JPH0859685A - フェネチルアルコール配糖体誘導体および該誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤ならびにアルドースリダクターゼ阻害剤 - Google Patents

フェネチルアルコール配糖体誘導体および該誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤ならびにアルドースリダクターゼ阻害剤

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JPH0859685A
JPH0859685A JP22274494A JP22274494A JPH0859685A JP H0859685 A JPH0859685 A JP H0859685A JP 22274494 A JP22274494 A JP 22274494A JP 22274494 A JP22274494 A JP 22274494A JP H0859685 A JPH0859685 A JP H0859685A
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JP
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aldose reductase
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compound
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JP22274494A
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English (en)
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Hirotoshi Kanetani
裕敏 金谷
Rie Yoshida
理恵 由田
Yuko Yamazaki
優子 山崎
Hiroaki Nishimura
浩昭 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、フェネチルアルコール配糖体誘導
体および該誘導体を有効成分とする5-リポキシゲナーゼ
阻害剤およびアルドースリダクターゼ阻害剤に関する。 【構成】 本発明は、下記式I (式中R1は炭素数1〜6の低級アシル基を示し、R2、R3、R
4およびR5は同じにまたは異なって水素原子または炭素
数1〜6の低級アシル基を示す。ただし、R2、R3、R4およ
びR5のすべてが水素原子であることはない。)で表され
る化合物および該化合物を有効成分とする5-リポキシゲ
ナーゼ阻害剤ならびにアルドースリダクターゼ阻害剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、5-リポキシゲナーゼ阻
害作用およびアルドースリダクターゼ阻害作用を有し、
抗アレルギー剤、抗炎症剤、糖尿病の合併症治療薬等の
医薬品として有用な化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術および課題】近年、我が国の公害問題や環
境変化に伴い、気管支喘息や花粉症等のアレルギー性疾
患の患者が増加し、大きな社会問題になっている。
【0003】5-リポキシゲナーゼはアラキドン酸の5位
を酸化する酵素で、その阻害剤は抗アレルギー作用や抗
炎症作用等に関係しているとされている。そのため、5-
リポキシゲナーゼ阻害剤を指標とする抗アレルギー作用
を有する薬物の開発が行われている。
【0004】一方、近年、糖尿病の合併症で知られてい
る白内障、網膜症、腎障害等の成因として、グルコース
の代謝経路であるポリオール経路を介した細胞内ソルビ
トールの蓄積が注目されている。アルドースリダクター
ゼの阻害は、このソルビトールの蓄積を低下させて、糖
尿病患者における上記合併症の治療に有効であるという
報告がなされており、アルドースリダクターゼ阻害作用
を有する薬剤の開発が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、優れた5-
リポキシゲナーゼ阻害剤とアルドースリダクターゼ阻害
剤を提供すべく鋭意研究を重ねた結果、5-リポキシゲナ
ーゼ阻害作用とアルドースリダクターゼ阻害作用を有す
ることが明らかになっているアクテオシドから誘導され
た各種アシル化誘導体が、さらに強力な両阻害作用を有
することを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、下記に示すごとくで
ある。
【0007】(1)下記式I (式中R1は炭素数1〜6の低級アシル基を示し、R2、R3、R
4およびR5は同じにまたは異なって水素原子または炭素
数1〜6の低級アシル基を示す。ただし、R2、R3、R4およ
びR5のすべてが水素原子であることはない。)で表され
る化合物(式Iで表される化合物を本発明の化合物とい
う)。 (2)式Iで表される化合物を有効成分とする5-リポキシゲ
ナーゼ阻害剤。 (3)式Iで表される化合物を有効成分とするアルドースリ
ダクターゼ阻害剤。
【0008】低級アシル基としては、例えばアセチル
基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バ
レリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイ
ル基等の炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐鎖状アシル基
を挙げることができる。
【0009】本発明の化合物を得るには例えば、次のよ
うな2つの方法等が挙げられる。
【0010】アクテオシドの完全アシル化体(アクテ
オシド パーアシレート)を、水と2層になる有機溶媒
(トルエン、キシレン、ベンゼン、ヘキサン、クロロホ
ルム、エーテル類、酢酸エチル、ブタノール類等または
これらの有機溶媒の混合溶媒)に溶解し、pH2からpH10の
うちの至適pHの緩衝液に溶解した、リパーゼ、エステラ
ーゼ等の加水分解酵素と混合することにより、15°Cか
ら60°Cのうちの至適温度で強く撹拌しながら反応を行
う。
【0011】アクテオシド パーアシレートを有機溶
媒(トルエン、キシレン、ベンゼン、ヘキサン、クロロ
ホルム、塩化メチレン、エーテル類、酢酸エチル、アル
コール類等)に溶解し、リパーゼ、エステラーゼ等の加
水分解酵素と少量の水やアルコール類を加えることによ
り、15°Cから60°Cのうちの至適温度で撹拌しながら反
応を行う。
【0012】の場合は、反応終了後、その水層を分離
し、ダイヤイオン HP-20(日本錬水株式会社製)、セパ
ビーズ SP-825(三菱化成工業株式会社製)、MCIゲル C
HP-20P(三菱化成工業株式会社製)等のポーラスポリマー
に吸着させ、水、アルコール類、アセトン等から選ばれ
る少なくとも1つを溶出溶媒として用いて溶出し、その
溶出液から溶媒を除去した残渣を、の場合は、反応終
了後、濾過または遠心分離によって酵素を除き、得られ
た濾液あるいは上清を減圧濃縮して得られた残渣を、そ
のまま、または必要に応じて、水、アルコール類、アセ
トン等の有機溶媒に溶解し、水、アルコール類、酢酸、
クロロホルム、酢酸エチル、n-ヘキサン、アセトン、ベ
ンゼンから選ばれる少なくとも1つを溶出溶媒としてセ
ファデックス LH-20(ファルマシア製)等のセファデッ
クス、MCIゲル CHP-20P等のポーラスポリマー、逆相系
シリカゲル、シリカゲル、ポリアミド、活性炭またはセ
ルロース等を担体に用いたカラムクロマトグラフィーに
数回付し、薄層クロマトグラフィーまたはHPLCで目的成
分を確認しながら分画することにより得ることができ
る。
【0013】場合によっては、水、アルコール類、アセ
トン等の適当な溶媒の単体あるいは混合溶媒を用いて再
結晶することにより精製してもよい。
【0014】また、式I中、R1、R2、R3、R4およびR5
すべてがアセチル基である2’,6’,2’’,3’’,4’’-
ペンタ-O-アシルアクテオシドを得るには、次のような
方法が挙げられる。
【0015】アクテオシド パーアシレートを、有機溶
媒(トルエン、キシレン、ベンゼン、ヘキサン、クロロ
ホルム、エーテル類、酢酸エチル、ブタノール類等ある
いは、これらの有機溶媒の混合溶媒)に溶解し、適当量
のジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類を添
加し、室温で撹拌しながら反応を行う。
【0016】反応終了後、減圧下で反応溶媒を除去した
残渣を、そのまま、または必要に応じて水またはアルコ
ール類、アセトン等の有機溶媒に溶解し、水、アルコー
ル類、酢酸、クロロホルム、酢酸エチル、n-ヘキサン、
アセトン、ベンゼンから選ばれる少なくとも1つを溶出
溶媒としてセファデックス LH-20等のセファデック
ス、MCIゲル CHP-20P等のポーラスポリマー、逆相系シ
リカゲル、シリカゲル、ポリアミド、活性炭またはセル
ロース等を担体に用いたカラムクロマトグラフィーに数
回付し、薄層クロマトグラフィーまたはHPLCで目的成分
を確認しながら分画することにより得ることができる。
【0017】場合によっては、水、アルコール類、アセ
トン等の適当な溶媒の単体または混合溶媒を用いて再結
晶することにより精製してもよい。
【0018】次にアクテオシド パーアセテートの製造
の具体例を示す。
【0019】具体例1 13.44gのアクテオシドを50mlのピリジンに溶解し、40ml
の無水酢酸を加えて室温で6時間反応を行った。反応終
了後、酢酸エチルを用いて分液ロートに移し、飽和硫酸
銅溶液で色の変化がなくなるまでピリジンを洗浄した。
この酢酸エチル層を減圧下で濃縮して得られたエキスを
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサ
ン:アセトン=3:2で溶出し16.23gの無色の無晶形粉末を
得た。
【0020】この無晶形粉末の理化学的性質は、文献
[H.Kobayashi et al.,Chem.Pharm.Bull.,32,3880(198
4)]記載の2'-アセチルアクテオシド オクタアセテート
(アクテオシド パーアセテート)の性質と一致した。
【0021】なお、アクテオシドは、例えば特開平3-27
1226号等に記載された方法によって容易に得ることがで
きる。
【0022】次に、本発明の化合物が5-リポキシゲナー
ゼ阻害作用およびアルドースリダクターゼ阻害作用を有
し、抗アレルギー剤、抗炎症剤、糖尿病の合併症治療薬
等の医薬品として有用であることについて実験例を挙げ
て説明する。
【0023】実験例1(5-リポキシゲナーゼ阻害作用) RBL1培養細胞を5×106細胞/mlとなるように、1mM EDTA
および10%エチレングリコールを含む50mMリン酸緩衝液
(pH7.4)に浮遊し、超音波処理後、10,000×Gで10分間、
さらに105,000×Gで60分間遠心した上清を、5-リポキシ
ゲナーゼ酵素標品とした。
【0024】基質として、10μMアラキドン酸、上記の
ように調製して得た酵素標品および具体例で得た化合物
のジメチルスルフォキシド溶液を試験管にとり、37°
C、10分間反応させた。
【0025】内部標準として、0.25Mのブチル-3,5-ジニ
トロベンゾエート10μlを添加し、n-ヘキサン1.8mlで抽
出した。この中の5-HETEの量を高速液体クロマトグラフ
ィー[カラム;TSK gelODS-80TM(TOYO SODA製)、移動
相;アセトニトリル:水:酢酸(60:40:0.02)、流速;1ml/
分、検出;紫外線(235nm)]により測定した。
【0026】この結果から、阻害率(%)を次式により算
出した。
【0027】
【0028】C: 具体例で得た化合物を含まない場合
の5-HETEのピーク面積(内部標準により補正) S: 具体例で得た化合物を添加した場合の5-HETEのピ
ーク面積(内部標準により補正)
【0029】結果を表1に示した。
【0030】表1
【0031】表1から明らかなように、本発明の化合物
は優れた5-リポキシゲナーゼ阻害活性を有することが確
認された。
【0032】実験例2(アルドースリダクターゼ活性の測
定) 6週齢のウイスター(Wistar)系雄性ラットをエーテル麻
酔下に致死させ、直ちに水晶体を摘出し、-20°Cにて保
存した。
【0033】水晶体は0.5mMフェニルメチルスルホニル
フロリドを含む135mMナトリウム-カリウム-リン酸緩衝
液(pH7.0)にてホモジナイズして、30,000rpmで30分間遠
心した。その上清をアルドースリダクターゼ粗酵素液と
した。また、以上の操作はすべて4°Cで行い、粗酵素液
検体は-20°Cで保存した。
【0034】アルドースリダクターゼ活性の測定はデュ
フラン(Dufrane)らの方法[Biochemical Medicine,32,9
9-105 (1984)]により行った。すなわち、100mM硫酸リ
チウム、0.03mM NADPH(還元型nicotinamide adenine
dinucleotide phosphate)、および基質として20mMグ
ルコースを含むように調製した135mMナトリウム-カリウ
ム-リン酸緩衝液(pH7.0)800μlに、上記の粗酵素液100
μlおよび本発明の化合物をそれぞれDMSOに1.0×10-5
4.0×10-7Mの終濃度となるように溶解させた薬物溶解液
100μlをそれぞれ加え、30°Cにて30分間反応させた。
【0035】次に、0.5N塩酸0.3mlを加えて反応を停止
させ、10mMイミダゾールを含む6N水酸化ナトリウム1ml
を添加することにより、前記の反応によって生じたNADP
(酸化型 nicotinamide adenine dinucleotide phos
phate)を蛍光物質に変換して、30分後にその蛍光強度を
測定した。蛍光強度は、室温で蛍光光度計F-4000(日立
製作所製)を用いて励起波長360nm、蛍光波長460nmの条
件で測定した。また、本発明の化合物の溶解液を加える
かわりにDMSOを加える以外は上記と同様にして反応させ
て測定した蛍光強度をコントロール値とした。
【0036】アルドースリダクターゼはNADPHを補酵素
として、DL-グリセルアルデヒドまたはグルコースをポ
リオールに変換する酵素であり、この反応に伴ってNADP
HはNADPに変化する。従ってNADPが少なければ、アルド
ースリダクターゼが阻害されていることになる。
【0037】その結果を表2に示す。
【0038】表2
【0039】表2から明らかなように、本発明の化合物
はアルドースリダクターゼ阻害活性を有することが確認
された。
【0040】表1および表2で示したように、本発明の化
合物は優れた5-リポキシゲナーゼ阻害作用およびアルド
ースリダクターゼ阻害作用を有することが確認され、特
にアクテオシドに比較して10〜100倍の活性を有するこ
とが明らかになった。
【0041】また、本発明の化合物の経口投与での急性
毒性試験をICR系雄性マウスを用いて行ったところ、2g/
kgの経口投与で死亡例はなかったことから、安全性が高
いことが確認された。
【0042】従って、本発明の化合物は、抗アレルギー
剤、抗炎症剤、糖尿病の合併症治療薬等の医薬品として
有用である。
【0043】次に、本発明の化合物の投与量および製剤
化について説明する。
【0044】本発明の化合物はそのまま、あるいは慣用
の製剤担体と共に動物および人に投与することができ
る。投与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ適
宜選択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒
剤、散剤等の経口剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げ
られる。
【0045】経口剤として所期の効果を発揮するために
は、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通
常成人で本発明の化合物の重量として30mg〜2gを、1日
数回に分けての服用が適当と思われる。
【0046】経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、
マンニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスタ
ーチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造される。
【0047】この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他
に、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進
剤、矯味剤、着色剤、香料等を使用することができる。
それぞれの具体例は以下に示す如くである。
【0048】[結合剤]デンプン、デキストリン、アラビ
アゴム末、ゼラチン、ヒドロキシプロピルスターチ、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、
エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴー
ル。
【0049】[崩壊剤]デンプン、ヒドロキシプロピルス
ターチ、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カル
ボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチル
セルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロース。
【0050】[界面活性剤]ラウリル硫酸ナトリウム、大
豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート8
0。
【0051】[滑沢剤]タルク、ロウ類、水素添加植物
油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウ
ム、ポリエチレングリコール。
【0052】[流動性促進剤]軽質無水ケイ酸、乾燥水酸
化アルミニウムゲル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
マグネシウム。
【0053】また、本発明の化合物は、懸濁液、エマル
ジョン剤、シロップ剤、エリキシル剤としても投与する
ことができ、これらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色
剤を含有してもよい。
【0054】非経口剤として所期の効果を発揮するため
には、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、
通常成人で本発明の化合物の重量として1日0.1〜 600m
gまでの静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と
思われる。
【0055】この非経口剤は常法に従って製造され、希
釈剤として一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖
水溶液、注射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ
油、トウモロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール等を用いることができる。さらに必要に
応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。ま
た、この非経口剤は安定性の点から、バイアル等に充填
後冷凍し、通常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使
用直前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもでき
る。さらに、必要に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防
腐剤、無痛化剤等を加えても良い。
【0056】その他の非経口剤としては、外用液剤、軟
膏等の塗布剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、
常法に従って製造される。
【0057】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれによりなんら制限されるもの
ではない。
【0058】実施例1 5lのジャーファーメンターに、1.5lのキシレンに溶解し
たパーアセチルアクテオシド15gを用意し、1lの0.1Mの
リン酸緩衝液(pH7.0)に溶解した120gのリパーゼA「アマ
ノ」6(天野製薬株式会社製)を添加し、40°CでpHを6.5
に維持しながら12時間反応を行った。
【0059】反応終了後、反応液に1lのセパビーズ SP
-825を加え、30分間撹拌後、100メッシュの篩を用いて
セパビーズ SP-825の回収を行った。回収したセパビー
ズSP-825に吸着された反応生成物等をメタノールにて溶
出させて得られたエキスをC.I.G(シリカゲル)カラムク
ロマトグラフィーに付し、クロロホルム:メタノール:水
=170:20:1で溶出して、4画分(フラクション1〜4)を得
た。
【0060】このフラクション4を水-アセトンで再結晶
を繰り返すことにより249mgの淡黄色微細針状晶を得
た。
【0061】この淡黄色微細針状晶は、下記に示した理
化学的性質を有することから、式I中、R3、R4およびR5
が水素原子であり、R1およびR2がアセチル基である2’,
2’’-ジ-O-アセチルアクテオシドと決定された。
【0062】融点:234〜236°C 比旋光度(c=0.17,MeOH):[α]D=-103.3° マススペクトル(FAB-MS)m/z:707[(M-H)-] 赤外線吸収スペクトル(IR,ν max cm-1,KBr):3436,17
44,1716,1678,1630,1604,1524 紫外線吸収スペクトル[λ max nm(log ε),MeOH]:21
9(4.35),246(4.07),292(4.16),334(4.33) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):
1.08(3H,d,J=6.2Hz),2.00(3H,s),2.04(3H,s),2.66〜2.7
5(2H,m),3.25(1H,t,J=9.6Hz),3.56〜3.52(1H,m),3.56〜
3.65(2H,m),3.58(1H,m),3.66(ddd,J=9.7,7.6,6.5Hz),3.
71(1H,dd,J=9.6,3.3Hz),4.01(1H,t,J=9.4Hz),4.06(1H,d
dd,J=9.7,6.5,5.9),4.52(1H,d,J=8.1Hz),4.81(1H,dd,J=
3.3,1.9Hz),4.83(1H,d,J=1.9Hz),4.90(1H,dd,J=9.4,8.1
Hz),5.01(1H,t,J=9.4),6.26(1H,d,J=15.9Hz),6.53(1H,d
d,J=8.1,2.1Hz),6.65(1H,d,J=2.1Hz),6.68(1H,d,J=8.1H
z),6.79(1H,d,J=8.2Hz),6.96(1H,dd,J=8.5,2.1Hz),7.05
(1H,d,J=2.1Hz),7.60(1H,d,J=15.9Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):18.7
(q),20.8(q),21.2(q),36.4(t),62.3(t),69.9(d),70.8
(d),70.9(d),71.8(t),74.0(d),74.4(d),75.0(d),76.2
(d),81.2(d),100.6(d),101.9(d),114.6(d),115.3(d),11
6.3(d),116.6(d),117.2(d),121.3(d),123.3(d),127.6
(s),131.8(s),144.7(s),146.1(s),146.9(s),148.3(d),1
50.0(s),168.1(s),172.1(s),172.2(s)
【0063】実施例2 実施例1のC.I.G.(シリカゲル)カラムクロマトグラフィ
ーを行うことによって得られたフラクション4の水-アセ
トンでの再結晶の結果得られた結晶母液をYMCS-343(OD
S)を用いた中圧分取クロマトグラフィーに付し、アセト
ニトリル:水:リン酸=25:75:1にて溶出し、水-アセトン
で再結晶することによって171mgの淡黄色の微細板状晶
を得た。
【0064】この微細板状晶は、下記に示した理化学的
性質を有することから、式I中、R2、R4およびR5が水素
原子であり、R1およびR3がアセチル基である2’,3’’-
ジ-O-アセチルアクテオシドと決定された。
【0065】融点:135〜137°C 比旋光度(c=0.21,MeOH):[α]D=-114.1° マススペクトル(FAB-MS)m/z:[707(M-H)-] 赤外線吸収スペクトル(IR,ν max cm-1,KBr):3424,17
24,1630,1606,1518 紫外線吸収スペクトル[λ max nm(log ε),MeOH]:21
9(4.30),245(4.02),292(4.12),333(4.27) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):
1.11(3H,d,J=6.2Hz),1.97(3H,s),2.06(3H,s),2.66〜2.7
5(2H,m),3.46(1H,t,J=9.8Hz),3.54〜3.65(2H,m),3.56〜
3.60(1H,m),3.60〜3.66(1H,m),3.64〜3.69(1H,m),3.83
(1H,dd,J=3.2,1.9Hz),4.03(1H,t,J=9.4Hz),4.07(1H,dd
d,J=9.6,6.6,6.6Hz),4.53(1H,d,J=8.1Hz),4.77(1H,dd,J
=9.8,3.2Hz),4.82(1H,d,J=1.9Hz),4.90(1H,dd,J=9.4,8.
1Hz),5.02(1H,t,J=9.4Hz),6.27(1H,d,J=15.9Hz),6.53(1
H,dd,J=8.1,2.1Hz),6.65(1H,d,J=2.1Hz),6.68(1H,d,J=
8.0Hz),6.78(1H,d,J=8.2Hz),6.95(1H,dd,J=8.2,2.2Hz),
7.05(1H,d,J=2.2Hz),7.60(1H,d,J=15.9Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):18.4
(q),20.8(q),21.0(q),36.3(t),62.3(t),70.2(d),70.8
(d),70.9(d),71.0(d),71.8(t),74.8(d),75.4(d),76.2
(d),80.9(d),101.8(d),103.2(d),114.6(d),115.2(d),11
6.3(d),116.5(d),117.2(d),121.3(d),123.2(d),127.6
(s),131.8(s),144.6(s),146.0(s),146.9(s),148.1(d),1
49.9(s),168.1(s),171.4(s),172.3(s)
【0066】実施例3 実施例1のフラクション3をYMC S-343(ODS)を用いた中
圧分取クロマトグラフィーに付し、アセトニトリル:水:
リン酸=25:75:1にて溶出し、水-アセトンで再結晶する
ことによって37mgの淡黄色の微細板状晶を得た。
【0067】この微細板状晶は、下記に示した理化学的
性質を有することから、式I中、R2、R3およびR5が水素
原子であり、R1およびR4がアセチル基である2’,4’’-
ジ-O-アセチルアクテオシドと決定された。
【0068】融点:130〜133°C 比旋光度(c=0.10,MeOH):[α]D=-137.6° マススペクトル(FAB-MS)m/z:[707(M-H)-] 赤外線吸収スペクトル(IR,ν max cm-1,KBr):3432,17
26,1630,1604,1518 紫外線吸収スペクトル[λ max nm(log ε),MeOH]:21
9(4.30),247(4.02),292(4.10),334(4.27) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):
1.00(3H,d,J=6.2Hz),1.77(3H,s),1.98(3H,s),2.66〜2.7
4(2H,m),3.56(1H,dd,J=12.1,5.5Hz),3.59〜3.63(1H,m),
3.62(1H,dd,J=9.8,3.3Hz),3.65(1H,dd,J=12.1,2.6Hz),
3.67(1H,m),3.68(1H,dd,J=3.3,1.8Hz),3.70(1H,m),4.07
(1H,m),4.07(1H,t,J=9.4Hz),4.54(1H,d,J=8.0Hz),4.80
(1H,t,J=9.8Hz),4.87(1H,d,J=1.8Hz),4.90(1H,dd,J=9.
4,8.1Hz),5.04(1H,t,J=9.4Hz),6.26(1H,d,J=15.9Hz),6.
53(1H,dd,J=8.0,2.1Hz),6.65(1H,d,J=2.1Hz),6.68(1H,
d,J=8.0Hz),6.79(1H,d,J=8.2Hz),6.96(1H,dd,J=8.2,2.1
Hz),7.05(1H,d,J=2.1Hz),7.61(1H,d,J=15.9Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):18.1
(q),20.7(q),20.9(q),36.3(t),62.2(t),68.3(d),69.9
(d),70.4(d),71.8(d),72.4(d),75.1(d),75.4(d),76.0
(d),78.3(d),101.7(d),102.0(d),114.3(d),115.2(d),11
6.3(d),116.6(d),117.2(d),121.3(d),123.3(d),127.5
(s),131.8(s),144.6(s),146.1(s),147.0(s),148.3(d),1
50.1(s),167.9(s),171.4(s),172.5(s)
【0069】実施例4 実施例1のフラクション2をYMC S-343(ODS)を用いた中
圧分取クロマトグラフィーに付し、アセトニトリル:水:
リン酸=25:75:1にて溶出し、水-アセトンで再結晶する
ことにより213mgの淡黄色の微細板状晶を得た。
【0070】この微細板状晶は、下記に示した理化学的
性質を有することから、式I中、R4およびR5が水素原子
であり、R1、R2およびR3がアセチル基である2’,2’’,
3’’-トリ-O-アセチルアクテオシドと決定された。
【0071】融点:125〜128°C 比旋光度(c=0.27,MeOH):[α]D=-76.6° マススペクトル(FAB-MS)m/z:[749(M-H)-] 赤外線吸収スペクトル(IR,ν max cm-1,KBr):3432,17
42,1630,1606,1518 紫外線吸収スペクトル[λ max nm(log ε),MeOH]:21
9(4.18),245(3.90),291(3.99),334(4.15) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):
1.11(3H,d,J=6.2Hz),1.96(3H,s),1.97(3H,s),2.05(3H,
s),2.65〜2.74(2H.m),3.39(1H,t,J=10.0Hz),3.53〜3.65
(2H,m),3.55〜3.59(1H,m),3.65〜3.69(1H,m),3.66(1H,
m),4.03(1H,t,J=9.4Hz),4.07(1H,dt,J=9.6,6.4Hz),4.51
(1H,d,J=8.1Hz),4.84(1H,d,J=2.0Hz),4.92(1H,dd,J=9.
4,8.1Hz),4.92(1H,dd,J=10.0,3.4Hz),5.02(1H,dd,J=3.
4,2.0Hz),5.04(1H,t,J=9.4Hz),6.28(1H,d,J=15.9Hz),6.
52(1H,dd,J=8.1,2.1Hz),6.64(1H,d,J=2.1Hz),6.67(1H,
d,J=8.0Hz),6.79(1H,d,J=8.2Hz),6.96(1H,dd,J=8.2,2.1
Hz),7.05(1H,d,J=2.1Hz),7.60(1H,d,J=15.9Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):18.5
(q),20.6(q),20.8(q),21.0(q),36.4(t),62.3(t),70.9
(d),70.9(d),71.3(d),71.6(d),71.8(t),72.6(d),74.5
(d),76.2(d),81.8(d),100.8(d),101.9(d),114.7(d),11
5.3(d),116.3(d),116.6(d),117.2(d),121.3(d),123.2
(d),127.7(s),131.8(s),144.6(s),146.1(s),146.9(s),1
48.2(d),149.9(s),168.1(s),171.7(s),171.7(s),171.9
(s)
【0072】実施例5 20mlのトルエンに溶解したアクテオシド パーアセテー
ト200mgに、20mlの0.1Mのリン酸緩衝液(pH7.0)に溶解し
た400mgのリパーゼA「アマノ」6を添加し、37°Cで、20
時間反応を行った。
【0073】反応終了後、反応液を分液ロートに移して
静置して得られた下層を適当量の水飽和ブタノールで4
回抽出し、減圧下で濃縮した。得られた濃縮エキスをC.
I.G.(シリカゲル)カラムクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルム:メタノール=12:1で溶出し、水-アセトンで
再結晶することにより17mgの淡黄色の微細板状晶を得
た。
【0074】この微細板状晶は、下記に示した理化学的
性質を有することから、式I中、R5が水素原子であり、R
1、R2、R3およびR4がアセチル基である2’,2’’,
3’’,4’’-テトラ-O-アセチルアクテオシドと決定さ
れた。
【0075】融点:120〜123°C 比旋光度(c=0.08,MeOH):[α]D=-86.5° マススペクトル(FAB-MS)m/z:[791(M-H)-] 赤外線吸収スペクトル(IR,ν max cm-1,KBr):3432,17
44,1630,1606,1518 紫外線吸収スペクトル[λ max nm(log ε),MeOH]:21
8(4.29),247(4.01),293(4.08),333(4.24) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):
1.02(3H,d,J=6.2Hz),1.80(3H,s),1.92(3H,s),1.95(3H,
s),2.08(3H,s),2.66〜2.73(2H,m),3.55〜3.67(2H,m),3.
57〜3.64(1H,m),3.64(1H,m),3.84(1H,dq,J=9.7,6.2Hz),
4.07(1H,dt,J=9.6,6.5Hz),4.09(1H,t,J=9.4Hz),4.52(1
H,d,J=8.1Hz),4.90(1H,t,J=10.0Hz),4.93(1H,d,J=1.9H
z),4.94(1H,dd,J=9.4,8.1Hz),5.02(1H,dd,J=3.4,1.9H
z),5.05(1H,dd,J=10.0,3.4Hz),5.08(1H,t,J=9.4Hz),6.2
7(1H,d,J=15.9Hz),6.52(1H,dd,J=8.0,2.1Hz),6.64(1H,
d,J=2.1Hz),6.67(1H,d,J=8.0Hz),6.79(1H,d,J=8.2Hz),
6.97(H,dd,J=8.2,2.1Hz),7.06(1H,d,J=2.1Hz),7.62(1H,
d,J=15.9Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):18.1
(q),20.5(q),20.5(q),20.6(q),21.0(q),36.4(t),62.2
(t),68.3(d),70.2(d),70.6(d),71.4(d),71.8(t),72.1
(d),74.8(d),76.1(d),80.2(d),99.7(d),101.8(d),114.4
(d),115.3(d),116.3(d),116.7(d),117.2(d),121.3(d),1
23.3(d),127.5(s),131.8(s),144.6(s),146.1(s),147.0
(s),148.4(s),150.1(s),168.0(s),171.4(s),171.6(s),1
71.7(s),171.7(s)
【0076】実施例6 2.0gのアクテオシド パーアセテートを200mlのメタノ
ールに溶解し、0.5%のジエチルアミンを添加し、室温
で、終夜撹拌した。反応終了後、反応液を減圧下で濃縮
し、得られたエキスのMCI GEL CHP-20Pカラムクロマ
トグラフィー(水:メタノール=5:15)およびセファデック
ス LH-20カラムクロマトグラフィー(水:メタノール=2:
3)を行うことにより、画分を得た。
【0077】この画分を、水-メタノール系で再結晶す
ることにより667mgの微黄色の微細板状晶を得た。
【0078】この微細板状晶は、下記に示した理化学的
性質を有することから、式I中、R1、R2、R3、R4およびR
5がアセチル基である2’,6’,2’’,3’’,4’’-ペン
タ-O-アセチルアクテオシドと決定された。
【0079】融点:108〜109°C 比旋光度(c=0.18,MeOH):[α]D=-114.4° マススペクトル(FAB-MS)m/z:[833(M-H)-] 赤外線吸収スペクトル(IR,ν max cm-1,KBr):3432,17
46,1736,1600,1522 紫外線吸収スペクトル[λ max nm(log ε),MeOH]:21
8(4.32),247(4.04),292(4.11),335(4.29) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):
1.02(3H,d,J=6.2Hz),1.79(3H,s),1.92(3H,s),1.95(3H,
s),2.05(3H,s),2.08(3H,s),2.65〜2.74(2H,m),3.64(1H,
ddd,J=9.7,7.7,6.7Hz),3.79〜3.83(1H,m),3.83(1H,m),
4.01(1H,dt,J=9.7,5.8Hz),4.10(1H,t,J=9.5Hz),4.12(1
H,dd,J=12.3,2.9Hz),4.20(1H,dd,J=12.3,4.8Hz),4.54(1
H,d,J=8.1Hz),4.90(1H,t,J=9.9Hz),4.93(1H,d,J=1.8H
z),4.95(1H,dd,J=9.5,8.1Hz),5.02(1H,dd,J=3.4,1.8H
z),5.04(1H,d,J=9.9,3.4Hz),5.16(1H,dd,J=9.9,9.5Hz),
6.26(1H,d,J=15.9Hz),6.52(1H,dd,J=8.1,2.1Hz),6.64(1
H,d,J=2.1Hz),6.67(1H,d,J=8.1Hz),6.79(1H,d,J=8.2H
z),6.97(1H,dd,J=8.2,2.1Hz),7.05(1H,d,J=2.1Hz),7.62
(1H,d,J=15.9Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CD3OD):18.0
(q),20.4(q),20.5(q),20.6(q),20.7(q),20.9(q),36.3
(t),63.6(t),68.3(d),70.1(d),70.4(d),71.3(d),71.9
(t),72.0(d),73.1(d),74.6(d),79.9(d),99.6(d),101.8
(d),114.2(d),115.3(d),116.3(d),116.6(d),117.2(d),1
21.3(d),123.3(d),127.5(s),131.7(s),144.6(s),146.1
(s),147.0(s),148.4(d),150.0(s),167.7(s),171.3(s),1
71.6(s),171.7(s),172.5(s)
【0080】次に本発明の製剤例を挙げて説明する。 [製剤例1] 上記の処方に従って〜を均一に混合し、打錠機にて
圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。この錠剤一錠に
は、実施例1で得た化合物20mgが含有されており、成人1
日2〜10錠を数回にわけて服用する。
【0081】[製剤例2] 結晶セルロース 84.5g ステアリン酸マグネシウム 0.5g カルボキシメチル セルロースカルシウム 5g 実施例2で得た化合物 10g 計 100g 上記の処方に従って、およびの一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、およびの残量を加え
て混合し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤を
得た。この錠剤一錠には、実施例2で得た化合物20mgが
含有されており、成人1日2〜10錠を数回にわけて服用す
る。
【0082】[製剤例3] 結晶セルロース 79.5g 10%ヒドロキシプロピル セルロースエタノール溶液 50g カルボキシメチル セルロースカルシウム 5g ステアリン酸マグネシウム 0.5g 実施例3で得た化合物 10g 計 145g 上記の処方に従って、およびを均一に混合し、常
法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾燥
・解砕した後、およびを混合し、打錠機にて圧縮成
型して一錠200mgの錠剤を得た。この錠剤一錠には、実
施例3で得た化合物20mgが含有されており、成人1日2〜1
0錠を数回にわけて服用する。
【0083】[製剤例4] 上記の処方に従って〜を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。この顆粒剤1gには、実施例4で得た化合物100mg
が含有されており、成人1日0.5〜2gを数回にわけて服用
する。
【0084】[製剤例5] 結晶セルロース 86.5g 10%ヒドロキシプロピル セルロースエタノール溶液 35g 実施例5で得た化合物 10g 計 131.5g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、ねつ和し
た。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆
粒剤を得た。この顆粒剤1gには、実施例5で得た化合物1
00mgが含有されており、成人1日0.5〜2gを数回にわけて
服用する。
【0085】[製剤例6] コーンスターチ 89.5g 軽質無水ケイ酸 0.5g 実施例6で得た化合物 10g 計 100g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、200mgを2号
カプセルに充填した。このカプセル剤1カプセルには、
実施例6で得た化合物20mgが含有されており、成人1日2
〜10カプセルを数回にわけて服用する。
【0086】[製剤例7] 注射用蒸留水 89.5g 大豆油 5g 大豆リン脂質 2.5g グリセリン 2g 実施例7で得た化合物 1g 全量 100g 上記の処方に従ってをおよびに溶解し、これに
との溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 浩昭 茨城県稲敷郡阿見町吉原3586 株式会社ツ ムラ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式I (式中R1は炭素数1〜6の低級アシル基を示し、R2、R3、R
    4およびR5は同じにまたは異なって水素原子または炭素
    数1〜6の低級アシル基を示す。ただし、R2、R3、R4およ
    びR5のすべてが水素原子であることはない。)で表され
    る化合物。
  2. 【請求項2】 下記式I (式中R1は炭素数1〜6の低級アシル基を示し、R2、R3、R
    4およびR5は同じにまたは異なって水素原子または炭素
    数1〜6の低級アシル基を示す。ただし、R2、R3、R4およ
    びR5のすべてが水素原子であることはない。)で表され
    る化合物を有効成分とする5-リポキシゲナーゼ阻害剤。
  3. 【請求項3】 下記式I (式中R1は炭素数1〜6の低級アシル基を示し、R2、R3、R
    4およびR5は同じにまたは異なって水素原子または炭素
    数1〜6の低級アシル基を示す。ただし、R2、R3、R4およ
    びR5のすべてが水素原子であることはない。)で表され
    る化合物を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害
    剤。
JP22274494A 1994-08-25 1994-08-25 フェネチルアルコール配糖体誘導体および該誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤ならびにアルドースリダクターゼ阻害剤 Pending JPH0859685A (ja)

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