JPH0841092A - 抗腫瘍活性化合物fd−594 - Google Patents
抗腫瘍活性化合物fd−594Info
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- JPH0841092A JPH0841092A JP6177784A JP17778494A JPH0841092A JP H0841092 A JPH0841092 A JP H0841092A JP 6177784 A JP6177784 A JP 6177784A JP 17778494 A JP17778494 A JP 17778494A JP H0841092 A JPH0841092 A JP H0841092A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 抗腫瘍作用を有する新規な化合物を提供す
る。 【構成】 構造不明の抗腫瘍活性物質FD−594。
る。 【構成】 構造不明の抗腫瘍活性物質FD−594。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗腫瘍作用を有する新
規な化合物に関する。
規な化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】抗腫瘍作用を有する化合物については種
々報告されているが、本発明の化合物と同一の理化学的
性質を有する化合物は知られていない。
々報告されているが、本発明の化合物と同一の理化学的
性質を有する化合物は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、抗腫
瘍作用を有する新規な化合物を提供することにある。
瘍作用を有する新規な化合物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗腫瘍作
用を有する新規物質を土壌や植物由来の分離菌から得る
べく探索研究を重ねた結果、本発明者らの見出した特定
の微生物が、各種の癌培養細胞に対して増殖抑制作用を
有する新規な生理活性物質を生産することを見出し本発
明を完成するに至った。
用を有する新規物質を土壌や植物由来の分離菌から得る
べく探索研究を重ねた結果、本発明者らの見出した特定
の微生物が、各種の癌培養細胞に対して増殖抑制作用を
有する新規な生理活性物質を生産することを見出し本発
明を完成するに至った。
【0005】本発明は、以下の理化学的性質を示す抗腫
瘍活性化合物FD−594である。 (1)外観:黄色粉末状 (2)融点:217〜220℃ (3)質量分析値: SIMSスペクトル m/z 941(M+H)+ SIMS(+KI)スペクトル m/z 979(M+
K)+ 陰イオンFABMSスペクトル m/z 939(M−
H)- (4)FABMS−高分解能マススペクトル: 実測値:979.3009 理論値:979.2975(C43H52N6O18Kとして
計算) (5)分子式:C43H52N6O18 (6)分子量:940 (7)紫外線吸収スペクトル: λ(ε):206(40700),235(3660
0),276(43800),300(sh)(285
00),365(21400),420(6100)n
m(メタノール溶液中で測定) λ(ε):206(40700),215(4060
0),235(36700),276(49000),
300(sh)(32600),365(2330
0),420(6100)nm(塩酸−メタノール溶液
中で測定) λ(ε):209(93300),243(4380
0),276(36800),285(sh)(356
00),375(20600),440(9700)n
m(水酸化ナトリウム−メタノール溶液中で測定) (8)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定したス
ペクトルを図1に示す。 (9)1H−NMRスペクトル:重クロロホルム中で、
300MHzで測定したスペクトルを図2に示す。(1
0)13C−NMRスペクトル: 重クロロホルム中で、75MHzで測定したスペクトル
を図3に示す。 (11)溶剤に対する溶解性: ジメチルスルホキシド、ピリジンに可溶 メタノール、アセトン、クロロホルムに難溶 水、ヘキサンに不溶。
瘍活性化合物FD−594である。 (1)外観:黄色粉末状 (2)融点:217〜220℃ (3)質量分析値: SIMSスペクトル m/z 941(M+H)+ SIMS(+KI)スペクトル m/z 979(M+
K)+ 陰イオンFABMSスペクトル m/z 939(M−
H)- (4)FABMS−高分解能マススペクトル: 実測値:979.3009 理論値:979.2975(C43H52N6O18Kとして
計算) (5)分子式:C43H52N6O18 (6)分子量:940 (7)紫外線吸収スペクトル: λ(ε):206(40700),235(3660
0),276(43800),300(sh)(285
00),365(21400),420(6100)n
m(メタノール溶液中で測定) λ(ε):206(40700),215(4060
0),235(36700),276(49000),
300(sh)(32600),365(2330
0),420(6100)nm(塩酸−メタノール溶液
中で測定) λ(ε):209(93300),243(4380
0),276(36800),285(sh)(356
00),375(20600),440(9700)n
m(水酸化ナトリウム−メタノール溶液中で測定) (8)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定したス
ペクトルを図1に示す。 (9)1H−NMRスペクトル:重クロロホルム中で、
300MHzで測定したスペクトルを図2に示す。(1
0)13C−NMRスペクトル: 重クロロホルム中で、75MHzで測定したスペクトル
を図3に示す。 (11)溶剤に対する溶解性: ジメチルスルホキシド、ピリジンに可溶 メタノール、アセトン、クロロホルムに難溶 水、ヘキサンに不溶。
【0006】FD−594を生産する菌株は、本発明者
らが自然界から新たに分離した菌株であり、微生物の名
称「Streptoverticillium baldacci TA-0256」及び微生
物寄託番号「FERM P−14406」として工業技術院生命工
学工業技術研究所に寄託されている。
らが自然界から新たに分離した菌株であり、微生物の名
称「Streptoverticillium baldacci TA-0256」及び微生
物寄託番号「FERM P−14406」として工業技術院生命工
学工業技術研究所に寄託されている。
【0007】この菌株の菌学的性状を以下に示す。 1)形態 気菌糸は合成寒天培地及び天然寒天培地においてよく発
達し、不規則に分枝する。胞子はシュクロース・硝酸
塩、グリセリン・アスパラギン、スターチ・無機塩、チ
ロシン、オートミール寒天培地などで良好に形成され
る。顕微鏡で観察すると、気菌糸には胞子柄の対生分岐
または3本から5本の輪生分岐が一定の間隔(40〜8
0μm)で形成されている。それらの胞子柄の先端には
通常5本から10本の胞子連鎖がみられ、それらは胞子
7個から10個程度より成る連鎖であり、長さは10μ
m前後で、直線状から多少曲線状である。SEMで観察
すると、胞子鎖にはねじれがみられる。胞子の表面は平
滑であり、形状は円筒形、大きさは1.2〜1.6μm
×0.5〜0.7μmである。尚、胞子のう、ベン毛胞
子は観察されない。
達し、不規則に分枝する。胞子はシュクロース・硝酸
塩、グリセリン・アスパラギン、スターチ・無機塩、チ
ロシン、オートミール寒天培地などで良好に形成され
る。顕微鏡で観察すると、気菌糸には胞子柄の対生分岐
または3本から5本の輪生分岐が一定の間隔(40〜8
0μm)で形成されている。それらの胞子柄の先端には
通常5本から10本の胞子連鎖がみられ、それらは胞子
7個から10個程度より成る連鎖であり、長さは10μ
m前後で、直線状から多少曲線状である。SEMで観察
すると、胞子鎖にはねじれがみられる。胞子の表面は平
滑であり、形状は円筒形、大きさは1.2〜1.6μm
×0.5〜0.7μmである。尚、胞子のう、ベン毛胞
子は観察されない。
【0008】2)培地上での生育状態 各種培地上で、28℃、14日間培養した場合の肉眼的
観察結果を次の表1に示した。なお色の表示は日本規格
協会、JIS色名帳(1985年)の系統色名を引用し
た。
観察結果を次の表1に示した。なお色の表示は日本規格
協会、JIS色名帳(1985年)の系統色名を引用し
た。
【0009】
【表1】
【0010】3)生理的性質 生育温度範囲 イースト・麦芽エキス液体培地で10〜49℃の範囲で
生育し、最適生育温度は33〜37℃である。 生化学的性質 a.好気性、嫌気性の区別:好気性 b.ゼラチンの液化 :疑陽性 c.脱脂乳の凝固 :陽性 d.脱脂乳のペプトン化 :陽性 e.澱分の加水分解 :陽性 f.メラニン様色素の生産:ペプトン・イースト・鉄寒
天培地で陽性 炭素源の利用 (プリドハム・ゴドリーブ寒天培地上) 利用する:D−グルコース、イノシトール わずかに利用する:、フラクトース 利用しない:キシロース、シュクロース、マンニトー
ル、L−アラビノース、L−ラムノース、ラフィノース 全菌体中のジアミノピメリン酸 LL−ジアミノピメリン酸が検出された。 主要メナキノン MK−9(H6)とMK−9(H8)であった。
生育し、最適生育温度は33〜37℃である。 生化学的性質 a.好気性、嫌気性の区別:好気性 b.ゼラチンの液化 :疑陽性 c.脱脂乳の凝固 :陽性 d.脱脂乳のペプトン化 :陽性 e.澱分の加水分解 :陽性 f.メラニン様色素の生産:ペプトン・イースト・鉄寒
天培地で陽性 炭素源の利用 (プリドハム・ゴドリーブ寒天培地上) 利用する:D−グルコース、イノシトール わずかに利用する:、フラクトース 利用しない:キシロース、シュクロース、マンニトー
ル、L−アラビノース、L−ラムノース、ラフィノース 全菌体中のジアミノピメリン酸 LL−ジアミノピメリン酸が検出された。 主要メナキノン MK−9(H6)とMK−9(H8)であった。
【0011】以上の性状から、本菌株が放線菌中、Stre
ptoverticillium 属に属することが明らかとなったので
上記諸性状をワックスマン著「ジ・アクチノミセテス」
第2巻(1961年)、「バージーズ・マニュアル・オブ・
デターミネイテイブ・バクテリオロジー」第8巻(1974
年)及びその他の文献に報告されている多くの既知菌株
と比較した。本菌株は、メラニン色素の産生及び炭素源
の資化性について若干の相違点がみられるものの、Stre
ptoverticillium baldacci の特徴と多くの共通点を有
していることから、本菌株を Streptoverticillium bal
dacci TA-0256と命名した。
ptoverticillium 属に属することが明らかとなったので
上記諸性状をワックスマン著「ジ・アクチノミセテス」
第2巻(1961年)、「バージーズ・マニュアル・オブ・
デターミネイテイブ・バクテリオロジー」第8巻(1974
年)及びその他の文献に報告されている多くの既知菌株
と比較した。本菌株は、メラニン色素の産生及び炭素源
の資化性について若干の相違点がみられるものの、Stre
ptoverticillium baldacci の特徴と多くの共通点を有
していることから、本菌株を Streptoverticillium bal
dacci TA-0256と命名した。
【0012】この培養により生産されたFD−594を
単離するには、発酵生産物を採取する一般的な方法に準
じて行えば良い。すなわち各種の栄養物質を含む培地で
Streptoverticillium baldacci TA-0256 株を好気的条
件下で培養し、培養終了後、上清液と菌体を分けて菌体
をアセトンで抽出し、アセトンを除去した後、適量の水
を加えて、酢酸エチルで分配を行う。得られた酢酸エチ
ルエキスをゲル濾過カラムクロマトグラフィー、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー、および逆相高速液体カ
ラムクロマトグラフィーに付すことにより、FD−59
4を精製単離することができる。
単離するには、発酵生産物を採取する一般的な方法に準
じて行えば良い。すなわち各種の栄養物質を含む培地で
Streptoverticillium baldacci TA-0256 株を好気的条
件下で培養し、培養終了後、上清液と菌体を分けて菌体
をアセトンで抽出し、アセトンを除去した後、適量の水
を加えて、酢酸エチルで分配を行う。得られた酢酸エチ
ルエキスをゲル濾過カラムクロマトグラフィー、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー、および逆相高速液体カ
ラムクロマトグラフィーに付すことにより、FD−59
4を精製単離することができる。
【0013】以上の精製法によって得られたFD−59
4の理化学的性質を以下に示す。 (1)外観:黄色粉末状 (2)融点:217〜220℃ (3)質量分析値: SIMSスペクトル m/z 941(M+H)+ SIMS(+KI)スペクトル m/z 979(M+
K)+ 陰イオンFABMSスペクトル m/z 939(M−
H)- (4)FABMS−高分解能マススペクトル: 実測値:979.3009 理論値:979.2975(C43H52N6O18Kとして
計算) (5)分子式:C43H52N6O18 (6)分子量:940 (7)紫外線吸収スペクトル: λ(ε):206(40700),235(3660
0),276(43800),300(sh)(285
00),365(21400),420(6100)n
m(メタノール溶液中で測定) λ(ε):206(40700),215(4060
0),235(36700),276(49000),
300(sh)(32600),365(2330
0),420(6100)nm(塩酸−メタノール溶液
中で測定) λ(ε):209(93300),243(4380
0),276(36800),285(sh)(356
00),375(20600),440(9700)n
m(水酸化ナトリウム−メタノール溶液中で測定) (8)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定したス
ペクトルを図1に示す。 (9)1H−NMRスペクトル:重クロロホルム中で、
300MHzで測定したスペクトルを図2に示す。(1
0)13C−NMRスペクトル:重クロロホルム中で、7
5MHzで測定したスペクトルを図3に示す。 (11)溶剤に対する溶解性: ジメチルスルホキシド、ピリジンに可溶 メタノール、アセトン、クロロホルムに難溶 水、ヘキサンに不溶。
4の理化学的性質を以下に示す。 (1)外観:黄色粉末状 (2)融点:217〜220℃ (3)質量分析値: SIMSスペクトル m/z 941(M+H)+ SIMS(+KI)スペクトル m/z 979(M+
K)+ 陰イオンFABMSスペクトル m/z 939(M−
H)- (4)FABMS−高分解能マススペクトル: 実測値:979.3009 理論値:979.2975(C43H52N6O18Kとして
計算) (5)分子式:C43H52N6O18 (6)分子量:940 (7)紫外線吸収スペクトル: λ(ε):206(40700),235(3660
0),276(43800),300(sh)(285
00),365(21400),420(6100)n
m(メタノール溶液中で測定) λ(ε):206(40700),215(4060
0),235(36700),276(49000),
300(sh)(32600),365(2330
0),420(6100)nm(塩酸−メタノール溶液
中で測定) λ(ε):209(93300),243(4380
0),276(36800),285(sh)(356
00),375(20600),440(9700)n
m(水酸化ナトリウム−メタノール溶液中で測定) (8)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定したス
ペクトルを図1に示す。 (9)1H−NMRスペクトル:重クロロホルム中で、
300MHzで測定したスペクトルを図2に示す。(1
0)13C−NMRスペクトル:重クロロホルム中で、7
5MHzで測定したスペクトルを図3に示す。 (11)溶剤に対する溶解性: ジメチルスルホキシド、ピリジンに可溶 メタノール、アセトン、クロロホルムに難溶 水、ヘキサンに不溶。
【0014】
【発明の効果】本発明の化合物は各種の癌培養細胞に対
して増殖抑制作用を有するので医薬として有用である。
して増殖抑制作用を有するので医薬として有用である。
【0015】
【実施例】以下、実施例および試験例を挙げて本発明を
具体的に説明する。 実施例 (1)100ml当りオートミール2g、グルコース2
g、肉エキス0.3g、塩化ナトリウム0.3g、塩化
マンガン(4水和物)0.04g、硫酸第二鉄0.04
g及び炭酸カルシウム0.3gを含む無菌液体培地に S
treptoverticillium baldacci TA-0256 株を接種し,2
8℃,72時間振とう培養した。次に種培地と同じ組成
の無菌培地を内容量50Lの培養槽3基に30Lずつを
入れ、それぞれ1%の前記培養液を接種し、28℃、7
2時間通気撹拌培養した。
具体的に説明する。 実施例 (1)100ml当りオートミール2g、グルコース2
g、肉エキス0.3g、塩化ナトリウム0.3g、塩化
マンガン(4水和物)0.04g、硫酸第二鉄0.04
g及び炭酸カルシウム0.3gを含む無菌液体培地に S
treptoverticillium baldacci TA-0256 株を接種し,2
8℃,72時間振とう培養した。次に種培地と同じ組成
の無菌培地を内容量50Lの培養槽3基に30Lずつを
入れ、それぞれ1%の前記培養液を接種し、28℃、7
2時間通気撹拌培養した。
【0016】(2)培養終了後、上記培養液90Lを遠
心分離し、菌体をアセトン20Lで2回2時間ずつ撹拌
抽出した。アセトンを留去後残査に適量の水を加え、そ
の半量の酢酸エチルで2回分配し、酢酸エチル画分を無
水硫酸ナトリウムで脱水後濃縮して、濃縮物50.6g
を得た。
心分離し、菌体をアセトン20Lで2回2時間ずつ撹拌
抽出した。アセトンを留去後残査に適量の水を加え、そ
の半量の酢酸エチルで2回分配し、酢酸エチル画分を無
水硫酸ナトリウムで脱水後濃縮して、濃縮物50.6g
を得た。
【0017】(3)前項の濃縮物30gを塩化メチレン
で溶かして、溶解したものを塩化メチレンで調製したシ
リカゲル「ワコーゲルC−200(商品名;和光純
薬)」を充填したカラムに付し、塩化メチレンで溶出し
た画分を除いた後、塩化メチレン:メタノール溶液
(1:1)で溶出し、溶媒を留去し、黄土色粉末状物質
1.28gを活性画分として得た。
で溶かして、溶解したものを塩化メチレンで調製したシ
リカゲル「ワコーゲルC−200(商品名;和光純
薬)」を充填したカラムに付し、塩化メチレンで溶出し
た画分を除いた後、塩化メチレン:メタノール溶液
(1:1)で溶出し、溶媒を留去し、黄土色粉末状物質
1.28gを活性画分として得た。
【0018】(4)前項の黄土色粉末状物質1.28g
をジメチルスルホキシドに溶解し、メタノールで調製し
たセファデックスLHー20(商品名;ファルマシア社
製)を充填したカラムを用い、ゲル濾過を行った。、活
性画分を合わせ、濃縮し、ジメチルスルホキシドを含む
黄土色液状物質412mgを得た。
をジメチルスルホキシドに溶解し、メタノールで調製し
たセファデックスLHー20(商品名;ファルマシア社
製)を充填したカラムを用い、ゲル濾過を行った。、活
性画分を合わせ、濃縮し、ジメチルスルホキシドを含む
黄土色液状物質412mgを得た。
【0019】(5)前項の黄土色液状物質412mgを
塩化メチレン:メタノール(1:1)の混合溶媒で調製
したセファデックスLHー20(商品名;ファルマシア
社製)を充填したカラムを用いて前記同様の溶媒でゲル
濾過を行った。活性区分を集め、溶媒を留去し、黄色粉
末78mgを得た。
塩化メチレン:メタノール(1:1)の混合溶媒で調製
したセファデックスLHー20(商品名;ファルマシア
社製)を充填したカラムを用いて前記同様の溶媒でゲル
濾過を行った。活性区分を集め、溶媒を留去し、黄色粉
末78mgを得た。
【0020】(6)前項の黄色粉末78mgをジメチル
スルホキシドに溶解し、以下の条件で行った高速液体カ
ラムクロマトグラフィーの試料とした。 (7)カラムサイズ10¢×250mm、担体センシュ
パックODSー4251N(センシュ科学社製)、溶媒
50%アセトニトリル、流速4.5ml/min、検出
波長215nm、装置ウオーターズ社製600E、保持
時間10分の画分を集め、71mgのFD−594を得
た。
スルホキシドに溶解し、以下の条件で行った高速液体カ
ラムクロマトグラフィーの試料とした。 (7)カラムサイズ10¢×250mm、担体センシュ
パックODSー4251N(センシュ科学社製)、溶媒
50%アセトニトリル、流速4.5ml/min、検出
波長215nm、装置ウオーターズ社製600E、保持
時間10分の画分を集め、71mgのFD−594を得
た。
【0021】試験例(各種培養細胞に対する増殖阻害作
用) (検体)実施例で得られたFD−594 10mgをメ
タノールに溶解し、目的濃度となるように滅菌生理食塩
水にて希釈したものを用いた。 (試験細胞) HL−60細胞(ヒト前骨髄性白血病細胞) Hela(ヒト子宮癌細胞) A549(ヒト肺癌細胞) (使用した培養液) RPMI−1640培地 (試験方法)前記培養液を用いて各種癌細胞を、2×1
04〜1×105/mlとし、直径35mmの6穴シャー
レに2mlずつ分注した。次いで目的濃度にあらかじめ
希釈した検体50μlを、培養開始と同時に添加した。
試験細胞は、37℃、5%炭酸ガス培養器内で2〜3日
間培養を続けた後、生細胞を測定し、試料濃度と阻害率
から、IC50値(50%阻害のための濃度)を求めた。 (結果)結果は表2に示す。
用) (検体)実施例で得られたFD−594 10mgをメ
タノールに溶解し、目的濃度となるように滅菌生理食塩
水にて希釈したものを用いた。 (試験細胞) HL−60細胞(ヒト前骨髄性白血病細胞) Hela(ヒト子宮癌細胞) A549(ヒト肺癌細胞) (使用した培養液) RPMI−1640培地 (試験方法)前記培養液を用いて各種癌細胞を、2×1
04〜1×105/mlとし、直径35mmの6穴シャー
レに2mlずつ分注した。次いで目的濃度にあらかじめ
希釈した検体50μlを、培養開始と同時に添加した。
試験細胞は、37℃、5%炭酸ガス培養器内で2〜3日
間培養を続けた後、生細胞を測定し、試料濃度と阻害率
から、IC50値(50%阻害のための濃度)を求めた。 (結果)結果は表2に示す。
【0022】
【表2】
【図1】KBr法にて測定したFD−594の赤外線吸
収スペクトルを示す。
収スペクトルを示す。
【図2】重クロロホルム中、300MHzで測定したF
D−594の1H−NMRスペクトルを示す。
D−594の1H−NMRスペクトルを示す。
【図3】重クロロホルム中、75MHzで測定したFD
−594の13C−NMRスペクトルを示す。
−594の13C−NMRスペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:625) (72)発明者 岡崎 忠靖 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 森本 繁夫 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 以下の理化学的性質を示す抗腫瘍活性化
合物FD−594。 (1)外観:黄色粉末状 (2)融点:217〜220℃ (3)質量分析値: SIMSスペクトル m/z 941(M+H)+ SIMS(+KI)スペクトル m/z 979(M+
K)+ 陰イオンFABMSスペクトル m/z 939(M−
H)- (4)FABMS−高分解能マススペクトル: 実測値:979.3009 理論値:979.2975(C43H52N6O18Kとして
計算) (5)分子式:C43H52N6O18 (6)分子量:940 (7)紫外線吸収スペクトル: λ(ε):206(40700),235(3660
0),276(43800),300(sh)(285
00),365(21400),420(6100)n
m(メタノール溶液中で測定) λ(ε):206(40700),215(4060
0),235(36700),276(49000),
300(sh)(32600),365(2330
0),420(6100)nm(塩酸−メタノール溶液
中で測定) λ(ε):209(93300),243(4380
0),276(36800),285(sh)(356
00),375(20600),440(9700)n
m(水酸化ナトリウム−メタノール溶液中で測定) (8)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定したス
ペクトルを図1に示す。 (9)1H−NMRスペクトル:重クロロホルム中で、
300MHzで測定したスペクトルを図2に示す。 (10)13C−NMRスペクトル:重クロロホルム中
で、75MHzで測定したスペクトルを図3に示す。 (11)溶剤に対する溶解性: ジメチルスルホキシド、ピリジンに可溶 メタノール、アセトン、クロロホルムに難溶 水、ヘキサンに不溶
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177784A JPH0841092A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 抗腫瘍活性化合物fd−594 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177784A JPH0841092A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 抗腫瘍活性化合物fd−594 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0841092A true JPH0841092A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16037051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6177784A Pending JPH0841092A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 抗腫瘍活性化合物fd−594 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0841092A (ja) |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6177784A patent/JPH0841092A/ja active Pending
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