JPH0462897B2 - - Google Patents
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- JPH0462897B2 JPH0462897B2 JP23436685A JP23436685A JPH0462897B2 JP H0462897 B2 JPH0462897 B2 JP H0462897B2 JP 23436685 A JP23436685 A JP 23436685A JP 23436685 A JP23436685 A JP 23436685A JP H0462897 B2 JPH0462897 B2 JP H0462897B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- control shaft
- control
- rotate
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は定速走行装置のアクチユエータに関す
る。
る。
近年、自動車において高速道路などを一定の速
度で走行するための定速走行装置が開発されてい
る。本発明はかかる定速走行装置において、コン
トローラやアクセルペダルからの入力信号を受
け、エンジンの回転速度を加減するスロツトル弁
開閉装置を作動させるアクチユエータに関する。
度で走行するための定速走行装置が開発されてい
る。本発明はかかる定速走行装置において、コン
トローラやアクセルペダルからの入力信号を受
け、エンジンの回転速度を加減するスロツトル弁
開閉装置を作動させるアクチユエータに関する。
[従来の技術]
従来より自動車に搭載される定速走行装置は第
3図に示されるような基本構成がとられている。
3図に示されるような基本構成がとられている。
コントローラ1は、ドライバーによつて設定さ
れる走行速度を保つべく制御信号を発するもの
で、故障や暴走防止対策のための制御信号なども
含めて電気信号としアクチユエータ3に送る。多
くのばあいコントローラ1はコンピユータとその
周辺機器から構成されている。アクセルペダル2
の踏込操作量はコントロールケーブルにより機械
的信号としてアクチユエータ3に伝達される。ア
クチユエータ3はコントローラ1とアクセルペダ
ル2からの入力信号を受け、スロツトル弁開閉装
置4に出力信号を発する。スロツトル弁開閉装置
4はアクチユエータ3からの出力信号によつて動
かされ、スロツトル弁の絞りを加減するもので、
それによりエンジンを加減速しまた一定に保つ働
きを奏する。
れる走行速度を保つべく制御信号を発するもの
で、故障や暴走防止対策のための制御信号なども
含めて電気信号としアクチユエータ3に送る。多
くのばあいコントローラ1はコンピユータとその
周辺機器から構成されている。アクセルペダル2
の踏込操作量はコントロールケーブルにより機械
的信号としてアクチユエータ3に伝達される。ア
クチユエータ3はコントローラ1とアクセルペダ
ル2からの入力信号を受け、スロツトル弁開閉装
置4に出力信号を発する。スロツトル弁開閉装置
4はアクチユエータ3からの出力信号によつて動
かされ、スロツトル弁の絞りを加減するもので、
それによりエンジンを加減速しまた一定に保つ働
きを奏する。
このような基本構成を有する定速走行装置にお
いて、アクチユエータ3は通常の定速走行中はコ
ントローラ1よりの制御信号によつて動作される
が、ドライバーが自動車を加速すべくアクセルペ
ダル2を踏込んだときはアクセルペダル2からの
出力信号を優先させてアクチユエータ3を動作さ
せる必要があり、またドライバーがアクセルペダ
ル2の踏込みを止めたときは、再びコントローラ
1からの制御信号によつて動作させる必要があ
る。
いて、アクチユエータ3は通常の定速走行中はコ
ントローラ1よりの制御信号によつて動作される
が、ドライバーが自動車を加速すべくアクセルペ
ダル2を踏込んだときはアクセルペダル2からの
出力信号を優先させてアクチユエータ3を動作さ
せる必要があり、またドライバーがアクセルペダ
ル2の踏込みを止めたときは、再びコントローラ
1からの制御信号によつて動作させる必要があ
る。
アクチユエータ3は叙上のごとき機能を有する
とともに、入力信号を確実かつ迅速に出力信号に
変換することができ、しかも、自動車内での占有
スペースをとらないコンパクトなものであること
が要求されている。
とともに、入力信号を確実かつ迅速に出力信号に
変換することができ、しかも、自動車内での占有
スペースをとらないコンパクトなものであること
が要求されている。
[発明が解決しようとする問題点]
従来の定速走行装置におけるアクチユエータに
は種々のタイプのものがあつたが、いずれも出力
信号用のケーブルを駆動する機構やアクセルペダ
ルからの入力信号によつて出力信号用ケーブルを
優先駆動する機構などが複雑である。そのためメ
カトロニクス化により省スペース化を進めている
自動車部品としては機構部分のコンパクト化が遅
れをとつている。
は種々のタイプのものがあつたが、いずれも出力
信号用のケーブルを駆動する機構やアクセルペダ
ルからの入力信号によつて出力信号用ケーブルを
優先駆動する機構などが複雑である。そのためメ
カトロニクス化により省スペース化を進めている
自動車部品としては機構部分のコンパクト化が遅
れをとつている。
本発明はかかる実情に鑑み、機能的に充分満足
することができ、かつコンパクトな定速走行装置
におけるアクチユエータを提供しようとするもの
である。
することができ、かつコンパクトな定速走行装置
におけるアクチユエータを提供しようとするもの
である。
[問題点を解決するための手段]
本発明の定速走行装置のアクチユエータは、ケ
ーシングに形成された2枚の平行な隔壁に先端部
と基端部とが回動自在に支持された制御軸と、前
記制御軸を一定の角度内で回転させるためにケー
シングに組付けられた制御モータおよび前記制御
モータからの駆動力のみを伝達する減速機と、前
記制御軸の回転力を解除する電磁クラツチと、前
記制御軸に、当該制御軸とは無関係に回転しうる
ように、かつ隣接して嵌挿された第1ドラムおよ
び第2ドラムと、第1ドラムとスロツトル弁開閉
装置との間に連結され、第1ドラムの正転方向の
回転により増速方向にスロツトル弁開閉装置を作
動させるようにした出力ケーブルと、第2ドラム
のアクセルペダルとの間に連結され、アクセルペ
ダルの踏込操作を第2ドラムの正転方向への回転
動作に変換するようにしたアクセルケーブルと、
第1ドラムのリブに設けられた第1当接部および
制御軸の先端から半径方向に延びた第1当接片か
らなり、制御軸の正方向回転のみを第1ドラムに
伝達するようにした第1一方向クラツチと、第1
ドラムのリブに設けられた第2当接部および第2
ドラムのリブに設けられた第2当接片からなり、
第2ドラムの正方向回転のみを第1ドラムに伝達
するようにした第2一方向クラツチと、前記制御
軸の周囲で前記隔壁と制御軸との間に実質的に介
装された、制御軸を逆転方向に回転付勢するため
のリング状の形態を有する第1リターンスプリン
グと、前記制御軸の周囲で前記隔壁と第2ドラム
との間に介装された、第2ドラムを逆転方向に回
転付勢するためのリング状の形態を有する第2リ
ターンスプリングとから構成せられている。
ーシングに形成された2枚の平行な隔壁に先端部
と基端部とが回動自在に支持された制御軸と、前
記制御軸を一定の角度内で回転させるためにケー
シングに組付けられた制御モータおよび前記制御
モータからの駆動力のみを伝達する減速機と、前
記制御軸の回転力を解除する電磁クラツチと、前
記制御軸に、当該制御軸とは無関係に回転しうる
ように、かつ隣接して嵌挿された第1ドラムおよ
び第2ドラムと、第1ドラムとスロツトル弁開閉
装置との間に連結され、第1ドラムの正転方向の
回転により増速方向にスロツトル弁開閉装置を作
動させるようにした出力ケーブルと、第2ドラム
のアクセルペダルとの間に連結され、アクセルペ
ダルの踏込操作を第2ドラムの正転方向への回転
動作に変換するようにしたアクセルケーブルと、
第1ドラムのリブに設けられた第1当接部および
制御軸の先端から半径方向に延びた第1当接片か
らなり、制御軸の正方向回転のみを第1ドラムに
伝達するようにした第1一方向クラツチと、第1
ドラムのリブに設けられた第2当接部および第2
ドラムのリブに設けられた第2当接片からなり、
第2ドラムの正方向回転のみを第1ドラムに伝達
するようにした第2一方向クラツチと、前記制御
軸の周囲で前記隔壁と制御軸との間に実質的に介
装された、制御軸を逆転方向に回転付勢するため
のリング状の形態を有する第1リターンスプリン
グと、前記制御軸の周囲で前記隔壁と第2ドラム
との間に介装された、第2ドラムを逆転方向に回
転付勢するためのリング状の形態を有する第2リ
ターンスプリングとから構成せられている。
[作用]
コントローラよりの制御信号により制御モータ
が正転方向または逆転方向に回転されると、減速
機で減速されて制御軸が一定角度だけ正転方向ま
たは逆転方向に回転する。制御軸が正転すると、
第1一方向クラツチにより第1ドラムが正転さ
れ、出力ケーブルが増速方向に動かされる。これ
によりスロツトル弁開閉装置がスロツトル弁を開
ける方向に作動させられる。制御軸が逆転する
と、第1ドラムは回転フリーとなるので、たとえ
ばスロツトル弁開閉装置に内蔵されているリター
ンスプリングなどによりスロツトル弁が絞られ
る。このようなアクチユエータの作動がコントロ
ーラからの制御信号に応じて随時行なわれること
により、走行抵抗の変化に応じながら自動車の車
速を一定に維持する定速走行制御が実現される。
が正転方向または逆転方向に回転されると、減速
機で減速されて制御軸が一定角度だけ正転方向ま
たは逆転方向に回転する。制御軸が正転すると、
第1一方向クラツチにより第1ドラムが正転さ
れ、出力ケーブルが増速方向に動かされる。これ
によりスロツトル弁開閉装置がスロツトル弁を開
ける方向に作動させられる。制御軸が逆転する
と、第1ドラムは回転フリーとなるので、たとえ
ばスロツトル弁開閉装置に内蔵されているリター
ンスプリングなどによりスロツトル弁が絞られ
る。このようなアクチユエータの作動がコントロ
ーラからの制御信号に応じて随時行なわれること
により、走行抵抗の変化に応じながら自動車の車
速を一定に維持する定速走行制御が実現される。
定速走行中、ドライバーがアクセルペダルを踏
み込み定速走行速度よりも加速しようとしたとき
は、そのアクセルペダルの踏み込み量がアクセル
ケーブルにより第2ドラムに伝達される。それに
より第2ドラムが正転し、その回転運動が第2一
方向クラツチを介して第1ドラムに伝達され、第
1ドラムが正転される。第1ドラムの正転は出力
ケーブルによりスロツトル弁開閉装置に伝達さ
れ、スロツトル弁を開けるので、自動車はドライ
バーのアクセル操作量に応じて加速される。
み込み定速走行速度よりも加速しようとしたとき
は、そのアクセルペダルの踏み込み量がアクセル
ケーブルにより第2ドラムに伝達される。それに
より第2ドラムが正転し、その回転運動が第2一
方向クラツチを介して第1ドラムに伝達され、第
1ドラムが正転される。第1ドラムの正転は出力
ケーブルによりスロツトル弁開閉装置に伝達さ
れ、スロツトル弁を開けるので、自動車はドライ
バーのアクセル操作量に応じて加速される。
ドライバーが減速しようとしてブレーキペダル
またはクラツチを踏み込んだばあいは、電磁クラ
ツチが切れて第1当接片が第1リターンスプリン
グにより逆転され、第1ドラムは回転フリーとな
り、スロツトル弁開閉装置のリターンスプリング
によりスロツトル弁が絞られ、自動車は減速され
る。
またはクラツチを踏み込んだばあいは、電磁クラ
ツチが切れて第1当接片が第1リターンスプリン
グにより逆転され、第1ドラムは回転フリーとな
り、スロツトル弁開閉装置のリターンスプリング
によりスロツトル弁が絞られ、自動車は減速され
る。
以上のようにして本発明のアクチユエータは定
速走行時の加減速制御を実現しうる。
速走行時の加減速制御を実現しうる。
また本発明のアクチユエータは、第1ドラムと
第2ドラムを制御軸とは無関係に回転しうるよう
嵌挿する構成を採用したので、第1ドラムと第2
ドラムを同軸上に隣接して配置することができ、
軸方向の寸法をコンパクトにすることができる。
さらに第1リターンスプリングおよび第2リター
ンスプリングはいずれもが、リング状の形態を有
するものであるため、制御軸の周囲に同軸状に配
置することができ、制御軸まわりの空間を有効に
活かして、より一層のコンパクト化を可能として
いる。
第2ドラムを制御軸とは無関係に回転しうるよう
嵌挿する構成を採用したので、第1ドラムと第2
ドラムを同軸上に隣接して配置することができ、
軸方向の寸法をコンパクトにすることができる。
さらに第1リターンスプリングおよび第2リター
ンスプリングはいずれもが、リング状の形態を有
するものであるため、制御軸の周囲に同軸状に配
置することができ、制御軸まわりの空間を有効に
活かして、より一層のコンパクト化を可能として
いる。
[実施例]
つぎに本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例にかかわるアクチユ
エータにおいてモータ駆動力が切断されている状
態での断面図、第2図は第1図に示されたアクチ
ユエータにおいてモータ駆動力が伝達される状態
での断面図、第3図は本発明のアクチユエータを
用いる定速走行装置のブロツク図である。
エータにおいてモータ駆動力が切断されている状
態での断面図、第2図は第1図に示されたアクチ
ユエータにおいてモータ駆動力が伝達される状態
での断面図、第3図は本発明のアクチユエータを
用いる定速走行装置のブロツク図である。
本実施例のアクチユエータ3は、第3図に示さ
れるごとくコントローラ1よりの制御信号とアク
セルペダル2よりの操作信号を入力信号とし、ス
ロツトル弁開閉装置4へ向け出力信号を発するべ
く用いられる。
れるごとくコントローラ1よりの制御信号とアク
セルペダル2よりの操作信号を入力信号とし、ス
ロツトル弁開閉装置4へ向け出力信号を発するべ
く用いられる。
第1図に基づきその構成を説明する。11はア
クチユエータ3のケーシング、12はコントロー
ラ1よりの制御信号で正逆両方向に回転せられる
制御モータ、13はアクセルペダル2との間に配
索せられるアクセルケーブル、14はスロツトル
弁開閉装置4との間に配索せられる出力ケーブル
である。前記制御モータ12はコントローラ1か
らの電気信号を導線15を通じて受け、制御信号
の指示値に応じた回転数だけ回転する。ケーシン
グ11は内部に2枚の隔壁16,17を有し、両
外端にそれぞれ隔壁18,19を備えている。隔
壁16に形成された長ボス16aには伝動軸21
が回転自在に支持されている。また隔壁17のボ
ス17aと隔壁19のボス19aには制御軸22
が回転自在に支持されている。前記伝動軸21の
基端(図中左側)には歯車23が固定されてお
り、これには制御モータ12の主軸12aに固定
された小歯車24がかみあつている。したがつて
前記制御モータ12が回転すると、前記歯車2
3,24により約1/5に減速されて伝動軸21が
回転させられる。伝動軸21の先端側(図中右
側)には内歯歯車減速装置30が取りつけられて
いる。その詳細はつぎのとおりである。伝動軸2
1の先端には太陽歯車31が固定されている。そ
の太陽歯車31には遊星歯車32,33がかみあ
うように共通のキヤリヤ34,35で軸対称に支
持されている。なお前記キヤリヤ34は幅広のボ
ス34aを有し、長ボス16a上で回動自在に嵌
挿されている。前記遊星歯車32,33には静止
内歯歯車36がかみあうように設けられており、
そのリング部36aの外周にはケーシング11の
内周に摺接されている。この静止内歯歯車のリン
グ部36aの裏面には円板状のクラツチ板38が
板バネにより遊動するように取りつけられてい
る。該クラツチ板38と前記隔壁16との間には
電磁クラツチ39が取りつけられており、電磁ク
ラツチ39がコントローラ1の指令により、通電
を受けたときは、第2図に示されるようにクラツ
チ板38を引きつけるようになつている。このば
あい電磁クラツチ39の表面に設けられた係合突
起とクラツチ板38の表面に設けられた係合突起
とが、たがいに係合して静止内歯歯車36の回転
不能に拘束するようになつている。なお電磁クラ
ツチ39がコントローラ1の指令により通電を遮
断されたときは、第1図に示されるように、クラ
ツチ板38は電磁クラツチ39と離れており、静
止内歯歯車36は回転フリーとなる。一方、前記
静止内歯歯車36に向い合うようにして、前記遊
星歯車32,33にかみあわされた回転内歯歯車
37が設けられている。その回転内歯歯車37は
そのボス部37aが制御軸22の基端(図中左
側)に固定されている。回転内歯歯車37の歯数
は前記静止内歯歯車36の歯数と数枚異なつてお
り、それによりいわゆる不思議歯車機構を構成し
ている。したがつて電磁クラツチ39でクラツチ
板38を引きつけておくばあいは、静止内歯歯車
36は回転しないので、伝動軸21の回転によつ
て遊星歯車32,33は伝動軸21まわりを公転
する。そしてそれにより回転内歯歯車37は大き
く減速され、たとえば伝動軸21の回転から約1/
108に減速して制御軸22を回転させる。このよ
うにして最終減速比を約1/540に落とされた制御
軸22はたとえば角速度48度/秒で回転させられ
る。
クチユエータ3のケーシング、12はコントロー
ラ1よりの制御信号で正逆両方向に回転せられる
制御モータ、13はアクセルペダル2との間に配
索せられるアクセルケーブル、14はスロツトル
弁開閉装置4との間に配索せられる出力ケーブル
である。前記制御モータ12はコントローラ1か
らの電気信号を導線15を通じて受け、制御信号
の指示値に応じた回転数だけ回転する。ケーシン
グ11は内部に2枚の隔壁16,17を有し、両
外端にそれぞれ隔壁18,19を備えている。隔
壁16に形成された長ボス16aには伝動軸21
が回転自在に支持されている。また隔壁17のボ
ス17aと隔壁19のボス19aには制御軸22
が回転自在に支持されている。前記伝動軸21の
基端(図中左側)には歯車23が固定されてお
り、これには制御モータ12の主軸12aに固定
された小歯車24がかみあつている。したがつて
前記制御モータ12が回転すると、前記歯車2
3,24により約1/5に減速されて伝動軸21が
回転させられる。伝動軸21の先端側(図中右
側)には内歯歯車減速装置30が取りつけられて
いる。その詳細はつぎのとおりである。伝動軸2
1の先端には太陽歯車31が固定されている。そ
の太陽歯車31には遊星歯車32,33がかみあ
うように共通のキヤリヤ34,35で軸対称に支
持されている。なお前記キヤリヤ34は幅広のボ
ス34aを有し、長ボス16a上で回動自在に嵌
挿されている。前記遊星歯車32,33には静止
内歯歯車36がかみあうように設けられており、
そのリング部36aの外周にはケーシング11の
内周に摺接されている。この静止内歯歯車のリン
グ部36aの裏面には円板状のクラツチ板38が
板バネにより遊動するように取りつけられてい
る。該クラツチ板38と前記隔壁16との間には
電磁クラツチ39が取りつけられており、電磁ク
ラツチ39がコントローラ1の指令により、通電
を受けたときは、第2図に示されるようにクラツ
チ板38を引きつけるようになつている。このば
あい電磁クラツチ39の表面に設けられた係合突
起とクラツチ板38の表面に設けられた係合突起
とが、たがいに係合して静止内歯歯車36の回転
不能に拘束するようになつている。なお電磁クラ
ツチ39がコントローラ1の指令により通電を遮
断されたときは、第1図に示されるように、クラ
ツチ板38は電磁クラツチ39と離れており、静
止内歯歯車36は回転フリーとなる。一方、前記
静止内歯歯車36に向い合うようにして、前記遊
星歯車32,33にかみあわされた回転内歯歯車
37が設けられている。その回転内歯歯車37は
そのボス部37aが制御軸22の基端(図中左
側)に固定されている。回転内歯歯車37の歯数
は前記静止内歯歯車36の歯数と数枚異なつてお
り、それによりいわゆる不思議歯車機構を構成し
ている。したがつて電磁クラツチ39でクラツチ
板38を引きつけておくばあいは、静止内歯歯車
36は回転しないので、伝動軸21の回転によつ
て遊星歯車32,33は伝動軸21まわりを公転
する。そしてそれにより回転内歯歯車37は大き
く減速され、たとえば伝動軸21の回転から約1/
108に減速して制御軸22を回転させる。このよ
うにして最終減速比を約1/540に落とされた制御
軸22はたとえば角速度48度/秒で回転させられ
る。
なお、このアクチユエータ3は制御軸22を最
大角度75度の範囲で回転させるようになつてお
り、そのため回転位置の終端を規制するためのス
トツパ37cが回転内歯歯車37の外周部に形成
されており、それが隔壁17のストツパー部に当
接するようになつている。
大角度75度の範囲で回転させるようになつてお
り、そのため回転位置の終端を規制するためのス
トツパ37cが回転内歯歯車37の外周部に形成
されており、それが隔壁17のストツパー部に当
接するようになつている。
つぎに制御軸22まわりの構成を説明する。制
御軸22の先端側(図中右側)には第1ドラム4
1が挿入され、かつ第1ドラム41と隔壁17と
の間には第2ドラム42がたがいに隣接して挿入
されている。第1ドラム41および第2ドラム4
2は制御軸22とは無関係に制御軸22上で回転
するようになつている。前記第1ドラム41には
第2図に示されるように出力ケーブル14が巻き
つけられており、第1ドラム41が正転方向(矢
印A方向)に回転すると該出力ケーブル14が引
張られて(矢印B方向)、第1ドラム41に巻き
とられる。そしてこの方向に出力ケーブル14が
引かれたときスロツトル弁開閉装置4を作動させ
てスロツトル弁を開けるようになつている。また
第2ドラム42にはアクセルケーブル13が巻き
つけられており、アクセルペダル2を踏み込んだ
ときそれがアクセルペダル2の方向(矢印C方
向)に引かれて、第2ドラム42を正転方向(矢
印A方向)に回転させるようになつている。
御軸22の先端側(図中右側)には第1ドラム4
1が挿入され、かつ第1ドラム41と隔壁17と
の間には第2ドラム42がたがいに隣接して挿入
されている。第1ドラム41および第2ドラム4
2は制御軸22とは無関係に制御軸22上で回転
するようになつている。前記第1ドラム41には
第2図に示されるように出力ケーブル14が巻き
つけられており、第1ドラム41が正転方向(矢
印A方向)に回転すると該出力ケーブル14が引
張られて(矢印B方向)、第1ドラム41に巻き
とられる。そしてこの方向に出力ケーブル14が
引かれたときスロツトル弁開閉装置4を作動させ
てスロツトル弁を開けるようになつている。また
第2ドラム42にはアクセルケーブル13が巻き
つけられており、アクセルペダル2を踏み込んだ
ときそれがアクセルペダル2の方向(矢印C方
向)に引かれて、第2ドラム42を正転方向(矢
印A方向)に回転させるようになつている。
前記第1ドラム41のリブ41aの一側面には
円周状に一定の角度、たとえば75度の範囲で周溝
41bが形成され、その終端の立壁を第1当接部
43としている。一方、制御軸22の先端には第
1当接片44が固定され、その第1当接片44の
先端には前記第1当接部43に当接する突出部4
4aが形成されている。制御軸22が正転方向に
回転するときは、前記第1当接片44が第1当接
部43に当接して第1ドラム41を正転方向に回
転させうる。そして制御軸22が逆転方向に回転
するときは、前記第1当接片44は前記周溝41
b内を空転するので、第1ドラム41は回転フリ
ーとなり、たとえばスロツトル弁開閉装置内のリ
ターンスプリングなどで逆転させられる。以上ご
とく第1当接部43と第1当接片44により第1
一方向クラツチ45が構成されている。また前記
第1ドラム41のリブ41aの他側面には円筒状
に一定の角度、たとえば75度の範囲で周溝41c
が形成され、その終端の立壁を第2当接部46と
している。一方第2ドラム42のリブ42aには
前記周溝41cに嵌入する突起状の第2当接片4
7が形成されている。それによつて第2ドラム4
2が正転方向に回転するときは第2当接片47が
第2当接部46を押して第1ドラム41を正転方
向に回転させる。そして第2ドラム42が逆転方
向に回転するときは第2当接片47は前記周溝4
1c内を空転するので第1ドラム41は回転フリ
ーとなり、このばあいもスロツトル弁開閉装置内
のリターンスプリングなどで逆転させられる。以
上のごとく第2当接部46と第2当接片47によ
り第1ドラム41と第2ドラム42との間に第2
一方向クラツチ48が構成されている。なお、第
2ドラム42の裏面にはストツパ42cが形成さ
れており、このストツパ42cも回転位置の終端
に達したとき隔壁17のストツパー部に当接し
て、75度の範囲内で回転するように規制してい
る。
円周状に一定の角度、たとえば75度の範囲で周溝
41bが形成され、その終端の立壁を第1当接部
43としている。一方、制御軸22の先端には第
1当接片44が固定され、その第1当接片44の
先端には前記第1当接部43に当接する突出部4
4aが形成されている。制御軸22が正転方向に
回転するときは、前記第1当接片44が第1当接
部43に当接して第1ドラム41を正転方向に回
転させうる。そして制御軸22が逆転方向に回転
するときは、前記第1当接片44は前記周溝41
b内を空転するので、第1ドラム41は回転フリ
ーとなり、たとえばスロツトル弁開閉装置内のリ
ターンスプリングなどで逆転させられる。以上ご
とく第1当接部43と第1当接片44により第1
一方向クラツチ45が構成されている。また前記
第1ドラム41のリブ41aの他側面には円筒状
に一定の角度、たとえば75度の範囲で周溝41c
が形成され、その終端の立壁を第2当接部46と
している。一方第2ドラム42のリブ42aには
前記周溝41cに嵌入する突起状の第2当接片4
7が形成されている。それによつて第2ドラム4
2が正転方向に回転するときは第2当接片47が
第2当接部46を押して第1ドラム41を正転方
向に回転させる。そして第2ドラム42が逆転方
向に回転するときは第2当接片47は前記周溝4
1c内を空転するので第1ドラム41は回転フリ
ーとなり、このばあいもスロツトル弁開閉装置内
のリターンスプリングなどで逆転させられる。以
上のごとく第2当接部46と第2当接片47によ
り第1ドラム41と第2ドラム42との間に第2
一方向クラツチ48が構成されている。なお、第
2ドラム42の裏面にはストツパ42cが形成さ
れており、このストツパ42cも回転位置の終端
に達したとき隔壁17のストツパー部に当接し
て、75度の範囲内で回転するように規制してい
る。
内歯歯車減速装置30の回転内歯歯車37と隔
壁17との間には制御軸22を逆転方向に付勢す
るためのコイルバネである第1リターンスプリン
グ51が取りつけられている。この第1リターン
スプリング51はリング状の胴部を制御軸22の
周囲に同軸状に配置されており、一端が隔壁17
に形成せられた突起17bに係止せられ、他端が
回転内歯歯車37のリブに形成せられた突起37
bに係止せられている。しかして電磁クラツチ3
9への通電が断たれクラツチ板38を離している
ときは、静止内歯歯車36が回転フリーとなつて
いるので、回転内歯歯車37は第1リターンスプ
リング51の弾発力により逆転され、同時に制御
軸22をしたがつてまた第1当接片44を初期位
置まで逆転させることができる。また隔壁17と
第2ドラム42との間には第2ドラム42を逆転
方向に付勢するためのゼンマイバネである第2リ
ターンスプリング52が取りつけられている。こ
の第2リターンスプリング52は、その一端が第
2ドラム42のボス42bに固定され、その他端
が隔壁17の棚17cに固定されている。しかし
てアクセルケーブル13の引張りが緩んだとき
は、つまりドライバーの踏み込みがアクセルペダ
ルから離れるときは、第2リターンスプリング5
2の弾発力により第2ドラム42は逆転しアクセ
ルケーブル13を巻き取つて、アクセルペダルを
元の位置へ復帰させる。
壁17との間には制御軸22を逆転方向に付勢す
るためのコイルバネである第1リターンスプリン
グ51が取りつけられている。この第1リターン
スプリング51はリング状の胴部を制御軸22の
周囲に同軸状に配置されており、一端が隔壁17
に形成せられた突起17bに係止せられ、他端が
回転内歯歯車37のリブに形成せられた突起37
bに係止せられている。しかして電磁クラツチ3
9への通電が断たれクラツチ板38を離している
ときは、静止内歯歯車36が回転フリーとなつて
いるので、回転内歯歯車37は第1リターンスプ
リング51の弾発力により逆転され、同時に制御
軸22をしたがつてまた第1当接片44を初期位
置まで逆転させることができる。また隔壁17と
第2ドラム42との間には第2ドラム42を逆転
方向に付勢するためのゼンマイバネである第2リ
ターンスプリング52が取りつけられている。こ
の第2リターンスプリング52は、その一端が第
2ドラム42のボス42bに固定され、その他端
が隔壁17の棚17cに固定されている。しかし
てアクセルケーブル13の引張りが緩んだとき
は、つまりドライバーの踏み込みがアクセルペダ
ルから離れるときは、第2リターンスプリング5
2の弾発力により第2ドラム42は逆転しアクセ
ルケーブル13を巻き取つて、アクセルペダルを
元の位置へ復帰させる。
以上の構成により、制御モータ12が正転する
と制御軸22、第1当接片44が初期位置の0度
から終期位置の75度の間で回転角度を増大する方
向に回転し、第1ドラム41を任意の回転角度ま
で正転させることができ、また制御モータ12が
逆転すると制御軸22、第1当接片44が終期位
置と初期位置の間で回転角度を減少する方向に回
転し、第1ドラム41が任意の回転角度まで復帰
しうるようになつている。なお、ケーシング11
の隔壁19と第1ドラム41との間の空間には、
リミツトスイツチを設けることができ、このリミ
ツトスイツチを第1当接片44で作動させて、過
回転防止に用いることができる。
と制御軸22、第1当接片44が初期位置の0度
から終期位置の75度の間で回転角度を増大する方
向に回転し、第1ドラム41を任意の回転角度ま
で正転させることができ、また制御モータ12が
逆転すると制御軸22、第1当接片44が終期位
置と初期位置の間で回転角度を減少する方向に回
転し、第1ドラム41が任意の回転角度まで復帰
しうるようになつている。なお、ケーシング11
の隔壁19と第1ドラム41との間の空間には、
リミツトスイツチを設けることができ、このリミ
ツトスイツチを第1当接片44で作動させて、過
回転防止に用いることができる。
つぎに本実施例の作用を説明する。
本実施例のアクチユエータ3は、走行抵抗の変
動に応じて車速を一定に維持するため、コントロ
ーラからの制御信号により、エンジンの増速、
エンジンの減速を操作し、また定速走行中の
ドライバーのアクセル操作により、通常の定速制
御をキヤンセルしてエンジンを増速し、またド
ライバーのブレーキ操作により、定速制御をキヤ
ンセルしエンジンを減速する。という動作をおこ
なう。以下その順にアクチユエータ3の作動を説
明する。
動に応じて車速を一定に維持するため、コントロ
ーラからの制御信号により、エンジンの増速、
エンジンの減速を操作し、また定速走行中の
ドライバーのアクセル操作により、通常の定速制
御をキヤンセルしてエンジンを増速し、またド
ライバーのブレーキ操作により、定速制御をキヤ
ンセルしエンジンを減速する。という動作をおこ
なう。以下その順にアクチユエータ3の作動を説
明する。
定速走行のためのエンジンの増速
定速制御が実行されているあいだ、電磁クラツ
チ39は通電を受け、第2図に示されるように電
磁クラツチ39がクラツチ盤38を引きつけてい
る。そのため静止内歯歯車36は回転不能に拘束
されており、回転内歯歯車37は制御モード12
によつて回転されうる状態となつている。
チ39は通電を受け、第2図に示されるように電
磁クラツチ39がクラツチ盤38を引きつけてい
る。そのため静止内歯歯車36は回転不能に拘束
されており、回転内歯歯車37は制御モード12
によつて回転されうる状態となつている。
エンジンを増速するばあいコントローラ1の制
御信号により、制御モータ12は正転方向に所定
回転数だけ回転させられる。制御モータ12の正
転は小歯車24→歯車23と伝えられて伝動軸2
1を一次減速させられた回転数で回転させる。つ
いで伝動軸21の回転は太陽歯車31→遊星歯車
32,33→回転内歯歯車37と伝達され、約1/
540の最終減速比で、制御軸22を正転方向に回
転させる。制御軸22の正転は第1一方向クラツ
チ45により第1ドラム41に伝えられて、これ
を正転させ、出力ケーブル14をB方向に引張
る。そのためスロツトル弁開閉装置4はエンジン
のスロツトル弁を開けるように作動する。第1ド
ラムの回転角度は制御モータ12の回転時間を増
減することで加減され、0度から75度の範囲で任
意に設定され、それによりスロツトル弁の開度量
も任意に増減することができる。
御信号により、制御モータ12は正転方向に所定
回転数だけ回転させられる。制御モータ12の正
転は小歯車24→歯車23と伝えられて伝動軸2
1を一次減速させられた回転数で回転させる。つ
いで伝動軸21の回転は太陽歯車31→遊星歯車
32,33→回転内歯歯車37と伝達され、約1/
540の最終減速比で、制御軸22を正転方向に回
転させる。制御軸22の正転は第1一方向クラツ
チ45により第1ドラム41に伝えられて、これ
を正転させ、出力ケーブル14をB方向に引張
る。そのためスロツトル弁開閉装置4はエンジン
のスロツトル弁を開けるように作動する。第1ド
ラムの回転角度は制御モータ12の回転時間を増
減することで加減され、0度から75度の範囲で任
意に設定され、それによりスロツトル弁の開度量
も任意に増減することができる。
なお、このようにエンジンの増速がなされたの
ち、制御モータ12への通電は断たれるが、内歯
歯車減速装置の一方向伝達機能により制御軸22
は逆転不能に拘束され、第1ドラム41が設定さ
れた回転位置から逆転することはない。
ち、制御モータ12への通電は断たれるが、内歯
歯車減速装置の一方向伝達機能により制御軸22
は逆転不能に拘束され、第1ドラム41が設定さ
れた回転位置から逆転することはない。
定速走行のためのエンジンの減速
エンジンを減速するばあいコントローラ1の制
御信号により、制御モータ12は逆転方向に所定
回転数だけ回転させられる。制御モータ12の逆
転は小歯車24→歯車23→伝動軸21と伝えら
れて、さらに伝動軸21の回転が前記のばあい
と同様に内歯歯車減速装置30を介して制御軸2
2に伝達される。このように制御軸22を任意の
回転位置まで逆転させると、第1当接片44も同
じ回転位置まで逆転するので、第1ドラム41は
スロツトル弁開閉装置に内蔵されているリターン
スプリングなどにより逆転され、前記第1当接片
44にその第1当接部43が当るまで復帰させら
れる。そのためスロツトル弁は開度量が絞られ、
エンジンが減速される。
御信号により、制御モータ12は逆転方向に所定
回転数だけ回転させられる。制御モータ12の逆
転は小歯車24→歯車23→伝動軸21と伝えら
れて、さらに伝動軸21の回転が前記のばあい
と同様に内歯歯車減速装置30を介して制御軸2
2に伝達される。このように制御軸22を任意の
回転位置まで逆転させると、第1当接片44も同
じ回転位置まで逆転するので、第1ドラム41は
スロツトル弁開閉装置に内蔵されているリターン
スプリングなどにより逆転され、前記第1当接片
44にその第1当接部43が当るまで復帰させら
れる。そのためスロツトル弁は開度量が絞られ、
エンジンが減速される。
以上のエンジンの増速と減速は、自動車の走行
抵抗の変化に応じてコントローラ1からの指令に
より随時実行され、自動車の車速が一定に保たれ
る。
抵抗の変化に応じてコントローラ1からの指令に
より随時実行され、自動車の車速が一定に保たれ
る。
定速走行中の一時加速
コントローラ1の制御による定速走行中、ドラ
イバーがアクセルペダルを踏み込み一時加速しよ
うとしたばあいは、そのアクセルペダル2の動き
がアクセルケーブル13を通じて第2ドラム42
に伝わり、第2ドラム42を正転方向に回転させ
る。第2ドラム42の正転は第2一方向クラツチ
48によつて第1ドラム41に伝えられ、第1ド
ラム41がコントローラ1で設定されていた回転
位置から回転角度を進めるので、それにより出力
ケーブル14が引張られスロツトル弁を開ける。
以上の動きによつて定速走行中の自動車はコント
ローラ1の制御をキヤンセルし、一時加速が行な
われる。
イバーがアクセルペダルを踏み込み一時加速しよ
うとしたばあいは、そのアクセルペダル2の動き
がアクセルケーブル13を通じて第2ドラム42
に伝わり、第2ドラム42を正転方向に回転させ
る。第2ドラム42の正転は第2一方向クラツチ
48によつて第1ドラム41に伝えられ、第1ド
ラム41がコントローラ1で設定されていた回転
位置から回転角度を進めるので、それにより出力
ケーブル14が引張られスロツトル弁を開ける。
以上の動きによつて定速走行中の自動車はコント
ローラ1の制御をキヤンセルし、一時加速が行な
われる。
なおドライバーが踏み込んでいたアクセルペダ
ルを離したばあいは、第2リターンスプリング5
2により第2ドラム42が逆転させられ、それに
よりアクセルペダルが元の位置に戻される。あわ
せて第1ドラム41は回転フリーとなるので、ス
ロツトル弁はスロツトル弁開閉装置に内蔵されて
いるリターンスプリングなどで開度量が絞られ、
同時に当該リターンスプリングの力を出力ケーブ
ル14を介して受ける第1ドラム41は第1当接
部43が第1当接片44に当接するまで復帰す
る。そのためエンジンはコントローラ1で設定さ
れていた加速前の速度に復帰し、自動車は定速走
行状態に復帰する。
ルを離したばあいは、第2リターンスプリング5
2により第2ドラム42が逆転させられ、それに
よりアクセルペダルが元の位置に戻される。あわ
せて第1ドラム41は回転フリーとなるので、ス
ロツトル弁はスロツトル弁開閉装置に内蔵されて
いるリターンスプリングなどで開度量が絞られ、
同時に当該リターンスプリングの力を出力ケーブ
ル14を介して受ける第1ドラム41は第1当接
部43が第1当接片44に当接するまで復帰す
る。そのためエンジンはコントローラ1で設定さ
れていた加速前の速度に復帰し、自動車は定速走
行状態に復帰する。
定速走行中の一時減速
ドライバーがブレーキペダルまたはクラツチペ
ダルを踏み込み一時減速しようとしたばあいは、
その踏み込み操作に連動して電磁クラツチ39へ
の通電が断たれ、第1当接片44が第1リターン
スプリング51により初期位置(回転角度が0°の
位置)に復帰するまで回転させられる。そのため
前記のばあいと同様にして、スロツトル弁が絞
られ、エンジンはアイドリング状態にされる。
ダルを踏み込み一時減速しようとしたばあいは、
その踏み込み操作に連動して電磁クラツチ39へ
の通電が断たれ、第1当接片44が第1リターン
スプリング51により初期位置(回転角度が0°の
位置)に復帰するまで回転させられる。そのため
前記のばあいと同様にして、スロツトル弁が絞
られ、エンジンはアイドリング状態にされる。
なおドライバーがブレーキペダルの踏み込みを
止めたり、再びアクセルペダルを踏み込んだとき
は、それに連動して、制御モータ12が正転方向
に回転され、キヤンセル前の回転位置まで正転さ
せられる。そのようにして、再び定速制御が実行
される。
止めたり、再びアクセルペダルを踏み込んだとき
は、それに連動して、制御モータ12が正転方向
に回転され、キヤンセル前の回転位置まで正転さ
せられる。そのようにして、再び定速制御が実行
される。
以上のごとく本実施例のアクチユエータにおい
ては、自動車の定速走行を維持するためのエンジ
ンの増減速および定速走行中の一時加速ならびに
定速走行中の一時減速のためのスロツトル弁開閉
操作が実に確実に行われるのである。
ては、自動車の定速走行を維持するためのエンジ
ンの増減速および定速走行中の一時加速ならびに
定速走行中の一時減速のためのスロツトル弁開閉
操作が実に確実に行われるのである。
つぎに本実施例のアクチユエータ3のスペース
設計上の利点について説明する。本実施例のアク
チユエータ3では、第1ドラム41と第2ドラム
42を制御軸22上に該制御軸22とは無関係に
回転しうるよう嵌挿しているので、第1ドラム4
1と第2ドラム42を同軸上に隣接して配置する
ことができ、制御軸方向の寸法をコンパクトにす
ることができる。さらに第1リターンスプリング
51および第2リターンスプリング52はいずれ
もリング状の形態を有するものであるため、制御
軸22と同軸に環状に配置することができるの
で、制御軸22まわりの空間を利用して、コンパ
クトに収容されている。
設計上の利点について説明する。本実施例のアク
チユエータ3では、第1ドラム41と第2ドラム
42を制御軸22上に該制御軸22とは無関係に
回転しうるよう嵌挿しているので、第1ドラム4
1と第2ドラム42を同軸上に隣接して配置する
ことができ、制御軸方向の寸法をコンパクトにす
ることができる。さらに第1リターンスプリング
51および第2リターンスプリング52はいずれ
もリング状の形態を有するものであるため、制御
軸22と同軸に環状に配置することができるの
で、制御軸22まわりの空間を利用して、コンパ
クトに収容されている。
[発明の効果]
本発明においては、定速走行のためのスロツト
ル弁開閉操作を確実に実行することができ、かつ
アクチユエータの省スペース設計が可能となる。
ル弁開閉操作を確実に実行することができ、かつ
アクチユエータの省スペース設計が可能となる。
第1図は本発明の一実施例にかかわるアクチユ
エータにおいてモータ駆動力が切断されている状
態での断面図、第2図は第1図に示されたアクチ
ユエータにおいてモータ駆動力が伝達される状態
での断面図、第3図は本発明のアクチユエータを
用いる定速走行装置のブロツク図である。 図面の主要符号、1……コントローラ、2……
アクセルペダル、3……アクチユエータ、4……
スロツトル弁開閉装置、11……ケーシング、1
2……制御モータ、13……アクセルケーブル、
14……出力ケーブル、16,17,18,19
……隔壁、22……制御軸、30……内歯車減速
装置、36……静止内歯歯車、37……回転内歯
歯車、38……クラツチ板、39……電磁クラツ
チ、41……第1ドラム、42……第2ドラム、
43……第1当接部、44……第1当接片、45
……第1一方向クラツチ、46……第2当接部、
47……第2当接片、48……第2一方向クラツ
チ、51……第1リターンスプリング、52……
第2リターンスプリング。
エータにおいてモータ駆動力が切断されている状
態での断面図、第2図は第1図に示されたアクチ
ユエータにおいてモータ駆動力が伝達される状態
での断面図、第3図は本発明のアクチユエータを
用いる定速走行装置のブロツク図である。 図面の主要符号、1……コントローラ、2……
アクセルペダル、3……アクチユエータ、4……
スロツトル弁開閉装置、11……ケーシング、1
2……制御モータ、13……アクセルケーブル、
14……出力ケーブル、16,17,18,19
……隔壁、22……制御軸、30……内歯車減速
装置、36……静止内歯歯車、37……回転内歯
歯車、38……クラツチ板、39……電磁クラツ
チ、41……第1ドラム、42……第2ドラム、
43……第1当接部、44……第1当接片、45
……第1一方向クラツチ、46……第2当接部、
47……第2当接片、48……第2一方向クラツ
チ、51……第1リターンスプリング、52……
第2リターンスプリング。
Claims (1)
- 1 ケーシングに形成された2枚の平行な隔壁に
先端部と基端部とが回動自在に支持された制御軸
と、前記制御軸を一定の角度内で回転させるため
にケーシングに組付けられた制御モータおよび前
記制御モータからの駆動力のみを伝達する減速機
と、前記制御軸の回転力を解除する電磁クラツチ
と、前記制御軸に、当該制御軸とは無関係に回転
しうるように、かつ隣接して嵌挿された第1ドラ
ムおよび第2ドラムと、第1ドラムとスロツトル
弁開閉装置との間に連結され、第1ドラムの正転
方向の回転により増速方向にスロツトル弁開閉装
置を作動させるようにした出力ケーブルと、第2
ドラムのアクセルペダルとの間に連結され、アク
セルペダルの踏込操作を第2ドラムの正転方向へ
の回転動作に変換するようにしたアクセルケーブ
ルと、第1ドラムのリブに設けられた第1当接部
および制御軸の先端から半径方向に延びた第1当
接片からなり、制御軸の正方向回転のみを第1ド
ラムに伝達するようにした第1一方向クラツチ
と、第1ドラムのリブに設けられた第2当接部お
よび第2ドラムのリブに設けられた第2当接片か
らなり、第2ドラムの正方向回転のみを第1ドラ
ムに伝達するようにした第2一方向クラツチと、
前記制御軸の周囲で前記隔壁と制御軸との間に実
質的に介装された、制御軸を逆転方向に回転付勢
するためのリング状の形態を有する第1リターン
スプリングと、前記制御軸の周囲で前記隔壁と第
2ドラムとの間に介装された、第2ドラムを逆転
方向に回転付勢するためのリング状の形態を有す
る第2リターンスプリングとからなる定速走行装
置のアクチユエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23436685A JPS6294430A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 定速走行装置のアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23436685A JPS6294430A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 定速走行装置のアクチュエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6294430A JPS6294430A (ja) | 1987-04-30 |
| JPH0462897B2 true JPH0462897B2 (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=16969880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23436685A Granted JPS6294430A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 定速走行装置のアクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6294430A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100328579B1 (ko) * | 1999-10-28 | 2002-03-22 | 윤태성 | 자동차용 정속주행장치의 액추에이터 |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP23436685A patent/JPS6294430A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6294430A (ja) | 1987-04-30 |
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