JPH0613005Y2 - 油圧装置 - Google Patents

油圧装置

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JPH0613005Y2
JPH0613005Y2 JP1986107199U JP10719986U JPH0613005Y2 JP H0613005 Y2 JPH0613005 Y2 JP H0613005Y2 JP 1986107199 U JP1986107199 U JP 1986107199U JP 10719986 U JP10719986 U JP 10719986U JP H0613005 Y2 JPH0613005 Y2 JP H0613005Y2
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hydraulic
oil passage
oil
hydraulic pump
pto
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隆 鈴木
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタ等における油圧装置に関する。
(従来の技術) 例えば、トラクタでは、主油圧ポンプとPTO用油圧ポ
ンプとを並設して、主油圧ポンプから作業機昇降用油圧
装置に、又、PTO用油圧ポンプから制御弁を介してP
TO油圧クラッチに、夫々、油圧油を供給するようにし
たものがある。
ところで、一般に、主油圧ポンプの吐出量は大とされ、
PTO用油圧ポンプの吐出量は小とされて、PTO用油
圧ポンプの吸込力は主油圧ポンプの吸込力よりかなり弱
いと共に、同一吸込油路の油圧油を主油圧ポンプとPT
O用油圧ポンプに分配するようにしており、PTO用油
圧ポンプ側には油圧油が行きにくい。
而して、上記のような問題があるにもかかわらず、PT
O用油圧ポンプは、油タンクとされるミッションケース
の油面より高くされて、PTO用油圧ポンプ及び、該ポ
ンプから制御弁までの吐出油路の一部も油面より上位に
あったため、下記のような問題があった。
(考案が解決しようとする問題点) 即ち、PTO用油圧ポンプ及び吐出油路の一部はミッシ
ョンケースの油面より上位にあるため、これらには、P
TO用油圧ポンプの始動時には、空気が溜っている。
ところで、気温が低く、油温が低い場合には、油圧油の
粘性が高いため、もともと吸込力が弱く且つ油圧油の行
きにくいPTO用油圧ポンプの吐出量が極めて小量とな
り、このため、PTO用油圧ポンプ及び吐出油路内の空
気に阻害されて、制御弁及びPTO用油圧クラッチに油
圧油が良好に送られず、供給される油圧油圧力がなかな
か昇圧しないと云う問題があった。
本考案は上記問題を解決できる油圧装置を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の特徴とする処は、
油圧ポンプ13と油圧機器9との間に吐出油路19が設けら
れ、前記油圧ポンプ13と油タンク2との間に吸込油路17
が設けられ、前記吐出油路19と前記吸込油路17との間、
又は、前記吐出油路19と前記油タンク2との間にバイパ
ス油路45が設けられ、該バイパス油路45に、前記吐出油
路19の油圧が所定値以上になった際に閉鎖する圧力バラ
ンス弁26と、絞り弁27とが直列に介装されている点にあ
る。
(作用) 油圧ポンプ13の始動時には、吐出油路の油圧油圧力は低
く、圧力バランス弁26は開放体勢にあり、油圧ポンプ13
から吐出された油圧油の内、少量の油圧油が、油圧ポン
プ13内等に溜っていた空気の一部と共に、バイパス油
路、圧力バランス弁26、絞り弁27を介して、吸込油路又
は油タンク2に戻される。
そして、上記吐出された油圧油の内、残りは油圧機器9
に良好に供給されて、この供給される油圧油圧力は短時
間で昇圧する。
油圧油圧力が昇圧すると、圧力バランス弁26は閉鎖体勢
となり、油圧ポンプ13から吐出された油圧油は全量油圧
機器9に供給される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図の図面に基
づき説明すれば、第2図において、1はトラクタ車体
で、ミッションケース2、エンジン3、前車軸フレーム4
を上記の順で前方へ連設することで構成されている。
5は作業機昇降用油圧装置で、左右一対のリフトアーム6
を有し、ミッションケース2後部上に搭載されている。7
は油圧装置5の制御弁である。
ミッションケース2内には、走行系伝動装置やPTO系
伝動装置が備えられ、PTO系伝動装置には、第3図に
も示すように、油圧機器として例示するブレーキ8付き
PTO用油圧クラッチ9が備えられている。10はPTO
用油圧クラッチ9の制御弁で、ミッションケース2の左側
面に備えられている。制御弁10はミッションケース2内
の油面11より低位とされている。
エンジン3の右側には、主油圧ポンプ12、PTO用油圧
ポンプ13、パワーステアリング用油圧ポンプ14が上記の
順で、後方に向って連設され、エンジン3により回転駆
動される。これら油圧ポンプ12,13,14はミッションケー
ス2内の油面より上位とされている。
主油圧ポンプ12の下面にはフィルタブラケット15が取付
けられ、該ブラケット15に、その内部油路と連通するフ
ィルタ16が備えられている。
又、主油圧ポンプ12には、ブラケット15の内部油路と連
通する吸込用油路が形成されると共に、主・PTO用油
圧ポンプ12,13には、PTO用油圧ポンプ13に油圧油を
供給すべく、上記吸込用油路と連通する吸込用油路が形
成されている。
17は第1吸込管で、フィルタ16とミッションケース2後
部とを接続している。18は第1吐出管で、主油圧ポンプ
12と油圧装置5の制御弁7とを接続している。
19はミッションケース2上方を通る第2吐出管で、PT
O用油圧ポンプ13とPTO用油圧クラッチ9の制御弁10
とを接続している。
20はパワーステアリング用油タンクで、第2吸込管21を
介してパワーステアリング用油圧ポンプ14に接続され、
又、戻し管31を介してパワーステアリング装置24と接続
されている。
25は第3吐出管で、パワーステアリング用油圧ポンプ14
とパワーステアリング装置24とを接続している。
第2図及び第3図において、26は圧力バランス弁、27は
絞り弁で、これらは、上記の順で上方に向って連設され
て、PTO用油圧ポンプ13の上端部に着脱自在に取付け
られており、ハウジング28と、弁体29と、上・下バネ3
0,31とを有する。
ハウジング28は、本体32と、本体32の下部に外嵌された
筒体33と、本体32の上部に螺挿されたボルト34等を有す
る。
本体32はPTO用油圧ポンプ13の上端部に着脱自在に螺
挿されており、本体32のボルト34より下部には、PTO
用油圧ポンプ13内の吐出側油路35と連通する本体油路36
が軸心方向に形成されている。
本体油路36は、上部に小径部37、下部に大径部38を夫々
有し、小径部37と大径部38間には、テーパ状のバルブシ
ート面39が形成されている。
本体32と筒体33間には、筒体33に接続された第2吐出管
19と連通する環状油路41が形成され、この環状油路41
は、本体32に形成された連絡油路42を介して、大径部38
と連通している。
弁体29はボール状とされて、大径部38内に上下動自在に
備えられて、バルブシート面39に対して接離自在とされ
ている。
上・下各バネ30,31は、小径部37と大径部38内に夫々備
えられて、ボルト34の下端面と弁体29間、弁体29とPT
O用油圧ポンプ13の上端部間に夫々弾発状に介装されて
いる。
尚、弁体29に油圧が作用しない状態では、第1図に示す
ように、弁体29はバルブシート面39から下方に離間して
いる。
ところで、ボルト34の軸部には、小径部37よりも小径と
された油路44が形成されて、絞り弁27が構成されてい
る。油路44の一端部は小径部37と連通し、他端部は軸部
の外周面で開口している。
45はバイパス管で、上端部が本体32上端部に接続され
て、絞り弁27と連通し、下端部がブラケット15に接続さ
れて、その内部油路と連通している。
上記のように構成した実施例によれば、エンジン3を始
動して、各油圧ポンプ12,13,14を回転駆動した際には、
ミッションケース2内のオイルは油圧油として、第1吸
込管17、フィルタ16、ブラケット15の内部油路を介し
て、主油圧ポンプ12及びPTO用油圧ポンプ13の吸込油
路に吸込まれて、これら油圧ポンプ12,13により、第1
吐出管18を介して、作業機昇降用油圧装置5の制御弁7、
又は、第2吐出管19を介して、PTO用油圧クラッチ9
の制御弁10に供給される。
この場合において、エンジン3の始動当初においては、
PTO用油圧ポンプ13から吐出される油圧油圧力は低圧
であることから、弁体29は第1図に示すように、バルブ
シート面39から下方に離間した位置にあって、圧力バラ
ンス弁26は開放体勢にある。
従って、ハウジング28の本体32の本体油路36に吐出され
た油圧油の一部は本体油路36の小径部37、絞り弁27の油
路44、バイパス管45を介して、ブラケット15の内部油路
に戻され、吐出された油圧油の残りは、連絡油路42、環
状油路41を介して第2吐出管19に供給される。
上記の場合において、PTO用油圧ポンプ13内に溜って
いた空気の一部もバイパス管45側に流れて、ブラケット
15の内部油路側に戻されるので、PTO用油圧ポンプ13
から第2吐出管19を介して制御弁10に油圧油がスムーズ
且つ良好に供給される。
従って、気温が低くて、油温が低く、油圧油の粘性が高
くて、PTO用油圧ポンプ13の吐出量が少ない場合で
も、制御弁10に供給される油圧油圧力は短時間で昇圧す
る。
又、バイパス管45は絞り弁27を介してPTO用油圧ポン
プ13に接続されているので、PTO用油圧ポンプ13から
吐出された油圧油の内、バイパス管45を介して、ブラケ
ット15の内部油路に戻される油圧油は小量で、効率も良
好である。
そして、PTO用油圧ポンプ13から吐出される油圧油圧
力が昇圧すると、弁体43は上バネ30の弾発力に抗して、
上昇して、バルブシート面39に接当し、これにより、圧
力バランス弁26が閉鎖体勢になって、PTO用油圧ポン
プ13から吐出される油圧油は全量制御弁10へ供給され、
油圧油圧力の昇圧後は効率低下を一切招来しない。
又、弁体29を上・下バネ30,31により保持するようにし
ているので、弁体29のおどりも少ない。
尚、実施例では、バイパス管45に供給された油圧油をブ
ラケット15の内部油路に戻すようにしたが、ミッション
ケース2内に戻すようにしてもよい。又、実施例では、
油圧機器としてPTO用油圧クラッチを用いたが、その
他の油圧機器を用いてもよい。
第4図乃至第5図は本考案とは別の油圧装置を示すもの
で、実施例における下バネを無くしている。
第6図及び第7図の各図も夫々本考案とは別の油圧装置
を示すもので、第6図に示すものでは、圧力バランス弁
を備えず、絞り弁27のみを備えている。
又、第7図においては、バイパス管等のバイパス油路を
備えず、PTO用油圧ポンプ13と制御弁10との間の油路
に、空気抜き用のブレザー弁46を備えている。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、油温が低い場合
でも、油圧機器に供給される油圧油圧力を短時間で昇圧
できると共に、昇圧過程において油圧ポンプから吐出さ
れる油圧油は少量のみバイパス油路に流すだけで、油圧
装置の効率低下は少なく、昇圧後は油圧装置の効率低下
は一切無い。又、圧力バランス弁の弁体のおどりも少な
い。本考案は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
要部の一部断面正面図、第2図はトラクタの簡略側面
図、第3図は油圧回路図、第4図及び第5図は本考案と
は別の油圧装置を示し、第4図は要部の正面断面図、第
5図は一部の油圧回路図、第6図及び第7図の各図は夫
々本考案とは別の油圧装置を示す一部の油圧回路図であ
る。 9……PTO用油圧クラッチ(油圧機器)、13……PT
O用油圧ポンプ、26……圧力バランス弁、27……絞り
弁、28……ハウジング、29……弁体、30,31……上・下
バネ、39……バルブシート面、45……バイパス管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ポンプ(13)と油圧機器(9)との間に吐
    出油路(19)が設けられ、前記油圧ポンプ(13)と油タンク
    (2)との間に吸込油路(17)が設けられ、前記吐出油路(1
    9)と前記吸込油路(17)との間、又は、前記吐出油路(19)
    と前記油タンク(2)との間にバイパス油路(45)が設けら
    れ、該バイパス油路(45)に、前記吐出油路(19)の油圧が
    所定値以上になった際に閉鎖する圧力バランス弁(26)
    と、絞り弁(27)とが直列に介装されていることを特徴と
    する油圧装置。
JP1986107199U 1986-07-11 1986-07-11 油圧装置 Expired - Lifetime JPH0613005Y2 (ja)

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