JPH10279431A - 組成物 - Google Patents

組成物

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JPH10279431A
JPH10279431A JP9099759A JP9975997A JPH10279431A JP H10279431 A JPH10279431 A JP H10279431A JP 9099759 A JP9099759 A JP 9099759A JP 9975997 A JP9975997 A JP 9975997A JP H10279431 A JPH10279431 A JP H10279431A
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lignan glycoside
sesaminol
lignan
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Kenichi Kuriyama
健一 栗山
Yoichi Watanabe
洋一 渡辺
Haruko Hotta
晴子 堀田
Mikimasa Takisada
幹正 滝貞
Masami Senoo
正巳 妹尾
Hisami Kameyama
久美 亀山
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Nisshin Oillio Group Ltd
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Nisshin Oil Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬効成分が本来有する薬効を向上し、安定で
且つ優れたニキビやフケ等の防止効果を有する組成物を
提供する。 【解決手段】 次の成分(A)及び(B) (A)リグナン配糖体 (B)皮脂分泌調整剤及び/または殺菌剤から選ばれる
薬効剤の1種又は2種以上 を含有する組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リグナン配糖体と
特定の薬効成分とを配合した組成物に関し、更に詳細に
は、優れたニキビ防止や肌荒れ改善効果並びに保湿効果
を有する組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乳液、クリーム、化粧水、パ
ック、分散液、洗浄料等の化粧品や、軟膏剤、クリーム
剤、外用液剤等の医薬部外品である外用剤には、これら
に所定の薬効を付与することを目的として薬効成分が加
えられている。例えば、皮脂分泌を抑制する他、アクネ
菌などの殺菌を目的に、アルミニウムヒドロキシクロラ
イド、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェ
ノール、レゾルシン等の薬効成分が配合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の薬効成分を配合した外用剤では、薬効成分の効果が十
分でなかったり、あるいは、薬効を得るのに十分な量を
配合すると安定性に欠けたり使用感が損なわれる等、そ
の改善が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、薬効成分
の効果を向上させるべく鋭意検討を行った結果、リグナ
ン配糖体と特定の薬効成分とを組み合わせれば、本来薬
効成分の有する作用が十分発揮されることを見出し、本
発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B) (A)構造式(I)で示されるリグナン配糖体 (B)皮脂分泌調整剤及び/または殺菌剤から選ばれる
薬効剤
【化5】 を含有する組成物を提供するものであり、該リグナン配
糖体としては下記の構造式(II−a)、(II−b)
もしくは(II−c)で示されるセサミノール配糖体の
1種または2種以上を主成分として含有するものが好ま
しく、また好ましい実施態様としては前記リグナン配糖
体がゴマ種子やその加湿物もしくは発芽体、またはそれ
らの脱脂物の含水低級アルコール抽出物である。
【化6】
【化7】
【化8】
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の(A)成分であるリグナ
ン配糖体を一般式で表現すれば、前記の構造式(I)で
示される。すなわち本発明に係るリグナン配糖体は、2
個のメチレンジオキシフェニル基を有するアグリコン部
分と、そのヒドロキシル基にグルコース、ガラクトース
またはフルクトースの糖残基が1〜4分子結合している
糖部分とから構成されるものである。
【0007】かかるリグナン配糖体は、好ましくは前記
構造式(I)において糖残基がジグルコシド残基および
/またはトリグルコシド残基であるグルコシドリグナン
であり、さらにより好ましくは前記の構造式(II−
a)、(II−b)もしくは(II−c)で示されるも
のの1種または2種以上、あるいはこれらを主成分とす
るものである。また、その調製法は特に限定されない
が、例えば、本発明者等によって開示された(特開平7
−145066号)方法がある。
【0008】本発明の組成物におけるリグナン配糖体類
の含有量は、リグナン配糖体の各成分の含有率の相違に
より一律に規定しがたいが、例えば特開平7−1450
66号に開示された方法により調製された含水低級アル
コール抽出物のときは、0.05〜20重量%(以下単
に「%」で示す)、好ましくは0.1〜10%であり、
粗リグナン配糖体を配合するときは0.01〜10%、
好ましくは0.05〜5%であり、また、高純度精製物
(前記構造式(I)、(II−a)、(II−b)また
は(II−c)で示されるリグナン配糖体のうち少なく
とも1種以上を合計量として約60%以上含む。)を用
いるときは0.001〜5%、好ましくは0.01〜1
%である。
【0009】一方、本発明の(B)成分である皮脂分泌
調製剤及び/又は殺菌剤には、以下に示すものが挙げら
れる。
【0010】(皮脂分泌調製剤)即ち、ピリドキシン及
びその誘導体並びにそれらの塩、ビオチン、酸化亜鉛、
塩化アルミニウム、塩化ナトリウム、アルミニウムヒド
ロキシクロライド、クエン酸及びその塩、海水乾燥物、
アロエ抽出物、イブキトラノオ抽出物、オウバク抽出
物、クレソン抽出物、メリッサ抽出物、ハマメリス抽出
物、紅茶抽出物、緑茶抽出物、ウーロン茶抽出物、スギ
ナ抽出物、ホップ抽出物、ローズマリー抽出物等が挙げ
られる。
【0011】これら皮脂分泌調製剤のうち、特に好まし
いものとしては、ピリドキシン及びその誘導体並びにそ
れらの塩、酸化亜鉛、アルミニウムヒドロキシクロライ
ド、イブキトラノオ抽出物、オウバク抽出物、クレソン
抽出物、メリッサ抽出物、ハマメリス抽出物、紅茶抽出
物、緑茶抽出物、ウーロン茶抽出物、スギナ抽出物、ホ
ップ抽出物、ローズマリー抽出物等が挙げられる。これ
らの各成分は、その起源について特に制約はなく、動物
由来、微生物由来、合成品のいずれであってもよい。ま
た、その抽出方法、精製処理方法等、製法についても特
に制約されない。
【0012】(殺菌剤)殺菌剤としては、安息香酸及び
その誘導体並びにその塩、塩化ベンザルコニウム、イソ
プロピルメチルフェノール、レゾルシン、ビス(2−ピ
リジルチオ−1−オキシド)亜鉛、イオウ、クジン抽出
物、ショウガ抽出物、ティーツリー抽出物、ユーカリ抽
出物及びドクダミ抽出物等が挙げられる。
【0013】これらの殺菌剤のうち、特に好ましいもの
としては、安息香酸及びその誘導体並びにその塩、塩化
ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェノール、レ
ゾルシン、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜
鉛、イオウ、クジン抽出物、ショウガ抽出物、ティーツ
リー抽出物、ユーカリ抽出物及びドクダミ抽出物等が挙
げられる。
【0014】本発明の組成物において上記(B)成分
は、1種または2種以上を適宜選択して配合することが
でき、その配合量は特に限定されないが、皮脂分泌調製
剤として好ましくは、0.0001〜10%、より好ま
しくは、0.01〜5%である。この範囲であれば、本
発明の効果が顕著に発現する。また、殺菌剤の場合、好
ましくは0.001〜3%、より好ましくは0.01〜
1%である。この範囲であれば、本発明の効果が顕著に
発現する。
【0015】本発明の組成物は、常法に従い必須成分で
ある(A)成分と(B)成分とを通常の外用剤として知
られる種々の形態の基剤に配合して調製することができ
る。
【0016】外用剤の形態としては、特に限定されず、
例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料等の
スキンケア化粧料、口紅、ファンデーション等のメーキ
ャップ化粧料、頭皮・毛髪用化粧料や、軟膏剤、分散
液、クリーム剤、外用液剤などの医薬品等とすることが
できる。
【0017】本発明の組成物には、上記した必須成分の
他に通常の外用剤に配合される成分、例えば、油剤、粉
体、界面活性剤、精製水、低級アルコール、高分子化合
物、ゲル化剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、酸化防止
剤、色素、防腐剤、香料、美容成分等を本発明の効果を
損なわない範囲で適宜選択して用いることができる。
【0018】
【実施例】次に参考例、試験例及び実施例を挙げて本発
明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらになんら制
約されるものではない。
【0019】参考例1 含水メタノール抽出物の製造 予め滅菌した石英砂を300cm2 のステンレス製のバ
ットに敷き、その上に中国産ゴマ種子10gを撒き、蒸
留水を十分に噴霧しながら、40℃の恒温槽中で2日間
培養し、発芽させた。発芽率は89%以上であった。発
芽状態が同程度の一定量の発芽物を100mlの含水メ
タノール(80%(v/v))とともにブレンダーで粉
砕した。残渣を濾過し、濾液を濃縮乾固してメタノール
抽出物を得た。ついで、該抽出物をn−ヘキサンで抽出
洗浄して脂溶性物質を除き、含水メタノール抽出物を得
た。この含水メタノール抽出物を100ml含水メタノ
ール(80%(v/v))に再溶解し、高速液体クロマ
トグラフィー(HPLC)に供して組成を分析した。
【0020】HPLC条件は、ポンプ(CCPM、東ソ
ー社製)にカラム(Soken Pak ODS−W5
μ、10mmΦ×250mm)、紫外線吸収検出器(U
V−8000、東ソー社製)を接続し、溶出は、水:メ
タノールが90:10(v:v)から開始して、60分
後に同10:90(v:v)となる直線グラジェントを
用い、流速を1ml/min、検出波長は280nmと
した。
【0021】HPLC分析の結果、セサミンを外標準と
して含水メタノール抽出物中のリグナン配糖体の組成及
び含量を求めたところ、セサミノールトリグリコシド
(構造式(II−a))、セサミノールジグリコシド
(構造式(II−b))及びセサミノールモノグリコシ
ド(構造式(II−c))の3種を含み、これらは含水
メタノール抽出物中に80mg存在し、その組成はセサ
ミノールトリグリコシドが40%、セサミノールジグリ
コシドが50%、セサミノールモノグリコシドが10%
であった。
【0022】なお、各リグナン配糖体成分の化学的構造
は、前記と同条件の分取HPLCで単一成分まで高純度
化した各精製物を用い、次の方法により確認した。即
ち、各精製物に1N塩酸を加え、100℃で30分間加
水分解せしめた後、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層
及び水層に分けた。酢酸エチル層は40℃以下で濃縮乾
固、TMS−PZ(東京化成工業社製)でトリメチルシ
リル化処理し、ガスクロマトグラフィー(GLC)に供
してリグナンを定量分析した(外標準:セサミン)。
【0023】このGLC条件は次のとおり。GLC装
置:ヒューレットパッカード社製5890、カラム:D
B−17HT(15m×0.319mm、film t
hickness:0.15μm、J&W SCIEN
TIFIC社製)、注入法:スプリット法(スプリット
比1/10)、カラム温度:270℃、キャリアガス:
ヘリウム。
【0024】また、水層をHPLC用前処理フィルター
(孔径:0.2μm、マイショリディスクW−13−
2、東ソー社製)で濾過し、濾液にアセトン5mlを加
えて減圧下で濃縮乾固後、TMS−PZ(前出と同じ)
でトリメチルシリル化処理し、これをGLCに供して糖
を定量分析した(外標準:グルコース、ガラクトース、
フルクトース)。
【0025】このGLC条件は、カラム:DB−170
1(15m×0.25mm、film thickne
ss:1.0μm、J&W SCIENTIFIC社
製)、注入法:スプリット法(スプリット比1/5
0)、カラム温度:180℃とする以外は前記リグナン
分析の場合と同じである。
【0026】参考例2 粗リグナン配糖体の製造 参考例1と同様の方法で得た含水メタノール抽出物を水
100mlに分散させ、同容量のn−ヘキサンを加え激
しく振盪した。この抽出操作を3回繰り返し、脂溶性物
質を除いた。n−ヘキサン層を完全に除いた残液に予め
水で飽和したn−ブタノールを同容量加え、激しく振盪
した。この抽出操作を2回繰り返し、水溶性物質を除い
た。n−ブタノール層を同容量の水で2回水洗した後、
減圧下で濃縮乾固して粗リグナン配糖体を得た。
【0027】参考例1に記載の方法でHPLC分析した
ところ、粗リグナン配糖体中のリグナン配糖体はセサミ
ノールトリグリコシド、セサミノールジグリコシド及び
セサミノールモノグリコシドを含有し、これらは粗リグ
ナン配糖体中に80mg存在し、その組成はセサミノー
ルトリグリコシドが40%、セサミノールジグリコシド
が50%、セサミノールモノグリコシドが10%であっ
た。
【0028】参考例3 高純度リグナン配糖体精製物の
製造 参考例2に記載の方法で得られた粗リグナン配糖体を、
ODSを担体とする分配クロマトグラフィーに供した。
YMC−GEL ODS−A(山村化学(株)製)60
gを直径3cm、長さ50cmのガラス製カラムに充填
して水を流して平衡化した。これに前記粗リグナン配糖
体1gをカラムの上部に負荷した。水から順次メタノー
ル濃度を増加させる段階溶出法によって、分画成分を溶
出させた。30〜60%(v/v)メタノールで溶出す
る画分を集め、減圧濃縮したところ、約100mgのカ
ラム分画物が得られた。
【0029】これを分取HPLCに繰り返し供して、各
リグナン配糖体成分が単一となるまで精製を行なった。
その結果、セサミノールトリグリコシド、セサミノール
ジグリコシド及びセサミノールモノグリコシドの各リグ
ナン配糖体精製物が各5〜10mg得られた。これらの
全リグナン配糖体成分の含有率は、発芽乾燥物当たり
2.0%(wt/wt)、含水メタノール抽出物当たり
4.5%(wt/wt)であった。
【0030】参考例4 ハマメリス抽出物の製造 ハマメリスの葉及び樹皮10gを細切し、含水濃度50
%(v/v)エタノール100mlを加え、時々撹拌し
ながら3日間抽出し、濾過してハマメリス抽出物を得
た。
【0031】参考例5 クジン抽出物の製造 日局クジンの粗末10gに含水濃度50%(v/v)エ
タノール100mlを加え、室温で時々撹拌しながら3
日間抽出し、濾過してクジン抽出物を得た
【0032】参考例6 メリッサ抽出物の製造 メリッサの葉10gを細切し、含水濃度50%(v/
v)エタノール100mlを加え、40℃で時々撹拌し
ながら24時間抽出し、濾過してメリッサ抽出物を得
た。
【0033】参考例7 ドクダミ抽出物の製造 ドクダミの地上部10gを細切し、含水濃度50%(v
/v)1,3−ブチレングリコール100mlを加え、
室温で時々撹拌しながら5日間抽出し、濾過してドクダ
ミ抽出物を得た。
【0034】参考例8 ティーツリー抽出物の製造 ティーツリーの葉を水蒸気蒸留し、ティーツリー抽出物
を得た。
【0035】実施例1 クリーム 表1に示す組成及び下記製法でクリームを調製し、皮膚
常在微生物に対する抗菌効果を調べた。この結果も併せ
て表1に示す。
【0036】
【表1】 *1:参考例2で製造したもの *2:参考例4で製造したもの *3:参考例5で製造したもの
【0037】(製法) A.成分(1)〜(7)を混合し、加熱して70℃に保
つ。 B.成分(11)〜(13)を混合し、加熱して70℃
に保つ。 C.AにBを加え、混合した後、冷却する。 D.Cに(8)〜(10)及び(12)を加えてクリー
ムを得た。
【0038】(試験方法)被験クリーム1品につき27
〜54才の女性15名をパネルとし、手指に適量のクリ
ームを塗布する。30分間放置した後、予め滅菌したガ
ーゼでクリームを拭き取り、予め無菌的に調製された肉
汁平板寒天培地に指先を押し付ける。本培地を37℃に
て24時間培養し、皮膚常在微生物に対する抗菌効果を
以下の基準によって評価した。
【0039】(評価基準) <評価> <内 容> 有 効 微生物の発育が殆ど認められない。 やや有効 微生物の発育がやや認められる。 無 効 微生物の発育が多数認められる。
【0040】表1の結果に示される如く、本発明品1及
び2は、これらを皮膚に適用することにより、皮膚常在
微生物の増殖を抑制し、優れた抗菌・制菌作用を有する
ことが明らかとなった。
【0041】実施例2 乳液:表2に示す組成物及び下
記製法で乳液を調製し、そのニキビ防止効果を調べた。
この結果も併せて表2に示す。
【0042】
【表2】 *1:参考例1で製造したもの *2:大阪化成社製 *3:関東化学社製
【0043】(製法) A.成分(6)、(7)、(10)及び(14)を加熱
混合し、70℃に保つ。 B.成分(1)〜(5)、(8)、(9)及び(11)
を加熱混合し、70℃に保つ。 C.上記Bを先のAに加えて混合し、成分(13)を加
えて均一に乳化し、30℃まで冷却して、成分(12)
を加え、均一に混合して乳液を得る。
【0044】(試験方法)被験乳液1品につき18〜2
2才の女性15名をパネルとし、毎日、朝と夜の2回、
12週間にわたって洗顔後に被験乳液の適量を顔面に塗
布した。塗布によるニキビ防止効果を下の基準によって
評価した。
【0045】 [評価] [内 容] 有 効 ニキビの形成がほとんど認められない。 やや有効 ニキビの形成があまり認められない。 無 効 使用前と変化なし。
【0046】表2の結果に示す如く、本発明品3及び4
は、これらを皮膚に適用することにより、ニキビの形成
を防止することが明らかとなった。
【0047】実施例3 シャンプー:表3に示す組成物
及び下記製法でシャンプーを調製し、そのフケ防止効果
を調べた。この結果も併せて表3に示す。
【0048】
【表3】 *1:参考例3で製造したもの *2:シグマ社製 *3:参考例6で製造したもの
【0049】(製法) A.成分(1)〜(5)及び(13)を加熱混合し、均
一に溶解する。 B.Aを冷却し、成分(6)〜(12)を添加して均一
に混合し、シャンプーを得る。
【0050】(試験方法)被験シャンプー1品につき2
5〜54才の女性15名をパネルとし、毎日入浴時、4
週間にわたって被験シャンプーを用いて洗髪した。洗髪
によるフケ防止効果を下の基準によって評価した。
【0051】 [評価] [内 容] 有 効 フケの発生がほとんど認められない。 やや有効 フケの発生があまり認められない。 無 効 使用前と変化なし。
【0052】表3の結果に示す如く、本発明品5及び6
は、これらを用いて洗髪することにより、フケを防止す
ることが明らかとなった。
【0053】 実施例4 化粧水: (処方) (%) (1)グリセリン 2.0 (2)1,3−ブチレングリコール 3.0 (3)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.5 モノラウレート (4)エチルアルコール 8.0 (5)粗リグナン配糖体*1 10.0 (6)レゾルシン*2 0.001 (7)防腐剤 適量 (8)香料 適量 (9)精製水 残量 *1 参考例2で製造したもの *2 国産化学社製
【0054】(製法) A.成分(3)、(4)、(6)、(7)及び(8)を
混合溶解する。 B.成分(1)、(2)、(5)及び(9)を混合溶解
する。 C.AとBを混合して均一にし、化粧水を得た。
【0055】実施例4の化粧水は殺菌効果に優れ、皮膚
に適用することにより効果的にコメドの形成を抑制する
ものであった。
【0056】 実施例5 軟膏: (処方) (%) (1)ステアリン酸 18.0 (2)セタノール 4.0 (3)トリエタノールアミン 1.0 (4)グリセリン 5.0 (5)高純度リグナン配糖体精製物*1 1.0 (6)ドクダミ抽出物*2 3.0 (7)精製水 残量 *1 参考例3で製造したもの *2 参考例7で製造したもの
【0057】(製法) A.成分(3)〜(5)及び(7)の一部を加熱混合
し、75℃に保つ。 B.成分(1)及び(2)を加熱混合し、75℃に保
つ。 C.AをBに徐々に加える。 D.Cを冷却しながら(7)の残部で溶解した(6)を
加え、軟膏を得た。
【0058】実施例5の軟膏は皮膚に適用することによ
り、効果的にニキビの形成を抑制するものであった。
【0059】 実施例6 パック: (処方) (%) (1)ポリビニルアルコール 20.0 (2)エチルアルコール 20.0 (3)グリセリン 5.0 (4)カオリン 6.0 (5)粗リグナン配糖体*1 0.05 (6)塩化ベンザルコニウム*2 0.05 (7)防腐剤 適量 (8)香料 適量 (9)精製水 残量 *1 参考例2で製造したもの *2 シグマ社製
【0060】(製法) A.成分(1)、(3)、(4)及び(9)を混合し、
70℃に加熱し、撹拌する。 B.成分(2)、(7)及び(8)を混合する。 C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して
(5)、(6)を均一に分散してパックを得た。
【0061】実施例6のパックは皮膚に適用することに
より、優れたニキビ防止効果を有するものであった。
【0062】 実施例7 洗浄料: (処方) (%) (1)ステアリン酸 10.0 (2)パルミチン酸 8.0 (3)ミリスチン酸 12.0 (4)ラウリン酸 4.0 (5)オレイルアルコール 1.5 (6)精製ラノリン 1.0 (7)香料 適量 (8)防腐剤 適量 (9)グリセリン 18.0 (10)水酸化カリウム 6.0 (11)含水メタノール抽出物*1 5.0 (12)安息香酸ナトリウム*2 1.0 (13)精製水 残量 *1 参考例1で製造したもの *2 関東化学社製
【0063】(製法) A.成分(9)、(10)及び(13)を混合し、70
℃に加熱する。 B.成分(1)〜(6)、(8)及び(12)し、70
℃に加熱する。 C.上記Bを先のAに加え、しばらく70℃に保ち、反
応が終了後、50℃まで冷却し、成分(7)及び(1
1)を加え、冷却して洗浄料を得た。
【0064】実施例7の洗浄料は優れた殺菌効果を有
し、これで洗顔することにより、効果的にニキビの形成
を抑制するものであった。
【0065】実施例8 ヘアトニック:次に示す処方及
び下記製法でヘアトニックを調製した。 (処方) (%) (1)粗リグナン配糖体*1 5.0 (2)ティーツリー抽出物*2 0.1 (3)メントール 0.1 (4)エタノール 40.0 (5)香料 適量 (6)精製水 残量 *1 参考例2で製造したもの *2 参考例8で製造したもの
【0066】A.成分(3)〜(5)を混合溶解する。 B.成分(1)、(2)及び(6)を混合溶解する。 C.BにAを加えて均一に混合し、ヘアトニックを得
た。
【0067】実施例8のヘアトニックは頭皮に適用する
ことにより優れたフケ防止効果を有するものであった。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、殺菌剤を含有する本発
明の組成物は、安定で且つ優れた抗菌・制菌作用を有す
るため、外用により優れたニキビ防止効果を有し、ま
た、頭髪に用いることにより、優れたフケ防止効果を有
するものである。このように、本発明の組成物は、薬効
剤の本来有する性能を十分に発揮させることができるの
で、美容や医療において極めて有用なものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【表1】 *1:参考例2で製造したもの *2:参考例4で製造したもの *3:参考例5で製造したもの
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/075 A61K 7/075 7/50 7/50 35/78 35/78 X ADB ADBQ ADN ADNJ (72)発明者 妹尾 正巳 東京都北区田端新町3−26−2−1004 (72)発明者 亀山 久美 東京都豊島区上池袋4−11−9−512

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B) (A)リグナン配糖体 (B)皮脂分泌調整剤及び/または殺菌剤から選ばれる
    薬効剤 を含有することを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 リグナン配糖体が、下記の構造式(I)
    で示されるセサミノール配糖体である請求項1記載の組
    成物。 【化1】
  3. 【請求項3】 リグナン配糖体が、下記の構造式(II
    −a)、(II−b)もしくは(II−c)で示される
    セサミノール配糖体の1種または2種以上を主成分とす
    るリグナン配糖体である請求項1または2記載の組成
    物。 【化2】 【化3】 【化4】
  4. 【請求項4】 リグナン配糖体がゴマ種子やその加湿物
    もしくは発芽体、またはそれらの粉砕物、またはそれら
    の脱脂物の含水低級アルコール抽出物である請求項1、
    2または3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 皮脂分泌調整剤が、ピリドキシン及びそ
    の誘導体並びにそれらの塩、ビオチン、酸化亜鉛、塩化
    アルミニウム、塩化ナトリウム、アルミニウムヒドロキ
    シクロライド、クエン酸及びその塩、海水乾燥物、アロ
    エ抽出物、イブキトラノオ抽出物、オウバク抽出物、ク
    レソン抽出物、メリッサ抽出物、ハマメリス抽出物、紅
    茶抽出物、緑茶抽出物、ウーロン茶抽出物、スギナ抽出
    物、ホップ抽出物、ローズマリー抽出物から選ばれる1
    種または2種以上である請求項1、2、3または4記載
    の組成物。
  6. 【請求項6】 殺菌剤が安息香酸及びその誘導体並びに
    その塩、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフ
    ェノール、レゾルシン、ビス(2−ピリジルチオ−1−
    オキシド)亜鉛、イオウ、ショウガ抽出物、クジン抽出
    物、ティーツリー抽出物、ユーカリ抽出物及びドクダミ
    抽出物から選ばれる1種または2種以上である請求項
    1、2、3または4記載の組成物。
JP9099759A 1997-04-01 1997-04-01 組成物 Pending JPH10279431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10298055A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Noevir Co Ltd 抗アンドロゲン剤及び養毛剤,皮脂分泌抑制剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10298055A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Noevir Co Ltd 抗アンドロゲン剤及び養毛剤,皮脂分泌抑制剤

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