JPH053445B2 - - Google Patents
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- JPH053445B2 JPH053445B2 JP59260859A JP26085984A JPH053445B2 JP H053445 B2 JPH053445 B2 JP H053445B2 JP 59260859 A JP59260859 A JP 59260859A JP 26085984 A JP26085984 A JP 26085984A JP H053445 B2 JPH053445 B2 JP H053445B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はN−置換クロロアセトアニリドとピラ
ゾール誘導体を有効成分とすることを特徴とする
除草剤組成物に関するものである。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点〕 本質的に除草剤に要求される性質として、下記
の4つの事項がある。即ち、1つには作物に安全
であること、2つには作物生育地域に生育する多
種類の雑草を完全枯死せしめるのに必要な幅広い
殺草スペクトルを有すること、3つには除草剤の
効力が長期的に持続すること、4つには少量施用
でより効果的な除草作用を有すること、である。 本発明者らは以上のような性質を満たす優れた
除草剤の開発を目指して鋭意研究を重ね、 下記の一般式〔〕 (但し、式中R1は、ハロゲン原子、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基又
はアルキルチオアルキル基を示し、R2及びR3は
同種又は異種の水素原子、ハロゲン原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アルコキ
シアルキル基又はアルキルチオアルキル基を示
し、R4は水素原子又はアルキル基を示し、R5,
R6及びR7は同種又は異種の水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、アルコキシ基、又はアルキルチオ基を示す。) で表わされるN−置換−クロロアセトアニリドを
既に提案した(特開昭58−111077号その他)。本
発明者らはさらに、上記一般式〔〕で示される
N−置換−クロロアセトアニリドと特定のピラゾ
ール誘導体を有効成分とする除草剤組成物が、そ
れぞれ単独の性質からは全く予期できない程の相
乗作用を現わすこと、即ち、低薬量で幅広い殺草
スペクトルをもつことを見い出した。本発明者ら
はこれらの新知見に基づき、本発明を完成し提案
するに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、下記一般式〔〕 (但し、式中R1,R2及びR3は同種又は異種の
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基又
はアルキルチオアルキル基を示し、R4は水素原
子又はアルキル基を示し、R5,R6及びR7は同種
又は異種の水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ
基、又はアルキルチオ基を示す。) で表わされるN−置換−クロロアセトアニリドと
下記一般式〔〕 (但し、式中R8及びR9は同種又は異種の水素
原子又はアルキル基、Yは水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、又はニトロ基を示し、nは1か
ら5の整数を示し、Zは−COR10又は−SO2R10
を示し、R10はアルキル基又は置換若しくは非置
換のフニエル基を示す。) で表わされるピラゾール誘導体とを有効成分とす
ることを特徴とする除草剤組成物である。 本発明の除草剤組成物の一方の成分は、下記の
一般式〔〕で示されるN−置換−クロロアセト
アニリドである。 上記一般式〔〕で示されるN−置換−クロロ
アセトアニリドのうちの極く一部、すなわち、チ
オフエン環の2位と
ゾール誘導体を有効成分とすることを特徴とする
除草剤組成物に関するものである。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点〕 本質的に除草剤に要求される性質として、下記
の4つの事項がある。即ち、1つには作物に安全
であること、2つには作物生育地域に生育する多
種類の雑草を完全枯死せしめるのに必要な幅広い
殺草スペクトルを有すること、3つには除草剤の
効力が長期的に持続すること、4つには少量施用
でより効果的な除草作用を有すること、である。 本発明者らは以上のような性質を満たす優れた
除草剤の開発を目指して鋭意研究を重ね、 下記の一般式〔〕 (但し、式中R1は、ハロゲン原子、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基又
はアルキルチオアルキル基を示し、R2及びR3は
同種又は異種の水素原子、ハロゲン原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アルコキ
シアルキル基又はアルキルチオアルキル基を示
し、R4は水素原子又はアルキル基を示し、R5,
R6及びR7は同種又は異種の水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、アルコキシ基、又はアルキルチオ基を示す。) で表わされるN−置換−クロロアセトアニリドを
既に提案した(特開昭58−111077号その他)。本
発明者らはさらに、上記一般式〔〕で示される
N−置換−クロロアセトアニリドと特定のピラゾ
ール誘導体を有効成分とする除草剤組成物が、そ
れぞれ単独の性質からは全く予期できない程の相
乗作用を現わすこと、即ち、低薬量で幅広い殺草
スペクトルをもつことを見い出した。本発明者ら
はこれらの新知見に基づき、本発明を完成し提案
するに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、下記一般式〔〕 (但し、式中R1,R2及びR3は同種又は異種の
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基又
はアルキルチオアルキル基を示し、R4は水素原
子又はアルキル基を示し、R5,R6及びR7は同種
又は異種の水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ
基、又はアルキルチオ基を示す。) で表わされるN−置換−クロロアセトアニリドと
下記一般式〔〕 (但し、式中R8及びR9は同種又は異種の水素
原子又はアルキル基、Yは水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、又はニトロ基を示し、nは1か
ら5の整数を示し、Zは−COR10又は−SO2R10
を示し、R10はアルキル基又は置換若しくは非置
換のフニエル基を示す。) で表わされるピラゾール誘導体とを有効成分とす
ることを特徴とする除草剤組成物である。 本発明の除草剤組成物の一方の成分は、下記の
一般式〔〕で示されるN−置換−クロロアセト
アニリドである。 上記一般式〔〕で示されるN−置換−クロロ
アセトアニリドのうちの極く一部、すなわち、チ
オフエン環の2位と
【式】とが結合してお
り、R1が水素原子またはアルキル基、R2,R3及
びR4が水素原子であり、R5はアルキル基であり、
R6が水素原子、アルキル基またはアルコキシ基
であり、R7は水素原子、アルキル基またはハロ
ゲン原子である化合物は、米国特許第3901917号
により公知である。しかし、その他の大部分は、
新規な化合物である。 前記一般式〔〕中、R1,R2,R3,R5,R6及
びR7で示されるハロゲン原子の具体例としては、
塩素、臭素、フツ素、ヨウ素の各原子が挙げられ
る。また、前記一般式中、R1,R2,R3,R5,R6
及びR7で示されるアルキル基は、直鎖状、分枝
状のいずれであつても良く、炭素数も特に制限さ
れない。しかし、原料入手の容易さから炭素数は
1〜6個であることが好適である。該アルキル基
の具体例を例示すると、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、
iso−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、
n−ヘキシル基等が挙げられる。前記一般式
〔〕中、R1,R2,R3,R5,R6及びR7で示され
るアルコキシ基は特に限定されないが、一般には
炭素原子数1〜6個の直鎖状または分枝状の飽和
あるいは不飽和基が好適である。一般に好適に使
用される該アルコキシ基の具体例を提示すると、
メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、t
−ブトキシ基、n−ペントキシ基、n−ヘキソキ
シ基、アリルオキシ基等が挙げられる。 前記一般式〔〕中、R1,R2,R3,R5,R6及
びR7で示されるアルキルチオ基は、特に限定さ
れず公知のものが使用出来るが、一般には炭素原
子数1〜6個の直鎖状または分枝状の飽和あるい
は不飽和基が好適である。好適に使用される該ア
ルキルチオ基の具体例を提示すると、メチルチオ
基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、t−ブ
チルチオ基、n−ペンチルチオ基、n−ヘキシル
チオ基、アリルチオ基等が挙げられる。また、前
記一般式中、R1,R2及びR3で示されるアルコキ
シアルキル基は炭素数に特に制限されないが、炭
素数2〜6個の直鎖状または分枝状の飽和あるい
は不飽和基が好適であり、該アルコキシアルキル
基の具体例を例示すると、メトキシメチル基、メ
トキシエチル基、エトキシメチル基、n−プロポ
キシメチル基、t−ブトキシエチル基、アリルオ
キシエチル基等が挙げられる。更にまた、前記一
般式中、R1,R2及びR3で示されるアルキルチオ
アルキル基は炭素数に特に制限されないが、炭素
数2〜6個の直鎖状または分枝状の飽和あるいは
不飽和基が好適であり、該アルキルチオアルキル
基の具体例を例示すると、メチルチオメチル基、
メチルチオエチル基、エチルチオメチル基、n−
プロピルチオメチル基、t−ブチルチオエチル
基、アリルチオエチル基等が挙げられる。また、
前記一般式中、R5,R6及びR7で示されるアルケ
ニル基は、直鎖状、分枝状を問わず、炭素数も特
に制限されない。しかし、原料入手の容易さから
炭素数は2〜4個であることが好適である。該ア
ルケニル基の具体例を例示すると、ビニル基、ア
リル基、iso−プロペニル基、2−ブテニル基、
3−ブテニル基等が挙げられる。また、前記一般
式中、R5,R6及びR7で示されるアルキニル基は、
直鎖状、分枝状を問わず、炭素数も特に制限され
ないが、前記と同様に炭素数が2〜4個であるこ
とが好適である。該アルキニル基の具体例を例示
すると、エチニル基、2−プロピニル基等が挙げ
られる。 上記のN−置換−クロロアセトアニリドのう
ち、R1が同種又は異種のハロゲン原子、アルコ
キシ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル
基、又はアルキルチオアルキル基であり、R2及
びR3が同種又は異種の水素原子、ハロゲン原子、
アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ア
ルコキシアルキル基、又はアルキルチオアルキル
基であり、R4は水素原子又はアルキル基であり、
R5,R6及びR7は同種又は異種の水素原子、ハロ
ゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基、アルコキシ基又はアルキルチオ基である化
合物は、15g/10aあるいはそれ以下の低濃度で
使用しても、ノビエなどの一年生雑草及びミズガ
ヤツリなどの多年生雑草をも完全に枯死させる程
の優れた除草効果をもつばかりでなく、500g/
10aという高濃度で使用しても稲に対して全く無
害であるため、本発明に於いて好適に用いられ
る。就中、R1〜R3のうち少くとも1つが水素原
子以外の置換基であり、この置換基がチオフエン
環に結合した
びR4が水素原子であり、R5はアルキル基であり、
R6が水素原子、アルキル基またはアルコキシ基
であり、R7は水素原子、アルキル基またはハロ
ゲン原子である化合物は、米国特許第3901917号
により公知である。しかし、その他の大部分は、
新規な化合物である。 前記一般式〔〕中、R1,R2,R3,R5,R6及
びR7で示されるハロゲン原子の具体例としては、
塩素、臭素、フツ素、ヨウ素の各原子が挙げられ
る。また、前記一般式中、R1,R2,R3,R5,R6
及びR7で示されるアルキル基は、直鎖状、分枝
状のいずれであつても良く、炭素数も特に制限さ
れない。しかし、原料入手の容易さから炭素数は
1〜6個であることが好適である。該アルキル基
の具体例を例示すると、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、
iso−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、
n−ヘキシル基等が挙げられる。前記一般式
〔〕中、R1,R2,R3,R5,R6及びR7で示され
るアルコキシ基は特に限定されないが、一般には
炭素原子数1〜6個の直鎖状または分枝状の飽和
あるいは不飽和基が好適である。一般に好適に使
用される該アルコキシ基の具体例を提示すると、
メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、t
−ブトキシ基、n−ペントキシ基、n−ヘキソキ
シ基、アリルオキシ基等が挙げられる。 前記一般式〔〕中、R1,R2,R3,R5,R6及
びR7で示されるアルキルチオ基は、特に限定さ
れず公知のものが使用出来るが、一般には炭素原
子数1〜6個の直鎖状または分枝状の飽和あるい
は不飽和基が好適である。好適に使用される該ア
ルキルチオ基の具体例を提示すると、メチルチオ
基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、t−ブ
チルチオ基、n−ペンチルチオ基、n−ヘキシル
チオ基、アリルチオ基等が挙げられる。また、前
記一般式中、R1,R2及びR3で示されるアルコキ
シアルキル基は炭素数に特に制限されないが、炭
素数2〜6個の直鎖状または分枝状の飽和あるい
は不飽和基が好適であり、該アルコキシアルキル
基の具体例を例示すると、メトキシメチル基、メ
トキシエチル基、エトキシメチル基、n−プロポ
キシメチル基、t−ブトキシエチル基、アリルオ
キシエチル基等が挙げられる。更にまた、前記一
般式中、R1,R2及びR3で示されるアルキルチオ
アルキル基は炭素数に特に制限されないが、炭素
数2〜6個の直鎖状または分枝状の飽和あるいは
不飽和基が好適であり、該アルキルチオアルキル
基の具体例を例示すると、メチルチオメチル基、
メチルチオエチル基、エチルチオメチル基、n−
プロピルチオメチル基、t−ブチルチオエチル
基、アリルチオエチル基等が挙げられる。また、
前記一般式中、R5,R6及びR7で示されるアルケ
ニル基は、直鎖状、分枝状を問わず、炭素数も特
に制限されない。しかし、原料入手の容易さから
炭素数は2〜4個であることが好適である。該ア
ルケニル基の具体例を例示すると、ビニル基、ア
リル基、iso−プロペニル基、2−ブテニル基、
3−ブテニル基等が挙げられる。また、前記一般
式中、R5,R6及びR7で示されるアルキニル基は、
直鎖状、分枝状を問わず、炭素数も特に制限され
ないが、前記と同様に炭素数が2〜4個であるこ
とが好適である。該アルキニル基の具体例を例示
すると、エチニル基、2−プロピニル基等が挙げ
られる。 上記のN−置換−クロロアセトアニリドのう
ち、R1が同種又は異種のハロゲン原子、アルコ
キシ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル
基、又はアルキルチオアルキル基であり、R2及
びR3が同種又は異種の水素原子、ハロゲン原子、
アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ア
ルコキシアルキル基、又はアルキルチオアルキル
基であり、R4は水素原子又はアルキル基であり、
R5,R6及びR7は同種又は異種の水素原子、ハロ
ゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基、アルコキシ基又はアルキルチオ基である化
合物は、15g/10aあるいはそれ以下の低濃度で
使用しても、ノビエなどの一年生雑草及びミズガ
ヤツリなどの多年生雑草をも完全に枯死させる程
の優れた除草効果をもつばかりでなく、500g/
10aという高濃度で使用しても稲に対して全く無
害であるため、本発明に於いて好適に用いられ
る。就中、R1〜R3のうち少くとも1つが水素原
子以外の置換基であり、この置換基がチオフエン
環に結合した
【式】のオルソ位に置換してお
り、R4は水素原子であり、さらにR5〜R7のうち
少くとも2つが水素原子以外の置換基であり、こ
れらの置換基がフエニル基の2位と6位に置換し
たN−置換−クロロアセトアニリドが上記の性質
がより強いため、特に好ましく用いられる。 前記一般式〔〕で示されるN−置換−クロロ
アセトアニリドの構造は、次の手段によつて確認
することができる。 (イ) 赤外吸収スペクトル(IR)を測定すること
により、3150−2800cm-1付近にCH結合に基づ
く吸収、1680〜1660cm-1付近にアミド基のカル
ボニル結合に基づく特性吸収を観察することが
出来る。 (ロ) 質量スペクトル(MS)を測定し、観察され
る各ピーク(一般にはイオン質量数mをイオン
の荷電数eで除したm/eで表わされる値)に
相当する組成式を算出することにより、測定に
供した化合物の分子量ならびに該分子内におけ
る各原子団の結合様式を知ることが出来る。す
なわち、測定に供した試料を一般式〔〕 で表わした場合、一般に分子イオンピーク(以
下M と略記する)が分子中に含有されるハロ
ゲン原子の個数に応じて同位体存在比に従つて
強度比で観察されるため、測定に供した化合物
の分子量を決定することが出来る。さらに前記
一般式〔〕で示されるN−置換−クロロアセ
トアニリドについては、M −Cl、M −
COCH2Cl及び
少くとも2つが水素原子以外の置換基であり、こ
れらの置換基がフエニル基の2位と6位に置換し
たN−置換−クロロアセトアニリドが上記の性質
がより強いため、特に好ましく用いられる。 前記一般式〔〕で示されるN−置換−クロロ
アセトアニリドの構造は、次の手段によつて確認
することができる。 (イ) 赤外吸収スペクトル(IR)を測定すること
により、3150−2800cm-1付近にCH結合に基づ
く吸収、1680〜1660cm-1付近にアミド基のカル
ボニル結合に基づく特性吸収を観察することが
出来る。 (ロ) 質量スペクトル(MS)を測定し、観察され
る各ピーク(一般にはイオン質量数mをイオン
の荷電数eで除したm/eで表わされる値)に
相当する組成式を算出することにより、測定に
供した化合物の分子量ならびに該分子内におけ
る各原子団の結合様式を知ることが出来る。す
なわち、測定に供した試料を一般式〔〕 で表わした場合、一般に分子イオンピーク(以
下M と略記する)が分子中に含有されるハロ
ゲン原子の個数に応じて同位体存在比に従つて
強度比で観察されるため、測定に供した化合物
の分子量を決定することが出来る。さらに前記
一般式〔〕で示されるN−置換−クロロアセ
トアニリドについては、M −Cl、M −
COCH2Cl及び
【式】に相当す
る特徴的な強いピークが観察され、該分子の結
合様式を知ることが出来る。 (ハ) 1H−核磁気共鳴スペクトル(1H−NMR)
を測定することにより、前記一般式〔〕で表
わされるN−置換−クロロアセトアニリド中に
存在する水素原子の結合様式を知ることが出来
る。前記一般式〔〕で示されるN−置換−ク
ロロアセトアニリドの1H−NMR(δ、ppm:
テトラメチルシラン基準、重クロロホルム溶媒
中)の具体例として、N−〔2′−(5′−ブロム)
−チエニルメチル〕−N−クロロアセト−2,
6−ジメチルアニリドについて1H−NMR図を
第1図に示す。その解析結果を示すと次のとお
りである。 すなわち、2.0ppmにプロトン6個分に相当
する一重線が認められ、これはフエニル基の2
及び6位に置換したメチル基(d)によるものと帰
属できる。3.6ppmにプロトン2個分に相当す
る一重線が認められ、これはクロルアセチル基
中のメチレン基(h)によるものと帰属できる。
4.75ppmにプロトン2個分に相当する一重線が
認められ、これはメチレン基(c)によるものと帰
属できる。6.67ppmにプロトン2個分に相当す
る四重線が認められ、これはチオフエン環に置
換したプロトン(a),(b)によるものと帰属でき
る。6.95〜7.30ppmにプロトン3個分に相当す
る多重線が認められ、これはフエニル基に置換
したプロトン(e),(f),(g)によるものと帰属でき
る。 前述の一般式〔〕で示されるN−置換−ク
ロロアセトアニリドの1H−NMRの特徴を総括
すると、クロロアセチル基のメチレンプロトン
は、通常3.6〜3.8ppm付近に一重線で現われ、
R4が水素原子である場合にはアミノメチレン
基のメチレンプロトンは4.7〜5.0ppm付近に一
重線で(ただし、アニリン側の2,6位が非対
称的に置換基が存在する場合には二重線となつ
て現われる場合がある)、R4がアルキル基であ
る場合にはアミノメチン基のメチンプロトンは
5.7〜6.7ppmに、チオフエン環側のプロトンは
5.8〜7.4ppmに、ベンゼン側のプロトンは6.0〜
7.7ppmに特徴的なピークを示す傾向がある。 (ニ) 元素分析によつて炭素、水素、窒素、硫黄、
及びハロゲンの各重量%を求め、さらに認知さ
れた各元素の重量%の和を100から減じること
により、酸素の重量%を算出することが出来、
従つて、組成式を決定することが出来る。 また、N−置換−クロロアセトアニリドは、前
記一般式〔〕中のR1,R2,R3,R4,R5,R6及
びR7の種類によつてその性状が多少異なるが、
一般に常温常圧においては淡黄色または黄色の粘
稠液体または固体であり、極めて高沸点を有する
ものが多い。具体的には後述する合成例に示す
が、上記化合物は一般の有機化合物と同じように
分子量が大きくなる程沸点が高くなる傾向があ
る。該化合物は、ベンゼン、エーテル、アルコー
ル、クロロホルム、四塩化炭素、アセトニトリ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの一般有
機溶媒に可溶であるが、水にはほとんど溶けな
い。 前記一般式〔〕で示されるN−置換−クロロ
アセトアニリドの製造方法は特に限定されるもの
ではない。代表的な製造方法を記述すれば以下の
とおりである。一般式〔〕 (但し、式中R1,R2及びR3は同種又は異種の
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基又
はアルキルチオアルキル基を示し、R4は水素原
子又はアルキル基を示し、R5,R6及びR7は同種
又は異種の水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ
基、又はアルキルチオ基を示す。) で表わされるアニリン誘導体と、一般式ClCH2
COX(ただし、Xはハロゲン原子を示す。)で表
わされるクロロアセチルハロゲニドとを反応させ
ることによつて、前記一般式〔〕で表わされる
N−置換−クロロアセトアニリドを得ることが出
来る。 原料となる前記一般式〔〕で表わされるアニ
リン誘導体は如何なる方法で得られたものでも使
用出来る。 前記一般式〔〕で表わされる化合物とクロロ
アセチルハロゲニドとの反応において、両化合物
の仕込みモル比は必要に応じて適宜決定すればよ
いが、通常等モルもしくはクロロアセチルハロゲ
ニドをやや過剰モルを使用するのが一般的であ
る。 また前記反応においてはハロゲン化水素が副生
する。このハロゲン化水素は反応系内で一般式
〔〕で表わされるアニリン誘導体と反応し、生
成物の収率を低下させる原因になるので、通常は
反応系内にハロゲン化水素捕捉剤を共存させるこ
とが好ましい。該ハロゲン化水素捕捉剤は特に限
定されず公知のものを使用することが出来る。一
般に好適に使用される該捕捉剤としてトリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン
等のトリアルキルアミン、ピリジン、ナトリウム
アルコラート、炭酸ナトリウム等が挙げられる。 前記反応に際しては一般に有機溶媒を用いるの
が好ましい。該溶媒として好適に使用されるもの
を例示すれば、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル、クロロホル
ム、塩化メチレン、塩化エチレン等の脂肪族また
は芳香族の炭化水素類あるいはハロゲン化炭化水
素類;ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類;アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類;アセトニトリルなどの
ニトリル類;N,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジエチルホルムアミド等のN,N−ジア
ルキルアミド類;ジメチルスルホキシド等が挙げ
られる。 前記反応における原料の添加順序は特に限定さ
れないが、一般には溶媒に前記一般式〔〕で示
されるアニリン誘導体を溶解して反応器に仕込み
溶媒に溶解したクロロアセチルハロゲニドを攪拌
下に添加するのがよい。勿論連続的に反応系に原
料を添加し生成した反応物を連続的に該反応系か
ら取出すことも出来る。 前記反応における温度は広い範囲から選択出
来、一般には−20℃〜150℃好ましくは0℃〜120
℃の範囲から選べば十分である。反応時間は原料
の種類によつてもちがうが、通常5分〜10日間、
好ましくは1〜40時間の範囲から選べば十分であ
る。また反応中においては、攪拌を行うのが好ま
しい。 反応系から目的生成物すなわち前記一般式
〔〕で示されるN−置換−クロロアセトアニリ
ドを単離精製する方法は特に限定されず公知の方
法を採用出来る。例えば反応液を冷却または自然
放冷で、室温またはその近くにもどし、反応溶
媒、残存するハロゲン化水素捕捉剤を留去した
後、残渣をベンゼン抽出する。上記操作で、副生
するハロゲン化水素とハロゲン化水素捕捉剤とか
ら生成する塩及び高分子量化合物を分離する。該
ベンゼン層については、芒硝、塩化カルシウム等
の乾燥剤で乾燥した後、ベンゼンを留去し、残渣
を真空蒸留することによつて目的物を取得する。
真空蒸留により単離精製する他、クロマトグラフ
イーによる精製、あるいは生成物が固体である場
合にはヘキサン等の溶媒から再結晶することによ
り精製することも出来る。 前記一般式〔〕で示されるN−置換−クロロ
アセトアニリドの他の製造方法として、次に述べ
る方法も好ましく採用される。一般式 (但し、式中R1,R2及びR3は同種又は異種の
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基、
アルキルチオアルキル基を示し、R4は水素原子
又はアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示
す。) で表わされる置換−チオフエンと、一般式 (但し、式中、R5,R6及びR7は同種又は異種
の水素原子、ハロゲン原子、ア アルコキシ基、
アルキルチオ基を示す。)で表わされるクロロア
セトアニリドとを反応させることによつても前記
一般式〔〕で表わされるN−置換−クロロアセ
トアニリドを得ることが出来る。 原料となる該置換チオフエンならびに該クロロ
アセトアニリドは如何なる方法で得られたもので
も使用出来る。また、該反応を実施する際の諸条
件ならびに単離精製方法は既に述べた一般式
〔〕で示されるアニリン誘導体とクロロアセチ
ルハロゲニドとの反応において用いた諸条件なら
びに単離精製方法とほぼ同様な条件が採用出来
る。 前記の一般式〔〕で示されるN−置換−クロ
ロアセトアニリドは水田に発生するノビエ、コナ
ギ、ホタルイ等の一年生雑草に加え、ミズガヤツ
リ、オモダカ等の多年生雑草に対して幅広い殺草
スペクトラムを有し、かつ水稲に薬害を与えるこ
となく、効率的に防除し得る優れた除草剤であ
る。 本発明の除草剤組成物の他方の成分は次の一般
式〔〕 (但し、式中R8及びR9は同種又は異種の水素
原子又はアルキル基、Yは水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、又はニトロ基を示し、nは1か
ら5の整数を示し、Zが−COR10又は−SO2R10
を示し、R10はアルキル基又は置換若しくは非置
換のフエニル基を示す。) で表わされるピラゾール誘導体である。 上記一般式〔〕中、R8,R9,R10、及びYで
示されるアルキル基としては、その炭素数に特に
限定されず、いかなるものでも使用し得る。就
中、炭素数が1〜4のものが好適である。本発明
に於いて好適なアルキル基としては、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、t
−ブチル基等が挙げられる。また、上記一般式
〔〕中、Yで示されるハロゲン原子としては、
フツ素、塩素、臭素、ヨウ素の各原子が挙げられ
る。また、上記一般式〔〕中、R10で示される
置換フエニル基としては、1つ又はそれ以上のハ
ロゲン原子又はアルキル基等の置換基が置換した
ものが挙げられる。フエニル基に置換したハロゲ
ン原子及びアルキル基については上記に記載した
とおりである。本発明に於いて好適な置換フエニ
ル基としては、トリル基、エチルフエニル基、i
−プロピルフエニル基、t−ブチルフエニル基、
ジメチルフエニル基、ジエチルフエニル基、エチ
ルトリル基、トリメチルフエニル基、トリエチル
フエニル基、クロルフエニル基、フルオロフエニ
ル基、ブロムフエニル基、ヨードフエニル基、ジ
クロロフエニル基、ジブロムフエニル基、トリフ
ルオロフエニル基、トリクロロフエニル基、メチ
ルジクロロフエニル基、エチルジブロモフエニル
基、メチルトリクロロフエニル基等が挙げられ、
就中でも、少なくとも一つの置換基がp−位に置
換した化合物が特に好ましい。 上記一般式〔〕で示されるピラゾール誘導体
のうち、R8及びR9がアルキル基、特にメチル基
であり、Yがフエニル基の2と4位に置換したハ
ロゲン原子、特に塩素原子であり、Zが
合様式を知ることが出来る。 (ハ) 1H−核磁気共鳴スペクトル(1H−NMR)
を測定することにより、前記一般式〔〕で表
わされるN−置換−クロロアセトアニリド中に
存在する水素原子の結合様式を知ることが出来
る。前記一般式〔〕で示されるN−置換−ク
ロロアセトアニリドの1H−NMR(δ、ppm:
テトラメチルシラン基準、重クロロホルム溶媒
中)の具体例として、N−〔2′−(5′−ブロム)
−チエニルメチル〕−N−クロロアセト−2,
6−ジメチルアニリドについて1H−NMR図を
第1図に示す。その解析結果を示すと次のとお
りである。 すなわち、2.0ppmにプロトン6個分に相当
する一重線が認められ、これはフエニル基の2
及び6位に置換したメチル基(d)によるものと帰
属できる。3.6ppmにプロトン2個分に相当す
る一重線が認められ、これはクロルアセチル基
中のメチレン基(h)によるものと帰属できる。
4.75ppmにプロトン2個分に相当する一重線が
認められ、これはメチレン基(c)によるものと帰
属できる。6.67ppmにプロトン2個分に相当す
る四重線が認められ、これはチオフエン環に置
換したプロトン(a),(b)によるものと帰属でき
る。6.95〜7.30ppmにプロトン3個分に相当す
る多重線が認められ、これはフエニル基に置換
したプロトン(e),(f),(g)によるものと帰属でき
る。 前述の一般式〔〕で示されるN−置換−ク
ロロアセトアニリドの1H−NMRの特徴を総括
すると、クロロアセチル基のメチレンプロトン
は、通常3.6〜3.8ppm付近に一重線で現われ、
R4が水素原子である場合にはアミノメチレン
基のメチレンプロトンは4.7〜5.0ppm付近に一
重線で(ただし、アニリン側の2,6位が非対
称的に置換基が存在する場合には二重線となつ
て現われる場合がある)、R4がアルキル基であ
る場合にはアミノメチン基のメチンプロトンは
5.7〜6.7ppmに、チオフエン環側のプロトンは
5.8〜7.4ppmに、ベンゼン側のプロトンは6.0〜
7.7ppmに特徴的なピークを示す傾向がある。 (ニ) 元素分析によつて炭素、水素、窒素、硫黄、
及びハロゲンの各重量%を求め、さらに認知さ
れた各元素の重量%の和を100から減じること
により、酸素の重量%を算出することが出来、
従つて、組成式を決定することが出来る。 また、N−置換−クロロアセトアニリドは、前
記一般式〔〕中のR1,R2,R3,R4,R5,R6及
びR7の種類によつてその性状が多少異なるが、
一般に常温常圧においては淡黄色または黄色の粘
稠液体または固体であり、極めて高沸点を有する
ものが多い。具体的には後述する合成例に示す
が、上記化合物は一般の有機化合物と同じように
分子量が大きくなる程沸点が高くなる傾向があ
る。該化合物は、ベンゼン、エーテル、アルコー
ル、クロロホルム、四塩化炭素、アセトニトリ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの一般有
機溶媒に可溶であるが、水にはほとんど溶けな
い。 前記一般式〔〕で示されるN−置換−クロロ
アセトアニリドの製造方法は特に限定されるもの
ではない。代表的な製造方法を記述すれば以下の
とおりである。一般式〔〕 (但し、式中R1,R2及びR3は同種又は異種の
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基又
はアルキルチオアルキル基を示し、R4は水素原
子又はアルキル基を示し、R5,R6及びR7は同種
又は異種の水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ
基、又はアルキルチオ基を示す。) で表わされるアニリン誘導体と、一般式ClCH2
COX(ただし、Xはハロゲン原子を示す。)で表
わされるクロロアセチルハロゲニドとを反応させ
ることによつて、前記一般式〔〕で表わされる
N−置換−クロロアセトアニリドを得ることが出
来る。 原料となる前記一般式〔〕で表わされるアニ
リン誘導体は如何なる方法で得られたものでも使
用出来る。 前記一般式〔〕で表わされる化合物とクロロ
アセチルハロゲニドとの反応において、両化合物
の仕込みモル比は必要に応じて適宜決定すればよ
いが、通常等モルもしくはクロロアセチルハロゲ
ニドをやや過剰モルを使用するのが一般的であ
る。 また前記反応においてはハロゲン化水素が副生
する。このハロゲン化水素は反応系内で一般式
〔〕で表わされるアニリン誘導体と反応し、生
成物の収率を低下させる原因になるので、通常は
反応系内にハロゲン化水素捕捉剤を共存させるこ
とが好ましい。該ハロゲン化水素捕捉剤は特に限
定されず公知のものを使用することが出来る。一
般に好適に使用される該捕捉剤としてトリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン
等のトリアルキルアミン、ピリジン、ナトリウム
アルコラート、炭酸ナトリウム等が挙げられる。 前記反応に際しては一般に有機溶媒を用いるの
が好ましい。該溶媒として好適に使用されるもの
を例示すれば、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル、クロロホル
ム、塩化メチレン、塩化エチレン等の脂肪族また
は芳香族の炭化水素類あるいはハロゲン化炭化水
素類;ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類;アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類;アセトニトリルなどの
ニトリル類;N,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジエチルホルムアミド等のN,N−ジア
ルキルアミド類;ジメチルスルホキシド等が挙げ
られる。 前記反応における原料の添加順序は特に限定さ
れないが、一般には溶媒に前記一般式〔〕で示
されるアニリン誘導体を溶解して反応器に仕込み
溶媒に溶解したクロロアセチルハロゲニドを攪拌
下に添加するのがよい。勿論連続的に反応系に原
料を添加し生成した反応物を連続的に該反応系か
ら取出すことも出来る。 前記反応における温度は広い範囲から選択出
来、一般には−20℃〜150℃好ましくは0℃〜120
℃の範囲から選べば十分である。反応時間は原料
の種類によつてもちがうが、通常5分〜10日間、
好ましくは1〜40時間の範囲から選べば十分であ
る。また反応中においては、攪拌を行うのが好ま
しい。 反応系から目的生成物すなわち前記一般式
〔〕で示されるN−置換−クロロアセトアニリ
ドを単離精製する方法は特に限定されず公知の方
法を採用出来る。例えば反応液を冷却または自然
放冷で、室温またはその近くにもどし、反応溶
媒、残存するハロゲン化水素捕捉剤を留去した
後、残渣をベンゼン抽出する。上記操作で、副生
するハロゲン化水素とハロゲン化水素捕捉剤とか
ら生成する塩及び高分子量化合物を分離する。該
ベンゼン層については、芒硝、塩化カルシウム等
の乾燥剤で乾燥した後、ベンゼンを留去し、残渣
を真空蒸留することによつて目的物を取得する。
真空蒸留により単離精製する他、クロマトグラフ
イーによる精製、あるいは生成物が固体である場
合にはヘキサン等の溶媒から再結晶することによ
り精製することも出来る。 前記一般式〔〕で示されるN−置換−クロロ
アセトアニリドの他の製造方法として、次に述べ
る方法も好ましく採用される。一般式 (但し、式中R1,R2及びR3は同種又は異種の
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基、
アルキルチオアルキル基を示し、R4は水素原子
又はアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示
す。) で表わされる置換−チオフエンと、一般式 (但し、式中、R5,R6及びR7は同種又は異種
の水素原子、ハロゲン原子、ア アルコキシ基、
アルキルチオ基を示す。)で表わされるクロロア
セトアニリドとを反応させることによつても前記
一般式〔〕で表わされるN−置換−クロロアセ
トアニリドを得ることが出来る。 原料となる該置換チオフエンならびに該クロロ
アセトアニリドは如何なる方法で得られたもので
も使用出来る。また、該反応を実施する際の諸条
件ならびに単離精製方法は既に述べた一般式
〔〕で示されるアニリン誘導体とクロロアセチ
ルハロゲニドとの反応において用いた諸条件なら
びに単離精製方法とほぼ同様な条件が採用出来
る。 前記の一般式〔〕で示されるN−置換−クロ
ロアセトアニリドは水田に発生するノビエ、コナ
ギ、ホタルイ等の一年生雑草に加え、ミズガヤツ
リ、オモダカ等の多年生雑草に対して幅広い殺草
スペクトラムを有し、かつ水稲に薬害を与えるこ
となく、効率的に防除し得る優れた除草剤であ
る。 本発明の除草剤組成物の他方の成分は次の一般
式〔〕 (但し、式中R8及びR9は同種又は異種の水素
原子又はアルキル基、Yは水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、又はニトロ基を示し、nは1か
ら5の整数を示し、Zが−COR10又は−SO2R10
を示し、R10はアルキル基又は置換若しくは非置
換のフエニル基を示す。) で表わされるピラゾール誘導体である。 上記一般式〔〕中、R8,R9,R10、及びYで
示されるアルキル基としては、その炭素数に特に
限定されず、いかなるものでも使用し得る。就
中、炭素数が1〜4のものが好適である。本発明
に於いて好適なアルキル基としては、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、t
−ブチル基等が挙げられる。また、上記一般式
〔〕中、Yで示されるハロゲン原子としては、
フツ素、塩素、臭素、ヨウ素の各原子が挙げられ
る。また、上記一般式〔〕中、R10で示される
置換フエニル基としては、1つ又はそれ以上のハ
ロゲン原子又はアルキル基等の置換基が置換した
ものが挙げられる。フエニル基に置換したハロゲ
ン原子及びアルキル基については上記に記載した
とおりである。本発明に於いて好適な置換フエニ
ル基としては、トリル基、エチルフエニル基、i
−プロピルフエニル基、t−ブチルフエニル基、
ジメチルフエニル基、ジエチルフエニル基、エチ
ルトリル基、トリメチルフエニル基、トリエチル
フエニル基、クロルフエニル基、フルオロフエニ
ル基、ブロムフエニル基、ヨードフエニル基、ジ
クロロフエニル基、ジブロムフエニル基、トリフ
ルオロフエニル基、トリクロロフエニル基、メチ
ルジクロロフエニル基、エチルジブロモフエニル
基、メチルトリクロロフエニル基等が挙げられ、
就中でも、少なくとも一つの置換基がp−位に置
換した化合物が特に好ましい。 上記一般式〔〕で示されるピラゾール誘導体
のうち、R8及びR9がアルキル基、特にメチル基
であり、Yがフエニル基の2と4位に置換したハ
ロゲン原子、特に塩素原子であり、Zが
以上に説明した本発明の除草剤組成物は、その
各成分単独の性質からは全く予想できない除草効
果を示す。即ち、N−置換−クロロアセトアニリ
ド及びピラゾール誘導体のいずれも、夫々単独で
用いたのではあまり除草効果が期待できないミズ
ガヤツリなどの多年生雑草に対して、本発明の除
草剤組成物は優れた除草効果を発揮する。従つ
て、本発明の除草剤組成物は、その構成成分単独
の殺草スペクトルよりも幅広い殺草スペクトルを
有する。さらに、各成分単独の施用量と同程度で
より大きい除草効果を有する。しかも、作物に対
しては安全である。 従つて、本発明の除草剤組成物は、除草剤に要
求される性質を十分に満たすものであつて、その
有用性は極めて大きいものである。 以下に、本発明の除草剤組成物を実施例で具体
的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定
されるものではない。N−置換−クロロアセトアニリドの合成 (合成例1) N−〔2′−(5′−ブロム)−チエニルメチル〕−
2,6−ジメチルアニリン1.81g(6.14×10-3
mole)をベンゼン40mlに溶解しトリエチルアミ
ン0.81g(7.98×10-3mole)を加え、氷水中に設
置した。次いでクロルアセチルクロリド0.83g
(7.37×10-3mole)のベンゼン溶液(15ml)を
徐々に添加した。3時間攪拌した後、50℃で1時
間加熱した。該反応混合物を室温に冷却した後、
水50ml、2N−塩酸50ml、続いて水50mlによつて
順次洗浄し、ベンゼン層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。その後カラムクロマトにて精製し、黄
色固体1.13gを得た。このものの赤外吸収スペク
トルを測定した結果、3110〜2900cm-1にC−H結
合に基づく吸収、1670cm-1にアミド基のカルボニ
ル結合に基づく強い吸収を示した。その元素分析
値はC48.43%、H4.05%、N3.99%であつて、C15
H15NSOBrCl(372.71)に対する計算値であるC
48.20%、H4.32%、N3.75%に良く一致した。
また、質量スペクトルを測定したところ、m/
e371に分子量に対応する分子イオンピーク(M
)、m/e336にM −Clに対応するビーク、
m/e293にM −COCH2Clに対応するピーク、
m/e143(100%)に に対応する各ピークを示した。 さらに、1H−核磁気共鳴スペクトルについて
は、明細書に具体例として示したとおりである。 上記の結果から、単離生成物がN−〔2′−(5′−
ブロム)−チエニルメチル〕−N−クロロアセト−
2,6−ジメチルアニリド(以下、化合物(1)と略
記する)であることが明らかとなつた。収率はN
−〔2′−(5′−ブロム)−チエニルメチル〕−2,6
−ジメチルアニリンに対し、49.5%(3.04×10-3
mole)であつた。 (合成例2) 合成例1と同様にして合成したN−置換−クロ
ロアセトアニリドの性状、物性(沸点)、赤外吸
収スペクトルにおける特性吸収値及び元素分析結
果を併せて第1表に略記した。 尚、第1表中の一般式 は、前記一般式〔〕 に対応し、Aは
各成分単独の性質からは全く予想できない除草効
果を示す。即ち、N−置換−クロロアセトアニリ
ド及びピラゾール誘導体のいずれも、夫々単独で
用いたのではあまり除草効果が期待できないミズ
ガヤツリなどの多年生雑草に対して、本発明の除
草剤組成物は優れた除草効果を発揮する。従つ
て、本発明の除草剤組成物は、その構成成分単独
の殺草スペクトルよりも幅広い殺草スペクトルを
有する。さらに、各成分単独の施用量と同程度で
より大きい除草効果を有する。しかも、作物に対
しては安全である。 従つて、本発明の除草剤組成物は、除草剤に要
求される性質を十分に満たすものであつて、その
有用性は極めて大きいものである。 以下に、本発明の除草剤組成物を実施例で具体
的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定
されるものではない。N−置換−クロロアセトアニリドの合成 (合成例1) N−〔2′−(5′−ブロム)−チエニルメチル〕−
2,6−ジメチルアニリン1.81g(6.14×10-3
mole)をベンゼン40mlに溶解しトリエチルアミ
ン0.81g(7.98×10-3mole)を加え、氷水中に設
置した。次いでクロルアセチルクロリド0.83g
(7.37×10-3mole)のベンゼン溶液(15ml)を
徐々に添加した。3時間攪拌した後、50℃で1時
間加熱した。該反応混合物を室温に冷却した後、
水50ml、2N−塩酸50ml、続いて水50mlによつて
順次洗浄し、ベンゼン層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。その後カラムクロマトにて精製し、黄
色固体1.13gを得た。このものの赤外吸収スペク
トルを測定した結果、3110〜2900cm-1にC−H結
合に基づく吸収、1670cm-1にアミド基のカルボニ
ル結合に基づく強い吸収を示した。その元素分析
値はC48.43%、H4.05%、N3.99%であつて、C15
H15NSOBrCl(372.71)に対する計算値であるC
48.20%、H4.32%、N3.75%に良く一致した。
また、質量スペクトルを測定したところ、m/
e371に分子量に対応する分子イオンピーク(M
)、m/e336にM −Clに対応するビーク、
m/e293にM −COCH2Clに対応するピーク、
m/e143(100%)に に対応する各ピークを示した。 さらに、1H−核磁気共鳴スペクトルについて
は、明細書に具体例として示したとおりである。 上記の結果から、単離生成物がN−〔2′−(5′−
ブロム)−チエニルメチル〕−N−クロロアセト−
2,6−ジメチルアニリド(以下、化合物(1)と略
記する)であることが明らかとなつた。収率はN
−〔2′−(5′−ブロム)−チエニルメチル〕−2,6
−ジメチルアニリンに対し、49.5%(3.04×10-3
mole)であつた。 (合成例2) 合成例1と同様にして合成したN−置換−クロ
ロアセトアニリドの性状、物性(沸点)、赤外吸
収スペクトルにおける特性吸収値及び元素分析結
果を併せて第1表に略記した。 尚、第1表中の一般式 は、前記一般式〔〕 に対応し、Aは
【式】はR4を、Dは
【式】意味する。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
次に、本発明の除草剤組成物の配合例及び実施
例を示す。なお、配合例及び実施例中、N−置換
−クロロアセトアニリドは合成例中の化合物番号
〔(1)〜(66)〕で表わし、ピラゾール誘導体は下記
の記号(〔A〕〜〔M〕)で表わした。
例を示す。なお、配合例及び実施例中、N−置換
−クロロアセトアニリドは合成例中の化合物番号
〔(1)〜(66)〕で表わし、ピラゾール誘導体は下記
の記号(〔A〕〜〔M〕)で表わした。
【表】
【表】
【表】
配合例 1
化合物〔A〕10重量部、化合物(1)5重量部、界
面活性剤ソルポール800A〔東邦化学工業(株)商標〕
1.5重量部、界面活性剤デタージエント60〔ライオ
ン油脂(株)商標〕1.5重量部およびジークライト82
重量部をよく粉砕混合して水和剤を得た。 配合例 2 化合物〔A〕20重量部、化合物(17)10重量
部、界面活性剤ソルポールSM 100〔東邦化学工
業(株)商標〕15重量部およびキシレン55重量部をよ
く混合して乳剤を得た。 配合例 3 化合物〔A〕10重量部、化合物(39)1重量
部、ジオクチルサクシネート4重量部、トリポリ
リン酸ソーダ4重量部、ベントナイト41重量部お
よびタルク40重量部をよく混合粉砕し、水を加え
て混練した後造粒乾燥し、14〜32メツシユに整粒
して粒剤を得た。 配合例 4 ベントナイト40重量部、タルク55重量部、およ
びトリポリリン酸ソーダ5重量部を粉砕混合し、
加水、混練後造粒乾燥し、活性成分を含まない粒
状物を作る。この粒状物85重量部に化合物〔A〕
を10重量部、化合物(40)を5重量を含浸させ粒
剤を得た。 実施例 1 5000分の1アール相当のワグナーポツトに、加
水混練した水田土壌を充填し、土壌表層にノビ
エ、タマガヤツリ、ホタルイおよびコナギ、アゼ
ナ、キカシグサ等の広葉雑草種子を播種し、ウリ
カワ、ミズガヤツリの塊茎を埋め込んだ。さらに
2.5葉期の稲苗(品種名:アキニシキ)を2cmの
深さに3本1株植とした。その後、約3cmの湛水
条件とし、20〜25℃のガラス室内で育成し、稲移
植7日後(ノビエが約0.8葉期の時期)および14
日後(ノビエが約2葉期の時期)に、配合例1に
準じて調製した水和剤を水に希釈し所定量滴下処
理した。その後ガラス室内で育成し、薬剤処理後
21日目に除草効果および水稲におよぼす薬害を調
査した。その結果は第2表に示した。 除草効果 水稲薬害 抑薬率(%) −:正常 5:100(完全枯死) ±:僅小害 4:75〜99 +:小害 3:50〜74 :中害 2:25〜49 1:1〜24 0:0(全く効果が認められない)
面活性剤ソルポール800A〔東邦化学工業(株)商標〕
1.5重量部、界面活性剤デタージエント60〔ライオ
ン油脂(株)商標〕1.5重量部およびジークライト82
重量部をよく粉砕混合して水和剤を得た。 配合例 2 化合物〔A〕20重量部、化合物(17)10重量
部、界面活性剤ソルポールSM 100〔東邦化学工
業(株)商標〕15重量部およびキシレン55重量部をよ
く混合して乳剤を得た。 配合例 3 化合物〔A〕10重量部、化合物(39)1重量
部、ジオクチルサクシネート4重量部、トリポリ
リン酸ソーダ4重量部、ベントナイト41重量部お
よびタルク40重量部をよく混合粉砕し、水を加え
て混練した後造粒乾燥し、14〜32メツシユに整粒
して粒剤を得た。 配合例 4 ベントナイト40重量部、タルク55重量部、およ
びトリポリリン酸ソーダ5重量部を粉砕混合し、
加水、混練後造粒乾燥し、活性成分を含まない粒
状物を作る。この粒状物85重量部に化合物〔A〕
を10重量部、化合物(40)を5重量を含浸させ粒
剤を得た。 実施例 1 5000分の1アール相当のワグナーポツトに、加
水混練した水田土壌を充填し、土壌表層にノビ
エ、タマガヤツリ、ホタルイおよびコナギ、アゼ
ナ、キカシグサ等の広葉雑草種子を播種し、ウリ
カワ、ミズガヤツリの塊茎を埋め込んだ。さらに
2.5葉期の稲苗(品種名:アキニシキ)を2cmの
深さに3本1株植とした。その後、約3cmの湛水
条件とし、20〜25℃のガラス室内で育成し、稲移
植7日後(ノビエが約0.8葉期の時期)および14
日後(ノビエが約2葉期の時期)に、配合例1に
準じて調製した水和剤を水に希釈し所定量滴下処
理した。その後ガラス室内で育成し、薬剤処理後
21日目に除草効果および水稲におよぼす薬害を調
査した。その結果は第2表に示した。 除草効果 水稲薬害 抑薬率(%) −:正常 5:100(完全枯死) ±:僅小害 4:75〜99 +:小害 3:50〜74 :中害 2:25〜49 1:1〜24 0:0(全く効果が認められない)
【表】
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第1図は合成例1で得られたN−置換−クロロ
アセトアニリドの1H−NMRのチヤートを示す。
アセトアニリドの1H−NMRのチヤートを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 (但し、式中R1,R2及びR3は同種又は異種の
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アルキルチオ基、アルコキシアルキル基、
又はアルキルチオアルキル基を示し、R4は水素
原子又はアルキル基を示し、R5,R6及びR7は同
種又は異種の水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ
基、又はアルキルチオ基を示す。) で表わされるN−置換−クロロアセトアニリドと
下記一般式 (但し、式中R8及びR9は同種又は異種の水素
原子又はアルキル基、Yは水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、又はニトロ基を示し、nは1か
ら5の整数を示し、Zは−COR10又は−SO2R10
を示し、R10はアルキル基又は置換若しくは非置
換のフニエル基を示す。) で表わされるピラゾール誘導体とを有効成分とす
ることを特徴とする除草剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59260859A JPS61140504A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 除草剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59260859A JPS61140504A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 除草剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61140504A JPS61140504A (ja) | 1986-06-27 |
| JPH053445B2 true JPH053445B2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=17353743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59260859A Granted JPS61140504A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 除草剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61140504A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5810009B2 (ja) * | 2012-03-01 | 2015-11-11 | 三井化学アグロ株式会社 | 安定化された粒状農薬組成物 |
| CN115557895A (zh) * | 2022-10-26 | 2023-01-03 | 贵州大学 | 一种吡唑衍生物及其制备方法与应用 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP59260859A patent/JPS61140504A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61140504A (ja) | 1986-06-27 |
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