JPH0659170U - 加速度センサ及び着火板 - Google Patents

加速度センサ及び着火板

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JPH0659170U
JPH0659170U JP202093U JP202093U JPH0659170U JP H0659170 U JPH0659170 U JP H0659170U JP 202093 U JP202093 U JP 202093U JP 202093 U JP202093 U JP 202093U JP H0659170 U JPH0659170 U JP H0659170U
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ignition
plate
acceleration sensor
ignition plate
inertial
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信二 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加速度センサの製造コストを低減しつつ小型
化を可能とする。 【構成】 着火板38は、板材をプレス加工等により、
横断面がL字形をしており、着火板38の先端側がさら
にプレス加工等により潰されて、突部94となってい
る。着火板38の一辺の中間部には、付勢部71が切り
起こされて設けられ、付勢部71と蓋51との間にコイ
ルスプリング74が介在されている。着火板38の他の
一辺の中間部には、着火板38の一部を切り欠いた係合
部72が、回動体76に係合するように形成される。つ
まり、着火板38が板材により形成されている為、突部
94、付勢部71及び係合部72を、同一軸線上に位置
させる必要がなくなり、加速度センサ36内の部材の配
置の自由度が高まる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、加速度の作用による慣性体の所定量の慣性移動によって車両急減速 時に乗員保護装置を起動する加速度センサ及び着火板に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の乗員保護装置としてエアバッグ装置が知られている。
【0003】 エアバッグ装置では、車両急減速時に袋体が膨出して乗員が保護されるように なっており、このエアバッグ装置を車両急減速時に起動するために加速度センサ が用いられる。
【0004】 従来の加速度センサの一例として、図9及び図10に示すようなものが知られ ている。この加速度センサは、ハウジング150に設置されたシリンダ190内 に、慣性体としてのボール152が挿入される構造となっていて、車両急減速時 に生じる加速度をボール152が受けると、矢印FRで示す車両前方に慣性移動 可能となっている。
【0005】 また、円柱形状の回動体176がハウジング150内に設けられている。この 回動体176は、中間部に半円柱形状に切り欠かれたトリガ部180を有し、そ の両端部に突出形成された支軸166がハウジング150側に支持されていて、 ボール152の慣性移動方向と直交する方向を回動中心線として、回動自在とな っている。
【0006】 回動体176の一端部には、レバー164の中間部が固着されている。このレ バー164の一端部は、ボール152の慣性移動方向前面に延びていて、レバー 164の他端部をピン156を介してバイアススプリング168が押圧している 。
【0007】 更に、着火スプリング174によって、雷管132を着火させる起動位置側に 向かって常時付勢されている着火ピン138が、起動位置と非起動位置との間で 移動可能に設置されている。この着火ピン138の長手方向の中間部には、円盤 状の係合つば172が形成されており、この係合つば172と回動体176の外 周面とは、回動体176の回動に伴って係脱自在となる。
【0008】 従って、通常時には、係合つば172と回動体176の外周面とが係合して、 着火ピン138の起動位置への移動が阻止され、車両急減速時には、ボール15 2がバイアススプリング168に抗して慣性移動して、レバー164の一端部を 押圧することにより回動体176が回動され、係合つば172にトリガ部180 が対向して係合が解除される。
【0009】 この解除により、着火ピン138が着火スプリング174の付勢力に基づき雷 管132に向けて移動して衝突し、雷管132が着火される。この雷管132の 着火によってガス発生物質が燃焼してガスが発生し、発生ガスが袋体内に供給さ れて袋体が膨出される。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような構造の加速度センサにおいては、図10に示すように、着火ピン 138及び着火スプリング174と同一軸上にある係合つば172の外径が、係 合つば172を回動体176と係合させる必要から大きくなると共に、ボール1 52の慣性移動を案内するシリンダ190の外径が大きい為、係合つば172の 中心と雷管132に衝突する着火ピン138の中心との間の距離S2が大きくな り、加速度センサ内の自由な位置に、着火ピン138、係合つば172及び着火 スプリング174を設置することが困難であった。
【0011】 この結果、加速度センサの中心部に着火ピン138を位置させて加速度センサ の回転方向位置合わせを不要としたいというエアバッグ装置の組立上の要請と相 まって、加速度センサの小型化を阻む要因となっていた。そして、加速度センサ の中心部に着火ピン138を位置させない場合であっても、距離S2が大きい為 、加速度センサの小型化を阻んでいた。
【0012】 この一方、着火ピン138の中間部に係合つば172を設ける必要から、着火 ピン138の製造に際して、係合つば172の外径と同じ太さの素材を旋盤等で 切削加工していた。この為、着火ピン138及び係合つば172の製造コストが 過大であるという欠点を有していた。
【0013】 本考案は、上記事実に鑑み、製造コストを低減しつつ小型化を可能とした加速 度センサ及び着火板を提供することが目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1による加速度センサは、加速度の作用によって慣性移動する慣性体を 有した慣性体部材と、板材により形成されると共に先端側に形成した突部が乗員 保護装置起動用の雷管に対向する着火板と、前記着火板に形成され且つ前記着火 板を前記雷管側に付勢する弾性材と当接して前記弾性材からの付勢力を受ける付 勢部と、前記着火板に形成され且つ前記慣性体部材に係合して前記着火板の前記 雷管側への移動を阻止すると共に車両急減速時に前記慣性体の慣性移動により係 合が解除される係合部とを設けたことを特徴とする。
【0015】 請求項2による着火板は、慣性体の慣性移動により車両急減速を検出して乗員 保護装置を起動する加速度センサに用いられる着火板であって、板材により形成 される本体と、前記本体に形成され且つ前記本体を前記雷管側に付勢する弾性材 と当接して前記弾性材からの付勢力を受ける付勢部と、前記本体の板表面に沿っ た方向に突出し且つ乗員保護装置起動用の雷管に対向する突部とを設けたことを 特徴とする。
【0016】 請求項3による加速度センサは、乗員保護装置起動用の複数の雷管にそれぞれ 対向する複数の突部を着火板の先端部に設けたことを特徴とする。
【0017】 請求項4による加速度センサは、係合部の慣性体部材に係合する部分の長手方 向を着火板の板幅方向に沿うようにしたことを特徴とする。
【0018】
【作用】
請求項1に係る加速度センサの作用を以下に説明する。
【0019】 通常時には、着火板の係合部が慣性体部材に係合して着火板の雷管側への移動 を阻止する。
【0020】 車両急減速時には、加速度が慣性体に作用して慣性体が慣性移動し、慣性体部 材による係合部への係合が解除される。この結果、弾性材の付勢部への当接によ り、雷管側に付勢されている着火板が雷管側に移動して、着火板の突部が雷管に 衝突し、雷管への着火により乗員保護装置を起動する。
【0021】 そして、着火板が板材により形成されている為、雷管に当たる突部、弾性材と 当接する付勢部、及び慣性体部材に係合する係合部を、同一軸線上に位置させる 必要がなくなると共に、円盤状の係合つばが不要となる。従って、加速度センサ 内の部材の配置の自由度が高まり、加速度センサのより一層の小型化が可能とな る。
【0022】 さらに、円盤状の係合つばを形成する必要が無くなり、製造コストの低減が図 れることになった。
【0023】 請求項2に係る着火板の作用を以下に説明する。 車両急減速時には、加速度が慣性体に作用して慣性体が慣性移動し、加速度セ ンサが車両急減速を検出する。この際、弾性材の付勢部への当接により、雷管側 に付勢されている着火板の本体が雷管側に移動して、着火板の突部が雷管に衝突 し、雷管への着火により乗員保護装置を起動する。
【0024】 そして、着火板の本体が板材により形成されている為、雷管に当たる突部及び 弾性材と当接する付勢部を、同一軸線上に位置させる必要がなくなる。
【0025】 さらに、着火板の本体が板材により形成されている為、請求項1と同様に円盤 状の係合つばを形成する必要が無くなり、製造コストの低減が図れることになっ た。
【0026】 請求項3に係る加速度センサの作用を以下に説明する。 請求項1による作用の他に、複数の雷管にそれぞれ対向する複数の突部を着火 板の先端部に設けた為、複数の雷管にそれぞれに対応した数だけ着火板を設ける 必要が無くなり、部品点数の削減により構造の単純化ができると共に加速度セン サの組み立てが容易となる。
【0027】 請求項4に係る加速度センサの作用を以下に説明する。 請求項1による作用の他に、係合部の慣性体部材に係合する部分の長手方向を 、着火板の板幅方向に沿うようにした為、係合部に当接して着火板を付勢する弾 性材の力が分散され、着火板の板厚が薄い場合でも係合部の変形が防止される。
【0028】
【実施例】
本考案の第1実施例に係る加速度センサを図1から図4に示し、これらの図に 基づき本実施例を説明する。
【0029】 図4(矢印FRは、車両前方を示す)には、エアバッグ装置10が示されてい る。エアバッグ装置10は、インフレータ12、カバー14、エアバッグ袋体1 6(以下、単に袋体16とする)を備え、ステアリングホイール18のハブ20 に支持されたベースプレート22に取付けられている。
【0030】 インフレータ12は、ステアリングホイール18の回転軸線と同軸的な円筒形 状とされ、その回転軸線に沿った片側がベースプレート22を貫通して乗員側に 突出した状態で、ベースプレート22に取付フランジ24を介して固定されてい る。
【0031】 袋体16は、ベースプレート22の乗員側に折り畳まれた状態で配置され、開 口部26周縁が、取付けリング28によってベースプレート22に固定されてい る。袋体16の内部には、インフレータ12の前記片側が挿入され、インフレー タ12のガス孔40が袋体16の内側に面して開口している。
【0032】 カバー14は、碗状に形成され、ベースプレート22との間に袋体16を格納 するように、開口縁がベースプレート22へ固定されている。カバー14の乗員 と対向する底壁には、薄肉部29が形成されており、袋体16が膨張すると、薄 肉部29が破断されてカバー14が中央部から一対のドア状に開いて展開可能と なっている。
【0033】 また、インフレータ12には、エンハンサ30、雷管32、ガス発生物質34 、加速度センサ36が収容され、車両急減速時には、加速度センサ36側の着火 板38が雷管32と衝突して雷管32が着火され、その着火に基づきガス発生物 質34が発火してガスが発生し、そのガスがガス孔40を介して袋体16内に供 給される。
【0034】 ここで、加速度センサ36について詳説する。 図1から図3に示すように、加速度センサ36の外枠を形成するハウジング5 0と蓋51の内部には、円筒状のシリンダ90が嵌合されて固着されている。シ リンダ90内には、所定の質量を有する慣性体であるボール52がシリンダ90 の軸方向に沿って摺動できるように挿入され、また、ハウジング50の底面61 に当接してボール52のこれ以上の車両後方への移動が阻止されている。
【0035】 以上より、シリンダ90内でボール52が車両前後方向に沿って移動可能とな っている。
【0036】 また、ハウジング50内には、前記着火板38、レバー64及び回動体76等 が設けられている。
【0037】 着火板38は、板材をプレス加工等により加工されて折り曲げられ、その横断 面がL字形をしており、着火板38の先端側がさらにプレス加工等により潰され てあるいは削り加工により切削されて、着火板38の板表面に沿った方向に突出 した鋭利な角錐状の突部94となっている。そして、この着火板38は、ハウジ ング50内の支持面70(図1参照)に案内されて、移動方向である長手方向が ボール52の移動方向と平行となるように配置されている。
【0038】 この結果、着火板38の突部94がハウジング50内に位置する非起動位置か ら、着火板38の突部94がハウジング50外に出て雷管34と衝突し、雷管3 2を着火してエアバッグ装置10を起動する起動位置まで、着火板38は移動可 能となっている。
【0039】 着火板38の一辺の中間部には、付勢部71が着火板38から切り起こされて 設けられ、付勢部71と蓋51との間に弾性材であるコイルスプリング74が介 在されている。このコイルスプリング74により、着火板38は、常時、起動位 置側に向けて付勢されている。
【0040】 また、図2に示すように、着火板38の他の一辺の中間部には、着火板38の 一部を切り欠いた係合部72が形成され、この係合部72に対応して円柱形状の 回動体76が設けられ、通常は係合部72が回動体76の外周面に係合されてい る。
【0041】 さらに、回動体76の両端部に突出して形成された支軸66がハウジング50 側の軸受(図示省略)に支持され、ボール52の慣性移動方向と直交する方向に 沿った回動中心線の回りに回動体76が回動自在となっている。
【0042】 回動体76には、図1から図3に示すように、その中間部において半円柱形状 に切り欠かれたトリガ部80が形成されており、回動体76の回動に伴って、係 合部72とトリガ部80とが対向すると、回動体76の外周面による係合部72 に対しての係合が解かれる。
【0043】 回動体76の一端部には、ボール52の慣性移動方向と直交する方向に長尺な レバー64の基端部が固着されている。レバー64の先端部は、ボール52の移 動方向前面に延びていて、図1上、レバー64の先端部の上側は、ボール52の 移動方向前面に当接し、レバー64の先端部の下側には、蓋51との間に介在さ れるコイルスプリング68に押圧されたピン56の頂部が当接している。
【0044】 従って、レバー64の先端部がボール52を車両後方に常時押圧するように、 レバー64がコイルスプリング68により回動付勢されている。ボール52が、 コイルスプリング68の付勢力に抗して車両前方に慣性移動すると、レバー64 は、図2上で時計回転方向に回動され、これと一体となっている回動体76が回 動される。つまり、これらボール52、レバー64及び回動体76が慣性体部材 を構成することとなる。
【0045】 以上より、通常、着火板38は、非起動位置に保持される(図2の状態)が、 車両急減速時にはボール52に加速度が作用してボール52が所定量慣性移動す る。これに伴ってボール52がレバー64を回動し、レバー64の回動によって 回動体76の外周面の係合部72に対する係止が解かれ、着火板38の起動位置 への移動が許容される。
【0046】 次に、本実施例の作用を説明する。 通常の車両運転にあっては、ボール52に作用する加速度が小さく、この場合 には、ボール52はコイルスプリング68の付勢力に対抗できず、ボール52の 慣性移動は規制される。また、ボール52がコイルスプリング68の付勢力に抗 して若干量移動しても、空気室92内が負圧になるので、所定以下の加速度では ボール52が元に戻される。
【0047】 従って、車両が悪路等を走行する場合でも、ボール52は所定量の慣性移動に 到らず、着火板38の係合部72が回動体76の外周面に係合したままとなって 、着火板38の雷管32側への移動を阻止する。この為、着火板38は、非起動 位置に保持されたままでエアバッグ装置10が起動されない。
【0048】 一方、エアバッグ装置10を起動すべき車両急減速時には、前述のように、回 動体76の外周面による係合部72への係合が解除される。この結果、雷管32 側に付勢されている着火板38が起動位置へ移動して、着火板38の突部94が 雷管32に衝突し、雷管32の着火によりガス発生物質34が燃焼してガスが発 生する。さらに、この発生ガスが袋体16内に供給されて、エアバッグ装置10 が起動される。
【0049】 そして、着火板38が板材により形成されている為、雷管32に当たる突部9 4、コイルスプリング74と当接する付勢部71、及び回動体76の外周面に係 合する係合部72を、同一軸線上に位置させる必要がなくなるだけでなく、従来 技術のような円盤状の係合つば172を有していない為、ボール52の中心と突 部94との間の距離S1を従来技術に比較して小さくすることができ、結果とし て、加速度センサ内の部材の配置の自由度が高まり、加速度センサのより一層の 小型化が可能となった。
【0050】 さらに、従来技術のような円盤状の係合つば172を形成する必要が無くなっ た為、旋盤等で切削加工することがなく、製造コストの低減が図れることになっ た。
【0051】 次に、本考案の第2実施例に係る加速度センサの着火板38を図5に示し、こ の図に基づき本実施例を説明する。
【0052】 図5に示すように、雷管32が一対設けられた場合などでは、一対の雷管32 にそれぞれ対応して着火板38の先端側に一対の突部94が形成される構造が採 用される。この為、複数の雷管32にそれぞれに対応した数だけ着火板38を設 ける必要が無くなり、部品点数の削減により構造の単純化ができると共に加速度 センサ36の組み立てが容易となる。
【0053】 尚、本実施例において、雷管32及び突部94を一対としたが、雷管32の数 に合わせて突部94を3個以上設けることとしてもよい。
【0054】 次に、本考案の第3実施例に係る加速度センサの着火板38を図6及び図7に 示し、これらの図に基づき本実施例を説明する。
【0055】 図6及び図7に示すように、本実施例では、L字形をした着火板38の一辺の 端部が係合部96となっていて、この一辺の長手方向が回動体76の軸方向と平 行となっている。従って、回動体76の外周面に係合する部分の長手方向が着火 板38の板幅方向に沿うような方向となっている。
【0056】 この為、係合部96と回動体76との間の接触面積を広くでき、着火板38を 付勢するコイルスプリング74の力が分散され、着火板38の板厚が薄い場合で も係合部96の変形が防止される。
【0057】 次に、本考案の第4実施例に係る加速度センサの着火板38を図8に示し、こ の図に基づき本実施例を説明する。
【0058】 図8に示すように、本実施例では、平板状であってプレス加工等で略U字形に 形成された着火板38の凹状の付勢部102でコイルスプリング74の付勢力を 受けるようになっていて、先端側の肩部が係合部104となっている。そして、 突部106を切削加工等により形成して、円錐状の形状としている。
【0059】 従って、本実施例によれば、着火板38をL字形に屈曲する為の加工を必要と せず、より一層製造コストの低減が図れる。また、突部106を切削加工により 形成することにより、僅かなコストで突部106の寸法をより高精度とできる。
【0060】 なお、第2実施例、第3実施例、第4実施例共に、他の構成は、第1実施例と 同様であり、従って、第1実施例と同様の作用効果が奏せられる。
【0061】 また、本考案は、上記各実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であ る。例えば、上記各実施例では、乗員保護装置がエアバッグ装置10とされてい るが、これに限定されるものではなく、ウエビング巻取り装置にあって、車両急 減速時にウエビングを乗員に対して緊密に装着させるためにプリローダを起動す るのにも、勿論適用可能である。
【0062】
【考案の効果】
請求項1に係る加速度センサによれば、製造コストを低減しつつ小型化が可能 となるという優れた効果を有する。一方、請求項2に係る着火板によれば、着火 板の製造コストを低減できるという優れた効果を有する。また、請求項3に係る 加速度センサによれば、部品点数の削減により構造の単純化ができると共に組み 立てが容易となるという優れた効果を有する。さらに、請求項4に係る加速度セ ンサによれば、着火板の板厚が薄い場合でも係合部の変形を防止できるという優 れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る加速度センサの横断
面図である。
【図2】本考案の第1実施例に係る加速度センサを車両
前後方向に沿って切断した断面図であって、図1の2A
−2A矢視線と2B−2B矢視線を組み合わせて表した
図である。
【図3】本考案の第1実施例に係る加速度センサの分解
斜視図である。
【図4】本考案の第1実施例に係る加速度センサを適用
したエアバッグ装置を車両前後方向に沿って切断した断
面図である。
【図5】本考案の第2実施例に係る加速度センサの着火
板及び雷管を示す斜視図である。
【図6】本考案の第3実施例に係る加速度センサの回動
体及び着火板を示す側面図である。
【図7】本考案の第3実施例に係る加速度センサの回動
体及び着火板を示す正面図である。
【図8】本考案の第4実施例に係る加速度センサの着火
板を示す斜視図である。
【図9】従来技術に係る加速度センサを車両前後方向に
沿って切断した断面図である。
【図10】従来技術に係る加速度センサの横断面図であ
る。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置(乗員保護装置) 32 雷管 36 加速度センサ 38 着火板(本体) 52 ボール(慣性体部材) 64 レバー(慣性体部材) 71 付勢部 72 係合部 74 コイルスプリング(弾性体) 76 回動体(慣性体部材) 94 突部 96 係合部 102 付勢部 104 係合部 106 突部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度の作用によって慣性移動する慣性
    体を有した慣性体部材と、板材により形成されると共に
    先端側に形成した突部が乗員保護装置起動用の雷管に対
    向する着火板と、前記着火板に形成され且つ前記着火板
    を前記雷管側に付勢する弾性材と当接して前記弾性材か
    らの付勢力を受ける付勢部と、前記着火板に形成され且
    つ前記慣性体部材に係合して前記着火板の前記雷管側へ
    の移動を阻止すると共に車両急減速時に前記慣性体の慣
    性移動により係合が解除される係合部とを設けたことを
    特徴とする加速度センサ。
  2. 【請求項2】 慣性体の慣性移動により車両急減速を検
    出して乗員保護装置を起動する加速度センサに用いられ
    る着火板であって、板材により形成される本体と、前記
    本体に形成され且つ前記本体を前記雷管側に付勢する弾
    性材と当接して前記弾性材からの付勢力を受ける付勢部
    と、前記本体の板表面に沿った方向に突出し且つ乗員保
    護装置起動用の雷管に対向する突部とを設けたことを特
    徴とする着火板。
  3. 【請求項3】 乗員保護装置起動用の複数の雷管にそれ
    ぞれ対向する複数の突部を着火板の先端部に設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の加速度センサ。
  4. 【請求項4】 係合部の慣性体部材に係合する部分の長
    手方向を着火板の板幅方向に沿うようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の加速度センサ。
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