JPH0246065B2 - Anteikasaretakobunshizairyososeibutsu - Google Patents
AnteikasaretakobunshizairyososeibutsuInfo
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- JPH0246065B2 JPH0246065B2 JP2606983A JP2606983A JPH0246065B2 JP H0246065 B2 JPH0246065 B2 JP H0246065B2 JP 2606983 A JP2606983 A JP 2606983A JP 2606983 A JP2606983 A JP 2606983A JP H0246065 B2 JPH0246065 B2 JP H0246065B2
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- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、耐光性の改善された高分子材料組成
物、詳しくは、2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジル基を有するイソシアヌレート誘導体を含
有せしめてなる耐光性の改良された高分子材料組
成物に関する。 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル等の合成樹脂は一般に光の効果に対して敏感で
あり、その作用により劣化し、変色あるいは機械
的強度の低下等を引き起こし、長期の使用に耐え
ないことが知られている。 そこで、この光による合成樹脂の劣化を防止す
るために、従来種々の安定剤が用いられてきた
が、従来用いられてきた光安定剤はその安定化効
果がまだ不十分であり、また安定剤自体が熱ある
いは酸化に対して不安定であつたり、水等の溶剤
によつて樹脂から抽出されやすいものが多く、さ
ら樹脂に着色を与えるものが多い等の欠点を持つ
てお、長期にわたつて合成樹脂を安定化すること
ができなかつた。 これら従来用いられてきた光安定剤の中でもピ
ペリジン系の化合物はそれ自体が非着色性であ
り、また紫外線吸収剤としてではなく、消光剤と
して作用するなどの特徴を有しており近年特に注
目されている。 しかしながら、従来知られているピペリジン系
の化合物は光安定化剤が不十分であり、また、そ
の多くがカルボン酸エステル誘導体であり、耐水
性に劣るという欠点もあつた。 エステル結合を有さないピペリジン系の化合物
として、例えば特開昭53−101380号公報には種々
のエポキシ化合物とピペリジン化合物を反応せし
め、ピペリジン環上の窒素原子により結合した化
合物を用いることが開示され、また特開昭53−
144579号公報にはエポキシ化合物と4−アミノピ
ペリジン化合物との反応物を用いることが開示さ
れている。 しかしながら、特開昭53−101380号公報記載の
化合物はそのC−N結合が光の照射により開裂す
ることが示唆されているようにその安定化効果を
長期間保持せず、また特開昭53−144579号公報記
載の化合物はその4位の遊離アミノ基の存在によ
り、加工時に高分子材料を着色する場合があり、
またその安定化効果も不充分であつた。 本発明者等は、かかる現状に鑑み、鋭意検討を
重ねた結果、次の一般式()で表わされる化合
物が光安定化能、耐水性等に優れ、高分子材料用
の安定剤として極めて有用であることを見い出し
た。 (式中、R1は水素原子、オキシル、アルキル基
またはアシル基を示し、R2は水素原子またはア
シル基を示し、Xは>CH−または
物、詳しくは、2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジル基を有するイソシアヌレート誘導体を含
有せしめてなる耐光性の改良された高分子材料組
成物に関する。 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル等の合成樹脂は一般に光の効果に対して敏感で
あり、その作用により劣化し、変色あるいは機械
的強度の低下等を引き起こし、長期の使用に耐え
ないことが知られている。 そこで、この光による合成樹脂の劣化を防止す
るために、従来種々の安定剤が用いられてきた
が、従来用いられてきた光安定剤はその安定化効
果がまだ不十分であり、また安定剤自体が熱ある
いは酸化に対して不安定であつたり、水等の溶剤
によつて樹脂から抽出されやすいものが多く、さ
ら樹脂に着色を与えるものが多い等の欠点を持つ
てお、長期にわたつて合成樹脂を安定化すること
ができなかつた。 これら従来用いられてきた光安定剤の中でもピ
ペリジン系の化合物はそれ自体が非着色性であ
り、また紫外線吸収剤としてではなく、消光剤と
して作用するなどの特徴を有しており近年特に注
目されている。 しかしながら、従来知られているピペリジン系
の化合物は光安定化剤が不十分であり、また、そ
の多くがカルボン酸エステル誘導体であり、耐水
性に劣るという欠点もあつた。 エステル結合を有さないピペリジン系の化合物
として、例えば特開昭53−101380号公報には種々
のエポキシ化合物とピペリジン化合物を反応せし
め、ピペリジン環上の窒素原子により結合した化
合物を用いることが開示され、また特開昭53−
144579号公報にはエポキシ化合物と4−アミノピ
ペリジン化合物との反応物を用いることが開示さ
れている。 しかしながら、特開昭53−101380号公報記載の
化合物はそのC−N結合が光の照射により開裂す
ることが示唆されているようにその安定化効果を
長期間保持せず、また特開昭53−144579号公報記
載の化合物はその4位の遊離アミノ基の存在によ
り、加工時に高分子材料を着色する場合があり、
またその安定化効果も不充分であつた。 本発明者等は、かかる現状に鑑み、鋭意検討を
重ねた結果、次の一般式()で表わされる化合
物が光安定化能、耐水性等に優れ、高分子材料用
の安定剤として極めて有用であることを見い出し
た。 (式中、R1は水素原子、オキシル、アルキル基
またはアシル基を示し、R2は水素原子またはア
シル基を示し、Xは>CH−または
【式】を示し、R3はアルキル基を
示す。)
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、
高分子材料100重量部に、上記一般式()で表
わされる化合物0.001〜5重量部を添加してなる、
安定化された高分子材料組成物を提供するもので
ある。 以下、本発明の組成物について詳述する。 本発明で用いられる、前記一般式()で表わ
される化合物において、R1で表わされるアルキ
ル基としては、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニ
ル、デシル、ドデシル、オクタデシル、ベンジ
ル、フエニルエチル、2−ヒドロキシエチル、2
−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシブチル、
2,3−エポキシプロピルなどがあげられ、アシ
ル基としては、例えばアセチル、プロピオニル、
ブチロイル、アクリロイル、メタクリロイル、オ
クタノイル、ベンゾイルなどがあげられる。 R3で表わされるアルキル基としてはメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルなどが
あげられる。 R2で表わされるアシル基としては炭素数1〜
18のカルボン酸から誘導されるアシル基があげら
れる。該カルボン酸としては例えば、ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、オクチル
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、イソステアリン酸、アクリル酸、
メタアクリル酸、クロトン酸、オレイン酸、安息
香酸、サリチル酸、トルイル酸、p−第3ブチル
安息香酸、3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロ
キシ安息香酸、フエニル酢酸、3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフエニルプロピオン酸、
3−第3ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフ
エニルプロピオン酸、ケイ皮酸等があげられる。 本発明に用いられる前記一般式()で表わさ
れる化合物の代表例を次の表−1に示す。 尚、表−1において、前記一般式()で表わ
される化合物は前記一般式()における、R1、
RB及びXを示すことによつて表示した。
高分子材料100重量部に、上記一般式()で表
わされる化合物0.001〜5重量部を添加してなる、
安定化された高分子材料組成物を提供するもので
ある。 以下、本発明の組成物について詳述する。 本発明で用いられる、前記一般式()で表わ
される化合物において、R1で表わされるアルキ
ル基としては、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニ
ル、デシル、ドデシル、オクタデシル、ベンジ
ル、フエニルエチル、2−ヒドロキシエチル、2
−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシブチル、
2,3−エポキシプロピルなどがあげられ、アシ
ル基としては、例えばアセチル、プロピオニル、
ブチロイル、アクリロイル、メタクリロイル、オ
クタノイル、ベンゾイルなどがあげられる。 R3で表わされるアルキル基としてはメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルなどが
あげられる。 R2で表わされるアシル基としては炭素数1〜
18のカルボン酸から誘導されるアシル基があげら
れる。該カルボン酸としては例えば、ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、オクチル
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、イソステアリン酸、アクリル酸、
メタアクリル酸、クロトン酸、オレイン酸、安息
香酸、サリチル酸、トルイル酸、p−第3ブチル
安息香酸、3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロ
キシ安息香酸、フエニル酢酸、3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフエニルプロピオン酸、
3−第3ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフ
エニルプロピオン酸、ケイ皮酸等があげられる。 本発明に用いられる前記一般式()で表わさ
れる化合物の代表例を次の表−1に示す。 尚、表−1において、前記一般式()で表わ
される化合物は前記一般式()における、R1、
RB及びXを示すことによつて表示した。
【表】
【表】
本発明で用いられる前記一般式)で表わされ
る化合物は、例えば、式 または
る化合物は、例えば、式 または
【式】で表わされるグ
リシジルエーテル化合物とイソシアヌル酸とを反
応させ、その後必要に応じてアシル化することに
より容易に製造することができる。 以下に、本発明で用いられる前記一般式()
で表わされる化合物の合成例を示し、本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明は下記合成例によ
つて制限を受けるものではない。 合成例 (表−1、No.1化合物の合成) イソシアヌル酸0.55g、9−アザ−3−エチル
−8,8,9,10,10−ペンタメチル−1,5−
ジオキサスピロ〔5.5〕−3−ウンデシルメチルグ
リシジルエーテル4.37g及びジメチルホルムアミ
ド3mlをとり、窒素気流下130〜140℃で6時間撹
拌した。減圧下に溶媒を溜去し、融点54〜58℃の
白色粉末の生成物を得た。 この生成物は、赤外分光分析の結果1100cm-1
(C−O−Cに基づく)、1695cm-1(C=Oに基づ
く)及び3450cm-1(OHに基づく)に強い吸収が
あり、また高速液体クロマトグラフイーによる分
析の結果1ピークであり、た分子量約1100〜1200
(計算値1152)であり、目的物であることを確認
した。 本発明は前記一般式()で表わされる化合物
を高分子材料に添加してその耐光性改善するもの
であり、その添加量は、通常、高分子材料100重
量部に対し0.001〜5重量部、好ましくは0.01〜
3重量部である。 本発明における耐光性改善の対象となる高分子
材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン、ポリ−3−メチルブテン、
などのα−オレフイン重合体またはエチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合
体などのポリオレフインおよびこれらの共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリフツ
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチ
レン、塩素化ポリプロピレン、ポリフツソ化ビニ
リデン、臭素化ポリエチレン、塩化ゴム、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレ
ン共重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合体、
塩化ビニル−スチレン共重合体、塩化ビニル−イ
ソブチレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン共重合体、塩化ビニル−スチレン−無水マレイ
ン酸三元共重合体、塩化ビニル−スチレン−アク
リロニトリル共重合体、塩化ビニル−ブタジエン
共重合体、塩化ビニル−イソプレン共重合体、塩
化ビニル−塩素化プロピレン共重合体、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体、
塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化
ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニ
ル−メタクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル
−アクリロニトリル共重合体、内部可塑化ポリ塩
化ビニルなどの含ハロゲン合成樹脂、石油樹脂、
クマロン樹脂、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、
アクリル樹脂、スチレンと他の単量体(例えば無
水マレイン酸、ブタジエン、アクリロニトリルな
ど)との共重合体、アクリロニトリル−ブタジエ
ン−スチレン共重合体、アクリル酸エステル−ブ
タジエン−スチレン共重合体、メタクリル酸エス
テル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリメチ
ルメタクリレートなどのメタクリレート樹脂、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルブチラール、直鎖ポリエステル、ポリフ
エニレンオキシド、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリアセタール、ポリウレタン、繊維素系樹
脂、あるいはフエノール樹脂、ユリア樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、シリコーン樹脂などを挙げることができる。
更に、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、アクリ
ロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−
ブタジエン共重合ゴムなどのゴム類やこれらの樹
脂のブレンド品であつてもよい。 また、過酸化物あるいは放射線等によつて架橋
させた架橋ポリエチレン等の架橋重合体及び発泡
剤によつて発泡させた発泡ポリスチレン等の発泡
重合体も包含される。 本発明の組成物にさらにフエノール系の抗酸化
剤を添加することによつて酸化安定性を改善する
ことができる。これらのフエノール系抗酸化剤と
してはたとえば、2,6−ジ−第3ブチル−p−
クレゾール、2,6−ジフエニル−4−オクトキ
シフエノール、ステアリル−(3,5−ジ−メチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)チオグリコレー
ト、ステアリル−β−(4−ヒドロキシ−3,5
−ジ−第3ブチルフエニル)プロピオネート、ジ
ステアリル−3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒド
ロキシベンジルホスホネート、2,4,6−トリ
ス(3′,5′−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジルチオ)−1,3,5−トリアジン、ジステ
アリル(4−ヒドロキシ−3−メチル−5−第3
ブチル)ベンジルマロネート、2,2′−メチレン
ビス(4−メチル−6−第3ブチルフエノール)、
4,4′−メチレンビス(2,6−ジ−第3ブチル
フエノール)、2,2′−メチレンビス〔6−(1−
メチルシクロヘキシル)p−クレゾール〕、ビス
〔3,5−ビス(4−ヒドロキシ−3−第3ブチ
ルフエニル)ブチリツクアシド〕グリコールエス
テル、4,4′−ブチリデンビス(6−第3ブチル
−m−クレゾール)、2,2′−エチリデンビス
(4,6−ジ−第3ブチルフエノール)、2,2′−
エチリデンビス(4−第2ブチル−6−第3ブチ
ルフエノール)、1,1,3−トリス(2−メチ
ル−4−ヒドロキシ−5−第3ブチルフエニル)
ブタン、ビス〔2−第3ブチル−4−メチル−6
−(2−ヒドロキシ−3−第3ブチル−5−メチ
ルベンジル)フエニル〕テレフタレート、1,
3,5−トリス(2,6−ジメチル−3−ヒドロ
キシ−4−第3ブチル)ベンジルイソシアヌレー
ト、1,3,5−トリス(3,5−ジ−第3ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−ト
リメチルベンゼン、テトラキス〔メチレン−3−
(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフエ
ニル)プロピオネート〕メタン、1,3,5−ト
リス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリ
ス〔(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシ
フエニル)プロピオニルオキシエチル〕イソシア
ヌレート、2−オクチルチオ−4,6−ジ(4−
ヒドロキシ−3,5−ジ−第3ブチル)フエノキ
シ−1,3,5−トリアジン、4,4′−チオビス
(6−第3ブチル−m−クレゾール)などのフエ
ノール類及び4,4′−ブチリデンビス(2−第3
ブチル−5−メチルフエノール)の炭酸オリゴエ
ステル(例えば重合度2,3,4,5,6,7,
8,9,10など)などの多価フエノール炭酸オリ
ゴエステル類があげられる。 本発明の組成物にさらに硫黄系の抗酸化剤を加
えてその酸化安定性の改善をはかることもでき
る。これらの硫黄系抗酸化剤としては、例えばジ
ラウリル−、ジミリスチル−、ジステアリル−な
どのジアルキルチオジプロピオネート及びブチル
−、オクチル−、ラウリル−、ステアリル−など
のアルキルチオプロピオン酸の多価アルコール
(例えばグリセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート)のエ
ステル(例えばペンタエリスリトールテトララウ
リルチオプロピオネート)があげられる。 本発明の組成物にさらにホスフアイト等の含リ
ン化合物を添加することによつて耐光性及び耐熱
性を改善することができる。この含リン化合物と
しては、例えばトリオクチルホスフアイト、トリ
ラウリルホスフアイト、トリデシルホスフアイ
ト、オクチル−ジフエニルホスフアイト、トリス
(2,4−ジ−第3ブチルフエニル)ホスフアイ
ト、トリフエニルホスフアイト、トリス(ブトキ
シエチル)ホスフアイト、トリス(ノニルフエニ
ル)ホスフアイト、ジステアリルペンタエリスリ
トールジホスフアイト、テトラ(トリデシル)−
1,1,3−トリス(2−メチル−5−第3ブチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)ブタンジホスフア
イト、テトラ(C12〜15混合アルキル)−4,4′−イ
ソプロピリデンジフエニルジホスフアイト、テト
ラ(トリデシル)−4,4′−ブチリデンビス(3
−メチル−6−第3ブチルフエノール)ジホスフ
アイト、トリス(3,5−ジ−第3ブチル−4−
ヒドロキシフエニル)ホスフアイト、トリス(モ
ノ・ジ混合ノニルフエニル)ホスフアイト、水素
化−4,4′−イソプロピリデンジフエノールポリ
ホスフアイト、ビス(オクチルフエニル)・ビス
〔4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−第
3ブチルフエノール)〕・1,6−ヘキサンジオー
ルジホスフアイト、フエニル・4,4′−イソプロ
ピリデンジフエノール・ペンタエリストールジホ
スフアイト、ビス(2,4−ジ−第3ブチルフエ
ニル)ペンタエリスリトールジホスフアイト、ビ
ス(2,6−ジ−第3ブチル−4−メチルフエニ
ル)ペンタエリスリールジホスフアイト、トリス
〔4,4′−イソプロピリデンビス(2−第3ブチ
ルフエノール)〕ホスフアイト、フエニル・ジイ
ソデシルホスフアイト、ジ(ノニルフエニル)ペ
ンタエリスリトールジホスフアイト、トリス
(1,3−ジ−ステアロイルオキシイソプロピル)
ホスフアイト、4,4′−イソプロピリデンビス
(2−第3ブチルフエノール)・ジ(ノニルフエニ
ル)ホスフアイト、9,10−ジ−ハイドロ−9−
オキサ−10−フオスフアフエナンスレン−10−オ
キサイド、テトラキス(2,4−ジ−第3ブチル
フエニル)−4,4′−ビフエニレンジホスホナイ
トなどがあげられる。 本発明の組成物に他の光安定剤を添加すること
によつてその耐光性をさらに改善することができ
る。これらの光安定剤としては、例えば、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒ
ドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフエノン、
2,2′−ジ−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
エノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン等
のヒドロキシベンゾフエノン類、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニル)−
5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−5′−メチルフエニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−アミ
ルフエニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリ
アゾール類、フエニルサリシレート、p−t−ブ
チルフエニルサリシレート、2,4−ジ−t−ブ
チルフエニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾエート、ヘキサデシル−3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等
のベンゾエート類、2,2′−チオビス(4−t−
オクチルフエノール)Ni塩、〔2,2′−チオビス
(4−t−オクチルフエノラート)〕−n−ブチル
アミンNi、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)ホスホン酸モノエチルエステル
Ni塩等のニツケル化合物類、α−シアノ−β−
メチル−β−(p−メトキシフエニル)アクリル
類メチル等の置換アクリロニトリル類及びN−2
−エチルフエニル−N′−2−エトキシ−5−第
3ブチルフエニルシユウ酸ジアミド、N−2−エ
チルフエニル−N′−2−エトキシフエニルシユ
ウ酸ジアミド等のシユウ酸ジアニリド類があげら
れる。 その他必要に応じて、本発明の組成物には重金
属不活性化剤、造核剤、金属石けん、有機錫化合
物、可塑剤、エポキシ化合物、顔料、充填剤、発
泡剤、帯電防止剤、難燃剤、滑剤、加工助剤等を
包含させることができる。 本発明によつて安定化された高分子材料は極め
て多様な形で、例えばフイルム、繊維、テープ、
シート、各種成型品として使用でき、また、塗
料、ラツカー用結合剤、接着剤、パテ及び写真材
料における基材としても用いることができる。 次に、本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。 しかしながら、本発明はこれらの実施例によつ
て限定されるものではない。 実施例 1 ポリプロピレン 100重量部 ステアリル−β−3,5−第3ブチル−4−ヒド
ロキシフエニルプロピオネート 0.2 安定剤(表−2) 0.3 上記配合にて厚さ0.3mmのプレスシートを作成
し、高圧水銀ランプを用いて耐光性試験を行なつ
た。また100時間光照射後80℃の熱水に15時間浸
漬後のシートについても耐光性試験を行なつた。
その結果を表−2に示す。
応させ、その後必要に応じてアシル化することに
より容易に製造することができる。 以下に、本発明で用いられる前記一般式()
で表わされる化合物の合成例を示し、本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明は下記合成例によ
つて制限を受けるものではない。 合成例 (表−1、No.1化合物の合成) イソシアヌル酸0.55g、9−アザ−3−エチル
−8,8,9,10,10−ペンタメチル−1,5−
ジオキサスピロ〔5.5〕−3−ウンデシルメチルグ
リシジルエーテル4.37g及びジメチルホルムアミ
ド3mlをとり、窒素気流下130〜140℃で6時間撹
拌した。減圧下に溶媒を溜去し、融点54〜58℃の
白色粉末の生成物を得た。 この生成物は、赤外分光分析の結果1100cm-1
(C−O−Cに基づく)、1695cm-1(C=Oに基づ
く)及び3450cm-1(OHに基づく)に強い吸収が
あり、また高速液体クロマトグラフイーによる分
析の結果1ピークであり、た分子量約1100〜1200
(計算値1152)であり、目的物であることを確認
した。 本発明は前記一般式()で表わされる化合物
を高分子材料に添加してその耐光性改善するもの
であり、その添加量は、通常、高分子材料100重
量部に対し0.001〜5重量部、好ましくは0.01〜
3重量部である。 本発明における耐光性改善の対象となる高分子
材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン、ポリ−3−メチルブテン、
などのα−オレフイン重合体またはエチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合
体などのポリオレフインおよびこれらの共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリフツ
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチ
レン、塩素化ポリプロピレン、ポリフツソ化ビニ
リデン、臭素化ポリエチレン、塩化ゴム、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレ
ン共重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合体、
塩化ビニル−スチレン共重合体、塩化ビニル−イ
ソブチレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン共重合体、塩化ビニル−スチレン−無水マレイ
ン酸三元共重合体、塩化ビニル−スチレン−アク
リロニトリル共重合体、塩化ビニル−ブタジエン
共重合体、塩化ビニル−イソプレン共重合体、塩
化ビニル−塩素化プロピレン共重合体、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体、
塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化
ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニ
ル−メタクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル
−アクリロニトリル共重合体、内部可塑化ポリ塩
化ビニルなどの含ハロゲン合成樹脂、石油樹脂、
クマロン樹脂、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、
アクリル樹脂、スチレンと他の単量体(例えば無
水マレイン酸、ブタジエン、アクリロニトリルな
ど)との共重合体、アクリロニトリル−ブタジエ
ン−スチレン共重合体、アクリル酸エステル−ブ
タジエン−スチレン共重合体、メタクリル酸エス
テル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリメチ
ルメタクリレートなどのメタクリレート樹脂、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルブチラール、直鎖ポリエステル、ポリフ
エニレンオキシド、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリアセタール、ポリウレタン、繊維素系樹
脂、あるいはフエノール樹脂、ユリア樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、シリコーン樹脂などを挙げることができる。
更に、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、アクリ
ロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−
ブタジエン共重合ゴムなどのゴム類やこれらの樹
脂のブレンド品であつてもよい。 また、過酸化物あるいは放射線等によつて架橋
させた架橋ポリエチレン等の架橋重合体及び発泡
剤によつて発泡させた発泡ポリスチレン等の発泡
重合体も包含される。 本発明の組成物にさらにフエノール系の抗酸化
剤を添加することによつて酸化安定性を改善する
ことができる。これらのフエノール系抗酸化剤と
してはたとえば、2,6−ジ−第3ブチル−p−
クレゾール、2,6−ジフエニル−4−オクトキ
シフエノール、ステアリル−(3,5−ジ−メチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)チオグリコレー
ト、ステアリル−β−(4−ヒドロキシ−3,5
−ジ−第3ブチルフエニル)プロピオネート、ジ
ステアリル−3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒド
ロキシベンジルホスホネート、2,4,6−トリ
ス(3′,5′−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジルチオ)−1,3,5−トリアジン、ジステ
アリル(4−ヒドロキシ−3−メチル−5−第3
ブチル)ベンジルマロネート、2,2′−メチレン
ビス(4−メチル−6−第3ブチルフエノール)、
4,4′−メチレンビス(2,6−ジ−第3ブチル
フエノール)、2,2′−メチレンビス〔6−(1−
メチルシクロヘキシル)p−クレゾール〕、ビス
〔3,5−ビス(4−ヒドロキシ−3−第3ブチ
ルフエニル)ブチリツクアシド〕グリコールエス
テル、4,4′−ブチリデンビス(6−第3ブチル
−m−クレゾール)、2,2′−エチリデンビス
(4,6−ジ−第3ブチルフエノール)、2,2′−
エチリデンビス(4−第2ブチル−6−第3ブチ
ルフエノール)、1,1,3−トリス(2−メチ
ル−4−ヒドロキシ−5−第3ブチルフエニル)
ブタン、ビス〔2−第3ブチル−4−メチル−6
−(2−ヒドロキシ−3−第3ブチル−5−メチ
ルベンジル)フエニル〕テレフタレート、1,
3,5−トリス(2,6−ジメチル−3−ヒドロ
キシ−4−第3ブチル)ベンジルイソシアヌレー
ト、1,3,5−トリス(3,5−ジ−第3ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−ト
リメチルベンゼン、テトラキス〔メチレン−3−
(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフエ
ニル)プロピオネート〕メタン、1,3,5−ト
リス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリ
ス〔(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシ
フエニル)プロピオニルオキシエチル〕イソシア
ヌレート、2−オクチルチオ−4,6−ジ(4−
ヒドロキシ−3,5−ジ−第3ブチル)フエノキ
シ−1,3,5−トリアジン、4,4′−チオビス
(6−第3ブチル−m−クレゾール)などのフエ
ノール類及び4,4′−ブチリデンビス(2−第3
ブチル−5−メチルフエノール)の炭酸オリゴエ
ステル(例えば重合度2,3,4,5,6,7,
8,9,10など)などの多価フエノール炭酸オリ
ゴエステル類があげられる。 本発明の組成物にさらに硫黄系の抗酸化剤を加
えてその酸化安定性の改善をはかることもでき
る。これらの硫黄系抗酸化剤としては、例えばジ
ラウリル−、ジミリスチル−、ジステアリル−な
どのジアルキルチオジプロピオネート及びブチル
−、オクチル−、ラウリル−、ステアリル−など
のアルキルチオプロピオン酸の多価アルコール
(例えばグリセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート)のエ
ステル(例えばペンタエリスリトールテトララウ
リルチオプロピオネート)があげられる。 本発明の組成物にさらにホスフアイト等の含リ
ン化合物を添加することによつて耐光性及び耐熱
性を改善することができる。この含リン化合物と
しては、例えばトリオクチルホスフアイト、トリ
ラウリルホスフアイト、トリデシルホスフアイ
ト、オクチル−ジフエニルホスフアイト、トリス
(2,4−ジ−第3ブチルフエニル)ホスフアイ
ト、トリフエニルホスフアイト、トリス(ブトキ
シエチル)ホスフアイト、トリス(ノニルフエニ
ル)ホスフアイト、ジステアリルペンタエリスリ
トールジホスフアイト、テトラ(トリデシル)−
1,1,3−トリス(2−メチル−5−第3ブチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)ブタンジホスフア
イト、テトラ(C12〜15混合アルキル)−4,4′−イ
ソプロピリデンジフエニルジホスフアイト、テト
ラ(トリデシル)−4,4′−ブチリデンビス(3
−メチル−6−第3ブチルフエノール)ジホスフ
アイト、トリス(3,5−ジ−第3ブチル−4−
ヒドロキシフエニル)ホスフアイト、トリス(モ
ノ・ジ混合ノニルフエニル)ホスフアイト、水素
化−4,4′−イソプロピリデンジフエノールポリ
ホスフアイト、ビス(オクチルフエニル)・ビス
〔4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−第
3ブチルフエノール)〕・1,6−ヘキサンジオー
ルジホスフアイト、フエニル・4,4′−イソプロ
ピリデンジフエノール・ペンタエリストールジホ
スフアイト、ビス(2,4−ジ−第3ブチルフエ
ニル)ペンタエリスリトールジホスフアイト、ビ
ス(2,6−ジ−第3ブチル−4−メチルフエニ
ル)ペンタエリスリールジホスフアイト、トリス
〔4,4′−イソプロピリデンビス(2−第3ブチ
ルフエノール)〕ホスフアイト、フエニル・ジイ
ソデシルホスフアイト、ジ(ノニルフエニル)ペ
ンタエリスリトールジホスフアイト、トリス
(1,3−ジ−ステアロイルオキシイソプロピル)
ホスフアイト、4,4′−イソプロピリデンビス
(2−第3ブチルフエノール)・ジ(ノニルフエニ
ル)ホスフアイト、9,10−ジ−ハイドロ−9−
オキサ−10−フオスフアフエナンスレン−10−オ
キサイド、テトラキス(2,4−ジ−第3ブチル
フエニル)−4,4′−ビフエニレンジホスホナイ
トなどがあげられる。 本発明の組成物に他の光安定剤を添加すること
によつてその耐光性をさらに改善することができ
る。これらの光安定剤としては、例えば、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒ
ドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフエノン、
2,2′−ジ−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
エノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン等
のヒドロキシベンゾフエノン類、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフエニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニル)−
5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−5′−メチルフエニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−アミ
ルフエニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリ
アゾール類、フエニルサリシレート、p−t−ブ
チルフエニルサリシレート、2,4−ジ−t−ブ
チルフエニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾエート、ヘキサデシル−3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等
のベンゾエート類、2,2′−チオビス(4−t−
オクチルフエノール)Ni塩、〔2,2′−チオビス
(4−t−オクチルフエノラート)〕−n−ブチル
アミンNi、(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)ホスホン酸モノエチルエステル
Ni塩等のニツケル化合物類、α−シアノ−β−
メチル−β−(p−メトキシフエニル)アクリル
類メチル等の置換アクリロニトリル類及びN−2
−エチルフエニル−N′−2−エトキシ−5−第
3ブチルフエニルシユウ酸ジアミド、N−2−エ
チルフエニル−N′−2−エトキシフエニルシユ
ウ酸ジアミド等のシユウ酸ジアニリド類があげら
れる。 その他必要に応じて、本発明の組成物には重金
属不活性化剤、造核剤、金属石けん、有機錫化合
物、可塑剤、エポキシ化合物、顔料、充填剤、発
泡剤、帯電防止剤、難燃剤、滑剤、加工助剤等を
包含させることができる。 本発明によつて安定化された高分子材料は極め
て多様な形で、例えばフイルム、繊維、テープ、
シート、各種成型品として使用でき、また、塗
料、ラツカー用結合剤、接着剤、パテ及び写真材
料における基材としても用いることができる。 次に、本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。 しかしながら、本発明はこれらの実施例によつ
て限定されるものではない。 実施例 1 ポリプロピレン 100重量部 ステアリル−β−3,5−第3ブチル−4−ヒド
ロキシフエニルプロピオネート 0.2 安定剤(表−2) 0.3 上記配合にて厚さ0.3mmのプレスシートを作成
し、高圧水銀ランプを用いて耐光性試験を行なつ
た。また100時間光照射後80℃の熱水に15時間浸
漬後のシートについても耐光性試験を行なつた。
その結果を表−2に示す。
【表】
実施例 2
通常の安定剤は樹脂の高温加工時に揮発、分解
等によりその効果が著るしく失なわれることが知
られている。 本実施例では押し出し加工を繰り返し行なうこ
とにより高温加工による影響を確かめた。 次の配合により樹脂と添加剤をミキサーで5分
間混合した後、押し出し機でコンパウンドを作成
した。(シリンダー温度230℃、240℃、ヘツドダ
イス温度250℃、回転数20rpm)押し出しを5回
繰り返し行なつた後このコンパウンドを用いて試
験片を射出成形機で作成した。(シリンダー温度
240℃、ノズル温度250℃、射出圧475Kg/cm3) 得られた試験片を用いて高圧水銀ランプで耐光
性試験を行なつた。また、押し出し1回のものに
ついても同様に試験した。その結果を表−3に示
す。 <配 合> エチレン−プロピレン共重合樹脂 100重量部 ステアリン酸カルシウム 0.2 ステアリル−β−3,5−ジ−第3ブチル−4−
ヒドロキシフエニルプロピオネート 0.1 ジラウリルチオジプロピオネート 0.2 安定剤(表−3) 0.2
等によりその効果が著るしく失なわれることが知
られている。 本実施例では押し出し加工を繰り返し行なうこ
とにより高温加工による影響を確かめた。 次の配合により樹脂と添加剤をミキサーで5分
間混合した後、押し出し機でコンパウンドを作成
した。(シリンダー温度230℃、240℃、ヘツドダ
イス温度250℃、回転数20rpm)押し出しを5回
繰り返し行なつた後このコンパウンドを用いて試
験片を射出成形機で作成した。(シリンダー温度
240℃、ノズル温度250℃、射出圧475Kg/cm3) 得られた試験片を用いて高圧水銀ランプで耐光
性試験を行なつた。また、押し出し1回のものに
ついても同様に試験した。その結果を表−3に示
す。 <配 合> エチレン−プロピレン共重合樹脂 100重量部 ステアリン酸カルシウム 0.2 ステアリル−β−3,5−ジ−第3ブチル−4−
ヒドロキシフエニルプロピオネート 0.1 ジラウリルチオジプロピオネート 0.2 安定剤(表−3) 0.2
【表】
実施例 3
ポリエチレン 100重量部
Ca−ステアレート 1.0
テトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネー
ト〕メタン 0.1 ジステアリルチオジプロピオネート 0.3 安定剤(表−4) 0.2 上記配合物を混練後プレスして厚さ0.5mmのシ
ートを作成した。このシートを用いてウエザオメ
ーター中で耐光性を測定し、脆化するまでの時間
を測定した。その結果を表−4に示す。
ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネー
ト〕メタン 0.1 ジステアリルチオジプロピオネート 0.3 安定剤(表−4) 0.2 上記配合物を混練後プレスして厚さ0.5mmのシ
ートを作成した。このシートを用いてウエザオメ
ーター中で耐光性を測定し、脆化するまでの時間
を測定した。その結果を表−4に示す。
【表】
実施例 4
エチレン−酢酸ビニルコポリマー 100重量部
2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾール
0.1 Ca−ステアレート 0.1 Zn−ステアレート 0.1 ジイソデシルフエニルホスフアイト 0.2 安定剤(表−5) 0.2 上記配合物をロール上130℃で混練後、140℃で
プレスシート(厚さ0.4mm)を作成した。このシ
ートをウエザオメーター中で500時間照射後の抗
張力残率を測定した。その結果を表−5に示す。
0.1 Ca−ステアレート 0.1 Zn−ステアレート 0.1 ジイソデシルフエニルホスフアイト 0.2 安定剤(表−5) 0.2 上記配合物をロール上130℃で混練後、140℃で
プレスシート(厚さ0.4mm)を作成した。このシ
ートをウエザオメーター中で500時間照射後の抗
張力残率を測定した。その結果を表−5に示す。
【表】
【表】
実施例 5
ポリ塩化ビニル 100重量部
ジオクチルフタレート 48
エポキシ化大豆油 2
トリスノニルフエニルホスフアイト 0.2
Ca−ステアレート 1.0
Zn−ステアレート 0.1
安定剤(表−6) 0.3
上記配合物をロール上で混練し厚さ1mmのシー
トを作成した。このシートを用いウエザオメータ
ーの中で耐光性試験を行なつた。その結果を表−
6に示す。
トを作成した。このシートを用いウエザオメータ
ーの中で耐光性試験を行なつた。その結果を表−
6に示す。
【表】
実施例 6
ABS樹脂 100重量部
4,4′−ブチリデンビス(2−第3ブチル−m−
クレゾール) 0.1 安定剤(表−7) 0.3 上記配合物をロール練り後プレスして厚さ3mm
のシートを作成した。このシートを用いウエザオ
メーターで800時間照射後の抗張力残率を測定し
た。その結果を表−7に示す。
クレゾール) 0.1 安定剤(表−7) 0.3 上記配合物をロール練り後プレスして厚さ3mm
のシートを作成した。このシートを用いウエザオ
メーターで800時間照射後の抗張力残率を測定し
た。その結果を表−7に示す。
【表】
実施例 7
ポリウレタン樹脂(旭電化製U−100)100重量部
Ba−ステアレート 0.7
Zn−ステアレート 0.3
2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾール
0.1 安定剤(表−8) 0.3 上記配合物を70℃で5分間ロール上で混練し、
120℃で5分間プレスして厚さ0.5mmのシートを作
成した。このシートをフエードメータにて50時間
照射後の伸び残率を測定した。その結果を表−8
に示す。
0.1 安定剤(表−8) 0.3 上記配合物を70℃で5分間ロール上で混練し、
120℃で5分間プレスして厚さ0.5mmのシートを作
成した。このシートをフエードメータにて50時間
照射後の伸び残率を測定した。その結果を表−8
に示す。
【表】
実施例 8
本発明の化合物は塗料用の光安定剤としても有
用である。本実施例においては金属顔料を含有す
るベースコート及び透明なトツプコートからなる
二層金属光沢塗料についてその効果をみた。 (a) ベースコート塗料 メタクリル酸メチル100g、アクリル酸n−
ブチル66g、メタクリル酸−2−ヒドロキシエ
チル30g、メタクリル酸4g、キシレン80g及
びn−ブタノール20gをとり、110℃に加熱撹
拌しながらアゾビスイソブチワニトリル2g、
ドデシルメルカプタン0.5g、キシレン80g及
びn−ブタノール20gからなる溶液を3時間で
滴下した。その後同温度で2時間撹拌し、樹脂
固型分50%のアクリル樹脂溶液を調製した。 上記アクリル樹脂溶液12重量部、ブトキシ化
メチロールメラミン(三井東圧社製;ユーバン
20SE60;樹脂固型分60%)2.5重量部、セルロ
ースアセテートブチレート樹脂(20%酢酸ブチ
ル溶液)50重量部、アルミニウム顔料(東洋ア
ルミニウム社製;アルペースト1123N)5.5重
量部、キシレン10重量部、酢酸ブチル200重量
部及び銅フタロシアニンブルー0.2重量部をと
りベースコート塗料とした。 (b) トツプコート塗料 上記アクリル樹脂溶液48重量部、ブトキシ化
メチロールメラミン10重量部、キシレン10重量
部、ブチルグリコールアセテート4重量部及び
安定剤(表−9)0.15重量部(固型分に対し
0.5%)をとり、トツプコート塗料とした。 プライマー処理した鋼板にベースコート塗料
を乾燥膜厚が20μになるようにスプレーし、10
分間放置後トツプコート塗料を乾燥膜厚が30μ
になるようにスプレーした。15分間放置後140
℃で30分間焼付し試片とした。 上記試片をウエザオメータに入れ塗膜のワレを
発生するまでの時間を測定した。その結果を表−
9に示す。
用である。本実施例においては金属顔料を含有す
るベースコート及び透明なトツプコートからなる
二層金属光沢塗料についてその効果をみた。 (a) ベースコート塗料 メタクリル酸メチル100g、アクリル酸n−
ブチル66g、メタクリル酸−2−ヒドロキシエ
チル30g、メタクリル酸4g、キシレン80g及
びn−ブタノール20gをとり、110℃に加熱撹
拌しながらアゾビスイソブチワニトリル2g、
ドデシルメルカプタン0.5g、キシレン80g及
びn−ブタノール20gからなる溶液を3時間で
滴下した。その後同温度で2時間撹拌し、樹脂
固型分50%のアクリル樹脂溶液を調製した。 上記アクリル樹脂溶液12重量部、ブトキシ化
メチロールメラミン(三井東圧社製;ユーバン
20SE60;樹脂固型分60%)2.5重量部、セルロ
ースアセテートブチレート樹脂(20%酢酸ブチ
ル溶液)50重量部、アルミニウム顔料(東洋ア
ルミニウム社製;アルペースト1123N)5.5重
量部、キシレン10重量部、酢酸ブチル200重量
部及び銅フタロシアニンブルー0.2重量部をと
りベースコート塗料とした。 (b) トツプコート塗料 上記アクリル樹脂溶液48重量部、ブトキシ化
メチロールメラミン10重量部、キシレン10重量
部、ブチルグリコールアセテート4重量部及び
安定剤(表−9)0.15重量部(固型分に対し
0.5%)をとり、トツプコート塗料とした。 プライマー処理した鋼板にベースコート塗料
を乾燥膜厚が20μになるようにスプレーし、10
分間放置後トツプコート塗料を乾燥膜厚が30μ
になるようにスプレーした。15分間放置後140
℃で30分間焼付し試片とした。 上記試片をウエザオメータに入れ塗膜のワレを
発生するまでの時間を測定した。その結果を表−
9に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高分子材料100重量部に、次の一般式()
で表わされる化合物0.001〜5重量部を添加して
なる、安定化された高分子材料組成物。 (式中、R1は水素原子、オキシル、アルキル基
またはアシル基を示し、R2は水素原子またはア
シル基を示し、Xは>CH−または 【式】を示し、R3はアルキル基を 示す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2606983A JPH0246065B2 (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | Anteikasaretakobunshizairyososeibutsu |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2606983A JPH0246065B2 (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | Anteikasaretakobunshizairyososeibutsu |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59152934A JPS59152934A (ja) | 1984-08-31 |
| JPH0246065B2 true JPH0246065B2 (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=12183386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2606983A Expired - Lifetime JPH0246065B2 (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | Anteikasaretakobunshizairyososeibutsu |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0246065B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW270131B (ja) * | 1993-07-13 | 1996-02-11 | Ciba Geigy | |
| EP0837064A3 (de) * | 1996-10-16 | 1998-04-29 | Ciba SC Holding AG | Addukte aus Aminen und Epoxyd-HALS und ihre Verwendung als Stabilisatoren |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP2606983A patent/JPH0246065B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59152934A (ja) | 1984-08-31 |
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| JPH0513188B2 (ja) | ||
| JPS6116775B2 (ja) | ||
| JPS6248989B2 (ja) | ||
| JPH0670187B2 (ja) | 光安定性の改良された高分子材料組成物 | |
| JPH0518355B2 (ja) | ||
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