JPH11238208A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH11238208A JPH11238208A JP4020098A JP4020098A JPH11238208A JP H11238208 A JPH11238208 A JP H11238208A JP 4020098 A JP4020098 A JP 4020098A JP 4020098 A JP4020098 A JP 4020098A JP H11238208 A JPH11238208 A JP H11238208A
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- intersection
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率的にギャップ深さ量を所定の値に設定で
きる磁気ヘッドを得る。 【解決手段】 第1のコア1と共に磁気ギャップ3を形
成する第2のコア2、第1の壁面10aと所定の角度θ
の第2の壁面10bとを形成されて磁気ギャップ3の深
さの最深位置Bを規制する略V字状の溝部10、第1、
第2のコア1、2に渡って設けられたトラック部4、ト
ラック面4aに平行かつ第1、第2の壁面10a、10
bに交差する交差面5を備え、交差面5と第1、第2の
壁面10a、10bの第1、第2の交差部F1、F2間
の距離W及び交差面5とトラック面4aの段差Gをトラ
ック面4a側から測定可能に形成されている。
きる磁気ヘッドを得る。 【解決手段】 第1のコア1と共に磁気ギャップ3を形
成する第2のコア2、第1の壁面10aと所定の角度θ
の第2の壁面10bとを形成されて磁気ギャップ3の深
さの最深位置Bを規制する略V字状の溝部10、第1、
第2のコア1、2に渡って設けられたトラック部4、ト
ラック面4aに平行かつ第1、第2の壁面10a、10
bに交差する交差面5を備え、交差面5と第1、第2の
壁面10a、10bの第1、第2の交差部F1、F2間
の距離W及び交差面5とトラック面4aの段差Gをトラ
ック面4a側から測定可能に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスク装
置に用いられる磁気ヘッド及びその製造方法に関するも
のである。
置に用いられる磁気ヘッド及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば、特開平6−20331
7号公報に記載された従来の磁気ヘッドのヘッドコアを
示す説明図であり、図7(a)は、ヘッドコアの平面
図、図7(b)は図7(a)に示す矢視Aから見た側面
図である。図において、50は磁性材からなる平面状の
第1のコア、51は磁性材からなる断面C字状の第2の
コア、52は磁気ギャップ、53は磁気ギャップ52の
深さの最深位置Bを規制する略V字状の溝部、54は第
1、第2のコア50、51に設けられた凹状の測定用マ
ーク、55はヘッドコアであり、符号50〜54を付し
た構成を含む。55aはヘッドコア55のトラック面で
ある。Cは磁気ギャップ52のギャップ深さの方向、D
は磁気ギャップ52のギャップ深さ量、W0はトラック
面55a側から見られる凹状の測定用マーク54の底辺
の長さである。
7号公報に記載された従来の磁気ヘッドのヘッドコアを
示す説明図であり、図7(a)は、ヘッドコアの平面
図、図7(b)は図7(a)に示す矢視Aから見た側面
図である。図において、50は磁性材からなる平面状の
第1のコア、51は磁性材からなる断面C字状の第2の
コア、52は磁気ギャップ、53は磁気ギャップ52の
深さの最深位置Bを規制する略V字状の溝部、54は第
1、第2のコア50、51に設けられた凹状の測定用マ
ーク、55はヘッドコアであり、符号50〜54を付し
た構成を含む。55aはヘッドコア55のトラック面で
ある。Cは磁気ギャップ52のギャップ深さの方向、D
は磁気ギャップ52のギャップ深さ量、W0はトラック
面55a側から見られる凹状の測定用マーク54の底辺
の長さである。
【0003】次に、従来の磁気ヘッドの製造方法につい
て説明する。まず、短冊状の第1、第2のコア50、5
1の所定の面にギャップ膜(不図示)を形成する。次
に、互いのギャップ膜を当接してガラス(不図示)によ
り第1、第2のコア50、51を接着してコアブロック
(不図示)を形成する。なお、当接されたギャップ膜が
磁気ギャップ52となる。
て説明する。まず、短冊状の第1、第2のコア50、5
1の所定の面にギャップ膜(不図示)を形成する。次
に、互いのギャップ膜を当接してガラス(不図示)によ
り第1、第2のコア50、51を接着してコアブロック
(不図示)を形成する。なお、当接されたギャップ膜が
磁気ギャップ52となる。
【0004】次に、コアブロックを所定のピッチで切断
して、複数のヘッドコア55を形成する。次に、レーザ
ー装置(不図示)により、凹状の測定用マーク54を第
1、第2のコア50、51それぞれの側面に形成する。
なお、この凹状の測定用マーク54は、その窪み量を約
1μmで二等辺三角形状に形成され、その等しい二辺の
長さは約6μmである。また、その頂点を最深位置Bに
合わせられ、その底辺をトラック面55aに平行に形成
されている。
して、複数のヘッドコア55を形成する。次に、レーザ
ー装置(不図示)により、凹状の測定用マーク54を第
1、第2のコア50、51それぞれの側面に形成する。
なお、この凹状の測定用マーク54は、その窪み量を約
1μmで二等辺三角形状に形成され、その等しい二辺の
長さは約6μmである。また、その頂点を最深位置Bに
合わせられ、その底辺をトラック面55aに平行に形成
されている。
【0005】次に、ヘッドコア55をスライダー(不図
示)に接着して保持する。この際、スライダーはヘッド
コア55の側面から接着されるので、凹状の測定用マー
ク54はスライダーにより隠れる形となる。
示)に接着して保持する。この際、スライダーはヘッド
コア55の側面から接着されるので、凹状の測定用マー
ク54はスライダーにより隠れる形となる。
【0006】次に、研磨用治具(不図示)にスライダー
を貼り付けて、ラップ盤(不図示)によりトラック面5
5aの研磨加工を行い、磁気ギャップ52のギャップ深
さ量Dを設定する。この研磨加工によりヘッドコア55
のトラック面55aは、徐々に最深位置Bに近づき、や
がて凹状の測定用マーク54に交わり、トラック面55
a側から図7(a)に示すように凹状の測定用マーク5
4の底辺の長さW0が測定可能となる。
を貼り付けて、ラップ盤(不図示)によりトラック面5
5aの研磨加工を行い、磁気ギャップ52のギャップ深
さ量Dを設定する。この研磨加工によりヘッドコア55
のトラック面55aは、徐々に最深位置Bに近づき、や
がて凹状の測定用マーク54に交わり、トラック面55
a側から図7(a)に示すように凹状の測定用マーク5
4の底辺の長さW0が測定可能となる。
【0007】次に、トラツク面55aの研磨がさらに進
むにつれて、凹状の測定用マーク54の底辺の長さW0
は変動する。凹状の測定用マーク54は二等辺三角形で
あるので、底辺の長さW0が分かれば底辺から頂点まで
の長さ、即ち、ギャップ深さ量Dを算出することができ
るので、底辺の長さW0を測定しつつ、トラック面55
aの研磨を行い、所定の値にギャップ深さ量Dを調整す
る。
むにつれて、凹状の測定用マーク54の底辺の長さW0
は変動する。凹状の測定用マーク54は二等辺三角形で
あるので、底辺の長さW0が分かれば底辺から頂点まで
の長さ、即ち、ギャップ深さ量Dを算出することができ
るので、底辺の長さW0を測定しつつ、トラック面55
aの研磨を行い、所定の値にギャップ深さ量Dを調整す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ヘッド及び
その製造方法は以上のように構成されていたので、第
1、第2のコア50、51に、非常に高精度に凹状の測
定用マーク54を設けなければならず、製造コストが増
加する原因となっていた。また、高記録密度の場合、磁
気ギャップ52のトラック幅Eは約8μm程度であり、
磁気ギャップ52の近傍位置にて第1、第2のコア5
0、51に1μmの凹状の加工を施すことにより磁気的
特性に悪影響を及ぼすという問題点があった。
その製造方法は以上のように構成されていたので、第
1、第2のコア50、51に、非常に高精度に凹状の測
定用マーク54を設けなければならず、製造コストが増
加する原因となっていた。また、高記録密度の場合、磁
気ギャップ52のトラック幅Eは約8μm程度であり、
磁気ギャップ52の近傍位置にて第1、第2のコア5
0、51に1μmの凹状の加工を施すことにより磁気的
特性に悪影響を及ぼすという問題点があった。
【0009】この発明は以上のような問題点を解消する
ために成されたもので、磁気ギャップの近傍に凹状の測
定用マークを設けることなく、効率的にギャップ深さ量
を所定の値に設定できる磁気ヘッド及びその製造方法を
得ることを目的とする。
ために成されたもので、磁気ギャップの近傍に凹状の測
定用マークを設けることなく、効率的にギャップ深さ量
を所定の値に設定できる磁気ヘッド及びその製造方法を
得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の磁気ヘッド
は、磁性材からなる第1のコアと、この第1のコアと共
に磁気ギャップを形成する磁性材からなる第2のコア
と、前記第1、第2のコアにより前記磁気ギャップの深
さ方向に沿った第1の壁面とこの第1の壁面に対して所
定の角度の第2の壁面とを形成されて前記磁気ギャップ
の深さの最深位置を規制する略V字状の溝部と、前記磁
気ギャップを有して前記第1、第2のコアに渡って設け
られたトラック部と、このトラック部のトラック面に平
行かつ前記第1、第2の壁面に交差する交差面とを備
え、前記交差面と前記第1、第2の壁面との第1、第2
の交差部間の距離及び前記交差面と前記トラック面との
段差を前記トラック面側から測定可能に形成されている
ものである。
は、磁性材からなる第1のコアと、この第1のコアと共
に磁気ギャップを形成する磁性材からなる第2のコア
と、前記第1、第2のコアにより前記磁気ギャップの深
さ方向に沿った第1の壁面とこの第1の壁面に対して所
定の角度の第2の壁面とを形成されて前記磁気ギャップ
の深さの最深位置を規制する略V字状の溝部と、前記磁
気ギャップを有して前記第1、第2のコアに渡って設け
られたトラック部と、このトラック部のトラック面に平
行かつ前記第1、第2の壁面に交差する交差面とを備
え、前記交差面と前記第1、第2の壁面との第1、第2
の交差部間の距離及び前記交差面と前記トラック面との
段差を前記トラック面側から測定可能に形成されている
ものである。
【0011】また、この発明の磁気ヘッドは、さらに、
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるものである。
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるものである。
【0012】この発明の磁気ヘッドは、磁性材からなる
第1のコアと、この第1のコアと共に磁気ギャップを形
成する磁性材からなる第2のコアと、前記第1、第2の
コアにより第1、第2の壁面を形成されて前記磁気ギャ
ップの深さの最深位置を規制する略V字状の溝部と、前
記磁気ギャップを有して前記第1、第2のコアに渡って
設けられたトラック部と、このトラック部のトラック面
に平行かつ前記第1、第2の壁面に交差すると共に段差
を有する第1、第2の交差面とを備え、前記第1、第2
の交差面と前記第1、第2の壁面との第1、第2の交差
部間の第1の距離及び第3、第4の交差部間の第2の距
離並びに前記第1、第2の交差面と前記トラック面との
第1、第2の段差を前記トラック面側から測定可能に形
成されているものである。
第1のコアと、この第1のコアと共に磁気ギャップを形
成する磁性材からなる第2のコアと、前記第1、第2の
コアにより第1、第2の壁面を形成されて前記磁気ギャ
ップの深さの最深位置を規制する略V字状の溝部と、前
記磁気ギャップを有して前記第1、第2のコアに渡って
設けられたトラック部と、このトラック部のトラック面
に平行かつ前記第1、第2の壁面に交差すると共に段差
を有する第1、第2の交差面とを備え、前記第1、第2
の交差面と前記第1、第2の壁面との第1、第2の交差
部間の第1の距離及び第3、第4の交差部間の第2の距
離並びに前記第1、第2の交差面と前記トラック面との
第1、第2の段差を前記トラック面側から測定可能に形
成されているものである。
【0013】また、この発明の磁気ヘッドは、さらに、
第1、第2の交差面はトラック部を形成する際に設けら
れる溝の一部であるものである。
第1、第2の交差面はトラック部を形成する際に設けら
れる溝の一部であるものである。
【0014】この発明の磁気ヘッドは、磁性材からなる
第1のコアと、この第1のコアと共に磁気ギャップを形
成する磁性材からなる第2のコアと、前記第1、第2の
コアにより形成されて前記磁気ギャップの深さの最深位
置を規制する略V字状の溝部と、前記磁気ギャップを有
して前記第1、第2のコアに渡って設けられたトラック
部と、このトラック部のトラック面に対して所定の角度
で前記第1、第2のコアを切り欠かれて前記略V字状の
溝部の第1、第2の壁面に交差する交差面とを備え、前
記最深位置を通り前記トラック面に平行かつトラック幅
方向に沿った最深位置線と前記交差面との第1の交点及
び前記磁気ギャップの形成面の延長面上での前記トラッ
ク面の延長面と前記交差面との第2の交点を前記トラッ
ク面側から観察可能に形成されているものである。
第1のコアと、この第1のコアと共に磁気ギャップを形
成する磁性材からなる第2のコアと、前記第1、第2の
コアにより形成されて前記磁気ギャップの深さの最深位
置を規制する略V字状の溝部と、前記磁気ギャップを有
して前記第1、第2のコアに渡って設けられたトラック
部と、このトラック部のトラック面に対して所定の角度
で前記第1、第2のコアを切り欠かれて前記略V字状の
溝部の第1、第2の壁面に交差する交差面とを備え、前
記最深位置を通り前記トラック面に平行かつトラック幅
方向に沿った最深位置線と前記交差面との第1の交点及
び前記磁気ギャップの形成面の延長面上での前記トラッ
ク面の延長面と前記交差面との第2の交点を前記トラッ
ク面側から観察可能に形成されているものである。
【0015】また、この発明の磁気ヘッドは、さらに、
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるものである。
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるものである。
【0016】また、この発明の磁気ヘッドの製造方法
は、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ深さ
量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、前記ギャ
ップ深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、
第2の壁面に交差すると共に前記トラック面に平行な交
差面を設け、前記交差面と前記第1、第2の壁面との第
1、第2の交差部間距離及び前記交差面と前記トラック
面との段差並びに前記略V字状の溝部の角度から前記ギ
ャップ深さ量を算出し、前記段差を測定しつつ前記トラ
ック面を研磨して前記ギャップ深さ量を調整するもので
ある。
は、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ深さ
量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、前記ギャ
ップ深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、
第2の壁面に交差すると共に前記トラック面に平行な交
差面を設け、前記交差面と前記第1、第2の壁面との第
1、第2の交差部間距離及び前記交差面と前記トラック
面との段差並びに前記略V字状の溝部の角度から前記ギ
ャップ深さ量を算出し、前記段差を測定しつつ前記トラ
ック面を研磨して前記ギャップ深さ量を調整するもので
ある。
【0017】また、この発明の磁気ヘッドの製造方法
は、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ深さ
量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、前記ギャ
ップ深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、
第2の壁面に交差すると共に前記トラック面に平行な第
1、第2の交差面を設け、前記第1の交差面と前記第
1、第2の壁面との第1、第2の交差部間の距離及び前
記第2の交差面と前記第1、第2の壁面との第3、第4
の交差部間の距離並びに前記第1、第2の交差面と前記
トラック面との第1、第2の段差から前記ギャップ深さ
量を算出し、前記第1又は第2の段差を測定しつつ前記
トラック面を研磨して前記ギャップ深さ量を調整するも
のである。
は、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ深さ
量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、前記ギャ
ップ深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、
第2の壁面に交差すると共に前記トラック面に平行な第
1、第2の交差面を設け、前記第1の交差面と前記第
1、第2の壁面との第1、第2の交差部間の距離及び前
記第2の交差面と前記第1、第2の壁面との第3、第4
の交差部間の距離並びに前記第1、第2の交差面と前記
トラック面との第1、第2の段差から前記ギャップ深さ
量を算出し、前記第1又は第2の段差を測定しつつ前記
トラック面を研磨して前記ギャップ深さ量を調整するも
のである。
【0018】また、この発明の磁気ヘッドの製造方法
は、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ深さ
量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、前記トラ
ック面から所定の角度で切り欠かれて前記磁気ギャップ
の深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、第
2の壁面に交差すると共に前記トラック面に対して傾斜
した交差面を設け、前記最深位置を通り前記トラック面
に平行かつトラック幅方向に沿った最深位置線と前記交
差面との第1の交点及び前記磁気ギャップの形成面の延
長面上での前記トラック面の延長面と前記交差面との第
2の交点の距離を測定し、前記距離と前記交差面の傾斜
角度とから前記ギャップ深さ量を算出し、前記距離を測
定しつつ前記トラック面を研磨して前記ギャップ深さ量
を調整するものである。
は、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ深さ
量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、前記トラ
ック面から所定の角度で切り欠かれて前記磁気ギャップ
の深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、第
2の壁面に交差すると共に前記トラック面に対して傾斜
した交差面を設け、前記最深位置を通り前記トラック面
に平行かつトラック幅方向に沿った最深位置線と前記交
差面との第1の交点及び前記磁気ギャップの形成面の延
長面上での前記トラック面の延長面と前記交差面との第
2の交点の距離を測定し、前記距離と前記交差面の傾斜
角度とから前記ギャップ深さ量を算出し、前記距離を測
定しつつ前記トラック面を研磨して前記ギャップ深さ量
を調整するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の磁気ヘ
ッド及びその製造方法の一実施の形態を説明する。図1
は、実施の形態1による磁気ヘッドを示す外観説明図、
図2は、図1に示すヘッドコアの詳細説明図であり、図
2(a)は、その正面図、図2(b)は、その底面図、
図2(c)は、その右側面図である。図1において、1
は、磁性材からなる第1のコア、2は、磁性材からなる
コ字状の第2のコア、3は、第1、第2のコア1、2に
より形成される磁気ギャップであり、ギャップ材として
は二酸化珪素などが用いられている。4は、トラック部
であり、磁気ギャップ3を有し第1、第2のコア1、2
に渡って形成されると共に所定のトラック幅Eに形成さ
れている。4aは、トラック部4のトラック面であり、
記録媒体(不図示)に摺動する面を示す。また、5は、
交差面であり、トラック面4a側から観測可能に形成さ
れている。この交差面5は、トラック部4を形成する際
に設けられる溝の底面に相当し、トラック面4aに平行
となっている。なお、トラック部4を形成する溝につい
ては後述する。5aは、ガラス部であり、トラック部4
を形成する際に設けられる溝に、第1の溶融温度(約5
00℃)の透明な第1のガラスを溶融して充填した後、
冷却されて設けられている。6は、ヘッドコアであり、
符号1〜5を付した構成を含む。
ッド及びその製造方法の一実施の形態を説明する。図1
は、実施の形態1による磁気ヘッドを示す外観説明図、
図2は、図1に示すヘッドコアの詳細説明図であり、図
2(a)は、その正面図、図2(b)は、その底面図、
図2(c)は、その右側面図である。図1において、1
は、磁性材からなる第1のコア、2は、磁性材からなる
コ字状の第2のコア、3は、第1、第2のコア1、2に
より形成される磁気ギャップであり、ギャップ材として
は二酸化珪素などが用いられている。4は、トラック部
であり、磁気ギャップ3を有し第1、第2のコア1、2
に渡って形成されると共に所定のトラック幅Eに形成さ
れている。4aは、トラック部4のトラック面であり、
記録媒体(不図示)に摺動する面を示す。また、5は、
交差面であり、トラック面4a側から観測可能に形成さ
れている。この交差面5は、トラック部4を形成する際
に設けられる溝の底面に相当し、トラック面4aに平行
となっている。なお、トラック部4を形成する溝につい
ては後述する。5aは、ガラス部であり、トラック部4
を形成する際に設けられる溝に、第1の溶融温度(約5
00℃)の透明な第1のガラスを溶融して充填した後、
冷却されて設けられている。6は、ヘッドコアであり、
符号1〜5を付した構成を含む。
【0020】また、7は、ヘッドコア6を保持するスラ
イダー、8は、第1のコア1に巻回されたコイル部であ
る。9は、磁気ヘッドであり、上述の符号1〜8を付し
た構成を含む。
イダー、8は、第1のコア1に巻回されたコイル部であ
る。9は、磁気ヘッドであり、上述の符号1〜8を付し
た構成を含む。
【0021】図2において、10は、磁気ギャップ3の
ギャップ深さの最深位置Bを規制する略V字状の溝部で
あり、第1、第2のコア1、2により形成されている。
10aは、略V字状の溝部10の第1の壁面であり、第
1のコア1の壁面により形成されると共に磁気ギャップ
3のギャップ深さ方向Cに沿って形成されている。10
bは、略V字状の溝部10の第2の壁面であり、第2の
コア2の傾斜した壁面により形成されている。この第2
の壁面10bは、第1の壁面10aに対してθ=45度
の傾斜となるように設定されている。
ギャップ深さの最深位置Bを規制する略V字状の溝部で
あり、第1、第2のコア1、2により形成されている。
10aは、略V字状の溝部10の第1の壁面であり、第
1のコア1の壁面により形成されると共に磁気ギャップ
3のギャップ深さ方向Cに沿って形成されている。10
bは、略V字状の溝部10の第2の壁面であり、第2の
コア2の傾斜した壁面により形成されている。この第2
の壁面10bは、第1の壁面10aに対してθ=45度
の傾斜となるように設定されている。
【0022】また、11は、第2の溶融温度(約600
℃)の第2のガラスであり、第1、第2のコア1、2を
接着している。
℃)の第2のガラスであり、第1、第2のコア1、2を
接着している。
【0023】また、Dは、磁気ギャップ3のギャップ深
さ量であり、トラック面4aから略V字状の溝部10の
頂点(即ち、ギャップ深さの最深位置B)までの距離に
相当する。Eは、トラック部4のトラック幅である。こ
の実施の形態1では、ギャップ深さ量Dは、5μm±3
μm、トラック幅Eは、8μm±0.5μmに設定され
ている。F1は、第1の壁面10aと交差面5との交差
部、F2は、第2の壁面10bと交差面5との交差部、
Gは、トラック面4aと交差面5との段差である。H
は、交差面5から略V字状の溝部10の頂点(即ち、ギ
ャップ深さの最深位置B)までの距離である。なお、段
差G=ギャップ深さ量D+距離Hである。
さ量であり、トラック面4aから略V字状の溝部10の
頂点(即ち、ギャップ深さの最深位置B)までの距離に
相当する。Eは、トラック部4のトラック幅である。こ
の実施の形態1では、ギャップ深さ量Dは、5μm±3
μm、トラック幅Eは、8μm±0.5μmに設定され
ている。F1は、第1の壁面10aと交差面5との交差
部、F2は、第2の壁面10bと交差面5との交差部、
Gは、トラック面4aと交差面5との段差である。H
は、交差面5から略V字状の溝部10の頂点(即ち、ギ
ャップ深さの最深位置B)までの距離である。なお、段
差G=ギャップ深さ量D+距離Hである。
【0024】また、Wは、トラック面4aの面方向に沿
った交差部F1と交差部F2との距離である。なお、交
差面5が第1の壁面10aに直交しているので、距離H
=距離W/tanθとなる。したがって、ギャップ深さ
量D=段差G−距離W/tanθとなる。
った交差部F1と交差部F2との距離である。なお、交
差面5が第1の壁面10aに直交しているので、距離H
=距離W/tanθとなる。したがって、ギャップ深さ
量D=段差G−距離W/tanθとなる。
【0025】次に、磁気ヘッド9の製造方法を説明す
る。まず、ヘッドコア6を形成するために、フェライト
などの磁性材からなる短冊状の第1のコア材(即ち、後
に第1のコア1となるコア材である。)と、フェライト
などからなる断面略コ字の短冊状の第2のコア材(即
ち、後に第2のコア2となるコア材である。)との互い
の接合面に、二酸化珪素などをギャップ材として、スパ
ッタリングなどによりギャップ膜を形成する。なお、第
2のコア材の接合面は、断面略コ字のその開口側であ
り、その一端を接合面に対して45度に切り欠かれ、略
V字状の溝部10を形成する第2の壁面10bとなる切
り欠きを形成されている。次に、互いのギャップ膜を当
接して第1、第2のコア材を第2のガラス11により接
着し、コアブロック(不図示)を形成する。なお、この
コアブロックは、略角筒状に形成されている。
る。まず、ヘッドコア6を形成するために、フェライト
などの磁性材からなる短冊状の第1のコア材(即ち、後
に第1のコア1となるコア材である。)と、フェライト
などからなる断面略コ字の短冊状の第2のコア材(即
ち、後に第2のコア2となるコア材である。)との互い
の接合面に、二酸化珪素などをギャップ材として、スパ
ッタリングなどによりギャップ膜を形成する。なお、第
2のコア材の接合面は、断面略コ字のその開口側であ
り、その一端を接合面に対して45度に切り欠かれ、略
V字状の溝部10を形成する第2の壁面10bとなる切
り欠きを形成されている。次に、互いのギャップ膜を当
接して第1、第2のコア材を第2のガラス11により接
着し、コアブロック(不図示)を形成する。なお、この
コアブロックは、略角筒状に形成されている。
【0026】次に、コアブロックのトラック面4aとな
る面を、磁気ギャップ3の形成面に直交して第1、第2
のコア材に渡って溝加工し、磁気ギャップ3を有する所
定のトラック幅Eの複数のトラック部4を設ける。な
お、このトラック部4を形成する溝(不図示)は、その
底面(即ち、交差面5に相当する面)とトラック面4a
とが平行となるように設けられる。また、この溝を設け
る段階で第1、第2の壁面10a、10bと交差面5と
の交差部F1、F2がトラック部4毎に形成される。
る面を、磁気ギャップ3の形成面に直交して第1、第2
のコア材に渡って溝加工し、磁気ギャップ3を有する所
定のトラック幅Eの複数のトラック部4を設ける。な
お、このトラック部4を形成する溝(不図示)は、その
底面(即ち、交差面5に相当する面)とトラック面4a
とが平行となるように設けられる。また、この溝を設け
る段階で第1、第2の壁面10a、10bと交差面5と
の交差部F1、F2がトラック部4毎に形成される。
【0027】次に、トラック部4を形成する溝(不図
示)に、第1のガラスを溶融して充填した後、冷却す
る。その後、コアブロック(不図示)をトラック部4を
形成する溝の中央を第1、第2のコア材に渡って削り、
トラック部4をそれぞれ有するヘッドコア6(図2に示
す)を複数個形成する。なお、このヘッドコア6を切り
出す際に、トラック部4の両側にトラック部4を形成す
る溝(不図示)の一部とこの溝に充填した第1のガラス
の一部とを残して、交差面5とガラス部5aとを形成
し、トラック面4a側から交差面5と第1、第2の壁面
10a、10bとの交差部F1、F2をガラス部5aご
しに観測可能とする。
示)に、第1のガラスを溶融して充填した後、冷却す
る。その後、コアブロック(不図示)をトラック部4を
形成する溝の中央を第1、第2のコア材に渡って削り、
トラック部4をそれぞれ有するヘッドコア6(図2に示
す)を複数個形成する。なお、このヘッドコア6を切り
出す際に、トラック部4の両側にトラック部4を形成す
る溝(不図示)の一部とこの溝に充填した第1のガラス
の一部とを残して、交差面5とガラス部5aとを形成
し、トラック面4a側から交差面5と第1、第2の壁面
10a、10bとの交差部F1、F2をガラス部5aご
しに観測可能とする。
【0028】次に、コアブロックから切り出して形成し
たヘッドコア6の側面を鏡面加工し、ヘッドコア6をス
ライダー7に接着する。次に、第1のコア1に導線を巻
きコイル部8を形成する。
たヘッドコア6の側面を鏡面加工し、ヘッドコア6をス
ライダー7に接着する。次に、第1のコア1に導線を巻
きコイル部8を形成する。
【0029】次に、磁気ギャップ3のギャップ深さ量の
調整方法を図により説明する。図3は、各距離及び段差
の測定作業を示す説明図である。図3において、20
は、距離測定器であり、X軸及びY軸並びにZ軸に移動
可能なテーブル20aと、Z軸方向に焦点距離を移動可
能な顕微鏡部20bとを有している。
調整方法を図により説明する。図3は、各距離及び段差
の測定作業を示す説明図である。図3において、20
は、距離測定器であり、X軸及びY軸並びにZ軸に移動
可能なテーブル20aと、Z軸方向に焦点距離を移動可
能な顕微鏡部20bとを有している。
【0030】まず、磁気ヘッド9のトラック面4aがテ
ーブル20aのX−Y平面と平行になるように磁気ヘッ
ド9をテーブル20aの所定位置にセットする。次に、
顕微鏡20bを交差部F1、F2(図2に示す)の何れ
かに合わせ、テーブル20aを移動させて交差部F1と
交差部F2との距離W(図2に示す)を測定する。
ーブル20aのX−Y平面と平行になるように磁気ヘッ
ド9をテーブル20aの所定位置にセットする。次に、
顕微鏡20bを交差部F1、F2(図2に示す)の何れ
かに合わせ、テーブル20aを移動させて交差部F1と
交差部F2との距離W(図2に示す)を測定する。
【0031】次に、交差面5又はトラック面4aの一方
に顕微鏡20bの焦点を合わせ、テーブル20aをZ軸
方向に移動させて顕微鏡20bの焦点を他方に合わせ、
交差面5とトラック面4aとの焦点距離の差から段差G
(図2に示す)を算出する。これら距離W、段差Gの測
定の際、顕微鏡20bは、測定部位に対して真上から測
定することになるので、精度良く寸法を測定することが
できる。
に顕微鏡20bの焦点を合わせ、テーブル20aをZ軸
方向に移動させて顕微鏡20bの焦点を他方に合わせ、
交差面5とトラック面4aとの焦点距離の差から段差G
(図2に示す)を算出する。これら距離W、段差Gの測
定の際、顕微鏡20bは、測定部位に対して真上から測
定することになるので、精度良く寸法を測定することが
できる。
【0032】次に、ギャップ深さ量Dは、段差G−距離
W/tanθであるので、求められた距離Wと段差G
と、予め定められた略V字状の溝部10の角度θ(この
実施の形態1では45度)から、トラック面4a研磨前
のギャップ深さ量Dを算出し、設定すべきギャップ深さ
量Dとなるまでのトラック面4aの研磨量を算出する。
W/tanθであるので、求められた距離Wと段差G
と、予め定められた略V字状の溝部10の角度θ(この
実施の形態1では45度)から、トラック面4a研磨前
のギャップ深さ量Dを算出し、設定すべきギャップ深さ
量Dとなるまでのトラック面4aの研磨量を算出する。
【0033】次に、磁気ヘッド9を研磨用治具(不図
示)により保持して、ラップ盤(不図示)等により、磁
気ヘッド9のトラック面4aを求めた研磨量だけ研磨す
る。なお、この際、研磨作業の間に段差Gを測定して、
その減少量を算出することにより、実際の研磨量が分か
るので、段差Gの測定とトラック面4aの研磨を交互に
行い、ギャップ深さ量Dを所定の値に調整する。
示)により保持して、ラップ盤(不図示)等により、磁
気ヘッド9のトラック面4aを求めた研磨量だけ研磨す
る。なお、この際、研磨作業の間に段差Gを測定して、
その減少量を算出することにより、実際の研磨量が分か
るので、段差Gの測定とトラック面4aの研磨を交互に
行い、ギャップ深さ量Dを所定の値に調整する。
【0034】この実施の形態1による磁気ヘッド9によ
れば、第1、第2のコア1、2により磁気ギャップ3の
深さ方向Cに沿った第1の壁面10aとこの第1の壁面
10aに対して所定の角度45度の第2の壁面10bと
を形成されて磁気ギャップ3のギャップ深さの最深位置
Bを規制する略V字状の溝部10と、磁気ギャップ3を
有して第1、第2のコア1、2に渡って設けられたトラ
ック部4と、トラック面4aに平行かつ第1、第2の壁
面10a、10bに交差する交差面5を備え、この交差
面5と第1、第2の壁面10a、10bとの第1、第2
の交差部F1、F2間の距離W及び交差面5とトラック
面4aとの段差Gとをトラック面4a側から測定可能に
形成されているので、距離Wと段差Gと略V字状の溝部
10の角度θとにより、磁気ギャップ3のギャップ深さ
量Dを算出でき、容易にそのギャップ深さ量Dを所定の
値に調整することができる。
れば、第1、第2のコア1、2により磁気ギャップ3の
深さ方向Cに沿った第1の壁面10aとこの第1の壁面
10aに対して所定の角度45度の第2の壁面10bと
を形成されて磁気ギャップ3のギャップ深さの最深位置
Bを規制する略V字状の溝部10と、磁気ギャップ3を
有して第1、第2のコア1、2に渡って設けられたトラ
ック部4と、トラック面4aに平行かつ第1、第2の壁
面10a、10bに交差する交差面5を備え、この交差
面5と第1、第2の壁面10a、10bとの第1、第2
の交差部F1、F2間の距離W及び交差面5とトラック
面4aとの段差Gとをトラック面4a側から測定可能に
形成されているので、距離Wと段差Gと略V字状の溝部
10の角度θとにより、磁気ギャップ3のギャップ深さ
量Dを算出でき、容易にそのギャップ深さ量Dを所定の
値に調整することができる。
【0035】また、第1、第2のコア1、2に、凹状の
観測用マーク(図7に示す)などを設けることなく、磁
気ギャップ3のギャップ深さ量Dを算出できるので、磁
気的特性に悪影響を与えるのを防止でき、信頼性の向上
した磁気ヘッド9を得ることができる。
観測用マーク(図7に示す)などを設けることなく、磁
気ギャップ3のギャップ深さ量Dを算出できるので、磁
気的特性に悪影響を与えるのを防止でき、信頼性の向上
した磁気ヘッド9を得ることができる。
【0036】また、交差面5は、トラック部4を形成す
る際に第1、第2のコア1、2に設けられた溝を用いて
形成されているので、特に距離Wや段差G測定用に新た
な溝などを形成する必要がなく、構造を簡易にでき、製
造コストを低減できる。また、その溝に透明な第1のガ
ラスを溶融して充填した後、冷却してガラス部5aを形
成しているので、トラック部4を保護することができ
る。さらに、磁気ギャップ3に隣接した交差部F1、F
2の距離W、交差面5aとトラック面4aとの段差Gを
測定することができ、磁気ギャップ3と略V字状の溝部
10の角度θ、第1、第2の壁面10a、10bと交差
面5との幾何学的誤差によるギャップ深さ量Dの算出誤
差を防止でき、ギャップ深さ量Dの精度を向上すること
ができる。
る際に第1、第2のコア1、2に設けられた溝を用いて
形成されているので、特に距離Wや段差G測定用に新た
な溝などを形成する必要がなく、構造を簡易にでき、製
造コストを低減できる。また、その溝に透明な第1のガ
ラスを溶融して充填した後、冷却してガラス部5aを形
成しているので、トラック部4を保護することができ
る。さらに、磁気ギャップ3に隣接した交差部F1、F
2の距離W、交差面5aとトラック面4aとの段差Gを
測定することができ、磁気ギャップ3と略V字状の溝部
10の角度θ、第1、第2の壁面10a、10bと交差
面5との幾何学的誤差によるギャップ深さ量Dの算出誤
差を防止でき、ギャップ深さ量Dの精度を向上すること
ができる。
【0037】実施の形態2.この発明の他の実施の形態
について説明する。図4は、実施の形態2によるヘッド
コアの態様を示す説明図であり、図4(a)は、その正
面図、図4(b)は、その底面図、図4(c)は、その
右側面図である。図において、図2と同一符号は同一又
は相当部分を示し説明を省略する。12、13は、交差
面であり、それぞれトラック部4の一方側と他方側とに
設けられ、トラック面4a側から観測可能に形成されて
いる。交差面12、13は、それぞれトラック部4を形
成する際に設けられる段差gを有する2つの溝のそれぞ
れの底面に相当し、トラック面4aに平行となってい
る。また、12a、13aは、それぞれガラス部であ
り、トラック部4を形成する際に設けられる段差gを有
する2つの溝に、第1の溶融温度(約500℃)の透明
な第1のガラスを溶融して充填した後、冷却されて設け
られている。なお、トラック部4を形成する段差gを有
する2つの溝については後述する。14は、ヘッドコア
であり、符号12、13及び1〜4、10並びに11を
付した構成を含む。
について説明する。図4は、実施の形態2によるヘッド
コアの態様を示す説明図であり、図4(a)は、その正
面図、図4(b)は、その底面図、図4(c)は、その
右側面図である。図において、図2と同一符号は同一又
は相当部分を示し説明を省略する。12、13は、交差
面であり、それぞれトラック部4の一方側と他方側とに
設けられ、トラック面4a側から観測可能に形成されて
いる。交差面12、13は、それぞれトラック部4を形
成する際に設けられる段差gを有する2つの溝のそれぞ
れの底面に相当し、トラック面4aに平行となってい
る。また、12a、13aは、それぞれガラス部であ
り、トラック部4を形成する際に設けられる段差gを有
する2つの溝に、第1の溶融温度(約500℃)の透明
な第1のガラスを溶融して充填した後、冷却されて設け
られている。なお、トラック部4を形成する段差gを有
する2つの溝については後述する。14は、ヘッドコア
であり、符号12、13及び1〜4、10並びに11を
付した構成を含む。
【0038】また、F3は、第1の壁面10aと交差面
12との交差部、F4は、第2の壁面10bと交差面1
2との交差部、F5は、第1の壁面10aと交差面13
との交差部、F6は、第2の壁面10bと交差面13と
の交差部、G1は、トラック面4aと交差面12との段
差、G2は、トラック面4aと交差面13との段差、H
1は、交差面12から略V字状の溝部10の頂点(即
ち、ギャップ深さの最深位置B)までの距離、H2は、
交差面13からギャップ深さの最深位置Bまでの距離で
ある。なお、段差G1=ギャップ深さ量D+距離H1で
あり、段差G2=ギャップ深さ量D+距離H2である。
12との交差部、F4は、第2の壁面10bと交差面1
2との交差部、F5は、第1の壁面10aと交差面13
との交差部、F6は、第2の壁面10bと交差面13と
の交差部、G1は、トラック面4aと交差面12との段
差、G2は、トラック面4aと交差面13との段差、H
1は、交差面12から略V字状の溝部10の頂点(即
ち、ギャップ深さの最深位置B)までの距離、H2は、
交差面13からギャップ深さの最深位置Bまでの距離で
ある。なお、段差G1=ギャップ深さ量D+距離H1で
あり、段差G2=ギャップ深さ量D+距離H2である。
【0039】また、W1、W2は、それぞれトラック面
4aの面方向に沿った交差部F3と交差部F4との距
離、交差部F5と交差部F6との距離である。なお、交
差面12、13がそれぞれ第1の壁面10aに直交して
いるので、距離H1=距離W1/tanθ、距離H2=
W2/tanθとなる。したがって、ギャップ深さ量D
=段差G1−距離W1/tanθ又はギャップ深さ量D
=段差G2−距離W2/tanとなる。
4aの面方向に沿った交差部F3と交差部F4との距
離、交差部F5と交差部F6との距離である。なお、交
差面12、13がそれぞれ第1の壁面10aに直交して
いるので、距離H1=距離W1/tanθ、距離H2=
W2/tanθとなる。したがって、ギャップ深さ量D
=段差G1−距離W1/tanθ又はギャップ深さ量D
=段差G2−距離W2/tanとなる。
【0040】以上の式を整理すると、 距離W1=距離H1×tanθ・・・(式1) 距離W2=距離H2×tanθ・・・(式2) ギャップ深さ量D=段差G1−距離H1・・・(式3) ギャップ深さ量D=段差G2−距離H2・・・(式4) となる。以上式1〜式4を解くと、ギャップ深さ量D
は、 ギャップ深さ量D=(距離W2×段差G1−距離W1×段差G2)/(距離W 2−距離W1)・・・(式5) となる。即ち、式5から分かるように、略V字状の溝部
10の第1、第2の壁面10a、10bにより形成され
る角度θが不明であっても、ギャップ深さ量Dを算出す
ることができる。
は、 ギャップ深さ量D=(距離W2×段差G1−距離W1×段差G2)/(距離W 2−距離W1)・・・(式5) となる。即ち、式5から分かるように、略V字状の溝部
10の第1、第2の壁面10a、10bにより形成され
る角度θが不明であっても、ギャップ深さ量Dを算出す
ることができる。
【0041】次に、磁気ヘッドの製造方法を説明する。
コアブロック(不図示)を形成するまでは、上述の実施
の形態1に述べたものと同様で良い。次に、コアブロッ
クのトラック面4aとなる面を、磁気ギャップ3の形成
面に直交して第1、第2のコア材に渡って溝加工し、磁
気ギャップ3を有する所定のトラック幅Eの複数のトラ
ック部4を設ける。なお、この実施の形態2に示すヘッ
ドコア14を製造する場合は、トラック部4の一方側と
他方側とで溝の深さを変えた段差gの2つの溝(不図
示)を設けることによりトラック部4を形成する。ま
た、2つの溝は、それぞれの底面(即ち、交差面12、
交差面13)とトラック面4aとが平行となるように設
けられており、これら溝を設ける段階で第1、第2の壁
面10a、10bと交差面12との交差部F3、F4及
び第1、第2の壁面10a、10bと交差面13との交
差部F5、F6がトラック部4毎に形成される。
コアブロック(不図示)を形成するまでは、上述の実施
の形態1に述べたものと同様で良い。次に、コアブロッ
クのトラック面4aとなる面を、磁気ギャップ3の形成
面に直交して第1、第2のコア材に渡って溝加工し、磁
気ギャップ3を有する所定のトラック幅Eの複数のトラ
ック部4を設ける。なお、この実施の形態2に示すヘッ
ドコア14を製造する場合は、トラック部4の一方側と
他方側とで溝の深さを変えた段差gの2つの溝(不図
示)を設けることによりトラック部4を形成する。ま
た、2つの溝は、それぞれの底面(即ち、交差面12、
交差面13)とトラック面4aとが平行となるように設
けられており、これら溝を設ける段階で第1、第2の壁
面10a、10bと交差面12との交差部F3、F4及
び第1、第2の壁面10a、10bと交差面13との交
差部F5、F6がトラック部4毎に形成される。
【0042】次に、トラック部4を形成する段差gの2
つの溝(不図示)のそれぞれに、溶融温度約500℃の
第1のガラスを溶融して充填した後、冷却する。その
後、コアブロック(不図示)をトラック部4を形成する
段差gの溝のそれぞれの中央を第1、第2のコア材に渡
って削り、トラック部4をそれぞれ有するヘッドコア1
4(図4に示す)を複数形成する。なお、このヘッドコ
ア14を切り出す際に、トラック部4の一方と他方の側
にトラック部4を形成する段差gの2つの溝(不図示)
の一部と溝に充填した第1のガラスの一部とを残して、
交差面12、13とガラス部12a、13aとを形成
し、トラック面4a側から交差面12、13と第1、第
2の壁面10a、10bとの交差部F3、F4、F5、
F6をそれぞれガラス部12a、13aごしに観測可能
とする。
つの溝(不図示)のそれぞれに、溶融温度約500℃の
第1のガラスを溶融して充填した後、冷却する。その
後、コアブロック(不図示)をトラック部4を形成する
段差gの溝のそれぞれの中央を第1、第2のコア材に渡
って削り、トラック部4をそれぞれ有するヘッドコア1
4(図4に示す)を複数形成する。なお、このヘッドコ
ア14を切り出す際に、トラック部4の一方と他方の側
にトラック部4を形成する段差gの2つの溝(不図示)
の一部と溝に充填した第1のガラスの一部とを残して、
交差面12、13とガラス部12a、13aとを形成
し、トラック面4a側から交差面12、13と第1、第
2の壁面10a、10bとの交差部F3、F4、F5、
F6をそれぞれガラス部12a、13aごしに観測可能
とする。
【0043】次に、上述の実施の形態1に示す製造方法
と同様に、コアブロックから切り出して形成したヘッド
コア14の側面を鏡面加工し、ヘッドコア14をスライ
ダー7に接着する。次に、第1のコア1に導線を巻きコ
イル部8を設けて図1に示すような磁気ヘッド9を形成
する。
と同様に、コアブロックから切り出して形成したヘッド
コア14の側面を鏡面加工し、ヘッドコア14をスライ
ダー7に接着する。次に、第1のコア1に導線を巻きコ
イル部8を設けて図1に示すような磁気ヘッド9を形成
する。
【0044】次に、磁気ギャップ3のギャップ深さ量の
調整方法を説明する。この実施の形態2に示すヘッドコ
ア14を有する磁気ヘッド9においても、各部位の測定
には図3に示す距離測定器20を用いる。まず、距離W
1及び距離W2を測定し、次に、段差G1及び段差G2
を測定する。そして、上述の式5より、トラック面4a
研磨前のギャップ深さ量Dを算出し、設定すべきギャッ
プ深さ量Dとなるまでのトラック面4aの研磨量を算出
する。
調整方法を説明する。この実施の形態2に示すヘッドコ
ア14を有する磁気ヘッド9においても、各部位の測定
には図3に示す距離測定器20を用いる。まず、距離W
1及び距離W2を測定し、次に、段差G1及び段差G2
を測定する。そして、上述の式5より、トラック面4a
研磨前のギャップ深さ量Dを算出し、設定すべきギャッ
プ深さ量Dとなるまでのトラック面4aの研磨量を算出
する。
【0045】次に、磁気ヘッドを研磨用治具(不図示)
により保持して、ラップ盤(不図示)等により、磁気ヘ
ッドのトラック面4aを求めた研磨量だけ研磨する。な
お、この際、研磨作業の間に段差G1又は段差G2を測
定して、その減少量を算出することにより、実際の研磨
量が分かるので、段差G1又はG2の測定とトラック面
4aの研磨を交互に行い、ギャップ深さ量Dを所定の値
に調整する。
により保持して、ラップ盤(不図示)等により、磁気ヘ
ッドのトラック面4aを求めた研磨量だけ研磨する。な
お、この際、研磨作業の間に段差G1又は段差G2を測
定して、その減少量を算出することにより、実際の研磨
量が分かるので、段差G1又はG2の測定とトラック面
4aの研磨を交互に行い、ギャップ深さ量Dを所定の値
に調整する。
【0046】なお、この実施の形態2に示すヘッドコア
14は、トラック部4の一方側と他方側の交差面12、
13に段差gを設けて、測定される距離W1、W2及び
段差G1、G2が異なるように形成したが、これに限定
するものではなく、例えば図5に示すようにトラック部
4の一方側に段差gを有する2つの交差面を設けて、測
定される距離W1、W2が異なるように形成しても良
い。図5において、15a、15bは、交差面であり、
段差gを有している。15cは、ガラス部12a、13
aと同様の第1のガラスを充填して形成されたガラス部
である。図5に示すヘッドコア15は、図4に示すヘッ
ドコア14と同様に距離W1、W2及び段差G1、G2
が異なる。
14は、トラック部4の一方側と他方側の交差面12、
13に段差gを設けて、測定される距離W1、W2及び
段差G1、G2が異なるように形成したが、これに限定
するものではなく、例えば図5に示すようにトラック部
4の一方側に段差gを有する2つの交差面を設けて、測
定される距離W1、W2が異なるように形成しても良
い。図5において、15a、15bは、交差面であり、
段差gを有している。15cは、ガラス部12a、13
aと同様の第1のガラスを充填して形成されたガラス部
である。図5に示すヘッドコア15は、図4に示すヘッ
ドコア14と同様に距離W1、W2及び段差G1、G2
が異なる。
【0047】この実施の形態2によるヘッドコア14を
用いた磁気ヘッドによれば、第1のコア1と、第1のコ
ア1と共に磁気ギャップ3を形成する第2のコア2と、
第1、第2のコア1、2により第1、第2の壁面10
a、10bを形成されて磁気ギャップ3の深さの最深位
置Bを規制する略V字状の溝部10と、磁気ギャップ3
を有して第1、第2のコア1、2に渡って設けられたト
ラック部4と、トラック面4aに平行かつ第1、第2の
壁面10a、10bに交差する段差gを有する交差面1
2、13を設けられ、この交差面12、13と第1、第
2の壁面10a、10bとの第1、第2の交差部F3、
F4間の距離W1及び第3、第4の交差部F5、F6間
の距離W2並びに交差面12、13とトラック面4aと
の段差G1、G2をトラック面4a側から測定可能に形
成されているので、距離W1、W2及び段差G1、G2
とにより、例えば式5を用いて磁気ギャップ3のギャッ
プ深さ量Dを算出でき、実施の形態1に示す磁気ヘッド
9と同様に、容易にそのギャップ深さ量Dを所定の値に
調整することができる。また、式5を用いることによ
り、略V字状の溝部10の成す角度θが不明であっても
ギャップ深さ量Dを算出することができる。
用いた磁気ヘッドによれば、第1のコア1と、第1のコ
ア1と共に磁気ギャップ3を形成する第2のコア2と、
第1、第2のコア1、2により第1、第2の壁面10
a、10bを形成されて磁気ギャップ3の深さの最深位
置Bを規制する略V字状の溝部10と、磁気ギャップ3
を有して第1、第2のコア1、2に渡って設けられたト
ラック部4と、トラック面4aに平行かつ第1、第2の
壁面10a、10bに交差する段差gを有する交差面1
2、13を設けられ、この交差面12、13と第1、第
2の壁面10a、10bとの第1、第2の交差部F3、
F4間の距離W1及び第3、第4の交差部F5、F6間
の距離W2並びに交差面12、13とトラック面4aと
の段差G1、G2をトラック面4a側から測定可能に形
成されているので、距離W1、W2及び段差G1、G2
とにより、例えば式5を用いて磁気ギャップ3のギャッ
プ深さ量Dを算出でき、実施の形態1に示す磁気ヘッド
9と同様に、容易にそのギャップ深さ量Dを所定の値に
調整することができる。また、式5を用いることによ
り、略V字状の溝部10の成す角度θが不明であっても
ギャップ深さ量Dを算出することができる。
【0048】また、実施の形態1に示す磁気ヘッド9と
同様に、第1、第2のコア1、2に、凹状の観測用マー
ク(図7に示す)などを設けることなく、磁気ギャップ
3のギャップ深さ量Dを算出できるので、磁気的特性に
悪影響を与えるのを防止でき、信頼性の向上した磁気ヘ
ッドを得ることができる。
同様に、第1、第2のコア1、2に、凹状の観測用マー
ク(図7に示す)などを設けることなく、磁気ギャップ
3のギャップ深さ量Dを算出できるので、磁気的特性に
悪影響を与えるのを防止でき、信頼性の向上した磁気ヘ
ッドを得ることができる。
【0049】また、交差面12、13は、トラック部4
を形成する際に第1、第2のコア1、2に設けられた段
差gを有する溝を用いて設けられているので、特に距離
W1、W2及び段差G1、G2測定用に新たな溝などを
形成する必要がなく、構造を簡易にでき、製造コストを
低減できる。また、段差gを有する溝のそれぞれに透明
なガラスを溶融して充填してガラス部12a、13aを
形成しているので、トラック部4を保護することができ
る。さらに、磁気ギャップ3に隣接した交差部F3、F
4の距離W1、交差部F5、F6の距離W2、交差面1
2、13とトラック面4aとの段差G1、G2を測定す
ることができ、磁気ギャップ3と略V字状の溝部10第
1、第2の壁面10a、10bと交差面12、13との
幾何学的誤差によるギャップ深さ量Dの算出誤差を防止
でき、ギャップ深さ量Dの精度を向上することができ
る。
を形成する際に第1、第2のコア1、2に設けられた段
差gを有する溝を用いて設けられているので、特に距離
W1、W2及び段差G1、G2測定用に新たな溝などを
形成する必要がなく、構造を簡易にでき、製造コストを
低減できる。また、段差gを有する溝のそれぞれに透明
なガラスを溶融して充填してガラス部12a、13aを
形成しているので、トラック部4を保護することができ
る。さらに、磁気ギャップ3に隣接した交差部F3、F
4の距離W1、交差部F5、F6の距離W2、交差面1
2、13とトラック面4aとの段差G1、G2を測定す
ることができ、磁気ギャップ3と略V字状の溝部10第
1、第2の壁面10a、10bと交差面12、13との
幾何学的誤差によるギャップ深さ量Dの算出誤差を防止
でき、ギャップ深さ量Dの精度を向上することができ
る。
【0050】実施の形態3.この発明の他の実施の形態
について説明する。図6は、実施の形態3によるヘッド
コアの態様を示す説明図であり、図6(a)は、その正
面図、図6(b)は、その底面図、図6(c)は、その
右側面図である。図において、図2又は図4と同一符号
は同一又は相当部分を示し説明を省略する。16、17
は、溝部であり、第1、第2のコア1、2を切り欠いて
設けられてトラック部4を形成している。16a、17
aは、交差面であり、溝部16、17のトラック面4a
に対して角度θ1を形成する壁面により形成されてい
る。なお、交差面16a、17aは、それぞれ略V字状
の溝部10の第1、第2の壁面10a、10bに交差し
ている。また、これら溝部16、17の他方の壁面はト
ラック面4aに直交している。また、16b、17b
は、溝部16、17に溶融温度約500℃の透明な第1
のガラスを溶融して充填した後、冷却されて形成された
ガラス部である。18はヘッドコアであり、符号16、
17及び1〜4、10並びに11を付した構成を含む。
について説明する。図6は、実施の形態3によるヘッド
コアの態様を示す説明図であり、図6(a)は、その正
面図、図6(b)は、その底面図、図6(c)は、その
右側面図である。図において、図2又は図4と同一符号
は同一又は相当部分を示し説明を省略する。16、17
は、溝部であり、第1、第2のコア1、2を切り欠いて
設けられてトラック部4を形成している。16a、17
aは、交差面であり、溝部16、17のトラック面4a
に対して角度θ1を形成する壁面により形成されてい
る。なお、交差面16a、17aは、それぞれ略V字状
の溝部10の第1、第2の壁面10a、10bに交差し
ている。また、これら溝部16、17の他方の壁面はト
ラック面4aに直交している。また、16b、17b
は、溝部16、17に溶融温度約500℃の透明な第1
のガラスを溶融して充填した後、冷却されて形成された
ガラス部である。18はヘッドコアであり、符号16、
17及び1〜4、10並びに11を付した構成を含む。
【0051】また、Iは、最深位置線であり、磁気ギャ
ップ3のギャップ深さの最深位置Bを通り、トラック面
4aに平行かつトラック幅E方向に沿った線分を示す。
Jは最深位置線Iと交差面16aとの交点を示し、K
は、磁気ギャップ3の形成面の延長面上でのトラック面
4aの延長面と交差面16aとの交点を示す。Lは、ト
ラック面4aに平行な方向での交点Jと交点Kとの距離
を示す。ここで、ギャップ深さ量Dは、トラック面4a
から最深位置Bまでの距離であり、ギャップ深さ量D=
距離L/tanθ1となる。
ップ3のギャップ深さの最深位置Bを通り、トラック面
4aに平行かつトラック幅E方向に沿った線分を示す。
Jは最深位置線Iと交差面16aとの交点を示し、K
は、磁気ギャップ3の形成面の延長面上でのトラック面
4aの延長面と交差面16aとの交点を示す。Lは、ト
ラック面4aに平行な方向での交点Jと交点Kとの距離
を示す。ここで、ギャップ深さ量Dは、トラック面4a
から最深位置Bまでの距離であり、ギャップ深さ量D=
距離L/tanθ1となる。
【0052】次に、磁気ヘッドの製造方法を説明する。
コアブロック(不図示)を形成するまでは、上述の実施
の形態1に述べたものと同様で良い。次に、コアブロッ
クのトラック面4aとなる面を、磁気ギャップ3の形成
面に直交して第1、第2のコア材に渡って略V字状の溝
部16、17を設けて、磁気ギャップ3を有する所定の
トラック幅Eの複数のトラック部4を設ける。なお、こ
の実施の形態に示すヘッドコア18を製造する場合は、
縁部断面が溝部16の形状に一致する第1の切削刃(不
図示)を用いて、溝部16を先に設け、次にトラック幅
Eずらして、縁部断面が溝部17の形状に一致する第2
の研削刃(不図示)を用いて溝部17を設けてトラック
部4を形成する。ここで、交差面16a、17aの傾斜
角度は、第1、第2の研削刃により決まるので、角度θ
1を製造段階で知ることができる。
コアブロック(不図示)を形成するまでは、上述の実施
の形態1に述べたものと同様で良い。次に、コアブロッ
クのトラック面4aとなる面を、磁気ギャップ3の形成
面に直交して第1、第2のコア材に渡って略V字状の溝
部16、17を設けて、磁気ギャップ3を有する所定の
トラック幅Eの複数のトラック部4を設ける。なお、こ
の実施の形態に示すヘッドコア18を製造する場合は、
縁部断面が溝部16の形状に一致する第1の切削刃(不
図示)を用いて、溝部16を先に設け、次にトラック幅
Eずらして、縁部断面が溝部17の形状に一致する第2
の研削刃(不図示)を用いて溝部17を設けてトラック
部4を形成する。ここで、交差面16a、17aの傾斜
角度は、第1、第2の研削刃により決まるので、角度θ
1を製造段階で知ることができる。
【0053】また、溝部16、17を設ける段階で、交
差面16aと最深位置線Iとの交点J及び交差面16a
と磁気ギャップ3の形成面の延長面上でのトラック面4
aの延長面との交点Kがトラック部4毎に形成される。
差面16aと最深位置線Iとの交点J及び交差面16a
と磁気ギャップ3の形成面の延長面上でのトラック面4
aの延長面との交点Kがトラック部4毎に形成される。
【0054】次に、溝16、17のそれぞれに、溶融温
度約500℃の第1のガラスを溶融して充填した後、冷
却する。その後、コアブロック(不図示)を削り、トラ
ック部4をそれぞれ有する図6に示すヘッドコア18を
複数形成する。
度約500℃の第1のガラスを溶融して充填した後、冷
却する。その後、コアブロック(不図示)を削り、トラ
ック部4をそれぞれ有する図6に示すヘッドコア18を
複数形成する。
【0055】次に、上述の実施の形態1に示す製造方法
と同様に、コアブロックから切り出して形成したヘッド
コア18の側面を鏡面加工し、ヘッドコア18をスライ
ダー7に接着する。次に、第1のコア1に導線を巻きコ
イル部8を設けて図1に示すような磁気ヘッド9を形成
する。
と同様に、コアブロックから切り出して形成したヘッド
コア18の側面を鏡面加工し、ヘッドコア18をスライ
ダー7に接着する。次に、第1のコア1に導線を巻きコ
イル部8を設けて図1に示すような磁気ヘッド9を形成
する。
【0056】次に、磁気ギャップ3のギャップ深さ量の
調整方法を説明する。この実施の形態3に示すヘッドコ
ア18を有する磁気ヘッド9においても、各部位の測定
には図3に示す距離測定器20を用いる。まず、磁気ヘ
ッド9のトラック面4aがテーブル20aのX−Y平面
と平行かつ磁気ギャップ3の形成面がZ軸と平行になる
ように磁気ヘッド9をテーブル20aの所定位置にセッ
トする。次に、交点Jに顕微鏡20bの焦点を合わせ、
テーブル20aをZ軸方向に移動させて顕微鏡20bの
焦点をトラック面4aの延長面となるガラス部16bの
表面に合わせる。
調整方法を説明する。この実施の形態3に示すヘッドコ
ア18を有する磁気ヘッド9においても、各部位の測定
には図3に示す距離測定器20を用いる。まず、磁気ヘ
ッド9のトラック面4aがテーブル20aのX−Y平面
と平行かつ磁気ギャップ3の形成面がZ軸と平行になる
ように磁気ヘッド9をテーブル20aの所定位置にセッ
トする。次に、交点Jに顕微鏡20bの焦点を合わせ、
テーブル20aをZ軸方向に移動させて顕微鏡20bの
焦点をトラック面4aの延長面となるガラス部16bの
表面に合わせる。
【0057】次に、テーブル20aを磁気ギャップ3の
形成面に沿って移動させて、交点Kに顕微鏡20bの焦
点を合わせ、トラック面4aに平行な交点Kと交点Jと
の距離Lを測定する。そして、ギャップ深さ量D=距離
L/tanθ1の関係にあるので、測定された距離Lと
製造段階で知ることのできる角度θ1とから、トラック
面4a研磨前のギャップ深さ量Dを算出し、設定すべき
ギャップ深さ量Dとなるまでのトラック面4aの研磨量
を算出する。
形成面に沿って移動させて、交点Kに顕微鏡20bの焦
点を合わせ、トラック面4aに平行な交点Kと交点Jと
の距離Lを測定する。そして、ギャップ深さ量D=距離
L/tanθ1の関係にあるので、測定された距離Lと
製造段階で知ることのできる角度θ1とから、トラック
面4a研磨前のギャップ深さ量Dを算出し、設定すべき
ギャップ深さ量Dとなるまでのトラック面4aの研磨量
を算出する。
【0058】次に、磁気ヘッド9を研磨用治具(不図
示)により保持して、ラップ盤(不図示)等により、磁
気ヘッド9のトラック面4aを求めた研磨量だけ研磨す
る。なお、この際、研磨作業の間に距離Lを測定して、
上述のギャップ深さ量D=距離L/tanθ1の関係か
らその減少量を算出することにより、実際の研磨量が分
かるので、距離Lの測定及び減少量の算出とトラック面
4aの研磨とを交互に行い、ギャップ深さ量Dを所定の
値に調整する。
示)により保持して、ラップ盤(不図示)等により、磁
気ヘッド9のトラック面4aを求めた研磨量だけ研磨す
る。なお、この際、研磨作業の間に距離Lを測定して、
上述のギャップ深さ量D=距離L/tanθ1の関係か
らその減少量を算出することにより、実際の研磨量が分
かるので、距離Lの測定及び減少量の算出とトラック面
4aの研磨とを交互に行い、ギャップ深さ量Dを所定の
値に調整する。
【0059】この実施の形態3によるヘッドコア18を
用いた磁気ヘッド9によれば、第1、第2のコア1、2
により形成されて磁気ギャップ3の深さの最深位置Bを
規制する略V字状の溝部10と、磁気ギャップ3を有し
て第1、第2のコア1、2に渡って設けられたトラック
部4と、このトラック部4のトラック面4aに対して所
定の角度θ1で第1、第2のコア1、2を切り欠かれて
略V字状の溝部10の第1、第2の壁面10a、10b
に交差する交差面16aとを備え、最深位置Bを通りト
ラック面4aに平行かつトラック幅E方向に沿った最深
位置線Iと交差面16aとの交点J及び磁気ギャップ3
の形成面3aの延長面上でのトラック面4aの延長面と
交差面16aとの交点Kをトラック面4a側から観察可
能に形成されているので、交点Jと交点Kとのトラック
面4aに平行な距離Lを測定することにより、ギャップ
深さ量Dと距離Lと角度θ1との幾何学的な関係より、
ギャップ深さ量Dを算出でき、実施の形態1に示す磁気
ヘッド9と同様に、容易にそのギャップ深さ量Dを所定
の値に調整することができる。
用いた磁気ヘッド9によれば、第1、第2のコア1、2
により形成されて磁気ギャップ3の深さの最深位置Bを
規制する略V字状の溝部10と、磁気ギャップ3を有し
て第1、第2のコア1、2に渡って設けられたトラック
部4と、このトラック部4のトラック面4aに対して所
定の角度θ1で第1、第2のコア1、2を切り欠かれて
略V字状の溝部10の第1、第2の壁面10a、10b
に交差する交差面16aとを備え、最深位置Bを通りト
ラック面4aに平行かつトラック幅E方向に沿った最深
位置線Iと交差面16aとの交点J及び磁気ギャップ3
の形成面3aの延長面上でのトラック面4aの延長面と
交差面16aとの交点Kをトラック面4a側から観察可
能に形成されているので、交点Jと交点Kとのトラック
面4aに平行な距離Lを測定することにより、ギャップ
深さ量Dと距離Lと角度θ1との幾何学的な関係より、
ギャップ深さ量Dを算出でき、実施の形態1に示す磁気
ヘッド9と同様に、容易にそのギャップ深さ量Dを所定
の値に調整することができる。
【0060】また、実施の形態1に示す磁気ヘッド9と
同様に、第1、第2のコア1、2に、凹状の観測用マー
ク(図7に示す)などを設けることなく、磁気ギャップ
3のギャップ深さ量Dを算出できるので、磁気的特性に
悪影響を与えるのを防止でき、信頼性の向上した磁気ヘ
ッドを得ることができる。
同様に、第1、第2のコア1、2に、凹状の観測用マー
ク(図7に示す)などを設けることなく、磁気ギャップ
3のギャップ深さ量Dを算出できるので、磁気的特性に
悪影響を与えるのを防止でき、信頼性の向上した磁気ヘ
ッドを得ることができる。
【0061】また、交差面16a(交差面17a)は、
トラック部4を形成する際に第1、第2のコア1、2に
設けられた溝部16、17を用いて設けられているの
で、特に距離L測定用に新たな溝などを形成する必要が
なく、構造を簡易にでき、製造コストを低減できる。ま
た、溝部16、17に透明なガラスを溶融して充填して
ガラス部16a、17aを形成しているので、トラック
部4を保護することができる。
トラック部4を形成する際に第1、第2のコア1、2に
設けられた溝部16、17を用いて設けられているの
で、特に距離L測定用に新たな溝などを形成する必要が
なく、構造を簡易にでき、製造コストを低減できる。ま
た、溝部16、17に透明なガラスを溶融して充填して
ガラス部16a、17aを形成しているので、トラック
部4を保護することができる。
【0062】
【発明の効果】この発明の磁気ヘッドによれば、第1、
第2のコアにより磁気ギャップの深さ方向に沿った第1
の壁面とこの第1の壁面に対して所定の角度の第2の壁
面とを形成されて磁気ギャップの深さの最深位置を規制
する略V字状の溝部と、磁気ギャップを有して第1、第
2のコアに渡って設けられたトラック部と、このトラッ
ク部のトラック面に平行かつ第1、第2の壁面に交差す
る交差面とを備え、交差面と第1、第2の壁面との第
1、第2の交差部間の距離及び交差面とトラック面との
段差をトラック面側から測定可能に形成されているの
で、距離と段差と略V字状の溝部の角度とにより、磁気
ギャップのギャップ深さ量を算出でき、容易にそのギャ
ップ深さ量を所定の値に調整することができる。
第2のコアにより磁気ギャップの深さ方向に沿った第1
の壁面とこの第1の壁面に対して所定の角度の第2の壁
面とを形成されて磁気ギャップの深さの最深位置を規制
する略V字状の溝部と、磁気ギャップを有して第1、第
2のコアに渡って設けられたトラック部と、このトラッ
ク部のトラック面に平行かつ第1、第2の壁面に交差す
る交差面とを備え、交差面と第1、第2の壁面との第
1、第2の交差部間の距離及び交差面とトラック面との
段差をトラック面側から測定可能に形成されているの
で、距離と段差と略V字状の溝部の角度とにより、磁気
ギャップのギャップ深さ量を算出でき、容易にそのギャ
ップ深さ量を所定の値に調整することができる。
【0063】さらに、この発明の磁気ヘッドによれば、
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるので、特に距離や段差測定用に新たな溝などを形
成する必要がなく、構造を簡易にでき、製造コストを低
減できる。
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるので、特に距離や段差測定用に新たな溝などを形
成する必要がなく、構造を簡易にでき、製造コストを低
減できる。
【0064】また、この発明の磁気ヘッドによれば、第
1、第2のコアにより第1、第2の壁面を形成されて磁
気ギャップの深さの最深位置を規制する略V字状の溝部
と、磁気ギャップを有して第1、第2のコアに渡って設
けられたトラック部と、このトラック部のトラック面に
平行かつ第1、第2の壁面に交差すると共に段差を有す
る第1、第2の交差面とを備え、第1、第2の交差面と
第1、第2の壁面との第1、第2の交差部間の第1の距
離及び第3、第4の交差部間の第2の距離並びに第1、
第2の交差面とトラック面との第1、第2の段差をトラ
ック面側から測定可能に形成されているので、第1、第
2の距離及び第1、第2の段差により、磁気ギャップの
ギャップ深さ量を算出でき、容易にそのギャップ深さ量
を所定の値に調整することができる。
1、第2のコアにより第1、第2の壁面を形成されて磁
気ギャップの深さの最深位置を規制する略V字状の溝部
と、磁気ギャップを有して第1、第2のコアに渡って設
けられたトラック部と、このトラック部のトラック面に
平行かつ第1、第2の壁面に交差すると共に段差を有す
る第1、第2の交差面とを備え、第1、第2の交差面と
第1、第2の壁面との第1、第2の交差部間の第1の距
離及び第3、第4の交差部間の第2の距離並びに第1、
第2の交差面とトラック面との第1、第2の段差をトラ
ック面側から測定可能に形成されているので、第1、第
2の距離及び第1、第2の段差により、磁気ギャップの
ギャップ深さ量を算出でき、容易にそのギャップ深さ量
を所定の値に調整することができる。
【0065】さらに、この発明の磁気ヘッドによれば、
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるので、特に距離や段差測定用に新たな溝などを形
成する必要がなく、構造を簡易にでき、製造コストを低
減できる。
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるので、特に距離や段差測定用に新たな溝などを形
成する必要がなく、構造を簡易にでき、製造コストを低
減できる。
【0066】また、この発明の磁気ヘッドによれば、第
1、第2のコアにより形成されて磁気ギャップの深さの
最深位置を規制する略V字状の溝部と、磁気ギャップを
有して第1、第2のコアに渡って設けられたトラック部
と、このトラック部のトラック面に対して所定の角度で
第1、第2のコアを切り欠かれて略V字状の溝部の第
1、第2の壁面に交差する交差面とを備え、最深位置を
通りトラック面に平行かつトラック幅方向に沿った最深
位置線と交差面との第1の交点及び磁気ギャップの形成
面の延長面上でのトラック面の延長面と交差面との第2
の交点をトラック面側から観察可能に形成されているの
で、第1の交点と第2の交点とのトラック面に平行な距
離を測定することにより、ギャップ深さ量と距離と角度
との幾何学的な関係より、ギャップ深さ量を算出でき、
容易にそのギャップ深さ量を所定の値に調整することが
できる。
1、第2のコアにより形成されて磁気ギャップの深さの
最深位置を規制する略V字状の溝部と、磁気ギャップを
有して第1、第2のコアに渡って設けられたトラック部
と、このトラック部のトラック面に対して所定の角度で
第1、第2のコアを切り欠かれて略V字状の溝部の第
1、第2の壁面に交差する交差面とを備え、最深位置を
通りトラック面に平行かつトラック幅方向に沿った最深
位置線と交差面との第1の交点及び磁気ギャップの形成
面の延長面上でのトラック面の延長面と交差面との第2
の交点をトラック面側から観察可能に形成されているの
で、第1の交点と第2の交点とのトラック面に平行な距
離を測定することにより、ギャップ深さ量と距離と角度
との幾何学的な関係より、ギャップ深さ量を算出でき、
容易にそのギャップ深さ量を所定の値に調整することが
できる。
【0067】さらに、この発明の磁気ヘッドによれば、
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるので、特に距離測定用に新たな溝などを形成する
必要がなく、構造を簡易にでき、製造コストを低減でき
る。
交差面はトラック部を形成する際に設けられる溝の一部
であるので、特に距離測定用に新たな溝などを形成する
必要がなく、構造を簡易にでき、製造コストを低減でき
る。
【0068】この発明の磁気ヘッドの製造方法によれ
ば、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ深さ
量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、ギャップ
深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、第2
の壁面に交差すると共にトラック面に平行な交差面を設
け、交差面と第1、第2の壁面との第1、第2の交差部
間距離及び交差面とトラック面との段差並びに略V字状
の溝部の角度からギャップ深さ量を算出し、段差を測定
しつつトラック面を研磨してギャップ深さ量を調整する
ので、容易にそのギャップ深さ量を所定の値に調整する
ことができる。
ば、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ深さ
量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、ギャップ
深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、第2
の壁面に交差すると共にトラック面に平行な交差面を設
け、交差面と第1、第2の壁面との第1、第2の交差部
間距離及び交差面とトラック面との段差並びに略V字状
の溝部の角度からギャップ深さ量を算出し、段差を測定
しつつトラック面を研磨してギャップ深さ量を調整する
ので、容易にそのギャップ深さ量を所定の値に調整する
ことができる。
【0069】また、この発明の磁気ヘッドの製造方法に
よれば、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ
深さ量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、ギャ
ップ深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、
第2の壁面に交差すると共にトラック面に平行な第1、
第2の交差面を設け、第1の交差面と第1、第2の壁面
との第1、第2の交差部間の距離及び第2の交差面と第
1、第2の壁面との第3、第4の交差部間の距離並びに
第1、第2の交差面とトラック面との第1、第2の段差
からギャップ深さ量を算出し、第1又は第2の段差を測
定しつつトラック面を研磨してギャップ深さ量を調整す
るので、容易にそのギャップ深さ量を所定の値に調整す
ることができる。
よれば、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ
深さ量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、ギャ
ップ深さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、
第2の壁面に交差すると共にトラック面に平行な第1、
第2の交差面を設け、第1の交差面と第1、第2の壁面
との第1、第2の交差部間の距離及び第2の交差面と第
1、第2の壁面との第3、第4の交差部間の距離並びに
第1、第2の交差面とトラック面との第1、第2の段差
からギャップ深さ量を算出し、第1又は第2の段差を測
定しつつトラック面を研磨してギャップ深さ量を調整す
るので、容易にそのギャップ深さ量を所定の値に調整す
ることができる。
【0070】また、この発明の磁気ヘッドの製造方法に
よれば、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ
深さ量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、トラ
ック面から所定の角度で切り欠かれて磁気ギャップの深
さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、第2の
壁面に交差すると共にトラック面に対して傾斜した交差
面を設け、最深位置を通りトラック面に平行かつトラッ
ク幅方向に沿った最深位置線と交差面との第1の交点及
び磁気ギャップの形成面の延長面上でのトラック面の延
長面と交差面との第2の交点の距離を測定し、距離と交
差面の傾斜角度とからギャップ深さ量を算出し、距離を
測定しつつトラック面を研磨してギャップ深さ量を調整
するので、容易にそのギャップ深さ量を所定の値に調整
することができる。
よれば、トラック面を研磨して磁気ギャップのギャップ
深さ量を調整する磁気ヘッドの製造方法において、トラ
ック面から所定の角度で切り欠かれて磁気ギャップの深
さの最深位置を規制する略V字状の溝部の第1、第2の
壁面に交差すると共にトラック面に対して傾斜した交差
面を設け、最深位置を通りトラック面に平行かつトラッ
ク幅方向に沿った最深位置線と交差面との第1の交点及
び磁気ギャップの形成面の延長面上でのトラック面の延
長面と交差面との第2の交点の距離を測定し、距離と交
差面の傾斜角度とからギャップ深さ量を算出し、距離を
測定しつつトラック面を研磨してギャップ深さ量を調整
するので、容易にそのギャップ深さ量を所定の値に調整
することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1による磁気ヘッドを
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】 図1に示すヘッドコアの詳細説明図であり、
図1(a)は、その正面図、図1(b)は、その底面
図、図1(c)は、その右側面図である。
図1(a)は、その正面図、図1(b)は、その底面
図、図1(c)は、その右側面図である。
【図3】 各距離及び段差の測定作業を示す説明図であ
る。
る。
【図4】 この発明の実施の形態2によるヘッドコアの
態様を示す説明図であり、図4(a)は、その正面図、
図4(b)は、その底面図、図4(c)は、その右側面
図である。
態様を示す説明図であり、図4(a)は、その正面図、
図4(b)は、その底面図、図4(c)は、その右側面
図である。
【図5】 この発明の実施の形態2のヘッドコアの他の
態様を示す説明図であり、図5(a)は、その正面図、
図5(b)は、その底面図、図5(c)は、その右側面
図である。
態様を示す説明図であり、図5(a)は、その正面図、
図5(b)は、その底面図、図5(c)は、その右側面
図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるヘッドコアの
態様を示す説明図であり、図6(a)は、その正面図、
図6(b)は、その底面図、図6(c)は、その右側面
図である。
態様を示す説明図であり、図6(a)は、その正面図、
図6(b)は、その底面図、図6(c)は、その右側面
図である。
【図7】 従来の磁気ヘッドのヘッドコアを示す説明図
であり、図7(a)は、その平面図、図7(b)は、図
7(a)に示す矢視Aから見た側面図である。
であり、図7(a)は、その平面図、図7(b)は、図
7(a)に示す矢視Aから見た側面図である。
1 第1のコア、 2 第2のコア、 3 磁気ギャッ
プ、 3a 形成面、4 トラック部、 4a トラッ
ク面、 5 交差面、 5a ガラス部、6 ヘッドコ
ア、 7 スライダー、 8 コイル部、 9 磁気ヘ
ッド、 10 略V字状の溝部、 10a 第1の壁
面、 10b 第2の壁面、 11第2のガラス、 1
2 交差面、 13 交差面、 12a ガラス部、
13a ガラス部、 14 ヘッドコア、 15 ヘッ
ドコア、 15a 交差面、15b 交差面、 15c
ガラス部、 16 溝部、 16a 交差面、16b
ガラス部、 17 溝部、 17a 交差面、 17
b ガラス部、18 ヘッドコア。
プ、 3a 形成面、4 トラック部、 4a トラッ
ク面、 5 交差面、 5a ガラス部、6 ヘッドコ
ア、 7 スライダー、 8 コイル部、 9 磁気ヘ
ッド、 10 略V字状の溝部、 10a 第1の壁
面、 10b 第2の壁面、 11第2のガラス、 1
2 交差面、 13 交差面、 12a ガラス部、
13a ガラス部、 14 ヘッドコア、 15 ヘッ
ドコア、 15a 交差面、15b 交差面、 15c
ガラス部、 16 溝部、 16a 交差面、16b
ガラス部、 17 溝部、 17a 交差面、 17
b ガラス部、18 ヘッドコア。
Claims (9)
- 【請求項1】 磁性材からなる第1のコアと、この第1
のコアと共に磁気ギャップを形成する磁性材からなる第
2のコアと、前記第1、第2のコアにより前記磁気ギャ
ップの深さ方向に沿った第1の壁面とこの第1の壁面に
対して所定の角度の第2の壁面とを形成されて前記磁気
ギャップの深さの最深位置を規制する略V字状の溝部
と、前記磁気ギャップを有して前記第1、第2のコアに
渡って設けられたトラック部と、このトラック部のトラ
ック面に平行かつ前記第1、第2の壁面に交差する交差
面とを備え、前記交差面と前記第1、第2の壁面との第
1、第2の交差部間の距離及び前記交差面と前記トラッ
ク面との段差を前記トラック面側から測定可能に形成さ
れていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 交差面はトラック部を形成する際に設け
られる溝の一部であることを特徴とする請求項1に記載
の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 磁性材からなる第1のコアと、この第1
のコアと共に磁気ギャップを形成する磁性材からなる第
2のコアと、前記第1、第2のコアにより第1、第2の
壁面を形成されて前記磁気ギャップの深さの最深位置を
規制する略V字状の溝部と、前記磁気ギャップを有して
前記第1、第2のコアに渡って設けられたトラック部
と、このトラック部のトラック面に平行かつ前記第1、
第2の壁面に交差すると共に段差を有する第1、第2の
交差面とを備え、前記第1、第2の交差面と前記第1、
第2の壁面との第1、第2の交差部間の第1の距離及び
第3、第4の交差部間の第2の距離並びに前記第1、第
2の交差面と前記トラック面との第1、第2の段差を前
記トラック面側から測定可能に形成されていることを特
徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項4】 第1、第2の交差面はトラック部を形成
する際に設けられる溝の一部であることを特徴とする請
求項3に記載の磁気ヘッド。 - 【請求項5】 磁性材からなる第1のコアと、この第1
のコアと共に磁気ギャップを形成する磁性材からなる第
2のコアと、前記第1、第2のコアにより形成されて前
記磁気ギャップの深さの最深位置を規制する略V字状の
溝部と、前記磁気ギャップを有して前記第1、第2のコ
アに渡って設けられたトラック部と、このトラック部の
トラック面に対して所定の角度で前記第1、第2のコア
を切り欠かれて前記略V字状の溝部の第1、第2の壁面
に交差する交差面とを備え、前記最深位置を通り前記ト
ラック面に平行かつトラック幅方向に沿った最深位置線
と前記交差面との第1の交点及び前記磁気ギャップの形
成面の延長面上での前記トラック面の延長面と前記交差
面との第2の交点を前記トラック面側から観察可能に形
成されていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項6】 交差面はトラック部を形成する際に設け
られる溝の一部であることを特徴とする請求項5に記載
の磁気ヘッド。 - 【請求項7】 トラック面を研磨して磁気ギャップのギ
ャップ深さ量を調整する磁気ヘッドの製造方法におい
て、前記ギャップ深さの最深位置を規制する略V字状の
溝部の第1、第2の壁面に交差すると共に前記トラック
面に平行な交差面を設け、前記交差面と前記第1、第2
の壁面との第1、第2の交差部間距離及び前記交差面と
前記トラック面との段差並びに前記略V字状の溝部の角
度から前記ギャップ深さ量を算出し、前記段差を測定し
つつ前記トラック面を研磨して前記ギャップ深さ量を調
整することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項8】 トラック面を研磨して磁気ギャップのギ
ャップ深さ量を調整する磁気ヘッドの製造方法におい
て、前記ギャップ深さの最深位置を規制する略V字状の
溝部の第1、第2の壁面に交差すると共に前記トラック
面に平行な第1、第2の交差面を設け、前記第1の交差
面と前記第1、第2の壁面との第1、第2の交差部間の
距離及び前記第2の交差面と前記第1、第2の壁面との
第3、第4の交差部間の距離並びに前記第1、第2の交
差面と前記トラック面との第1、第2の段差から前記ギ
ャップ深さ量を算出し、前記第1又は第2の段差を測定
しつつ前記トラック面を研磨して前記ギャップ深さ量を
調整することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項9】 トラック面を研磨して磁気ギャップのギ
ャップ深さ量を調整する磁気ヘッドの製造方法におい
て、前記トラック面から所定の角度で切り欠かれて前記
磁気ギャップの深さの最深位置を規制する略V字状の溝
部の第1、第2の壁面に交差すると共に前記トラック面
に対して傾斜した交差面を設け、前記最深位置を通り前
記トラック面に平行かつトラック幅方向に沿った最深位
置線と前記交差面との第1の交点及び前記磁気ギャップ
の形成面の延長面上での前記トラック面の延長面と前記
交差面との第2の交点の距離を測定し、前記距離と前記
交差面の傾斜角度とから前記ギャップ深さ量を算出し、
前記距離を測定しつつ前記トラック面を研磨して前記ギ
ャップ深さ量を調整することを特徴とする磁気ヘッドの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4020098A JPH11238208A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4020098A JPH11238208A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11238208A true JPH11238208A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12574153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4020098A Pending JPH11238208A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11238208A (ja) |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP4020098A patent/JPH11238208A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040621 |