JPH02128947A - 自動車用ミラーのクリーニング装置 - Google Patents

自動車用ミラーのクリーニング装置

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JPH02128947A
JPH02128947A JP63283234A JP28323488A JPH02128947A JP H02128947 A JPH02128947 A JP H02128947A JP 63283234 A JP63283234 A JP 63283234A JP 28323488 A JP28323488 A JP 28323488A JP H02128947 A JPH02128947 A JP H02128947A
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mirror
output
ultrasonic transducer
power
cleaning device
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JP63283234A
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English (en)
Inventor
Shoji Okada
岡田 尚司
Naofumi Fujie
直文 藤江
Tomoaki Imaizumi
智章 今泉
Koji Ito
浩二 伊藤
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はフェンダ−ミラー、ドアーミラー等のミラー面
の視界を維持する自動車用ミラーのクリーニング装置に
関するもので、特に、ミラー面に付着した水滴、氷、霜
、曇等を除去する自動車用ミラーのクリーニング装置の
構造に関するものである。
[従来の技術] この種の自動車用ミラーのクリーニング装置の従来例に
は、実開昭61−30552号公報等に記載の技術を挙
げることができる。
第10図は上記公報に掲載された車輌の外部に配設され
た自動車用ミラーのクリーニング装置の断面図である。
図において、車輌の外部に配設されたバックミラーは、
ガラス製のミラー71を取付けたバックミラー本体72
をステー73で支持したもので、前記バックミラー本体
72とステー73の間に、例えば、セラミックス製の超
音波振動子74を設けたものである。この超音波振動子
74には、車輌内から操作できるように車室内に操作ス
イッチ75が接続されている。そして、前記超音波振動
子74と操作スイッチ75との間には、駆動回路76及
び電源77が直列接続されている。
前記駆動回路76は発振器によって発生された信号を増
幅器で増幅し、それを超音波振動子74に送り、超音波
振動子74を適当に振動させるものである。
このように構成された従来の超音波振動子を用いた自動
車用ミラーのクリーニング装置は、次のように動作する
ことができる。
バックミラーのミラー面に水滴等が付着した場合、車室
内の操作スイッチ75を操作して、超音波振動子74を
振動させる。この超音波振動子74の振動は、バックミ
ラー本体72の全体を振動させることによって、ミラー
面に付着した水滴等を除去することができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記超音波振動子74でミラー71のミラー
面に付着している水滴等を短時間に完全に除去するには
、その出力を大きくする必要があった。しかし、出力を
大きくすると、雪降りのような外気温が低く、徐行を強
いられる走行状態においては、車載用バッテリーの容量
を考慮する必要がでてくる。また、譬え、車載用バッテ
リーの容量を考慮する必要がなくても、電力消費に無駄
が存在することになる。
そこで、本発明は車載用バッテリーの容量を考慮し、ミ
ラーに付着した物質を効率良く短時間で除去できる自動
車用ミラーのクリーニング装置の提供を課題とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる自動車用ミラーのクリーニング装置は、
所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超音波振
動子と、前記超音波振動子を指定された周波数で振動さ
せる発振手段から超音波振動子に供給する出力を所定時
間内に減少させる電力制御手段からなるものである。
請求項2にかかる自動車用ミラーのクリーニング装置は
、超音波振動子に供給する出力を、電源投入時にその出
力を大きく、その後、低減した出力の2段回に変更する
ものである。
[作用] 本発明の自動車用ミラーのクリーニング装置においては
、所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超音波
振動子と、前記超音波振動子を指定された周波数で振動
させる発振手段から超音波振動子に供給する出力を所定
時間内に減少させる電力制御手段からなり、ミラー面に
発生する水滴の除去特性により、初期に大きな振動を付
与すれば必ずしもその出力を継続する必要がないことか
ら、初期の振動エネルギーを大きくし、その後、出力を
低減するものである。したがって、電力消費を初期の振
動エネルギーを減少させただけ、少なくすることができ
る。
また、請求項2の自動車用ミラーのクリーニング装置に
おいては、超音波振動子に供給する出力を、電源投入時
にその出力を大きく、その後、低減した出力の2段回に
変更するものであり、その制御が簡単化でき、電力消費
も少なくすることができる。
[実施例] ここで、本発明の実施例について説明する。
第2図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置のミラー12の正面図、第3図は第2図の平面
図である。また、第4図は本発明の一実施例の自動車用
ミラーのクリーニング装置の屈曲波の説明図である。そ
して、第5図は超音波振動子200周波数−インピーダ
ンス特性図である。
第2図乃至4図において、ミラー12には、円板状の超
音波振動子20が接着剤によって接合されている。詳し
くは、ミラー12の裏面に、超音波振動子20のミラー
側の電極端子23が接合されている。特に、本実施例の
前記超音波振動子20としては、ピエゾ効果素子を利用
した圧電セラミックスからなる超音波振動素子22を使
用している。前記超音波振動子20は第3図のように、
ミラー側の電極端子23及び反ミラー側の電極端子21
、超音波振動素子22で構成されている。
そして、リード線15はミラー側の電極端子23に、リ
ード線16は反ミラー側の電極端子21に、圧着器具等
によって圧着され、或いはカシメ等によって圧着され、
電気的及び機械的に接続される。
前記超音波振動子20は第3図に示すミラー側の電極端
子23及び反ミラー側の電極端子21のリード線15と
リード線16間に電力を供給すると、超音波振動子20
の厚み方向(第3図の上下方向)及び超音波振動子20
の半径方向(第3図の左右方向)に伸張または収縮する
即ち、一般に、超音波振動子20には加えられた電界の
方向と同一な方向に伸縮する縦効果と、加えられた電界
の方向と垂直な方向に伸縮する横効果がある。そして、
本実施例で使用された超音波振動子20では、縦効果に
よる共振周波数よりも横効果による共振周波数の方が低
いという特性を有している。
そこで、本実施例では横効果を利用してミラー12に屈
曲波を発生させることとする。しかしながら、共振周波
数が高い一部のミラー等では縦効果を利用した方が好ま
しい場合もある。したがって、本発明を実施する場合に
は横効果を利用してミラー12に屈曲波を発生させるも
のに限定されるものではなく、縦効果を利用してミラー
12を伸縮させるものも含むことができる。
次に、本実施例の横効果を利用したミラー12の屈曲原
理について、第4図を用いて詳述する。
まず、リード線15に直流電源Eの(+)端子を、リー
ド線16に直流電源Eの(−)端子を接続すると、超音
波振動子20は横効果によって半径方向に強い収縮力が
作用して、第4図(a)に示す下方にミラー12が屈曲
する。
また、リード線15に直流電源Eの(−)端子を、リー
ド線16に直流電源Eの(+)端子を接続すると、超音
波振動子20は横効果によって半径方向に強い伸張力が
作用して、第4図(b)に示す上方にミラー12が屈曲
する。
そして、超音波振動子2oに交流電源ACの出力を供給
すると、第4図(c)に示すように、ミラー12は繰返
し屈曲される。ここで、交流電力の周波数を適当な値に
選ぶと、ミラー12が共振し、ミラー12の全体に均一
で振幅が大きな定在波が発生する。この定在波によって
ミラー1゛2のミラー面は高速度で振動する。このとき
、ミラー面に付着した水滴はミラー12から高い運動エ
ネルギーが与えられ、重力によって滴下したり、霧化し
たりしてミラー712の表面から除去され、ミラー面の
水滴等が除去されることになる。
なお、このとき、前記超音波振動子20の形状によって
決定される固有の共振周波数が存在するので、前記共振
周波数は超音波振動子20及びミラー12の両共振周波
数を考慮して決定する必要がある。因に、本実施例では
50 [KI[z]〜70[KIIzlに存在するミラ
ー12の固有振動を利用して共振周波数が、50 [K
Ilzl 〜70 [KIIzlの超音波振動子20を
用いている。しかしながら、この固有振動数は低い周波
数から高い周波数まで存在するので他の周波数を用いて
もよい。
また、第5図は本実施例の超音波振動子20の電気特性
を示すもので、市販のミラー(略160[IIIIW]
×90[1TIffIコ)の長方形の重心に直径3 Q
 [mm]、厚さ2 、8 [mm]の円板状の超音波
振動子2oを固定して測定したものである。
この形状の超音波振動子20の共振周波数は約70 [
KIIZ]である。また、ミラー12の固有振動数は5
0 [KIIzl 〜70 [KHzlの範囲に2つ存
在する。この特性図によれば、53 、 5 [KII
zl付近及び69 [KIIzl付近で超音波振動子2
0のインピーダンスが急激に低下し、位相差がゼロとな
っていることがわかる。即ち、測定に使用したミラー1
2の共振点と超音波振動子20の共振点が合致した特性
が、53 、 5’ [KI!zl付近及び69 [K
11zl付近に存在することがわかる。
因みに、前記超音波振動子20に1’8 (:W]の電
力を供給すると、ミラー12のミラー面の運動速度は超
音波振動子20の中心で約300 [s+m/s1以上
、ミラー12の外周で約1000 [nug+/s]以
上であり、定在波の腹と節が超音波振動子20を中心に
ミラー12の全面にほぼ均一に分布している。
したがって、ミラー12のミラー面に付着した水滴は運
動速度が最大となる位置、即ち、定在波の腹の部分で霧
化される。故に、本実施例ではミラー12の大きさに比
べて小形の超音波振動子20を使用しているにもかかわ
らず、ミラー12のミラー面の全面から水滴が除去され
る。
また、本実施例では超音波振動子20が円板状であるが
、本発明を実施する場合には超音波振動子20は円板状
である必要はない。しかしながら、円板状の超音波振動
子20を用いると、超音波振動子20が半径方向に伸縮
することによって、ミラー12には超音波振動子20の
外周を取り囲む連続的な屈曲波が発生する。故に、円板
状の超音波振動子20を用いると、単一の超音波振動子
20によってミラー12の全体に均一な振動を発生でき
る。
上記のように構成されたミラー12及び超音波振動子2
0は、第6図のようにミラー本体として構成される。
第6図において、車輌のボディ(図示せず)に固定され
た合成樹脂製のミラーケース1内には、金属製のフレー
ム2がタッピングビス3によって固定されている。フレ
ーム2には合成樹脂製のミラーベース4が自在球(図示
せず)を用いて上下左右に傾動自在に固定されている。
また、フレーム2にはミラー位置駆動装置5がビスによ
って固定されている。ミラー位置駆動装置5はそれぞれ
独立して駆動可能な2本の出力ロット(図示せず)を有
している。2本の出力ロットの一端は、それぞれミラー
ベース4の一面の異なる位置に接続されている。ミラー
ベース4は車輌の乗員の操作により1本または2本の出
力ロットが駆動されると、上下または左右に傾動する。
ミラー位置駆動装置5の2本の出力ロットは、それぞれ
合成ゴム製のカバー6またはカバー7で覆われている。
カバー6またはカバー7の一端はミラー位置駆動装置5
のハウジングにそれぞれ接合されており、カバー6また
はカバー7の他端はミラーベース4に接合されている。
なお、前記カバー6またはカバー7は、ミラーベース4
の傾動を妨げないようにするため、蛇腹のベローズを用
いている。
ミラーベース4には合成樹脂製、アルミニューム製等の
ミラーホルダ8が接合されている。ミラーホルダ8の外
周には係合凹部11が設けられており、この係合凹部1
1にはミラー12の音響インピーダンスよりも音響イン
ピーダンスの小さい材料からなる合成ゴム、ウレタン等
の合成樹脂等の保持部材9が、ミラー12の全周に亙っ
て挿着されている。この保持部材9を介して係合凹部1
1は板状のミラー12の全周を挾持し、ミラー12をミ
ラーホルダ8に取付けている。
そして、ミラーベース4のミラーケース1側には、ミラ
ーケース1との間に振動子制御装置14が配設されてい
る。前記振動子制御装置14は超音波振動子20を駆動
する電圧制御発振回路及び電源回路等を内蔵している。
なお、前記振動子制御装置14は車内に配設したスター
トスイッチで駆動制御される。また、前記振動子制御装
置14はミラーホルダ8に配設したコネクタ部で、電気
的及び機械的に接続されている。そして、ミラー12の
裏面と反ミラー側の電極端子21との間はそ−ルド部材
13で埋設して、両者間の振動を干渉している。
次に、第1図に示す本実施例の自動車用ミラーのクリー
ニング装置を電気的に制御する制御装置の全体構成図を
説明する。
図において、スタートスイッチ51は本実施例の自動車
用ミラーのクリーニング装置を駆動する車内のドライバ
が容易に操作できる位置に配設されたスイッチである。
また、イグニッションスイッチ62はエンジンを駆動す
るときにオンとなるスイッチである。前記スタートスイ
ッチ51及びイグニッションスイッチ62は入力回路5
2を介してマイクロコンピュータ53に入力されており
、オンのとき“L”を入力回路52に入力し、オフのと
き“H″を入力する。
前記マイクロコンピュータ53には車載用バッテリー5
4から電力を供給された電源回路55から電力の供給を
受けている。
前記マイクロコンピュータ53の出力はD/Aコンバー
タ56、電圧制御発振回路57、振動子駆動回路58か
らなる発振手段に供給される。
即ち、超音波振動子20に供給される交流電力の周波数
は振動子駆動回路58から供給される。
前記振動子駆動回路58は電圧制御発振回路(V−F変
換回路)57から供給され、更に、電圧制御発振回路5
7の出力周波数はD/Aコンバータ56の出力電圧によ
って供給され、D/Aコンバータ56の出力電圧はマイ
クロコンピュータ53のディジタル信号で制御される。
そして、常に、D/Aコンバータ56のアナログ出力電
圧は電圧制御発振回路57に供給され、また、電圧制御
発振回路57は振動子駆動回路58に所定の周波数の出
力を印加している。前記振動子駆動回路58の出力はマ
イクロコンピュータ53から出力されるストローブ信号
60で制御され、ストローブ信号60がオンのとき、振
動子駆動回路58はパワー制御信号61で決定された所
定の周波数の交流電力を超音波振動子20に供給する。
また、前記振動子駆動回路58の出力はマイクロコンピ
ュータ53から出力されるパワー制御信号61で制御さ
れ、パワー制御信号61がオンのとき、振動子駆動回路
58は所定の交流電力を超音波振動子20に供給し、パ
ワー制御信号61がオフのとき、振動子駆動回路58は
低減した交流電力を超音波振動子20に供給する。
また、共振点検出回路59は振動子駆動回路58を介し
て超音波振動子20に供給する電流が所定の値以上のと
き、及びそのときの電圧と電流の位相差が略ゼロのとき
、マイクロコンピュータ53に“H”信号が送出される
。前記共振点検出回路59は超音波振動子20に供給す
る周波数の共振周波数を検出する共振点検出手段として
機能する。
前記マイクロコンピュータ53のROMには、本実施例
の自動車用ミラーのクリーニング装置の制御を行なう制
御プログラムが格納されており、次のように制御する。
第7図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置の制御を行なうメインプログラムのフローチャ
ートである。また、第8図は前記第7図のメインプログ
ラムでコールされる「初期設定ルーチン」のフローチャ
ートである。そして、第9図は本発明の一実施例の自動
車用ミラーのクリーニング装置の制御で使用する電力の
変化を示す最大出力(a)と減衰後の減衰出力(b)を
示す説明図である。
まず、車載用バッテリー54が接続されると、このメイ
ンプログラムがスタートし、ステップS1で「初期設定
ルーチン」をコールする。ステップS1で「初期設定ル
ーチン」がコールされると、ステップS21でイニシャ
ライズを行ない、このとき、D/Aコンバータ56の入
力を初期値に設定、ストローブ信号60をオフに設定す
る。ステップS22でD/Aコンバータ56の初期値で
超音波振動子20を振動させる。ステップ823で共振
点検出回路59の出力を入力し、ステップS24で共振
点検出回路59の出力が“H”であるか判断する。即ち
、所定の値よりインピーダンスが低下し、更に、電圧と
電流との位相差がほぼゼロのときを判断し、ステップ8
24で共振点検出回路59の出力が“H”であり、共振
点であることが検出されたとき、ステップ825でマイ
クロコンピュータ53のメモリにD/Aコンバータ56
の人力であるディジタル値を格納する。そして、ステッ
プ826でD/Aコンバータ56の入力のディジタル値
を「1」アップする。また、ステップS24で共振点が
検出できないときにも、ステップ326でD/Aコンバ
ータ56の入力のディジタル値を「1」アップする。
ステップ327でD/Aコンバータ56の入力のディジ
タル値が最大値であるか判断し、即ち、超音波振動子2
0を振動させる共振周波数を判断する上限の周波数以上
であるか判断し、共振周波数を判断する上限の周波数以
上のとき、ステップS28の処理に入る。ステップS2
7でD/Aコンバータ56の入力のディジタル値が最大
値でないとき、繰返し、ステップ823からのルーチン
の処理を行なう。
そして、ステップ828でイグニッションスイッチ62
のオフを判断し、ステップS29でスタートスイッチ5
1のオンを判断し、イグニッションスイッチ62がオフ
で、スタートスイッチ51がオンのとき、前記ステップ
823からステップS27のルーチンで設定した共振周
波数を、ステップS30で他の共振周波数に変更設定さ
れる。
即ち、マイクロコンピュータ53のメモリに格納した共
振周波数データであるD/Aコンバータ56の入力のデ
ィジタル値は、イグニッションスイッチ62がオフのと
きにスタートスイッチ51がオンになる毎に、その格納
順にローテーションして変更設定される。
このように、「初期設定ルーチン」ではD/Aコンバー
タ56のディジタル入力を順次大きくして、電圧制御発
振回路57の出力周波数を変更しながら超音波振動子2
0を振動させ、このときの電圧及び電流から、インピー
ダンス及び位相差を共振点検出回路59で検出し、得ら
れた共振周波数のときのD/Aコンバータ56のディジ
タル入力を順次マイクロコンピュータ53のメモリに格
納し、イグニッションスイッチ62がオフのときにスタ
ートスイッチ51がオンになると、その都度、その格納
順にローテーションして変更設定されるものである。
前記「初期設定ルーチン」の処理が完了すると、ステッ
プS2でスタートスイッチ51のオン状態を判断し、ス
タートスイッチ51がオフ状態のとき、スタートスイッ
チ51がオンとなるのを待機する。ステップS2でスタ
ートスイッチ51のオン状態となると、ステップS3で
パワー制御信号61をオンとし、ステップS4でストロ
ーブ信号60をオンとし、ステップ830で設定された
共振周波数によって超音波振動子20を振動させる。
即ち、第9図の最大出力(a)を超音波振動子20に供
給する。そして、ステップS5で2秒経過するまで、そ
の状態を維持し、ステップ830で設定された共振周波
数の最大出力(a)によってミラー12を振動させる。
ステップS5で2秒の経過が判断されると、ステップS
6でパワー制御信号61をオフとし、ステップ830で
設定された共振周波数の電力、を所定の値に低減し、そ
の低減された減衰出力(b)によって超音波振動子20
を振動させる。即ち、第9図の減衰出力(b)を超音波
振動子20に供給する。そして、ステップS7で5秒経
過するまで、その状態を維持する。そして、ステップS
7で5秒の経過が判断されると、ステップS8でストロ
ーブ信号60をオフとし、ステップS2で再度でスター
トスイッチ51がオン状態となるのを待機する。
このように、所定の曲率を有するミラー12の裏面に接
合された超音波振動子20をステップS30で指定した
共振周波数で振動させるD/Aコンバータ56、電圧制
御発振回路57、振動子駆動回路58からなる発振手段
から超音波振動子20に供給する出力を所定時間内に減
少させるマイクロコンピュータ53のステップS3から
ステップS7で処理する電力制御手段からなり、超音波
振動子20の振動を所定の時間だけ最大出力(a)とし
、所定の時間好適後にその出力を限定し、超音波振動子
20の振動をその限定した減衰出力(b)で振動させる
ことによって、ミラー面に発生するキャピラリイーウェ
ーブ、キャビティージョン等の水滴の除去特性にその減
衰量を近似させ、初期の振動エネルギーを大きくし、そ
の後、出力を低減しても振動エネルギー不足が生じるこ
となく、ミラー面に付着した水滴、氷、霜、曇等を高効
率で除去できる。したがって、電力消費を初期の振動エ
ネルギーを減少させただけ、少なくすることができる。
また、上記実施例では、超音波振動子20に印加する周
波数を可変し、共振点検出回路59の出力を判断して所
定の電流値を越え、電圧と電流とがほぼ同相のときを、
共振周波数と判断する。これによって、超音波振動子2
0が半径方向に膨張・伸縮し、ミラー12には超音波振
動子20の外周を取り囲む連続的な屈曲波が発生する。
故に、共振周波数で振動する円板状の超音波振動子20
によって、単一の超音波振動子20でもミラー12の全
体に均一な屈曲波の振動を高効率で発生できる。この実
施例のように、発振手段から超音波振動子20に供給す
る出力は、共振周波数であることが最も好ましいが、本
発明を実施する場合には、これに限定されるものではな
い。
特に、上記実施例では、発振手段から超音波振動子20
に供給する出力を所定時間内に減少させる電力制御手段
は、スタートスイッチ51からなる電源投入時にその出
力を大きく、その後、低減した出力の2段に変更するも
のでは、その制御が簡単化できるので、本発明の実施例
の自動車用ミラーのクリーニング装置が廉価に提供でき
る。勿論、この実施例の場合にも、ミラー面に発生する
キャピラリイーウェーブ、キャビティージョン等の水滴
の除去特性にその減衰量を近似させ、初期の振動エネル
ギーを大きくし、次の出力を低減する必要がある。この
場合にも、発振手段から超音波振動子20に供給する出
力は、共振周波数であることが最も好ましいが、それに
限定されるものではない。
なお、上記実施例では、発振手段から超音波振動子20
に供給する周波数出力を、共振周波数としているが、本
発明を実施する場合の出力周波数は、所定の範囲でその
周波数を変更することにより、ミラー面に発生する定在
波の腹と節を移動させ、振動の節で霧化しない水滴等が
ないようにすることもできる。
ところで、上記実施例の超音波振動子を指定された周波
数で振動させる発振手段は、D/Aコンバータ56、電
圧制御発振回路57、振動子駆動回路58から構成され
ているが、本発明を実施する場合には、所定の指定され
た周波数出力が得られる回路であればよく、その態様と
しては機械的に定数を変化させる発振回路自体を含むこ
とができる。しかし、上記実施例のD/Aコンバータ5
6、電圧制御発振回路57、振動子駆動回路58の構成
によれば、市販された回路単位で構成することができる
また、上記実施例の発振手段から超音波振動子20に供
給する周波数の共振周波数を検出する共振点検出手段は
、共振点検出回路59で振動子駆動回路58の入力を検
出しているが、本発明を実施する場合には、負荷となる
超音波振動子2o及びミラー12に消費される電力、電
流または電圧または振動状態が判断できればよいことか
ら、共振点検出回路59に限定されるものではない。或
いはその検出箇所に関しても振動子駆動回路58の入力
部に限定されるものではない。
そして、上記実施例の発振手段から超音波振動子20に
供給する出力を所定時間内に減少させる電力制御手段は
、マイクロコンピュータ53のステップS3からステッ
プS7で処理しているが、本発明を実施する場合には、
タイマ等によって超音波振動子20に供給する出力を制
御してもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明の自動車用ミラーのクリーニング
装置は、所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された
超音波振動子と、前記超音波振動子を指定された周波数
で振動させる発振手段と、前記発振手段から超音波振動
子に供給する出力を所定時間内に減少させる電力制御手
段とからなるものであり、超音波振動子の振動を所定の
時間だけ大出力とし、所定の時間経過後にその出力を限
定し、超音波振動子の振動をその限定した出力で振動さ
せることによって、水滴の除去特性にその減衰量を近似
させることができ、初期の振動エネルギーを大きくし、
その後、出力を低減しても振動エネルギー不足が生じる
ことなく、ミラー面に付着した水滴、氷、霜、曇等を高
効率で除去できる。したがって、電力消費を初期の振動
エネルギーを減少させただけ、少なくすることができる
また、超音波振動子に印加する振動を共振周波数とした
ものでは、屈曲波の振動を高効率で発生できる。
そして、請求項2においては、上記発明の効果に加えて
、その制御が簡単化でき、電力消費も少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置を電気的に制御する制御装置の全体構成図、第
2図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニン
グ装置のミラーの正面図、第3図は第2図の平面図、第
4図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニン
グ装置の屈曲波の説明図、第5図は超音波振動子の周波
数−インピーダンス特性図、第6図は本発明の一実施例
の自動車用ミラーのクリーニング装置のミラー本体の構
成図、第7図及び第8図は本発明の一実施例の自動車用
ミラーのクリーニング装置の制御を行なうフローチャー
ト、第9図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリ
ーニング装置の制御で使用する電力の変化を示す説明図
、第10図は従来の車輌の外部に配設された自動車用ミ
ラーのクリーニング装置の断面図である。 図において、 12:ミラー     20:超音波振動子53:マイ
クロコンピュータ 56:D/Aコンバータ 57:電圧制御発振回路 58:振動子駆動回路 59:共振点検出手段である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 特許出願人 アイシン精機株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の曲率を有するミラーと、 前記ミラーの裏面に接合された超音波振動子と、前記超
    音波振動子を指定された周波数で振動させる発振手段と
    、 前記発振手段から超音波振動子に供給する出力を所定時
    間内に減少させる電力制御手段と、を具備することを特
    徴とする自動車用ミラーのクリーニング装置。
  2. (2)前記発振手段から超音波振動子に供給する出力を
    所定時間内に減少させる電力制御手段は、電源投入時に
    その出力を大きく、その後、低減した出力の2段に変更
    することを特徴とする請求項1に記載の自動車用ミラー
    のクリーニング装置。
JP63283234A 1988-11-09 1988-11-09 自動車用ミラーのクリーニング装置 Pending JPH02128947A (ja)

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