JPH0785473A - 磁気記録媒体の製造装置 - Google Patents
磁気記録媒体の製造装置Info
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- JPH0785473A JPH0785473A JP23196993A JP23196993A JPH0785473A JP H0785473 A JPH0785473 A JP H0785473A JP 23196993 A JP23196993 A JP 23196993A JP 23196993 A JP23196993 A JP 23196993A JP H0785473 A JPH0785473 A JP H0785473A
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/24—Vacuum evaporation
- C23C14/246—Replenishment of source material
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- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸発部における液面を乱すことなく磁性材料
を供給でき、均一な厚さの磁性膜を連続して良好に形成
でき、高性能な磁気記録媒体を得ることが出来る技術を
提供することにある。 【構成】 容器に入れられた磁性材料を蒸発させ、支持
体に堆積させることにより磁性膜を構成する磁気記録媒
体の製造装置であって、前記容器は略環状構造のもので
あり、この略環状構造の容器の第1の位置において容器
内の磁性材料を蒸発させる蒸発手段と、前記第1の位置
とは異なる第2の位置において磁性材料を供給する供給
手段とを具備する磁気記録媒体の製造装置。
を供給でき、均一な厚さの磁性膜を連続して良好に形成
でき、高性能な磁気記録媒体を得ることが出来る技術を
提供することにある。 【構成】 容器に入れられた磁性材料を蒸発させ、支持
体に堆積させることにより磁性膜を構成する磁気記録媒
体の製造装置であって、前記容器は略環状構造のもので
あり、この略環状構造の容器の第1の位置において容器
内の磁性材料を蒸発させる蒸発手段と、前記第1の位置
とは異なる第2の位置において磁性材料を供給する供給
手段とを具備する磁気記録媒体の製造装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体の製造装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】磁気テープ等の磁気記録媒体において
は、高密度記録化の要請から、非磁性支持体上に設けら
れる磁性層として、バインダ樹脂を用いた塗布型のもの
ではなく、バインダ樹脂を用いない金属薄膜型のものが
提案されていることは周知の通りである。
は、高密度記録化の要請から、非磁性支持体上に設けら
れる磁性層として、バインダ樹脂を用いた塗布型のもの
ではなく、バインダ樹脂を用いない金属薄膜型のものが
提案されていることは周知の通りである。
【0003】すなわち、無電解メッキといった湿式メッ
キ手段、真空蒸着、スパッタリングあるいはイオンプレ
ーティングといった乾式メッキ手段により磁性層を構成
した磁気記録媒体が提案されている。そして、この種の
磁気記録媒体は磁性体の充填密度が高いことから、高密
度記録に適したものである。特に、蒸着手段により磁性
膜を構成する手段は、スパッタリングによる場合よりも
成膜速度が速いことから好ましいものと言われている。
キ手段、真空蒸着、スパッタリングあるいはイオンプレ
ーティングといった乾式メッキ手段により磁性層を構成
した磁気記録媒体が提案されている。そして、この種の
磁気記録媒体は磁性体の充填密度が高いことから、高密
度記録に適したものである。特に、蒸着手段により磁性
膜を構成する手段は、スパッタリングによる場合よりも
成膜速度が速いことから好ましいものと言われている。
【0004】このような蒸着手段による磁気記録媒体の
製造装置は、図5のように構成されているものが一般的
である。尚、図5中、31は冷却キャン、32はポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルムの供給側ロー
ル、33はPETフィルムの巻取側ロール、34は遮蔽
板、35はルツボ、36は磁性合金、37は電子銃、3
8は真空容器、39は磁性合金を供給する供給装置であ
る。そして、真空容器38内を所定の真空度のものに排
気した後、電子銃37を作動させてルツボ35内の磁性
合金36を蒸発させ、PETフィルムに対して磁性合金
36を堆積(蒸着)させることによって磁気記録媒体が
製造されている。
製造装置は、図5のように構成されているものが一般的
である。尚、図5中、31は冷却キャン、32はポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルムの供給側ロー
ル、33はPETフィルムの巻取側ロール、34は遮蔽
板、35はルツボ、36は磁性合金、37は電子銃、3
8は真空容器、39は磁性合金を供給する供給装置であ
る。そして、真空容器38内を所定の真空度のものに排
気した後、電子銃37を作動させてルツボ35内の磁性
合金36を蒸発させ、PETフィルムに対して磁性合金
36を堆積(蒸着)させることによって磁気記録媒体が
製造されている。
【0005】ところで、このような製造装置において長
尺状のPETフィルムに連続的に磁性材料を蒸着させる
場合、長さ方向の特性が変わらないようにする為に、ル
ツボ35内の磁性合金36の液面の高さが常に一定とな
っているようにする必要がある。この為、供給装置39
によりルツボ35に磁性合金の粒36aを絶えず供給し
ている。
尺状のPETフィルムに連続的に磁性材料を蒸着させる
場合、長さ方向の特性が変わらないようにする為に、ル
ツボ35内の磁性合金36の液面の高さが常に一定とな
っているようにする必要がある。この為、供給装置39
によりルツボ35に磁性合金の粒36aを絶えず供給し
ている。
【0006】しかしながら、従来の製造装置にあって
は、ルツボ35内に磁性合金の粒を供給した際に液面が
波打つようになってしまい、磁性合金の蒸発特性が一定
のものとならず、一定の厚さの磁性膜が形成され難いと
いった問題点があった。
は、ルツボ35内に磁性合金の粒を供給した際に液面が
波打つようになってしまい、磁性合金の蒸発特性が一定
のものとならず、一定の厚さの磁性膜が形成され難いと
いった問題点があった。
【0007】
【発明の開示】本発明の目的は、蒸発部における液面を
乱すことなく磁性材料を供給でき、均一な厚さの磁性膜
を連続して良好に形成でき、高性能な磁気記録媒体を得
ることが出来る技術を提供することにある。この本発明
の目的は、容器に入れられた磁性材料を蒸発させ、支持
体に堆積させることにより磁性膜を構成する磁気記録媒
体の製造装置であって、前記容器は略環状構造のもので
あり、この略環状構造の容器の第1の位置において容器
内の磁性材料を蒸発させる蒸発手段と、前記第1の位置
とは異なる第2の位置において磁性材料を供給する供給
手段とを具備することを特徴とする磁気記録媒体の製造
装置によって達成される。
乱すことなく磁性材料を供給でき、均一な厚さの磁性膜
を連続して良好に形成でき、高性能な磁気記録媒体を得
ることが出来る技術を提供することにある。この本発明
の目的は、容器に入れられた磁性材料を蒸発させ、支持
体に堆積させることにより磁性膜を構成する磁気記録媒
体の製造装置であって、前記容器は略環状構造のもので
あり、この略環状構造の容器の第1の位置において容器
内の磁性材料を蒸発させる蒸発手段と、前記第1の位置
とは異なる第2の位置において磁性材料を供給する供給
手段とを具備することを特徴とする磁気記録媒体の製造
装置によって達成される。
【0008】尚、この装置において、第1の位置(蒸発
位置)と第2の位置(供給位置)とは、容器内に対応し
てあり、互いに最も離れた位置関係にあるよう設定され
ていることが好ましい。又、容器は回転できるように構
成されていることが、すなわち容器の回転駆動手段が設
けられていることが好ましい。
位置)と第2の位置(供給位置)とは、容器内に対応し
てあり、互いに最も離れた位置関係にあるよう設定され
ていることが好ましい。又、容器は回転できるように構
成されていることが、すなわち容器の回転駆動手段が設
けられていることが好ましい。
【0009】すなわち、上記のように構成させている
と、特に、容器が略環状に構成されていると、磁性材料
の粒子を供給した際に波が起きたとしても、蒸発部分に
直進して伝わるといったことは妨げられ、従って磁性材
料の粒子を供給した際に起きる液面の波動が蒸発部分に
伝わり難いものとなっている。又、磁性材料が供給され
る位置は磁性材料を蒸発させる位置から離れており、こ
の位置では磁性材料の温度は比較的低くなっていて粘度
が高くなっており、従って磁性材料が供給されても波打
つようなことは一層少なく、従って蒸発特性に変動が引
き起こされ難いのである。よって、高性能な磁気記録媒
体が得られる。
と、特に、容器が略環状に構成されていると、磁性材料
の粒子を供給した際に波が起きたとしても、蒸発部分に
直進して伝わるといったことは妨げられ、従って磁性材
料の粒子を供給した際に起きる液面の波動が蒸発部分に
伝わり難いものとなっている。又、磁性材料が供給され
る位置は磁性材料を蒸発させる位置から離れており、こ
の位置では磁性材料の温度は比較的低くなっていて粘度
が高くなっており、従って磁性材料が供給されても波打
つようなことは一層少なく、従って蒸発特性に変動が引
き起こされ難いのである。よって、高性能な磁気記録媒
体が得られる。
【0010】そして、磁性材料が常に補給されるから、
均一な厚さの磁性膜を連続して良好に形成でき、高性能
な磁気記録媒体を得ることが出来る。
均一な厚さの磁性膜を連続して良好に形成でき、高性能
な磁気記録媒体を得ることが出来る。
【0011】
【実施例】図1〜図3は本発明に係る磁気記録媒体の製
造装置の一実施例を示す図であり、図1は磁気記録媒体
の製造装置(蒸着装置)の概略図、図2は製造装置の要
部(ルツボ)の部分の斜視図、図3は製造装置の要部
(ルツボ)の部分の概略断面図である。
造装置の一実施例を示す図であり、図1は磁気記録媒体
の製造装置(蒸着装置)の概略図、図2は製造装置の要
部(ルツボ)の部分の斜視図、図3は製造装置の要部
(ルツボ)の部分の概略断面図である。
【0012】各図中、1は冷却キャン、2はPETフィ
ルム等の非磁性の支持体21の供給側ロール、3は支持
体21の巻取側ロール、4は遮蔽板、5はCo−Niな
どの磁性合金、6は電子銃、7は真空容器であり、これ
らの部分については従来からも知られているので詳細な
説明は省略する。8はルツボであり、例えばMgO,Z
rO,BeO,Al2 O3 ,Si3 N4,BN,ThO
2 ,CaO,SiO2 等のセラミックス材料を用いて所
定の形状に成形した内型と外型との間に炭素系繊維材
料、特に炭素系繊維布を配設し、これらの上下から力を
加えると共に、加熱・焼成することにより構成されたも
のである。そして、その形状は、図2や図3に示される
如く、略環(リング)状に構成されている。又、電子銃
6からの電子線が照射される部分を除いては遮蔽部材
(蓋)9によって上方開口部は覆われており、不要な部
分からの蒸散が起きないようになっている。尚、ルツボ
8の所定の位置には誘導加熱用のコイル10が配置され
ていて、ルツボ8内の磁性合金5は予備加熱されてお
り、電子銃6からの電子線が照射されると、その部分か
ら蒸発が直ちに起きるようになっている。
ルム等の非磁性の支持体21の供給側ロール、3は支持
体21の巻取側ロール、4は遮蔽板、5はCo−Niな
どの磁性合金、6は電子銃、7は真空容器であり、これ
らの部分については従来からも知られているので詳細な
説明は省略する。8はルツボであり、例えばMgO,Z
rO,BeO,Al2 O3 ,Si3 N4,BN,ThO
2 ,CaO,SiO2 等のセラミックス材料を用いて所
定の形状に成形した内型と外型との間に炭素系繊維材
料、特に炭素系繊維布を配設し、これらの上下から力を
加えると共に、加熱・焼成することにより構成されたも
のである。そして、その形状は、図2や図3に示される
如く、略環(リング)状に構成されている。又、電子銃
6からの電子線が照射される部分を除いては遮蔽部材
(蓋)9によって上方開口部は覆われており、不要な部
分からの蒸散が起きないようになっている。尚、ルツボ
8の所定の位置には誘導加熱用のコイル10が配置され
ていて、ルツボ8内の磁性合金5は予備加熱されてお
り、電子銃6からの電子線が照射されると、その部分か
ら蒸発が直ちに起きるようになっている。
【0013】そして、このように構成されたルツボ8
は、図示していないモーターやギア等の駆動力伝達機構
によって矢印で示す方向に回転させられるよう構成され
ている。尚、この回転速度は、電子銃6からの電子線が
照射されて溶融している部分での液面が、遠心力の作用
によって約15〜60°、好ましくは30〜45°程度
傾斜しているようになる程度である。
は、図示していないモーターやギア等の駆動力伝達機構
によって矢印で示す方向に回転させられるよう構成され
ている。尚、この回転速度は、電子銃6からの電子線が
照射されて溶融している部分での液面が、遠心力の作用
によって約15〜60°、好ましくは30〜45°程度
傾斜しているようになる程度である。
【0014】11は、磁性合金の粒子5aをルツボ8内
に供給する供給装置である。この供給装置11は、供給
制御装置11aと供給路11bとから構成されており、
供給制御装置11aによって磁性合金の粒子5aが供給
されると、磁性合金の粒子5aが供給路11bに導かれ
てルツボ8内に供給されるようになっている。尚、供給
路11bの底面は、図3に示す如く、緩やかな曲面に設
計されていて、磁性合金の粒子5aは緩やかにルツボ8
に供給される。更に、この供給装置11(供給路11
b)の設置位置は、電子銃6からの電子線が照射される
位置とは反対側の位置、つまり180°の位置関係にあ
るよう設定されていて、最も遠い位置にある。すなわ
ち、磁性合金の粒子5aを供給した際に起きる液面の波
動が蒸発部分に最も伝わり難い位置に配設されているの
である。特に、ルツボ8が略環状に構成されているか
ら、磁性合金の粒子5aを供給した際に波が起きたとし
ても、蒸発部分に直進して伝わるといったことは妨げら
れ、従って磁性合金の粒子5aを供給した際に起きる液
面の波動が蒸発部分に伝わり難いものとなっている。し
かも、ルツボ8は回転しているので、溶融していた磁性
合金5も、供給装置11の位置に達する頃には温度が下
がり、粘度も上昇している為、液が跳ねたり、液面の振
動が起きたりすることは一層なくなり、蒸発部分の液面
が安定しているのである。
に供給する供給装置である。この供給装置11は、供給
制御装置11aと供給路11bとから構成されており、
供給制御装置11aによって磁性合金の粒子5aが供給
されると、磁性合金の粒子5aが供給路11bに導かれ
てルツボ8内に供給されるようになっている。尚、供給
路11bの底面は、図3に示す如く、緩やかな曲面に設
計されていて、磁性合金の粒子5aは緩やかにルツボ8
に供給される。更に、この供給装置11(供給路11
b)の設置位置は、電子銃6からの電子線が照射される
位置とは反対側の位置、つまり180°の位置関係にあ
るよう設定されていて、最も遠い位置にある。すなわ
ち、磁性合金の粒子5aを供給した際に起きる液面の波
動が蒸発部分に最も伝わり難い位置に配設されているの
である。特に、ルツボ8が略環状に構成されているか
ら、磁性合金の粒子5aを供給した際に波が起きたとし
ても、蒸発部分に直進して伝わるといったことは妨げら
れ、従って磁性合金の粒子5aを供給した際に起きる液
面の波動が蒸発部分に伝わり難いものとなっている。し
かも、ルツボ8は回転しているので、溶融していた磁性
合金5も、供給装置11の位置に達する頃には温度が下
がり、粘度も上昇している為、液が跳ねたり、液面の振
動が起きたりすることは一層なくなり、蒸発部分の液面
が安定しているのである。
【0015】そして、上記のように構成させた装置にお
いて、真空容器7内を所定の真空度のものに排気した
後、電子銃6を作動させてルツボ8内の磁性合金5を蒸
発させ、PETフィルム等の支持体21に対して磁性合
金5を斜め蒸着させると共に、供給装置11によって磁
性合金の粒子5aを供給するようにする。これによっ
て、磁性膜が途切れることなく、連続して形成され、高
性能な磁気記録媒体が製造される。
いて、真空容器7内を所定の真空度のものに排気した
後、電子銃6を作動させてルツボ8内の磁性合金5を蒸
発させ、PETフィルム等の支持体21に対して磁性合
金5を斜め蒸着させると共に、供給装置11によって磁
性合金の粒子5aを供給するようにする。これによっ
て、磁性膜が途切れることなく、連続して形成され、高
性能な磁気記録媒体が製造される。
【0016】このようにして得られる磁気記録媒体の概
略断面図を図4に示す。図4中、21は非磁性の支持体
であり、この支持体21はPET等のポリエステル、ポ
リアミド、ポリイミド、ポリスルフォン、ポリカーボネ
ート、ポリプロピレン等のオレフィン系の樹脂、セルロ
ース系の樹脂、塩化ビニル系の樹脂といった高分子材
料、ガラスやセラミック等の無機系材料、アルミニウム
合金などの金属材料が用いられる。
略断面図を図4に示す。図4中、21は非磁性の支持体
であり、この支持体21はPET等のポリエステル、ポ
リアミド、ポリイミド、ポリスルフォン、ポリカーボネ
ート、ポリプロピレン等のオレフィン系の樹脂、セルロ
ース系の樹脂、塩化ビニル系の樹脂といった高分子材
料、ガラスやセラミック等の無機系材料、アルミニウム
合金などの金属材料が用いられる。
【0017】支持体21面上には磁性層の密着性を向上
させる為のアンダーコート層22が設けられている。す
なわち、表面の粗さを適度に粗すことにより斜め蒸着法
により構成される磁性層の密着性を向上させ、さらに磁
気記録媒体表面の表面粗さを適度なものとして走行性を
改善する為、例えばSiO2 等の粒子を含有させた厚さ
が0.005〜0.1μmの塗膜を設けることによって
アンダーコート層22が構成されている。
させる為のアンダーコート層22が設けられている。す
なわち、表面の粗さを適度に粗すことにより斜め蒸着法
により構成される磁性層の密着性を向上させ、さらに磁
気記録媒体表面の表面粗さを適度なものとして走行性を
改善する為、例えばSiO2 等の粒子を含有させた厚さ
が0.005〜0.1μmの塗膜を設けることによって
アンダーコート層22が構成されている。
【0018】アンダーコート層22の上に、上記した蒸
着装置により金属薄膜型の磁性層23が設けられる。例
えば、10-4〜10-6Torr程度の真空雰囲気下で強
磁性金属材料を抵抗加熱、高周波加熱、電子ビーム加熱
などにより蒸発させ、支持体21のアンダーコート層2
2面上に蒸着させることにより、磁性層23が0.04
〜1μm厚形成される。磁性層23を構成する材料とし
ては、例えばFe,Co,Ni等の金属の他に、Co−
Ni合金、Co−Pt合金、Co−Ni−Pt合金、F
e−Co合金、Fe−Ni合金、Fe−Co−Ni合
金、Fe−Co−B合金、Co−Ni−Fe−B合金、
Co−Cr合金、あるいはこれらにAl等の金属を含有
させたもの等が挙げられる。
着装置により金属薄膜型の磁性層23が設けられる。例
えば、10-4〜10-6Torr程度の真空雰囲気下で強
磁性金属材料を抵抗加熱、高周波加熱、電子ビーム加熱
などにより蒸発させ、支持体21のアンダーコート層2
2面上に蒸着させることにより、磁性層23が0.04
〜1μm厚形成される。磁性層23を構成する材料とし
ては、例えばFe,Co,Ni等の金属の他に、Co−
Ni合金、Co−Pt合金、Co−Ni−Pt合金、F
e−Co合金、Fe−Ni合金、Fe−Co−Ni合
金、Fe−Co−B合金、Co−Ni−Fe−B合金、
Co−Cr合金、あるいはこれらにAl等の金属を含有
させたもの等が挙げられる。
【0019】磁性層23の形成に際して、蒸着部分に酸
素を供給し、強制酸化させることによって磁性層23の
表層部分を酸化させ、酸化膜による保護層24を形成す
る。尚、この酸化膜から構成される保護層24の厚さは
数十Å程度のものであり、この程度の厚さの酸化膜は自
然酸化で構成される場合もあり、このような時には強制
酸化の手段を講じなくても良い場合がある。
素を供給し、強制酸化させることによって磁性層23の
表層部分を酸化させ、酸化膜による保護層24を形成す
る。尚、この酸化膜から構成される保護層24の厚さは
数十Å程度のものであり、この程度の厚さの酸化膜は自
然酸化で構成される場合もあり、このような時には強制
酸化の手段を講じなくても良い場合がある。
【0020】25は酸化膜からなる保護層24の上に設
けられた潤滑剤層である。すなわち、潤滑剤を含有させ
た塗料、例えばフッ素パーフルオロポリエーテル(グレ
ード:FOMBLIN Z DIAC カルボキシル基
変性、日本モンテジソン社製)をフッ素不活性液体(フ
ロリナート、FC−84、住友スリーエム社製)に0.
1%となるよう希釈・分散させた塗料をダイ塗工方式と
いった所定の手段で塗布することにより、潤滑剤層25
が約5〜50Å、好ましくは約10〜30Å程度の厚さ
設けられる。
けられた潤滑剤層である。すなわち、潤滑剤を含有させ
た塗料、例えばフッ素パーフルオロポリエーテル(グレ
ード:FOMBLIN Z DIAC カルボキシル基
変性、日本モンテジソン社製)をフッ素不活性液体(フ
ロリナート、FC−84、住友スリーエム社製)に0.
1%となるよう希釈・分散させた塗料をダイ塗工方式と
いった所定の手段で塗布することにより、潤滑剤層25
が約5〜50Å、好ましくは約10〜30Å程度の厚さ
設けられる。
【0021】26は、支持体21の他面に設けられたカ
ーボンブラック等を含有させたバックコート層である。
ーボンブラック等を含有させたバックコート層である。
【0022】
【効果】本発明によれば、磁性材料が供給された際に、
磁性材料蒸発部分の液面が乱れることなく安定している
ので、磁性材料が一定の厚さで堆積し、高性能な磁気記
録媒体を低コストで効率良く提供できる。
磁性材料蒸発部分の液面が乱れることなく安定している
ので、磁性材料が一定の厚さで堆積し、高性能な磁気記
録媒体を低コストで効率良く提供できる。
【図1】本発明の磁気記録媒体の製造装置(蒸着装置)
の一実施例の概略図
の一実施例の概略図
【図2】本発明の磁気記録媒体の製造装置の要部の斜視
図
図
【図3】本発明の磁気記録媒体の製造装置の要部の概略
断面図
断面図
【図4】本発明による磁気記録媒体の概略断面図
【図5】従来の磁気記録媒体の製造装置の概略図
1 冷却キャン 5 磁性合金 5a 磁性合金の粒子 6 電子銃 7 真空容器 8 ルツボ 9 遮蔽部材 10 誘導加熱用のコイル 11 供給装置
フロントページの続き (72)発明者 志賀 章 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王株 式会社情報科学研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 容器に入れられた磁性材料を蒸発させ、
支持体に堆積させることにより磁性膜を構成する磁気記
録媒体の製造装置であって、 前記容器は略環状構造のものであり、 この略環状構造の容器の第1の位置において容器内の磁
性材料を蒸発させる蒸発手段と、前記第1の位置とは異
なる第2の位置において磁性材料を供給する供給手段と
を具備することを特徴とする磁気記録媒体の製造装置。 - 【請求項2】 第1の位置と第2の位置とは、容器内に
対応してあり、互いに最も離れた位置関係にあるよう設
定されていることを特徴とする請求項1の磁気記録媒体
の製造装置。 - 【請求項3】 容器を回転させる駆動手段を具備するこ
とを特徴とする請求項1の磁気記録媒体の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23196993A JPH0785473A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 磁気記録媒体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23196993A JPH0785473A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 磁気記録媒体の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0785473A true JPH0785473A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16931892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23196993A Pending JPH0785473A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 磁気記録媒体の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785473A (ja) |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23196993A patent/JPH0785473A/ja active Pending
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