JPH0376583B2 - - Google Patents
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- JPH0376583B2 JPH0376583B2 JP57018740A JP1874082A JPH0376583B2 JP H0376583 B2 JPH0376583 B2 JP H0376583B2 JP 57018740 A JP57018740 A JP 57018740A JP 1874082 A JP1874082 A JP 1874082A JP H0376583 B2 JPH0376583 B2 JP H0376583B2
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- G11C11/404—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells with charge regeneration common to a multiplicity of memory cells, i.e. external refresh with one charge-transfer gate, e.g. MOS transistor, per cell
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/37—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate
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- Non-Volatile Memory (AREA)
Description
本発明は、半導体集積回路メモリに係わり、特
に平面面積を増大することなく大容量を実現し、
大規模化に好適な半導体集積回路メモリに関す
る。 半導体集積回路メモリの1つとして、MOSダ
イナミツクメモリは、1970年代初頭に1Kbのダイ
ナミツクランダムアクセスメモリ(以下dRAM
と略す)が発売されてから、3年に4倍の大規模
化が達成されてきた。しかるに、このメモリチツ
プを入れるパツケージは、主に16ピンDIP(デユ
アルインパツケージ)が用いられてきており、チ
ツプを入れるキヤビテイサイズも制限されている
ことから、メモリチツプも4倍の大規模化に伴な
つてもたかだか1.4倍にしか増大していない。従
つて、1記憶容量たる1ビツト分のメモリセル面
積も大規模化に伴なつて、大きく減少しており、
4倍の大規模化に伴なつて約1/3に微小化してい
る。キヤパシタの容量Cは、C=εA/t(ここで
ε:絶縁膜の誘電率、A:キヤパシタ面積、t:
絶縁膜厚)で表わされるので、面積Aが1/3にな
ればεとtが同じである限りCも又1/3になる。
記憶容量としての信号量Sは電荷量Qに比例して
おり、このQはCと電圧Vとの積であることか
ら、Aが小さくなれば比例してQも小さくなり、
信号Sはそれに伴なつて小さくなる。 雑音をNとすれば、S/N比はSの減小に伴な
つて小さくなり、回路動作上大きな問題となる。
従つて、通常はAの減少分をtの減少分で補なつ
てきており、4Kb、16Kb、64Kbと大規模化され
るに伴ない、典型的なSiO2膜厚として100nm、
75nm、50nmと薄くなつてきた。 さらに最近、パツケージ等に含まれる重金属
(U、Th等)から放射されるα粒子によつてSi基
板内に約200fCの電荷が発生して、これが雑音と
なることが確認され、信号量としてのQも、ほぼ
200fC以下にすることが動作上困難となつてき
た。 従つて、絶縁膜をさらに加速して薄くすること
が実行されており、今度は、絶縁膜の絶縁破壊が
問題となつてきた。SiO2の絶縁耐圧電界は最大
107V/cmであり、従つて10nmのSiO2は10V印加
によつてほとんど永久破壊を起すか劣化する。ま
た長期信頼性を考慮すると、最大破壊電圧よりな
るべく小さな電圧で用いることが肝要となる。 本発明はこれらのメモリセルの微小化に伴なう
α粒子による擾乱、S/N比の悪化、絶縁耐圧の
問題の深刻化に対処するため、メモリセルを微小
化してもなお絶縁膜厚を減少することなく、キヤ
パシタ面積Aを保つかあるいは増大する方法を提
供するものである。 すなはち、本発明は、半導体基板と、該半導体
基板上に設けられた複数のワード線と、該ワード
線と交叉して設けられた複数のビツト線と、該ワ
ード線とビツト線との交点に設けられた複数のメ
モリセルと、上記ビツト線に読みだされた情報を
増幅する回路とを有する大規模半導体メモリにお
いて、 上記メモリセルは情報を蓄積するための容量
と、該容量への情報の読み書きを制御するスイツ
チトランジスタとを有し、 上記容量は第1の側壁と、第2の側壁と、容量
絶縁膜と、プレート電極とを有し、上記第1の側
壁と第2の側壁とは上記半導体基板に対して実質
的に垂直に設けられ、上記第1の側壁は上記第2
の側壁を囲むように設けられ、かつ、上記第1の
側壁と第2の側壁とは上記容量絶縁膜を介して上
記プレート電極と対向することにより容量を形成
し、 上記スイツチトランジスタの第1の電極は上記
ワード線に電気的に接続され、上記スイツチトラ
ンジスタの第2の電極は上記ビツト線に電気的に
接続され、上記スイツチトランジスタの第3の電
極は上記容量に電気的に接続されていることを特
徴とする大規模半導体メモリであり、更に、上記
第1電極は多結晶Si、シリサイド、リフラクトリ
ー金属の中から選択された単層又は重ね膜からな
る大規模半導体メモリであり、更に、上記ビツト
線は、上記ワード線上に、絶縁膜を介して設けら
れてなる大規模半導体メモリであり、更に、上記
第1の側壁は上記半導体基板に設けられた溝の側
壁であり、上記第2の側壁は上記溝の中に設けら
れた柱状部の側壁である大規模半導体メモリであ
り、更に、上記容量は更に第3の側壁を有し、上
記第1の側壁は上記第3の側壁を囲むように設け
られ、上記第3の側壁は上記半導体基板に対して
実質的に垂直に設けられ、かつ、上記第3の側壁
は上記容量絶縁膜を介して上記プレート電極と対
向することにより容量を形成する大規模半導体メ
モリであり、更に、上記第3の側壁は上記溝の中
に設けられた柱状部の側壁である大規模半導体メ
モリである。 第1図は、絶縁ゲート電界効果トランジスタ
(以下MOSトランジスタ)を用いた1トランジス
タ型ダイナミツクメモリセルの構成図を示すもの
であり、電荷を貯えるキヤパシタ1とスイツチ用
MOSトランジスタ2で構成され、スイツチトラ
ンジスタのドレインはビツト線3に接続されてお
り、ゲートはワード線4に接続されている。 キヤパシタ1に貯えた信号電荷をスイツチトラ
ンジスタ2によつて読み出すことによつて動作が
行われる。実際のNビツトのメモリを構成するに
は、メモリアレーを構成するが、大別して以下に
述べる2つの方法がある。第2図には信号を差動
でとり出すセンスアツプ5に対し、両側にビツト
線31と32を配列するいわゆる“開放ビツト
線”構成を示す。これは一本のワード線41に対
して一方のビツト線31のみが電気的に交叉して
いるものであり、ビツト線31と32の信号の差
をセンスアンプ5で検出するものである。 第3図は他方の“折り返しビツトライン”構成
を示すものであり、センスアンプ5に接続されて
いる二本のビツト線31,32が、平行に配列さ
れており、一本のワード線41が二本のビツト線
31,32と交叉している。 後述する本発明の実施例は、主に折り返しビツ
トライの構成の場合を示すが、同様に開放ビツト
ライン構成にも適用可能である。 第2図、第3図に示すように、ビツト線32の
寄生容量6の値をCDとし、メモリセルのキヤパ
シタ12の値をCSとすれば、このメモリアレーの
主要な性能指標の一つがCS/CDとなる。このメ
モリアレーのS/N比はCS/CDと一対一対応し
ており、メモリセルのキヤパシタの値を大きくす
ると同時に、ビツトラインの寄生容量CDを小さ
くすることも同様にS/N比を向上することにな
る。 第4図に折り返しビツトライン方式のメモリセ
ルの平面の1例を示す。通常100nm以上の厚い
フイールド酸化膜に囲まれた活性領域7の一部が
キヤパシタを形成するため、プレート8で覆われ
ている。スイツチトランジスタを形成する部分
と、Si基板上のドレインへビツト線電極接続を行
うコンタクト孔9の部分はプレートが選択的に除
去されており(領域80)、この部分にワード線4
1,42が被着されて、スイツチトランジスタ2
を形成している。理解を助けるために、第5図に
は、第4図のAAで示した部分の断面図を示す。 以後説明の便のため、トランジスタはnチヤネ
ル型を用いた例を示す。pチヤネル型にするに
は、一般にSi基板と拡散層の導電型をnチヤネル
の場合と逆にすればよい。 p型10Ω−cm程度のSi基板10上に、通常は
100〜1000nm厚程度のフイールドSiO2膜11を、
Si3N4を耐酸化マスクとして用いるいわゆる
LOCOS法等で選択的に被着する。この後10〜
100nm圧のゲート酸化膜12を熱酸化法などに
よつてSi基板10上に被着する。この後リンや
ASを添加した多結晶Siに代表されるプレート8
を選択的に被着し、この多結晶Siのプレート8を
酸化し、第1層間酸化膜13を形成する。しかる
後に、多結晶SiやMoシリサイドやあるいはリフ
ラクトリー金属(MoやW)に代表されるワード
線4を被着し、リンやASなどをイオン打込みす
ると、プレート8とワード線4の被着されていな
い活性領域にn+の拡散層15が形成されてスイ
ツチ用MOSトランジスタ2のソースとドレイン
になる。この後リンを含んだいわゆるCVD法に
よるPSG14を500〜1000nm被着し、Al電極で代
表されるビツト線3の拡散層15部への接続を行
う処にコンタクト孔9を形成して、ビツト線3を
選択的に被着する。 このメモリセルにおいては、記憶容量となるキ
ヤパシタ1の領域16は第4図の斜線で示される
部分であり、メモリセル自体が小さくなければま
た領域16の部分も小さくなり、ゲート酸化膜1
2を薄くしない限り、前に説明した通りキヤパシ
タ容量CSが小さくなりメモリ動作上大きな問題と
なる。 本説明では、プレート8とワード線4(すなわ
ちスイツチトランジスタ2のゲート)下の絶縁膜
は同じSiO2膜12としたが、キヤパシタCSの値
を大きくすることを主目的とし、プレート8下の
絶縁膜はSiO2とSi3N4のどちらか一方あるいは両
方を用いて1層〜3層構造の絶縁膜が用いられる
こともある。 本発明は従来のこの構造の欠点を補ない、平面
面積を拡大することなくCSを増大することを目的
としている。 以下実施例を用いて詳細に説明する。まず第6
図に示すように、p型10Ω−cmのSi基板10上に
前述したLOCOS法によつて500〜1000nm厚のフ
イールドSiO2膜11を選択的に形成する。この
フイールドSiO2膜は第7図に示すようにSi基板
表面に全体的にSiO2膜を形成してから不必要な
部分をホツトエツチング法等で除去しても同様に
形成することができる。本発明の説明では
LOCOS法を用いることとする。 この後、第8図に示すように、FやClのガス例
えばCF4、SF6、CCl4等を主成分、あるいはこれ
らにHの入つたガスを主成分とした平行平板型プ
ラズマエツチングで、Si基板10の所定の部分に
エツチ溝17を形成する。このプラズマエツチン
グのマスクは、通常のホトレジストそのもので
は、ホトレジスト自体もエツチングされて消失す
る場合があるので、予め、第6図に示した構造に
Si基板10上にSiO2、Si3N4、CVDSiO2の順に膜
を被着し、まず最上層のCVDSiO2をホトレジス
トマスクにエツチングした後、その下層の
Si3N4、SiO2をエツチングし、これらをマスクと
してSi基板10をエツチングすればよい。この
Si3N4膜は、マスクとしてのCVDSiO2を最終的に
除去する際に、フイールドSiO2膜11がエツチ
ングされるのを防ぐものである。従つてこの目的
に合致するものなら、他の膜でよい。少なくと
も、これらのCVDSiO2/Si3N4/SiO2の三層膜は
マスク材でありいずれは除去されてSi基板上には
残存しない。従つてこの目的に添う場合には、マ
スク材を限定しない。あるいは、すでに微細なビ
ームを形成できるなら、マスク材がなくとも所望
のエツチング溝17を得ることもできる。 エツチング溝17の深さは、原理的にはほとん
ど制限がないが、溝の幅をWMとすれば、深さDM
は0.5WM〜5WM程度が現実的である。 この後、キヤパシタの絶縁膜を形成する。この
絶縁膜は、電気的に耐圧が高く、安定なものであ
れば、原理的にはその材料を選ばないが、従来か
ら用いられているものは、熱酸化SiO2、熱窒化
Si3N4、CVDSi3N4、CVDや反応性スパツタによ
るTa2O5、Nb2O5、GrO2等がある。これらの膜
を単層あるいは多層としてキヤパシタ絶縁膜とす
ることができる。本実施例では、SiO2とSi3N4の
重ね膜を用いた場合を説明する。 ドライエツチング(プラズマエツチングやスパ
ツタエツチング等)でSi基板10に形成した溝
は、溶液エツチングの場合と異なつて多かれ少な
かれSi基板10に電気的、結晶的な損傷や汚染を
与えている。従つてドライエツチングした後、10
〜500nm程度、上記の損傷、汚染が実効的に問
題とならない程度まで溶液エツチングすればよ
い。溶液としては、NH4OH+H2O2系やHF+
HNO3系の水溶液がこの目的によく合致してい
る。 第9図に示すように、この溶液エツチングでSi
基板10とその溝17の表面を除去したのち、キ
ヤパシタSiO2膜18を5〜20nmよく知られた
900〜1200℃、酸化雰囲気での熱酸化によつて形
成する。この後650〜850℃においてCVD法によ
つてキヤパシタSi3N4膜19を5〜20nm厚に被
着する。これらの膜厚は所望の単位面積当り容量
と耐圧を勘案して設定するので、上記膜厚範囲を
逸脱する場合もある。このCVDSi3N419は、一般
にその内部応力が1×1010dyu/cm2に達し、強大
なるが故に、Si基板10に直接被着すると、欠陥
が生じて特性を損ねる。従つて、一般にはSi3N4
下にSiO2を敷くことが行なわれる。Si基板10
を直接窒化してSi3N4膜を形成する場合はこの限
りでなく、緻密で電気的耐圧の高い膜を得ること
ができるが、10nmより厚い膜を得るには、1時
間を越える反応時間を必要とする。また膜厚増加
率も10nmを越えると急速に低下することから、
厚い膜を得るには適当ではない。またこれらの
Si3N4膜19はその表面を2〜5nm酸化して耐圧
を向上することができる。 この後第10図に示すように、多結晶Siで代表
されるプレート8を全面に被着する。CVD法で
被着した多結晶Siはよく溝17の内側までまわり
こんで堆積するので、溝17の側壁部の多結晶Si
も上面とほゞ同じ膜厚となる。その後この多結晶
SiにPOCl3ガス等を用いてリンを熱拡散する。エ
ツチ溝17の幅がWMであるから、多結晶Si8の厚
さをTS1とすると、WM>2TS1の場合には、第1
0図に示すような溝(溝幅2TS2)が残存する。
この溝はその上面に被着される絶縁膜や、ワード
線4の加工や被着状態に悪影響を及ぼすので、埋
めた方がよい。本発明では、第10図に示すよう
に、同じ多結晶Siを厚さTS2で全面に被着して、
その後全面をよく知られたCF4やSF6ガスを用い
るプラズマエツチングでTS2厚分だけ除去する
と、第10図に示すように多結晶Si82が丁度溝に
埋め込まれた形で残存し、上面が平坦となる。1
回の多結晶Si8の堆積のみで溝が埋まる場合には、
2回目の堆積は必要がないが、プレート8は配線
部としても用いるので、適当な厚さとしては100
〜500nm程度である。これまで埋まらない場合
は上記の説明のように多結晶Siの2度堆積法を用
いる。 多結晶Si8の上にそのまま2度目の多結晶Siを
被着して全面をエツチングすると、両者の境目が
融合しているので、エツチングの終点が定力でな
くなる。そこで第1層の多結晶Si8の表面を5〜
30nm熱酸化して両者の間にSiO2層をはさむ。こ
うすると、2層目の多結晶Siが全面にエツチされ
た状態で1層目の多結晶Si8上のSiO2膜が露出さ
れ、一般に多結晶Siのプラズマエツチングは
SiO2のエツチング速度より多結晶Siが10倍以上
大きいので、多少オーバエツチングを行つても第
1層の多結晶Si8はSiO2に保護されており、エツ
チングされることはない。 その後、ホトエツチング法によつて、プレート
8を形成し第11図に示すように、これを酸化し
て100〜400nm厚の第1層間酸化膜13を得る。
この時Si3N4膜19はほとんど酸化されない。こ
の後第1層間酸化膜13をマスクとしてSi3N4膜
19とSiO2膜18をエツチングで除去し、800〜
1150℃の乾燥酸素に1〜5%のHClを含んだ酸化
によつて10〜50nm厚のゲート酸化膜12を得
る。その後、第12図に示すように所定の部分
に、多結晶Si、シリサイド(Mo2Si、Ta2O5)等
の単層あるいはこれらの重ね膜、さらにはWや
Mo等のリフラクトリー金属などのゲート(ワー
ド線4)を選択的に被着する。 その後第13図に示すように、ASやリンを60
〜120KeVに加速してイオン打込みすると、プレ
ート8とゲート4の被着されていない部分にn+
のソース・ドレイン層15が形成される。さらに
リンを4〜10モル%含んだCVDSiO2膜で代表さ
れる第2層間絶縁膜14を300〜1000nm厚に被
着し、900〜1000℃で熱処理して緻密化する。そ
の後、基板のn+層15や、ゲート4、プレート
8に達する電極接続孔9を形成し、Alで代表さ
れる電極30を選択的に被着する(図ではビツト
線3のみ示した)。これによつて、エツチ溝17
の側壁をキヤパシタの一部としたトランジスタ型
ダイナミツクメモリセルが構成できる。 第14図にこのメモリセルの平面図を示す。エ
ツチ溝17の底面が上面と同じとすれば、上面か
ら見たキヤパシタ領域は、変化がないので、エツ
チ溝17の周辺長をLM、深さをDMとすれば、エ
ツチ溝を追加したことにより、キヤパシタ面積は
LM×DM分だけ増加する。キヤパシタ領域16の
平面面積を3μm角とし、これに1μm角で深さ2μ
mの溝17を形成したとすれば、平面面積は9μ
m2となり、エツチ溝の側壁部は1×4×2=8μ
m2となる。すなわち、1μmで深さ2μmのエツチ
溝17を追加することにより、キヤパシタ面積は
9μm2から17μm2(=9+8)に約倍増する。これ
によつて、センスアンプ5に入力する信号のS/
N比は約倍増し、メモリの安定動作の点で極めて
顕著な効果がある。 第14図の説明では、溝17を正方形とした
が、これを複数個とする本発明の他の実施例を第
15図と第16図で示す。第15図はキヤパシタ
領域16のヘリから一定の距離ΔLに溝17のヘ
リがあるとし、一つの溝17で構成した場合を示
す。キヤパシタの面積をL×Lとすれば、エツチ
溝17の周辺長LMは4(L−2ΔL)となる。 第16図は本発明の他の実施例を示すもので、
図示のように、4つの正方形の溝を形成した。エ
ツチ溝17の間の距離をSMとすれば、4つのエ
ツチ溝の周辺長は8(L−2ΔL−SM)となる。こ
れらの大小関係を直観的に理解するために、L=
5μmΔL=SM=1μmとすれば第15図の溝が1つ
の場合の溝の周辺長A1はA1=12μm、第16図の
4つの場合の周辺長A4はA4=16μmとなる。 従つて、一般に1つの溝より複数個の溝が有利
であり、リソグラフイで加工できうる最小寸法を
Lminとすれば、エツチ溝の幅LM、その間隙SMを
LM=SM=Lminとするのが最も有利である。LMと
SMのどちらか一方が他方より大きいとしたら、
どちらか一方の小さい方をLmimとすればよい。 第17図に本発明の他の実施例を示す。本実施
例の要点は、LMを一定として、第15図に示し
た場合にへこみを導入した点であり、内部に入り
込んだ側壁分だけさらに面積が増加する。 第18図は本発明の他の実施例を示す。本発明
は幅LMの溝17で囲まれた平面キヤパシタ部1
62がある場合であり、これによつても、中に形
成された柱状部の側壁が第15図の場合に新たに
加わりキヤパシタ面積を増加させることができ
る。 すなはち、このように構成することにより上記
キヤパシタ部は、容量としては、第1の側壁と、
第2の側壁と、容量絶縁膜と、プレート電極とを
有し、上記第1の側壁と、第2側壁とは上記半導
体基板に対して実質的に垂直に設けられ、上記第
1の側壁は上記第2の側壁を囲むように設けら
れ、かつ、上記第1の側壁と第2側壁とは上記容
量絶縁膜を介して上記プレート電極と対向するこ
とにより容量を形成することとなり、容量値を極
めて大きくすることが可能になる。 第17図、第18図の実施例の共通点はエツチ
溝17の内壁に添つて内壁の折れ曲る角度が180
度を越える部分(第17図、第18図でθLで示し
た部分)が存在することである。リソグラフイに
よつて加工されたこれらのパターンの端は、絶対
的な直線で形成されていることはほとんどなく、
半径rの曲率をもつことが一般的であるが、この
場合でも、180度を越える角度があることで規定
できる。いいかえれば、溝17の内壁に凸の部分
があることで規定できる。 第19図は本発明の他の実施例を示すものであ
り、柱状部が複数個163,164とある場合で
あり、これも又同一面積にて大きなキヤパシタ面
積をうることができる。 以上、本発明の実施例をメモリセル一単位を用
いて示したが、実際のメモリは、このセルが複数
個でアレーを形成しており、相互のセルの間の干
渉が問題となる。 第20図〜第22図にこの説明図を示す。第2
0図に示すように、4つの溝171〜174が交
互に配設する。この場合に、互いの干渉は大別し
て溝と溝の間(AA断面)、溝と拡散層の間(BB
断面)がある。 第21図は溝171と溝172間の干渉を説明
する図であり、溝171と172はフイールド酸
化膜11をはさんで互いに向き合つており、それ
ぞれのまわりには、空乏層201と202が形成
されている。物理の本質を損わない限り簡略化し
た空乏層近似法によると、ゲート絶縁膜12とSi
基板10の界面のキヤリヤ21がない場合には、
空乏層の厚さは
に平面面積を増大することなく大容量を実現し、
大規模化に好適な半導体集積回路メモリに関す
る。 半導体集積回路メモリの1つとして、MOSダ
イナミツクメモリは、1970年代初頭に1Kbのダイ
ナミツクランダムアクセスメモリ(以下dRAM
と略す)が発売されてから、3年に4倍の大規模
化が達成されてきた。しかるに、このメモリチツ
プを入れるパツケージは、主に16ピンDIP(デユ
アルインパツケージ)が用いられてきており、チ
ツプを入れるキヤビテイサイズも制限されている
ことから、メモリチツプも4倍の大規模化に伴な
つてもたかだか1.4倍にしか増大していない。従
つて、1記憶容量たる1ビツト分のメモリセル面
積も大規模化に伴なつて、大きく減少しており、
4倍の大規模化に伴なつて約1/3に微小化してい
る。キヤパシタの容量Cは、C=εA/t(ここで
ε:絶縁膜の誘電率、A:キヤパシタ面積、t:
絶縁膜厚)で表わされるので、面積Aが1/3にな
ればεとtが同じである限りCも又1/3になる。
記憶容量としての信号量Sは電荷量Qに比例して
おり、このQはCと電圧Vとの積であることか
ら、Aが小さくなれば比例してQも小さくなり、
信号Sはそれに伴なつて小さくなる。 雑音をNとすれば、S/N比はSの減小に伴な
つて小さくなり、回路動作上大きな問題となる。
従つて、通常はAの減少分をtの減少分で補なつ
てきており、4Kb、16Kb、64Kbと大規模化され
るに伴ない、典型的なSiO2膜厚として100nm、
75nm、50nmと薄くなつてきた。 さらに最近、パツケージ等に含まれる重金属
(U、Th等)から放射されるα粒子によつてSi基
板内に約200fCの電荷が発生して、これが雑音と
なることが確認され、信号量としてのQも、ほぼ
200fC以下にすることが動作上困難となつてき
た。 従つて、絶縁膜をさらに加速して薄くすること
が実行されており、今度は、絶縁膜の絶縁破壊が
問題となつてきた。SiO2の絶縁耐圧電界は最大
107V/cmであり、従つて10nmのSiO2は10V印加
によつてほとんど永久破壊を起すか劣化する。ま
た長期信頼性を考慮すると、最大破壊電圧よりな
るべく小さな電圧で用いることが肝要となる。 本発明はこれらのメモリセルの微小化に伴なう
α粒子による擾乱、S/N比の悪化、絶縁耐圧の
問題の深刻化に対処するため、メモリセルを微小
化してもなお絶縁膜厚を減少することなく、キヤ
パシタ面積Aを保つかあるいは増大する方法を提
供するものである。 すなはち、本発明は、半導体基板と、該半導体
基板上に設けられた複数のワード線と、該ワード
線と交叉して設けられた複数のビツト線と、該ワ
ード線とビツト線との交点に設けられた複数のメ
モリセルと、上記ビツト線に読みだされた情報を
増幅する回路とを有する大規模半導体メモリにお
いて、 上記メモリセルは情報を蓄積するための容量
と、該容量への情報の読み書きを制御するスイツ
チトランジスタとを有し、 上記容量は第1の側壁と、第2の側壁と、容量
絶縁膜と、プレート電極とを有し、上記第1の側
壁と第2の側壁とは上記半導体基板に対して実質
的に垂直に設けられ、上記第1の側壁は上記第2
の側壁を囲むように設けられ、かつ、上記第1の
側壁と第2の側壁とは上記容量絶縁膜を介して上
記プレート電極と対向することにより容量を形成
し、 上記スイツチトランジスタの第1の電極は上記
ワード線に電気的に接続され、上記スイツチトラ
ンジスタの第2の電極は上記ビツト線に電気的に
接続され、上記スイツチトランジスタの第3の電
極は上記容量に電気的に接続されていることを特
徴とする大規模半導体メモリであり、更に、上記
第1電極は多結晶Si、シリサイド、リフラクトリ
ー金属の中から選択された単層又は重ね膜からな
る大規模半導体メモリであり、更に、上記ビツト
線は、上記ワード線上に、絶縁膜を介して設けら
れてなる大規模半導体メモリであり、更に、上記
第1の側壁は上記半導体基板に設けられた溝の側
壁であり、上記第2の側壁は上記溝の中に設けら
れた柱状部の側壁である大規模半導体メモリであ
り、更に、上記容量は更に第3の側壁を有し、上
記第1の側壁は上記第3の側壁を囲むように設け
られ、上記第3の側壁は上記半導体基板に対して
実質的に垂直に設けられ、かつ、上記第3の側壁
は上記容量絶縁膜を介して上記プレート電極と対
向することにより容量を形成する大規模半導体メ
モリであり、更に、上記第3の側壁は上記溝の中
に設けられた柱状部の側壁である大規模半導体メ
モリである。 第1図は、絶縁ゲート電界効果トランジスタ
(以下MOSトランジスタ)を用いた1トランジス
タ型ダイナミツクメモリセルの構成図を示すもの
であり、電荷を貯えるキヤパシタ1とスイツチ用
MOSトランジスタ2で構成され、スイツチトラ
ンジスタのドレインはビツト線3に接続されてお
り、ゲートはワード線4に接続されている。 キヤパシタ1に貯えた信号電荷をスイツチトラ
ンジスタ2によつて読み出すことによつて動作が
行われる。実際のNビツトのメモリを構成するに
は、メモリアレーを構成するが、大別して以下に
述べる2つの方法がある。第2図には信号を差動
でとり出すセンスアツプ5に対し、両側にビツト
線31と32を配列するいわゆる“開放ビツト
線”構成を示す。これは一本のワード線41に対
して一方のビツト線31のみが電気的に交叉して
いるものであり、ビツト線31と32の信号の差
をセンスアンプ5で検出するものである。 第3図は他方の“折り返しビツトライン”構成
を示すものであり、センスアンプ5に接続されて
いる二本のビツト線31,32が、平行に配列さ
れており、一本のワード線41が二本のビツト線
31,32と交叉している。 後述する本発明の実施例は、主に折り返しビツ
トライの構成の場合を示すが、同様に開放ビツト
ライン構成にも適用可能である。 第2図、第3図に示すように、ビツト線32の
寄生容量6の値をCDとし、メモリセルのキヤパ
シタ12の値をCSとすれば、このメモリアレーの
主要な性能指標の一つがCS/CDとなる。このメ
モリアレーのS/N比はCS/CDと一対一対応し
ており、メモリセルのキヤパシタの値を大きくす
ると同時に、ビツトラインの寄生容量CDを小さ
くすることも同様にS/N比を向上することにな
る。 第4図に折り返しビツトライン方式のメモリセ
ルの平面の1例を示す。通常100nm以上の厚い
フイールド酸化膜に囲まれた活性領域7の一部が
キヤパシタを形成するため、プレート8で覆われ
ている。スイツチトランジスタを形成する部分
と、Si基板上のドレインへビツト線電極接続を行
うコンタクト孔9の部分はプレートが選択的に除
去されており(領域80)、この部分にワード線4
1,42が被着されて、スイツチトランジスタ2
を形成している。理解を助けるために、第5図に
は、第4図のAAで示した部分の断面図を示す。 以後説明の便のため、トランジスタはnチヤネ
ル型を用いた例を示す。pチヤネル型にするに
は、一般にSi基板と拡散層の導電型をnチヤネル
の場合と逆にすればよい。 p型10Ω−cm程度のSi基板10上に、通常は
100〜1000nm厚程度のフイールドSiO2膜11を、
Si3N4を耐酸化マスクとして用いるいわゆる
LOCOS法等で選択的に被着する。この後10〜
100nm圧のゲート酸化膜12を熱酸化法などに
よつてSi基板10上に被着する。この後リンや
ASを添加した多結晶Siに代表されるプレート8
を選択的に被着し、この多結晶Siのプレート8を
酸化し、第1層間酸化膜13を形成する。しかる
後に、多結晶SiやMoシリサイドやあるいはリフ
ラクトリー金属(MoやW)に代表されるワード
線4を被着し、リンやASなどをイオン打込みす
ると、プレート8とワード線4の被着されていな
い活性領域にn+の拡散層15が形成されてスイ
ツチ用MOSトランジスタ2のソースとドレイン
になる。この後リンを含んだいわゆるCVD法に
よるPSG14を500〜1000nm被着し、Al電極で代
表されるビツト線3の拡散層15部への接続を行
う処にコンタクト孔9を形成して、ビツト線3を
選択的に被着する。 このメモリセルにおいては、記憶容量となるキ
ヤパシタ1の領域16は第4図の斜線で示される
部分であり、メモリセル自体が小さくなければま
た領域16の部分も小さくなり、ゲート酸化膜1
2を薄くしない限り、前に説明した通りキヤパシ
タ容量CSが小さくなりメモリ動作上大きな問題と
なる。 本説明では、プレート8とワード線4(すなわ
ちスイツチトランジスタ2のゲート)下の絶縁膜
は同じSiO2膜12としたが、キヤパシタCSの値
を大きくすることを主目的とし、プレート8下の
絶縁膜はSiO2とSi3N4のどちらか一方あるいは両
方を用いて1層〜3層構造の絶縁膜が用いられる
こともある。 本発明は従来のこの構造の欠点を補ない、平面
面積を拡大することなくCSを増大することを目的
としている。 以下実施例を用いて詳細に説明する。まず第6
図に示すように、p型10Ω−cmのSi基板10上に
前述したLOCOS法によつて500〜1000nm厚のフ
イールドSiO2膜11を選択的に形成する。この
フイールドSiO2膜は第7図に示すようにSi基板
表面に全体的にSiO2膜を形成してから不必要な
部分をホツトエツチング法等で除去しても同様に
形成することができる。本発明の説明では
LOCOS法を用いることとする。 この後、第8図に示すように、FやClのガス例
えばCF4、SF6、CCl4等を主成分、あるいはこれ
らにHの入つたガスを主成分とした平行平板型プ
ラズマエツチングで、Si基板10の所定の部分に
エツチ溝17を形成する。このプラズマエツチン
グのマスクは、通常のホトレジストそのもので
は、ホトレジスト自体もエツチングされて消失す
る場合があるので、予め、第6図に示した構造に
Si基板10上にSiO2、Si3N4、CVDSiO2の順に膜
を被着し、まず最上層のCVDSiO2をホトレジス
トマスクにエツチングした後、その下層の
Si3N4、SiO2をエツチングし、これらをマスクと
してSi基板10をエツチングすればよい。この
Si3N4膜は、マスクとしてのCVDSiO2を最終的に
除去する際に、フイールドSiO2膜11がエツチ
ングされるのを防ぐものである。従つてこの目的
に合致するものなら、他の膜でよい。少なくと
も、これらのCVDSiO2/Si3N4/SiO2の三層膜は
マスク材でありいずれは除去されてSi基板上には
残存しない。従つてこの目的に添う場合には、マ
スク材を限定しない。あるいは、すでに微細なビ
ームを形成できるなら、マスク材がなくとも所望
のエツチング溝17を得ることもできる。 エツチング溝17の深さは、原理的にはほとん
ど制限がないが、溝の幅をWMとすれば、深さDM
は0.5WM〜5WM程度が現実的である。 この後、キヤパシタの絶縁膜を形成する。この
絶縁膜は、電気的に耐圧が高く、安定なものであ
れば、原理的にはその材料を選ばないが、従来か
ら用いられているものは、熱酸化SiO2、熱窒化
Si3N4、CVDSi3N4、CVDや反応性スパツタによ
るTa2O5、Nb2O5、GrO2等がある。これらの膜
を単層あるいは多層としてキヤパシタ絶縁膜とす
ることができる。本実施例では、SiO2とSi3N4の
重ね膜を用いた場合を説明する。 ドライエツチング(プラズマエツチングやスパ
ツタエツチング等)でSi基板10に形成した溝
は、溶液エツチングの場合と異なつて多かれ少な
かれSi基板10に電気的、結晶的な損傷や汚染を
与えている。従つてドライエツチングした後、10
〜500nm程度、上記の損傷、汚染が実効的に問
題とならない程度まで溶液エツチングすればよ
い。溶液としては、NH4OH+H2O2系やHF+
HNO3系の水溶液がこの目的によく合致してい
る。 第9図に示すように、この溶液エツチングでSi
基板10とその溝17の表面を除去したのち、キ
ヤパシタSiO2膜18を5〜20nmよく知られた
900〜1200℃、酸化雰囲気での熱酸化によつて形
成する。この後650〜850℃においてCVD法によ
つてキヤパシタSi3N4膜19を5〜20nm厚に被
着する。これらの膜厚は所望の単位面積当り容量
と耐圧を勘案して設定するので、上記膜厚範囲を
逸脱する場合もある。このCVDSi3N419は、一般
にその内部応力が1×1010dyu/cm2に達し、強大
なるが故に、Si基板10に直接被着すると、欠陥
が生じて特性を損ねる。従つて、一般にはSi3N4
下にSiO2を敷くことが行なわれる。Si基板10
を直接窒化してSi3N4膜を形成する場合はこの限
りでなく、緻密で電気的耐圧の高い膜を得ること
ができるが、10nmより厚い膜を得るには、1時
間を越える反応時間を必要とする。また膜厚増加
率も10nmを越えると急速に低下することから、
厚い膜を得るには適当ではない。またこれらの
Si3N4膜19はその表面を2〜5nm酸化して耐圧
を向上することができる。 この後第10図に示すように、多結晶Siで代表
されるプレート8を全面に被着する。CVD法で
被着した多結晶Siはよく溝17の内側までまわり
こんで堆積するので、溝17の側壁部の多結晶Si
も上面とほゞ同じ膜厚となる。その後この多結晶
SiにPOCl3ガス等を用いてリンを熱拡散する。エ
ツチ溝17の幅がWMであるから、多結晶Si8の厚
さをTS1とすると、WM>2TS1の場合には、第1
0図に示すような溝(溝幅2TS2)が残存する。
この溝はその上面に被着される絶縁膜や、ワード
線4の加工や被着状態に悪影響を及ぼすので、埋
めた方がよい。本発明では、第10図に示すよう
に、同じ多結晶Siを厚さTS2で全面に被着して、
その後全面をよく知られたCF4やSF6ガスを用い
るプラズマエツチングでTS2厚分だけ除去する
と、第10図に示すように多結晶Si82が丁度溝に
埋め込まれた形で残存し、上面が平坦となる。1
回の多結晶Si8の堆積のみで溝が埋まる場合には、
2回目の堆積は必要がないが、プレート8は配線
部としても用いるので、適当な厚さとしては100
〜500nm程度である。これまで埋まらない場合
は上記の説明のように多結晶Siの2度堆積法を用
いる。 多結晶Si8の上にそのまま2度目の多結晶Siを
被着して全面をエツチングすると、両者の境目が
融合しているので、エツチングの終点が定力でな
くなる。そこで第1層の多結晶Si8の表面を5〜
30nm熱酸化して両者の間にSiO2層をはさむ。こ
うすると、2層目の多結晶Siが全面にエツチされ
た状態で1層目の多結晶Si8上のSiO2膜が露出さ
れ、一般に多結晶Siのプラズマエツチングは
SiO2のエツチング速度より多結晶Siが10倍以上
大きいので、多少オーバエツチングを行つても第
1層の多結晶Si8はSiO2に保護されており、エツ
チングされることはない。 その後、ホトエツチング法によつて、プレート
8を形成し第11図に示すように、これを酸化し
て100〜400nm厚の第1層間酸化膜13を得る。
この時Si3N4膜19はほとんど酸化されない。こ
の後第1層間酸化膜13をマスクとしてSi3N4膜
19とSiO2膜18をエツチングで除去し、800〜
1150℃の乾燥酸素に1〜5%のHClを含んだ酸化
によつて10〜50nm厚のゲート酸化膜12を得
る。その後、第12図に示すように所定の部分
に、多結晶Si、シリサイド(Mo2Si、Ta2O5)等
の単層あるいはこれらの重ね膜、さらにはWや
Mo等のリフラクトリー金属などのゲート(ワー
ド線4)を選択的に被着する。 その後第13図に示すように、ASやリンを60
〜120KeVに加速してイオン打込みすると、プレ
ート8とゲート4の被着されていない部分にn+
のソース・ドレイン層15が形成される。さらに
リンを4〜10モル%含んだCVDSiO2膜で代表さ
れる第2層間絶縁膜14を300〜1000nm厚に被
着し、900〜1000℃で熱処理して緻密化する。そ
の後、基板のn+層15や、ゲート4、プレート
8に達する電極接続孔9を形成し、Alで代表さ
れる電極30を選択的に被着する(図ではビツト
線3のみ示した)。これによつて、エツチ溝17
の側壁をキヤパシタの一部としたトランジスタ型
ダイナミツクメモリセルが構成できる。 第14図にこのメモリセルの平面図を示す。エ
ツチ溝17の底面が上面と同じとすれば、上面か
ら見たキヤパシタ領域は、変化がないので、エツ
チ溝17の周辺長をLM、深さをDMとすれば、エ
ツチ溝を追加したことにより、キヤパシタ面積は
LM×DM分だけ増加する。キヤパシタ領域16の
平面面積を3μm角とし、これに1μm角で深さ2μ
mの溝17を形成したとすれば、平面面積は9μ
m2となり、エツチ溝の側壁部は1×4×2=8μ
m2となる。すなわち、1μmで深さ2μmのエツチ
溝17を追加することにより、キヤパシタ面積は
9μm2から17μm2(=9+8)に約倍増する。これ
によつて、センスアンプ5に入力する信号のS/
N比は約倍増し、メモリの安定動作の点で極めて
顕著な効果がある。 第14図の説明では、溝17を正方形とした
が、これを複数個とする本発明の他の実施例を第
15図と第16図で示す。第15図はキヤパシタ
領域16のヘリから一定の距離ΔLに溝17のヘ
リがあるとし、一つの溝17で構成した場合を示
す。キヤパシタの面積をL×Lとすれば、エツチ
溝17の周辺長LMは4(L−2ΔL)となる。 第16図は本発明の他の実施例を示すもので、
図示のように、4つの正方形の溝を形成した。エ
ツチ溝17の間の距離をSMとすれば、4つのエ
ツチ溝の周辺長は8(L−2ΔL−SM)となる。こ
れらの大小関係を直観的に理解するために、L=
5μmΔL=SM=1μmとすれば第15図の溝が1つ
の場合の溝の周辺長A1はA1=12μm、第16図の
4つの場合の周辺長A4はA4=16μmとなる。 従つて、一般に1つの溝より複数個の溝が有利
であり、リソグラフイで加工できうる最小寸法を
Lminとすれば、エツチ溝の幅LM、その間隙SMを
LM=SM=Lminとするのが最も有利である。LMと
SMのどちらか一方が他方より大きいとしたら、
どちらか一方の小さい方をLmimとすればよい。 第17図に本発明の他の実施例を示す。本実施
例の要点は、LMを一定として、第15図に示し
た場合にへこみを導入した点であり、内部に入り
込んだ側壁分だけさらに面積が増加する。 第18図は本発明の他の実施例を示す。本発明
は幅LMの溝17で囲まれた平面キヤパシタ部1
62がある場合であり、これによつても、中に形
成された柱状部の側壁が第15図の場合に新たに
加わりキヤパシタ面積を増加させることができ
る。 すなはち、このように構成することにより上記
キヤパシタ部は、容量としては、第1の側壁と、
第2の側壁と、容量絶縁膜と、プレート電極とを
有し、上記第1の側壁と、第2側壁とは上記半導
体基板に対して実質的に垂直に設けられ、上記第
1の側壁は上記第2の側壁を囲むように設けら
れ、かつ、上記第1の側壁と第2側壁とは上記容
量絶縁膜を介して上記プレート電極と対向するこ
とにより容量を形成することとなり、容量値を極
めて大きくすることが可能になる。 第17図、第18図の実施例の共通点はエツチ
溝17の内壁に添つて内壁の折れ曲る角度が180
度を越える部分(第17図、第18図でθLで示し
た部分)が存在することである。リソグラフイに
よつて加工されたこれらのパターンの端は、絶対
的な直線で形成されていることはほとんどなく、
半径rの曲率をもつことが一般的であるが、この
場合でも、180度を越える角度があることで規定
できる。いいかえれば、溝17の内壁に凸の部分
があることで規定できる。 第19図は本発明の他の実施例を示すものであ
り、柱状部が複数個163,164とある場合で
あり、これも又同一面積にて大きなキヤパシタ面
積をうることができる。 以上、本発明の実施例をメモリセル一単位を用
いて示したが、実際のメモリは、このセルが複数
個でアレーを形成しており、相互のセルの間の干
渉が問題となる。 第20図〜第22図にこの説明図を示す。第2
0図に示すように、4つの溝171〜174が交
互に配設する。この場合に、互いの干渉は大別し
て溝と溝の間(AA断面)、溝と拡散層の間(BB
断面)がある。 第21図は溝171と溝172間の干渉を説明
する図であり、溝171と172はフイールド酸
化膜11をはさんで互いに向き合つており、それ
ぞれのまわりには、空乏層201と202が形成
されている。物理の本質を損わない限り簡略化し
た空乏層近似法によると、ゲート絶縁膜12とSi
基板10の界面のキヤリヤ21がない場合には、
空乏層の厚さは
【式】で与えられ
る。ここでεSφF、q、Naはそれぞれ、Si基板1
0の誘電率、フエルミレベルおよび素電荷量(=
1.6×10-19C)、およびSi基板の不純物濃度であ
る。ゲート絶縁膜12は空乏層の厚さに比べて通
常は十分に薄いので、Vcはプレートに印加する
電圧Vaとみなしてよいので、印加電圧の1/2乗で
空乏層は伸びる。また、界面にキヤリヤが平衡状
態まで十分存在した場合の空乏層の厚さ
0の誘電率、フエルミレベルおよび素電荷量(=
1.6×10-19C)、およびSi基板の不純物濃度であ
る。ゲート絶縁膜12は空乏層の厚さに比べて通
常は十分に薄いので、Vcはプレートに印加する
電圧Vaとみなしてよいので、印加電圧の1/2乗で
空乏層は伸びる。また、界面にキヤリヤが平衡状
態まで十分存在した場合の空乏層の厚さ
【式】となる。
第21図に示すように、両方から空乏層が伸び
てくると、互いの間の電流(キヤリヤの移動)の
やりとりは指数関数的に増大する。たとえば、通
常のメモリの諸元から、NA=1×1015/cm3VC=
5Vとすると、Xdmax2.5μm、Xdmin=0.8μm
となる。従つて、もし溝171と172の最短距
離がSminとすると、SminがXdとXdminを加えた
距離すなわち3.3μm(=2.5+0.8)に近づき、さ
らには小さくなるにつれて一方の溝壁に貯えられ
ていたキヤリヤは、他方の溝へ流れていき、貯え
ていた情報が失なわれることになる。キヤリヤの
ない方へ、キヤリヤが移動すると、その分だけ空
乏層が縮み、キヤリヤが失なわれた方は、空乏層
が伸びるので、拮抗を保つ。 ダイナミツクRAMは、情報が揮発性なので、
通常は20ms毎に書き替える(リフレツシユとも
いう)。従つてこの間に十分再生可能な信号量を
保つておけばよいので、以上説明したごとく、単
純に空乏層が接触するか否かを判定基準とするこ
とはできない。しかし、Smin>Xdmax+Xdmin
としておくことは情報の保持のために有効な手だ
てとなる。隣接の2つの溝171と172ともキ
ヤリヤのないときには、両者とも最大の空乏層幅
Xdmaxとなるが、たとえ接触したとしても、共
にキヤリヤがないので情報が破壊されることはな
い。 また第22図に示すように、溝と溝間の干渉だ
けでなく、溝173と拡散層151間の干渉も想
定される。この場合も基本的には溝と溝間干渉と
同様である。 メモリセルは、集積密度を高める必要があるの
で、特に溝間の距離を短かくする場合には、既述
したXdmaxの式から推察できるように、基板濃
度NAを上昇すればよい。Si基板10全体の濃度
を高めるものが最も単純な方法であるが、この場
合には、メモリセル以外の周辺回路にも影響を及
ぼすので、第23図に示すように、あらかじめ第
8図に示した溝形成前に、基板と同導電型のウエ
ル22を溝の部分に形成すればよい。Bなどのp
側不純物をイオン打込みによつて1×1012〜1×
1014cm-2の密度に添加し、その後1000〜1200℃の
熱処理によつて所定の深さに拡散すればよい。第
23図では、溝1つに対して1つのウエル22を
形成する場合を示したが、メモリセルを複数個含
むメモリアレー全体に1つのウエルを形成しても
同様の効果を期待できる。この場合には、スイツ
チトランジスタ2の部も高濃度となるので、これ
を避ける場合には、第24図に示すように第8図
に示した溝17を形成した後にSi表面から熱拡散
法等によつて表面層にのみ基板と同一導電型の高
濃度層23を形成すればよい。イオン打込みは、
直進性があるので、溝17の側壁に不純物を添加
するには、斜め方向からイオン打込みしたり、あ
るいは10KeV以下の加速電圧で、積極的に打込
みイオンによるスパツタリングを利用し、側壁に
も不純物を被着されることもできる。 以上述べてきた本発明の実施例は、すべて、
MOS容量の反転層をメモリセルのキヤパシタ1
として用いたものである。さらにn+層一プレー
ト8間のキヤパシタを用いた本発明の他の実施例
を第25図に示す。これは、第8図に既述した溝
17の形成後、ホトエツチング法等で選択的にキ
ヤパシタ領域16の部分に拡散層15と同じn+
導電型の領域、すなわちキヤパシタ電極層24を
形成する。方向性のあるイオン打込み法を用いる
と、溝の側壁部に不純物を添加するにはASやP
を斜め方向に打込んだり、ありるいは10KeV以
下に加速エネルギーを下げて、積極的にイオンに
よるスパツタリングを利用して側壁部にASやP
を添加する。あるいは、通常よく用いられる
POCl3を用いた熱拡散法やASやPを含むCVDガ
ラスを選択的に被着して、これからASやPを拡
散することもできる。 また本発明のフイールド部は、酸化膜11で形
成したが、本発明はメモリセル間のアイソレーシ
ヨン部として、第26図に示した基板に掘り込ん
だアイソレーシヨン溝25を用いることもでき
る。これは、Si基板に、よく知られたCF4やSF6
ガスを主成分とするドライエツチングで、1〜
5μm深さの溝を堀り、これにSiO2膜や、あるい
は多結晶Siなどの膜26を充填してアイソレーシ
ヨンとするものである。充填膜26を導電性のあ
る、たとえば不純物添加した多結晶Siなどにする
ときには、第27図に示すようにSiO2やSi3N4等
に代表されるアイソレーシヨン絶縁膜27を、あ
らかじめ被着しておいてから、充填膜26を埋め
込めばよい。CVD法で被着する多結晶Siは細い
溝でもよくまわり込み、幅1μm、深さ5μmの溝
でも、0.5μm厚のCVD多結晶Siで埋めることが
できる。 第28図に本発明の他の実施例を示す。これは
すでに説明した、第21図の例のフイールド酸化
膜11のかわりに、第27図に示した溝によるア
イソレーシヨンの例である。第6図に示したアイ
ソレーシヨンを形成する時点で、Si基板10にア
イソレーシヨン溝25を形成し、SiO2あるいは
Si3N4との重ね膜のアイソレーシヨン絶縁膜27
を10〜200nm厚に被着し、多結晶Siの充填膜26
を充填する。膜26の堆積時か、あるいは堆積後
にリンやASを添加して導電性を得る。この充填
膜26を接地電位に保つか、あるいは電源電圧
Vccと同電位にしても、十分溝25の下部に基板
と同導電型の不純物濃度の高い領域を形成してお
けば、この溝は両側から伸びる空乏層20−1と
20−2を分離することができる。ひいては、溝
171と172の距離を縮めることができ、メモ
リの高密度化に資することができる。第28図
は、反転層による例を示したが、第25図に示し
たキヤパシタ電極を用いる場合も全く同様に形成
できることは明らかである。 本発明の実施例では、nチヤネル型の例を用い
て説明したが、pチヤネル型にするには、導電型
をすべて逆にすればよい。 また本発明の実施例の説明では、折り返しビツ
トライン構成を用いたが、開放ビツトライン構成
にも同様に適用しうることは明らかである。 以上本発明を詳細な実施例によつて示したが、
たとえば3μm角のキヤパシタ領域16に2μm□
の深さ4μmの溝17を形成すると、この溝がな
いときには9μm2にキヤパシタ面積となるが、溝
がある場合には41μm2(=3×3+2×4×4)
となり、5倍以上の改善となる。実際には溝17
の側壁は完全に垂直でなく、また溝17の平面形
状は完全に正方形ではなく、微細部でのリソグラ
フイの解像力低下のため、若干丸みを帯びるが、
基本的には数倍の改善が実現できる。ダイナミツ
クメモリではα線などによる擾乱は、メモリのキ
ヤパシタ容量CSが10%以上改善されても顕著に改
善される場合があるので、CSの数倍の改善は、同
じ規模のメモリの枠を越えて、更に大規模なメモ
リへ発展することができる。
てくると、互いの間の電流(キヤリヤの移動)の
やりとりは指数関数的に増大する。たとえば、通
常のメモリの諸元から、NA=1×1015/cm3VC=
5Vとすると、Xdmax2.5μm、Xdmin=0.8μm
となる。従つて、もし溝171と172の最短距
離がSminとすると、SminがXdとXdminを加えた
距離すなわち3.3μm(=2.5+0.8)に近づき、さ
らには小さくなるにつれて一方の溝壁に貯えられ
ていたキヤリヤは、他方の溝へ流れていき、貯え
ていた情報が失なわれることになる。キヤリヤの
ない方へ、キヤリヤが移動すると、その分だけ空
乏層が縮み、キヤリヤが失なわれた方は、空乏層
が伸びるので、拮抗を保つ。 ダイナミツクRAMは、情報が揮発性なので、
通常は20ms毎に書き替える(リフレツシユとも
いう)。従つてこの間に十分再生可能な信号量を
保つておけばよいので、以上説明したごとく、単
純に空乏層が接触するか否かを判定基準とするこ
とはできない。しかし、Smin>Xdmax+Xdmin
としておくことは情報の保持のために有効な手だ
てとなる。隣接の2つの溝171と172ともキ
ヤリヤのないときには、両者とも最大の空乏層幅
Xdmaxとなるが、たとえ接触したとしても、共
にキヤリヤがないので情報が破壊されることはな
い。 また第22図に示すように、溝と溝間の干渉だ
けでなく、溝173と拡散層151間の干渉も想
定される。この場合も基本的には溝と溝間干渉と
同様である。 メモリセルは、集積密度を高める必要があるの
で、特に溝間の距離を短かくする場合には、既述
したXdmaxの式から推察できるように、基板濃
度NAを上昇すればよい。Si基板10全体の濃度
を高めるものが最も単純な方法であるが、この場
合には、メモリセル以外の周辺回路にも影響を及
ぼすので、第23図に示すように、あらかじめ第
8図に示した溝形成前に、基板と同導電型のウエ
ル22を溝の部分に形成すればよい。Bなどのp
側不純物をイオン打込みによつて1×1012〜1×
1014cm-2の密度に添加し、その後1000〜1200℃の
熱処理によつて所定の深さに拡散すればよい。第
23図では、溝1つに対して1つのウエル22を
形成する場合を示したが、メモリセルを複数個含
むメモリアレー全体に1つのウエルを形成しても
同様の効果を期待できる。この場合には、スイツ
チトランジスタ2の部も高濃度となるので、これ
を避ける場合には、第24図に示すように第8図
に示した溝17を形成した後にSi表面から熱拡散
法等によつて表面層にのみ基板と同一導電型の高
濃度層23を形成すればよい。イオン打込みは、
直進性があるので、溝17の側壁に不純物を添加
するには、斜め方向からイオン打込みしたり、あ
るいは10KeV以下の加速電圧で、積極的に打込
みイオンによるスパツタリングを利用し、側壁に
も不純物を被着されることもできる。 以上述べてきた本発明の実施例は、すべて、
MOS容量の反転層をメモリセルのキヤパシタ1
として用いたものである。さらにn+層一プレー
ト8間のキヤパシタを用いた本発明の他の実施例
を第25図に示す。これは、第8図に既述した溝
17の形成後、ホトエツチング法等で選択的にキ
ヤパシタ領域16の部分に拡散層15と同じn+
導電型の領域、すなわちキヤパシタ電極層24を
形成する。方向性のあるイオン打込み法を用いる
と、溝の側壁部に不純物を添加するにはASやP
を斜め方向に打込んだり、ありるいは10KeV以
下に加速エネルギーを下げて、積極的にイオンに
よるスパツタリングを利用して側壁部にASやP
を添加する。あるいは、通常よく用いられる
POCl3を用いた熱拡散法やASやPを含むCVDガ
ラスを選択的に被着して、これからASやPを拡
散することもできる。 また本発明のフイールド部は、酸化膜11で形
成したが、本発明はメモリセル間のアイソレーシ
ヨン部として、第26図に示した基板に掘り込ん
だアイソレーシヨン溝25を用いることもでき
る。これは、Si基板に、よく知られたCF4やSF6
ガスを主成分とするドライエツチングで、1〜
5μm深さの溝を堀り、これにSiO2膜や、あるい
は多結晶Siなどの膜26を充填してアイソレーシ
ヨンとするものである。充填膜26を導電性のあ
る、たとえば不純物添加した多結晶Siなどにする
ときには、第27図に示すようにSiO2やSi3N4等
に代表されるアイソレーシヨン絶縁膜27を、あ
らかじめ被着しておいてから、充填膜26を埋め
込めばよい。CVD法で被着する多結晶Siは細い
溝でもよくまわり込み、幅1μm、深さ5μmの溝
でも、0.5μm厚のCVD多結晶Siで埋めることが
できる。 第28図に本発明の他の実施例を示す。これは
すでに説明した、第21図の例のフイールド酸化
膜11のかわりに、第27図に示した溝によるア
イソレーシヨンの例である。第6図に示したアイ
ソレーシヨンを形成する時点で、Si基板10にア
イソレーシヨン溝25を形成し、SiO2あるいは
Si3N4との重ね膜のアイソレーシヨン絶縁膜27
を10〜200nm厚に被着し、多結晶Siの充填膜26
を充填する。膜26の堆積時か、あるいは堆積後
にリンやASを添加して導電性を得る。この充填
膜26を接地電位に保つか、あるいは電源電圧
Vccと同電位にしても、十分溝25の下部に基板
と同導電型の不純物濃度の高い領域を形成してお
けば、この溝は両側から伸びる空乏層20−1と
20−2を分離することができる。ひいては、溝
171と172の距離を縮めることができ、メモ
リの高密度化に資することができる。第28図
は、反転層による例を示したが、第25図に示し
たキヤパシタ電極を用いる場合も全く同様に形成
できることは明らかである。 本発明の実施例では、nチヤネル型の例を用い
て説明したが、pチヤネル型にするには、導電型
をすべて逆にすればよい。 また本発明の実施例の説明では、折り返しビツ
トライン構成を用いたが、開放ビツトライン構成
にも同様に適用しうることは明らかである。 以上本発明を詳細な実施例によつて示したが、
たとえば3μm角のキヤパシタ領域16に2μm□
の深さ4μmの溝17を形成すると、この溝がな
いときには9μm2にキヤパシタ面積となるが、溝
がある場合には41μm2(=3×3+2×4×4)
となり、5倍以上の改善となる。実際には溝17
の側壁は完全に垂直でなく、また溝17の平面形
状は完全に正方形ではなく、微細部でのリソグラ
フイの解像力低下のため、若干丸みを帯びるが、
基本的には数倍の改善が実現できる。ダイナミツ
クメモリではα線などによる擾乱は、メモリのキ
ヤパシタ容量CSが10%以上改善されても顕著に改
善される場合があるので、CSの数倍の改善は、同
じ規模のメモリの枠を越えて、更に大規模なメモ
リへ発展することができる。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図は従
来のメモリセルを説明する図、第6図から第13
図は本発明の半導体メモリの実施例を示す断面
図、第14図から第20図は本発明の半導体メモ
リの実施例を示す平面図、第21図および第22
図は本発明の半導体メモリのメモリセル間の相互
関係を示す断面図、第23図から第28図は本発
明の半導体メモリの他の実施例を示す断面図であ
る。 1……キヤパシタ、2……スイツチ用MOSト
ランジスタ、3……ビツト線、4,41〜44…
…ワード線(その1部はゲート電極となる)、5
……センスアンプ、6……寄生容量、7,71〜
73……活性領域(フイールド酸化膜に囲まれた
領域)、8……プレート、9……コンタクト孔
(ビツト線用コンタクト孔)、10……Si基板、1
1……フイールド酸化膜、12……ゲート酸化
膜、13……第1層間酸化膜、14……第2層間
酸化膜、15,151,152……拡散層、16
……キヤパシタ領域、17,171〜174……
溝、18……キヤパシタSiO2膜、19……キヤ
パシタSi3N4膜、20,201〜204……空乏
層、21……キヤリヤ、22……ウエル、23…
…高濃度層、24……キヤパシタ電極層、25…
…アイソレーシヨン溝、26……アイソレーシヨ
ン充填膜、27……アイソレーシヨン絶縁膜。
来のメモリセルを説明する図、第6図から第13
図は本発明の半導体メモリの実施例を示す断面
図、第14図から第20図は本発明の半導体メモ
リの実施例を示す平面図、第21図および第22
図は本発明の半導体メモリのメモリセル間の相互
関係を示す断面図、第23図から第28図は本発
明の半導体メモリの他の実施例を示す断面図であ
る。 1……キヤパシタ、2……スイツチ用MOSト
ランジスタ、3……ビツト線、4,41〜44…
…ワード線(その1部はゲート電極となる)、5
……センスアンプ、6……寄生容量、7,71〜
73……活性領域(フイールド酸化膜に囲まれた
領域)、8……プレート、9……コンタクト孔
(ビツト線用コンタクト孔)、10……Si基板、1
1……フイールド酸化膜、12……ゲート酸化
膜、13……第1層間酸化膜、14……第2層間
酸化膜、15,151,152……拡散層、16
……キヤパシタ領域、17,171〜174……
溝、18……キヤパシタSiO2膜、19……キヤ
パシタSi3N4膜、20,201〜204……空乏
層、21……キヤリヤ、22……ウエル、23…
…高濃度層、24……キヤパシタ電極層、25…
…アイソレーシヨン溝、26……アイソレーシヨ
ン充填膜、27……アイソレーシヨン絶縁膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体基板と、該半導体基板上に設けられた
複数のワード線と、該ワード線と交叉して設けら
れた複数のビツト線と、該ワード線とビツト線と
の交点に設けられた複数のメモリセルと、上記ビ
ツト線に読みだされた情報を増幅する回路とを有
する大規模半導体メモリにおいて、 上記メモリセルは情報を蓄積するための容量
と、該容量への情報の読み書きを制御するスイツ
チトランジスタとを有し、 上記容量は第1の側壁と、第2の側壁と、容量
絶縁膜と、プレート電極とを有し、上記第1の側
壁と、第2の側壁とは上記半導体基板に対して実
質的に垂直に設けられ、上記第1の側壁は上記第
2の側壁を囲むように設けられ、かつ、上記第1
の側壁と第2の側壁とは上記容量絶縁膜を介して
上記プレート電極と対向することにより容量を形
成し、 上記スイツチトランジスタの第1の電極は上記
ワード線に電気的に接続され、上記スイツチトラ
ンジスタの第2の電極は上記ビツト線に電気的に
接続され、上記スイツチトランジスタの第3の電
極は上記容量に電気的に接続されていることを特
徴とする大規模半導体メモリ。 2 上記第1電極は多結晶Si、シリサイド、リフ
ラクトリー金属の中から選択された単層又は重ね
膜からなることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の大規模半導体メモリ。 3 上記ビツト線は、上記ワード線上に、絶縁膜
を介して設けられてなることを特徴とする特許請
求の範囲第1項または第2項記載の大規模半導体
メモリ。 4 上記第1の側壁は上記半導体基板に設けられ
た溝の側壁であり、上記第2の側壁は上記溝の中
に設けられた柱状部の側壁であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記
載の大規模半導体メモリ。 5 上記容量は更に第3の側壁を有し、上記第1
の側壁は上記第3の側壁を囲むように設けられ上
記第3の側壁は上記半導体基板に対して実質的に
垂直に設けられ、かつ、上記第3の側壁は上記容
量絶縁膜を介して上記プレート電極と対向するこ
とにより容量を形成することを特徴とする特許請
求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の大規
模半導体メモリ。 6 上記第3の側壁は上記溝の中に設けられた柱
状部の側壁であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第5項の何れかに記載の大規模半導
体メモリ。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57018740A JPS58137245A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 大規模半導体メモリ |
| EP83101243A EP0085988B1 (en) | 1982-02-10 | 1983-02-09 | Semiconductor memory and method for fabricating the same |
| KR1019830000503A KR910000758B1 (ko) | 1982-02-10 | 1983-02-09 | 반도체 메모리(memory)와 그 제조방법 |
| DE8383101243T DE3375541D1 (en) | 1982-02-10 | 1983-02-09 | Semiconductor memory and method for fabricating the same |
| DE8787107371T DE3382688T2 (de) | 1982-02-10 | 1983-02-09 | Halbleiterspeicher und sein herstellungsverfahren. |
| EP19910117146 EP0473201A3 (en) | 1982-02-10 | 1983-02-09 | Dynamic semiconductor random access memory |
| EP87107371A EP0241948B1 (en) | 1982-02-10 | 1983-02-09 | Semiconductor memory and method for fabricating the same |
| EP19910117147 EP0474258A1 (en) | 1982-02-10 | 1983-02-09 | Method of fabricating a dynamic semiconductor memory |
| US07/204,736 US5017981A (en) | 1982-02-10 | 1988-06-10 | Semiconductor memory and method for fabricating the same |
| JP3028257A JPH07109880B2 (ja) | 1982-02-10 | 1991-02-22 | 半導体メモリの製造方法 |
| KR1019910011995A KR910009453B1 (ko) | 1982-02-10 | 1991-07-15 | 반도체 메모리 및 그 제조방법 |
| US08/172,101 US6355517B1 (en) | 1982-02-10 | 1993-12-23 | Method for fabricating semiconductor memory with a groove |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57018740A JPS58137245A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 大規模半導体メモリ |
| JP3028257A JPH07109880B2 (ja) | 1982-02-10 | 1991-02-22 | 半導体メモリの製造方法 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1027417A Division JPH02354A (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | 大規模半導体メモリ |
| JP3028257A Division JPH07109880B2 (ja) | 1982-02-10 | 1991-02-22 | 半導体メモリの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137245A JPS58137245A (ja) | 1983-08-15 |
| JPH0376583B2 true JPH0376583B2 (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=26355466
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57018740A Granted JPS58137245A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 大規模半導体メモリ |
| JP3028257A Expired - Lifetime JPH07109880B2 (ja) | 1982-02-10 | 1991-02-22 | 半導体メモリの製造方法 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3028257A Expired - Lifetime JPH07109880B2 (ja) | 1982-02-10 | 1991-02-22 | 半導体メモリの製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5017981A (ja) |
| EP (4) | EP0241948B1 (ja) |
| JP (2) | JPS58137245A (ja) |
| KR (1) | KR910000758B1 (ja) |
Families Citing this family (53)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58154256A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-13 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
| JPH0640573B2 (ja) * | 1983-12-26 | 1994-05-25 | 株式会社日立製作所 | 半導体集積回路装置 |
| US5214496A (en) * | 1982-11-04 | 1993-05-25 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor memory |
| JPH077823B2 (ja) * | 1983-11-18 | 1995-01-30 | 株式会社日立製作所 | 半導体集積回路装置 |
| JPH0666436B2 (ja) * | 1983-04-15 | 1994-08-24 | 株式会社日立製作所 | 半導体集積回路装置 |
| FR2554954B1 (fr) * | 1983-11-11 | 1989-05-12 | Hitachi Ltd | Dispositif de memoire a semi-conducteurs |
| JPS60126861A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-06 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置 |
| JPS60128658A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
| JPS60128657A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
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| JPH0665225B2 (ja) * | 1984-01-13 | 1994-08-22 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置の製造方法 |
| JPS60152058A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-10 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
| JPH079943B2 (ja) * | 1984-02-22 | 1995-02-01 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
| JPS60189964A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-27 | Hitachi Ltd | 半導体メモリ |
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| JPS60213053A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体メモリ素子 |
| JPH073858B2 (ja) * | 1984-04-11 | 1995-01-18 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置の製造方法 |
| JPH0616549B2 (ja) * | 1984-04-17 | 1994-03-02 | 三菱電機株式会社 | 半導体集積回路装置 |
| KR900000170B1 (ko) * | 1984-06-05 | 1990-01-23 | 가부시끼가이샤 도오시바 | 다이내믹형 메모리셀과 그 제조방법 |
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| US4658283A (en) * | 1984-07-25 | 1987-04-14 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device having a carrier trapping trench arrangement |
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| JPS6161441A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-29 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
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| JP2604705B2 (ja) * | 1985-04-03 | 1997-04-30 | 松下電子工業株式会社 | Mosキヤパシタの製造方法 |
| JPS6267862A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
| US4679300A (en) * | 1985-10-07 | 1987-07-14 | Thomson Components-Mostek Corp. | Method of making a trench capacitor and dram memory cell |
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