JPS6160424B2 - - Google Patents

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JPS6160424B2
JPS6160424B2 JP53139581A JP13958178A JPS6160424B2 JP S6160424 B2 JPS6160424 B2 JP S6160424B2 JP 53139581 A JP53139581 A JP 53139581A JP 13958178 A JP13958178 A JP 13958178A JP S6160424 B2 JPS6160424 B2 JP S6160424B2
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JP
Japan
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weight
copolymer
undercoating
gel fraction
photographic
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JP53139581A
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JPS5565949A (en
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Masao Yabe
Sumitaka Tatsuta
Takeji Ochiai
Tamotsu Suzuki
Masayoshi Sekya
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Zeon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB7938424A priority patent/GB2040730B/en
Priority to DE19792945814 priority patent/DE2945814A1/de
Priority to FR7927899A priority patent/FR2441871A1/fr
Priority to US06/093,468 priority patent/US4265946A/en
Publication of JPS5565949A publication Critical patent/JPS5565949A/ja
Publication of JPS6160424B2 publication Critical patent/JPS6160424B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/91Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by subbing layers or subbing means
    • G03C1/93Macromolecular substances therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はプラスチツクフイルム支持体上に、ハ
ロゲン化銀写真乳剤層の如き、写真用親水性有機
コロイド層(以下写真層と記す)を塗設するに先
立ち、該写真層と支持体とを強固に接着させるた
めに設ける、云わゆる下塗層の塗布方法に関する
ものである。 従来、プラスチツクフイルム支持体上に写真層
を強固に接着せしめる方法としては、(i)薬品処
理、放電処理、紫外線処理などの表面活性化処理
をした後、直接写真層を塗設する方法、(ii)一旦表
面活性化処理をした後、下塗層を塗設し、この上
に写真層を塗設する方法との2つの方法がある。 これらの方法については、例えば米国特許第
2698241号、同第2764520号、同第2864755号、同
第2864756号、同第3475193号、英国特許第788365
号、同第804005号、同第891469号明細書等に記載
されている。 これらの方法の内、一般に上記(ii)の方法が広く
用いられている。特に支持体がポリエチレンテレ
フタレート(以下、PETと記す)、ポリスチレン
等の場合には、表面活性化処理をした後、さらに
下塗層を設けないと、支持体と写真層は充分接着
しなかつた。 しかしながら、上記表面活性化処理は下記のよ
うな種々の欠点を有している。即ち、例えば支持
体表面を溶剤で処理すると、支持体の平面性を悪
化させ、さらに残存する溶剤が写真層特にハロゲ
ン化銀乳剤層へ悪影響を及ぼす。又、紫外線処理
法により充分な接着性を得る為には、処理中の支
持体をそのガラス転移点以上の高温に曝す必要が
あり、その為、支持体は弾性率の低下、熱による
収縮等により、その平面性が著しく悪化する。 さらに、コロナ放電処理により充分な接着性を
得ようとすると、同様にガラス転移点以上の高温
で処理する必要があり、前記紫外線処理法と同様
な結果を招く。 さらに、表面活性化処理により、外観上の品質
低下のみならず微量のオリゴマー、アセトアルデ
ヒド等を生成して写真層に悪影響を及ぼしたりす
ることがある。その為、表面活性化処理を無しに
するか、その程度を出来るだけ少なくしても、充
分な接着性の得られる下塗方法が望まれてきた。 1つの方法として、下塗液中に支持体を膨潤な
いし溶解させる溶剤を含有せしめる方法がある。 例えばポリエチレンテレフタレートの溶剤とし
ては、サリチル酸、トリクロル酢酸、ピロール、
抱水クロラール、フエノール、p―クロロフエノ
ール、ピロガロール、レゾルシンなどが知られて
いる。 しかしながら、これらの溶剤は、一般に取扱い
にくく、人体に有毒であり、しかも環境汚染の懸
念があり、その使用は著しく制限を受ける。 以上の如き従来技術の持つ欠点を克服するべ
く、近年、云わゆるポリマーラテツクスの水分散
液を用いる下塗方法が開発されて来た。 本願発明者らは、先に、特開昭51―112326号、
同51―117617号、同51―121323号、同51―123139
号、同51―139320号に於て、(1)ジオレフイン単量
体、(2)1種以上のビニル単量体、及び必要により
(3)他の成分より成る共重合体の水分散液を用いる
下塗方法について検討を加えて来た。さらに、特
開昭52―65422号明細書に記載されているブレン
ド法及び特開昭51―114120号明細書に見られる添
加方法についても検討を加えて来た。 しかしながら、これらの方法は、人体的危害、
環境汚染を伴うことなく、一応の接着強度は得ら
れるものの、充分な接着強度を得る為には、下塗
工程に於て塗布・乾燥後さらにかなりの熱処理を
必要とし、工程操作及び工程コスト上、未だ不都
合なものであつた。 従つて本発明の目的は、第1に表面活性化処理
を施さなくても支持体と写真層とを強固に接着せ
しめる下塗方法を提供することにある。 第2に、公害的懸念のない人体に無害の下塗液
を用いて、支持体と写真層を強固に接着せしめる
下塗方法を提供することにある。 第3に、比較的低い温度で処理しても充分な接
着力を得ることが出来る下塗方法を提供すること
にある。 第4に、支持体の平面性を損うことなく充分な
接着力の得られる下塗方法を提供することにあ
る。 第5に、表面活性化処理を要せず、しかも人体
的、公害的に無害であり、かつ、比較的低い温度
で処理しても充分な接着性の得られる下塗液を提
供することにある。 第6に、上記の如き下塗液から成る下塗層を有
する写真感光材料を提供することにある。 本発明のこれらの目的は、プラスチツクフイル
ム支持体上にジオレフイン単量体と、1種以上の
ビニル単量体より成る共重合体の水性分散液を塗
布する方法に於て、該水性分散液中の共重合体の
ゲル分率が64重量%以下であることを特徴とする
写真感光材料の下塗方法により達成された。 本発明のジオレフイン単量体とは、ブタジエン
である。 本発明に用いられる共重合体の第2成分である
ビニル単量体としては、スチレン(誘導体も含
む)、アクリロニトリル(誘導体も含む)、アクリ
ル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキ
ルエステルが挙げられる。 上記スチレンの誘導体としては、例えば、メチ
ルスチレン、ジメチルスチレン、エチルスチレ
ン、ジエチルスチレン、イソプロピルスチレン、
ブチルスチレン、ヘキシルスチレン、シクロヘキ
シルスチレン、デシルスチレン、ベンヂルスチレ
ン、クロルメチルスチレン、トリフルオロメチル
スチレン、エトキシメチルスチレン、アセトキシ
メチルスチレン、メトキシスチレン、4―メトキ
シ―3―メチルスチレン、ジメトキシスチレン、
クロルスチレン、ジクロルスチレン、トリクロル
スチレン、テトラクロルスチレン、ペンタクロル
スチレン、ブロムスチレン、ジブロムスチレン、
ヨードスチレン、フルオロスチレン、トリフルオ
ルスチレン、2―ブロム―4―トリフルオルメチ
ルスチレン、4―フルオル―3―トリフルオルメ
チルスチレン、ビニル安息香酸、ビニル安息香酸
メチルエステル等を挙げることが出来る。 本発明の共重合体中のジオレフイン単量体の含
有量は共重合体全体の10〜60重量%、特に15〜40
重量%であることが好ましい。 ビニル単量体としては、全体の90〜40重量%で
あるが、特に、上記ビニル単量体(i)、とりわけス
チレン類が共重合体全体の70〜40重量%であるこ
とが好ましい。 本発明の特徴は、ジオレフイン単量体と、1種
以上のビニル単量体より成る共重合体の水性分散
液に於て、該共重合体のゲル分率が64重量%以下
であることにある。 ここに、ゲルとは、単量体が3次元的に重合し
た状態のものをいう。本発明の如き組成の単量体
が3次元的に重合すると、その3次元重合の程度
により、溶剤に対する溶解度が変化してくる。即
ち3次元重合の程度が進む程、溶解し難くなる。 従つて、ゲルの3次元重合の程度はその溶解度
から判断される。勿論、溶解度は使用する溶剤に
より異るから溶剤毎に、ゲルの3次元重合の程度
の定義は異つてくるが、本発明に於ては、ゲルと
は、3次元的に共重合した状態であり、かつその
3次元重合の程度が、精製したテトラヒドロフラ
ンに20℃、48時間浸漬しても実質的に溶解しない
程度のものをいう。 従つて本発明に於けるゲル分率とは、次の計算
式により求められる値をいう。 ゲル分率(%)=W−W/W×100 ここに W1:採取した試料中の共重合体重量 W2:20℃で真空乾燥した試料を、精製テトラ
ヒドロフラン中に20℃48時間保ち、これを
過する。かくして得られた液を乾燥して得
られた固型分の重量。即ち、W2はテトラヒ
ドロフラン中に溶出した成分の重量である。 従来、下塗工程に於て、接着強度を増す為に
は、下塗液を塗布・乾燥して得られる下塗層の凝
集力、皮膜強度を向上せしめるのが通例であり、
その為に、下塗液に架橋剤を含有せしめる等の手
段がとられて来た。これらの手段は、本願発明と
比較して考えてみると、むしろゲル含有率を増加
せしめる方法の方が接着強度が増すと考えるのが
自然である。 ところが、本願発明者らは、ジオレフイン単量
体と、1種以上のビニル単量体とから成る共重合
体の水分散液中のポリマー粒子のゲル含有率を64
重量%以下に減らしたところ、驚ろくべきことに
は、従来方法よりも低い熱処理条件でも、充分な
接着強度が得られることを見出すに至つたもので
ある。特に、本発明の方法によりプラスチツクフ
イルム支持体上に下塗層を設け、その上に写真層
を設けて成る写真感光材料を、現像液等の処理液
中で処理した場合でも、写真層と支持体との接着
強度が非常に良好であることは、驚ろくべきこと
である。 下塗工程は、一般に、塗布工程、乾燥工程及び
熱処理工程に分けられるが、本発明の特徴である
共重合体のゲル分率を64重量%以下に減らすこと
による接着強度の向上効果は、乾燥工程から熱処
理工程の間に於て顕著に見られる。即ち乾燥工程
から熱処理工程の間に於て、ゲル分率が64重量%
以下であることが重要である。 その為には下塗液中の共重合体水分散物の状態
での共重合体のゲル分率が64重量%以下であるこ
とが必要である。 ゲル分率が、上述の如く64重量%以下であるこ
とが本発明の特徴であるが、好ましくは、60重量
以下、さらに好ましくは40重量%以下であると、
より低熱処理で充分な接着強度を得ることが出来
る為、有利である。 次に、本発明に係る共重体の水分散液の合成方
法について記載する。本発明のジオレフイン単量
体と1種以上のビニル単量体より成る共重合体の
水分散液は、例えばよく知られたスチレン―ブタ
ジエンゴム(SBR)ラテツクスの製造方法により
調製することが出来る。 即ち、ジオレフイン単量体と、ビニル単量体と
を、水、乳化剤、重合開始剤、重合調整剤(連鎖
移動剤)等の存在下で乳化共重合させることによ
り調製できる。 乳化剤としては、例えば脂肪族酸セツケン、ロ
ジン酸セツケンなどを挙げることが出来、その使
用量は全体の0.1〜5重量%が好ましい。重合開
始剤としては過酸化物、例えば、NaPO4
10H2O、K2S2O8、p―メンタンヒドロペルオキ
シド、FeSO4・7H2O、EDTA四ナトリウム塩等
を挙げることが出来る。 重合調整剤としては、炭素数6〜18個の第1級
又は第3級メルカプタン、例えばt―ドデシルメ
ルカプタン、t―ノニルメルカプタン、t―デシ
ルメルカプタンなどを挙げることが出来る。 重合調整剤の使用量は、全体の0.05〜2.0重量
%であることが好ましい。重合調整剤は、重合反
応開始前から反応容器中に存在せしめてもよい
し、重合反応の途中に少量づつ添加してもよい。 又、重合反応を適度な段階で停止させる為に、
ハイドロキノン、ジメチルカーバメイトなどの重
合停止剤を用いることも出来る。重合停止剤の添
加時期は、重合反応が適度に進行した任意の時期
であるが、その添加量は、全体の約0.1重量%が
好ましい。 本発明の特徴は前述の如くゲル分率が64重量%
以下であることにあるが、このゲル分率を所望の
値にする為には乳化重合反応に於る重合調整剤の
種類及び添加量を適度に選択するか、又は重合停
止剤の添加時期を適当に調整する等の手段があ
る。 この重合調整剤の種類及び添加量の選択、又は
重合停止剤の添加時期の決定等は実験的手段によ
り、当業者が容易に成し得るものである。 本発明に係るこれら共重合体の水分散液の調製
方法に関しては、例えば、浅井治海著「合成ゴム
概説」第39〜59頁(昭和46年 朝倉書店発行)、
日本ゴム協会誌第50巻第12号802〜806頁(1977
年)等を参考にすることが出来る。 乳化重合終了後、必要により未反応単量体を除
去して、本発明に係る共重合体の水分散液が得ら
れるが、該水分散液中の固型分である共重合体の
濃度は任意に決めることが出来るが、一般には10
〜60重量%、特に30〜50重量%であることが好ま
しい。 かくして得られた本発明に係る共重合体の水分
散液を、下塗液として塗布する為には、該水分散
液をさらに水で稀釈し、必要により架橋剤、界面
活性剤、膨潤剤、親水性ポリマー、マツト剤、帯
電防止剤等を添加する。 下塗液中の本発明に係る共重合体の含有量は1
〜10重量%、特に2〜5重量%であることが好ま
しい。 架橋剤としては例えば、米国特許第3325287
号、同3288775号、同3549377号、ベルギー特許第
6602226号等に記載のトリアジン系化合物;米国
特許第3291624号、同3232764号、フランス特許第
1543694号、英国特許第1270578号に記載のジアル
デヒド系化合物;米国特許第3091537号、特公昭
49―26580号等に記載のエポキシ系化合物;米国
特許第3642486号等に記載のビニル系化合物;米
国特許第3392024号に記載のアジリジン系化合
物;米国特許3549378号等に記載のエチレンイミ
ン系化合物;及びメチロール系化合物がある。 これらの架橋剤のうち、トリアジン系化合物と
しては、2,4―ジクロロ―6―ヒドロキシ―s
―トリアジン・ナトリウム塩が好ましく用いられ
る。これら架橋剤の使用量は下塗液1当り
0.001〜10gである。 膨潤剤としては、特に添加の必要はないが例え
ばフエノール、レゾルシン等を添加してもよく、
その添加量は下塗液1当り1〜10gである。 親水性ポリマーとしては、ゼラチンの如き天然
ポリマー、ポリビニルアルコール、酢酸ビニル―
無水マレイン酸共重合体、アクリル酸―アクリル
アミド共重合体、スチレン―無水マレイン酸共重
合体、などの合成ポリマーを挙げることが出来、
その使用量は0.05〜5g、特に0.1〜1gである
ことが好ましい。 マツト剤としては粒子径0.1〜10μの二酸化ケ
イ素(シリカ)、ポリスチレン、ポリメチルメタ
クリレート等が好ましい。 帯電防止剤としては、アニオン又はカチオン界
面活性剤、イオネン系ポリマー、特開昭49―3972
号等に記載のマレイン酸系共重合体、コロイダル
シリカ(例えば日産化学(株)製スノーテツクス)等
を用いることが出来る。 本発明に係る下塗液は、一般によく知られた塗
布方法、例えばデイツプコート法、エアーナイフ
コート法、カーテンコート法、ローラーコート
法、ワイヤーバーコート法、グラビアコート法、
或いは、米国特許第2681294号明細書に記載のホ
ツパーを使用するエクストルージヨンコート法等
により塗布することが出来る。必要に応じて、米
国特許第2761791号、同3508947号、同2941898
号、及び同3526528号明細書、原崎等著「コーテ
イング工学」253頁(1973年朝倉書店発行)など
に記載された方法により2層以上の層を同時に塗
布することが出来る。 本発明に係る共重合体の塗布量としては、固型
分として、プラスチツク支持体の1平方米当り、
0.01〜10g、特に0.2〜3gであることが好まし
い。 かくして塗布された下塗液は続いて、乾燥工程
に於て乾燥されるが、その条件は、120℃〜200℃
で30秒〜10分であるが、この範囲内で温度及び時
間を適宜決めることが出来る。 本発明に於て、プラスチツクフイルム支持体と
は、例えば、セルロースエステル(特にセルロー
ストリアセテート、セルロースジアセテート、セ
ルロースプロピオネート)、ポリアミド、ポリカ
ーボネート、ポリエステル(特にポリエチレンテ
レフタレート、ポリ―1,4―シクロヘキサンジ
メチレンテレフタレート、ポリエチレン―1,2
―ジフエノキシエタン―4,4′―ジカルボキシレ
ート)、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレン等から成るフイルム及びこれらのフイルム
を紙等他の支持体上に塗布又はラミネートして成
る複合フイルムをいう。 中でも、ポリエチレンテレフタレートフイルム
が最も好ましく用いられ、特に2軸延伸、熱固定
されたポリエチレンテレフタレートフイルムが、
安定性、強じん性等の点からも有利に用いられ
る。 プラスチツクフイルム支持体の厚さに特に制限
はないが、15〜500μ、特に40〜200μ程度のもの
が取扱い易さ、汎用性などの点から有利である。 又、支持体は、透明でもよいし、染料を含んで
いてもよいし、二酸化チタンの如き顔料を含有す
るもの、さらに、二酸化ケイ素、アルミナゾル、
クロム塩、ジルコニウム塩等を含有していてもよ
い。 本発明により下塗層を設けた支持体上に、通常
の塗布方法により写真層を塗布して、写真感光材
料を作製する。 写真層としては、例えばハロゲン化銀乳剤層、
中間層、フイルター層、表面保護層、バツキング
層などを挙げることが出来る。 これらの写真層は、親水性コロイドをバインダ
ーとする層であるが、親水性コロイドとしては、
例えばゼラチン、フタル化ゼラチン、マレイン化
ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、グラフト化ゼラチン、ポ
リビニルアルコール、ポリヒドロキシアルキルア
クリレート、ポリビニルピロリドン、コポリービ
ニルピロリドン―酢酸ビニル、などを挙げること
が出来る。又、これら親水性コロイドの他に、水
に不溶又は難溶性合成ポリマーの分散物を含むこ
とができる。たとえばアルキル(メタ)アクリレ
ート、アルコキシアルキル(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート、(メタ)
アクリルアミド、ビニルエステル(たとえば酢酸
ビニル)、アクリロニトリル、オレフイン、スチ
レンなどの単独もしくは組合せ、またはこれらと
アクリル酸、メタアクリル酸、α,β―不飽和ジ
カルボン酸、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート、スルフオアルキル(メタ)アクリレー
ト、スチレンスルフオン酸などとの組合せを単量
体成分とするポリマーを用いることができる。た
とえば、米国特許2376005号、同2739137号、同
2853457号、同3062674号、同3411911号、同
3488708号、同3525620号、同3607290号、同
3635715号、同3645740号、英国特許1186699号、
同1307373号に記載のものを用いることができ
る。 写真層には、この他に、必要により、ハロゲン
化銀粒子、化学増感剤、カブリ防止剤、安定剤、
硬膜剤、帯電防止剤、塗布助剤、マツト剤、増白
剤、分光増感色素、染料、カラーカプラー等を含
有せしめることが出来る。 これらの添加剤については、リサーチ・デイス
クロージヤー(Research Disclosure)92巻107
〜110頁(1971年12月)を参考にすることが出来
る。 以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する
が本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。 なお、実施例に於ける接着テストは以下の方法
により行つた。 1 乾燥時の接着テスト 生フイルムおよび現像処理済みの乾燥フイル
ムの乳剤面に、カミソリの刃を用いて網目状に
約4mm間隔に傷をつけ、その上に粘着テープ
(住友スリーエム社製スコツチパーマセルテー
プ)を貼りつけ、瞬間的に剥離する。この方法
で剥離部分が0〜5%未満の場合A級、5〜30
%未満の場合をB級、30〜100%をC級とす
る。 2 湿潤時の接着テスト 現像・定着・水洗の各段階に於て処理液中で
フイルムの乳剤面に鉄筆を用いて引掻傷を2本
交叉してつけ、その傷の部分を線に直角方向に
指頭でこする。乳剤層が傷以上に剥離しない場
合A級、最大剥離巾が5mm以内の時B級、これ
より大の時C級とする。 〈実施例 1〉 二軸延伸、配向結晶化されたポリエチレンテレ
フタレートフイルムに下記組成から成る下塗液を
塗布した。 ついで180℃で1分間乾燥、熱処理をし、乾燥
下塗層膜厚0.5μの被覆組成物を得た。この下塗
済ベースにレントゲン用ハロゲン化銀乳剤
(AgBrI.I=2.5モル%)を1平方米当り銀3gと
ゼラチン3.5gになるように塗布し、乾燥した。 下塗液組成物 Γブタジエン―スチレン共重合体ラテツクス(固
型分50%、ブタジエン/スチレン重量比=40/
60、ゲル分率38%) 10c.c. Γ2,4―ジクロロ―6―ヒドロキシ―s―トリ
アジンナトリウム塩8%水溶液 2c.c. Γ蒸留水 150c.c. 下塗液組成物 Γブタジエン―スチレン共重合体ラテツクス(固
型分50%、ブタジエン/スチレン重量比=40/
60、ゲル分率95%) 10c.c. Γ2,4―ジクロロ―6―ヒドロキシ―s―トリ
アジンナトリウム塩8%水溶液 2c.c. Γ蒸留水 150c.c. このようにして得られた写真感光性フイルム
で、湿潤時の接着力は、下塗液組成物ではA級
であつたが、下塗液組成物ではC級であつた。
乾燥時の接着力は、下塗液組成物,ともA級
であつた。また、この乳剤を塗布した写真フイル
ムの写真性能は、下塗液組成物,とも良好で
あつた。 〈実施例 2〉 二軸延伸、配向結晶化されたポリエチレンテレ
フタレートフイルムに下記組成から成る下塗液を
塗布した。 ついで170℃で1分間乾燥、熱処理をし、乾燥
下塗層膜厚0.5μの被覆組成物を得た。この下塗
済ベースに実施例1と同様にレントゲン用ハロゲ
ン化銀乳剤を塗布した。 下塗液組成物 Γブタジエン―スチレン―2―エチルヘキシルア
クリレート共重合体ラテツクス 10c.c. 固型分43%、ブタジエン/スチレン/2―エチ
ルヘキシルアクリレート重量比=33/54/13、
ゲル分率16% Γ2,4―ジクロロ―6―ヒドロキシ―s―トリ
アジンナトリウム(8%水溶液) 2c.c. Γ蒸留水 150c.c. 下塗液組成物 Γブタジエン―スチレン―2―エチルヘキシルア
クリレート共重合体ラテツクス 10c.c. 固型分43%、ブタジエン/スチレン/2―エチ
ルヘキシルアクリレート重量比=33/54/13、
ゲル分率64% Γ2,4―ジクロロ―6―ヒドロキシ―s―トリ
アジンナトリウム塩(8%水溶液) 2c.c. Γ蒸留水 150c.c. このようにして得られた写真感光性フイルム
で、湿潤時の接着力は、下塗液組成物はA級で
あつたが、下塗液組成物はB級であつた。乾燥
時の接着力は、下塗液組成物及びともA級で
あつた。また、この乳剤を塗布した写真フイルム
の写真性能は、下塗液組成物,とも良好であ
つた。 〈実施例 3〉 二軸延伸、配向結晶化されたポリエチレンテレ
フタレートフイルムに下記組成から成る下塗液を
塗布した。 ついで、170℃で1分間乾燥、熱処理をし、乾
燥下塗膜厚0.5μの被覆組成物を得た。この下塗
済ベースに実施例1と同様にレントゲン用ハロゲ
ン化銀乳剤を塗布した。 下塗液組成物 Γブタジエン―スチレン共重合体ラテツクス(固
型分43%、ブタジエン/スチレン重量比=32/
68、ゲル分率29%) 10c.c. Γ2,4―ジクロロ―6―ヒドロキシ―s―トリ
アジンナトリウム塩(8%水溶液 2c.c. Γ蒸留水 150c.c. 下塗液組成物 Γブタジエン―スチレン共重合体ラテツクス(固
型分43%、ブタジエン/スチレン重量比=32/
68、ゲル分率57%) 10c.c. Γ2,4―ジクロロ―6―ヒドロキシ―s―トリ
アジンナトリウム塩8%水溶液 2c.c. Γ蒸留水 150c.c. このようにして得られた写真感光性フイルム
で、湿潤時の接着力は、下塗液組成物ではA級
であつたが、下塗液組成物ではB級であつた。
乾燥時の接着力は、下塗液組成物,ともA級
であつた。また、この乳剤を塗布した写真フイル
ムの写真性能は、下塗液組成物,とも良好で
あつた。 〈実施例 4〉 実施例1の下塗液組成物及び下塗液組成物
から2,4―ジクロロ―6―ヒドロキシ―s―ト
リアジンナトリウム塩8%水溶液を除いた他は実
施例1と同様にして下塗塗布フイルムと写真感光
性フイルムを作製した。得られたフイルムのそれ
ぞれの接着テストの結果を表1に示す。
【表】 表1からわかるように本願発明のゲル分率の低
い共重合体を用いた下塗組成物は架橋剤が無くて
も湿潤時の接着力が得られる。特に支持体フイル
ムと下塗層との間の湿潤時の接着力が改善される
ことが明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツクフイルム支持体上に、少なくと
    もブタジエン、及びスチレン、アクリロニトリ
    ル、アクリル酸アルキルエステルもしくはメタク
    リル酸アルキルエステルから選ばれる1種とから
    なる共重合体であつて、かつ該共重合体のゲル分
    率が下記の測定方法において64重量%以下である
    ものを含有する水性分散液を塗布することを特徴
    とする写真感光材料の下塗方法。 〔ゲル分率の測定法〕 下記の式によりゲル分率(%)を求める。 ゲル分率(%)=W−W/W×100 式中、W1は採取した試料中の共重合体重量を
    表わし、W2は20℃で真空乾燥した試料を、精製
    テトラヒドロフラン中に20℃、48時間保ち、これ
    を過した後得られた液を乾燥して得られた固
    型分の重量を表わす。
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