JPH064686B2 - 水及びアルコール溶媒依存性熱可逆型材料及びその製造方法 - Google Patents
水及びアルコール溶媒依存性熱可逆型材料及びその製造方法Info
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- JPH064686B2 JPH064686B2 JP62076796A JP7679687A JPH064686B2 JP H064686 B2 JPH064686 B2 JP H064686B2 JP 62076796 A JP62076796 A JP 62076796A JP 7679687 A JP7679687 A JP 7679687A JP H064686 B2 JPH064686 B2 JP H064686B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F20/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F20/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
- C08F20/52—Amides or imides
- C08F20/54—Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide
- C08F20/58—Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide containing oxygen in addition to the carbonamido oxygen, e.g. N-methylolacrylamide, N-acryloylmorpholine
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な水及びアルコール溶媒依存性熱可逆型
材料及びその製造方法に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、遮光体、温度センサー、吸着剤、
さらには玩具、インテリア、捺染剤、ディスプレイ、分
離膜、メカノケミカル素子材料などに利用しうる水及び
アルコール溶媒依存性熱可逆型材料、及びこのものを効
率よく製造する方法に関するものである。
材料及びその製造方法に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、遮光体、温度センサー、吸着剤、
さらには玩具、インテリア、捺染剤、ディスプレイ、分
離膜、メカノケミカル素子材料などに利用しうる水及び
アルコール溶媒依存性熱可逆型材料、及びこのものを効
率よく製造する方法に関するものである。
従来の技術 水溶性高分子化合物の中には、水溶液状態においてある
温度(転移温度又は曇点)以上では析出白濁化し、その
温度以下では溶解透明化するという特殊な可逆的溶解挙
動を示すものがあり、このものは親水性−疎水性熱可逆
型高分子化合物と呼ばれ、近年温室や化学実験室、ラジ
オアイソトープのトレーサー実験室などの遮光体、温度
センサー、あるいは水溶性有機物質用吸着剤などの材料
として注目されている。
温度(転移温度又は曇点)以上では析出白濁化し、その
温度以下では溶解透明化するという特殊な可逆的溶解挙
動を示すものがあり、このものは親水性−疎水性熱可逆
型高分子化合物と呼ばれ、近年温室や化学実験室、ラジ
オアイソトープのトレーサー実験室などの遮光体、温度
センサー、あるいは水溶性有機物質用吸着剤などの材料
として注目されている。
このような熱可逆型高分子化合物としては、従来、ポリ
酢酸ビニル部分けん化物、ポリビニルメチルエーテル、
メチルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリビニル
メチルオキサゾリジノンお呼びポリアクリルアミド誘導
体などが知られている。
酢酸ビニル部分けん化物、ポリビニルメチルエーテル、
メチルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリビニル
メチルオキサゾリジノンお呼びポリアクリルアミド誘導
体などが知られている。
これらの熱可逆型高分子化合物の中でポリアクリルアミ
ド誘導体は、水中で安定であ、かつ比較的安価に製造し
うるので特に有用であり、これまでポリ(N−エチル
(メタ)アクリルアミド)、ポリ(N−n−プロピル
(メタ)アクリルアミド、ポリ(N−イソプロピル(メ
タ)アクリルアミド、ポリ(N−シクロプロピル(メ
タ)アクリルアミド)、ポリ(N,N−ジエチルアクリ
ルアミド)、ポリ(N−メチル−N−エチルアクリルア
ミド)、ポリ(N−メチル−N−n−プロピルアクリル
アミド)、ポリ(N−メチル−N−イソプロピルアクリ
ルアミド)、ポリ(N−アクリルピペリジン)、ポリ
(N−テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリルアミ
ド)、ポリ(N−メトキシプロピル(メタ)アクリルア
ミド)、ポリ(N−エトキシプロピル(メタ)アクリル
アミド)、ポリ(N−イソプロポキシプロピル(メタ)
アクリルアミド)、ポリ(N−エトキシエチル(メタ)
アクリルアミド)、ポリ(N−(2,2−ジメトキシエチ
ル)−N−メチルアクリルアミド)などが知られてい
る。
ド誘導体は、水中で安定であ、かつ比較的安価に製造し
うるので特に有用であり、これまでポリ(N−エチル
(メタ)アクリルアミド)、ポリ(N−n−プロピル
(メタ)アクリルアミド、ポリ(N−イソプロピル(メ
タ)アクリルアミド、ポリ(N−シクロプロピル(メ
タ)アクリルアミド)、ポリ(N,N−ジエチルアクリ
ルアミド)、ポリ(N−メチル−N−エチルアクリルア
ミド)、ポリ(N−メチル−N−n−プロピルアクリル
アミド)、ポリ(N−メチル−N−イソプロピルアクリ
ルアミド)、ポリ(N−アクリルピペリジン)、ポリ
(N−テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリルアミ
ド)、ポリ(N−メトキシプロピル(メタ)アクリルア
ミド)、ポリ(N−エトキシプロピル(メタ)アクリル
アミド)、ポリ(N−イソプロポキシプロピル(メタ)
アクリルアミド)、ポリ(N−エトキシエチル(メタ)
アクリルアミド)、ポリ(N−(2,2−ジメトキシエチ
ル)−N−メチルアクリルアミド)などが知られてい
る。
しかしながら、これらの熱可逆型高分子化合物はいずれ
も、水溶液中では熱可逆的特性を示すが、その他の溶媒
例えはアルコールの溶液中においては、このような特性
を示さないため、利用範囲が制限されるのを免れなかっ
た。
も、水溶液中では熱可逆的特性を示すが、その他の溶媒
例えはアルコールの溶液中においては、このような特性
を示さないため、利用範囲が制限されるのを免れなかっ
た。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような事情の下で、親水性−疎水性熱可
逆型ポリアクリルアミド誘導体の利用範囲を拡大すべ
く、水以外の溶媒に溶解した場合でも熱可逆特性を示す
新規なアクリルアミド系の熱可逆型材料を提供すること
を目的としてなされたものである。
逆型ポリアクリルアミド誘導体の利用範囲を拡大すべ
く、水以外の溶媒に溶解した場合でも熱可逆特性を示す
新規なアクリルアミド系の熱可逆型材料を提供すること
を目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、水以外の溶媒中においても熱可逆特性を
示す新規な材料を開発するために種々研究を重ねた結
果、式(I) で表わされるビニル化合物の重合生成物は、水の外、ア
ルコールに溶かした場合においても、温度変化により不
溶化する熱可逆特性を示すことを見出し、この知見に基
づいて本発明をなすに至った。
示す新規な材料を開発するために種々研究を重ねた結
果、式(I) で表わされるビニル化合物の重合生成物は、水の外、ア
ルコールに溶かした場合においても、温度変化により不
溶化する熱可逆特性を示すことを見出し、この知見に基
づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、式(II) で表わされる繰り返し単位から構成され、テトラヒドロ
フラン溶液の27℃における極限粘度〔η〕0.01〜6.0に
相当する分子量を有する重合体から成る、水及びアルコ
ール溶媒依存性熱可逆型材料を提供するものである。
フラン溶液の27℃における極限粘度〔η〕0.01〜6.0に
相当する分子量を有する重合体から成る、水及びアルコ
ール溶媒依存性熱可逆型材料を提供するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の熱可逆型材料を構成する重合体は文献未載の新
規物質であって、前記式(I)で表わされるビニル化合物
をラジカル重合させることにより容易に製造することが
できる。
規物質であって、前記式(I)で表わされるビニル化合物
をラジカル重合させることにより容易に製造することが
できる。
この式(I)で表わされる化合物、すなわち、N−メチル
−N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)アクリ
ルアミドも新規化合物であり、例えば反応式 に従い、アクリル酸クロリドと2−メチルアミノメチル
−1,3−ジオキソランとトリエチルアミンとを、0〜1
0℃に保った溶媒中において反応させるか、あるいは反
応式 に従い、アクリル酸クロリドと2−メチルアミノメチル
−1,3−ジオキソランとを、0〜10℃に保った溶媒中
において反応させることによって得ることができる。
−N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)アクリ
ルアミドも新規化合物であり、例えば反応式 に従い、アクリル酸クロリドと2−メチルアミノメチル
−1,3−ジオキソランとトリエチルアミンとを、0〜1
0℃に保った溶媒中において反応させるか、あるいは反
応式 に従い、アクリル酸クロリドと2−メチルアミノメチル
−1,3−ジオキソランとを、0〜10℃に保った溶媒中
において反応させることによって得ることができる。
これらの方法において用いられる溶媒については、アク
リル酸クロリドに対して不活性であればよく、特に制限
はないが、通常はベンゼン、アセトン、トルエンなどが
使用される。また反応温度については、あまり高すぎる
と副反応が起こるので、0〜10℃の範囲で反応させる
のが好ましい。
リル酸クロリドに対して不活性であればよく、特に制限
はないが、通常はベンゼン、アセトン、トルエンなどが
使用される。また反応温度については、あまり高すぎる
と副反応が起こるので、0〜10℃の範囲で反応させる
のが好ましい。
このようにして得られた反応混合物から、目的化合物を
単離するには、通常まずろ過などによって、トリエチル
アミン塩酸塩又は2−メチルアミノメチル−1,3−ジオ
キソラン塩酸塩を除去したのち、ロータリーエバポレー
ターを用いてろ液から溶媒を留去し、次いで減圧蒸留し
て精製する。この際の留出物は、必要に応じさらに減圧
蒸留を繰り返して高純度のものにすることができる。
単離するには、通常まずろ過などによって、トリエチル
アミン塩酸塩又は2−メチルアミノメチル−1,3−ジオ
キソラン塩酸塩を除去したのち、ロータリーエバポレー
ターを用いてろ液から溶媒を留去し、次いで減圧蒸留し
て精製する。この際の留出物は、必要に応じさらに減圧
蒸留を繰り返して高純度のものにすることができる。
このようにして得られた、N−メチル−N−(1,3−ジ
オキソラン−2−イルメチル)アクリルアミドは、沸点
117℃/1mmHgの無色の液体であり、水、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、アセトン、テトラヒドロフラ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼンなどの溶媒に
可溶で、n−ヘキサン、n−ヘプタンには不溶である。
オキソラン−2−イルメチル)アクリルアミドは、沸点
117℃/1mmHgの無色の液体であり、水、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、アセトン、テトラヒドロフラ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼンなどの溶媒に
可溶で、n−ヘキサン、n−ヘプタンには不溶である。
本発明の熱可逆型材料は、前記のN−メチル−N−(1,
3−ジオキソラン−2−イルメチル)アクリルアミドを
ラジカル重合することにより製造することができるが、
この重合は、通常、溶液重合法や塊状重合法により、過
酸化ベンゾイル、過酢酸のような過酸化物やアゾビスイ
ソブチロニトリルのようなアゾ化合物を重合開始剤とし
て用い、あるいは紫外線、放射線、電子線、プラズマな
どの活性線の照射によって行うことができる。この際の
重合開始剤の使用量としては、単量体の重量に基づき、
0.005〜5重量%、特に0.001〜2重量%の範囲が適当で
ある。
3−ジオキソラン−2−イルメチル)アクリルアミドを
ラジカル重合することにより製造することができるが、
この重合は、通常、溶液重合法や塊状重合法により、過
酸化ベンゾイル、過酢酸のような過酸化物やアゾビスイ
ソブチロニトリルのようなアゾ化合物を重合開始剤とし
て用い、あるいは紫外線、放射線、電子線、プラズマな
どの活性線の照射によって行うことができる。この際の
重合開始剤の使用量としては、単量体の重量に基づき、
0.005〜5重量%、特に0.001〜2重量%の範囲が適当で
ある。
特に好適なのは溶液重合法により、N−メチル−N−
(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)アクリルアミ
ドを有機溶媒中に1〜80重量%の濃度で溶解し、重合
させる方法である。
(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)アクリルアミ
ドを有機溶媒中に1〜80重量%の濃度で溶解し、重合
させる方法である。
このような溶液重合法に用いられる溶媒についてはN−
メチル−N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)
アクリルアミドを溶かすものであればよく特に制限はな
い。例えば、水、アルコール類、アセトン、テトラヒド
ロフラン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼン、酢酸
アルキル類などを挙げることができ、これらは単独で用
いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
メチル−N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)
アクリルアミドを溶かすものであればよく特に制限はな
い。例えば、水、アルコール類、アセトン、テトラヒド
ロフラン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼン、酢酸
アルキル類などを挙げることができ、これらは単独で用
いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
本発明の熱可逆型材料は、低温域で水に溶け、高温域で
水に不溶となる高温疎水化型のものである。このものの
転移温度は、重合条件によっても異なるが、通常53〜65
℃の範囲にある。また、この材料は、加温により脂肪族
一級アルコールに可溶化するアルコール溶媒依存性のも
のでもある。例えばこの材料の1重量%アルコール溶液
の転移温度は、重合条件によっても異なるがメタノール
では0〜30℃、エタノールでは30〜60℃、n−プロパノ
ールでは30〜50℃、sec−ブチルアルコールでは35〜
50℃、n−アミルアルコールでは30〜50℃、イソプロピ
ルアルコールでは50〜65℃であり、一般にアルコールの
種類により異なる。
水に不溶となる高温疎水化型のものである。このものの
転移温度は、重合条件によっても異なるが、通常53〜65
℃の範囲にある。また、この材料は、加温により脂肪族
一級アルコールに可溶化するアルコール溶媒依存性のも
のでもある。例えばこの材料の1重量%アルコール溶液
の転移温度は、重合条件によっても異なるがメタノール
では0〜30℃、エタノールでは30〜60℃、n−プロパノ
ールでは30〜50℃、sec−ブチルアルコールでは35〜
50℃、n−アミルアルコールでは30〜50℃、イソプロピ
ルアルコールでは50〜65℃であり、一般にアルコールの
種類により異なる。
本発明の熱可逆型材料を構成する重合体は、−CON<
基、−CH2−O−基、−CH<基を有するので、赤外線吸
収スペクトルなどによって同定することができる。ま
た、その重合度については、テトラヒドロフラン溶液の
27℃における極限粘度〔η〕0.01〜6.0の範囲のものが
実用的である。さらに各種溶媒に対する溶解性について
は、冷水、テトラヒドロフラン、クロロホルム、ベンゼ
ンなどには可溶、冷アルコール、酢酸エチル、酢酸n−
アミル、酢酸イソブチル、アセトンなどには不溶であ
る。
基、−CH2−O−基、−CH<基を有するので、赤外線吸
収スペクトルなどによって同定することができる。ま
た、その重合度については、テトラヒドロフラン溶液の
27℃における極限粘度〔η〕0.01〜6.0の範囲のものが
実用的である。さらに各種溶媒に対する溶解性について
は、冷水、テトラヒドロフラン、クロロホルム、ベンゼ
ンなどには可溶、冷アルコール、酢酸エチル、酢酸n−
アミル、酢酸イソブチル、アセトンなどには不溶であ
る。
発明の効果 本発明の熱可逆型材料は、可逆的に低温域で水に溶け高
温域で水に不溶、高温域でアルコールに溶け低温域でア
ルコールに不溶となる熱可逆性ポリアクリルアミド誘導
体から成り、従来知られているポリアクリルアミド誘導
体系の熱可逆型材料とは異なる転移温度を有しており、
例えは温室、化学実験室、ラジオアイソトープ実験室な
どの遮光体、温度センサー、界面活性剤の吸着剤、さら
には玩具、インテリア、捺染剤、ディスプレイ、分離
膜、メカノケミカル素子材料などに利用することができ
る。
温域で水に不溶、高温域でアルコールに溶け低温域でア
ルコールに不溶となる熱可逆性ポリアクリルアミド誘導
体から成り、従来知られているポリアクリルアミド誘導
体系の熱可逆型材料とは異なる転移温度を有しており、
例えは温室、化学実験室、ラジオアイソトープ実験室な
どの遮光体、温度センサー、界面活性剤の吸着剤、さら
には玩具、インテリア、捺染剤、ディスプレイ、分離
膜、メカノケミカル素子材料などに利用することができ
る。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
参考例 1の三角フラスコにトリエチルアミン39.1g、2−メ
チルアミノメチル−1,3−ジオキソラン39.1g及びトルエ
ン450mlを入れ、氷で冷やして内容液を10℃未満の温度
に保ちかきまぜながら、アクリル酸クロリド27.6mlとト
ルエン50mlの混合液を滴下漏斗を用い、約3時間かけて
滴下した。滴下終了後反応液を一昼夜冷蔵庫に保ち反応
させた。次いで反応液をろ過し、ロータリーエバポレー
タを用いてろ液からトルエンを除去し、さらに減圧蒸留
を行い無色透明の留分(沸点117℃/1mmHg)42.6gを得た。
チルアミノメチル−1,3−ジオキソラン39.1g及びトルエ
ン450mlを入れ、氷で冷やして内容液を10℃未満の温度
に保ちかきまぜながら、アクリル酸クロリド27.6mlとト
ルエン50mlの混合液を滴下漏斗を用い、約3時間かけて
滴下した。滴下終了後反応液を一昼夜冷蔵庫に保ち反応
させた。次いで反応液をろ過し、ロータリーエバポレー
タを用いてろ液からトルエンを除去し、さらに減圧蒸留
を行い無色透明の留分(沸点117℃/1mmHg)42.6gを得た。
この物質の赤外線吸収スペクトルを第1図に示す。
この赤外線吸収スペクトル図及び質量スペクトルの測定
から、このものはN−メチル−N−(1,3−ジオキソラ
ン−2−イルメチル)アクリルアミドであることが確認
された。
から、このものはN−メチル−N−(1,3−ジオキソラ
ン−2−イルメチル)アクリルアミドであることが確認
された。
実施例1〜6 参考例で得たビニルモノマーのラジカル重合体を製造し
た。
た。
重合溶媒20mlにN−メチル−N−(1,3−ジオキソラン
−2−イルメチル)アクリルアミド約2.2gを加え。こ
れをアンプルに入れ、液体窒素を用いて減圧脱気したの
ち封管し、照射線量率3.9×104R/hr、温度24℃で1
時間コバルト60からのγ線照射を行い反応させた。反応
後、脱溶媒したのち、n−ヘキサンを加え重合体を分
離、回収した。重合反応結果を第1表に示す。
−2−イルメチル)アクリルアミド約2.2gを加え。こ
れをアンプルに入れ、液体窒素を用いて減圧脱気したの
ち封管し、照射線量率3.9×104R/hr、温度24℃で1
時間コバルト60からのγ線照射を行い反応させた。反応
後、脱溶媒したのち、n−ヘキサンを加え重合体を分
離、回収した。重合反応結果を第1表に示す。
実施例2の重合体の赤外線吸収スペクトルを第2図に示
す。ビニルモノマーの赤外線吸収スペクトルと重合体の
それとの比較より1603cm-1のビニル基が消滅し、高分子
化合物の生成が確認された。
す。ビニルモノマーの赤外線吸収スペクトルと重合体の
それとの比較より1603cm-1のビニル基が消滅し、高分子
化合物の生成が確認された。
得られた重合体については、テトラヒドロフラン溶液と
し、ウベローデ粘度計を用いて、27℃で粘度測定し、極
限粘度〔η〕を求めた。また、転移温度を、水溶液の温
度変化に伴う光透過性から求め、水中における熱可逆性
を調べた。すなわち、1重量%濃度の重合体水溶液を調
製して、温度コントローラー付分光光度計を用い、昇温
速度1℃/分で昇温させながら、波長500nmでの光透
過率を測定し、転移温度はこの光透過率が初期透過率の
0.5となる温度(TL)から求めた。これらの結果を第2
表に示す。
し、ウベローデ粘度計を用いて、27℃で粘度測定し、極
限粘度〔η〕を求めた。また、転移温度を、水溶液の温
度変化に伴う光透過性から求め、水中における熱可逆性
を調べた。すなわち、1重量%濃度の重合体水溶液を調
製して、温度コントローラー付分光光度計を用い、昇温
速度1℃/分で昇温させながら、波長500nmでの光透
過率を測定し、転移温度はこの光透過率が初期透過率の
0.5となる温度(TL)から求めた。これらの結果を第2
表に示す。
次に、実施例3の重合体水溶液の透過率−温度曲線を第
3図に示す。この中で実線は昇温時、点線は降温時のデ
ータである。
3図に示す。この中で実線は昇温時、点線は降温時のデ
ータである。
また、実施例3の重合体について、種々のアルコール溶
液の温度変化に伴う光透過性から転移温度を求め、アル
コール中における熱可逆性を調べた。すなわち、1重量
%濃度の重合体アルコール溶液を調製して、温度コント
ローラー付分光光度計を用い、降温速度1℃/分で降温
させながら、波長500nmでの光透過率を測定し、転移
温度はこの光透過率が初期透過率の0.5となる温度
(TL)から求めた。これらの結果を第3表に示す。
液の温度変化に伴う光透過性から転移温度を求め、アル
コール中における熱可逆性を調べた。すなわち、1重量
%濃度の重合体アルコール溶液を調製して、温度コント
ローラー付分光光度計を用い、降温速度1℃/分で降温
させながら、波長500nmでの光透過率を測定し、転移
温度はこの光透過率が初期透過率の0.5となる温度
(TL)から求めた。これらの結果を第3表に示す。
実施例3の重合体アルコール溶液の透過率−温度曲線を
第4図に示す。この中で実線は昇温時、点線は降温時の
データである。
第4図に示す。この中で実線は昇温時、点線は降温時の
データである。
実施例7〜10 参考例で得たビニルモノマーのラジカル重合体を製造し
た。
た。
重合開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルを用
い、その0.5g/100ml濃度の溶媒20mlに所定重量のN−
メチル−N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)
アクリルアミドを加え、これをアンプルに入れ、液体窒
素を用いて減圧脱気したのち封管し、温度50℃で2時間
恒温槽に保ち反応させた。反応後、脱溶媒したのち、n
−ヘキサンを加え重合体を分離、回収した。重合反応結
果を第4表に示す。
い、その0.5g/100ml濃度の溶媒20mlに所定重量のN−
メチル−N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)
アクリルアミドを加え、これをアンプルに入れ、液体窒
素を用いて減圧脱気したのち封管し、温度50℃で2時間
恒温槽に保ち反応させた。反応後、脱溶媒したのち、n
−ヘキサンを加え重合体を分離、回収した。重合反応結
果を第4表に示す。
これらの重合体の極限粘度及び転移温度を実施例1〜6
と同様にして求めた。その結果を第5表に示す。
と同様にして求めた。その結果を第5表に示す。
また、実施例8の重合体について、種々のアルコール中
における転移温度を実施例3と同様にして測定した。そ
の結果を第6表に示す。
における転移温度を実施例3と同様にして測定した。そ
の結果を第6表に示す。
第1図は、参考例1のビニルモノマーの赤外線吸収スペ
クトル図、第2図は、実施例2の重合体の赤外線吸収ス
ペクトル図、第3図は、本発明の方法による実施例3の
重合体の1重量%水溶液における透過率−温度曲線を示
すグラフ、第4図は、本発明の方法による実施例3の重
合体の1重量%アルコール溶液における透過率−温度曲
線を示すグラフである。
クトル図、第2図は、実施例2の重合体の赤外線吸収ス
ペクトル図、第3図は、本発明の方法による実施例3の
重合体の1重量%水溶液における透過率−温度曲線を示
すグラフ、第4図は、本発明の方法による実施例3の重
合体の1重量%アルコール溶液における透過率−温度曲
線を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−96616(JP,A) 特開 昭59−219286(JP,A) 特開 昭61−227552(JP,A) 特開 昭61−24588(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】式 で表わされる繰り返し単位から構成され、テトラヒドロ
フラン溶液の27℃における極限粘度〔η〕0.01〜6.0に
相当する分子量を有する重合体から成る、水及びアルコ
ール溶媒依存性熱可逆型材料。 - 【請求項2】式 で表わされるビニル化合物をラジカル重合開始剤の存在
下、テトラヒドロフラン溶液の27℃における極限粘度
〔η〕が0.01〜6.0の重合体が形成されるまで重合反応
を行わせることを特徴とする、水及びアルコール溶媒依
存性熱可逆型高分子材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62076796A JPH064686B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 水及びアルコール溶媒依存性熱可逆型材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62076796A JPH064686B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 水及びアルコール溶媒依存性熱可逆型材料及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63243112A JPS63243112A (ja) | 1988-10-11 |
| JPH064686B2 true JPH064686B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=13615604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62076796A Expired - Lifetime JPH064686B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 水及びアルコール溶媒依存性熱可逆型材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064686B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0649733B2 (ja) * | 1990-03-22 | 1994-06-29 | 工業技術院長 | 一価アルコール溶媒中で相転移する感熱性高分子化合物及びその製造方法 |
| JPH03275682A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-06 | Agency Of Ind Science & Technol | 新規なビニル化合物 |
| JPH0613500B2 (ja) * | 1990-07-24 | 1994-02-23 | 工業技術院長 | 新規なビニル化合物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3145082A1 (de) * | 1981-11-13 | 1983-05-19 | Behringwerke Ag, 3550 Marburg | "ein latex, biologisch aktive latexkonjugate und verfahren zu ihrer herstellung" |
| JPS59219286A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-10 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 新規なビシクロオルソエステル化合物 |
| CA1283907C (en) * | 1985-03-21 | 1991-05-07 | Robert K. Pinschmidt, Jr. | Self-and diol reactive formaldehyde-free crosslinking monomers and their derived polymers |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP62076796A patent/JPH064686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63243112A (ja) | 1988-10-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |