JPH10169150A - 外壁パネルの接合構造 - Google Patents
外壁パネルの接合構造Info
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- JPH10169150A JPH10169150A JP32695296A JP32695296A JPH10169150A JP H10169150 A JPH10169150 A JP H10169150A JP 32695296 A JP32695296 A JP 32695296A JP 32695296 A JP32695296 A JP 32695296A JP H10169150 A JPH10169150 A JP H10169150A
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- powder
- wall
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Abstract
(57)【要約】
【課題】相欠き部、実および実溝等の凹凸部が端面に全
くない外壁パネルを用いて簡単に接合することができる
外壁パネルの接合構造を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】建物の基礎面を覆うように取り付けられ外
壁を形成する外壁パネルの接合構造において、隣接する
外壁パネル間に接合部材が介在し、この接合部材の両側
から延出する突条が両外壁パネルの側面にそれぞれ打ち
込まれて両外壁パネルが接合されている構成とした。
くない外壁パネルを用いて簡単に接合することができる
外壁パネルの接合構造を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】建物の基礎面を覆うように取り付けられ外
壁を形成する外壁パネルの接合構造において、隣接する
外壁パネル間に接合部材が介在し、この接合部材の両側
から延出する突条が両外壁パネルの側面にそれぞれ打ち
込まれて両外壁パネルが接合されている構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁パネルの接合
構造に関する。
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】戸建て住宅の外壁の施工方法としては、
金属サイジング材、窯業系サイジング材等を用いた外壁
パネルを建物の躯体等の基礎面を覆うように配列させ
て、外壁パネルを基礎面に釘や取り付け金具等によって
固定する方法が、施工性がよいため一般的である。ま
た、このように配列固定された外壁パネルの端部と端部
の接合においては、図4に示すように、各外壁パネル1
00,100の端部に相欠き部101,101をそれぞ
れ形成し、シーリング材102を介在した状態で相欠き
部101,101を重ね合わせて接合する方法(特開平
3−161636号公報等参照)や、図5に示すように
一方の外壁パネル200の端面に設けられた実201を
他方の外壁パネル202の端面に設けられた実溝203
に嵌合させる接合方法などが広く使われている。
金属サイジング材、窯業系サイジング材等を用いた外壁
パネルを建物の躯体等の基礎面を覆うように配列させ
て、外壁パネルを基礎面に釘や取り付け金具等によって
固定する方法が、施工性がよいため一般的である。ま
た、このように配列固定された外壁パネルの端部と端部
の接合においては、図4に示すように、各外壁パネル1
00,100の端部に相欠き部101,101をそれぞ
れ形成し、シーリング材102を介在した状態で相欠き
部101,101を重ね合わせて接合する方法(特開平
3−161636号公報等参照)や、図5に示すように
一方の外壁パネル200の端面に設けられた実201を
他方の外壁パネル202の端面に設けられた実溝203
に嵌合させる接合方法などが広く使われている。
【0003】ところで、上記のように、相欠き部101
や、実201および実溝203を端面に備えた外壁パネ
ル100(200,202)の製造は、通常、押出成形
やプレス成形により成形されている。すなわち、注型成
形では、相欠き部101や、実201および実溝203
を切削等の後加工で形成しなければならないため、生産
性が悪い。
や、実201および実溝203を端面に備えた外壁パネ
ル100(200,202)の製造は、通常、押出成形
やプレス成形により成形されている。すなわち、注型成
形では、相欠き部101や、実201および実溝203
を切削等の後加工で形成しなければならないため、生産
性が悪い。
【0004】しかしながら、押出成形やプレス成形で
は、成形品、すなわち、外壁パネルの表面に、注型成形
のように複雑で深い凹凸模様等を施すことができず、意
匠性に欠けると言う問題がある。
は、成形品、すなわち、外壁パネルの表面に、注型成形
のように複雑で深い凹凸模様等を施すことができず、意
匠性に欠けると言う問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、相欠き部、実および実溝等の凹凸部が端
面に全くない外壁パネルを用いて簡単に接合することが
できる外壁パネルの接合構造を提供することを目的とし
ている。
事情に鑑みて、相欠き部、実および実溝等の凹凸部が端
面に全くない外壁パネルを用いて簡単に接合することが
できる外壁パネルの接合構造を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる外壁パネ
ルの接合構造は、建物の基礎面を覆うように取り付けら
れ外壁を形成する外壁パネルの接合構造において、隣接
する外壁パネル間に接合部材が介在し、この接合部材の
両側から延出する突条が両外壁パネルの側面にそれぞれ
打ち込まれて両外壁パネルが接合されている構成とし
た。
ルの接合構造は、建物の基礎面を覆うように取り付けら
れ外壁を形成する外壁パネルの接合構造において、隣接
する外壁パネル間に接合部材が介在し、この接合部材の
両側から延出する突条が両外壁パネルの側面にそれぞれ
打ち込まれて両外壁パネルが接合されている構成とし
た。
【0007】また、上記構成において、外壁パネルが、
中間部に少なくとも一層の発泡層を有し、この発泡層が
緻密層によって両側から挟まれた無機質積層体で形成さ
れていることが好ましく、緻密層が、SiO2 −Al2
O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水を主成分とする配
合物の硬化体で形成され、発泡層が、SiO2 −Al 2
O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水からなる主成分に
発泡剤、起泡剤の少なくとも1種以上を加えた配合物の
硬化体で形成されていることがより好ましい。
中間部に少なくとも一層の発泡層を有し、この発泡層が
緻密層によって両側から挟まれた無機質積層体で形成さ
れていることが好ましく、緻密層が、SiO2 −Al2
O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水を主成分とする配
合物の硬化体で形成され、発泡層が、SiO2 −Al 2
O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水からなる主成分に
発泡剤、起泡剤の少なくとも1種以上を加えた配合物の
硬化体で形成されていることがより好ましい。
【0008】上記緻密層および発泡層に用いられるSi
O2 −Al2 O3 系粉体としては、SiO2 :Al2 O
3 =1:9〜9:1(重量比)のものが挙げられるとと
もに、粉体全体としてはSiO2 とAl2 O3 とを合わ
せ50重量%以上含まれているものが望ましい。すなわ
ち、50重量%未満の含有量だとアルカリ金属珪酸塩水
溶液との反応性が低下し、得られる硬化体の強度が低下
する恐れがある。
O2 −Al2 O3 系粉体としては、SiO2 :Al2 O
3 =1:9〜9:1(重量比)のものが挙げられるとと
もに、粉体全体としてはSiO2 とAl2 O3 とを合わ
せ50重量%以上含まれているものが望ましい。すなわ
ち、50重量%未満の含有量だとアルカリ金属珪酸塩水
溶液との反応性が低下し、得られる硬化体の強度が低下
する恐れがある。
【0009】このようなSiO2 −Al2 O3 系粉体と
しては、たとえば、以下の〜のようなものが挙げら
れ、これらを単独で用いたり、併用することができる。 粒子径10μm以下の粒子を80重量%以上含有す
るフライアッシュ
しては、たとえば、以下の〜のようなものが挙げら
れ、これらを単独で用いたり、併用することができる。 粒子径10μm以下の粒子を80重量%以上含有す
るフライアッシュ
【0010】 粒子径10μm以下の粒子を80重量
%以上含有する脱色フライアッシュ フライアッシュや粘土を溶融し気体中に噴霧するこ
とによって得られる無機質粉体
%以上含有する脱色フライアッシュ フライアッシュや粘土を溶融し気体中に噴霧するこ
とによって得られる無機質粉体
【0011】 粘土に0.1〜30kwh/kgの機
械的エネルギーを作用させて得られる無機質粉体 の粉体を更に100〜750℃で加熱することに
よって得られる無機質粉体
械的エネルギーを作用させて得られる無機質粉体 の粉体を更に100〜750℃で加熱することに
よって得られる無機質粉体
【0012】 メタカオリンに0.1〜30kwh/
kgの機械的エネルギーを作用させて得られる無機質粉
体 コランダム或いはムライト製造時の電気集塵機の灰
kgの機械的エネルギーを作用させて得られる無機質粉
体 コランダム或いはムライト製造時の電気集塵機の灰
【0013】 粉砕仮焼ボーキサイト メタカオリン
【0014】なお、通常のフライアッシュとは、JIS
A 6201に規定される、微粉炭燃焼ボイラーから
集塵機で採取する微小な灰の粒子の、SiO2 40%以
上、湿分1%以下、比重1.95以上、比表面積270
0cm2 /g以上、44μm標準ふるいを75%以上通
過するものである。そして、のフライアッシュは、こ
の通常のフライアッシュを、例えば湿式沈降分級、風力
分級、比重による分離等通常行われている分級機を用い
て分級する方法、ジェットミル、ロールミル、ボールミ
ル等の微粉砕機をも用いて粉砕する方法、分級機と粉砕
機の連続システムを用いる方法等の従来公知の方法で処
理することによって得ることができる。
A 6201に規定される、微粉炭燃焼ボイラーから
集塵機で採取する微小な灰の粒子の、SiO2 40%以
上、湿分1%以下、比重1.95以上、比表面積270
0cm2 /g以上、44μm標準ふるいを75%以上通
過するものである。そして、のフライアッシュは、こ
の通常のフライアッシュを、例えば湿式沈降分級、風力
分級、比重による分離等通常行われている分級機を用い
て分級する方法、ジェットミル、ロールミル、ボールミ
ル等の微粉砕機をも用いて粉砕する方法、分級機と粉砕
機の連続システムを用いる方法等の従来公知の方法で処
理することによって得ることができる。
【0015】また、のフライアッシュのように、粒子
径10μm以下の粒子を80重量%以上含有しなければ
ならない理由は、粒子径10μm以下のフライアッシュ
の量が80重量%を下回るとアルカリ金属珪酸塩水溶液
との反応性が低下し、強度低下を生じたり、硬化不良を
生じる恐れがあるためである。
径10μm以下の粒子を80重量%以上含有しなければ
ならない理由は、粒子径10μm以下のフライアッシュ
の量が80重量%を下回るとアルカリ金属珪酸塩水溶液
との反応性が低下し、強度低下を生じたり、硬化不良を
生じる恐れがあるためである。
【0016】上記の脱色フライアッシュは、のフラ
イアッシュを400〜1000℃で焼成するか、通常の
フライアッシュを400〜1000℃で焼成したのち、
のフライアッシュと同様の方法で得ることができる。
すなわち、フライアッシュは一般に黒色であり、この黒
色のフライアッシュを上記のように400℃以上の温度
での焼成すると、脱色できる。しかし、1000℃を超
える温度で焼成すると、アルカリ金属珪酸塩水溶液との
反応性が低下するので、上記温度範囲で焼成することが
望ましい。
イアッシュを400〜1000℃で焼成するか、通常の
フライアッシュを400〜1000℃で焼成したのち、
のフライアッシュと同様の方法で得ることができる。
すなわち、フライアッシュは一般に黒色であり、この黒
色のフライアッシュを上記のように400℃以上の温度
での焼成すると、脱色できる。しかし、1000℃を超
える温度で焼成すると、アルカリ金属珪酸塩水溶液との
反応性が低下するので、上記温度範囲で焼成することが
望ましい。
【0017】の無機質粉体は、フライアッシュや粘土
を溶融し、気体中に噴霧することによって得ているが、
気体中に溶融・噴霧する方法として、セラミックコーテ
ィングに適用される溶射技術、好ましくは上記フライア
ッシュ及び粘土が2000〜16000℃の温度で溶融
され、30〜80m/sの速度で噴霧される溶射技術、
具体的には、プラズマ溶射法、高エネルギーガス溶射
法、アーク溶射法などが挙げられる。
を溶融し、気体中に噴霧することによって得ているが、
気体中に溶融・噴霧する方法として、セラミックコーテ
ィングに適用される溶射技術、好ましくは上記フライア
ッシュ及び粘土が2000〜16000℃の温度で溶融
され、30〜80m/sの速度で噴霧される溶射技術、
具体的には、プラズマ溶射法、高エネルギーガス溶射
法、アーク溶射法などが挙げられる。
【0018】上記溶射技術によって得られるの無機質
粉体は、一般にその比表面積が0.1〜60m2 /gに
コントロールされる。
粉体は、一般にその比表面積が0.1〜60m2 /gに
コントロールされる。
【0019】上記の無機質粉体およびの無機質粉体
の原料となる粘土としては、化学組成としてSiO2 ;
5〜85重量%、Al2 O3 ;90〜10重量%を含有
する粘土、例えば、カオリナイト、ディッカイト、ナク
ライト、ハロイサイト等のカオリン鉱物、白雲母、イラ
イト、フェンジャイト、海緑石、セラドナイト、パラゴ
ナイト、ブランマライト等の雲母粘土鉱物、モンモリロ
ナイト、バイデライト、ノントロナイト、サボナイト、
ソーコナイト等のスメクタイト、緑泥岩、パイロフィラ
イト、タルク、ばん土頁岩が挙げられる。
の原料となる粘土としては、化学組成としてSiO2 ;
5〜85重量%、Al2 O3 ;90〜10重量%を含有
する粘土、例えば、カオリナイト、ディッカイト、ナク
ライト、ハロイサイト等のカオリン鉱物、白雲母、イラ
イト、フェンジャイト、海緑石、セラドナイト、パラゴ
ナイト、ブランマライト等の雲母粘土鉱物、モンモリロ
ナイト、バイデライト、ノントロナイト、サボナイト、
ソーコナイト等のスメクタイト、緑泥岩、パイロフィラ
イト、タルク、ばん土頁岩が挙げられる。
【0020】〜の無機質粉体製造時に用いられる機
械的エネルギーとは、圧縮力、剪断力、衝撃力を意味
し、これらは単独で作用させてもよいし、2種以上を複
合させてもよい。これらを具体的に作用させる機器とし
ては、例えば、ボールミル、振動ミル、遊星ミル、媒体
攪拌型ミル、ローラミル、乳鉢、ジェット粉粉砕装置等
が挙げられる。
械的エネルギーとは、圧縮力、剪断力、衝撃力を意味
し、これらは単独で作用させてもよいし、2種以上を複
合させてもよい。これらを具体的に作用させる機器とし
ては、例えば、ボールミル、振動ミル、遊星ミル、媒体
攪拌型ミル、ローラミル、乳鉢、ジェット粉粉砕装置等
が挙げられる。
【0021】上記〜の無機質粉体製造に使用される
粘土及びメタカオリンの粒子径は特に限定されないが、
機械的エネルギーを有効に作用させるには平均粒子径が
0.01〜500μmが好ましく、更に好ましくは0.
1〜500μmが好ましく、特に好ましくは0.1〜1
00μmである。
粘土及びメタカオリンの粒子径は特に限定されないが、
機械的エネルギーを有効に作用させるには平均粒子径が
0.01〜500μmが好ましく、更に好ましくは0.
1〜500μmが好ましく、特に好ましくは0.1〜1
00μmである。
【0022】〜の無機質粉体製造時に加えられる機
械的エネルギーが0.1kwh/kg未満であると、得
られた無機質粉体のアルカリ金属珪酸塩水溶液との反応
性が低下し、30kwh/kgを超えると、上記粉砕装
置への負荷が大きくなり、装置の摩耗、損傷が増大し、
上記粘土への不純物等の問題が発生するので、0.1〜
30kwh/kgに限定され、好ましくは1.0〜26
kwh/kgで作用させる。
械的エネルギーが0.1kwh/kg未満であると、得
られた無機質粉体のアルカリ金属珪酸塩水溶液との反応
性が低下し、30kwh/kgを超えると、上記粉砕装
置への負荷が大きくなり、装置の摩耗、損傷が増大し、
上記粘土への不純物等の問題が発生するので、0.1〜
30kwh/kgに限定され、好ましくは1.0〜26
kwh/kgで作用させる。
【0023】又、上記のメタカオリンに作用させる機
械的エネルギーを0.1〜30kwh/kgに限定して
いる理由も上記及びの場合と同様である。なお、機
械的エネルギーを作用させる際に、必要に応じて粉砕助
剤を添加するようにしても構わない。
械的エネルギーを0.1〜30kwh/kgに限定して
いる理由も上記及びの場合と同様である。なお、機
械的エネルギーを作用させる際に、必要に応じて粉砕助
剤を添加するようにしても構わない。
【0024】粉砕助剤とは、機械的エネルギーを作用さ
せる際に粘土乃至メタカオリンの粉体の装置内部への付
着あるいは著しい凝集を防ぐもので、例えば、メチルア
ルコール、エチルアルコール等の、アルコール類、トリ
エタノールアミン等のアルコールアミン類、ステアリン
酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸
類、アセトン蒸気等が挙げられる。これらは単独で使用
されてもよいし、2種以上が併用されてもよい。
せる際に粘土乃至メタカオリンの粉体の装置内部への付
着あるいは著しい凝集を防ぐもので、例えば、メチルア
ルコール、エチルアルコール等の、アルコール類、トリ
エタノールアミン等のアルコールアミン類、ステアリン
酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸
類、アセトン蒸気等が挙げられる。これらは単独で使用
されてもよいし、2種以上が併用されてもよい。
【0025】の無機質粉体は、粘土に蒸気機械的エネ
ルギーを作用させた後、更に、100〜750℃に加熱
して得られるが、これは加熱により、機械的強度の向上
が認められるためで、加熱温度が100℃未満である
と、強度向上が認められなくなり、750℃を超えると
無機質粉体の結晶化が生じ、アルカリ金属珪酸塩水溶液
に対する反応性が低下するので、100〜750℃に限
定され、好ましくは200〜600℃に限定される。ま
た、加熱時間は短くなると、得られる硬化体の機械的強
度の向上が小さく、長くなるとエネルギーコストが増大
するので1分〜5時間が望ましい。
ルギーを作用させた後、更に、100〜750℃に加熱
して得られるが、これは加熱により、機械的強度の向上
が認められるためで、加熱温度が100℃未満である
と、強度向上が認められなくなり、750℃を超えると
無機質粉体の結晶化が生じ、アルカリ金属珪酸塩水溶液
に対する反応性が低下するので、100〜750℃に限
定され、好ましくは200〜600℃に限定される。ま
た、加熱時間は短くなると、得られる硬化体の機械的強
度の向上が小さく、長くなるとエネルギーコストが増大
するので1分〜5時間が望ましい。
【0026】およびの無機質粉体は、特公平3−9
060号公報や特公平4−45471号公報に記されて
いるような粉体のことである。のメタカオリンは、市
販のものが使用できる。
060号公報や特公平4−45471号公報に記されて
いるような粉体のことである。のメタカオリンは、市
販のものが使用できる。
【0027】本発明において使用されるアルカリ金属珪
酸塩とは、M2 O・nSiO2 (M=K,Na,Liか
ら選ばれる1種以上の金属)で表される珪酸塩であっ
て、nの値は小さくなると良好な外観の硬化体が得られ
ず、大きくなるとゲル化が生じ易くなるため、0.05
〜8が望ましく、更に好ましくは、0.5〜2.5であ
る。
酸塩とは、M2 O・nSiO2 (M=K,Na,Liか
ら選ばれる1種以上の金属)で表される珪酸塩であっ
て、nの値は小さくなると良好な外観の硬化体が得られ
ず、大きくなるとゲル化が生じ易くなるため、0.05
〜8が望ましく、更に好ましくは、0.5〜2.5であ
る。
【0028】アルカリ金属珪酸塩は水溶液の形にして添
加されることが好ましい。また、水溶液とした時、その
濃度が薄くなるとSiO2 −Al2 O3 粉体との反応性
が低下し、濃度が高くなるとアルカリ金属の塩が生成し
易くなるので、濃度を10〜60重量%とすることが望
ましい。アルカリ金属珪酸塩水溶液はアルカリ金属珪酸
塩をそのまま加圧、加熱下で水に溶解してもよいが、ア
ルカリ金属水酸化物水溶液に珪砂、珪石粉等のSiO2
成分をnが所定の量となるように加圧、加熱下で溶解し
てもよいし、市販のアルカリ金属珪酸塩水溶液を金属水
酸化物と水で所定の組成に調整して使用してもよい。
加されることが好ましい。また、水溶液とした時、その
濃度が薄くなるとSiO2 −Al2 O3 粉体との反応性
が低下し、濃度が高くなるとアルカリ金属の塩が生成し
易くなるので、濃度を10〜60重量%とすることが望
ましい。アルカリ金属珪酸塩水溶液はアルカリ金属珪酸
塩をそのまま加圧、加熱下で水に溶解してもよいが、ア
ルカリ金属水酸化物水溶液に珪砂、珪石粉等のSiO2
成分をnが所定の量となるように加圧、加熱下で溶解し
てもよいし、市販のアルカリ金属珪酸塩水溶液を金属水
酸化物と水で所定の組成に調整して使用してもよい。
【0029】アルカリ金属珪酸塩の添加量は少なくなる
と硬化が十分になされず、多くなると得られる硬化体の
耐水性が低下するのでSiO2 −Al2 O3 系粉体10
0重量部に対し1〜300重量部に限定され、好ましく
は、10〜250重量部である。
と硬化が十分になされず、多くなると得られる硬化体の
耐水性が低下するのでSiO2 −Al2 O3 系粉体10
0重量部に対し1〜300重量部に限定され、好ましく
は、10〜250重量部である。
【0030】本発明で使用される水は、全配合量をアル
カリ金属珪酸塩の水溶液として添加されてもよいし、ア
ルカリ金属珪酸塩の水溶液と独立した水の両方の形態で
添加されてもよい。水の配合量は、少なくなると十分に
硬化せず、多くなると硬化体の強度が低下するので、S
iO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対し10〜1
000重量部、好ましくは10〜750重量部、更に好
ましくは、50〜500重量部である。
カリ金属珪酸塩の水溶液として添加されてもよいし、ア
ルカリ金属珪酸塩の水溶液と独立した水の両方の形態で
添加されてもよい。水の配合量は、少なくなると十分に
硬化せず、多くなると硬化体の強度が低下するので、S
iO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対し10〜1
000重量部、好ましくは10〜750重量部、更に好
ましくは、50〜500重量部である。
【0031】上記発泡層に用いられる発泡剤としては、
Mg、Ca、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Z
n、Al、Ga、Sn、Si、フェロシリコン等の金属
系粉末、過酸化水素水や過酸化ナトリウム、過酸化カリ
ウム、過硼酸ナトリウム等の過酸化物系粉末が挙げら
れ、コスト、安全性、入手の容易さ、混合の容易さ等を
考慮すると、Al、過酸化水素水が好ましい。
Mg、Ca、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Z
n、Al、Ga、Sn、Si、フェロシリコン等の金属
系粉末、過酸化水素水や過酸化ナトリウム、過酸化カリ
ウム、過硼酸ナトリウム等の過酸化物系粉末が挙げら
れ、コスト、安全性、入手の容易さ、混合の容易さ等を
考慮すると、Al、過酸化水素水が好ましい。
【0032】発泡剤の粉末としては、1〜200μmの
粒子径のものが望ましい。すなわち、粒子径が1μmよ
りも小さいと分散性が低下するとともに、急速発泡して
しまい、200μmよりも大きいと反応性が低下してし
まう恐れがある。発泡剤の添加量(溶液は100%換
算)は、SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対
し、5重量部以下が望ましい。すなわち、5重量部を超
えると強度の低下が著しく、成形体のハンドリング等が
できなくなる。
粒子径のものが望ましい。すなわち、粒子径が1μmよ
りも小さいと分散性が低下するとともに、急速発泡して
しまい、200μmよりも大きいと反応性が低下してし
まう恐れがある。発泡剤の添加量(溶液は100%換
算)は、SiO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対
し、5重量部以下が望ましい。すなわち、5重量部を超
えると強度の低下が著しく、成形体のハンドリング等が
できなくなる。
【0033】起泡剤としては、高級アルコール硫酸エス
テル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、芳香族誘導
体スルホン酸塩、イミダゾリン誘導体、脂肪酸アミド、
動物蛋白系が使用できる。起泡剤の添加量としては、S
iO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対し10重量
部以下が望ましい。10重量部よりも多くなると硬化不
良を生じ易くなる。
テル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、芳香族誘導
体スルホン酸塩、イミダゾリン誘導体、脂肪酸アミド、
動物蛋白系が使用できる。起泡剤の添加量としては、S
iO2 −Al2 O3 系粉体100重量部に対し10重量
部以下が望ましい。10重量部よりも多くなると硬化不
良を生じ易くなる。
【0034】また、上記緻密層および発泡層に用いられ
る配合物中には、上記以外に、必要に応じて、無機質充
填材、補強繊維、軽量骨材、顔料等を添加することがで
きる。
る配合物中には、上記以外に、必要に応じて、無機質充
填材、補強繊維、軽量骨材、顔料等を添加することがで
きる。
【0035】無機質充填材としては、岩石粉末、火山灰
(シラス、抗火石等)、珪灰石、炭酸カルシウム、珪石
粉、けいそう土、雲母、マイカ、シリカフューム等が使
用できる。配合量としては、SiO2 −Al2 O3 系粉
体100重量部に対し900重量部以下が望ましい。9
00重量部を超えると機械的強度の低下が生じる恐れが
ある。
(シラス、抗火石等)、珪灰石、炭酸カルシウム、珪石
粉、けいそう土、雲母、マイカ、シリカフューム等が使
用できる。配合量としては、SiO2 −Al2 O3 系粉
体100重量部に対し900重量部以下が望ましい。9
00重量部を超えると機械的強度の低下が生じる恐れが
ある。
【0036】補強繊維としては、通常のセメント製品に
使用される補強繊維が使用でき、ポリプロピレン、ビニ
ロン、レーヨン、耐アルカリガラス、炭素、アクリル、
アラミド、アクリルニトリル等の繊維を単独又は混合し
て使用できる。繊維形状としては繊維径1〜500μ
m、繊維長1〜15mmが望ましい。すなわち、繊維径
が1μm未満だと混合時にファイバーボールを形成し、
強度低下を生じやすくなり、500μmを超えたり、繊
維長が1mm未満だと引っ張り強度向上等の補強効果が
期待できない。また、繊維長が15mmを超えると分散
性が低下し、均一な強度を有する硬化体が得られなくな
る。
使用される補強繊維が使用でき、ポリプロピレン、ビニ
ロン、レーヨン、耐アルカリガラス、炭素、アクリル、
アラミド、アクリルニトリル等の繊維を単独又は混合し
て使用できる。繊維形状としては繊維径1〜500μ
m、繊維長1〜15mmが望ましい。すなわち、繊維径
が1μm未満だと混合時にファイバーボールを形成し、
強度低下を生じやすくなり、500μmを超えたり、繊
維長が1mm未満だと引っ張り強度向上等の補強効果が
期待できない。また、繊維長が15mmを超えると分散
性が低下し、均一な強度を有する硬化体が得られなくな
る。
【0037】補強繊維の添加量としては、SiO2 −A
l2 O3 系粉体100重量部に対し、10重量部以下が
望ましい。10重量部を超えると繊維の分散性が低下す
る恐れがある。
l2 O3 系粉体100重量部に対し、10重量部以下が
望ましい。10重量部を超えると繊維の分散性が低下す
る恐れがある。
【0038】軽量骨材としては、パーライト、ガラスバ
ルーン、シリカバルーン、フライアッシュバルーン、シ
ラス発泡体等の無機質発泡体やフェノール樹脂、ウレタ
ン樹脂、ポリエチレン、ポリスチレン等の有機質発泡体
が使用できる。軽量骨材の添加量としては、SiO2 −
Al2 O3 系粉体100重量部に対し、150重量部以
下が望ましい。150重量部を超えると強度低下や表面
平滑性の低下あるいは成形作業性の低下が生じる恐れが
ある。
ルーン、シリカバルーン、フライアッシュバルーン、シ
ラス発泡体等の無機質発泡体やフェノール樹脂、ウレタ
ン樹脂、ポリエチレン、ポリスチレン等の有機質発泡体
が使用できる。軽量骨材の添加量としては、SiO2 −
Al2 O3 系粉体100重量部に対し、150重量部以
下が望ましい。150重量部を超えると強度低下や表面
平滑性の低下あるいは成形作業性の低下が生じる恐れが
ある。
【0039】顔料としては酸化鉄や酸化チタン、酸化コ
バルト等の金属酸化物系顔料やカーボンブラックが望ま
しい。顔料の添加量としては、SiO2 −Al2 O3 系
粉体100重量部に対し、50重量部以下が望ましい。
50重量部を超えても、隠蔽力が向上せず不経済であ
る。
バルト等の金属酸化物系顔料やカーボンブラックが望ま
しい。顔料の添加量としては、SiO2 −Al2 O3 系
粉体100重量部に対し、50重量部以下が望ましい。
50重量部を超えても、隠蔽力が向上せず不経済であ
る。
【0040】一方、発泡層を構成する配合物には、上記
以外にシリカゲル、ゼオライト、活性炭、アルミナゲル
等の多孔質粉体やステアリン酸金属塩、パルミチン酸金
属塩などの金属石鹸などの発泡助剤を添加してもよい。
発泡助剤の添加量としては、SiO2 −Al2 O3 系粉
体100重量部に対し10重量部以下が望ましい。10
重量部よりも多くなると破泡等を生じる恐れがある。
以外にシリカゲル、ゼオライト、活性炭、アルミナゲル
等の多孔質粉体やステアリン酸金属塩、パルミチン酸金
属塩などの金属石鹸などの発泡助剤を添加してもよい。
発泡助剤の添加量としては、SiO2 −Al2 O3 系粉
体100重量部に対し10重量部以下が望ましい。10
重量部よりも多くなると破泡等を生じる恐れがある。
【0041】本発明の無機質組成物より成形体を得るに
は、まず、調製したアルカリ金属珪酸塩水溶液とSiO
2 −Al2 O3 系粉体及び必要に応じて充填材、補強繊
維、軽量骨材、発泡剤、起泡剤を混合し、注型成形によ
り、所望の形に賦形し、硬化させればよい。なお、発泡
剤を使用する場合、混合工程の最後に添加したほうが作
業性や気泡の安定性の面で有利である。
は、まず、調製したアルカリ金属珪酸塩水溶液とSiO
2 −Al2 O3 系粉体及び必要に応じて充填材、補強繊
維、軽量骨材、発泡剤、起泡剤を混合し、注型成形によ
り、所望の形に賦形し、硬化させればよい。なお、発泡
剤を使用する場合、混合工程の最後に添加したほうが作
業性や気泡の安定性の面で有利である。
【0042】また、起泡剤を用いた場合は、起泡剤を最
後に添加するか或いは起泡剤以外の原料でスラリーを作
り、起泡剤と水で気泡を生成させた水溶液と混合する方
法が好ましい。水溶液として使用する場合、起泡剤濃度
は、0.1〜5%が望ましい。すなわち、起泡剤が0.
1%よりも少ないと泡の安定性が悪く破泡してしまい、
5%よりも多いと硬化不良を生じる。
後に添加するか或いは起泡剤以外の原料でスラリーを作
り、起泡剤と水で気泡を生成させた水溶液と混合する方
法が好ましい。水溶液として使用する場合、起泡剤濃度
は、0.1〜5%が望ましい。すなわち、起泡剤が0.
1%よりも少ないと泡の安定性が悪く破泡してしまい、
5%よりも多いと硬化不良を生じる。
【0043】上記無機質組成物を混合して得るには、パ
ドル回転型混合機、揺動式混合機、スクリュー式混合機
等の通常の混合機が使用できる。混合方法としては、粉
体原料を乾式混合しておいて、得られた混合物にさらに
アルカリ金属珪酸塩水溶液を添加し混合する方法、全原
料を同時に供給して混合する方法、アルカリ金属珪酸塩
水溶液と一部粉体原料を混合し、順次残りの原料を添加
して混合する方法のいずれでも構わない。
ドル回転型混合機、揺動式混合機、スクリュー式混合機
等の通常の混合機が使用できる。混合方法としては、粉
体原料を乾式混合しておいて、得られた混合物にさらに
アルカリ金属珪酸塩水溶液を添加し混合する方法、全原
料を同時に供給して混合する方法、アルカリ金属珪酸塩
水溶液と一部粉体原料を混合し、順次残りの原料を添加
して混合する方法のいずれでも構わない。
【0044】また、接合部材としては、突条が外壁パネ
ルの側面に打ち込むことができれば、特に限定されない
が、突条が断面楔形をしていることが好ましい。接合部
材の材質としては、無機質硬化体や金属材料が挙げら
れ、発泡層を設けた外壁パネルを用いる場合には、上記
緻密層を構成する無機質硬化体でも構わない。
ルの側面に打ち込むことができれば、特に限定されない
が、突条が断面楔形をしていることが好ましい。接合部
材の材質としては、無機質硬化体や金属材料が挙げら
れ、発泡層を設けた外壁パネルを用いる場合には、上記
緻密層を構成する無機質硬化体でも構わない。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本
発明にかかる外壁パネルの接続構造の実施の形態をあら
わしている。
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本
発明にかかる外壁パネルの接続構造の実施の形態をあら
わしている。
【0046】図1に示すように、この接続構造は、外壁
パネル1,1が接合部材2を介して建物3の基礎面31
を覆うように配置されるとともに、図示していないが、
釘を介して基礎面31に固定されている。
パネル1,1が接合部材2を介して建物3の基礎面31
を覆うように配置されるとともに、図示していないが、
釘を介して基礎面31に固定されている。
【0047】すなわち、外壁パネル1は、注型成形で形
成されて平板状をしていて、厚み方向の中間部に発泡層
11を有し、この発泡層11を両側から挟むように緻密
層12,12が設けられている。また、緻密層12がS
iO2 −Al2 O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水を
主成分とする配合物の硬化体で形成され、発泡層11
が、SiO2 −Al2 O3 系粉体、アルカリ金属珪酸
塩、水からなる主成分に発泡剤、起泡剤の少なくとも1
種以上を加えた配合物の硬化体で形成されている。
成されて平板状をしていて、厚み方向の中間部に発泡層
11を有し、この発泡層11を両側から挟むように緻密
層12,12が設けられている。また、緻密層12がS
iO2 −Al2 O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水を
主成分とする配合物の硬化体で形成され、発泡層11
が、SiO2 −Al2 O3 系粉体、アルカリ金属珪酸
塩、水からなる主成分に発泡剤、起泡剤の少なくとも1
種以上を加えた配合物の硬化体で形成されている。
【0048】一方、接合部材2は、外壁パネル1の緻密
層12と同じ材料で形成されていて、接合部材本体21
の両側に断面楔形をした突条22,22が突設されてい
る。そして、外壁パネル1の接合にあったては、まず、
一方の外壁パネル1を建物3の基礎面31に釘等で固定
したのち、図2に示すように、接合部材2の一方の突条
22を外壁パネル1の発泡層11に側面から打ち込む。
層12と同じ材料で形成されていて、接合部材本体21
の両側に断面楔形をした突条22,22が突設されてい
る。そして、外壁パネル1の接合にあったては、まず、
一方の外壁パネル1を建物3の基礎面31に釘等で固定
したのち、図2に示すように、接合部材2の一方の突条
22を外壁パネル1の発泡層11に側面から打ち込む。
【0049】つぎに、接合部材2を基礎面31に釘等で
固定したのち、もう一方の外壁パネル1を図1に示すよ
うに、発泡層11に接合部材2の他方の突条22が入り
込むように接合部材2方向に打ち込み基礎面31に釘等
で固定ことによって次々と隣接する外壁パネル1と接合
されつつ、建物3の外壁を形成するようになっている。
固定したのち、もう一方の外壁パネル1を図1に示すよ
うに、発泡層11に接合部材2の他方の突条22が入り
込むように接合部材2方向に打ち込み基礎面31に釘等
で固定ことによって次々と隣接する外壁パネル1と接合
されつつ、建物3の外壁を形成するようになっている。
【0050】なお、接合部材本体21と外壁パネル1と
の間に形成される隙間には、通常、シーリング材が充填
されるようになっている。以上のように、この外壁パネ
ルの接合方法によれば、外壁パネル1が平板で側面に突
起や凹溝を設ける必要がないため、注型成形でも簡単に
製造することができる。したがって、複雑な凹凸模様の
外壁パネルも製造可能となり、外壁の意匠性を高めるこ
とができる。
の間に形成される隙間には、通常、シーリング材が充填
されるようになっている。以上のように、この外壁パネ
ルの接合方法によれば、外壁パネル1が平板で側面に突
起や凹溝を設ける必要がないため、注型成形でも簡単に
製造することができる。したがって、複雑な凹凸模様の
外壁パネルも製造可能となり、外壁の意匠性を高めるこ
とができる。
【0051】また、外壁パネル1の構造を、外壁パネル
1の表面に緻密層12,12を設け、接合部材2の突条
22を打ち込む中間部にやわからい発泡層11を設けた
構造としたため、突条22の打ち込みが簡単に行える。
さらに、緻密層12および発泡層11ともSiO2 −A
l2 O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水を主成分とす
る配合物の硬化体で形成されているため、コンクリート
製のものに比べ、強度的に強く薄型化を図ることができ
る。
1の表面に緻密層12,12を設け、接合部材2の突条
22を打ち込む中間部にやわからい発泡層11を設けた
構造としたため、突条22の打ち込みが簡単に行える。
さらに、緻密層12および発泡層11ともSiO2 −A
l2 O3 系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水を主成分とす
る配合物の硬化体で形成されているため、コンクリート
製のものに比べ、強度的に強く薄型化を図ることができ
る。
【0052】
【実施例】以下に、本発明の実施例をより詳しく説明す
る。 (実施例1)以下に示す加工SiO2 −Al2 O3 系粉
体100重量部に対し、マイカ(レプコ社製 M−10
0)20重量部、タルク(日本タルク社製 タルクS)
30重量部、ワラストナイト(土屋カオリン社製 ケモ
リットA−60)57.5重量部、ビニロン繊維 (ク
ラレ社製 RM182−3)0.5重量部を加え、アイ
リッヒミキサーで5分間乾式混合し、混合粉体を得た。
る。 (実施例1)以下に示す加工SiO2 −Al2 O3 系粉
体100重量部に対し、マイカ(レプコ社製 M−10
0)20重量部、タルク(日本タルク社製 タルクS)
30重量部、ワラストナイト(土屋カオリン社製 ケモ
リットA−60)57.5重量部、ビニロン繊維 (ク
ラレ社製 RM182−3)0.5重量部を加え、アイ
リッヒミキサーで5分間乾式混合し、混合粉体を得た。
【0053】〔加工SiO2 −Al2 O3 系粉体〕原料
SiO2 −Al2 O3 系粉体としてのメタカオリン(エ
ンゲルハード社製、商品名:SATENTONE SP
33、平均粒径3.3μm、BET比表面積:5.8m
2 /g)100重量部及びトリエタノールアミン25重
量%とエタノール75重量%の混合溶液0.5重量部
を、ウルトラファインミル(三菱重工社製、ジルコニア
ボール10mm使用、ボール充填率85体積%)に供給
し、10kwh/kgの機械的エネルギーを作用させ加
工SiO2 −Al2 O3 系粉体を得た。なお、作用させ
た機械的エネルギーは上記ウルトラファインミルに供給
した電力を処理粉体単位重量で除して表した。
SiO2 −Al2 O3 系粉体としてのメタカオリン(エ
ンゲルハード社製、商品名:SATENTONE SP
33、平均粒径3.3μm、BET比表面積:5.8m
2 /g)100重量部及びトリエタノールアミン25重
量%とエタノール75重量%の混合溶液0.5重量部
を、ウルトラファインミル(三菱重工社製、ジルコニア
ボール10mm使用、ボール充填率85体積%)に供給
し、10kwh/kgの機械的エネルギーを作用させ加
工SiO2 −Al2 O3 系粉体を得た。なお、作用させ
た機械的エネルギーは上記ウルトラファインミルに供給
した電力を処理粉体単位重量で除して表した。
【0054】つぎに、上記混合粉体100重量部とアル
カリ金属珪酸塩水溶液(日本化学工業社製<水55%、
Si2 20%、K2 O25%>)75重量部とをオムニ
ミキサー(千代田技研社製)によって3分間混合し、ス
ラリー状の緻密層用無機質硬化性配合物を得た。また、
上記緻密層用無機質硬化性配合物に、さらに、発泡剤と
しての過酸化水素水(三菱瓦斯化学社製35%)2重量
部、水8重量部、発泡助剤としてのステアリン酸亜鉛
(堺化学工業社製 SZ1000)1重量部を加え、オ
ムニミキサーによって30秒間混合してスラリー状の発
泡層用無機質硬化性配合物を得た。
カリ金属珪酸塩水溶液(日本化学工業社製<水55%、
Si2 20%、K2 O25%>)75重量部とをオムニ
ミキサー(千代田技研社製)によって3分間混合し、ス
ラリー状の緻密層用無機質硬化性配合物を得た。また、
上記緻密層用無機質硬化性配合物に、さらに、発泡剤と
しての過酸化水素水(三菱瓦斯化学社製35%)2重量
部、水8重量部、発泡助剤としてのステアリン酸亜鉛
(堺化学工業社製 SZ1000)1重量部を加え、オ
ムニミキサーによって30秒間混合してスラリー状の発
泡層用無機質硬化性配合物を得た。
【0055】上記のようにして得た緻密層用無機質硬化
性配合物および発泡層用無機質硬化性配合物を緻密層用
無機質硬化性配合物、発泡層用無機質硬化性配合物、緻
密層用無機質硬化性配合物の順で型枠内に層状に流し込
み、型枠内で硬化させて、外壁パネルの試料を得た。得
られた試料は、寸法が1200×600×20mmで、6
mmの発泡層の両面に7mmの厚みの緻密層が形成された積
層体となっていた。
性配合物および発泡層用無機質硬化性配合物を緻密層用
無機質硬化性配合物、発泡層用無機質硬化性配合物、緻
密層用無機質硬化性配合物の順で型枠内に層状に流し込
み、型枠内で硬化させて、外壁パネルの試料を得た。得
られた試料は、寸法が1200×600×20mmで、6
mmの発泡層の両面に7mmの厚みの緻密層が形成された積
層体となっていた。
【0056】つぎに、緻密層用無機質硬化性配合物と同
じ配合の配合物を用いて、図3に示す各部の寸法が、L
1 =1200mm、L2 =20mm、L3 =10mm、L4 =
10mm、L5 =10mmの接合部材2を押出成形によって
成形した。上記のようにして得た外壁パネルの発泡層に
接合部材の突条を打ち込んだところ、突条がスムーズに
発泡層内に入り込みしっかりとした接合状態が得られ
た。
じ配合の配合物を用いて、図3に示す各部の寸法が、L
1 =1200mm、L2 =20mm、L3 =10mm、L4 =
10mm、L5 =10mmの接合部材2を押出成形によって
成形した。上記のようにして得た外壁パネルの発泡層に
接合部材の突条を打ち込んだところ、突条がスムーズに
発泡層内に入り込みしっかりとした接合状態が得られ
た。
【0057】本発明にかかる外壁パネルの接合構造は、
上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実
施の形態では、発泡層が一層であったが2層以上でも構
わない。また、発泡層を2層以上とした場合、接合部材
の突条も各発泡層に対応する数だけ設けることが好まし
い。
上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実
施の形態では、発泡層が一層であったが2層以上でも構
わない。また、発泡層を2層以上とした場合、接合部材
の突条も各発泡層に対応する数だけ設けることが好まし
い。
【0058】
【発明の効果】本発明にかかる外壁パネルの接合構造
は、以上のように構成されているので、端面に突起や凹
溝などがない平板の外壁パネルを用いることができ、外
壁パネルを注型成形で製造できるようになり、外壁パネ
ルの意匠性を低コストで高めることができる。
は、以上のように構成されているので、端面に突起や凹
溝などがない平板の外壁パネルを用いることができ、外
壁パネルを注型成形で製造できるようになり、外壁パネ
ルの意匠性を低コストで高めることができる。
【0059】また、請求項2のように、表面側を緻密層
とするとともに、中間に発泡層を設け、この発泡層に接
合部材の突条を打ち込むようにすれば、接合作業が容易
になるとともに、外壁パネルの軽量化を図ることができ
る。さらに、請求項3のように、SiO2 −Al2 O3
系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水を主成分とする配合物
を用いて外壁パネルを製造するようにすれば、強度的に
優れ、軽量化を図ることができる。
とするとともに、中間に発泡層を設け、この発泡層に接
合部材の突条を打ち込むようにすれば、接合作業が容易
になるとともに、外壁パネルの軽量化を図ることができ
る。さらに、請求項3のように、SiO2 −Al2 O3
系粉体、アルカリ金属珪酸塩、水を主成分とする配合物
を用いて外壁パネルを製造するようにすれば、強度的に
優れ、軽量化を図ることができる。
【図1】本発明にかかる外壁パネルの接合構造の実施の
形態をあらわす斜視図である。
形態をあらわす斜視図である。
【図2】図1の接合構造の施工途中をあらわす斜視図で
ある。
ある。
【図3】実施例1で得た接合部材の各部の寸法を説明す
る斜視図である。
る斜視図である。
【図4】従来の接合構造の1例をあらわす断面図であ
る。
る。
【図5】従来の接合構造の他の例をあらわす断面図であ
る。
る。
1 外壁パネル 11 発泡層 12 緻密層 2 接合部材 21 接合部材本体 22 突条 3 建物 31 基礎面
Claims (3)
- 【請求項1】建物の基礎面を覆うように取り付けられ外
壁を形成する外壁パネルの接合構造において、隣接する
外壁パネル間に接合部材が介在し、この接合部材の両側
から延出する突条が両外壁パネルの側面にそれぞれ打ち
込まれて両外壁パネルが接合されていることを特徴とす
る外壁パネルの接合構造。 - 【請求項2】外壁パネルが、中間部に少なくとも一層の
発泡層を有し、この発泡層が緻密層によって両側から挟
まれた無機質積層体で形成されている請求項1に記載の
外壁パネルの接合構造。 - 【請求項3】緻密層が、SiO2 −Al2 O3 系粉体、
アルカリ金属珪酸塩、水を主成分とする配合物の硬化体
で形成され、発泡層が、SiO2 −Al2 O3 系粉体、
アルカリ金属珪酸塩、水からなる主成分に発泡剤、起泡
剤の少なくとも1種以上を加えた配合物の硬化体で形成
されている請求項2に記載の外壁パネルの接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32695296A JPH10169150A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 外壁パネルの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32695296A JPH10169150A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 外壁パネルの接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169150A true JPH10169150A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18193619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32695296A Pending JPH10169150A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 外壁パネルの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169150A (ja) |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP32695296A patent/JPH10169150A/ja active Pending
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