JPH0549691B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0549691B2 JPH0549691B2 JP58082600A JP8260083A JPH0549691B2 JP H0549691 B2 JPH0549691 B2 JP H0549691B2 JP 58082600 A JP58082600 A JP 58082600A JP 8260083 A JP8260083 A JP 8260083A JP H0549691 B2 JPH0549691 B2 JP H0549691B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molecular weight
- ethylene
- distribution curve
- copolymer
- propylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は低温衝撃性、剛性、透明性に優れ、し
かもフイルムを成形した時、表面がくもつたり、
べたついたりすることのないエチレン/プロピレ
ンランダム共重合体に関する。 [従来の技術] 各種用途、特に食品包装用として適した低温衝
撃性、剛性、透明性に優れたエチレン/プロピレ
ン共重合体に関してはすでに多くの組成物及び共
重合方法が提案されている。 [発明が解決しようとする課題] 低温耐衝撃性を改良するためにはエチレン含量
を多くする必要があるエチレン含量の多いエチレ
ン/プロピレンランダム共重合体でフイルムを成
形すると、表面がくもつたりべたついたりする問
題があつた。 本発明者らは、上記問題を解決する方法につい
て種々の検討を行つた結果、特定の共重合体が低
温耐衝撃性、剛性、透明性に優れ、しかもフイル
ムを成形した時にも表面がくもつたりべたついた
りするという問題のないことを見い出し本発明を
完成した。 本発明の目的は低温衝撃性、剛性、透明性に優
れしかも外観が良好であるエチレン−プロピレン
共重合体を得ることにある。 [課題を解決するための手段] 本発明は、 C−O又はC−N結合を有する有機化合物を含
有するハロゲン化マグネシウムに四塩化チタンを
担持して得た触媒成分と有機アルミニウム化合物
と有機酸エステルとからなる触媒を用いて得た、 イ 30℃の白灯油可溶分が20重量%以下であり且
つそのエチレン含量が20重量%以下であり、 ロ 全重合体のエチレン含量が2〜7重量%であ
り、 ハ GPCで測定した、横軸を分子量の自然対数
で表わした分子量分布曲線を3分割し、低分子
量側の分子量分布曲線をガウス分布で近似して
求めたMw/Moが5.0以下であり、 ニ メルトフローインデツクスが0.2〜20g/
10minである、 ことを特徴とするフイルム用エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体に関する。 本発明の共重合体は、イ)30℃の白灯油可溶分
が20重量%以下である必要がある。即ち10gの共
重合体を酸化防止剤を0.2重量%含有する白灯油
に120〜130℃で完全に溶解させ、次いで4〜5時
間かけて30℃に降温し、次いで30℃で2時間放置
した後濾過して、白灯油に可溶な部分を取り出
す。その可溶部を次いでメタノール−アセトン混
合溶媒中に投じて不溶化し、得られた不溶部を濾
別する。この濾残が30℃の白灯油に可溶部分であ
る。この30℃可溶部分が20重量%をこえると共重
合体の剛性が不良であり好ましくない。又該部の
エチレン含量が20重量%をこえると共重合体の透
明性が不良となる。好ましい範囲は白灯油可溶分
は5〜15重量%、該部のエチレン含量は5〜18重
量%である。 本発明の共重合体は、ロ)エチレン含量が2〜
7重量%である必要があり、2重量%未満では衝
撃性が劣り、又7重量%をこえると剛性が不良と
なる。 本発明の共重合体は、ハ)GPCで測定した、
横軸を分子量の自然対数で表わした分子量分布曲
線を3分割し、低分子量側の分子量分布曲線をガ
ウス分布で近似して求めたMw/Moが5以下であ
る必要がある。 このMw/Moの測定法はJournal of
Chromatographic Science,Vo120,June
1982,252〜255に詳細に開示されている。GPC
の測定は135℃で、移動層としてトリクロロトル
エンを用いて測定される。カラムの分離能は例え
ば昭和電工製、Shodex AD80MSを2本連結し
た如き程度のものであればよい。 添付図面に示すとおり、横軸をln(分子量)で
表わした分子量分布曲線を3分割し、a:高分子
量側(1/3)、b:ピーク付近(1/3)、c:低分子
量側(1/3)とする。分子量分布曲線の3分割は
詳しくは次の通りに行なう。図面に示したGPC
溶出曲線の溶出量につきピーク位置及び高分子量
側ならびに低分子量側の検出限界位置のそれぞれ
に対応する横軸上の3点(Xn,X1及びX2)を定
め、Xnよりの隔りの大なる検出限界位置(図面
の例ではX2)を選び、このX2とXnの間の長さを
3等分して得た距離lの2倍(2l)の長さでX2
を基点として、他の検出限界位置(X1)側へ横
軸を、低分子領域c、ピーク領域b、及び高分子
量領域aの3領域に分割して行なう。かくして得
られたc領域の分子量分布曲線を下式で近似して
Mw/Moを求める。 Y=Yn・exp[−(X−Xn)2/2S2] Y:分子量の自然対数ln(分子量)がXのときの
高さ Yn:ピーク分子量の自然対数ln(ピーク分子量)
がXnのときの高さ S:√(w o) 上記方法で測定したMw/Moが5をこえるとフ
イルムとした時に表面がくもつたり、べとついた
りして好ましくない。Mw/Moの下限はとくに限
定されないが、理論的には1.0であり、通常はポ
リマーの性質より2以上である。 本発明の共重合体は、従来のエチレン/プロピ
レンランダム共重合体と同様に、メルトフローイ
ンデツクスが0.2〜20g/10min程度、通常は1.5
〜12g/10min程度である。これは極限粘度
[η]1.3〜3.1に相当し、従つて分子量18万〜54
万に相当する。 本発明の共重合体は、C−O又はC−N結合を
有する有機化合物を含有するハロゲン化マグネシ
ウムに四塩化チタンを担持して得た触媒成分と有
機アルミニウム化合物と有機酸エステルとからな
る触媒を用いて、芳香族炭化水素を含有する液状
プロピレン中で50〜70℃でエチレンと共重合し、
次いでプロピレンで洗浄することによつて得られ
る。 以下に実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説
明する。 実施例及び比較例に於て 物性は生成したエチレン/プロピレン共重合体
に対して、フエノール系安定剤を20/10000の重
量比で、ステアリン酸カルシウムを10/10000の
重量比で、滑剤を20/10000の重量比で添加し、
250℃で造粒して得た共重合体を240℃で厚さ
30μ、幅25cmのTダイフイルム作り評価した。 測定方法は次のとおりである。 メルトフローインデツクス(g/10min):230
℃、荷重2.16Kg、ASTM D−1238−62Tによる。 ヘイズ(%):ASTM 1003−53による。 ブロツキング:フイルムを2枚重ねあわせ、2
Kgの錘りを乗せ、50℃で24時間保つた後密着
面積の割合として算出する。 ヤング率(Kg/mm2):20mm×220mmのフイルムを
用いてノンストロンで測定する。 引張り強さ(Kg/cm2):ASTM D882−64Tに
準ず。 低温衝撃性(Kg・cm/mm):5℃で10cm×10cm
のフイルムに球形の錘りで衝撃を与え、破壊
した時の衝撃エネルギーより算出する。 浮き出し:フイルムを50℃で24時間保持した
後、目視により判定する。 実施例 1 1 触媒の合成 直径12mmの剛球9Kgの入つた内容積4の粉砕
用ポツトを4個装備した振動ミルを用意した。各
ポツトに窒素雰囲気下で塩化マグネシウム300g、
テトラエトキシシラン60ml及びα,α,α−トリ
クロロトルエン45mlを装入し、40時間粉砕した。
充分に乾燥し、窒素雰囲気とした50のオートク
レーブに上記粉砕物3Kgと四塩化チタン20を装
入し、80℃で120分間攪拌した後静置して上澄み
液を除いた。次いでn−ヘプタン35を加え、80
℃で15分間攪拌した後、静置し、上澄み液を除く
洗浄操作を7回繰り返し、その後さらにn−ヘプ
タン20を追加して固体触媒スラリーとした。固
体触媒スラリーの一部をサンプリングし、n−ヘ
プタンを蒸発させ、分析したところ固体触媒中に
チタンを1.9wt%含有していた。 2 重合反応 充分に乾燥し、窒素で置換し、さらにプロピレ
ンで置換したジヤケツト付の100のオートクレ
ーブにプロピレン25Kgとトルエン2.5Kgを装入し
た。一方1のフラスコにn−ヘプタン500ml、
ジエチルアルミニウムクロリド2.6ml、P−トル
イル酸メチル1.4ml及び上記固体触媒1gを入れ、
室温で1分間攪拌した後トリエチルアルミニウム
0.5mlを加えたものを上記100のオートクレーブ
に圧入した。水素及びエチレンの装入を開始した
後ジヤケツトに温水を通じて内温を65℃に維持
し、また気相水素濃度が6vol%、エチレンの気相
濃度が2.5vol%となるように水素及びエチレンを
装入しながら重合を続けた。一方、56.5mlのn−
ヘプタンに3.5mlのトリエチルアルミニウムを溶
解したものを0.5ml/min、プロピレンを125g/
minの割合でオートクレーブに連続的に圧入しな
がら2時間重合を続けた。2時間経過後10mlのジ
エチレングリコールモノイソプロピルエーテルを
入れ、60℃で30分間攪拌し、ついで細い部分の内
径が10cm、上部の太い部分の内径が30cm、細い部
分の長さが10m、上部の太い部分の長さが2mの
向流洗浄塔の上部にスラリーを30Kg/h、下部よ
りプロピレン95%、トルエン5%の組成の洗浄液
を40Kg/hの割合で導入し、上部より洗浄液を44
Kg/h、下部より洗浄されたスラリーを26Kg/h
の割合で取り出し、取り出されたスラリーは内径
3/4インチ、長さ60mの2重管を経て大気圧に保
たれたサイクロンに放出してポリマーを分離し
た。得られたポリマーはさらに20mmHg、80℃で
4時間乾燥したところ15Kgのパウダーが得られ、
この得られたパウダーについて上述の方法で評価
した。その結果を表に示す。 比較例 1 重合に際しトルエンを用いなかつた他は実施例
1と同様にした。その結果を表に示す。 比較例 2 重合の初期にはプロピレン単独で重合を行い、
1時間30分重合の後にエチレンの気相濃度を
8.5vol%としてさらに30分重合した他は実施例1
と同様にした。その結果を表に示す。 比較例 3 重合に際しトルイル酸メチルに変えテトラエト
キシシランを用いた他は実施例1と同様にした。
その結果を表に示す。 実施例 2 トルエンの使用量を4Kgとし、気相のエチレン
の濃度を3.0vol%とした他は実施例1と同様にし
た。その結果を表に示す。 実施例 3 重合温度を70℃とし、脱活温度を50℃とした他
は実施例1と同様にした。その結果を表に示す。 比較例 4 重合の際にトルエンにかえヘキサン1Kg用いた
他は実施例1と同様にした。その結果を表に示
す。
かもフイルムを成形した時、表面がくもつたり、
べたついたりすることのないエチレン/プロピレ
ンランダム共重合体に関する。 [従来の技術] 各種用途、特に食品包装用として適した低温衝
撃性、剛性、透明性に優れたエチレン/プロピレ
ン共重合体に関してはすでに多くの組成物及び共
重合方法が提案されている。 [発明が解決しようとする課題] 低温耐衝撃性を改良するためにはエチレン含量
を多くする必要があるエチレン含量の多いエチレ
ン/プロピレンランダム共重合体でフイルムを成
形すると、表面がくもつたりべたついたりする問
題があつた。 本発明者らは、上記問題を解決する方法につい
て種々の検討を行つた結果、特定の共重合体が低
温耐衝撃性、剛性、透明性に優れ、しかもフイル
ムを成形した時にも表面がくもつたりべたついた
りするという問題のないことを見い出し本発明を
完成した。 本発明の目的は低温衝撃性、剛性、透明性に優
れしかも外観が良好であるエチレン−プロピレン
共重合体を得ることにある。 [課題を解決するための手段] 本発明は、 C−O又はC−N結合を有する有機化合物を含
有するハロゲン化マグネシウムに四塩化チタンを
担持して得た触媒成分と有機アルミニウム化合物
と有機酸エステルとからなる触媒を用いて得た、 イ 30℃の白灯油可溶分が20重量%以下であり且
つそのエチレン含量が20重量%以下であり、 ロ 全重合体のエチレン含量が2〜7重量%であ
り、 ハ GPCで測定した、横軸を分子量の自然対数
で表わした分子量分布曲線を3分割し、低分子
量側の分子量分布曲線をガウス分布で近似して
求めたMw/Moが5.0以下であり、 ニ メルトフローインデツクスが0.2〜20g/
10minである、 ことを特徴とするフイルム用エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体に関する。 本発明の共重合体は、イ)30℃の白灯油可溶分
が20重量%以下である必要がある。即ち10gの共
重合体を酸化防止剤を0.2重量%含有する白灯油
に120〜130℃で完全に溶解させ、次いで4〜5時
間かけて30℃に降温し、次いで30℃で2時間放置
した後濾過して、白灯油に可溶な部分を取り出
す。その可溶部を次いでメタノール−アセトン混
合溶媒中に投じて不溶化し、得られた不溶部を濾
別する。この濾残が30℃の白灯油に可溶部分であ
る。この30℃可溶部分が20重量%をこえると共重
合体の剛性が不良であり好ましくない。又該部の
エチレン含量が20重量%をこえると共重合体の透
明性が不良となる。好ましい範囲は白灯油可溶分
は5〜15重量%、該部のエチレン含量は5〜18重
量%である。 本発明の共重合体は、ロ)エチレン含量が2〜
7重量%である必要があり、2重量%未満では衝
撃性が劣り、又7重量%をこえると剛性が不良と
なる。 本発明の共重合体は、ハ)GPCで測定した、
横軸を分子量の自然対数で表わした分子量分布曲
線を3分割し、低分子量側の分子量分布曲線をガ
ウス分布で近似して求めたMw/Moが5以下であ
る必要がある。 このMw/Moの測定法はJournal of
Chromatographic Science,Vo120,June
1982,252〜255に詳細に開示されている。GPC
の測定は135℃で、移動層としてトリクロロトル
エンを用いて測定される。カラムの分離能は例え
ば昭和電工製、Shodex AD80MSを2本連結し
た如き程度のものであればよい。 添付図面に示すとおり、横軸をln(分子量)で
表わした分子量分布曲線を3分割し、a:高分子
量側(1/3)、b:ピーク付近(1/3)、c:低分子
量側(1/3)とする。分子量分布曲線の3分割は
詳しくは次の通りに行なう。図面に示したGPC
溶出曲線の溶出量につきピーク位置及び高分子量
側ならびに低分子量側の検出限界位置のそれぞれ
に対応する横軸上の3点(Xn,X1及びX2)を定
め、Xnよりの隔りの大なる検出限界位置(図面
の例ではX2)を選び、このX2とXnの間の長さを
3等分して得た距離lの2倍(2l)の長さでX2
を基点として、他の検出限界位置(X1)側へ横
軸を、低分子領域c、ピーク領域b、及び高分子
量領域aの3領域に分割して行なう。かくして得
られたc領域の分子量分布曲線を下式で近似して
Mw/Moを求める。 Y=Yn・exp[−(X−Xn)2/2S2] Y:分子量の自然対数ln(分子量)がXのときの
高さ Yn:ピーク分子量の自然対数ln(ピーク分子量)
がXnのときの高さ S:√(w o) 上記方法で測定したMw/Moが5をこえるとフ
イルムとした時に表面がくもつたり、べとついた
りして好ましくない。Mw/Moの下限はとくに限
定されないが、理論的には1.0であり、通常はポ
リマーの性質より2以上である。 本発明の共重合体は、従来のエチレン/プロピ
レンランダム共重合体と同様に、メルトフローイ
ンデツクスが0.2〜20g/10min程度、通常は1.5
〜12g/10min程度である。これは極限粘度
[η]1.3〜3.1に相当し、従つて分子量18万〜54
万に相当する。 本発明の共重合体は、C−O又はC−N結合を
有する有機化合物を含有するハロゲン化マグネシ
ウムに四塩化チタンを担持して得た触媒成分と有
機アルミニウム化合物と有機酸エステルとからな
る触媒を用いて、芳香族炭化水素を含有する液状
プロピレン中で50〜70℃でエチレンと共重合し、
次いでプロピレンで洗浄することによつて得られ
る。 以下に実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説
明する。 実施例及び比較例に於て 物性は生成したエチレン/プロピレン共重合体
に対して、フエノール系安定剤を20/10000の重
量比で、ステアリン酸カルシウムを10/10000の
重量比で、滑剤を20/10000の重量比で添加し、
250℃で造粒して得た共重合体を240℃で厚さ
30μ、幅25cmのTダイフイルム作り評価した。 測定方法は次のとおりである。 メルトフローインデツクス(g/10min):230
℃、荷重2.16Kg、ASTM D−1238−62Tによる。 ヘイズ(%):ASTM 1003−53による。 ブロツキング:フイルムを2枚重ねあわせ、2
Kgの錘りを乗せ、50℃で24時間保つた後密着
面積の割合として算出する。 ヤング率(Kg/mm2):20mm×220mmのフイルムを
用いてノンストロンで測定する。 引張り強さ(Kg/cm2):ASTM D882−64Tに
準ず。 低温衝撃性(Kg・cm/mm):5℃で10cm×10cm
のフイルムに球形の錘りで衝撃を与え、破壊
した時の衝撃エネルギーより算出する。 浮き出し:フイルムを50℃で24時間保持した
後、目視により判定する。 実施例 1 1 触媒の合成 直径12mmの剛球9Kgの入つた内容積4の粉砕
用ポツトを4個装備した振動ミルを用意した。各
ポツトに窒素雰囲気下で塩化マグネシウム300g、
テトラエトキシシラン60ml及びα,α,α−トリ
クロロトルエン45mlを装入し、40時間粉砕した。
充分に乾燥し、窒素雰囲気とした50のオートク
レーブに上記粉砕物3Kgと四塩化チタン20を装
入し、80℃で120分間攪拌した後静置して上澄み
液を除いた。次いでn−ヘプタン35を加え、80
℃で15分間攪拌した後、静置し、上澄み液を除く
洗浄操作を7回繰り返し、その後さらにn−ヘプ
タン20を追加して固体触媒スラリーとした。固
体触媒スラリーの一部をサンプリングし、n−ヘ
プタンを蒸発させ、分析したところ固体触媒中に
チタンを1.9wt%含有していた。 2 重合反応 充分に乾燥し、窒素で置換し、さらにプロピレ
ンで置換したジヤケツト付の100のオートクレ
ーブにプロピレン25Kgとトルエン2.5Kgを装入し
た。一方1のフラスコにn−ヘプタン500ml、
ジエチルアルミニウムクロリド2.6ml、P−トル
イル酸メチル1.4ml及び上記固体触媒1gを入れ、
室温で1分間攪拌した後トリエチルアルミニウム
0.5mlを加えたものを上記100のオートクレーブ
に圧入した。水素及びエチレンの装入を開始した
後ジヤケツトに温水を通じて内温を65℃に維持
し、また気相水素濃度が6vol%、エチレンの気相
濃度が2.5vol%となるように水素及びエチレンを
装入しながら重合を続けた。一方、56.5mlのn−
ヘプタンに3.5mlのトリエチルアルミニウムを溶
解したものを0.5ml/min、プロピレンを125g/
minの割合でオートクレーブに連続的に圧入しな
がら2時間重合を続けた。2時間経過後10mlのジ
エチレングリコールモノイソプロピルエーテルを
入れ、60℃で30分間攪拌し、ついで細い部分の内
径が10cm、上部の太い部分の内径が30cm、細い部
分の長さが10m、上部の太い部分の長さが2mの
向流洗浄塔の上部にスラリーを30Kg/h、下部よ
りプロピレン95%、トルエン5%の組成の洗浄液
を40Kg/hの割合で導入し、上部より洗浄液を44
Kg/h、下部より洗浄されたスラリーを26Kg/h
の割合で取り出し、取り出されたスラリーは内径
3/4インチ、長さ60mの2重管を経て大気圧に保
たれたサイクロンに放出してポリマーを分離し
た。得られたポリマーはさらに20mmHg、80℃で
4時間乾燥したところ15Kgのパウダーが得られ、
この得られたパウダーについて上述の方法で評価
した。その結果を表に示す。 比較例 1 重合に際しトルエンを用いなかつた他は実施例
1と同様にした。その結果を表に示す。 比較例 2 重合の初期にはプロピレン単独で重合を行い、
1時間30分重合の後にエチレンの気相濃度を
8.5vol%としてさらに30分重合した他は実施例1
と同様にした。その結果を表に示す。 比較例 3 重合に際しトルイル酸メチルに変えテトラエト
キシシランを用いた他は実施例1と同様にした。
その結果を表に示す。 実施例 2 トルエンの使用量を4Kgとし、気相のエチレン
の濃度を3.0vol%とした他は実施例1と同様にし
た。その結果を表に示す。 実施例 3 重合温度を70℃とし、脱活温度を50℃とした他
は実施例1と同様にした。その結果を表に示す。 比較例 4 重合の際にトルエンにかえヘキサン1Kg用いた
他は実施例1と同様にした。その結果を表に示
す。
【表】
備考:*公知の測定方法による。
図面は、本発明で使用する分子量分布曲線を3
分割する方法を示した説明図である。図中、aは
高分子量側(1/3)領域、bはピーク付近(1/3)
領域、cは低分子量側(1/3)領域を表わす。
分割する方法を示した説明図である。図中、aは
高分子量側(1/3)領域、bはピーク付近(1/3)
領域、cは低分子量側(1/3)領域を表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C−O又はC−N結合を有する有機化合物を
含有するハロゲン化マグネシウムに四塩化チタン
を担持して得た触媒成分と有機アルミニウム化合
物と有機酸エステルとからなる触媒を用いて得
た、 イ 30℃の白灯油可溶分が20重量%以下であり且
つそのエチレン含量が20重量%以下であり、 ロ 全重合体のエチレン含量が2〜7重量%であ
り、 ハ GPCで測定した、横軸を分子量の自然対数
で表わした分子量分布曲線を3分割し、低分子
量側の分子量分布曲線をガウス分布で近似して
求めたMw/Moが5.0以下であり、 ニ メルトフローインデツクスが0.2〜20g/
10minである、 ことを特徴とするフイルム用エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8260083A JPS59207907A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | フイルム用エチレン−プロピレンランダム共重合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8260083A JPS59207907A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | フイルム用エチレン−プロピレンランダム共重合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59207907A JPS59207907A (ja) | 1984-11-26 |
| JPH0549691B2 true JPH0549691B2 (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=13778970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8260083A Granted JPS59207907A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | フイルム用エチレン−プロピレンランダム共重合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59207907A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS583382A (ja) * | 1981-06-27 | 1983-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dc−dcコンバ−タ電源 |
| JPS58120616A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-18 | Mitsui Toatsu Chem Inc | フィルム成形用又はブロ−成形用樹脂 |
-
1983
- 1983-05-13 JP JP8260083A patent/JPS59207907A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59207907A (ja) | 1984-11-26 |
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