JPH0455422B2 - - Google Patents

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JPH0455422B2
JPH0455422B2 JP21911886A JP21911886A JPH0455422B2 JP H0455422 B2 JPH0455422 B2 JP H0455422B2 JP 21911886 A JP21911886 A JP 21911886A JP 21911886 A JP21911886 A JP 21911886A JP H0455422 B2 JPH0455422 B2 JP H0455422B2
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alkyl group
halogen atom
alkoxy
alkyl
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Atsuo Hasato
Seiji Kurozumi
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019870004298A priority patent/KR940003361B1/ko
Priority to US07/044,957 priority patent/US4788319A/en
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Priority to US07/584,493 priority patent/US5175338A/en
Publication of JPH0455422B2 publication Critical patent/JPH0455422B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は新規なイソカルバサイクリン類および
その製造法に関する。 更に詳細にはプロスタグランジン1の6.9位の
酸素原子がメチレン基(−HC=)で置換された
9(0)−メタノ−△6(9)−プロスタグランジン1
(イソカルバサイクリン)の合成中間体であり、
それ自体も新規なイソカルバサイクリン誘導体お
よびその製造法に関する。 <従来技術> プロスタグランジンは生体において主として動
脈の血管内壁で産生される局所ホルモンであり、
その強力な生理活性例えば血小板凝集抑制活性、
血管拡張活性等により生体の細胞機能を調節する
重要な因子であり、このものを直接医薬品として
供する試みが行なわれている[クリニカル・フア
ーマコロジイー・オブ・プロスタサイクリン
(Clinical Pharmacology of Prostacyclin),
Raven Press,N.Y.,1981]。 しかし天然プロスタサイクリンは分子内に非常
に加水分解されやすいエノールエーテル結合を有
するため、中性又は酸性条件では容易に失活し、
医薬品としてはその化学的不安定性のため好まし
い化合物とはいえない。このため天然プロスタサ
イクリンと同様の生理活性を有する化学的に安定
な合成プロスタサイクリン誘導体が内外で鋭意検
討されている。 中でもプロスタサイクリンの6,9位の酸素原
子をメチレン基で置換した誘導体、すなわち9
(0)−メタノプロスタサイクリン(カルバサイク
リン)は化学的安定性を十分に満足するプロスタ
サイクリン類として知られており、[プロスタサ
イクリン(Prostacyclin),J.R.Vane and S.
Bergstrom,Eds.Raven Press,N.Y.pp31−41
参照]医薬品として期待されている。しかしこの
6,9(0)−メタノプロスタサイクリンはその生
物活性が天然のプロスタサイクリンよりも弱く、
しかもその作用選択性は特異的とは言えず、必ず
しも好ましい化合物とは言えない。 近年、カルバサイクリンの二重結合異性体の一
種であるイソカルバサイクリン、すなわち、9
(0)−メタノ−△6(9)−プロスタグランジン1
がこの同族体の中でも最も強い血小板凝集抑制作
用を示すことが発見され、医薬品としての応用が
期待されるようになつた[池上らテトラへドロ
ン・レターズ(Tetrahedron Lett.),24,3493
(1983),特開昭59−137445号公報]。 従来かかる9(0)−メタノ−△6(9)−プロスタ
グランジン1(イソカルバサイクリン)の製造
に関しては以下のものが知られている。 (1) 池上ら、テトラへドロン・レターズ (Tetrahedron Letters.),24,3493(1983)お
よびケミストリー・レターズ(Chemistry
Letters),1984,1069: (2) 池上ら、テトラへドロン・レターズ (Tetrahedron Letters.),24,3497(1983): (3) 池上ら、ジヤーナル・オブ・ザ・ケミカル・
ソサイエテイー、ケミカル・コミユニケーシヨ
ン(J.Chem.Soc.,Chemical
Communications),1984,1602: (4) 柴崎ら、テトラへドロン・レターズ
(Tetrahedron Letters),25,5087(1984): (5) 柴崎ら、テトラへドロン・レターズ
(Tetrahedron hetters),25,1067(1984): (6) 小島らケミカル・アンド・フアーマシユーテ
イカル・ブレテイン(Chem.Pharm.Bull),
32,2866(1984): (7) 小島ら特開昭 60−28943 号公報: これら7種類の方法のうち、方法(1)と方法(5)は
PGE2を出発原料とし、数工程を経て鍵中間体に
導き、さらに数工程を経て目的物のイソカルバサ
イクリンを得るもので工業的な製法とはいいがた
い。 また、方法(2)と方法(3)は、いずれも、対応する
出発原料および鍵中間体を得るために高価なコー
リーラクトンから多段階の工程を要し、通算収率
も高くなく、必ずしも工業的に有利な方法とはい
えないという難点がある。なお方法(6)および方法
(7)は最終生成物がdl体でしか得られず医薬品化を
意図する製法としては好ましくない方法である。 最後に、方法(4)はその出発原料が本発明者らの
方法により光学活性なR−4−ヒドロキシ−2−
シクロペンテノンから容易に得られるばかりでな
く(特開昭 57−155116号公報)、その出発原料
から鍵中間体への誘導も工業的に何ら問題もなく
製造できる方法である。しかし、鍵中間体から最
終のイソカルバサイクリン類へ到る工程におい
て、有機水銀化合物の使用や、位置特異性の喪
失、さらには分離不可能の副生成物の混入等の
数々の難点のために全収率が低くなり実用的、工
業的製造法とはなりえないという大きな難点があ
る。 <発明の目的> 本発明者らは上述した諸点に着目し、9(0)−
メタノ−△6(9)−プロスタグランジン1類(イソ
カルバサイクリン類)およびその製造法を見出す
べく鋭意研究した結果、本発明に到達したもので
ある。 〈発明の構成及び効果〉 すなわち本発明では下記式[] 〔式中、 R1は水素原子又はC1〜C4のアルキル基もしく
はアルケニル基を表わし: R2,R3は同一もしくは異なり、水素原子、トリ
(C1〜C7)炭化水素シリル基、または水酸基の酸
素原子とともにアセタール結合を形成する基を表
わし: R4は水素原子、メチル基、またはビニル基を
表わし: R5は酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしく
は分岐鎖C3〜C9アルキル基、アルケニル基もし
くはアルキニル基;ハロゲン原子、C1〜C6のア
ルコキシ基又はC1〜C4のアルキル基で置換され
ていてもよいフエニル基;ハロゲン原子、C1
C6のアルコキシ基又はC1〜C4のアルキル基で置
換されていてもよいフエノキシ基;ハロゲン原
子、C1〜C6のアルコキシ基またはC1〜C4のアル
キル基で置換されていてもよいC3〜C10シクロア
ルキル基;または()C1〜C6アルコキシ基、
()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基又は
C1〜C4のアルキル基で置換されていてもよいフ
エニル基、()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコ
キシ基又はC1〜C4のアルキル基で置換されてい
てもよいフエノキシ基もしくは()ハロゲン原
子、C1〜C6のアルコキシ基又はC1〜C4のアルキ
ル基で置換されていてもよいC3〜C10シクロアル
キル基で置換されている直鎖もしくは分岐鎖C1
〜C5アルキル基を表わし: nは0または1表わし: ArはC1〜C4のアルキル基で置換されていてもよ
いフエニル基を表わす。〕 で表わされる化合物、その鏡像体、あるいはそれ
らの任意の割合の混合物である新規なイソカルバ
サイクリン類及びその製造法である。 上記式[]においてR1は水素原子又はC1
C4のアルキル基もしくはアルケニル基を表わす。
R1のC1〜C4のアルキル基としてはメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基などが挙げられ、
アルケニル基としては2−プロペン基、3−ブテ
ン基などが挙げられるが、これらの中ではメチル
基、2−プロペン基が好ましい。 上記式[]においてR2およびR3は同一もし
くは異なり、水素原子、トリ(C1〜C7)炭化水
素シリル基または水酸基の酸素原子とともにアセ
タール結合を形成する基を表わす。 トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基としては、
例えば、トリメチルシリル基、トリエチルシリル
基、トリイソプロピルシリル基、t−ブチルジメ
チルシリル基のようなトリ(C1〜C4)アルキル
シリル基;t−ブチルジフエニルシリル基のよう
なジフエニル(C1〜C4)アルキルシリル基;ジ
メチルフエニル基にようなジ(C1〜C4)アルキ
ルフエニル基;またはトリベンジルシリル基など
を好ましいものとして挙げることができる。これ
らの中でもトリ(C1〜C4)アルキルシリル基、
ジフエニル(C1〜C4)アルキルシリル基、フエ
ニルジ(C1〜C4)アルキルシリル基が好ましく、
なかでもt−ブチルジメチルシリル基、トリメチ
ルシリル基が特に好ましい。 また水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を
形成する基としては、例えば、メトキシメチル
基、1−エトキシエチル基、2−メトキシ−2−
プロピル基、2−エトキシ−プロピル基、(2−
メトキシエトキシ)メチル基、ベンジルオキシメ
チル基、2−テトラヒドロピラニル基、2−テト
ラヒドロフラニル基、または6,6−ジメチル−
3−オキサ−2−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキ
ス−4−イル基を挙げることができる。2−テト
ラヒドロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル
基、1−エトキシエチル基、2−エトキシ−2−
プロピル基、(2−メトキシエトキシ)メチル基、
6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソビシ
クロ[3.1.0]ヘキス−4−イル基が特に好まし
い。なかでも2−テトラビドロピラニル基が特に
好ましい。 これらのシリル基およびアセタール結合を形成
する基は水酸基の保護基であると理解されるべき
である。これらの保護基は最終生成物の段階で弱
酸性から中性の条件で容易に除去されて薬剤とし
て有用な遊離の水酸基とすることができる。 上記式[]においてR4は水素原子、メチル
基、またはビニル基を表わす。 上記式[]においてR5は酸素原子を含んで
いてもよい直鎖もしくは分枝鎖のC3〜C9のアル
キル基、アルケニル基もしくはアルキニル基;ハ
ロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基又はC1〜C4
のアルキル基で置換されてもよいフエニル基;ハ
ロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基またはC1
C4のアルキル基で置換されていてもよいフエノ
キシ基;ハロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基
またはC1〜C4のアルキル基で置換されていても
よいC3〜C10シクロアルキル基;又は()C1
C6アルコキシ基、()ハロゲン原子、C1〜C6
アルコキシ基又はC1〜C4のアルキル基で置換さ
れていてもよいフエニル基、()ハロゲン原子、
C1〜C6のアルコキシ基またはC1〜C4のアルキル
基で置換されていてもよいフエノキシ基もしくは
()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基また
はC1〜C4のアルキル基で置換されていてもよい
C3〜C10シクロアルキル基で置換されている直鎖
もしくは分枝鎖C1〜C5アルキル基を表わす。 酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝
鎖C3〜C9アルキル基、アルケニル基もしくはア
ルキニル基としては、2−メトキシエチル基、2
−エトキシエチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−ヘキシ
ル基、2−ルチル−2−ヘキシル基、2−メチル
ブチル基、2−メチルペンチル基、2−メチルヘ
キシル基、2,2−ジメチルヘキシル基、4−ヘ
キシン−1−イル基、4−ヘキシン−2−イル
基、3−ペンチン−1−イル基、4−ヘプチン−
2−イル基、5−ヘプテン−2,6−ジメチル−
1−イル基などを挙げることができる。ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−
ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル基、2−
メチルブチル基、2−メチルペンチル基、4−ヘ
キシン−1−イル基、4−ヘキシン−2−イル
基、3−ペンチン−1−イル基、4−ペプチン−
2−イル基、5−ヘプテン−2,6−ジメチル−
1−イル基が好ましい。 置換フエニル基、置換フエノキシ基、及びC3
〜C10の置換シクロアルキル基の置換基としては、
例えばハロゲン原子、保護された水酸基(例えば
シリルオキシ基、C1〜C6アルコキシ基など)、C1
〜C4アルキル基などが挙げられる。C3〜C10のシ
クロアルキル基としては、例えば、シクロプロピ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シ
クロヘキセニル基、シクロヘプチル基、シクロオ
クチル基、シクロデシル基などを挙げることがで
きる。これらの中でもシクロペンチル基、シクロ
ヘキシル基が好ましい。 C1〜C6アルコキシ基、置換されていてもよい
フエニル基、置換されていてもよいフエノキシ
基、もしくは置換されていてもよいC3〜C10シク
ロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分枝
鎖C1〜C5アルキル基において、C1〜C6アルコキ
シ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、
プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブト
キシ基、t−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基など
が挙げられる。置換されていてもよいフエニル
基、置換されていてもよいフエノキシ基、もしく
は置換されていてもよいC3〜C10シクロアルキル
基の置換基およびC3〜C10シクロアルキル基とし
ては前述の例示と同じものを挙げることができ
る。直鎖もしくは分枝鎖C1〜C5アルキル基とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、
sec−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基など
を挙げることができる。かかるR5としてはブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ペプチル基、2
−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル基、2
−メチルブチル基、2−メチルペンチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、フエニル基、
フエノキシ基、シクメペンチルメチル基、シクロ
ヘキシルメチル基などを好ましいものとして挙げ
ることができる。なお、置換基はその任意の位置
に結合していてもよい。 上記式[]においてnは0または1を表わ
す。 Arは置換もしくは非置換のフエニル基を表わ
し、その置換基の例としては前述したものが挙げ
られるが、好ましくはフエニル基、p−トリル基
などを挙げることができる。 また上記式[]で表わされる化合物において
ビシクロ[3.3.0]オクタン環自身およびそのビ
シクロ[3.3.0]オクタン環上に結合している置
換基の結合している炭素;ω鎖上の水酸基が置換
した炭素が不斉な環境のために立体異性体が存在
するが、本発明ではいずれの立体異性体をも含む
ものであり、またこれらの任意の割合の立体異性
体混合物でもさしつかえない。これらの中でも式
であらわされた立体構造を有する化合物が最も好
ましいものとしてあげられる。 本発明において提供される上記式[]で表わ
される3,6,7−三置換ビシクロ[3.3.0]−2
−オクテン類が好ましい具体例としては下記に示
した化合物を挙げることができる。 (1) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメト
キシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−1−
オクテニル]−7−ヒドロキシビシクロ
[3.3.0]−2−オクテン (2) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメト
キシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−1−
ノネニル]−7−ヒドロキシビシクロ[3.3.0]
−2−オクテン (3) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメト
キシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−4−
メチル−1−オクテニル]−7−ヒドロキシビ
シクロ[3.3.0]−2−オクテン (4) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメト
キシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−4,
4−ジメチル−1−オクテニル]−7−ヒドロ
キシビシクロ[3.3.0]−2−オクテン (5) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメト
キシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−5−
メチル−1−オクテニル]−7−ヒドロキシビ
シクロ[3.3.0]−2−オクテン (6) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメト
キシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−5−
メチル−1−ノネニル]−7−ヒドロキシビシ
クロ[3.3.0]−2−オクテン (7) (6)の6−[(E,3S,5S)……]体 (8) (6)の6−[(E,3S,5S)……]体 (9) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメト
キシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−3−
シクロペンチル−1−プロペニル]−7−ヒド
ロキシビシクロ[3.3.0]−2−オクテン (10) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメト
キシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−3−
シクロヘキシル−1−プロペニル]−7−ヒド
ロキシビシクロ[3.3.0]−2−オクテン (11) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメ
トキシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−3−
シクロヘキシル−1−ブテニル]−7−ヒドロ
キシビシクロ[3.3.0]−2−オクテン (12) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメ
トキシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−5−
フエノキシ−1−ペンテニル]−7−ヒドロキ
シビシクロ[3.3.0]−2−オクテン (13) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメ
トキシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,3S)−3−ビドロキシ−5−
エトキシ−1−ペンテニル]−7−ヒドロキシ
ビシクロ[3.3.0]−2−オクテン (14) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメ
トキシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,4S)−4−ビドロキシ−4−
メチル−1−オクテニル]−7−ヒドロキシビ
シクロ[3.3.0]−2−オクテン (15) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメ
トキシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E,4R)−4−ビドロキシ−4−
メチル−1−オクテニル]−7−ヒドロキシビ
シクロ[3.3.0]−2−オクテン (16) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメ
トキシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E)−4−ビドロキシ−4−ビニル
−1−オクテニル]−7−ヒドロキシビシクロ
[3.3.0]−2−オクテン (17) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメ
トキシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E)−3−ヒドロキシ−1−ヘプテ
ン−7−イン−1−イル]−7−ヒドロキシビ
シクロ[3.3.0]−2−オクテン (18) (1S,5S,6S,7R)−3−(4−カルボメ
トキシ−2,2−ビスフエニルスルホニルブチ
ル)−6−[(E)−3−ヒドロキシ−1−オクテ
ン−6−イン−1−イル]−7−ヒドロキシビ
シクロ[3.3.0]−2−オクテン (19) (1)〜(18)の3−(4−カルボメトキシ−1−
p−トリスルホニルブチル)体 (20) (1)〜(19)のメチルエステルがカルボン酸で
ある化合物 (21) (1)〜(19)のメチルエステルがアリルエステ
ルである化合物 (22) (1)〜(21)の7位の水酸基および6位の置換
基上の水酸基がt−ブチルジメチルシリル基で
保護された化合物。 (23) (1)〜(21)の7位及び6位の置換基上の水酸
基が2−テトラヒドロピラニル基で保護された
化合物。 (24) (1)〜(23)の化合物の鏡像体。 (25) (1)〜(23)の化合物の1位、5位、6位、7
位及び6位の置換基上の水酸基が置換した不斉
炭素の立体異性体 などを挙げることができるが、これに限定される
ものではない。 上記式[]で表わされる新規なイソカルバサ
イクリン類は下記式[] 〔式中、R11はC1〜C4のアルキル基もしくはア
ルケニル基を表わし、Arは前記定義に同じであ
る。〕 で表わされる化合物を塩基で処理し、次いで下記
式[] 〔但し、式中 R21およびR31は同一もしくは異なり、トリ
(C1〜C7)炭化水素シリル基、または水酸基の酸
素原子とともにアセタール結合を形成する基を表
わし: R4,R5およびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物、その鏡像体、あるいはそれ
らの任意の割合の混合物である3,6,7−三置
換ビシクロ[3.3.0]−2−オクテン類を、パラジ
ウム化合物の存在下、位置特異的に反応せしめ、
必要に応じて脱保護反応、加水分解反応を行うこ
とにより得られる。 同様に、上記式[]で表わされる新規なイソ
カルバサイクリンは、下記式[] [式中、R11,Arは前記定義に同じである。] で表わされる化合物を塩基で処理し、次いで下記
式[] 〔式中、R21,R31,R4,R5およびnは前記定
義に同じである。〕 で表わされる化合物、その鏡像体、あるいはそれ
らの任意の割合の混合物である3−メチレン−
2,6,7−三置換ビシクロ[3.3.0]−オクタン
類をパラジウム化合物存在下位置特異的に反応せ
しめ、さらに必要に応じて脱保護反応、加水分解
反応を行うことにより得られる。 本反応の原料である上記式[]で表わされる
ビスアリールスルホニル化合物においてR11はC1
〜C4のアルキル基もしくはアルケニル基を表わ
す。かかる基としては前記式[]のR1として
例示したアルキル基もしくはアルケニル基と同じ
基が好ましいものとしてあげることができるが、
特にメチル基が好ましい。 上記式[]においてArは置換もしくは非置
換のフエニル基を表わす。かかる基としては前記
式[]のArとして例示したものと同じ基を挙
げることができるが、特にフエニル基、p−トリ
ル基が好ましい。 本反応のもう一方の原料である上記式[]ま
たは[]で表わされるアリルアセテート類にお
いて、R21およびR31は同一もしくは異なり、ト
リ(C1〜C7)炭化水素シリル基または水酸基の
酸素原子とともにアセタール結合を形成する基を
表わす。かかるトリ(C1〜C7)炭化水素シリル
基または水酸基の酸素原子とともにアセタール結
合を形成する基としては、前記式[]のR2
るいはR3で例示したものと同じ基が好ましいも
のとしてあげることができる。 上記式[]または[]においてR4は水素
原子、メチル基、またはビニル基を表わし、R5
は酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝
鎖のC3〜C9アルキル基;ハロゲン原子、C1〜C6
のアルコキシ基またはC1〜C4のアルキル基で置
換されていてもよいフエニル基;ハロゲン原子、
C1〜C6のアルコキシ基またはC1〜C4のアルキル
基で置換されていてもよいフエノキシ基;ハロゲ
ン原子、C1〜C6のアルコキシ基またはC1〜C4
アルキル基で置換されていてもよいC3〜C10シク
ロアルキル基;又は()C1〜C6アルコキシ基、
()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基又は
C1〜C4のアルキル基で置換されていてもよいフ
エニル基、()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコ
キシ基又はC1〜C4のアルキル基で置換されてい
てもよいフエノキシ基もしくは()ハロゲン原
子、C1〜C6のアルコキシ基又はC1〜C4のアルキ
ル基で置換されていてもよいC3〜C10シクロアル
キル基で置換されている直鎖もしくは分枝鎖C1
〜C5アルキル基を表わし、いずれも前述の式
[]のR5で例示したものと同様のものが好まし
くあげられる。 基[]または[]においてnは0または1
を表わす。 かかる式[]で代表される3,6,7−三置
換−ビシクロ[3.3.0]−2−オクテン類は、例え
ば、柴崎ら;テトラヘドロン・レターズ (Tetrahedron Letters),25,5087(1984)記載
の方法と同様にして製造されるがその製造工程を
簡単に紹介すると次の工程図のようになる。すな
わち、 の製造工程である。 一方式[]で代表される3−メチレン−2,
6,7−三置換ビシクロ[3.3.0]−オクタン類
は、本発明者らが別途提案した2種類の方法によ
つて製造される。すなわち上述の引用文献(テト
ラヘドロン・レターズ、25,5087(1984))の方法
およびそれに準じた方法により製造される。6,
7−二置換−3−ヒドロキシメチルビシクロ
[3.3.0]−2−オクテン類を出発物質とする合成
経路(ルートA)、または光学活性な4−ヒドロ
キシ−2−シクロペンテノンを出発物として得ら
れるアセチレン誘導体の環化反応(ルートB)に
よつて得られる。下記にその反応経路を簡単に示
す。 上記式[]または[]で表わされるアセテ
ートを前記式[]で表わされる4,4−ビスア
リールスルホニルイソカルバサイクリン類に導く
反応は、前記式[]で表わされるビスアリール
スルホニル化合物を塩基で処理したものを、パラ
ジウム存在下上記式[]または[]で表わさ
れるアセテートと反応せしめることにより行なわ
れる。 かかる前記式[]で表わされるビスアリール
スルホニル化合物は、上記式[]または[]
で表わされるアセテート類に対し、0.5〜30当量、
好ましくは1〜5当量用いられる。ビスアリール
スルホニル化合物に対する反応が用いられる塩基
は有機アルカリ金属か又は水素化アルカリ金属が
用いられ、例えばn−ブチルリチウム、sec−ブ
チルリチウム、t−ブチルリチウム、フエニルリ
チウム、メチルリチウム、ナフチルリチウム、ト
リチルリチウム、水素化リチウム、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、ソジウムメトキシド、ソ
ジウムエトキシドなどが用いられるが、好ましく
は水素化ナトリウムが用いられる。塩基の使用量
は上記式[]で表わされるビスアリールスルホ
ニル化合物に対して0.5〜30当量、好ましくは1
〜10当量用いられるが、原則的には1当量用い
る。かかる塩形成反応の反応温度は−100℃〜100
℃、好ましくは−78℃〜2℃であり、反応時間は
5分から50時間であり、好ましくは10分〜2時間
である。反応は有機溶媒中で行なわれ、用いられ
る溶媒はエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル系溶媒、n−ヘキサン、ベンゼ
ンなどの炭化水素系溶媒、その他DMF,DMSO
などが用いられるが、好ましくはエーテル、テト
ラヒドロフランを用いる。 かくして得られたビスアリールスルホニル化合
物のアルカリ金属塩をパラジウム存在下上記式
[]または[]で表わされるアリルアセテー
トと反応せしめる。 反応はビスアリールスルホニル化合物のアルカ
リ金属塩を単離することなくそのまま上記式
[]又は[]の化合物を添加して進行させる
ことができる。この反応はパラジウム存在下に行
なうが、用いるパラジウム化合物は例えば新実験
化学講座(12,230〜243)記載の種々のパラジウ
ム錯体を用いることが可能であり、好ましくはテ
トラキス(トリフエニルホスフイン)パラジウム
(O)、ビス[ビス(1,2−ジフエニルホスフイ
ノ)−エタン]パラジウム(O)、ビス[ビス
(1,3−ジフエニルホスフイン)−プロパン]パ
ラジウム(O)を用いるがこれに限定されるもの
ではない。使用量は上記式[]又は[]で表
わされるアセテート化合物に対して0.001〜1当
量、好ましくは0.01〜0.2当量である。この時の
反応温度は−30℃から200℃、好ましくは0℃〜
100℃であり、反応時間は10分から100時間であ
り、好ましくは1時間から24時間である。反応は
有機溶媒中で行なわれるが、先の塩形成反応時と
同一溶媒で差しつかえ無い。 かくして得られた反応液の処理は、通常行なわ
れる方法に準じて後処理すればよい。例えばヘキ
サン、ペンタン、エチルエーテル、酢酸エチルな
どの水に難溶の有機溶媒を加えて得た有機混合物
を必要に応じて食塩水などで洗浄し、無水硫酸マ
グネシウム、無水硫酸ナトリウムなどの乾燥剤に
て乾燥後、有機溶媒が減圧下除去して粗組成物が
得られる。粗組成物は、所望によりカラムクロマ
トグラフイー、薄層クロマトグラフイー、液体ク
ロマトグラフイーなどの精製手段により、精製す
ることができる。 次いで、得られた生成物を必要に応じて脱保護
反応、加水分解に付すと、位置特異的に反応は進
行し最終的に前記式[]で表わされる新規なイ
ソカルバサイクリン類が得られる。 水酸基の保護基の除去は、保護基が水酸基の酸
素原子と共にアセタール結合を形成する基の場合
には、例えば酢酸、p−トルエンスルホン酸のピ
リジニウム塩または陽イオン交換樹脂等を触媒と
し、例えば水、テトラヒドロフラン、エチルエー
テル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリル等
を反応溶媒とすることにより好適に実施される。
反応は通常−78℃〜+30℃の温度範囲で10分〜3
日間程度行なわれる。また、保護基がトリ(C1
〜C7)炭化水素シリル基の場合には、例えば酢
酸、テトラブチルアンモニウムフルオライド、セ
シウムフルオライド、フツ化水素水、ピリジン−
フツ化水素水の存在下に、上記したような反応溶
媒中で同様の温度で同様の時間実施される。 エステル類の加水分解は通常の方法、すなわち
水または水を含む溶媒中で水酸化リチウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムと−40℃〜100℃、
好ましくは0℃〜50℃の温度範囲で10分〜24時間
反応せしめることにより行なわれる。 かくしてイソカルバサイクリン骨格を有する上
記式[]で表わされる化合物が製造される。本
発明の製造法は、 (1) 工業的に入手容易な出発原料が用いられる。 (2) 本発明方法の骨格合成が位置特異的に進行
し、高収率である。 などの利点を有している。さらに本発明で得られ
る新規なイソカルバサイクリン類はそれ自体イソ
カルバサイクリン様活性例えば血小板凝集抑制作
用、血管拡張作用、降圧作用、細胞保護作用等を
有することが期待される。また医薬品として有望
視されているイソカルバサイクリンを合成する中
間体として有用な化合物である。 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。尚、実施例中−OZ−は−OSitBu・Me2(t
−ブチルジメチルシリルオキシ基)を表わす。 〈実施例〉 実施例 1 メチル−4,4−ビス(フエニルスルホニル)
ブタノエート400mg(1.05mmol)の2mlTHF溶液
に窒素気流下NaH(60%in oil)44mg(1.1mmol)
を0℃にて加え1時間攪拌した。ここに上記式(1)
で表わされるアセテート体450mg(0.82mmol)の
2mlTHF溶液を加え、対でビス[ビス(1,2
−ジフエニルフオスフイノ)−エタン]パラジウ
ム(O)80mg(0.09mmol)を加え、60℃に加熱し
て5時間攪拌した。反応後飽和塩化アンモン水溶
液で反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出した。
有機層を水、飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、減圧下濃縮した。粗生成物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=20:1→10:1)に供し、4,
4−ビス(フエニルスルホニル)イソカルバサイ
クリン−11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリ
ル)エーテルメチルエステル(2)を493mg(70%)
得た。 IR(cm-1,neat);2950,2860,1740,1580,
1460,1440,1330,1310,1255,1140 NMR(δppm,CDcl3); 0.9(s+m,21H), 1.2〜2.4(m,14H), 2.6〜3.1(m,7H), 3.7(s,3H), 3.75(m,1H), 4.05(m,1H), 5.4(m,2H), 5.55(m,1H), 7.1〜8.0(m,10H) 実施例 2 メチル−4,4−ビス(フエニルスルホニル)
ブタノエート59mg(1.05mmol)の0.8mlTHF溶液
に窒素気流下NaH(60%in oil)6.2mg(0.15mmol)
を0℃にて加え1時間攪拌した。ここに上記式(3)
で表わされるアセテート体68mg(0.12mmol)の0.8
mlTHF溶液を加え、次いでビス[ビス(1,2
−ジフエニルフオスフイノ)エタン]バラジウム
(O)6.3mg(0.007mmol)を加え、室温で3時間、
60℃で4時間攪拌した。反応後飽和塩化アンモン
水溶液で反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウム上で乾燥し、減圧下濃縮した。粗組
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘ
キサン:酢酸エチル=20:1→10:1)に供し、
4,4−ビス(フエニルスルホニル)イソカルバ
サイクリン−11,15−ビス(t−ブチルジメチル
シリル)エーテルメチルエステル(2)を64mg(59
%)、回収アセテート23mg(34%)を得た。スペ
クトルは実施例1のものに完全に一致した。 実施例 3 ジシリル体(2)87mg(0.10mmol)を2mlの乾燥テ
トラヒドロフラン(2ml)溶液にし、テトラブチ
ルアンモニウムフルオライド(1.0Mテトラヒド
ロフラン溶液)を470μ(0.47mmol)を加え、室
温で10時間攪拌した。水を加えて酢酸エチルで抽
出し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥したのち溶
媒を減圧下留去した。シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(酢酸エチル、2%メタノール)に供
し脱シリル体(4)51mg(79%)を得た。 NMR(δppm,CDcl3);0.9(m,3H),1.2〜2.4
(m,14H),2.6〜3.1(m,7H),3.65(s,
3H),3.65〜4.05(m,2H),5.4(m,2H),
5.55(m,1H),7.1〜8.0(m,10H) 実施例 4 窒素気流下NaH8.8mg(60%in oil,0.22mmol)
で処理したメチル−4,4−ビス(フエニルスル
ホニル)ブタノエート84mg(0.22mmol)の1ml
THF溶液に上記式(5)で表わされるアセテート116
mg(0.2mmol)の1mlTHF溶液を加え、次いでテ
トラキストリフエニルホスフインパラジウム
(O)13mg(0.011mmol)を加え、60℃で7時間攪
拌した。反応後飽和塩化アンモン水溶液で反応を
終結させ、酢酸エチルにて抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
上で乾燥し、減圧下濃縮した。粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサン:酢酸
エチル=20:1→10:1)に供し、17(S),20−
ジメチル−4,4−ビス(フエニルスルホニル)
イソカルバサイクリンのジシリルエーテル、メチ
ルエステル体(6)を128mg(71%)得た。 NMR(δppm,CDcl3):0.9(s+m.12H),1.0〜
2.4(m,18H),2.6〜3.1(m,7H),3.65(s,
3H),3.7〜4.1(m,2H)5.3〜5.6(m,3H),
7.1〜8.0(m,10H) 実施例 5 窒素気流下NaH6.8mg(60%in oil,0.17mmol)
で処理したメチル−4,4−ビス(フエニルスル
ホニル)ブタノエート65mg(0.17mmol)の1ml
THF溶液に対し、上記式(7)で表わされるアセテ
ート78mg(0.15mmol)の1mlTHF溶液、次いで
ビス[ビス(1,2−ジフエニルフオスフイノ)
エタン]パラジウム(O)7.2mg(0.008mmol)を
加えて80℃で10時間攪拌した。途中、5時間目に
さらに上記パラジウム(O)7.2mg(0.008mmol)
を加えた。反応後飽和塩化アンモン水溶液で反応
を終結させ、酢酸エチルにて抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
上で乾燥し、減圧下濃縮した。粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(n−ヘキサン:
酢酸エチル=20:1→10:1)に供し、成績体(8)
92mg(73%)を得た。 NMR(δppmCDcl3);0.9(s+m,12H),1.1〜
2.4(m,14H),1.1(s,3H),2.6〜3.1(m,
7H),3.65(s,3H),3.8(m,1H),5.3〜
5.6(m,3H),7.1〜8.0(m,10H) 実施例 6 窒素気中、NaH9mg(0.23mmol,60%in oil)
で処理したメチル−4,4−ビス(フエニルスル
ホニル)ブタノエート84mg(0.22mmol)の1ml
THF溶液に対し、上記式(9)で表わされるアセテ
ート体110mg(0.2mmol)の1mlDMF溶液を加え、
次いでビス[ビス(1,2−ジフエニルフオスフ
イノ)エタン]パラジウム(O)9mg(0.01mm
ol)を加え、60℃で5時間攪拌した。反応後飽和
塩化アンモン水溶液で反応を終結させ、酢酸エチ
ルにて抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下濃
縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー(n−ヘキサン:酢酸エチル=20:1→
10:1)に供し、成績体(10)113mg(65%)を得た。 NMR(δppmCDcl3);0.9(s,18H),1.0〜2.4
(m,15H),2.6〜3.0(m,7H),3.70(s,
3H),3.6〜4.1(m,2H),5.3〜5.6(m,
3H),7.1〜8.0(m,10H)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式[] 〔式中、 R1は水素原子又はC1〜C4のアルキル基もしく
    はアルケニル基を表わし: R2,R3は同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C1〜C7)炭化水素シリル基、または水酸基
    の酸素原子とともにアセタール結合を形成する基
    を表わし: R4は水素原子、メチル基、またはビニル基を
    表わし: R5は酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしく
    は分岐鎖C3〜C9アルキル基、アルケニル基もし
    くはアルキニル基;ハロゲン原子、C1〜C6のア
    ルコキシ基またはC1〜C4のアルキル基で置換さ
    れていてもよいフエニル基;ハロゲン原子、C1
    〜C6のアルコキシ基またはC1〜C4のアルキル基
    で置換されていてもよいフエノキシ基;ハロゲン
    原子、C1〜C6のアルコキシ基またはC1〜C4のア
    ルキル基で置換されていてもよいC3〜C10シクロ
    アルキル基;または()C1〜C6のアルコキシ
    基、()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基
    又はC1〜C4のアルキル基で置換されていてもよ
    いフエニル基、()ハロゲン原子、C1〜C6のア
    ルコキシ基又はC1〜C4のアルキル基で置換され
    ていてもよいフエノキシ基もしくは()ハロゲ
    ン原子、C1〜C6のアルコキシ基またはC1〜C4
    アルキル基で置換されていてもよいC3〜C10のシ
    クロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分
    岐鎖C1〜C5アルキル基を表わし: nは0または1を表わし: ArはC1〜C4のアルキル基で置換されていても
    よいフエニル基を表わす。〕 で表わされる化合物、その鏡像体、あるいはそれ
    らの任意の割合の混合物であるイソカルバサイク
    リン類。 2 下記式[] 〔式中、R11はC1〜C4のアルキル基もしくはア
    ルケニル基を表わし、ArはC1〜C4のアルキル基
    で置換されていてもよいフエニル基を表わす。〕 で表わされる化合物を塩基で処理し、次いで下記
    式[] 〔式中、R21およびR31は同一もしくは異なり、
    トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基、または水酸
    基の酸素原子とともにアセタール結合を形成する
    基を表らし:R4は水素原子、メチル基またはビ
    ニル基を表わし: R5は酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしく
    は分岐鎖C3〜C9アルキル基、アルケニル基もし
    くはアルキニル基;ハロゲン原子、C1〜C6のア
    ルコキシ基又はC1〜C4のアルキル基で置換され
    ていてもよいフエニル基;ハロゲン原子、C1
    C6のアルコキシ基またはC1〜C4のアルコキシ基
    で置換されていてもよいフエノキシ基;ハロゲン
    原子、C1〜C6のアルコキシ基又はC1〜C4のアル
    キル基で置換されていてもよいC3〜C10シクロア
    ルキル基;または()C1〜C6のアルコキシ基、
    ()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基又は
    C1〜C4のアルキル基で置換されていてもよいフ
    エニル基、()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコ
    キシ基又はC1〜C4のアルキル基で置換されてい
    てもよいフエノキシ基もしくは()ハロゲン原
    子、C1〜C6のアルコキシ基またはC1〜C4のアル
    キル基で置換されていてもよいC3〜C10シクロア
    ルキル基で置換されている直鎖もしくは分岐鎖
    C1〜C5アルキル基を表わし: nは0または1を表わす。〕 で表わされる化合物、その鏡像体、あるいはそれ
    らの任意の割合の混合物である3,6,7−三置
    換ビシクロ[3.3.0]−2−オクテン類をパラジウ
    ム化合物存在下、位置特異的に反応せしめ、必要
    に応じて脱保護反応、加水分解反応を行うことを
    特徴とする下記式[] 式中、R1は水素原子又はC1〜C4のアルキル基
    もしくはアルケニル基を表わし: R2,R3は同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C1〜C7)炭化水素シリル基、または水酸基
    の酸素原子とともにアセタール結合を形成する基
    を表わし:R4,R5,Ar,nは前記定義に同じで
    ある。〕 で表わされる化合物、その鏡像体、あるいはそれ
    らの任意の割合の混合物であるイソカルバサイク
    リン類の製造法。 3 下記式[] 〔式中、R11はC1〜C4のアルキル基もしくはア
    ルケニル基を表わし、ArはC1〜C4のアルキル基
    で置換されていてもよいフエニル基を表わす。〕 で表わされる化合物を塩基で処理し、次いで下記
    式[] 〔式中、R21およびR31は同一もしくは異なり、
    トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基、または水酸
    基の酸素原子とともにアセタール結合を形成する
    基を表わし:R4は水素原子、メチル基またはビ
    ニル基を表わし: R5は酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしく
    は分岐鎖C3〜C9アルキル基、アルケニル基もし
    くはアルキニル基;ハロゲン原子、C1〜C6のア
    ルコキシ基またはC1〜C4のアルキル基で置換さ
    れていてもよいフエニル基;ハロゲン原子、C1
    〜C6のアルコキシ基又はC1〜C4のアルキル基で
    置換されていてもよいフエノキシ基;ハロゲン原
    子、C1〜C6のアルコキシ基又はC1〜C4のアルキ
    ル基で置換されていてもよいC3〜C10シクロアル
    キル基;または()C1〜C6のアルコキシ基、
    ()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコキシ基又は
    C1〜C4のアルキル基で置換されていてもよいフ
    エニル基、()ハロゲン原子、C1〜C6のアルコ
    キシ基またはC1〜C4のアルキル基で置換されて
    いてもよいフエノキシ基もしくは()ハロゲン
    原子、C1〜C6のアルコキシ基又はC1〜C4のアル
    キル基で置換されていてもよいC3〜C10シクロア
    ルキル基で置換されている直鎖もしくは分岐鎖
    C1〜C5アルキル基を表わし: nは0または1を表わす。〕 で表わされる化合物、その鏡像体、あるいはそれ
    らの任意の割合の混合物である3−メチレン−
    2,6,7−三置換ビジクロ[3.3.0]−オクタン
    類をパラジウム化合物存在下位置特異的に反応せ
    しめ、さらに必要に応じて脱保護反応、加水分解
    反応を行うことを特徴とする下記式[] 〔式中、R1は水素原子又はC1〜C4のアルキル
    基もしくはアルケニル基を表わし: R2,R3は同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C1〜C7)炭化水素シリル基、または水酸基
    の酸素原子とともにアセタール結合を形成する基
    を表わし:R4,R5,Ar,nは前記定義に同じで
    ある。〕 で表わされる化合物、その鏡像体、あるいはそれ
    らの任意の割合の混合物であるイソカルバサイク
    リン類の製造法。
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JP61219118A Granted JPS6377853A (ja) 1986-05-01 1986-09-19 イソカルバサイクリン類およびその製造法

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JPS6377853A (ja) 1988-04-08

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