JPH0355576B2 - - Google Patents
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- JPH0355576B2 JPH0355576B2 JP57052764A JP5276482A JPH0355576B2 JP H0355576 B2 JPH0355576 B2 JP H0355576B2 JP 57052764 A JP57052764 A JP 57052764A JP 5276482 A JP5276482 A JP 5276482A JP H0355576 B2 JPH0355576 B2 JP H0355576B2
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- JP
- Japan
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- needle
- knitting
- cam
- carriage
- cams
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、多数の編針を前後動可能に列設し
た針床上に、編針列設方向に相対的に移動可能な
キヤリジを装置した手編機に関するものである。
た針床上に、編針列設方向に相対的に移動可能な
キヤリジを装置した手編機に関するものである。
目 的
この発明の第一の目的は、1本針作動体及び連
続針作動体のいずれかを選択的に稼働させること
により1本の編針のみを作動する編成及び多数の
編針群を作動する編成を選択的かつ連続的に実施
できるようにし、種々の編目からなる所望の編地
を迅速に形成することができる新規な手編機を提
供することにある。
続針作動体のいずれかを選択的に稼働させること
により1本の編針のみを作動する編成及び多数の
編針群を作動する編成を選択的かつ連続的に実施
できるようにし、種々の編目からなる所望の編地
を迅速に形成することができる新規な手編機を提
供することにある。
また、この発明の第二の目的は、前記の目的に
加え、1本針作動体と多数の編針群を連続的に作
動するカムとをキヤリジの相対的移動方向に圧縮
して配置でき、キヤリジをコンパクト化すること
ができる手編機を提供することにある。
加え、1本針作動体と多数の編針群を連続的に作
動するカムとをキヤリジの相対的移動方向に圧縮
して配置でき、キヤリジをコンパクト化すること
ができる手編機を提供することにある。
さらに、この発明の第三の目的は前記第一の目
的に加え、カムの構造を単純化できるとともに、
1本針作動体と多数の編針群を連続的に作動する
カムとの選択的な稼働によつて形成される編目の
大きさを容易に一定に揃えることができる手編機
を提供することにある。
的に加え、カムの構造を単純化できるとともに、
1本針作動体と多数の編針群を連続的に作動する
カムとの選択的な稼働によつて形成される編目の
大きさを容易に一定に揃えることができる手編機
を提供することにある。
実施例
以下、この発明を具体化した手編機の構成を関
連機構別に図面に従つて説明する。
連機構別に図面に従つて説明する。
針床、キヤリジ及びカバー体の連結構成
第1,2図に示すように、合成樹脂材料からな
り、左右方向に延びる針床1には多数の針溝2及
び各針溝2の側壁に連なる櫛歯3が交互に等ピツ
チで列設形成され、各針溝2内には編針(以下主
針という)4が前後動可能に収容されるととも
に、板ばね5により溝底部に圧接され、その状態
で各主針4のバツト4aが針溝2から上方へ突出
するようになつている。また、この針床1はその
ほぼ中央にて折り畳み可能に構成されている。針
床1上にはキヤリジ8が編針列設方向へ移動可能
に装架され、その台板9の下面後方にはピニオン
10及び歯車12が同軸上で一体的に回転可能に
配設されている。そして、そのピニオン10が主
針4の列設ピツチと同ピツチの歯を列設してなる
針床1のラツク11に噛合するとともに、キヤリ
ジ8に配設された球体が圧縮ばね(いずれも図示
しない)の作用によりピニオン10に係合して、
針床1上の所要位置におけるキヤリジ8の妄動が
防止されるようになつている。針床1の上面右端
寄りにはマグネツト14が固着されるとともに、
キヤリジ8の台板9の下面にはそのマグネツト1
4に相対可能な基準位置検出センサー15(第2
9図参照)が設けられ、両者14,15の協働に
よりキヤリジ8の基準位置を検出できるようにな
つている。
り、左右方向に延びる針床1には多数の針溝2及
び各針溝2の側壁に連なる櫛歯3が交互に等ピツ
チで列設形成され、各針溝2内には編針(以下主
針という)4が前後動可能に収容されるととも
に、板ばね5により溝底部に圧接され、その状態
で各主針4のバツト4aが針溝2から上方へ突出
するようになつている。また、この針床1はその
ほぼ中央にて折り畳み可能に構成されている。針
床1上にはキヤリジ8が編針列設方向へ移動可能
に装架され、その台板9の下面後方にはピニオン
10及び歯車12が同軸上で一体的に回転可能に
配設されている。そして、そのピニオン10が主
針4の列設ピツチと同ピツチの歯を列設してなる
針床1のラツク11に噛合するとともに、キヤリ
ジ8に配設された球体が圧縮ばね(いずれも図示
しない)の作用によりピニオン10に係合して、
針床1上の所要位置におけるキヤリジ8の妄動が
防止されるようになつている。針床1の上面右端
寄りにはマグネツト14が固着されるとともに、
キヤリジ8の台板9の下面にはそのマグネツト1
4に相対可能な基準位置検出センサー15(第2
9図参照)が設けられ、両者14,15の協働に
よりキヤリジ8の基準位置を検出できるようにな
つている。
針床1の後部には箱状の主カバー体16がその
一側縁にて開閉可能に取着され、他側縁には板状
の副カバー体17が開閉可能に取着されている。
そして、手編機の不使用時には針床1を折り畳ん
だ後、第2図に鎖線で示すようにその針床1とキ
ヤリジ8とを主カバー体16にて被覆し、また、
副カバー体17を第2図の鎖線位置に配置するこ
とにより、その係止部17aが針床1の係止溝1
8に係止される。従つて、コンパクトにした状態
で手編機を格納,運搬することができる。一方、
手編機の使用時においては副カバー体17の係止
を解除した後、主カバー体16を第2図の鎖線位
置から時計方向へ回動操作することにより、針床
1の上面を露出させることができる。
一側縁にて開閉可能に取着され、他側縁には板状
の副カバー体17が開閉可能に取着されている。
そして、手編機の不使用時には針床1を折り畳ん
だ後、第2図に鎖線で示すようにその針床1とキ
ヤリジ8とを主カバー体16にて被覆し、また、
副カバー体17を第2図の鎖線位置に配置するこ
とにより、その係止部17aが針床1の係止溝1
8に係止される。従つて、コンパクトにした状態
で手編機を格納,運搬することができる。一方、
手編機の使用時においては副カバー体17の係止
を解除した後、主カバー体16を第2図の鎖線位
置から時計方向へ回動操作することにより、針床
1の上面を露出させることができる。
第1,2図に示すように、主カバー体16の底
部にはその主カバー体16の開放状態においてボ
ビン19を着脱可能に支持するための支持台2
0、L字状をなす糸取棒21を第2図に実線で示
す起立使用位置及び同図に二点鎖線で示す倒状格
納位置の間で移動し得るように支持する支持部材
22及び糸取棒21を前記各位置に保持するため
の圧縮コイルばね24が設けられている。また、
前記糸取棒21の先端には支持体25が取着さ
れ、その先端には糸Yに張力を付与するための糸
調子皿26及び糸取りばね27が装着されてい
る。また、基端には糸案内28が突設されてい
る。
部にはその主カバー体16の開放状態においてボ
ビン19を着脱可能に支持するための支持台2
0、L字状をなす糸取棒21を第2図に実線で示
す起立使用位置及び同図に二点鎖線で示す倒状格
納位置の間で移動し得るように支持する支持部材
22及び糸取棒21を前記各位置に保持するため
の圧縮コイルばね24が設けられている。また、
前記糸取棒21の先端には支持体25が取着さ
れ、その先端には糸Yに張力を付与するための糸
調子皿26及び糸取りばね27が装着されてい
る。また、基端には糸案内28が突設されてい
る。
1本針作動機構
第3,4,8図に示すように、キヤリジ8の台
板9上においてその左側部には前後方向に延びる
支軸41が設けられていて、その支軸41には作
動腕42がその基端にて前後動可能に支持され、
その支軸41に巻装された圧縮コイルばね43に
より後方へ移動付勢されている。また、台板9上
の規制部材44により前記作動腕42の後方移動
が規制されるようになつている。第4図に示すよ
うにこの作動腕42は台板9の長孔45を介して
台板9の下面中央まだ延びており、その先端には
主針4のバツト4aに係合してそのバツト4aを
把持するための切欠部46aを有する1本針作動
体46が固着されている。前記規制部材44には
作動ピン47が前後動可能に挿貫され、前記圧縮
コイルばね43より強いばね力を有する圧縮ばね
48により前方へ移動付勢されている。そして、
そのばね力に基づき、作動ピン47の前端が前記
作動腕42の一部に係合され、それによつて、常
には作動腕42及び1本針作動体46が前方へ移
動付勢されている。
板9上においてその左側部には前後方向に延びる
支軸41が設けられていて、その支軸41には作
動腕42がその基端にて前後動可能に支持され、
その支軸41に巻装された圧縮コイルばね43に
より後方へ移動付勢されている。また、台板9上
の規制部材44により前記作動腕42の後方移動
が規制されるようになつている。第4図に示すよ
うにこの作動腕42は台板9の長孔45を介して
台板9の下面中央まだ延びており、その先端には
主針4のバツト4aに係合してそのバツト4aを
把持するための切欠部46aを有する1本針作動
体46が固着されている。前記規制部材44には
作動ピン47が前後動可能に挿貫され、前記圧縮
コイルばね43より強いばね力を有する圧縮ばね
48により前方へ移動付勢されている。そして、
そのばね力に基づき、作動ピン47の前端が前記
作動腕42の一部に係合され、それによつて、常
には作動腕42及び1本針作動体46が前方へ移
動付勢されている。
連続針作動機構
前記1本針作動体46を挾んで前後に位置する
ように、前記台板6の下面には前方隔壁29及び
後方隔壁30が配設され、各隔壁29,30の中
央には前記1本針作動体46に係合された主針4
のバツト4aの前後動を案内するための案内溝2
9a,30aが形成されている。また、前記各隔
壁29,30間において台板9の下面中央には前
記1本針作動体46を中心として左右対称となる
ように一対の島状カム31a,31bが配設され
ている。そして、両島状カム31a,31b間に
は前記各案内溝29a,30aに連なる案内溝3
1cが形成されるとともに、各島状カム31a,
31bと後方隔壁30との間にはバツト通路が形
成され、そのバツト通路上に前記1本針作動体4
6の切欠部46aが配置されるようになつてい
る。前記島状カム31a,31bの前方におい
て、前記前方隔壁29の案内溝29aの両側には
一対の山形カム32a,32bが突設され、両島
状カム31a,31bと両山形カム32a,32
bとの間にはバツト通路が形成されている。
ように、前記台板6の下面には前方隔壁29及び
後方隔壁30が配設され、各隔壁29,30の中
央には前記1本針作動体46に係合された主針4
のバツト4aの前後動を案内するための案内溝2
9a,30aが形成されている。また、前記各隔
壁29,30間において台板9の下面中央には前
記1本針作動体46を中心として左右対称となる
ように一対の島状カム31a,31bが配設され
ている。そして、両島状カム31a,31b間に
は前記各案内溝29a,30aに連なる案内溝3
1cが形成されるとともに、各島状カム31a,
31bと後方隔壁30との間にはバツト通路が形
成され、そのバツト通路上に前記1本針作動体4
6の切欠部46aが配置されるようになつてい
る。前記島状カム31a,31bの前方におい
て、前記前方隔壁29の案内溝29aの両側には
一対の山形カム32a,32bが突設され、両島
状カム31a,31bと両山形カム32a,32
bとの間にはバツト通路が形成されている。
また、前記1本針作動体46を中心として左右
対称となるように、前記島状カム31a,31b
の左右両側には一対のベラ抜けカム33a,33
bが配設され、各ベラ抜けカム33a,33bと
前後両隔壁29,30間にはバツト通路が形成さ
れている。そして、その各ベラ抜けカム33a,
33bの外側縁に沿つて主針群がベラ抜け位置ま
で順次前進されるようになつている。さらに、台
板9の左右両端部近傍には主針4のバツト4aを
キヤリジ8の下面に導入するための開口34a,
34bがそれぞれ形成され、各開口34a,34
bの内方において台板9には永久磁石35a,3
5bとコイル(点線円)及び磁極片で構成された
電磁石36a,36bとからなる公知の選針装置
37a,37bが配設されている。そして、この
選針装置37a,37bの作動に基づき、キヤリ
ジ8の下面に導入された主針4のバツト4aを第
4図に示す第1誘導通路A−B−A及び第2誘導
通路A−C−Aに選択的に誘導できるようになつ
ている。また、各選針装置37a,37bに隣接
して台板9の下面にはラツク11の各歯の前後両
面に相対してキヤリジ8と針床1との相対位置を
検出するための発光素子50aと受光素子50b
とからなる針位置検出センサー50が設けられて
いる。
対称となるように、前記島状カム31a,31b
の左右両側には一対のベラ抜けカム33a,33
bが配設され、各ベラ抜けカム33a,33bと
前後両隔壁29,30間にはバツト通路が形成さ
れている。そして、その各ベラ抜けカム33a,
33bの外側縁に沿つて主針群がベラ抜け位置ま
で順次前進されるようになつている。さらに、台
板9の左右両端部近傍には主針4のバツト4aを
キヤリジ8の下面に導入するための開口34a,
34bがそれぞれ形成され、各開口34a,34
bの内方において台板9には永久磁石35a,3
5bとコイル(点線円)及び磁極片で構成された
電磁石36a,36bとからなる公知の選針装置
37a,37bが配設されている。そして、この
選針装置37a,37bの作動に基づき、キヤリ
ジ8の下面に導入された主針4のバツト4aを第
4図に示す第1誘導通路A−B−A及び第2誘導
通路A−C−Aに選択的に誘導できるようになつ
ている。また、各選針装置37a,37bに隣接
して台板9の下面にはラツク11の各歯の前後両
面に相対してキヤリジ8と針床1との相対位置を
検出するための発光素子50aと受光素子50b
とからなる針位置検出センサー50が設けられて
いる。
第4図に示すように、台板9の下面には調節板
38が前後動可能に配設され、その後端には4個
の分割部分からなる案内部材39が取着されてい
る。そして案内部材39の各分割部分間には前記
第1誘導通路A−B−Aに連通し得るとともに、
前後両隔壁29,30の案内溝29a,30aに
連通する十字状の案内溝39aが形成されてい
る。前記各ベラ抜けカム33a,33bの下面に
おいて前記調節板38の両側腕部の自由端にはノ
ツクオーバーカム40a,40bがそれぞれ装着
され、前記調節板38及び案内部材39とともに
前後動されるようになつている。そして、前記ベ
ラ抜けカム33a,33b及びノツクオーバーカ
ム40a,40bにより連続針作動体が構成され
ている。また、各ノツクオーバーカム40a,4
0bと各島状カム31a,31bとの間には前記
第2誘導通路A−C−Aの一部をなす編成用のバ
ツト通路が形成されている。そして、この各ノツ
クオーバーカム40a,40bの内側縁に沿つて
主針群がノツクオーバー位置まで順次後退される
ようになつている。
38が前後動可能に配設され、その後端には4個
の分割部分からなる案内部材39が取着されてい
る。そして案内部材39の各分割部分間には前記
第1誘導通路A−B−Aに連通し得るとともに、
前後両隔壁29,30の案内溝29a,30aに
連通する十字状の案内溝39aが形成されてい
る。前記各ベラ抜けカム33a,33bの下面に
おいて前記調節板38の両側腕部の自由端にはノ
ツクオーバーカム40a,40bがそれぞれ装着
され、前記調節板38及び案内部材39とともに
前後動されるようになつている。そして、前記ベ
ラ抜けカム33a,33b及びノツクオーバーカ
ム40a,40bにより連続針作動体が構成され
ている。また、各ノツクオーバーカム40a,4
0bと各島状カム31a,31bとの間には前記
第2誘導通路A−C−Aの一部をなす編成用のバ
ツト通路が形成されている。そして、この各ノツ
クオーバーカム40a,40bの内側縁に沿つて
主針群がノツクオーバー位置まで順次後退される
ようになつている。
前記台板9の前部には編目調節ダイアル54が
回動操作可能に支持され、そのダイアル54には
前記調節板38に突設されたピン38aに係合可
能な螺旋溝54aが形成されている。そして、編
目調節ダイアル54の回動操作に基づき、調節板
38を介して案内部材39及び両ノツクオーバー
カム40a,40bが一体的に前後動され、その
位置を変更調節できるようになつている。前記調
節板38上には規制レバー55が回動可能に支持
され、圧縮ばね56により第4図の時計方向へ回
動付勢されている。そして、常には前記規制レバ
ー55の一端が1本針作動体46の前端に係合さ
れ、その状態において前記案内溝39aと1本針
作動体46の切欠部46aとが合致するようにな
つている。
回動操作可能に支持され、そのダイアル54には
前記調節板38に突設されたピン38aに係合可
能な螺旋溝54aが形成されている。そして、編
目調節ダイアル54の回動操作に基づき、調節板
38を介して案内部材39及び両ノツクオーバー
カム40a,40bが一体的に前後動され、その
位置を変更調節できるようになつている。前記調
節板38上には規制レバー55が回動可能に支持
され、圧縮ばね56により第4図の時計方向へ回
動付勢されている。そして、常には前記規制レバ
ー55の一端が1本針作動体46の前端に係合さ
れ、その状態において前記案内溝39aと1本針
作動体46の切欠部46aとが合致するようにな
つている。
従つて、1本引き編成時に主針群が前記第1誘
導通路A−B−Aに導入されてその主針群のうち
の1本の主針4のバツト4aが前記案内溝39a
から1本針作動体46の切欠部46aに導入され
てその切欠部46aに係合され、また、規制レバ
ー55が第4図の反時計方向へ回動されて1本針
作動体46から離脱した後には、主針4のバツト
4aが前後両隔壁29,30の案内溝29a,3
0aに沿つて作動腕42及び1本針作動体46と
一体的に前後動される。そして、前記規制レバー
55の復帰回動に基づき、前記1本針作動体46
の前方へのもどりが所定位置に規制され、編成編
目の大きさが決定される。また、連続編成時に主
針群が前記第2誘導通路A−C−Aに導入された
時には、各ノツクオーバーカム40a,40bの
内側縁に沿つて主針群が後退され、各ノツクオー
バーカム40a,40bの後端部の調節位置によ
り編成編目の大きさが前記1本引き編成の時の編
成編目の大きさとほぼ同じ大きさに決定定される
ようになつている。
導通路A−B−Aに導入されてその主針群のうち
の1本の主針4のバツト4aが前記案内溝39a
から1本針作動体46の切欠部46aに導入され
てその切欠部46aに係合され、また、規制レバ
ー55が第4図の反時計方向へ回動されて1本針
作動体46から離脱した後には、主針4のバツト
4aが前後両隔壁29,30の案内溝29a,3
0aに沿つて作動腕42及び1本針作動体46と
一体的に前後動される。そして、前記規制レバー
55の復帰回動に基づき、前記1本針作動体46
の前方へのもどりが所定位置に規制され、編成編
目の大きさが決定される。また、連続編成時に主
針群が前記第2誘導通路A−C−Aに導入された
時には、各ノツクオーバーカム40a,40bの
内側縁に沿つて主針群が後退され、各ノツクオー
バーカム40a,40bの後端部の調節位置によ
り編成編目の大きさが前記1本引き編成の時の編
成編目の大きさとほぼ同じ大きさに決定定される
ようになつている。
副針作動機構
第3〜6図及び第9図に示すように、台板9の
前方延出部9a上には軸受体57が設けられ、そ
の軸受体57と前記規制部材44との間には前記
支軸41に隣接する支持軸58が架設されてい
る。台板9の延出部9a上において支持軸58に
は針支持枠59が前後動可能に挿通支持されてい
る。また、この針支持枠59は支持軸58に巻装
された圧縮ばね60により前方へ移動付勢されて
いる。前記針支持枠59の後部下方において台板
9の延出部9aの下面には軸受体61が設けら
れ、この軸受体61には針支持体62がその中央
軸部にて回動可能に支持されている。第11図a
〜cに示すように、針支持体62の左端部には係
合ピン62a及びばね掛けピン62bが突設され
ている。また、針支持体62の右端部には円筒状
の支持部62cが形成され、一本の編針(以下、
副針という)63が回動可能に挿通支持されてい
る。この副針63のラツチ63bは副針63に内
蔵されたばね(図示しない)により常には第12
図bに二点鎖線で示す起立状態に保持されるよう
になつている。
前方延出部9a上には軸受体57が設けられ、そ
の軸受体57と前記規制部材44との間には前記
支軸41に隣接する支持軸58が架設されてい
る。台板9の延出部9a上において支持軸58に
は針支持枠59が前後動可能に挿通支持されてい
る。また、この針支持枠59は支持軸58に巻装
された圧縮ばね60により前方へ移動付勢されて
いる。前記針支持枠59の後部下方において台板
9の延出部9aの下面には軸受体61が設けら
れ、この軸受体61には針支持体62がその中央
軸部にて回動可能に支持されている。第11図a
〜cに示すように、針支持体62の左端部には係
合ピン62a及びばね掛けピン62bが突設され
ている。また、針支持体62の右端部には円筒状
の支持部62cが形成され、一本の編針(以下、
副針という)63が回動可能に挿通支持されてい
る。この副針63のラツチ63bは副針63に内
蔵されたばね(図示しない)により常には第12
図bに二点鎖線で示す起立状態に保持されるよう
になつている。
第4図に示すように、副針63の基端にはその
前後一対の切り溝にほぼコ字状の取付片65が嵌
合されてねじ64により取着されるとともに、こ
の取付片65の前側辺は前記針支持枠59の前側
内面と右側内面に突設された規制片66との間に
嵌合されている。そして、針支持枠59の前後動
に伴い、取付片65及び規制片66を介して副針
63が針支持枠59と一体的に前後動されるとと
もに、副針63の上下動及び回動に伴い、前記取
付片65の前側辺が針支持枠59に対してその規
制片66と前側内面との間で上下動及び回動可能
とされ、前記一体的に前後動されることによつ
て、針溝2内で後動し得るようになつている。
前後一対の切り溝にほぼコ字状の取付片65が嵌
合されてねじ64により取着されるとともに、こ
の取付片65の前側辺は前記針支持枠59の前側
内面と右側内面に突設された規制片66との間に
嵌合されている。そして、針支持枠59の前後動
に伴い、取付片65及び規制片66を介して副針
63が針支持枠59と一体的に前後動されるとと
もに、副針63の上下動及び回動に伴い、前記取
付片65の前側辺が針支持枠59に対してその規
制片66と前側内面との間で上下動及び回動可能
とされ、前記一体的に前後動されることによつ
て、針溝2内で後動し得るようになつている。
第4,5図及び第11図a〜cに示すように、
針支持体62の支持部62cの前面において副針
63には作動体67が副針63と一体回動可能に
挿貫され、そのばね掛け部67aと前記針支持体
62のばね掛けピン62bとの間には引張ばね6
8が掛装されている。そして、このばね68のば
ね力により、作動体67及び副針63が第5図及
び第11図a〜cの反時計方向へ回動付勢されて
いる。また、前記作動体67には係合ピン67b
が突設されるとともに、前記軸受体61に係止片
61aが突設され、常には、前記引張ばね68の
ばね力により係合ピン67bが係止片61aに係
合されて、作動体67及び副針63が第5図,第
11図a及び第12図aに示す中立位置に保持さ
れるようになつている。
針支持体62の支持部62cの前面において副針
63には作動体67が副針63と一体回動可能に
挿貫され、そのばね掛け部67aと前記針支持体
62のばね掛けピン62bとの間には引張ばね6
8が掛装されている。そして、このばね68のば
ね力により、作動体67及び副針63が第5図及
び第11図a〜cの反時計方向へ回動付勢されて
いる。また、前記作動体67には係合ピン67b
が突設されるとともに、前記軸受体61に係止片
61aが突設され、常には、前記引張ばね68の
ばね力により係合ピン67bが係止片61aに係
合されて、作動体67及び副針63が第5図,第
11図a及び第12図aに示す中立位置に保持さ
れるようになつている。
第3,5,10図及び第11図a〜cに示すよ
うに、前記軸受体57には副針作動腕69がその
中央の軸部70に突設されたピン70aにより回
動可能に支持され、その軸部70の後端には上方
へ延びる第一腕部71が、又前端には下方へ延
び、かつその下端にて左右に延びる第二腕部72
がそれぞれ形成されている。この第二腕部72に
は前記ピン70aを中心として円弧をなす第一部
分73aとそれ以外の第二部分73bとからなる
係合溝73が形成され、その係合溝73には前記
針支持体62の係合ピン62aが係合されてい
る。また、前記作動体67の係合ピン67bに係
合し得るように、第二腕部72には係合面74が
形成されている。
うに、前記軸受体57には副針作動腕69がその
中央の軸部70に突設されたピン70aにより回
動可能に支持され、その軸部70の後端には上方
へ延びる第一腕部71が、又前端には下方へ延
び、かつその下端にて左右に延びる第二腕部72
がそれぞれ形成されている。この第二腕部72に
は前記ピン70aを中心として円弧をなす第一部
分73aとそれ以外の第二部分73bとからなる
係合溝73が形成され、その係合溝73には前記
針支持体62の係合ピン62aが係合されてい
る。また、前記作動体67の係合ピン67bに係
合し得るように、第二腕部72には係合面74が
形成されている。
そして、副針作動腕69が第11図aに示す中
立位置から反時計方向へ回動された時には、係合
溝73の第一部分73aの作用により針支持体6
2が第11図a,bの前記中立位置に保持される
とともに、副針作動腕69の係合面74が作動体
67の係合ピン67bに係合し、第11図b及び
第12図bに示すように作動体67及び副針63
が一体的に時計方向へ回動される。この回動に基
づき、副針63のフツク63aが主針4のフツク
4bに結合し得るようになつている。また、副針
作動腕69が第11図aに示す中立位置から時計
方向へ回動された時には針支持体62の係合ピン
62aが係合溝73の第二部分73bに沿つて移
動し、針支持体62が引張ばね68のばね力に抗
して反時計方向へ回動される。そして、第11図
cに示すように、針支持体62の支持部62cと
作動体67とが上昇し、副針63が作動体67と
一体的に上昇される。また、前記針支持体62の
反時計方向への回動に伴い、作動体67の係合ピ
ン67bが軸受体61の係止片61aから離間し
た時、引張ばね68のばね力に基づく作動体67
の反時計方向への回動が許容され、再び前記係合
ピン67bが係止片61aに係合されて、作動体
67が第11図cに示す位置に配置される。
立位置から反時計方向へ回動された時には、係合
溝73の第一部分73aの作用により針支持体6
2が第11図a,bの前記中立位置に保持される
とともに、副針作動腕69の係合面74が作動体
67の係合ピン67bに係合し、第11図b及び
第12図bに示すように作動体67及び副針63
が一体的に時計方向へ回動される。この回動に基
づき、副針63のフツク63aが主針4のフツク
4bに結合し得るようになつている。また、副針
作動腕69が第11図aに示す中立位置から時計
方向へ回動された時には針支持体62の係合ピン
62aが係合溝73の第二部分73bに沿つて移
動し、針支持体62が引張ばね68のばね力に抗
して反時計方向へ回動される。そして、第11図
cに示すように、針支持体62の支持部62cと
作動体67とが上昇し、副針63が作動体67と
一体的に上昇される。また、前記針支持体62の
反時計方向への回動に伴い、作動体67の係合ピ
ン67bが軸受体61の係止片61aから離間し
た時、引張ばね68のばね力に基づく作動体67
の反時計方向への回動が許容され、再び前記係合
ピン67bが係止片61aに係合されて、作動体
67が第11図cに示す位置に配置される。
糸口・ラツチ係合板作動機構
第3,5図及び第9図に示すように、台板9の
前部上面には糸口作動腕75が左右動可能に支持
され、副針63に隣接して位置するように糸口作
動腕75の中央には支持板部76aと筒状部76
bとからなる糸口76がその筒状部76bにて上
下動可能に挿嵌されるとともに、支持板部76a
の突片77が糸口作動腕75に挿嵌されている。
この糸口76の筒状部76bにはラツチ係合板7
8がその上下折曲部78a,78bにて上下動可
能に挿嵌され、その下方折曲部78bが副針63
及び主針4のラツチ63b,4cに係合し得るよ
うになつている。また、第2,4,6図に示すよ
うに下方折曲部78b上において糸口76の筒状
部76bの両側には一対の永久磁石79が取着さ
れるとともに、台板9の下方には永久磁石80が
設けられていて、各永久磁石79,80により各
針63,4のラツチ63b,4cを吸着して開放
状態に保持できるようになつている。そして、糸
口作動腕75の左右動に伴い、第4図に示すよう
に1本針作動体46の前方に対応する位置を中心
として一定の小範囲L内で糸口76の筒状部76
bが副針63の左方あるいは右方に配置され、い
ずれか一方の永久磁石79が副針63の上方に配
置されるようになつている。
前部上面には糸口作動腕75が左右動可能に支持
され、副針63に隣接して位置するように糸口作
動腕75の中央には支持板部76aと筒状部76
bとからなる糸口76がその筒状部76bにて上
下動可能に挿嵌されるとともに、支持板部76a
の突片77が糸口作動腕75に挿嵌されている。
この糸口76の筒状部76bにはラツチ係合板7
8がその上下折曲部78a,78bにて上下動可
能に挿嵌され、その下方折曲部78bが副針63
及び主針4のラツチ63b,4cに係合し得るよ
うになつている。また、第2,4,6図に示すよ
うに下方折曲部78b上において糸口76の筒状
部76bの両側には一対の永久磁石79が取着さ
れるとともに、台板9の下方には永久磁石80が
設けられていて、各永久磁石79,80により各
針63,4のラツチ63b,4cを吸着して開放
状態に保持できるようになつている。そして、糸
口作動腕75の左右動に伴い、第4図に示すよう
に1本針作動体46の前方に対応する位置を中心
として一定の小範囲L内で糸口76の筒状部76
bが副針63の左方あるいは右方に配置され、い
ずれか一方の永久磁石79が副針63の上方に配
置されるようになつている。
第3,5,6,10図及び第13図a1,a
2,b1,b2に示すように、前記糸口作動腕7
5の後方において台板9上には第一作動板81及
び第二作動板82が上下動及び左右動可能に支持
されている。第一作動板81の左右両端近傍には
上下両係合部83a,83b及び両係合部83
a,83bを連結する斜状の連結部83cからな
る階段状の一対の長孔83が形成されている。ま
た、第一作動板81の前方には上端に案内ピン8
4aを有する一対の支持板84が設けられ、各案
内ピン84aが前記各長孔83に係合されてい
る。第一作動板81の上縁には糸口76の支持板
部76aの案内片85に係合して、その糸口76
と第一作動板81とを上下動に対して一体移動可
能に連結するとともに、左右動に対してはそれを
許容する突片86が折曲形成されている。
2,b1,b2に示すように、前記糸口作動腕7
5の後方において台板9上には第一作動板81及
び第二作動板82が上下動及び左右動可能に支持
されている。第一作動板81の左右両端近傍には
上下両係合部83a,83b及び両係合部83
a,83bを連結する斜状の連結部83cからな
る階段状の一対の長孔83が形成されている。ま
た、第一作動板81の前方には上端に案内ピン8
4aを有する一対の支持板84が設けられ、各案
内ピン84aが前記各長孔83に係合されてい
る。第一作動板81の上縁には糸口76の支持板
部76aの案内片85に係合して、その糸口76
と第一作動板81とを上下動に対して一体移動可
能に連結するとともに、左右動に対してはそれを
許容する突片86が折曲形成されている。
そして、第5図及び第10図に示すように、第
一作動板81が中立位置に配置された時には、案
内ピン84aが長孔83の連結部83cに係合さ
れ、第一作動板81とともに糸口76が中間位置
に保持される。この第一作動板81が前記中立位
置から第13図a2に示す左方位置まで移動され
た時には、長孔83の下方係合部83bが案内ピ
ン84aに係合して第一作動板81とともに糸口
76が上方位置に配置される。また、第一作動板
81が第5,10図の中立位置から第13図b2
に示す右方位置まで移動された時には、長孔83
の上方係合部83aが案内ピン84aに係合して
第一作動板81とともに糸口76が下方位置に配
置される。
一作動板81が中立位置に配置された時には、案
内ピン84aが長孔83の連結部83cに係合さ
れ、第一作動板81とともに糸口76が中間位置
に保持される。この第一作動板81が前記中立位
置から第13図a2に示す左方位置まで移動され
た時には、長孔83の下方係合部83bが案内ピ
ン84aに係合して第一作動板81とともに糸口
76が上方位置に配置される。また、第一作動板
81が第5,10図の中立位置から第13図b2
に示す右方位置まで移動された時には、長孔83
の上方係合部83aが案内ピン84aに係合して
第一作動板81とともに糸口76が下方位置に配
置される。
一方、前記第二作動板82の左右両端部近傍に
は上方係合部87a、その上方係合部87aより
短い下方係合部87b及び両者87a,87bを
連結する斜状の連結部87cからなる階段状の一
対の長孔87が形成され、各長孔87には前記案
内ピン84aが係合されている。この第二作動板
82の下部中央にはラツチ係合板78の案内片7
8cに係合して、そのラツチ係合板78と第二作
動板82とを上下動に対して一体移動可能に連結
するとともに、左右動に対してはそれを許容する
スリツト88が形成されている。そして、第5,
10図及び第13図a1,a2,b1,b2から
明らかなように、第二作動板82が中立位置に配
置された時には、案内ピン84aが長孔87の上
方係合部87aの連結部87c寄りに係合され、
ラツチ係合板78が下方位置に保持される。この
第二作動板82が前記中立位置から第13図a1
の左方位置まで移動された時には、長孔87の上
方係合部87aの右端部が案内ピン84aに係合
して第二作動板82とともにラツチ係合板78が
下方位置に保持される。また、第二作動板82が
前記中立位置から第13図b1に示す右方位置ま
で移動された時には、長孔87の下方係合部87
bが案内ピン84aに係合して第二作動板82と
ともにラツチ係合板78が上方位置に保持され
る。
は上方係合部87a、その上方係合部87aより
短い下方係合部87b及び両者87a,87bを
連結する斜状の連結部87cからなる階段状の一
対の長孔87が形成され、各長孔87には前記案
内ピン84aが係合されている。この第二作動板
82の下部中央にはラツチ係合板78の案内片7
8cに係合して、そのラツチ係合板78と第二作
動板82とを上下動に対して一体移動可能に連結
するとともに、左右動に対してはそれを許容する
スリツト88が形成されている。そして、第5,
10図及び第13図a1,a2,b1,b2から
明らかなように、第二作動板82が中立位置に配
置された時には、案内ピン84aが長孔87の上
方係合部87aの連結部87c寄りに係合され、
ラツチ係合板78が下方位置に保持される。この
第二作動板82が前記中立位置から第13図a1
の左方位置まで移動された時には、長孔87の上
方係合部87aの右端部が案内ピン84aに係合
して第二作動板82とともにラツチ係合板78が
下方位置に保持される。また、第二作動板82が
前記中立位置から第13図b1に示す右方位置ま
で移動された時には、長孔87の下方係合部87
bが案内ピン84aに係合して第二作動板82と
ともにラツチ係合板78が上方位置に保持され
る。
キヤリジ送り機構
第2,3,6,14図及び第15図a,bに示
すように、前記ピニオン10及び歯車12と同軸
上には一対のラチエツトホイール90,91がピ
ニオン10と一体回転可能に支持され、その外周
には互いに反対方向を向く歯が形成されている。
前記ピニオン10とラチエツトホイール90,9
1の間においてそれらと同軸上には外周に等半径
部92a及び二叉部92bを有する回転体92が
相対回動可能に支持されている。第15図a,b
及び第16図a,bに示すように、前記台板9の
後部においてラチエツトホイール90,91の右
側には送り切替え板93が左右動可能に支持さ
れ、そのばね掛け片93aと台板9上の後述する
案内板196の一端に折曲形成された突出片19
6aとの間に掛装された引張ばね95により左方
へ移動付勢されている。この送り切替え板93に
は右方移動位置及び中間移動位置を規制するため
の一対の規制突片96a,96b、後述する案内
板196上のピン196b,196cと協働して
送り切替え板93の左方移動位置を規制するとと
もに送り切替え板93の移動を案内する一対の長
孔97a,97b及び各規制突片96a,96b
に隣接する一対の突片98a,98bがそれぞれ
形成されている。この送り切替え板93の右端前
部には作動突片99が形成されるとともに、左端
には前記回動体92の二叉部92bに係合可能な
ピン100が突設されている。
すように、前記ピニオン10及び歯車12と同軸
上には一対のラチエツトホイール90,91がピ
ニオン10と一体回転可能に支持され、その外周
には互いに反対方向を向く歯が形成されている。
前記ピニオン10とラチエツトホイール90,9
1の間においてそれらと同軸上には外周に等半径
部92a及び二叉部92bを有する回転体92が
相対回動可能に支持されている。第15図a,b
及び第16図a,bに示すように、前記台板9の
後部においてラチエツトホイール90,91の右
側には送り切替え板93が左右動可能に支持さ
れ、そのばね掛け片93aと台板9上の後述する
案内板196の一端に折曲形成された突出片19
6aとの間に掛装された引張ばね95により左方
へ移動付勢されている。この送り切替え板93に
は右方移動位置及び中間移動位置を規制するため
の一対の規制突片96a,96b、後述する案内
板196上のピン196b,196cと協働して
送り切替え板93の左方移動位置を規制するとと
もに送り切替え板93の移動を案内する一対の長
孔97a,97b及び各規制突片96a,96b
に隣接する一対の突片98a,98bがそれぞれ
形成されている。この送り切替え板93の右端前
部には作動突片99が形成されるとともに、左端
には前記回動体92の二叉部92bに係合可能な
ピン100が突設されている。
第3,14図及び第15図a,bに示すよう
に、前記台板9の中央には送り板101が前後動
可能に支持され、その送り板101の後部には一
対のラチエツト102,103がその前端近傍に
て回動可能に支持されている。各ラチエツト10
2,103の前端間には圧縮ばね104が介装さ
れ、そのばね力により各ラチエツト102,10
3の後端が内方に向かつて付勢されている。各ラ
チエツト102,103の後端には前記回動体9
2の等半径部92aに係合可能な平坦部102
a,103aが形成され、右方のラチエツト10
2には上方のラチエツトホイール90に係合可能
な係止部102b、左方のラチエツト103には
下方のラチエツトホイール91に係合可能な係止
部103bがそれぞれ形成されている。
に、前記台板9の中央には送り板101が前後動
可能に支持され、その送り板101の後部には一
対のラチエツト102,103がその前端近傍に
て回動可能に支持されている。各ラチエツト10
2,103の前端間には圧縮ばね104が介装さ
れ、そのばね力により各ラチエツト102,10
3の後端が内方に向かつて付勢されている。各ラ
チエツト102,103の後端には前記回動体9
2の等半径部92aに係合可能な平坦部102
a,103aが形成され、右方のラチエツト10
2には上方のラチエツトホイール90に係合可能
な係止部102b、左方のラチエツト103には
下方のラチエツトホイール91に係合可能な係止
部103bがそれぞれ形成されている。
そして、1本引き編成時において送り切替え板
93が第14図に示す右方位置に配置された時に
は、ピン100と二叉部92bとの係合に基づき
回動体92が右傾位置に配置される。それによ
り、回動体92の等半径部92aが左方のラチエ
ツト103の平坦部103に係合して、その係止
部103bが下方のラチエツトホイール91の回
転軌跡外に配置され、また、前記等半径部92a
が右方のラチエツト102の平坦部102aから
離脱して、圧縮ばね104のばね力により右方の
ラチエツト102の係止部102bが上方のラチ
エツトホイール90の回転軌跡上に配置される。
この状態で前記送り板101と各ラチエツト10
2,103とが一体的に後方へ移動された時に
は、右方のラチエツト102の係止部102bに
より上方のラチエツトホイール90が反時計方向
へ回動され、ピニオン10,ラツク11及び球体
の協働によりキヤリジ8が左方へ主針4の一列設
ピツチ分だけ移動される。
93が第14図に示す右方位置に配置された時に
は、ピン100と二叉部92bとの係合に基づき
回動体92が右傾位置に配置される。それによ
り、回動体92の等半径部92aが左方のラチエ
ツト103の平坦部103に係合して、その係止
部103bが下方のラチエツトホイール91の回
転軌跡外に配置され、また、前記等半径部92a
が右方のラチエツト102の平坦部102aから
離脱して、圧縮ばね104のばね力により右方の
ラチエツト102の係止部102bが上方のラチ
エツトホイール90の回転軌跡上に配置される。
この状態で前記送り板101と各ラチエツト10
2,103とが一体的に後方へ移動された時に
は、右方のラチエツト102の係止部102bに
より上方のラチエツトホイール90が反時計方向
へ回動され、ピニオン10,ラツク11及び球体
の協働によりキヤリジ8が左方へ主針4の一列設
ピツチ分だけ移動される。
一方、送り切替え板93が第15図aに示す左
方位置に配置された時には、回動体92が左傾位
置に配置される。それにより、回動体92の等半
径部92aが右方のラチエツト102の平坦部1
02aに係合して、その係止部102bが上方の
ラチエツトホイール90の回転軌跡外に配置さ
れ、また、前記等半径部92aが左方のラチエツ
ト103の平坦部103aから離脱して、圧縮ば
ね104のばね力により左方のラチエツト103
の係止部103bが下方のラチエツトホイール9
1の回転軌跡上に配置される。この状態で前記送
り板101と各ラチエツト102,103とが一
体的に後方へ移動された時には、左方のラチエツ
ト103の係止部103bにより下方のラチエツ
トホイール91が時計方向へ回動され、ピニオン
10、ラツク11及び球体の協働によりキヤリジ
8が右方へ主針4の一列設ピツチ分だけ移動され
る。
方位置に配置された時には、回動体92が左傾位
置に配置される。それにより、回動体92の等半
径部92aが右方のラチエツト102の平坦部1
02aに係合して、その係止部102bが上方の
ラチエツトホイール90の回転軌跡外に配置さ
れ、また、前記等半径部92aが左方のラチエツ
ト103の平坦部103aから離脱して、圧縮ば
ね104のばね力により左方のラチエツト103
の係止部103bが下方のラチエツトホイール9
1の回転軌跡上に配置される。この状態で前記送
り板101と各ラチエツト102,103とが一
体的に後方へ移動された時には、左方のラチエツ
ト103の係止部103bにより下方のラチエツ
トホイール91が時計方向へ回動され、ピニオン
10、ラツク11及び球体の協働によりキヤリジ
8が右方へ主針4の一列設ピツチ分だけ移動され
る。
他方、1本引き編成時において送り切替え板9
3が第15図bに示す中間位置に配置された時に
は、回動体92が中立位置に配置され、回動体9
2の等半径部92aが各ラチエツト102,10
3の平坦部102a,103aに係合して各係止
部102b,103bが各ラチエツトホイール9
0,91の回転軌跡外に配置される。この状態で
前記送り板101と各ラチエツト102,103
とが後方へ移動された時には、各ラチエツトホイ
ール90,91が回転されることはなく、従つ
て、キヤリジ8の送りが行われない。
3が第15図bに示す中間位置に配置された時に
は、回動体92が中立位置に配置され、回動体9
2の等半径部92aが各ラチエツト102,10
3の平坦部102a,103aに係合して各係止
部102b,103bが各ラチエツトホイール9
0,91の回転軌跡外に配置される。この状態で
前記送り板101と各ラチエツト102,103
とが後方へ移動された時には、各ラチエツトホイ
ール90,91が回転されることはなく、従つ
て、キヤリジ8の送りが行われない。
また、連続編成を行うために、前記送り切替え
板93が前記中間位置に配置された状態で、歯車
12を介してピニオン10が連続回転された時に
はピニオン10の回転方向に応じてキヤリジ8に
右方又は左方への連続送りが付与される。
板93が前記中間位置に配置された状態で、歯車
12を介してピニオン10が連続回転された時に
はピニオン10の回転方向に応じてキヤリジ8に
右方又は左方への連続送りが付与される。
キヤリジ位置決め機構
第3〜6図及び第14図に示すように、前記支
軸41の前端部には正面形ほぼL字状の支持板1
05がその左端部にて前後動可能に支持され、前
記針床1の櫛歯3側へ延びるように支持板105
の一側縁には所定間隔をおいて複数のスリツト1
06aを形成した係合板106及びブラシ状の編
地押え107がそれぞれ突設されている。そし
て、前記支持板105が櫛歯3側へ移動された時
には、前記係合板106のスリツト106aが複
数の櫛歯3に係合してキヤリジ8の妄動が阻止さ
れるとともに、編地押え107が編地Kに係合す
るようになつている。第2,3図に示すように、
前記編地押え107の上方において前記支持板1
05上には副針案内部材108が取着され、その
後端には一対の櫛歯108a及びその櫛歯108
aによつて画定された案内溝108bが形成され
ている。そして、この案内溝108b内には前記
副針63及び1本の主針4が同時に進入し得るよ
うになつている。また、第4図に鎖線で示すよう
に、キヤリジ8の前部下面には編成作業中におけ
る編地Kの前進を防止するための一対の編地押え
109が配設されている。
軸41の前端部には正面形ほぼL字状の支持板1
05がその左端部にて前後動可能に支持され、前
記針床1の櫛歯3側へ延びるように支持板105
の一側縁には所定間隔をおいて複数のスリツト1
06aを形成した係合板106及びブラシ状の編
地押え107がそれぞれ突設されている。そし
て、前記支持板105が櫛歯3側へ移動された時
には、前記係合板106のスリツト106aが複
数の櫛歯3に係合してキヤリジ8の妄動が阻止さ
れるとともに、編地押え107が編地Kに係合す
るようになつている。第2,3図に示すように、
前記編地押え107の上方において前記支持板1
05上には副針案内部材108が取着され、その
後端には一対の櫛歯108a及びその櫛歯108
aによつて画定された案内溝108bが形成され
ている。そして、この案内溝108b内には前記
副針63及び1本の主針4が同時に進入し得るよ
うになつている。また、第4図に鎖線で示すよう
に、キヤリジ8の前部下面には編成作業中におけ
る編地Kの前進を防止するための一対の編地押え
109が配設されている。
駆動切替え装置
第2,3,6図に示すように、キヤリジ8の台
板9の上面ほぼ中央には上方の第一カム輪110
と下方の第二カム輪111とからなる駆動カム体
112が支軸113の周りで回転可能に支持され
ている。第3,5,7図に示すように、駆動カム
体112の左側方において台板9上には駆動モー
タ114が設けられ、そのモータ軸にはかさ歯車
115が固着されている。台板9に固定された支
持軸116には前記かさ歯車115に噛合する中
間かさ歯車117及び小径の中間平歯車118が
一体回転可能に支持されている。前記支持軸11
6には平面形ほぼ三腕状をなし、かつ正面形コ字
状をなす揺動部材119がそのほぼ中央にて揺動
可能に支持され、その第一腕部119aの先端に
は前記中間平歯車118に噛合して常時回転する
とともに、第一カム輪110の外周に形成された
歯部110aに噛合離脱し得る第一伝達平歯車1
20が支持されている。また、第二腕部119b
の先端に支持された軸121の上端には前記中間
平歯車118に噛合して常時回転する第二伝達平
歯車122が設けられ、台板9の下面において軸
121の下端には前記第二伝達平歯車122と一
体的に回転する第三伝達平歯車123が設けられ
ている。さらに、台板9の下面において前記歯車
12と第三伝達平歯車123との間には第三伝達
平歯車123の回転運動を歯車12に伝達するた
めの一対の中間平歯車124,125が設けら
れ、第三伝達平歯車123が左方の中間平歯車1
24に噛合離脱し得るようになつている。
板9の上面ほぼ中央には上方の第一カム輪110
と下方の第二カム輪111とからなる駆動カム体
112が支軸113の周りで回転可能に支持され
ている。第3,5,7図に示すように、駆動カム
体112の左側方において台板9上には駆動モー
タ114が設けられ、そのモータ軸にはかさ歯車
115が固着されている。台板9に固定された支
持軸116には前記かさ歯車115に噛合する中
間かさ歯車117及び小径の中間平歯車118が
一体回転可能に支持されている。前記支持軸11
6には平面形ほぼ三腕状をなし、かつ正面形コ字
状をなす揺動部材119がそのほぼ中央にて揺動
可能に支持され、その第一腕部119aの先端に
は前記中間平歯車118に噛合して常時回転する
とともに、第一カム輪110の外周に形成された
歯部110aに噛合離脱し得る第一伝達平歯車1
20が支持されている。また、第二腕部119b
の先端に支持された軸121の上端には前記中間
平歯車118に噛合して常時回転する第二伝達平
歯車122が設けられ、台板9の下面において軸
121の下端には前記第二伝達平歯車122と一
体的に回転する第三伝達平歯車123が設けられ
ている。さらに、台板9の下面において前記歯車
12と第三伝達平歯車123との間には第三伝達
平歯車123の回転運動を歯車12に伝達するた
めの一対の中間平歯車124,125が設けら
れ、第三伝達平歯車123が左方の中間平歯車1
24に噛合離脱し得るようになつている。
そして、第3図に示すように、1本引き編成を
行う場合に前記揺動部材119が反時計方向へ揺
動された時には、第三伝達平歯車123が左方の
中間平歯車124から離脱するとともに、第一伝
達平歯車120が第一カム輪110の歯部110
aに噛合され、駆動モータ114の駆動力がかさ
歯車115,中間かさ歯車117,中間平歯車1
18,第一伝達平歯車120及び歯部110aを
介して第一カム輪110に伝達され、その第一カ
ム輪110及び第二カム輪111が時計方向へ回
転される。また、連続編成を行う場合に揺動部材
119が時計方向へ揺動された時には、第一伝達
平歯車120が第一カム輪110の歯部110a
から離脱するとともに、第三伝達平歯車123が
左方の中間平歯車124に噛合され、駆動モータ
114の駆動力がかさ歯車115,中間かさ歯車
117,中間平歯車118,第二伝達平歯車12
2及び第三伝達平歯車123を介して左方の中間
平歯車124に伝達され、その中間平歯車124
及び右方の中間平歯車125を介して歯車12及
びピニオン10が回転される。そして、この状態
において、駆動モータ114の回転方向が適宜に
変更され、歯車12及びピニオン10の回転方向
が変更されることにより、キヤリジ8の送り方向
が変更される。
行う場合に前記揺動部材119が反時計方向へ揺
動された時には、第三伝達平歯車123が左方の
中間平歯車124から離脱するとともに、第一伝
達平歯車120が第一カム輪110の歯部110
aに噛合され、駆動モータ114の駆動力がかさ
歯車115,中間かさ歯車117,中間平歯車1
18,第一伝達平歯車120及び歯部110aを
介して第一カム輪110に伝達され、その第一カ
ム輪110及び第二カム輪111が時計方向へ回
転される。また、連続編成を行う場合に揺動部材
119が時計方向へ揺動された時には、第一伝達
平歯車120が第一カム輪110の歯部110a
から離脱するとともに、第三伝達平歯車123が
左方の中間平歯車124に噛合され、駆動モータ
114の駆動力がかさ歯車115,中間かさ歯車
117,中間平歯車118,第二伝達平歯車12
2及び第三伝達平歯車123を介して左方の中間
平歯車124に伝達され、その中間平歯車124
及び右方の中間平歯車125を介して歯車12及
びピニオン10が回転される。そして、この状態
において、駆動モータ114の回転方向が適宜に
変更され、歯車12及びピニオン10の回転方向
が変更されることにより、キヤリジ8の送り方向
が変更される。
第3,5,7図に示すように、前記揺動部材1
19の前後両側において台板9上には一対の電磁
石126a,126bが配設され、前記揺動部材
119のコ字状部119c内に位置するように、
両電磁石126a,126bの中央には1個のア
ーマチヤ127が前後動可能に挿通支持されてい
る。また、このアーマチヤ127の中央には前記
コ字状部119cに突設されたピン128が挿通
され、そのピン128によりアーマチヤ127と
揺動部材119とが連結されている。そして、前
方の電磁石126aが励磁され、その電磁石12
6aによりアーマチヤ127が吸引されて前方へ
移動された時には、ピン128を介して揺動部材
119が反時計方向へ揺動される。また、後方の
電磁石126bが励磁され、その電磁石126b
によりアーマチヤ127が吸引されて後方へ移動
された時には、ピン128を介して揺動部材11
9が時計方向へ揺動される。
19の前後両側において台板9上には一対の電磁
石126a,126bが配設され、前記揺動部材
119のコ字状部119c内に位置するように、
両電磁石126a,126bの中央には1個のア
ーマチヤ127が前後動可能に挿通支持されてい
る。また、このアーマチヤ127の中央には前記
コ字状部119cに突設されたピン128が挿通
され、そのピン128によりアーマチヤ127と
揺動部材119とが連結されている。そして、前
方の電磁石126aが励磁され、その電磁石12
6aによりアーマチヤ127が吸引されて前方へ
移動された時には、ピン128を介して揺動部材
119が反時計方向へ揺動される。また、後方の
電磁石126bが励磁され、その電磁石126b
によりアーマチヤ127が吸引されて後方へ移動
された時には、ピン128を介して揺動部材11
9が時計方向へ揺動される。
前記第一カム輪110の上面には所定の間隔を
おいて一対の永久磁石130a,130bが設け
られ、各磁石130a,130bに対向し得るよ
うにキヤリジ8にはタイミング信号センサー13
1a及びカム停止位置検出センサー131bが設
けられている。第6図,第8〜10図及び第14
図に示すように、各カム輪110,111の上下
両面には前述した各作動機構を駆動するための複
数の駆動カムが360度にわたつて連通する溝状に
形成されている。そして、各駆動カムに対応する
ように台板9上にそれぞれ配設された作動レバー
にはカム接触ピンが設けられ、各カム接触ピンが
前記各作動機構に作動連結されている。
おいて一対の永久磁石130a,130bが設け
られ、各磁石130a,130bに対向し得るよ
うにキヤリジ8にはタイミング信号センサー13
1a及びカム停止位置検出センサー131bが設
けられている。第6図,第8〜10図及び第14
図に示すように、各カム輪110,111の上下
両面には前述した各作動機構を駆動するための複
数の駆動カムが360度にわたつて連通する溝状に
形成されている。そして、各駆動カムに対応する
ように台板9上にそれぞれ配設された作動レバー
にはカム接触ピンが設けられ、各カム接触ピンが
前記各作動機構に作動連結されている。
従つて、この実施例においては、後述する電磁
装置により各カム接触ピンが各駆動カムに選択的
に係合された後、駆動カム体112が一回転され
た時に各作動機構が各駆動カムの形状に応じて駆
動され、主針群のうちの所望の1本の針4により
表目編,タツク編,巻き目編,裏目編,伏せ止め
及びすべり目編等の各種の編成動作を選択的に遂
行でき、また各編成動作とは、いわば次元の異な
る増目,減目等の動作を選択的に遂行できるよう
になつている。
装置により各カム接触ピンが各駆動カムに選択的
に係合された後、駆動カム体112が一回転され
た時に各作動機構が各駆動カムの形状に応じて駆
動され、主針群のうちの所望の1本の針4により
表目編,タツク編,巻き目編,裏目編,伏せ止め
及びすべり目編等の各種の編成動作を選択的に遂
行でき、また各編成動作とは、いわば次元の異な
る増目,減目等の動作を選択的に遂行できるよう
になつている。
以下、各駆動カム及びカム接触部等の構成につ
いて前記各作動機構の説明順に従つて説明する。
いて前記各作動機構の説明順に従つて説明する。
1本針作動機構用の駆動カム
第6,8,17図に示すように、第一カム輪1
10の下面には裏目編,表目編及びタツク編に際
して1本針作動機構を駆動するための第一〜第三
の駆動カム132〜134が形成されている。裏
目編及び伏せ止め用の第一駆動カム132は深溝
状に形成され、編目調節用の幅広部132a及び
ベラ抜け用あるいは、ノツクオーバー用の屈曲部
132b,132cを備えている。第一駆動カム
132のほぼ内方に位置するとともに第一駆動カ
ム132に連通する表目編及び巻き目編用の第二
駆動カム133は浅溝状に形成され、屈曲部13
3a及び扇状部133bを備えている。第一駆動
カム132のノツクオーバー用屈曲部132cに
隣接して両駆動カム132,133間には第一駆
動カム132に連通する浅溝状の円弧部135が
形成されている。タツク編,表目編及び巻き目編
用の第三駆動カム134は深溝状に形成され、前
記第一駆動カム132の幅広部132aに対応す
る幅広部134a及び第二駆動カム133の屈曲
部133aに対応する屈曲部134bを備えてい
る。
10の下面には裏目編,表目編及びタツク編に際
して1本針作動機構を駆動するための第一〜第三
の駆動カム132〜134が形成されている。裏
目編及び伏せ止め用の第一駆動カム132は深溝
状に形成され、編目調節用の幅広部132a及び
ベラ抜け用あるいは、ノツクオーバー用の屈曲部
132b,132cを備えている。第一駆動カム
132のほぼ内方に位置するとともに第一駆動カ
ム132に連通する表目編及び巻き目編用の第二
駆動カム133は浅溝状に形成され、屈曲部13
3a及び扇状部133bを備えている。第一駆動
カム132のノツクオーバー用屈曲部132cに
隣接して両駆動カム132,133間には第一駆
動カム132に連通する浅溝状の円弧部135が
形成されている。タツク編,表目編及び巻き目編
用の第三駆動カム134は深溝状に形成され、前
記第一駆動カム132の幅広部132aに対応す
る幅広部134a及び第二駆動カム133の屈曲
部133aに対応する屈曲部134bを備えてい
る。
第3,8図に示すように、駆動カム体112の
右側において支軸136には1本針作動レバー1
37がその基端コ字状部にて回動可能及び上下動
可能に支持され、その先端においてリンク138
を介して前記作動腕42に作動連結されている。
この1本針作動レバー137の中央には前記第一
駆動カム132、第二駆動カム133及び円弧部
135に係脱可能なカム接触ピン137aが突設
されている。そして、第6図及び第22〜28図
に示すように、前記カム接触ピン137aが第一
駆動カム132に係合する上方位置、第二駆動カ
ム133に係合する中間位置及び各駆動カム13
2,133から離脱する下方位置に対応して、前
記1本針作動レバー137が三位置に切替え配置
されるようになつている。従つて、前記カム接触
ピン137aが上方位置あるいは中間位置に配置
された時には駆動カム体112の回転に伴い、各
駆動カム132,133のカム形状に応じて1本
針作動レバー137が回動される。この1本針作
動レバー137の回動に伴い、連結リンク138
を介して作動腕42及び1本針作動体46が前後
動され、その1本針作動体46を介して1本の主
針4が前後動される。
右側において支軸136には1本針作動レバー1
37がその基端コ字状部にて回動可能及び上下動
可能に支持され、その先端においてリンク138
を介して前記作動腕42に作動連結されている。
この1本針作動レバー137の中央には前記第一
駆動カム132、第二駆動カム133及び円弧部
135に係脱可能なカム接触ピン137aが突設
されている。そして、第6図及び第22〜28図
に示すように、前記カム接触ピン137aが第一
駆動カム132に係合する上方位置、第二駆動カ
ム133に係合する中間位置及び各駆動カム13
2,133から離脱する下方位置に対応して、前
記1本針作動レバー137が三位置に切替え配置
されるようになつている。従つて、前記カム接触
ピン137aが上方位置あるいは中間位置に配置
された時には駆動カム体112の回転に伴い、各
駆動カム132,133のカム形状に応じて1本
針作動レバー137が回動される。この1本針作
動レバー137の回動に伴い、連結リンク138
を介して作動腕42及び1本針作動体46が前後
動され、その1本針作動体46を介して1本の主
針4が前後動される。
第3,8図に示すように、前記支軸136に隣
接する支軸139にはタツク作動レバー140が
その基端コ字状部にて回動可能及び上下動可能に
支持され、その先端には前記第三駆動カム134
に係脱可能なカム接触ピン140aが突設されて
いる。このカム接触ピン140a及び前記カム接
触ピン137aは側面形ほぼU字状の連結リンク
141により連結され、各接触ピン140a,1
37a及び連結リンク141を介してタツク作動
レバー140及び1本針作動レバー137が一体
的に回動し得るとともに、個別に上下動し得るよ
うになつている。また、第8図及び第22〜28
図に示すように、前記カム接触ピン140aが第
三駆動カム134に係合する上方位置及び第三駆
動カム134から離脱する下方位置に対応して、
前記タツク作動レバー140が二位置に切替え配
置されるようになつている。そして、カム接触ピ
ン140aが前記上方位置に配置された時には、
駆動カム体112の回転に伴い、第三駆動カム1
34のカム形状に応じ、連結リンク141を介し
て1本針作動レバー137が回動される。
接する支軸139にはタツク作動レバー140が
その基端コ字状部にて回動可能及び上下動可能に
支持され、その先端には前記第三駆動カム134
に係脱可能なカム接触ピン140aが突設されて
いる。このカム接触ピン140a及び前記カム接
触ピン137aは側面形ほぼU字状の連結リンク
141により連結され、各接触ピン140a,1
37a及び連結リンク141を介してタツク作動
レバー140及び1本針作動レバー137が一体
的に回動し得るとともに、個別に上下動し得るよ
うになつている。また、第8図及び第22〜28
図に示すように、前記カム接触ピン140aが第
三駆動カム134に係合する上方位置及び第三駆
動カム134から離脱する下方位置に対応して、
前記タツク作動レバー140が二位置に切替え配
置されるようになつている。そして、カム接触ピ
ン140aが前記上方位置に配置された時には、
駆動カム体112の回転に伴い、第三駆動カム1
34のカム形状に応じ、連結リンク141を介し
て1本針作動レバー137が回動される。
副針作動機構用の駆動カム(その1)
第6,9,17図及び第22〜28図に示すよ
うに、第二カム輪111の上面には裏目編及び伏
せ止め用の第四,第五駆動カム143,144が
形成されている。第四駆動カム143は深溝状に
形成され、幅広部143a及びベラ抜け用の第
一,第二屈曲部143b,143cを備えてい
る。第五駆動カム144は浅溝状に形成され、そ
の両端にて前記第四駆動カム143に連通されて
いる。第3,9図及び第20図a〜cに示すよう
に、駆動カム体112の右側前方において台板9
上には支軸145が設けられ、その支軸145に
は筒状支持体146が上下動可能に挿嵌されてい
る。この筒状支持体146には副針作動レバー1
47がその基端コ字状部にて回動可能に支持され
るとともに、支軸145及び筒状支持体146の
上部に巻装された圧縮ばね148により筒状支持
体146及び副針作動レバー147が下方へ移動
付勢されている。なお、前述した1本針作動レバ
ー137,タツク作動レバー140及び後述する
糸口作動レバー163の支持構成はこの副針作動
レバー147の支持構成と同様であるため、その
詳細な説明を省略する。
うに、第二カム輪111の上面には裏目編及び伏
せ止め用の第四,第五駆動カム143,144が
形成されている。第四駆動カム143は深溝状に
形成され、幅広部143a及びベラ抜け用の第
一,第二屈曲部143b,143cを備えてい
る。第五駆動カム144は浅溝状に形成され、そ
の両端にて前記第四駆動カム143に連通されて
いる。第3,9図及び第20図a〜cに示すよう
に、駆動カム体112の右側前方において台板9
上には支軸145が設けられ、その支軸145に
は筒状支持体146が上下動可能に挿嵌されてい
る。この筒状支持体146には副針作動レバー1
47がその基端コ字状部にて回動可能に支持され
るとともに、支軸145及び筒状支持体146の
上部に巻装された圧縮ばね148により筒状支持
体146及び副針作動レバー147が下方へ移動
付勢されている。なお、前述した1本針作動レバ
ー137,タツク作動レバー140及び後述する
糸口作動レバー163の支持構成はこの副針作動
レバー147の支持構成と同様であるため、その
詳細な説明を省略する。
第9図に示すように、前記副針作動レバー14
7は、その先端において連結リンク149を介し
て前記針支持枠59に連結されている。この副針
作動レバー147の中央には前記第四,第五駆動
カム143,144に係脱可能なカム接触ピン1
47aが突設されている。また、第6,9図及び
第22〜28図に示すように、前記カム接触ピン
147aが各駆動カム143,144から離脱す
る上方位置、第五駆動カム144に係合可能な中
間位置及び第五駆動カム143に係合する下方位
置に対応して、前記副針作動レバー147が三位
置に切替配置されるようになつている。そして、
カム接触ピン147aが前記中間位置あるいは下
方位置に配置された時には、駆動カム体112の
回転に伴い、第五,第四駆動カム144,143
のカム形状に従つて副針作動レバー147が回動
される。この副針作動レバー147の回動に伴
い、連結リンク149を介して針支持枠59及び
副針63が一体的に前後動される。
7は、その先端において連結リンク149を介し
て前記針支持枠59に連結されている。この副針
作動レバー147の中央には前記第四,第五駆動
カム143,144に係脱可能なカム接触ピン1
47aが突設されている。また、第6,9図及び
第22〜28図に示すように、前記カム接触ピン
147aが各駆動カム143,144から離脱す
る上方位置、第五駆動カム144に係合可能な中
間位置及び第五駆動カム143に係合する下方位
置に対応して、前記副針作動レバー147が三位
置に切替配置されるようになつている。そして、
カム接触ピン147aが前記中間位置あるいは下
方位置に配置された時には、駆動カム体112の
回転に伴い、第五,第四駆動カム144,143
のカム形状に従つて副針作動レバー147が回動
される。この副針作動レバー147の回動に伴
い、連結リンク149を介して針支持枠59及び
副針63が一体的に前後動される。
副針作動機構用の駆動カム(その2)
第6,10,17図に示すように、第一カム輪
110の上面には副針63を回動及び上昇させる
ための第六駆動カム151が形成されている。こ
の第六駆動カム151は浅溝状に形成され、小径
部151a,中径部151b及び大径部151c
を備えている。駆動カム体112の後方において
台板9には支軸152が設けられ、その支軸15
2上には副針制御レバー153がその基端にて回
動可能に支持されている。第5,10図に示すよ
うに、副針制御レバー153の先端に形成された
長孔153aには前記副針作動腕69の第一腕部
71上のピン71aが遊嵌されている。副針制御
レバー153の中央には前記第六駆動カム151
に常時係合するカム接触ピン153bが突設され
ている。
110の上面には副針63を回動及び上昇させる
ための第六駆動カム151が形成されている。こ
の第六駆動カム151は浅溝状に形成され、小径
部151a,中径部151b及び大径部151c
を備えている。駆動カム体112の後方において
台板9には支軸152が設けられ、その支軸15
2上には副針制御レバー153がその基端にて回
動可能に支持されている。第5,10図に示すよ
うに、副針制御レバー153の先端に形成された
長孔153aには前記副針作動腕69の第一腕部
71上のピン71aが遊嵌されている。副針制御
レバー153の中央には前記第六駆動カム151
に常時係合するカム接触ピン153bが突設され
ている。
そして、第一カム輪110の回転に伴い、前記
カム接触ピン153bが第六駆動カム151の中
径部151bに係合した時には、前記副針制御レ
バー153が第10図に実線で示す中立位置に配
置され、針支持体62が第11図aに示す中立位
置に配置される。また、前記カム接触ピン153
bが第六駆動カム151の大径部151cに係合
した時には、前記副針制御レバー153が第10
図の時計方向へ回動され、第11図bに示すよう
に、前記副針作動腕39,針支持体62及び作動
体67を介して副針63が時計方向へ回動され
る。さらに、前記カム接触ピン153bが第六駆
動カム151の小径部151aに係合した時に
は、前記副針作動レバー153が第10図の反時
計方向へ回動され、第11図cに示すように、前
記副針作動腕69,針支持体62及び作動体67
を介して副針63が上昇されるようになつてい
る。
カム接触ピン153bが第六駆動カム151の中
径部151bに係合した時には、前記副針制御レ
バー153が第10図に実線で示す中立位置に配
置され、針支持体62が第11図aに示す中立位
置に配置される。また、前記カム接触ピン153
bが第六駆動カム151の大径部151cに係合
した時には、前記副針制御レバー153が第10
図の時計方向へ回動され、第11図bに示すよう
に、前記副針作動腕39,針支持体62及び作動
体67を介して副針63が時計方向へ回動され
る。さらに、前記カム接触ピン153bが第六駆
動カム151の小径部151aに係合した時に
は、前記副針作動レバー153が第10図の反時
計方向へ回動され、第11図cに示すように、前
記副針作動腕69,針支持体62及び作動体67
を介して副針63が上昇されるようになつてい
る。
糸口・ラツチ係合板作動機構用の駆動カム(その
1) 第6,9,17図に示すように、前記第二カム
輪111の上面において前記第四駆動カム143
の外周には前記糸口76及びラツチ係合板78を
第4図に示す一定の小範囲L内で左右動させるた
めの第七駆動カム160が形成されている。この
第七駆動カム160は浅溝状に形成され、大径部
160a,小径部160b及び大径部160aに
連なる尾部160cを備えている。第6,8,1
7図に示すように、前記第一カム輪110の下面
において前記第一駆動カム132の外周には前記
糸口76及びラツチ係合板78を同様に左右動さ
せるための第八駆動カム161が形成されてい
る。この第八駆動カム161は浅溝状に形成され
るとともに、前記第七駆動カム160とほぼ相似
形をなすように形成され、大径部161a,小径
部161b及び小径部161bに連なる尾部16
1cを備えている。そして、この第八駆動カム1
61の大径部161a及び小径部161bは前記
第七駆動カム160の大径部160a及び160
bに対して180゜の位相をずらして配置されてい
る。
1) 第6,9,17図に示すように、前記第二カム
輪111の上面において前記第四駆動カム143
の外周には前記糸口76及びラツチ係合板78を
第4図に示す一定の小範囲L内で左右動させるた
めの第七駆動カム160が形成されている。この
第七駆動カム160は浅溝状に形成され、大径部
160a,小径部160b及び大径部160aに
連なる尾部160cを備えている。第6,8,1
7図に示すように、前記第一カム輪110の下面
において前記第一駆動カム132の外周には前記
糸口76及びラツチ係合板78を同様に左右動さ
せるための第八駆動カム161が形成されてい
る。この第八駆動カム161は浅溝状に形成され
るとともに、前記第七駆動カム160とほぼ相似
形をなすように形成され、大径部161a,小径
部161b及び小径部161bに連なる尾部16
1cを備えている。そして、この第八駆動カム1
61の大径部161a及び小径部161bは前記
第七駆動カム160の大径部160a及び160
bに対して180゜の位相をずらして配置されてい
る。
第3,9図及び第19図a〜cに示すように、
駆動カム体112の右側において支軸162に挿
嵌された筒状支持体146には糸口作動レバー1
63がその基端コ字状部にて前記筒状支持体14
6と一体的に上下動可能及び回動可能に支持され
ている。この糸口作動レバー163の先端には連
結ピン163aが突設され、前記糸口作動腕75
の長孔75aに遊嵌されている。糸口作動レバー
163の基端近傍には前記第七,八駆動カム16
0,161に選択的に係合可能なカム接触ピン1
63bがその中央にて固着されている。また、第
22〜28図に示すように、前記カム接触ピン1
63bが第八駆動カム161に係合する上方位置
及び第七駆動カム160に係合する下方位置に対
応して、前記糸口作動レバー163が二位置に切
替配置されるようになつている。そして、前記カ
ム接触ピン163bが上方位置あるいは下方位置
に配置された時には、駆動カム体112の回転に
伴い、第八,第七駆動カム161,160のカム
形状に従つて糸口作動レバー163が回動され
る。この糸口作動レバー163の回動に伴い、糸
口作動腕75を介して糸口76及びラツチ係合板
78が一体的に左右動される。
駆動カム体112の右側において支軸162に挿
嵌された筒状支持体146には糸口作動レバー1
63がその基端コ字状部にて前記筒状支持体14
6と一体的に上下動可能及び回動可能に支持され
ている。この糸口作動レバー163の先端には連
結ピン163aが突設され、前記糸口作動腕75
の長孔75aに遊嵌されている。糸口作動レバー
163の基端近傍には前記第七,八駆動カム16
0,161に選択的に係合可能なカム接触ピン1
63bがその中央にて固着されている。また、第
22〜28図に示すように、前記カム接触ピン1
63bが第八駆動カム161に係合する上方位置
及び第七駆動カム160に係合する下方位置に対
応して、前記糸口作動レバー163が二位置に切
替配置されるようになつている。そして、前記カ
ム接触ピン163bが上方位置あるいは下方位置
に配置された時には、駆動カム体112の回転に
伴い、第八,第七駆動カム161,160のカム
形状に従つて糸口作動レバー163が回動され
る。この糸口作動レバー163の回動に伴い、糸
口作動腕75を介して糸口76及びラツチ係合板
78が一体的に左右動される。
糸口・ラツチ係合板作動機構用の駆動カム(その
2) 第6,10,17図に示すように、第一カム輪
110の上面において第六駆動カム151の内方
には第九駆動カム165が浅溝状に形成されてい
る。この第九駆動カム165は大径部165a,
中径部165b及び小径部165cを備えてい
る。第3,10図に示すように、駆動カム体11
2の後方において台板9には支軸166が設けら
れ、その支軸166上には糸口制御レバー167
がその基端にて回動可能に支持されている。第1
0図及び第13図a1,a2,b1,b2に示す
ように、この糸口制御レバー167の先端には連
結ピン167aが突設され、その連結ピン167
aが前記第一及び第二の作動板81,82の長孔
81a,82aに遊嵌されている。糸口制御レバ
ー167の中央には前記第九駆動カム165に常
時係合するカム接触ピン167bが突設されてい
る。
2) 第6,10,17図に示すように、第一カム輪
110の上面において第六駆動カム151の内方
には第九駆動カム165が浅溝状に形成されてい
る。この第九駆動カム165は大径部165a,
中径部165b及び小径部165cを備えてい
る。第3,10図に示すように、駆動カム体11
2の後方において台板9には支軸166が設けら
れ、その支軸166上には糸口制御レバー167
がその基端にて回動可能に支持されている。第1
0図及び第13図a1,a2,b1,b2に示す
ように、この糸口制御レバー167の先端には連
結ピン167aが突設され、その連結ピン167
aが前記第一及び第二の作動板81,82の長孔
81a,82aに遊嵌されている。糸口制御レバ
ー167の中央には前記第九駆動カム165に常
時係合するカム接触ピン167bが突設されてい
る。
そして、第10図に示すように、第一カム輪1
10の回転に伴い、前記カム接触ピン167bが
第九駆動カム165の中径部165bに係合され
た時には、第5図に示すように、糸口制御レバー
167により第一作動板81及び第二作動板82
が中立位置に配置され、糸口76及びラツチ係合
板78が中間位置及び下方位置にそれぞれ配置さ
れる。また、前記カム接触ピン167bが大径部
165aに係合された時には、第10図及び第1
3図b1,b2に示すように第一及び第二作動板
81,82が右方位置に配置され、糸口76及び
ラツチ係合板78が下方位置及び上方位置にそれ
ぞれ配置される。さらに、前記カム接触ピン16
7bが小径部165cに係合された時には、第1
3図a1,a2に示すように、第一及び第二作動
板81,82が左方位置に配置され、糸口76及
びラツチ係合板78が上方位置及び下方位置に配
置される。
10の回転に伴い、前記カム接触ピン167bが
第九駆動カム165の中径部165bに係合され
た時には、第5図に示すように、糸口制御レバー
167により第一作動板81及び第二作動板82
が中立位置に配置され、糸口76及びラツチ係合
板78が中間位置及び下方位置にそれぞれ配置さ
れる。また、前記カム接触ピン167bが大径部
165aに係合された時には、第10図及び第1
3図b1,b2に示すように第一及び第二作動板
81,82が右方位置に配置され、糸口76及び
ラツチ係合板78が下方位置及び上方位置にそれ
ぞれ配置される。さらに、前記カム接触ピン16
7bが小径部165cに係合された時には、第1
3図a1,a2に示すように、第一及び第二作動
板81,82が左方位置に配置され、糸口76及
びラツチ係合板78が上方位置及び下方位置に配
置される。
キヤリジ送り機構用の駆動カム
第6,14,17図及び第22〜28図に示す
ように、第二カム輪111の下面にはキヤリジ送
り機構を駆動するための第十駆動カム170が浅
溝状に形成されている。この第十駆動カム170
は等半径部170a及び第二カム輪121の外周
近傍に頂点170cを有する山形部170bを備
えている。また、前記送り板101の後端に突設
されたカム接触ピン101aが前記第十駆動カム
170に常時係合されている。そして、第14図
に示すように、編成開始時においては前記カム接
触ピン101aが前記山形部170bの中腹に係
合した状態に保持される。この状態から駆動カム
体112が時計方向へ一回転された時には、第十
駆動カム170のカム形状に応じて送り板101
が前後動され、前記ラチエツト102,103に
よりラチエツトホイール90,91が所定方向へ
回動され、ピニオン10及びラツク11を介して
キヤリジ8が所定方向へ主針4の一列設ピツチ分
だけ移動されるようになつている。
ように、第二カム輪111の下面にはキヤリジ送
り機構を駆動するための第十駆動カム170が浅
溝状に形成されている。この第十駆動カム170
は等半径部170a及び第二カム輪121の外周
近傍に頂点170cを有する山形部170bを備
えている。また、前記送り板101の後端に突設
されたカム接触ピン101aが前記第十駆動カム
170に常時係合されている。そして、第14図
に示すように、編成開始時においては前記カム接
触ピン101aが前記山形部170bの中腹に係
合した状態に保持される。この状態から駆動カム
体112が時計方向へ一回転された時には、第十
駆動カム170のカム形状に応じて送り板101
が前後動され、前記ラチエツト102,103に
よりラチエツトホイール90,91が所定方向へ
回動され、ピニオン10及びラツク11を介して
キヤリジ8が所定方向へ主針4の一列設ピツチ分
だけ移動されるようになつている。
第6,14,17図及び第22〜28図に示す
ように、第二カム輪111の下面において前記第
十駆動カム170の内方には前記支持板105を
前後動させるための第十一駆動カム171が浅溝
状に形成されている。この第十一駆動カム171
は大径部171a,中径部171b及び小径部1
71cを備えている。前記第二カム輪111の下
方において台板9上には支持板作動レバー172
がその中央にて回動可能に支持され、その延出腕
172aにてリンク173を介して前記支持板1
05に連結されている。この支持板作動レバー1
72には前記規制レバー55の突片55aに係合
してそのレバー55を第4図の反時計方向へ回動
させるための作動部172b及び前記第十一駆動
カム171に常時係合するカム接触ピン172c
が設けられている。また、前記リンク173の一
側には台板9の左部前方に取着された板ばね17
4に係合する突片173aが形成され、その板ば
ね174のばね力によりリンク173を介して前
記支持板作動レバー172が第14図の時計方向
へ回動付勢されるとともに、前記支持板105が
後方へ移動付勢されている。
ように、第二カム輪111の下面において前記第
十駆動カム170の内方には前記支持板105を
前後動させるための第十一駆動カム171が浅溝
状に形成されている。この第十一駆動カム171
は大径部171a,中径部171b及び小径部1
71cを備えている。前記第二カム輪111の下
方において台板9上には支持板作動レバー172
がその中央にて回動可能に支持され、その延出腕
172aにてリンク173を介して前記支持板1
05に連結されている。この支持板作動レバー1
72には前記規制レバー55の突片55aに係合
してそのレバー55を第4図の反時計方向へ回動
させるための作動部172b及び前記第十一駆動
カム171に常時係合するカム接触ピン172c
が設けられている。また、前記リンク173の一
側には台板9の左部前方に取着された板ばね17
4に係合する突片173aが形成され、その板ば
ね174のばね力によりリンク173を介して前
記支持板作動レバー172が第14図の時計方向
へ回動付勢されるとともに、前記支持板105が
後方へ移動付勢されている。
切替え機構
第18図a,b〜第20図a,bに示すよう
に、前記第二カム輪111の下方において台板9
上には平面形ほぼL字状の中間レバー180がそ
の中央にて回動可能に支持され、また切替え部材
181が左右方向へ移動可能に支持されている。
この中間レバー180はその一端にて前記送り板
101のカム接触ピン101aに結合され、他端
にて切替え部材181の連結部181aに連結さ
れている。そして、第二カム輪111の回転に伴
い、前記第十駆動カム170のカム形状に従つ
て、中間レバー180が回動され、その中間レバ
ー180を介して切替え部材181が一定の範囲
内で左右動される。前記切替え部材181の平板
部181b上には長円状をなす4個のボス182
が突設され、その中央には第3図に示す前記各支
軸145,162,139,136を遊嵌するた
めの長孔182aが形成されている。また、各ボ
ス182の上面には前記筒状支持体146の傾斜
カム面146aに係合可能なカム面182bが形
成されている。また、第14図及び第18図a,
bに示すように、前記平板部181bの後側縁に
は前記送り切替板93の作動突片99に係合可能
な係合片183が形成され、第19図a〜c及び
第20図a〜cに示すように、平板部181bの
右側縁には板ばね184が立設されている。
に、前記第二カム輪111の下方において台板9
上には平面形ほぼL字状の中間レバー180がそ
の中央にて回動可能に支持され、また切替え部材
181が左右方向へ移動可能に支持されている。
この中間レバー180はその一端にて前記送り板
101のカム接触ピン101aに結合され、他端
にて切替え部材181の連結部181aに連結さ
れている。そして、第二カム輪111の回転に伴
い、前記第十駆動カム170のカム形状に従つ
て、中間レバー180が回動され、その中間レバ
ー180を介して切替え部材181が一定の範囲
内で左右動される。前記切替え部材181の平板
部181b上には長円状をなす4個のボス182
が突設され、その中央には第3図に示す前記各支
軸145,162,139,136を遊嵌するた
めの長孔182aが形成されている。また、各ボ
ス182の上面には前記筒状支持体146の傾斜
カム面146aに係合可能なカム面182bが形
成されている。また、第14図及び第18図a,
bに示すように、前記平板部181bの後側縁に
は前記送り切替板93の作動突片99に係合可能
な係合片183が形成され、第19図a〜c及び
第20図a〜cに示すように、平板部181bの
右側縁には板ばね184が立設されている。
そして、第二カム輪111の回転に伴い、第十
駆動カム170の頂点170cに前記カム接触ピ
ン101aが係合された時には、第18図a及び
第19図aに示すように、中間レバー180を介
して切替え部材181が最右方位置まで移動され
る。この時、切替え部材181の各カム面182
bの作用により各傾斜カム面146aを介し、各
筒状支持体146及び各作動レバー147,16
3,140,137が圧縮ばね148のばね力に
抗して上動される。それにより各作動レバー14
7,163,140,137のカム接触ピン14
7a,163b,140a,137aが前記各上
方位置に配置される。引き続く第二カム輪111
の回転に伴い、第十駆動カム170のカム形状に
応じて前記切替え部材181が左方へ移動された
時には、前記圧縮ばね148のばね力に基づく各
作動レバー147,163,140,137の下
動が許容されるようになつている。
駆動カム170の頂点170cに前記カム接触ピ
ン101aが係合された時には、第18図a及び
第19図aに示すように、中間レバー180を介
して切替え部材181が最右方位置まで移動され
る。この時、切替え部材181の各カム面182
bの作用により各傾斜カム面146aを介し、各
筒状支持体146及び各作動レバー147,16
3,140,137が圧縮ばね148のばね力に
抗して上動される。それにより各作動レバー14
7,163,140,137のカム接触ピン14
7a,163b,140a,137aが前記各上
方位置に配置される。引き続く第二カム輪111
の回転に伴い、第十駆動カム170のカム形状に
応じて前記切替え部材181が左方へ移動された
時には、前記圧縮ばね148のばね力に基づく各
作動レバー147,163,140,137の下
動が許容されるようになつている。
また、前記切替え部材181が最右方位置まで
移動された時には、第14図に示す係合片183
と作動突片99との係合に基づき、送り切替え板
93が最右方位置まで移動され、切替え部材18
1が左方へ移動された時には引張ばね95のばね
力により送り切替え板93の左方への移動が許容
される。
移動された時には、第14図に示す係合片183
と作動突片99との係合に基づき、送り切替え板
93が最右方位置まで移動され、切替え部材18
1が左方へ移動された時には引張ばね95のばね
力により送り切替え板93の左方への移動が許容
される。
電磁装置
第3図,第16図a,b、第19図a〜c及び
第20図a〜cに示すように、台板9の右端部上
面に配設されたブラケツト94には各作動レバー
147,163,140,137の基端コ字状部
に対向する6個の電磁石S1〜S6及び送り切替
え板93に対向する電磁石S7,S8が装着さ
れ、各電磁石S1〜S6に対応してブラケツト9
4にはアーマチヤA1〜A6が左右動可能に支持
されている。また、電磁石S7,S8に対応して
ブラケツト94にはアーマチヤA7,A8が上下
動可能に支持されている。ここで、副針作動レバ
ー147とアーマチヤA1,A2との連係構成及
び1本針作動レバー137とアーマチヤA5,A
6との連係構成は同じであり、糸口作動レバー1
63とアーマチヤA3との連係構成及びタツク作
動レバー140とアーマチヤA4との連係構成は
同じであるので、説明を簡単にするため、それぞ
れ前者についてのみ説明する。
第20図a〜cに示すように、台板9の右端部上
面に配設されたブラケツト94には各作動レバー
147,163,140,137の基端コ字状部
に対向する6個の電磁石S1〜S6及び送り切替
え板93に対向する電磁石S7,S8が装着さ
れ、各電磁石S1〜S6に対応してブラケツト9
4にはアーマチヤA1〜A6が左右動可能に支持
されている。また、電磁石S7,S8に対応して
ブラケツト94にはアーマチヤA7,A8が上下
動可能に支持されている。ここで、副針作動レバ
ー147とアーマチヤA1,A2との連係構成及
び1本針作動レバー137とアーマチヤA5,A
6との連係構成は同じであり、糸口作動レバー1
63とアーマチヤA3との連係構成及びタツク作
動レバー140とアーマチヤA4との連係構成は
同じであるので、説明を簡単にするため、それぞ
れ前者についてのみ説明する。
第20図a〜cに示すように、副針作動レバー
147のための2個の電磁石S1,S2はブラケ
ツト94の右側部において台板9からの高さの異
なる二位置に取着されている。アーマチヤA1,
A2は電磁石S1,S2により吸着される吸着部
190、前記副針作動レバー147の基端コ字状
部に対し、互いに高さの異なる位置にて係合可能
な係止片191及び前記切替え部材181上の板
ばね184に係合可能な垂下片192を備えてい
る。また、各アーマチヤA1,A2は各吸着部1
90とブラケツト94との間においてアーマチヤ
A1,A2に巻装された圧縮ばね193により、
各吸着部190が電磁石S1,S2から離間する
方向へ移動付勢されている。そして、第20図
a,bに示すように、所定の電気信号により電磁
石S1,S2の両方又は一方が励磁された時に
は、前記圧縮ばね193のばね力に抗し、各アー
マチヤA1,A2の吸着部190が電磁石S1,
S2に吸着されて前記係止片191が副針作動レ
バー147の基端コ字状部から離間し、各アーマ
チヤA1,A2が非係合位置に配置される。ま
た、第20図b,cに示すように、電磁石S1,
S2の一方又は両方の非励磁時には、前記圧縮ば
ね193のばね力に基づいて係止片191が副針
作動レバー147の基端コ字状部側へ突出され、
各アーマチヤA1,A2が係合位置に配置され
る。
147のための2個の電磁石S1,S2はブラケ
ツト94の右側部において台板9からの高さの異
なる二位置に取着されている。アーマチヤA1,
A2は電磁石S1,S2により吸着される吸着部
190、前記副針作動レバー147の基端コ字状
部に対し、互いに高さの異なる位置にて係合可能
な係止片191及び前記切替え部材181上の板
ばね184に係合可能な垂下片192を備えてい
る。また、各アーマチヤA1,A2は各吸着部1
90とブラケツト94との間においてアーマチヤ
A1,A2に巻装された圧縮ばね193により、
各吸着部190が電磁石S1,S2から離間する
方向へ移動付勢されている。そして、第20図
a,bに示すように、所定の電気信号により電磁
石S1,S2の両方又は一方が励磁された時に
は、前記圧縮ばね193のばね力に抗し、各アー
マチヤA1,A2の吸着部190が電磁石S1,
S2に吸着されて前記係止片191が副針作動レ
バー147の基端コ字状部から離間し、各アーマ
チヤA1,A2が非係合位置に配置される。ま
た、第20図b,cに示すように、電磁石S1,
S2の一方又は両方の非励磁時には、前記圧縮ば
ね193のばね力に基づいて係止片191が副針
作動レバー147の基端コ字状部側へ突出され、
各アーマチヤA1,A2が係合位置に配置され
る。
さらに、第18図a,b、第19図a〜c及び
第20図a〜cから明らかなように前記切替え部
材181の右方移動時には、その移動に伴つて板
ばね184が各アーマチヤA1,A2の垂下片1
92に係合され、カム面182bの作用により副
針作動レバー147が上限位置に配置された状態
で、圧縮ばね193のばね力に抗して各アーマチ
ヤA1,A2が一旦、前記非係合位置に揃列配置
される。この状態において、第21図に示すよう
に、1本の主針4による各種の編成に応じて電磁
石S1,S2の励磁状態(ON−OFF状態)が決
定される。
第20図a〜cから明らかなように前記切替え部
材181の右方移動時には、その移動に伴つて板
ばね184が各アーマチヤA1,A2の垂下片1
92に係合され、カム面182bの作用により副
針作動レバー147が上限位置に配置された状態
で、圧縮ばね193のばね力に抗して各アーマチ
ヤA1,A2が一旦、前記非係合位置に揃列配置
される。この状態において、第21図に示すよう
に、1本の主針4による各種の編成に応じて電磁
石S1,S2の励磁状態(ON−OFF状態)が決
定される。
そして、例えば、裏目編時において、副針作動
レバー147が上限位置に配置された状態で両電
磁石S1,S2が励磁された時には第20図aに
示すように、各アーマチヤA1,A2が非係合位
置に吸着保持され、切替え部材181の左方移動
に伴い、副針作動レバー147が下方位置に配置
される。従つて、第25図に示すようにカム接触
ピン147aが第四駆動カム143に係合され
る。また、伏せ止め時において、一方の電磁石S
1のみが励磁された時には、第20図bに示すよ
うに一方のアーマチヤA1が非係合位置、他方の
アーマチヤA2が係合位置にそれぞれ配置され、
切替え部材181の左方移動に伴い副針作動レバ
ー147が中間位置まで下降された時にそのレバ
ー147の基端コ字状部が前記アーマチヤA2に
係合して前記レバー147がその位置に保持され
る。従つて、第26図に示すようにカム接触ピン
147aが第五駆動カム144に係合される。
レバー147が上限位置に配置された状態で両電
磁石S1,S2が励磁された時には第20図aに
示すように、各アーマチヤA1,A2が非係合位
置に吸着保持され、切替え部材181の左方移動
に伴い、副針作動レバー147が下方位置に配置
される。従つて、第25図に示すようにカム接触
ピン147aが第四駆動カム143に係合され
る。また、伏せ止め時において、一方の電磁石S
1のみが励磁された時には、第20図bに示すよ
うに一方のアーマチヤA1が非係合位置、他方の
アーマチヤA2が係合位置にそれぞれ配置され、
切替え部材181の左方移動に伴い副針作動レバ
ー147が中間位置まで下降された時にそのレバ
ー147の基端コ字状部が前記アーマチヤA2に
係合して前記レバー147がその位置に保持され
る。従つて、第26図に示すようにカム接触ピン
147aが第五駆動カム144に係合される。
さらに、例えば表目編時において、両電磁石S
1,S2が励磁されなかつた時には、第20図c
に示すように圧縮ばね193のばね力により各ア
ーマチヤA1,A2が係合位置に配置され、切替
え部材181の左方移動に伴い副針作動レバー1
47が上限位置からわずかに下降された時に副針
作動レバー147の基端コ字状部が前記アーマチ
ヤA1に係合して前記レバー147が上方位置に
配置保持される。従つて、第22図に示すように
カム接触ピン147aが第四,第五駆動カム14
3,144から離脱する。
1,S2が励磁されなかつた時には、第20図c
に示すように圧縮ばね193のばね力により各ア
ーマチヤA1,A2が係合位置に配置され、切替
え部材181の左方移動に伴い副針作動レバー1
47が上限位置からわずかに下降された時に副針
作動レバー147の基端コ字状部が前記アーマチ
ヤA1に係合して前記レバー147が上方位置に
配置保持される。従つて、第22図に示すように
カム接触ピン147aが第四,第五駆動カム14
3,144から離脱する。
次に、前記電磁石S3の関連構成について述べ
ると、この電磁石S3にて吸着されるアーマチヤ
A3の形状構成及びその支持構成は、第19図a
〜cに同一符号を付して示すように、前記アーマ
チヤA1,A2とほぼ同様である。従つて、第1
9図bに示すように所定の電気信号により電磁石
S3が励磁された時にはアーマチヤA3が糸口作
動レバー163の基端コ字状部の切欠163cか
ら離間して非係合位置に配置される。また、第1
9図cに示すように電磁石S3の非励磁時には圧
縮ばね193のばね力に基づいて係止片191が
前記切欠163c側へ突出され、アーマチヤA3
が糸口作動レバー163の基端コ字状部に係合可
能な係合位置に配置される。
ると、この電磁石S3にて吸着されるアーマチヤ
A3の形状構成及びその支持構成は、第19図a
〜cに同一符号を付して示すように、前記アーマ
チヤA1,A2とほぼ同様である。従つて、第1
9図bに示すように所定の電気信号により電磁石
S3が励磁された時にはアーマチヤA3が糸口作
動レバー163の基端コ字状部の切欠163cか
ら離間して非係合位置に配置される。また、第1
9図cに示すように電磁石S3の非励磁時には圧
縮ばね193のばね力に基づいて係止片191が
前記切欠163c側へ突出され、アーマチヤA3
が糸口作動レバー163の基端コ字状部に係合可
能な係合位置に配置される。
さらに、第18図a及び第19図aに示すよう
に、前記切替え部材181の右方移動時には、カ
ム面182bの作用により糸口作動レバー163
が上限位置に配置されるとともに、板ばね184
の作用によりアーマチヤA3が一旦、前記非係合
位置に配置保持される。そして、この状態におい
て、例えばキヤリジ8を左方移動させて表目編を
行うために電磁石S3が励磁された時には、第1
9図bに示すようにアーマチヤA3が非係合位置
に吸着保持され、切替え部材181の左方移動に
伴い、糸口作動レバー163が下方位置に配置さ
れる。従つて、第22図に鎖線で示すようにカム
接触ピン163bが第二カム輪111上面の第七
駆動カム160に係合される。また、キヤリジ8
を右方移動させて表目編を行うために電磁石S3
が励磁されなかつた時には、第19図cに示すよ
うに圧縮ばね193のばね力によりアーマチヤA
3が係合位置に配置され、切替え部材181の左
方移動に伴い、糸口作動レバー163の基端コ字
状部が前記アーマチヤA3に係合し、糸口作動レ
バー163が上方位置に配置される。従つて、第
22図に実線で示すように、カム接触ピン163
bが第一カム輪110下面の第八駆動カム161
に係合される。
に、前記切替え部材181の右方移動時には、カ
ム面182bの作用により糸口作動レバー163
が上限位置に配置されるとともに、板ばね184
の作用によりアーマチヤA3が一旦、前記非係合
位置に配置保持される。そして、この状態におい
て、例えばキヤリジ8を左方移動させて表目編を
行うために電磁石S3が励磁された時には、第1
9図bに示すようにアーマチヤA3が非係合位置
に吸着保持され、切替え部材181の左方移動に
伴い、糸口作動レバー163が下方位置に配置さ
れる。従つて、第22図に鎖線で示すようにカム
接触ピン163bが第二カム輪111上面の第七
駆動カム160に係合される。また、キヤリジ8
を右方移動させて表目編を行うために電磁石S3
が励磁されなかつた時には、第19図cに示すよ
うに圧縮ばね193のばね力によりアーマチヤA
3が係合位置に配置され、切替え部材181の左
方移動に伴い、糸口作動レバー163の基端コ字
状部が前記アーマチヤA3に係合し、糸口作動レ
バー163が上方位置に配置される。従つて、第
22図に実線で示すように、カム接触ピン163
bが第一カム輪110下面の第八駆動カム161
に係合される。
第3図及び第16図a,bに示すように、前記
電磁石S7,S8はブラケツト94の後部下面に
取着されている。前記アーマチヤA7,A8はコ
字状吸着部194及び前記送り切替板93の規制
突片96a,96bに係合可能な係止片195を
備えており、前記ブラケツト94及び案内板19
6に挿通支持されるとともに、圧縮ばね197に
より上方へ移動付勢されている。各アーマチヤA
7,A8の後方においてブラケツト94及び案内
板196には一対の案内部材198が上下動可能
に挿通支持され、各案内部材198には前記送り
切替板93の突片98a,98bに係合可能な係
合片199、前記各アーマチヤA7,A8の吸着
部194の内側面に係合可能な突片200及び前
記案内板196に係合可能な係止片201が形成
されている。また、各案内部材198は前記圧縮
ばね197より強いばね力を有する圧縮コイルば
ね202により下方へ移動付勢されている。
電磁石S7,S8はブラケツト94の後部下面に
取着されている。前記アーマチヤA7,A8はコ
字状吸着部194及び前記送り切替板93の規制
突片96a,96bに係合可能な係止片195を
備えており、前記ブラケツト94及び案内板19
6に挿通支持されるとともに、圧縮ばね197に
より上方へ移動付勢されている。各アーマチヤA
7,A8の後方においてブラケツト94及び案内
板196には一対の案内部材198が上下動可能
に挿通支持され、各案内部材198には前記送り
切替板93の突片98a,98bに係合可能な係
合片199、前記各アーマチヤA7,A8の吸着
部194の内側面に係合可能な突片200及び前
記案内板196に係合可能な係止片201が形成
されている。また、各案内部材198は前記圧縮
ばね197より強いばね力を有する圧縮コイルば
ね202により下方へ移動付勢されている。
そして、第15図a及び第16図a,bに示す
ように、各電磁石S7,S8が励磁された時に
は、その電磁石S7,S8により各アーマチヤA
7,A8の吸着部194が吸着されるとともに、
係止片195が送り切替え板93の各規制突片9
6a,96bから離間し、各アーマチヤA7,A
8が上方の非係合位置に配置される。また、各ア
ーマチヤA7,A8の吸着動作に伴い、吸着部1
94と案内部材198の突片200との係合に基
づき、案内部材198が上動される。また、第1
6図bに示すように各電磁石S7,S8の非励磁
時には圧縮コイルばね202のばね力により案内
部材198が下方へ移動され、その係止片201
が案内板196に係合して案内部材198が下方
位置に配置される。この案内部材198の下方移
動に伴い、その突片200とアーマチヤA7,A
8の吸着部194との係合によりアーマチヤA
7,A8が下方の係合位置に配置される。
ように、各電磁石S7,S8が励磁された時に
は、その電磁石S7,S8により各アーマチヤA
7,A8の吸着部194が吸着されるとともに、
係止片195が送り切替え板93の各規制突片9
6a,96bから離間し、各アーマチヤA7,A
8が上方の非係合位置に配置される。また、各ア
ーマチヤA7,A8の吸着動作に伴い、吸着部1
94と案内部材198の突片200との係合に基
づき、案内部材198が上動される。また、第1
6図bに示すように各電磁石S7,S8の非励磁
時には圧縮コイルばね202のばね力により案内
部材198が下方へ移動され、その係止片201
が案内板196に係合して案内部材198が下方
位置に配置される。この案内部材198の下方移
動に伴い、その突片200とアーマチヤA7,A
8の吸着部194との係合によりアーマチヤA
7,A8が下方の係合位置に配置される。
そして、各アーマチヤA7,A8が係合位置あ
るいは非係合位置に選択配置された状態で第14
図に示すように、前記切替え部材181が最右方
位置まで移動される時には、その係合片183が
送り切替え板93の作動突片99に係合すること
により、第16図aに示すように送り切替え板9
3が最右方位置まで移動される。この移動に基づ
き、各突片98a,98bが各案内部材198の
係合片199に係合し、各突片98a,98bの
傾斜面に沿つて各案内部材198が上動され、そ
の上動に伴い、両アーマチヤA7,A8が一旦、
非係合位置に揃列配置される。この状態で、例え
ば、1本引き編成時においてキヤリジ8を右方向
へ移動させるために、各電磁石S7,S8が励磁
された時には、第16図aに示すように、各アー
マチヤA7,A8が非係合位置に吸着保持され
る。従つて、前記切替え部材181の左方移動に
伴い、引張ばね95のばね力により、送り切替え
板93が第15図aの左方位置まで移動される。
るいは非係合位置に選択配置された状態で第14
図に示すように、前記切替え部材181が最右方
位置まで移動される時には、その係合片183が
送り切替え板93の作動突片99に係合すること
により、第16図aに示すように送り切替え板9
3が最右方位置まで移動される。この移動に基づ
き、各突片98a,98bが各案内部材198の
係合片199に係合し、各突片98a,98bの
傾斜面に沿つて各案内部材198が上動され、そ
の上動に伴い、両アーマチヤA7,A8が一旦、
非係合位置に揃列配置される。この状態で、例え
ば、1本引き編成時においてキヤリジ8を右方向
へ移動させるために、各電磁石S7,S8が励磁
された時には、第16図aに示すように、各アー
マチヤA7,A8が非係合位置に吸着保持され
る。従つて、前記切替え部材181の左方移動に
伴い、引張ばね95のばね力により、送り切替え
板93が第15図aの左方位置まで移動される。
また、1本引き編成時及び連続編成時において
キヤリジ8の移動を停止するために、電磁石S7
が励磁され、電磁石S8が励磁されない場合に
は、第16図bに示すように、一方のアーマチヤ
A7が非係合位置に吸着保持される。また、前記
切替え部材181の左方移動に伴う送り切替え板
93の左方移動により、その突片98bが案内部
材198の係合片199から離脱し、圧縮コイル
ばね202のばね力に基づき案内部材198が下
動されるとともに、アーマチヤA8が係合位置に
配置される。そして、前記送り切替え板93の規
制突片96bが前記アーマチヤA8の係止片19
5に係合して送り切替え板93が第15図bの中
間位置に配置される。
キヤリジ8の移動を停止するために、電磁石S7
が励磁され、電磁石S8が励磁されない場合に
は、第16図bに示すように、一方のアーマチヤ
A7が非係合位置に吸着保持される。また、前記
切替え部材181の左方移動に伴う送り切替え板
93の左方移動により、その突片98bが案内部
材198の係合片199から離脱し、圧縮コイル
ばね202のばね力に基づき案内部材198が下
動されるとともに、アーマチヤA8が係合位置に
配置される。そして、前記送り切替え板93の規
制突片96bが前記アーマチヤA8の係止片19
5に係合して送り切替え板93が第15図bの中
間位置に配置される。
さらに、1本引き編成時においてキヤリジ8を
左方向へ移動させるために、各電磁石S7,S8
が励磁されない場合には、前記の説明から明らか
なように、両アーマチヤA7,A8が係合位置に
配置され、送り切替え板93の規制突片96aが
アーマチヤA7の係止片195に係合して送り切
替え板93が第14図の右方位置に配置される。
左方向へ移動させるために、各電磁石S7,S8
が励磁されない場合には、前記の説明から明らか
なように、両アーマチヤA7,A8が係合位置に
配置され、送り切替え板93の規制突片96aが
アーマチヤA7の係止片195に係合して送り切
替え板93が第14図の右方位置に配置される。
電気関係
第1図に示すように、キヤリジ8の上面には衣
服の種類を示すパターンナンバー、着用者の体型
寸法、作品の編成部位(身頃、袖等)及び模様の
種類等の各種データを入力するためのキーボード
210、その表示部211が設けられている。一
方、第1,2図及び第29図に示すように、前記
糸口76の上方においてキヤリジ8に設けられた
糸案内212の近傍には糸切れ検出センサー21
3が配置され、また、前記主レバー体16内のボ
ツクス16aにはその糸切れ検出センサー21
3、前記基準位置検出センサー15、タイミング
信号センサー131a、針位置検出センサー50
及びカム停止位置検出センサー131bのための
増幅・波形整形回路214及び演算制御回路21
5が内蔵されている。さらに、前記ボツクス16
aには前記作品パターン、各種の模様情報を記憶
するためのリードオンリーメモリー216及び各
編成段において各針4,63に対応する各電磁石
S1〜S8の作動情報を記憶するためのランダム
アクセスメモリー217が内蔵され、前記選針装
置37a,37bの電磁石36a,36bを制御
するための選針駆動切替え回路218及び駆動切
替え装置の電磁石126a,127aを制御する
ための駆動切替え回路219が内蔵されている。
服の種類を示すパターンナンバー、着用者の体型
寸法、作品の編成部位(身頃、袖等)及び模様の
種類等の各種データを入力するためのキーボード
210、その表示部211が設けられている。一
方、第1,2図及び第29図に示すように、前記
糸口76の上方においてキヤリジ8に設けられた
糸案内212の近傍には糸切れ検出センサー21
3が配置され、また、前記主レバー体16内のボ
ツクス16aにはその糸切れ検出センサー21
3、前記基準位置検出センサー15、タイミング
信号センサー131a、針位置検出センサー50
及びカム停止位置検出センサー131bのための
増幅・波形整形回路214及び演算制御回路21
5が内蔵されている。さらに、前記ボツクス16
aには前記作品パターン、各種の模様情報を記憶
するためのリードオンリーメモリー216及び各
編成段において各針4,63に対応する各電磁石
S1〜S8の作動情報を記憶するためのランダム
アクセスメモリー217が内蔵され、前記選針装
置37a,37bの電磁石36a,36bを制御
するための選針駆動切替え回路218及び駆動切
替え装置の電磁石126a,127aを制御する
ための駆動切替え回路219が内蔵されている。
次に上記のように構成された手編機の作用を説
明する。
明する。
さて、編成動作についてその概略を説明する
と、キヤリジ8が第1図に示すスタート位置、す
なわち針床1上のマグネツト14とキヤリジ8の
基準位置検出センサー15とが対向する位置に配
置されていない場合には、第3,4図に示す電磁
石36a,36b,126a,126b及び電磁
石S1〜S8の選択的励磁に基づき、駆動カム体
112の回転に伴い、キヤリジ8がスタート位置
まで空移動される(第21図参照)。その後、一
段目の編幅に応じて各主針4の針番号がセツトさ
れる。そして、この針番号に対応する選針メモリ
ーの内容に従う1本針作動体46の作動に基づい
て一段分の巻き目編を行うために、各電磁石36
a,36b,126a,126b,S1〜S8に
所定の信号が各針4,63の編成動作毎に入力さ
れる。そして、駆動カム体112が一回転する毎
に主針4,副針63,糸口76等が作動されてキ
ヤリジ8が左方へ主針4の一列設ピツチずつ移動
され、編地Kの一段目K1が巻き目編にて形成さ
れる。
と、キヤリジ8が第1図に示すスタート位置、す
なわち針床1上のマグネツト14とキヤリジ8の
基準位置検出センサー15とが対向する位置に配
置されていない場合には、第3,4図に示す電磁
石36a,36b,126a,126b及び電磁
石S1〜S8の選択的励磁に基づき、駆動カム体
112の回転に伴い、キヤリジ8がスタート位置
まで空移動される(第21図参照)。その後、一
段目の編幅に応じて各主針4の針番号がセツトさ
れる。そして、この針番号に対応する選針メモリ
ーの内容に従う1本針作動体46の作動に基づい
て一段分の巻き目編を行うために、各電磁石36
a,36b,126a,126b,S1〜S8に
所定の信号が各針4,63の編成動作毎に入力さ
れる。そして、駆動カム体112が一回転する毎
に主針4,副針63,糸口76等が作動されてキ
ヤリジ8が左方へ主針4の一列設ピツチずつ移動
され、編地Kの一段目K1が巻き目編にて形成さ
れる。
次に、1本針作動体46の作動に基づいて編地
Kの二段目に表目と裏目とを交互に形成してゴム
編を行うために、キヤリジ8の送り方向が反転さ
れる。そして、前記各電磁石36a,36b,1
26a,126b,S1〜S8に所定の信号が入
力され、主針4,副針63,糸口76等が作動さ
れるとともに、キヤリジ8が右方へ移動されて一
段分のゴム編が行われる。この動作を繰り返すこ
とにより編地Kの下方部分K2が形成される。ま
た、編地Kの主要部分K3においては連続針作動
体による連続的な表目編,1本針作動体46によ
るタツク編及びレース編等及び両作動体の協働に
よる増目が繰り返し行われることにより所定の模
様が形成され、袖付け部分K4及び襟元部分K5
においては前記両作動体の協働により減目が行わ
れることにより前身頃の編成が終了する。
Kの二段目に表目と裏目とを交互に形成してゴム
編を行うために、キヤリジ8の送り方向が反転さ
れる。そして、前記各電磁石36a,36b,1
26a,126b,S1〜S8に所定の信号が入
力され、主針4,副針63,糸口76等が作動さ
れるとともに、キヤリジ8が右方へ移動されて一
段分のゴム編が行われる。この動作を繰り返すこ
とにより編地Kの下方部分K2が形成される。ま
た、編地Kの主要部分K3においては連続針作動
体による連続的な表目編,1本針作動体46によ
るタツク編及びレース編等及び両作動体の協働に
よる増目が繰り返し行われることにより所定の模
様が形成され、袖付け部分K4及び襟元部分K5
においては前記両作動体の協働により減目が行わ
れることにより前身頃の編成が終了する。
次に、各種の編成動作を第30〜40図に従つ
て説明する。
て説明する。
連続的な表目編
主針群を連続的に編成運動させて表目編を行う
際には、第3図に示す後方の電磁石126bが励
磁される。従つて、アーマチヤ127及びピン1
28を介して揺動部材119が第3図の時計方向
へ揺動されて、第三伝達歯車123が中間平歯車
124に噛合される。そして、駆動モータ114
の一方向の回転駆動力が複数の歯車115,11
7,118,122,123,124,125を
介して歯車12に伝達され、モータ114の回転
方向に応じ、ピニオン10及びラツク11を介し
てキヤリジ8が第30図の矢印方向(第1図の右
方向)へ連続的に移動される。またキヤリジ8が
編成開始位置まで移動される間は、第30図に示
す右方の選針装置37aの電磁石36aが励磁さ
れることはなく、その選針装置37aの作用に基
づき、編成動作が付与されない編成休止の主針群
のバツト4a、すなわち第30図に白丸で示すバ
ツト4aが第4図に示す第1誘導通路A−B−A
に導入される。この時、駆動カム体112は回転
されないため、1本針作動体46が作動されるこ
とはなく、前記バツト4aは第1誘導通路A−B
−Aを通つてキヤリジ8から導出される。
際には、第3図に示す後方の電磁石126bが励
磁される。従つて、アーマチヤ127及びピン1
28を介して揺動部材119が第3図の時計方向
へ揺動されて、第三伝達歯車123が中間平歯車
124に噛合される。そして、駆動モータ114
の一方向の回転駆動力が複数の歯車115,11
7,118,122,123,124,125を
介して歯車12に伝達され、モータ114の回転
方向に応じ、ピニオン10及びラツク11を介し
てキヤリジ8が第30図の矢印方向(第1図の右
方向)へ連続的に移動される。またキヤリジ8が
編成開始位置まで移動される間は、第30図に示
す右方の選針装置37aの電磁石36aが励磁さ
れることはなく、その選針装置37aの作用に基
づき、編成動作が付与されない編成休止の主針群
のバツト4a、すなわち第30図に白丸で示すバ
ツト4aが第4図に示す第1誘導通路A−B−A
に導入される。この時、駆動カム体112は回転
されないため、1本針作動体46が作動されるこ
とはなく、前記バツト4aは第1誘導通路A−B
−Aを通つてキヤリジ8から導出される。
そして、編成運動が付与される編成稼働区間の
主針群のバツト4a、すなわち第30図に黒丸で
示すバツト4aのうち、左端針4のバツト4aが
前記選針装置37aに相対した時にはその電磁石
36aが励磁され、そのバツト4aが第4図に示
す第2誘導通路A−C−Aに導入される。すなわ
ち、キヤリジ8の移動に伴い、第31図に示すよ
うに、右側のベラ抜けカム33aの外側縁に沿つ
て前記バツト4aがベラ抜け位置まで前進され、
右側の山形カム32aの外側縁に沿つて若干後退
させられた後、糸口76から主針4のフツク4b
に編糸が供給される。そして、その主針4のバツ
ト4aが左側のノツクオーバーカム40bの内側
縁に沿つてノツクオーバー位置まで後退され、第
4図に示す編目調節ダイアル54にて予め設定さ
れた大きさの表目が連続的かつ迅速に形成され
る。上記のように一段分の編目が形成された後、
次段の編目を形成する際には、第32図に示すよ
うに、右端針4のバツト4aが左方の選針装置3
7bに相対した時、駆動モータ114の回転方向
が反転されるとともに、前記選針装置37bの電
磁石36bが励磁され、キヤリジ8が同図の矢印
方向(第1図の左方向)に移動されるとともに、
選針装置37bの作動により編成稼働区間の主針
群のバツト4aが前記第2誘導通路A−C−Aに
導入され、次段の編目が連続的に形成される。
主針群のバツト4a、すなわち第30図に黒丸で
示すバツト4aのうち、左端針4のバツト4aが
前記選針装置37aに相対した時にはその電磁石
36aが励磁され、そのバツト4aが第4図に示
す第2誘導通路A−C−Aに導入される。すなわ
ち、キヤリジ8の移動に伴い、第31図に示すよ
うに、右側のベラ抜けカム33aの外側縁に沿つ
て前記バツト4aがベラ抜け位置まで前進され、
右側の山形カム32aの外側縁に沿つて若干後退
させられた後、糸口76から主針4のフツク4b
に編糸が供給される。そして、その主針4のバツ
ト4aが左側のノツクオーバーカム40bの内側
縁に沿つてノツクオーバー位置まで後退され、第
4図に示す編目調節ダイアル54にて予め設定さ
れた大きさの表目が連続的かつ迅速に形成され
る。上記のように一段分の編目が形成された後、
次段の編目を形成する際には、第32図に示すよ
うに、右端針4のバツト4aが左方の選針装置3
7bに相対した時、駆動モータ114の回転方向
が反転されるとともに、前記選針装置37bの電
磁石36bが励磁され、キヤリジ8が同図の矢印
方向(第1図の左方向)に移動されるとともに、
選針装置37bの作動により編成稼働区間の主針
群のバツト4aが前記第2誘導通路A−C−Aに
導入され、次段の編目が連続的に形成される。
減 目
一方、第1図に示す編地Kの袖付部分K4等に
おいて、例えば編成稼働区間の左端針4から5目
分の減目を行う場合には、第33図に黒丸で示す
主針群のバツト4aのうちの左端針4のバツト4
aが右方の選針装置37aに相対した時、その選
針装置37aの電磁石36aが非励磁状態に保持
されるとともに、前記第三伝達平歯車123が中
間平歯車124に噛合した状態に保持され、キヤ
リジ8が第33図の矢印方向(第1図の右方向)
に連続的に移動されるとともに、選針装置37a
の作用により左端針4から5本の主針4が第1誘
導通路A−B−Aに導入される。また、第34図
に示すように、6本目の主針4のバツト4aが前
記選針装置37aに相対した時に、その電磁石3
6aが励磁され、6本目以降の主針4のバツト4
aが第2誘導通路A−C−Aに導入される。
おいて、例えば編成稼働区間の左端針4から5目
分の減目を行う場合には、第33図に黒丸で示す
主針群のバツト4aのうちの左端針4のバツト4
aが右方の選針装置37aに相対した時、その選
針装置37aの電磁石36aが非励磁状態に保持
されるとともに、前記第三伝達平歯車123が中
間平歯車124に噛合した状態に保持され、キヤ
リジ8が第33図の矢印方向(第1図の右方向)
に連続的に移動されるとともに、選針装置37a
の作用により左端針4から5本の主針4が第1誘
導通路A−B−Aに導入される。また、第34図
に示すように、6本目の主針4のバツト4aが前
記選針装置37aに相対した時に、その電磁石3
6aが励磁され、6本目以降の主針4のバツト4
aが第2誘導通路A−C−Aに導入される。
そして、前記左端針4のバツト4aが案内部材
39の案内溝39aを通つて1本針作動体46の
切欠部46a内に導入された時には、第21図に
示す伏せ止め編に対応して各電磁石S1〜S8の
励磁状態(ON−OFF状態)が決定され、第26
図に示すように、各作動レバー147,163,
140,137のカム接触ピン147a,163
b,140a,137aが同図に実線で示す位置
にそれぞれ配置されるとともに、第15図bに示
すように送り切替え板93が中立位置に配置され
る。また、第3図に示すように、前方の電磁石1
26aが励磁されることにより、アーマチヤ12
7及びピン128を介して揺動部材119が第3
図の反時計方向へ揺動され、第三伝達平歯車12
3が中間平歯車124から離脱してキヤリジ8の
連続送りが停止されると同時に、第一伝達平歯車
120が第一カム輪110の歯部110aに噛合
され、駆動モータ114の回転駆動力が複数の歯
車115,117,118,120を介して第一
カム輪110に伝達される。
39の案内溝39aを通つて1本針作動体46の
切欠部46a内に導入された時には、第21図に
示す伏せ止め編に対応して各電磁石S1〜S8の
励磁状態(ON−OFF状態)が決定され、第26
図に示すように、各作動レバー147,163,
140,137のカム接触ピン147a,163
b,140a,137aが同図に実線で示す位置
にそれぞれ配置されるとともに、第15図bに示
すように送り切替え板93が中立位置に配置され
る。また、第3図に示すように、前方の電磁石1
26aが励磁されることにより、アーマチヤ12
7及びピン128を介して揺動部材119が第3
図の反時計方向へ揺動され、第三伝達平歯車12
3が中間平歯車124から離脱してキヤリジ8の
連続送りが停止されると同時に、第一伝達平歯車
120が第一カム輪110の歯部110aに噛合
され、駆動モータ114の回転駆動力が複数の歯
車115,117,118,120を介して第一
カム輪110に伝達される。
そして、第3図から明らかなように、第一カム
輪110上の永久磁石130bがカム停止位置検
出センサー131bに対向した状態から駆動カム
体112が一回転されると、第14,17図に示
す第十駆動カム170のカム形状に従い、送り板
101が前後動されるが、第15図bから明らか
なように、各ラチエツトホイール90,91が回
転されることはなく、従つて、キヤリジ8には送
りが付与されない。また、第14図に示すよう
に、第十一駆動カム171のカム形状に従い、支
持板作動レバー172及びリンク173を介して
支持板110が往復動され、前記レバー172の
作動部172bにより、第4,14図に示す規制
レバー55が第4図の反時計方向へ回動され、そ
の規制レバー55が1本針作動体46から離脱し
て作動腕42の前後動が許容される。そして、前
記係合板106が針床1の櫛歯3に係合されると
ともに、編地押え107が編地Kに係合される。
輪110上の永久磁石130bがカム停止位置検
出センサー131bに対向した状態から駆動カム
体112が一回転されると、第14,17図に示
す第十駆動カム170のカム形状に従い、送り板
101が前後動されるが、第15図bから明らか
なように、各ラチエツトホイール90,91が回
転されることはなく、従つて、キヤリジ8には送
りが付与されない。また、第14図に示すよう
に、第十一駆動カム171のカム形状に従い、支
持板作動レバー172及びリンク173を介して
支持板110が往復動され、前記レバー172の
作動部172bにより、第4,14図に示す規制
レバー55が第4図の反時計方向へ回動され、そ
の規制レバー55が1本針作動体46から離脱し
て作動腕42の前後動が許容される。そして、前
記係合板106が針床1の櫛歯3に係合されると
ともに、編地押え107が編地Kに係合される。
また、第8図及び第17図に示すように、第一
駆動カム132のカム形状に従い、カム接触ピン
137a,1本針作動レバー137,リンク13
8,作動腕42及び1本針作動体46を介して1
本の主針4が前後動される。すなわち、第一駆動
カム132のベラ抜け用屈曲部132bの作用に
より主針4のバツト4aが第35図に鎖線で示す
ベラ抜け位置まで前進された後、その主針4がノ
ツクオーバー位置まで後退される(第17図4〜
7)。一方、第9図及び第17図に示すように、
第四,第五駆動カム143,144のカム形状に
従い、カム接触ピン147a,副針作動レバー1
47,連結リンク149及び針支持枠59を介し
て副針63が前後動される。すなわち、第四駆動
カム143の第一屈曲部143bの作用により副
針63が櫛歯113a間を通過し、針床1の針溝
2内に進入した後、前記櫛歯113aの前方まで
復帰移動される(第17図5〜11)。引き続き、
第五駆動カム144の作用により復帰位置に保持
される。(第17図11〜14)。
駆動カム132のカム形状に従い、カム接触ピン
137a,1本針作動レバー137,リンク13
8,作動腕42及び1本針作動体46を介して1
本の主針4が前後動される。すなわち、第一駆動
カム132のベラ抜け用屈曲部132bの作用に
より主針4のバツト4aが第35図に鎖線で示す
ベラ抜け位置まで前進された後、その主針4がノ
ツクオーバー位置まで後退される(第17図4〜
7)。一方、第9図及び第17図に示すように、
第四,第五駆動カム143,144のカム形状に
従い、カム接触ピン147a,副針作動レバー1
47,連結リンク149及び針支持枠59を介し
て副針63が前後動される。すなわち、第四駆動
カム143の第一屈曲部143bの作用により副
針63が櫛歯113a間を通過し、針床1の針溝
2内に進入した後、前記櫛歯113aの前方まで
復帰移動される(第17図5〜11)。引き続き、
第五駆動カム144の作用により復帰位置に保持
される。(第17図11〜14)。
また、第10図,第11図a〜c,第12図
a,b及び第17図に示すように、第六駆動カム
151のカム形状に従い、カム接触ピン153
b,副針制御レバー153,副針作動腕69,針
支持体62及び作動体67を介して副針63が回
動及び上昇される。すなわち、第六駆動カム15
1の大径部151cの作用により副針制御レバー
153が第10図の時計方向へ回動されて、副針
63が第11図bの時計方向へ回動され、そのフ
ツク63aが主針4のフツク4bに結合される
(第17図5)。また、第六駆動カム151の連結
部151dの作用により副針制御レバー153が
反時計方向へわずかに復帰回動され、両針4,6
3が結合状態に保持される。この状態で両針4,
63が後方へ移動されることにより、主針4上の
編目が副針63上に移転される(第17図6,
7)。その後、第10図,第17図に示すように、
第六駆動カム151の中径部151bの作用によ
り前記副針制御レバー153が実線位置まで完全
に復帰回動されて、副針63が第11図a,第1
2図aに示す中立位置に配置され、両針4,63
の結合が解除される(第17図8)。
a,b及び第17図に示すように、第六駆動カム
151のカム形状に従い、カム接触ピン153
b,副針制御レバー153,副針作動腕69,針
支持体62及び作動体67を介して副針63が回
動及び上昇される。すなわち、第六駆動カム15
1の大径部151cの作用により副針制御レバー
153が第10図の時計方向へ回動されて、副針
63が第11図bの時計方向へ回動され、そのフ
ツク63aが主針4のフツク4bに結合される
(第17図5)。また、第六駆動カム151の連結
部151dの作用により副針制御レバー153が
反時計方向へわずかに復帰回動され、両針4,6
3が結合状態に保持される。この状態で両針4,
63が後方へ移動されることにより、主針4上の
編目が副針63上に移転される(第17図6,
7)。その後、第10図,第17図に示すように、
第六駆動カム151の中径部151bの作用によ
り前記副針制御レバー153が実線位置まで完全
に復帰回動されて、副針63が第11図a,第1
2図aに示す中立位置に配置され、両針4,63
の結合が解除される(第17図8)。
また、第10図及び第17図に示すように、第
六駆動カム151の小径部151aの作用により
前記副針制御レバー153が第10図の時計方向
へ回動され、第11図cに示すように副針63が
上昇されて、その副針63に吊下された編目が引
き上げられ、副針63のフツク63aからの編目
の脱落が防止される(第17図11)。その後、
前記中径部151bの作用により前記副針制御レ
バー153が第10図の実線位置まで復帰回動さ
れて、副針63が復帰下動される(第17図1
2)。さらに、第10,17図から明らかなよう
に、大径部151c及び連結部151dの作用に
より、副針63が再び回動されるが、伏せ止め編
の場合にはこの時点において主針4が後方位置に
配置されているため、副針63と主針4とが再び
結合・解除されることはない(第17図14,1
5)。
六駆動カム151の小径部151aの作用により
前記副針制御レバー153が第10図の時計方向
へ回動され、第11図cに示すように副針63が
上昇されて、その副針63に吊下された編目が引
き上げられ、副針63のフツク63aからの編目
の脱落が防止される(第17図11)。その後、
前記中径部151bの作用により前記副針制御レ
バー153が第10図の実線位置まで復帰回動さ
れて、副針63が復帰下動される(第17図1
2)。さらに、第10,17図から明らかなよう
に、大径部151c及び連結部151dの作用に
より、副針63が再び回動されるが、伏せ止め編
の場合にはこの時点において主針4が後方位置に
配置されているため、副針63と主針4とが再び
結合・解除されることはない(第17図14,1
5)。
また、第10図及び第17図に示すように、第
九駆動カム165のカム形状に従つて糸口76及
びラツチ係合板78が上下動される。すなわち、
第九駆動カム165の小径部165cの作用によ
り糸口76が上方位置に配置されるとともに、ラ
ツチ係合板78が下方位置に配置され、ラツチ4
cのフツク4b側への回動が阻止される。それに
より、ベラ抜け位置に配置された主針4上の編目
の脱落が防止される(第17図8,9)。また、
前記カム165の大径部165aの作用により、
糸口76が下方位置に配置されて、副針63に供
給された編糸Yの脱落が防止されるとともに、ラ
ツチ係合板78が上方位置に配置され、ノツクオ
ーバーによるラツチ63bの回動が許容される
(17図10)。
九駆動カム165のカム形状に従つて糸口76及
びラツチ係合板78が上下動される。すなわち、
第九駆動カム165の小径部165cの作用によ
り糸口76が上方位置に配置されるとともに、ラ
ツチ係合板78が下方位置に配置され、ラツチ4
cのフツク4b側への回動が阻止される。それに
より、ベラ抜け位置に配置された主針4上の編目
の脱落が防止される(第17図8,9)。また、
前記カム165の大径部165aの作用により、
糸口76が下方位置に配置されて、副針63に供
給された編糸Yの脱落が防止されるとともに、ラ
ツチ係合板78が上方位置に配置され、ノツクオ
ーバーによるラツチ63bの回動が許容される
(17図10)。
また、第8,9図及び第17図から明らかなよ
うに、第八駆動カム161のカム形状に従い、糸
口76及びラツチ係合板78が左右動される。す
なわち、第八駆動カム161の小径部161bの
作用により、糸口76が副針63の右方から左方
へ移動された後、大径部161aの作用により糸
口76が前記副針63の左方から右方へ移動さ
れ、給糸動作が行われる(第17図9)。さらに、
この編成動作中において、駆動カム体112がほ
ぼ270度回転された時には第18図a,b及び第
17図から明らかなように、カム接触ピン101
aが第十駆動カム170の山形部170bに係合
され、切替え部材181が右方へ移動される(第
17図13〜17)。この切替え部材181の右
方移動に基づき、板ばね184によりアーマチヤ
A1〜A6が非係合位置に揃列配置されるととも
に、カム面182bの作用により筒状支持体14
6及び各作動レバー147,163,140,1
37を介して各カム接触ピン147a,163
b,140a,137aの選択配置状態が解消さ
れ、各カム接触ピン147a,163b,140
a,137aがすべて上方位置に配置される。そ
れにより、タツク制御レバー140のカム接触ピ
ン140aが下方位置から上方位置へ切替え配置
され、副針作動レバー147のカム接触ピン14
7aが中間位置から上方位置へ切替え配置される
が、タツク制御レバー140は第一駆動カム13
2の作用を受ける1本針作動レバー137と一体
的に揺動され、また、副針作動レバー147は第
3図に示す支持軸58の前端に取着された止め輪
58aによつて揺動範囲が規制されるため、編成
動作に支障をきたすことはない。
うに、第八駆動カム161のカム形状に従い、糸
口76及びラツチ係合板78が左右動される。す
なわち、第八駆動カム161の小径部161bの
作用により、糸口76が副針63の右方から左方
へ移動された後、大径部161aの作用により糸
口76が前記副針63の左方から右方へ移動さ
れ、給糸動作が行われる(第17図9)。さらに、
この編成動作中において、駆動カム体112がほ
ぼ270度回転された時には第18図a,b及び第
17図から明らかなように、カム接触ピン101
aが第十駆動カム170の山形部170bに係合
され、切替え部材181が右方へ移動される(第
17図13〜17)。この切替え部材181の右
方移動に基づき、板ばね184によりアーマチヤ
A1〜A6が非係合位置に揃列配置されるととも
に、カム面182bの作用により筒状支持体14
6及び各作動レバー147,163,140,1
37を介して各カム接触ピン147a,163
b,140a,137aの選択配置状態が解消さ
れ、各カム接触ピン147a,163b,140
a,137aがすべて上方位置に配置される。そ
れにより、タツク制御レバー140のカム接触ピ
ン140aが下方位置から上方位置へ切替え配置
され、副針作動レバー147のカム接触ピン14
7aが中間位置から上方位置へ切替え配置される
が、タツク制御レバー140は第一駆動カム13
2の作用を受ける1本針作動レバー137と一体
的に揺動され、また、副針作動レバー147は第
3図に示す支持軸58の前端に取着された止め輪
58aによつて揺動範囲が規制されるため、編成
動作に支障をきたすことはない。
また、前記切替え部材181の右方移動に基づ
き、送り切替え板93が右方移動され、各案内部
材198を介して各アーマチヤA7,A8が非係
合位置に揃列配置される。その後、次の編成作業
のための所定の電気信号により各電磁石S1〜S
8が選択的に励磁される。
き、送り切替え板93が右方移動され、各案内部
材198を介して各アーマチヤA7,A8が非係
合位置に揃列配置される。その後、次の編成作業
のための所定の電気信号により各電磁石S1〜S
8が選択的に励磁される。
以上要約すれば、第2,17,26図から明ら
かなように、主針4がベラ抜け位置まで前方移動
された後、ラツチ係合板78が下降されて主針4
のラツチ4cが永久磁石79により開放状態に吸
着保持され(第17図4)、主針4が回動されて
両針4,63が結合された後、ラツチ係合板78
が上昇するとともに、両針4,63が結合状態で
後方へ移動され、主針4上の編目が副針63上に
移転される(第17図6)。そして、主針4のラ
ツチ4cが永久磁石80に吸着されて、起立状態
に保持される。その後、副針63が針床1の針溝
2内に進入してベラ抜け動作が行われるととも
に、ラツチ係合板78が下降されて副針63のラ
ツチ63bの閉鎖方向への回動が阻止される(第
17図8)。その後糸口76が副針63の左方か
ら右方へ移動されて、その副針63に編糸Yが供
給され、ラツチ係合板78が上昇されるととも
に、副針63がノツクオーバー位置まで移動され
て新しい編目が副針63にて形成される(第17
図9,10)。引き続き、ラツチ係合板78が下
降されるとともに副針63が上下動及び回動した
後に主針4が前後動されるが、副針63は前後動
されないため両針63が再結合されて副針63上
の新しい編目が主針4に移転されることはなく、
端針4に対向する位置において副針63が編目が
吊下される。
かなように、主針4がベラ抜け位置まで前方移動
された後、ラツチ係合板78が下降されて主針4
のラツチ4cが永久磁石79により開放状態に吸
着保持され(第17図4)、主針4が回動されて
両針4,63が結合された後、ラツチ係合板78
が上昇するとともに、両針4,63が結合状態で
後方へ移動され、主針4上の編目が副針63上に
移転される(第17図6)。そして、主針4のラ
ツチ4cが永久磁石80に吸着されて、起立状態
に保持される。その後、副針63が針床1の針溝
2内に進入してベラ抜け動作が行われるととも
に、ラツチ係合板78が下降されて副針63のラ
ツチ63bの閉鎖方向への回動が阻止される(第
17図8)。その後糸口76が副針63の左方か
ら右方へ移動されて、その副針63に編糸Yが供
給され、ラツチ係合板78が上昇されるととも
に、副針63がノツクオーバー位置まで移動され
て新しい編目が副針63にて形成される(第17
図9,10)。引き続き、ラツチ係合板78が下
降されるとともに副針63が上下動及び回動した
後に主針4が前後動されるが、副針63は前後動
されないため両針63が再結合されて副針63上
の新しい編目が主針4に移転されることはなく、
端針4に対向する位置において副針63が編目が
吊下される。
次に、前記端針4に続く主針4によつて伏せ止
め編を行う際には、第21図に示すように、前記
端針における伏せ止め編とは異なり、電磁石S
7,S8がともに励磁され、第15図a、第16
図aに示すように、アーマチヤA7,A8が非係
合位置に配置されて、送り切替え板93が左方位
置に配置される。従つて、駆動カム体112の回
転に伴い、第十駆動カム170の作用によりキヤ
リジ8が主針4の一列設ピツチ分だけ右方へ移動
される。そして、前述したように、第17図11
〜14においては、副針63が前後往復動され
ず、そのため、副針63上の新しい編目が主針4
に移転されることはなく、端針に続く主針4に対
向する位置において副針63に編目が吊下され
る。
め編を行う際には、第21図に示すように、前記
端針における伏せ止め編とは異なり、電磁石S
7,S8がともに励磁され、第15図a、第16
図aに示すように、アーマチヤA7,A8が非係
合位置に配置されて、送り切替え板93が左方位
置に配置される。従つて、駆動カム体112の回
転に伴い、第十駆動カム170の作用によりキヤ
リジ8が主針4の一列設ピツチ分だけ右方へ移動
される。そして、前述したように、第17図11
〜14においては、副針63が前後往復動され
ず、そのため、副針63上の新しい編目が主針4
に移転されることはなく、端針に続く主針4に対
向する位置において副針63に編目が吊下され
る。
従つて、前記端針及び端針に続く主針4の伏せ
止め編を継続して行うことにより5目分の減目を
行うことができる。
止め編を継続して行うことにより5目分の減目を
行うことができる。
第35図に示すように5目分の減目の終了後に
は、第3図に示す後方の電磁石126bが励磁さ
れ、アーマチヤ127,ピン128及び揺動部材
119を介して第一伝達歯車120が第一カム輪
110の歯部110aから離脱するとともに、第
三伝達平歯車123が左方の中間平歯車124に
噛合し、駆動カム体112の回転が停止されると
同時にキヤリジ8の連続送りが再開される。そし
て、前記1本引き編成動作中に、第2誘導通路A
−C−A内のほぼ中央まで導入された主針4のフ
ツク4bに糸口76から編糸Yが供給された後、
そのバツト4aが左側のノツクオーバーカム40
bの内側縁に沿つてノツクオーバー位置まで後方
移動され、主針群により表目が連続的に形成され
る。
は、第3図に示す後方の電磁石126bが励磁さ
れ、アーマチヤ127,ピン128及び揺動部材
119を介して第一伝達歯車120が第一カム輪
110の歯部110aから離脱するとともに、第
三伝達平歯車123が左方の中間平歯車124に
噛合し、駆動カム体112の回転が停止されると
同時にキヤリジ8の連続送りが再開される。そし
て、前記1本引き編成動作中に、第2誘導通路A
−C−A内のほぼ中央まで導入された主針4のフ
ツク4bに糸口76から編糸Yが供給された後、
そのバツト4aが左側のノツクオーバーカム40
bの内側縁に沿つてノツクオーバー位置まで後方
移動され、主針群により表目が連続的に形成され
る。
増 目
第36図はキヤリジ8が同図の矢印方向(第1
図の右方向)に移動されて、白丸で示すバツト4
aを有する編成休止の主針群が第1誘導通路A−
B−Aに導入されるとともに、黒丸で示す編成稼
働の主針群のうちの左端針4のバツト4aが右方
の選針装置37aに相対した状態を示すものであ
る。その後、第37図に示すように、前記選針装
置37aの電磁石36aが非励磁状態に保持され
るとともに、前記第三伝達平歯車123が中間平
歯車124に噛合した状態に保持されると、キヤ
リジ8が第37図の矢印方向に連続的に移動され
るとともに、黒丸で示すバツト4aが第1誘導通
路A−B−Aに導入される。
図の右方向)に移動されて、白丸で示すバツト4
aを有する編成休止の主針群が第1誘導通路A−
B−Aに導入されるとともに、黒丸で示す編成稼
働の主針群のうちの左端針4のバツト4aが右方
の選針装置37aに相対した状態を示すものであ
る。その後、第37図に示すように、前記選針装
置37aの電磁石36aが非励磁状態に保持され
るとともに、前記第三伝達平歯車123が中間平
歯車124に噛合した状態に保持されると、キヤ
リジ8が第37図の矢印方向に連続的に移動され
るとともに、黒丸で示すバツト4aが第1誘導通
路A−B−Aに導入される。
そして、第37図に示すように、編成稼働区間
の左端針4のバツト4aが1本針作動体46の切
欠部46a内に導入された時には、第21図に示
す巻目編に対応して各電磁石S1〜S8の励磁状
態(ON−OFF状態)が決定され、第23図に示
すように、各作動レバー147,163,14
0,137のカム接触ピン147a,163b,
140a,137aが同図に実線で示す位置にそ
れぞれ配置されるとともに、第14図に示すよう
に送り切替え板93が右方位置に配置される。ま
た、第3図に示す前方の電磁石126aが励磁さ
れることにより、キヤリジ8の連続送りが停止さ
れると同時に、駆動モータ114の回転駆動力が
第一カム輪110に伝達される。そして、駆動カ
ム体112が一回転されると、第14,17図に
は示す第十駆動カム170のカム形状に従つて送
り板101が前後動され、第14図に示すよう
に、右方のラチエツト102によつて上方のラチ
エツトホイール90が同図の反時計方向へ回動さ
れる。それにより、ピニオン10及びラツク11
を介してキヤリジ8が第37図の反矢印方向(第
1図の左方向)へ主針4の一列設ピツチ分移動さ
れ、端針4に続く主針4のバツト4aが1本針作
動体46の切欠部46aに導入される。また、第
一,第二駆動カム132,133のカム形状に従
い、作動腕42及び1本針作動体46を介して1
本の主針4が前後動される。すなわち、第8,1
7図に示すように、第二駆動カム133の扇状部
133bの作用により前記主針4が若干前進され
(第17図4)、第二駆動カム133の屈曲部13
3aの作用により主針4がベラ抜け位置までさら
に前進された後(第17図8)、第一駆動カム1
32のノツクオーバー用屈曲部132cの作用に
よりノツクオーバー位置まで後退される。
の左端針4のバツト4aが1本針作動体46の切
欠部46a内に導入された時には、第21図に示
す巻目編に対応して各電磁石S1〜S8の励磁状
態(ON−OFF状態)が決定され、第23図に示
すように、各作動レバー147,163,14
0,137のカム接触ピン147a,163b,
140a,137aが同図に実線で示す位置にそ
れぞれ配置されるとともに、第14図に示すよう
に送り切替え板93が右方位置に配置される。ま
た、第3図に示す前方の電磁石126aが励磁さ
れることにより、キヤリジ8の連続送りが停止さ
れると同時に、駆動モータ114の回転駆動力が
第一カム輪110に伝達される。そして、駆動カ
ム体112が一回転されると、第14,17図に
は示す第十駆動カム170のカム形状に従つて送
り板101が前後動され、第14図に示すよう
に、右方のラチエツト102によつて上方のラチ
エツトホイール90が同図の反時計方向へ回動さ
れる。それにより、ピニオン10及びラツク11
を介してキヤリジ8が第37図の反矢印方向(第
1図の左方向)へ主針4の一列設ピツチ分移動さ
れ、端針4に続く主針4のバツト4aが1本針作
動体46の切欠部46aに導入される。また、第
一,第二駆動カム132,133のカム形状に従
い、作動腕42及び1本針作動体46を介して1
本の主針4が前後動される。すなわち、第8,1
7図に示すように、第二駆動カム133の扇状部
133bの作用により前記主針4が若干前進され
(第17図4)、第二駆動カム133の屈曲部13
3aの作用により主針4がベラ抜け位置までさら
に前進された後(第17図8)、第一駆動カム1
32のノツクオーバー用屈曲部132cの作用に
よりノツクオーバー位置まで後退される。
さらに、前記減目の場合と同様に、第九駆動カ
ム165のカム形状に従つて糸口76及びラツチ
係合板78が上下動され、第八駆動カム161の
カム形状に従つて糸口76及びラツチ係合板78
が左右動される。
ム165のカム形状に従つて糸口76及びラツチ
係合板78が上下動され、第八駆動カム161の
カム形状に従つて糸口76及びラツチ係合板78
が左右動される。
すなわち、第17図2に示すように、糸口76
が中間位置に配置された状態で第八駆動カム16
1の小径部161bの作用により主針4の左方へ
移動される。また、第17図9に示すように、糸
口76が上方位置に配置された状態で、第八駆動
カム161のカム形状に従いその糸口76が左方
から右方へ移動され、主針4に編糸Yが巻き付け
られる。以上要約すれば、糸口76が主針4の左
方に移動された後にその主針4が糸口76から延
びる編糸Yの上方にてベラ抜け位置まで前進さ
れ、その糸口76が左方から右方へ移動されて主
針4に編糸Yが巻き付けられた後に主針4がノツ
クオーバー位置まで後退されることにより、その
主針4に巻目が形成される。そして、第38図に
示すように、前記端針4に続く5本の主針4に対
してこのような巻目を形成すれば、5目分の増目
を行うことができる。
が中間位置に配置された状態で第八駆動カム16
1の小径部161bの作用により主針4の左方へ
移動される。また、第17図9に示すように、糸
口76が上方位置に配置された状態で、第八駆動
カム161のカム形状に従いその糸口76が左方
から右方へ移動され、主針4に編糸Yが巻き付け
られる。以上要約すれば、糸口76が主針4の左
方に移動された後にその主針4が糸口76から延
びる編糸Yの上方にてベラ抜け位置まで前進さ
れ、その糸口76が左方から右方へ移動されて主
針4に編糸Yが巻き付けられた後に主針4がノツ
クオーバー位置まで後退されることにより、その
主針4に巻目が形成される。そして、第38図に
示すように、前記端針4に続く5本の主針4に対
してこのような巻目を形成すれば、5目分の増目
を行うことができる。
その後、第3図に示す後方の電磁石126bが
再び励磁され、第39図に示すように第三伝達平
歯車123が左方の中間平歯車124に噛合され
て、キヤリジ8に連続送りが付与され、そのキヤ
リジ8が第39図の矢印方向(第1図の左方)へ
移動される。そして、前記のように巻目が形成さ
れた5本の主針4のうち端針4が右方の選針装置
37aに相対した時に、駆動モータ114の回転
方向が反転されてキヤリジ8が第40図の矢印方
向(第1図の右方)へ連続移動され、また、選針
装置37aの作動に基づき前記5本の主針4が第
1誘導通路A−B−Aに導入されるとともに、そ
れ以後の主針群が第2誘導通路A−C−Aに導入
される。そして、第1誘導通路A−B−Aに導入
された主針4には1本針作動体46の作動に基づ
いて表目が形成され、第2誘導通路A−C−Aに
導入された主針群には連続針作動体により表目が
形成される。
再び励磁され、第39図に示すように第三伝達平
歯車123が左方の中間平歯車124に噛合され
て、キヤリジ8に連続送りが付与され、そのキヤ
リジ8が第39図の矢印方向(第1図の左方)へ
移動される。そして、前記のように巻目が形成さ
れた5本の主針4のうち端針4が右方の選針装置
37aに相対した時に、駆動モータ114の回転
方向が反転されてキヤリジ8が第40図の矢印方
向(第1図の右方)へ連続移動され、また、選針
装置37aの作動に基づき前記5本の主針4が第
1誘導通路A−B−Aに導入されるとともに、そ
れ以後の主針群が第2誘導通路A−C−Aに導入
される。そして、第1誘導通路A−B−Aに導入
された主針4には1本針作動体46の作動に基づ
いて表目が形成され、第2誘導通路A−C−Aに
導入された主針群には連続針作動体により表目が
形成される。
すなわち、キヤリジ8の移動方向を右に設定し
た状態で1本針作動体46によつて表目を形成す
る際には、第21図から明らかなように、前記キ
ヤリジ8の移動方向を左に設定した場合の巻き目
編と比較して電磁石S7,S8が励磁されるた
め、第15図aに示すように送り切替え板93が
右方位置に配置される。従つて、駆動カム体11
2が一回転されると、第14図及び第17図に示
す第十駆動カム170のカム形状に従い、キヤリ
ジ8が第40図の矢印方向(第1図の右方向)へ
主針4の一列設ピツチ分移動され、主針4が1本
針作動体46の切欠部46a内に導入される。そ
して、第一,第二駆動カム132,133のカム
形状に従い、1本針作動体46及び作動腕42を
介して主針4が前後動され、第八駆動カム161
のカム形状に従い、糸口76及びラツチ係合板7
8が左右動されて表目が形成される。なお、編地
の一コース中においてゴム編を行う場合には、各
主針4のバツト4aが第1誘導通路A−B−Aに
誘導され、1本の主針4及び副針63の協働によ
り表目及び裏目が交互に形成される。
た状態で1本針作動体46によつて表目を形成す
る際には、第21図から明らかなように、前記キ
ヤリジ8の移動方向を左に設定した場合の巻き目
編と比較して電磁石S7,S8が励磁されるた
め、第15図aに示すように送り切替え板93が
右方位置に配置される。従つて、駆動カム体11
2が一回転されると、第14図及び第17図に示
す第十駆動カム170のカム形状に従い、キヤリ
ジ8が第40図の矢印方向(第1図の右方向)へ
主針4の一列設ピツチ分移動され、主針4が1本
針作動体46の切欠部46a内に導入される。そ
して、第一,第二駆動カム132,133のカム
形状に従い、1本針作動体46及び作動腕42を
介して主針4が前後動され、第八駆動カム161
のカム形状に従い、糸口76及びラツチ係合板7
8が左右動されて表目が形成される。なお、編地
の一コース中においてゴム編を行う場合には、各
主針4のバツト4aが第1誘導通路A−B−Aに
誘導され、1本の主針4及び副針63の協働によ
り表目及び裏目が交互に形成される。
上述したように、この実施例においては、1本
針作動体46と連続針作動体との協働により減
目,増目を行うことができ、連続針作動体により
連続的な表目編を行うことができる。また、第2
1図に示すように、各電磁石S1〜S8の励磁状
態を適宜に変更設定し、第24,25,27,2
8図に示すように、各作動レバー147,16
3,140,137の各カム接触ピン147a,
163b,140a,137aを選択配置した状
態で駆動カム体112を一回転させることによ
り、1本針作動体46を介してタツク編,裏目
編,すべり目編及び編成動作を伴わないキヤリジ
の空移動を行うことができる。さらに、この実施
例においては、1本引き編成時及び連続編成時に
おいて糸口76を共用できるため、キヤリジ8の
構造を簡略化することができる。
針作動体46と連続針作動体との協働により減
目,増目を行うことができ、連続針作動体により
連続的な表目編を行うことができる。また、第2
1図に示すように、各電磁石S1〜S8の励磁状
態を適宜に変更設定し、第24,25,27,2
8図に示すように、各作動レバー147,16
3,140,137の各カム接触ピン147a,
163b,140a,137aを選択配置した状
態で駆動カム体112を一回転させることによ
り、1本針作動体46を介してタツク編,裏目
編,すべり目編及び編成動作を伴わないキヤリジ
の空移動を行うことができる。さらに、この実施
例においては、1本引き編成時及び連続編成時に
おいて糸口76を共用できるため、キヤリジ8の
構造を簡略化することができる。
別の実施例
次に、この発明の第二実施例を第41図に従つ
て説明する。この実施例においては、右側のベラ
抜けカム33a及びノツクオーバーカム40aを
その外側面及び内側面に一体に形成した右側カム
部材220aと、左側のベラ抜けカム33a及び
ノツクオーバーカム40bをその外側面及び内側
面に一体に形成した左側カム部材220bとが調
節板38の両側腕部の自由端に装着されている。
また、前記各カム部材220a,220bの外側
方にはほぼ三角形状をなす島状カム221a,2
21bが配設されている。従つて、この実施例で
は両カム部材220a,220bと1本針作動体
46とをキヤリジ8の左右方向に圧縮して配置
し、キヤリジ8をコンパクト化することができる
とともに、1本針作動体46と両カム部材220
a,220bとを選択的に作動させることができ
る。
て説明する。この実施例においては、右側のベラ
抜けカム33a及びノツクオーバーカム40aを
その外側面及び内側面に一体に形成した右側カム
部材220aと、左側のベラ抜けカム33a及び
ノツクオーバーカム40bをその外側面及び内側
面に一体に形成した左側カム部材220bとが調
節板38の両側腕部の自由端に装着されている。
また、前記各カム部材220a,220bの外側
方にはほぼ三角形状をなす島状カム221a,2
21bが配設されている。従つて、この実施例で
は両カム部材220a,220bと1本針作動体
46とをキヤリジ8の左右方向に圧縮して配置
し、キヤリジ8をコンパクト化することができる
とともに、1本針作動体46と両カム部材220
a,220bとを選択的に作動させることができ
る。
次に、この発明の第三実施例を第42〜54図
に従つて説明する。第42図に示すように、台板
9の下面中央に配設された調節板(図示しない)
上にはほぼ台形状をなすカム部材230及び案内
部材39が所定の間隔をおいて配設され、編目調
節ダイアル(図示しない)の回動操作に基づき、
前記調節板を介してカム部材230及び案内部材
39が一体的に前後動される。前記カム部材23
0の左右中央部にはカム部材230と案内部材3
9との間の案内溝39aに連通するとともに1本
針作動体46の前後動軌跡に沿つて前後に延びる
1本針案内溝231が形成されている。そして、
1本針作動体46の切欠部46aが前記案内溝3
9aに合致した状態で、その案内溝39aを介し
て1本の主針4のバツト4aが前記切欠部46a
に導入され、1本針作動体46が前後動される時
には、前記バツト4aが前記1本針案内溝231
に沿つて前後動される。
に従つて説明する。第42図に示すように、台板
9の下面中央に配設された調節板(図示しない)
上にはほぼ台形状をなすカム部材230及び案内
部材39が所定の間隔をおいて配設され、編目調
節ダイアル(図示しない)の回動操作に基づき、
前記調節板を介してカム部材230及び案内部材
39が一体的に前後動される。前記カム部材23
0の左右中央部にはカム部材230と案内部材3
9との間の案内溝39aに連通するとともに1本
針作動体46の前後動軌跡に沿つて前後に延びる
1本針案内溝231が形成されている。そして、
1本針作動体46の切欠部46aが前記案内溝3
9aに合致した状態で、その案内溝39aを介し
て1本の主針4のバツト4aが前記切欠部46a
に導入され、1本針作動体46が前後動される時
には、前記バツト4aが前記1本針案内溝231
に沿つて前後動される。
前記カム部材230の左右両側縁には前記1本
針作動体46を中心として左右対称形をなす一対
のノツクオーバーカム40a,40bが形成さ
れ、各ノツクオーバーカム40a,40bの外側
において台板9の下面には左右対称形をなす一対
のベラ抜けカム33a,33bが配設されてい
る。そして、連続編成時においてキヤリジ8が第
42図の矢印方向(第1図の右方向)へ移動さ
れ、主針群のバツト4aが第2誘導通路A−C−
Aに導入される時には、右側のベラ抜けカム33
aの外側縁に沿つて主針群のバツト4aがベラ抜
け位置まで前進された後、右側のノツクオーバー
カム40aに沿つてそのバツト4aがノツクオー
バー位置まで後退される。また、キヤリジ8が第
42図の反矢印方向(第1図の左方向)へ移動さ
れる時には、左側のベラ抜けカム33b及びノツ
クオーバーカム40bに沿つて主針群のバツト4
aが前後動される。
針作動体46を中心として左右対称形をなす一対
のノツクオーバーカム40a,40bが形成さ
れ、各ノツクオーバーカム40a,40bの外側
において台板9の下面には左右対称形をなす一対
のベラ抜けカム33a,33bが配設されてい
る。そして、連続編成時においてキヤリジ8が第
42図の矢印方向(第1図の右方向)へ移動さ
れ、主針群のバツト4aが第2誘導通路A−C−
Aに導入される時には、右側のベラ抜けカム33
aの外側縁に沿つて主針群のバツト4aがベラ抜
け位置まで前進された後、右側のノツクオーバー
カム40aに沿つてそのバツト4aがノツクオー
バー位置まで後退される。また、キヤリジ8が第
42図の反矢印方向(第1図の左方向)へ移動さ
れる時には、左側のベラ抜けカム33b及びノツ
クオーバーカム40bに沿つて主針群のバツト4
aが前後動される。
また、1本引き編成時において、第1誘導通路
A−B−Aに導入される主針4は各ノツクオーバ
ーカム40a,40bの後側から案内溝39aを
通つて1本針作動体46の切欠部46a内に導入
される。そして、1本針作動体46の前後動に伴
い、前記バツト4aが1本針案内溝231に沿つ
てノツクオーバー位置とベラ抜け位置との間で前
後方向に編成運動される。さらに、この実施例に
おいては、適宜の駆動手段により、糸口76が前
記1本針作動体46に対する前方の所要位置と、
前記各ノツクオーバーカム40a,40bに対す
る前方の所要位置とにそれぞれ移動配置され、か
つ前記1本針作動体46の前方に対応する位置に
おいては一定小範囲L内で左右動されるようにな
つている。
A−B−Aに導入される主針4は各ノツクオーバ
ーカム40a,40bの後側から案内溝39aを
通つて1本針作動体46の切欠部46a内に導入
される。そして、1本針作動体46の前後動に伴
い、前記バツト4aが1本針案内溝231に沿つ
てノツクオーバー位置とベラ抜け位置との間で前
後方向に編成運動される。さらに、この実施例に
おいては、適宜の駆動手段により、糸口76が前
記1本針作動体46に対する前方の所要位置と、
前記各ノツクオーバーカム40a,40bに対す
る前方の所要位置とにそれぞれ移動配置され、か
つ前記1本針作動体46の前方に対応する位置に
おいては一定小範囲L内で左右動されるようにな
つている。
そして、連続編成時においては、第42,43
図に実線で示すように、前記糸口76が前記各ノ
ツクオーバーカム側の移動端位置に配置され、各
ノツクオーバーカム40a,40bによつて後退
される主針群のフツク4bに前記糸口76から編
糸Yが供給される。また、1本引き編成時におい
ては、第42図に鎖線で示すように、糸口76が
1本針作動体46の前方対応位置において一定小
範囲L内で左右動され、1本針作動体46にて前
後動される1本の主針4のフツク4bに編糸Yが
供給される。
図に実線で示すように、前記糸口76が前記各ノ
ツクオーバーカム側の移動端位置に配置され、各
ノツクオーバーカム40a,40bによつて後退
される主針群のフツク4bに前記糸口76から編
糸Yが供給される。また、1本引き編成時におい
ては、第42図に鎖線で示すように、糸口76が
1本針作動体46の前方対応位置において一定小
範囲L内で左右動され、1本針作動体46にて前
後動される1本の主針4のフツク4bに編糸Yが
供給される。
次に、この実施例における手編機の作用を説明
する。さて、第43図は編成運動を付与されない
主針群のバツト4a(同図に白丸で示す)が第4
2図に示す第1誘導通路A−B−Aに導入され、
編成運動を付与される主針群のバツト4a(第4
3図に黒丸で示す)のうちの左端針4のバツト4
aが右方の選針装置37aに相対し、第3図に示
す後方の電磁石126bの励磁により第三伝達平
歯車123が中間平歯車124に噛合された状態
を示すものである。
する。さて、第43図は編成運動を付与されない
主針群のバツト4a(同図に白丸で示す)が第4
2図に示す第1誘導通路A−B−Aに導入され、
編成運動を付与される主針群のバツト4a(第4
3図に黒丸で示す)のうちの左端針4のバツト4
aが右方の選針装置37aに相対し、第3図に示
す後方の電磁石126bの励磁により第三伝達平
歯車123が中間平歯車124に噛合された状態
を示すものである。
この状態において駆動モータ114が一方向に
回転駆動されると、複数の歯車123〜125,
12等を介してキヤリジ8が第43,44図の矢
印方向(第1図の右方向)に移動される。また、
糸口76が右方の移動端位置に配置される。そし
て、第44図に示すように、右方の選針装置37
aの作用に基づいて主針群のバツト4aが第42
図に示す第2誘導通路A−C−Aに導入され、右
側のベラ抜けカム33aの外側縁に沿つてベラ抜
け位置まで前進された後、右側のノツクオーバー
カム40aに沿つてノツクオーバー位置まで後退
される間に糸口76から主針群のフツク4bに編
糸Yが供給され、表目を連続的かつ迅速に形成す
ることができる。そして、第45図に示すよう
に、右端針4のバツト4aが左方の選針装置37
bに相対した時にキヤリジ8の連続送りが停止さ
れる。
回転駆動されると、複数の歯車123〜125,
12等を介してキヤリジ8が第43,44図の矢
印方向(第1図の右方向)に移動される。また、
糸口76が右方の移動端位置に配置される。そし
て、第44図に示すように、右方の選針装置37
aの作用に基づいて主針群のバツト4aが第42
図に示す第2誘導通路A−C−Aに導入され、右
側のベラ抜けカム33aの外側縁に沿つてベラ抜
け位置まで前進された後、右側のノツクオーバー
カム40aに沿つてノツクオーバー位置まで後退
される間に糸口76から主針群のフツク4bに編
糸Yが供給され、表目を連続的かつ迅速に形成す
ることができる。そして、第45図に示すよう
に、右端針4のバツト4aが左方の選針装置37
bに相対した時にキヤリジ8の連続送りが停止さ
れる。
次に、1本針作動体46と連続針作動体との協
働により減目を行う場合について第46図〜49
図に従い説明する。第46図は編地Kを吊下した
主針群のバツト4a(同図に黒丸で示す)がキヤ
リジ8の右側部分に導入され、その端針4のバツ
ト4aが1本針作動体46の切欠部46a内に導
入された状態を示すものである。この状態で伏せ
止め編を行うために、前記第一実施例と同様に第
3図に示す前方の電磁石126aが励磁されると
ともに、各電磁石S1〜S8の励磁状態が決定さ
れ、駆動カム体114が一回転される。そして、
第47図に示すように、駆動カム体114の回転
に伴い、1本針作動体46により、1本針案内溝
231に沿つて1本の主針4のバツト4aが同図
に鎖線で示すベラ抜け位置と実線で示すノツクオ
ーバー位置との間で前後動されるとともに、第4
2図に示す副針63が前後動,回動及び上下動さ
れる。そして、主針4上の編目が副針63に移転
された後、一定小範囲L内で糸口76が左右動及
び上下動されて副針63に編糸Yが供給されると
ともに、キヤリジ8が第46図の矢印方向へ主針
4の一列設ピツチずつ移動される。このように、
左端針4から5本の主針4に対して伏せ止め編編
成運動が付与され、5目分の減目が行われる。
働により減目を行う場合について第46図〜49
図に従い説明する。第46図は編地Kを吊下した
主針群のバツト4a(同図に黒丸で示す)がキヤ
リジ8の右側部分に導入され、その端針4のバツ
ト4aが1本針作動体46の切欠部46a内に導
入された状態を示すものである。この状態で伏せ
止め編を行うために、前記第一実施例と同様に第
3図に示す前方の電磁石126aが励磁されると
ともに、各電磁石S1〜S8の励磁状態が決定さ
れ、駆動カム体114が一回転される。そして、
第47図に示すように、駆動カム体114の回転
に伴い、1本針作動体46により、1本針案内溝
231に沿つて1本の主針4のバツト4aが同図
に鎖線で示すベラ抜け位置と実線で示すノツクオ
ーバー位置との間で前後動されるとともに、第4
2図に示す副針63が前後動,回動及び上下動さ
れる。そして、主針4上の編目が副針63に移転
された後、一定小範囲L内で糸口76が左右動及
び上下動されて副針63に編糸Yが供給されると
ともに、キヤリジ8が第46図の矢印方向へ主針
4の一列設ピツチずつ移動される。このように、
左端針4から5本の主針4に対して伏せ止め編編
成運動が付与され、5目分の減目が行われる。
その後、キヤリジ8の移動方向が反転され、そ
のキヤリジ8が第48図の矢印方向へ連続的に移
動される。そして、新たに左端針4となつた主針
4が右方の電磁装置37aに相対した時にキヤリ
ジ8が停止される。引き続き、キヤリジ8が第4
9図の矢印方向へ連続的に移動されるとともに、
右方の選針装置37aの作用に基づいて主針群の
バツト4aが第2誘導通路A−C−Aに順次導入
され、右側のベラ抜けカム33a及びノツクオー
バーカム40aの作用によつて次段の表目が連続
的に形成される。
のキヤリジ8が第48図の矢印方向へ連続的に移
動される。そして、新たに左端針4となつた主針
4が右方の電磁装置37aに相対した時にキヤリ
ジ8が停止される。引き続き、キヤリジ8が第4
9図の矢印方向へ連続的に移動されるとともに、
右方の選針装置37aの作用に基づいて主針群の
バツト4aが第2誘導通路A−C−Aに順次導入
され、右側のベラ抜けカム33a及びノツクオー
バーカム40aの作用によつて次段の表目が連続
的に形成される。
次に、増目を行う場合について第50図〜54
図に従つて説明する。第50図は編地Kを吊下し
た主針群のバツト4a(同図に黒丸で示す)がキ
ヤリジ8の右側部分に導入され、その端針4のバ
ツト4aが1本針作動体46の切欠部46a内に
導入された状態を示すものである。この状態で巻
き目編を行うために、前記第一実施例と同様に第
3図に示す前方の電磁石126aが励磁されると
ともに、各電磁石S1,S8の励磁状態が決定さ
れ、駆動カム体114が一回転される。そして、
第51図に示すように、駆動カム体114の回転
に伴い、1本針作動体46を介して主針4が前後
動されるとともに、一定小範囲L内で糸口76が
左右動及び上下動されて主針4に編糸Yが順次巻
き付けられる。また、キヤリジ8が第51図の矢
印方向へ一列設ピツチずつ移動されて左端針4に
続く5本の主針4に対して巻き目編編成動作が付
与され、5目分の増目が行われる。
図に従つて説明する。第50図は編地Kを吊下し
た主針群のバツト4a(同図に黒丸で示す)がキ
ヤリジ8の右側部分に導入され、その端針4のバ
ツト4aが1本針作動体46の切欠部46a内に
導入された状態を示すものである。この状態で巻
き目編を行うために、前記第一実施例と同様に第
3図に示す前方の電磁石126aが励磁されると
ともに、各電磁石S1,S8の励磁状態が決定さ
れ、駆動カム体114が一回転される。そして、
第51図に示すように、駆動カム体114の回転
に伴い、1本針作動体46を介して主針4が前後
動されるとともに、一定小範囲L内で糸口76が
左右動及び上下動されて主針4に編糸Yが順次巻
き付けられる。また、キヤリジ8が第51図の矢
印方向へ一列設ピツチずつ移動されて左端針4に
続く5本の主針4に対して巻き目編編成動作が付
与され、5目分の増目が行われる。
そして、前記巻き目編の終了後には第52図に
示すように、前記巻き目編が行われた5本の主針
4に表目編編成運動を付与するために、1本針作
動体46を介して主針4が前後動され、また、一
定小範囲L内で糸口76が左右動及び上下動され
るとともに、キヤリジ8が第52図の矢印方向へ
一列設ピツチずつ移動されて、前記5本の主針4
に新しい表目が形成される。その後、第53図に
示すように、キヤリジ8の移動方向が反転され、
そのキヤリジ8が同図の矢印方向へ連続的に移動
される。そして、前記端針から6本目の主針4の
バツト4aが右方の選針装置37aに相対した時
にキヤリジ8が停止される。この状態でキヤリジ
8の移動方向が再び反転されるとともに、第54
図に示すように糸口76が右方の移動端位置に配
置され、キヤリジ8の連続的な移動に伴い、右方
の選針装置37aの作用により主針群のバツト4
aが第2誘導通路A−C−Aに導入されて前記糸
口76から編糸Yが供給され、主針群のフツク4
bに新しい表目が吊下される。
示すように、前記巻き目編が行われた5本の主針
4に表目編編成運動を付与するために、1本針作
動体46を介して主針4が前後動され、また、一
定小範囲L内で糸口76が左右動及び上下動され
るとともに、キヤリジ8が第52図の矢印方向へ
一列設ピツチずつ移動されて、前記5本の主針4
に新しい表目が形成される。その後、第53図に
示すように、キヤリジ8の移動方向が反転され、
そのキヤリジ8が同図の矢印方向へ連続的に移動
される。そして、前記端針から6本目の主針4の
バツト4aが右方の選針装置37aに相対した時
にキヤリジ8が停止される。この状態でキヤリジ
8の移動方向が再び反転されるとともに、第54
図に示すように糸口76が右方の移動端位置に配
置され、キヤリジ8の連続的な移動に伴い、右方
の選針装置37aの作用により主針群のバツト4
aが第2誘導通路A−C−Aに導入されて前記糸
口76から編糸Yが供給され、主針群のフツク4
bに新しい表目が吊下される。
そして、この実施例においては左右両側のノツ
クオーバーカム40a,40bによつて後退され
る主針4のバツト4aのノツクオーバー位置と1
本針作動体46によつて後退される主針4のバツ
ト4aのノツクオーバー位置とを同一に設できる
ため、連続針作動体及び1本針作動体46によつ
て選択的に形成される編目の大きさにばらつきが
生じることがない。そして、両作動体の前後位置
を適宜に調節して編目の大きさを変更することが
できる。また、左右一対のノツクオーバーカム4
0a,40bが単一のカム部材230に形成され
ているため、キヤリジ8の構成を簡略化すること
ができる。
クオーバーカム40a,40bによつて後退され
る主針4のバツト4aのノツクオーバー位置と1
本針作動体46によつて後退される主針4のバツ
ト4aのノツクオーバー位置とを同一に設できる
ため、連続針作動体及び1本針作動体46によつ
て選択的に形成される編目の大きさにばらつきが
生じることがない。そして、両作動体の前後位置
を適宜に調節して編目の大きさを変更することが
できる。また、左右一対のノツクオーバーカム4
0a,40bが単一のカム部材230に形成され
ているため、キヤリジ8の構成を簡略化すること
ができる。
なお、この発明は前記各実施例に限定されるも
のではなく、例えば、キヤリジの連続送りを行う
ために、それ専用の駆動モータを別個に設けたり
する等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各
部の構成を任意に変更することも可能である。
のではなく、例えば、キヤリジの連続送りを行う
ために、それ専用の駆動モータを別個に設けたり
する等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各
部の構成を任意に変更することも可能である。
効 果
以上詳述したように、この出願の第一発明は、
多数の編針を列設した針床上にキヤリジを装置
し、そのキヤリジに、1本の編針を編成運動させ
る1本針作動体と編針群を連続的に編成運動させ
る連続針作動体とを備えるとともに、各編成目的
別に編針又は編針群を案内する二系統の誘導通路
を設けたため、その両作動体を選択的に稼働させ
ることにより、1本の編針のみを作動する編成及
び多数の編針群を作動する編成を選択的かつ連続
的に実施でき、種々の編目からなる所望の編地を
迅速に形成することができるという優れた効果を
奏する。
多数の編針を列設した針床上にキヤリジを装置
し、そのキヤリジに、1本の編針を編成運動させ
る1本針作動体と編針群を連続的に編成運動させ
る連続針作動体とを備えるとともに、各編成目的
別に編針又は編針群を案内する二系統の誘導通路
を設けたため、その両作動体を選択的に稼働させ
ることにより、1本の編針のみを作動する編成及
び多数の編針群を作動する編成を選択的かつ連続
的に実施でき、種々の編目からなる所望の編地を
迅速に形成することができるという優れた効果を
奏する。
また、この出願の第二発明は、キヤリジの左右
両側に一対のカム部材を設け、その各カム部材の
各外側にベラ抜けカムを形成するとともに各内側
にノツクオーバーカムを形成し、左右両カム部材
の間に1本針作動体を設けたことにより、前記各
カム及び1本針作動体をキヤリジの相対的移動方
向に圧縮して配置でき、キヤリジをコンパクト化
することができるという優れた効果を奏する。
両側に一対のカム部材を設け、その各カム部材の
各外側にベラ抜けカムを形成するとともに各内側
にノツクオーバーカムを形成し、左右両カム部材
の間に1本針作動体を設けたことにより、前記各
カム及び1本針作動体をキヤリジの相対的移動方
向に圧縮して配置でき、キヤリジをコンパクト化
することができるという優れた効果を奏する。
さらに、この出願の第三発明は、キヤリジにベ
ラ抜けカムとノツクオーバーカムと1本針作動体
とをこの順序で配列するとともに、ノツクオーバ
ーカムにより後退されるノツクオーバー位置と1
本針作動体により後退されるノツクオーバー位置
とが同一となるように前記ノツクオーバーカム及
び1本針作動体を相対配置したことにより、カム
構造を単純化できるとともに、両カム及び1本針
作動体の選択的な稼働によつて形成される編目の
大きさを容易に一定に揃えることができるという
優れた効果を奏する。
ラ抜けカムとノツクオーバーカムと1本針作動体
とをこの順序で配列するとともに、ノツクオーバ
ーカムにより後退されるノツクオーバー位置と1
本針作動体により後退されるノツクオーバー位置
とが同一となるように前記ノツクオーバーカム及
び1本針作動体を相対配置したことにより、カム
構造を単純化できるとともに、両カム及び1本針
作動体の選択的な稼働によつて形成される編目の
大きさを容易に一定に揃えることができるという
優れた効果を奏する。
第1〜40図はこの発明の第一実施例を示すも
のであつて、第1図は手編機の使用状態を示す斜
視図、第2図は同じく要部断面図、第3図はキヤ
リジの平面図、第4図はキヤリジの底面図、第5
図はキヤリジの正面図、第6図はキヤリジの側断
面図、第7図はキヤリジの部分側面図、第8図は
第一〜第三,第八駆動カム及び1本針作動機構を
示す部分平面図、第9図は第四,第五,第七駆動
カム,副針作動機構及び糸口,ラツチ係合板作動
機構を示す部分平面図、第10図は第六,第九駆
動カム,副針作動機構及び糸口,ラツチ係合板作
動機構を示す部分平面図、第11図a〜cは副針
作動機構の作動状態を示す部分正面図、第12図
a,bは副針の作動状態を示す部分平面図、第1
3図a1,a2,b1,b2は糸口及びラツチ係
合板の作動状態を示す部分正面図、第14図は第
十,第十一駆動カム,キヤリジ送り機構及びキヤ
リジ位置決め機構を示す部分平面図、第15図
a,bはキヤリジ送り機構の作動状態を示す部分
平面図、第16図a,bはキヤリジ送り機構と電
磁石との連係を示す部分正面図、第17図は第一
〜第十一駆動カムのカム線図、第18図a,bは
第十駆動カム及び切替え機構の作動状態を示す部
分平面図、第19図a〜cは切替え機構,ラツチ
係合板作動機構及び電磁石の作動状態を示す部分
正断面図、第20図a〜cは切替え機構,副針作
動機構及び電磁装置の作動状態を示す部分正面
図、第21図は各電磁石の選択的励磁状態を示す
説明図、第22〜28図は1本針作動体による表
目編,巻目編,タツク編,裏目編,伏せ止め編,
すべり目編及びキヤリジ空移動の遂行時における
各カム接触ピンの各駆動カムに対する係合状態を
示す説明図、第29図はブロツク図、第30〜3
2図は連続表目編時におけるキヤリジの作動説明
図、第33〜第35図は減目遂行時におけるキヤ
リジの作動説明図、第36〜40図は増目遂行時
におけるキヤリジの作動説明図である。第41図
はこの発明の第二実施例を示すキヤリジの底面図
である。第42〜54図はこの発明の第三実施例
を示すものであつて、第42図はキヤリジの底面
図、第43〜45図は連続表目編時におけるキヤ
リジの作動説明図、第46〜49図は減目遂行時
におけるキヤリジの作動説明図、第50〜54図
は増目遂行時におけるキヤリジの作動説明図であ
る。 1…針床、4…編針としての主針、4a…バツ
ト、8…キヤリジ、33a,33b…ベラ抜けカ
ム、40a,40b(前記33a,33b,40
a,40bにより連続針作動体が構成されてい
る)ノツクオーバーカム、34a,34b…開
口、46…1本針作動体、220a,220b,
230,…カム部材、231…1本針案内溝、A
−B−A…第1誘導通路、A−C−A…第2誘導
通路。
のであつて、第1図は手編機の使用状態を示す斜
視図、第2図は同じく要部断面図、第3図はキヤ
リジの平面図、第4図はキヤリジの底面図、第5
図はキヤリジの正面図、第6図はキヤリジの側断
面図、第7図はキヤリジの部分側面図、第8図は
第一〜第三,第八駆動カム及び1本針作動機構を
示す部分平面図、第9図は第四,第五,第七駆動
カム,副針作動機構及び糸口,ラツチ係合板作動
機構を示す部分平面図、第10図は第六,第九駆
動カム,副針作動機構及び糸口,ラツチ係合板作
動機構を示す部分平面図、第11図a〜cは副針
作動機構の作動状態を示す部分正面図、第12図
a,bは副針の作動状態を示す部分平面図、第1
3図a1,a2,b1,b2は糸口及びラツチ係
合板の作動状態を示す部分正面図、第14図は第
十,第十一駆動カム,キヤリジ送り機構及びキヤ
リジ位置決め機構を示す部分平面図、第15図
a,bはキヤリジ送り機構の作動状態を示す部分
平面図、第16図a,bはキヤリジ送り機構と電
磁石との連係を示す部分正面図、第17図は第一
〜第十一駆動カムのカム線図、第18図a,bは
第十駆動カム及び切替え機構の作動状態を示す部
分平面図、第19図a〜cは切替え機構,ラツチ
係合板作動機構及び電磁石の作動状態を示す部分
正断面図、第20図a〜cは切替え機構,副針作
動機構及び電磁装置の作動状態を示す部分正面
図、第21図は各電磁石の選択的励磁状態を示す
説明図、第22〜28図は1本針作動体による表
目編,巻目編,タツク編,裏目編,伏せ止め編,
すべり目編及びキヤリジ空移動の遂行時における
各カム接触ピンの各駆動カムに対する係合状態を
示す説明図、第29図はブロツク図、第30〜3
2図は連続表目編時におけるキヤリジの作動説明
図、第33〜第35図は減目遂行時におけるキヤ
リジの作動説明図、第36〜40図は増目遂行時
におけるキヤリジの作動説明図である。第41図
はこの発明の第二実施例を示すキヤリジの底面図
である。第42〜54図はこの発明の第三実施例
を示すものであつて、第42図はキヤリジの底面
図、第43〜45図は連続表目編時におけるキヤ
リジの作動説明図、第46〜49図は減目遂行時
におけるキヤリジの作動説明図、第50〜54図
は増目遂行時におけるキヤリジの作動説明図であ
る。 1…針床、4…編針としての主針、4a…バツ
ト、8…キヤリジ、33a,33b…ベラ抜けカ
ム、40a,40b(前記33a,33b,40
a,40bにより連続針作動体が構成されてい
る)ノツクオーバーカム、34a,34b…開
口、46…1本針作動体、220a,220b,
230,…カム部材、231…1本針案内溝、A
−B−A…第1誘導通路、A−C−A…第2誘導
通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多数の編針4を前後動可能に列設した針床1
上に、編針列設方向に相対的に移動可能なキヤリ
ジ8を装置し、そのキヤリジ8には、前記列設編
針中の1本の編針4に係合してその1本の編針4
をノツクオーバー位置とベラ抜け位置との間で前
後方向に編成運動させる1本針作動体46と、前
記列設編針群を順次導入案内してそれらの編針群
を連続的にノツクオーバー位置とベラ抜け位置と
の間で前後方向に編成運動させる連続針作動体3
3a,33b,40a,40bとを備えるととも
に、前記針床1との相対移動によつてキヤリジ8
内に導入される編針4を一方の開口34aから前
記1本針作動体46を経由して他方の開口34b
に誘導する第一誘導通路A−B−Aと、同様に導
入される編針4を一方の開口34aから前記連続
針作動体33a,33b,40a,40bを経由
して他方の開口34bに誘導する第二誘導通路A
−C−Aとを設けたことを特徴とする手編機。 2 多数の編針4を前後動可能に列設した針床1
上に、編針列設方向に相対的に移動可能なキヤリ
ジ8を装置し、そのキヤリジ8の左右両側に一対
のカム部材220a,220bを設け、その各カ
ム部材220a,220bの各外側に、前記列設
編針群を順次ベラ抜け位置に前進させるベラ抜け
カム33a,33bを形成するとともに、各内側
に、互いに反対側の前記ベラ抜けカム33a,3
3bの作用を受けた編針群を順次ノツクオーバー
位置に後退させるノツクオーバーカム40a,4
0bを形成し、前記左右両カム部材220a,2
20bの間に、前記列設編針中の1本の編針4に
係合してその1本の編針4をノツクオーバー位置
とベラ抜け位置との間で前後方向に編成運動させ
る1本針作動体46を設けたことを特徴とする手
編機。 3 前記ベラ抜けカム33a,33bとノツクオ
ーバーカム40a,40bとを、それぞれ前記1
本針作動体46を中心として左右対称に配置した
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
手編機。 4 前記キヤリジ8に、針床1との相対移動によ
つてキヤリジ8内に導入された編針4を前記1本
針作動体46に誘導する第一誘導通路A−B−A
と、同様に導入された編針4を前記連続針作動体
33a,33b,40a,40bに誘導する第二
誘導通路A−C−Aとを設けたことを特徴とする
特許請求の範囲第2項又は第3項のいずれかに記
載の手編機。 5 多数の編針4を前後動可能に列設した針床1
上に、編針列設方向に相対的に移動可能なキヤリ
ジ8を装置し、そのキヤリジ8に、前記列設編針
群を順次ベラ抜け位置に前進させるベラ抜けカム
33a,33bと、そのベラ抜けカム33a,3
3bの作用を受けた編針群を順次ノツクオーバー
位置に後退させるノツクオーバーカム40a,4
0bと、そのノツクオーバーカム40a,40b
の後側に導入された編針中の1本の編針4に係合
してその1本の編針4をノツクオーバー位置とベ
ラ抜け位置との間で前後方向に編成運動させる1
本針作動体46とを前記順序で配列するととも
に、前記ノツクオーバーカム40a,40bによ
り後退されるノツクオーバー位置と1本針作動体
46により後退されるノツクオーバー位置とが同
一となるように前記ノツクオーバーカム40a,
40b及び1本針作動体46を相対配置したこと
を特徴とする手編機。 6 前記ベラ抜けカム33a,33bとノツクオ
ーバーカム40a,40bとを、それぞれ前記1
本針作動体46を中心として左右対称に配置した
ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
手編機。 7 左右の前記各ノツクオーバーカム40a,4
0bを単一のカム部材230の左右両側面に形成
し、そのカム部材230の左右中央部に、前記1
本針作動体46によつて作動される1本の編針4
のバツト4aを案内する1本針案内溝231を設
けたことを特徴とする特許請求の範囲第6項に記
載の手編機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276482A JPS58169554A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 手編機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276482A JPS58169554A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 手編機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58169554A JPS58169554A (ja) | 1983-10-06 |
| JPH0355576B2 true JPH0355576B2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=12923937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5276482A Granted JPS58169554A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 手編機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58169554A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58174662A (ja) * | 1982-04-08 | 1983-10-13 | ブラザー工業株式会社 | 手編機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5711255A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 | Silver Seiko | Hand knitting machine |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5276482A patent/JPS58169554A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58169554A (ja) | 1983-10-06 |
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