JPH0352589Y2 - - Google Patents
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- JPH0352589Y2 JPH0352589Y2 JP1987063782U JP6378287U JPH0352589Y2 JP H0352589 Y2 JPH0352589 Y2 JP H0352589Y2 JP 1987063782 U JP1987063782 U JP 1987063782U JP 6378287 U JP6378287 U JP 6378287U JP H0352589 Y2 JPH0352589 Y2 JP H0352589Y2
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- turn signal
- circuit
- rotation
- signal switch
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Description
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ターンシグナルオートキヤンセラ
ー、詳しくは車速に応じてターンシグナルのキヤ
ンセル戻し量を自動的に設定する車速感応式のシ
グナルオートキヤンセラーに関するものである。 〔従来の技術〕 車両において、方向転換前に作動させたターン
シグナルを自動的にキヤンセルさせるターンシグ
ナルオートキヤンセラーには従来から種々の形式
のものが存在しており、機械式のものと電子式の
ものとに大きく分けることができる。電子式のも
のは、ハンドルの回転量、切り戻し量を電気的に
検知してキヤンセラーの作動の基準とするもので
あり、比較的作動が確実であり、又、機械式のも
のの様にハンドル操作時に異物感がなく、操作音
等も発生しない為に、高級乗用車等に採用される
様になつて来ており、特開昭57−130835、特開昭
57−107933、特開昭59−97136、実開昭59−9938
等、種々の形式のものが既に提案済みである。本
件出願人もステアリングハンドルの回転量、切り
戻し量をパルス信号化してキヤンセル動作の確実
化を図つた電子式のターンシグナルオートキヤン
セラーを実願昭61−143957号として提案済みであ
る。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来のターンシグナルオートキ
ヤンセラーは、キヤンセル時のハンドル切り戻し
量を車速に応じて自動的に変更する様にはなつて
おらず、ある状況下においてはオートキヤンセル
が実行されないという問題があつた。即ち、高速
道路の分岐点などでは右又は左に曲つた後ハンド
ルを切り戻しても、ターンシグナルの点滅がキヤ
ンセルされないことがある。これは高速になる程
ハンドルを切る角度は小さく、しかも分岐点から
続いているカーブ部分の半径が大きく、オートキ
ヤンセラーに設定されているキヤンセルの切り戻
し量に達する前にハンドルの切り戻し操作が終了
されてしまう為である。 一方、この点を考慮し、キヤンセル時のハンド
ル切り戻し量を小さく設定した場合は、レーンチ
エンジが完了しないにもかかわらず、ターンシグ
ナルの点滅がキヤンセルされてしまう不都合が生
じていた。 本考案はターンシグナルのオートキヤンセルに
関する上記問題点を解決することを目的とするも
のであり、高速になる程ハンドルを切る角度が小
さくなる事実に着目し、車速信号を入力し、現に
走行中のスピード領域に応じたターンシグナルキ
ヤンセル戻し量を逐次自動的に設定し、いかなる
速度で走行中でも確実かつ合理的にターンシグナ
ルをキヤンセルできるターンシグナルオートキヤ
ンセラーを提供することを目的とするものであ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 この考案は、ステアリングハンドルの回転量、
回転方向に応じたパルス信号を出力する舵角セン
サーと、前記舵角センサーからの信号を受け、ス
テアリングハンドルが左右どちらの方向に回転し
ているかを判別する左右回転方向判別回路と、
左、右それぞれのターンシグナルスイツチから入
力を受け、ターンシグナルスイツチのON、OFF
を記憶する一対のターンシグナルスイツチ記憶回
路と、右のターンシグナルスイツチがONのとき
左方向の回転パルスを、左のターンシグナルスイ
ツチがONのとき右方向の回転パルスを通過させ
る一対のゲートと、前記ゲートを通つて送られる
回転パルスをカウントするカウンターと、車速信
号に基づき車速領域に応じたキヤンセル戻し量を
自動的に設定し、回転パルスがこの設定値をこえ
たときリセツト信号を出力する自動キヤンセル戻
し量設定部とから車速感応式ターンシグナルオー
トキヤンセラーを構成することにより、上記問題
点を解決せんとするものである。 〔作用〕 右、又は左のターンシグナルスイツチによるタ
ツチ入力は、それぞれのターンシグナルスイツチ
記憶回路に記憶され、該ターンシグナルスイツチ
記憶回路は駆動回路を通してリレーを動作させタ
ーンシグナルランプを点滅させると共にゲートを
オープンする。一方、ステアリングハンドルの切
り戻しの際、舵角センサーから出力される回転パ
ルスは、左右回転方向判別回路で右回転方向パル
ス、左回転方向パルスに分離され、ゲートに送ら
れる。そして、右のターンシグナルスイツチが
ONのときは左方向の回転パルスが、左のターン
シグナルスイツチONのときは右方向の回転パル
スがゲートを通過し、カウンターに入力される。 一方、自動キヤンセル戻し量設定部にはあらか
じめ設定された数種の速度領域(たとえば高速、
中速、低速)ごとにそれぞれ対応するキヤンセル
戻し量がパルス数に換算されて設定されており、
ステアリングハンドルの切り戻しが開始される
と、それに伴つて発生した回転パルスは前記カウ
ンターからこの自動キヤンセル戻し量設定部に入
力され、そのパルス数が現在走行中の速度領域に
応じたキヤンセル戻し量に達すると、これからリ
セツト信号がターンシグナルスイツチ記憶回路に
対して出力され、ターンシグナルスイツチ記憶回
路をリセツトし、ターンシグナルスイツチの点滅
を終了させる。なお、自動キヤンセル戻し量の設
定部は設定値を変更することができ、状況に応じ
リセツトのタイミングを任意に選ぶことができ
る。 〔実施例〕 第1図はこの考案に係る車速感応式ターンシグ
ナルオートキヤンセラーの一実施例のブロツクダ
イアグラム、第2図はその具体的な回路図であ
り、舵角センサー1にはステアリングハンドルの
回転方向を判別する左右回転方向判別回路2が接
続されており、ステアリングハンドルの切り戻し
に伴いこの舵角センサー1から出力される回転パ
ルスを左右2方向の回転パルスに分離する様にな
つている。なお、この左右回転方向判別回路2は
第2図に示す様に複数のNAND回路及びNOT回
路を組合せることにより構成されている。 即ち、第2図中13,14は舵角センサー1か
ら信号が入力されるNOT回路であり、NOT回路
13の出力信号は同じくNOT回路15を通つて
NAND回路16及びNAND回路17に送られる
様になつている。又、前記NAND回路16及び
NAND回路17のもう一方の入力端子は互いに
接続されている。更に、前記NAND回路16の
出力端子はNOT回路18を介して、NAND回路
19の入力端子に接続されており、NAND回路
17の出力端子も同様にNOT回路20を介して
NAND回路21の入力端子に接続されている。
そして、前記NAND回路19,21の入力端子
には前記NOT回路14の出力端子が接続されて
おり、舵角センサー1から発せられた信号を左右
両方向回転パルス信号に分離する様になつてい
る。 更に、3a,3bは後記するターンシグナルス
イツチ記憶回路4a,4b及び前記左右方向回転
判別回路2から信号を受けるゲートであり、第2
図に示す如くNAND回路から構成され、ゲート
3aには左方向回転パルスが、ゲート3bには右
方向回転パルスがそれぞれ送られ、ターンシグナ
ルスイツチ記憶回路4a,4bから信号が送られ
ているときだけオープンし、左方向回転パルス又
は右方向回転パルスを次段に出力する様になつて
いる。 一方、4a,4bはターンシグナルスイツチ記
憶回路であり、記憶回路4aは一対のNAND回
路22a,23aを組合せてなるフリツプフロツ
プ、記憶回路4bは同じく一対のNAND回路2
2b,23bを組合せてなるフリツプフロツプか
ら構成されている。そしてターンシグナルスイツ
チ4aには右方向ターンシグナルスイツチ5a
が、ターンシグナルスイツチ4bには左方向ター
ンシグナルスイツチ5bがそれぞれ接続されてお
り、これらターンシグナルスイツチ5a,5bに
よるタツチ入力が記憶され、リセツト信号が入力
されるまで、高いレベル出力を保持する様になつ
ている。 なお、6はリセツトスイツチ、10a,10b
はレーンチエンジスイツチであり、リセツトスイ
ツチ6は前記ターンシグナルスイツチ記憶回路4
a,4bに接続され、これを手動にてリセツトす
る為のものであり、レーンチエンジスイツチ10
a,10bはレーンチエンジの際、ターンシグナ
ルランプの点滅を暫時保持する為のものであり、
後記する駆動回路7a,7bに直接接続されてい
る。更に、前記ゲート3a,3bの出力側にはカ
ウンター11が接続されており、ゲート3a,3
bを通して送られてきたパルス信号をカウント
し、後記する自動キヤンセル戻し量設定部に第3
図に示す如きタイミングの複数のパルス信号を発
する様になつている。 一方、31は車速信号に基づき車速領域に応じ
たキヤンセル戻し量を自動的に設定し、ハンドル
の切り戻しの際、発生する回転パルスがこの設定
値をこえたときリセツト信号を出力する自動キヤ
ンセル戻し量設定部である。即ち、図中、32及
び33はそれぞれ独立してスイツチング作用を行
うトランジスターであり、トランジスター32の
ベースには抵抗34a、抵抗35a、ダイオード
36a、コンデンサー37aがそれぞれ直列に、
トランジスター33のベースには抵抗34b、抵
抗35b、ダイオード36b、コンデンサ37b
がそれぞれ直列に接続されており、共にコンデン
サー37a,37bを介して車速信号が入力され
る様になつている。又、抵抗34aと35aとの
接続点にはコンデンサー38aが、抵抗34bと
35bとの接続点にはコンデンサー38bがそれ
ぞれ接続されており、抵抗35aとコンデンサー
38aとによりトランジスター32をOFFする
回路定数が、抵抗35bとコンデンサー38bと
によりトランジスター33をOFFする回路定数
がそれぞれ設定される様になつている。なお、こ
の実施例においては、トランジスター32は車速
が100Km/hでOFFする様に、トランジスター3
3は車速が30Km/hで以下でOFFする様にそれ
ぞれ回路定数が設定されており、この2組の回路
により現在走行中の車速を100Km/h以上、30
Km/h〜99Km/h、0Km/h〜29Km/hの3つの
車速領域に分ける様になつている。なお、同様な
回路を3組設けておけば4つの速度領域、4組設
けておけば5つの速度領域に分けることができ、
必要に応じて更に細分化が可能であることはもち
ろんである。又、回路定数を変更することによ
り、速度領域を自由に変更できることも当然であ
る。 一方、39,40,41,42,43は
NAND回路、44,45,46,47はNOT回
路であり、NAND回路39の一対の入力端子は
前記カウンター11のQ2出力端子及びQ5出力
端子にNAND回路40の一対の入力端子はQ3出
力端子、及びQ4出力端子にそれぞれ接続されて
いる一方、前記トランジスター32のコレクター
はNOT回路46を介してNAND回路43の入力
端子に、トランジスター33のコレクターは
NAND回路41の入力端子及びNOT回路45の
入力端子にそれぞれ接続されており、前記NOT
回路45の出力端子はNAND回路42の入力端
子に接続されている。又、このNAND回路42
のもう一方の入力端子はカウンター11のQ5出
力端子に接続されている。 又、NAND回路40の出力端子はNOT回路4
7を介してNAND回路43の入力端子に接続さ
れている。 更に、NAND回路39の出力端子はNOT回路
44を介してNAND回路41の入力端子に接続
されており、NAND回路41,42,43のそ
れぞれの出力端子は前述のターンシグナルスイツ
チ記憶回路4a,4bの入力側に接続されてお
り、該NAND回路41,42,43からの出力
信号により、これをリセツトする様になつてい
る。 一方、7a,7bは駆動回路、8a,8bはリ
レー、9a,9bはターンシグナルランプ、12
はフラツシヤーユニツトであり、前記ターンシグ
ナルスイツチ記憶回路4a,4bから高レベル信
号が駆動回路7a,7bに入力されると、この駆
動回路7a,7bはリレー8a,8bをドライブ
し、ターンシグナルランプ9a,9bを点滅させ
る様になつている。 次に、各速度領域におけるターンシグナルキヤ
ンセルの際のステアリングハンドルの切り戻し角
と舵角センサー1の発するパルスとの関係につい
て述べると、この実施例においては、0Km/h〜
29Km/hの速度領域におけるステアリングハンド
ルの切り戻し角を72°、30Km/h〜99Km/hの
速度領域における切り戻し角を64°、100Km/h以
上の速度領域における切り戻し角を48°に設定し
ており、舵角センサー1から出力されるパルス信
号をカウンター11でカウントすることにより、
このステアリングハンドルの切り戻し角に相当す
るパルスがカウントされたとき、リセツト信号が
発せられる様になつている。なお、この実施例に
おいては舵角センサー1はたとえばステアリング
ハンドルが4°回転するごとに1パルスを発する様
になつており、0Km/h〜29Km/h領域では18パ
ルスが、30Km/h〜99Km/h領域では16パルス
が、100Km/h以上の領域では12パルスがそれぞ
れカウントされる。 次に、この車速感応式ターンシグナルオートキ
ヤンセラーの動作を右折の場合を例に説明する
と、右折用のターンシグナルスイツチ5aをON
すると、ターンシグナルスイツチ記憶回路4aは
そのONを記憶して駆動回路7aに高レベル信号
を出力し、駆動回路7aはリレー8aを励磁して
ターンシグナルランプ9aを点滅させる。そし
て、ステアリングハンドルを右回転させ道路に沿
つて曲り切つた後ステアリングハンドルを切り戻
すと、舵角センサー1からは左方向回転パルスが
発生し、該パルスはゲート3aに送られる。この
ゲート3aにはターンシグナルスイツチ記憶回路
4aから高レベル信号が送られており、左方向回
転パルスはこのゲート3aを通過してカウンター
11に入力される。 一方、自動キヤンセル戻し量設定部31にはあ
らかじめ設定された数種の速度領域、即ち0Km/
h〜29Km/h、30Km/h〜99Km/h、100Km/h
以上ごとにそれぞれ対応するキヤンセル戻し量即
ち、18パルス、16パルス、12パルスが設定されて
おり、カウンター11に入力されるパルス信号が
現在走行中の速度領域に応じたパルス数に達する
と、この自動キヤンセル戻し量設定部31からリ
セツト信号がターンシグナルスイツチ記憶回路4
aに発せられ、このターンシグナルスイツチ記憶
回路4aからの高レベル信号の出力は停止され、
リレー8aの励磁は解除され、ターンシグナルラ
ンプ8aの点滅は終了する。 この場合、トランジスター32、及びトランジ
スター33のコレクター電圧と車速との関係は下
表の通りとなつている。
ー、詳しくは車速に応じてターンシグナルのキヤ
ンセル戻し量を自動的に設定する車速感応式のシ
グナルオートキヤンセラーに関するものである。 〔従来の技術〕 車両において、方向転換前に作動させたターン
シグナルを自動的にキヤンセルさせるターンシグ
ナルオートキヤンセラーには従来から種々の形式
のものが存在しており、機械式のものと電子式の
ものとに大きく分けることができる。電子式のも
のは、ハンドルの回転量、切り戻し量を電気的に
検知してキヤンセラーの作動の基準とするもので
あり、比較的作動が確実であり、又、機械式のも
のの様にハンドル操作時に異物感がなく、操作音
等も発生しない為に、高級乗用車等に採用される
様になつて来ており、特開昭57−130835、特開昭
57−107933、特開昭59−97136、実開昭59−9938
等、種々の形式のものが既に提案済みである。本
件出願人もステアリングハンドルの回転量、切り
戻し量をパルス信号化してキヤンセル動作の確実
化を図つた電子式のターンシグナルオートキヤン
セラーを実願昭61−143957号として提案済みであ
る。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来のターンシグナルオートキ
ヤンセラーは、キヤンセル時のハンドル切り戻し
量を車速に応じて自動的に変更する様にはなつて
おらず、ある状況下においてはオートキヤンセル
が実行されないという問題があつた。即ち、高速
道路の分岐点などでは右又は左に曲つた後ハンド
ルを切り戻しても、ターンシグナルの点滅がキヤ
ンセルされないことがある。これは高速になる程
ハンドルを切る角度は小さく、しかも分岐点から
続いているカーブ部分の半径が大きく、オートキ
ヤンセラーに設定されているキヤンセルの切り戻
し量に達する前にハンドルの切り戻し操作が終了
されてしまう為である。 一方、この点を考慮し、キヤンセル時のハンド
ル切り戻し量を小さく設定した場合は、レーンチ
エンジが完了しないにもかかわらず、ターンシグ
ナルの点滅がキヤンセルされてしまう不都合が生
じていた。 本考案はターンシグナルのオートキヤンセルに
関する上記問題点を解決することを目的とするも
のであり、高速になる程ハンドルを切る角度が小
さくなる事実に着目し、車速信号を入力し、現に
走行中のスピード領域に応じたターンシグナルキ
ヤンセル戻し量を逐次自動的に設定し、いかなる
速度で走行中でも確実かつ合理的にターンシグナ
ルをキヤンセルできるターンシグナルオートキヤ
ンセラーを提供することを目的とするものであ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 この考案は、ステアリングハンドルの回転量、
回転方向に応じたパルス信号を出力する舵角セン
サーと、前記舵角センサーからの信号を受け、ス
テアリングハンドルが左右どちらの方向に回転し
ているかを判別する左右回転方向判別回路と、
左、右それぞれのターンシグナルスイツチから入
力を受け、ターンシグナルスイツチのON、OFF
を記憶する一対のターンシグナルスイツチ記憶回
路と、右のターンシグナルスイツチがONのとき
左方向の回転パルスを、左のターンシグナルスイ
ツチがONのとき右方向の回転パルスを通過させ
る一対のゲートと、前記ゲートを通つて送られる
回転パルスをカウントするカウンターと、車速信
号に基づき車速領域に応じたキヤンセル戻し量を
自動的に設定し、回転パルスがこの設定値をこえ
たときリセツト信号を出力する自動キヤンセル戻
し量設定部とから車速感応式ターンシグナルオー
トキヤンセラーを構成することにより、上記問題
点を解決せんとするものである。 〔作用〕 右、又は左のターンシグナルスイツチによるタ
ツチ入力は、それぞれのターンシグナルスイツチ
記憶回路に記憶され、該ターンシグナルスイツチ
記憶回路は駆動回路を通してリレーを動作させタ
ーンシグナルランプを点滅させると共にゲートを
オープンする。一方、ステアリングハンドルの切
り戻しの際、舵角センサーから出力される回転パ
ルスは、左右回転方向判別回路で右回転方向パル
ス、左回転方向パルスに分離され、ゲートに送ら
れる。そして、右のターンシグナルスイツチが
ONのときは左方向の回転パルスが、左のターン
シグナルスイツチONのときは右方向の回転パル
スがゲートを通過し、カウンターに入力される。 一方、自動キヤンセル戻し量設定部にはあらか
じめ設定された数種の速度領域(たとえば高速、
中速、低速)ごとにそれぞれ対応するキヤンセル
戻し量がパルス数に換算されて設定されており、
ステアリングハンドルの切り戻しが開始される
と、それに伴つて発生した回転パルスは前記カウ
ンターからこの自動キヤンセル戻し量設定部に入
力され、そのパルス数が現在走行中の速度領域に
応じたキヤンセル戻し量に達すると、これからリ
セツト信号がターンシグナルスイツチ記憶回路に
対して出力され、ターンシグナルスイツチ記憶回
路をリセツトし、ターンシグナルスイツチの点滅
を終了させる。なお、自動キヤンセル戻し量の設
定部は設定値を変更することができ、状況に応じ
リセツトのタイミングを任意に選ぶことができ
る。 〔実施例〕 第1図はこの考案に係る車速感応式ターンシグ
ナルオートキヤンセラーの一実施例のブロツクダ
イアグラム、第2図はその具体的な回路図であ
り、舵角センサー1にはステアリングハンドルの
回転方向を判別する左右回転方向判別回路2が接
続されており、ステアリングハンドルの切り戻し
に伴いこの舵角センサー1から出力される回転パ
ルスを左右2方向の回転パルスに分離する様にな
つている。なお、この左右回転方向判別回路2は
第2図に示す様に複数のNAND回路及びNOT回
路を組合せることにより構成されている。 即ち、第2図中13,14は舵角センサー1か
ら信号が入力されるNOT回路であり、NOT回路
13の出力信号は同じくNOT回路15を通つて
NAND回路16及びNAND回路17に送られる
様になつている。又、前記NAND回路16及び
NAND回路17のもう一方の入力端子は互いに
接続されている。更に、前記NAND回路16の
出力端子はNOT回路18を介して、NAND回路
19の入力端子に接続されており、NAND回路
17の出力端子も同様にNOT回路20を介して
NAND回路21の入力端子に接続されている。
そして、前記NAND回路19,21の入力端子
には前記NOT回路14の出力端子が接続されて
おり、舵角センサー1から発せられた信号を左右
両方向回転パルス信号に分離する様になつてい
る。 更に、3a,3bは後記するターンシグナルス
イツチ記憶回路4a,4b及び前記左右方向回転
判別回路2から信号を受けるゲートであり、第2
図に示す如くNAND回路から構成され、ゲート
3aには左方向回転パルスが、ゲート3bには右
方向回転パルスがそれぞれ送られ、ターンシグナ
ルスイツチ記憶回路4a,4bから信号が送られ
ているときだけオープンし、左方向回転パルス又
は右方向回転パルスを次段に出力する様になつて
いる。 一方、4a,4bはターンシグナルスイツチ記
憶回路であり、記憶回路4aは一対のNAND回
路22a,23aを組合せてなるフリツプフロツ
プ、記憶回路4bは同じく一対のNAND回路2
2b,23bを組合せてなるフリツプフロツプか
ら構成されている。そしてターンシグナルスイツ
チ4aには右方向ターンシグナルスイツチ5a
が、ターンシグナルスイツチ4bには左方向ター
ンシグナルスイツチ5bがそれぞれ接続されてお
り、これらターンシグナルスイツチ5a,5bに
よるタツチ入力が記憶され、リセツト信号が入力
されるまで、高いレベル出力を保持する様になつ
ている。 なお、6はリセツトスイツチ、10a,10b
はレーンチエンジスイツチであり、リセツトスイ
ツチ6は前記ターンシグナルスイツチ記憶回路4
a,4bに接続され、これを手動にてリセツトす
る為のものであり、レーンチエンジスイツチ10
a,10bはレーンチエンジの際、ターンシグナ
ルランプの点滅を暫時保持する為のものであり、
後記する駆動回路7a,7bに直接接続されてい
る。更に、前記ゲート3a,3bの出力側にはカ
ウンター11が接続されており、ゲート3a,3
bを通して送られてきたパルス信号をカウント
し、後記する自動キヤンセル戻し量設定部に第3
図に示す如きタイミングの複数のパルス信号を発
する様になつている。 一方、31は車速信号に基づき車速領域に応じ
たキヤンセル戻し量を自動的に設定し、ハンドル
の切り戻しの際、発生する回転パルスがこの設定
値をこえたときリセツト信号を出力する自動キヤ
ンセル戻し量設定部である。即ち、図中、32及
び33はそれぞれ独立してスイツチング作用を行
うトランジスターであり、トランジスター32の
ベースには抵抗34a、抵抗35a、ダイオード
36a、コンデンサー37aがそれぞれ直列に、
トランジスター33のベースには抵抗34b、抵
抗35b、ダイオード36b、コンデンサ37b
がそれぞれ直列に接続されており、共にコンデン
サー37a,37bを介して車速信号が入力され
る様になつている。又、抵抗34aと35aとの
接続点にはコンデンサー38aが、抵抗34bと
35bとの接続点にはコンデンサー38bがそれ
ぞれ接続されており、抵抗35aとコンデンサー
38aとによりトランジスター32をOFFする
回路定数が、抵抗35bとコンデンサー38bと
によりトランジスター33をOFFする回路定数
がそれぞれ設定される様になつている。なお、こ
の実施例においては、トランジスター32は車速
が100Km/hでOFFする様に、トランジスター3
3は車速が30Km/hで以下でOFFする様にそれ
ぞれ回路定数が設定されており、この2組の回路
により現在走行中の車速を100Km/h以上、30
Km/h〜99Km/h、0Km/h〜29Km/hの3つの
車速領域に分ける様になつている。なお、同様な
回路を3組設けておけば4つの速度領域、4組設
けておけば5つの速度領域に分けることができ、
必要に応じて更に細分化が可能であることはもち
ろんである。又、回路定数を変更することによ
り、速度領域を自由に変更できることも当然であ
る。 一方、39,40,41,42,43は
NAND回路、44,45,46,47はNOT回
路であり、NAND回路39の一対の入力端子は
前記カウンター11のQ2出力端子及びQ5出力
端子にNAND回路40の一対の入力端子はQ3出
力端子、及びQ4出力端子にそれぞれ接続されて
いる一方、前記トランジスター32のコレクター
はNOT回路46を介してNAND回路43の入力
端子に、トランジスター33のコレクターは
NAND回路41の入力端子及びNOT回路45の
入力端子にそれぞれ接続されており、前記NOT
回路45の出力端子はNAND回路42の入力端
子に接続されている。又、このNAND回路42
のもう一方の入力端子はカウンター11のQ5出
力端子に接続されている。 又、NAND回路40の出力端子はNOT回路4
7を介してNAND回路43の入力端子に接続さ
れている。 更に、NAND回路39の出力端子はNOT回路
44を介してNAND回路41の入力端子に接続
されており、NAND回路41,42,43のそ
れぞれの出力端子は前述のターンシグナルスイツ
チ記憶回路4a,4bの入力側に接続されてお
り、該NAND回路41,42,43からの出力
信号により、これをリセツトする様になつてい
る。 一方、7a,7bは駆動回路、8a,8bはリ
レー、9a,9bはターンシグナルランプ、12
はフラツシヤーユニツトであり、前記ターンシグ
ナルスイツチ記憶回路4a,4bから高レベル信
号が駆動回路7a,7bに入力されると、この駆
動回路7a,7bはリレー8a,8bをドライブ
し、ターンシグナルランプ9a,9bを点滅させ
る様になつている。 次に、各速度領域におけるターンシグナルキヤ
ンセルの際のステアリングハンドルの切り戻し角
と舵角センサー1の発するパルスとの関係につい
て述べると、この実施例においては、0Km/h〜
29Km/hの速度領域におけるステアリングハンド
ルの切り戻し角を72°、30Km/h〜99Km/hの
速度領域における切り戻し角を64°、100Km/h以
上の速度領域における切り戻し角を48°に設定し
ており、舵角センサー1から出力されるパルス信
号をカウンター11でカウントすることにより、
このステアリングハンドルの切り戻し角に相当す
るパルスがカウントされたとき、リセツト信号が
発せられる様になつている。なお、この実施例に
おいては舵角センサー1はたとえばステアリング
ハンドルが4°回転するごとに1パルスを発する様
になつており、0Km/h〜29Km/h領域では18パ
ルスが、30Km/h〜99Km/h領域では16パルス
が、100Km/h以上の領域では12パルスがそれぞ
れカウントされる。 次に、この車速感応式ターンシグナルオートキ
ヤンセラーの動作を右折の場合を例に説明する
と、右折用のターンシグナルスイツチ5aをON
すると、ターンシグナルスイツチ記憶回路4aは
そのONを記憶して駆動回路7aに高レベル信号
を出力し、駆動回路7aはリレー8aを励磁して
ターンシグナルランプ9aを点滅させる。そし
て、ステアリングハンドルを右回転させ道路に沿
つて曲り切つた後ステアリングハンドルを切り戻
すと、舵角センサー1からは左方向回転パルスが
発生し、該パルスはゲート3aに送られる。この
ゲート3aにはターンシグナルスイツチ記憶回路
4aから高レベル信号が送られており、左方向回
転パルスはこのゲート3aを通過してカウンター
11に入力される。 一方、自動キヤンセル戻し量設定部31にはあ
らかじめ設定された数種の速度領域、即ち0Km/
h〜29Km/h、30Km/h〜99Km/h、100Km/h
以上ごとにそれぞれ対応するキヤンセル戻し量即
ち、18パルス、16パルス、12パルスが設定されて
おり、カウンター11に入力されるパルス信号が
現在走行中の速度領域に応じたパルス数に達する
と、この自動キヤンセル戻し量設定部31からリ
セツト信号がターンシグナルスイツチ記憶回路4
aに発せられ、このターンシグナルスイツチ記憶
回路4aからの高レベル信号の出力は停止され、
リレー8aの励磁は解除され、ターンシグナルラ
ンプ8aの点滅は終了する。 この場合、トランジスター32、及びトランジ
スター33のコレクター電圧と車速との関係は下
表の通りとなつている。
この考案に係る速度感応式ターンシグナルオー
トキヤンセラーは上述の通り、車速に応じてター
ンシグナルのキヤンセルのタイミングを変更し、
高速時には小さな切り戻し角で、低速では大きな
切り戻し角で自動的にキヤンセルが行われる様に
なつており、高速道路での左右折、レーンチエン
ジ等の際にも確実にキヤンセルが行われ、ドライ
バーはハンドル操作に専念できるすぐれた効果を
有する。 又、ステアリングハンドルの切り戻し量をパル
ス信号に変更してカウントする為、切り戻し量を
正確に計数することができ、又設定値の変更も容
易で、リセツトのタイミングを自由に選ぶことが
できる効果を有する。更に、信号はパルス化され
て処理される為、誤動作のおそれもなく、回路構
成も簡単で耐久性にも富み、調整も容易である効
果を有する。
トキヤンセラーは上述の通り、車速に応じてター
ンシグナルのキヤンセルのタイミングを変更し、
高速時には小さな切り戻し角で、低速では大きな
切り戻し角で自動的にキヤンセルが行われる様に
なつており、高速道路での左右折、レーンチエン
ジ等の際にも確実にキヤンセルが行われ、ドライ
バーはハンドル操作に専念できるすぐれた効果を
有する。 又、ステアリングハンドルの切り戻し量をパル
ス信号に変更してカウントする為、切り戻し量を
正確に計数することができ、又設定値の変更も容
易で、リセツトのタイミングを自由に選ぶことが
できる効果を有する。更に、信号はパルス化され
て処理される為、誤動作のおそれもなく、回路構
成も簡単で耐久性にも富み、調整も容易である効
果を有する。
図面はこの考案に係る車速感応式ターンシグナ
ルオートキヤンセラーの一実施例を示すものであ
り、第1図はそのブロツクダイアグラム、第2図
はその具体的な回路図、第3図はカウンター出力
のタイミングチヤートである。 1……舵角センサー、2……左右回転方向判別
回路、3a,3b……ゲート、4a,4b……タ
ーンシグナルスイツチ記憶回路、5a,5b……
ターンシグナルスイツチ、6……リセツトスイツ
チ、7a,7b……駆動回路、8a,8b……リ
レー、9a,9b……ターンシグナルランプ、1
0……レーンチエンジスイツチ、11……カウン
ター、12……フラツシヤーユニツト、31……
自動キヤンセル戻し量設定部。
ルオートキヤンセラーの一実施例を示すものであ
り、第1図はそのブロツクダイアグラム、第2図
はその具体的な回路図、第3図はカウンター出力
のタイミングチヤートである。 1……舵角センサー、2……左右回転方向判別
回路、3a,3b……ゲート、4a,4b……タ
ーンシグナルスイツチ記憶回路、5a,5b……
ターンシグナルスイツチ、6……リセツトスイツ
チ、7a,7b……駆動回路、8a,8b……リ
レー、9a,9b……ターンシグナルランプ、1
0……レーンチエンジスイツチ、11……カウン
ター、12……フラツシヤーユニツト、31……
自動キヤンセル戻し量設定部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングハンドルの回転量、回転方向に応
じたパルス信号を出力する舵角センサーと、前記
舵角センサーからの信号を受け、ステアリングハ
ンドルが左右どちらの方向に回転しているかを判
別するとともに前記舵角センサーから出力される
回転パルスを左右2方向の回転パルスに分離する
左右回転方向判別回路と、 左、右それぞれのターンシグナルスイツチから
入力を受け、ターンシグナルスイツチのON、
OFFを記憶する一対のターンシグナルスイツチ
記憶回路と、 前記ターンシグナルスイツチ記憶回路の出力に
もとづき右のターンシグナルスイツチがONのと
き左方向の回転パルスを、左のターンシグナルス
イツチがONのとき右方向の回転パルスを通過さ
せる一対のゲートと、 前記ゲートを通つて送られる前記左方向及び右
方向の回転パルスをカウントするカウンターと、
車速信号に基づき車速領域に応じたキヤンセル戻
し量を自動的に設定し前記カウンターによる前記
左方向及び右方向の回転パルスのカウント値がこ
のキヤンセル戻し量の設定値をこえたとき前記タ
ーンシグナルスイツチ記憶回路にリセツト信号を
出力する自動キヤンセル戻し量設定部と、 からなることを特徴とする車速感応式ターンシグ
ナルオートキヤンセラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987063782U JPH0352589Y2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987063782U JPH0352589Y2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63176835U JPS63176835U (ja) | 1988-11-16 |
| JPH0352589Y2 true JPH0352589Y2 (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=30899335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987063782U Expired JPH0352589Y2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0352589Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5830171A (ja) * | 1981-08-15 | 1983-02-22 | Stanley Electric Co Ltd | 化合物半導体素子およびその電極形成法 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP1987063782U patent/JPH0352589Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63176835U (ja) | 1988-11-16 |
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