendung |
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|---|---|---|---|---|
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| US3423440A (en) * | 1965-12-29 | 1969-01-21 | Eastman Kodak Co | Preparation of monoglyceride phosphoric acid and salts thereof |
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- 1981-09-18 JP JP56147249A patent/JPS5851853A/ja active Granted
-
1982
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- 1982-09-17 DE DE8282304915T patent/DE3276407D1/de not_active Expired
- 1982-09-17 CA CA000411712A patent/CA1197411A/en not_active Expired
- 1982-09-17 US US06/419,646 patent/US4478866A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-09-17 EP EP82304915A patent/EP0075463B1/en not_active Expired
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