JPH0785427B2 - 気密ガラス端子 - Google Patents
気密ガラス端子Info
- Publication number
- JPH0785427B2 JPH0785427B2 JP61158261A JP15826186A JPH0785427B2 JP H0785427 B2 JPH0785427 B2 JP H0785427B2 JP 61158261 A JP61158261 A JP 61158261A JP 15826186 A JP15826186 A JP 15826186A JP H0785427 B2 JPH0785427 B2 JP H0785427B2
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- Japan
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- lead wire
- glass
- eyelet
- cobalt
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体素子などを搭載するのに用いられる気
密ガラス端子(以下気密端子という)に係り、特に、耐
食性に優れた気密端子に関する。
密ガラス端子(以下気密端子という)に係り、特に、耐
食性に優れた気密端子に関する。
(従来技術とその問題点) 前述した気密端子には、一般に、第2図(a)に一例を
示すように、鉄−ニッケル−コバルト合金(以下コバー
ルと称する)からなるアイレット(金属外環)1を有す
るものがある。このアイレット1は下部開口2を備えた
深皿状に形成され、その頂壁3にはリード線4が遊挿さ
れる開口5が穿設されている。なお9はアースリード線
である。そして、これらの開口5には、アイレット1と
同様、コバールからなるリード線4が挿通され、これら
のアイレット1、リード線4、およびアースリード線9
は、アイレット1内に充填された硬質ガラス6により気
密に封止されている。
示すように、鉄−ニッケル−コバルト合金(以下コバー
ルと称する)からなるアイレット(金属外環)1を有す
るものがある。このアイレット1は下部開口2を備えた
深皿状に形成され、その頂壁3にはリード線4が遊挿さ
れる開口5が穿設されている。なお9はアースリード線
である。そして、これらの開口5には、アイレット1と
同様、コバールからなるリード線4が挿通され、これら
のアイレット1、リード線4、およびアースリード線9
は、アイレット1内に充填された硬質ガラス6により気
密に封止されている。
このような気密端子は、従来、アイレット表面およびリ
ード線表面にFe2O3、Fe3O4等、鉄の酸化皮膜を施した後
に、これらのアイレット1および各リード線4、9を成
形してある硬質ガラスとともに組立て、加熱処理により
ガラスを溶融してこのガラス6によりアイレット1およ
び各リード線4、9を気密に溶着する。その後、ガラス
6から露出しているアイレット1および各リード線4、
9の部位にめっき7を施して気密端子が形成される。
ード線表面にFe2O3、Fe3O4等、鉄の酸化皮膜を施した後
に、これらのアイレット1および各リード線4、9を成
形してある硬質ガラスとともに組立て、加熱処理により
ガラスを溶融してこのガラス6によりアイレット1およ
び各リード線4、9を気密に溶着する。その後、ガラス
6から露出しているアイレット1および各リード線4、
9の部位にめっき7を施して気密端子が形成される。
しかしながら、前述した従来の気密端子においては、各
リード線4、9に負荷がかかるなどして各リード線4、
9が曲ったりすると、第3図にAで示すようにリード線
4または9の外周のガラス6のメニスカス部6aが欠けて
めっきが施されていない部位のリード線4(または9)
が露出することがある。そして、この部位の各リード線
4、9が直接外気に触れるため錆が発生し、耐食性が低
下する問題があった。
リード線4、9に負荷がかかるなどして各リード線4、
9が曲ったりすると、第3図にAで示すようにリード線
4または9の外周のガラス6のメニスカス部6aが欠けて
めっきが施されていない部位のリード線4(または9)
が露出することがある。そして、この部位の各リード線
4、9が直接外気に触れるため錆が発生し、耐食性が低
下する問題があった。
前述した従来の気密端子に対し24時間の塩水噴霧試験を
行ってアイレット1の下面側に突出するリード線表面積
の5%以上が腐食した気密端子の個数を割出したとこ
ろ、試験を行ったもののうちの20%の気密端子に腐食が
発生していた。
行ってアイレット1の下面側に突出するリード線表面積
の5%以上が腐食した気密端子の個数を割出したとこ
ろ、試験を行ったもののうちの20%の気密端子に腐食が
発生していた。
なお、第2図(b)に示すような気密端子においても、
リード線4の外周のガラス6が欠け、同様の問題があっ
た。
リード線4の外周のガラス6が欠け、同様の問題があっ
た。
(発明の目的) 本発明は、前述した従来のものにおける問題点を克服
し、耐食性の良好な気密端子提供することを目的とす
る。
し、耐食性の良好な気密端子提供することを目的とす
る。
(発明の概要) 本発明は、鉄−ニッケル−コバルト合金からなるアイレ
ットと該アイレットと同様の材料からなるリード線を有
し、ガラスにより前記アイレットおよびリード線を気密
に封止してなる気密端子において、リード線素材に少な
くともコバルトを含む下地めっきを施し、この下地めっ
きを酸化処理することにより表面に少なくともコバルト
の酸化被膜が形成されたリード線を前記ガラスにより気
密に封止したことを特徴とするものであり、気密端子の
リード線の外周のガラスが欠けるなどしてもリード線の
表面に耐食性の良好なコバルトの酸化被膜が形成された
ことにより、リード線素材が直接外気に触れないように
するとともにガラスとの密着性を良好にしたものであ
る。
ットと該アイレットと同様の材料からなるリード線を有
し、ガラスにより前記アイレットおよびリード線を気密
に封止してなる気密端子において、リード線素材に少な
くともコバルトを含む下地めっきを施し、この下地めっ
きを酸化処理することにより表面に少なくともコバルト
の酸化被膜が形成されたリード線を前記ガラスにより気
密に封止したことを特徴とするものであり、気密端子の
リード線の外周のガラスが欠けるなどしてもリード線の
表面に耐食性の良好なコバルトの酸化被膜が形成された
ことにより、リード線素材が直接外気に触れないように
するとともにガラスとの密着性を良好にしたものであ
る。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
まず、コバールからなるリード線素材に少なくともコバ
ルトを含む下地めっき8を施してリード線4(または
9)を形成する(第1図)。この下地めっき8として
は、コバルトのみのめっき、あるいはニッケル−コバル
ト合金めっきなど耐食性の良好なめっきとする必要があ
る。なお、ニッケルのみのめっきよりコバルトまたはコ
バルトを含む下地めっきが好適である。また、ニッケル
−コバルト合金めっきに代えて、まずニッケルめっきを
施した後で、コバルトめっきを施し、加熱処理をして合
金化することによりニッケル−コバルト合金めっきを施
すのと同様にすることもできる。
ルトを含む下地めっき8を施してリード線4(または
9)を形成する(第1図)。この下地めっき8として
は、コバルトのみのめっき、あるいはニッケル−コバル
ト合金めっきなど耐食性の良好なめっきとする必要があ
る。なお、ニッケルのみのめっきよりコバルトまたはコ
バルトを含む下地めっきが好適である。また、ニッケル
−コバルト合金めっきに代えて、まずニッケルめっきを
施した後で、コバルトめっきを施し、加熱処理をして合
金化することによりニッケル−コバルト合金めっきを施
すのと同様にすることもできる。
前述したようにしてリード線素材に下地めっき8を施す
とともに酸化処理することにより、この下地めっき8に
含有されているコバルトの酸化皮膜がリード線素材の表
面に形成され、この酸化皮膜を介してガラス6と強固に
気密封止することができる。
とともに酸化処理することにより、この下地めっき8に
含有されているコバルトの酸化皮膜がリード線素材の表
面に形成され、この酸化皮膜を介してガラス6と強固に
気密封止することができる。
つぎに、前記アイレット1および各リード線4、9を成
形してある硬質ガラスとともに組立て、加熱処理により
ガラスを溶融してこのガラス6によりアイレット1およ
び各リード線4、9を気密に溶着する。その後、ガラス
6から露出しているアイレット1および各リード線4、
9の部位にめっき7を施して気密端子が形成される。
形してある硬質ガラスとともに組立て、加熱処理により
ガラスを溶融してこのガラス6によりアイレット1およ
び各リード線4、9を気密に溶着する。その後、ガラス
6から露出しているアイレット1および各リード線4、
9の部位にめっき7を施して気密端子が形成される。
このようにして製造された気密端子は、各リード線4、
9にあらかじめ耐食性を有する材料の下地めっき8が施
されているので、ガラス6が仮りに欠けてめっき7が施
されていない部位の各リード線4、9が露出したとして
も、この部位の各リード線4、9は耐食性を有する材料
からなる下地めっき8により保護されているので、各リ
ード線4、9が外気に触れて錆びるおそれがない。
9にあらかじめ耐食性を有する材料の下地めっき8が施
されているので、ガラス6が仮りに欠けてめっき7が施
されていない部位の各リード線4、9が露出したとして
も、この部位の各リード線4、9は耐食性を有する材料
からなる下地めっき8により保護されているので、各リ
ード線4、9が外気に触れて錆びるおそれがない。
本実施例により製造された気密端子について24時間の塩
水噴霧試験を行ったところ、アイレット1の下面側に突
出するリード線表面積の5%以上が腐食した気密端子の
発生は0%であった。
水噴霧試験を行ったところ、アイレット1の下面側に突
出するリード線表面積の5%以上が腐食した気密端子の
発生は0%であった。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、リード線素材に少
なくともコバルトを含む下地めっきを施し、この下地め
っきを酸化処理することにより、リード線の表面に少な
くともコバルトの酸化被膜を形成したので耐食性が良好
でガラスとの密着性の良い気密端子が得られるという効
果を奏する。
なくともコバルトを含む下地めっきを施し、この下地め
っきを酸化処理することにより、リード線の表面に少な
くともコバルトの酸化被膜を形成したので耐食性が良好
でガラスとの密着性の良い気密端子が得られるという効
果を奏する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
第1図は本発明に係る気密端子の実施例を示す要部の縦
断面図、第2図は一般的な気密端子の一例を示す縦断面
図、第3図は従来の気密端子の要部の縦断面図である。 1……アイレット、4……リード線、 6……ガラス、6a……メニスカス部、 7……めっき、8……下地めっき、 9……アースリード線。
断面図、第2図は一般的な気密端子の一例を示す縦断面
図、第3図は従来の気密端子の要部の縦断面図である。 1……アイレット、4……リード線、 6……ガラス、6a……メニスカス部、 7……めっき、8……下地めっき、 9……アースリード線。
Claims (2)
- 【請求項1】鉄−ニッケル−コバルト合金からなるアイ
レットと該アイレットと同様の材料からなるリード線を
有し、ガラスにより前記アイレットおよびリード線を気
密に封止してなる気密ガラス端子において、 リード線素材に少なくともコバルトを含む下地めっきを
施し、この下地めっきを酸化処理することにより表面に
少なくともコバルトの酸化被膜が形成されたリード線を
前記ガラスにより気密に封止したことを特徴とする気密
ガラス端子。 - 【請求項2】下地めっきが、ニッケルめっきを施した後
にコバルトめっきを施したものであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の気密ガラス端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61158261A JPH0785427B2 (ja) | 1986-07-05 | 1986-07-05 | 気密ガラス端子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61158261A JPH0785427B2 (ja) | 1986-07-05 | 1986-07-05 | 気密ガラス端子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6316581A JPS6316581A (ja) | 1988-01-23 |
| JPH0785427B2 true JPH0785427B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=15667752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61158261A Expired - Fee Related JPH0785427B2 (ja) | 1986-07-05 | 1986-07-05 | 気密ガラス端子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785427B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02158066A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密封端子及び密封電気化学素子 |
| JPH0741054Y2 (ja) * | 1989-06-05 | 1995-09-20 | 株式会社フジクラ | 架橋筒内におけるケーブル位置の検出装置 |
| EP1400301A4 (en) * | 2001-06-28 | 2007-01-24 | Yoshitaka Aoyama | METHOD AND DEVICE FOR WELDING A PRESENTING BOLT |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5132278A (en) * | 1974-09-13 | 1976-03-18 | New Nippon Electric Co | Kimitsutanshinoseizohoho |
| JPS539490U (ja) * | 1976-07-08 | 1978-01-26 |
-
1986
- 1986-07-05 JP JP61158261A patent/JPH0785427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6316581A (ja) | 1988-01-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |