JPH0366203A - 高周波トランジスタの整合回路 - Google Patents
高周波トランジスタの整合回路Info
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- JPH0366203A JPH0366203A JP1203291A JP20329189A JPH0366203A JP H0366203 A JPH0366203 A JP H0366203A JP 1203291 A JP1203291 A JP 1203291A JP 20329189 A JP20329189 A JP 20329189A JP H0366203 A JPH0366203 A JP H0366203A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高周波高出力増幅器に用いるトランジスタの入
出力の整合回路に係わるもので、特にインピーダンスの
整合をとるとともに、トランジスタの空間的大きさから
生ずる位相差による増幅効率の低下をなくすことのでき
る高周波高トランジスタの整合回路に関するものである
。
出力の整合回路に係わるもので、特にインピーダンスの
整合をとるとともに、トランジスタの空間的大きさから
生ずる位相差による増幅効率の低下をなくすことのでき
る高周波高トランジスタの整合回路に関するものである
。
従来の技術
高周波用トランジスタの入出力インピーダンスは、一般
に主線路マイクロストリップラインの特性インピーダン
ス(50オーム)に一致しない。電気信号を効率良く増
幅するためには、トランジスタの人出力インピーダンス
と、人出力それぞれの主線路マイクロストリップライン
のインピーダンスができるだけ一致して、その点におけ
る反射ができるだけ少なくなるほど好ましい。とくに高
周波高出力用トランジスタの人出力インピーダンスは、
50オームよりもはるかに低いので、通常、入出力主線
路マイクロストリップラインに並列にインピーダンスの
低い素子を挿入して、インピーダンスの整合をとるよう
にしている。先端開放マイクロストリップライン(オー
プンスタブ)のインピーダンス、Zosは、 Zos=−j−cot βL(1) 但し、β=2π/λ、λは整合をとろうとしている周波
数におけるマイクロストリップライン上での波長 りはマイクロストリップラインの長さ、で与えられる。
に主線路マイクロストリップラインの特性インピーダン
ス(50オーム)に一致しない。電気信号を効率良く増
幅するためには、トランジスタの人出力インピーダンス
と、人出力それぞれの主線路マイクロストリップライン
のインピーダンスができるだけ一致して、その点におけ
る反射ができるだけ少なくなるほど好ましい。とくに高
周波高出力用トランジスタの人出力インピーダンスは、
50オームよりもはるかに低いので、通常、入出力主線
路マイクロストリップラインに並列にインピーダンスの
低い素子を挿入して、インピーダンスの整合をとるよう
にしている。先端開放マイクロストリップライン(オー
プンスタブ)のインピーダンス、Zosは、 Zos=−j−cot βL(1) 但し、β=2π/λ、λは整合をとろうとしている周波
数におけるマイクロストリップライン上での波長 りはマイクロストリップラインの長さ、で与えられる。
したがって、ZosはβLがπ/2、すなわち、Lがλ
/4に近づくにつれ小さくなり、適当な値を選ぶことに
より、トランジスタとの整合をとることができる。
/4に近づくにつれ小さくなり、適当な値を選ぶことに
より、トランジスタとの整合をとることができる。
この方法による従来の高周波増幅器の代表的構成を第2
図に示す。
図に示す。
第2図において、101は電界効果トランジスタ(FE
T)、102は人力整合回路基板、103ば出力整合回
路基板、104は入力端子に接続されるマイクロストリ
ップラインで構成された主線路、105は出力端子に接
続されるマイクロストリップラインで構成された主線路
、106.107は前記主線路のトランジスタ側に設け
られた、次第に電極の幅が広くなる、いわゆるテーパー
型部である。112は前記トランジスタと前記テーパー
型部を接続するワイヤー 201は入出力整合調整用の
島状電極(パッド)、202は前記テーパー型部と調整
用パッドを接続するためのワイヤーである。この構造に
おいて、人力整合回路および出力整合回路の調整は、調
整用パッドをワイヤーで接続することによって行ってい
る。
T)、102は人力整合回路基板、103ば出力整合回
路基板、104は入力端子に接続されるマイクロストリ
ップラインで構成された主線路、105は出力端子に接
続されるマイクロストリップラインで構成された主線路
、106.107は前記主線路のトランジスタ側に設け
られた、次第に電極の幅が広くなる、いわゆるテーパー
型部である。112は前記トランジスタと前記テーパー
型部を接続するワイヤー 201は入出力整合調整用の
島状電極(パッド)、202は前記テーパー型部と調整
用パッドを接続するためのワイヤーである。この構造に
おいて、人力整合回路および出力整合回路の調整は、調
整用パッドをワイヤーで接続することによって行ってい
る。
この方式をさらに改良したものとして、整合用チップコ
ンデンサを用いたものが知られており、その代表的構造
を第4図に示す。第3図において、101は電界効果ト
ランジスタ(FET)、301は入力整合調整回路基板
、302は出力整合調整回路基板、104は入力端子に
接続されるマイクロストリップラインで構成された主線
路、105は出力端子に接続されるマイクロストリップ
ラインで構成された主線路、106.107は前記主線
路のトランジスタ側に設けられたテーパー型部である。
ンデンサを用いたものが知られており、その代表的構造
を第4図に示す。第3図において、101は電界効果ト
ランジスタ(FET)、301は入力整合調整回路基板
、302は出力整合調整回路基板、104は入力端子に
接続されるマイクロストリップラインで構成された主線
路、105は出力端子に接続されるマイクロストリップ
ラインで構成された主線路、106.107は前記主線
路のトランジスタ側に設けられたテーパー型部である。
303は入力インピーダンス整合用チップコンデンサ、
304は出力インピーダンス整合用チップコンデンサで
、いずれも下電極はアースされている台座の上に接続さ
れ、上電極はワイヤーでトランジスタと入出力整合調整
回路基板の主線路マイクロストリップラインテーパー型
部に接続されている。305.306は前記トランジス
タと前記チップコンデンサおよび前記テーパー型部を接
続するワイヤーである。
304は出力インピーダンス整合用チップコンデンサで
、いずれも下電極はアースされている台座の上に接続さ
れ、上電極はワイヤーでトランジスタと入出力整合調整
回路基板の主線路マイクロストリップラインテーパー型
部に接続されている。305.306は前記トランジス
タと前記チップコンデンサおよび前記テーパー型部を接
続するワイヤーである。
この構造において、入出力整合はチップコンデンサとそ
れを接続しているワイヤーのインダクタンスによって行
うようにしている。
れを接続しているワイヤーのインダクタンスによって行
うようにしている。
発明が解決しようとする課題
しかし、従来例に示した方法は、いずれもインピーダン
スの整合のみを考慮したものであり、テーパー型部にお
ける電気信号の位相差についての考慮がなされておらず
、とくに信号波長に比べて無視できないゲート幅をもつ
高周波高出力FETの整合回路としては不十分である。
スの整合のみを考慮したものであり、テーパー型部にお
ける電気信号の位相差についての考慮がなされておらず
、とくに信号波長に比べて無視できないゲート幅をもつ
高周波高出力FETの整合回路としては不十分である。
たとえば14GHzの場合、アル5す基板、あるいはG
aAs基板上の1/4波長に相当する長さは、約2ni
mであり、一方、3Wの出力を得るためのG a A
s F ETのゲート幅は、約4閣である。したがって
、第1図に示すテーパー型部の中心部を通る電気信号と
端部を通る電気信号とでは、かなりの位相差を生ずる。
aAs基板上の1/4波長に相当する長さは、約2ni
mであり、一方、3Wの出力を得るためのG a A
s F ETのゲート幅は、約4閣である。したがって
、第1図に示すテーパー型部の中心部を通る電気信号と
端部を通る電気信号とでは、かなりの位相差を生ずる。
入力信号に位相差を生ずると、FETで増幅されたあと
の信号にも位相差を生じ、その結果合成された信号出力
が減衰し、増幅効率が低下する。出力部におけるテーパ
ー型部は、さらにその悪影響を助長する。
の信号にも位相差を生じ、その結果合成された信号出力
が減衰し、増幅効率が低下する。出力部におけるテーパ
ー型部は、さらにその悪影響を助長する。
第1の従来例に示したオープンスタブによる整合方法で
は、人出力インピーダンスの低い高周波高出力FETの
整合をとるのは、かなり困難であり、通常、第2の従来
例の構成がとられる。
は、人出力インピーダンスの低い高周波高出力FETの
整合をとるのは、かなり困難であり、通常、第2の従来
例の構成がとられる。
しかし、第2の従来例に述べた構成の場合、大きいチッ
プコンデンサを別途接続する必要があり、これにより第
1の従来例よりもインピーダンス整合はとりやすいが、
製造する上でチップを実装するため工数が増し、またチ
ップ取り付は部が別にいるなどから小型高集積化が困難
であり、その結果製造コストが高くなる。
プコンデンサを別途接続する必要があり、これにより第
1の従来例よりもインピーダンス整合はとりやすいが、
製造する上でチップを実装するため工数が増し、またチ
ップ取り付は部が別にいるなどから小型高集積化が困難
であり、その結果製造コストが高くなる。
空間的位相差をなくしながら整合をとる方式として、1
/4波長のインピーダンス変換器を用いたいわゆる、電
力分配器や電力合成器が知られており、一般に数W以上
の電力増幅器に用いられている。しかし、少なくとも1
/4波長の長さのインピーダンス変換器を必要とするこ
とから、小型化が困難である。
/4波長のインピーダンス変換器を用いたいわゆる、電
力分配器や電力合成器が知られており、一般に数W以上
の電力増幅器に用いられている。しかし、少なくとも1
/4波長の長さのインピーダンス変換器を必要とするこ
とから、小型化が困難である。
課題を解決するための手段
本発明は上記課題を解決するため、主線路にマイクロス
トリップラインを用いるトランジスタのインピーダンス
整合回路において、トランジスタ側主線路がテーパー型
になっており、そのテーパー型部に並列に、薄膜コンデ
ンサと先端開放マイクロストリップラインの直列回路を
有し、前記先端開放マイクロストリップラインの先端ま
での長さが、前記薄膜コンデンサ部の各部で異なってい
ることにより、前記薄膜コンデンサ部をでた位置におい
て、高周波信号の位相の違いが補償されるようにしたこ
とによって、前記トランジスタとのインピーダンス整合
をとりながら、同時に空間的に生ずる位相差をなくすよ
うにしたものである。
トリップラインを用いるトランジスタのインピーダンス
整合回路において、トランジスタ側主線路がテーパー型
になっており、そのテーパー型部に並列に、薄膜コンデ
ンサと先端開放マイクロストリップラインの直列回路を
有し、前記先端開放マイクロストリップラインの先端ま
での長さが、前記薄膜コンデンサ部の各部で異なってい
ることにより、前記薄膜コンデンサ部をでた位置におい
て、高周波信号の位相の違いが補償されるようにしたこ
とによって、前記トランジスタとのインピーダンス整合
をとりながら、同時に空間的に生ずる位相差をなくすよ
うにしたものである。
作用
本発明は上記した構成により、インピーダンスが低く寸
法の大きい、高周波高出力トランジスタのインピーダン
ス整合と、空間的位相差の補償を同時にできるようにし
たものであり、さらに実装工数が少なく、小型高集積化
が可能であり、製造コストの安い高周波高出力トランジ
スタの整合回路を提供するものである。
法の大きい、高周波高出力トランジスタのインピーダン
ス整合と、空間的位相差の補償を同時にできるようにし
たものであり、さらに実装工数が少なく、小型高集積化
が可能であり、製造コストの安い高周波高出力トランジ
スタの整合回路を提供するものである。
実施例
以下、本発明の高周波;・ランジスタの整合回路の実施
例について、図面を参照しながら説明する。
例について、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の高周波トランジスタの整合回路の構造
の工実施例を示したものである。第1図において101
は電界効果トランジスタ(FET)、102は入力整合
回路基板、103は出力整合回路基板、104は入力端
子に接続されるマイクロストリップラインで構成された
主線路、105は出力端子に接続されるマイクロストリ
ップラインで構成された主線路、106.107は前記
主線路のトランジスタ側に設けられたテーパー型部であ
る。 108はその一方の電極が前記テーパー型部の一
部を構成する入力整合用薄膜コンデンサ、109はその
一方の電極が前記テーパー型部の一部を構成する出力整
合用薄膜コンデンサ、110は前記入力用薄膜コンデン
サの他方の電極とアース間に接続された先端開放マイク
ロストリップラインで、上下にそれぞれ1つずつある。
の工実施例を示したものである。第1図において101
は電界効果トランジスタ(FET)、102は入力整合
回路基板、103は出力整合回路基板、104は入力端
子に接続されるマイクロストリップラインで構成された
主線路、105は出力端子に接続されるマイクロストリ
ップラインで構成された主線路、106.107は前記
主線路のトランジスタ側に設けられたテーパー型部であ
る。 108はその一方の電極が前記テーパー型部の一
部を構成する入力整合用薄膜コンデンサ、109はその
一方の電極が前記テーパー型部の一部を構成する出力整
合用薄膜コンデンサ、110は前記入力用薄膜コンデン
サの他方の電極とアース間に接続された先端開放マイク
ロストリップラインで、上下にそれぞれ1つずつある。
111は前記出力用薄膜コンデンサの他方の電極とアー
ス間に接続された先端短絡テーパー型マイクロストリッ
プラインで、上下にそれぞれ1つずつある。112は前
記テーパー型部とトランジスタを接続するワイヤーで、
本実施例では、入力(!l!l 3木、出力(!l!]
3木となっている。
ス間に接続された先端短絡テーパー型マイクロストリッ
プラインで、上下にそれぞれ1つずつある。112は前
記テーパー型部とトランジスタを接続するワイヤーで、
本実施例では、入力(!l!l 3木、出力(!l!]
3木となっている。
入出力整合回路基板はアル稟ナセラくツク基板を用い、
主線路およびマイクロストリップラインなどの導電部に
はCr−Auを用い、薄膜コンデンサとしては、誘電率
約4の酸化珪素を誘電体として用いた、金属−誘電体−
金属構造の薄膜コンデンサを用いた。またトランジスタ
としてGaAsFETを、また整合させる周波数として
14GH2を用いた。アル逅す基板の誘電率を9.8と
した場合、14GHzにおける1/4波長相当のマイク
ロストリップラインの長さは約2mmである。また先端
開放マイクロストリップラインの長さは、薄膜コンデン
サの端部から1/4波長の長さになり、中心部からは、
1/2波長以下の長さになるように設定されている。
主線路およびマイクロストリップラインなどの導電部に
はCr−Auを用い、薄膜コンデンサとしては、誘電率
約4の酸化珪素を誘電体として用いた、金属−誘電体−
金属構造の薄膜コンデンサを用いた。またトランジスタ
としてGaAsFETを、また整合させる周波数として
14GH2を用いた。アル逅す基板の誘電率を9.8と
した場合、14GHzにおける1/4波長相当のマイク
ロストリップラインの長さは約2mmである。また先端
開放マイクロストリップラインの長さは、薄膜コンデン
サの端部から1/4波長の長さになり、中心部からは、
1/2波長以下の長さになるように設定されている。
この構造において、入力整合および出力整合のインピー
ダンス整合は、薄膜コンデンサと先端開放マイクロスト
リップラインによって行う。
ダンス整合は、薄膜コンデンサと先端開放マイクロスト
リップラインによって行う。
木方式における整合方法についてさらに詳しく0
説明する。前述したように、高出力用FETの人出力イ
ンピーダンスは、数オームから1オーム以下と主線路の
インピーダンス、50オームに比べてかなり低い。そこ
で本実施例ではその整合をとるために主線路マイクロス
トリップラインに並列に、薄膜コンデンサと先端開放マ
イクロストリップラインを挿入している。マイクロスト
リップラインの長さをLとすると、この直列回路のイン
ピーダンス、Zinは、 Zin=1/jωc+jZo−cotβL(2)=
j(1/ωc−Zo−cotβL ) (3)但し、ω
−2πf β=2π/λ fは整合をとろうとしている周波数、 Cは薄膜コンデンサの静電容量 Zoはマイクロストリップラインの特性インピーダンス
、 λは整合をとろうとしている周波数の基板内での波長、 Lはマイクロストリップラインのアースまでの長さであ
る。
ンピーダンスは、数オームから1オーム以下と主線路の
インピーダンス、50オームに比べてかなり低い。そこ
で本実施例ではその整合をとるために主線路マイクロス
トリップラインに並列に、薄膜コンデンサと先端開放マ
イクロストリップラインを挿入している。マイクロスト
リップラインの長さをLとすると、この直列回路のイン
ピーダンス、Zinは、 Zin=1/jωc+jZo−cotβL(2)=
j(1/ωc−Zo−cotβL ) (3)但し、ω
−2πf β=2π/λ fは整合をとろうとしている周波数、 Cは薄膜コンデンサの静電容量 Zoはマイクロストリップラインの特性インピーダンス
、 λは整合をとろうとしている周波数の基板内での波長、 Lはマイクロストリップラインのアースまでの長さであ
る。
で表わされる。
したがって、先端開放マイクロストリップラインの長さ
と、薄膜コンデンサの静電容量の値を適当に選択するこ
とにより、Zinの値を数オームあるいはlオーム以下
にすることは容易である。
と、薄膜コンデンサの静電容量の値を適当に選択するこ
とにより、Zinの値を数オームあるいはlオーム以下
にすることは容易である。
Lが174波長の時、cotβLはOとなり、Cの値だ
けできまる。
けできまる。
次に本実施例の空間的位相差補償の動作について説明す
る。テーパー開始部まで同一位相できた電気信号は、テ
ーパー型部で、テーパーに沿って広がりながら進み薄膜
コンデンサ部に到達する。
る。テーパー開始部まで同一位相できた電気信号は、テ
ーパー型部で、テーパーに沿って広がりながら進み薄膜
コンデンサ部に到達する。
通常テーパー型部の端の方が、中心部よりも距離が長く
、本実施例の場合も、端の方が薄膜コンデンサに到達す
るまでの距離が長くなっている。薄膜コンデンサに進入
した電気信号は、薄膜コンデンサ部で位相速度の変化を
うける。位相速度は薄膜コンデンサの対向電極が完全に
アース電位であれば、誘電率の平方根に反比例する。し
たがって、薄膜コンデンサ部での位相速度は1.r 王
17T;1 2 1.57倍だけテーパー型部での位相速度よりも速い。
、本実施例の場合も、端の方が薄膜コンデンサに到達す
るまでの距離が長くなっている。薄膜コンデンサに進入
した電気信号は、薄膜コンデンサ部で位相速度の変化を
うける。位相速度は薄膜コンデンサの対向電極が完全に
アース電位であれば、誘電率の平方根に反比例する。し
たがって、薄膜コンデンサ部での位相速度は1.r 王
17T;1 2 1.57倍だけテーパー型部での位相速度よりも速い。
しかし本実施例で示すように、対向電極が完全なアース
電位ではな(、先端開放マイクロストリップラインの一
部を構成している場合には、位相速度は、この先端短絡
マイクロストリップラインの長さに依存する。例えば1
/4波長の長さであれば、整合をとろうとしている周波
数においては、その部分はほとんどショートに近く、し
たがってほぼ薄膜コンデンサの他方の電極はアース電位
にあるとみなすことができる。その場合の位相速度はほ
ぼ薄膜コンデンサ部の位相速度となる。しかし、その長
さが0または1/2波長に近づくにすれて、次第にオー
プン状態に近づき、その結果、その部分の位相速度は、
はぼ基板であるアルミナ基板上での位相速度に近づく。
電位ではな(、先端開放マイクロストリップラインの一
部を構成している場合には、位相速度は、この先端短絡
マイクロストリップラインの長さに依存する。例えば1
/4波長の長さであれば、整合をとろうとしている周波
数においては、その部分はほとんどショートに近く、し
たがってほぼ薄膜コンデンサの他方の電極はアース電位
にあるとみなすことができる。その場合の位相速度はほ
ぼ薄膜コンデンサ部の位相速度となる。しかし、その長
さが0または1/2波長に近づくにすれて、次第にオー
プン状態に近づき、その結果、その部分の位相速度は、
はぼ基板であるアルミナ基板上での位相速度に近づく。
したがって、本実施例のように、テーパー型部端部の方
が、中央部より1/4波長の長さに近いような槽底では
、端部はと酸化珪素中での位相速度に近く、中心部はど
アルミナ基板上での位相速度に近くなる。したがって、
端部はと位相速度を速くすることができ、それによって
テーパー型部での位相遅れを取り戻すようにすることが
できる。薄膜コンデンサを出てからトランジスタまでの
マイクロストリップラインの長さと、接続ワイヤーの長
さを同じにしておけば、トランジスタの入力部で、電気
信号の位相差を完全になくすことができる。その時、薄
膜コンデンサと先端開放マイクロストリップラインの直
列回路のインピーダンスが、インピーダンス整合に適し
た値となるようにしておくことにより、インピーダンス
整合をも同時にとることができる。
が、中央部より1/4波長の長さに近いような槽底では
、端部はと酸化珪素中での位相速度に近く、中心部はど
アルミナ基板上での位相速度に近くなる。したがって、
端部はと位相速度を速くすることができ、それによって
テーパー型部での位相遅れを取り戻すようにすることが
できる。薄膜コンデンサを出てからトランジスタまでの
マイクロストリップラインの長さと、接続ワイヤーの長
さを同じにしておけば、トランジスタの入力部で、電気
信号の位相差を完全になくすことができる。その時、薄
膜コンデンサと先端開放マイクロストリップラインの直
列回路のインピーダンスが、インピーダンス整合に適し
た値となるようにしておくことにより、インピーダンス
整合をも同時にとることができる。
なお先端開放マイクロストリップラインの長さが、0の
または1/2波長の時が完全なオープン、1/4波長の
長さの時が完全なショートに対応するので、1/に波長
以下の長さで適当な長さを選ぶことにより、本実施例の
効果を得ることができる。
または1/2波長の時が完全なオープン、1/4波長の
長さの時が完全なショートに対応するので、1/に波長
以下の長さで適当な長さを選ぶことにより、本実施例の
効果を得ることができる。
出力回路の場合は、その入力の場合と逆の経過をたどる
ことになるが、結果として薄膜コンデンサと先端開放マ
イクロストリップラインなしでは、テーパー型部で生ず
る電気信号の位相差を同じよ3 4 うに補償できることは明らかである。インピーダンス整
合についても、入力回路と全く同様に考えることができ
る。
ことになるが、結果として薄膜コンデンサと先端開放マ
イクロストリップラインなしでは、テーパー型部で生ず
る電気信号の位相差を同じよ3 4 うに補償できることは明らかである。インピーダンス整
合についても、入力回路と全く同様に考えることができ
る。
ゲート幅約4rMl、出力3W級の同し性能のGaAs
FETを用いて、本実施例の構造を用いた場合と第2の
従来例の構造を用いた場合とで、性能比較を行ったとこ
ろ、従来例の方法では、14GH2において、電力変換
効率15%、線形利得4dBであったものが、本実施例
の構造とすることにより、電力変換効率21%、線形利
得4.8dBと、著しく電気特性面での向上が見られた
。
FETを用いて、本実施例の構造を用いた場合と第2の
従来例の構造を用いた場合とで、性能比較を行ったとこ
ろ、従来例の方法では、14GH2において、電力変換
効率15%、線形利得4dBであったものが、本実施例
の構造とすることにより、電力変換効率21%、線形利
得4.8dBと、著しく電気特性面での向上が見られた
。
薄膜コンデンサに用いる誘電体として、酸化チタンなど
のように、基板よりも誘電率の大きい材料を用いた場合
は、位相速度の関係が第1の実施例の場合と反対になる
。この場合、薄膜コンデン部での位相速度は、テーパー
型部での、/’−「「7而−O,33倍と遅くなる。し
たがってこの場合には、第1の実施例の場合とは逆に、
テーパー型部中心部に近い部分はど、先端開放マイクロ
ストリップライン部の長さが1/4波長に近くなるよう
に、かつテーパー型部端部に近い部分はど、0に近くな
るような構造としておくことにより、薄膜コンデンサを
でた部分での電気信号の位相を各部で同一にすることが
できる。
のように、基板よりも誘電率の大きい材料を用いた場合
は、位相速度の関係が第1の実施例の場合と反対になる
。この場合、薄膜コンデン部での位相速度は、テーパー
型部での、/’−「「7而−O,33倍と遅くなる。し
たがってこの場合には、第1の実施例の場合とは逆に、
テーパー型部中心部に近い部分はど、先端開放マイクロ
ストリップライン部の長さが1/4波長に近くなるよう
に、かつテーパー型部端部に近い部分はど、0に近くな
るような構造としておくことにより、薄膜コンデンサを
でた部分での電気信号の位相を各部で同一にすることが
できる。
本実施例では、薄膜コンデンサと先端開放マイクロスト
リップラインの構造として特性の例のみを示したが、こ
れ以外にも、本発明の効果を得ることのできる種々の変
形構造があることは明らかである。
リップラインの構造として特性の例のみを示したが、こ
れ以外にも、本発明の効果を得ることのできる種々の変
形構造があることは明らかである。
本実施例の構造は、薄膜コンデンサを接地する必要がな
いため、基板のほぼ任意の場所に形成することができる
ので、集積化に有利である。また整合に必要とする薄膜
コンデンサの静電容量と薄膜コンデンサ出口における先
端開放マイクロストリップラインの長さが適当な値にな
るようにテーパー型部の寸法、形状、薄膜コンデンサの
形成場所、膜厚を選ぶことができる。
いため、基板のほぼ任意の場所に形成することができる
ので、集積化に有利である。また整合に必要とする薄膜
コンデンサの静電容量と薄膜コンデンサ出口における先
端開放マイクロストリップラインの長さが適当な値にな
るようにテーパー型部の寸法、形状、薄膜コンデンサの
形成場所、膜厚を選ぶことができる。
本実施例では、薄膜コンデンサと先端開放マイクロスト
リップラインにより、インピーダンス整合と、空間的位
相差補償を行っている。薄膜コン5 6 デンサは、化学気相成長やスパッタリングといった薄膜
形成技術で作成可能であり、アルミナ基板などの各種基
板上に一体に作りこむことは容易である。したがって、
従来例に示したような、チップコンデンサを必要としな
いので、実装工数が少なくまた小型高集積化が可能であ
り、したがって製造コストも安(できるものである。
リップラインにより、インピーダンス整合と、空間的位
相差補償を行っている。薄膜コン5 6 デンサは、化学気相成長やスパッタリングといった薄膜
形成技術で作成可能であり、アルミナ基板などの各種基
板上に一体に作りこむことは容易である。したがって、
従来例に示したような、チップコンデンサを必要としな
いので、実装工数が少なくまた小型高集積化が可能であ
り、したがって製造コストも安(できるものである。
発明の効果
以上、述べた如く、本発明は主線路にマイクロストリッ
プラインを用いるトランジスタのインピーダンス整合回
路において、トランジスタ側主線路がテーパー型になっ
ており、そのテーパー型部に並列に、薄膜コンデンサと
先端開放マイクロストリップラインの直列回路を有し、
前記先端開放短絡マイクロストリップラインの先端まで
の長さが、前記薄膜コンデンサ部の各部で異なっている
ことにより、前記薄膜コンデンサ部をでた位置において
高周波信号の位相の違いが補償されるようにしたもので
、これによりインピーダンスの低い高周波高出力トラン
ジスタのインピーダンス整合をとると同時に、トランジ
スタの空間的大きさにより生ずる信号の位相差をなくす
ようにしたものであり、また実装工数が少なく、小型高
集積化が可能であり、製造コストの安い高周波高出力ト
ランジスタの整合回路を提供するものである。
プラインを用いるトランジスタのインピーダンス整合回
路において、トランジスタ側主線路がテーパー型になっ
ており、そのテーパー型部に並列に、薄膜コンデンサと
先端開放マイクロストリップラインの直列回路を有し、
前記先端開放短絡マイクロストリップラインの先端まで
の長さが、前記薄膜コンデンサ部の各部で異なっている
ことにより、前記薄膜コンデンサ部をでた位置において
高周波信号の位相の違いが補償されるようにしたもので
、これによりインピーダンスの低い高周波高出力トラン
ジスタのインピーダンス整合をとると同時に、トランジ
スタの空間的大きさにより生ずる信号の位相差をなくす
ようにしたものであり、また実装工数が少なく、小型高
集積化が可能であり、製造コストの安い高周波高出力ト
ランジスタの整合回路を提供するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す構造図、第2図、第3
図は従来例の構造図を示したものである。 101・・・・・・トランジスタ、102・・・・・・
人力整合回路基板、103・・・・・・出力整合回路基
板、104・・・・・・入力側主線路、105・・・・
・・出力側主線路、106.107・・・・・・テーパ
ー型部、108・・・・・・入力整合用薄膜コンデンサ
、109・・・・・・出力整合用薄膜コンデンサ、11
0.111・・・・・・先端開放マイクロストリップラ
イン、112・・・・・・接続用ワイヤー。
図は従来例の構造図を示したものである。 101・・・・・・トランジスタ、102・・・・・・
人力整合回路基板、103・・・・・・出力整合回路基
板、104・・・・・・入力側主線路、105・・・・
・・出力側主線路、106.107・・・・・・テーパ
ー型部、108・・・・・・入力整合用薄膜コンデンサ
、109・・・・・・出力整合用薄膜コンデンサ、11
0.111・・・・・・先端開放マイクロストリップラ
イン、112・・・・・・接続用ワイヤー。
Claims (3)
- (1)主線路にマイクロストリップラインを用いるトラ
ンジスタのインピーダンス整合回路において、トランジ
スタ側主線路がテーパー型になっており、そのテーパー
型部に並列に、薄膜コンデンサと先端開放マイクロスト
リップラインの直列回路を有し、前記先端開放マイクロ
ストリップラインの先端までの長さが、前記薄膜コンデ
ンサ部の各部で異なっていることにより、前記薄膜コン
デンサ部をでた位置において高周波信号の位相の違いが
補償されようにしたことを特徴とする高周波トランジス
タの整合回路。 - (2)薄膜コンデンサとして、基板より大きい誘電率の
誘電体を用い、先端開放マイクロストリップラインの先
端までの長さが、前記薄膜コンデンサの中心部に近いほ
ど1/4波長の長さに近く、端部に近いほど0に近くな
っていることを特徴とする請求項(1)記載の高周波ト
ランジスタの整合回路。 - (3)薄膜コンデンサとして、基板よりも小さい誘電率
の誘電体を用い、先端開放マイクロストリップラインの
先端までの長さが、前記薄膜コンデンサの端部に近いほ
ど1/4波長の長さに近く、中心部に近いほど1/2波
長の長さに近くなっていることを特徴とする請求項(1
)記載の高周波トランジスタの整合回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20329189A JPH0775293B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 高周波トランジスタの整合回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20329189A JPH0775293B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 高周波トランジスタの整合回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366203A true JPH0366203A (ja) | 1991-03-20 |
| JPH0775293B2 JPH0775293B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=16471609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20329189A Expired - Lifetime JPH0775293B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 高周波トランジスタの整合回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0775293B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003110381A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
| JP2011172072A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Fujitsu Ltd | 伝送線路、インピーダンス変換器、集積回路搭載装置および通信機モジュール |
| JP2014175792A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Sumitomo Electric Device Innovations Inc | 分配器、合成器、並びに分配器及び合成器を備えた電子装置 |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP20329189A patent/JPH0775293B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003110381A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
| JP2011172072A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Fujitsu Ltd | 伝送線路、インピーダンス変換器、集積回路搭載装置および通信機モジュール |
| US8816793B2 (en) | 2010-02-19 | 2014-08-26 | Fujitsu Limited | Transmission line, impedance transformer, integrated circuit mounted device, and communication device module |
| JP2014175792A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Sumitomo Electric Device Innovations Inc | 分配器、合成器、並びに分配器及び合成器を備えた電子装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0775293B2 (ja) | 1995-08-09 |
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