JPH0881633A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH0881633A
JPH0881633A JP21967494A JP21967494A JPH0881633A JP H0881633 A JPH0881633 A JP H0881633A JP 21967494 A JP21967494 A JP 21967494A JP 21967494 A JP21967494 A JP 21967494A JP H0881633 A JPH0881633 A JP H0881633A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
resin composition
modified
carboxylic acid
acid anhydride
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JP21967494A
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English (en)
Inventor
Masaru Terao
賢 寺尾
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 熱可塑性樹脂(A)100重量部に対し、ラ
ンダム共重合体ゴム又はその水素添加物のカルボン酸無
水物変性物の中から選ばれた1種以上のカルボン酸無水
物変性ゴム(B)とフェノール樹脂及びリン、窒素、ホ
ウ素系化合物の中から選ばれた1種以上のノンハロゲン
系難燃性化合物(C)との混合物又は溶融混練物5〜8
0重量部を配合し、溶融混練してなる熱可塑性樹脂組成
物。 【効果】 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、成形品表面
へのブリードが無く、加工時や燃焼時に腐食性ガスや有
害ガスの発生もない成形品が得られ、熱可塑性樹脂の特
徴を維持したまま難燃性が顕著に改善された新規な材料
であり、特に、高度の難燃性を有するポリオレフィン系
樹脂組成物であり、難燃性と耐衝撃性を兼備したポリス
チレン系樹脂組成物であり、難燃性と耐熱性を兼備した
ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐寒性および難燃性良
好な熱可塑性樹脂組成物に関するもので、射出成形等に
より得られる各種成形品あるいは押し出し成形等により
得られる用途に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に熱可塑性樹脂は機械的性質、耐熱
性、電気的性質及び成形性などの点で優れた特性を有し
ており、電気用部品、自動車用部品、精密機械部品等の
一般産業用分野に広く使用されている。しかしながらこ
れらの熱可塑性樹脂は比較的燃焼しやすいという欠点を
有しており、難燃性が要求されるテレビなどの電子、電
機部品及び自動車のエンジンルーム内部品などの用途に
は適用が制限されるという問題がある。従って熱可塑性
樹脂に対して優れた難燃性を賦与することが強く要求さ
れている。このため種々のハロゲン化合物やリン化合物
を添加する方法が数多く提案されているが、従来の難燃
剤は優れた難燃性を賦与するものの、熱可塑性樹脂が本
来有する優れた機械的性質、電気的性質及び加工性など
を低下させる点で満足できない。又、ハロゲン化合物は
燃焼した際、有害ガスの発生及び環境破壊の問題も有し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は特性の低下を
ほとんどまねくことなくノンハロゲンで難燃性の向上し
た熱可塑性樹脂を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは熱可塑性樹
脂のノンハロゲン難燃化について検討した結果、熱可塑
性樹脂とフェノール樹脂を単純にブレンドする方法で
は、難燃性は改善されるが耐寒性、耐衝撃性などの特性
低下を招くという欠点が生じることが分かった。又、リ
ン、窒素、ホウ素系化合物を単純にブレンドする方法で
は、難燃性の改善効果が不十分であり、その上ブリード
が発生する、耐寒性、耐熱性などの特性低下を招くとい
う欠点を生じることが分かった。そこで更に鋭意検討し
た結果、カルボン酸無水物変性ゴム(B)とノンハロゲ
ン系難燃性化合物(C)とを溶融混練することにより、
フェノール樹脂の脆さをカバーし、リン、窒素、ホウ素
系化合物のブリードを改善し、従来の欠点であった耐寒
性、機械特性などの低下が改善されることを見いだし本
発明を完成させるに至った。即ち本発明は、熱可塑性樹
脂(A)100重量部に対し、20〜80重量%のラン
ダム共重合体ゴム又はその水素添加物のカルボン酸無水
物変性物の中から選ばれた1種以上のカルボン酸無水物
変性ゴム(B)と80〜20重量%のフェノール樹脂及
びリン、窒素、ホウ素系化合物の中から選ばれた1種以
上のノンハロゲン系難燃性化合物(C)との混合物又は
溶融混練物5〜80重量部を配合し、溶融混練してなる
ことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物であり、更に必要
により無機水和物(D)30〜160重量部を配合し、
溶融混練してなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物
である。
【0005】本発明の(A)成分として用いられる熱可
塑性樹脂は特に限定されるものでなく市販されているも
のである。これらの中でもポリオレフィン系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂が好ま
しい。ポリオレフィン系樹脂は特に限定するものでなく
市販されているものである。これらの中でもポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂が好ましい。又、本発明に
用いられる変性ポリエチレン樹脂は特に限定されるもの
ではなく市販されているものであり、例えばエチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アク
リル酸エステル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル
酸メチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エチ
ル共重合体等が挙げられる。また、本発明に用いられる
変性ポリプロピレン樹脂は特に限定されるものでなく市
販されているものである。ポリスチレン系樹脂は特に限
定するものでなく市販されているものである。例えばポ
リスチレン系樹脂はスチレン並びにα−メチルスチレン
の様なα−置換スチレン、ビニルトルエン等のスチレン
誘導体の重合体、また、これらの単量体を主とし、これ
に共重合可能な単量体、例えばアクリロニトリル、ブタ
ジエン、イソプレン等を一種以上を共重合したものが挙
げられる。ポリフェニレンエーテル系樹脂は特に限定す
るものでなく市販されているものである。例えば、ポリ
(2,6−ジメチルフェニレン−1,4−エーテル)、
ポリ(2,6−ジエチルフェニレン−1,4−エーテ
ル)、ポリ(2−メチル−6−エチルフェニレン−1,
4−エーテル)樹脂等、例えばスチレン比を変えた変性
ポリフェニレンエーテル系樹脂等が挙げられる。
【0006】本発明の(B)成分であるカルボン酸無水
物変性ゴムは、カルボン酸無水物変性ゴムとノンハロゲ
ン系難燃性化合物とを溶融混練することにより得られる
混練物が、熱可塑性樹脂及びノンハロゲン系難燃性化合
物の両方に親和性を有する成分を有するため、ノンハロ
難燃性化合物を熱可塑性樹脂に単純添加した際、顕著に
低下する耐衝撃性や耐寒性を改善し、又、ブリードを防
止する効果を有しており、熱可塑性樹脂とノンハロ難燃
性化合物との相溶化剤的作用及びその界面での応力緩和
作用を有する重要な成分である。本発明の(B)成分で
あるカルボン酸無水物変性ゴムは特に限定されるもので
はなく市販されているものであり、耐寒性及び耐衝撃性
を改善するには、ガラス転移温度−30℃以下で分子量
50,000から1,000,000のものが好まし
い。例えば、エチレン−プロピレン共重合体の無水マレ
イン酸変性物、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体
の無水マレイン酸変性物、スチレン−ブタジエンランダ
ム共重合体及びその水素添加物の無水マレイン酸変性物
等が好適に用いられる。エラストマーとしてはランダム
共重合体とブロック共重合体があるが、ブロック共重合
体は低温域での硬さがランダム共重合体と比較して硬
く、低温時の衝撃性の改善効果が不十分であるため、ラ
ンダム共重合体が好適に用いられる。
【0007】本発明の(C)成分として用いられるフェ
ノール樹脂は特に限定するものでなく市販されているも
のであり、例えば、フェーノール類とホルマリンとをホ
ルムアルデヒド/フェノール類のモル比が、0.5〜
1.0となるような配合比率で反応釜に仕込み、更にシ
ュウ酸、塩酸、硫酸、トルエンスルフォン酸等の触媒を
加えた後加熱し、適当な時間還流反応を行った後、分離
した水を除去するため真空脱水あるいは静置脱水し、更
に残っている水と未反応のフェノール類を除去する方法
により得ることができる。これらの樹脂あるいは複数の
原料成分を用いることにより得られる共縮合フェノール
樹脂は、単独あるいは二種以上組み合わせて用いられ
る。本発明の(C)成分として用いられるリン、窒素系
化合物は、特に限定するものでなく一般に市販されてい
るものであり、具体例としては、リン酸エステル、芳香
族リン酸エステル等のリン系化合物等が挙げられ、又、
カルボン酸無水物基基と反応する官能基を有するリン、
窒素系化合物は、特に限定するものでなく一般に市販さ
れているものであり、官能基としては、例えばアミノ
基、イソシアネート基、オキサゾリン基、水酸基を有す
るものが好適に使用される。化合物の具体例としては、
ポリリン酸、ポリリン酸アンモニウム、アミノ基又は、
水酸基含有リン酸エステル等のリン系化合物、メラミン
あるいはメラミンシアヌレート化合物、メラミンリン酸
塩、メラミンボレート等のメラミン系誘導体、グアニジ
ンあるいはスルファミン酸グアニジン、リン酸グアニジ
ン等のグアニジン系誘導体等が挙げられる。これらのノ
ンハロゲン系難燃性化合は単独あるいは2種以上組み合
わせて用いられる。
【0008】本発明の(D)成分として用いられる無機
水和物は特に限定されるものではなく市販されているも
のである。例えば、水酸化マグネシウム、水酸化アルミ
ニウム、水酸化カルシウムなどが挙げられる。
【0009】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、(A)成
分の熱可塑性樹脂、(B)成分のカルボン酸無水物変性
ゴムと(C)成分のノンハロゲン系難燃性化合物を一括
投入し加圧ニーダーやバンバリーミキサー等で150〜
300℃、10〜30分間溶融混練する方法、又は
(B)成分のカルボン酸無水物変性ゴムと(C)成分の
ノンハロゲン系難燃性化合物を予め100〜300℃、
10〜30分間溶融混練した後、(A)成分の熱可塑性
樹脂を添加し更に溶融混練する方法により得られるが、
後者の方が(B)成分のカルボン酸無水物変性ゴムと
(C)成分のノンハロゲン系難燃性化合物が選択的に混
ざり合う為より好ましい。本発明の熱可塑性樹脂組成物
において(A)成分の熱可塑性樹脂100重量部に対し
(B)成分のカルボン酸無水物変性ゴムと(C)成分の
ノンハロゲン系難燃性化合物との混合物又は溶融混練物
を5〜80重量部の範囲で配合しなければならない。
(B)成分のカルボン酸無水物変性ゴムと(C)成分の
ノンハロゲン系難燃性化合物との混合物又は溶融混練物
が5重量部を下回ると難燃性の改善効果が不十分とな
り、80重量部を上回るとそれぞれの熱可塑性樹脂の有
する特性が低下する。このように本発明の熱可塑性樹脂
組成物は、(A)成分の熱可塑性樹脂の特性の低下をほ
とんど招くこと無く難燃性を向上する効果を有している
が、その理由として、(B)成分のカルボン酸無水物変
性ゴムと(C)成分のノンハロ難燃性化合物との溶融混
練物は(A)成分の熱可塑性樹脂と(C)成分のノンハ
ロゲン系難燃性化合物の両方に親和性を有しているた
め、熱可塑性樹脂中に難燃性良好な(C)成分のノンハ
ロゲン系難燃性化合物がミクロ分散することが可能とな
るため、良好な難燃性が示され、ノンハロ難燃性化合物
のブリードの防止もでき、更に、界面にカルボン酸無水
物変性ゴム成分が分散し応力緩和作用が生じるため耐衝
撃性、耐寒性の低下も改善できると考えられる。
【0011】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、更に用
途、目的に応じて他の配合剤、例えばタルク、マイカ、
炭酸カルシウム、ワラスナイトのような無機充填剤、カ
ップリング剤あるいはガラス繊維、カーボン繊維等のよ
うな補強剤、難燃助剤、制電剤、安定剤、顔料、離型
剤、エラストマー等の耐衝撃改良剤等を配合することが
できる。本発明の熱可塑性樹脂組成物は通常の熱可塑性
樹脂成形品に用いられている加工方法、例えば射出成形
や押出成形等により、容易に成形品に加工される。
【0012】
【実施例】以下実施例により、本発明を説明するが、こ
れは単なる例示であり、本発明はこれに限定されるもの
ではない。引張試験はASTM−D638、熱変形温度
はASTM−D648(4.6kgf/cm2)、アイ
ゾット衝撃試験はJIS K6871、耐寒性はJIS
K6301、酸素指数はASTM−D2863、燃焼試
験はUnderwriters Laboratories 社の安全標準UL94
(○:燃焼時間10秒以内 △:10秒以上燃焼×:全
焼)によって測定した結果である。 (実施例及び比較例)(A)成分のポリオレフィン系樹
脂としては、ポリエチレン[PE;三井石油化学(株)製
ウルトゼックス2022L]、ポリプロピレン[P
P;住友化学工業(株)製 住友ノーブレン H501]
を使用し、ポリスチレン系樹脂としては、ポリスチレン
[PS:昭和電工(株)製 エスブライト500A]、A
BS樹脂[ABS:三菱レイヨン(株)製 ダイヤペット
ABS RSE−7]を使用し、ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂としては、[PPE;旭化成工業(株)製ザイ
ロン X0061]又は[Pせい;三菱瓦斯化学(株)
製 ユピエース AV40]を使用した。(B)成分と
しては、エチレン−プロピレン共重合体ゴムの無水マレ
イン酸変性物[MAH−EP;日本合成ゴム(株)製 T
7711SP]、水添スチレン−ブタジエンランダム共
重合体の無水マレイン酸変性物[MAH−HSBR]、
スチレン−ブタジエンブロック共重合体[SBS;旭化
成工業(株)製 タフプレンA]を使用した。ここで、水
添スチレン−ブタジエンランダム共重合体の無水マレイ
ン酸変性物は過酸化物を用いてグラフト共重合すること
により得た。(C)成分としては、ストレートフェノー
ルノボラック樹脂[PN;住友デュレズ(株)製 スミラ
イトレジン PR−51470]、縮合リン酸エステル
[PX−201 大八化学(株)製]、水酸基含有リン酸
エステル[CR−757 大八化学(株)製]、リン酸メ
ラミン[MPP−A (株)三和ケミカル製]を使用し
た。(D)成分としては、水酸化マグネシウム、水酸化
アルミニウムを使用した。本発明の実施例及び比較例に
おいては、(B)成分のランダム共重合体と(C)成分
のノンハロ難燃性化合物とを予め加圧ニーダーで混練
後、(A)成分の熱可塑性樹脂と(D)成分の無機系難
燃剤を添加し混練した。
【0013】 表 1 実 施 例 1 2 3 4 配合(重量部) PE 100 100 PP 100 100 PN 21 20 10 MAH−EP 9 20 MAH−HSBR 10 20 PX−201 15 CR−757 20 MPP−A 20 水酸化マグネシウム 100 水酸化アルミニウム 100 特性 酸素指数 31.2 33.5 33.7 33.4 耐寒性(℃) -62 -59 -62 -60 引張強度(Kg/cm2) 160 285 145 260 引張伸度(%) 560 545 490 520 UL94 1回目着火 ○ ○ ○ ○ 2回目着火 ○ ○ ○ ○ 溶融液滴 無 無 無 無
【0014】 表 2 実 施 例 5 6 7 8 PS 100 100 ABS 100 100 PN 21 20 10 MAH−HSBR 9 10 10 20 PX−201 15 CR−757 20 MPP−A 20 水酸化マグネシウム 100 水酸化アルミニウム 100 特性 引張強度(Kg/cm2) 250 410 250 390 引張伸度(%) 44 56 42 53 アイゾット衝撃試験 (Kg・cm/cm) 9.0 34 8.8 30 UL94 1回目着火 ○ ○ ○ ○ 2回目着火 ○ ○ ○ ○ 溶融液滴 無 無 無 無
【0015】 表 3 実 施 例 9 10 11 12 配合(重量部) PPE 100 100 PPE 100 100 PN 21 20 10 MAH−HSBR 9 10 10 20 PX−201 15 CR−757 20 MPP−A 20 水酸化マグネシウム 100 水酸化アルミニウム 100 特性 熱変形温度(℃) 100 105 95 100 引張強度(Kg/cm2) 460 445 455 445 UL94 1回目着火 ○ ○ ○ ○ 2回目着火 ○ ○ ○ ○ 溶融液滴 無 無 無 無
【0016】 表 4 比 較 例 1 2 3 4 配合(重量部) PE 100 100 PP 100 100 PN 30 PX−201 30 水酸化マグネシウム 100 100 水酸化アルミニウム 100 100 特性 酸素指数 29.8 30.0 30.1 33.2 耐寒性(℃) -62 -60 -15 -36 引張強度(Kg/cm2) 155 285 80 180 引張伸度(%) 600 520 310 320 UL94 1回目着火 × × ○ ○ 2回目着火 × × ○ × 溶融液滴 有 有 無 有
【0017】 表 5 比 較 例 5 6 7 8 配合(重量部) PE 100 100 PP 100 100 PN 27 30 1 21 MAH−EP 3 2 MAH−HSBR 30 SBS 9 CR−757 30 MPP−A 1 水酸化マグネシウム 100 100 水酸化アルミニウム 100 100 特性 酸素指数 30.4 34.6 28.9 31.2 耐寒性(℃) -32 -18 -60 -38 引張強度(Kg/cm2) 105 115 145 130 引張伸度(%) 335 255 560 400 UL94 1回目着火 ○ ○ × ○ 2回目着火 ○ ○ × ○ 溶融液滴 無 無 有 無
【0018】 表 6 比 較 例 9 10 11 12 配合(重量部) PS 100 100 ABS 100 100 PN 30 PX−201 30 水酸化マグネシウム 100 100 水酸化アルミニウム 100 100 特性 引張強度(Kg/cm2) 255 410 130 220 引張伸度(%) 45 55 10 30 アイゾット衝撃試験 (Kg・cm/cm) 9.0 35 4.3 15 UL94 1回目着火 × × ○ ○ 2回目着火 × × ○ × 溶融液滴 有 有 無 有
【0019】 表 7 比 較 例 13 14 15 16 配合(重量部) PS 100 100 ABS 100 100 PN 27 30 1 21 MAH−HSBR 3 30 2 SBS 9 CR−757 30 MPP−A 1 水酸化マグネシウム 100 100 水酸化アルミニウム 100 100 特性 引張強度(Kg/cm2) 125 260 250 215 引張伸度(%) 20 24 40 26 アイゾット衝撃試験 (Kg・cm/cm) 4.5 12 8.4 7.0 UL94 1回目着火 ○ ○ × ○ 2回目着火 ○ ○ × ○ 溶融液滴 無 無 有 無
【0020】 表 8 比 較 例 17 18 19 20 配合(重量部) PPE 100 100 PPE 100 100 PN 30 PX−201 30 水酸化マグネシウム 100 100 水酸化アルミニウム 100 100 特性 引張強度(Kg/cm2) 465 445 310 320 熱変形温度(℃) 110 105 85 70 UL94 1回目着火 × × ○ ○ 2回目着火 × × ○ × 溶融液滴 有 有 無 有
【0021】 表 9 比 較 例 21 22 23 24 配合(重量部) PPE 100 100 PPE 100 100 PN 27 30 1 21 MAH−HSBR 3 30 2 SBS 9 CR−757 30 MPP−A 1 水酸化マグネシウム 100 100 水酸化アルミニウム 100 100 特性 引張強度(Kg/cm2) 295 245 405 295 熱変形温度(℃) 85 62 95 65 UL94 1回目着火 ○ ○ × ○ 2回目着火 ○ ○ × ○ 溶融液滴 無 無 有 無
【0022】
【発明の効果】表から明らかなように、本発明の熱可塑
性樹脂組成物は、成形品表面へのブリードが無く、加工
時や燃焼時に腐食性ガスや有害ガスの発生もない成形品
が得られ、熱可塑性樹脂の特徴を維持したまま難燃性が
顕著に改善された新規な材料であり、特に、高度の難燃
性を有するポリオレフィン系樹脂組成物であり、難燃性
と耐衝撃性を兼備したポリスチレン系樹脂組成物であ
り、難燃性と耐熱性を兼備したポリフェニレンエーテル
系樹脂組成物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/00 LCG 25/04 LDW 51/04 LKY 61/06 LMY 71/12 LQN LQP

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂(A)100重量部に対
    し、ランダム共重合体ゴム又はその水素添加物のカルボ
    ン酸無水物変性物の中から選ばれた1種以上のカルボン
    酸無水物変性ゴム(B)とフェノール樹脂及びリン、窒
    素、ホウ素系化合物の中から選ばれた1種以上のノンハ
    ロゲン系難燃性化合物(C)との混合物又は溶融混練物
    5〜80重量部を配合し、溶融混練してなることを特徴
    とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂(A)100重量部に対
    し、20〜80重量%のランダム共重合体ゴム又はその
    水素添加物のカルボン酸無水物変性物の中から選ばれた
    1種以上のカルボン酸無水物変性ゴム(B)と80〜2
    0重量%のフェノール樹脂及びリン、窒素、ホウ素系化
    合物の中から選ばれた1種以上のノンハロゲン系難燃性
    化合物(C)との混合物又は溶融混練物5〜80重量部
    及び無機水和物(D)30〜160重量部を配合し、溶
    融混練してなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 カルボン酸無水物変性ゴム(B)が、ガ
    ラス転移温度−30℃以下で、分子量50,000〜
    1,000,000であるカルボン酸無水物変性樹脂で
    ある請求項1又は2記載の熱可塑性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 カルボン酸無水物変性ゴム(B)が、エ
    チレン−α・オレフィンランダム共重合体のカルボン酸
    無水物変性物である請求項1、2又は3記載の熱可塑性
    樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂(A)が、ポリエチレン、
    変性ポリエチレン、ポリプロピレン、変性ポリプロピレ
    ン、ポリスチレン系樹脂又はポリフェニレンエーテル系
    樹脂である請求項1、2、3又は4記載の熱可塑性樹脂
    組成物。
  6. 【請求項6】 ノンハロゲン系難燃性化合物(C)が、
    フェノールノボラック樹脂である請求項1、2、3、4
    又は5記載の熱可塑性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 ノンハロゲン系難燃性化合物(C)が、
    カルボン酸無水物基と反応し得る官能基を有するリン、
    窒素系化合物の中から選ばれた1種以上の化合物である
    請求項1、2、3、4又は5記載の熱可塑性樹脂組成
    物。
  8. 【請求項8】 ノンハロゲン系難燃性化合物(C)が、
    アミノ基、イソシアネート基、オキサゾリン基、水酸基
    の中から選ばれた官能基を有するリン酸エステル又はポ
    リリン酸塩である請求項1、2、3、4又は5記載の熱
    可塑性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 ノンハロゲン系難燃性化合物(C)が、
    ホウ酸又はホウ酸亜鉛である請求項1、2、3又は4記
    載の熱可塑性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 ノンハロゲン系難燃性化合物(C)
    が、メラミン、リン酸メラミン、メラミン系誘導体、グ
    アニジン、グアニジン系誘導体の中から選ばれた少なく
    とも1種以上の化合物である請求項1、2、3、4又は
    5記載の熱可塑性樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 無機水和物(D)が、水酸化マグネシ
    ウム、水酸化アルミニウム又は水酸化カルシウムである
    請求項2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の
    熱可塑性樹脂組成物。
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