JPH0347490B2 - - Google Patents

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JPH0347490B2
JPH0347490B2 JP58007154A JP715483A JPH0347490B2 JP H0347490 B2 JPH0347490 B2 JP H0347490B2 JP 58007154 A JP58007154 A JP 58007154A JP 715483 A JP715483 A JP 715483A JP H0347490 B2 JPH0347490 B2 JP H0347490B2
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JP
Japan
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sensitive
layer
color
coupler
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Tadashi Ogawa
Masaki Okazaki
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/788,516 priority patent/US4686175A/en
Publication of JPH0347490B2 publication Critical patent/JPH0347490B2/ja
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    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3041Materials with specific sensitometric characteristics, e.g. gamma, density
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    • G03C7/30541Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers characterised by the released group
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はハロゲン化銀多層カラー写真感光材料
に関するものであり、詳しくは撮影時の光源の色
温度変化による色再現性の変化が少なく、なおか
つ良好なる色再現性を有するハロゲン化銀多層カ
ラー写真感光材料に関するものである。 周知のように通常のハロゲン化銀多層カラー写
真感光材料はシアン色素像形成カプラーを含む赤
感性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ色素像形成カ
プラーを含む緑感性ハロゲン化銀乳剤層、イエロ
ー色素像形成カプラーを含む青感性ハロゲン化銀
乳剤層を支持体上に重ねて塗布することにより得
られている。 赤感層は600〜700nm、緑感層は500〜600nm、
青感層は400〜500nmの波長の光に対し感度を有
するのが普通であるが、これらの感色性はそれぞ
れの波長領域の中で一定というわけではなく、用
いる分光増感用センシタイザーやその他の素材に
よりある分光波長分布を有しており、その選択や
組合わせにより分光感度分布のピークの位置や重
なりに違いを生じ、これがカラー感光材料の色再
現性を支配する1つの大きな要因となつている。
近年のハロゲン化銀多層カラー写真感光材料の技
術的進歩により、撮影時の露光条件が適切であ
り、それ以降の処理、プリント、映写条件なども
適切であれば良好なる色再現が得られるようにな
つてきている。しかしながらこれらが適切に行な
われない場合には必ずしも十分な色再現が得られ
ないことがあり、この点をカラー写真感光材料の
改良により良化させようとすることは当業者の関
心の一致するところである。撮影時の露光条件に
は露光量に過不足、露光時間、被写体の光量分布
(照明条件)、光源の色温度などがあり、たとえば
特定の青系統の色に対する色再現の改良について
は特開昭53−20926に同じ赤感層の中で低感層の
分光感度波長を短波長側にずらす方法が記載され
ており、また、光源の色温度に対する依存性につ
いても特公昭49−6207に、各ハロゲン化銀感光層
の分光感度分布の形を分光増感センシタイザーと
フイルター染料を選んである照準曲線に合わせる
ことにより種々の光源の露光に対し良好な容認し
得る色再現が得られることが記されている。これ
らはいずれも赤感層と緑感層の分光感度分布の重
なりが大きくなる手段をとつており色分離不良に
よる混色(色にごり)を生じ、彩度の低下をひき
起こす。色分離の不良は分光増感センシタイザー
の分光吸収スペクトルの末端がシヤープなものを
選べば防ぐことができるが実在の分光増感センシ
タイザーではシヤープさにも限度があり、特に短
波長端のシヤープ化は著しく困難である。特公昭
49−6207に記されているようにフイルター層を用
いれば短波長端をある程度シヤープにカツトする
ことができるが、同時にそのフイルター染料の波
長に相当する部分に光吸収を有する他層の分光感
度分布に不要な影響を与えたり、感度を低下させ
たりして好ましくない作用をする。 一般に撮影時の光源の色温度変化、特に可視域
全体に見るなだらかな色温度の変化による色再現
性の変化を少なくするには青感層の分光感度分布
の主たる領域をより長波側に、赤感層のそれをよ
り短波側に寄せる、すなわち青感層、緑感層、赤
感層相互の波長上のへだたりをより少なくしてお
くことが有効であるが、これは上述のように色分
離不良をひき起こし易く、彩度の低下した色を再
現させることになる。逆に青感層、緑感層、赤感
層の相互の波長上のへだたりをより大きくしてお
くと色分離不良を生ずることがなくなり、彩度は
低下しないが、光源の色温度の変化による色再現
性の変化が大きくなり、結果として特定の光源に
対してしか良好な色再現がなされない。また、は
なはだしい場合には微妙な色差を有する特定の色
の再現を同一の色であるかのような再現をしてし
まうこともある。 カラー写真感光材料においては、様々な色を人
間の目で見るのと同じ色に再現することが期待さ
れる。人間が視覚により感じる色は、対象物の吸
収または発光の分光分布および対象物を照明する
光源の色温度により左右されるが、光源の色温度
の差は人間の目には比較的小さな差としてしか感
知されないのに対し、カラー写真感光材料ではそ
れよりも大きな差として検知される。これは1つ
には人間の視覚の光分上の三つの感覚器官の相対
感度が光源の色温度や明かるさにより変化するた
めであり、もう1つは三つの感覚器官の分光感度
分布がカラー写真感光材料の分光感度と異なるた
めでもある。そして感覚器官とカラー写真感光材
料の分光感度分布の差は、ある色に対してはカラ
ー写真感光材料で再現された色と肉眼で直接観察
した色とが視覚上同一であると認識されるのに対
し別の色に対しては全く異なつた色として知覚さ
れるというような現象をもひき起こす。 人間の目の分光感度は3つの感覚器官に対し、
それぞれ445nm、540nm、605nm附近にピークを
有するが、現在市販されている撮影用カラー写真
材料の多くのもの、たとえばカラーネガフイルム
では青感層のピークは445nmより短波長に、緑感
層は比較的540nmに近いがやや長波長に、そして
赤感層は605nmよりもかなり長波長に存在するこ
とが知られている。このことはたとえば昼光下で
カラーバランスを合わせたカラーネガフイルムを
用いて、昼光に比べて可視域の分光分布の長波長
成分が短波長成分より相対的に多いタングステン
光の下で撮影すると、目で見た場合よりも橙色味
の強い画像を再現させることになる。これは青感
層の分光感度をより長波長に、赤感層の分光感度
をより短波長にずらすことにより軽減される。こ
のことは同時に各層間の分光感度分布の重なりを
大きくし、色分離不良による色再現性の悪化を招
くことは既に述べた通りである。 色再現の改良にDIRカプラーを用いることは抽
象的には知られている。しかし従来知られている
DIRカプラーは必ずしも色再現改良効果において
充分ではなく、上記のように分光感度分布の重な
りを大きくした場合の色再現の悪化を改良する上
では全く無力であつた。したがつて色再現改良の
効果の大きい技術が望まれていた。 本発明の目的は新たなるハロゲン化銀多層カラ
ー写真材料を提供することにあり、詳しくは撮影
時の光源の色温度変化による色再現性の変化が少
なく、同時にそのとき再現される色の彩度が高く
忠実なる色再現性を有するハロゲン化銀多層カラ
ー写真材料を提供することにある。 本発明者は、青感層、緑感層、赤感層より成る
多層カラー写真材料のそれぞれの分光感度域を規
定により選択し、かつ、多層のいづれかまたは各
層の中に拡散性現像抑制剤または拡散性現像抑制
剤のプレカーサーをカラー現像主薬の酸化体との
カプリング反応により放出するDIR化合物を含有
させることにより撮影時の光源の色温度依存性が
少なく、かつ彩度の高い忠実なる色再現性が得ら
れることを見出した。 本発明の目的は、分光感度域を規定の通りに選
んだだけでは達成されず、光源の色温度依存性は
良くなるものの色分離不良による彩度低下や色変
わりなどの色再現上の不都合をひき起こす。また
本発明の目的は前述のごときDIR化合物を含有さ
せただけでは達成されず、彩度は向上するものの
光源の色温度依存性は良化せず、むしろ悪くすら
なる。光源の色温度変化に対する再現された色の
変化が少なく、同時に彩度が高い忠実なる色再現
性は、本発明のごとく規定による分光感度の選択
と拡散性現像抑制剤またはそのプレカーサーを放
出するDIR化合物の含有とを同時に行なつたカラ
ー写真感光材料においてのみ達成される。 本発明の目的を達成するのにふさわしい分光感
度分布は先ず第1に青感層、緑感層、赤感層のそ
れがそれぞれ、目の3つの感覚器官の分光感度に
一致することであるが完全に一致しなくとも現在
のカラー写真感光材料の色再現を十分に改良でき
ることを我々は見出した。我々の結果によれば緑
感層の分光分布の最大感度を535〜555nmに設定
し、青感層の最大感度をそれより80〜110nm短波
長に、そして赤感層の最大感度を緑感層の最大感
度より75〜95nm長波長に設定した上で、前述の
拡散性現像抑制剤(またはそのプレカーサー)放
出型DIR化合物(以下拡散性DIR化合物と略す)
を含有させることで本発明の目的が達成されるこ
とがわかつた。従つて、本発明の青感層、緑感
層、赤感層の分光感度分布はそこで用いる原乳剤
や分光増感用センシタイザーの構造により限定さ
れるものではないが、最も良好なる結果は例えば
以下に示される構造式の分光増感センシタイザー
を組合わせて用いる場合に得られる。 拡散性DIR化合物は青感層、緑感層、赤感層の
うちの一層に含有させるだけでも効果はあるが、
より良い色再現を得るには二層以上に含有させる
ことが望ましい。またカラー現像時に、他層から
拡散してきたカラー現像主薬の酸化体と実質的に
カツプリング反応を起こして離脱基が放出される
ならばそれ自身にハロゲン化銀を含まない、ある
いは感色性を持たない層に含有させてもよい。 また、ある感色性の層を2つ以上の層に分け、
そのうちの一層以上に拡散性DIR化合物を含有さ
せ、残りの層には含有させなくてもよい。そのと
きそれらの複数層の感度はいわゆる高感度層と低
感度層のように感度が異なつてもよく、また相互
に感色性が全く同じでなくともよい。 拡散性DIR化合物の、それが添加される層、非
感光性乳剤層に添加する場合は、その隣接層のハ
ロゲン化銀に対する含有量の割合は0.01〜50mol
%、好ましくは0.1〜5mol%である。 本発明に用いられる発色現像薬とのカツプリン
グ時に拡散性現像抑制剤または拡散性現像抑制剤
プレカーサーを放出する化合物は下記式で表わさ
れるものである。 一般式() J−(Y)h 式中Jはカプラー成分を表わし、hは1または
2を表わし、Yはカプラー成分Jのカツプリング
位と結合しカラー現像主薬の酸化体との反応によ
り離脱する基で拡散性の大きい現像抑制剤もしく
は現像抑制剤を放出できる化合物(後記の方法で
測定した拡散性が拡散度の値で0.4以上であるよ
うなもの)を表わす。 一般式()においてYは詳しくは下記一般式
()〜()を表わす。 式中Wは−S−または−N(R3)−を表わし、
R1、R2、R3およびR4はそれぞれ拡散度が0.4以上
であるように選択される置換基を表わす。iは1
〜4をあらわす。 選択される置換基の例はR1についてはCH3
(但しi=2)、Br−(i=1以下すべて同じ)、−
NHCOR′(R′の炭素数3〜7)、−NHSO2R′(R′の
炭素数4〜8)、−OR′(R′の炭素数2〜5)、−
R′(炭素数1〜3)、
【式】− CO2R′(R′の炭素数2〜6)が挙げられる。ここ
で−R′は置換または無置換の鎖状、環状または
分岐の脂肋族基をあらわす。 R2についてはエチル基、プロピル基、ヒドロ
キシ置換フエニル基、アミノ基置換フエニル基、
スルフアモイル置換フエニル基、カルボキシ置換
フエニル基、メトキシカルボニル置換フエニル
基、3−メトキシフエニル基、−
(CH22〜3COOR′(R′の炭素数2〜3)、
【式】(2つのR′は同じでも異な つていてもよく炭素数2〜3)、−(CH22OCH3
3−カルバモイルフエニル基および3−ウレイド
フエニル基が挙げられ、R′はR1で定義したもの
と同じである。 R3の例としては水素原子または炭素数1〜4
のアルキル基が挙げられ、R4の例としてはアミ
ノ基、−NHCOR′(R′の炭素数1〜6)、
【式】(R′は同じでも異なつて いてもよく、メチルまたはエチル基をあらわす)、
エチル基、プロピル基、−(CH22〜3COOHおよび
−(CH22〜4SO3Hが挙げられる。 現像抑制剤の拡散性は以下の方法により評価す
る。 透明支持体上に下記の組成の層よりなる2層構
成の感光材料を作製した。(試料B) 第1層:赤感性ハロゲン化銀乳剤層 沃臭化銀乳剤(沃化銀5モル%、平均サイズ
0.4μ)に実施例1の増感色素を銀1モルあたり
6×10-5を使用して赤感性をあたえた乳剤および
カプラーXを銀1モルあたり0.0015モルを含有す
るゼラチン塗布液を塗布銀量が1.8g/m2になる
ように塗布したもの(膜厚2μ)。 第2層: 第1層に用いた沃臭化銀乳剤(赤感性をもたな
い)ポリメチルメタクリレート粒子(直径約
1.5μ)を含むゼラチン層(塗布銀量2g/m2、膜
厚1.5μ)。 各層には上記組成物の他にゼラチン硬化剤や界
面活性剤を含有させてある。 試料Aとして試料Bの第2層の沃臭化銀乳剤を
含まず、それ以外は試料Bと全く同じ構成の感光
材料を作成した。 得られた試料A、Bをウエツジを用いて赤色光
で露光後、現像時間を2分10秒にする以外は実施
例1の処理方に従つて処理した。現像液には現像
抑制剤を試料Aの濃度が1/2に低下するまで添加
した。この時の試料Bの濃度低下度の大きさによ
つてハロゲン化銀乳剤膜中の拡散性の尺度とし
た。結果を表1に示した。
【表】
【表】 一般式()においてYはさらに下記一般式
()を表わす。 一般式() −TIME−INHIBIT 式中TIME基はカプラーのカツプリング位と結
合し、カラー現像主薬との反応により開裂できる
基であり、カプラーより開裂した後INHIBIT基
を適度に制御して放出できる基である。 INHIBIT基は現像抑制剤である。 一般式()において−TIME−INHIBIT基
は下記一般式()〜()で表わされるもの
が好ましい。 一般式()〜()においてR5は水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、
アラルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、アニリノ基、アシルアミノ基、ウレイド
基、シアノ基、ニトロ基、スルホンアミド基、ス
ルフアモイル基、カルバモイル基、アリール基、
カルボキシ基、スルホ基、ヒドロキシ基、アルカ
ンスルホニル基を表わし、 一般式()、()、()、(XI)および(
)においてkは1または2を表わし、 一般式()、(XI)、(XII)および()にお
いてlは0から2の整数を表わし、 一般式()、()および(XI)においてR6
はアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、シ
クロアルキル基またはアリール基を表わし、 一般式(XII)および()においてLは酸素
原子または
【式】(R6はすでに定義したのと 同じ意味を表わす。)を表わし、 INHIBIT基は好ましくは一般式()、()、
()および()で表わされる(但し、R1
R2、R3およびR4を各々R1′、R2′、R3′および
R4′に変更したもの。)。 一般式()および()においてR1′はアル
キル基、アルコキシ基、アシルアミノ基、ハロゲ
ン原子、アルコキシカルボニル基、チアゾリリデ
ンアミノ基、アリールオキシカルボニル基、アシ
ルオキシ基、カルバモイル基、N−アルキルカル
バモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル
基、ニトロ基、アミノ基、N−アリールカルバモ
イルオキシ基、スルフアモイル基、N−アルキル
カルバモイルオキシ基、ヒドロキシ基、アルコキ
シカルボニルアミノ基、アルキルチオ基、アリー
ルチオ基、アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、
アルキルスルホニル基もしくはアリールオキシカ
ルボニルアミノ基を表わす。一般式()および
()においてiは1または2を表わし、iが2
のときR1′は同じでも異なつてもよく、i個の
R1′に含まれる炭素の数は合計して0〜32である。 一般式()においてR3′はアルキル基、アリ
ール基もしくはヘテロ環基を表わす。 一般式()においてR18′は水素原子、アルキ
ル基、アリール基もしくはヘテロ環基を表わし、
R4′は水素原子、アルキル基、アリール基、ハロ
ゲン原子、アシルアミノ基、アルコキシカルボニ
ルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ
基、アルキルスルホンアミド基、シアノ基、ヘテ
ロ環基、アルキルチオ基もしくはアミノ基を表わ
す。 R1′、R2′、R3′もしくはR4′がアルキル基を表わ
すとき置換もしくは無置換、鎖状もしくは環状、
いずれであつてもよい。置換基はハロゲン原子、
ニトロ基、シアノ基、アリール基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、スルフアモイ
ル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基、アルカン
スルホニル基、アリールスルホニル基、アルキル
チオ基もしくはアリールチオ基などである。 R1′、R2′、R3′もしくはR4′がアリール基を表わ
すときアリール基は置換されていてもよい。置換
基として、アルキル基、アルケニル基、アルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、
ニトロ基、アミノ基、スルフアモイル基、ヒドロ
キシ基、カルバモイル基、アリールオキシカルボ
ニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、
アシルアミノ基、シアノ基もしくはウレイド基な
どである。 R1′、R2′、R3′もしくはR4′がヘテロ環基を表わ
すとき、ヘテロ原子として窒素原子、酸素原子、
イオウ原子を含む5員または6員環の半環もしく
は縮合環を表わし、ピリジル基、キノリル基、フ
リル基、ベンゾチアゾリル基、オキサゾリル基、
イミダゾリル基、チアゾリル基、トリアゾリル
基、ベンゾトリアゾリル基、イミド基、オキサジ
ン基などから選ばれこれらはさらに前記アリール
基について列挙した置換基によつて置換されても
よい。 一般式()においてR2′に含まれる炭素の数
は1〜32である。 一般式()においてR3′およびR4′に含まれる
合計の炭素の数は1〜32である。 R5′およびR6′がアルキル基を表わすとき置換も
しくは無置換、鎖状もしくは環状いずれであつて
もよい。置換基としては、R1′〜R4′がアルキル基
のときに列挙した置換基が挙げられる。 R5′およびR6′がアリール基を表わすときアリー
ル基は置換されていてもよい。置換基としては、
R1′〜R4′がアリール基のときに列挙した置換基が
挙げられる。 一般式()においてJで表わわされるイエロ
ー色画像形成カプラー残基としてはピバロイルア
セトアニリド型、ベンゾイルアセトアニリド型、
マロンジエステル型、マロンジアミド型、ジベン
ゾイルメタン型、ベンゾチアゾリルアセトアミド
型、マロンエステルモノアミド型、ベンゾチアゾ
リルアセテート型、ベンズオキサゾリルアセトア
ミド型、ベンズオキサゾリルアセテート型、マロ
ンジエステル型、ベンズイミダゾリルアセトアミ
ド型もしくはベンズイミダゾリルアセテート型の
カプラー残基、米国特許3841880号に含まれるヘ
テロ環置換アセトアミドもしくはヘテロ環置換ア
セテートから導かれるカプラ残基又は米国特許
3770446号、英国特許1459171号、西独特許
(OLS)2503099号、日本国公開特許50−139738
号もしくはリサーチデイスクロージヤー15737号
に記載のアシルアセトアミド類から導かれるカプ
ラー残基又は、米国特許4046574号に記載のヘテ
ロ環型カプラー残基などが挙げられる。 Jで表わされるマゼンタ色画像形成カプラー残
基としては5−オキソ−2−ピラゾリン核、ピラ
ゾロ−〔1,5−a〕ベンズイミダゾール核又は
シアノアセトフエノン型カプラー残基を有するカ
プラー残基が好ましい。 Jで表わされるシアン色画像形成カプラー残基
としてはフエノール核またはα−ナフトール核を
有するカプラー残基が好ましい。 さらに、カプラーが現像主薬の酸化体とカツプ
リングし現像抑制剤を放出した後、実質的に色素
を形成しなくてもDIRカプラーとしての効果は同
じである。Jで表わされるこの型のカプラー残基
としては米国特許4052213号、同4088491号、同
3632345号、同3958993号又は同3961959号に記載
のカプラー残基などが挙げられる。 一般式()においてJは好ましくは一般式
()、()、()、()、()、

)、()および(XI)を表わす。 式中、R5は脂肪族基、芳香族基、アルコキシ
基またはヘテロ環基を、R6およびR7は各々芳香
族基、脂肪族基または複素環基を表わす。 式中、R5で表わされる脂肪族基は好ましくは
炭素数1〜22で、置換もしくは無置換、鎖状もし
くは環状、いずれであつてもよい。アルキル基へ
の好ましい置換基はアルコキシ基、アリールオキ
シ基、アミノ基、アシルアミノ基、ハロゲン原子
等でこれらはそれ自体更に置換基をもつていても
よい。R5、R6およびR7として有用な脂肪族基の
具体的な例は、次のようなものである。:イソプ
ロピル基、イソブチル基、tert−ブチル基、イソ
アミル基、tert−アミル基、1,1−ジメチルブ
チル基、1,1−ジメチルヘキシル基、1,1−
ジエチルヘキシル基、ドデシル基、ヘキサデシル
基、オクタデシル基、シクロヘキシル基、2−メ
トキシイソプロピル基、2−フエノキシイソプロ
ピル基、2−p−tert−ブチルフエノキシイソプ
ロピル基、α−アミノイソプロピル基、α−(ジ
エチルアミノ)イソプロピル基、α−(サクシン
イミド)イソプロピル基、α−(フタルンイミド)
イソプロピル基、α−(ベンゼンスルホンアミド)
イソプロピル基などである。 R5、R6またはR7が芳香族基(特にフエニル基)
をあらわす場合、芳香族基は置換されていてもよ
い。フエニル基などの芳香族基は炭素数32以下の
アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アル
コキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアミ
ノ基、脂肪族アミド基、アルキルスルフアモイル
基、アルキルスルホンアミド基、アルキルウレイ
ド基、アルキル置換サクシンイミド基などで置換
されてよく、この場合アルキル基は鎖中にフエニ
レンなど芳香族基が介在してもよい。フエニル基
はまたアリールオキシ基、アリールオキシカルボ
ニル基、アリールカルバモイル基、アリールアミ
ド基、アリールスルフアモイル基、アリールスル
ホンアミド基、アリールウレイド基などで置換さ
れてもよく、これらの置換基のアリール基の部分
はさらに炭素数の合計が1〜22の一つ以上のアル
キル基で置換されてもよい。 R5、R6またはR7であらわされるフエニル基は
さらに、炭素数1〜6の低級アルキル基で置換さ
れたものも含むアミノ基、ヒドロキシ基、カルボ
キシ基、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、チアシ
アノ基またはハロゲン原子で置換されてよい。 またR5、R6またはR7は、フエニル基が他の環
を縮合した置換基、例えばナフチル基、キノリル
基、イソキノリル基、クロマニル基、クマラニル
基、テトラヒドロナフチル基等を表わしてもよ
い。これらの置換基はそれ自体さらに置換基を有
してもよい。 R5がアルコキシ基をあらわす場合、そのアル
キル部分は、炭素数1から40、好ましくは1〜22
の直鎖ないし分岐鎖のアルキル基、アルケニル
基、環状アルキル基もしくは環状アルケニル基を
表わし、これらはハロゲン原子、アリール基、ア
ルコキシ基などで置換されていてもよい。 R5、R6またはR7が複数環基をあらわす場合、
複素環基はそれぞれ、環を形成する炭素原子の一
つを介してアルフアアシルアセトアミドにおける
アシル基のカルボニル基の炭素原子又はアミド基
の窒素原子と結合する。このような複素環として
はチオフエン、フラン、ピラン、ピロール、ピラ
ゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリ
ダジン、インドリジン、イミダゾール、チアゾー
ル、オキサゾール、トリアジン、チアジアジン、
オキサジンなどがその例である。これらはさらに
環上に置換基を有してもよい。 一般式()においてR9は、炭素数1から
40、好ましくは1から22の直鎖ないし分岐鎖のア
ルキル基(例えばメチル、イソプロピル、tert−
ブチル、ヘキシル、ドデシル基など)、アルケニ
ル基(例えばアリル基など)、環状アルキル基
(例えばシクロペンチル基(例えばシクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、ノルボルニル基など)、
アラルキル基(例えばベンジル、β−フエニルエ
チル基など)、環状アルケニル基(例えばシクロ
ペンテニル、シクロヘキセニル基など)を表わ
し、これらはハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、カルボキシ基、アルキルチオカルボニル基、
アリールチオカルボニル基、アルコキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、スルホ基、
スルフアモイル基、カルバモイル基、アシルアミ
ノ基、ジアシルアミノ基、ウレイド基、ウレタン
基、チオウレタン基、スルホンアミド基、複素環
基、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル
基、アリールチオ基、アルキルチオ基、アルキル
アミノ基、ジアルキルアミノ基、アニリノ基、N
−アリールアニリノ基、N−アルキルアニリノ
基、N−アシルアニリノ基、ヒドロキシ基、メル
カプト基などで置換されていてもよい。 更にR9は、アリール基(例えばフエニル基、
α−ないしはβ−ナフチル基など)を表わしても
よい。アリール基は1個以上の置換基を有しても
よく、置換基としてたとえばアルキル基、アルケ
ニル基、環状アルキル基、アラルキル基、環状ア
ルケニル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ア
リールオキシカルベニル基、スルホ基、スルフア
モイル基、カルバモイル基、アシルアミノ基、ジ
アシルアミノ基、ウレイド基、ウレタン基、スル
ホンアミド基、複素環基、アリールスルホニル
基、アルキルスルホニル基、アリールチオ基、ア
ルキルチオ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
ミノ基、アニリノ基、N−アルキルアニリノ基、
N−アリールアニリノ基、N−アシルアニリノ
基、ヒドロキシ基、メルカプト基などを有してよ
い。R9としてより好ましいのは、オルト位の少
くとも1個がアルキル基、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子などによつて置換されているフエニルで、
これはフイルム膜中に残存するカプラーの光や熱
による呈色が少なくて有用である。 更にR9は、複素環基(例えばヘテロ原子とし
て窒素原子、酸素原子、イオウ原子を含む5員ま
たは6員環の複素環、縮合複素環基で、ピリジル
基、キノリル基、フリル基、ベンゾチアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、ナフトオ
キサゾリル基など)、前記のアリール基について
列挙した置換基によつて置換された複素環基、脂
肪族または芳香族アシル基、アルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基、アルキルカルバモイ
ル基、アリールカルバモイル基、アルキルチオカ
ルバモイル基またはアリールチオカルバモイル基
を表わしてもよい。 式中、R8は水素原子、炭素数1から40、好ま
しくは1から22の直鎖ないし分岐鎖のアルキル、
アルケニル、環状アルキル、アラルキル、環状ア
ルケニル基(これらの基は前記R9について列挙
した置換基を有してもよい)、アリール基および
複素環基(これらは前記R9について列挙した置
換基を有してもよい)、アルコキシカルボニル基
(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基、ステアリルオキシカルボニル基など)、
アリールオキシカルボニル基(例えばフエノキシ
カルボニル基、ナフトキシカルボニル基など)、
アラルキルオキシカルボニル基(例えばベンジル
オキシカルボニル基など)、アルコキシ基(例え
ばメトキシ基、エトキシ基、ヘプタデシルオキシ
基など)、アリールオキシ基(例えばフエノキシ
基、トリルオキシ基など)、アルキルチオ基(例
えばエチルチオ基、ドデシルチオ基など)、アリ
ールチオ基(例えばフエニルチオ基、α−ナフチ
ルチオ基など)、カルボキシ基、アシルアミノ基
(例えばアセチルアミノ基、3−〔(2,4−ジ−
tert−アミルフエノキシ)アセタミド〕ベンズア
ミド基など)、ジアシルアミノ基、N−アルキル
アシルアミノ基(例えばN−メチルプロピオンア
ミド基など)、N−アリールアシルアミノ基(例
えばN−フエニルアセタミド基など)、ウレイド
基(例えばウレイド、N−アリールウレイド、N
−アルキルウレイド基など)、ウレタン基、チオ
ウレタン基、アリールアミノ基(例えばフエニル
アミノ、N−メチルアニリノ基、ジフエニルアミ
ノ基、N−アセチルアニリノ基、2−クロロ−5
−テトラデカンアニリノ基など)、ジアルキルア
ミノ基(例えばジベンジルアミノ基)、アルキル
アミノ基(例えばn−ブチルアミノ基、メチルア
ミノ基、シクロヘキシルアミノ基など)、シクロ
アミノ基(例えばピペリジノ基、ピロリジノ基な
ど)、複素環アミノ基(例えば4−ピリジルアミ
ノ基、2−ベンゾオキサゾリルアミノ基など)、
アルキルカルボニル基(例えばメチルカルボニル
基など)、アリールカルボニル基(例えばフエニ
ルカルボニル基など)、スルホンアミド基(例え
ばアルキルスルホンアミド基、アリールスルホン
アミド基など)、カルバモイル基(例えばエチル
カルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、N−
メチル−フエニルカルバモイル、N−フエニルカ
ルバモイルなど)、スルフアモイル基(例えばN
−アルキルスルフアモイル、N,N−ジアルキル
スルフアモイル基、N−アリールスルフアモイル
基、N−アルキル−N−アリールスルフアモイル
基、N,N−ジアリールスルフアモイル基など)、
シアノ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲ
ン原子、およびスルホ基のいずれかを表わす。 式中R10は、水素原子または炭素数1から32、
好ましくは1から22の直鎖ないしは分岐鎖のアル
キル基、アルケニル基、環状アルキル基、アラル
キル基、もしくは環状アルケニル基を表わし、こ
れらは前記R9について列挙した置換基を有して
もよい。 またR10はアリール基もしくは複素環基を表わ
してもよく、これらは前記R9について列挙した
置換を有してもよい。 またR10は、シアノ基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、ハロゲン原子、カルボキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、アシルオキシ基、スルホ基、スルフアモイル
基、カルバモイル基、アシルアミノ基、ジアシル
アミノ基、ウレイド基、ウレタン基、スルホンア
ミド基、アリールスルホニル基、アルキルスルホ
ニル基、アリールチオ基、アルキルチオ基、アル
キルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アニリノ
基、N−アリールアニリノ基、N−アルキルアニ
リノ基、、N−アシルアニリノ基、ヒドロキシ基
又はメルカプト基を表わしてもよい。 R11、R12およびR13は各々通常の4当量型フエ
ノールもしくはα−ナフトールカプラーにおいて
用いられる基を表わし、具体的にはR11としては
垂素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素残基、
アシルアミノ基−O−R14または−S−R14(但し
R14は脂肪族炭化水素残基)が挙げられ、一分子
内に2個以上のR11が存在する場合には2個以上
のR11は異なる基であつてもよく、脂肪族炭化水
素残基は置換基を有しているものを含む。R12
よびR13としては脂肪族炭化水素残基、アリール
基及びヘテロ環残基から選択される基を挙げるこ
とができ、あるいはこれらの一方は水素原子であ
つてもよく、またこれらの基に置換基を有してい
るものを含む。またR12とR13は共同して含窒素
ヘテロ環核を形成してもよい。mは1〜4の整
数、nは1〜3の整数、pは1〜5の整数であ
る。そして脂肪族炭化水素残基としては飽和のも
の不飽和のもののいずれでもよく、また直鎖のも
の、分岐のもの、環状のもののいずれでもよい。
そして好ましくはアルキル基(例えばメチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブ
チル、イソブチル、ドデシル、オクタデシル、シ
クロブチル、シクロヘキシル等の各基)、アルケ
ニル基(例えばアリル、オクテニル等の各基)で
ある。アリール基としてはフエニル基、ナフチル
基等があり、またヘテロ環残基としてはピリジニ
ル、キノリル、チエニル、ピペリジル、イミダゾ
リル等の各基が代表的である。これら脂肪族炭化
水素残基、アリール基およびヘテロ環残基に導入
される置換基としてはハロゲン原子、ニトロ、ヒ
ドロキシ、カルボキシル、アミノ、置換アミノ、
スルホ、アルキル、アルケニル、アリール、ヘテ
ロ環、アルコキシ、アリールオキシ、アリールチ
オ、アリールアゾ、アシルアミノ、カルバモイ
ル、エステル、アシル、アシルオキシ、スルホン
アミド、スルフアモイル、スルホニル、モルホリ
ノ等の各基が挙げられる。 一般式()から(XII)で表わされるカプ
ラーの置換基R5,R6,R7,R8,R9,R10,R11
R12,R13が互いに結合するか、またはいずれか
が2価基となつて対称または非対称の複合カプラ
ーを形成してもよい。 本発明で用いられる好ましい拡散性DIR化合物
としては次に示すような化合物がある。 本発明に係るこれらの化合物は米国特許第
4234678号、第3227554号、第3617291号、第
3958993号、第4149886号、第3933500号、特開昭
57−56837号、51−13239号、英国特許第2072363
号、第2070266号、リサーチデイスクロージヤー
1981年12月第21228号などに記載された方法で容
易に合成できる。 カプラーをハロゲン化銀乳剤層に導入するには
公知の方法たとえば米国特許2322027号に記載の
方法などが用いられる。たとえばフタール酸アル
キルエステル(ジブチルフタレート、ジオクチル
フタレートなど)、リン酸エステル(ジフエニル
フオスフエート、トリフエニルフオスフエート、
トリクレジルフオスフエート、ジオクチルブチル
フオスフエート)、クエン酸エステル(たとえば
アセチルクエン酸トリブチル)、安息香酸エステ
ル(たとえば安息香酸オクチン)、アルキルアミ
ド(たとえばジエチルラウリルアミド)、脂肪酸
エステル類(たとえばジブトキシエチルサクシネ
ート、ジオクチルアゼレート)、トリメシン酸エ
ステル類(たとえばトリメシン酸トリブチル)な
ど、または沸点約30℃乃至150℃の有機溶媒、た
とえば酢酸エチル、酢酸ブチルのごとき低級アル
キルアセテート、プロピオン酸エチル、2級ブチ
ルアルコール、メチルイソブチルケトン、β−エ
トキシエチルアセテート、メチルセロソルブアセ
テート等に溶解したのち、親水性コロイドに分散
される。上記の高沸点有機溶媒と低沸点有機溶媒
とを混合して用いてもよい。また特公昭51−
39853号、特開昭51−59943号に記載されている重
合物による分散法も使用することができる。 カプラーがカルボン酸、スルフオン酸のごとき
酸基を有する場合には、アルカリ性水溶液として
親水性コロイド中に導入される。 高沸点有機溶媒は、例えば米国特許2322027号、
同2533514号、同2835579号、特公昭46−23233号、
米国特許3287134号、英国特許958441号、特開昭
47−1031号、英国特許1222753号、米国特許
3936303号、特開昭51−26037号、特開昭50−
82078号、米国特許2353262号、同2852383号、同
3554755号、同3676137号、同3676142号、同
3700454号、同3748141号、同3837863号、
CLS2538889号、特開昭51−27921号、同51−
27922号、同51−26035号、同51−26036号、同50
−62632号、特公昭49−29461号、米国特許
3936303号、同3748141号、特開昭53−1521号など
に記載されている。 写真乳剤の結合剤または保護コロイドとして
は、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以
外の親水性コロイドも用いることができる。 たとえばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分
子とのグラフトポリマー、アルブミン、カゼイン
等の蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、セルローズ硫酸エステ
ル類等の如きセルロース誘導体、アルギン酸ソー
ダ澱粉誘導体などの糖誘導体;ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルアルコール部分アセタール、ポ
リ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポ
リメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルイミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一
あるいは共重合体の如き多種の合成親水性高分子
物質を用いることができる。 ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか酸処
理ゼラチンやBull.Soc,Sci.Phot.Japan,No.16,
30頁(1966)に記載されたような酵素処理ゼラチ
ンを用いてもよく、又ゼラチンの加水分解物や酵
素分解物も用いることができる。ゼラチン誘導体
としては、ゼラチンにたとえば酸ハライド、酸無
水物、イソシアナート類、ブロモ酢酸、アルカン
サルトン類、ビニルスルホンアミド類、マレイン
イミド化合物類、ポリアルキレンオキシド類、エ
ポキシ化合物類等種々の化合物を反応させて得ら
れるものが用いられる。その具体例は米国特許
2614928号、同3132945号、同3186846号、同
3312553号、英国特許861411号、同1033189号、同
1005784号、特公昭42−26845号などに記載されて
いる。 前記ゼラチン・グラフトポリマーとしては、ゼ
ラチンにアクリル酸、メタアクリル酸、それらの
エステル、アミドなどの誘導体、アクリロニトリ
ル、スチレンなどの如き、ビニル系モノマーの単
一(ホモ)または共重合体をグラフトさせたもの
を用いることができる。ことに、ゼラチンとある
程度相溶性のあるポリマーたとえばアクリル酸、
メタアクリル酸、アクリルアミド、メタアクリル
アミド、ヒドロキシアルキルメタアクリレート等
の重合体とのグラフトポリマーが好ましい。これ
らの例は米国特許2763625号、同2831767号、同
2956884号などに記載がある。 代表的な合成親水性高分子物質はたとえば西独
特許出願(OLS)2312708号、米国特許3620751
号、同3879205号、特公昭43−7561号に記載のも
のである。 本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層
にはハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩
臭化銀、塩臭化銀および塩化銀のいずれを用いて
もよい。好ましいハロゲン化銀は15モル%以下の
沃化銀を含む沃臭化銀である。特に好ましいのは
2モル%から12モル%までの沃化銀を含む沃臭化
銀である。 写真乳剤中のハロゲン化銀粒子の平均粒子サイ
ズ(球状または球に近似の粒子の場合は粒子直
径、立方体粒子の場合は稜長を粒子サイズとし、
投影面積にもとづく平均で表わす)は特に問わな
いが3μ以下が好ましい。 粒子サイズ分布はせまくても広くてもいずれで
もよい。 写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八
面体のような規則的(regular)な結晶体を有す
るものでもよく、また球状、板状などのような変
則的(irregular)な結晶形をもつもの、あるい
はこれらの結晶形の複合形をもつものでもよい。
種々の結晶形の粒子の混合から成つてもよい。 ハロゲン化銀粒子は内部と表層とが異なる相を
もつていても、均一な相から成つていてもよい。
また潜像が主として表面に形成されるような粒子
でもよく、粒子内部に主として形成されるような
粒子であつてもよい。 本発明に用いられる写真乳剤はP.Glafkides著
Chimie et Physique Photographique(Paul
Montel社刊、1967年)、G,F.Duffin著
Photographic Emulsion Chemistry(The Focal
Press刊、1966年)、V.L.Zelikman et al著
Making and Coating Dhotographic Emulsion
(The Focal Press刊、1964年)などに記載され
た方法を用いて調製することができる。すなわ
ち、酸性法、中性法、アンモニア法等のいずれで
もよく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反
応させる形式としては片側混合法、同時混合法、
それらの組合せなどのいずれを用いてもよい。 粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方
法(いわゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生
成される液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわ
ちいわゆるコントロールド・ダブルジエツト法を
用いることもできる。 この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイ
ズが均一に近いハロゲン化銀乳剤がえられる。 別々に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を
混合して用いてもよい。 ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程に
おいて、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム
塩、イリジウム塩またはその錯塩、ロジウム塩ま
たはその錯塩、鉄塩または鉄錯塩などを共存させ
てもよい。 沈澱形成後あるいは物理熟成後の乳剤から可溶
性塩類を除去するためにはゼラチンをゲル化させ
て行なうヌーデル水洗法を用いてもよく、また無
機塩類、アニオン性界面活性剤、アニオン性ポリ
マー(たとえばポリスチレンスルホン酸)、ある
いはゼラチン誘導体(たとえばアシル化ゼラチ
ン、カルバモイル化ゼラチンなど)を利用した沈
降法(フロキユレーシヨン)を用いてもよい。 ハロゲン化銀乳剤は、通常は化学増感される。
化学増感のためには、例えばH.Frieser偏 Die
Srundlagen der Photographischen Prozess
mit Silberhalogeniden(Akademische
Verlagsgesellschaft,1968)675〜734頁に記載
の方法を用いることができる。 すなわち、活性ゼラチンや銀と反応し得る硫黄
を含む化合物(例えば、チオ硫酸塩、チオ尿素
類、メルカプト化合物類、ローダニン類)を用い
る硫黄増感法;還元性物質(例えば、第一すず
塩、アミン類、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジ
ンスルフイン酸、シラン化合物)を用いる還元増
感法;貴金属化合物(例えば、金錯塩のほかPt、
Ir、Ddなどの周期律表族の金属の錯塩)を用
いる貴金属増感法などを単独または組合せて用い
ることができる。 これらの具体例は、硫黄増感法については米国
特許第1574944号、同第2410689号、同第2278947
号、同第2728668号、同第3656955号等、還元増感
法については米国特許第2983609号、同第2419974
号、同第4054458号等、貴金属増感法については
米国特許第2399083号、同第2448060号、英国特許
第618061号等の各明細書に記載されている。 本発明に用いられる写真乳剤には、感光材料の
製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを
防止し、あるいは写真性能を安定化させる目的
で、種々の化合物を含有させることができる。す
なわちアゾール類たとえばベンゾチアゾリウム
塩、ニトロインダゾール類、トリアゾール類、ベ
ンゾトリアゾール類、ベンズイミダゾール類、
(特にニトローまたはハロゲン置換体);ヘテロ環
メルカプト化合物類たとえばメルカプトチアゾー
ル類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプ
トベンズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾ
ール類、メルカプトテトラゾール類(特に1−フ
エニル−5−メルカプトテトラゾール)、メルカ
プトピリミジン類;カルボキシル基やスルホン基
などの水溶性基を有する上記のヘテロ環メルカプ
ト化合物類;チオケト化合物たとえばオキサゾリ
ンチオン;アザインデン類たとえばテトラアザイ
ンデン類(特に4−ヒドロキシ置換(1,3,
3a,7)テトラアザインデン類;ベンゼンチオ
スルホン酸類;ベンゼンスルフイン酸;などのよ
うなカブリ防止剤または安定剤として知られた多
くの化合物を加えることができる。 これらの更に詳しい具体例及びその使用方法に
ついては、たとえば米国特許第3954474号、同第
3982947号、同第4021248号各明細書または特公昭
52−28660号公報の記載を参考にできる。 本発明を用いて作られた感光材料の写真乳剤層
または他の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電
防止、スベリ性改良、乳化分散、接着防止および
写真特性改良(たとえば現像促進、硬調化、増
感)など種々の目的で種々の界面活性剤を含んで
もよい。 たとえばサポニン(ステロイド系)、アルキレ
ンオキサイド誘導体(例えばポリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール/ポリプロピレン
グリコール縮合物、ポリエチレングリコールアル
キルエーテル類またはポリエチレングリコールア
ルキルアリールエーテル類、ポリエチレングリコ
ールエステル類、ポリエチレングリコールソルビ
タンエステル類、ポリアルキレングリコールアル
キルアミンまたはアミド類、シリコーンのポリエ
チレンオキサイド付加物類)、グリシドール誘導
体(たとえばアルケニルコハク酸ポリグリセリ
ド、アルキルフエノールポリグリセリド)、多価
アルコールの脂肪酸エステル類、糖のアルキルエ
ステル類などの非イオン性界面活性剤;アルキル
カルボン酸塩、アルキルスルフオン酸塩、アルキ
ルベンゼンスルフオン酸塩、アルキルナフタレン
スルフオン酸塩、アルキル硫酸エステル類、アル
キルリン酸エステル類、N−アシル−N−アルキ
ルタウリン類、スルホコハク酸エステル類、スル
ホアルキルポリオキシエチレンアルキルフエニル
エーテル類、ポリオキシエチレンアルキルリン酸
エステル類などのような、カルボキシ基、スルホ
基、ホスホ基、硫酸エステル基、燐酸エステル基
等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸
類、アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキ
ル硫酸または燐酸エステル類、アルキルベタイン
類、アミンオキシド類などの両性界面活性剤;ア
ルキルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第4級
アンモニウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウ
ムなどの複素環第4級アンモニウム塩類、および
脂肪族または複素環を含むホスホニウムまたはス
ルホニウム塩類などのカチオン界面活性剤を用い
ることができる。 本発明を用いて作られた写真感光材料の写真乳
剤層には感度上昇、コントラスト上昇、または現
像促進の目的で、例えばポリアルキレンオキシド
またはそのエーテル、エステル、アミンなどの誘
導体、チオエーテル化合物、チオモルフオリン
類、四級アンモニウム塩化合物、ウレタン誘導
体、尿素誘導体、イミダゾール誘導体、3−ピラ
ゾリドン類等を含んでもよい。例えば米国特許
2400532号、同2423549号、同2716062号、同
3617280号、同3772021号、同3808003号、英国特
許1488991号、等に記載されたものを用いること
ができる。 本発明を用いて作られた写真感光材料には写真
乳剤層その他の親水性コロイド層に寸度安定性の
改良などの目的で、水不溶または難溶性合成ポリ
マーの分散物を含むことができる。たとえばアル
キル(メタ)アクリレート、アルコキシアルキル
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレート、(メタ)アクリルアミド、ビニルエス
テル(たとえば酢酸ビニル)、アクリロニトリル、
オレフイン、スチレンなどの単独もしくは組合
せ、またはこれらとアクリル酸、メタアクリル
酸、α,β−不飽和ジカルボン酸、ヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレート、スルフオアルキル
(メタ)アクリレート、スチレンスルフオン酸な
どとの組合せを単量体成分とするポリマーを用い
ることができる。たとえば、米国特許2376005号、
同2739137号、同2853457号、同3062674号、同
3411911号、同3488708号、同3525620号、同
3607290号、同3635715号、同3645740号、英国特
許1186669号、同1307373号に記載のものを用いる
ことができる。 本発明を用いて作られる写真乳剤から成る層の
写真処理には、例えばリサーチ・デイスクロージ
ヤー(Research Disclosure)176号第28〜30頁
(RD−17643)に記載されているような、公知の
方法及び公知の処理液のいずれをも適用すること
ができる。この写真処理は、目的に応じて、ある
いは色素像を形成する写真処理(カラー写真処
理)のいずれであつてもよい。処理温度は普通18
℃から50℃の間に選ばれるが、18℃より低い温度
または50℃を越える温度としてもよい。 現像処理の特殊な形式として、現像主薬を感光
材料中、たとえば乳剤層中に含み、感光材料をア
ルカリ水溶液中で処理して現像を行なわせる方法
を用いてもよい。現像主薬のうち、疎水性のもの
はリサーチデイスクロージヤ169号(RD−
16928)、米国特許第2739890号、英国特許第
813253号又は西独国特許第1547763号などに記載
の種々の方法で乳剤層中に含ませることができ
る。このような現像処理は、チオシアン酸塩によ
る銀塩安定化処理と組合せてもよい。 定着液としては一般に用いられる組成のものを
用いることができる。定着剤としてはチオ硫酸
塩、チオシアン酸塩のほか、定着剤としての効果
が知られている有機硫黄化合物を用いることがで
きる。定着液には硬膜剤として水溶性アルミニウ
ム塩を含んでもよい。 色素像を形成する場合には常法が適用できる。
たとえば、ネガポジ法(例えば“Journal of the
Society of Motion Picture and Television
Engineers”,61巻(1953年)、667〜701頁に記載
されている); カラー現像液は、一般に発色現像主薬を含むア
ルカリ性水溶液から成る。発色現像主薬は公知の
一級芳香族アミン現像剤、例えばフエニレンジア
ミン類(例えば4−アミノ−N,N−ジエチルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N,N−ジエ
チルアニリン、4−アミノ−N−エチル−N−β
−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−
アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル
−N−β−メタンスルホアミドエチルアニリン、
4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β−
メトキシエチルアニリンなど)を用いることがで
きる。 この他L.F.A.Mason著 Photographic
Processing Ahemistry(Focal Press刊、1966
年)の226〜229頁、米国特許2193015号、同
2592364号、特開昭48−64933号などに記載のもの
を用いてよい。 カラー現像液はそのほかPH緩衝剤、現像抑制剤
ないしカブリ防止剤などを含むことができる。ま
た必要に応じて、硬水軟化剤、保恒剤、有機溶
剤、現像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラ
ー、かぶらせ剤、補助現像薬、粘性付与剤、ポリ
カルボン酸系キレート剤、酸化防止剤などを含ん
でもよい。 これら添加剤の具体例はリサーチ・デイスクロ
ージヤー(RD−17643)の他、米国特許第
4083723号、西独公開(OLS)2622950号などに
記載されている。 発色現像後の写真乳剤層は通常、漂白処理され
る。漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよ
いし、個別に行なわれてもよい。漂白剤としては
鉄()、コバルト()、クロム()、銅()
などの多価金属の化合物、過酸類、キノン類、ニ
トロソ化合物などが用いられる。 たとえばフエリシアン化物;重クロム酸塩;鉄
()またはコバルト()の有機錯塩、たとえ
ばエチレンジアミン四酢酸、ニトリロトリ酢酸、
1,3−ジアミノ−2−プロパノール四酢酸など
のアミノポリカルボン酸類あるいはクエン酸、酒
石酸、リンゴ酸などの有機酸の錯塩;過硫酸塩、
過マンガン酸塩;ニトロソフエノールなどを用い
ることができる。これらのうちフエリシアン化カ
リ、エチレンジアミン四酢酸鉄()ナトリウム
およびエチレンジアミン四酢酸鉄()アンモニ
ウムは特に有用である。エチレンジアミン四酢酸
鉄()錯塩は独立の漂白液においても、一浴漂
白定着液においても有用である。 漂白または漂白定着液には、米国特許3042520
号、同3241966号、特公昭45−8506号、特公昭45
−8836号、などに記載の漂白促進剤、特開昭53−
65732号に記載のチオール化合物の他、種々の添
加剤を加えることもできる。 本発明に用いられる写真乳剤は、本発明の目的
を達成する分光感度分布を実現する範囲内におい
てメチン色素類その他によつて分光増感されてよ
い。 有用な増感色素は例えばドイツ特許929080号、
米国特許2493748号、同2503776号、同2519001号、
同2912329号、同3656959号、同3672897号、同
4025349号、英国特許1242588号、特公昭44−
14030号に記載されたものである。 これらの増感色素は常法に用いてもよいが、そ
れらの組合せを用いてもよく、増感色素の組合せ
は特に強色増感の目的でしばしば用いられる。そ
の代表例は米国特許2688545号、同2977229号、同
3397060号、同3522052号、同3527641号、同
3617293号、同3628964号、同3666480号、同
3672898号、同3679428号、同3814609号、同
4026707号、英国特許1344281号、特公昭43−4936
号、同53−12375号、特開昭52−110618号、同52
−109925号に記載されている。 本発明を用いて作られた写真感光材料において
写真乳剤層その他の層は写真感光材料に通常用い
られているプラスチツクフイルム、紙、布などの
可撓性支持体またはガラス、陶器、金属などの剛
性の支持体に塗布される。可撓性支持体として有
用なものは、硝酸セルロース、酢酸セルロース、
酢酸酪酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
ネート等の半合成または合成高分子から成るフイ
ルム、バライタ層またはα−オレフインポリマー
(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン/ブテン共重合体)等を塗布またはラミネート
した紙等である。支持体は染料や顔料を用いて着
色されてもよい。遮光の目的で黒色にしてもよ
い。これらの支持体の表面は一般に、写真乳剤層
等との接着をよくするため下塗処理される。支持
体表面は下塗処理の前または後に、コロナ放電、
紫外線照射、火焔処理等を施してもよい。 本発明を用いて作られた写真感光材料におい
て、写真乳剤層その他の親水性コロイド層は公知
の種々の塗布法により支持体上または他の層の上
に塗布できる。塗布には、デイツプ塗布法、ロー
ラー塗布法、カーテン塗布法、押出し塗布法など
を用いることができる。米国特許2681294号、同
2761791号、同3526528号に記載の方法は有利な方
法である。 本発明は支持体上に少なくとも2つの異なる分
光感度を有する多層多色写真材料にも適用でき
る。多層天然写真材料は、通常支持体上に赤感性
乳剤層、緑感性乳剤層、および青感性乳剤層を
各々少なくとも1つ有する。これらの層の順序は
必要に応じて任意にえらべる。赤感性乳剤層にシ
アン形成カプラーを、緑感性乳剤層にマゼンタ形
成カプラーを、青感性乳剤層にイエロー形成カプ
ラーをそれぞれ含むのが通常であるが、場合によ
り異なる組合せをとることもできる。 写真像を得るための露光は通常の方法を用いて
行なえばよい。すなわち、自然光(日光)、タン
グステン電灯、螢光灯、水銀灯、キセノンアーク
灯、炭素アーク灯、キセノンフラツシユ灯、陰極
線管フライングスポツトなど公知の多種の光源を
いずれでも用いることができる。露光時間は通常
カメラで用いられる1/1000秒から1秒の露光時間
はもちろん、1/1000秒より短い露光、たとえばキ
セノン閃光灯や陰極線管を用いた1/104〜1/
106秒の露光を用いることもできるし、1秒より
長い露光を用いることもできる。必要に応じて色
フイルターで露光に用いられる光の分光組成を調
節することができる。露光にレーザー光を用いる
こともできる。また電子線、X線、γ線、α線な
どによつて励起された螢光体から放出する光によ
つて露光されてもよい。 本発明を用いて作られた写真感光材料の写真乳
剤層には色形成カプラー、すなわち、発色現像処
理において芳香族1級アミン現像薬(例えば、フ
エニレンジアミン誘導体や、アミノフエノール誘
導体など)との酸化カツプリングによつて発色し
うる化合物を併せて用いてもよい。例えば、マゼ
ンタカプラーとして、5−ピラゾロンカプラー、
ピラゾロベンツイミダゾールカプラー、シアノア
セチルクマロンカプラー、開鎖アシルアセトニト
リルカプラー等があり、イエローカプラーとし
て、アシルアセトアミドカプラー(例えばベンゾ
イルアセトアニリド鎖、ピバロイルアセトアニリ
ド類)、等があり、シアンカプラーとして、ナフ
トールカプラー、およびフエノールカプラー、等
がある。これらのカプラーは分子中にバラスト基
とよばれる疎水基を有する非拡散のものが望まし
い。カプラーは銀イオンに対し4当量性あるいは
2当量性のどちらでもよい。また色補正の効果を
もつカラードカプラー、あるいは現像にともなつ
て現像抑制剤を放出するカプラー(いわゆるDIR
カプラー)であつてもよい。またDIRカプラー以
外にも、カツプリング反応の生成物が無色であつ
て、現像抑制剤を放出する無呈色DIRカツプリン
グ化合物を含んでもよい。 マゼンタ発色カプラーの具体例は、米国特許
2600788号、同2983608号、同3062653号、同
3127269号、同3311476号、同3419391号、同
3519429号、同3558319号、同3582322号、同
3615506号、同3834908号、同3891445号、西独特
許1810464号、西独特許出願(OLS)2408665号、
同2417945号、同2418959号、同2424467号、特公
昭40−6031号、特開昭51−20826号、同52−58922
号、同49−129538号、同49−74027号、同50−
159336号、同52−42121号、同49−74028号、同50
−60233号、同51−26541号、同53−55122号など
に記載のものである。 黄色発色カプラーの具体例は米国特許2875057
号、同3265506号、同3408194号、同3551155号、
同3582322号、同3725072号、同3891445号、西独
特許1547868号、西独出願公開2219917号、同
2261361号、同2414006号、英国特許1425020号、
特公昭51−10783号、特開昭47−26133号、同48−
73147号、同51−102636号、同50−6341号、同50
−123342号、同50−130442号、同51−21827号、
同50−87650号、同52−82424号、同52−115219号
などに記載されたものである。 シアンカプラーの具体例は米国特許2369929号、
同2434272号、同2474293号、同2521908号、同
2895826号、同3034892号、同3311476号、同
3458315号、同3476563号、同3583971号、同
3591383号、同3767411号、同4004929号、西独特
許出願(OLS)2414830号、同2454329号、特開
昭48−59838号、同51−26034号、同48−5055号、
同51−146828号、同52−69624号、同52−90932号
に記載のものである。 カラード・カプラーとしては例えば米国特許
3476560号、同2521908号、同3034892号、特公昭
44−2016号、同38−22335号、同42−11304号、同
44−32461号、特開昭51−26034号明細書、同52−
42121号明細書、西独特許出願(OLS)2418959
号に記載のものを使用できる。 DIRカプラーとしては、たとえば米国特許
3227554号、同3617291号、同3701783号、同
3790384号、同3632345号、西独特許出願(OLS)
2414006号、同2454301号、同2454329号、英国特
許953454号、特開昭52−69624号、同49−122335
号、特公昭51−16141号に記載されたものが使用
できる。 DIRカプラー以外に、現像にともなつて現像抑
制剤を放出する化合物を、感光材料中に含んでも
よく、例えば米国特許3297445号、同3379529号、
西独特許出願(OLS)2417914号、特開昭52−
15271号、特開昭53−9116号に記載のものが使用
できる。 本発明を用いて作られた写真感光材料には、写
真乳剤層その他の親水性コロイド層に無機または
有機の硬膜剤を含有してよい。例えばクロム塩
(クロム明ばん、酢酸クロムなど)、アルデヒド類
(ホルムアルデヒド、グリオキサール、グルター
ルアルデヒドなど)、N−メチロール化合物(ジ
メチロール尿素、メチロールジメチルヒダントイ
ンなど)、ジオキサン誘導体(2,3−ジヒドロ
キシジオキサンなど)、活性ビニル化合物(1,
3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−
トリアジン、1,3−ビニルスルホニル−2−プ
ロパノールなど)、活性ハロゲン化合物(2,4
−ジクロル−6−ヒドロキシ−s−トリアジンな
ど)、ムコハロゲン酸類(ムコクロル酸、ムコフ
エノキシクロル酸など)、などを単独または組合
わせて用いることができる。 本発明を用いて作られた感光材料において、親
水性コロイド層に染料や紫外線吸収剤などが含有
される場合に、それらはカチオン性ポリマーなど
によつて媒染されてもよい。例えば英国特許
685475号、米国特許2675316号、同2839401号、同
2882156号、同3048487号、同3184309号、同
3445231号、西独特許出願(OLS)1914362号、
特開昭50−47624号、同50−71332号等に記載され
ているポリマーを用いることができる。 本発明を用いて作られる感光材料は色カブリ防
止剤として、ハイドロキノン誘導体、アミノフエ
ノール誘導体、没食子酸誘導体、アスコルビン酸
誘導体などを含有してもよい。 本発明を用いて作られる感光材料には親水性コ
ロイド層に紫外線吸収剤を含んでよい。たとえば
アリール基で置換されたベンゾトリアゾール化合
物、4−チアゾリドン化合物、ベンゾフエノン化
合物、桂皮酸エステル化合物、ブタジエン化合
物、ベンゾオキサゾール化合物、さらに紫外線吸
収性のポリマーなどを用いることができる。これ
らの紫外線吸収剤は上記親水性コロイド層中に固
定されてもよい。 紫外線吸収剤の具体例は、米国特許3533794号、
同3314794号、同3352681号、特開昭46−2784号、
米国特許3705805号、同3707375号、同4045229号、
同3700455号、同3499762号、西独特許出願公告
1547863号などに記載されている。 本発明を用いて作られた感光材料には親水性コ
ロイド層にフイルター染料として、あるいはイラ
ジエーシヨン防止その他種々の目的で水溶性染料
を含有してよい。このような染料にはオキソノー
ル染料、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、
メロシアニン染料、シアニン染料及びアゾ染料が
包含される。中でもオキソノール染料;ヘミオキ
ソノール染料及びメロシアニン染料が有用であ
る。 本発明を実施するに際して下記の公知の退色防
止剤を併用することもでき、また本発明に用いる
色像安定剤は単独または2種以上併用することも
できる。公知の退色防止剤としては、ハイドロキ
ノン誘導体、没食子酸誘導体、P−アルコキシフ
エノール類、P−オキシフエノール誘導体及びビ
スフエノール類等がある。 ハイドロキノン誘導体の具体例は米国特許
2360290号、同2418613号、同2675314号、同
2701197号、同2704713号、同2728659号、同
2732300号、同2735765号、同2710801号、同
2816028号、英国特許1363921号、等に記載されて
おり、没食子酸誘導体のそれは米国特許3457079
号、同3069262号等に記載されており、P−アル
コキシフエノール類のそれは米国特許2735765号、
同3698909号、特公昭49−20977号、同52−6623号
に記載されており、P−オキシフエノール誘導体
のそれは米国特許3432300号、同3573050号、同
3574627号、同3764337号、特開昭52−35633号、
同52−147434号、同52−152225号に記載されてお
り、ビスフエノール類のそれは米国特許3700455
号に記載されている。 実施例 下記の各層をセルローストリアセテート支持体
上に塗布し、多層カラー感光材料を作製した。 第1層:黒色コロイド銀(0.18g/m2)を含むゼ
ラチン(1.5g/m2)より成るハレーシヨン防
止層 第2層:ゼラチン(2.0g/m2)より成る中間層 第3層:平均粒径0.5μmで沃化銀6モル%を含む
沃臭化銀乳剤に増感色素、を吸着させ、更
に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,
7−テトラアザインデンを加えた後に、カプラ
ーC−1、D−1の乳化分散物を混合した組成
物より成る第1赤感乳剤層。 Ag 1.8g/m2 ゼラチン 2.4g/m2 増感色素 1.4×10-4モル/Ag1モル 〃 6.2×10-5 〃 カプラーC−1 0.07 〃 〃 D−3 0.0014 〃 カプラーC−1、D−3はトリクレジルフオ
スフエートと酢酸エチルの混合溶媒に溶解した
のち、ジ−(2−エチルヘキシル)−α−スルホ
コハク酸ナトリウムを加えたゼラチン溶液に混
合し、機械的高速撹拌による乳化分散させた。 第4層:平均粒径0.6μmで沃化銀6モル%を含む
沃臭化銀乳剤に増感色素、を吸着させ、更
に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,
7−テトラアザインデンを加えた後に、カプラ
ーC−1、C−2の乳化分散物を混合した組成
物より成る第2赤感乳剤層。 Ag 1.2g/m2 ゼラチン 1.1g/m2 増感色素 1.2×10-4モル/Ag1モル 〃 5.5×10-5 〃 カプラーC−1 0.036 〃 〃 C−2 0.0064 〃 カプラーC−1、C−2の乳化分散は第1赤
感層の乳化分散物と同様の方法で行なつた。 第5層:2,5−ジ−t−ハイドロキノン(0.05
g/m2)の乳化分散物を含む中間層(ゼラチン
1.1g/m2)。 第6層:平均粒径0.4μmで沃化銀4モル%を含む
沃臭化銀乳剤に増感色素、を吸着させ、更
に4−ヒドロキシ−6−メチル−13636a7−テ
トラアザインデンを加えた後に、カプラーM−
1、M−2、D−1の乳化分散物を混合させた
組成物より成る第1緑感乳剤層。 Ag 1.2g/m2 ゼラチン 1.8g/m2 増感色素 2.3×10-4モル/Ag1モル 〃 1.4×10-4 〃 カプラーM−1 0.075 〃 〃 M−2 0.020 〃 〃 D−3 0.0050 〃 カプラーM−1、M−2、D−3はトリクレ
ジルフオスフエート、ジブチルフタレートと酢
酸エチルの混合溶媒に溶解させたのち、ドデシ
ルベンゼンスルフオン酸ナトリウムを加えたゼ
ラチン液に混合し、機械的高速撹拌による乳化
分散させた。 第7層:平均粒径0.7μmで沃化銀6モル%を含む
沃臭化銀乳剤に増感色素、を吸着させ、更
に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,
7−テトラアザインデンを加えた後に、カプラ
ーM−1、M−2の乳化物を混合させた組成物
より成る第2緑感乳剤層。 Ag 1.6g/m2 ゼラチン 1.4g/m2 増感色素 1.6×10-4モル/Ag1モル 〃 9.7×10-5 〃 カプラーM−1 0.015 〃 〃 M−2 0.0035 〃 カプラーM−1、M−2は第1緑感層のカプ
ラーと同様の方法で乳化分散した。 第8層:黄色コロイド銀(0.12g/m2)と、2,
5−ジ−t−オクチルハイドロキノン(0.10
g/m2)の乳化分散物を含む中間層(ゼラチン
1.4g/m2)。 第9層:平均粒径0.55μmで沃化銀5.5モル%を含
む沃臭化銀乳剤に増感色素を吸着させ、更に
4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,
7−テトラアザインデンを加えた後にカプラー
Y−1、D−1の乳化分散物を混合した組成物
より成る第1青感乳剤層。 Ag 0.65g/m2 ゼラチン 1.65g/m2 増感色素 6.1×10-5モル/Ag1モル カプラーY−1 0.28モル/Ag1モル 〃 D−3 0.0092 〃 カプラーY−1、D−3はトリクレジルフオ
スフエートと酢酸エチルの混合溶媒に溶解した
のち、ドデシルベンゼンスルフオン酸ナトリウ
ムを加えたゼラチン溶液に混合し、機械的高速
撹拌による乳化分散させた。 第10層:平均粒径0.80μmで沃化銀7.5モル%を含
む沃臭化銀乳剤に増感色素を吸着させ、更に
4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,
7−テトラアザインデンを加えた後に、カプラ
ーY−1の乳化分散物を混合した組成物より成
る第2青感乳剤層。 Ag 0.82g/m2 ゼラチン 0.93g/m2 増感色素 4.2×10-5モル/Ag1モル カプラーY−1 0.060 〃 カプラーY−1は第1青感乳剤層のカプラー
と同様の方法で乳化物散した。 第11層:平均粒径0.18μmのメチルメタアクリレ
ート粒子(0.02g/m2)を含む保護層(ゼラチ
ン1.5g/m2)。 上記第1層〜第11層の各層には、ゼラチン硬化
剤としての2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−
S−トリアジン酸ナトリウムおよび塗布助剤も添
加した。このようにして作製された試料を試料a
とした。 試料aの第1赤感乳剤層、第1緑感乳剤層、第
1青感乳剤層のカプラーD−3をEX−1でそれ
ぞれ1.2倍モル、1.1倍モル、0.8倍モルで置き換え
た試料を試料aと同様の方法で作成し、試料bと
した。 試料aの赤感乳剤層の増感色素、を第3層
では増感色素を1.4×10-4モル/銀1モル、
を3.1×10-5モル/銀1モル、を1.0×10-5
ル/銀1モルで置き換え、第4層では、、
をそれぞれ1.2×10-4、2.7×10-5、8.9×10-6
ル/銀1モルで置き換える以外は試料aと同様の
方法で試料を作製し、試料c1とした。 試料aの緑感乳剤層の増感色素、を第6層
では増感色素を1.1×10-4モル/銀1モル、
を2.3×10-4モル/銀1モルで置き換え、第7層
ではを8×10-5モル/銀1モル、を1.6×
10-4モル/銀1モルで置き換える以外は試料aと
同様の方法で試料を作製し、試料c2とした。 試料aの緑感乳剤層の増感色素、の量を第
6層でそれぞれ1.5×10-4、2.1×10-4モル/銀1
モル、第7層でそれぞれ7.7×10-5、1.5×10-4
ル/銀1モルとする以外は試料aと同様の方法で
試料を作製し、試料c3とした。 さらに試料aの第1赤感乳剤層、第1緑感乳剤
層、第1青感乳剤層のカプラーD−3をD−16、
D−15に等モル置き換えた以外は試料aと同様に
して試料d、eとした。 試料a、b、c1、c2、c3、d、eは4800〓の白
色光でウエツジ露光を行ない、次に示すカラー現
像処理を行なつたところ、ほとんど同じ感度、階
調が得られた。 ここで用いた現像処理は下記の通りである。 1 カラー現像……3分15秒(38℃) 2 漂 白……6分30秒 3 水 洗……3分15秒 4 定 着……6分30秒 5 水 洗……3分15秒 6 安 定……3分15秒 各工程に用いた処理液組成は下記のものであ
る。 カラー現像液 ニトリロ三酢酸ナトリウム 1.0g 亜硫酸ナトリウム 4.0g 炭酸ナトリウム 30.0g 臭化カリ 1.4g ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.4g 4−(N−エチル−N−βヒドロキシエチルア
ミノ)−2−メチル−アニリン硫酸塩 4.5g 水を加えて 1 漂白液 臭化アンモニウム 160.0g アンモニア水(28%) 25.0ml エチレンジアミン−四酢酸ナトリウム鉄塩
130 g 氷酢酸 14 ml 水を加えて 1 定着液 テトラポリリン酸ナトリウム 2.0g 亜硫酸ナトリウム 4.0g チオ硫酸アンモニウム(70%) 175.0ml 重亜硫酸ナトリウム 4.6g 水を加えて 1 安定液 ホルマリン 8.0ml 水を加えて 1 試料a〜eに使用した化合物の構造式は以下の
通りである。 試料a〜eの感光層の最大感度波長は次の通り
である。 青感層 緑感層 赤感層 試料a 452μ 550μ 638μ b 452 550 638 c1 452 550 655 c2 452 535 638 c3 452 569 638 d 452 550 638 e 452 550 638 試料a〜eを用いて灰色、赤色、緑色、青色、
シアン色、マゼンタ色、黄色の部分を有するカラ
ーチヤートを撮影し、前記の現像処理を施した
後、カラーペーパーに焼きつけ、その画像の各色
について減色法3原色の各成分の反射濃度を測定
した。その結果を表−2に示す。 試料bは感色性のみを改良したものであるが、
ここでは光源の変化による3成分濃度の相互関係
の変化は試料c1〜c3に比較して小さくなつていて
光源依存性の良いことがわかる。しかし彩度の点
では例えば緑色におけるM成分が試料c1〜c3に比
べ高くなつており、緑色の彩度がc1〜c3よりbの
方が悪化しているのがわかる。 一方試料aでは赤・緑・青・シアン・マゼン
タ・イエローの各C、M、Y値が試料c1〜c3とほ
ぼ近似しており、試料bの悪い点がほぼ改良され
ている。 また拡散度0.42、0.5のカプラーを各々用いた
試料d、eは試料bより例えば緑色の彩度の点で
明らかに改良されており、拡散度0.4以上のDI成
分をもつDIR化合物が色再現性を大きく改良して
いることが明らかである。すなわち感色性の改良
による副作用が完全に克服されており、本発明の
効果は明らかである。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれシアン色、マゼンタ色、黄色に発色
    する赤感性乳剤層群、緑感性乳剤層群、青感性乳
    剤層群を有するハロゲン化銀多層カラー写真感光
    材料において、緑感層の最大感度が535nmから
    555mmの範囲内にあり、青感層の最大感度が緑感
    層より80ないし110nm短い波長の範囲内にあり、
    赤感層の最大感度が緑感層より75ないし95nm長
    い波長の範囲内にあり、かつ上記3つの乳剤層群
    に属する少なくとも1つの乳剤層またはそれに隣
    接する非感光性中間層に、下記の一般式()で
    示される化合物を含有させることを特徴とするハ
    ロゲン化銀多層カラー写真感光材料。 一般式() J−(Y)h 式中Jはカプラー成分を表わし、hは1または
    2を表わし、Yはカプラー成分Jのカツプリング
    位と結合しカラー現像主薬の酸化体との反応によ
    り離脱する基で拡散性の大きい現像抑制剤もしく
    は現像抑制剤を放出できる化合物であり、その拡
    散度が0.4以上であるようなものを表わす。
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