JPH09222704A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH09222704A
JPH09222704A JP3067296A JP3067296A JPH09222704A JP H09222704 A JPH09222704 A JP H09222704A JP 3067296 A JP3067296 A JP 3067296A JP 3067296 A JP3067296 A JP 3067296A JP H09222704 A JPH09222704 A JP H09222704A
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JP
Japan
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silver halide
group
halide emulsion
emulsion layer
sensitive silver
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JP3067296A
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English (en)
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Shigeto Hirabayashi
茂人 平林
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カブリが低く、発色濃度が高く、色再現性に
優れ、かつ迅速処理が可能であるハロゲン化銀カラー写
真感光材料の提供。 【解決手段】 支持体上に青感性ハロゲン化銀乳剤層、
緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀乳剤
層を含む写真構成層を有し、該青感性ハロゲン化銀乳剤
層に下記一般式〔I〕又は一般式〔II〕で表されるイエ
ローカプラーを含有し、かつ該緑感性ハロゲン化銀乳剤
層に下記一般式〔M−I〕で表されるマゼンタカプラー
を含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀カラー
写真感光材料(以下、単に感光材料ともいう)に関し、
詳しくはカブリが低く、発色濃度が高く、色再現性に優
れ、かつ迅速処理が可能であるハロゲン化銀カラー写真
感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】直接鑑賞用に供されるハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料、例えばカラー印画紙等に於いては、色
素画像を形成する発色剤として、通常イエローカプラ
ー、マゼンタカプラー及びシアンカプラーの組み合わせ
が用いられる。これらのカプラーに対しては得られる色
素画像における色再現性、発色性及び画像保存性等の基
本的性能が要求されるが、特に近年、対象物の本来の色
を忠実に再現すべく色再現性向上に対する要望がユーザ
ー側から高まっている。
【0003】又、イエローカプラーとしては、例えば米
国特許2,778,658号、同2,875,057
号、同2,908,573号、同3,2271,55
号、同3,227,550号、同3,253,924
号、同3,265,506号、同3,277,155
号、同3,341,331号、同3,369,895
号、同3,384,657号、同3,408,194
号、同3,415,652号等に記載のものが知られて
いるが、カブリ、発色性及び色再現性を同時に満足する
ものはなかった。
【0004】また近年、カラー撮影用及びプリント用感
光材料においてはそのプリント工程及び現像処理工程が
短縮迅速化されてきており、迅速処理が可能であること
がますます強く要求されるようになっている。
【0005】しかしながら、これを満足するハロゲン化
銀カラー写真感光材料は未だ見出されてないのが実情で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カブ
リが低く、発色濃度が高く、色再現性に優れ、かつ迅速
処理が可能であるハロゲン化銀カラー写真感光材料を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以下の構
成により達成される。
【0008】1.支持体上に青感性ハロゲン化銀乳剤
層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
乳剤層を含む写真構成層を有し、該青感性ハロゲン化銀
乳剤層に下記一般式〔I〕又は一般式〔II〕で表される
イエローカプラーを含有し、かつ該緑感性ハロゲン化銀
乳剤層に下記一般式〔M−I〕で表されるマゼンタカプ
ラーを含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写
真感光材料。
【0009】
【化4】
【0010】式中、RA、RB及びRCはアルキル基を表
し、RE、RF及びRGは各々水素原子、アルキル基又は
アルコキシル基を表す。
【0011】
【化5】
【0012】式中、RA及びRCはアルキル基を表し、R
Dはハロゲン原子を表し、RE、RF及びRGは各々水素原
子、アルキル基又はアルコキシル基を表す。
【0013】
【化6】
【0014】式中、Rは水素原子又は置換基を表し、Z
は含窒素複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表
し、該Zにより形成される環は置換基を有してもよい。
Xは水素原子又は発色現像主薬の酸化体との反応により
離脱しうる基を表す。
【0015】本発明を更に詳細に説明する。
【0016】先ず、前記一般式〔I〕及び一般式〔II〕
で表されるイエローカプラーについて説明する。
【0017】前記一般式〔I〕及び一般式〔II〕におい
てRA、RB及びRCで表されるアルキル基としては、直
鎖或いは分岐のアルキル基、例えば、メチル基、エチル
基、イソプロピル基、t−ブチル基、ドデシル基、ヘキ
サデシル基、2−オクチルノニル基等が挙げられる。
【0018】これらRA、RB及びRCで表されるアルキ
ル基は更に置換原子、置換基を有することができ、これ
ら置換原子、置換基としては、例えば、ハロゲン原子
(例えば塩素原子、弗素原子等)、アリール基(例えば
フェニル基、p−t−オクチルフェニル基等)、アルコ
キシル基(例えばメトキシ基等)、アリールオキシ基
(例えば2,4−ジ−t−アミルフェノキシ基等)、ス
ルホニル基(例えばメタンスルホニル基等)、アシルア
ミノ基(例えばアセチル基、ベンゾイル基等)、アルコ
キシカルボニル基(例えば、ドデシルオキシカルボニル
基等)、ヒドロキシル基等が挙げられる。
【0019】ここで、RAとしては、分岐アルキル基が
好ましく、t−ブチル基が特に好ましい。
【0020】また、RBとしては、メチル基が特に好ま
しい。
【0021】さらに、RCとしては、好ましくは無置換
のアルキル基であり、炭素数10以上の直鎖または分岐
アルキル基が特に好ましい。
【0022】一般式〔I〕及び一般式〔II〕において、
E、RF及びRGで表されるアルキル基としては、好ま
しくは炭素数1〜10の直鎖、分岐及び置換基を有する
アルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
i−プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、ベンジル基等
が挙げられ、RE、RF及びRGで表されるアルコキシル
基としては、メトキシ基、エトキシ基等が挙げられる。
【0023】一般式〔II〕において、RDで表されるハ
ロゲン原子としては、例えば塩素原子、弗素原子、臭素
原子が挙げられ、塩素原子が特に好ましい。
【0024】上記一般式〔I〕又は一般式〔II〕で表さ
れるイエローカプラーは何れかの置換基において結合
し、ビス体を形成しても良い。
【0025】本発明の一般式〔I〕又は一般式〔II〕で
表されるイエローカプラーは従来公知の方法により合成
することができる。
【0026】また、本発明の一般式〔I〕又は一般式
〔II〕で表されるイエローカプラーは1種又は2種以上
を組み合わせて用いることができ、また、別の種類のイ
エローカプラーと併用することができる。
【0027】また、本発明のイエローカプラーは、通常
ハロゲン化銀1モル当たり約1×10-3モル〜約1モ
ル、好ましくは1×10-2モル〜8×10-1モルの範囲
で用いることができる。
【0028】次に、本発明の一般式〔I〕又は一般式
〔II〕で表されるイエローカプラーの代表的具体例を示
すが本発明はこれらによって限定されるものではない。
【0029】
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】
【化9】
【0032】
【化10】
【0033】次に本発明の一般式〔M−I〕で表される
マゼンタカプラーについて述べる。一般式〔M−I〕に
おいて、Rの表す置換基としては特に制限はないが、代
表的には、アルキル、アリール、アニリノ、アシルアミ
ノ、スルホンアミド、アルキルチオ、アリールチオ、ア
ルケニル、シクロアルキル等の各基が挙げられるが、こ
の他にハロゲン原子及びシクロアルケニル、アルキニ
ル、複素環、スルホニル、スルフィニル、ホスホニル、
アシル、スルファモイル、シアノ、アルコキシ、アリー
ルオキシ、複素環オキシ、シロキシ、アシルオキシ、カ
ルバモイルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、イミド、
ウレイド、スルファモイルアミノ、アルコキシカルボニ
ルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、アルコキ
シカルボニル、アリールオキシカルボニル、複素環チオ
の各基、並びにスピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物
残基等も挙げられる。
【0034】Rで表されるアルキル基としては、炭素数
1〜32のものが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
【0035】Rで表されるアリール基としては、フェニ
ル基が好ましい。
【0036】Rで表されるアシルアミノ基としては、ア
ルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ
基等が挙げられる。
【0037】Rで表されるスルホンアミド基としては、
アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニルアミ
ノ基等が挙げられる。
【0038】Rで表されるアルキルチオ基、アリールチ
オ基におけるアルキル成分、アリール成分は上記Rで表
されるアルキル基、アリール基が挙げられる。
【0039】Rで表されるアルケニル基としては、炭素
数2〜32のもの、シクロアルキル基としては炭素数3
〜12、特に5〜7のものが好ましく、アルケニル基は
直鎖でも分岐でよい。
【0040】Rで表されるシクロアルケニル基として
は、炭素数3〜12、特に5〜7のものが好ましい。
【0041】Rで表されるスルホニル基としてはアルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基等;スルフィニ
ル基としてはアルキルスルフィニル基、アリールスルフ
ィニル基等;ホスホニル基としてはアルキルホスホニル
基、アルコキシホスホニル基、アリールオキシホスホニ
ル基、アリールホスホニル基等;アシル基としてはアル
キルカルボニル基、アリールカルボニル基等;カルバモ
イル基としてはアルキルカルバモイル基、アリールカル
バモイル基等;スルファモイル基としてはアルキルスル
ファモイル基、アリールスルファモイル基等;アシルオ
キシ基としてはアルキルカルボニルオキシ基、アリール
カルボニルオキシ基等;ウレイド基としてはアルキルウ
レイド基、アリールウレイド基等;スルファモイルアミ
ノ基としてはアルキルスルファモイルアミノ基、アリー
ルスルファモイルアミノ基等;複素環基としては5〜7
員のものが好ましく、具体的には2−フリル基、2−チ
エニル基、2−ピリミジニル基、2−べンゾチアゾリル
基等;複素環オキシ基としては5〜7員の複素環を有す
るものが好ましく、例えば3,4,5,6−テトラヒド
ロピラニル−2−オキシ基、1−フェニルテトラゾール
−5−オキシ基等;複素環チオ基としては、5〜7員の
複素環チオ基が好ましく、例えば2−ピリジルチオ基、
2−ベンゾチアゾリルチオ基、2,4−ジフェノキシ−
1,3,5−トリアゾール−6−チオ基等;シロキシ基
としてはトリメチルシロキシ基、トリエチルシロキシ
基、ジメチルブチルシロキシ基等;イミド基としてはコ
ハク酸イミド基、3−ヘプタデシルコハク酸イミド基、
フタルイミド基、グルタルイミド基等;スピロ化合物残
基としてはスピロ[3.3]ヘプタン−1−イル等;有
橋炭化水素化合物残基としてはビシクロ[2.2.1]
ヘプタン−1−イル、トリシクロ[3.3.1.
3.7]デカン−1−イル、7,7−ジメチル−ビシク
ロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル等が挙げられる。
【0042】Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応に
より離脱しうる原子、基としては、例えばハロゲン原子
(塩素原子、臭素原子、弗素原子等)及びアルコキシ、
アリールオキシ、複素環オキシ、アシルオキシ、スルホ
ニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、アリールオ
キシカルボニル、アルキルオキザリルオキシ、アルコキ
シオキザリルオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、複
素環チオ、アルキルオキシチオカルボニルチオ、アシル
アミノ、スルホンアミド、N原子で結合した含窒素複素
環、アルキルオキシカルボニルアミノ、アリールオキシ
カルボニルアミノ、カルボキシル、
【0043】
【化11】
【0044】(R1′は前記Rと同義であり、Z′は前
記Zと同義であり、R2′及びR3′は水素原子、アリー
ル基、アルキル基又は複素環基を表す。)等の各基が挙
げられるが、好ましくはハロゲン原子、特に塩素原子で
ある。
【0045】またZ又はZ′により形成される含窒素複
素環としては、ピラゾール環、イミダゾール環、トリア
ゾール環又はテトラゾール環等が挙げられ、前記環が有
してもよい置換基としては前記Rについて述べたものが
挙げられる。
【0046】以下に本発明の一般式〔M−I〕に係る化
合物の代表的具体例を示すが、これらに限定されるもの
ではない。
【0047】
【化12】
【0048】
【化13】
【0049】
【化14】
【0050】
【化15】
【0051】
【化16】
【0052】
【化17】
【0053】
【化18】
【0054】
【化19】
【0055】
【化20】
【0056】
【化21】
【0057】
【化22】
【0058】
【化23】
【0059】
【化24】
【0060】本発明のイエローカプラー又はマゼンタカ
プラーを本発明の感光材料に含有させるには、通常のイ
エローカプラー又はマゼンタカプラーにおいて用いられ
る公知の技術が適用できる。カプラーを高沸点溶媒に、
必要に応じて低沸点溶媒を併用して溶解し、微粒子状に
分散して本発明に係るハロゲン化銀乳剤に添加するのが
好ましい。このとき必要に応じてハイドロキノン誘導
体、紫外線吸収剤、褪色防止剤等を併用してもさしつか
えない。
【0061】本発明の感光材料がフルカラーの感光材料
として用いられる場合は、本発明に係るイエローカプラ
ー及びマゼンタカプラーとシアンカプラーが用いられ
る。シアンカプラーは、特に制限がなく公知のものが使
用できる。
【0062】シアンカプラーとしては、例えばフェノー
ル、ナフトール系シアンカプラー及びピラゾロトリアゾ
ール系シアンカプラーを用いることができる。
【0063】本発明におけるハロゲン化銀乳剤は、多分
散乳剤でも単分散乳剤でも良いが、粒径が揃っている単
分散乳剤が好ましい。
【0064】本発明において好ましい単分散乳剤は、重
量平均粒径dを中心に±20%の粒径範囲内に含まれる
ハロゲン化銀の重量が全ハロゲン化銀の重量の70%以
上を占めるものであり、80%以上を占めるものが更に
好ましく、90%以上を占めるものが特に好ましい。
【0065】本発明で用いられるハロゲン化銀の粒子形
状は、立方体、八面体、十四面体のような規則的な結晶
を有するもの、球状、平板状のような変則的な結晶形を
有するもの、双晶面などの結晶欠陥を有するもの、或い
はそれらの複合形でも良い。結晶構造は一様なもので
も、内部と外部とが異質なハロゲン組成からなるもので
もよく、層状構造をなしていてもよい。また、エピタキ
シャル接合によって組成の異なるハロゲン化銀が接合さ
れていてもよく、また例えばロダン銀、酸化鉛などのハ
ロゲン化銀以外の化合物と接合されていてもよい。また
種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。
【0066】本発明においては、平板状のハロゲン化銀
粒子を含有するハロゲン化銀乳剤を使用する場合、直径
/厚み比が2〜8である平板状のハロゲン化銀粒子は投
影面積にして全粒子の70%以上の割合で存在するのが
好ましく、更には直径/厚み比が3〜7である平板状の
ハロゲン化銀粒子が投影面積にして全粒子の70%以上
の割合で存在するのが好ましい。
【0067】ハロゲン化銀粒子の表面に吸着性を有する
物質は、任意の温度で添加することができるが、30〜
80℃で添加するのが好ましく、吸着性を強化する目的
では、50〜80℃の範囲内で添加するのが好ましい。
pH、pAgの値も任意で良いのであるが、化学増感を
行う時点ではpH6〜9、pAg8〜9であるのが好ま
しい。
【0068】ハロゲン化銀粒子の表面に吸着性を有する
物質としては任意のものを使用することができるが、増
感色素、かぶり防止剤、写真性能安定化剤等の乳剤調製
工程において必要とする物質を用いるのが好ましい。
【0069】写真性能安定化剤を用いる場合には、その
添加量はハロゲン化銀1モル当たり500〜3,000
mgが好ましく、1,000〜2,500mgが更に好
ましい。また、増感色素を用いる場合には、その添加量
はハロゲン化銀1モル当たり500〜2,000mgが
好ましく、600〜1,000mgが更に好ましい。
【0070】前記写真性能安定化剤としては、リサーチ
・ディスクロージャー(RD)No.308119、第
998頁VI、同No.17643、第24〜25頁、同
No.18716、第649頁に記載されたものを挙げ
ることができる。写真用増感色素としては、リサーチ・
ディスクロージャー(RD)No.308119,第9
96頁VI−A−A,B,C,D,H,I,J項、同N
o.17643,第23〜24頁、同No.1871
6,第648〜649頁に記載されたものを挙げること
ができる。
【0071】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
には他に各種の写真用添加剤を含有せしめることができ
る。例えばカブリ防止剤、現像促進剤、現像遅延剤、漂
白促進剤、安定剤、紫外線吸収剤、色汚染防止剤、蛍光
増白剤、色画像褪色防止剤、帯電防止剤、硬膜剤、界面
活性剤、可塑剤、湿潤剤等を用いることができる。(R
D17643号を参照できる。) 更に競合カプラー及び現像主薬の酸化体とのカップリン
グによって現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン
化銀溶剤、調色剤、硬膜剤、かぶり剤、かぶり防止剤、
化学増感剤、分光増感剤及び減感剤のような写真的に有
用なフラグメントを放出する化合物を用いることができ
る。
【0072】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
の支持体は、例えばバライタ紙、ポリエチレン被覆紙、
ポリプロピレン合成紙、ガラス板、セルロースアセテー
ト、セルロースナイトレート、ポリエチレンテレフタレ
ート等のポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、
ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム等が
あり、透明支持体の場合は反射層を併用してもよい。
【0073】これらの支持体は感光材料の使用目的に応
じて適宜選択される。
【0074】本発明において用いられる乳剤層及びその
他の構成層の塗設には、ディッピング塗布、エアードク
ター塗布、カーテン塗布、ホッパー塗布等種々の塗布方
法を用いることができる。また米国特許2,781,7
91号、同2,941,898号に記載の方法による2
層以上の同時塗布法を用いることもできる。
【0075】本発明においては各乳剤層の塗設位置を任
意に定めることができるが、支持体側から順次青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、赤感性
ハロゲン化銀乳剤層の配列とすることが好ましい。
【0076】本発明の感光材料において、目的に応じて
適当な厚さの中間層を設けることは任意であり、更にフ
ィルター層、カール防止層、保護層、アンチハレーショ
ン層等の種々の層を構成層として適宜組み合わせて用い
ることができる。これらの構成層には結合剤として親水
性コロイドを用いることができ、ゼラチンが好ましく用
いられる。またその層中には前記乳剤層中の説明で挙げ
た種々の写真用添加剤を含有せしめることができる。
【0077】本発明の感光材料の処理方法については特
に制限はなく、通常知られているあらゆる処理方法が適
用できる。例えばその代表的なものとしては、発色現像
後、漂白定着処理を行い、必要なら更に水洗及び/又は
安定処理を行う方法、発色現像後、漂白と定着を分離し
て行い、必要に応じ更に水洗及び/又は安定処理を行う
方法、何れの方法を用いて処理してもよいが、本発明の
ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、発色現像、漂白定
着、水洗(又は安定化)の工程で迅速に処理されるのに
適している。
【0078】
【実施例】以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本
発明の実施の態様はこれに限定されない。
【0079】実施例1 紙支持体の片面にポリエチレンをラミネートし、もう一
方の面に酸化チタンを含有するポリエチレンをラミネー
トした支持体上に、以下に示す構成の各層を酸化チタン
を含有するポリエチレン層の側に塗設し多層ハロゲン化
銀カラー写真感光材料の試料1を作製した。塗布液は下
記の如く調製した。
【0080】第1層塗布液 イエローカプラー(YY−1)26.7g、色素画像安
定化剤(ST−1)10.0g、色素画像安定化剤(S
T−2)6.67g、添加剤(HQ−1)0.67g、
イラジエーション防止染料(AI−3)0.33g、高
沸点有機溶媒(DNP)6.67gに酢酸エチル60m
lを加え溶解し、この溶液を20%界面活性剤(SU−
1)7mlを含有する10%ゼラチン水溶液220ml
に超音波ホモジナイザーを用いて乳化分散させてイエロ
ーカプラー分散液を作製した。この分散液を下記条件に
て作製した青感性ハロゲン化銀乳剤(銀8.68g含
有)と混合し第1層塗布液を調製した。
【0081】第2層〜第7層塗布液も上記第1層塗布液
と同様に調製した。
【0082】また硬膜剤として第2層及び第4層に(H
−1)を、第7層に(H−2)を添加した。塗布助剤と
しては界面活性剤(SU−2)、(SU−3)を添加
し、表面張力を調製した。なおハロゲン化銀カラー写真
感光材料中の添加量は特に記載のない限り1m2当りの
グラム数を示す。
【0083】
【表1】
【0084】
【表2】
【0085】
【化25】
【0086】
【化26】
【0087】
【化27】
【0088】
【化28】
【0089】
【化29】
【0090】
【化30】
【0091】
【化31】
【0092】(青感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)4
0℃に保温した2%ゼラチン水溶液1000ml中に下
記(A液)及び(B液)をpAg=6.5、pH=3.
0に制御しつつ30分かけて同時添加し、更に下記(C
液)、及び(D液)をpAg=7.3、pH=5.5に
制御しつつ180分かけて同時添加した。pHの制御は
硫酸又は水酸化ナトリウムの水溶液を用いて行なった。
pAgの制御は、下記組成の制御液を用いた。制御液の
組成は、塩化ナトリウムと硫化カリウムからなる混合ハ
ロゲン化物塩水溶液であり、塩化物イオンと臭化物イオ
ンの比は、99.8:0.2とし、制御液の濃度は、A
液、B液を混合する際には、0.1モル/リットル、C
液、D液を混合する際には1モル/リットルとした。
【0093】 (A液) 塩化ナトリウム 3.42g 臭化カリウム 0.03g 水を加えて 200ml に仕上げた。
【0094】 (B液) 硝酸銀 10g 水を加えて 200ml に仕上げた。
【0095】 (C液) 塩化ナトリウム 102.7g 臭化カリウム 1.0g 水を加えて 600ml に仕上げた。
【0096】 (D液) 硝酸銀 300g 水を加えて 600ml に仕上げた。
【0097】添加終了後、花王アトラス社製デモールN
a5%水溶液と硫酸マグネシウムの2.0%水溶液を用
いて脱塩を行なった後、ゼラチン水溶液と混合して平均
粒径0.85μm、変動係数0.07、塩化銀含有率の
99.5モル%の単分散立方体乳剤EMP−1を得た。
【0098】上記乳剤EMP−1に対し、下記化合物を
用い50℃にて90分化学熟成を行ない、青感性ハロゲ
ン化銀乳剤(Em−B)を得た。
【0099】 チオ硫酸ナトリウム 0.8mg/モルAgX 塩化金酸 0.5mg/モルAgX 安定剤 STAB−1 6×10-4モル/モルAgX 増感色素 BS−1 4×10-4モル/モルAgX 増感色素 BS−2 1×10-4モル/モルAgX (緑感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)(A液)と(B
液)の添加時間及び(C液)と(D液)の添加時間を変
更する以外はEMP−1と同様にして、平均粒径0.4
3μm、変動係数0.08、塩化銀含有率99.5モル
%の単分散立方体乳剤EMP−2を得た。EMP−2に
対し、下記化合物を用いて55℃で120分化学熟成を
行ない、緑感性ハロゲン化銀乳剤(Em−G)を得た。
【0100】 チオ硫酸ナトリウム 1.5mg/モルAgX 塩化金酸 1.0mg/モルAgX 安定剤 STAB−1 6×10-4モル/モルAgX 増感色素 GS−1 4×10-4モル/モルAgX (赤感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)(A液)と(B
液)の添加時間及び(C液)と(D液)の添加時間を変
更する以外はEMP−1と同様にして、平均粒径0.5
0μm、変動係数0.08、塩化銀含有率99.5モル
%の単分散立方体乳剤EMP−3を得た。EMP−3に
対し、下記化合物を用いて60℃で90分化学熟成を行
ない、赤感性ハロゲン化銀乳剤(Em−R)を得た。
【0101】 チオ硫酸ナトリウム 1.8mg/モルAgX 塩化金酸 2.0mg/モルAgX 安定剤 STAB−1 6×10-4モル/モルAgX 増感色素 RS−1 1×10-4モル/モルAgX 尚、変動係数は、粒径の標準偏差を平均粒径で除した数
である。
【0102】
【化32】
【0103】次に、試料1において第5層のイエローカ
プラーYY−1を表3に示すカプラー(添加量は比較カ
プラーYY−1と同モル量)に、第3層のマゼンタカプ
ラーMM−1を表3に示すカプラー(添加量は比較カプ
ラーMM−1と同モル量)に変えた以外は、全く同様に
して、試料2〜9、11〜22を作製した。
【0104】得られた試料について常法によりウェッジ
露光を与えた後、現像処理し、青感性感光層のカブリ
(Fog)及び最高濃度(Dmax)を測定した。
【0105】また、得られた試料について常法によりウ
ェッジ露光を与えた後、下記処理工程の発色現像処理時
間を30秒とした以外は同様の工程により処理し、青感
性感光層の最高濃度(Dmax′)を測定した。
【0106】また、上記試料1〜22について、以下の
方法によって色再現性を評価した。
【0107】まず、カラーネガフィルム(コニカカラー
LV−400:コニカ株式会社製)とカメラ(コニカF
T−1 MOTOR:コニカ株式会社製)を用いてマク
ベス社製カラーチェッカーを撮影した。続いて、カラー
ネガ現像処理(CNK−4:コニカ株式会社製)を行な
い、得られたネガ像をコニカカラープリンター CL−
P2000(コニカ株式会社製)を用いて上記試料N
o.1〜22に82mm×117mmの大きさにプリン
トし、前記と同様にして実技プリントを得た。プリント
の際のプリンター条件は、カラーチェッカー上の灰色が
プリント上で灰色になるように各試料毎に設定を行なっ
た。
【0108】得られた実技プリントについて、色再現性
を目視により評価した。
【0109】結果を表3にまとめて示した。
【0110】処理条件は下記の通りである。
【0111】 処理工程 温 度 時 間 発色現像 35℃ 45秒 漂白定着 35℃ 45秒 安定化 33℃ 90秒 乾 燥 70℃ 60秒 発色現像液 純水 800ml トリエタノールアミン 10g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 5g 臭化カリウム 0.02g 塩化カリウム 2g 亜硫酸カリウム 0.3g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 1.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g カテコール−3,5−ジスルホン酸二ナトリウム塩 1.0g ジエチレングリコール 10g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3−メチル−4− アミノアニリン硫酸塩(CD−3) 4.5g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体)1.0g 炭酸カリウム 27g 水を加えて全量を1リットルとし、pH=10.10に調整する。
【0112】 漂白定着液 エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム2水塩 60g エチレンジアミン四酢酸 3g チオ硫酸アンモニウム(70%水溶液) 100ml 亜硫酸アンモニウム(40%水溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1リットルとし、炭酸カリウム又は氷酢酸でpH=5.7に 調整する。
【0113】 安定化液 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.2g 1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オン 0.3g エチレングリコール 1.0g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 2.0g o−フェニルフェノールナトリウム 1.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g 水酸化アンモニウム(20%水溶液) 3.0g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体)1.5g 水を加えて全量を1リットルとし、硫酸又は水酸化カリウムでpH=7.0に 調整する。
【0114】
【表3】
【0115】表3から明らかなように、本発明外のイエ
ローカプラー及び本発明外のマゼンタカプラーを使用し
た試料No.1はカブリが高く、発色性が不十分であ
り、色再現性、迅速処理性も不十分である。また、本発
明のイエローカプラーと本発明外のマゼンタカプラーを
使用した試料No.2はカブリ及び迅速処理性に関して
は若干の改良が認められるが、色再現性は十分とは言い
難い。一方、本発明外のイエローカプラーと本発明のマ
ゼンタカプラーを使用した試料No.3は、発色性が低
く、迅速処理性が不十分であり、色再現性も十分とは言
い難い。
【0116】これに対し本発明の試料No.4〜試料N
o.22は、何れもカブリが低く、発色性が良好であ
り、迅速処理性、色再現性も非常に良好である。
【0117】
【発明の効果】本発明によるハロゲン化銀カラー写真感
光材料はカブリが低く、発色濃度が高く、色再現性に優
れ、かつ迅速処理が可能であり優れた効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に青感性ハロゲン化銀乳剤層、
    緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀乳剤
    層を含む写真構成層を有し、該青感性ハロゲン化銀乳剤
    層に下記一般式〔I〕又は一般式〔II〕で表されるイエ
    ローカプラーを含有し、かつ該緑感性ハロゲン化銀乳剤
    層に下記一般式〔M−I〕で表されるマゼンタカプラー
    を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感
    光材料。 【化1】 〔式中、RA、RB及びRCはアルキル基を表し、RE、R
    F及びRGは各々水素原子、アルキル基又はアルコキシル
    基を表す。〕 【化2】 〔式中、RA及びRCはアルキル基を表し、RDはハロゲ
    ン原子を表し、RE、RF及びRGは各々水素原子、アル
    キル基又はアルコキシル基を表す。〕 【化3】 〔式中、Rは水素原子又は置換基を表し、Zは含窒素複
    素環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、該Zに
    より形成される環は置換基を有してもよい。Xは水素原
    子又は発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しうる
    基を表す。〕
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