JPH0419295Y2 - - Google Patents

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JPH0419295Y2
JPH0419295Y2 JP1983149982U JP14998283U JPH0419295Y2 JP H0419295 Y2 JPH0419295 Y2 JP H0419295Y2 JP 1983149982 U JP1983149982 U JP 1983149982U JP 14998283 U JP14998283 U JP 14998283U JP H0419295 Y2 JPH0419295 Y2 JP H0419295Y2
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fiber
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【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は灯油を燃料とする石油こんろ、石油
ストーブ等の燃焼器具用芯に関するものである。
《従来の技術》 従来第5図、第6図に図示したようにガラス・
木綿その他の繊維を単に集束し又は撚りつけた太
い経糸30を横に並列し、経糸層31を形成し、
その表裏両面にガラス繊維のフエルト状繊維層3
2,32を重合しニードルパンチによつてフエル
ト状繊維層32,32のガラス繊維を横に並列し
た太い経糸30に絡ませた燃焼器具用芯は知られ
ている(特公昭49−36170号公報参照)。
又第7図、第8図、第9図に図示したように任
意の糸料よりなる経糸群を整経した経糸列40の
表裏両側面または一側面に、耐熱性ある合成樹脂
接着剤を周面部分に予め含浸させたガラス、合成
無機等の繊維より成る緯糸41を適宜ピツチで纒
捲囲繞または往復蛇行させて重層し、経緯両糸を
接着した布帛42のみで成形した液体燃焼器具用
芯は知られている(実公昭46−23634号公報参
照)。
又第10図に図示したように芯52の上端まで
軸方向に空間部50を有する複数の不燃性単繊維
51を用いて形成した液体燃焼器具用芯は知られ
ている(実公昭48−18598号公報参照)。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで第5図、第6図に図示した燃焼器具用
芯はガラス繊維のフエルト状繊維層32,32
を、ガラス・木綿その他の繊維を単に集束し、又
は撚りつけた太い経糸30を横に並列して形成し
た経糸層31の表裏両面に重合し、先端に膨出部
を有する特殊形状の挿針を用いてニードルパンチ
によつてフエルト状繊維層32,32のガラス繊
維を横に並列した太い経糸30に絡ませたので隣
接した太い経糸30が離れて多くの離脱空隙部3
3,33……が形成され、並列した太い経糸30
で形成した経糸層31とガラス繊維のフエルト状
繊維層32,32とが接触したり離れたりし、更
に経糸30の変形、器具装着時の寸法不安定等の
為に燃料の吸い上げ効果が悪く吸上げが平均して
行われずむらとなつて火炎が均一に揃わず、又更
に太い経糸30で形成した経糸層31は芯の昇降
に際して経糸30が不揃いとなり、円滑に芯を昇
降させて火力の調節を行うことができない等の欠
点があつた。即ち第5図、第6図に図示したもの
は、ガラス繊維等を一方向に単に集束したものを
太径の経糸30とするか、又はこの集束したもの
を撚りつけて太径の経糸30としたものであるの
でニードルパンチによる針挿入時に針先の膨出部
が太径の経糸30に当つて突き刺すことができ
ず、経糸30に強い力が働き、経糸30とフエル
ト状繊維層32とが離れるような支障が生じ、又
ニードルパンチによる針挿入時に針先膨出部が隣
接した太径の経糸30,30間に突きさすことが
できずに太径の経糸30,30間が離れる力が働
き、又太径の経糸30を並べて形成された経糸層
31はニードルパンチによる針の挿入個所によつ
て経糸層31の厚みが異なり経糸層31とフエル
ト状繊維層32,32の絡まり具合が異なるもの
である。
又経糸層31は太径の経糸30の多数本を並べ
て形成したことによつて全面に亘り厚みが同一に
揃わずに太径の経糸30を介しての石油の吸上げ
を平均して同一に行うことができず、更にフエル
ト状繊維層32,32に対する経糸30を介して
の石油の供給も全面に亘り平均して同一に行うこ
とができないもので、燃料の吸上げにむらができ
均一な燃焼を行うことができない等の欠点があつ
た。
更に又、この挿針は針先の膨出部が邪魔になる
ため、フエルト状繊維層32,32及び経糸層3
1を表面から裏面まで十分に刺し貫くことができ
ないから、事実上繊維の絡み合いによる一体化が
なされず、層間が剥離して実用に供し得ない欠点
を有する。
又、第7図、第8図、第9図に図示した液体燃
焼器具用芯は布帛42のみで形成した芯の上端ま
での石油の吸上げが迅速に行われず、点火を早く
行うことができず、又芯上下の繰返しに際して布
帛42に食い込んだ芯保持筒の爪が経糸列40及
び緯糸41を切断したり、又は爪と食い込んだ布
帛42との間に緩み等が生じ芯上下操作が円滑に
行われず、燃焼不良を来たす等の欠点があつた。
又第10図に図示した液体燃焼器具用芯は芯5
2の上端まで空間部50を有する複数の不燃性単
繊維51を用いて形成したので燃料内に混入され
ている水までも吸い上げて不完全燃焼の原因とな
り煤を発生して衛生上好ましくない等の欠点があ
つた。
この考案は上記の問題点を解決したものであ
り、燃料内に混入されている水までも吸い上げて
燃焼に支障を来すようなことがなく燃料の吸上げ
効率が良く平均して行うことができて燃焼むらが
生ぜず、芯を昇降させての火力の調整を燃焼むら
ができないように円滑に行うことができると共に
不織布の芯地を低コストにて量産でき、更に液体
燃料の液面から燃焼部までの高さ(距離)を大き
く採ることができ、液体燃料が高温度に加熱され
ることを防ぐことができて、安全な燃焼を継続す
ることができる等使用便利な燃焼器具用芯を得る
ことを目的としたものである。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するためのこの考案の燃焼器
具用芯は、耐熱芯部3の下端縁6と燃料吸上芯部
5の上端縁7とを接合して接合部8を形成した燃
焼器具用芯に於いて、耐熱芯部3は、ガラス繊維
などの耐熱性繊維にて形成し、更に燃料吸上芯部
5は、燃料の吸上特性が良い材料で軸方向に空洞
部1を有すると共に予め親油撥水処理を施した非
耐熱長繊維11の多数を上下の同一方向に並べ接
着剤を介して互いに接着して長繊維層9を形成
し、該長繊維層9の表裏両面に燃料の吸上特性が
良い材料で軸方向に空洞部1を有すると共に予め
親油撥水処理を施した非耐熱短繊維ランダムウエ
ブにて形成した非耐熱短繊維ランダムウエブ層
4,4を重合すると共に長繊維層9と非耐熱短繊
維ランダムウエブ4,4とをニードルパンチによ
つて一体的に接合して形成したものである。
《実施例》 以下図面についてこの考案の実施例を説明する
と、3はガラス繊維などの耐熱性繊維で形成した
耐熱芯部である。
又5は燃料吸上芯部であり、燃料の吸上特性が
良い材料で軸方向に空洞部1を有すると共に予め
親油撥水処理を施した非耐熱長繊維11の多数を
上下の同一方向に並べ接着剤を介して互いに接着
して長繊維層9を形成し、該長繊維層9の表裏両
面に燃料の吸上特性が良い材料で軸方向に空洞部
1を有すると共に予め親油撥水処理を施した非耐
熱短繊維ランダムウエブにて形成した非耐熱短繊
維ランダムウエブ層4,4を重合すると共に長繊
維層9と非耐熱短繊維ランダムウエブ層4,4と
をニードルパンチによつて一体的に接合して形成
しあものである。
又8は耐熱芯部3の下端縁6と燃料吸上芯部5
の上端縁7とを縫合糸2を介して接合した接合部
であり、10は接合部8を被覆した補強テープで
ある。
又空洞部1を有する非耐熱長繊維11及び非耐
熱短繊維ランダムウエブはレーヨン、ナイロン、
ポリエステル、キユプラ、アセテート、アクリル
等の素材で形成し、紡糸口金(図示せず)の孔の
形成状を変えることによつて第3図に図示したよ
うに非耐熱長繊維11、非耐熱短繊維ランダムウ
エブの断面形状及び空洞部1の断面形状を変える
ことができるものである。
《考案の作用効果》 この考案によれば次のような作用効果が得られ
るものである。
燃料吸上芯部5の上端縁7と耐熱芯部3の下
端縁6とを接合して接合部8を形成し、耐熱芯
部3を設けたので燃焼により焼損を防止して長
期の使用に耐えるものである。
燃料吸上芯部5の表裏に非耐熱短繊維ランダ
ムウエブ層4,4を設けた不織生地を備えたか
ら裁断切口のホツレが発生せず、打抜き等で裁
断することが可能であり寸法にバラツキがなく
均一に製し得る。
燃料吸上芯部5は非耐熱短繊維ランダムウエ
ブがランダムに絡み合つているから芯保持筒の
爪が非耐熱短繊維ランダムウエブを傷めること
なく的確に係止されるので使用中の寸法狂いが
発生せず芯の昇降操作を円滑に行うことができ
る。
燃料吸上芯部5に設けた長繊維層9は非耐熱
長繊維11の多数を上下の同一方向に並べ接着
剤を介して互いに接着して形成したので従来品
のように繊維を引き揃えて、撚りをかけた糸で
形成したものに比し、毛細管が従来品より多数
通つたと同じ効果が得られると共に更に長繊維
層9を形成した非耐熱長繊維11には軸方向に
空洞部1を有し、この空洞部1で毛細管現象が
助長され、高い燃料吸上速度を有することによ
つて、高カロリー燃焼の高い発熱量を発生せし
めることを可能とし、更に燃料の吸上特性が良
い材料で軸方向に空洞部1を有すると共に予め
親油撥水処理を施した非耐熱短繊維ランダムウ
エブにて形成した非耐熱短繊維ランダムウエブ
層4,4は従来の非耐熱短繊維ランダムウエブ
層より燃料吸上距離が長くなると共に、燃料保
有量が著しく増大するので、燃料の吸上特性が
良い材料で軸方向に空洞部1を有する非耐熱長
繊維11からなる長繊維層9の燃料吸上距離を
さらに一層が長くすることができ、ベースタン
ク式燃焼器具に於いて燃料タンク内の燃料の液
面と燃焼部までの高さを大きく採ることを可能
とするから燃料タンク内の液体燃料が高温度に
加熱される危険を回避できると共に、ベースタ
ンクを深くすることができるから多量の燃料を
収容でき、途中燃料の追加を行うことなく長時
間燃焼が行えて使用に便利な燃焼器具を提供す
ることができるものである。
燃料タンクを下部に設けたベースタンク式燃
焼器具は燃焼時間が長くなるに従つて燃料タン
ク内の燃料液面が低下するものであるが燃料液
面が低下しても燃料の吸い上げが低下しないの
で、火力が弱くなることがない。
多数の燃料の吸上特性が良い非耐熱長繊維1
1から成る長繊維層9の燃料吸上げを平均して
容易にするものであるが、繊維相互の交錯が少
ないため容易に裂ける問題がある。ところで長
繊維層9の両面には非耐熱短繊維ランダムウエ
ブ層4,4を重合しニードルパンチによつて一
体的に形成したことで強靱となり、第5図、第
6図に図示した従来の燃焼器具用芯のように厚
みが一定しない等の寸法のバラツキが生ぜず、
又使用中の寸法変化によるトラブルをなくすこ
とができる。
長繊維層9を形成した非耐熱長繊維11及び
非耐熱短繊維ランダムウエブ層4を形成した非
耐熱短繊維ランダムウエブには予め親油撥水処
理を施したことによつて完成品に撥水処理を施
す場合のように表面のみにて内部まで浸透しな
い処理むらを防止し、均一な吸上げが得られ、
長期変化なく使用できる製品が得られ、更に燃
料吸上芯部5の上端縁7と耐熱芯部3の下端縁
6とを接合して接合部8を設け空洞部1が耐熱
芯部3の上端まで形成されていないことと相俟
つて水の吸上げによる煤の発生を防止して円滑
な燃焼を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠側面図、第2図は第1図に於
ける一部切欠縦断面図、第3図は非耐熱長繊維の
実施例を示した拡大断面図、第4図は一部切欠斜
視図、第5図は従来品の説明図、第6図は第5図
に於けるA−A一部拡大断面図、第7図乃至第1
0図は従来品の説明図である。 1……空洞部、2……縫合糸、3……耐熱芯
部、4……非耐熱短繊維ランダムウエブ層、5…
…燃料吸上芯部、6……下端縁、7……上端縁、
8……接合部、9……長繊維層、10……補強テ
ープ、11……非耐熱長繊維。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱芯部3の下端縁6と燃料吸上芯部5の上端
    縁7とを接合して接合部8を形成した燃焼器具用
    芯に於いて、耐熱芯部3は、ガラス繊維などの耐
    熱性繊維にて形成し、更に燃料吸上芯部5は、燃
    料の吸上特性が良い材料で軸方向に空洞部1を有
    すると共に予め親油撥水処理を施した非耐熱長繊
    維11の多数を上下の同一方向に並べ接着剤を介
    して互いに接着して長繊維層9を形成し、該長繊
    維層9の表裏両面に燃料の吸上特性が良い材料で
    軸方向に空洞部1を有すると共に予め親油撥水処
    理を施した非耐熱短繊維ランダムウエブにて形成
    した非耐熱短繊維ランダムウエブ層4,4を重合
    すると共に長繊維層9と非耐熱短繊維ランダムウ
    エブ4,4とをニードルパンチによつて一体的に
    接合して形成したことを特徴とする燃焼器具用
    芯。
JP14998283U 1983-09-28 1983-09-28 燃焼器具用芯 Granted JPS6060512U (ja)

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JP14998283U JPS6060512U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 燃焼器具用芯

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JP14998283U JPS6060512U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 燃焼器具用芯

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Publication Number Publication Date
JPS6060512U JPS6060512U (ja) 1985-04-26
JPH0419295Y2 true JPH0419295Y2 (ja) 1992-04-30

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118219Y2 (ja) * 1971-07-13 1976-05-15
JPS4936170A (ja) * 1972-08-05 1974-04-03

Also Published As

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JPS6060512U (ja) 1985-04-26

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