JPH0717613B2 - 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル−イミダゾールの製法 - Google Patents
4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル−イミダゾールの製法Info
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- JPH0717613B2 JPH0717613B2 JP63236327A JP23632788A JPH0717613B2 JP H0717613 B2 JPH0717613 B2 JP H0717613B2 JP 63236327 A JP63236327 A JP 63236327A JP 23632788 A JP23632788 A JP 23632788A JP H0717613 B2 JPH0717613 B2 JP H0717613B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チ
オメチル]−イミダゾールを製造する新規な製法に関す
る。
オメチル]−イミダゾールを製造する新規な製法に関す
る。
本発明で得られる4−メチル−5−[(2−アミノエチ
ル)−チオメチル]−イミダゾールはヒスタミンH2−受
容体拮抗剤として知られているシメチジンの合成中間体
として重要な用途を有する化合物である。
ル)−チオメチル]−イミダゾールはヒスタミンH2−受
容体拮抗剤として知られているシメチジンの合成中間体
として重要な用途を有する化合物である。
(従来の技術) 本発明による4−メチルイミダゾールと2−アミノエタ
ンチオール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムア
ルデヒドのオリゴマーを鉱酸中で反応させ、4−メチル
−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダ
ゾールを得る方法はは従来知られていない全く新規な方
法である。
ンチオール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムア
ルデヒドのオリゴマーを鉱酸中で反応させ、4−メチル
−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダ
ゾールを得る方法はは従来知られていない全く新規な方
法である。
(発明が解決しようとする課題) 従来4−メチルイミダゾールと2−アミノエタンチオー
ル硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムアルデヒド
のオリゴマーを出発原料として4−メチル−5−[(2
−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを高収
率、高純度で得られる工業的方法は確立されていなかっ
た。
ル硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムアルデヒド
のオリゴマーを出発原料として4−メチル−5−[(2
−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを高収
率、高純度で得られる工業的方法は確立されていなかっ
た。
また本発明者は4−メチルイミダゾールと2−アミノエ
タンチオール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルム
アルデヒドのオリゴマーの鉱酸中での反応を詳しく解析
した結果、反応系内の4−メチル−5−[(2−アミノ
エチル)−チオメチル]−イミダゾールのモル濃度が4
−メチルイミダゾールと4−メチル−5−[(2−アミ
ノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを合せたモル
数に対し、70モル%に達するまで、即ち4−メチルイミ
ダゾールの転化率が70モル%に達するまでは生成物の4
−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]
−イミダゾールの選択率はほぼ定量的であるが、より転
化率を上げると生成物の4−メチル−5−[(2−アミ
ノエチル)−チオメチル]−イミダゾールの逐次反応と
考えられる反応が進行し、選択率が低下することを見い
出した。
タンチオール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルム
アルデヒドのオリゴマーの鉱酸中での反応を詳しく解析
した結果、反応系内の4−メチル−5−[(2−アミノ
エチル)−チオメチル]−イミダゾールのモル濃度が4
−メチルイミダゾールと4−メチル−5−[(2−アミ
ノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを合せたモル
数に対し、70モル%に達するまで、即ち4−メチルイミ
ダゾールの転化率が70モル%に達するまでは生成物の4
−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]
−イミダゾールの選択率はほぼ定量的であるが、より転
化率を上げると生成物の4−メチル−5−[(2−アミ
ノエチル)−チオメチル]−イミダゾールの逐次反応と
考えられる反応が進行し、選択率が低下することを見い
出した。
(課題を解決するための手段) 本発明は4−メチルイミダゾールと2−アミノエタンチ
オール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムアルデ
ヒドのオリゴマーを鉱酸中で反応させ、4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ルを製造するに際し、反応系内の4−メチル−5−
[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾール
のモル濃度が4−メチルイミダゾールと4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ルを合せたモル数に対し、70モル%以下に保ちながら反
応液を反応系外へ抜き出し、反応液から4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ルを含む液を分離し、残部は反応系へ再循環して用いる
ことを特徴とする4−メチル−5−[(2−アミノエチ
ル)−チオメチル]−イミダゾールの製法に関するもの
である。
オール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムアルデ
ヒドのオリゴマーを鉱酸中で反応させ、4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ルを製造するに際し、反応系内の4−メチル−5−
[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾール
のモル濃度が4−メチルイミダゾールと4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ルを合せたモル数に対し、70モル%以下に保ちながら反
応液を反応系外へ抜き出し、反応液から4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ルを含む液を分離し、残部は反応系へ再循環して用いる
ことを特徴とする4−メチル−5−[(2−アミノエチ
ル)−チオメチル]−イミダゾールの製法に関するもの
である。
本発明において、反応系内の4−メチル−5−[(2−
アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールのモル濃
度が4−メチルイミダゾールと4−メチル−5−[(2
−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを合せ
たモル数に対し、70モル%以下、好ましくは60〜40モル
%に保つ意味は実質的に逐次反応による副生物を生成さ
せないことにありプロセス上特段の意味を有するもので
ある。またこの反応系をこの条件に保つに連続反応にお
いては反応器内での反応温度および反応液の滞留時間の
制御により行うことができる。またバッチ反応の場合は
反応の終了を意味する。
アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールのモル濃
度が4−メチルイミダゾールと4−メチル−5−[(2
−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを合せ
たモル数に対し、70モル%以下、好ましくは60〜40モル
%に保つ意味は実質的に逐次反応による副生物を生成さ
せないことにありプロセス上特段の意味を有するもので
ある。またこの反応系をこの条件に保つに連続反応にお
いては反応器内での反応温度および反応液の滞留時間の
制御により行うことができる。またバッチ反応の場合は
反応の終了を意味する。
本発明の方法で用いられる4−メチルイミダゾールは遊
離塩基または塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸等の鉱酸
で中和した塩の状態で用いられる。
離塩基または塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸等の鉱酸
で中和した塩の状態で用いられる。
本発明の方法で用いられるホルムアルデヒドはホルムア
ルデヒドを30〜40重量%を含有する水溶液あるいはパラ
ホルムアルデヒドとして用いられる。
ルデヒドを30〜40重量%を含有する水溶液あるいはパラ
ホルムアルデヒドとして用いられる。
本発明の方法で用いられる鉱酸としては塩酸、臭化水素
酸などのハロゲン化水素酸や硫酸、リン酸等が使用でき
る。
酸などのハロゲン化水素酸や硫酸、リン酸等が使用でき
る。
原料の4−メチルイミダゾールに対して鉱酸は2〜8倍
モル、経済性および生産性の面からは2〜5倍モルの使
用量が好ましい。
モル、経済性および生産性の面からは2〜5倍モルの使
用量が好ましい。
また原料の4−メチルイミダゾール、2−アミノエタン
チオール硫酸およびホルムアルデヒドのモル比は0.9〜
1.1:0.9〜1.1:0.9〜1.1であり、好ましくは等モルであ
る。
チオール硫酸およびホルムアルデヒドのモル比は0.9〜
1.1:0.9〜1.1:0.9〜1.1であり、好ましくは等モルであ
る。
本発明の4−メチルイミダゾール、2−アミノエタンチ
オール硫酸およびホルムアルデヒドを鉱酸中の反応系で
反応させる好ましい方法としては、4−メチルイミダゾ
ールと2−アミノエタンチオール硫酸およびホルムアル
デヒド水溶液を混合して調整したものを鉱酸中に連続的
に供給し、100〜180℃、好ましくは120〜150℃の温度で
反応を行なうのがよい。反応液の滞留時間は鉱酸の量、
濃度および反応温度により異なるが通常30分〜10時間で
ある。
オール硫酸およびホルムアルデヒドを鉱酸中の反応系で
反応させる好ましい方法としては、4−メチルイミダゾ
ールと2−アミノエタンチオール硫酸およびホルムアル
デヒド水溶液を混合して調整したものを鉱酸中に連続的
に供給し、100〜180℃、好ましくは120〜150℃の温度で
反応を行なうのがよい。反応液の滞留時間は鉱酸の量、
濃度および反応温度により異なるが通常30分〜10時間で
ある。
本発明で反応系外へ抜き出した反応液から生成物である
4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチ
ル]−イミダゾールと未反応原料を分離する方法として
は、カラム分離法や電気透析法が挙げられ、特に電気透
析法が好ましい。
4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチ
ル]−イミダゾールと未反応原料を分離する方法として
は、カラム分離法や電気透析法が挙げられ、特に電気透
析法が好ましい。
本発明で用いられる電気透析装置は通常用いられるもの
で陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に多数配列
し、両端に一対の電極を配置したものである。陽極側に
陰イオン交換膜、陰極側に陽イオン交換膜の室では電離
した陽イオンが陰極に向って移動し、陽イオン交換膜を
透過し、隣室に移り陰イオン交換膜で透過を阻止され
る。その際適当な交換膜たとえばAC-110(旭化成(株)
製)などを用いることにより生成物より分子量の小さな
原料は陽イオン交換膜を透過し、分子量の大きな生成物
である4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオ
メチル]−イミダゾールは透過を阻止され分離が行なわ
れる。
で陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に多数配列
し、両端に一対の電極を配置したものである。陽極側に
陰イオン交換膜、陰極側に陽イオン交換膜の室では電離
した陽イオンが陰極に向って移動し、陽イオン交換膜を
透過し、隣室に移り陰イオン交換膜で透過を阻止され
る。その際適当な交換膜たとえばAC-110(旭化成(株)
製)などを用いることにより生成物より分子量の小さな
原料は陽イオン交換膜を透過し、分子量の大きな生成物
である4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオ
メチル]−イミダゾールは透過を阻止され分離が行なわ
れる。
生成物4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオ
メチル]−イミダゾールを含む内部液はそのまま次工程
に使用される。また必要なら内部液を濃縮後1−プロパ
ノール等の貧溶媒中で晶析することにより結晶として得
ることができる。
メチル]−イミダゾールを含む内部液はそのまま次工程
に使用される。また必要なら内部液を濃縮後1−プロパ
ノール等の貧溶媒中で晶析することにより結晶として得
ることができる。
原料を含む外部液はそのまま又は適当な濃度に濃縮また
は希釈後反応系へリサイクルすることができる。
は希釈後反応系へリサイクルすることができる。
(作用) 本発明において、反応系内の4−メチル−5−[(2−
アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールのモル濃
度が4−メチルイミダゾールと4−メチル−5−[(2
−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを合せ
たモル数に対し、70モル%以下、好ましくは60〜40モル
%に保ちながら反応液を反応系外へ抜き出すことは実質
的に逐次反応による副成物を生成させないことにあり、
反応生成物である4−メチル−5−[(2−アミノエチ
ル)−チオメチル]−イミダゾールが高品質で得られ
る。また該反応液から未反応原料を分離し、反応系へリ
サイクルすることにより、未反応原料をほぼ定量的に反
応生成物に転化できる作用を有する。
アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールのモル濃
度が4−メチルイミダゾールと4−メチル−5−[(2
−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを合せ
たモル数に対し、70モル%以下、好ましくは60〜40モル
%に保ちながら反応液を反応系外へ抜き出すことは実質
的に逐次反応による副成物を生成させないことにあり、
反応生成物である4−メチル−5−[(2−アミノエチ
ル)−チオメチル]−イミダゾールが高品質で得られ
る。また該反応液から未反応原料を分離し、反応系へリ
サイクルすることにより、未反応原料をほぼ定量的に反
応生成物に転化できる作用を有する。
(実施例) 次に、実施例により本発明を具体的に説明するが、これ
らは単なる例示であり、本発明がこれら実施例に限定さ
れるものではない。
らは単なる例示であり、本発明がこれら実施例に限定さ
れるものではない。
実施例−1 50重量%硫酸水溶液392gに4−メチルイミダゾール82
g、2−アミノエタンチオール硫酸157g、37%ホルマリ
ン水溶液81gを溶解した。この混合物をオートクレーブ
中、140℃にて2時間加熱かく拌した。得られた反応液7
12g中には4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−
チオメチル]−イミダゾール硫酸塩135g、4−メチルイ
ミダゾール・1/2硫酸塩65gの他原料および硫酸を含み、
4−メチルイミダゾールの転化率を50%であった。
g、2−アミノエタンチオール硫酸157g、37%ホルマリ
ン水溶液81gを溶解した。この混合物をオートクレーブ
中、140℃にて2時間加熱かく拌した。得られた反応液7
12g中には4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−
チオメチル]−イミダゾール硫酸塩135g、4−メチルイ
ミダゾール・1/2硫酸塩65gの他原料および硫酸を含み、
4−メチルイミダゾールの転化率を50%であった。
つぎにこの反応液を内部液、水600gを外部液、電極液と
して5%硫酸ナトリウム水溶液を用い、イオン交換膜
[AC-110(旭化成(株)製]を用いた電気透析装置にか
けた。電気透析の途中で外部液を水600gに交換しさらに
電気透析を行なった。
して5%硫酸ナトリウム水溶液を用い、イオン交換膜
[AC-110(旭化成(株)製]を用いた電気透析装置にか
けた。電気透析の途中で外部液を水600gに交換しさらに
電気透析を行なった。
最終的に内部液として4−メチル−5−[(2−アミノ
エチル)−チオメチル]−イミダゾール・硫酸塩81gお
よび水172gよりなる液253gを得た。また外部液として4
−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]
−イミダゾール硫酸塩54g、4−メチルイミダゾール1/2
硫酸塩65gの他原料および硫酸を含む液1650gを得た。
エチル)−チオメチル]−イミダゾール・硫酸塩81gお
よび水172gよりなる液253gを得た。また外部液として4
−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]
−イミダゾール硫酸塩54g、4−メチルイミダゾール1/2
硫酸塩65gの他原料および硫酸を含む液1650gを得た。
得られた内部液は減圧下濃縮後、1−プロピルアルコー
ル中に投入し、析出した結晶をろ過、乾燥すると白色結
晶の4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメ
チル]−イミダゾール・硫酸塩73gが得られた。
ル中に投入し、析出した結晶をろ過、乾燥すると白色結
晶の4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメ
チル]−イミダゾール・硫酸塩73gが得られた。
実施例−2 実施例−1で得られた外部液を減圧下610gまで濃縮し
た。この濃縮液に4−メチルイミダゾール24.6g、2−
アミノエタンチオール硫酸47.1g、37%ホルマリン水溶
液24.3gを加えオートクレーブ中、140℃、1時間30分反
応させた。得られた反応液中には4−メチル−5−
[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾール
硫酸塩134g、4−メチルイミダゾール・1/2硫酸塩65gの
他原料および硫酸を含み、1回目の反応液と同組成であ
った。この反応液を実施例−1と同様に電気透析するこ
とにより4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チ
オメチル]−イミダゾール・硫酸塩80gおよび水からな
る液255gが得られた。
た。この濃縮液に4−メチルイミダゾール24.6g、2−
アミノエタンチオール硫酸47.1g、37%ホルマリン水溶
液24.3gを加えオートクレーブ中、140℃、1時間30分反
応させた。得られた反応液中には4−メチル−5−
[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾール
硫酸塩134g、4−メチルイミダゾール・1/2硫酸塩65gの
他原料および硫酸を含み、1回目の反応液と同組成であ
った。この反応液を実施例−1と同様に電気透析するこ
とにより4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チ
オメチル]−イミダゾール・硫酸塩80gおよび水からな
る液255gが得られた。
外部液は減圧下濃縮後次反応に循環した。
実施例−3 図−1において、導管1より37重量%ホルムアルデヒド
水溶液20.2g/hで、導管2より4−メチルイミダゾール2
0.4g/hで、導管3より2−アミノエタンチオール硫酸3
9.1g/hで混合槽4に供給した。混合槽4から導管5を通
して79.7g/hで140℃に保持された反応器6へ供給した。
反応器6中の反応液の滞留時間は2時間であった。反応
器6より導管7を通して反応液を712g/hで連続的に抜き
出した。この反応液には4−メチル−5−[(2−アミ
ノエチル)−チオメチル]−イミダゾール・硫酸塩18.9
重量%、4−メチルイミダゾール・1/2硫酸塩9.2重量%
の他原料および硫酸を含み、4−メチルイミダゾールの
転化率50%に相当した。この反応液を冷却器8で50℃以
下まで冷却し、導管9を通して電極液として5%硫酸ナ
トリウム水溶液を用い、イオン交換膜[AC-110(旭化成
(株)製]を使用した電気透析装置10の内部液として供
給した。導管11を通し、水1000g/hを電気透析装置10の
外部液として供給した。導管12から224g/hで、4−メチ
ル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミ
ダゾール・硫酸塩29.9重量%の水溶液を得た。この水溶
液200gを濃縮後、1−プロピルアルコール350g中に投入
し、析出した沈澱をろ過し、乾燥すると4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ル・硫酸塩の白色結晶55gが得られた。
水溶液20.2g/hで、導管2より4−メチルイミダゾール2
0.4g/hで、導管3より2−アミノエタンチオール硫酸3
9.1g/hで混合槽4に供給した。混合槽4から導管5を通
して79.7g/hで140℃に保持された反応器6へ供給した。
反応器6中の反応液の滞留時間は2時間であった。反応
器6より導管7を通して反応液を712g/hで連続的に抜き
出した。この反応液には4−メチル−5−[(2−アミ
ノエチル)−チオメチル]−イミダゾール・硫酸塩18.9
重量%、4−メチルイミダゾール・1/2硫酸塩9.2重量%
の他原料および硫酸を含み、4−メチルイミダゾールの
転化率50%に相当した。この反応液を冷却器8で50℃以
下まで冷却し、導管9を通して電極液として5%硫酸ナ
トリウム水溶液を用い、イオン交換膜[AC-110(旭化成
(株)製]を使用した電気透析装置10の内部液として供
給した。導管11を通し、水1000g/hを電気透析装置10の
外部液として供給した。導管12から224g/hで、4−メチ
ル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミ
ダゾール・硫酸塩29.9重量%の水溶液を得た。この水溶
液200gを濃縮後、1−プロピルアルコール350g中に投入
し、析出した沈澱をろ過し、乾燥すると4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ル・硫酸塩の白色結晶55gが得られた。
一方電気透析装置10で得た外部液は、導管13より1488g/
hで抜き出し、濃縮器14へ供給して濃縮し、4−メチル
−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダ
ゾール・硫酸塩10.7重量%、4−メチルイミダゾール・
1/2硫酸塩10.4重量%の他、原料および硫酸を含む液に
調整し、導管15を通して633g/hで反応器6へ戻した。
hで抜き出し、濃縮器14へ供給して濃縮し、4−メチル
−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダ
ゾール・硫酸塩10.7重量%、4−メチルイミダゾール・
1/2硫酸塩10.4重量%の他、原料および硫酸を含む液に
調整し、導管15を通して633g/hで反応器6へ戻した。
(発明の効果) 本発明の4−メチルイミダゾールと2−アミノエタンチ
オール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムアルデ
ヒドのオリゴマーを鉱酸中で4−メチルイミダゾールと
反応させ、4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−
チオメチル]−イミダゾール製造するに際し、反応系内
の4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチ
ル]−イミダゾールのモル濃度が4−メチルイミダゾー
ルと4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメ
チル]−イミダゾールを合せたモル数に対し、70モル%
以下に保ちながら反応液を反応系外へ抜き出すことは実
質的に逐次反応による副成物を生成させないことにあ
り、反応生成物である4−メチル−5−[(2−アミノ
エチル)−チオメチル]−イミダゾールを高品質で容易
に得られる。また該反応液から未反応原料を分離し、反
応系へリサイクルすることにより未反応原料をほぼ定量
的に反応生成物に転化できる。本発明は反応、分離、未
反応原料の回収再使用を含むプロセスを連続的に行なう
方法を提供するものであり工業的に有利な方法である。
オール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムアルデ
ヒドのオリゴマーを鉱酸中で4−メチルイミダゾールと
反応させ、4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−
チオメチル]−イミダゾール製造するに際し、反応系内
の4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチ
ル]−イミダゾールのモル濃度が4−メチルイミダゾー
ルと4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメ
チル]−イミダゾールを合せたモル数に対し、70モル%
以下に保ちながら反応液を反応系外へ抜き出すことは実
質的に逐次反応による副成物を生成させないことにあ
り、反応生成物である4−メチル−5−[(2−アミノ
エチル)−チオメチル]−イミダゾールを高品質で容易
に得られる。また該反応液から未反応原料を分離し、反
応系へリサイクルすることにより未反応原料をほぼ定量
的に反応生成物に転化できる。本発明は反応、分離、未
反応原料の回収再使用を含むプロセスを連続的に行なう
方法を提供するものであり工業的に有利な方法である。
【図面の簡単な説明】 図−1は本発明の一実施例を示す工程図である。 4:混合槽 6:反応器 8:冷却器 10:電気透析装置 14:濃縮器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−132568(JP,A) D.G.JONES編、向坊隆監訳 現 代化学シリーズ45「化学と化学工業−基礎 研究とプロセスの開発−」(1970年6月1 日発行)東京化学同人P.110−117
Claims (2)
- 【請求項1】4−メチルイミダゾールと2−アミノエタ
ンチオール硫酸およびホルムアルデヒドまたはホルムア
ルデヒドのオリゴマーを鉱酸中で反応させ、4−メチル
−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダ
ゾールを製造するに際し、反応系内の4−メチル−5−
[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾール
のモル濃度が4−メチルイミダゾールと4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ルを合せたモル数に対し、70モル%以下に保ちながら反
応液を反応系外へ抜き出し、反応液から4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾー
ルを含む液を分離し、残部は反応系へ再循環して用いる
ことを特徴とする4−メチル−5−[(2−アミノエチ
ル)−チオメチル]−イミダゾールの製法。 - 【請求項2】反応液から4−メチル−5−[(2−アミ
ノエチル)−チオメチル]−イミダゾールを含む液を分
離する方法が電気透析法である請求項1記載の方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63101243A JPH01272570A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールの製法 |
| JP63236327A JPH0717613B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-09-22 | 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル−イミダゾールの製法 |
| US07/342,798 US4916233A (en) | 1988-04-26 | 1989-04-25 | Method for production of 4-methyl-5-(2-aminoethyl)-thiomethyl)-imidazole |
| KR1019890005523A KR900016142A (ko) | 1988-04-26 | 1989-04-26 | 4-메틸-5-[(2-아미노에틸)-티오메틸]-이미다졸의 제법 |
| EP19890304158 EP0339970A3 (en) | 1988-04-26 | 1989-04-26 | Method for production of 4-methyl-5-((2-aminoethyl)-thiomethyl)-imidazole |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-132832 | 1988-06-01 | ||
| JP13283288 | 1988-06-01 | ||
| JP63236327A JPH0717613B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-09-22 | 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル−イミダゾールの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0276858A JPH0276858A (ja) | 1990-03-16 |
| JPH0717613B2 true JPH0717613B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=26467304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63236327A Expired - Lifetime JPH0717613B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-09-22 | 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル−イミダゾールの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717613B2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-22 JP JP63236327A patent/JPH0717613B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| D.G.JONES編、向坊隆監訳現代化学シリーズ45「化学と化学工業−基礎研究とプロセスの開発−」(1970年6月1日発行)東京化学同人P.110−117 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0276858A (ja) | 1990-03-16 |
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