JPH03183039A - 光ディスク及びその製造方法 - Google Patents

光ディスク及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03183039A
JPH03183039A JP1321003A JP32100389A JPH03183039A JP H03183039 A JPH03183039 A JP H03183039A JP 1321003 A JP1321003 A JP 1321003A JP 32100389 A JP32100389 A JP 32100389A JP H03183039 A JPH03183039 A JP H03183039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
layer
adhesive
optical disc
recording layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1321003A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yatake
正弘 矢竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP1321003A priority Critical patent/JPH03183039A/ja
Priority to KR1019900702053A priority patent/KR100264705B1/ko
Priority to DE69030845T priority patent/DE69030845T2/de
Priority to EP90901677A priority patent/EP0408763B1/en
Priority to PCT/JP1990/000025 priority patent/WO1990008382A1/ja
Priority to US07/576,490 priority patent/US5197060A/en
Publication of JPH03183039A publication Critical patent/JPH03183039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の光ディスクの構造は、特開昭63−94140の
様に記録層の側面がセラミック保護膜又は金属反射膜等
によって覆われていない。又、USP4,731,62
0の様に紫外線硬化性樹脂による接着層は記録層が形成
されていない領域に限られる。更に、USP4,731
,620の様に熱硬化性樹脂による接着層は基板の外周
領域では基板と直接接合されている。
一方、従来の光ディスクの製造方法は紫外線硬化性又は
熱硬化の何れか一つを用いているに過ぎない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前述の光ディスクの構造は ■ 基板の内周部及び外周部の接着強度が低い■ 記録
層の側面が劣化しやすいという欠点がある。
更に、前述の光ディスクの製造方法は、■ 熱硬化工程
で基板を平置きするため基板に歪みが生じ易い ■ 接着剤の硬化工程等で接着剤が基板の側面にはみ出
す という欠点がある。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは記録層の耐候性を高めることで
あり、第2の目的は熱硬化工程での基板の縦置を可能に
することであり、第3の目的は熱硬化工程等における接
着剤のはみ出しを防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光ディスクは (1)第1の基板、第2の基板、前記第1の基板と前記
第2の基板とを貼り合わせる接着層とを有する光ディス
クにおいて、 前記基板の上に延在する第1の保護層、該第1の保護層
の上に設けられた記録層、該記録膜の上に延在する第2
の保護層、該第2の保護層の上に延在し巨つ前記基板に
設けられたセンター穴より外側でしかも前記基板の外径
より内側の領域に設けられた前記反射層、及び該反射層
の上に延在し且つ前記反射層及び前記記録層の内径より
小さい径と前記反射層及び前記記録層の外径より大きい
径とに囲まれた領域に延在するセラミック層を有するこ
とを特徴とする。
(2)第1の基板、第2の基板、前記第1の基板と前記
第2の基板とを貼り合わせる接着層とを有する光ディス
クにおいて、 前記接着層が熱硬化性樹脂と紫外線硬化性樹脂とからな
ることを特徴とする特 (3)基板が、該基板の上に延在する第1の保護層、該
第1の保護層の上に設けられた記録層、前記記録膜の上
に延在する第2の保護層、該第2の保護層の上に延在し
月つ前記センター穴より外側でしかも前記基板の外径よ
り内側の領域に設けられた反射層を有することを特徴と
する。
(4)記録層が希土類−遷移金属合金からなることを特
徴とする。
(5)記録層が前記第1の基板又は前記第2の基板の一
方に形成されたことを特徴とする。
又、本発明の光ディスクの製造方法は (6)第1の基板、第2の基板、前記第1の基板と前記
第2の基板とを貼り合わせる接着層とからなり、前記基
板の上に薄膜を形成する工程と前記第1の基板と前記第
2の基板とを貼り合わせる工程とを有する光ディスクの
製造方法において、前記第1の基板又は前記第2の基板
に熱硬化性樹脂及び紫外線硬化性樹脂からなる接着剤を
塗布する工程、前記第1の基板と前記第2の基板とを貼
り合わせる工程、前記貼り合わせた基板に紫外線を照射
する紫外線照射工程、該紫外線照射工程の後に前記貼り
合わせた基板を加熱する工程とを有することを特徴とす
る。
(7)基板の上に薄膜を形成する工程が、前記基板の上
に延在する第1の保護層を形成する工程、前記第1の保
護層の上に記録層を形成する工程、該記録膜の上に延在
する第2の保護層を形成する工程、前記第2の保護層の
上に延在し且つ前記基板に設けられたセンター穴より外
側でしかも前記基板の外径より内側の領域に反射層を形
成する工程、前記反射層の上に延在し且つ前記反射層及
び前記記録層の内径より内側でしかも前記反射層及び前
記記録層の外径より外側の領域に延在するセラミック層
を形成する工程とを有することを特徴とする。
(8)記録層が希土類−遷移金属合金からなることを特
徴とする。
(9)記録層が前記第1−の基板又は前記第2の基板の
一方に形成されたことを特徴とする。
〔実 施 例〕
〔実施例1〕 以下本発明について図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明になる光ディスクの概略図である。1お
よび9はポリカーボネートの基板、2および10はSi
AgNの第1の保護層、3および11はNdDyFeC
oの記録層、4および12は5iAj7Nの第2の保護
層、5および13はAg層、6および14はSiA、Q
層O層、7は接着層、8および15はハードコート層、
16はセンター穴である。
1−および9のポリカーボネートの基板は射出圧縮成形
によって形成した。1や9のポリカーボネートの基板の
内外周部に記録層及び反射層がまわらないようにマスク
治具を取り付けて、SiAgNo層、NdDyFeCo
層、5tAj7N層、Ag層の順に連続成膜した。2お
よび10の5iAINの第1の保護層は5iAJ7の焼
結ターゲットを用いて、窒素とアルゴンの混合ガスを用
いることによるRF反応マグネトロンスパッタ法によっ
て成膜したものである。3および11のNdDyFeC
oの記録層はNdDyFeCoの合金ターゲットを用い
たDCマグネトロンスパッタ法によって成膜したもので
ある。4及び12の5iApNの第2の保護層は2およ
び10のSiAgNの第1の保護層と同様に、窒素とア
ルゴンの混合ガスを導入することによるRF反応マグネ
トロンスパッタ法によって成膜したものである。5およ
び13のA、Q層はANのターゲットを用いてアルゴン
ガスを導入することによるDCマグネトロンスパッタ法
によって成膜したものである。6および14SiAIN
の層はSiAgの合金ターゲットを用いて窒素と酸素と
アルゴンの混合ガスを用いることによるRF反応マグネ
トロンスパッタ法によって成膜したものである。5や1
3のAg層を成膜した後、真空系を一旦リークして、デ
ィスクの内外周を覆っていたマスク治具を取り外して成
膜した。7の接着層は大日本インキ化学工業のエピクロ
ンS−129と油化シェルエポキシのエビキュアーIB
MI−12と1,6−ヘキサンジオ−ルジアクリレート
とt−ブチルパーオキシイソブチレートとチバガイギー
社製のイルガキュアー907の混合物を、記録層が成膜
された側にリング状に塗布した。その後真空系内で別の
基板と合わせて、その貼り合わせた基板をホットプレー
ト上に乗せて加熱して接着剤を広げた。接着剤が均一に
広げられた後、メタル/ヘライドランプで紫外線を照射
して、記録層が成膜されていない部分の紫外線硬化接着
剤を硬化させて、それから50℃で3時間60℃で8時
間加熱して接着層を硬化させた。8および15のl\−
ドコート層はトリメチロールプロパントリアクリレート
と1.6−ヘキサンジオールジアクリレートとチバガイ
ギー社製のイルガキュアー907の混合物を基板表面に
スピンコードした後、高圧水銀灯により紫外線を照射し
て硬化させたものである。
次に、本発明になる光ディスクの貼り合わせ方法を従来
の方法を用いて作成した光ディスクを耐候性試験したと
きの性状を表1に示す。
表 比較例のエポキシ系の接着剤を用いて貼り合わせたもの
では、第1図の構造で反射層の上のセラミックス層がな
く、後はすべて同一の構造及び製造方法を用いて作成し
たものである。比較例のロールコートはホットメルト型
の接着剤をロールコート法によって塗布して貼り合わせ
たものである。
表1の結果をみると明らかなように、本発明になる光デ
ィスク及びその製造方法によれば高温高湿下に長時間放
置しても変化がない長期信頼性のある光ディスクになる
ことがわかる。
本発明はこれらの実施例の他に次の実施例でも同様な効
果をすることができる。
例えば実施例1ではAIの反射層の上のセラミックス層
は5iAfINO層を例にとっているが、これらはS 
1A1t BNO,S i/l PNOSS fPO等
のオキシナイトライド、SiN、AρN18N、StA
ρNSS iAgPNSS i/l BN等の窒化物の
他にA i) Os S 10− M g Oz B 
eO等の酸化物、その他フッ化物、カーバイト硅化物等
透明、不透明にかかわらずほとんど全てのセラミックス
を用いることができる。
また、実施例1では、基板に第1の保護層、記録層、第
2の保護層、反射層の順に、その基板の外周部と内周部
に前記記録層が成膜されないようにした例について述べ
たが、記録層を保護層で挟んだ構造にした後、すなわち
反射層のない構造の上にセラミックス層を形成する構造
でも構わない。
又、第1及び第2の保護層が、記録層及び反射層より大
きく、例えば基板表面を全て覆っていても良い。
基板材料としてポリカーボネイト樹脂以外に、アクリル
樹脂、スチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹
脂及びそれらの重合樹脂でも良い。
〔実施例2〕 光ディスクの構造を第1図に示す。
接着層に用いたエポキシは主剤として大日本インキ化学
工業のエビクロンS−129を用いて、硬化剤は油化シ
ェルエポキシ(株)のBMI−12を用いた。主剤と硬
化剤の配合比は重量で20:1とした。光硬化性樹脂は
重量比でトリメチロールプロパントリアクリレート20
と1.6−ヘキサンジオールジアクリレート10の混合
物にチバガイギー社のイルガキュアー907を1、日本
化薬のKAYARAD  DETXを0,3、ジクミル
パーオキシドを1添加したものを用いた。エポキシ樹脂
と光硬化性樹脂の配合割合は重量比でエポキシ樹脂70
に対して光硬化性樹脂30である。
次に表2に、第1図に示す構成の光学的情報記録媒体に
おいて、接着剤を種々変更して貼り合わせたときの80
℃90%RH下で3000時間耐候性試験後のピットエ
ラーレートを耐候性試験前のピットエラーレートで規格
化した値及びその時の性状を示す。
光ディスクの製造方法を以下に示す。射出圧縮成型によ
り1.6μピツチでスパイラル状のトラッキング用の溝
を形成したポリカーボネートの基板の溝を形成した側に
5LAj7の焼結ターゲットを用いたRF反応マグネト
ロンスパッタ法により800人成膜した後、NdDyF
eCoの合金ターゲットを用いたDCマグネトロンスパ
ッタ法により900A成膜して、さらにその上に5iA
Iの合金ターゲットを用いたRF反応マグネトロンスパ
ッタ法により800人成膜したものを2枚用いて接着剤
を種々変更して貼り合わせた。貼り合わせ方法は、ロー
ルコート法以外は基板の記録層部が形成され、ている側
に接着剤をドーナツ状に塗布した後、真空系内において
脱泡して真空系内で別の基板と貼り合わせて、上下の基
板の中心(センター)穴が合うようにして、超高圧水銀
灯を用いて80mW/(7)のパワーで15秒間照射し
紫外線接着剤を硬化させたあと、60℃で5時間加熱し
て熱硬化性接着剤を仮硬化させて、100℃で2時間加
熱して硬化させた。
エピクロン S−129 エピクロン 830 エピクロン 830−S エピクロン 855 エピクロン 520 エピコート 807 エピコート 802 エピコート 815 エビキュア IBMI−1,2 エビキュア BMI−12 エビキュア EMT−24 KAYARAD IIDDA KAYARAD TMPTA KAYARAD DPIIA KAYARAD DPCA−6O NKエステル ・TMPT NKエステル HD イルガキュア 651 大日本インキ化学工業 油化シェルエポキシ 日本化薬 新中村化学工業 チバガイギ− イルガキュア 907    チバガイギーグロキュア
 11(6メルク KAYACURE BIBE       日本化薬K
AYACURE DETX         〃表2か
ら分かるように、本発明の光ディスクは80℃90%R
Hという条件下でもピットエラーレートが変化しないの
で長期信頼性があることがわかる。
尚、本発明は実施例2に限定されるものではなく、例え
ば記録層としてNdDyFeCo層を用いたが、NdD
yTbFeCo層、GdTbFeCo層、TbFeCo
層等の光磁気記録層の他にTe−TeOx層、In−A
g層等の光層変化型の記録層を用いても何等問題はない
。また保護層も5iADN層の他にSiN層、Si0層
、AJ7N層等を用いてもよい。さらに本実施例では両
面型の光記録媒体を例にとっているが、例えば記録層を
成膜した基板と記録層のない基板とを貼り合わせるよう
な片面型の光記録媒体であってもよい。
本発明においては接着剤は主に主剤と硬化剤のみの組合
せであったが、硬化物の物性があまり変化しない程度に
反応性希釈剤、硬化促進剤、充填剤、シランカップリン
グ剤、レベリング剤、安定剤などの添加剤を添加しても
よい。
接着剤を加熱硬化させる時、基板の置き方によっては基
板に歪が入る。基板の平置きの場合著しく歪が生じるが
、縦置きでは歪はほとんど生じない。
また接着剤は、基板の外周部と内周部を紫外線で硬化さ
れているので、加熱硬化工程で接着剤がはみだすことは
ない。
エポキシ樹脂の主剤はビスフェノールF系やビスフェノ
ールA系に少量の反応性希釈剤を加えたもののように常
温において粘度が5000cps以下のものを用いた方
が作業性がよく、貼り合わせやすいし脱泡も容易である
。泡を多く含んだままで貼り合わせると、接着剤の硬化
に伴う応力により信号に悪影響を及ぼしたり、信頼性の
低下をきたす。また、エポキシの硬化剤はイミダゾール
系やメンタンジアミンのような環状脂肪族アミン系を用
いた方が硬化物の耐熱性や接着剤のポットライフの点か
ら好ましい。この添加量は主剤に対して1%から10%
が適当である。1%以下では接着剤の硬化に時間がかか
ったり、接着剤の硬化が不完全となりやすい。10%以
上では接着剤のポットライフが短くなり機械を用いた塗
布が難しくなったり、硬化物の耐熱性が低下したりする
この添加量と主剤の成分により硬化物の特性が維持でき
て、ポットライフが5時間以上になるように調節すると
よい。硬化剤は常温で液体のものが主剤との混合が容易
になるため、常温で固形物のものは常温で液体のものと
混合したりして用いるとよい。
また、本発明で用いる光硬化性樹脂としては反応性が高
く、常温での粘度が低い方がよいので、光硬化性樹脂の
主成分はアクリレートモノマーやオリゴマーがよく、そ
の例としてはヘキサンジオールジアクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、ブタンジオールジア
クリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリ(テトラ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールへキサアクリレートなどから選ばれた1種もし
くは2種以上の混合物を用いるとよい。硬化剤は300
nmより長い波長の吸収をもつものを用いる必要があり
、その例としてはメルク社のダロキュア−1116,2
273やチバガイギー社のイルガキュアー651.90
7やベンゾインイソプロピルエーテルやベンゾインイソ
ブチルエーテルなどを用いるとよい。また、光の当たら
ないところも硬化させる必要な両面媒体の場合はジクミ
ルパーオキシドやベンゾイルパーオキシドのような過酸
化物を添加して光硬化性に熱硬化性を付与してもよい。
さらに、少量の増感剤、例えばジエチルチオキサント、
アントラセン、イソプロビルチオキザントンなどを加え
るのもよい。
〔実施例3〕 光ディスクの構造として第1図に示す構造を用いた。
ハードコート層はジペンタエリスリトールヘキサアクリ
レート30%、16−ヘキサンジオールジアクリレート
30%、ウレタンアクリレート35%、ベンジルジメチ
ルケタール3%、γ−グリシドキシプロビルトリメトキ
シシラン2%、ジアルキルスルホ琥珀酸ナトリウム11
00ppの混合物をスピンコード法によって基板の片面
に塗布した後、高圧水銀灯により光を照射して硬化させ
たものである。
次に、接着剤について説明する。()は配合時の重量部
を示す。エポキシ環と(メタ)アクリロイル基を有する
化合物は、ビスフェノールFの一方にアクリロイル基も
う一方にエポキシ環があるものと、ビスフェノールFの
両側にエポキシ環を有するものの混合物(30)を用い
た。エポキシの重合開始剤として、2−エチル−4−メ
チルイミダゾール(2)を用いた。
光重合開始剤として、チバガイギー社のイルガキュアー
907 (1)を用いた。有機過酸化物としてt−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート(1)を用い
た。その他シランカップリング剤としてγ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン(1)を用いた。貼り合
わせは以下のようにして行なった。接着剤を光ディスク
の記録層が成膜されている側にリング状に塗布した後、
別の光ディスクと真空系内で貼り合わせて、取り出して
遠赤外線ランプでディスクを加熱して接着剤を広げて、
紫外線を照射してディスクを仮止めして、60℃で5時
間加熱して光が透過しない部分の接着剤を硬化させた。
次に、第1図に示す構造の光ディスクを接着剤を変えて
貼り合わせたときの70℃90%RHでの耐候性試験結
果を表1に示す。表1の結果を見ると明らかなように本
発明になる接着剤を用いて貼り合わせた光ディスクは耐
候性に優れ、長期信頼性があることがわかる。
表 ビスA−EP−AC:ビスフェノールAにエピクロルヒ
ドリンとアクリル酸 を付加した化合物 ビスA−EP−EP :ビスフェノールAの両側にエピ
クロルヒドリンを付加 した化合物 ビスF−EP−AC:ビスフェノールFにエビクロヒド
リンとアクリル酸を 付加した化合物 ビスI−EP−EP :ビスフェノールFの両側にエピ
クロルヒドリンを付加 した化合物 ビスF−AC−AC:ビスフェノールFの両側にアクリ
ル酸を付加した化合 物 H−EP−AC:ヘキサンジオールにエピクロルヒドリ
ンとアクリル酸 を付加した化合物 パーブチルO:日本油脂製 バーロイル355 :  l〆 バーロイルA   :日本油脂製 イルガキュア907:チバガイギー社製イルガキュア6
51:  〃 ダロキュア2273 :メルク社製 ダロキュア1164:  // IBM!−12:油化シェルエポキシのエビキュアIB
MI−12 8MI−12:   〃       エビキュアBM
I−12 本発明において、接着剤に少なくともエポキシ環と(メ
タ)アクリロイル基またはメタクリロイル基を有する化
合物を用いると1、光照射によって硬化することができ
、熱によっても硬化することができる。熱硬化のみの性
質では、接着剤は貼り合わせて熱をかけたりすると、硬
化する前に粘度が低下して端の方からあふれるので、作
業性が悪い。従って、熱以外の方法で接着剤を仮止めし
ておく必要がある。本発明においては、記録層が戊辰さ
れていない部分まで接着層が回るようにして光を照射す
ることによってディスクを仮止めすることができるので
作業性がよい。光が透過しない記録層が戊辰されている
部分の接着剤は熱によって硬化することができるので問
題はない。以上のように本発明になる接着剤は光により
仮止めして熱により硬化する用途に向くことがわかる。
尚、本発明はこれらの実施例に限定されると考えられる
べきではなく、例えば本発明では記録層がNdDyFe
Coの光磁気記録層について述べたが、TbFeCoS
DgTbFeCoや、GdTbFe等の他に、Te−T
e0xSTe I nSb、I nAg等の光相変化型
、シアニン等の有機色素を用いた系でも適用できる。保
護層も5iAINO層の他に、SiN層、AgN層、S
iO層複合酸化物、複合酸窒化物等でも構わない。構造
も記録層を保護層で挟んだものに限らず、基板に直接記
録層を形成するものや、コンパクトディスクのように基
板に反射層を形成した構造でも構わない。
また、本実施例で示した接着剤の他に、エポキシ環を複
数あるいはアクリレート基を複数有する化合物を用いて
も良いし、アクリレートも、トリメチロールプロパント
リアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールへキサアクリレート等の多
官能の他に単官能アクリレートを用いても構わない。有
機過酸化物も作業性を考えて、室温から80℃程度に分
解温度のあるものであれば構わない。シランカップリン
グ剤も、作業性を考えて、蒸気圧が比較的低く、80℃
以下で反応可能なものであればよい。
本発明で用いるエポキシ環と(メタ)アクリロイル基を
有する化合物の例としては、エポキシ環の割合がアクリ
ロイル基またはメタクリロイル基の割合より多い方が接
着剤の硬化収縮率、耐熱性、密着力などの点から優れる
。より好ましくは、エポキシ環とアクリロイル基または
メタクリロイル基の比が90:10から70 : 30
の間にあった方がよい。
エポキシの硬化剤としては酸、アミン、アミドがあるが
、使用目的によって変えた方がよく、例えば、比較的透
明性を要求される場合は酸系の硬佐剤、低温で硬化させ
る場合はアミンやアミド系、常温で硬化させたい場合は
脂肪族または芳香族アミンを用いるとよく、液体の硬化
剤の方が作業性がよいので、固形物は液体の硬化剤と混
合したりして液状にして使用するとよい。
本発明で用いることのできるエポキシ環と(メタ)アク
リロイル基を有する化合物の例としては、ビスフェノー
ルAやビスフェノールFの両側にエポキシ環や(メタ)
アクリロイル基を有するような芳香族化合物やヘキサン
ジオールやブタンジオールの両側にエポキシ環や(メタ
)アクリロイル基を有するような脂肪族化合物などがあ
る。エポキシの重合開始剤の例としては常温硬化型とし
て脂肪族ポリアミン、ポリアミド樹脂、第3級アミン、
アミン塩などがあり、高温硬化型として芳香族ジアミン
、酸無水物、ルイス酸錯化合物などがある。その他イミ
ダゾール類などもある。
〔実施例4〕 以下本発明の製造方法について図面に基づいて詳細に説
明する。
第2図(a)から第2図(f)は本発明になる光ディス
クの製造方法を説明するための概略図である。第2図(
a)は光ディスクを示し21は基板の外周部の記録層が
成膜されない部分、22は基板の内周部の記録層が成膜
されない部分、23はディスクのセンターホール部であ
る。第2図(b)は24のデイスペンサーを用いて接着
剤を塗布している図である。第2図(C)は接着剤が塗
布された基板と別の基板を貼り合わせるところを示す図
で、25はリング状に塗布された接着層である。第2図
(d)は第2図(c)で貼り合わせたディスクの接着剤
を26のヒーターで広げるところを示す図である。第2
図(e)は27のメタルハライドランプを用いて、28
の紫外線を照射して、21や22の部分の接着剤を硬化
させるところを示す図である。第2図(f)は第2図(
e)で硬化しなかった、21や22の部分以外の接着層
を熱で硬化させるもので、2つはオープンである。この
工程は(a)〜(f)の順に進行する。
第3図は本発明になる光ディスクの基本構成図であり、
30及び36はポリカーボネートの基板、31及び37
はSiAgN層、32及び38はTbFeCo層、33
及び3つは5iApN層、34及び40はA、Q層、3
5は接着層、41及び42はハードコート層である。3
0及び36のポリカーボネートの基板は射出圧縮成形に
よって形成した。31及び37のSiA、9N層はSi
A、Qの焼結ターゲットを用いて、窒素とアルゴンの混
合ガスを用いることによるRF反応マグネトロンスパッ
タ法によって成膜したものである。32及び38のTb
FeCo層はTbFeCoの合金ターゲットを用いたD
Cマグネトロンスパッタ法によって成膜したものである
。33及び3つの5iAIIN層は31及び37の5t
Aj7N層と同様に、窒素とアルゴンの混合ガスを導入
することによるRF反応マグネトロンスパッタ法によっ
て成膜したものである。34及び40の11層はAIの
ターゲットを用いてアルゴンガスを導入することによる
DCマグネトロンスパッタ法によって成膜したものであ
る。35の接着層は大日本インキ化学工業のエビクロン
S−129と油化シェルエポキシのエビキュアーIBM
I−12と1,6−ヘキサンジオールジアクリレートと
t−ブチルパーオキシイソブチレートとチバガイギー社
製のイルガキュアー907の混合物を、記録層が成膜さ
れた側にリング状に塗布した後、真空系内で別の基板と
合わせて、その貼り合わせた基板をホットプレート上に
乗せて加熱に接着剤を広げて、メタルハライドランプで
紫外線を照射して、記録層が成膜されていない部分の接
着剤を仮硬化させて、それから50℃で3時間60℃で
8時間加熱して接着層を硬化させた。41及び42のハ
ードコート層はトリメチロールプロパントリアクリレー
トと16−ヘキサンジオールジアクリレートとチバガイ
ギー社製のイルガキュアー907の混合物を基板表面に
スピンコードした後、高圧水銀灯により紫外線を照射し
て硬化させたものである。
次に、従来の方法で光ディスクを作成した例について説
明する。ロールコート法で貼り合わせた光ディスクは、
70℃90%RHで1000時間耐候性試験したところ
、記録層が酸化してピットエラーレートが増大した。本
発明の光ディスクを同時に試験したがピットエラーレー
トの変化はなかった。通常のエポキシ樹脂を用いて貼り
合わせた光ディスクは貼り合わせ時の粘度が高かったた
め接着層が厚めになり、面振れ量が本発明になる光ディ
スクより大きくなった。通常のエポキシ樹脂を用いたも
のが最大7ミリラジアン、光ディスクが最大2ミリラジ
アンであった。また、通常のエポキシ樹脂を用いて貼り
合わせた光ディスクは、接着剤硬化時にディスクの外周
から溢れ出して光ディスクの概観を損なった。接着剤が
熱で硬化するタイプでは温度制御が難しく、基板が接着
層硬化時に動かないようにしておく必要があり、常温硬
化型の接着剤で貼り合わせると接着層硬化時に記録層に
応力がかかり再生信号のエンベロープが乱れ、エラーが
増加した。以上の様に従来の方法で作成した光ディスク
は耐候性が弱かったり、作成方法が難しく歩留りが低い
等の問題点を有している。しかし、本発明では従来発生
していた問題がない、信頼性が高く作成が容易な光ディ
スクであることがわかる。
実施例4に於て接着剤には少なくともエポキシの主剤及
び硬化剤、紫外線硬化樹脂の主剤及び硬化剤の混合物に
有機過酸化物を添加したものを用いるとよい。
エポキシの主剤の例としては、ビスフェノールA系、ビ
スフェノールF系、ノボラック系等に、低粘度エポキシ
である反応性希釈剤を添加したり、添加しなかったりす
るものを用いるとよい。反応性希釈剤の含有量が多くな
ると、接着剤の粘度が低下して作業性はよくなるが、接
着剤の耐熱性、反応性などが低下するので接着層の特性
が悪くなるので添加量はひかえた方がよい。
エポキシの硬化剤としては酸無水物、芳香族アミン、脂
肪族アミン、アミド等あるが、その中でポットライフが
常温で1から50時間にあるものを用いるとよく、40
℃から80℃で硬化できる硬化剤を選択するとよい。そ
の例としては、2−エチル−4−メチルイミダゾール、
1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−イソブチ
ル−2−メチルイミダゾール等のイミダゾール系、メン
タンジアミン等の環状脂肪族アミンなどがある。
紫外線硬化樹脂の主剤としては常温で比較的低粘度のも
のがよく、しかも反応性の高いものをもちいるとよく、
その例としては1.6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、ジペンタエリスルト
ールへキサアクリレート、トリメチロールプロパンジア
クリレート等があるのでこれらを主成分にするとよい。
紫外線硬化樹脂の硬化剤の例としては3000mより長
い波長に吸収があるものを用いる。その例としてはベン
ジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロへキシル
フェニルケトン、2−メチル−[4−(メチルチオ)フ
ェニルコース−モルフォリノ−1−プロパノン、ベンゾ
イン、ベンゾンエチルエーテル、ベンゾインイソブチル
エーテル、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒドロ
キシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、
3.3−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン等が挙
げられる。
有機過酸化物の例としては40℃から70’Cに加熱す
ると数時間で分解するものが好ましく、その例としては
、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート、ジ−ミ
リスチルパーオキシジカーボネート、クミルパーオキシ
ネオヘキサノエート、ジ(2−エトキシエチル)パーオ
キシジカーボネート、(ジ(メトキシイソプロピル)パ
ーオキシジカーボネート、ジ(2−エチルヘキシル)パ
ーオキシジカーボネート、t−へキシルパーオキシネオ
デカノエート、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキシ
ド、t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ブチルパ
ーオキシピバレート、3.5゜5−トリメチルヘキサノ
イルパーオキシド、オクタノイルパーオキシド、デカノ
イルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、クミルパ
ーオキシオクトエート、サクシン酸パーオキシド、アセ
チルバ−オキシド、t−ブチルパーオキシ(2−エチル
ヘキサノエート)、m−トルイルパーオキシド、ベンゾ
イルパーオキシド、t−ブチルパーオキシイソブチレー
ト、1.1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3.5
−トリメチルシクロヘキサン、11−ビス(t−ブチル
パーオキシ)シクロヘキサン、t−ブチルパーオキシマ
レイン酸、t−ブチルパーオキシラウレート、t−ブチ
ルパーオキシ3,5.5−トリメチルヘキサノエート、
シクロヘキサノンパーオキシド、t−ブチルパーオキシ
アリルカーボネート、t−ブチルパーオキシイソプロピ
ルカーボネート、2,5−ジメチル2.5−ジ(ベンゾ
イルパーオキシ)へ牛サン、2.2−ビス(t−ブチル
パーオキシ)オクタン、(−ブチルパーオキシアセテー
ト、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、t
−ブチルパーオキシベンゾエート等が挙げられる。
本発明において、貼り合わせ時の温度は接着剤の粘度に
より変える必要があり、常温より高くすることが好まし
いが、定状温度を得やすくするため、70℃以下にする
ことが好ましい。より好ましくは40℃から60℃であ
る。接着剤を硬化させるための基板加熱は接着剤の硬化
温度に合わせて、40℃から80℃が好ましい。より好
ましくは50℃から70℃である。
本発明に於て、エポキシと紫外線硬化樹脂の配合割合は
エポキシ樹脂の配合割合が多い方が接着剤としての特性
がよく、エポキシと紫外線硬化樹脂の比が重量比で95
;5から70 : 30が好ましい。ここでエポキシと
はエポキシの主剤と硬化剤のことを示し、紫外線硬化樹
脂とは紫外線硬化樹脂の主剤と硬化剤に有機過酸化物を
添加したものを示す。
本発明に於て、貼り合わせを減圧下で行なうと接着剤の
脱泡も容易になり、接着層に気泡を取り込みにくくなる
更に接着層について説明する。エポキシの主剤として大
日本インキ化学工業のエビクロンS−129を、エポキ
シの硬化剤として油化シェルエポキシのエビキュアーB
MI−12を、光または熱カチオン重合開始剤としてチ
バガイギーのイルガキュアー261を、有機過酸化物と
してクメンヒドロパーオキシドを、シランカップリング
剤としてγ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン
を用いた。貼り合わせ方法はBMI−12を3にイルガ
キュアー261を1、クメンヒドロパーオキシドを1、
γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシランを2溶解
した硬化剤7重量%と、S−129を93重量%とを混
合して、片方のディスクの記録層が成膜されている側の
記録半径のほぼ中心にドーナツ状に塗布して、真空系内
でもう片方のディスクと貼り合わせて、系をリークして
ディスクを回転させながら紫外線を照射してディスクを
仮止めした後、60℃で5時間加熱して硬化させた。デ
ィスクは紫外線によって仮止めできるように、外周部と
内周部に記録層が形成されない部分がある。
次に、第1図において接着層を変えたときの70℃90
%RHで3000時間耐候性試験の結果を表1に示す。
表1の結果から分かるように、本発明になる光記録円板
は耐候性試験後も性状やピットエラーレートの変化がな
く、長期信頼性があることが分かる。また、本実施例で
は紫外線によってディスクの外周部と内周部を仮止めで
きるので量産性があることが分かる。
エピクロンS−129 エビクロン830−S  大日本インキ化学工業、エビ
クロン520 イルガキュア261; チバガイギー エビコート808   油化シェルエピキシエピコート
807 アデカドール5O−120;旭電化 尚、本発明はこれらの実施例に限定されると考えられる
べきではなく、本発明の主旨を逸脱しない限り種々の変
更は可能である。例えば本発明ではPC基板上にセラミ
ックス層、記録層、セラミックス層、金属層の4層構造
としたが、セラミックス層、記録層、セラミックス層の
3層構造を貼り合わせた構造でも全く問題はなく、セラ
ミックス層、記録層、セラミックス層を成膜したものを
セラミックス層1層だけ成膜されたPC基板、あるいは
何も成膜されていないPC基板と貼り合わせた片面構造
でも構わないし、接着層の成分にエポキシの硬化剤を含
まない系でも構わない。
また、セラミックス層の例としては、SiA、QN層の
他に、SiN層、A47N層、5iAltNO層などで
もよく記録層を挟むセラミックス層の材質が異なってい
ても問題ない。記録層としてはTbFeCo層の他に、
NdDyFeCo層、GdTbFe層等の光磁気記録層
の他に、Te−TeOx層、Te5bAs等の相変化型
、シアニン等の有機色素を用いたものでも適用できる。
記録層の種類によってはセラミックス層は必要ない場合
もある。
さらに、本発明では紫外線を用いて仮止めをした例を示
したが、熱により硬化できる開始剤を用いると熱によっ
ても仮止めが可能となり、赤外線、マイクロ波、高周波
等を用いて硬化させることもできる。
本発明ではシランもしくは金属系のカップリング剤の添
加量は接着剤全重量の0. 5%から8%としたが、0
.5%未満では高温高湿下での密着力が弱くなるため信
頼性が劣り、逆に8%より多く添加するとカップリング
剤の分解によって生じる、アルコール、水、その他の低
分子量成分の影響によって耐候性が悪くなる傾向になる
。しかし、0.5%未満および8%より多く添加しては
いけないというのではなく、0.5%から8%の間が適
当というものである。より好ましくは、1%から5%程
度の添加量がよい。また、本発明では有機過酸化物を0
. 1から5重量%添加するが、0゜1%未満では接着
剤の硬化に時間がかかり、5%より多いと接着剤の物性
が悪くなる傾向にある。
ここでも、0.1%未満及び5%より多く添加してはい
けないというのではなく、0.1%から5%程度が適当
というものである。より好ましくは0、 5%から3%
の添加がよい。
エポキシの主剤としては低粘度のものが作業性がよいの
で、ビスフェノールF型、フェノールノボラック型やビ
スフェノールA型のエポキシに反応性希釈剤として少量
のグリシジルエーテル、ジグリシジルエーテル等を添加
したものを用いるとよい。この反応性希釈剤は硬化した
後のエボキシの物性を悪くするので、添加量は控えた方
がよく、30重量%以下にした方がよい。
エポキシの硬化剤としては用いる環状脂肪族アミンとし
ては、1−イソブチル−2−メチルイミダゾール、2−
エチル−4(5)−メチルイミダゾール、1−ベンジル
−2−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、
イミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル4(5)
−メチルイミダゾール、メンタンジアミン、N−アミノ
メチルピペラジン、N−メチルモルホリン、1,3−ジ
アミノサイクロヘキサン、イソホロンジアミン等から選
んだ1種または2種以上の混合物を用いるとよい。なか
でもエポキシの主剤と混合したときのポットライフを比
較的長くするために、メンタンジアミンやイミダゾール
系を用いるとよく、その添加量は2%から7%程度が適
当である。2%以下ではエポキシの硬化が不十分になり
、7%以上ではポットライフが短くなる。より好ましく
は3%から5%が適当である。
本発明で接着剤のなかに添加するカップリング剤の例と
してはγ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−(アミノエチル)アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロビルト
リメトキシシラン、N−β−(N−ビニルベンジルアミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン、γ−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン、メチルトリメト
キシシラン、メチルトリエトキシシラン、ビニルトリア
セトキシシラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピル
メチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチ
ルジメトキシシラン、メチルトリクロロシラン、ジメチ
ルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、ビニルト
リクロルシラン、ビニルトリス(βメトキシエトキシ)
シラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルメチ
ルジェトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、メチルジクロロシラ
ン、フェニルトリクロロシラン、ジフェニルジクロロシ
ラン、テトラメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラ
ンフェニルトリメトキシシラン、ジフェニルジメトキシ
シラン、デシルトリメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジェトキシ
シラン、フェニルトリエトキシシラン、ジフェニルジェ
トキシシラン、ビストリメチルアセトアミドトリメチル
シリルアセトアミド、ビストリメチルシリルウレア、t
ert−ブチルジメチルクロロシラン、イソプロピルト
リイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリドデ
シルベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピルトリ
ス(ジオクチルパイロフォスフェート)チタネート、テ
トライソプロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタ
ネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルフォスファ
イト)チタネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメ
チル−1−ブチル)ビス(ジトリデシル)フォスファイ
トチタネート、ビス(ジオクチルパイロフォスフェート
)エチレンチタネート、イソプロピルトリオクタノイル
チタネート、イソプロピルジメタクリルイソステアロイ
ルチタネート、イソプロピルイソステアロイルジアクリ
ルチタネート、イソプロピルトリ(ジオクチルフォスフ
ェート)チタネート、イソプロピルトリクミルフェニル
チタネート、イソプロピルトリ(N−アミドエチル◆ア
ミノエチル)チタネート、ジクミルフェニルオキシアセ
テートチタネート、ジイソステアロイルエチレンチタネ
ート、アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピエー
トなどが挙げられる。
これらのカップリング剤のなかでも、特にγ−グリシド
キプロピルトリメトキシシランやγ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシラン等のように沸点が150℃以
上あるものが取扱が容易である。
また、本発明で接着剤のなかに添加する有機過酸化物の
例としては、ベンゾイルパーオキシド、イソノナノイル
パーオキシド、ラウロイルバーオキシド、t−ブチルパ
ー−2−エチルヘキサノエート、1.1−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)3.3.5、−1リメチルシクロヘキ
サン、t−ブチルパーオキシイソプロビルカーボネート
、t−ブチルパーオキシベンゾエート、メチルエチルケ
トンパーオキシド、t−ブチルハイドロパーオキシド、
ジクミルパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド、ジ
−t−ブチルバーオキシド等があげられる。これらの有
機過酸化物のなかでも半減期温度が60℃から100℃
にあるものがよく、その例としてはベンゾイルパーオキ
シド、イソノナノイルパーオキシド、t−ブチルパー2
−エチルヘキサノエート、クメンヒドロパーオキシド、
]。
]1−ビスターシャリ−ブチルパーオキシ)3゜3.5
−トリメチルシクロヘキサン等である。
さらに、本発明ではこれらの添加剤の他に、濡れ性を改
善するための界面活性剤や、安定剤、酸化防止剤などを
添加しても問題ない。
〔発明の効果〕 以上述べたように発明によれば、 ■ 耐候性に優れかつ長期信頼性のある光ディスクを工
業的に供給することが出来るようになった。
■ 接着剤の加熱硬化工程で基板の変形及び歪みの発生
を防止でき信頼性の高い光ディスクを歩留良く製造する
ことが出来るようになった。
■ 接着剤の加熱硬化工程で接着剤が基板の間からはみ
出すことが無くなり、はみ出した接着剤の除去工程が不
要となり製造工程が簡素化でき更に接着剤の除去に伴う
不良の発生を絶滅させることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスクの一実施例を示す主要断面
図。 第2図は本発明の光ディスクの製造方法の一実施例を示
す主要工程図。 第3図は従来の光ディスクを示す主要断面図。 1.9・・ポリカーボネートの基板 2.10・StAρNの第1保護層 11・NdDyFeCoの記録層 12・5iA(INの第2保護層 13・A、17層 14・5iAINo層 ・・・接着層 15・ハードコート層 ・・・センター穴 ・・・基板の外周部の記録層が成膜されない部分 ・・基板の内周部の記録層が成膜され ない部分 ・ディスクのセンター穴部 ・デイスペンサー ・リング状に塗布された接着層 ・ヒーター ・メタルハライドランプ ・紫外線 ◆オーブン ・ポリカーボネートの基板 ・5iAJ7N層 23・ ・ ・ 24 ・ ・ ・ 25 ・ ・ ・ 26 ・ ・ ・ 27 ・ ・ ・ 28・ ・ ・ 29 ・ ・ ・ 30.36 31.37 22・ ・ 32. 33. 34. 35・ 41. 43 ・ 38・TbFeCo層 3つ・5iApN層 40・A1層 ・・・接着層 42・ハードコート層 ・・・センター穴

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の基板、第2の基板、前記第1の基板と前記
    第2の基板とを貼り合わせる接着層とを有する光ディス
    クにおいて、 前記基板の上に延在する第1の保護層、該第1の保護層
    の上に設けられた記録層、該記録膜の上に延在する第2
    の保護層、該第2の保護層の上に延在し且つ前記基板に
    設けられたセンター穴より外側でしかも前記基板の外径
    より内側の領域に設けられた前記反射層、及び該反射層
    の上に延在し且つ前記反射層及び前記記録層の内径より
    小さい径と前記反射層及び前記記録層の外径より大きい
    径とに囲まれた領域に延在するセラミック層を有するこ
    とを特徴とする光ディスク。
  2. (2)第1の基板、第2の基板、前記第1の基板と前記
    第2の基板とを貼り合わせる接着層とを有する光ディス
    クにおいて、 前記接着層が熱硬化性樹脂と紫外線硬化性樹脂とからな
    ることを特徴とする光ディスク。
  3. (3)基板が、該基板の上に延在する第1の保護層、該
    第1の保護層の上に設けられた記録層、前記記録膜の上
    に延在する第2の保護層、該第2の保護層の上に延在し
    且つ前記センター穴より外側でしかも前記基板の外径よ
    り内側の領域に設けられた反射層を有することを特徴と
    する請求項2記載の光ディスク。
  4. (4)記録層が希土類−遷移金属合金からなることを特
    徴とする請求項1又は3記載の光ディスク。
  5. (5)記録層が前記第1の基板又は前記第2の基板の一
    方に形成されたことを特徴とする請求項1又は3記載の
    光ディスク。
  6. (6)第1の基板、第2の基板、前記第1の基板と前記
    第2の基板とを貼り合わせる接着層とからなり、前記基
    板の上に薄膜を形成する工程と前記第1の基板と前記第
    2の基板とを貼り合わせる工程とを有する光ディスクの
    製造方法において、前記第1の基板又は前記第2の基板
    に熱硬化性樹脂及び紫外線硬化性樹脂からなる接着剤を
    塗布する工程、前記第1の基板と前記第2の基板とを貼
    り合わせる工程、前記貼り合わせた基板に紫外線を照射
    する紫外線照射工程、該紫外線照射工程の後に前記貼り
    合わせた基板を加熱する工程とを有することを特徴とす
    る光ディスクの製造方法。
  7. (7)基板の上に薄膜を形成する工程が、前記基板の上
    に延在する第1の保護層を形成する工程、前記第1の保
    護層の上に記録層を形成する工程、該記録膜の上に延在
    する第2の保護層を形成する工程、前記第2の保護層の
    上に延在し且つ前記基板に設けられたセンター穴より外
    側でしかも前記基板の外径より内側の領域に反射層を形
    成する工程、前記反射層の上に延在し且つ前記反射層及
    び前記記録層の内径より内側でしかも前記反射層及び前
    記記録層の外径より外側の領域に延在するセラミック層
    を形成する工程とを有することを特徴とする請求項6記
    載の光ディスクの製造方法。
  8. (8)記録層が希土類−遷移金属合金からなることを特
    徴とする請求項7記載の光ディスクの製造方法。
  9. (9)記録層が前記第1の基板又は前記第2の基板の一
    方に形成されたことを特徴とする請求項7記載の光ディ
    スクの製造方法。
JP1321003A 1989-01-11 1989-12-11 光ディスク及びその製造方法 Pending JPH03183039A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1321003A JPH03183039A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 光ディスク及びその製造方法
KR1019900702053A KR100264705B1 (ko) 1989-01-11 1990-01-11 광 디스크 및 이의 제조방법
DE69030845T DE69030845T2 (de) 1989-01-11 1990-01-11 Optische platte und verfahren zur herstellung
EP90901677A EP0408763B1 (en) 1989-01-11 1990-01-11 Optical disk and method of manufacturing the same
PCT/JP1990/000025 WO1990008382A1 (fr) 1989-01-11 1990-01-11 Disque optique et procede de production
US07/576,490 US5197060A (en) 1989-01-11 1990-09-11 Dual substrate optical recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1321003A JPH03183039A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 光ディスク及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03183039A true JPH03183039A (ja) 1991-08-09

Family

ID=18127702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1321003A Pending JPH03183039A (ja) 1989-01-11 1989-12-11 光ディスク及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03183039A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100264705B1 (ko) 광 디스크 및 이의 제조방법
KR100232905B1 (ko) 액정표시패널의 제조방법과 액정시일재 및 액정표시장치
JPS60215017A (ja) 基体の充填、架橋又は接合方法
JPS6217729A (ja) 液晶封止用セルの製造方法
JPH0969238A (ja) 光ディスク及びその製造方法
JPH11181391A (ja) 接着剤組成物、接着体、接着方法及び光ディスクの製造方法
JPH03183039A (ja) 光ディスク及びその製造方法
JPH1143660A (ja) 接着剤組成物及び接着方法
JPH0689462A (ja) 光ディスク
JP2000256634A (ja) 反応性ホットメルト接着剤組成物及び接着方法
JPS6145663B2 (ja)
JPS6296579A (ja) 光デイスクメモリ用光硬化性接着剤
JPH03173950A (ja) 光ディスク及びその製造方法
JPH02185736A (ja) 光記録円板
JPH02214041A (ja) 光ディスク及びその製造方法
JPH023117A (ja) 光学的情報記録円盤
JPH01267856A (ja) 光学的情報記録媒体
JPH03192547A (ja) 光ディスク及びその製造方法
JP2004359779A (ja) 光ディスク用接着剤組成物
JPH02265042A (ja) 光ディスク及びその製造方法
JP7430970B2 (ja) ディスプレイ用封止剤
JPH03189940A (ja) 光ディスクの製造方法
JPH05119201A (ja) 複合型光学素子の製造方法
JPH09143431A (ja) 紫外線硬化性組成物、それを用いた接着方法、および接着物
JPH0567361A (ja) 光磁気デイスクの製造方法