JPS6346183B2 - - Google Patents
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- JPS6346183B2 JPS6346183B2 JP21066981A JP21066981A JPS6346183B2 JP S6346183 B2 JPS6346183 B2 JP S6346183B2 JP 21066981 A JP21066981 A JP 21066981A JP 21066981 A JP21066981 A JP 21066981A JP S6346183 B2 JPS6346183 B2 JP S6346183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- cam
- knitting
- drive cam
- carriage
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は針床上もしくはキヤリジ上の1本の
編針に所定の編成動作を与えるべく運動する針作
動体と駆動カム体とを設け、所定の編成に応じて
前記駆動カム体の駆動カムにより針作動体のカム
接触部に駆動動作を与え得るようにした手編機に
関するものである。
編針に所定の編成動作を与えるべく運動する針作
動体と駆動カム体とを設け、所定の編成に応じて
前記駆動カム体の駆動カムにより針作動体のカム
接触部に駆動動作を与え得るようにした手編機に
関するものである。
目 的
この発明の目的は、所定の編成に応じて駆動カ
ムに対するカム接触部の配置切替えを容易に行う
ことができ、その切替え動作を行うために複雑な
装置を必要とせず、構成を簡略化することができ
るばかりでなく、切替えタイミングのずれを生じ
ることがなく、切替え動作を正確に行うことがで
きる手編機を提供することにある。
ムに対するカム接触部の配置切替えを容易に行う
ことができ、その切替え動作を行うために複雑な
装置を必要とせず、構成を簡略化することができ
るばかりでなく、切替えタイミングのずれを生じ
ることがなく、切替え動作を正確に行うことがで
きる手編機を提供することにある。
実施例
以下、この発明を具体化した手編機の構成を関
連機構別に図面に従つて説明する。
連機構別に図面に従つて説明する。
針床、キヤリジ及びカバー体の連結構成
第1〜6図に示すように、合成樹脂材料からな
り、左右方向に延びる針床1には多数の針溝2及
び各針溝2の側壁に連なる櫛歯3が交互に等ピツ
チで列設形成され、各針溝2内には編針(以下主
針という)4が前後動可能に収容されるととも
に、板ばね5により溝底部に圧接され、その状態
で各主針4のバツト4aが針溝2から上方へ突出
するようになつている。また、各針溝2内には突
条6が形成され、各針溝2の側壁には凹部7が形
成されている。さらに、この針床1はそのほぼ中
央にて折り畳み可能に構成されている。針床1上
にはキヤリジ8が針床1の長手方向へ摺動可能に
装架され、その台板9の下面後方に配設されたピ
ニオン10が針床1のラツク11に噛合するとと
もに、第11図に示すようにキヤリジ8に配設さ
れた球体12及び圧縮ばね13の作用によりラツ
ク11にピニオン10が噛合した状態に保持さ
れ、針床1上の所要位置におけるキヤリジ8の妄
動が防止されるようになつている。針床1の上面
右端寄りにはマグネツト14が固着されるととも
に、キヤリジ8の台板9の下面には基準位置検出
センサー15(第8図参照)が設けられ、両者1
4,15の協働によりキヤリジ8の基準位置を検
出できるようになつている。
り、左右方向に延びる針床1には多数の針溝2及
び各針溝2の側壁に連なる櫛歯3が交互に等ピツ
チで列設形成され、各針溝2内には編針(以下主
針という)4が前後動可能に収容されるととも
に、板ばね5により溝底部に圧接され、その状態
で各主針4のバツト4aが針溝2から上方へ突出
するようになつている。また、各針溝2内には突
条6が形成され、各針溝2の側壁には凹部7が形
成されている。さらに、この針床1はそのほぼ中
央にて折り畳み可能に構成されている。針床1上
にはキヤリジ8が針床1の長手方向へ摺動可能に
装架され、その台板9の下面後方に配設されたピ
ニオン10が針床1のラツク11に噛合するとと
もに、第11図に示すようにキヤリジ8に配設さ
れた球体12及び圧縮ばね13の作用によりラツ
ク11にピニオン10が噛合した状態に保持さ
れ、針床1上の所要位置におけるキヤリジ8の妄
動が防止されるようになつている。針床1の上面
右端寄りにはマグネツト14が固着されるととも
に、キヤリジ8の台板9の下面には基準位置検出
センサー15(第8図参照)が設けられ、両者1
4,15の協働によりキヤリジ8の基準位置を検
出できるようになつている。
針床1の後部には箱状の主カバー体16がその
一側縁にて開閉可能に取着され、他側縁には板状
の副カバー体17が開閉可能に取着されている。
第3図に示すように、副カバー体17の自由端縁
には係止部17aが一体形成され、その係止部1
7aが針床1の前部下面の係止溝18に係合し得
るようになつている。第4図aに示すように、副
カバー体17側において主カバー体16の外側壁
中央には把手19が取着され、第1図に示すよう
に内側壁中央にはコード巻取り棒20が突設され
ている。主カバー体16の左右両内側壁に突設さ
れた軸受片21には一対の掛止部材22がその中
央軸部22aにて取付板23により回動可能に支
持され、各側壁と掛止部材22との間に介装れた
板ばね24により一方向へ回動付勢されている。
各掛止部材22の一端には針床1の左右両端にお
ける掛止部25に係合可能な突条26が形成さ
れ、他端には主カバー体16の各側壁の丸孔27
を通して外部から操作可能な操作片28が形成さ
れている。
一側縁にて開閉可能に取着され、他側縁には板状
の副カバー体17が開閉可能に取着されている。
第3図に示すように、副カバー体17の自由端縁
には係止部17aが一体形成され、その係止部1
7aが針床1の前部下面の係止溝18に係合し得
るようになつている。第4図aに示すように、副
カバー体17側において主カバー体16の外側壁
中央には把手19が取着され、第1図に示すよう
に内側壁中央にはコード巻取り棒20が突設され
ている。主カバー体16の左右両内側壁に突設さ
れた軸受片21には一対の掛止部材22がその中
央軸部22aにて取付板23により回動可能に支
持され、各側壁と掛止部材22との間に介装れた
板ばね24により一方向へ回動付勢されている。
各掛止部材22の一端には針床1の左右両端にお
ける掛止部25に係合可能な突条26が形成さ
れ、他端には主カバー体16の各側壁の丸孔27
を通して外部から操作可能な操作片28が形成さ
れている。
そして、手編機の不使用時には第2図に示すよ
うに、針床1を折り畳んだ後、第3図に鎖線で示
すようにその針床1とキヤリジ8とを主カバー体
16にて被覆することにより、第4図に示すよう
に掛止部材22の突条26が針床1の掛止部25
に掛止される。また、副カバー体17を第3図の
鎖線位置に配置することにより、その係止部17
aが針床1の係止溝18に係止される。従つて、
コンパクトにした状態で手編機を格納、運搬する
ことができる。一方、手編機の使用時においては
把手19を作業者側に配置した状態で、副カバー
体17の係止を解除した後、各丸孔27を通して
掛止部材22を両手指で押圧操作することによ
り、その突条26が針床1の掛止部25から離脱
する。そして、この押圧操作状態で主カバー体1
6を第4図aの反時計方向(第3図の時計方向)
へ回動操作することにより、針床1の上面を露出
させることができる。
うに、針床1を折り畳んだ後、第3図に鎖線で示
すようにその針床1とキヤリジ8とを主カバー体
16にて被覆することにより、第4図に示すよう
に掛止部材22の突条26が針床1の掛止部25
に掛止される。また、副カバー体17を第3図の
鎖線位置に配置することにより、その係止部17
aが針床1の係止溝18に係止される。従つて、
コンパクトにした状態で手編機を格納、運搬する
ことができる。一方、手編機の使用時においては
把手19を作業者側に配置した状態で、副カバー
体17の係止を解除した後、各丸孔27を通して
掛止部材22を両手指で押圧操作することによ
り、その突条26が針床1の掛止部25から離脱
する。そして、この押圧操作状態で主カバー体1
6を第4図aの反時計方向(第3図の時計方向)
へ回動操作することにより、針床1の上面を露出
させることができる。
第1〜3図及び第5図に示すように、主カバー
体16の底部にはその主カバー体16の開放状態
においてボビン29を着脱可能に支持するための
支持台30と、L字状をなす糸取棒31を第3,
5図に実線で示す使用位置及び同図に二点鎖線で
示す格納位置の間で移動し得るように支持する支
持部材32とが設けられている。この支持部材3
2は軸支部32a、断面U字状の挾持部32b、
両者32a,32bに連なる係止面32c及び規
制片32dを備えており、この軸支部32aには
前記糸取棒31の基端が挿通されている。この軸
支部32aの一端面と糸取棒31の基端に取着さ
れた止め輪33との間において糸取棒31には圧
縮コイルばね34が巻装され、そのばね力により
前記糸取棒31が支持台30側へ移動付勢されて
いる。前記糸取棒31の先端には支持体35が取
着され、その先端には糸Yに張力を付与するため
の糸調子皿36及び糸取りばね37が装着されて
いる。また、基端には糸案内38が突設されてい
る。
体16の底部にはその主カバー体16の開放状態
においてボビン29を着脱可能に支持するための
支持台30と、L字状をなす糸取棒31を第3,
5図に実線で示す使用位置及び同図に二点鎖線で
示す格納位置の間で移動し得るように支持する支
持部材32とが設けられている。この支持部材3
2は軸支部32a、断面U字状の挾持部32b、
両者32a,32bに連なる係止面32c及び規
制片32dを備えており、この軸支部32aには
前記糸取棒31の基端が挿通されている。この軸
支部32aの一端面と糸取棒31の基端に取着さ
れた止め輪33との間において糸取棒31には圧
縮コイルばね34が巻装され、そのばね力により
前記糸取棒31が支持台30側へ移動付勢されて
いる。前記糸取棒31の先端には支持体35が取
着され、その先端には糸Yに張力を付与するため
の糸調子皿36及び糸取りばね37が装着されて
いる。また、基端には糸案内38が突設されてい
る。
そして、第3,5図に二点鎖線で示すように、
糸取棒31の格納時には糸取棒31の大半が主カ
バー体16の底部に沿つて配置され、圧縮コイル
ばね34のばね力により糸取棒31の折曲部近傍
が前記係止面32cに係止されて、起立移動不能
に保持される。また、糸取棒31の使用時には第
3,5図に二点鎖線で示す格納位置にある糸取棒
31を起立回動させることにより、糸取棒31の
折曲部近傍が係止面32cから離脱するととも
に、起立位置で規制片32dに当接され、その後
第3,5図に実線で示すように、前記圧縮コイル
ばね34のばね力に基づき、前記糸取棒31が規
制片32dに沿つて挾持部32b内に導入され、
その挾持部32bにて保持される。
糸取棒31の格納時には糸取棒31の大半が主カ
バー体16の底部に沿つて配置され、圧縮コイル
ばね34のばね力により糸取棒31の折曲部近傍
が前記係止面32cに係止されて、起立移動不能
に保持される。また、糸取棒31の使用時には第
3,5図に二点鎖線で示す格納位置にある糸取棒
31を起立回動させることにより、糸取棒31の
折曲部近傍が係止面32cから離脱するととも
に、起立位置で規制片32dに当接され、その後
第3,5図に実線で示すように、前記圧縮コイル
ばね34のばね力に基づき、前記糸取棒31が規
制片32dに沿つて挾持部32b内に導入され、
その挾持部32bにて保持される。
主針作動機構
第7,8,12,13図に示すように、キヤリ
ジ8の台板9上においてその左側部には前後方向
に延びる支軸41が設けられていて、その支軸4
1には主針作動腕42がその基端にて前後動可能
に支持され、その支軸41に巻装された圧縮コイ
ルばね43により後方へ移動付勢されている。ま
た、台板9上の規制部材44により前記主針作動
腕42の後方移動が規制されるようになつてい
る。この主針作動腕42は台板9の長孔45を介
して台板9の下面中央まで延びており、その先端
には主針4のバツト4aを把持するための切欠部
46aを有する把持体46が固着されている。前
記規制部材44には作動ピン47が前後動可能に
挿貫され、前記圧縮コイルばね43より強いばね
力を有する圧縮ばね48により前方へ移動付勢さ
れている。そして、そのばね力に基づき、作動ピ
ン47の前端が前記主針作動腕42の一部に係合
され、それによつて、常には主針作動腕42が前
方へ移動付勢されている。
ジ8の台板9上においてその左側部には前後方向
に延びる支軸41が設けられていて、その支軸4
1には主針作動腕42がその基端にて前後動可能
に支持され、その支軸41に巻装された圧縮コイ
ルばね43により後方へ移動付勢されている。ま
た、台板9上の規制部材44により前記主針作動
腕42の後方移動が規制されるようになつてい
る。この主針作動腕42は台板9の長孔45を介
して台板9の下面中央まで延びており、その先端
には主針4のバツト4aを把持するための切欠部
46aを有する把持体46が固着されている。前
記規制部材44には作動ピン47が前後動可能に
挿貫され、前記圧縮コイルばね43より強いばね
力を有する圧縮ばね48により前方へ移動付勢さ
れている。そして、そのばね力に基づき、作動ピ
ン47の前端が前記主針作動腕42の一部に係合
され、それによつて、常には主針作動腕42が前
方へ移動付勢されている。
第8,13図に示すように、キヤリジ8の台板
9の下面中央には主針案内部材49が一対の支持
板50間において前後動可能に支持され、その後
端には主針4のバツト4aの侵入を許容するため
にその左右両側にて拡開する第一案内溝51が形
成されている。また、主針案内部材49の中央に
は前後に延び、かつ第一案内溝51に連通する第
二案内溝52が形成されている。第13図に示す
ように、この主針案内部材49の前端には連結腕
53が設けられ、その先端には接触ピン53aが
突設されている。また、台板9の前部には編目調
節ダイアル54が回転操作可能に支持され、その
ダイアル54には前記接触ピン53aに係合可能
な螺旋溝54aが形成されている。そして、編目
調節ダイアル54の回動操作に基づき、連結腕5
3を介して主針案内部材49が前後動されるよう
になつている。前記主針案内部材49上には規制
レバー55が回動可能に支持され、圧縮ばね56
により第8,13図の時計方向へ回動付勢されて
いる。その規制レバー55は、後記するように編
成編目の大きさを決定するために、前記把持体4
6の前方へのもどりを所定位置に規制するもので
ある。そして、常には前記規制レバー55の一端
が把持体46の前端に係合され、その状態におい
て前記第一案内溝51の中央部と把持体46の切
欠部46aとが合致するようになつている。
9の下面中央には主針案内部材49が一対の支持
板50間において前後動可能に支持され、その後
端には主針4のバツト4aの侵入を許容するため
にその左右両側にて拡開する第一案内溝51が形
成されている。また、主針案内部材49の中央に
は前後に延び、かつ第一案内溝51に連通する第
二案内溝52が形成されている。第13図に示す
ように、この主針案内部材49の前端には連結腕
53が設けられ、その先端には接触ピン53aが
突設されている。また、台板9の前部には編目調
節ダイアル54が回転操作可能に支持され、その
ダイアル54には前記接触ピン53aに係合可能
な螺旋溝54aが形成されている。そして、編目
調節ダイアル54の回動操作に基づき、連結腕5
3を介して主針案内部材49が前後動されるよう
になつている。前記主針案内部材49上には規制
レバー55が回動可能に支持され、圧縮ばね56
により第8,13図の時計方向へ回動付勢されて
いる。その規制レバー55は、後記するように編
成編目の大きさを決定するために、前記把持体4
6の前方へのもどりを所定位置に規制するもので
ある。そして、常には前記規制レバー55の一端
が把持体46の前端に係合され、その状態におい
て前記第一案内溝51の中央部と把持体46の切
欠部46aとが合致するようになつている。
従つて、キヤリジ8の摺動に伴い、針床1上の
主針4のバツト4aが第一案内溝51から把持体
46の切欠部46a内に導入され、また、規制レ
バー55が第8,13図の反時計方向へ回動され
て把持体46から離脱した後に、主針4のバツト
4aが第二案内溝52に沿つて主針作動腕42及
び把持体46と一体的に前後動されるようになつ
ている。
主針4のバツト4aが第一案内溝51から把持体
46の切欠部46a内に導入され、また、規制レ
バー55が第8,13図の反時計方向へ回動され
て把持体46から離脱した後に、主針4のバツト
4aが第二案内溝52に沿つて主針作動腕42及
び把持体46と一体的に前後動されるようになつ
ている。
副針作動機構
第7〜10図及び第14図に示すように、台板
9の前方延出部9a上には軸受体57が設けら
れ、その軸受体57と記規制部材44との間には
前記支軸41に隣接する支持軸58が架設されて
いる。台板9の延出部9a上において支持軸58
には針支持枠59が前後動可能に挿通支持されて
いる。また、この針支持枠59は支持軸58に巻
装された圧縮ばね60により前方へ移動付勢され
ている。前記針支持枠59の後部下方において台
板9の延出部9aの下面には軸受体61が設けら
れ、この軸受体61には針支持体62がその中央
軸部にて回動可能に支持されている。第16図a
〜cに示すように、針支持体62の左端部(第8
図においては右端部)には係合ピン62a及びば
ね掛けピン62bが突設されている。また、針支
持体62の右端部には円筒状の支持部62cが形
成され、一本の編針(以下、副針という)63が
回動可能に挿通支持されている。この副針63の
ラツチ63は副針63に内蔵されたばね(図示し
ない)により常には第17図bに二点鎖線で示す
起立状態に保持されるようになつている。
9の前方延出部9a上には軸受体57が設けら
れ、その軸受体57と記規制部材44との間には
前記支軸41に隣接する支持軸58が架設されて
いる。台板9の延出部9a上において支持軸58
には針支持枠59が前後動可能に挿通支持されて
いる。また、この針支持枠59は支持軸58に巻
装された圧縮ばね60により前方へ移動付勢され
ている。前記針支持枠59の後部下方において台
板9の延出部9aの下面には軸受体61が設けら
れ、この軸受体61には針支持体62がその中央
軸部にて回動可能に支持されている。第16図a
〜cに示すように、針支持体62の左端部(第8
図においては右端部)には係合ピン62a及びば
ね掛けピン62bが突設されている。また、針支
持体62の右端部には円筒状の支持部62cが形
成され、一本の編針(以下、副針という)63が
回動可能に挿通支持されている。この副針63の
ラツチ63は副針63に内蔵されたばね(図示し
ない)により常には第17図bに二点鎖線で示す
起立状態に保持されるようになつている。
第8図に示すように、副針63の基端にはその
前後一対の切り溝にほぼコ字状の取付片65が嵌
合されてねじ64により取着されるとともに、こ
の取付片65のコ字状の前側辺は前記針支持枠5
9の前側内面と左側内面に突設された規制片66
との間に嵌合されている。そして、針支持枠59
の前後動に伴い、取付片65及び規制片66を介
して副針63が針支持枠59と一体的に前後動さ
れるとともに、副針63の上下動及び回動に伴
い、前記取付片65の前側辺が針支持枠59に対
してその規制片66と前側内面との間で上下動及
び回動可能とされ、前記一体的に前後動されるこ
とによつて、針溝2内の突条6の上を前後動し得
るようになつている。また、副針63を損傷など
のために交換するには、前記ねじ64を緩めて取
付片65から引き抜けばよく、簡単に交換でき
る。
前後一対の切り溝にほぼコ字状の取付片65が嵌
合されてねじ64により取着されるとともに、こ
の取付片65のコ字状の前側辺は前記針支持枠5
9の前側内面と左側内面に突設された規制片66
との間に嵌合されている。そして、針支持枠59
の前後動に伴い、取付片65及び規制片66を介
して副針63が針支持枠59と一体的に前後動さ
れるとともに、副針63の上下動及び回動に伴
い、前記取付片65の前側辺が針支持枠59に対
してその規制片66と前側内面との間で上下動及
び回動可能とされ、前記一体的に前後動されるこ
とによつて、針溝2内の突条6の上を前後動し得
るようになつている。また、副針63を損傷など
のために交換するには、前記ねじ64を緩めて取
付片65から引き抜けばよく、簡単に交換でき
る。
第8,9図及び第16図a〜cに示すように、
針支持体62の支持部62cの前面において副針
63には作動体67が副針63と一体回動可能に
挿貫され、そのばね掛け部67aと前記針支持体
62のばね掛けピン62bとの間には引張ばね6
8が掛装されている。そして、このばね68のば
ね力により、作動体67及び副針63が第9図及
び第16図a〜cの反時計方向へ回動付勢されて
いる。また、前記作動体67には係合ピン67b
が突設されるとともに、前記軸受体61には係止
片61aが突設され、常には、前記引張ばね68
のばね力により係合ピン67bが係止片61aに
係合されて、作動体67及び副針63が第9図、
第16図a及び第17図aに示す中立位置に保持
されるようになつている。
針支持体62の支持部62cの前面において副針
63には作動体67が副針63と一体回動可能に
挿貫され、そのばね掛け部67aと前記針支持体
62のばね掛けピン62bとの間には引張ばね6
8が掛装されている。そして、このばね68のば
ね力により、作動体67及び副針63が第9図及
び第16図a〜cの反時計方向へ回動付勢されて
いる。また、前記作動体67には係合ピン67b
が突設されるとともに、前記軸受体61には係止
片61aが突設され、常には、前記引張ばね68
のばね力により係合ピン67bが係止片61aに
係合されて、作動体67及び副針63が第9図、
第16図a及び第17図aに示す中立位置に保持
されるようになつている。
第7,9,15図及び第16図a〜cに示すよ
うに、前記軸受体57には副針作動腕69がその
中央の軸部70に突設されたピン70aにより回
動可能に支持され、その軸部70の後端には上方
へ延びる第一腕部71が、又前端には下方へ延
び、かつその下端にて左右に延びる第二腕部72
がそれぞれ形成されている。この第二腕部72に
は前記ピン70aを中心として円弧をなす第一部
分73aとそれ以外の第二部分73bとからなる
係合溝73が形成され、係合溝73には前記針支
持体62の係合ピン62aが係合されている。ま
た、前記作動体67の係合ピン67bに係合し得
るように、第二腕部72には係合面74が形成さ
れている。
うに、前記軸受体57には副針作動腕69がその
中央の軸部70に突設されたピン70aにより回
動可能に支持され、その軸部70の後端には上方
へ延びる第一腕部71が、又前端には下方へ延
び、かつその下端にて左右に延びる第二腕部72
がそれぞれ形成されている。この第二腕部72に
は前記ピン70aを中心として円弧をなす第一部
分73aとそれ以外の第二部分73bとからなる
係合溝73が形成され、係合溝73には前記針支
持体62の係合ピン62aが係合されている。ま
た、前記作動体67の係合ピン67bに係合し得
るように、第二腕部72には係合面74が形成さ
れている。
そして、副針作動腕69が第16図aに示す中
央位置から反時計方向へ回動された時には、係合
溝73の第一部分73aの作用により針支持体6
2が第16図a,bの前記中立位置に保持される
とともに、副針作動腕69の係合面74が作動体
67の係合ピン67bに係合し、第16図b及び
第17図bに示すように作動体67及び副針63
が一体的に時計方向へ回動される。この回動に基
づき、第6図から明らかなように、副針63のフ
ツク63aが主針4のフツク4bに結合し得るよ
うになつている。また、副針作動腕69が第16
図aに示す中立位置から時計方向へ回動された時
には、針支持枠62の係合ピン62aが係合溝7
3の第二部分73bに沿つて移動し、針支持体6
2が引張ばね68のばね力に抗して反時計方向へ
回動される。そして、第16図cに示すように、
針支持体62の支持部62cと作動体67とが上
昇し、副針63が作動体67と一体的に上昇され
る。また、前記針支持体62の反時計方向への回
動に伴い、作動体67の係合ピン67bが軸受体
61の係止片61aから離間した時、引張ばね6
8のばね力に基づく作動体67の反時計方向への
回動が許容され、再び前記係合ピン67bが係止
片61aに係合されて、作動体67が第16図c
に示す位置に配置される。
央位置から反時計方向へ回動された時には、係合
溝73の第一部分73aの作用により針支持体6
2が第16図a,bの前記中立位置に保持される
とともに、副針作動腕69の係合面74が作動体
67の係合ピン67bに係合し、第16図b及び
第17図bに示すように作動体67及び副針63
が一体的に時計方向へ回動される。この回動に基
づき、第6図から明らかなように、副針63のフ
ツク63aが主針4のフツク4bに結合し得るよ
うになつている。また、副針作動腕69が第16
図aに示す中立位置から時計方向へ回動された時
には、針支持枠62の係合ピン62aが係合溝7
3の第二部分73bに沿つて移動し、針支持体6
2が引張ばね68のばね力に抗して反時計方向へ
回動される。そして、第16図cに示すように、
針支持体62の支持部62cと作動体67とが上
昇し、副針63が作動体67と一体的に上昇され
る。また、前記針支持体62の反時計方向への回
動に伴い、作動体67の係合ピン67bが軸受体
61の係止片61aから離間した時、引張ばね6
8のばね力に基づく作動体67の反時計方向への
回動が許容され、再び前記係合ピン67bが係止
片61aに係合されて、作動体67が第16図c
に示す位置に配置される。
糸口・ラツチ係合板作動機構
第7,9図及び第14図に示すように、台板9
の前部上面には糸口作動腕75が左右動可能に支
持され、副針63に隣接して位置するように糸口
作動腕75の中央には支持板部76aと筒状部7
6bとからなる糸口76がその筒状部76bにて
上下動可能に挿嵌されるとともに、支持板部76
aの突片77が糸口作動腕75に挿嵌されてい
る。この糸口76の筒状部76bにはラツチ係合
板78がその上下折曲部78a,78bにて上下
動可能に挿嵌され、その下方折曲部78bが副針
63及び主針4のラツチ63b,4cに係合し得
るようになつている。また、第8,10図及び第
34〜42図に示すように下方折曲部78b上に
おいて糸口76の筒状部76bの両側には一対の
永久磁石79が取着されるとともに、台板9の下
方には永久磁石80が設けられていて、各永久磁
石79,80により各針63,4のラツチ63
b,4cを吸着して開放状態に保持できるように
なつている。そして、糸口作動腕75の左右動に
伴い、糸口76の筒状部76bが副針63の左方
あるいは右方に配置され、いずれか一方の永久磁
石79が副針63の上方に配置されるようになつ
ている。
の前部上面には糸口作動腕75が左右動可能に支
持され、副針63に隣接して位置するように糸口
作動腕75の中央には支持板部76aと筒状部7
6bとからなる糸口76がその筒状部76bにて
上下動可能に挿嵌されるとともに、支持板部76
aの突片77が糸口作動腕75に挿嵌されてい
る。この糸口76の筒状部76bにはラツチ係合
板78がその上下折曲部78a,78bにて上下
動可能に挿嵌され、その下方折曲部78bが副針
63及び主針4のラツチ63b,4cに係合し得
るようになつている。また、第8,10図及び第
34〜42図に示すように下方折曲部78b上に
おいて糸口76の筒状部76bの両側には一対の
永久磁石79が取着されるとともに、台板9の下
方には永久磁石80が設けられていて、各永久磁
石79,80により各針63,4のラツチ63
b,4cを吸着して開放状態に保持できるように
なつている。そして、糸口作動腕75の左右動に
伴い、糸口76の筒状部76bが副針63の左方
あるいは右方に配置され、いずれか一方の永久磁
石79が副針63の上方に配置されるようになつ
ている。
第7,9,10,15図及び第18図a1,a
2,b1,b2に示すように、前記糸口作動腕7
5の後方において台板9上には第一作動板81及
び第二作動板82が上下動及び左右動可能に支持
されている。第一作動板81の左右両端近傍には
上下両係合部83a,83b及び両係合部8a,
83bを連結する斜状の連結部83cからなる段
階状の一対の長孔83が形成されている。また、
第一作動板81の前方には上端に案内ピン84a
を有する一対の支持板84が設けられ、各案内ピ
ン84aが記各長孔83に係合されている。第一
作動板81の上縁には糸口76の支持板部76a
の案内片85に係合して、その糸口76と第一作
動板81とを上下動に対して一体移動可能に連結
するとともに、左右動に対してはそれを許容する
突片86が折曲形成されている。
2,b1,b2に示すように、前記糸口作動腕7
5の後方において台板9上には第一作動板81及
び第二作動板82が上下動及び左右動可能に支持
されている。第一作動板81の左右両端近傍には
上下両係合部83a,83b及び両係合部8a,
83bを連結する斜状の連結部83cからなる段
階状の一対の長孔83が形成されている。また、
第一作動板81の前方には上端に案内ピン84a
を有する一対の支持板84が設けられ、各案内ピ
ン84aが記各長孔83に係合されている。第一
作動板81の上縁には糸口76の支持板部76a
の案内片85に係合して、その糸口76と第一作
動板81とを上下動に対して一体移動可能に連結
するとともに、左右動に対してはそれを許容する
突片86が折曲形成されている。
そして、第9図及び第15図に示すように、第
一作動板81が中立位置に配置された時は、案内
ピン84aが長孔83の連結部83cに係合さ
れ、第一作動板81とともに糸口76が中間位置
に保持される。この第一作動板81が前記中立位
置から第18図a2に示す左方位置まで移動され
た時には、長孔83の下方係合部83bが案内ピ
ン84aに係合して第一作動板81とともに糸口
76が上方位置に配置される。また、第一作動板
81が第9,15図の中立位置から第18図b2
に示す右方位置まで移動された時には、長孔83
の上方係合部83aが案内ピン84aに係合して
第一作動板81とともに糸口76が下方位置に配
置される。
一作動板81が中立位置に配置された時は、案内
ピン84aが長孔83の連結部83cに係合さ
れ、第一作動板81とともに糸口76が中間位置
に保持される。この第一作動板81が前記中立位
置から第18図a2に示す左方位置まで移動され
た時には、長孔83の下方係合部83bが案内ピ
ン84aに係合して第一作動板81とともに糸口
76が上方位置に配置される。また、第一作動板
81が第9,15図の中立位置から第18図b2
に示す右方位置まで移動された時には、長孔83
の上方係合部83aが案内ピン84aに係合して
第一作動板81とともに糸口76が下方位置に配
置される。
一方、前記第二作動板82の左右両端部近傍に
は上方係合部87a、その上方係合部73aより
短い下方係合部87b及び両者87a,87bを
連結する斜状の連結部87cからなる段階状の一
対の長孔87が形成され、各長孔87には前記案
内ピン84aが係合されている。この第二作動板
82の下部中央にはラツチ係合板78の案内片7
8cに係合して、そのラツチ係合板78と第二作
動板82とを上下動に対して一体移動可能に連結
するとともに、左右動に対してはそれを許容する
スリツト88が形成されている。そして、第9,
15図及び第18図a1,a2,b1,b2から
明らかなように、第二作動板82が中立位置に配
置された時には、案内ピン84aが長孔87の上
方係合部87aの連結部87c寄りに係合され、
ラツチ係合板78が下方位置に保持される。この
第二作動板82が前記中立位置から第18図a1
の左方位置まで移動された時には、長孔87の上
方係合部87aの右端部が案内ピン84aに係合
して第二作動板82とともにラツチ係合板78が
下方位置に保持される。また、第二作動板82が
前記中立位置から第18図b1に示す右方位置ま
で移動された時には、長孔87の下方係合部87
bが案内ピン84aに係合して第二作動板82と
ともにラツチ係合板78が上方位置に保持され
る。
は上方係合部87a、その上方係合部73aより
短い下方係合部87b及び両者87a,87bを
連結する斜状の連結部87cからなる段階状の一
対の長孔87が形成され、各長孔87には前記案
内ピン84aが係合されている。この第二作動板
82の下部中央にはラツチ係合板78の案内片7
8cに係合して、そのラツチ係合板78と第二作
動板82とを上下動に対して一体移動可能に連結
するとともに、左右動に対してはそれを許容する
スリツト88が形成されている。そして、第9,
15図及び第18図a1,a2,b1,b2から
明らかなように、第二作動板82が中立位置に配
置された時には、案内ピン84aが長孔87の上
方係合部87aの連結部87c寄りに係合され、
ラツチ係合板78が下方位置に保持される。この
第二作動板82が前記中立位置から第18図a1
の左方位置まで移動された時には、長孔87の上
方係合部87aの右端部が案内ピン84aに係合
して第二作動板82とともにラツチ係合板78が
下方位置に保持される。また、第二作動板82が
前記中立位置から第18図b1に示す右方位置ま
で移動された時には、長孔87の下方係合部87
bが案内ピン84aに係合して第二作動板82と
ともにラツチ係合板78が上方位置に保持され
る。
キヤリジ送り機構
第3,7,10,11,19図及び第20図
a,bに示すように、前記ピニオン10と同軸上
には一対のラチエツトホイール90,91がピニ
オン10と一体回転可能に支持され、その外周に
は互いに反対方向を向く歯が形成されている。前
記ピニオン10とラチエツトホイール90,91
の間においてそれらと同軸上には外周に等半径部
92a及び二叉部92bを有する回動体92が相
対回動可能に支持されている。第20図a,b及
び第21図a,bに示すように、前記台板9の後
部においてラチエツトホイール90,91の右側
には送り切替え板93が左右動可能に支持され、
そのばね掛け片93aと台板9上の後述する案内
板196の一端に折曲形成された突出片196a
との間に掛装された引張ばね95により左方へ移
動付勢されている。この送り切替え板93には右
方移動位置及び中間移動位置を規制するための一
対の規制突片96a,96b、後述する案内板1
96上のピン196b,196cと協働して送り
切替え板93の左方移動位置を規制するとともに
送り切替え板93の移動を案内する一対の長孔9
7a,97b及び各規制突片96a,96bに隣
接する一対の突片98a,98bがそれぞれ形成
されている。この送り切替え板93の右端前部に
は作動突片99が形成されるとともに、左端には
前記回動体92の二叉部92bに係合可能なピン
100が突設されている。
a,bに示すように、前記ピニオン10と同軸上
には一対のラチエツトホイール90,91がピニ
オン10と一体回転可能に支持され、その外周に
は互いに反対方向を向く歯が形成されている。前
記ピニオン10とラチエツトホイール90,91
の間においてそれらと同軸上には外周に等半径部
92a及び二叉部92bを有する回動体92が相
対回動可能に支持されている。第20図a,b及
び第21図a,bに示すように、前記台板9の後
部においてラチエツトホイール90,91の右側
には送り切替え板93が左右動可能に支持され、
そのばね掛け片93aと台板9上の後述する案内
板196の一端に折曲形成された突出片196a
との間に掛装された引張ばね95により左方へ移
動付勢されている。この送り切替え板93には右
方移動位置及び中間移動位置を規制するための一
対の規制突片96a,96b、後述する案内板1
96上のピン196b,196cと協働して送り
切替え板93の左方移動位置を規制するとともに
送り切替え板93の移動を案内する一対の長孔9
7a,97b及び各規制突片96a,96bに隣
接する一対の突片98a,98bがそれぞれ形成
されている。この送り切替え板93の右端前部に
は作動突片99が形成されるとともに、左端には
前記回動体92の二叉部92bに係合可能なピン
100が突設されている。
第7,19図及び第20図a,bに示すよう
に、前記台板9の中央には送り板101が前後動
可能に支持され、その送り板101の後部には一
対のラチエツト102,103がその前端近傍に
て回動可能に支持されている各ラチエツト10
2,103の前端間には圧縮ばね104が介装さ
れ、そのばね力により各ラチエツト102,10
3の後端が内方に向かつて付勢されている。各ラ
チエツト102,103の後端には前記回動体9
2の等半径部92aに係合可能な平坦部102
a,103aが形成され、右方のラチエツト10
2には上方のラチエツトホイール90に係合可能
な係止部102b、左方のラチエツト103には
下方のラチエツトホイール91に係合可能な係止
部103bがそれぞれ形成されている。
に、前記台板9の中央には送り板101が前後動
可能に支持され、その送り板101の後部には一
対のラチエツト102,103がその前端近傍に
て回動可能に支持されている各ラチエツト10
2,103の前端間には圧縮ばね104が介装さ
れ、そのばね力により各ラチエツト102,10
3の後端が内方に向かつて付勢されている。各ラ
チエツト102,103の後端には前記回動体9
2の等半径部92aに係合可能な平坦部102
a,103aが形成され、右方のラチエツト10
2には上方のラチエツトホイール90に係合可能
な係止部102b、左方のラチエツト103には
下方のラチエツトホイール91に係合可能な係止
部103bがそれぞれ形成されている。
そして、送り切替え板93が第19図に示す右
方位置に配置された時には、ピン100と二叉部
92bとの係合に基づき回動体92が右傾位置に
配置される。それにより、回動体92の等半径部
92aが左方のラチエツト103の平坦部103
aに係合して、その係止部103bが下方のラチ
エツトホイール91の回転軌跡外に配置され、ま
た、前記等半径部92aが右方のラチエツト10
2の平坦部102aから離脱して、圧縮ばね10
4のばね力により右方のラチエツト102の係止
部102bが上方のラチエツトホイール90の回
転軌跡上に配置される。この状態で前記送り板1
01と各ラチエツト102,103とが一体的に
後方へ移動された時には、右方のラチエツト10
2の係止部102bにより上方のラチエツトホイ
ール90が反時計方向へ回動され、ピニオン1
0、ラツク11及び球体12の協働によりキヤリ
ジ8が左方へ主針4の一列設ピツチ分だけ移動さ
れる。
方位置に配置された時には、ピン100と二叉部
92bとの係合に基づき回動体92が右傾位置に
配置される。それにより、回動体92の等半径部
92aが左方のラチエツト103の平坦部103
aに係合して、その係止部103bが下方のラチ
エツトホイール91の回転軌跡外に配置され、ま
た、前記等半径部92aが右方のラチエツト10
2の平坦部102aから離脱して、圧縮ばね10
4のばね力により右方のラチエツト102の係止
部102bが上方のラチエツトホイール90の回
転軌跡上に配置される。この状態で前記送り板1
01と各ラチエツト102,103とが一体的に
後方へ移動された時には、右方のラチエツト10
2の係止部102bにより上方のラチエツトホイ
ール90が反時計方向へ回動され、ピニオン1
0、ラツク11及び球体12の協働によりキヤリ
ジ8が左方へ主針4の一列設ピツチ分だけ移動さ
れる。
一方、送り切替え板93が第20図aに示す左
方位置に配置された時には、回動体92が左傾位
置に配置される。それにより、回動体92の等半
径部92aが右方のラチエツト102の平坦部1
02aに係合して、その係止部102bが上方の
ラチエツトホイール90の回転軌跡外に配置さ
れ、また、前記等半径部92aが左方のラチエツ
ト103の平坦部103aから離脱して、圧縮ば
ね104のばね力により左方のラチエツト103
の係止部103bが下方のラチエツトホイール9
1の回転軌跡上に配置される。この状態で前記送
り板101と各ラチエツト102,103とが一
体的に後方へ移動された時には、左方のラチエツ
ト103の係止部103bにより下方のラチエツ
トホイール91が時計方向へ回動され、ピニオン
10、ラツク11及び球体12の協働によりキヤ
リジ8が右方へ主針4の一列設ピツチ分だけ移動
される。
方位置に配置された時には、回動体92が左傾位
置に配置される。それにより、回動体92の等半
径部92aが右方のラチエツト102の平坦部1
02aに係合して、その係止部102bが上方の
ラチエツトホイール90の回転軌跡外に配置さ
れ、また、前記等半径部92aが左方のラチエツ
ト103の平坦部103aから離脱して、圧縮ば
ね104のばね力により左方のラチエツト103
の係止部103bが下方のラチエツトホイール9
1の回転軌跡上に配置される。この状態で前記送
り板101と各ラチエツト102,103とが一
体的に後方へ移動された時には、左方のラチエツ
ト103の係止部103bにより下方のラチエツ
トホイール91が時計方向へ回動され、ピニオン
10、ラツク11及び球体12の協働によりキヤ
リジ8が右方へ主針4の一列設ピツチ分だけ移動
される。
他方、送り切替え板93が第20図bに示す中
間位置に配置された時には、回動体92が中立位
置に配置され、回動体92の等半径部92aが各
ラチエツト102,103の平坦部102a,1
03aに係合して各係止部102b,103bが
各ラチエツトホイール90,91の回転軌跡外に
配置される。この状態で前記送り板101と各ラ
チエツト102,103とが後方へ移動された時
には、各ラチエツトホイール90,91が回転さ
れることはなく、従つて、キヤリジ8の送りが行
われない。
間位置に配置された時には、回動体92が中立位
置に配置され、回動体92の等半径部92aが各
ラチエツト102,103の平坦部102a,1
03aに係合して各係止部102b,103bが
各ラチエツトホイール90,91の回転軌跡外に
配置される。この状態で前記送り板101と各ラ
チエツト102,103とが後方へ移動された時
には、各ラチエツトホイール90,91が回転さ
れることはなく、従つて、キヤリジ8の送りが行
われない。
キヤリジ位置決め機構
第7〜10図及び第19図に示すように、前記
支軸41の前端部には正面形ほぼL字状の支持板
110がその左端部にて前後動可能に支持され、
前記針床1の櫛歯3側へ延びるように支持板11
0の一側縁には所定間隔をおいて複数のスリツト
111aを形成した係合板111及びブラジ状の
編地押え112がそれぞれ突設されている。そし
て、前記支持板110が櫛歯3側へ移動された時
には、前記係合板111のスリツト111aが複
数の櫛歯3に係合してキヤリジ8の妄動が阻止さ
れるとともに、編地押え112が編地Kに係合す
るようになつている。第3,6図に示すように、
前記編地押え112の上方において前記支持板1
10上には副針案内部材113が取着され、その
後端には一対の櫛歯113a及びその櫛歯113
aによつて画定された案内溝113bが形成され
ている。そして、この案内溝113b内には前記
副針63及び1本の主針4が同時に進入し得るよ
うになつている。
支軸41の前端部には正面形ほぼL字状の支持板
110がその左端部にて前後動可能に支持され、
前記針床1の櫛歯3側へ延びるように支持板11
0の一側縁には所定間隔をおいて複数のスリツト
111aを形成した係合板111及びブラジ状の
編地押え112がそれぞれ突設されている。そし
て、前記支持板110が櫛歯3側へ移動された時
には、前記係合板111のスリツト111aが複
数の櫛歯3に係合してキヤリジ8の妄動が阻止さ
れるとともに、編地押え112が編地Kに係合す
るようになつている。第3,6図に示すように、
前記編地押え112の上方において前記支持板1
10上には副針案内部材113が取着され、その
後端には一対の櫛歯113a及びその櫛歯113
aによつて画定された案内溝113bが形成され
ている。そして、この案内溝113b内には前記
副針63及び1本の主針4が同時に進入し得るよ
うになつている。
カム機構全般
第3,7,10図に示すように、キヤリジ8の
台板9の中央には上方の第一カム輪120と下方
の第二カム輪121とからなる駆動カム体122
が支軸123の周りで回転可能に支持されてい
る。駆動カム体122の左側方において台板9上
にはカム駆動モータ124が設けられ、多数の歯
車125〜129からなる歯車伝達機構を介し
て、そのカム駆動モータ124により前記駆動カ
ム体122が第7図の時計方向へ回転されるよう
になつている。前記第一カム輪120の上面には
永久磁石130が設けられ、その磁石130に対
向し得るように、キヤリジ8にはタイミング信号
センサー131が設けられている。第10図、第
12図、第14図、第15図及び第19図に示す
ように、各カム輪120,121の上下両面には
前述した各作動機構を駆動するための複数の駆動
カムが360度にわたつて連通する溝状に形成され
ている。そして、各駆動カムに対応するように台
板9上にそれぞれ配設された作動レバーにはカム
接触部としてのカム接触ピンが設けられ、各カム
接触ピンが前記各作動機構に作動連結されてい
る。
台板9の中央には上方の第一カム輪120と下方
の第二カム輪121とからなる駆動カム体122
が支軸123の周りで回転可能に支持されてい
る。駆動カム体122の左側方において台板9上
にはカム駆動モータ124が設けられ、多数の歯
車125〜129からなる歯車伝達機構を介し
て、そのカム駆動モータ124により前記駆動カ
ム体122が第7図の時計方向へ回転されるよう
になつている。前記第一カム輪120の上面には
永久磁石130が設けられ、その磁石130に対
向し得るように、キヤリジ8にはタイミング信号
センサー131が設けられている。第10図、第
12図、第14図、第15図及び第19図に示す
ように、各カム輪120,121の上下両面には
前述した各作動機構を駆動するための複数の駆動
カムが360度にわたつて連通する溝状に形成され
ている。そして、各駆動カムに対応するように台
板9上にそれぞれ配設された作動レバーにはカム
接触部としてのカム接触ピンが設けられ、各カム
接触ピンが前記各作動機構に作動連結されてい
る。
従つて、この実施例においては、後述する電磁
装置により各カム接触ピンが各駆動カムに選択的
に係合された後、駆動カム体122が一回転され
た時に各作動機構が各駆動カムの形状に応じて駆
動され、表目編、タツク編、巻き目編、裏目編、
伏せ止め及びすべり目編等の各種の編成動作を選
択的に遂行でき、また各編成動作とは、いわば次
元の異なる増目、減目等の動作を選択的に遂行で
きるようになつている。
装置により各カム接触ピンが各駆動カムに選択的
に係合された後、駆動カム体122が一回転され
た時に各作動機構が各駆動カムの形状に応じて駆
動され、表目編、タツク編、巻き目編、裏目編、
伏せ止め及びすべり目編等の各種の編成動作を選
択的に遂行でき、また各編成動作とは、いわば次
元の異なる増目、減目等の動作を選択的に遂行で
きるようになつている。
以下、各駆動カム及びカム接触部等の構成につ
いて前記各作動機構の説明順に従つて説明する。
いて前記各作動機構の説明順に従つて説明する。
主針作動機構用の駆動カム
第10,12,22図に示すように、第一カム
輪120の下面には裏目編、表目編及びダツク編
に際して主針作動機構を駆動するための第一〜第
三の駆動カム132〜134が形成されている。
裏目編及び伏せ止め用の第一駆動カム132は深
溝状に形成され、編目調節用の幅広部132a及
びベラ抜け用あるいは、ノツクオーバー用の屈曲
部132b,132cを備えている。第一駆動カ
ム132のほぼ内方に位置するとともに第一駆動
カム132に連通する表目編及び巻き目編用の第
二駆動カム133は浅溝状に形成され、屈曲部1
33a及び扇状部133bを備えている。第一駆
動カム132のノツクオーバー用屈曲部132c
に隣接して両駆動カム132,133間には第一
駆動カム132に連通する浅溝状の円弧部135
が形成されている。タツク編、表目編及び巻き目
編用の第三駆動カム134は深溝状に形成され、
前記第一駆動カム132の幅広部132aに対応
する幅広部134a及び第二駆動カム133の屈
曲部133aに対応する屈曲部134bを備えて
いる。
輪120の下面には裏目編、表目編及びダツク編
に際して主針作動機構を駆動するための第一〜第
三の駆動カム132〜134が形成されている。
裏目編及び伏せ止め用の第一駆動カム132は深
溝状に形成され、編目調節用の幅広部132a及
びベラ抜け用あるいは、ノツクオーバー用の屈曲
部132b,132cを備えている。第一駆動カ
ム132のほぼ内方に位置するとともに第一駆動
カム132に連通する表目編及び巻き目編用の第
二駆動カム133は浅溝状に形成され、屈曲部1
33a及び扇状部133bを備えている。第一駆
動カム132のノツクオーバー用屈曲部132c
に隣接して両駆動カム132,133間には第一
駆動カム132に連通する浅溝状の円弧部135
が形成されている。タツク編、表目編及び巻き目
編用の第三駆動カム134は深溝状に形成され、
前記第一駆動カム132の幅広部132aに対応
する幅広部134a及び第二駆動カム133の屈
曲部133aに対応する屈曲部134bを備えて
いる。
第7,12図に示すように、駆動カム体122
の右側において支軸136には主針作動レバー1
37がその基端コ字状部にて回動可能及び上下動
可能に支持され、その先端においてリンク138
を介して前記主針作動腕42に作動連結されてい
る。この主針作動レバー137の中央には前記第
一駆動カム132、第二駆動カム133及び円弧
部135に係脱可能なカム接触部としてのカム接
触ピン137aが突設されている。そして、第1
0図及び第27〜33図に示すように、前記カム
接触ピン137aが第一駆動カム132に係合す
る上方位置、第二駆動カム133に係合する中間
位置及び各駆動カム132,133から離脱する
下方位置に対応して、前記主針作動レバー137
が三位置に切替え配置されるようになつている。
従つて、前記カム接触ピン137aが上方位置あ
るいは中間位置に配置された時には駆動カム体1
22の回転に伴い、各駆動カム132,133の
ガム形状に応じて主針作動レバー137が回動さ
れる。この主針作動レバー137の回動に伴い、
連結リング138を介して主針作動腕42及び把
持体46が前後動され、その把持体46を介して
一本の主針4が前後動される。
の右側において支軸136には主針作動レバー1
37がその基端コ字状部にて回動可能及び上下動
可能に支持され、その先端においてリンク138
を介して前記主針作動腕42に作動連結されてい
る。この主針作動レバー137の中央には前記第
一駆動カム132、第二駆動カム133及び円弧
部135に係脱可能なカム接触部としてのカム接
触ピン137aが突設されている。そして、第1
0図及び第27〜33図に示すように、前記カム
接触ピン137aが第一駆動カム132に係合す
る上方位置、第二駆動カム133に係合する中間
位置及び各駆動カム132,133から離脱する
下方位置に対応して、前記主針作動レバー137
が三位置に切替え配置されるようになつている。
従つて、前記カム接触ピン137aが上方位置あ
るいは中間位置に配置された時には駆動カム体1
22の回転に伴い、各駆動カム132,133の
ガム形状に応じて主針作動レバー137が回動さ
れる。この主針作動レバー137の回動に伴い、
連結リング138を介して主針作動腕42及び把
持体46が前後動され、その把持体46を介して
一本の主針4が前後動される。
第7,12図に示すように、前記支軸136に
隣接する支軸139にはタツク作動レバー140
がその基端コ字状部にて回動可能及び上下動可能
に支持され、その先端には前記第三駆動カム13
4に係脱可能なカム接触部としてのカム接触ピン
140aが突設されている。このカム接触ピン1
40a及び前記カム接触ピン137aは側面形ほ
ぼU字状の連結リンク141により連結され、各
接触ピン140a,137a及び連結リンク14
1を介してタツク作動レバー140及び主針作動
レバー137が一体的に回動し得るとともに、個
別に上下動し得るようになつている。また、第1
2図及び第27〜33図に示すように、前記カム
接触ピン140aが第三駆動カム134に係合す
る上方位置及び第三駆動カム134から離脱する
下方位置に対応して、前記タツク作動レバー14
0が二位置に切替え配置されるようになつてい
る。そして、カム接触ピン140aが前記上方位
置に配置された時には、駆動カム体122の回転
に伴い、第三駆動カム134のカム形状に応じ、
連結リンク141を介して主針作動レバー137
が回動される。
隣接する支軸139にはタツク作動レバー140
がその基端コ字状部にて回動可能及び上下動可能
に支持され、その先端には前記第三駆動カム13
4に係脱可能なカム接触部としてのカム接触ピン
140aが突設されている。このカム接触ピン1
40a及び前記カム接触ピン137aは側面形ほ
ぼU字状の連結リンク141により連結され、各
接触ピン140a,137a及び連結リンク14
1を介してタツク作動レバー140及び主針作動
レバー137が一体的に回動し得るとともに、個
別に上下動し得るようになつている。また、第1
2図及び第27〜33図に示すように、前記カム
接触ピン140aが第三駆動カム134に係合す
る上方位置及び第三駆動カム134から離脱する
下方位置に対応して、前記タツク作動レバー14
0が二位置に切替え配置されるようになつてい
る。そして、カム接触ピン140aが前記上方位
置に配置された時には、駆動カム体122の回転
に伴い、第三駆動カム134のカム形状に応じ、
連結リンク141を介して主針作動レバー137
が回動される。
また、前記主針作動レバー137、タツク作動
レバー140、連結リンク138,141、主針
作動腕42及び把持体46等により主針4を駆動
するための第一針作動体142が構成されてい
る。
レバー140、連結リンク138,141、主針
作動腕42及び把持体46等により主針4を駆動
するための第一針作動体142が構成されてい
る。
副針作動機構用の駆動カム(その1)
第10,14,22図及び第27〜33図に示
すように、第二カム輪121の上面には裏目編及
び伏せ止め用の第四、第五駆動カム143,14
4が形成されている。第四駆動カム143は深溝
状に形成され、幅広部143a及びベラ抜け用の
第一、第二屈曲部143b,143cを備えてい
る。第五駆動カム144は浅溝状に形成され、そ
の両端にて前記第四駆動カム143に連通されて
いる。第7,14図及び第25図a〜cに示すよ
うに、駆動カム体122の右側前方において台板
9上には支軸145が設けられ、その支軸145
には筒状支持体146が上下動可能に挿嵌されて
いる。この筒状支持体146には副針作動レバー
147がその基端コ字状部にて回動可能に支持さ
れるとともに、支軸145及び筒状支持体146
の上部に巻装された圧縮ばね148により筒状支
持体146及び副針作動レバー147が下方へ移
動付勢されている。なお、前述した主針作動レバ
ー137、タツク作動レバー140及び後述する
糸口作動レバー163の支持構成はこの副針作動
レバー147の支持構成と同様であるため、その
詳細な説明を省略する。
すように、第二カム輪121の上面には裏目編及
び伏せ止め用の第四、第五駆動カム143,14
4が形成されている。第四駆動カム143は深溝
状に形成され、幅広部143a及びベラ抜け用の
第一、第二屈曲部143b,143cを備えてい
る。第五駆動カム144は浅溝状に形成され、そ
の両端にて前記第四駆動カム143に連通されて
いる。第7,14図及び第25図a〜cに示すよ
うに、駆動カム体122の右側前方において台板
9上には支軸145が設けられ、その支軸145
には筒状支持体146が上下動可能に挿嵌されて
いる。この筒状支持体146には副針作動レバー
147がその基端コ字状部にて回動可能に支持さ
れるとともに、支軸145及び筒状支持体146
の上部に巻装された圧縮ばね148により筒状支
持体146及び副針作動レバー147が下方へ移
動付勢されている。なお、前述した主針作動レバ
ー137、タツク作動レバー140及び後述する
糸口作動レバー163の支持構成はこの副針作動
レバー147の支持構成と同様であるため、その
詳細な説明を省略する。
第14図に示すように、前記副針作動レバー1
47は、その先端において連結リンク149を介
して前記針支持枠59に連結されている。この副
針作動レバー147の中央には前記第四、第五駆
動カム143,144に係脱可能なカム接触部と
してのカム接触ピン147aが突設されている。
また、第10,14図及び第27〜33図に示す
ように、前記カム接触ピン147aが各駆動カム
143,144から離脱する上方位置、第五駆動
カム144に係合可能な中間位置及び第四駆動カ
ム143に係合する下方位置に対応して、前記副
針作動レバー147が三位置に切替配置されるよ
うになつている。そして、カム接触ピン147a
が前記中間位置あるいは下方位置に配置された時
には、駆動カム体122の回転に伴い、第五、第
四駆動カム144,143のカム形状に従つて副
針作動レバー147が回動される。この副針作動
レバー147の回動に伴い、連結リンク149を
介して針支持枠59及び副針63が一体的に前後
動される。また、前記副針作動レバー147、連
結リンク149及び針支持枠59等により第二針
作動体150が構成されている。
47は、その先端において連結リンク149を介
して前記針支持枠59に連結されている。この副
針作動レバー147の中央には前記第四、第五駆
動カム143,144に係脱可能なカム接触部と
してのカム接触ピン147aが突設されている。
また、第10,14図及び第27〜33図に示す
ように、前記カム接触ピン147aが各駆動カム
143,144から離脱する上方位置、第五駆動
カム144に係合可能な中間位置及び第四駆動カ
ム143に係合する下方位置に対応して、前記副
針作動レバー147が三位置に切替配置されるよ
うになつている。そして、カム接触ピン147a
が前記中間位置あるいは下方位置に配置された時
には、駆動カム体122の回転に伴い、第五、第
四駆動カム144,143のカム形状に従つて副
針作動レバー147が回動される。この副針作動
レバー147の回動に伴い、連結リンク149を
介して針支持枠59及び副針63が一体的に前後
動される。また、前記副針作動レバー147、連
結リンク149及び針支持枠59等により第二針
作動体150が構成されている。
副針作動機構用の駆動カム(その2)
第10,15,22図に示すように、第一カム
輪120の上面には副針63を回動及び上昇させ
るための第六駆動カム151が形成されている。
この第六駆動カム151は浅溝状に形成され、小
径部151a、中径部151b及び大径部151
cを備えている。駆動カム体122の後方におい
て台板9には支軸152が設けられ、その支軸1
52上には副針制御レバー153がその基端にて
回動可能に支持されている。第9,15図に示す
ように、副針制御レバー153の先端に形成され
た長孔153aには前記副針作動腕69の第一腕
部71上のピン71aが遊嵌されている。副針制
御レバー153の中央には前記第六駆動カム15
1に常時係合するカム接触ピン153bが突設さ
れている。
輪120の上面には副針63を回動及び上昇させ
るための第六駆動カム151が形成されている。
この第六駆動カム151は浅溝状に形成され、小
径部151a、中径部151b及び大径部151
cを備えている。駆動カム体122の後方におい
て台板9には支軸152が設けられ、その支軸1
52上には副針制御レバー153がその基端にて
回動可能に支持されている。第9,15図に示す
ように、副針制御レバー153の先端に形成され
た長孔153aには前記副針作動腕69の第一腕
部71上のピン71aが遊嵌されている。副針制
御レバー153の中央には前記第六駆動カム15
1に常時係合するカム接触ピン153bが突設さ
れている。
そして、第一カム輪120の回転に伴い、前記
カム接触ピン153bが第六駆動カム151の中
径部151bに係合した時には、前記副針制御レ
バー153が第15図に実線で示す中立位置に配
置され、針支持体62が第16図aに示す中立位
置に配置される。また、前記カム接触ピン153
bが第六駆動カム151の大径部151cに係合
した時には、前記副針制御レバー153が第15
図の時計方向へ回動され、第16図bに示すよう
に、前記副針作動腕69、針支持体62及び作動
体67を介して副針63が時計方向へ回動され
る。さらに、前記カム接触ピン153bが第六駆
動カム151の小径部151aに係合した時に
は、前記副針作動レバー153が第15図の反時
計方向へ回動され、第16図cに示すように、前
記副針作動腕69、針支持体62及び作動体67
を介して副針63が上昇されるようになつてい
る。
カム接触ピン153bが第六駆動カム151の中
径部151bに係合した時には、前記副針制御レ
バー153が第15図に実線で示す中立位置に配
置され、針支持体62が第16図aに示す中立位
置に配置される。また、前記カム接触ピン153
bが第六駆動カム151の大径部151cに係合
した時には、前記副針制御レバー153が第15
図の時計方向へ回動され、第16図bに示すよう
に、前記副針作動腕69、針支持体62及び作動
体67を介して副針63が時計方向へ回動され
る。さらに、前記カム接触ピン153bが第六駆
動カム151の小径部151aに係合した時に
は、前記副針作動レバー153が第15図の反時
計方向へ回動され、第16図cに示すように、前
記副針作動腕69、針支持体62及び作動体67
を介して副針63が上昇されるようになつてい
る。
糸口・ラツチ係合板作動機構用の駆動カム(その
1) 第10,14,22図に示すように、前記第二
カム輪121の上面において前記第四駆動カム1
43の外周には前記糸口76及びラツチ係合板7
8を左右動させるための第七駆動カム160が形
成されている。この第七駆動カム160は浅溝状
に形成され、大径部160a、小径部160b及
び大径部160aに連なる尾部160cを備えて
いる。第10,12,22図に示すように、前記
第一カム輪120の下面において前記第一駆動カ
ム132の外周には前記糸口76及びラツチ係合
板78を左右動させるための第八駆動カム161
が形成されている。この第八駆動カム161は浅
溝状に形成されるとともに、前記第七駆動カム1
60とほぼ相似形をなすように形成され、大径部
161a、小径部161b及び小径部161bに
連なる尾部161cを備えている。そして、この
第八駆動カム161の大径部161a及び小径部
161bは前記第七駆動カム160の大径部16
0a及び160bに対して180゜の位相をずらして
配置されている。
1) 第10,14,22図に示すように、前記第二
カム輪121の上面において前記第四駆動カム1
43の外周には前記糸口76及びラツチ係合板7
8を左右動させるための第七駆動カム160が形
成されている。この第七駆動カム160は浅溝状
に形成され、大径部160a、小径部160b及
び大径部160aに連なる尾部160cを備えて
いる。第10,12,22図に示すように、前記
第一カム輪120の下面において前記第一駆動カ
ム132の外周には前記糸口76及びラツチ係合
板78を左右動させるための第八駆動カム161
が形成されている。この第八駆動カム161は浅
溝状に形成されるとともに、前記第七駆動カム1
60とほぼ相似形をなすように形成され、大径部
161a、小径部161b及び小径部161bに
連なる尾部161cを備えている。そして、この
第八駆動カム161の大径部161a及び小径部
161bは前記第七駆動カム160の大径部16
0a及び160bに対して180゜の位相をずらして
配置されている。
第7,14図及び第24図a〜cに示すよう
に、駆動カム体122の右側において支軸162
に挿嵌された筒状支持体146には糸口作動レバ
ー163がその基端コ字状部に前記筒状支持体1
46と一体的に上下動可能及び回動可能に支持さ
れている。この糸口作動レバー163の先端には
連結ピン163aが突設され、前記糸口作動腕7
5の長孔75aに遊嵌されている。カム接触部と
して糸口作動レバー163の基端近傍には前記第
七、第八駆動カム160,161に選択的に係合
可能なカム接触ピン163bがその中央にて固着
されている。また、第27〜33図に示すよう
に、前記カム接触ピン163bが第八駆動カム1
61に係合する上方位置及び第七駆動カム160
に係合する下方位置に対応して、前記糸口作動レ
バー163が二位置に切替配置されるようになつ
ている。そして、前記カム接触ピン163bが上
方位置あるいは下方位置に配置された時には、駆
動カム体122の回転に伴い、第八、第七駆動カ
ム161,160のカム形状に従つて糸口作動レ
バー163が回動される。この糸口作動レバー1
63の回動に伴い、糸口作動腕75を介して糸口
76及びラツチ係合板78が一体的に左右動され
る。
に、駆動カム体122の右側において支軸162
に挿嵌された筒状支持体146には糸口作動レバ
ー163がその基端コ字状部に前記筒状支持体1
46と一体的に上下動可能及び回動可能に支持さ
れている。この糸口作動レバー163の先端には
連結ピン163aが突設され、前記糸口作動腕7
5の長孔75aに遊嵌されている。カム接触部と
して糸口作動レバー163の基端近傍には前記第
七、第八駆動カム160,161に選択的に係合
可能なカム接触ピン163bがその中央にて固着
されている。また、第27〜33図に示すよう
に、前記カム接触ピン163bが第八駆動カム1
61に係合する上方位置及び第七駆動カム160
に係合する下方位置に対応して、前記糸口作動レ
バー163が二位置に切替配置されるようになつ
ている。そして、前記カム接触ピン163bが上
方位置あるいは下方位置に配置された時には、駆
動カム体122の回転に伴い、第八、第七駆動カ
ム161,160のカム形状に従つて糸口作動レ
バー163が回動される。この糸口作動レバー1
63の回動に伴い、糸口作動腕75を介して糸口
76及びラツチ係合板78が一体的に左右動され
る。
糸口・ラツチ係合板作動機構用の駆動カム(その
2) 第10,15,22図に示すように、第一カム
輪120の上面において第六駆動カム151の内
方には第九駆動カム165が浅溝状に形成されて
いる。この第九駆動カム165は大径部165
a、中径部165b及び小径部165cを備えて
いる。第7、15図に示すように、駆動カム体1
22の後方において台板9には支軸166が設け
られ、その支軸166上には糸口制御レバー16
7がその基端にて回動可能に支持されている。第
15図及び第18図a1,a2,b1,b2に示
すように、この糸口制御レバー167の先端には
連結ピン167aが突設され、その連結ピン16
7aが前記第一及び第二の作動板81,82の長
孔81a,82aに遊嵌されている。糸口制御レ
バー167の中央には前記第九駆動カム165に
常時係合するカム接触ピン167bが突設されて
いる。
2) 第10,15,22図に示すように、第一カム
輪120の上面において第六駆動カム151の内
方には第九駆動カム165が浅溝状に形成されて
いる。この第九駆動カム165は大径部165
a、中径部165b及び小径部165cを備えて
いる。第7、15図に示すように、駆動カム体1
22の後方において台板9には支軸166が設け
られ、その支軸166上には糸口制御レバー16
7がその基端にて回動可能に支持されている。第
15図及び第18図a1,a2,b1,b2に示
すように、この糸口制御レバー167の先端には
連結ピン167aが突設され、その連結ピン16
7aが前記第一及び第二の作動板81,82の長
孔81a,82aに遊嵌されている。糸口制御レ
バー167の中央には前記第九駆動カム165に
常時係合するカム接触ピン167bが突設されて
いる。
そして、第15図に示すように、第一カム輪1
20の回転に伴い、前記カム接触ピン167bが
第九駆動カム165の中径部165bに係合され
た時には、第9図に示すように、糸口制御レバー
167により第一作動板81及び第二作動板82
が中立位置に配置され、糸口76及びラツチ係合
板78が中間位置及び下方位置にそれぞれ配置さ
れる。また、前記カム接触ピン167bが大径部
165aに係合された時には、第15図及び第1
8図b1,b2に示すように第一及び第二作動板
81,82が右方位置に配置され、糸口76及び
ラツチ係合板78が下方位置及び上方位置にそれ
ぞれ配置される。さらに、前記カム接触ピン16
7bが小径部165cに係合された時には、第1
8図a1,a2に示すように、第一及び第二作動
板81,82が左方位置に配置され、糸口76及
びラツチ係合板78が上方位置及び下方位置に配
置される。
20の回転に伴い、前記カム接触ピン167bが
第九駆動カム165の中径部165bに係合され
た時には、第9図に示すように、糸口制御レバー
167により第一作動板81及び第二作動板82
が中立位置に配置され、糸口76及びラツチ係合
板78が中間位置及び下方位置にそれぞれ配置さ
れる。また、前記カム接触ピン167bが大径部
165aに係合された時には、第15図及び第1
8図b1,b2に示すように第一及び第二作動板
81,82が右方位置に配置され、糸口76及び
ラツチ係合板78が下方位置及び上方位置にそれ
ぞれ配置される。さらに、前記カム接触ピン16
7bが小径部165cに係合された時には、第1
8図a1,a2に示すように、第一及び第二作動
板81,82が左方位置に配置され、糸口76及
びラツチ係合板78が上方位置及び下方位置に配
置される。
キヤリジ送り機構用の駆動カム
第10,19,22図及び第27〜33図に示
すように、第二カム輪121の下面にはキヤリジ
送り機構を駆動するための第十駆動カム170が
浅溝状に形成されている。この第十駆動カム17
0は等半径部170a及び第二カム輪121の外
周近傍に頂点170cを有する山形部170bを
備えている。また、前記送り板101の後端に突
設されたカム接触ピン101aが前記第十駆動カ
ム170に常時係合されている。そして、第19
図に示すように、編成開始時においては前記カム
接触ピン101aが前記山形部170bの中腹に
係合した状態に保持される。この状態から駆動カ
ム体122が時計方向へ一回転された時には、第
十駆動カム170のカム形状に応じて送り板10
1が前後動され、前記ラチエツト102,103
によりラチエツトホイール90,91が所定方向
へ回動され、ピニオン10及びラツク11を介し
てキヤリジ8が所定方向へ主針4の一列設ピツチ
分だけ移動されるようになつている。
すように、第二カム輪121の下面にはキヤリジ
送り機構を駆動するための第十駆動カム170が
浅溝状に形成されている。この第十駆動カム17
0は等半径部170a及び第二カム輪121の外
周近傍に頂点170cを有する山形部170bを
備えている。また、前記送り板101の後端に突
設されたカム接触ピン101aが前記第十駆動カ
ム170に常時係合されている。そして、第19
図に示すように、編成開始時においては前記カム
接触ピン101aが前記山形部170bの中腹に
係合した状態に保持される。この状態から駆動カ
ム体122が時計方向へ一回転された時には、第
十駆動カム170のカム形状に応じて送り板10
1が前後動され、前記ラチエツト102,103
によりラチエツトホイール90,91が所定方向
へ回動され、ピニオン10及びラツク11を介し
てキヤリジ8が所定方向へ主針4の一列設ピツチ
分だけ移動されるようになつている。
第10,19,22図及び第27〜33図に示
すように、第二カム輪121の下面において前記
第十駆動カム170の内方には前記支持板110
を前後動させるための第十一駆動カム171が浅
溝状に形成されている。この第十一駆動カム17
1は大径部171a、中径部171b及び小径部
171cを備えている。前記第二カム輪121の
下方において台板9上には支持板作動レバー17
2がその中央にて回動可能に支持され、その延出
腕172aにてリンク173を介して前記支持板
110に連結されている。この支持板作動レバー
172には前記規制レバー55の突片55aに係
合してそのレバー55を第8図の反時計方向へ回
動させるための作動部172b及び前記第十一駆
動カム171に常時係合するカム接触ピン172
cが設けられている。また、前記リンク173の
一側には台板9の左部前方に取着された板ばね1
74に係合する突片173aが形成され、その板
ばね174のばね力によりリンク173を介して
前記支持板作動レバー172が第19図の時計方
向へ回動付勢されるとともに、前記支持板110
が後方へ移動付勢されている。
すように、第二カム輪121の下面において前記
第十駆動カム170の内方には前記支持板110
を前後動させるための第十一駆動カム171が浅
溝状に形成されている。この第十一駆動カム17
1は大径部171a、中径部171b及び小径部
171cを備えている。前記第二カム輪121の
下方において台板9上には支持板作動レバー17
2がその中央にて回動可能に支持され、その延出
腕172aにてリンク173を介して前記支持板
110に連結されている。この支持板作動レバー
172には前記規制レバー55の突片55aに係
合してそのレバー55を第8図の反時計方向へ回
動させるための作動部172b及び前記第十一駆
動カム171に常時係合するカム接触ピン172
cが設けられている。また、前記リンク173の
一側には台板9の左部前方に取着された板ばね1
74に係合する突片173aが形成され、その板
ばね174のばね力によりリンク173を介して
前記支持板作動レバー172が第19図の時計方
向へ回動付勢されるとともに、前記支持板110
が後方へ移動付勢されている。
切替え機構
第23図a,b〜第25図a,bに示すよう
に、前記第二カム輪121の下方において台板9
上には平面形ほぼL字状の中間レバー180がそ
の中央にて回動可能に支持され、また切替え部材
181が左右方向へ移動可能に支持されている。
この中間レバー180はその一端にて前記送り板
101のカム接触ピン101aに結合され、他端
にて切替え部材181の連結部181aに連結さ
れている。そして、第二カム輪121の回転に伴
い、前記第十駆動カム170のカム形状に従つ
て、中間レバー180が回動され、その中間レバ
ー180を介して切替え部材181が一定の範囲
内で左右動される。前記切替え部材181の平板
部181b上には長円状をなす4個のボス182
が突設され、その中央には第7図に示す前記各支
軸145,162,139,136を遊嵌するた
めの長孔182aが形成されている。また、各ボ
ス182の上面には前記筒状支持体146の傾斜
カム面146aに係合可能なカム面182bが形
成されている。また、第19図及び第23図a,
bに示すように、前記平板部181bの後側縁に
は前記送り切替板93の作動突片99に係合可能
な係合片183が形成され、第24図a,b及び
第25図a,bに示すように、平板部181bの
右側縁には板ばね184が立設されている。
に、前記第二カム輪121の下方において台板9
上には平面形ほぼL字状の中間レバー180がそ
の中央にて回動可能に支持され、また切替え部材
181が左右方向へ移動可能に支持されている。
この中間レバー180はその一端にて前記送り板
101のカム接触ピン101aに結合され、他端
にて切替え部材181の連結部181aに連結さ
れている。そして、第二カム輪121の回転に伴
い、前記第十駆動カム170のカム形状に従つ
て、中間レバー180が回動され、その中間レバ
ー180を介して切替え部材181が一定の範囲
内で左右動される。前記切替え部材181の平板
部181b上には長円状をなす4個のボス182
が突設され、その中央には第7図に示す前記各支
軸145,162,139,136を遊嵌するた
めの長孔182aが形成されている。また、各ボ
ス182の上面には前記筒状支持体146の傾斜
カム面146aに係合可能なカム面182bが形
成されている。また、第19図及び第23図a,
bに示すように、前記平板部181bの後側縁に
は前記送り切替板93の作動突片99に係合可能
な係合片183が形成され、第24図a,b及び
第25図a,bに示すように、平板部181bの
右側縁には板ばね184が立設されている。
そして、第二カム輪121の回転に伴い、第十
駆動カム170の頂点170cに前記カム接触ピ
ン101aが係合された時には、第23図a及び
第24図aに示すように、中間レバー180を介
して切替え部材181が最右方位置まで移動され
る。この時、切替え部材181の各カム面182
bの作用により各傾斜カム面146aを介し、各
筒状支持体146及び各作動レバー147,16
3,140,137が圧縮ばね148のばね力に
抗して上動される。それにより各作動レバー14
7,163,140,137のカム接触ピン14
7a,163b,140a,137aが前記各上
方位置に配置される。引き続く第二カム輪121
の回転に伴い、第十駆動カム170のカム形状に
応じて前記切替え部材181が左方へ移動された
時には、前記圧縮ばね148のばね力に基づく各
作動レバー147,163,140,137の下
動が許容されるようになつている。
駆動カム170の頂点170cに前記カム接触ピ
ン101aが係合された時には、第23図a及び
第24図aに示すように、中間レバー180を介
して切替え部材181が最右方位置まで移動され
る。この時、切替え部材181の各カム面182
bの作用により各傾斜カム面146aを介し、各
筒状支持体146及び各作動レバー147,16
3,140,137が圧縮ばね148のばね力に
抗して上動される。それにより各作動レバー14
7,163,140,137のカム接触ピン14
7a,163b,140a,137aが前記各上
方位置に配置される。引き続く第二カム輪121
の回転に伴い、第十駆動カム170のカム形状に
応じて前記切替え部材181が左方へ移動された
時には、前記圧縮ばね148のばね力に基づく各
作動レバー147,163,140,137の下
動が許容されるようになつている。
また、前記切替え部材181が最右方位置まで
移動された時には、第19図に示す係合片183
と作動突片99との係合に基づき、送り切替え板
93が最右方位置まで移動され、切替え部材18
1が左方へ移動された時には引張ばね95のばね
力により送り切替え板93の左方への移動が許容
される。
移動された時には、第19図に示す係合片183
と作動突片99との係合に基づき、送り切替え板
93が最右方位置まで移動され、切替え部材18
1が左方へ移動された時には引張ばね95のばね
力により送り切替え板93の左方への移動が許容
される。
電磁装置
第7図、第21図a,b、第24図a〜c及び
第25図a〜cに示すように、台板9の右端部上
面に配設されたブラケツト94には各作動レバー
147,163,140,137の基端コ字状部
に対向する6個の電磁石S1〜S6及び送り切替
板93に対向する電磁石S7,S8が装着され、
各電磁石S1〜S6に対応してブラケツト94に
は制御部材としてのアーマチヤA1〜A6が左右
動可能に支持されている。また、電磁石S7,S
8に対応してブラケツト94にはアーマチヤA
7,A8が上下動可能に支持されている。そし
て、各電磁石S1,S2,S4〜6及び各アーマ
チヤA1,A2,A4〜6により電磁装置が構成
されている。ここで、副針作動レバー147とア
ーマチヤA1,A2との連係構成及び主針作動レ
バー137とアーマチヤA5,A6との連係構成
は同じであり、糸口作動レバー163とアーマチ
ヤA3との連係構成及びタツク作動レバー140
とアーマチヤA4との連係構成は同じであるの
で、説明を簡単にするため、それぞれ前者につい
てのみ説明する。
第25図a〜cに示すように、台板9の右端部上
面に配設されたブラケツト94には各作動レバー
147,163,140,137の基端コ字状部
に対向する6個の電磁石S1〜S6及び送り切替
板93に対向する電磁石S7,S8が装着され、
各電磁石S1〜S6に対応してブラケツト94に
は制御部材としてのアーマチヤA1〜A6が左右
動可能に支持されている。また、電磁石S7,S
8に対応してブラケツト94にはアーマチヤA
7,A8が上下動可能に支持されている。そし
て、各電磁石S1,S2,S4〜6及び各アーマ
チヤA1,A2,A4〜6により電磁装置が構成
されている。ここで、副針作動レバー147とア
ーマチヤA1,A2との連係構成及び主針作動レ
バー137とアーマチヤA5,A6との連係構成
は同じであり、糸口作動レバー163とアーマチ
ヤA3との連係構成及びタツク作動レバー140
とアーマチヤA4との連係構成は同じであるの
で、説明を簡単にするため、それぞれ前者につい
てのみ説明する。
第25図a〜cに示すように、副針作動レバー
147のための2個の電磁石S1,S2はブラケ
ツト94の右側部において台板9からの高さの異
なる二位置に取着されている。アーマチヤA1,
A2は電磁石S1,S2により吸着される吸着部
190、前記副針作動レバー147の基端コ字状
部に対し、互いに高さの異なる位置にて係合可能
な係止片191及び前記切替え部材181上の板
ばね184に係合可能な垂下片192を備えてい
る。また、各アーマチヤA1,A2は各吸着部1
90とブラケツト94との間においてアーマチヤ
A1,A2に巻装された圧縮ばね193により、
各吸着部190が電磁石S1,S2から離間する
方向へ移動付勢されている。そして、第25図
a,bに示すように、所定の電気信号により電磁
石S1,S2の両方又は一方が励磁された時に
は、前記圧縮ばね193のばね力に抗し、各アー
マチヤA1,A2の吸着部190が電磁石S1,
S2に吸着されて前記係止片191が副針作動レ
バー147の基端コ字状部から離間し、各アーマ
チヤA1,A2が非係合位置に配置される。ま
た、第25図b,cに示すように、電磁石S1,
S2の一方又は両方の非励磁時には、前記圧縮ば
ね193のばね力に基づいて係止片191が副針
作動レバー147の基端コ字状部側へ突出され、
各アーマチヤA1,A2が係合位置に配置され
る。
147のための2個の電磁石S1,S2はブラケ
ツト94の右側部において台板9からの高さの異
なる二位置に取着されている。アーマチヤA1,
A2は電磁石S1,S2により吸着される吸着部
190、前記副針作動レバー147の基端コ字状
部に対し、互いに高さの異なる位置にて係合可能
な係止片191及び前記切替え部材181上の板
ばね184に係合可能な垂下片192を備えてい
る。また、各アーマチヤA1,A2は各吸着部1
90とブラケツト94との間においてアーマチヤ
A1,A2に巻装された圧縮ばね193により、
各吸着部190が電磁石S1,S2から離間する
方向へ移動付勢されている。そして、第25図
a,bに示すように、所定の電気信号により電磁
石S1,S2の両方又は一方が励磁された時に
は、前記圧縮ばね193のばね力に抗し、各アー
マチヤA1,A2の吸着部190が電磁石S1,
S2に吸着されて前記係止片191が副針作動レ
バー147の基端コ字状部から離間し、各アーマ
チヤA1,A2が非係合位置に配置される。ま
た、第25図b,cに示すように、電磁石S1,
S2の一方又は両方の非励磁時には、前記圧縮ば
ね193のばね力に基づいて係止片191が副針
作動レバー147の基端コ字状部側へ突出され、
各アーマチヤA1,A2が係合位置に配置され
る。
さらに、第23図a,b、第24図a〜c及び
第25図a〜cから明らかなように、前記切替え
部材181の右方移動時には、その移動に伴つて
ばね184が各アーマチヤA1,A2の垂下片1
92に係合され、カム面182bの作用により副
針作動レバー147が上限位置に配置された状態
で、圧縮ばね193のばね力に抗して各アーマチ
ヤA1,A2が一旦、前記非係合位置に揃列配置
される。この状態において第26図に示すよう
に、各種の編成に応じて電磁石S1,S2の励磁
状態(ON―OFF状態)が決定される。
第25図a〜cから明らかなように、前記切替え
部材181の右方移動時には、その移動に伴つて
ばね184が各アーマチヤA1,A2の垂下片1
92に係合され、カム面182bの作用により副
針作動レバー147が上限位置に配置された状態
で、圧縮ばね193のばね力に抗して各アーマチ
ヤA1,A2が一旦、前記非係合位置に揃列配置
される。この状態において第26図に示すよう
に、各種の編成に応じて電磁石S1,S2の励磁
状態(ON―OFF状態)が決定される。
そして、例えば、裏目編時において、副針作動
レバー147が上限位置に配置された状態で両電
磁石S1,S2が励磁された時には第25図aに
示すように、各アーマチヤA1,A2が非係合位
置に吸着保持され、切替え部材181の左方移動
に伴い、副針作動レバー147が下方位置に配置
される。従つて、第30図に示すようにカム接触
ピン147aが第四駆動カム143に係合され
る。また、伏せ止め時において、一方の電磁石S
1のみが励磁された時には、第25図bに示すよ
うに一方のアーマチヤA1が非係合位置、他方の
アーマチヤA2が係合位置にそれぞれ配置され、
切替え部材181の左方移動に伴い副針作動レバ
ー147が中間位置まで下降された時にそのレバ
ー147の基端コ字状部が前記アーマチヤA2に
係合して前記レバー147がその位置に保持され
る。従つて、第31図に示すようにカム接触ピン
147aが第五駆動カム144に係合される。
レバー147が上限位置に配置された状態で両電
磁石S1,S2が励磁された時には第25図aに
示すように、各アーマチヤA1,A2が非係合位
置に吸着保持され、切替え部材181の左方移動
に伴い、副針作動レバー147が下方位置に配置
される。従つて、第30図に示すようにカム接触
ピン147aが第四駆動カム143に係合され
る。また、伏せ止め時において、一方の電磁石S
1のみが励磁された時には、第25図bに示すよ
うに一方のアーマチヤA1が非係合位置、他方の
アーマチヤA2が係合位置にそれぞれ配置され、
切替え部材181の左方移動に伴い副針作動レバ
ー147が中間位置まで下降された時にそのレバ
ー147の基端コ字状部が前記アーマチヤA2に
係合して前記レバー147がその位置に保持され
る。従つて、第31図に示すようにカム接触ピン
147aが第五駆動カム144に係合される。
さらに、例えば表目編時において、両電磁石S
1,S2が励磁されなかつた時には、圧縮ばね1
93のばね力により各アーマチヤA1,A2が係
合位置に配置され、切替え部材181の左方移動
に伴い副針作動レバー147が上限位置からわず
かに下降された時に副針作動レバー147の基端
コ字状部が記アーマチヤA1に係合して前記レバ
ー147が上方位置に配置保持される。従つて、
第27図に示すようにカム接触ピン147aが第
四、第五駆動カム143,144から離脱する。
1,S2が励磁されなかつた時には、圧縮ばね1
93のばね力により各アーマチヤA1,A2が係
合位置に配置され、切替え部材181の左方移動
に伴い副針作動レバー147が上限位置からわず
かに下降された時に副針作動レバー147の基端
コ字状部が記アーマチヤA1に係合して前記レバ
ー147が上方位置に配置保持される。従つて、
第27図に示すようにカム接触ピン147aが第
四、第五駆動カム143,144から離脱する。
次に、前記電磁石S3の関連構成について述べ
ると、この電磁石S3にて吸着されるアーマチヤ
A3の形状構成及びその支持構成は、第24図a
〜cに同一符号を付して示すように、前記アーマ
チヤA1,A2とほぼ同様である。従つて、第2
4図bに示すように所定の電気信号により電磁石
S3が励磁された時にはアーマチヤA3が糸口作
動レバー163の基端コ字状部の切欠163cか
ら離間して非係合位置に配置される。また、第2
4図cに示すように電磁石S3の非励磁時には圧
縮ばね193のばね力に基づいて係止片191が
前記切欠163c側へ突出され、アーマチヤA3
が糸口作動レバー163の基端コ字状部に係合可
能な係合位置に配置される。
ると、この電磁石S3にて吸着されるアーマチヤ
A3の形状構成及びその支持構成は、第24図a
〜cに同一符号を付して示すように、前記アーマ
チヤA1,A2とほぼ同様である。従つて、第2
4図bに示すように所定の電気信号により電磁石
S3が励磁された時にはアーマチヤA3が糸口作
動レバー163の基端コ字状部の切欠163cか
ら離間して非係合位置に配置される。また、第2
4図cに示すように電磁石S3の非励磁時には圧
縮ばね193のばね力に基づいて係止片191が
前記切欠163c側へ突出され、アーマチヤA3
が糸口作動レバー163の基端コ字状部に係合可
能な係合位置に配置される。
さらに、第23図a及び第24図aに示すよう
に、前記切替え部材181の右方移動時には、カ
ム面182bの作用により糸口作動レバー163
が上限位置に配置されるとともに、板ばね184
の作用によりアーマチヤA3が一旦、前記非係合
位置に配置保持される。そして、この状態におい
て、例えばキヤリジ8を左方移動させて表目編を
行うために電磁石S3が励磁された時には、第2
4図bに示すようにアーマチヤA3が非係合位置
に吸着保持され、切替え部材181の左方移動に
伴い、糸口作動レバー163が下方位置に配置さ
れる。従つて、第27図に鎖線で示すようにカム
接触ピン163bが第二カム輪121上面の第七
駆動カム160に係合される。また、キヤリジ8
を右方移動させて表目編を行うために電磁石S3
が励磁されなかつた時には、第24図cに示すよ
うに圧縮ばね193のばね力によりアーマチヤA
3が係合位置に配置され、切替え部材181の左
方移動に伴い、糸口作動レバー163の基端コ字
状部が前記アーマチヤA3に係合し、糸口作動レ
バー163が上方位置に配置される。従つて、第
27図に実線で示すように、カム接触ピン163
bが第一カム輪120下面の第八駆動カム161
に係合される。
に、前記切替え部材181の右方移動時には、カ
ム面182bの作用により糸口作動レバー163
が上限位置に配置されるとともに、板ばね184
の作用によりアーマチヤA3が一旦、前記非係合
位置に配置保持される。そして、この状態におい
て、例えばキヤリジ8を左方移動させて表目編を
行うために電磁石S3が励磁された時には、第2
4図bに示すようにアーマチヤA3が非係合位置
に吸着保持され、切替え部材181の左方移動に
伴い、糸口作動レバー163が下方位置に配置さ
れる。従つて、第27図に鎖線で示すようにカム
接触ピン163bが第二カム輪121上面の第七
駆動カム160に係合される。また、キヤリジ8
を右方移動させて表目編を行うために電磁石S3
が励磁されなかつた時には、第24図cに示すよ
うに圧縮ばね193のばね力によりアーマチヤA
3が係合位置に配置され、切替え部材181の左
方移動に伴い、糸口作動レバー163の基端コ字
状部が前記アーマチヤA3に係合し、糸口作動レ
バー163が上方位置に配置される。従つて、第
27図に実線で示すように、カム接触ピン163
bが第一カム輪120下面の第八駆動カム161
に係合される。
第7図及び第21図a,bに示すように、前記
電磁石S7,S8はブラケツト94の後部下面に
取着されている。前記アーマチヤA7,A8はコ
字状吸着部194及び前記送り切替板93の規制
突片96a,96bに係合可能な係止片195を
備えており、前記ブラケツト94及び案内板19
6に挿通支持されるとともに、圧縮ばね197に
より上方へ移動付勢されている。各アーマチヤA
7,A8の後方においてブラケツト94及び案内
板196には一対の案内部材198が上下動可能
に挿通支持され、各案内部材198には前記送り
切替板93の突片98a,98bに係合可能な係
合片199、前記各アーマチヤA7,A8の吸着
部194の内側面に係合可能な突片200及び前
記案内板196に係合可能な係止片201が形成
されている。また、各案内部材198は前記圧縮
ばね197より強いばね力を有する圧縮コイルば
ね202により下方へ移動付勢されている。
電磁石S7,S8はブラケツト94の後部下面に
取着されている。前記アーマチヤA7,A8はコ
字状吸着部194及び前記送り切替板93の規制
突片96a,96bに係合可能な係止片195を
備えており、前記ブラケツト94及び案内板19
6に挿通支持されるとともに、圧縮ばね197に
より上方へ移動付勢されている。各アーマチヤA
7,A8の後方においてブラケツト94及び案内
板196には一対の案内部材198が上下動可能
に挿通支持され、各案内部材198には前記送り
切替板93の突片98a,98bに係合可能な係
合片199、前記各アーマチヤA7,A8の吸着
部194の内側面に係合可能な突片200及び前
記案内板196に係合可能な係止片201が形成
されている。また、各案内部材198は前記圧縮
ばね197より強いばね力を有する圧縮コイルば
ね202により下方へ移動付勢されている。
そして、第20図a及び第21図a,bに示す
ように、各電磁石S7,S8が励磁された時に
は、その電磁石S7,S8により各アーマチヤA
7,A8の吸着部194が吸着されるとともに、
係止片195が送り切替え板93の各規制突片9
6a,96bから離間し、各アーマチヤA7,A
8が上方の非係合位置に配置される。また、各ア
ーマチヤA7,A8の吸着動作に伴い、吸着部1
94と案内部材198の突片20との係合に基づ
き、案内部材198が上動される。また、第21
図bに示すように各電磁石S7,S8の非励磁時
には圧縮コイルばね202のばね力により案内部
材198が下方へ移動され、その係止片201が
案内板196に係合して案内部材198が下方位
置に配置される。この案内部材198の下方移動
に伴い、その突片200とアーマチヤA7,A8
の吸着部194との係合によりアーマチヤA7,
A8が下方の係合位置に配置される。
ように、各電磁石S7,S8が励磁された時に
は、その電磁石S7,S8により各アーマチヤA
7,A8の吸着部194が吸着されるとともに、
係止片195が送り切替え板93の各規制突片9
6a,96bから離間し、各アーマチヤA7,A
8が上方の非係合位置に配置される。また、各ア
ーマチヤA7,A8の吸着動作に伴い、吸着部1
94と案内部材198の突片20との係合に基づ
き、案内部材198が上動される。また、第21
図bに示すように各電磁石S7,S8の非励磁時
には圧縮コイルばね202のばね力により案内部
材198が下方へ移動され、その係止片201が
案内板196に係合して案内部材198が下方位
置に配置される。この案内部材198の下方移動
に伴い、その突片200とアーマチヤA7,A8
の吸着部194との係合によりアーマチヤA7,
A8が下方の係合位置に配置される。
そして、各アーマチヤA7,A8が係合位置あ
るいは非係合位置に選択配置された状態で第19
図に示すように、前記切替え部材181が最右方
位置まで移動される時には、その係合片183が
送り切替え板93の作動突片99に係合すること
により、第21図aに示すように送り切替え板9
3が最右方位置まで移動される。この移動に基づ
き、各突片98a,98bが各案内部材198の
係合片199に係合し、各突片98a,98bの
傾斜面に沿つて各案内部材198が上動され、そ
の上動に伴い、両アーマチヤA7,A8が一旦、
非係合位置に揃列配置される。この状態で、例え
ば、キヤリジ8を右方向へ移動させるために、各
電磁石S7,S8が励磁された時には、第21図
aに示すように、各アーマチヤA7,A8が非係
合位置に吸着保持される。従つて、前記切替え部
材181の左方移動に伴い、引張ばね95のばね
力により、送り切替え板93が第20図aの左方
位置まで移動される。
るいは非係合位置に選択配置された状態で第19
図に示すように、前記切替え部材181が最右方
位置まで移動される時には、その係合片183が
送り切替え板93の作動突片99に係合すること
により、第21図aに示すように送り切替え板9
3が最右方位置まで移動される。この移動に基づ
き、各突片98a,98bが各案内部材198の
係合片199に係合し、各突片98a,98bの
傾斜面に沿つて各案内部材198が上動され、そ
の上動に伴い、両アーマチヤA7,A8が一旦、
非係合位置に揃列配置される。この状態で、例え
ば、キヤリジ8を右方向へ移動させるために、各
電磁石S7,S8が励磁された時には、第21図
aに示すように、各アーマチヤA7,A8が非係
合位置に吸着保持される。従つて、前記切替え部
材181の左方移動に伴い、引張ばね95のばね
力により、送り切替え板93が第20図aの左方
位置まで移動される。
また、キヤリジ8の移動を停止するために、電
磁石S7が励磁され、電磁石S8が励磁されない
場合には、第21図bに示すように、一方のアー
マチヤA7が非係合位置に吸着保持される。ま
た、前記切替え部材181の左方移動に伴う送り
切替え板93の左方移動により、その突片98b
が案内部材198の係合片199から離脱し、圧
縮コイルばね202のばね力に基づき案内部材1
98が下動されるとともに、アーマチヤA8が係
合位置に配置される。そして、前記送り切替え板
93の規制突片96bが前記アーマチヤA8の係
止片195に係合して送り切替え板93が第20
図bの中間位置に配置される。
磁石S7が励磁され、電磁石S8が励磁されない
場合には、第21図bに示すように、一方のアー
マチヤA7が非係合位置に吸着保持される。ま
た、前記切替え部材181の左方移動に伴う送り
切替え板93の左方移動により、その突片98b
が案内部材198の係合片199から離脱し、圧
縮コイルばね202のばね力に基づき案内部材1
98が下動されるとともに、アーマチヤA8が係
合位置に配置される。そして、前記送り切替え板
93の規制突片96bが前記アーマチヤA8の係
止片195に係合して送り切替え板93が第20
図bの中間位置に配置される。
さらに、キヤリジ8を左方向へ移動させるため
に、各電磁石S7,S8が励磁されない場合に
は、前記の説明から明らかなように、両アーマチ
ヤA7,A8が係合位置に配置され、送り切替え
板93の規制突片96aがアーマチヤA7の係止
片195に係合して送り切替え板93が第19図
の右方位置に配置される。
に、各電磁石S7,S8が励磁されない場合に
は、前記の説明から明らかなように、両アーマチ
ヤA7,A8が係合位置に配置され、送り切替え
板93の規制突片96aがアーマチヤA7の係止
片195に係合して送り切替え板93が第19図
の右方位置に配置される。
電気関係
第1,2図に示すように、キヤリジ8の上面に
は衣服の種類を示す作品パターンナンバー、着用
者の体型寸法、作品の編成部位(身頃、袖等)及
び模様の種類等の各種データを入力するためのキ
ーボード210、その表示部211が設けられて
いる。一方、第1,3図及び第43図に示すよう
に、前記糸口76の上方において糸案内212に
近接して糸切れ検出センサー213が配置され、
また、前記主カバー体16内のボツクス16aに
はその糸切れ検出センサー213、前記基準位置
検出センサー15及びタイミング信号センサー1
31のための増幅・波形整形回路214が内蔵さ
れている。さらに、前記ボツクス16aには前記
作品パターン、各種の模様情報を記憶するための
リードオンリーメモリー(以下ROMという)2
16及び各編成段において各針4,63に対応す
る各電磁石S1〜S8の作動情報を記憶するため
のランダムアクセスメモリー(以下RAMとい
う)217が内蔵されている。そして、前記ボツ
クス16aからは電源コード218が延びてお
り、ボツクス16aとキヤリジ8のキーボード2
10等とは接続コード219により接続されてい
る。
は衣服の種類を示す作品パターンナンバー、着用
者の体型寸法、作品の編成部位(身頃、袖等)及
び模様の種類等の各種データを入力するためのキ
ーボード210、その表示部211が設けられて
いる。一方、第1,3図及び第43図に示すよう
に、前記糸口76の上方において糸案内212に
近接して糸切れ検出センサー213が配置され、
また、前記主カバー体16内のボツクス16aに
はその糸切れ検出センサー213、前記基準位置
検出センサー15及びタイミング信号センサー1
31のための増幅・波形整形回路214が内蔵さ
れている。さらに、前記ボツクス16aには前記
作品パターン、各種の模様情報を記憶するための
リードオンリーメモリー(以下ROMという)2
16及び各編成段において各針4,63に対応す
る各電磁石S1〜S8の作動情報を記憶するため
のランダムアクセスメモリー(以下RAMとい
う)217が内蔵されている。そして、前記ボツ
クス16aからは電源コード218が延びてお
り、ボツクス16aとキヤリジ8のキーボード2
10等とは接続コード219により接続されてい
る。
次に、上記のように構成された手編機を用いて
所定の編地Kを形成する場合の手編機の作動順序
を第43図及び第44図に従つて説明する。
所定の編地Kを形成する場合の手編機の作動順序
を第43図及び第44図に従つて説明する。
さて、編成動作を開始する前に、電源を投入し
た後、衣服の作品パターンナンバー、着用者の体
型寸法をキーボード210上のキー操作により順
次入力すると、演算制御回路215により作品パ
ターンの身幅等の寸法が算出される。そして、作
品の編成部位、例えば第1図に示す前身頃及び、
模様等をキー操作により指定した後、ゲージを指
定して編目の大きさを決定する。このようなキー
操作を終了すると、編成可能な状態になり、引き
続き編地成型情報がRAMに記憶される。そし
て、編地Kの一段目の編幅(目数)が算出され、
各針4,63に対応して選針メモリー、すなわち
各電磁石S1〜S8の作動情報が設定される。そ
の後カム駆動モータ124が駆動され、選針動
作、すなわち各電磁石S1〜S8の選択的作動が
許容されるとともに、次段の編幅が算出される。
また、この選針動作は次段の編幅の算出中に割り
込み的に優先して行われる。
た後、衣服の作品パターンナンバー、着用者の体
型寸法をキーボード210上のキー操作により順
次入力すると、演算制御回路215により作品パ
ターンの身幅等の寸法が算出される。そして、作
品の編成部位、例えば第1図に示す前身頃及び、
模様等をキー操作により指定した後、ゲージを指
定して編目の大きさを決定する。このようなキー
操作を終了すると、編成可能な状態になり、引き
続き編地成型情報がRAMに記憶される。そし
て、編地Kの一段目の編幅(目数)が算出され、
各針4,63に対応して選針メモリー、すなわち
各電磁石S1〜S8の作動情報が設定される。そ
の後カム駆動モータ124が駆動され、選針動
作、すなわち各電磁石S1〜S8の選択的作動が
許容されるとともに、次段の編幅が算出される。
また、この選針動作は次段の編幅の算出中に割り
込み的に優先して行われる。
次に、前記選針動作についてその概略を説明す
ると、キヤリジ8が第1図に示すスタート位置、
すなわち針床1上のマグネツト14とキヤリジ8
の基準位置検出センサー15が対向する位置に配
置されていない場合には、第26図に示すよう
に、各電磁石S1〜S8の選択的励磁に基づき、
駆動カム体122の回転に伴い、キヤリジ8がス
タート位置まで空移動される。その後、一段目の
編幅に応じて各主針4の針番号がセツトされ、こ
の針番号に対応する選針メモリーの内容に従い、
一段分の巻き目編を行うために各電磁石S1〜S
8に所定の信号が各針4,63の編成動作毎に入
力され、駆動カム体122が一回転する毎に主針
4、副針63、糸口76等が作動されるととも
に、前記針番号が左端の目に対応するまで針数が
加算されてキヤリジ8が左方へ主針4の一列設ピ
ツチずつ移動され、編地Kの一段目K1が巻き目
編にて形成される(第37図1〜17参照)。
ると、キヤリジ8が第1図に示すスタート位置、
すなわち針床1上のマグネツト14とキヤリジ8
の基準位置検出センサー15が対向する位置に配
置されていない場合には、第26図に示すよう
に、各電磁石S1〜S8の選択的励磁に基づき、
駆動カム体122の回転に伴い、キヤリジ8がス
タート位置まで空移動される。その後、一段目の
編幅に応じて各主針4の針番号がセツトされ、こ
の針番号に対応する選針メモリーの内容に従い、
一段分の巻き目編を行うために各電磁石S1〜S
8に所定の信号が各針4,63の編成動作毎に入
力され、駆動カム体122が一回転する毎に主針
4、副針63、糸口76等が作動されるととも
に、前記針番号が左端の目に対応するまで針数が
加算されてキヤリジ8が左方へ主針4の一列設ピ
ツチずつ移動され、編地Kの一段目K1が巻き目
編にて形成される(第37図1〜17参照)。
次に、編地の二段目に表目と裏目とを交互に形
成してゴム編を行うために、前記一段目の編成中
に設定された二段目のための選針バツフアメモリ
ーが選針メモリーに転送された後にはキヤリジ8
の送り方向が反転される。そして、選針メモリー
に応じて各電磁石S1〜S8に所定の信号が入力
され、主針4、副針63、糸口76等が作動され
るとともに、前記針番号が右端の目に対応するま
で針数が減算されてキヤリジ8が右方へ移動さ
れ、一段分のゴム編が行われる。(第34図1〜
17及び第38図1〜17参照)。この動作を繰
り返すことにより編地Kの下方部分K2が形成さ
れる。
成してゴム編を行うために、前記一段目の編成中
に設定された二段目のための選針バツフアメモリ
ーが選針メモリーに転送された後にはキヤリジ8
の送り方向が反転される。そして、選針メモリー
に応じて各電磁石S1〜S8に所定の信号が入力
され、主針4、副針63、糸口76等が作動され
るとともに、前記針番号が右端の目に対応するま
で針数が減算されてキヤリジ8が右方へ移動さ
れ、一段分のゴム編が行われる。(第34図1〜
17及び第38図1〜17参照)。この動作を繰
り返すことにより編地Kの下方部分K2が形成さ
れる。
上記のような作動順に従い、編地Kの主要部分
K3においてはタツク編及びレース編等が繰り返
し行われることにより所定の模様が形成され、袖
付け部分K4及び襟元部分K5においては減目が
行われることにより前身頃の編成が終了する。ま
た、この実施例においては前記襟元部分K5と左
方の袖付部分K4との左方境界部分が編成された
後、その部分の編目の1目のみを主針4上に残し
た状態で、右方境界部分が編成され、両境界部分
に編糸Yが掛けわたされる。そして、最終段の編
成の終了した後に、カム駆動モータ124が停止
される。
K3においてはタツク編及びレース編等が繰り返
し行われることにより所定の模様が形成され、袖
付け部分K4及び襟元部分K5においては減目が
行われることにより前身頃の編成が終了する。ま
た、この実施例においては前記襟元部分K5と左
方の袖付部分K4との左方境界部分が編成された
後、その部分の編目の1目のみを主針4上に残し
た状態で、右方境界部分が編成され、両境界部分
に編糸Yが掛けわたされる。そして、最終段の編
成の終了した後に、カム駆動モータ124が停止
される。
次に、各種の編成動作時における手編機の作用
を説明するに当り、キヤリジ8を左右いずれの方
向に移動しても各種編成は同様に行われるので、
例えばキヤリジ8の移動方向を右に設定した状態
において、第34〜42図に従つて説明する。
を説明するに当り、キヤリジ8を左右いずれの方
向に移動しても各種編成は同様に行われるので、
例えばキヤリジ8の移動方向を右に設定した状態
において、第34〜42図に従つて説明する。
表目編
さて、キヤリジ8の移動方向を右に設定し、第
34図2aにおいて上から2番目の主針4によつ
て表目編を行う際には、第26図に示すように、
電磁石S1〜S8のうち電磁石S5,S7,S8
が励磁される。そして、第25図c及び第27図
に示すように、電磁石S1,S2の非励磁に基づ
いてアーマチヤA1,A2が係合位置に配置さ
れ、副針作動レバー147のカム接触ピン147
aが上方位置に配置される。また、第24図c及
び第27図に示すように、電磁石S3の非励磁に
よりアーマチヤA3が係合位置に配置され、糸口
作動レバー163のカム接触ピン163bが上方
位置に配置される。さらに、第24図cに対応
し、電磁石S4の非励磁によりアーマチヤA4が
係合位置に配置され、タツク作動レバー140の
カム接触ピン140aが第27図に実線で示す上
方位置に配置され、また、第25図bに対応し、
電磁石S5,S6の選択的励磁によりアーマチヤ
A5が非係合位置に配置されるとともに、アーマ
チヤA6が係合位置に配置され、主針作動レバー
137のカム接触ピン137aが第27図の実線
で示す中間位置に配置される。そして、第21図
aに示すように、電磁石S7,S8の励磁により
各アーマチヤA7,S8が非係合位置に配置さ
れ、第20図aに示すように、送り切替え板93
が左方位置に配置される。
34図2aにおいて上から2番目の主針4によつ
て表目編を行う際には、第26図に示すように、
電磁石S1〜S8のうち電磁石S5,S7,S8
が励磁される。そして、第25図c及び第27図
に示すように、電磁石S1,S2の非励磁に基づ
いてアーマチヤA1,A2が係合位置に配置さ
れ、副針作動レバー147のカム接触ピン147
aが上方位置に配置される。また、第24図c及
び第27図に示すように、電磁石S3の非励磁に
よりアーマチヤA3が係合位置に配置され、糸口
作動レバー163のカム接触ピン163bが上方
位置に配置される。さらに、第24図cに対応
し、電磁石S4の非励磁によりアーマチヤA4が
係合位置に配置され、タツク作動レバー140の
カム接触ピン140aが第27図に実線で示す上
方位置に配置され、また、第25図bに対応し、
電磁石S5,S6の選択的励磁によりアーマチヤ
A5が非係合位置に配置されるとともに、アーマ
チヤA6が係合位置に配置され、主針作動レバー
137のカム接触ピン137aが第27図の実線
で示す中間位置に配置される。そして、第21図
aに示すように、電磁石S7,S8の励磁により
各アーマチヤA7,S8が非係合位置に配置さ
れ、第20図aに示すように、送り切替え板93
が左方位置に配置される。
そして、第3図から明らかなように、第一カム
輪120上の永久磁石130がタイミング信号セ
ンサー131に対向した状態から駆動カム体12
2が一回転されると、第19図及び第22図に示
す第十駆動カム170のカム形状に従い、第34
図1a,2aに示すように、キヤリジ8が同図の
矢印R方向(第1図の右方向)へ主針4の一列設
ピツチ分移動され、主針案内部材49の第一案内
溝51にバツト4aが導入された後、把持体46
の切欠部46a内に導入される。なお、第22図
中の番号1〜17と第34〜第42図中の番号1
〜17とは対応関係にある。また、第十一駆動カ
ム171のカム形状に従い支持板作動レバー17
2及びリンク173を介して支持板110が往復
動され、支持板作動レバー172の作動部172
bにより、第19図及び第13図に示すように規
制レバー55が第13図の反時計方向へ回動さ
れ、その規制レバー55が把持体46から離脱し
て主針作動腕42の前後動が許容される。そし
て、第22図及び第34図3等に示すように、第
十一駆動カム171の小径部171cとカム接触
ピン172cとの係合に基づき、係合板111が
針床1の櫛歯3に係合されるとともに、編地押え
112が編地K側へ往動される。また、第34図
8,9に示すように、第十一駆動カム171の中
径部171bの作用により係合板111が櫛歯3
に係合した状態で、係合板111及び編地押え1
12が若干復動される。
輪120上の永久磁石130がタイミング信号セ
ンサー131に対向した状態から駆動カム体12
2が一回転されると、第19図及び第22図に示
す第十駆動カム170のカム形状に従い、第34
図1a,2aに示すように、キヤリジ8が同図の
矢印R方向(第1図の右方向)へ主針4の一列設
ピツチ分移動され、主針案内部材49の第一案内
溝51にバツト4aが導入された後、把持体46
の切欠部46a内に導入される。なお、第22図
中の番号1〜17と第34〜第42図中の番号1
〜17とは対応関係にある。また、第十一駆動カ
ム171のカム形状に従い支持板作動レバー17
2及びリンク173を介して支持板110が往復
動され、支持板作動レバー172の作動部172
bにより、第19図及び第13図に示すように規
制レバー55が第13図の反時計方向へ回動さ
れ、その規制レバー55が把持体46から離脱し
て主針作動腕42の前後動が許容される。そし
て、第22図及び第34図3等に示すように、第
十一駆動カム171の小径部171cとカム接触
ピン172cとの係合に基づき、係合板111が
針床1の櫛歯3に係合されるとともに、編地押え
112が編地K側へ往動される。また、第34図
8,9に示すように、第十一駆動カム171の中
径部171bの作用により係合板111が櫛歯3
に係合した状態で、係合板111及び編地押え1
12が若干復動される。
また、第12図及び第22図に示すように、第
一、第二駆動カム132,133のカム形状に従
い、前記主針作動腕42及び把持体46を介して
主針4が前後動される。そして、第34図4に示
すように、第二駆動カム133の扇状部133b
の作用により1本の主針4が若干前動され、続い
て第22図及び第34図8,9に示すように、第
二駆動カム133の屈曲部133aの作用により
主針4のフツク4bが副針63のための櫛歯11
3aより前方へ突出するベラ抜け位置に移動さ
れ、主針4上の旧編目のベラ抜け動作が行われ
る。また、第34図17に示すように、第一駆動
カム132のノツクオーバ用屈曲部132cの作
用により主針4がノツクオーバー位置まで後退さ
れる。さらに、第15図及び第22図に示すよう
に、第九駆動カム165のカム形状に従つて糸口
76及びラツチ係合板78が上下動される。そし
て、第34図8,9に示すように、第九駆動カム
165の小径部165cの作用により糸口76が
上方位置に配置されるとともに、ラツチ係合板7
8が下方位置に配置され、ラツチ4cのフツク4
b側への回動が阻止される。それにより、主針4
上の編目の脱落が防止される。また、第34図1
5,17に示すように、前記カム165の大径部
165aの作用により、糸口76が下方位置に配
置されて、主針4に供給された編糸Yの脱落が防
止されるとともに、ラツチ係合板78が上方位置
に配置され、ノツクオーバーによるラツチ4cの
回動が許容される。
一、第二駆動カム132,133のカム形状に従
い、前記主針作動腕42及び把持体46を介して
主針4が前後動される。そして、第34図4に示
すように、第二駆動カム133の扇状部133b
の作用により1本の主針4が若干前動され、続い
て第22図及び第34図8,9に示すように、第
二駆動カム133の屈曲部133aの作用により
主針4のフツク4bが副針63のための櫛歯11
3aより前方へ突出するベラ抜け位置に移動さ
れ、主針4上の旧編目のベラ抜け動作が行われ
る。また、第34図17に示すように、第一駆動
カム132のノツクオーバ用屈曲部132cの作
用により主針4がノツクオーバー位置まで後退さ
れる。さらに、第15図及び第22図に示すよう
に、第九駆動カム165のカム形状に従つて糸口
76及びラツチ係合板78が上下動される。そし
て、第34図8,9に示すように、第九駆動カム
165の小径部165cの作用により糸口76が
上方位置に配置されるとともに、ラツチ係合板7
8が下方位置に配置され、ラツチ4cのフツク4
b側への回動が阻止される。それにより、主針4
上の編目の脱落が防止される。また、第34図1
5,17に示すように、前記カム165の大径部
165aの作用により、糸口76が下方位置に配
置されて、主針4に供給された編糸Yの脱落が防
止されるとともに、ラツチ係合板78が上方位置
に配置され、ノツクオーバーによるラツチ4cの
回動が許容される。
さらに、第12,14図及び第22図から明ら
かなように、第八駆動カム161のカム形状に従
い、糸口76及びラツチ係合板78が左右動され
る。そして、第34図2aに鎖線及び実線で示す
ように、第八駆動カム161の小径部161bの
作用により糸口76が1本の主針4の右方から左
方へ移動された後、第34図9aに鎖線及び実線
で示すように、前記第八駆動カム161の大径部
161aの作用により糸口76が前記主針4の左
方から右方へ移動され、主針4に対する給糸動作
が行われる。従つて、駆動カム体122が一回転
する間に、上記の動作が連続的に行われることに
より、1本の主針4に表目が編成される。
かなように、第八駆動カム161のカム形状に従
い、糸口76及びラツチ係合板78が左右動され
る。そして、第34図2aに鎖線及び実線で示す
ように、第八駆動カム161の小径部161bの
作用により糸口76が1本の主針4の右方から左
方へ移動された後、第34図9aに鎖線及び実線
で示すように、前記第八駆動カム161の大径部
161aの作用により糸口76が前記主針4の左
方から右方へ移動され、主針4に対する給糸動作
が行われる。従つて、駆動カム体122が一回転
する間に、上記の動作が連続的に行われることに
より、1本の主針4に表目が編成される。
この表目の編成に際し、その表目の大小を問わ
ず1本の主針4は一旦、ノツクオーバー用の屈曲
部132cの作用に基づいて、最後退位置まで後
退された後、あらかじめ表目の大きさに応じ、編
目調節ダイアル54により位置決めされた規制レ
バー55に把持体46が前進当接する位置まで1
本の主針4が前方にもどされ、この位置で表目の
大きさが決定されるようになつている。そして、
以下に説明する裏目などの編成の場合もその大き
さが同様に決定されるものである。
ず1本の主針4は一旦、ノツクオーバー用の屈曲
部132cの作用に基づいて、最後退位置まで後
退された後、あらかじめ表目の大きさに応じ、編
目調節ダイアル54により位置決めされた規制レ
バー55に把持体46が前進当接する位置まで1
本の主針4が前方にもどされ、この位置で表目の
大きさが決定されるようになつている。そして、
以下に説明する裏目などの編成の場合もその大き
さが同様に決定されるものである。
一方、この表目編遂行時においては、第27図
に示すように、副針作動レバー147のカム接触
ピン147aが第四及び第五駆動カム143,1
44から離脱しているため各カム143,144
の作用を受けることはなく、針支持枠59及び副
針63は第7図に示すように支持軸58上の止め
輪58aにて規制される前方の不作用位置に保持
されている。
に示すように、副針作動レバー147のカム接触
ピン147aが第四及び第五駆動カム143,1
44から離脱しているため各カム143,144
の作用を受けることはなく、針支持枠59及び副
針63は第7図に示すように支持軸58上の止め
輪58aにて規制される前方の不作用位置に保持
されている。
さらに、前記表目編成動中において、駆動カム
体122がほぼ270度回転された時には第23図
a,b及び第22図から明らかなように、カム接
触ピン101aが第十駆動カム170の山形部1
70bに係合され、切替え部材181が右方へ移
動される。この切替え部材181の右方移動に基
づき、板ばね184によりアーマチヤA1〜A6
が非係合位置に揃列配置されるとともに、カム面
182bの作用により筒状支持体146及び各作
動レバー147,163,140,137を介し
て各カム接触ピン147a,163b,140
a,137aの選択配置状態が解消され、各カム
接触ピン147a,163b,140a,137
aがすべて上方位置に配置される。それにより、
前記主針作動レバー137のカム接触ピン137
aのみが第27図に示す中間位置から上方位置へ
切替え配置されるが、このカム接触ピン137a
は第12図に示す第一駆動カム132のノツクオ
ーバー用屈曲部132cに導入されるため、引き
続き主針4のノツクオーバー動作が行われる。
体122がほぼ270度回転された時には第23図
a,b及び第22図から明らかなように、カム接
触ピン101aが第十駆動カム170の山形部1
70bに係合され、切替え部材181が右方へ移
動される。この切替え部材181の右方移動に基
づき、板ばね184によりアーマチヤA1〜A6
が非係合位置に揃列配置されるとともに、カム面
182bの作用により筒状支持体146及び各作
動レバー147,163,140,137を介し
て各カム接触ピン147a,163b,140
a,137aの選択配置状態が解消され、各カム
接触ピン147a,163b,140a,137
aがすべて上方位置に配置される。それにより、
前記主針作動レバー137のカム接触ピン137
aのみが第27図に示す中間位置から上方位置へ
切替え配置されるが、このカム接触ピン137a
は第12図に示す第一駆動カム132のノツクオ
ーバー用屈曲部132cに導入されるため、引き
続き主針4のノツクオーバー動作が行われる。
また、前記切替え部材181の右方移動に基づ
き、送り切替え板93が右方移動され、各案内部
材198を介して各アーマチヤA7,A8が非係
合位置に揃列配置される。その後、次の編成作業
のための所定の電気信号により各電磁石S1〜S
8が選択的に励磁される。
き、送り切替え板93が右方移動され、各案内部
材198を介して各アーマチヤA7,A8が非係
合位置に揃列配置される。その後、次の編成作業
のための所定の電気信号により各電磁石S1〜S
8が選択的に励磁される。
タツク編
キヤリジ8の移動方向を右に設定し、第35図
2a中の上から2番目の主針4によつてタツク編
を行う際には、第26図に示すように、前記表目
編遂行時と相違して電磁石S5,S6がともに励
磁され、第25図aに対応して各アーマチヤA
5,A6が非係合位置に配置されて、主針作動レ
バー137のカム接触ピン137aが第29図に
実線で示す下方位置に配置される。従つて、駆動
カム体122が回転されると、第12図に示す第
三駆動カム134のカム形状に基づいて1本の主
針4が前後動される。そして、第22図及び第3
5図8,9に示すように、第三駆動カム134の
等半径部134cの作用により、主針4がベラ抜
け位置まで前動されることはなく、編目が主針4
のラツチ4cに掛かつた状態で糸口76により給
糸される。そして、前記各カム接触ピン147
a,163b,140a,137aの選択配置状
態の解消に伴つて、主針作動レバー137のカム
接触ピン137aが前記第二駆動カム133に係
合した後、第一駆動カム132のノツクオーバー
用屈曲部132cに導入され、第12,22図及
び第35図15,17に示すように、主針4が後
方移動されてタツク編目が形成され、タツク編が
終了する。
2a中の上から2番目の主針4によつてタツク編
を行う際には、第26図に示すように、前記表目
編遂行時と相違して電磁石S5,S6がともに励
磁され、第25図aに対応して各アーマチヤA
5,A6が非係合位置に配置されて、主針作動レ
バー137のカム接触ピン137aが第29図に
実線で示す下方位置に配置される。従つて、駆動
カム体122が回転されると、第12図に示す第
三駆動カム134のカム形状に基づいて1本の主
針4が前後動される。そして、第22図及び第3
5図8,9に示すように、第三駆動カム134の
等半径部134cの作用により、主針4がベラ抜
け位置まで前動されることはなく、編目が主針4
のラツチ4cに掛かつた状態で糸口76により給
糸される。そして、前記各カム接触ピン147
a,163b,140a,137aの選択配置状
態の解消に伴つて、主針作動レバー137のカム
接触ピン137aが前記第二駆動カム133に係
合した後、第一駆動カム132のノツクオーバー
用屈曲部132cに導入され、第12,22図及
び第35図15,17に示すように、主針4が後
方移動されてタツク編目が形成され、タツク編が
終了する。
すべり目編
キヤリジ8の移動方向を右に設定し、第36図
2a中において上から2番目の主針4に対してす
べり目編を行う際には、第26図に示すように、
前記表目編遂行時と比較して電磁石S4,S6が
励磁され、第24図bに対応し、アーマチヤA4
が非係合位置に配置されてタツク作動レバー14
0のカム接触ピン140aが第32図の下方位置
に配置される。また、電磁石S5,S6の励磁に
より第25図aに対応して各アーマチヤA5,A
6が非係合位置に配置され、主針作動レバー13
7のカム接触ピン137aが第32図の下方位置
に配置される。この時、第12図から明らかなよ
うに、圧縮ばね48のばね力により作動ピン47
が前方へ移動されてそのつば部が規制部材44に
係合され、その作動ピン47と主針作動腕42と
の係合に基づき、主針4が第36図1〜14に示
す後方の規制位置に保持される。従つて、駆動カ
ム体122が回転されても、前記各カム接触ピン
147a,163b,140a,137aの選択
配置状態の釈放動作が行われるまでは主針4が前
後動されることはない。
2a中において上から2番目の主針4に対してす
べり目編を行う際には、第26図に示すように、
前記表目編遂行時と比較して電磁石S4,S6が
励磁され、第24図bに対応し、アーマチヤA4
が非係合位置に配置されてタツク作動レバー14
0のカム接触ピン140aが第32図の下方位置
に配置される。また、電磁石S5,S6の励磁に
より第25図aに対応して各アーマチヤA5,A
6が非係合位置に配置され、主針作動レバー13
7のカム接触ピン137aが第32図の下方位置
に配置される。この時、第12図から明らかなよ
うに、圧縮ばね48のばね力により作動ピン47
が前方へ移動されてそのつば部が規制部材44に
係合され、その作動ピン47と主針作動腕42と
の係合に基づき、主針4が第36図1〜14に示
す後方の規制位置に保持される。従つて、駆動カ
ム体122が回転されても、前記各カム接触ピン
147a,163b,140a,137aの選択
配置状態の釈放動作が行われるまでは主針4が前
後動されることはない。
また、第22図及び第36図9aに示すよう
に、糸口76の右方移動によつて編糸Yが主針4
のフツク4bに供給されることはなく、その主針
4の前方にかけわたされる。そして、前記釈放動
作に基づき、前記カム接触ピン137aが第12
図に示す円弧部135に係合され、ノツクオーバ
ー用屈曲部132cに導入されて、第36図1
5,17に示すように、主針4が前後動される。
このようにして、すべり目編における編目を編成
しない場合の動作が終了する。
に、糸口76の右方移動によつて編糸Yが主針4
のフツク4bに供給されることはなく、その主針
4の前方にかけわたされる。そして、前記釈放動
作に基づき、前記カム接触ピン137aが第12
図に示す円弧部135に係合され、ノツクオーバ
ー用屈曲部132cに導入されて、第36図1
5,17に示すように、主針4が前後動される。
このようにして、すべり目編における編目を編成
しない場合の動作が終了する。
巻き目編
キヤリジ8の移動方向を右に設定し、第37図
2a中において上から2番目の主針4によつて巻
き目編を行う際には、第26図に示すように、前
記表目編遂行時と比較して電磁石S3が励磁さ
れ、第24図bに示すように、アーマチヤA3が
非係合位置に配置されて糸口作動レバー163の
カム接触ピン163bが下方位置に配置される。
従つて、駆動カム体122が回転されると、第1
4図及び第22図に示す第七駆動カム160のカ
ム形状に基づいて糸口76及びラツチ係合板78
が左右動される。そして、第22図及び第37図
2に鎖線及び実線で示すように、糸口76が中間
位置に配置された状態で第七駆動カム160の大
径部160aの作用により糸口76が主針4の右
方へ移動される。また、第37図9,9aに示す
ように、糸口76が上方位置に配置された状態
で、第七駆動カム160のカム形状に従い、その
糸口76が主針4の右方から式方へ移動され、主
針4に編糸Yが巻き付けられる。そして、前記釈
放動作に伴い、前記主針作動レバー137のカム
接触ピン137aが第一駆動カム132のノツク
オーバー用屈曲部132cに導入され、第37図
15に示すように、主針4が前後動される。ま
た、第24図aに示すように糸口作動レバー16
3のカム接触ピン163bが下方位置から上方位
置に切替え配置される。それにより、第14図及
び第12図から明らかなように、カム接触ピン1
63bが第七駆動カム160の小径部160bか
ら離脱するとともに、第八駆動カム161の尾部
161cに係合される。従つて、第37図14,
15に示すように、前記釈放動作に伴つて糸口7
6が左右動されることはない。このようにして、
巻き目編が終了する。
2a中において上から2番目の主針4によつて巻
き目編を行う際には、第26図に示すように、前
記表目編遂行時と比較して電磁石S3が励磁さ
れ、第24図bに示すように、アーマチヤA3が
非係合位置に配置されて糸口作動レバー163の
カム接触ピン163bが下方位置に配置される。
従つて、駆動カム体122が回転されると、第1
4図及び第22図に示す第七駆動カム160のカ
ム形状に基づいて糸口76及びラツチ係合板78
が左右動される。そして、第22図及び第37図
2に鎖線及び実線で示すように、糸口76が中間
位置に配置された状態で第七駆動カム160の大
径部160aの作用により糸口76が主針4の右
方へ移動される。また、第37図9,9aに示す
ように、糸口76が上方位置に配置された状態
で、第七駆動カム160のカム形状に従い、その
糸口76が主針4の右方から式方へ移動され、主
針4に編糸Yが巻き付けられる。そして、前記釈
放動作に伴い、前記主針作動レバー137のカム
接触ピン137aが第一駆動カム132のノツク
オーバー用屈曲部132cに導入され、第37図
15に示すように、主針4が前後動される。ま
た、第24図aに示すように糸口作動レバー16
3のカム接触ピン163bが下方位置から上方位
置に切替え配置される。それにより、第14図及
び第12図から明らかなように、カム接触ピン1
63bが第七駆動カム160の小径部160bか
ら離脱するとともに、第八駆動カム161の尾部
161cに係合される。従つて、第37図14,
15に示すように、前記釈放動作に伴つて糸口7
6が左右動されることはない。このようにして、
巻き目編が終了する。
キヤリジ空移動
編成動作の開始時等において、主針4等による
編成動作を伴うことなくキヤリジ8が右方向へ移
動される場合には、第26図に示すように、前記
すべり目編遂行時と比較して電磁石S3が励磁さ
れ、第24図bに示すように、アーマチヤA3が
非係合位置に配置されて、糸口作動レバー163
のカム接触ピン163bが下方位置に配置され
る。従つて、駆動カム体122が回転されると、
第14図及び第22図に示す第八駆動カム161
のカム形状に基づき、前記巻き目編遂行時と同様
に糸口76及びラツチ係合板78が左右動される
が、第36図から明らかなように、前記すべり目
編遂行時と同様に主針4のフツク4bに給糸が行
なわれることはなく、前述したように第十駆動カ
ム170のカム形状に従つてキヤリジ8が主針4
の一列設ピツチ分だけ右方向へ移動される。
編成動作を伴うことなくキヤリジ8が右方向へ移
動される場合には、第26図に示すように、前記
すべり目編遂行時と比較して電磁石S3が励磁さ
れ、第24図bに示すように、アーマチヤA3が
非係合位置に配置されて、糸口作動レバー163
のカム接触ピン163bが下方位置に配置され
る。従つて、駆動カム体122が回転されると、
第14図及び第22図に示す第八駆動カム161
のカム形状に基づき、前記巻き目編遂行時と同様
に糸口76及びラツチ係合板78が左右動される
が、第36図から明らかなように、前記すべり目
編遂行時と同様に主針4のフツク4bに給糸が行
なわれることはなく、前述したように第十駆動カ
ム170のカム形状に従つてキヤリジ8が主針4
の一列設ピツチ分だけ右方向へ移動される。
裏目編
キヤリジ8の移動方向を右に設定し、第38図
2a中において上から2番目の主針4に対して裏
目編を行う際には、第26図に示すように、電磁
石S1〜S8のうち各電磁石S1,S2,S4,
S7,S8が励磁される。従つて、第25図a及
び第30図に示すように、電磁石S1,S2の励
磁によりアーマチヤA1,A2が非係合位置に配
置されて、副針作動レバー147のカム接触ピン
147aが下方位置に配置される。また、第24
図c及び第30図に示すように、電磁石A3の非
励磁によりアーマチヤA3が係合位置に配置され
て、糸口作動レバー163のカム接触ピン163
bが上方位置に配置される。電磁石S4の励磁に
より第24図bに対応してアーマチヤA4が非係
合位置に配置され、タツク作動レバー140のカ
ム接触ピン140aが第30図に実線で示す下方
位置に配置される。さらに、電磁石S5,S6の
非励磁により第25図cに対応して各アーマチヤ
A5,A6が係合位置に配置され、主針作動レバ
ー137のカム接触ピン137aが第30図に実
線で示す上方位置に配置される。また、電磁石S
7,S8の励磁により第21図aに示すように、
各アーマチヤA7,A8が非係合位置に配置さ
れ、第20図aに示すように送り切替え板93が
左方位置に配置される。
2a中において上から2番目の主針4に対して裏
目編を行う際には、第26図に示すように、電磁
石S1〜S8のうち各電磁石S1,S2,S4,
S7,S8が励磁される。従つて、第25図a及
び第30図に示すように、電磁石S1,S2の励
磁によりアーマチヤA1,A2が非係合位置に配
置されて、副針作動レバー147のカム接触ピン
147aが下方位置に配置される。また、第24
図c及び第30図に示すように、電磁石A3の非
励磁によりアーマチヤA3が係合位置に配置され
て、糸口作動レバー163のカム接触ピン163
bが上方位置に配置される。電磁石S4の励磁に
より第24図bに対応してアーマチヤA4が非係
合位置に配置され、タツク作動レバー140のカ
ム接触ピン140aが第30図に実線で示す下方
位置に配置される。さらに、電磁石S5,S6の
非励磁により第25図cに対応して各アーマチヤ
A5,A6が係合位置に配置され、主針作動レバ
ー137のカム接触ピン137aが第30図に実
線で示す上方位置に配置される。また、電磁石S
7,S8の励磁により第21図aに示すように、
各アーマチヤA7,A8が非係合位置に配置さ
れ、第20図aに示すように送り切替え板93が
左方位置に配置される。
以下、副針作動レバー147、副針制御レバー
153及び主針作動レバー137の作用を中心に
説明する。さて、前記各カム接触ピン147a,
163b,140a,137a及び送り切替え板
93が前記所定位置に配置された状態で駆動カム
体122が回転されると、第12図及び第22図
に示すように、第一駆動カム132のカム形状に
従つて主針4が前後動される。そして、第38図
4,5に示すように、第一駆動カム132のベラ
抜け用屈曲部132bの作用により主針4が副針
63のための櫛歯113aより前方へ移動された
後、第38図6,7に示すように、その主針4が
ノツクオーバー位置近傍まで後方へ移動される。
さらに、前記各カム接触ピンの釈放動作の終了
後、第38図15〜17に示すように、第一駆動
カム132のノツクオーバー用屈曲部132cの
作用により主針4が前後動される。
153及び主針作動レバー137の作用を中心に
説明する。さて、前記各カム接触ピン147a,
163b,140a,137a及び送り切替え板
93が前記所定位置に配置された状態で駆動カム
体122が回転されると、第12図及び第22図
に示すように、第一駆動カム132のカム形状に
従つて主針4が前後動される。そして、第38図
4,5に示すように、第一駆動カム132のベラ
抜け用屈曲部132bの作用により主針4が副針
63のための櫛歯113aより前方へ移動された
後、第38図6,7に示すように、その主針4が
ノツクオーバー位置近傍まで後方へ移動される。
さらに、前記各カム接触ピンの釈放動作の終了
後、第38図15〜17に示すように、第一駆動
カム132のノツクオーバー用屈曲部132cの
作用により主針4が前後動される。
一方、第14図及び第22図に示すように、第
四駆動カム143のカム形状に従い、カム接触ピ
ン147a、副針作動レバー147、連結リンク
149及び針支持枠59を介して副針63が前後
動される。すなわち、第6図及び第38図6〜1
0に示すように、第四駆動カム143の第一屈曲
部143bの作用により副針63が櫛歯113a
間を通過し、針床1の突条6上において針溝2内
に進入した後、前記櫛歯113aの前方まで復帰
移動される。引き続き、第38図11〜15に示
すように、第四駆動カム143の第二屈曲部14
3cの作用により前記副針63が再び前後往復動
される。そして、前記各カム接触ピンの釈放動作
時においては、第25図a〜cから明らかなよう
に、切替え部材181の作用により副針作動レバ
ー147が下方位置から上方位置へ切替え配置さ
れ、前記カム接触ピン147aが第四駆動カム1
43から離脱する。そして、圧縮ばね60のばね
力により針支持枠59が前方へ移動され、第7図
に示す止め輪58aにより針支持枠59及び副針
63が第38図16,17に示す規制位置に配置
される。
四駆動カム143のカム形状に従い、カム接触ピ
ン147a、副針作動レバー147、連結リンク
149及び針支持枠59を介して副針63が前後
動される。すなわち、第6図及び第38図6〜1
0に示すように、第四駆動カム143の第一屈曲
部143bの作用により副針63が櫛歯113a
間を通過し、針床1の突条6上において針溝2内
に進入した後、前記櫛歯113aの前方まで復帰
移動される。引き続き、第38図11〜15に示
すように、第四駆動カム143の第二屈曲部14
3cの作用により前記副針63が再び前後往復動
される。そして、前記各カム接触ピンの釈放動作
時においては、第25図a〜cから明らかなよう
に、切替え部材181の作用により副針作動レバ
ー147が下方位置から上方位置へ切替え配置さ
れ、前記カム接触ピン147aが第四駆動カム1
43から離脱する。そして、圧縮ばね60のばね
力により針支持枠59が前方へ移動され、第7図
に示す止め輪58aにより針支持枠59及び副針
63が第38図16,17に示す規制位置に配置
される。
また、第15図、第16図a〜c、第17図
a,b及び第22図に示すように、第六駆動カム
151のカム形状に従い、カム接触ピン153
b、副針制御レバー153、副針作動腕69、針
支持体62及び作動体67を介して副針63が回
動及び上昇される。すなわち、第22図及び第3
8図5に示すように、第六駆動カム151の大径
部151cの作用により副針制御レバー153が
第15図の時計方向へ回動されて、副針63が第
16図bの時計方向へ回動され、そのフツク63
aが主針4のフツク4bに結合される。また、第
22図及び第38図6,7に示すように、第六駆
動カム151の連結部151dの作用により副針
制御レバー153が反時計方向へわずかに復帰回
動され、両針4,63が結合状態に保持される。
この状態で両針4,63が後方へ移動されること
により、主針4上の編目が副針63上に移転され
る。その後、第15図、第22図に示すように、
第六駆動カム151の中径部151bの作用によ
り前記副針制御レバー153が実線位置まで完全
に復帰回動されて、副針63が第16図a、第1
7図aに示す中立位置に配置され、第38図8に
示すように、両針4,63の結合が解除される。
a,b及び第22図に示すように、第六駆動カム
151のカム形状に従い、カム接触ピン153
b、副針制御レバー153、副針作動腕69、針
支持体62及び作動体67を介して副針63が回
動及び上昇される。すなわち、第22図及び第3
8図5に示すように、第六駆動カム151の大径
部151cの作用により副針制御レバー153が
第15図の時計方向へ回動されて、副針63が第
16図bの時計方向へ回動され、そのフツク63
aが主針4のフツク4bに結合される。また、第
22図及び第38図6,7に示すように、第六駆
動カム151の連結部151dの作用により副針
制御レバー153が反時計方向へわずかに復帰回
動され、両針4,63が結合状態に保持される。
この状態で両針4,63が後方へ移動されること
により、主針4上の編目が副針63上に移転され
る。その後、第15図、第22図に示すように、
第六駆動カム151の中径部151bの作用によ
り前記副針制御レバー153が実線位置まで完全
に復帰回動されて、副針63が第16図a、第1
7図aに示す中立位置に配置され、第38図8に
示すように、両針4,63の結合が解除される。
また、第15図及び第22図に示すように、第
六駆動カム151の小径部151aの作用により
前記副針制御レバー153が第15図の時計方向
へ回動され、第16図c及び第38図11に示す
ように副針63が上昇されて、その副針63に吊
下された編目が引き上げられ、副針63のフツク
63aからの編目の脱落が防止される。その後、
前記中径部151bの作用により前記副針制御レ
バー153が第15図の実線位置まで復帰回動さ
れて、副針63が復帰下動される。さらに、第3
8図14〜16に示すように、大径部151c及
び連結部151dの作用により、副針63が再び
回動され、両針4,63が結合・解除されて副針
63上の編目が主針4上に移動される。
六駆動カム151の小径部151aの作用により
前記副針制御レバー153が第15図の時計方向
へ回動され、第16図c及び第38図11に示す
ように副針63が上昇されて、その副針63に吊
下された編目が引き上げられ、副針63のフツク
63aからの編目の脱落が防止される。その後、
前記中径部151bの作用により前記副針制御レ
バー153が第15図の実線位置まで復帰回動さ
れて、副針63が復帰下動される。さらに、第3
8図14〜16に示すように、大径部151c及
び連結部151dの作用により、副針63が再び
回動され、両針4,63が結合・解除されて副針
63上の編目が主針4上に移動される。
以上要約すれば、第38図に示すように、主針
4がベラ抜け位置まで前方移動された後、ラツチ
係合板78が下降されて主針4のラツチ4cが永
久磁石79により開放状態に吸着保持され(第3
8図4)、副針4が回動されて両針4,63が結
合された後、ラツチ係合板78が上昇するととも
に、両針4,63が結合状態で後方へ移動され、
主針4上の編目が副針63上に移転される(第3
8図6)。そして、主針4のラツチ4cが永久磁
石80に吸着されて、起立状態に保持される。そ
の後、副針63が針床1の針溝2内に進入してベ
ラ抜け動作が行われるとともに、ラツチ係合板7
8が下降されて副針63のラツチ63bの閉鎖方
向への回動が阻止される(第38図8)。その後
糸口76が副針63の左方から右方へ移動され
て、その副針63に編糸Yが供給され、ラツチ係
合板78が上昇されるとともに、副針63がノツ
クオーバー位置まで移動されて新しい編目が副針
63にて形成される(第38図9,10)。引き
続き、ラツチ係合板78が下降されるとともに副
針63が上下動され、その後、副針63のベラ抜
け動作が行われる(第38図12〜14)。そし
て、両針4,63が再び結合された状態で両針
4,63が前方へ移動されて、副針63上の編目
が主針4上に移転され(第38図15)、前記両
針4,63の結合が解除されるとともに主針4が
後方へ移動して、主針4のフツク4b上に裏目が
形成される。
4がベラ抜け位置まで前方移動された後、ラツチ
係合板78が下降されて主針4のラツチ4cが永
久磁石79により開放状態に吸着保持され(第3
8図4)、副針4が回動されて両針4,63が結
合された後、ラツチ係合板78が上昇するととも
に、両針4,63が結合状態で後方へ移動され、
主針4上の編目が副針63上に移転される(第3
8図6)。そして、主針4のラツチ4cが永久磁
石80に吸着されて、起立状態に保持される。そ
の後、副針63が針床1の針溝2内に進入してベ
ラ抜け動作が行われるとともに、ラツチ係合板7
8が下降されて副針63のラツチ63bの閉鎖方
向への回動が阻止される(第38図8)。その後
糸口76が副針63の左方から右方へ移動され
て、その副針63に編糸Yが供給され、ラツチ係
合板78が上昇されるとともに、副針63がノツ
クオーバー位置まで移動されて新しい編目が副針
63にて形成される(第38図9,10)。引き
続き、ラツチ係合板78が下降されるとともに副
針63が上下動され、その後、副針63のベラ抜
け動作が行われる(第38図12〜14)。そし
て、両針4,63が再び結合された状態で両針
4,63が前方へ移動されて、副針63上の編目
が主針4上に移転され(第38図15)、前記両
針4,63の結合が解除されるとともに主針4が
後方へ移動して、主針4のフツク4b上に裏目が
形成される。
端針における伏せ止め編
所定の編成段において左端に位置する主針4、
すなわち第39図1a中において最上位に位置す
る主針4によつて伏せ止め編を行う際には、第2
6図に示すように、前記裏目編遂行時と相違して
電磁石S2,S8がともに励磁されない。従つ
て、第25図bに示すように、電磁石S1,S2
の選択的励磁に基づき、アーマチヤA1が非係合
位置、アーマチヤA2が係合位置に配置されて、
副針作動レバー147のカム接触ピン147aが
第31図に示す中間位置に配置される。また、第
20図bに示すように、電磁石S7,S8の選択
的励磁に基づき、アーマチヤA7が非係合位置、
アーマチヤA8が係合位置に配置されて送り切替
え板93が中立位置に配置される。
すなわち第39図1a中において最上位に位置す
る主針4によつて伏せ止め編を行う際には、第2
6図に示すように、前記裏目編遂行時と相違して
電磁石S2,S8がともに励磁されない。従つ
て、第25図bに示すように、電磁石S1,S2
の選択的励磁に基づき、アーマチヤA1が非係合
位置、アーマチヤA2が係合位置に配置されて、
副針作動レバー147のカム接触ピン147aが
第31図に示す中間位置に配置される。また、第
20図bに示すように、電磁石S7,S8の選択
的励磁に基づき、アーマチヤA7が非係合位置、
アーマチヤA8が係合位置に配置されて送り切替
え板93が中立位置に配置される。
この状態で駆動カム体122が回転されると、
第19図及び第20図bに示すように、第十駆動
カム170のカム形状に従つて送り板101が前
後動されても、各ラチエツトホイール90,91
が回転されることはなく、従つて、第39図1
a,2a及び第38図1a,2aを対照すれば明
らかなように、キヤリジ8には送りが付与されな
い。また、第14図及び第22図に示すように、
第四、第五駆動カム143,144のカム形状に
基づき副針作動レバー147のカム接触ピン14
7aを介して副針63が前後往復動される。従つ
て、第38図に示す前記裏目編遂行時とは異な
り、前記第五駆動カム144のカム形状に基づ
き、第39図11〜14において副針63が前後
動されず、副針63上の新しい編目が主針4に移
転されることはない。そして、第39図17aに
示すように、左端の主針4に対向する位置におい
て副針63に前記編目が吊下される。
第19図及び第20図bに示すように、第十駆動
カム170のカム形状に従つて送り板101が前
後動されても、各ラチエツトホイール90,91
が回転されることはなく、従つて、第39図1
a,2a及び第38図1a,2aを対照すれば明
らかなように、キヤリジ8には送りが付与されな
い。また、第14図及び第22図に示すように、
第四、第五駆動カム143,144のカム形状に
基づき副針作動レバー147のカム接触ピン14
7aを介して副針63が前後往復動される。従つ
て、第38図に示す前記裏目編遂行時とは異な
り、前記第五駆動カム144のカム形状に基づ
き、第39図11〜14において副針63が前後
動されず、副針63上の新しい編目が主針4に移
転されることはない。そして、第39図17aに
示すように、左端の主針4に対向する位置におい
て副針63に前記編目が吊下される。
端針に続く主針における伏せ止め編
次に、前記左端の主針4に続く主針4によつて
伏せ止め編を行う際には、第26図に示すよう
に、前記端針における伏せ止め編とは異なり、電
磁石S7,S8がともに励磁され、第20図a、
第21図aに示すように、アーマチヤA7,A8
が非係合位置に配置されて、送り切替え板93が
左方位置に配置される。従つて、駆動カム体12
2の回転に伴い、第40図1,2に示すように、
第十駆動カム170の作用によりキヤリジ8が主
針4の一列設ピツチ分だけ右方へ移動される。そ
して、前述したように、第40図11〜14にお
いては、副針63が前後往復動されず、そのた
め、副針63上の新しい編目が主針4に移転され
ることはなく、第40図17,17aに示すよう
に、端針に続く主針4に対向する位置において副
針63に編目が吊下される。
伏せ止め編を行う際には、第26図に示すよう
に、前記端針における伏せ止め編とは異なり、電
磁石S7,S8がともに励磁され、第20図a、
第21図aに示すように、アーマチヤA7,A8
が非係合位置に配置されて、送り切替え板93が
左方位置に配置される。従つて、駆動カム体12
2の回転に伴い、第40図1,2に示すように、
第十駆動カム170の作用によりキヤリジ8が主
針4の一列設ピツチ分だけ右方へ移動される。そ
して、前述したように、第40図11〜14にお
いては、副針63が前後往復動されず、そのた
め、副針63上の新しい編目が主針4に移転され
ることはなく、第40図17,17aに示すよう
に、端針に続く主針4に対向する位置において副
針63に編目が吊下される。
従つて、前記端針及び端針に続く主針4の伏せ
止め編を継続して行うことにより二目分の減目を
行うことができる。
止め編を継続して行うことにより二目分の減目を
行うことができる。
レース編
所定の編成段においてレース編を行う際には、
第41図1〜17,1a,2a,9a,10a,
17aに示すように、上から2番目の主針4と副
針63との協働により前記伏せ止め編と同様の編
成動作が行われた後、第42図1〜17,1a,
2a,9a,10a,17aに示すように、上か
ら3番目の主針4と副針63との協働により裏目
編動作が行われる。すなわち、まず最初に、前記
端針に続く主針における伏せ止め編遂行時と同様
に、各電磁石S1〜S8の選択的励磁状態が設定
され、第41図1〜17に示すように主針4及び
副針63等が作動されて、主針4上の編目が副針
63に移転された後(第41図6)、その副針6
3に糸口76から編糸Yが供給されて(第41図
9)、副針63上に新しい編目が形成される(第
41図17)。
第41図1〜17,1a,2a,9a,10a,
17aに示すように、上から2番目の主針4と副
針63との協働により前記伏せ止め編と同様の編
成動作が行われた後、第42図1〜17,1a,
2a,9a,10a,17aに示すように、上か
ら3番目の主針4と副針63との協働により裏目
編動作が行われる。すなわち、まず最初に、前記
端針に続く主針における伏せ止め編遂行時と同様
に、各電磁石S1〜S8の選択的励磁状態が設定
され、第41図1〜17に示すように主針4及び
副針63等が作動されて、主針4上の編目が副針
63に移転された後(第41図6)、その副針6
3に糸口76から編糸Yが供給されて(第41図
9)、副針63上に新しい編目が形成される(第
41図17)。
次に、前記裏目編動作に対応して各電磁石S1
〜S8の選択的励磁状態が設定され、第42図1
〜17に示すように、主針4及び副針63等が作
動されて、第42図2aに示す上から3番目の主
針4の編目が副針63上に移転され、その副針6
3上に2個の編目が吊下される(第42図6)。
その後、前記副針63に給糸されて新しい編目が
形成され(第42図9,10)、その編目が副針
63から主針4に移転されて新しい裏目が形成さ
れる(第42図17a)。その結果、第42図1
7aに示すように、上から2番目の主針4から編
目が除去されてレース編が完了する。
〜S8の選択的励磁状態が設定され、第42図1
〜17に示すように、主針4及び副針63等が作
動されて、第42図2aに示す上から3番目の主
針4の編目が副針63上に移転され、その副針6
3上に2個の編目が吊下される(第42図6)。
その後、前記副針63に給糸されて新しい編目が
形成され(第42図9,10)、その編目が副針
63から主針4に移転されて新しい裏目が形成さ
れる(第42図17a)。その結果、第42図1
7aに示すように、上から2番目の主針4から編
目が除去されてレース編が完了する。
キヤリジの左方移動時の編成動作
さて、駆動カム8の移動方向を左に設定して各
種の編成動作を行う際には、第26図に示すよう
に、各電磁石S1〜S8のうち電磁石S3,S
7,S8の励磁状態が反転される。そして、例え
ば、表目編遂行時において、キヤリジ8の移動方
向を右から左に変更するためには、電磁石S7,
S8が励磁状態から非励磁状態に切替えられるこ
とにより、第21図a,bから明らかなように、
各アーマチヤA7,A8が非係合位置から係合位
置に切替え配置され、送り切替え板93が第20
図aの左方位置から第19図の右方位置へ移動さ
れる。また、電磁石S3が非励磁状態から励磁状
態に切替えられることにより、第24図c,bに
示すように、アーマチヤA3が係合位置から非係
合位置に切替え配置され、糸口作動レバー163
のカム接触ピン163bが上方位置から下方位置
に切替え配置される。第12,14図に示すよう
に、この切替え動作に伴い、前記カム接触ピン1
63bは第八駆動カム161の大径部161aか
ら離脱するとともに、第七駆動カム160の尾部
160cに係合される。そして、駆動カム体12
2の回転に伴い、前記カム接触ピン163bが第
七駆動カム160の大径部160aに導入され
る。従つて、表目編遂行時においてその給糸時に
は、キヤリジ8の進行方向の如何にかかわらず、
第七、第八駆動カム160,161の作用によ
り、主針4に対しキヤリジ8の移動方向の反対側
からキヤリジ8の移動方向側へ糸口76が移動さ
れる(第34図9参照)。
種の編成動作を行う際には、第26図に示すよう
に、各電磁石S1〜S8のうち電磁石S3,S
7,S8の励磁状態が反転される。そして、例え
ば、表目編遂行時において、キヤリジ8の移動方
向を右から左に変更するためには、電磁石S7,
S8が励磁状態から非励磁状態に切替えられるこ
とにより、第21図a,bから明らかなように、
各アーマチヤA7,A8が非係合位置から係合位
置に切替え配置され、送り切替え板93が第20
図aの左方位置から第19図の右方位置へ移動さ
れる。また、電磁石S3が非励磁状態から励磁状
態に切替えられることにより、第24図c,bに
示すように、アーマチヤA3が係合位置から非係
合位置に切替え配置され、糸口作動レバー163
のカム接触ピン163bが上方位置から下方位置
に切替え配置される。第12,14図に示すよう
に、この切替え動作に伴い、前記カム接触ピン1
63bは第八駆動カム161の大径部161aか
ら離脱するとともに、第七駆動カム160の尾部
160cに係合される。そして、駆動カム体12
2の回転に伴い、前記カム接触ピン163bが第
七駆動カム160の大径部160aに導入され
る。従つて、表目編遂行時においてその給糸時に
は、キヤリジ8の進行方向の如何にかかわらず、
第七、第八駆動カム160,161の作用によ
り、主針4に対しキヤリジ8の移動方向の反対側
からキヤリジ8の移動方向側へ糸口76が移動さ
れる(第34図9参照)。
効 果
以上詳述したように、この出願の発明は、針作
動体のカム接触部を、駆動カムに対して異なる複
数の位置に移動可能に装置し、そのカム接触部に
対応させてキヤリジ上には、電気信号に従つて励
磁する電磁石を設けるとともに、その電磁石とカ
ム接触部との間には制御部材を設け、その制御部
材とカム接触部との間には一定範囲内で往復動可
能な切替え部材を設けたことにより、所定の編成
に応じて駆動カムに対するカム接触部の配置切替
えを容易に行うことができ、その切替え動作を行
うために複雑な装置を必要とせず、構成を簡略化
することができるばかりでなく、切替えタイミン
グのずれを生じることがなく、切替え動作を正確
に行うことができるという優れた効果を奏する。
動体のカム接触部を、駆動カムに対して異なる複
数の位置に移動可能に装置し、そのカム接触部に
対応させてキヤリジ上には、電気信号に従つて励
磁する電磁石を設けるとともに、その電磁石とカ
ム接触部との間には制御部材を設け、その制御部
材とカム接触部との間には一定範囲内で往復動可
能な切替え部材を設けたことにより、所定の編成
に応じて駆動カムに対するカム接触部の配置切替
えを容易に行うことができ、その切替え動作を行
うために複雑な装置を必要とせず、構成を簡略化
することができるばかりでなく、切替えタイミン
グのずれを生じることがなく、切替え動作を正確
に行うことができるという優れた効果を奏する。
第1図はこの発明を具体化した手編機の使用状
態を示す斜視図、第2図は手編機の針床の折り畳
み状態を示す斜視図、第3図は手編機の使用状態
を示す要部断面図、第4図aは手編機の格納時に
おけるカバー体の部分断面図、第4図bは第4図
aのA―A線における断面図、第5図はボビンの
支持台を示す平面図、第6図は針床の一部拡大斜
視図、第7図はキヤリジの平面図、第8図はキヤ
リジの底面図、第9図はキヤリジの正面図、第1
0図はキヤリジの側断面図、第11図はキヤリジ
と針床との連係を示す部分断面図、第12図は第
一〜第三、第八駆動カム及び主針作動機構を示す
部分平面図、第13図は同じく主針作動機構を示
すキヤリジの部分底面図、第14図は第四、第
五、第七駆動カム、副針作動機構及び糸口、ラツ
チ係合板作動機構を示す部分平面図、第15図は
第六、第九駆動カム、副針作動機構及び糸口、ラ
ツチ係合板作動機構を示す部分平面図、第16図
a〜cは副針作動機構の作動状態を示す部分正面
図、第17図a,bは副針の作動状態を示す部分
平面図、第18図a1,a2,b1,b2は糸口
及びラツチ係合板の作動状態を示す部分正面図、
第19図は第十、第十一駆動カム、キヤリジ送り
機構及びキヤリジ位置決め機構を示す部分平面
図、第20図a,bはキヤリジ送り機構の作動状
態を示す部分平面図、第21図a,bはキヤリジ
送り機構と電磁石との連係を示す部分正面図、第
22図は第一〜第十一駆動カムのカム線図、第2
3図a,bは第十駆動カム及び切替え機構の作動
状態を示す部分平面図、第24図a〜cは切替え
機構、糸口・ラツチ係合板作動機構及び電磁石の
作動状態を示す部分正断面図、第25図a〜cは
切替え機構、副針作動機構及び電磁装置の作動状
態を示す部分正面図、第26図は各電磁石の選択
的励磁状態を示す説明図、第27〜33図は表目
編、巻目編、タツク編、裏目編、伏せ止め編、す
べり目編、キヤリジ空移動の遂行時における各カ
ム接触ピンの各駆動カムに対する係合状態を示す
説明図、第34図1〜17,1a,2a,9aは
表目編遂行時における手編機の作動説明図、第3
5図1〜17,1a,2a,9aはタツク編遂行
時における手編機の作動説明図、第36図1〜1
7,1a,2a,9aはすべり目編遂行時におけ
る手編機の作動説明図、第37図1〜17,1
a,2a,4a,9aは巻目編遂行時における手
編機の作動説明図、第38図1〜17,1a,2
a,9a,10a,17aは裏目編遂行時におけ
る手編機の作動説明図、第39図1〜17,1
a,2a,9a,10a,17aは端針における
伏せ止め編遂行時の手編機の作動説明図、第40
図1a,2a,9a,10a,17aは端針に続
く主針における伏せ止め編遂行時の手編機の作動
説明図、第41図1〜17,1a,2a,9a,
10a,17a及び第42図1〜17,1a,2
a,9a,10a,17aはレース編遂行時にお
ける手編機の作動説明図、第43図はブロツク
図、第44図はフローチヤートである。 針床…1、主針…4、キヤリジ…8、主針作動
腕…42、把持体…46、副針…63、針支持枠
…59、駆動カム体…122、支軸…123、第
一駆動カム…132、第二駆動カム…133、第
三駆動カム…134、第四駆動カム…143、第
五駆動カム…144、主針作動レバー…137、
タツク作動レバー…140及び副針作動レバー…
147、カム接触部としてのカム接触ピン…13
7a,140a,147a、連結リンク…13
8,141,149(前記42,46,137,
138,140,141により第一針作動体14
2が構成され、前記59,147,149により
第二針作動体150が構成されている)、切替え
部材…181、電磁石…S4〜S6、制御部材と
してのアーマチヤ…A4〜A6。
態を示す斜視図、第2図は手編機の針床の折り畳
み状態を示す斜視図、第3図は手編機の使用状態
を示す要部断面図、第4図aは手編機の格納時に
おけるカバー体の部分断面図、第4図bは第4図
aのA―A線における断面図、第5図はボビンの
支持台を示す平面図、第6図は針床の一部拡大斜
視図、第7図はキヤリジの平面図、第8図はキヤ
リジの底面図、第9図はキヤリジの正面図、第1
0図はキヤリジの側断面図、第11図はキヤリジ
と針床との連係を示す部分断面図、第12図は第
一〜第三、第八駆動カム及び主針作動機構を示す
部分平面図、第13図は同じく主針作動機構を示
すキヤリジの部分底面図、第14図は第四、第
五、第七駆動カム、副針作動機構及び糸口、ラツ
チ係合板作動機構を示す部分平面図、第15図は
第六、第九駆動カム、副針作動機構及び糸口、ラ
ツチ係合板作動機構を示す部分平面図、第16図
a〜cは副針作動機構の作動状態を示す部分正面
図、第17図a,bは副針の作動状態を示す部分
平面図、第18図a1,a2,b1,b2は糸口
及びラツチ係合板の作動状態を示す部分正面図、
第19図は第十、第十一駆動カム、キヤリジ送り
機構及びキヤリジ位置決め機構を示す部分平面
図、第20図a,bはキヤリジ送り機構の作動状
態を示す部分平面図、第21図a,bはキヤリジ
送り機構と電磁石との連係を示す部分正面図、第
22図は第一〜第十一駆動カムのカム線図、第2
3図a,bは第十駆動カム及び切替え機構の作動
状態を示す部分平面図、第24図a〜cは切替え
機構、糸口・ラツチ係合板作動機構及び電磁石の
作動状態を示す部分正断面図、第25図a〜cは
切替え機構、副針作動機構及び電磁装置の作動状
態を示す部分正面図、第26図は各電磁石の選択
的励磁状態を示す説明図、第27〜33図は表目
編、巻目編、タツク編、裏目編、伏せ止め編、す
べり目編、キヤリジ空移動の遂行時における各カ
ム接触ピンの各駆動カムに対する係合状態を示す
説明図、第34図1〜17,1a,2a,9aは
表目編遂行時における手編機の作動説明図、第3
5図1〜17,1a,2a,9aはタツク編遂行
時における手編機の作動説明図、第36図1〜1
7,1a,2a,9aはすべり目編遂行時におけ
る手編機の作動説明図、第37図1〜17,1
a,2a,4a,9aは巻目編遂行時における手
編機の作動説明図、第38図1〜17,1a,2
a,9a,10a,17aは裏目編遂行時におけ
る手編機の作動説明図、第39図1〜17,1
a,2a,9a,10a,17aは端針における
伏せ止め編遂行時の手編機の作動説明図、第40
図1a,2a,9a,10a,17aは端針に続
く主針における伏せ止め編遂行時の手編機の作動
説明図、第41図1〜17,1a,2a,9a,
10a,17a及び第42図1〜17,1a,2
a,9a,10a,17aはレース編遂行時にお
ける手編機の作動説明図、第43図はブロツク
図、第44図はフローチヤートである。 針床…1、主針…4、キヤリジ…8、主針作動
腕…42、把持体…46、副針…63、針支持枠
…59、駆動カム体…122、支軸…123、第
一駆動カム…132、第二駆動カム…133、第
三駆動カム…134、第四駆動カム…143、第
五駆動カム…144、主針作動レバー…137、
タツク作動レバー…140及び副針作動レバー…
147、カム接触部としてのカム接触ピン…13
7a,140a,147a、連結リンク…13
8,141,149(前記42,46,137,
138,140,141により第一針作動体14
2が構成され、前記59,147,149により
第二針作動体150が構成されている)、切替え
部材…181、電磁石…S4〜S6、制御部材と
してのアーマチヤ…A4〜A6。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 針床1上にその長手方向に摺動可能に装架さ
れたキヤリジ8に、前記針床1上もしくはキヤリ
ジ8上に装置された1本の編針4,63に作用し
てその1本の編針4,63に所定の編成動作を与
えるべく運動する針作動体142等と、前記キヤ
リジ8の所定量の摺動毎に1個の軸123の周り
にて一定量回動する駆動カム体122とを設け、 その駆動カム体122には、編成に応じて前記
針作動体142等のカム接触部137a,140
a等に駆動動作を与えるための駆動カム132,
133等を前記軸123を中心として円弧状に設
けた手編機において、 前記針作動体142等のカム接触部137a,
140a等を、前記駆動カム132,133等に
対して異なる複数の位置に移動可能に装置し、 そのカム接触部137a,140a等に対応さ
せて前記キヤリジ8上には、電気信号に従つて励
磁する電磁石S4〜S6等を設け、 その電磁石S4〜S6等と前記カム接触部13
7a,140a等との間に、そのカム接触部13
7a,140a等に係合する係合位置及び係合し
ない非係合位置の間に移動可能であつて、そのい
ずれかの位置に前記電磁石S4〜S6等の励磁に
よつて保持され、かつ前記係合位置に配置される
ことによつて前記カム接触部137a,140a
等を前記複数の位置のいずれかに配置させる制御
部材A4〜A6等を設け、 その制御部材A4〜A6等とカム接触部137
a,140a等との間には、一定範囲内で往復移
動可能とされ、かつその移動の一位置で前記カム
接触部137a,140a等及び制御部材A4〜
A6等に作用してそれらを所定の位置に配置させ
るとともに、他の位置で前記カム接触部137
a,140a等及び制御部材A4〜A6等を釈放
させる切替え部材181を設けたことを特徴とす
る手編機。 2 前記駆動カム体122を、前記キヤリジ8の
編針1ピツチ分の摺動毎に一回転するように構成
し、その駆動カム体122の駆動カム132,1
33等を360度にわたつて連通した溝で形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
手編機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21066981A JPS58120847A (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | 手編機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21066981A JPS58120847A (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | 手編機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58120847A JPS58120847A (ja) | 1983-07-18 |
| JPS6346183B2 true JPS6346183B2 (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=16593144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21066981A Granted JPS58120847A (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | 手編機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58120847A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6037095U (ja) * | 1983-08-20 | 1985-03-14 | ブラザー工業株式会社 | 手編機用キャリジの歩進送り装置 |
| JPH0183082U (ja) * | 1987-11-25 | 1989-06-02 | ||
| JPH0721585Y2 (ja) * | 1988-06-30 | 1995-05-17 | シルバー精工株式会社 | 回転式手編機 |
-
1981
- 1981-12-30 JP JP21066981A patent/JPS58120847A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58120847A (ja) | 1983-07-18 |
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