JPH0329053B2 - - Google Patents
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- JPH0329053B2 JPH0329053B2 JP5584684A JP5584684A JPH0329053B2 JP H0329053 B2 JPH0329053 B2 JP H0329053B2 JP 5584684 A JP5584684 A JP 5584684A JP 5584684 A JP5584684 A JP 5584684A JP H0329053 B2 JPH0329053 B2 JP H0329053B2
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- JP
- Japan
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- culture
- compound
- solution
- present
- methanol
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- Expired
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は新規なフエナレン−1−オン誘導体に
関する。
関する。
発明の構成
本発明のフエナレン−1−オン誘導体は、文献
未載の新規化合物であり、下記の構造式(1)で表わ
される。
未載の新規化合物であり、下記の構造式(1)で表わ
される。
本発明者らは微生物を培養して得られる培養生
産物についての一連の研究を行なつた結果、高知
市の土壌より分離したアスペルギルス
(Aspergillus)属に属する微生物がサイクリツク
アデノシンモノホスフエート(以下「C−AMP」
と云う)に特異的なホスホジエステラーゼ(以下
「PDE」と云う)阻害活性を有する物質を生産す
るという事実及び該物質が上記構造式(1)で表わさ
れる新規な化合物であるという事実を見い出し、
ここに本発明を完成するに至つた。
産物についての一連の研究を行なつた結果、高知
市の土壌より分離したアスペルギルス
(Aspergillus)属に属する微生物がサイクリツク
アデノシンモノホスフエート(以下「C−AMP」
と云う)に特異的なホスホジエステラーゼ(以下
「PDE」と云う)阻害活性を有する物質を生産す
るという事実及び該物質が上記構造式(1)で表わさ
れる新規な化合物であるという事実を見い出し、
ここに本発明を完成するに至つた。
本発明の上記PDE阻害活性を有する化合物は、
通常用いられるグルコース、でんぷん等を主炭素
源とする栄養培地にアスペルギルス属に属し、該
化合物の生産能を有する微生物を培養し、培養体
から単離精製することにより製造される。
通常用いられるグルコース、でんぷん等を主炭素
源とする栄養培地にアスペルギルス属に属し、該
化合物の生産能を有する微生物を培養し、培養体
から単離精製することにより製造される。
本発明化合物の製造に最も好適な、上記微生物
の一具体例としては、本発明者らが土壌から分離
したアスペルギルス属に属する菌株を例示するこ
とができる。その菌学的性質は次の通りである。
の一具体例としては、本発明者らが土壌から分離
したアスペルギルス属に属する菌株を例示するこ
とができる。その菌学的性質は次の通りである。
(A) 各培地における生育状態
1 麦芽エキス寒天培地
生育は速やかで、培養8日後には集落は直径65
〜70mmに達する。集落は円形、平坦であり、白色
から灰白色の菌糸がうすくまばらに生育する。培
養3日目頃より黒褐色の分生子頭の着生がみら
れ、8日目には集落中心部に同心円状に分生子頭
の密生が認められる。集落裏面および寒天内の着
色はみられない。
〜70mmに達する。集落は円形、平坦であり、白色
から灰白色の菌糸がうすくまばらに生育する。培
養3日目頃より黒褐色の分生子頭の着生がみら
れ、8日目には集落中心部に同心円状に分生子頭
の密生が認められる。集落裏面および寒天内の着
色はみられない。
2 ツアペツク寒天培地
生育は良好で、培養8日後には集落は直径45〜
50mmに達する。集落は円形、平坦であり、白色か
ら灰白色の菌糸がまばらに長く伸び、5日目には
中心部では黒褐色、周縁部では白色の分生子頭の
着生が始まる。その後中心部は丸く盛り上り、こ
の部分の分生柄の長さは5mm近くに達し、集落全
面が黒褐色の分生子頭に覆われる。集落裏面およ
び寒天内の着色はみられない。
50mmに達する。集落は円形、平坦であり、白色か
ら灰白色の菌糸がまばらに長く伸び、5日目には
中心部では黒褐色、周縁部では白色の分生子頭の
着生が始まる。その後中心部は丸く盛り上り、こ
の部分の分生柄の長さは5mm近くに達し、集落全
面が黒褐色の分生子頭に覆われる。集落裏面およ
び寒天内の着色はみられない。
(B) 生理学的性質
本菌株の生育しうるPH及び温度の範囲と、最適
生育PH及び温度は次に示す通りである。
生育PH及び温度は次に示す通りである。
PH 温度
生育の範囲 3.0〜11.4 12〜42℃
最適生育条件 3.6〜8.9 32〜37℃
PHについてはサブロー液体培地を用いて27℃、
7日間、温度についてはサブロー寒天培地(PH
6.2)を用いて7日間それぞれ培養した。
7日間、温度についてはサブロー寒天培地(PH
6.2)を用いて7日間それぞれ培養した。
(C) 形態学的性質
下稔菌糸は隔壁をもち、白色あるいは灰白色の
円形、平坦な集落を形成する。分生子が着生する
に従い、集落表面は黒褐色に変化する。分生子頭
は直径60〜200μmの球形で、黒褐色を呈する。
分生子柄は直線状に伸び、まれに隔壁を有するも
のがある。壁はやや厚く、表面は平滑で直径は
8.3〜17μmである。頂嚢は直径50〜60μmのほぼ
球形をなし、無色透明である。梗子は2重に着生
し、1次梗子が17〜20μm、2次梗子が8.3〜15μ
mである。分生子は直径3.1〜4.2μmのほぼ球形
黒色のものが長鎖状に連なり、表面は屈曲した隆
起構造をもつ。菌核は視察されない。
円形、平坦な集落を形成する。分生子が着生する
に従い、集落表面は黒褐色に変化する。分生子頭
は直径60〜200μmの球形で、黒褐色を呈する。
分生子柄は直線状に伸び、まれに隔壁を有するも
のがある。壁はやや厚く、表面は平滑で直径は
8.3〜17μmである。頂嚢は直径50〜60μmのほぼ
球形をなし、無色透明である。梗子は2重に着生
し、1次梗子が17〜20μm、2次梗子が8.3〜15μ
mである。分生子は直径3.1〜4.2μmのほぼ球形
黒色のものが長鎖状に連なり、表面は屈曲した隆
起構造をもつ。菌核は視察されない。
以上の菌学的性質をもとにして、ギルマン(j.
C.Gilman)の「ア マニアル オブ ソイルフ
アンジヤイ(A Manual of Soil Fungi,
2nded,The Iowa State University Press,
Ames,Iowa,U.S.A.1957年)」及びレイパー等
(K.B.Raper and D.I.Fennell)の「ザジーナス
アスペルギルス,(The Geuus Aspergillus,
The Williams & Wilkins,Co.Baltimore,
1965年)」の分類検索表等より検索すると、本菌
株はアスペルギルスニガー(Aspergillus niger)
又はこれときわめて近縁の菌種であると同定され
たが、尚その種の決定を行ない得る明確な根拠は
見い出せないため、これはアスペルギルス エス
ピーNo.2970と命名され微工研に微工研菌寄第7390
号として受託された。
C.Gilman)の「ア マニアル オブ ソイルフ
アンジヤイ(A Manual of Soil Fungi,
2nded,The Iowa State University Press,
Ames,Iowa,U.S.A.1957年)」及びレイパー等
(K.B.Raper and D.I.Fennell)の「ザジーナス
アスペルギルス,(The Geuus Aspergillus,
The Williams & Wilkins,Co.Baltimore,
1965年)」の分類検索表等より検索すると、本菌
株はアスペルギルスニガー(Aspergillus niger)
又はこれときわめて近縁の菌種であると同定され
たが、尚その種の決定を行ない得る明確な根拠は
見い出せないため、これはアスペルギルス エス
ピーNo.2970と命名され微工研に微工研菌寄第7390
号として受託された。
上記アスペルギルス、エスピーNo.2970を始めと
するアスペルギルス属に属する本発明化合物生産
菌による本発明化合物の製造は、通常の方法に従
つて行なうことができる。微生物培養のための培
地も一般に利用されるそれと同様でよく、通常炭
素源としては、グルコース、可溶性デンプン等を
使用できる。窒素源としてはとくに限定されるこ
とはないが、大豆粉加水分解物より得られるペプ
トン等の天然有機窒素源が好ましい、無機塩類と
しては塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸
銅、塩化マンガン、硫酸亜鉛等を適宜使用でき
る。その他として、酵母エキスなどに含まれる微
量栄養素を用いることができる。
するアスペルギルス属に属する本発明化合物生産
菌による本発明化合物の製造は、通常の方法に従
つて行なうことができる。微生物培養のための培
地も一般に利用されるそれと同様でよく、通常炭
素源としては、グルコース、可溶性デンプン等を
使用できる。窒素源としてはとくに限定されるこ
とはないが、大豆粉加水分解物より得られるペプ
トン等の天然有機窒素源が好ましい、無機塩類と
しては塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸
銅、塩化マンガン、硫酸亜鉛等を適宜使用でき
る。その他として、酵母エキスなどに含まれる微
量栄養素を用いることができる。
培養条件は培地組成によつて異なるが、通常PH
4〜9、温度25〜37℃の範囲とするのが望まし
く、振盪培翼、通気撹拌培養も可能であるが、静
置液体培養によるのがよく、これによれば所望目
的化合物の著量の産生がみられる。該静置液体培
養では約5〜20日間の培養が適当である。
4〜9、温度25〜37℃の範囲とするのが望まし
く、振盪培翼、通気撹拌培養も可能であるが、静
置液体培養によるのがよく、これによれば所望目
的化合物の著量の産生がみられる。該静置液体培
養では約5〜20日間の培養が適当である。
培養終了後、培養液中に生産された目的物質を
単離精製する。単離精製方法は特に制限されず、
生産された物質の理化学的性状を利用した公知の
各種方法のいずれも採用できる。その具体的一例
としては以下の方法を例示できる。即ち培養液を
常法に従い過若しくは遠心分離して予め菌体と
液に分離する。次いで菌体にメタノール等を加
え培養体を抽出した後、抽出物を更にメタノー
ル、酢酸エチル、クロロホルム、エーテル、n−
ヘキサン、ベンゼン等の単独又は混合溶媒を適宜
組み合せて抽出し、溶媒を留去した後、残渣をシ
リカゲル又はセフアデツクスLH−20(フアルマ
シア社)等でゲル過し、得られる各画分を更に
必要に応じて溶媒抽出、ゲル過、中和、濃縮、
結晶化等の操作を単独又は適宜組み合せて繰返し
行なうことにより単離精製できる。
単離精製する。単離精製方法は特に制限されず、
生産された物質の理化学的性状を利用した公知の
各種方法のいずれも採用できる。その具体的一例
としては以下の方法を例示できる。即ち培養液を
常法に従い過若しくは遠心分離して予め菌体と
液に分離する。次いで菌体にメタノール等を加
え培養体を抽出した後、抽出物を更にメタノー
ル、酢酸エチル、クロロホルム、エーテル、n−
ヘキサン、ベンゼン等の単独又は混合溶媒を適宜
組み合せて抽出し、溶媒を留去した後、残渣をシ
リカゲル又はセフアデツクスLH−20(フアルマ
シア社)等でゲル過し、得られる各画分を更に
必要に応じて溶媒抽出、ゲル過、中和、濃縮、
結晶化等の操作を単独又は適宜組み合せて繰返し
行なうことにより単離精製できる。
斯して得られる本発明化合物の理化学的性質は
次の通りである。
次の通りである。
元素分析値
C;62.70%,H;4.01%
分子量
SIMSスペクトル(第1図)により分子量288
融点
280℃(分解点)
紫外線吸収スペクトル(UV;nm)
UV分析図は第2図に示す通りであり、412n
mに極大吸収を有する。
mに極大吸収を有する。
赤外線吸収スペクトル(IR;cm−1)
KBr錠でのIRスペクトルは第3図に示す通
りであり、主な吸収ピークとしては、3400〜
3200,1600,1160等が認められる。
りであり、主な吸収ピークとしては、3400〜
3200,1600,1160等が認められる。
核磁気共嗚スペクトル(1H−NMR;ppm)
DMSO−d6を溶媒として測定した1H−NMR
スペクトルは第4図に示す通りであり、主なピ
ークとしては18.3(brs,1H)、18.0(brs,1H)、
6.25(d−like,0.9Hz,1H)5.96(s,1H)、
3.71(s,3H)、2.80(brs,3H)が認められる。
スペクトルは第4図に示す通りであり、主なピ
ークとしては18.3(brs,1H)、18.0(brs,1H)、
6.25(d−like,0.9Hz,1H)5.96(s,1H)、
3.71(s,3H)、2.80(brs,3H)が認められる。
核磁気共嗚スペクトル(13C−NMR;ppm)
DMSO−d6を溶媒として測定した13C−NMR
スペクトルは第5図に示す通りであり、主なピ
ークとしては、次のものが認められる。
DMSO−d6を溶媒として測定した13C−NMR
スペクトルは第5図に示す通りであり、主なピ
ークとしては、次のものが認められる。
172.2 (s)
170.1 (s)
170.0 (s)
170.0 (s)
115.0 (d)
144.1 (s)
130.6 (s)
99.3 (d)
167.7 (s)
107.0 (s)
110.0 (s)
101.1 (s)
128.0 (s)
58.8 (q)
25.2 (q)
薄層クロマトグラフイー(TLC)
シリカゲルを用いたTLC分析の結果、Rf値
は下記の通りであつた。
は下記の通りであつた。
Rf値=0.40(クロロホルム:メタノール:水=
(13:6:1) 呈色反応 塩化第二鉄反応に陽性 溶剤に対する溶解性 クロロホルム、酢酸エチル、エーテル、シク
ロヘキサンに不溶で、水にはほとんど溶けず、
メタノール、ジメチルホルムアミド、5%水酸
化ナトリウム水溶液に溶解する。
(13:6:1) 呈色反応 塩化第二鉄反応に陽性 溶剤に対する溶解性 クロロホルム、酢酸エチル、エーテル、シク
ロヘキサンに不溶で、水にはほとんど溶けず、
メタノール、ジメチルホルムアミド、5%水酸
化ナトリウム水溶液に溶解する。
塩基性、酸性、中性の区別
酸性
物質の色
淡黄褐色
上記各種の理化学的性質の分析から、本発明化
合物は前記の構造式(1)で表わされる構造を有し、
2,3,4,9−テトラヒドロキル−7−メトキ
シ−6−メチル−1H−フエナレン−1−オンと
呼ばれる化合物であると推定される。
合物は前記の構造式(1)で表わされる構造を有し、
2,3,4,9−テトラヒドロキル−7−メトキ
シ−6−メチル−1H−フエナレン−1−オンと
呼ばれる化合物であると推定される。
本発明化合物(フエナレン−1−オン誘導体
(1))はC−AMPに特異的なPDE阻害活性を有
し、C−AMPの代謝異常により、その低下に起
因する各種の疾病、例えば動脈硬化、高血圧、気
管支喘息、糖尿病、癌等の予防又は治療剤として
有用であり、特に之等のうちで高血圧治療剤とし
て極めて有効に利用できる。
(1))はC−AMPに特異的なPDE阻害活性を有
し、C−AMPの代謝異常により、その低下に起
因する各種の疾病、例えば動脈硬化、高血圧、気
管支喘息、糖尿病、癌等の予防又は治療剤として
有用であり、特に之等のうちで高血圧治療剤とし
て極めて有効に利用できる。
一般にC−AMPは動物組織に広く分布し、
種々のホルモン作用の2次伝達物質として、生
理、生化学的に重要な役割をもつ物質である。ま
た細胞の増殖・分化、血液動態、中枢神経への作
用、インスリン、ヒスタミンの分沁などに関与し
ていることが知られている。C−AMPはアデニ
ールサイクラーゼの働きによつてアデノシントリ
ホスフエート(ATP)より生合成され、C−
AMP・ホスホジエステラーゼ(PDE)によつて
分解され、この両酵素の作用により細胞内の濃度
が調節されている。従つて、一般にPDE阻害物
質を生体に投与することにより、C−AMPの分
解酵素であるPDEが阻害されて細胞内のC−
AMP濃度は上昇するため、血小板凝集抑制、血
圧降下、抗喘息、インスリン分沁亢進、抗癌等の
薬理効果が期待できる。
種々のホルモン作用の2次伝達物質として、生
理、生化学的に重要な役割をもつ物質である。ま
た細胞の増殖・分化、血液動態、中枢神経への作
用、インスリン、ヒスタミンの分沁などに関与し
ていることが知られている。C−AMPはアデニ
ールサイクラーゼの働きによつてアデノシントリ
ホスフエート(ATP)より生合成され、C−
AMP・ホスホジエステラーゼ(PDE)によつて
分解され、この両酵素の作用により細胞内の濃度
が調節されている。従つて、一般にPDE阻害物
質を生体に投与することにより、C−AMPの分
解酵素であるPDEが阻害されて細胞内のC−
AMP濃度は上昇するため、血小板凝集抑制、血
圧降下、抗喘息、インスリン分沁亢進、抗癌等の
薬理効果が期待できる。
実施例
次に本発明を一層明らかにするために本発明化
合物の製造例を実施例として挙げ、次いで試験例
を挙げる。
合物の製造例を実施例として挙げ、次いで試験例
を挙げる。
実施例 1
アスペルギルス、エスピー、No.2970、(微工研
菌寄第7390号)を、下記組成の培地10mlを入れた
モノ試験管(Monod tube)に接種し、27℃、PH
=7.2で3日間、モノ(Monod)式振とう培養装
置で培養を行なつた。
菌寄第7390号)を、下記組成の培地10mlを入れた
モノ試験管(Monod tube)に接種し、27℃、PH
=7.2で3日間、モノ(Monod)式振とう培養装
置で培養を行なつた。
グルコース 2%
でんぷん 2%
フアイトンペプトン 2%
(BBL社製)
酵母エキス 0.5%
塩化ナトリウム 0.25%
炭酸カルシウム 0.32%
硫酸銅(5水塩) 0.0005%
塩化マンガン(4水塩) 0.0005%
硫酸亜鉛(7水塩) 0.005%
上記の培地100mlを入れた500ml容三角フラスコ
1本あたりに、前述で得られた種培養1本を接種
し、27℃で11日間静置培養を行なつた。
1本あたりに、前述で得られた種培養1本を接種
し、27℃で11日間静置培養を行なつた。
得られた培養液を、加熱処理(85℃以上、6分
間)した後、減圧過により液と菌体とに分け
た。この菌体(培養液16.2分)にメタノールを
16.2加え、NaCl飽和、酸性(〓約3)条件下
で撹拌処理し、減圧過後、メタノール抽出液を
減圧濃縮乾固した。乾固物に水を加え溶解し、酢
酸エチルで3回抽出を行ない、抽出液を合せて濃
縮した。ついでこの酢酸エチル抽出濃縮液に5%
NaHCO3水溶液を加え、3回抽出を行ない、抽
出液を集め、塩酸で酸性にもどした後、さらに酢
酸エチルで3回抽出を行なつた。抽出後を合せて
濃縮し、途中で水洗、脱水を行ない油状の濃縮物
6・9gを得た。この油状濃縮物を、シリカゲル
のドライカラムにかけ、クロロホルム:メタノー
ルの溶媒系で順次溶出させ、目的物溶出画分1.15
gを得た。さらにセフアデツクスLH−20のカラ
ムにかけ、メタノールで溶出し、目的物溶出画分
を得た。これを減圧濃縮後、分取用薄層クロマト
グラフイー(展開溶媒、クロロホルム:メタノー
ル:水=13:6:1)で分取し、再度セフアデツ
クスLH−20のカラムにかけ、メタノールで溶出
し、濃縮乾固し、本発明化合物155mgを得た。
間)した後、減圧過により液と菌体とに分け
た。この菌体(培養液16.2分)にメタノールを
16.2加え、NaCl飽和、酸性(〓約3)条件下
で撹拌処理し、減圧過後、メタノール抽出液を
減圧濃縮乾固した。乾固物に水を加え溶解し、酢
酸エチルで3回抽出を行ない、抽出液を合せて濃
縮した。ついでこの酢酸エチル抽出濃縮液に5%
NaHCO3水溶液を加え、3回抽出を行ない、抽
出液を集め、塩酸で酸性にもどした後、さらに酢
酸エチルで3回抽出を行なつた。抽出後を合せて
濃縮し、途中で水洗、脱水を行ない油状の濃縮物
6・9gを得た。この油状濃縮物を、シリカゲル
のドライカラムにかけ、クロロホルム:メタノー
ルの溶媒系で順次溶出させ、目的物溶出画分1.15
gを得た。さらにセフアデツクスLH−20のカラ
ムにかけ、メタノールで溶出し、目的物溶出画分
を得た。これを減圧濃縮後、分取用薄層クロマト
グラフイー(展開溶媒、クロロホルム:メタノー
ル:水=13:6:1)で分取し、再度セフアデツ
クスLH−20のカラムにかけ、メタノールで溶出
し、濃縮乾固し、本発明化合物155mgを得た。
このものの理化学的性質は、前述した通りであ
つた。
つた。
試験例 1
〈C−AMP・PDEに対する阻害活性〉
(1) 測定法
酵素反応液として、20mM硫酸マグネシウム溶
液50μ、6mMC−AMP(ベーリンガーマンハイ
ム・山之内製)溶液150μ、7U/mlアルカリホ
スフアターゼ(ベーリンガーマンハイム・山之内
製)、仔牛腸由来)溶液50μ、0.05U/ml ホス
ホジエステラーゼ(ベーリガーマンハイム・山之
内製、牛心臓由来)溶液200μ及び本発明化合
物又は対照化合物としてのテオフイリンを夫々
別々に含む試料液100μの全量550μよりなる
混合液を調製した。尚試料液以外はすべて50mM
トリス塩酸緩衝液(PH7.5)に溶解させて用いた。
上記反応液を37℃にて45分間反応させたのち、55
%トリクロル酢酸50μを加え、反応を停止さ
せ、遠心分離(3000rpm、10分間)を行ない、そ
の上清中の無機リンをホスフアーB−テスト ワ
コー(Phosphor B−Test Wako、和光純薬工
業社製)を用いて定量した。
液50μ、6mMC−AMP(ベーリンガーマンハイ
ム・山之内製)溶液150μ、7U/mlアルカリホ
スフアターゼ(ベーリンガーマンハイム・山之内
製)、仔牛腸由来)溶液50μ、0.05U/ml ホス
ホジエステラーゼ(ベーリガーマンハイム・山之
内製、牛心臓由来)溶液200μ及び本発明化合
物又は対照化合物としてのテオフイリンを夫々
別々に含む試料液100μの全量550μよりなる
混合液を調製した。尚試料液以外はすべて50mM
トリス塩酸緩衝液(PH7.5)に溶解させて用いた。
上記反応液を37℃にて45分間反応させたのち、55
%トリクロル酢酸50μを加え、反応を停止さ
せ、遠心分離(3000rpm、10分間)を行ない、そ
の上清中の無機リンをホスフアーB−テスト ワ
コー(Phosphor B−Test Wako、和光純薬工
業社製)を用いて定量した。
C−AMP・PDE阻害活性は、対照として試料
等に変え蒸留水を反応液に加えた場合の無機リン
の生成量から、試料液を加えた場合の無機リンの
生成量を差し引き、これをさらに対照の無機リン
の生成量にて除した値の百分率として表わした。
等に変え蒸留水を反応液に加えた場合の無機リン
の生成量から、試料液を加えた場合の無機リンの
生成量を差し引き、これをさらに対照の無機リン
の生成量にて除した値の百分率として表わした。
(2) 結果
本発明化合物のC−AMP・PDEに対する阻害
活性を、陽性対照のテオフイリンと比較し、その
結果を第6図に示した。第6図において横軸は本
発明化合物(図中(1)と表示)又はテオフイリン
(図中(2)と表示)を検体として、之等検体の反液
中での最終濃度を対数目盛で示したものであり、
縦軸は阻害率%を示す。
活性を、陽性対照のテオフイリンと比較し、その
結果を第6図に示した。第6図において横軸は本
発明化合物(図中(1)と表示)又はテオフイリン
(図中(2)と表示)を検体として、之等検体の反液
中での最終濃度を対数目盛で示したものであり、
縦軸は阻害率%を示す。
該図より本発明化合物の50%阻害濃度(IC50)
は6.5×10-6Mであり、対照としたテオフイリン
の場合の2.3×10-3Mに比較して、約350倍強い阻
害活性を示すことが明らかである。
は6.5×10-6Mであり、対照としたテオフイリン
の場合の2.3×10-3Mに比較して、約350倍強い阻
害活性を示すことが明らかである。
第1図乃至第5図は夫々本発明化合物のマスス
ペクトル分析図、紫外線吸収スペクトル分析図、
赤外線吸収スペクトル分析図、1H−NMR分析図
及び13C−NMR分析図であり、第6図は本発明
化合物のC−AMP・PDE阻害活性を求めたグラ
フである。
ペクトル分析図、紫外線吸収スペクトル分析図、
赤外線吸収スペクトル分析図、1H−NMR分析図
及び13C−NMR分析図であり、第6図は本発明
化合物のC−AMP・PDE阻害活性を求めたグラ
フである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構造式 で表わされるフエナレン−1−オン誘導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5584684A JPS60199849A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | フエナレン−1−オン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5584684A JPS60199849A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | フエナレン−1−オン誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60199849A JPS60199849A (ja) | 1985-10-09 |
| JPH0329053B2 true JPH0329053B2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=13010386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5584684A Granted JPS60199849A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | フエナレン−1−オン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60199849A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7253206B2 (en) | 2002-02-18 | 2007-08-07 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Phenalenone derivatives, processes for preparation and use thereof |
| JP2007204467A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Hiroyuki Ishii | フェナレン−1−オン誘導体の製造方法 |
-
1984
- 1984-03-22 JP JP5584684A patent/JPS60199849A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60199849A (ja) | 1985-10-09 |
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