JPS6145225B2 - - Google Patents
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- JPS6145225B2 JPS6145225B2 JP56112939A JP11293981A JPS6145225B2 JP S6145225 B2 JPS6145225 B2 JP S6145225B2 JP 56112939 A JP56112939 A JP 56112939A JP 11293981 A JP11293981 A JP 11293981A JP S6145225 B2 JPS6145225 B2 JP S6145225B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/42—Bleach-fixing or agents therefor ; Desilvering processes
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/3046—Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Description
本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の
色素画像の安定化処理方法に関する。 ハロゲン化銀カラー写真感光材料では、周知の
如く、発色現像法により、アゾメチン色素、イン
ドアニリン色素を形成することによつて発色画像
が得られる。 これらの色素は紫外線や可視光線の照射によつ
て褪色がおこることは周知のことであり、また、
これらの色素は暗所において保存しても褪色す
る。特に高温、高湿の下ではこの褪色が促進され
る。これらの発色画像の褪色はカラー写真にとつ
て大きな欠陥であり、この欠陥の改善が強く要望
されていた。 従来、ハロゲン化銀カラー写真感光材料による
発色画像の明所又は暗所における褪色防止法につ
いては、種々のものが知られている。例えば、米
国特許第2788274号の亜鉛溶液による処理、同第
2913338号明細書に記載のカルシウム、マグネシ
ウム、カドミウム塩による処理、英国特許第
909824号、同第1001446号明細書に記載のモノサ
ツカライド、ジサツカライド、ヘキシトールを含
む溶液で処理する方法、フオルムアルデヒドとポ
リカルボン酸を含む溶液による処理等が知られて
いる。 しかし、これらの方法では得られる効果が僅か
であつたり、又褪色を防止できても、用いる化合
物の多くがゼラチン膜を軟化し、その機械的強度
を著じるしく弱めていた。このため、ゼラチン膜
の軟化を防止するホルムアルデヒドを使用するこ
ともあるが、ホルムアルデヒドは実用的に有害で
あり、白地を汚染する欠点があつた。 従つて、色素画像の褪色を防止するため、処理
浴から写真材料中に含まれた薬品を除去するため
には、できるだけ多量の水で長時間水洗処理を行
なわねばならず、処理の迅速化、省力化の目的の
ために、前記のような効果の小さい安定化処理を
省略している場合もある。又、同じ目的と公害負
荷やコスト低減のために、各処理液による処理は
高温処理されたり、水洗処理時間を縮めたり、水
洗水を減少したりしているのが通例で、色素画像
の安定化は、より損われていると言える。 またさらには、水洗処理工程を省略した安定化
処理方法も例えば米国特許第3335004号明細書な
どの記載により知られてはいるが、チオシアン酸
塩による銀安定化処理であり、また安定化浴に亜
硫酸塩が多量に含有されているために形成された
画像色素がロイコ体化され易く、そのためにカラ
ー写真画像の劣化に大きな影響を与え、その上、
安定液の如き低PHでは、亜硫酸ガスを発生させる
恐れもあり、適当でない。 この様に、従来のカラー画像の安定化処理では
写真画像を長期にわたつて安定化させ、かつ処理
の迅速化、省力化を計り、かつ公害負荷の低減や
水洗水の低減を計ると言う事ができなかつた。 本発明者らは、発色画像の明所又は暗所におけ
る褪色防止方法を種々検討した結果、本発明を完
成したものであつて、本発明の目的は、ゼラチン
膜が軟化する事なく、発色画像の褪色を著しく防
止でき、かつ水洗水の低減や水洗処理を不要化で
きる、色素画像の安定化処理方法を提供すること
である。 本発明の上記目的は、カラー写真処理の最終段
階において、少なくとも1×10-4モルの可溶性鉄
錯塩を含有し、かつPHが3.0〜9.0である色素安定
液(処理浴)で処理するハロゲン化銀カラー写真
感光材料の色素画像安定化処理方法によつて達成
される。 本発明の好ましい一実施態様に従えば、本発明
の安定化処理が漂白定着浴もしくは定着浴に続く
工程であり、実質的に水洗処理を行なわないこと
である。 以下、本発明について詳述する。 本発明の安定液に含有せしめる可溶性鉄塩は、
具体的化合物として、塩化第2鉄、硫酸第2鉄、
硝酸第2鉄、塩化第1鉄、硫酸第1鉄、硝酸第1
鉄等の無機第2鉄塩、第1鉄塩、酢酸第2鉄、ク
エン酸第2鉄等のカルボン酸鉄塩、及び各種の鉄
錯塩があり、これら鉄イオンと錯塩を形成する化
合物としては、下記一般式〔〕〜〔XI〕で示さ
れる化合物があげられる。 一般式〔〕 MnPnO3n
M;水素、アルカリ金属、アンモニウム、 m;3〜6の整数。 一般式〔〕 Mo+2PoO3o+1
n;2〜20の整数。 一般式〔〕 B−A1−Z−A2−C 一般式〔〕 式〔〕〔〕中、A1〜A6はそれぞれ置換また
は未置換のアルキレン基、Zはアルキレン基、シ
クロヘキサン基、フエニレン基、−R−O−R,−
ROROR−,
色素画像の安定化処理方法に関する。 ハロゲン化銀カラー写真感光材料では、周知の
如く、発色現像法により、アゾメチン色素、イン
ドアニリン色素を形成することによつて発色画像
が得られる。 これらの色素は紫外線や可視光線の照射によつ
て褪色がおこることは周知のことであり、また、
これらの色素は暗所において保存しても褪色す
る。特に高温、高湿の下ではこの褪色が促進され
る。これらの発色画像の褪色はカラー写真にとつ
て大きな欠陥であり、この欠陥の改善が強く要望
されていた。 従来、ハロゲン化銀カラー写真感光材料による
発色画像の明所又は暗所における褪色防止法につ
いては、種々のものが知られている。例えば、米
国特許第2788274号の亜鉛溶液による処理、同第
2913338号明細書に記載のカルシウム、マグネシ
ウム、カドミウム塩による処理、英国特許第
909824号、同第1001446号明細書に記載のモノサ
ツカライド、ジサツカライド、ヘキシトールを含
む溶液で処理する方法、フオルムアルデヒドとポ
リカルボン酸を含む溶液による処理等が知られて
いる。 しかし、これらの方法では得られる効果が僅か
であつたり、又褪色を防止できても、用いる化合
物の多くがゼラチン膜を軟化し、その機械的強度
を著じるしく弱めていた。このため、ゼラチン膜
の軟化を防止するホルムアルデヒドを使用するこ
ともあるが、ホルムアルデヒドは実用的に有害で
あり、白地を汚染する欠点があつた。 従つて、色素画像の褪色を防止するため、処理
浴から写真材料中に含まれた薬品を除去するため
には、できるだけ多量の水で長時間水洗処理を行
なわねばならず、処理の迅速化、省力化の目的の
ために、前記のような効果の小さい安定化処理を
省略している場合もある。又、同じ目的と公害負
荷やコスト低減のために、各処理液による処理は
高温処理されたり、水洗処理時間を縮めたり、水
洗水を減少したりしているのが通例で、色素画像
の安定化は、より損われていると言える。 またさらには、水洗処理工程を省略した安定化
処理方法も例えば米国特許第3335004号明細書な
どの記載により知られてはいるが、チオシアン酸
塩による銀安定化処理であり、また安定化浴に亜
硫酸塩が多量に含有されているために形成された
画像色素がロイコ体化され易く、そのためにカラ
ー写真画像の劣化に大きな影響を与え、その上、
安定液の如き低PHでは、亜硫酸ガスを発生させる
恐れもあり、適当でない。 この様に、従来のカラー画像の安定化処理では
写真画像を長期にわたつて安定化させ、かつ処理
の迅速化、省力化を計り、かつ公害負荷の低減や
水洗水の低減を計ると言う事ができなかつた。 本発明者らは、発色画像の明所又は暗所におけ
る褪色防止方法を種々検討した結果、本発明を完
成したものであつて、本発明の目的は、ゼラチン
膜が軟化する事なく、発色画像の褪色を著しく防
止でき、かつ水洗水の低減や水洗処理を不要化で
きる、色素画像の安定化処理方法を提供すること
である。 本発明の上記目的は、カラー写真処理の最終段
階において、少なくとも1×10-4モルの可溶性鉄
錯塩を含有し、かつPHが3.0〜9.0である色素安定
液(処理浴)で処理するハロゲン化銀カラー写真
感光材料の色素画像安定化処理方法によつて達成
される。 本発明の好ましい一実施態様に従えば、本発明
の安定化処理が漂白定着浴もしくは定着浴に続く
工程であり、実質的に水洗処理を行なわないこと
である。 以下、本発明について詳述する。 本発明の安定液に含有せしめる可溶性鉄塩は、
具体的化合物として、塩化第2鉄、硫酸第2鉄、
硝酸第2鉄、塩化第1鉄、硫酸第1鉄、硝酸第1
鉄等の無機第2鉄塩、第1鉄塩、酢酸第2鉄、ク
エン酸第2鉄等のカルボン酸鉄塩、及び各種の鉄
錯塩があり、これら鉄イオンと錯塩を形成する化
合物としては、下記一般式〔〕〜〔XI〕で示さ
れる化合物があげられる。 一般式〔〕 MnPnO3n
M;水素、アルカリ金属、アンモニウム、 m;3〜6の整数。 一般式〔〕 Mo+2PoO3o+1
n;2〜20の整数。 一般式〔〕 B−A1−Z−A2−C 一般式〔〕 式〔〕〔〕中、A1〜A6はそれぞれ置換また
は未置換のアルキレン基、Zはアルキレン基、シ
クロヘキサン基、フエニレン基、−R−O−R,−
ROROR−,
【式】(Rはアルキレン
基)もしくは>N−A7(A7は水素、炭化水素、
低級脂肪族カルボン酸、低級アルコール)、B,
C,D,E,F,Gは−OH,−COOM,−PO3M2
(Mは水素、アルカリ金属、アンモニウム)を表
わす。 一般式〔〕 R1:−COOM,−PO(OM)2 R2:水素、C1〜C4のアルキル基、 −(CH2)n′COOM、フエニル基、 R3:水素、−COOM、 M:水素、アルカリ金属、アンモニウム、 m:0又は1、 n′:1〜4の整数、 q:0又は1。 一般式〔〕 R4N(CH2PO3M2)2 R4:低級アルキル基、アリール基、シクロヘ
キサン基、アラルキル基、含窒素6員環
基、〔置換基として−OH,−OR5(R5:C1
〜C4アルキル基)、−PO3M2,−
CH2PO3M2,−N(CH2PO3M2)2,−
COOM2,−N(CH2COOM)2〕 M:水素、アルカリ金属、アンモニウム。 一般式〔〕 R6,R7:水素、低級アルキル基、−COOH,−
NJ2(JはH,OH、低級アルキル
基、−C2H4OH) R8:水素、低級アルキル基、−OH,−NL2(L
はH,OH,−CH3,−C2H5,−C2H4OH,−
PO3M2) X,Y,Z:−OH,−COOM,PO3M2,H M:水素、アルカリ金属、アンモニウム。 nは0又は1以上の整数、mは0又は1 一般式〔〕 R9,R10:水素、アルカリ金属、アンモニウ
ム、C1〜C12置換または未置換のアル
キル基アルケニル基、環状アルキル
基。 一般式〔〕 R11:C1〜12のアルキル基、C1〜12のアルコキ
シ基、C1〜12のモノアルキルアミノ基、
C2〜12のジアルキルアミノ基、アミノ
基、C1〜24のアリロキシ基、C6〜24のア
リールアミノ基及びアミルオキシ基。 Q1〜Q3:−OH,C1〜24アルコキシ基、アラル
キルオキシ基、アリロオキシ基、−
OM3(M3はカチオン)、アミノ基、モ
ルホリノ基、環状アミノ基、アルキル
アミノ基、ジアルキルアミノ基、アリ
ールアミノ基、アルキルオキシ基を示
す。 一般式〔〕 R12,R13:水素、低級アルキル基、イミン(低
級アルキル基、CH2CH2COONa
で置換されていてもよい。)、 M:水素、アルカリ金属、アンモニウム、 n:2〜16の整数。 一般式〔XI〕 R14〜R16:水素、アルキル基〔置換基として−
OH,−OCn″H2n″+1(n″:1〜
4),−PO3M2,−CH2PO3M,−
NR2(Rはアルキル基)、−N
(CH2PO3M2)2を有してもよい、 M:水素、アルカリ金属、アンモニウム。 これら一般式〔〕〜〔XI〕で示される化合物
以外にクエン酸、グリシン等もあげられる。しか
し、前記一般式に示される化合物が、より以上優
れた効果を発揮する。 前記一般式〔〕〜〔XI〕で示される化合物
は、その具体的な化合物例として次のものがあげ
られる。 本発明に用いられる可溶性鉄塩は、安定浴1
当り1×10-4モル〜1×10-1モルの範囲で添加す
る事ができ、好ましくは4×10-4モル〜1×10-2
モルの範囲で添加する事ができる。なお、処理工
程が多数槽の安定浴から成り、かつ向流法で処理
され、最終槽から補充される連続処理方法での上
記可溶性鉄塩の望ましい添加量は、安定浴の最終
槽における濃度である。 本発明による安定液(安定浴)はPH3.0〜9.0で
ある。PHが3.0未満では可溶性鉄塩による色素の
褪色防止効果が損われ、又PH9.0を越えるときで
も、また色素の褪色防止が損われる。本発明にお
いては、望ましくはPH4.5〜8.5が好適であり、特
に望ましいPHとしては6.0〜8.0の範囲があげられ
る。本発明の安定液には緩衝剤を添加して、緩衝
作用をもたせておくことが望ましい。この緩衝剤
としては酢酸、酢酸ナトリウム、硼酸、リン酸、
水酸化ナトリウム等の化合物が望ましいが、前記
鉄錯塩形成剤を鉄イオンと等量以上に用いて緩衝
能をもたせても良い。 本発明によれば、ゼラチン膜の軟化を招く事は
なく、色素画像の褪色を防止する事ができ、更
に、本発明では鉄イオンの存在する安定浴で処理
する事によつて、他の薬品が写真感光材料中に微
量残留していても、色素画像の安定性を大巾に向
上させる事ができる。このために、水洗処理の短
縮、または水洗処理を排除する事ができる。カラ
ー写真処理で漂白剤として用いられているエチレ
ンジアミン四酢酸鉄錯塩の如き化合物は、水洗処
理で徹底的に洗い出されていたが、本発明者らの
検討の結果このような可溶性鉄イオンがむしろ或
る適当な濃度範囲で存在する方が、はるかに色素
画像を安定化できる事が判つた。 カラー写真処理において、有機酸第2鉄錯塩を
含有する処理浴で処理を行なう場合、安定化処理
が該有機酸含有処理浴に続く処理工程である事か
ら、本発明の可溶性鉄塩は自動的に写真感光材料
によつて持ち込まれ、補給される。この事により
安定補充液中には可溶性鉄塩を含ませないで処理
する事もできる。また同時に、従来の水洗処理を
不要とする事ができる。もちろん、可溶性鉄塩を
本発明濃度範囲に保つために、有機酸第2鉄錯塩
含有処理液からの写真感光材料による持ち込み量
や、安定液の補充量を制御する必要がある。本発
明の可溶性鉄塩の存在によつて有機酸第2鉄錯塩
含有処理液中の他の薬品成分、例えば、チオ硫酸
塩、亜硫酸塩などは或る一定濃度以下では、色素
画像の褪色性に影響を与えず、安定性が向上でき
る事がわかつたが、この濃度を望ましい値にする
ために安定浴槽が複数槽で、かつ向流法により補
充しながら処理する事が好ましい。 本発明による安定浴は発色現像後、最終段階で
処理する事が重要で、直接乾燥工程に入る事が望
ましい。しかし安定処理後、可溶性鉄塩が写真感
光材料から完全に洗い出されない程度で余剰の化
合物を除く程度のリンスや、水洗処理又は酸化
剤、例えば過酸化水素や過硫酸塩を含む処理液を
塗布したり、処理浴に浸漬したりする事もでき
る。又、有機酸第2鉄塩を漂白剤として含有する
漂白液や漂白定着液では、処理後、直接安定化処
理する事が望ましいが、有機酸第2鉄塩が写真感
光材料によつて安定化液中に持ち込まれる量が本
発明濃度範囲で含まれる事を妨げない程度のリン
スや水洗処理を介して安定化処理を行う事もでき
る。 本発明の安定化処理は、カラー処理の最終段階
で実施するが、安定浴は単一槽による処理が可能
である。しかし、前記のような理由から、漂白定
着液又は定着液処理に引き続き安定化処理する場
合、本発明による安定浴は多数槽で構成し、多浴
処理形式としたものが望ましい。更に、本発明の
前記目的を達成するために設ける槽の数は、安定
浴最終槽中の可溶性鉄塩濃度を望ましい値にする
ために、有機酸第2鉄錯塩含有処理浴から写真感
光材料によつて持ち込まれる量と安定液の補充量
に密接に関係しており、持ち込み量に対する補充
量の比が小さいほど槽の数は多く必要とされ、そ
の比が大きいほど即ち補充量が多いほど槽の数は
少くて済むことになる。 一般的には、有機酸第2鉄塩含有浴の濃度にも
よるが、持ち込み量に対する補充量が約3倍〜5
倍のときには、望ましくは2槽〜8槽による処理
が必要であり、例えば50倍のときには、望ましく
は2槽〜4槽による処理で目的を達成することが
できる。 本発明による安定浴はPH3.0〜9.0の範囲に調整
された緩衝液であれば使用でき、各種の緩衝剤を
使用し得るが、その具体例としては、ホウ酸塩、
メタホウ酸塩、ホウ砂、リン酸塩、モノカルボン
酸塩、ジカルボン酸塩、ポリカルボン酸塩、オキ
シカルボン酸塩、アミノ酸、アミノカルボン酸
塩、第1燐酸塩、第2燐酸塩、第3燐酸塩、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなどを挙げること
ができる。またさらに、可溶性鉄塩、鉄錯塩の他
に各種のキレート剤も同様に添加することができ
る。これらの例としては、アミノポリカルボン酸
塩、アミノポリホスホン酸、ホスホノカルボン
酸、アルキリデンジホスホン酸、ポリリン酸塩、
ピロリン酸、メタリン酸、グルコン酸塩などがあ
る。 この他に通常知られている安定浴添加剤として
は、例えば蛍光増白剤、界面活性剤、防バイ剤、
防腐剤、有機硫黄化合物、オニウム塩、ホルマリ
ン、アルミニウム、クロム等の硬膜剤、多種金属
塩などがあるが、これら化合物の添加量は本発明
による安定浴のPHを維持するに必要でかつカラー
写真画像の保存時の安定性と沈澱の発生に対し悪
影響を及ぼさない範囲で、どのような化合物を、
どのような組み合せで使用してもさしつかえな
い。 本発明の安定化浴に添加するのに望ましい化合
物としては、可溶性鉄塩の他に酢酸、酢酸ナトリ
ウム等の緩衝剤、5−クロロ−2−メチル−4−
イソチアゾリン−3−オン、1−2−ベンツイソ
チアゾリン−3−オン、サイアベンダゾール等の
防バイ剤、微量のホルムアルデヒド、アルミニウ
ム塩、マグネシウム塩等の硬膜剤、蛍光増白剤等
があげられる。しかし、これら添加化合物は、本
発明の処理方法によれば、効率よく色素画像の安
定化、及び水洗処理の省略ができるわけで、公害
負荷、コスト対策などの観点から緩衝能力さえ充
分であれば希薄なほど好ましい。 安定化処理に際しての処理温度は、15℃〜60
℃、好ましくは20℃〜45℃の範囲がよい。また処
理時間も迅速処理の観点から短時間であるほど好
ましいが、通常20秒〜10分間、最も好ましくは1
分〜5分間であり、複数槽安定化処理の場合は前
段槽ほど短時間で処理し、後段槽ほど処理時間が
長いことが好ましい。特に前槽の20%〜50%増し
の処理時間で順次処理する事が望ましい。本発明
による安定化処理の後には水洗処理を全く必要と
しないが、極く短時間内での少量水洗によるリン
ス、表面洗浄などは必要に応じて任意に行なうこ
とはできる。 この様に、本発明の処理方法は、カラーペーパ
ー、反転カラーペーパー、カラーポジフイルム、
カラーネガフイルム、カラー反転フイルム、カラ
ーXレイフイルム等の処理にも使用することがで
きる。 なお、本発明の安定浴に可溶性銀塩を含有する
場合には、該浴から銀回収をする事もできる。銀
回収方法としては、イオン交換樹脂法、金属置換
法、電気分解法、硫化銀沈澱法等を用いる事がで
きる。 次に実施例によつて本発明を詳しく説明する
が、本発明がこれら実施例に限定されるものでは
ない。 実施例 1 サクラカラーペーパー試料に常法により段階露
光を与え、発色現像、漂白定着、水洗を行つた
後、試料を7分割し、各々を下記表−1に示す
()〜()の処方の溶液に33℃、1分間浸漬
した後、乾燥して試験試料とした。
低級脂肪族カルボン酸、低級アルコール)、B,
C,D,E,F,Gは−OH,−COOM,−PO3M2
(Mは水素、アルカリ金属、アンモニウム)を表
わす。 一般式〔〕 R1:−COOM,−PO(OM)2 R2:水素、C1〜C4のアルキル基、 −(CH2)n′COOM、フエニル基、 R3:水素、−COOM、 M:水素、アルカリ金属、アンモニウム、 m:0又は1、 n′:1〜4の整数、 q:0又は1。 一般式〔〕 R4N(CH2PO3M2)2 R4:低級アルキル基、アリール基、シクロヘ
キサン基、アラルキル基、含窒素6員環
基、〔置換基として−OH,−OR5(R5:C1
〜C4アルキル基)、−PO3M2,−
CH2PO3M2,−N(CH2PO3M2)2,−
COOM2,−N(CH2COOM)2〕 M:水素、アルカリ金属、アンモニウム。 一般式〔〕 R6,R7:水素、低級アルキル基、−COOH,−
NJ2(JはH,OH、低級アルキル
基、−C2H4OH) R8:水素、低級アルキル基、−OH,−NL2(L
はH,OH,−CH3,−C2H5,−C2H4OH,−
PO3M2) X,Y,Z:−OH,−COOM,PO3M2,H M:水素、アルカリ金属、アンモニウム。 nは0又は1以上の整数、mは0又は1 一般式〔〕 R9,R10:水素、アルカリ金属、アンモニウ
ム、C1〜C12置換または未置換のアル
キル基アルケニル基、環状アルキル
基。 一般式〔〕 R11:C1〜12のアルキル基、C1〜12のアルコキ
シ基、C1〜12のモノアルキルアミノ基、
C2〜12のジアルキルアミノ基、アミノ
基、C1〜24のアリロキシ基、C6〜24のア
リールアミノ基及びアミルオキシ基。 Q1〜Q3:−OH,C1〜24アルコキシ基、アラル
キルオキシ基、アリロオキシ基、−
OM3(M3はカチオン)、アミノ基、モ
ルホリノ基、環状アミノ基、アルキル
アミノ基、ジアルキルアミノ基、アリ
ールアミノ基、アルキルオキシ基を示
す。 一般式〔〕 R12,R13:水素、低級アルキル基、イミン(低
級アルキル基、CH2CH2COONa
で置換されていてもよい。)、 M:水素、アルカリ金属、アンモニウム、 n:2〜16の整数。 一般式〔XI〕 R14〜R16:水素、アルキル基〔置換基として−
OH,−OCn″H2n″+1(n″:1〜
4),−PO3M2,−CH2PO3M,−
NR2(Rはアルキル基)、−N
(CH2PO3M2)2を有してもよい、 M:水素、アルカリ金属、アンモニウム。 これら一般式〔〕〜〔XI〕で示される化合物
以外にクエン酸、グリシン等もあげられる。しか
し、前記一般式に示される化合物が、より以上優
れた効果を発揮する。 前記一般式〔〕〜〔XI〕で示される化合物
は、その具体的な化合物例として次のものがあげ
られる。 本発明に用いられる可溶性鉄塩は、安定浴1
当り1×10-4モル〜1×10-1モルの範囲で添加す
る事ができ、好ましくは4×10-4モル〜1×10-2
モルの範囲で添加する事ができる。なお、処理工
程が多数槽の安定浴から成り、かつ向流法で処理
され、最終槽から補充される連続処理方法での上
記可溶性鉄塩の望ましい添加量は、安定浴の最終
槽における濃度である。 本発明による安定液(安定浴)はPH3.0〜9.0で
ある。PHが3.0未満では可溶性鉄塩による色素の
褪色防止効果が損われ、又PH9.0を越えるときで
も、また色素の褪色防止が損われる。本発明にお
いては、望ましくはPH4.5〜8.5が好適であり、特
に望ましいPHとしては6.0〜8.0の範囲があげられ
る。本発明の安定液には緩衝剤を添加して、緩衝
作用をもたせておくことが望ましい。この緩衝剤
としては酢酸、酢酸ナトリウム、硼酸、リン酸、
水酸化ナトリウム等の化合物が望ましいが、前記
鉄錯塩形成剤を鉄イオンと等量以上に用いて緩衝
能をもたせても良い。 本発明によれば、ゼラチン膜の軟化を招く事は
なく、色素画像の褪色を防止する事ができ、更
に、本発明では鉄イオンの存在する安定浴で処理
する事によつて、他の薬品が写真感光材料中に微
量残留していても、色素画像の安定性を大巾に向
上させる事ができる。このために、水洗処理の短
縮、または水洗処理を排除する事ができる。カラ
ー写真処理で漂白剤として用いられているエチレ
ンジアミン四酢酸鉄錯塩の如き化合物は、水洗処
理で徹底的に洗い出されていたが、本発明者らの
検討の結果このような可溶性鉄イオンがむしろ或
る適当な濃度範囲で存在する方が、はるかに色素
画像を安定化できる事が判つた。 カラー写真処理において、有機酸第2鉄錯塩を
含有する処理浴で処理を行なう場合、安定化処理
が該有機酸含有処理浴に続く処理工程である事か
ら、本発明の可溶性鉄塩は自動的に写真感光材料
によつて持ち込まれ、補給される。この事により
安定補充液中には可溶性鉄塩を含ませないで処理
する事もできる。また同時に、従来の水洗処理を
不要とする事ができる。もちろん、可溶性鉄塩を
本発明濃度範囲に保つために、有機酸第2鉄錯塩
含有処理液からの写真感光材料による持ち込み量
や、安定液の補充量を制御する必要がある。本発
明の可溶性鉄塩の存在によつて有機酸第2鉄錯塩
含有処理液中の他の薬品成分、例えば、チオ硫酸
塩、亜硫酸塩などは或る一定濃度以下では、色素
画像の褪色性に影響を与えず、安定性が向上でき
る事がわかつたが、この濃度を望ましい値にする
ために安定浴槽が複数槽で、かつ向流法により補
充しながら処理する事が好ましい。 本発明による安定浴は発色現像後、最終段階で
処理する事が重要で、直接乾燥工程に入る事が望
ましい。しかし安定処理後、可溶性鉄塩が写真感
光材料から完全に洗い出されない程度で余剰の化
合物を除く程度のリンスや、水洗処理又は酸化
剤、例えば過酸化水素や過硫酸塩を含む処理液を
塗布したり、処理浴に浸漬したりする事もでき
る。又、有機酸第2鉄塩を漂白剤として含有する
漂白液や漂白定着液では、処理後、直接安定化処
理する事が望ましいが、有機酸第2鉄塩が写真感
光材料によつて安定化液中に持ち込まれる量が本
発明濃度範囲で含まれる事を妨げない程度のリン
スや水洗処理を介して安定化処理を行う事もでき
る。 本発明の安定化処理は、カラー処理の最終段階
で実施するが、安定浴は単一槽による処理が可能
である。しかし、前記のような理由から、漂白定
着液又は定着液処理に引き続き安定化処理する場
合、本発明による安定浴は多数槽で構成し、多浴
処理形式としたものが望ましい。更に、本発明の
前記目的を達成するために設ける槽の数は、安定
浴最終槽中の可溶性鉄塩濃度を望ましい値にする
ために、有機酸第2鉄錯塩含有処理浴から写真感
光材料によつて持ち込まれる量と安定液の補充量
に密接に関係しており、持ち込み量に対する補充
量の比が小さいほど槽の数は多く必要とされ、そ
の比が大きいほど即ち補充量が多いほど槽の数は
少くて済むことになる。 一般的には、有機酸第2鉄塩含有浴の濃度にも
よるが、持ち込み量に対する補充量が約3倍〜5
倍のときには、望ましくは2槽〜8槽による処理
が必要であり、例えば50倍のときには、望ましく
は2槽〜4槽による処理で目的を達成することが
できる。 本発明による安定浴はPH3.0〜9.0の範囲に調整
された緩衝液であれば使用でき、各種の緩衝剤を
使用し得るが、その具体例としては、ホウ酸塩、
メタホウ酸塩、ホウ砂、リン酸塩、モノカルボン
酸塩、ジカルボン酸塩、ポリカルボン酸塩、オキ
シカルボン酸塩、アミノ酸、アミノカルボン酸
塩、第1燐酸塩、第2燐酸塩、第3燐酸塩、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなどを挙げること
ができる。またさらに、可溶性鉄塩、鉄錯塩の他
に各種のキレート剤も同様に添加することができ
る。これらの例としては、アミノポリカルボン酸
塩、アミノポリホスホン酸、ホスホノカルボン
酸、アルキリデンジホスホン酸、ポリリン酸塩、
ピロリン酸、メタリン酸、グルコン酸塩などがあ
る。 この他に通常知られている安定浴添加剤として
は、例えば蛍光増白剤、界面活性剤、防バイ剤、
防腐剤、有機硫黄化合物、オニウム塩、ホルマリ
ン、アルミニウム、クロム等の硬膜剤、多種金属
塩などがあるが、これら化合物の添加量は本発明
による安定浴のPHを維持するに必要でかつカラー
写真画像の保存時の安定性と沈澱の発生に対し悪
影響を及ぼさない範囲で、どのような化合物を、
どのような組み合せで使用してもさしつかえな
い。 本発明の安定化浴に添加するのに望ましい化合
物としては、可溶性鉄塩の他に酢酸、酢酸ナトリ
ウム等の緩衝剤、5−クロロ−2−メチル−4−
イソチアゾリン−3−オン、1−2−ベンツイソ
チアゾリン−3−オン、サイアベンダゾール等の
防バイ剤、微量のホルムアルデヒド、アルミニウ
ム塩、マグネシウム塩等の硬膜剤、蛍光増白剤等
があげられる。しかし、これら添加化合物は、本
発明の処理方法によれば、効率よく色素画像の安
定化、及び水洗処理の省略ができるわけで、公害
負荷、コスト対策などの観点から緩衝能力さえ充
分であれば希薄なほど好ましい。 安定化処理に際しての処理温度は、15℃〜60
℃、好ましくは20℃〜45℃の範囲がよい。また処
理時間も迅速処理の観点から短時間であるほど好
ましいが、通常20秒〜10分間、最も好ましくは1
分〜5分間であり、複数槽安定化処理の場合は前
段槽ほど短時間で処理し、後段槽ほど処理時間が
長いことが好ましい。特に前槽の20%〜50%増し
の処理時間で順次処理する事が望ましい。本発明
による安定化処理の後には水洗処理を全く必要と
しないが、極く短時間内での少量水洗によるリン
ス、表面洗浄などは必要に応じて任意に行なうこ
とはできる。 この様に、本発明の処理方法は、カラーペーパ
ー、反転カラーペーパー、カラーポジフイルム、
カラーネガフイルム、カラー反転フイルム、カラ
ーXレイフイルム等の処理にも使用することがで
きる。 なお、本発明の安定浴に可溶性銀塩を含有する
場合には、該浴から銀回収をする事もできる。銀
回収方法としては、イオン交換樹脂法、金属置換
法、電気分解法、硫化銀沈澱法等を用いる事がで
きる。 次に実施例によつて本発明を詳しく説明する
が、本発明がこれら実施例に限定されるものでは
ない。 実施例 1 サクラカラーペーパー試料に常法により段階露
光を与え、発色現像、漂白定着、水洗を行つた
後、試料を7分割し、各々を下記表−1に示す
()〜()の処方の溶液に33℃、1分間浸漬
した後、乾燥して試験試料とした。
【表】
上記試料の最大濃度の青色、緑色、赤色濃度を
測定し、80℃、相対湿度80%の恒温恒湿槽に60日
間保存した後、再び濃度測定を行ない、各濃度の
低下率を求めた。結果を表−2に示す。
測定し、80℃、相対湿度80%の恒温恒湿槽に60日
間保存した後、再び濃度測定を行ない、各濃度の
低下率を求めた。結果を表−2に示す。
【表】
【表】
表−2から明らかなように、本発明法による試
料No.()〜()は色素の褪色、特に赤色濃度
の褪色が著しく減少しており、褪色防止効果が顕
著である事がわかる。また、本発明による安定液
により処理した試料は青色、緑色、赤色濃度の褪
色は少く、かつ平均的に起こるためカラーバラン
スのくずれがみられず、視覚的褪色率は濃度測定
による褪色率よりも著じるしく小さくなることが
わかる。 実施例 2 方法は実施例1と同じとし、水洗後の試料を6
分割し、各々を下記表−3に示す()〜()
の処方の溶液に33℃、1分間浸漬した後、乾燥し
試験試料とした。
料No.()〜()は色素の褪色、特に赤色濃度
の褪色が著しく減少しており、褪色防止効果が顕
著である事がわかる。また、本発明による安定液
により処理した試料は青色、緑色、赤色濃度の褪
色は少く、かつ平均的に起こるためカラーバラン
スのくずれがみられず、視覚的褪色率は濃度測定
による褪色率よりも著じるしく小さくなることが
わかる。 実施例 2 方法は実施例1と同じとし、水洗後の試料を6
分割し、各々を下記表−3に示す()〜()
の処方の溶液に33℃、1分間浸漬した後、乾燥し
試験試料とした。
【表】
上記試料の赤色中間濃度(D=1.5)を測定
し、80℃、相対湿度80%の恒温恒湿槽に60日間保
存した後、再び濃度測定を行ない比較した。赤色
中間濃度は濃度低下率として記した。 結果を表−4に示す。
し、80℃、相対湿度80%の恒温恒湿槽に60日間保
存した後、再び濃度測定を行ない比較した。赤色
中間濃度は濃度低下率として記した。 結果を表−4に示す。
ベンジルアルコール 15ml
エチレングリコール 15ml
亜硫酸カリウム 2.0g
臭化カリウム 0.7g
塩化ナトリウム 0.2g
炭酸カリウム 30.0g
ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.0g
ポリリン酸(TPPS) 2.5g
3−メチル−4−アミノ−N−エチル
−N−(β−メタンスルホンアミドエ
チル)−アニリン硫酸塩 5.5g
蛍光増白剤(4,4′−ジアミノ
スチルベンジスルホン酸誘導体) 1.0g
水酸化カリウム 2.0g
水を加えて1とする。
〔発色現像補充液〕
ベンジルアルコール 2.0ml
エチレングリコール 20ml
亜硫酸カリウム 3.0g
炭酸カリウム 30.0g
ヒドロキシルアミン硫酸塩 4.0g
ポリリン酸(TPPS) 3.0g
3−メチル−4−アミノ−N−
エチル−N−(β−メタンスルホン
アミドエチル)−アニリン硫酸塩 7.0g
蛍光増白剤(4,4′−ジアミノ
スチルベンジスルホン酸誘導体) 1.5g
水酸化カリウム 3.0g
水を加えて全量を1とする。
〔漂白定着タンク液〕
エチレンジアミンテトラ酢酸
第2鉄アンモニウム2水塩 60g
エチレンジアミンテトラ酢酸 3g
チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 100ml
亜硫酸アンモニウム(40%溶液) 27.5ml
炭酸カリウムまたは氷酢酸でPH7.1に調
整し、水を加えて全量を1とする。
〔漂白定着補充液A〕
エチレンジアミンテトラ酢酸
第2鉄アンモニウム2水塩 260g
炭酸カリウム 42g
水を加えて全量を1にする。
この溶液のPHは6.7±0.1である。
〔漂白定着補充液B〕
チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 500ml
亜硫酸アンモニウム(40%溶液) 250ml
エチレンジアミンテトラ酢酸 17g
氷 酢 酸 85ml
水を加えて全量を1とする。
この溶液のPHは4.6±0.1である。
自動現像機に上記の発色現像タンク液、漂白定
着タンク液および下記安定液を満し、カラーペー
パーを処理しながら3分間隔毎に上記した発色現
像補充液と漂白定着補充液A,Bと安定補充液を
定量カツプを通じて補充しながらランニングテス
トを行つた。補充量はカラーペーパー1m2当りそ
れぞれ発色現像タンクへの補充量として324ml、
漂白定着タンクへの補充量として漂白定着補充液
A,B各々25mlであつた。 安定化処理は自動現像機の安定化処理浴槽を1
槽、3槽、及び6槽に構成し、連続処理が行なえ
るように改造した。それぞれの自動現像機の安定
化処理浴槽は、複数槽からなる場合には感光材料
の流れの方向に第1槽〜第3槽、第1槽〜第6槽
となる安定槽とし、それぞれ最終槽から補充を行
ない、最終槽からオーバーフローをその前段の槽
へ流入させ、さらにこのオーバーフロー液をまた
その前段の槽に流入させる多槽向流方式とした。 漂白定着補充液A,Bの合計使用量が漂白定着
液のタンク容量の3倍となるまで連続処理を行な
つた。 安定化処理浴槽の最前槽の沈澱発生の有無を測
定し、ランニング処理の最終で得られた試料の赤
色中間濃度(D=1.5)を測定し、その後、その
試料を80℃、相対湿度80%にて60日間放置して、
赤色中間濃度を再び測定した。 その結果を表−5に示した。 尚、カラーペーパー1m2当り安定液への漂白定
着液の持ち込みは50mlであつた。 安定液(補充液) 氷 酢 酸 2ml ホルマリン 0.5ml サイアベンダゾール 0.05g 1−ヒドロキシエチリデン1−1 ジホスホン酸 20g カリウム明バン 20g エチレンジアミン四酢酸鉄(四) ナトリウム塩 1.2g 水で1とし、水酸化ナトリウムでPHを6.5 に調整した。 *蛍光増白剤は例−1と同じ ものを使用した。
着タンク液および下記安定液を満し、カラーペー
パーを処理しながら3分間隔毎に上記した発色現
像補充液と漂白定着補充液A,Bと安定補充液を
定量カツプを通じて補充しながらランニングテス
トを行つた。補充量はカラーペーパー1m2当りそ
れぞれ発色現像タンクへの補充量として324ml、
漂白定着タンクへの補充量として漂白定着補充液
A,B各々25mlであつた。 安定化処理は自動現像機の安定化処理浴槽を1
槽、3槽、及び6槽に構成し、連続処理が行なえ
るように改造した。それぞれの自動現像機の安定
化処理浴槽は、複数槽からなる場合には感光材料
の流れの方向に第1槽〜第3槽、第1槽〜第6槽
となる安定槽とし、それぞれ最終槽から補充を行
ない、最終槽からオーバーフローをその前段の槽
へ流入させ、さらにこのオーバーフロー液をまた
その前段の槽に流入させる多槽向流方式とした。 漂白定着補充液A,Bの合計使用量が漂白定着
液のタンク容量の3倍となるまで連続処理を行な
つた。 安定化処理浴槽の最前槽の沈澱発生の有無を測
定し、ランニング処理の最終で得られた試料の赤
色中間濃度(D=1.5)を測定し、その後、その
試料を80℃、相対湿度80%にて60日間放置して、
赤色中間濃度を再び測定した。 その結果を表−5に示した。 尚、カラーペーパー1m2当り安定液への漂白定
着液の持ち込みは50mlであつた。 安定液(補充液) 氷 酢 酸 2ml ホルマリン 0.5ml サイアベンダゾール 0.05g 1−ヒドロキシエチリデン1−1 ジホスホン酸 20g カリウム明バン 20g エチレンジアミン四酢酸鉄(四) ナトリウム塩 1.2g 水で1とし、水酸化ナトリウムでPHを6.5 に調整した。 *蛍光増白剤は例−1と同じ ものを使用した。
【表】
上記表−5からも明白な通り、(1)の比較処理の
水洗処理では、多量の水洗水を補充してもタンク
液器壁に藻の発生やわずかの沈澱の発生が認めら
れ、カラーペーパーにも附着し、故障となる場合
があつた。また試料の保存テストによる赤色中間
濃度低下も大きい。一方、本発明による安定化処
理(2)〜(10)では安定液中での沈澱はみられず赤色濃
度の保存テストによる低下も少ない事がわかる。
しかし、本発明の安定化処理でも漂白定着液から
直接安定化処理し、かつその補充量が感光材料に
よる持ち込み量に対し、100倍より少ない場合に
は、安定液槽が1槽では赤色褪色防止効果がある
程度得られるとは云つてもかなり損われる。これ
は多分、漂白定着液中の第2鉄錯塩以外の成分が
希釈されない事によるものであろう。即ち、本発
明による安定液を用いて色素画像を安定化させる
方法において、定着液や漂白定着液から直接次工
程の安定化処理を行なう場合、安定液が2槽以上
の複数槽から成り、かつ補充液が最終浴から補充
され、順次前段槽にオーバーフローさせる向流法
で処理する事により、本発明の色素画像褪色防止
のより高い効果が得られる事がわかつた。 本実施例の他に安定補充液からエチレンジアミ
ン四酢酸鉄錯塩を除いたが、鉄イオンは漂白定着
液から持ち込みにより供給され、本実施例とほぼ
同等の効果が得られた。尚、本実施例試料(7)及び
(8)の3槽による処理では1槽目を20秒、2槽目40
秒、3槽目2分の処理時間設定とし、試料(9)及び
(10)の6槽による処理では1槽目10秒、2槽目10
秒、3槽目20秒、4槽目30秒、5槽目50秒、6槽
目1分の処理時間と設定し処理した。
水洗処理では、多量の水洗水を補充してもタンク
液器壁に藻の発生やわずかの沈澱の発生が認めら
れ、カラーペーパーにも附着し、故障となる場合
があつた。また試料の保存テストによる赤色中間
濃度低下も大きい。一方、本発明による安定化処
理(2)〜(10)では安定液中での沈澱はみられず赤色濃
度の保存テストによる低下も少ない事がわかる。
しかし、本発明の安定化処理でも漂白定着液から
直接安定化処理し、かつその補充量が感光材料に
よる持ち込み量に対し、100倍より少ない場合に
は、安定液槽が1槽では赤色褪色防止効果がある
程度得られるとは云つてもかなり損われる。これ
は多分、漂白定着液中の第2鉄錯塩以外の成分が
希釈されない事によるものであろう。即ち、本発
明による安定液を用いて色素画像を安定化させる
方法において、定着液や漂白定着液から直接次工
程の安定化処理を行なう場合、安定液が2槽以上
の複数槽から成り、かつ補充液が最終浴から補充
され、順次前段槽にオーバーフローさせる向流法
で処理する事により、本発明の色素画像褪色防止
のより高い効果が得られる事がわかつた。 本実施例の他に安定補充液からエチレンジアミ
ン四酢酸鉄錯塩を除いたが、鉄イオンは漂白定着
液から持ち込みにより供給され、本実施例とほぼ
同等の効果が得られた。尚、本実施例試料(7)及び
(8)の3槽による処理では1槽目を20秒、2槽目40
秒、3槽目2分の処理時間設定とし、試料(9)及び
(10)の6槽による処理では1槽目10秒、2槽目10
秒、3槽目20秒、4槽目30秒、5槽目50秒、6槽
目1分の処理時間と設定し処理した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1×10-4モルの可溶性鉄塩を含有
し、かつPHが3.0〜9.0であることを特徴とする色
素安定液で、カラー処理の最終段階に安定化処理
することを特徴とする、ハロゲン化銀カラー写真
感光材料の安定化処理方法。 2 安定化処理が漂白定着浴もしくは定着浴に続
く工程であり、実質的に水洗処理を行なわないこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載のハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料の安定化処理方
法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56112939A JPS5814834A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の安定化処理方法 |
| EP82303842A EP0071402B2 (en) | 1981-07-21 | 1982-07-21 | A method of stabilizing a light-sensitive silver halide color photographic material |
| DE8282303842T DE3275442D1 (en) | 1981-07-21 | 1982-07-21 | A method of stabilizing a light-sensitive silver halide color photographic material |
| EP85104895A EP0158369B2 (en) | 1981-07-21 | 1982-07-21 | A method of stabilizing a light-sensitive silver halide color photographic material |
| DE8585104895T DE3279375D1 (en) | 1981-07-21 | 1982-07-21 | A method of stabilizing a light-sensitive silver halide color photographic material |
| US07/418,950 US4939073A (en) | 1981-07-21 | 1989-10-06 | Stablized method of light sensitive silver halide color photographic material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56112939A JPS5814834A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の安定化処理方法 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9760786A Division JPS62959A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の安定化処理方法 |
| JP9760686A Division JPS62958A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の安定化処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5814834A JPS5814834A (ja) | 1983-01-27 |
| JPS6145225B2 true JPS6145225B2 (ja) | 1986-10-07 |
Family
ID=14599274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56112939A Granted JPS5814834A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の安定化処理方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4939073A (ja) |
| EP (2) | EP0071402B2 (ja) |
| JP (1) | JPS5814834A (ja) |
| DE (1) | DE3275442D1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105408145A (zh) * | 2013-08-28 | 2016-03-16 | 株式会社马勒滤清系统 | 用于车辆的加热装置 |
Families Citing this family (72)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5818631A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラ−写真材料の処理方法 |
| JPS5834448A (ja) * | 1981-08-25 | 1983-02-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラ−写真感光材料の処理方法 |
| JPS59185336A (ja) * | 1983-04-07 | 1984-10-20 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法 |
| JPS59184345A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-19 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法 |
| JPS60129748A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-11 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感光材料の自動現像機 |
| JPH0612433B2 (ja) * | 1983-12-26 | 1994-02-16 | コニカ株式会社 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 |
| JPS60216349A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-10-29 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 写真感光材料の処理方法及び自動現像機 |
| JPS60233651A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-20 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | カラ−写真感光材料用自動現像機 |
| JPS60239751A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-28 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法 |
| JPS60252350A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-13 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ヨウ臭化銀含有撮影用感光材料の処理方法 |
| JPS60262161A (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−感光材料の処理方法 |
| JPS60263939A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法 |
| JPS60263940A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
| JPS60263941A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | カラ−写真感光材料用自動現像機 |
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