JPS6319499B2 - - Google Patents
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- JPS6319499B2 JPS6319499B2 JP53086178A JP8617878A JPS6319499B2 JP S6319499 B2 JPS6319499 B2 JP S6319499B2 JP 53086178 A JP53086178 A JP 53086178A JP 8617878 A JP8617878 A JP 8617878A JP S6319499 B2 JPS6319499 B2 JP S6319499B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- alkyl group
- general formula
- hydrogen atom
- substance
- Prior art date
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C65/00—Compounds having carboxyl groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups
- C07C65/01—Compounds having carboxyl groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups containing hydroxy or O-metal groups
- C07C65/03—Compounds having carboxyl groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups containing hydroxy or O-metal groups monocyclic and having all hydroxy or O-metal groups bound to the ring
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/02—Immunomodulators
- A61P37/04—Immunostimulants
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C65/00—Compounds having carboxyl groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups
- C07C65/01—Compounds having carboxyl groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups containing hydroxy or O-metal groups
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は免疫賦活作用を有する新規化合物およ
びその製法に関するものである。 本発明者は一般式() (式中、Rは水素原子または直鎖もしくは分岐
の低級アルキル基を示す)で表される化合物を製
造することに成功した。 すなわち、本発明は、新規化合物として 一般式() (式中、Rは水素原子または直鎖もしくは分岐
の低級アルキル基を示す)で表される化合物を要
旨とする。 一般式()に含まれる本発明の代表化合物
は、たとえば、3−ヒドロキシ−4−(ヒドロキ
シメチル)安息香酸(特許請求の範囲第2項記載
の化合物)、3−ヒドロキシ−4−(ヒドロキシメ
チル)安息香酸メチルエステル(特許請求の範囲
第3項記載の化合物)、3−ヒドロキシ−4−(ヒ
ドロキシメチル)安息香酸エチルエステル(特許
請求の範囲第4項記載の化合物)である。 次に本発明化合物の製造法について述べる。 本発明化合物は、一般式() (式中R1は直鎖もしくは分岐のアルキル基を
示し、またR2は水素原子あるいは直鎖もしくは
分岐の低級アルキル基を示す)で表される化合物
において、水酸基に隣接したカルボン酸エステル
を選択的にヒドロキシメチル基へ還元することに
よつて得られる。 この原料化合物()の代表例としては、ヒド
ロキシテレフタル酸ジメチルエステル、ヒドロキ
シテレフタル酸ジエチルエステルが挙げられる。 還元反応は、原料化合物()を適切な反応条
件下、水素化ホウ素ナトリウム、ナトリウム・ジ
ヒドロビス−(2−メトキシエトキシ)アルミネ
ートのような錯金属水素化物を用いて行うことが
できる。 この反応の代表的な例としては、たとえば還元
剤として水素化ホウ素ナトリウムを使用する場
合、溶媒としてメタノール、エタノールなどの低
級アルカノールを用い、室温ないし加熱下に行う
反応、また還元剤としてナトリウム・ジヒドロビ
ス−(2−メトキシエトキシ)アルミネートを使
用する場合、溶媒としてベンゼン、トルエンなど
の反応に悪影響を与えない有機溶剤を用い、氷冷
下ないし室温で行う反応等を挙げることができ
る。 一般式()において、Rが水素原子である化
合物、すなわち3−ヒドロキシ−4−(ヒドロキ
シメチル)安息香酸は、一般式()において
R1が直鎖もしくは分岐の低級アルキル基で、R2
が水素原子である化合物の原料化合物として使用
する場合には、錯金属水素化物を適切な条件下で
反応させることにより得られるが、更には、一般
式()においてR1,R2が共に直鎖もしくは分
岐の低級アルキル基である化合物を原料化合物と
して使用する場合には、まず錯金属水素化物を適
切な条件下で反応させて選択的に水酸基に隣接す
るエステルをヒドロキシメチル基へ還元したの
ち、残りのエステルをカルボン酸へ加水分解する
ことによつても得られる。 加水分解反応は公知の通常使用される方法はす
べて使い得るが、好ましくはメタノールのような
水と混合し得る有機溶剤と水との混合溶媒中、水
酸化ナトリウム、水酸化バリウムのようなアルカ
リ金属あるいはアルカリ土類金属の水酸化物を用
い、室温ないしは加温下に行われる。 更に原料化合物として次式 で表される化合物を用いた場合、カルボン酸をエ
ステル化することによつても一般式()で表さ
れる本発明化合物を製造することができる。この
エステル化は公知の通常使用される方法はすべて
使い得る。 一般式()の本発明化合物は、免疫賦活作用
を有するが、その詳細をRが水素原子を表す化合
物(BF−127)を代表例にとり、説明する。 1 細胞性免疫に対する作用 細胞性免疫に対するBF−127物質の作用を羊赤
血球を抗原として、これをマウス足蹠に接種して
免疫を施して得られる遅延性過敏症(Delayed−
typehypersensitivity,DTHと略記する)を指標
として、その効果を検討した。DTH反応は
Lagrangeら(P.H.Lagrange,G.B.Mackaness
and T.E.Miller:J.Exp.Med.139 1529〜1539,
1974)の方法に準じて行つた。羊赤血球108個を
0.05mlの生理食塩水に浮遊させ、ICR雌性、6週
令マウスの一方の足蹠皮下に接種して免疫を施
し、BF−127物質の各量を0.25mlの生理食塩水に
溶解し、腹腔内注射した。4日後、他の一方の足
蹠に108個の羊赤血球を皮下注射して、DTH反応
を誘起し、24時間後、その足蹠に見られる腫脹の
程度(足蹠の厚さ)をノギスで測定し、効果を判
定した(表1)。
びその製法に関するものである。 本発明者は一般式() (式中、Rは水素原子または直鎖もしくは分岐
の低級アルキル基を示す)で表される化合物を製
造することに成功した。 すなわち、本発明は、新規化合物として 一般式() (式中、Rは水素原子または直鎖もしくは分岐
の低級アルキル基を示す)で表される化合物を要
旨とする。 一般式()に含まれる本発明の代表化合物
は、たとえば、3−ヒドロキシ−4−(ヒドロキ
シメチル)安息香酸(特許請求の範囲第2項記載
の化合物)、3−ヒドロキシ−4−(ヒドロキシメ
チル)安息香酸メチルエステル(特許請求の範囲
第3項記載の化合物)、3−ヒドロキシ−4−(ヒ
ドロキシメチル)安息香酸エチルエステル(特許
請求の範囲第4項記載の化合物)である。 次に本発明化合物の製造法について述べる。 本発明化合物は、一般式() (式中R1は直鎖もしくは分岐のアルキル基を
示し、またR2は水素原子あるいは直鎖もしくは
分岐の低級アルキル基を示す)で表される化合物
において、水酸基に隣接したカルボン酸エステル
を選択的にヒドロキシメチル基へ還元することに
よつて得られる。 この原料化合物()の代表例としては、ヒド
ロキシテレフタル酸ジメチルエステル、ヒドロキ
シテレフタル酸ジエチルエステルが挙げられる。 還元反応は、原料化合物()を適切な反応条
件下、水素化ホウ素ナトリウム、ナトリウム・ジ
ヒドロビス−(2−メトキシエトキシ)アルミネ
ートのような錯金属水素化物を用いて行うことが
できる。 この反応の代表的な例としては、たとえば還元
剤として水素化ホウ素ナトリウムを使用する場
合、溶媒としてメタノール、エタノールなどの低
級アルカノールを用い、室温ないし加熱下に行う
反応、また還元剤としてナトリウム・ジヒドロビ
ス−(2−メトキシエトキシ)アルミネートを使
用する場合、溶媒としてベンゼン、トルエンなど
の反応に悪影響を与えない有機溶剤を用い、氷冷
下ないし室温で行う反応等を挙げることができ
る。 一般式()において、Rが水素原子である化
合物、すなわち3−ヒドロキシ−4−(ヒドロキ
シメチル)安息香酸は、一般式()において
R1が直鎖もしくは分岐の低級アルキル基で、R2
が水素原子である化合物の原料化合物として使用
する場合には、錯金属水素化物を適切な条件下で
反応させることにより得られるが、更には、一般
式()においてR1,R2が共に直鎖もしくは分
岐の低級アルキル基である化合物を原料化合物と
して使用する場合には、まず錯金属水素化物を適
切な条件下で反応させて選択的に水酸基に隣接す
るエステルをヒドロキシメチル基へ還元したの
ち、残りのエステルをカルボン酸へ加水分解する
ことによつても得られる。 加水分解反応は公知の通常使用される方法はす
べて使い得るが、好ましくはメタノールのような
水と混合し得る有機溶剤と水との混合溶媒中、水
酸化ナトリウム、水酸化バリウムのようなアルカ
リ金属あるいはアルカリ土類金属の水酸化物を用
い、室温ないしは加温下に行われる。 更に原料化合物として次式 で表される化合物を用いた場合、カルボン酸をエ
ステル化することによつても一般式()で表さ
れる本発明化合物を製造することができる。この
エステル化は公知の通常使用される方法はすべて
使い得る。 一般式()の本発明化合物は、免疫賦活作用
を有するが、その詳細をRが水素原子を表す化合
物(BF−127)を代表例にとり、説明する。 1 細胞性免疫に対する作用 細胞性免疫に対するBF−127物質の作用を羊赤
血球を抗原として、これをマウス足蹠に接種して
免疫を施して得られる遅延性過敏症(Delayed−
typehypersensitivity,DTHと略記する)を指標
として、その効果を検討した。DTH反応は
Lagrangeら(P.H.Lagrange,G.B.Mackaness
and T.E.Miller:J.Exp.Med.139 1529〜1539,
1974)の方法に準じて行つた。羊赤血球108個を
0.05mlの生理食塩水に浮遊させ、ICR雌性、6週
令マウスの一方の足蹠皮下に接種して免疫を施
し、BF−127物質の各量を0.25mlの生理食塩水に
溶解し、腹腔内注射した。4日後、他の一方の足
蹠に108個の羊赤血球を皮下注射して、DTH反応
を誘起し、24時間後、その足蹠に見られる腫脹の
程度(足蹠の厚さ)をノギスで測定し、効果を判
定した(表1)。
【表】
無投与マウスの足蹠の厚さ
表1に示すように、1mg〜0.1μg/マウスの
BF−127物質の投与は、DTH反応の程度が対照
に比して58%〜134%増強された。このような増
強作用は本物質の経口投与および静脈、皮下注射
でも見られ、経口投与の例を以下に示す。 ICR雌性、6週令のマウスに前述の如く羊赤血
球で免疫を施し、1mg、100μg、および10μgの
BF−127物質を各々0.25mlの生理食塩水に溶解
し、免疫と同時に経口投与して、その効果を検討
した。(表2)。
表1に示すように、1mg〜0.1μg/マウスの
BF−127物質の投与は、DTH反応の程度が対照
に比して58%〜134%増強された。このような増
強作用は本物質の経口投与および静脈、皮下注射
でも見られ、経口投与の例を以下に示す。 ICR雌性、6週令のマウスに前述の如く羊赤血
球で免疫を施し、1mg、100μg、および10μgの
BF−127物質を各々0.25mlの生理食塩水に溶解
し、免疫と同時に経口投与して、その効果を検討
した。(表2)。
【表】
無投与マウスの足蹠の厚さ
その結果、表2に示す如くBF−127物質の経口
投与はいずれの量でもDTH反応を30%〜50%増
強した。BF−127物質の細胞性免疫増強作用は、
他系統の週令の異なるマウスでもみられた。 CDF1(DBA/2×BALB/CF1)雄性、9週
令マウスを用い、前述の如く免疫を施し、BF−
127物質の各量を腹腔内注射または経口投与して
その結果を見た(表3)。
その結果、表2に示す如くBF−127物質の経口
投与はいずれの量でもDTH反応を30%〜50%増
強した。BF−127物質の細胞性免疫増強作用は、
他系統の週令の異なるマウスでもみられた。 CDF1(DBA/2×BALB/CF1)雄性、9週
令マウスを用い、前述の如く免疫を施し、BF−
127物質の各量を腹腔内注射または経口投与して
その結果を見た(表3)。
【表】
無処理マウスの足蹠の厚さ
その結果は表3に示すように、腹腔内注射およ
び経口投与のいずれにおいてもその増強作用が見
られた。 以上のようにBF−127物質が細胞性免疫増強に
作用することを明らかにしたが、このことは癌の
免疫化学療法に用い得ることを示唆している。 以下、BF−127物質の動物移植腫瘍に対する効
果を検討した。 2 動物移植腫瘍に対する作用 イ Gardner Lymphomaに対する効果 雌性10週令のC3H/Heマウスに週1回、移植
継代されているGardner Lymphoma細胞105個
を、1群5匹の同系マウス鼠蹊部皮下に移植し、
7日後から1日1回、5日間、BF−127物質を
10μg/マウス、1μg/マウス、および0.1μg/
マウス腹腔内注射し、腫瘍移植30日後、腫瘍を摘
出してその重量を測定し、効果を判定した(表
4)。
その結果は表3に示すように、腹腔内注射およ
び経口投与のいずれにおいてもその増強作用が見
られた。 以上のようにBF−127物質が細胞性免疫増強に
作用することを明らかにしたが、このことは癌の
免疫化学療法に用い得ることを示唆している。 以下、BF−127物質の動物移植腫瘍に対する効
果を検討した。 2 動物移植腫瘍に対する作用 イ Gardner Lymphomaに対する効果 雌性10週令のC3H/Heマウスに週1回、移植
継代されているGardner Lymphoma細胞105個
を、1群5匹の同系マウス鼠蹊部皮下に移植し、
7日後から1日1回、5日間、BF−127物質を
10μg/マウス、1μg/マウス、および0.1μg/
マウス腹腔内注射し、腫瘍移植30日後、腫瘍を摘
出してその重量を測定し、効果を判定した(表
4)。
【表】
その結果、BF−127物質10μg/マウスの投与
は対照に比して腫瘍増殖を抑制し、その阻止率は
56.5%であつた。 ロ IMC Carcinomaに対する作用 IMC CarcinomaはCDF1マウスに自然発生し
た腹水型腫瘍を微生物化学研究所において同系マ
ウスに移植継代している腫瘍で、本腫瘍は上皮性
未分化腫瘍であることが病理学的検索によつて明
らかにされている。IMC腫瘍細胞5×106個を1
群5匹のCDF1マウス鼠蹊部皮下に移植し、8日
後よりBF−127の100μg〜1μg/マウスを1日
1回、5日間投与し、腫瘍移植30日後、腫瘍を摘
出してその重量を測定し、効果を判定した。同時
に制癌物質マイトマイシンC20μg/マウス、ブ
レオマイシン100μg/マウスを対照として用い
た(表5−A)。
は対照に比して腫瘍増殖を抑制し、その阻止率は
56.5%であつた。 ロ IMC Carcinomaに対する作用 IMC CarcinomaはCDF1マウスに自然発生し
た腹水型腫瘍を微生物化学研究所において同系マ
ウスに移植継代している腫瘍で、本腫瘍は上皮性
未分化腫瘍であることが病理学的検索によつて明
らかにされている。IMC腫瘍細胞5×106個を1
群5匹のCDF1マウス鼠蹊部皮下に移植し、8日
後よりBF−127の100μg〜1μg/マウスを1日
1回、5日間投与し、腫瘍移植30日後、腫瘍を摘
出してその重量を測定し、効果を判定した。同時
に制癌物質マイトマイシンC20μg/マウス、ブ
レオマイシン100μg/マウスを対照として用い
た(表5−A)。
【表】
【表】
表5−Aに示すようにBF−127物質の10μg〜
1μg/マウスの投与は、制癌物質マイトマイシ
ンCおよびブレオマイシンと同様の抑制効果を示
した。 また1×106個の細胞を移植し、同様にBF−
127物質の10μg〜1μg/マウスを腹腔内注射ま
たは経口投与してその効果を見た(表5−B)。
1μg/マウスの投与は、制癌物質マイトマイシ
ンCおよびブレオマイシンと同様の抑制効果を示
した。 また1×106個の細胞を移植し、同様にBF−
127物質の10μg〜1μg/マウスを腹腔内注射ま
たは経口投与してその効果を見た(表5−B)。
【表】
表5−Bに示すように腹腔内注射および経口投
与は更に優れた抑制効果を示した。 BF−127物質は細胞毒性のない物質であるから
本物質の各種腫瘍に対する抑制効果は宿主を仲介
している反応によるものと考えられる。以上の実
験例からBF−127物質は担癌生体の免疫不全、癌
の免疫および化学療法、転移の阻止に有用である
ことは明らかである。 次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明は、これに限定されるものではな
い。 実施例 実施例 1 ヒドロキシテレフタル酸ジメチルエステル580
mgを無水メタノール30mlに溶解し、水素化ホウ素
ナトリウム2.5gをゆつくり添加した。添加終了
後、室温で1時間撹拌したのち、氷冷下、6規定
塩酸を用いてPH1.95に調節した。ブタノールで抽
出し、溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフイー(ベンゼン−酢酸エチ
ル=9:1〜4:1)にて精製し、3−ヒドロキ
シ−4−(ヒドロキシメチル)安息香酸メチルエ
ステル418mgを得た。収率83%。ベンゼン−メタ
ノール−エチルエーテルから結晶化して、無色結
晶320mgを得た。 融点 104.5〜105℃ IRν(KBr):3430,3200,2920,1708,1695,
1612,1590,1517,1440,1420,1370,
1360,1310,1295,1280,1255,1235,
1220,1190,1178,1110,1095,1030,
978,950,923,880,872,840,805,
790,756cm-1 NMR(60MHz、重メタノール溶液) δ:3.88(3H,s),4.72(2H,s),7.3〜7.7
(3H) 実施例 2 実施例1で得られた3−ヒドロキシ−4−(ヒ
ドロキシメチル)安息香酸メチルエステル316mg
をメタノール1mlに溶解し、1規定水酸化ナトリ
ウム水溶液5mlを加え、室温で1.5時間ケン化反
応を行つた。反応後、水で希釈し、1規定塩酸5
mlを加えて、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル
を減圧下、留去して3−ヒドロキシ−4−(ヒド
ロキシメチル)安息香酸272mgを得た。収率93%。
ベンセン−エタノール混液より結晶化を行い、無
色結晶154mgを得た。 融点 173.5〜174.5℃(分解) IRν(KBr):3390,3080,2960,2880,2800,
2700〜2150,1660,1615,1588,1520,
1425,1395,1365,1303,1248,1195,
1125,1098,1033,982,940,888,
850,793,770,760cm-1 NMR(60MHz、重ジオキサン+重水) δ:4.68(2H,s),7.35〜7.6(3H) 実施例 3 ヒドロキシテレフタル酸ジエチルエステルを原
料化合物とし、実施例1と同様な方法により3−
ヒドロキシ−4−(ヒドロキシメチル)安息香酸
エチルエステルを得た。 融点 92〜94℃(分解) 元素分析値(C10H12O4として) 実験値 C:61.14 H:6.24 理論値 C:61.21 H:6.17 紫外部吸収スペクトル λEtOH nax (nm):213(ε25000),245(ε10000
)300
(ε3500) IRν(KBr):3430,3140,1675,1585,1420,
1290,1235,1090,1035,1010,985,
945,890,825,765cm-1 NMR(60MHz、重ジメチルスルホキサイド) δ:1.30(3H,t),4.26(2H,q)4.55(2H,
s),5.10(1H,s),7.44(3H,s)
9.70(1H,s)
与は更に優れた抑制効果を示した。 BF−127物質は細胞毒性のない物質であるから
本物質の各種腫瘍に対する抑制効果は宿主を仲介
している反応によるものと考えられる。以上の実
験例からBF−127物質は担癌生体の免疫不全、癌
の免疫および化学療法、転移の阻止に有用である
ことは明らかである。 次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明は、これに限定されるものではな
い。 実施例 実施例 1 ヒドロキシテレフタル酸ジメチルエステル580
mgを無水メタノール30mlに溶解し、水素化ホウ素
ナトリウム2.5gをゆつくり添加した。添加終了
後、室温で1時間撹拌したのち、氷冷下、6規定
塩酸を用いてPH1.95に調節した。ブタノールで抽
出し、溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフイー(ベンゼン−酢酸エチ
ル=9:1〜4:1)にて精製し、3−ヒドロキ
シ−4−(ヒドロキシメチル)安息香酸メチルエ
ステル418mgを得た。収率83%。ベンゼン−メタ
ノール−エチルエーテルから結晶化して、無色結
晶320mgを得た。 融点 104.5〜105℃ IRν(KBr):3430,3200,2920,1708,1695,
1612,1590,1517,1440,1420,1370,
1360,1310,1295,1280,1255,1235,
1220,1190,1178,1110,1095,1030,
978,950,923,880,872,840,805,
790,756cm-1 NMR(60MHz、重メタノール溶液) δ:3.88(3H,s),4.72(2H,s),7.3〜7.7
(3H) 実施例 2 実施例1で得られた3−ヒドロキシ−4−(ヒ
ドロキシメチル)安息香酸メチルエステル316mg
をメタノール1mlに溶解し、1規定水酸化ナトリ
ウム水溶液5mlを加え、室温で1.5時間ケン化反
応を行つた。反応後、水で希釈し、1規定塩酸5
mlを加えて、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル
を減圧下、留去して3−ヒドロキシ−4−(ヒド
ロキシメチル)安息香酸272mgを得た。収率93%。
ベンセン−エタノール混液より結晶化を行い、無
色結晶154mgを得た。 融点 173.5〜174.5℃(分解) IRν(KBr):3390,3080,2960,2880,2800,
2700〜2150,1660,1615,1588,1520,
1425,1395,1365,1303,1248,1195,
1125,1098,1033,982,940,888,
850,793,770,760cm-1 NMR(60MHz、重ジオキサン+重水) δ:4.68(2H,s),7.35〜7.6(3H) 実施例 3 ヒドロキシテレフタル酸ジエチルエステルを原
料化合物とし、実施例1と同様な方法により3−
ヒドロキシ−4−(ヒドロキシメチル)安息香酸
エチルエステルを得た。 融点 92〜94℃(分解) 元素分析値(C10H12O4として) 実験値 C:61.14 H:6.24 理論値 C:61.21 H:6.17 紫外部吸収スペクトル λEtOH nax (nm):213(ε25000),245(ε10000
)300
(ε3500) IRν(KBr):3430,3140,1675,1585,1420,
1290,1235,1090,1035,1010,985,
945,890,825,765cm-1 NMR(60MHz、重ジメチルスルホキサイド) δ:1.30(3H,t),4.26(2H,q)4.55(2H,
s),5.10(1H,s),7.44(3H,s)
9.70(1H,s)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、Rは水素原子または直鎖もしくは分岐
の低級アルキル基を示す)で表される化合物。 2 Rが水素原子である特許請求の範囲第1項記
載の化合物。 3 Rがメチル基である特許請求の範囲第1項記
載の化合物。 4 Rがエチル基である特許請求の範囲第1項記
載の化合物。 5 一般式() (式中R1は直鎖もしくは分岐のアルキル基を
示し、またR2は水素原子あるいは直鎖もしくは
分岐の低級アルキル基を示す)で表されるエステ
ルを還元し、ついで要すれば残存エステル基を加
水分解することを特徴とする一般式() (式中、Rは水素原子または直鎖もしくは分岐
の低級アルキル基を示す)で表される化合物の製
法。 6 3−ヒドロキシ−4−(ヒドロキシメチル)
安息香酸をエステル化することを特徴とする一般
式() (式中、Rは直鎖もしくは分岐の低級アルキル
基を示す)で表される化合物の製法。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8617878A JPS5513238A (en) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | Novel compound having immunoactivating action, its preparation and application |
| GB7923240A GB2025410B (en) | 1978-07-17 | 1979-07-04 | 3 - dydroxy - 4 hydroxymethyl benzoic acid its esters salts and hydrates |
| US06/057,014 US4335250A (en) | 1978-07-17 | 1979-07-12 | Compound with immunopotentiating activity and production and uses thereof |
| DE2928594A DE2928594C2 (de) | 1978-07-17 | 1979-07-14 | 3-Hydroxy-4-(hydroxymethyl)-benzoesäure, deren Salze, Hydrate und Hydratsalze, Verfahren zu deren Herstellung und diese enthaltende Arzneimittel |
| IT09486/79A IT1165981B (it) | 1978-07-17 | 1979-07-16 | Composto con attivita' immunopotenziante e produzione ed usi di esso |
| FR7919120A FR2431480A1 (fr) | 1978-07-17 | 1979-07-16 | Nouveaux composes derives de l'acide benzoique presentant une activite immuno-potentialisatrice et leur procede de preparation |
| CA000331879A CA1135277A (en) | 1978-07-17 | 1979-07-16 | 3-hydroxy-4-(hydroxymethyl)benzoic acid and alkyl esters thereof |
| JP7554586A JPS61233613A (ja) | 1978-07-17 | 1986-04-03 | 免疫賦活剤 |
| JP7554686A JPS61233649A (ja) | 1978-07-17 | 1986-04-03 | 免疫賦活作用を有する新規化合物およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8617878A JPS5513238A (en) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | Novel compound having immunoactivating action, its preparation and application |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7554686A Division JPS61233649A (ja) | 1978-07-17 | 1986-04-03 | 免疫賦活作用を有する新規化合物およびその製法 |
| JP7554586A Division JPS61233613A (ja) | 1978-07-17 | 1986-04-03 | 免疫賦活剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5513238A JPS5513238A (en) | 1980-01-30 |
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Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8617878A Granted JPS5513238A (en) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | Novel compound having immunoactivating action, its preparation and application |
Country Status (7)
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-
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- 1979-07-16 FR FR7919120A patent/FR2431480A1/fr active Granted
- 1979-07-16 IT IT09486/79A patent/IT1165981B/it active
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