JPH08337646A - 共重合ポリエステル樹脂 - Google Patents

共重合ポリエステル樹脂

Info

Publication number
JPH08337646A
JPH08337646A JP16707195A JP16707195A JPH08337646A JP H08337646 A JPH08337646 A JP H08337646A JP 16707195 A JP16707195 A JP 16707195A JP 16707195 A JP16707195 A JP 16707195A JP H08337646 A JPH08337646 A JP H08337646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
resin
acid
dicarboxylic acid
diol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16707195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Nagai
陽一 永井
Hitoshi Iwasaki
等 岩崎
Shinji Kubo
伸司 久保
Takayuki Tajiri
象運 田尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP16707195A priority Critical patent/JPH08337646A/ja
Publication of JPH08337646A publication Critical patent/JPH08337646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗料、インキ、接着剤等のべースレジンとし
て有用な加工性、耐水性、密着性、耐ブロッキング性に
優れた共重合ポリエステル樹脂の提供。 【構成】 (A)芳香族ジカルボン酸(a−1)80〜
100モル%および芳香族ジカルボン酸以外のジカルボ
ン酸(a−2)20〜0モル%からなる酸成分と、
(B)特定構造のジオール(b−1)0.5〜20モル
%、他のジオール(b−2)99.5〜70モル%およ
び3価以上の多価アルコール(b−3)0〜10モル%
からなるアルコール成分とよりなり、数平均分子量が
3,000〜50,000である共重合ポリエステル樹
脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共重合ポリエステル樹
脂に関し、より詳しくは、塗料、インキ、接着剤等のベ
ースレジンとして有用な加工性、耐水性、密着性、耐ブ
ロッキング性に優れた共重合ポリエステル樹脂に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より有機溶剤に可溶な共重合ポリエ
ステル樹脂が加工性と硬度とのバランスに優れ、各種プ
ラスチックや金属等との密着性にも優れていることから
塗料、インキ、接着剤などの用途に使用されている。
【0003】しかしながら、特に高度な加工性が要求さ
れるプレコート鋼板の塗料用途では、加工性を向上させ
るためにガラス転移温度(以下、Tgと略記する。)の
低い共重合ポリエステル樹脂をベースレジンとしてメラ
ミン樹脂、ブロックイソシアナートとの組み合わせで使
用されているが、塗膜の硬度、耐汚染性、耐湿性、耐食
性等が低下する欠点がある。
【0004】また、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエス
テルフィルム等の各種プラスチックフィルムを鋼板、ス
テンレス板、アルミニウム板などにラミネート接着して
複合板を得るための接着剤用レジンとして、共重合ポリ
エステル樹脂とイソシアナートとを組み合わせた接着剤
が使用されているが耐水性に劣る欠点がある。
【0005】また、共重合ポリエステル樹脂を各種フィ
ルムのインキまたはアンカーコートとして使用する場
合、密着性を向上するためTgを低くする必要がある
が、塗布後フィルムを巻き取るケースがある場合、耐ブ
ロッキング性が問題になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、塗
料、インキ、接着剤などのベースレジンとして有用な加
工性、耐水性、密着性、耐ブロッキング性等に優れた共
重合ポリエステル樹脂を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討を進めた結果、酸成分およびア
ルコール成分に特定量の特定成分を使用し、特定範囲の
分子量を有する共重合ポリエステル樹脂がその目的を達
成できることを見い出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、(A)芳香族ジカル
ボン酸(a−1)80〜100モル%および芳香族ジカ
ルボン酸以外のジカルボン酸(a−2)20〜0モル%
からなる酸成分と、(B)下記式(I)で示されるジオ
ール(b−1)0.5〜20モル%、他のジオール(b
−2)99.5〜70モル%および3価以上の多価アル
コール(b−3)0〜10モル%からなるアルコール成
分とよりなり、数平均分子量が3,000〜50,00
0であることを特徴とする共重合ポリエステル樹脂にあ
る。
【0009】
【化2】
【0010】本発明の共重合ポリエステル樹脂を得るの
に用いられる酸成分(A)は、芳香族ジカルボン酸(a
−1)と芳香族ジカルボン酸以外のジカルボン酸(a−
2)(以下、他のジカルボン酸(a−2)と略記す
る。)とからなる。
【0011】酸成分(A)として使用される芳香族ジカ
ルボン酸(a−1)としては、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、フタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸、およびそれらの酸無
水物、酸ハロゲン化物または低級アルキルエステル等が
挙げられる。芳香族ジカルボン酸の低級アルキルエステ
ルの例としては、メチル、エチル、プロピルまたはブチ
ル等のエステルが挙げられるが、コストおよびハンドリ
ングの点からメチルエステルの使用が好ましい。これら
の芳香族ジカルボン酸(a−1)は、1種または2種以
上を併用して用いることができる。
【0012】また、酸成分(A)として使用される他の
ジカルボン酸(a−2)としては、例えばセバシン酸、
コハク酸、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸等の脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロフタル
酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタ
ル酸等の脂環式ジカルボン酸およびそれらの酸無水物、
酸ハロゲン化物または低級アルキルエステル等が挙げら
れる。これらは1種でまたは2種以上を併用して用いる
ことができる。
【0013】酸成分(A)における芳香族ジカルボン酸
(a−1)と他のジカルボン酸(a−2)の割合は、芳
香族ジカルボン酸(a−1)80〜100モル%に対し
て他のジカルボン酸(a−2)20〜0モル%の範囲で
あり、芳香族ジカルボン酸(a−1)の量が80モル%
未満では、塗膜の硬度、耐汚染性、耐水性が低下するよ
うになる。
【0014】次に、本発明の共重合ポリエステル樹脂を
得るのに用いられるアルコール成分(B)は、上記式
(I)で示されるジオール(b−1)、他のジオール
(b−2)および3価以上の多価アルコール(b−3)
からなる。
【0015】本発明において使用される上記式(I)で
示されるジオール(b−1)は、樹脂に加工性、耐湿
性、密着性を付与する成分であり、その具体例として例
えば下記式(II)および(III) で示されるジオールの混
合物が挙げられる。
【0016】
【化3】
【0017】
【化4】
【0018】上記式(I)で示されるジオール(b−
1)は、アルコール成分(B)中0.5〜20モル%、
好ましくは0.5〜15モル%、より好ましくは1〜1
0モル%の範囲で含有され、その含有量が0.5モル%
未満では効果の発現が得られず、また、20モル%を超
えると所定の分子量が得られるなくなる。
【0019】また、アルコール成分(B)として使用さ
れる他のジオール(b−2)としては、例えばエチレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、1,2−プロパ
ンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オ
クタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−
デカンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、2−メチル−2−エチル−1,3−プロパ
ンジオール、2,2−エチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオー
ル等の脂肪族ジオール、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール等の脂環式ジオール、ビスフェノールAのエチレ
ンオキサイドあるいはプロピレンオキサイド付加物、ビ
スフェノールSのエチレンオキサイドあるいはプロピレ
ンオキサイド付加物などの芳香族ジオール等が挙げられ
る。これらは1種または2種以上を併用して用いること
ができる。
【0020】他のジオール(b−2)は、アルコール成
分(B)中99.5〜70モル%、好ましくは99.5
〜85モル%、より好ましくは99.0〜80モル%の
範囲で含有され、その含有量が99.5モル%を超える
と樹脂の加工性、耐湿性、密着性が不十分となり、ま
た、70モル%未満では樹脂の生産性が低下する。
【0021】本発明において用いられる3価以上の多価
アルコール(b−3)は、樹脂に加工性を付与させる成
分であり、必要に応じて使用される。使用される3価以
上の多価アルコールの例としては、例えばソルビトー
ル、1,2,3,6−ヘキサンテトラロール、1,4−
ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリ
トール、トリペンタエリスリトール、庶糖、1,2,4
−ブタントリオール、グリセロール、2−メチルプロパ
ントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオ
ール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン、1,3,5−トリヒドロキシメチルベンゼンなどが
挙げられる。これらは1種または2種以上を併用して用
いることができる。
【0022】3価以上の多価アルコール(b−3)は、
アルコール成分(B)中0〜10モル%、好ましくは0
〜8モル%、より好ましくは0〜6モル%の範囲で含有
され、その含有量が10モル%を超えると樹脂がゲル化
して反応容器からの取り出しが困難になり、また溶剤に
溶け難くなる。
【0023】以上の構成からなる本発明の共重合ポリエ
ステル樹脂においては、数平均分子量が3,000〜5
0,000、好ましくは4,000〜40,000、よ
り好ましくは5,000〜30,000の範囲であるこ
とが重要であり、数平均分子量が3,000未満では十
分な性能が発現されず、一方、50,000を超えると
塗料や接着剤のベースレジンとして用いる場合、粘度が
高くなり取り扱いが困難となる。
【0024】本発明の共重合ポリエステル樹脂の製造方
法は、特に限定はされないが以下に述べるような公知の
重合方法が適用できる。例えば、まず最初に、前記モノ
マーを反応釜に仕込、加熱昇温することにより、エステ
ル化反応またはエステル交換反応を行い、この反応で生
じた水またはアルコールを除去する。この時必要に応じ
て硫酸、チタンブトキサイド、ジブチルスズオキサイ
ド、酢酸マグネシウム、酢酸マンガン、酢酸亜鉛等の通
常のエステル化反応またはエステル交換反応で使用され
るエステル化触媒を使用することができる。
【0025】次いで、引き続き重縮合反応を行うが、こ
のとき150mmHg以下の真空下でジオール成分を留
出除去させながら重合を行う。また、重合に際しては公
知の重合触媒、例えばチタンブトキサイド、ジブチルス
ズオキサイド、酢酸スズ、酢酸亜鉛、二硫化スズ、三酸
化アンチモン、二酸化ゲルマニウム等を用いることが出
来る。また、重合温度、触媒量については特に限定され
るものではなく、必要に応じて任意に設定すればよい。
【0026】本発明により得られる共重合ポリエステル
樹脂は、塗料、インキ、接着剤等の用途に有用であり、
さらに目的、要求される性能に応じてメラミン樹脂、イ
ソシナート化合物、ブロックイソシアナート化合物など
の架橋剤やエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹
脂、塩化ビニル樹脂、繊維素系樹脂等を配合して使用す
ることができる。
【0027】また、酸化チタン、カーボンブラック、フ
タロシアニン系などの無機、有機顔料やストロンチウム
クロメート、亜鉛クロメート等の防錆顔料、表面平滑
剤、消泡剤等やチタン、シリコン系などのカップリング
剤等も配合することができる。
【0028】本発明の共重合ポリエステル樹脂は、有機
溶剤に溶解されて使用され、使用できる有機溶剤として
は、ベンゼン、トルエン、キシレン、ミネラルターペ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、石油ベンジン、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、メチルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、セロソルブアセテート、イソホロン、メタノール、
エタノール、ブタノール、ソルベッソ100、150等
の各種溶剤を使用できるが、これらの中から溶解性およ
び蒸発速度などを考慮して、1種または2種以上の混合
物を選択して使用することができる。
【0029】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例によってなんら限定され
るものではない。なお、以下の実施例および比較例にお
ける性能の評価は以下の方法を用いて行った。
【0030】(1)樹脂組成分析 NMRで組成分析を行った。
【0031】(2)数平均分子量 GPCポリスチレン換算による数平均分子量を求めた。
【0032】(3)硬度 塗装鋼板をJIS S−6006に規定された高級鉛筆
を用い、JIS K−5400に従って測定した。
【0033】(4)耐汚染性 塗膜上に赤マジックのインキを塗布し、2時間後に石油
ベンジン/エタノール=1/1(重量比)の溶剤を含浸
させたガーゼでそのインキを拭取り、汚染状態を下記の
5点満点で評価した。 5:異状なし 4:ごくわずか汚染 3:わずか汚染 2:かなり汚染 1:ひどく汚染
【0034】(5)加工性 評価板と同じ厚みの板を塗装板にはさみ万力でしめ付け
て屈曲させ、その屈曲部の塗膜にクラックが発生するか
どうかで加工性を判定した(試験枚数各5枚)。表中の
数字はクラックの発生枚数を示す。
【0035】(6)耐水性 塗装板を50℃の温水に1週間浸漬した後の塗膜の状態
を評価した。 ○:異状なし △:わずかに膨潤 ×:膨潤、白化
【0036】(7)初期ピーリング強度:接着した鋼板
を2cm幅にカットし、180度ピーリング強度を測定
した。
【0037】(8)耐水後ピーリング強度:接着した鋼
板を2cm幅にカットし、100℃の沸水に2時間浸漬
後、180度ピーリング強度を測定した。
【0038】(9)接着加工性:接着した鋼板のポリ塩
化ビニルフィルム面をカットし、屈曲試験機2mmφで
折り曲げてシート面のはがれ状態を下記の5点満点で評
価した。 5:はがれなし 4:わずかなはがれ 3:半分はがれ 2:ほとんどはがれ 1:全面はがれ
【0039】(10)密着性:碁盤目セロハンテープ剥
離試験により評価した。
【0040】(11)耐ブロッキング性:塗布面にガー
ゼを置き、その上に500gの荷重をのせ50℃で5時
間後のガーゼ跡を下記の基準により判定した。 ○:ガーゼ跡なし △:ガーゼ跡わずか ×:ガーゼ跡あり
【0041】また、表中の略記号は以下の化合物を表わ
す。 IPA:イソフタル酸 TPA:テレフタル酸 ADA:アジピン酸 SA:セバシン酸 EG:エチレングリコール NPG:ネオペンチルグリコール DEG:ジエチレングリコール TMP:トリメチロールプロパン ジオールb−1:上記式(II)および(III) で示される
ジオールの混合物(組成;式(II)/(III) =75/2
5(重量比))。
【0042】[実施例1]イソフタル酸2.93モル
部、テレフタル酸0.73モル部、エチレングリコール
1.99モル部、ネオペンチルグリコール2.22モル
部および酢酸亜鉛0.001モル部を反応容器に仕込
み、内温230〜265℃で水を留出させながらエステ
ル化反応を行った。エステル化反応物が透明になってい
るのを確認した後、ジオールb−1 0.19モル部お
よび三酸化アンチモン0.0016モル部を加え、内温
を255〜260℃にコントロールし、反応系内を30
分かけて1.0mmHgまで減圧し、過剰のグリコール
成分を留出せしめながら縮合反応を1.5時間行った。
得られた共重合ポリエステル樹脂A−1の樹脂組成およ
び数平均分子量の測定結果を表1に示す。
【0043】次いで、この共重合ポリエステル樹脂A−
1をキシレン/シクロヘキサノン=80/20(重量
比)の溶剤で固形分が40%になるように溶解し、得ら
れた樹脂溶液にスミマールM−40S(住友化学工業
(株)製、メチル化メラミン樹脂)を共重合ポリエステ
ル樹脂/メラミン樹脂の比が80/20(固形分比)に
なるように配合した後、0.3mm厚のブリキ板に膜厚
が20μmとなるよう塗布し、180℃で10分間乾燥
させてテストパネルを作製した。このパネル板の塗膜性
能についての評価結果を表2に示す。
【0044】[実施例2〜3]重合仕込み組成を表1の
ようにする以外は、実施例1と同様な操作を行い、共重
合ポリエステル樹脂A−2〜A−3を得た。共重合ポリ
エステル樹脂A−2〜A−3の組成分析結果および数平
均分子量の測定結果を表1に示す。
【0045】次に、上記の共重合ポリエステル樹脂A−
2〜A−3を用いて実施例1と同様な方法でテストパネ
ルを作製し、評価した。評価結果を表2に示す。
【0046】[実施例4]実施例1の共重合ポリエステ
ル樹脂A−1をトルエン−シクロヘキサン混合液(トル
エン/シクロヘキサン=80/20(重量比))に溶解
し固形分濃度が40%の樹脂溶液を調製した。次いでこ
の溶液とデスモジュールPFE(住友バイエルポリウレ
タン社製、ポリイソシアナート)とを固形分比が共重合
ポリエステル樹脂A−1/ポリイソシアナート=100
/1となるように配合し、化成処理鋼板(日本テストパ
ネル社製、ボンデライト#3960)に膜厚が4μmに
なるように塗布した後、板温160℃で加熱乾燥し、次
いでポリ塩化ビニルシートを貼り合わせ、冷却後、接着
性の評価を行った。評価結果を表3に示す。
【0047】[実施例5]重合仕込み組成を表1のよう
にする以外は、実施例1と同様な操作を行い、共重合ポ
リエステル樹脂A−4を得た。得られた共重合ポリエス
テル樹脂A−4の組成分析結果および数平均分子量の測
定結果を表1に示す。
【0048】次いでこの共重合ポリエステル樹脂A−4
をキシレン−メチルイソブチルケトン混合液(キシレン
/メチルイソブチルケトン=80/20(重量比))に
溶解し固形分濃度が40%の樹脂溶液を調製した。次い
でこの溶液と酸化チタン(石原産業(株)製、R−55
0)と混合し、顔料濃度50重量%の酸化チタンが分散
した白色インキを調合した。この白色インキをPETフ
ィルム(東レ(株)製、ルミラーTタイプ)に塗布し乾
燥してその性能を評価した。評価結果を表4に示す。
【0049】[比較例1〜3]重合仕込み組成を表1の
ようにする以外は、実施例1と同様な操作を行い、共重
合ポリエステル樹脂A−5およびA−7を得た。共重合
ポリエステル樹脂A−6は、製造中にゲル化し、反応器
から取り出すことができなかった。得られた共重合ポリ
エステル樹脂A−5およびA−7の組成分析結果および
数平均分子量の測定結果を表1に示す。
【0050】次に、上記の共重合ポリエステル樹脂A−
5およびA−7を用いて実施例1と同様な方法でテスト
パネルを作製し、評価した。評価結果を表2に示す。
【0051】[比較例4]比較例1で得られた共重合ポ
リエステル樹脂A−5を実施例4と同様の配合で接着剤
と配合し接着性の評価を行った。評価結果を表3に示
す。
【0052】[比較例5]重合仕込み組成を表1のよう
にする以外は実施例1と同様な操作を行い、共重合ポリ
エステル樹脂A−8を得た。得られた共重合ポリエステ
ル樹脂A−8の組成分析結果および数平均分子量の測定
結果を表1に示す。
【0053】次いで、この共重合ポリエステル樹脂A−
8を用い、実施例5と同様な方法で白色インキを調合
し、実施例5と同じ方法によりその性能を評価した。評
価結果を表4に示す。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】
【発明の効果】本発明の共重合ポリエステル樹脂は、加
工性、耐水性、密着性、耐ブロッキング性に優れてお
り、塗料、インキ、接着剤等の用途に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田尻 象運 愛知県豊橋市牛川通四丁目1番地の2 三 菱レイヨン株式会社豊橋事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)芳香族ジカルボン酸(a−1)8
    0〜100モル%および芳香族ジカルボン酸以外のジカ
    ルボン酸(a−2)20〜0モル%からなる酸成分と、
    (B)下記式(I)で示されるジオール(b−1)0.
    5〜20モル%、他のジオール(b−2)99.5〜7
    0モル%および3価以上の多価アルコール(b−3)0
    〜10モル%からなるアルコール成分とよりなり、数平
    均分子量が3,000〜50,000であることを特徴
    とする共重合ポリエステル樹脂。 【化1】
JP16707195A 1995-06-09 1995-06-09 共重合ポリエステル樹脂 Pending JPH08337646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16707195A JPH08337646A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 共重合ポリエステル樹脂

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16707195A JPH08337646A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 共重合ポリエステル樹脂

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08337646A true JPH08337646A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15842872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16707195A Pending JPH08337646A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 共重合ポリエステル樹脂

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08337646A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018084065A1 (ja) * 2016-11-04 2018-05-11 Dic株式会社 ポリエステルポリオール樹脂及び塗料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018084065A1 (ja) * 2016-11-04 2018-05-11 Dic株式会社 ポリエステルポリオール樹脂及び塗料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5855945B2 (ja) テトラメチルシクロブタンジオールを含む熱硬化性ポリエステルコーティング組成物
JP7232423B2 (ja) 共重合ポリエステル、水分散体およびこれを用いた水性塗料
JP2943186B2 (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH0216327B2 (ja)
JPS5911370A (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH064817B2 (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH08337646A (ja) 共重合ポリエステル樹脂
KR102897063B1 (ko) 공중합 폴리에스테르 및 수분산체
JPH10176135A (ja) コーティング用共重合飽和ポリエステル樹脂
JP3139567B2 (ja) 水系分散体
JPH08337645A (ja) 共重合ポリエステル樹脂
JPH09302075A (ja) 塗料用共重合ポリエステル樹脂
JP3300433B2 (ja) 樹脂組成物
JPH0517682A (ja) 水系分散体およびこれを用いた水系塗料用樹脂組成物
JPS6317303B2 (ja)
JP3339629B2 (ja) 水系分散体およびこれを用いた水系塗料用樹脂組成物
JPH0959587A (ja) 接着剤用共重合ポリエステル樹脂
JPH04266984A (ja) 熱ラミネート用接着剤
JPH09165439A (ja) 塗料用共重合ポリエステル樹脂
JPH10324859A (ja) 接着剤用共重合ポリエステル樹脂
JPH02206668A (ja) 塗料用ポリエステル樹脂組成物
JP2517391B2 (ja) 接着剤組成物
JPH061841A (ja) ブロック共重合ポリエステルアミド樹脂およびそれを含有する塗装鋼板用塗料組成物
JPH0557310B2 (ja)
JPH05171105A (ja) 缶塗料用樹脂組成物