JPH0435462B2 - - Google Patents
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- JPH0435462B2 JPH0435462B2 JP57069351A JP6935182A JPH0435462B2 JP H0435462 B2 JPH0435462 B2 JP H0435462B2 JP 57069351 A JP57069351 A JP 57069351A JP 6935182 A JP6935182 A JP 6935182A JP H0435462 B2 JPH0435462 B2 JP H0435462B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D405/00—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
- C07D405/02—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
- C07D405/12—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
- A01N43/48—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
- A01N43/56—1,2-Diazoles; Hydrogenated 1,2-diazoles
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D231/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
- C07D231/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
- C07D231/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D231/14—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D231/16—Halogen atoms or nitro radicals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C07D231/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
- C07D231/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
- C07D231/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D231/14—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D231/18—One oxygen or sulfur atom
- C07D231/20—One oxygen atom attached in position 3 or 5
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
本発明は、一般式():
(式中、Aは低級アルキレン基または低級アル
キリデン基を、Xはハロゲン原子、ニトロ基また
は低級アルキル基を表わし、nは0または1〜5
の整数を示す。nが2〜5の場合は、Xは互いに
同一または相異なつてもよい。)で表わされる新
規ピラゾール誘導体、その製造方法および該誘導
体の1種または2種以上を有効成分として含有す
る選択性除草剤に関するものである。 上記一般式()で表わされるピラゾール誘導
体(以下、本発明化合物という。)は、除草剤有
効成分化合物として有用で、雑草を白化せしめ枯
死に至らしめる特徴を有し、特に従来水田におけ
る難防除草に対しても、極めて少量施用で強力な
殺草力を有している。 従来、ピラゾール誘導体としては、数多くの化
合物が知られており、これらの中で、すでに水田
用除草剤として実用化され、市販されているもの
として、下記構造式で表わされるピラゾレート
(一般名)がある。 一方、ピラゾール誘導体以外でも、水田用除草
剤として数多くの除草剤が実用化されており、単
剤または混合剤として一般に広く使用されてい
る。しかしながら、水田で発生する多年生雑草は
一般に生長が旺盛であり、また発生期間も長く防
除に困難をきわめており、一年生雑草に有効な除
草剤は数多いが、多年生雑草に卓効を示す除草剤
は、ほとんどないのが現状である。また、最近の
水稲栽培は、機械化の導入、移植時期の早期化な
どの要因により、雑草の発生には好適な条件とな
つており、1回の除草剤処理だけでは、一年生雑
草および多年生雑草を完全に防除することを期待
することは難しい状況となつている。 近年、水稲栽培において田植前後の時期に1回
の薬剤散布で全雑草を完全に防除する試みが種々
の単剤または混合剤でなされているが、除草効果
は極めて不充分であり、したがつて無理に1回だ
けの処理で効果を得る場合には単位面積当りの投
下薬量は多量を要することとなる。このような上
記の問題を解決するために、極めて低薬量で、且
つ広範囲の雑草に有効な一回処理用除草剤の出現
が待望されているのが現状である。 本発明者らは、種々検討を重ねてきた結果、広
範囲の雑草に効力を示し、更にこれらの雑草のな
かでも、従来特に防除が困難であり有効な除草剤
が皆無に近かつたミズガヤツリ、クログワイなど
の多年生雑草に著しく効力の高い本発明化合物を
見出し、本発明を完成するに到つた。また、本発
明化合物は、水稲に対する薬害が全くなく、安全
に使用できるという効果も有するものである。 本発明化合物は前記の如く一般式(): (式中、A,Xおよびnは前記と同じ意味を表
わす。) で表わされるピラゾール誘導体であり、この化学
構造上の特徴点はピラゾール環の3位が水素原子
であることおよび5位がフエニルアルキレンオキ
シ基またはフエニルアルキリデンオキシ基である
ことである。 従来、除草活性を有するピラゾール誘導体とし
ては、いくつかの化合物が知られており、例えば
特公昭54−36648号および特開昭54−41872号公報
には4−ベンゾイル誘導体が除草剤として有用で
あることが記載されている。 これらのピラゾール誘導体として実用化され、
市販されているものは前記の化合物Aで示される
ピラゾレート(一般名)のみである。 上記の特開昭54−41872号公報に記載されてい
るピラゾール誘導体は、上記式()で表わされ
る化合物のピラゾール環の3位がすべてCH3基の
みである。 また、上記の特公昭54−36648号公報に記載さ
れているピラゾール誘導体は、上記式()で表
わされる化合物のピラゾール環の3位がほとんど
低級アルキル基であり、5位の置換基がOH,
SH,その塩または特定の有機酸とのエステルで
ある。このなかで、3位が水素原子である場合は
下記に示す如く、一例のみが実施例として具体的
に記載されているだけである。
キリデン基を、Xはハロゲン原子、ニトロ基また
は低級アルキル基を表わし、nは0または1〜5
の整数を示す。nが2〜5の場合は、Xは互いに
同一または相異なつてもよい。)で表わされる新
規ピラゾール誘導体、その製造方法および該誘導
体の1種または2種以上を有効成分として含有す
る選択性除草剤に関するものである。 上記一般式()で表わされるピラゾール誘導
体(以下、本発明化合物という。)は、除草剤有
効成分化合物として有用で、雑草を白化せしめ枯
死に至らしめる特徴を有し、特に従来水田におけ
る難防除草に対しても、極めて少量施用で強力な
殺草力を有している。 従来、ピラゾール誘導体としては、数多くの化
合物が知られており、これらの中で、すでに水田
用除草剤として実用化され、市販されているもの
として、下記構造式で表わされるピラゾレート
(一般名)がある。 一方、ピラゾール誘導体以外でも、水田用除草
剤として数多くの除草剤が実用化されており、単
剤または混合剤として一般に広く使用されてい
る。しかしながら、水田で発生する多年生雑草は
一般に生長が旺盛であり、また発生期間も長く防
除に困難をきわめており、一年生雑草に有効な除
草剤は数多いが、多年生雑草に卓効を示す除草剤
は、ほとんどないのが現状である。また、最近の
水稲栽培は、機械化の導入、移植時期の早期化な
どの要因により、雑草の発生には好適な条件とな
つており、1回の除草剤処理だけでは、一年生雑
草および多年生雑草を完全に防除することを期待
することは難しい状況となつている。 近年、水稲栽培において田植前後の時期に1回
の薬剤散布で全雑草を完全に防除する試みが種々
の単剤または混合剤でなされているが、除草効果
は極めて不充分であり、したがつて無理に1回だ
けの処理で効果を得る場合には単位面積当りの投
下薬量は多量を要することとなる。このような上
記の問題を解決するために、極めて低薬量で、且
つ広範囲の雑草に有効な一回処理用除草剤の出現
が待望されているのが現状である。 本発明者らは、種々検討を重ねてきた結果、広
範囲の雑草に効力を示し、更にこれらの雑草のな
かでも、従来特に防除が困難であり有効な除草剤
が皆無に近かつたミズガヤツリ、クログワイなど
の多年生雑草に著しく効力の高い本発明化合物を
見出し、本発明を完成するに到つた。また、本発
明化合物は、水稲に対する薬害が全くなく、安全
に使用できるという効果も有するものである。 本発明化合物は前記の如く一般式(): (式中、A,Xおよびnは前記と同じ意味を表
わす。) で表わされるピラゾール誘導体であり、この化学
構造上の特徴点はピラゾール環の3位が水素原子
であることおよび5位がフエニルアルキレンオキ
シ基またはフエニルアルキリデンオキシ基である
ことである。 従来、除草活性を有するピラゾール誘導体とし
ては、いくつかの化合物が知られており、例えば
特公昭54−36648号および特開昭54−41872号公報
には4−ベンゾイル誘導体が除草剤として有用で
あることが記載されている。 これらのピラゾール誘導体として実用化され、
市販されているものは前記の化合物Aで示される
ピラゾレート(一般名)のみである。 上記の特開昭54−41872号公報に記載されてい
るピラゾール誘導体は、上記式()で表わされ
る化合物のピラゾール環の3位がすべてCH3基の
みである。 また、上記の特公昭54−36648号公報に記載さ
れているピラゾール誘導体は、上記式()で表
わされる化合物のピラゾール環の3位がほとんど
低級アルキル基であり、5位の置換基がOH,
SH,その塩または特定の有機酸とのエステルで
ある。このなかで、3位が水素原子である場合は
下記に示す如く、一例のみが実施例として具体的
に記載されているだけである。
【式】(以下、化合物Bとい
う。)
しかし、この化合物Bは、上記の特公昭54−
36648号公報の生物試験データの記載からも明ら
かな如く市販の前記化合物Aに比べても除草活性
が劣つている。本発明者らは、本発明化合物と、
これらの化合物Aおよび化合物Bと比較試験を行
なつたところ、本発明化合物がはるかに優れた除
草活性を有していることを確認した。 従来より数多くのピラゾール誘導体が合成され
除草活性試験が行なわれていたにもかかわらずピ
ラゾール環の3位が水素原子である化合物は前記
の化合物Bのみであつた。 その理由は、3−位にアルキル等の置換基を有
する化合物(3−位アルキル誘導体)は、合成が
比較的容易であるが、3−位が水素原子の場合に
はその合成が非常に困難であつたことおよび3位
アルキル誘導体に比べて除草活性が低く実用性に
乏しいことによると考えられていた。本発明者ら
は、ピラゾール環の3位が水素原子である化合物
について、種々検討した結果、容易に合成し得る
方法を見出し、更に5位の置換部分についても、
各種検討した結果前記一般式()で表わされる
本発明化合物が格別に強力な殺草力を有し、更に
水稲に対する安全性も高く、水稲用除草剤として
極めてすぐれた性質を有することを見出した。 次に、本発明化合物は、下記の反応式に従つて
容易に合成できる。 (式中、Zはハロゲン原子または水酸基を、
Halはハロゲン原子を表わし、A,Xおよびnは
前記と同じ意味を表わす。) 反応式()は、エトキシメチレンマロン酸エ
ステルとメチルヒドラジンを原料として、4−カ
ルボエトキシ−5−ヒドロキシ−1−メチルピラ
ゾールを合成し、次いで加水分解、及び脱炭酸反
応を行つて、5−ヒドロキシ−1−メチルピラゾ
ールを得る反応を示す。本発明化合物の中間体(ロ)
は、新規化合物であり化合物(イ)を原料として、例
えば反応式(2)に従つて合成することができる。一
例をあげれば、化合物(イ)を脱ハロゲン化水素剤
(のぞましくは、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、トリエチルアミン)の存
在下、反応に不活性な溶媒中で、2,4−ジクロ
ル安息香酸ハライドと反応させてエステルとし、
エステルを転位させて(ロ)を得る。エステル化反応
の溶媒としては、例えばジオキサン、アセトニト
リル、ベンゼン、トルエン、クロロホルム等を単
一で用いることができるのはもちろんであるが、
例えば水−トルエン、水−クロロホルム等の二相
系も利用することが可能である。反応式(3)は、中
間体(ロ)と、適当なフエニルアルキルハライドを縮
合させて本発明化合物()を得る反応を示す。 この反応は反応に不活性な溶媒(例えば、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、ジクロルメタン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、酢
酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミド、アセ
トニトリル等を単一、もしくは混合して用いるこ
とができる。)中で、脱ハロゲン化水素剤(例え
ば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基
類、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジエ
チルアニリン等の有機塩基類があげられる。)の
存在下で行なうことがのぞましい。反応温度は室
温から用いられる溶媒の沸点の間で可能である
が、溶媒の沸点に設定することが操作上最も有利
である。反応式(3)に示す縮合反応を上記諸条件を
考慮した適当な条件下で行なえば、本発明化合物
()を極めて良好な収率で得ることができる。 本発明化合物()を得る方法を次の実施例に
よつて示す。 実施例 1 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールの合
成 エタノール150ml及びエトキシメチレンマロン
酸ジエチルエステル108g(0.5モル)を、0℃以
下に冷却し、反応温度を0℃以下に保持しなが
ら、メチルヒドラジン23g(0.5モル)を滴下し
た。滴下終了後、室温中で1時間撹拌し、次いで
1時間還流した。次いで、この反応混合物に濃塩
酸200mlを加えて2時間還流した。反応終了後、
この反応装置の還流冷却器を水分分離装置と交換
し、反応混合物にブタノールを加えた後、共沸脱
水を行なつた。脱水完了後、減圧下でブタノール
を留去し、残渣をイソプロピルアルコールで再結
晶し、標記目的化合物の塩酸塩を得た。この塩酸
塩を少量の水に溶解し、炭酸水素カリウムで中和
した後、水を留去し更にエタノールを加えて留去
する作業を3回繰り返した。その後、残渣をエタ
ノールで抽出して標記目的化合物38g(0.39モ
ル)を得た。収率77%、融点135〜147℃(塩酸
塩)。 実施例 2 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−ヒドロキシピラゾールの合成 1−メチル−5−ヒドロキシピラゾール9.8g
(0.1モル)を、水酸化ナトリウム4.0g(0.1モル)
を含む水酸化ナトリウム溶液30mlに室温にて溶解
した。この水溶液を10℃に保ちながら、2,4−
ジクロルベンゾイルクロライド23.0g(0.11モ
ル)とクロロホルム100mlから調製した溶液を撹
拌しながら1時間で滴下し、その後20℃以下で2
時間撹拌した。反応混合物からクロロホルム層を
分取し、水、5%重炭酸ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で順次洗浄し、乾燥後、溶媒を減圧にて留
去して、1−メチル−5−(2,4−ジクロルベ
ンゾイルオキシ)−ピラゾール23.5gを得た。 (収率86%) 次に、この1−メチル−5−(2,4−ジクロ
ルベンゾイルオキシ)−ピラゾール20.3g(0.075
モル)と無水炭酸カリウム20.8g(0.15モル)を
良く混合し、徐々に加温した。固体が溶融し、約
120℃にて固化した後、さらに、130〜150℃に2
時間加熱した。反応混合物を放冷した後、イソプ
ロピルアルコール50mlを加え、さらに1時間還流
した。冷却後、水100mlを加え、塩酸酸性とし、
クロロホルム200mlを加えしばらく撹拌した。ク
ロロホルム層を分取し、水、飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、減圧下で溶媒を留去して得られた固
体を、95%エタノールから再結晶して、目的物の
4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル
−5ヒドロキシピラゾール14.4gを得た。(収率
71%) 融点 181.0〜181.5℃(無色針状結晶) NMR(δ,ppm,CDCl3):3.68(3H,s),
7.38〜7.61(4H),8.01(1H,s) 実施例 3 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−ベンジルオキシピラゾールの合成
36648号公報の生物試験データの記載からも明ら
かな如く市販の前記化合物Aに比べても除草活性
が劣つている。本発明者らは、本発明化合物と、
これらの化合物Aおよび化合物Bと比較試験を行
なつたところ、本発明化合物がはるかに優れた除
草活性を有していることを確認した。 従来より数多くのピラゾール誘導体が合成され
除草活性試験が行なわれていたにもかかわらずピ
ラゾール環の3位が水素原子である化合物は前記
の化合物Bのみであつた。 その理由は、3−位にアルキル等の置換基を有
する化合物(3−位アルキル誘導体)は、合成が
比較的容易であるが、3−位が水素原子の場合に
はその合成が非常に困難であつたことおよび3位
アルキル誘導体に比べて除草活性が低く実用性に
乏しいことによると考えられていた。本発明者ら
は、ピラゾール環の3位が水素原子である化合物
について、種々検討した結果、容易に合成し得る
方法を見出し、更に5位の置換部分についても、
各種検討した結果前記一般式()で表わされる
本発明化合物が格別に強力な殺草力を有し、更に
水稲に対する安全性も高く、水稲用除草剤として
極めてすぐれた性質を有することを見出した。 次に、本発明化合物は、下記の反応式に従つて
容易に合成できる。 (式中、Zはハロゲン原子または水酸基を、
Halはハロゲン原子を表わし、A,Xおよびnは
前記と同じ意味を表わす。) 反応式()は、エトキシメチレンマロン酸エ
ステルとメチルヒドラジンを原料として、4−カ
ルボエトキシ−5−ヒドロキシ−1−メチルピラ
ゾールを合成し、次いで加水分解、及び脱炭酸反
応を行つて、5−ヒドロキシ−1−メチルピラゾ
ールを得る反応を示す。本発明化合物の中間体(ロ)
は、新規化合物であり化合物(イ)を原料として、例
えば反応式(2)に従つて合成することができる。一
例をあげれば、化合物(イ)を脱ハロゲン化水素剤
(のぞましくは、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、トリエチルアミン)の存
在下、反応に不活性な溶媒中で、2,4−ジクロ
ル安息香酸ハライドと反応させてエステルとし、
エステルを転位させて(ロ)を得る。エステル化反応
の溶媒としては、例えばジオキサン、アセトニト
リル、ベンゼン、トルエン、クロロホルム等を単
一で用いることができるのはもちろんであるが、
例えば水−トルエン、水−クロロホルム等の二相
系も利用することが可能である。反応式(3)は、中
間体(ロ)と、適当なフエニルアルキルハライドを縮
合させて本発明化合物()を得る反応を示す。 この反応は反応に不活性な溶媒(例えば、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、ジクロルメタン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、酢
酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミド、アセ
トニトリル等を単一、もしくは混合して用いるこ
とができる。)中で、脱ハロゲン化水素剤(例え
ば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基
類、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジエ
チルアニリン等の有機塩基類があげられる。)の
存在下で行なうことがのぞましい。反応温度は室
温から用いられる溶媒の沸点の間で可能である
が、溶媒の沸点に設定することが操作上最も有利
である。反応式(3)に示す縮合反応を上記諸条件を
考慮した適当な条件下で行なえば、本発明化合物
()を極めて良好な収率で得ることができる。 本発明化合物()を得る方法を次の実施例に
よつて示す。 実施例 1 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールの合
成 エタノール150ml及びエトキシメチレンマロン
酸ジエチルエステル108g(0.5モル)を、0℃以
下に冷却し、反応温度を0℃以下に保持しなが
ら、メチルヒドラジン23g(0.5モル)を滴下し
た。滴下終了後、室温中で1時間撹拌し、次いで
1時間還流した。次いで、この反応混合物に濃塩
酸200mlを加えて2時間還流した。反応終了後、
この反応装置の還流冷却器を水分分離装置と交換
し、反応混合物にブタノールを加えた後、共沸脱
水を行なつた。脱水完了後、減圧下でブタノール
を留去し、残渣をイソプロピルアルコールで再結
晶し、標記目的化合物の塩酸塩を得た。この塩酸
塩を少量の水に溶解し、炭酸水素カリウムで中和
した後、水を留去し更にエタノールを加えて留去
する作業を3回繰り返した。その後、残渣をエタ
ノールで抽出して標記目的化合物38g(0.39モ
ル)を得た。収率77%、融点135〜147℃(塩酸
塩)。 実施例 2 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−ヒドロキシピラゾールの合成 1−メチル−5−ヒドロキシピラゾール9.8g
(0.1モル)を、水酸化ナトリウム4.0g(0.1モル)
を含む水酸化ナトリウム溶液30mlに室温にて溶解
した。この水溶液を10℃に保ちながら、2,4−
ジクロルベンゾイルクロライド23.0g(0.11モ
ル)とクロロホルム100mlから調製した溶液を撹
拌しながら1時間で滴下し、その後20℃以下で2
時間撹拌した。反応混合物からクロロホルム層を
分取し、水、5%重炭酸ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で順次洗浄し、乾燥後、溶媒を減圧にて留
去して、1−メチル−5−(2,4−ジクロルベ
ンゾイルオキシ)−ピラゾール23.5gを得た。 (収率86%) 次に、この1−メチル−5−(2,4−ジクロ
ルベンゾイルオキシ)−ピラゾール20.3g(0.075
モル)と無水炭酸カリウム20.8g(0.15モル)を
良く混合し、徐々に加温した。固体が溶融し、約
120℃にて固化した後、さらに、130〜150℃に2
時間加熱した。反応混合物を放冷した後、イソプ
ロピルアルコール50mlを加え、さらに1時間還流
した。冷却後、水100mlを加え、塩酸酸性とし、
クロロホルム200mlを加えしばらく撹拌した。ク
ロロホルム層を分取し、水、飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、減圧下で溶媒を留去して得られた固
体を、95%エタノールから再結晶して、目的物の
4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル
−5ヒドロキシピラゾール14.4gを得た。(収率
71%) 融点 181.0〜181.5℃(無色針状結晶) NMR(δ,ppm,CDCl3):3.68(3H,s),
7.38〜7.61(4H),8.01(1H,s) 実施例 3 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−ベンジルオキシピラゾールの合成
【式】(化合物番号1)
4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−ヒドロオキシピラゾール1.50g(0.0055
モル)、トリエチルアミン0.56g(0.0055モル)
及びベンゼン30mlの混合物中に、ベンジルブロマ
イド1.03g(0.0061モル)を加え、撹拌しながら
2時間加熱還流した。冷後、反応混合物から析出
したトリエチルアミン臭化水素塩を別し、液
を減圧にて濃縮したのち、カラムクロマトグラフ
イー(シリカゲル、酢酸エチル:ベンゼン=1:
3にて溶出)により、目的物である4−(2,4
−ジクロル−ベンゾイル)−1−メチル−5−ベ
ンジルオキシピラゾール1.79gを得た。(収率93
%) NMR(δ,ppm,CDCl3):3.46(3H,s),
5.51(2H,s),7.27〜7.43(9H), 実施例 4 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−{2−(4−メチルフエニル)エトキ
シ}−ピラゾールの合成
ル−5−ヒドロオキシピラゾール1.50g(0.0055
モル)、トリエチルアミン0.56g(0.0055モル)
及びベンゼン30mlの混合物中に、ベンジルブロマ
イド1.03g(0.0061モル)を加え、撹拌しながら
2時間加熱還流した。冷後、反応混合物から析出
したトリエチルアミン臭化水素塩を別し、液
を減圧にて濃縮したのち、カラムクロマトグラフ
イー(シリカゲル、酢酸エチル:ベンゼン=1:
3にて溶出)により、目的物である4−(2,4
−ジクロル−ベンゾイル)−1−メチル−5−ベ
ンジルオキシピラゾール1.79gを得た。(収率93
%) NMR(δ,ppm,CDCl3):3.46(3H,s),
5.51(2H,s),7.27〜7.43(9H), 実施例 4 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−{2−(4−メチルフエニル)エトキ
シ}−ピラゾールの合成
【式】(化合
物番号17)
4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−ヒドロキシピラゾール1.36g(0.005モ
ル)、トリエチルアミン0.51g(0.005モル)、2
−(4−メチルフエニル)エチルブロマイド1.00
g(0.005モル)、およびベンゼン30mlの混合物を
1時間加熱還流した。冷後、反応混合物中に析出
したトリエチルアミン臭化水素塩を別し、ベン
ゼン層を水、5%重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄
し、乾燥後溶媒を留去した。得られた2.15gの油
状物を実施例3同様のカラムクロマトグラフイー
で分離して、標記の目的化合物2.00gを得た。収
率92%。 NMR(δ,ppm;CDCl3):2.29(3H,s),
3.01(2H,t,J=7Hz),3.43(3H,
s),4.71(2H,t,J=7Hz),7.10
〜7.44(8H) 実施例 5 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−(4−ニトロベンジルオキシ)−ピラゾ
ールの合成
ル−5−ヒドロキシピラゾール1.36g(0.005モ
ル)、トリエチルアミン0.51g(0.005モル)、2
−(4−メチルフエニル)エチルブロマイド1.00
g(0.005モル)、およびベンゼン30mlの混合物を
1時間加熱還流した。冷後、反応混合物中に析出
したトリエチルアミン臭化水素塩を別し、ベン
ゼン層を水、5%重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄
し、乾燥後溶媒を留去した。得られた2.15gの油
状物を実施例3同様のカラムクロマトグラフイー
で分離して、標記の目的化合物2.00gを得た。収
率92%。 NMR(δ,ppm;CDCl3):2.29(3H,s),
3.01(2H,t,J=7Hz),3.43(3H,
s),4.71(2H,t,J=7Hz),7.10
〜7.44(8H) 実施例 5 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−(4−ニトロベンジルオキシ)−ピラゾ
ールの合成
【式】(化合物番
号9)
4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ
ル−5−ヒドロキシピラゾール1.36(0.005モル)、
トリエチルアミン0.51g(0.005モル)およびベ
ンゼン20ml、N,N−ジメチルホルムアミド10ml
の混合物に、室温撹拌下、4−ニトロベンジルク
ロライド0.86g(0.005モル)を加え、その後3
時間加熱還流した。反応混合物を冷却した後、溶
媒を減圧留去し、水30ml、酢酸エチル30mlを加
え、しばらく撹拌した後、有機層を分取し、水お
よび5%重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥
後溶媒を留去した。得られた2.02gの油状物をカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル;ベンゼ
ン:酢酸エチル=3:1で溶出)で分離して、標
記の目的化合物1.76gを得た。収率87%。 融点:116.05〜117.5℃ NMR(δ,ppm,CDCl3):3.64(3H,s),
5.69(2H,s),7.32〜7.45(4H),7.92
(4H,double d) 次に、実施例1〜実施例5と同様の合成方法に
よつて、第1表に示す化合物を合成した。実施例
3〜実施例5で得た本発明化合物も含めて第1表
に示す。 式:
ル−5−ヒドロキシピラゾール1.36(0.005モル)、
トリエチルアミン0.51g(0.005モル)およびベ
ンゼン20ml、N,N−ジメチルホルムアミド10ml
の混合物に、室温撹拌下、4−ニトロベンジルク
ロライド0.86g(0.005モル)を加え、その後3
時間加熱還流した。反応混合物を冷却した後、溶
媒を減圧留去し、水30ml、酢酸エチル30mlを加
え、しばらく撹拌した後、有機層を分取し、水お
よび5%重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥
後溶媒を留去した。得られた2.02gの油状物をカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル;ベンゼ
ン:酢酸エチル=3:1で溶出)で分離して、標
記の目的化合物1.76gを得た。収率87%。 融点:116.05〜117.5℃ NMR(δ,ppm,CDCl3):3.64(3H,s),
5.69(2H,s),7.32〜7.45(4H),7.92
(4H,double d) 次に、実施例1〜実施例5と同様の合成方法に
よつて、第1表に示す化合物を合成した。実施例
3〜実施例5で得た本発明化合物も含めて第1表
に示す。 式:
【式】
で表わされる化合物
【表】
【表】
【表】
【表】
次に、前記の実施例に準じて、以下の化合物も
容易に合成できる。これらを第2表に示す。本発
明化合物は、これらのみに限定されるものではな
い。 式: で表わされる化合物
容易に合成できる。これらを第2表に示す。本発
明化合物は、これらのみに限定されるものではな
い。 式: で表わされる化合物
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
本発明化合物を除草剤として施用するにあたつ
ては、一般には、適当な担体、例えばクレー、タ
ルク、ベントナイト、珪そう土等の固体担体ある
いは水、アルコール類(メタノール、エタノール
等)、芳香族炭化水素類、エーテル類、ケトン類、
エステル類(酢酸エチル等)、酸アミド類(ジメ
チルホルムアミド等)などの液体担体と混用して
適用することができ、所望により乳化剤、分散
剤、懸濁剤、浸透剤、展着剤、安定剤などを添加
し、乳剤、水和剤、粉剤、粒剤等任意の剤型にて
実用に供することができる。また必要に応じて製
剤または散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺
菌剤、共力剤などと混合施用してもよい。 次に具体的に本発明化合物を用いる場合の製剤
の配合例を示す。部は重量部を示す。但し本発明
の配合例は、これらのみに限定されるものではな
い。 配合例 1 粒 剤 本発明化合物No. ……5部 ベントナイト ……55部 タルク ……40部 以上を均一に混合粉砕して後、少量の水を加え
て、撹拌混合〓和し、押出式造粒機で造粒し、乾
燥して粒剤にする。 配合例 2 水和剤 本発明化合物No.4 ……50部 ジークライトA ……46部 (カオリン系クレー:ジークライト工業(株)
商品名) ソルポール5039 ……2部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面
活性剤との混合物:東邦化学(株)商品名) カーブレツクス(固結防止剤) ……2部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品
名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。使用
に際しては上記水和剤を水で50〜1000倍に希釈し
て、有効成分量が1ヘクタール(ha)当り0.025
〜10Kgの割合になるように散布する。 配合例 3 乳 剤 本発明化合物No.1 ……30部 キシレン ……55部 メチルナフタレン ……10部 ソルボール2680(界面活性剤、東邦化学製)
……5部 (非イオン界面活性剤とアニオン性界面活
性剤との混合物) 以上を均一に混合して乳剤とする。使用に際し
ては、上記乳剤を水で50〜1000倍に希釈するかま
たは、そのまま希釈せずに有効成分量として1ヘ
クタール当り0.025〜10Kgを散布する。 配合例 4 乳 剤 本発明化合物No.20 ……30部 キシレン ……55部 メチルナフタレン ……10部 ソルポール2680(界面活性剤、東邦化学製)
……5部 (非イオン界面活性剤とアニオン性界面活
性剤との混合物) 以上を均一に混合して乳剤とする。使用に際し
ては、上記乳剤を水で50〜1000倍に希釈するかま
たはそのまま希釈せずに有効成分量として1ヘク
タール当り0.025〜10Kgを散布する。なお、本発
明化合物は、畑地、水田、果樹園などの農園芸以
外に運動場、空地、線路端など非農耕地における
各種雑草の防除にも適用することができ、その施
用薬量は適用場面、施用時期、施用方法、対象草
種、栽培作物等により差異はあるが、一般には1
ヘクタール(ha)当り0.025〜10Kg程度の割合が
適当である。 次に本発明化合物の除草剤としての有用性を以
下の試験例において具体的に説明する。 試験例1 湛水条件における除草効果試験(1) 1/10000アールのノイバウエルポツト中に沖積
土壌を入れたのち、水を入れて混和し水深2cmの
湛水条件とする。タイヌビエ、コナギ、アゼナ、
キカシグサ、ホタルイのそれぞれの種子を、上記
のポツトに混播し、更にウリカワ塊莖ミズガヤツ
リ塊莖、クログワイ塊莖を置床した。翌日、その
水面へ所定の薬量になるように、薬剤希釈液をメ
スピペツトで滴下処理した。 薬液滴下後3週間目に各種雑草に対する除草効
果を、下記の判定基準に従い調査した。 結果は第3表に示す。 判定基準 5……殺草率90%以上(ほとんど完全枯死) 4…… 〃 70〜90% 3…… 〃 40〜70% 2…… 〃 20〜40% 1…… 〃 5〜20% 0…… 〃 5%以下(ほとんど効力なし) 但し、上記の殺草率は、薬剤処理区の地上部生
草重および無処理区の地上部生草重を測定して、
下記の式により求めたものである。 殺草率(%)=(1−処理区の地上部生草重)/無処
理区の地上部生草重)×100
ては、一般には、適当な担体、例えばクレー、タ
ルク、ベントナイト、珪そう土等の固体担体ある
いは水、アルコール類(メタノール、エタノール
等)、芳香族炭化水素類、エーテル類、ケトン類、
エステル類(酢酸エチル等)、酸アミド類(ジメ
チルホルムアミド等)などの液体担体と混用して
適用することができ、所望により乳化剤、分散
剤、懸濁剤、浸透剤、展着剤、安定剤などを添加
し、乳剤、水和剤、粉剤、粒剤等任意の剤型にて
実用に供することができる。また必要に応じて製
剤または散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺
菌剤、共力剤などと混合施用してもよい。 次に具体的に本発明化合物を用いる場合の製剤
の配合例を示す。部は重量部を示す。但し本発明
の配合例は、これらのみに限定されるものではな
い。 配合例 1 粒 剤 本発明化合物No. ……5部 ベントナイト ……55部 タルク ……40部 以上を均一に混合粉砕して後、少量の水を加え
て、撹拌混合〓和し、押出式造粒機で造粒し、乾
燥して粒剤にする。 配合例 2 水和剤 本発明化合物No.4 ……50部 ジークライトA ……46部 (カオリン系クレー:ジークライト工業(株)
商品名) ソルポール5039 ……2部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面
活性剤との混合物:東邦化学(株)商品名) カーブレツクス(固結防止剤) ……2部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品
名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。使用
に際しては上記水和剤を水で50〜1000倍に希釈し
て、有効成分量が1ヘクタール(ha)当り0.025
〜10Kgの割合になるように散布する。 配合例 3 乳 剤 本発明化合物No.1 ……30部 キシレン ……55部 メチルナフタレン ……10部 ソルボール2680(界面活性剤、東邦化学製)
……5部 (非イオン界面活性剤とアニオン性界面活
性剤との混合物) 以上を均一に混合して乳剤とする。使用に際し
ては、上記乳剤を水で50〜1000倍に希釈するかま
たは、そのまま希釈せずに有効成分量として1ヘ
クタール当り0.025〜10Kgを散布する。 配合例 4 乳 剤 本発明化合物No.20 ……30部 キシレン ……55部 メチルナフタレン ……10部 ソルポール2680(界面活性剤、東邦化学製)
……5部 (非イオン界面活性剤とアニオン性界面活
性剤との混合物) 以上を均一に混合して乳剤とする。使用に際し
ては、上記乳剤を水で50〜1000倍に希釈するかま
たはそのまま希釈せずに有効成分量として1ヘク
タール当り0.025〜10Kgを散布する。なお、本発
明化合物は、畑地、水田、果樹園などの農園芸以
外に運動場、空地、線路端など非農耕地における
各種雑草の防除にも適用することができ、その施
用薬量は適用場面、施用時期、施用方法、対象草
種、栽培作物等により差異はあるが、一般には1
ヘクタール(ha)当り0.025〜10Kg程度の割合が
適当である。 次に本発明化合物の除草剤としての有用性を以
下の試験例において具体的に説明する。 試験例1 湛水条件における除草効果試験(1) 1/10000アールのノイバウエルポツト中に沖積
土壌を入れたのち、水を入れて混和し水深2cmの
湛水条件とする。タイヌビエ、コナギ、アゼナ、
キカシグサ、ホタルイのそれぞれの種子を、上記
のポツトに混播し、更にウリカワ塊莖ミズガヤツ
リ塊莖、クログワイ塊莖を置床した。翌日、その
水面へ所定の薬量になるように、薬剤希釈液をメ
スピペツトで滴下処理した。 薬液滴下後3週間目に各種雑草に対する除草効
果を、下記の判定基準に従い調査した。 結果は第3表に示す。 判定基準 5……殺草率90%以上(ほとんど完全枯死) 4…… 〃 70〜90% 3…… 〃 40〜70% 2…… 〃 20〜40% 1…… 〃 5〜20% 0…… 〃 5%以下(ほとんど効力なし) 但し、上記の殺草率は、薬剤処理区の地上部生
草重および無処理区の地上部生草重を測定して、
下記の式により求めたものである。 殺草率(%)=(1−処理区の地上部生草重)/無処
理区の地上部生草重)×100
【表】
【表】
【表】
第3表から明らかな如く、本発明化合物は、1
年生雑草とともに多年生雑草に対して強力な殺草
力を有しているが、一方対照の化合物は、いずれ
も薬量が低下するにしたがつて急激に殺草効力が
低下している。 試験例2 湛水条件における除草効果試験(2) 1/5000アールのワグネルポツト中に沖積土壌を
入れたのち、水を入れて混和し水深2cmの湛水条
件とした。 前年度に多年生雑草多発水田から採取したミズ
ガヤツリ塊莖クログワイ塊莖を上記の湛水下条件
のワグネルポツトの土壌中に植えつけ更にホタル
イ種子を散播した。雑草が発芽した直後所定の薬
量になるように薬剤希釈液を水面へメスピペツト
で滴下処理した。 薬液滴下後3週間目に各種雑草の生体重を測定
し、殺草率(%)を算出した。但し、雑草の白化
した部分は枯死部分として結果は第4表に示す。 殺草率(%)=(1−処理区の地上部生体重)/無処
理区の地上部生体重)×100
年生雑草とともに多年生雑草に対して強力な殺草
力を有しているが、一方対照の化合物は、いずれ
も薬量が低下するにしたがつて急激に殺草効力が
低下している。 試験例2 湛水条件における除草効果試験(2) 1/5000アールのワグネルポツト中に沖積土壌を
入れたのち、水を入れて混和し水深2cmの湛水条
件とした。 前年度に多年生雑草多発水田から採取したミズ
ガヤツリ塊莖クログワイ塊莖を上記の湛水下条件
のワグネルポツトの土壌中に植えつけ更にホタル
イ種子を散播した。雑草が発芽した直後所定の薬
量になるように薬剤希釈液を水面へメスピペツト
で滴下処理した。 薬液滴下後3週間目に各種雑草の生体重を測定
し、殺草率(%)を算出した。但し、雑草の白化
した部分は枯死部分として結果は第4表に示す。 殺草率(%)=(1−処理区の地上部生体重)/無処
理区の地上部生体重)×100
【表】
【表】
【表】
【表】
*化合物A,*化合物B,*化合物C,*化合物Dお
よび*化合物Eは試験例1と同じ対照化合物であ
る。第4表より明らかな如く、本発明化合物は水
田の難防除雑草であるホタルイ、ミズガヤツリお
よびクログワイに対して低薬量においても強力な
殺草力を示しているが対照薬剤では、低薬量にな
るにしたがつて急激に殺草力が低下している。 試験例3 湛水条件における稲の薬害試験 1//10000アールのノイバウエルポツトに沖積土
壌をつめ、水を入れて混和し、水深2cmの湛水条
件とした。 所定の薬量の薬剤希釈液を水面へ滴下して後、
土壌表層2cmを再び混和撹拌した。2日後、あら
かじめ育苗箱中で生育させた2.5葉期の稲(品
種:日本晴)を、上記のノイバウエルポツトに2
本ずつ、3ケ所移植し、1ケ月後に稲の生育状況
を調査した。本発明化合物のそれぞれの処理量が
1ヘクタール当り5Kg、2.5Kgのそれぞれの試験
区で行なつた。 これらの試験区の結果は、無処理区と比べて、
草丈および莖数ともほとんど同じ生育状況であ
り、稲に対してクロロシス(白化)も全く認めら
れず、薬害がないことを確認した。第5表に、こ
の結果を示す。
よび*化合物Eは試験例1と同じ対照化合物であ
る。第4表より明らかな如く、本発明化合物は水
田の難防除雑草であるホタルイ、ミズガヤツリお
よびクログワイに対して低薬量においても強力な
殺草力を示しているが対照薬剤では、低薬量にな
るにしたがつて急激に殺草力が低下している。 試験例3 湛水条件における稲の薬害試験 1//10000アールのノイバウエルポツトに沖積土
壌をつめ、水を入れて混和し、水深2cmの湛水条
件とした。 所定の薬量の薬剤希釈液を水面へ滴下して後、
土壌表層2cmを再び混和撹拌した。2日後、あら
かじめ育苗箱中で生育させた2.5葉期の稲(品
種:日本晴)を、上記のノイバウエルポツトに2
本ずつ、3ケ所移植し、1ケ月後に稲の生育状況
を調査した。本発明化合物のそれぞれの処理量が
1ヘクタール当り5Kg、2.5Kgのそれぞれの試験
区で行なつた。 これらの試験区の結果は、無処理区と比べて、
草丈および莖数ともほとんど同じ生育状況であ
り、稲に対してクロロシス(白化)も全く認めら
れず、薬害がないことを確認した。第5表に、こ
の結果を示す。
【表】
【表】
第5表より明らかな如く、本発明化合物は高薬
量においても水稲に対する薬害がないが、比較化
合物Dでは、その薬害の発現が著しい。
量においても水稲に対する薬害がないが、比較化
合物Dでは、その薬害の発現が著しい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(): (式中、Aは低級アルキレン基または低級アル
キリデン基を、Xはハロゲン原子、ニトロ基また
は低級アルキル基を表し、nは0または1〜5の
整数を示す。nが2〜5の場合は、Xは互いに同
一または相異なつてもよい。)で表されるピラゾ
ール誘導体。 2 次式(): で表される化合物と、 一般式(): (式中、Halはハロゲン原子を、Aは低級アル
キレン基または低級アルキリデン基を、Xはハロ
ゲン原子、ニトロ基または低級アルキル基を表
し、nは0または1〜5の整数を示す。nが2〜
5の場合は、Xは互いに同一または相異なつても
よい。)で表される化合物とを反応させることを
特徴とする 一般式(): (式中、A,Xおよびnは前記と同じ意味を表
す。)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。 3 一般式(): (式中、Aは低級アルキレン基または低級アル
キリデン基を、Xはハロゲン原子、ニトロ基また
は低級アルキル基を表し、nは0または1〜5の
整数を示す。nが2〜5の場合は、Xは互いに同
一または相異なつてもよい。)で表されるピラゾ
ール誘導体の1種または2種以上を有効成分とし
て含有することを特徴とする選択性除草剤。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57069351A JPS58185568A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | ピラゾ−ル誘導体,その製造方法および該誘導体を含有する選択性除草剤 |
| US06/485,832 US4557753A (en) | 1982-04-24 | 1983-04-18 | Herbicidal 4-benzoyl-1-methyl-5-phenylalkoxy pyrazoles |
| KR1019830001716A KR910009938B1 (ko) | 1982-04-24 | 1983-04-22 | 피라졸 유도체, 그 제조 방법과 활성성분으로서 피라졸 유도체를함유하는 선택적인 제초 조성물 및 피라졸 유도체를 사용하는 잡초 방제 방법 |
| IT48145/83A IT1168856B (it) | 1982-04-24 | 1983-04-22 | Derivati di pirazolo,composizione erbicida che li contiene e metodo per prepararli ed applicarli |
| AU13873/83A AU1387383A (en) | 1982-04-24 | 1983-04-22 | Pyrazole herbicides |
| GB08310926A GB2122188B (en) | 1982-04-24 | 1983-04-22 | Pyrazole derivative |
| BR8302112A BR8302112A (pt) | 1982-04-24 | 1983-04-25 | Derivado de pirazole, metodo para o preparo do mesmo, um composto seletivo para a destruicao de ervas daninhas, contendo o mesmo como ingrediente ativo, e metodo para a destruicao e o controle de ervas daninhas pelo uso do mesmo |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57069351A JPS58185568A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | ピラゾ−ル誘導体,その製造方法および該誘導体を含有する選択性除草剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185568A JPS58185568A (ja) | 1983-10-29 |
| JPH0435462B2 true JPH0435462B2 (ja) | 1992-06-11 |
Family
ID=13400045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57069351A Granted JPS58185568A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | ピラゾ−ル誘導体,その製造方法および該誘導体を含有する選択性除草剤 |
Country Status (7)
| Country | Link |
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