JPH0618121B2 - チップ抵抗器 - Google Patents

チップ抵抗器

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JPH0618121B2
JPH0618121B2 JP3198379A JP19837991A JPH0618121B2 JP H0618121 B2 JPH0618121 B2 JP H0618121B2 JP 3198379 A JP3198379 A JP 3198379A JP 19837991 A JP19837991 A JP 19837991A JP H0618121 B2 JPH0618121 B2 JP H0618121B2
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JP
Japan
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resistor
glass layer
substrate
chip resistor
trimming
Prior art date
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JP3198379A
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English (en)
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JPH04355901A (ja
Inventor
尊文 勝野
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絶縁基板上に抵抗体
を形成したチップ抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ抵抗器は、基板の上に形成
された抵抗体にレーザー等で抵抗値トリミングを施した
後、抵抗体表面にガラスコートを印刷、焼成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、チップ抵抗
器にはガラスコートを施すが、このガラスコートは焼成
処理によって形成されるため、その処理の際に抵抗体も
加熱される。このような抵抗体の加熱は、レーザートリ
ミングで折角抵抗値を高精度に調整しても、その調整後
の抵抗値を変化させる原因になり、製造されたチップ抵
抗器の抵抗値精度が低下するという欠点があった。
【0004】また、チップ抵抗器は、回路基板に実装さ
れる際にハンダリフローによって加熱されるので、十分
な熱的耐力が要求されている。
【0005】さらに、チップ抵抗器には、製品化される
際に検査が行われ、その外表面に定格等の標印文字が付
されるとともに、回路基板の実装の際にはチップ抵抗器
は、その抵抗器自体やその標印文字によって識別される
ため、微細化されたチップ抵抗器ではその識別性も要求
されている。
【0006】そこで、この発明は、抵抗体の保護を強化
するとともに、抵抗値精度を高め、実装や検査時の識別
性に優れたチップ抵抗器の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明のチップ
抵抗器は、絶縁材料で形成された基板(2)と、この基
板上に対向して形成された一対の1次電極(4、6)
と、これら1次電極間に跨がって前記基板上に形成され
た抵抗体(8)と、この抵抗体の表面を覆って設置され
た緑色半透明の第1のガラス層(10)と、前記抵抗体
に施されたトリミング跡(切欠き12)を覆って前記第
1のガラス層の上に形成された黒色を成す第2のガラス
層(14)と、前記1次電極に電気的に接続されて前記
基板の縁部に形成された2次電極(16、18)とを備
えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】基板上の抵抗体は第1及び第2のガラス層を以
て被覆されており、2層構造を成すガラス層によって保
護される。また、チップ抵抗器に施されるレーザートリ
ミングによるトリミング跡は第2のガラス層を以て被覆
され、トリミング跡からの酸化等による抵抗体の劣化が
防止される。そして、抵抗体は緑色半透明の第1のガラ
ス層で覆われているので、第2のガラス層を形成する際
の焼成処理の熱的影響から抵抗体が保護され、抵抗値変
化を防止することができる。
【0009】また、第2のガラス層は、黒色であるた
め、その上に白色等のペイントで定格等を表す標印文字
を付した場合、その標印文字と第2のガラス層との間に
十分なコントラストが得られるため、識別が容易にな
る。
【0010】また、小さいチップ抵抗器では、取扱い上
それ自体の識別が問題となるが、第2のガラス層がチッ
プ抵抗器の外装を成し、このガラス層が黒色であるた
め、チップ抵抗器の判別が容易になり、実装位置の確認
等、視認性が高められる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明のチップ抵抗器の一実施例
を示す。アルミナ等の絶縁性材料で長方形を成す基板2
が形成されており、この基板2の表面の対向する縁部間
には一対の1次電極4、6が一定の間隔を以て形成され
ている。この1次電極4、6間の基板2には、各1次電
極4、6に跨がって抵抗体8が印刷及び焼成処理によっ
て形成されている。この抵抗体8の表面には、その表面
を全面的に覆う第1のガラス層10が形成されている。
このガラス層10は、抵抗体8のほぼ全面及び1次電極
4、6の一部を覆っており、12は、抵抗体8にガラス
層10の上から形成されたレーザートリミングによる切
欠きである。そして、このガラス層10の上面には、ガ
ラス層10及び抵抗体8を全体的に被う保護膜としての
第2のガラス層14が印刷、焼成処理で形成されてい
る。切欠き12には第2のガラス層14が埋め込まれ、
切欠き12の壁面を成す抵抗体8の表面はガラス層14
によって被覆されている。
【0012】そして、基板2の端面部には、1次電極
4、6に電気的に接続される2次電極16、18がプリ
ント配線板等への半田付け処理の便宜のために印刷等の
手段で形成されている。
【0013】このチップ抵抗器の製造方法を図2を参照
して製造工程順に説明すると、図2の(A)に示すよう
に、長方形状の基板2は、アルミナ等の絶縁性材料によ
って形成され、この基板2の表面の対向する縁部に一対
の1次電極4、6を形成する。
【0014】次に、図2の(B)に示すように、1次電
極4、6の間の基板2の表面に1次電極4、6の表面の
一部を被って抵抗体8を焼成する。この抵抗体8は1次
電極4、6間に電気的に接続され、1次電極4、6は回
路基板等の導体に直接接続される外部端子となる。
【0015】次に、図2の(C)に示すように、抵抗体
8を覆う第1のガラス層10を印刷し、焼成処理を施し
て形成する。このガラス層10は、硼酸系ガラス等で形
成し、レーザー吸収を良好にするため、半透明グリーン
等に設定する。
【0016】次に、図2の(D)に示すように、ガラス
層10の上から抵抗体8にレーザートリミングを施し、
抵抗値を所定値に調整する。抵抗体8及びガラス層10
に形成された切欠き12はトリミング跡を示す。
【0017】このようなチップ抵抗器では、ガラス層1
0で被覆された抵抗体8に抵抗値トリミングを施し、そ
の上にガラス層14を焼成しているので、ガラス層14
を焼成する際に抵抗体8に対してガラス層10が熱遮蔽
として機能する。このため、ガラス層14の焼成は、従
来の場合と比較すると、抵抗体8の熱的衝撃を抑制で
き、その抵抗値変化を小さくすることに寄与するのであ
る。従って、チップ抵抗器の抵抗値精度を高めることが
でき、歩留りが向上し、抵抗値の管理が容易になる。な
お、ガラス層10では従来の場合と同様に抵抗体8に抵
抗値変化を生じさせることになるが、ガラス層10の形
成はトリミング前であり、その変化は製造途上であるた
め、何等不都合を生じない。
【0018】また、ガラス層10で抵抗体8の大部分が
被覆されているため、第2のガラス層14を薄く形成で
き、ガラス層14を形成することによって抵抗器の厚さ
を増加させることはない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次のような効果が得られる。 a.基板の上に設置された抵抗体はトリミング時に緑色
半透明の第1のガラス層で保護されるとともに、第1及
び第2のガラス層を以て被覆され、2層構造を成すガラ
ス層を以て抵抗体は強固に保護されるので、機械的な損
傷やハンダ付けの際の熱的耐力が増強され、抵抗値の変
化を防止することができる。 b.第1のガラス層が緑色半透明であるので、製造途上
でのレーザートリミングの精度を高めることができ、精
度の高い抵抗値を設定することができる。即ち、第1の
ガラス層が半透明であるため、第1のガラス層の下層に
ある抵抗体が透けてその位置を確認することができ、レ
ーザートリミングの際に作業者が第1のガラス層の上か
ら抵抗体のレーザートリミングの開始位置を容易に設定
することができ、レーザートリミング精度を高めること
ができる。c. 第1のガラス層が緑色半透明であるため、レーザー
トリミング後、第1のガラス層を通してトリミング跡の
確認が容易になり、トリミング不良を視認することがで
きる。即ち、第1のガラス層が半透明であるため、レー
ザートリミングによる抵抗体や導体の切除状況を第1の
ガラス層の上から容易に確認でき、トリミング不良を視
覚的に発見でき、信頼性の高いチップ抵抗器を提供する
ことができる。d .第2のガラス層を黒色としたので、第2のガラス層
を以て抵抗器の内部を隠蔽できるとともに、その上に印
刷する定格等を表す標印文字や抵抗器自体の視認性を高
めることができる。即ち、黒色を成す第2のガラス層の
上に白色等からなる標印文字を付した場合、その標印文
字と第2のガラス層との間に十分なコントラストを生じ
させることができるので、その識別が容易になるととも
に、実装位置の確認や抵抗値の検査等の視覚的な処理が
容易になり、検査精度や検査効率を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のチップ抵抗器の一実施例を示す縦断
面図である。
【図2】図1に示したチップ抵抗器の製造方法の実施例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 基板 4、6 1次電極 8 抵抗体 10 第1のガラス層 12 切欠き(トリミング跡) 14 第2のガラス層 16、18 2次電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料で形成された基板と、 この基板上に対向して形成された一対の1次電極と、 これら1次電極間に跨がって前記基板上に形成された抵
    抗体と、 この抵抗体の表面を覆って設置された緑色半透明の第1
    のガラス層と、 前記抵抗体に施されたトリミング跡を覆って前記第1の
    ガラス層の上に形成された黒色を成す第2のガラス層
    と、 前記1次電極に電気的に接続されて前記基板の縁部に形
    成された2次電極と、を備えたことを特徴とするチップ
    抵抗器。
JP3198379A 1991-07-12 1991-07-12 チップ抵抗器 Expired - Lifetime JPH0618121B2 (ja)

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