JPS6220218B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220218B2 JPS6220218B2 JP56082470A JP8247081A JPS6220218B2 JP S6220218 B2 JPS6220218 B2 JP S6220218B2 JP 56082470 A JP56082470 A JP 56082470A JP 8247081 A JP8247081 A JP 8247081A JP S6220218 B2 JPS6220218 B2 JP S6220218B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foaming
- layer
- resin layer
- synthetic resin
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は発泡抑制剤を使用して発泡凹凸模様を
現出する。いわゆるケミカルエンボス法に関する
ものであり、更に本発明は省材料という時代の要
請にも答えられ、しかも従来の発泡倍率の観念に
よつては信じられない程の極端に大きな凹凸差を
具備せしめた谷染模様を有する発泡装飾材の製造
方法に関するものである。
現出する。いわゆるケミカルエンボス法に関する
ものであり、更に本発明は省材料という時代の要
請にも答えられ、しかも従来の発泡倍率の観念に
よつては信じられない程の極端に大きな凹凸差を
具備せしめた谷染模様を有する発泡装飾材の製造
方法に関するものである。
従来、発泡製品である装飾材を得るには発泡表
面が荒れる一歩手前の発泡倍率まで発泡させ可及
的にきわだつた立体感、ボリユーム感を出すよう
に行なわれていた。
面が荒れる一歩手前の発泡倍率まで発泡させ可及
的にきわだつた立体感、ボリユーム感を出すよう
に行なわれていた。
しかも本発明の様に発泡抑制剤を使用する方法
としては、特公昭47−27994号等に示されている
様に多数考案されているが、これら従来方法にお
いて更に顕著な立体感を増大したい場合には発泡
剤含有の合成樹脂層の膜厚を厚くしていく他なか
つた。
としては、特公昭47−27994号等に示されている
様に多数考案されているが、これら従来方法にお
いて更に顕著な立体感を増大したい場合には発泡
剤含有の合成樹脂層の膜厚を厚くしていく他なか
つた。
しかし、使用する合成樹脂量を増すということ
は製品重量を増すことであり、もしこれを壁装材
として使用する場合には建設省が制定している、
法定防火壁装材“壁紙”として認定条件の一つと
なつている重量制限を超過してしまうほかコスト
アツプにもなるし省資源、省材料、省エネルギー
という観点からも決して好ましい解決策とはいえ
なかつた。
は製品重量を増すことであり、もしこれを壁装材
として使用する場合には建設省が制定している、
法定防火壁装材“壁紙”として認定条件の一つと
なつている重量制限を超過してしまうほかコスト
アツプにもなるし省資源、省材料、省エネルギー
という観点からも決して好ましい解決策とはいえ
なかつた。
しかも発泡剤含有の合成樹脂層の膜厚を増加し
ていくと、その表面に印刷された発泡抑制剤の抑
制効果が充分に発揮されず結果的には大きな発泡
凹凸段差が得られなかつた。
ていくと、その表面に印刷された発泡抑制剤の抑
制効果が充分に発揮されず結果的には大きな発泡
凹凸段差が得られなかつた。
ところで、顕著な凹凸段差が得られる発泡体の
構造はどうあるべきかについて考察してみると、
その表層を形成する発泡層はたとえ通常の発泡倍
率であつても、その表層の発泡層は高さ方向に大
きな空洞状芯部分の介在によつて上方に向けて盛
り上げられている構造こそ望ましい態様であると
いえる。
構造はどうあるべきかについて考察してみると、
その表層を形成する発泡層はたとえ通常の発泡倍
率であつても、その表層の発泡層は高さ方向に大
きな空洞状芯部分の介在によつて上方に向けて盛
り上げられている構造こそ望ましい態様であると
いえる。
そこで、本発明者は如何にして前記した高さ方
向に大きな空洞状芯部分を介在させるかについて
鋭意研究を重ねて来た結果、従来公知の分解性発
泡剤の属性と発泡抑制剤とを巧みに組合せること
によつて解決できることがわかり遂に本発明の完
成を見ることができた。
向に大きな空洞状芯部分を介在させるかについて
鋭意研究を重ねて来た結果、従来公知の分解性発
泡剤の属性と発泡抑制剤とを巧みに組合せること
によつて解決できることがわかり遂に本発明の完
成を見ることができた。
本発明を詳述すると次の通りである。
発泡剤を使用する発泡法では、発泡剤として分
解性発泡剤が広く使われており、その分解性発泡
剤としてはアゾ化合物、スルホヒドラジド化合
物、ニトロソ化合物、アジド化合物といつた有機
発泡剤のほか、無機発泡剤があつてそれぞれ分解
温度やガス発生量を異にしていることはよく知ら
れている。
解性発泡剤が広く使われており、その分解性発泡
剤としてはアゾ化合物、スルホヒドラジド化合
物、ニトロソ化合物、アジド化合物といつた有機
発泡剤のほか、無機発泡剤があつてそれぞれ分解
温度やガス発生量を異にしていることはよく知ら
れている。
一般に分解温度は樹脂あるいは、その原料、可
塑剤、溶剤、安定剤、酸、塩基などと混合した場
合や、特に発泡剤が配合剤に溶解した場合に大き
く変わるものであるが、例えばアゾジカルボンア
ミド(ADCA)系では約200℃であるのに対し
て、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド
(OBSH)系では約130℃であるといつた様に比較
的大きな分解温度を示す二種類の分解性発泡剤を
選択することは容易である。
塑剤、溶剤、安定剤、酸、塩基などと混合した場
合や、特に発泡剤が配合剤に溶解した場合に大き
く変わるものであるが、例えばアゾジカルボンア
ミド(ADCA)系では約200℃であるのに対し
て、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド
(OBSH)系では約130℃であるといつた様に比較
的大きな分解温度を示す二種類の分解性発泡剤を
選択することは容易である。
そこで本発明は第1−A図に示す様に、基材1
面に所望の模様状に第1の発泡剤含有の合成樹脂
層2を例えば印刷塗布によつて形成し、これを前
記発泡剤の分解温度よりも高い分解温度をもつた
第2の発泡剤含有の第2の合成樹脂層3で被覆し
たものを得て、次にこれを第1−B図に示す様
に、第1の発泡剤含有の合成樹脂層2が形成され
ていない基材面に直接積層されている第2の発泡
剤含有の合成樹脂層3部分の表面にのみ発泡抑制
剤入り着色または無着色バインダー4を印刷した
ものを得る。4は前記発泡抑制剤入り着色または
無着色バインダー印刷部分を示す。
面に所望の模様状に第1の発泡剤含有の合成樹脂
層2を例えば印刷塗布によつて形成し、これを前
記発泡剤の分解温度よりも高い分解温度をもつた
第2の発泡剤含有の第2の合成樹脂層3で被覆し
たものを得て、次にこれを第1−B図に示す様
に、第1の発泡剤含有の合成樹脂層2が形成され
ていない基材面に直接積層されている第2の発泡
剤含有の合成樹脂層3部分の表面にのみ発泡抑制
剤入り着色または無着色バインダー4を印刷した
ものを得る。4は前記発泡抑制剤入り着色または
無着色バインダー印刷部分を示す。
次いで、第1−B図の状態のものを加熱発泡処
理するものとした。然るときの第1の層2と第2
の層3の樹脂層の発泡は、その初期段階を示す第
1−C図、中間の段階を示す第1−D図、および
終期段階を示す第1−E図の状態を経て完結に至
り、結局、第2の樹脂の発泡層である表層を第2
の樹脂層3の未だ密閉性を保持した状態下で第1
の樹脂層2が発泡した痕跡である空洞状芯部分5
により膨出させ、しかも発泡抑制剤入り着色また
は無着色バインダーが表面に施こされている部分
の第2の樹脂層3部分は発泡抑制剤の効果により
ほとんど発泡させないで谷染模様を有する発泡凹
凸模様を創成するものである。
理するものとした。然るときの第1の層2と第2
の層3の樹脂層の発泡は、その初期段階を示す第
1−C図、中間の段階を示す第1−D図、および
終期段階を示す第1−E図の状態を経て完結に至
り、結局、第2の樹脂の発泡層である表層を第2
の樹脂層3の未だ密閉性を保持した状態下で第1
の樹脂層2が発泡した痕跡である空洞状芯部分5
により膨出させ、しかも発泡抑制剤入り着色また
は無着色バインダーが表面に施こされている部分
の第2の樹脂層3部分は発泡抑制剤の効果により
ほとんど発泡させないで谷染模様を有する発泡凹
凸模様を創成するものである。
尚、第1−B図に示す状態のものを得るために
は、第1の発泡剤含有の合成樹脂層2を印刷塗布
する際に該合成樹脂層2をあらかじめ薄く着色し
ておきしかも基材面の両端に柄合せ用のしるしを
一緒に印刷塗布しておき、その柄合せ用のしるし
は第2の発泡剤含有の合成樹脂層3の塗布の際、
被覆されないようにしておき、当該柄合せ用のし
るしに合わせて発泡抑制剤入り着色または無着色
バインダーを印刷するようにすれば、第1の発泡
剤含有の合成樹脂層2を被覆する第2の層3の表
面部分に発泡抑制剤が印刷されることはなく、第
2の発泡剤含有の合成樹脂層2により形成される
空洞状芯部分5の成長を発泡抑制剤がさまたげる
ことはない。
は、第1の発泡剤含有の合成樹脂層2を印刷塗布
する際に該合成樹脂層2をあらかじめ薄く着色し
ておきしかも基材面の両端に柄合せ用のしるしを
一緒に印刷塗布しておき、その柄合せ用のしるし
は第2の発泡剤含有の合成樹脂層3の塗布の際、
被覆されないようにしておき、当該柄合せ用のし
るしに合わせて発泡抑制剤入り着色または無着色
バインダーを印刷するようにすれば、第1の発泡
剤含有の合成樹脂層2を被覆する第2の層3の表
面部分に発泡抑制剤が印刷されることはなく、第
2の発泡剤含有の合成樹脂層2により形成される
空洞状芯部分5の成長を発泡抑制剤がさまたげる
ことはない。
次に空洞状芯部分5を形成するステツプを具体
的に説明すると以下のとおりである。
的に説明すると以下のとおりである。
第1−C図の発泡初期段階では、第1の層2内
の発泡剤は既に分解を開始して分解ガスを発生し
始めておるのにこれを覆う第2の層3内の発泡剤
は未だ分解する迄にはなつておらず、密閉膜の状
態がそのまま維持されておるから第1の層2から
の分解ガスは外部に逃げることができず第2の層
3を上方に押し上げてふくらんで行かざるを得な
い。
の発泡剤は既に分解を開始して分解ガスを発生し
始めておるのにこれを覆う第2の層3内の発泡剤
は未だ分解する迄にはなつておらず、密閉膜の状
態がそのまま維持されておるから第1の層2から
の分解ガスは外部に逃げることができず第2の層
3を上方に押し上げてふくらんで行かざるを得な
い。
この過程では第1の層2内には微小なセルが散
在しているが、発泡が進むに従つて微小セルは大
きく成長し更には隣のセル同志がつながつて第1
−D図に見るような複数の粗大セルの集合へと変
つていく。
在しているが、発泡が進むに従つて微小セルは大
きく成長し更には隣のセル同志がつながつて第1
−D図に見るような複数の粗大セルの集合へと変
つていく。
第1−D図の状態ともなると、発泡抑制剤入り
バインダー4が印刷されている第2の層3部分は
発泡抑制剤の効果により発泡しないが、第1の層
2を覆う部分の第2の層3の発泡は徐々に始まつ
ているが、第1の層2からの分解ガスが自由に逃
げられる迄にはなつていないので前記した押し上
げは益々成長する。
バインダー4が印刷されている第2の層3部分は
発泡抑制剤の効果により発泡しないが、第1の層
2を覆う部分の第2の層3の発泡は徐々に始まつ
ているが、第1の層2からの分解ガスが自由に逃
げられる迄にはなつていないので前記した押し上
げは益々成長する。
そして複数の粗大セルがついには一つの大きな
気泡となり空洞状芯部分5を形成する第1−E図
の発泡終期段階では、発泡抑制剤入り印刷インキ
4が表面に印刷されている部分の第2の層3はほ
とんど発泡しないままであるが、第1の層2を覆
う部分の第2の層3は適度の発泡倍率をもつて発
泡し、表面は荒れることなく良好な表面状態をも
つた発泡体となり、しかも第2の層3の発泡部分
は適度な弾性を有するため、かなり大きな空洞状
芯部分5が形成されても、該空洞状芯部分5がつ
ぶされることなく保持されることになる。
気泡となり空洞状芯部分5を形成する第1−E図
の発泡終期段階では、発泡抑制剤入り印刷インキ
4が表面に印刷されている部分の第2の層3はほ
とんど発泡しないままであるが、第1の層2を覆
う部分の第2の層3は適度の発泡倍率をもつて発
泡し、表面は荒れることなく良好な表面状態をも
つた発泡体となり、しかも第2の層3の発泡部分
は適度な弾性を有するため、かなり大きな空洞状
芯部分5が形成されても、該空洞状芯部分5がつ
ぶされることなく保持されることになる。
尚、バインダーに混入する発泡抑制剤の濃度、
付着量等および加熱条件等により第1−E図の段
階ともなると発泡抑制剤入りバインダー4が印刷
されている部分の第2の層3が場合によつては若
干発泡する場合もあるが、凹凸段差を小さくする
ほどの影響は与えないし、第1の層2を被覆する
第2の層3の表面部分には発泡抑制剤入りバイン
ダー4を印刷しないようにしてあるので、発泡抑
制剤により空洞状芯部分5の形成が阻害されるよ
うなことはない事は前述した通りである。
付着量等および加熱条件等により第1−E図の段
階ともなると発泡抑制剤入りバインダー4が印刷
されている部分の第2の層3が場合によつては若
干発泡する場合もあるが、凹凸段差を小さくする
ほどの影響は与えないし、第1の層2を被覆する
第2の層3の表面部分には発泡抑制剤入りバイン
ダー4を印刷しないようにしてあるので、発泡抑
制剤により空洞状芯部分5の形成が阻害されるよ
うなことはない事は前述した通りである。
膨出効果を飛躍的に増大さすことになる空洞状
芯部分5の大きさは第1の層2に含有させた発泡
剤からの分解ガス量に左右されるから、その発泡
剤の量については所望する空洞状芯部分5の大き
さとの関連において適宜定めればよい。また第1
と第2の発泡剤の分解温度の差が少ないと両樹脂
の発泡状態のズレが余りなく内側の第1の発泡剤
分解ガスが内部に保持できずに、た易く外部へ逃
げてしまつて空洞状芯部分5による膨出効果に多
くを期待できなくなつてしまうから、両分解温度
は適宜の差を与えるべきで、その差は少なくとも
30℃以上であることが望ましい。
芯部分5の大きさは第1の層2に含有させた発泡
剤からの分解ガス量に左右されるから、その発泡
剤の量については所望する空洞状芯部分5の大き
さとの関連において適宜定めればよい。また第1
と第2の発泡剤の分解温度の差が少ないと両樹脂
の発泡状態のズレが余りなく内側の第1の発泡剤
分解ガスが内部に保持できずに、た易く外部へ逃
げてしまつて空洞状芯部分5による膨出効果に多
くを期待できなくなつてしまうから、両分解温度
は適宜の差を与えるべきで、その差は少なくとも
30℃以上であることが望ましい。
尚、第1の樹脂はスクリーン印刷機、ロータリ
ースクリーン機、グラビア印刷機等の印刷塗布機
で、また第2の樹脂はナイフコーター、ロールコ
ーター等の塗布機で塗布できるほか、第2の発泡
剤含有合成樹脂をシート状となしこれを第1の樹
脂層2が模様状に形成されている基材1の上に貼
合せるようにしてもよい。
ースクリーン機、グラビア印刷機等の印刷塗布機
で、また第2の樹脂はナイフコーター、ロールコ
ーター等の塗布機で塗布できるほか、第2の発泡
剤含有合成樹脂をシート状となしこれを第1の樹
脂層2が模様状に形成されている基材1の上に貼
合せるようにしてもよい。
また、発泡抑制剤入りバインダーの印刷は公知
の印刷方法で印刷できるが、前述した様に第1の
層2部分と柄合せをして印刷し、第1の層2によ
り形成される空洞状芯部分5の成長を阻害しない
ようにすることが肝要である。
の印刷方法で印刷できるが、前述した様に第1の
層2部分と柄合せをして印刷し、第1の層2によ
り形成される空洞状芯部分5の成長を阻害しない
ようにすることが肝要である。
また、発泡抑制剤を混入するバインダーは通常
は所望の色に着色されているが場合によつては透
明無着色のバインダー中に発泡抑制剤を入れたも
のを使用しても何ら差支えない。
は所望の色に着色されているが場合によつては透
明無着色のバインダー中に発泡抑制剤を入れたも
のを使用しても何ら差支えない。
また、本発明の方法による場合、第2の層3に
発泡抑制剤入りバインダー4を印刷した後、更に
その上に公知の方法で透明保護被膜を積層してか
ら加熱発泡させることもできる。この様に透明保
護被膜を設けたものは壁装材としての用途の他床
材として使用することもできる。
発泡抑制剤入りバインダー4を印刷した後、更に
その上に公知の方法で透明保護被膜を積層してか
ら加熱発泡させることもできる。この様に透明保
護被膜を設けたものは壁装材としての用途の他床
材として使用することもできる。
本発明において発泡抑制剤と称するものは発泡
剤含有合成樹脂にあらかじめ混入されている発泡
促進作用をもつ安定剤の働きをさまたげる効果を
もつものであり、例えば発泡剤の分解温度を低下
させる発泡促進安定剤として有機亜鉛化合物を使
用した場合の抑制剤はベンゾトリアゾールであ
る。
剤含有合成樹脂にあらかじめ混入されている発泡
促進作用をもつ安定剤の働きをさまたげる効果を
もつものであり、例えば発泡剤の分解温度を低下
させる発泡促進安定剤として有機亜鉛化合物を使
用した場合の抑制剤はベンゾトリアゾールであ
る。
このベンゾトリアゾールは有機亜鉛化合物の効
果をおさえるため、発泡剤の分解温度が実質上高
くなる。
果をおさえるため、発泡剤の分解温度が実質上高
くなる。
また、この場合、発泡剤の分解温度は発泡抑制
剤と発泡促進安定剤との割合によつて左右される
が、発泡処理の条件をコントロールすることによ
り、発泡抑制剤入り印刷インキが表面に印刷され
ている部分の樹脂層をほとんど発泡させない状態
のまま維持することもできる。
剤と発泡促進安定剤との割合によつて左右される
が、発泡処理の条件をコントロールすることによ
り、発泡抑制剤入り印刷インキが表面に印刷され
ている部分の樹脂層をほとんど発泡させない状態
のまま維持することもできる。
尚、発泡抑制剤と発泡促進安定剤の組合せは種
種あり前記した特公昭47−27994号等に示されて
いる通りである。
種あり前記した特公昭47−27994号等に示されて
いる通りである。
以上の説明から明らかなように本発明方法は、
表層の発泡層を形成するための第2の発泡剤含有
の合成樹脂層3でもつて被覆されている第1の発
泡剤含有の合成樹脂層2は発泡剤分解温度の違い
から、第2の層3の未だ密閉性を保持した状態下
で発泡し、微小セルから粗大セル、粗大セルから
単一の空洞状芯部分5となるまで積極的に膨張さ
せ、第1の層2を被覆している部分の第2の層3
が表層の発泡層を形成するときには、その空洞状
芯部分5の介在によつて膨出させられ、しかも基
材に直接積層されている第2の層3の表面には発
泡抑制剤入りバインダーが印刷されているため、
該第2の層3部分はほとんど発泡することなく凹
部を形成するので、樹脂量を増さずに通常の発泡
体の2〜3倍にも当る極端に大きな凹凸段差をも
つた発泡装飾材が得られ、しかも、発泡抑制剤入
り着色バインダーを用いれば、着色部分が凹部に
なり、いわゆる谷染模様をもつた発泡装飾材が得
られる点で甚だ優れている。
表層の発泡層を形成するための第2の発泡剤含有
の合成樹脂層3でもつて被覆されている第1の発
泡剤含有の合成樹脂層2は発泡剤分解温度の違い
から、第2の層3の未だ密閉性を保持した状態下
で発泡し、微小セルから粗大セル、粗大セルから
単一の空洞状芯部分5となるまで積極的に膨張さ
せ、第1の層2を被覆している部分の第2の層3
が表層の発泡層を形成するときには、その空洞状
芯部分5の介在によつて膨出させられ、しかも基
材に直接積層されている第2の層3の表面には発
泡抑制剤入りバインダーが印刷されているため、
該第2の層3部分はほとんど発泡することなく凹
部を形成するので、樹脂量を増さずに通常の発泡
体の2〜3倍にも当る極端に大きな凹凸段差をも
つた発泡装飾材が得られ、しかも、発泡抑制剤入
り着色バインダーを用いれば、着色部分が凹部に
なり、いわゆる谷染模様をもつた発泡装飾材が得
られる点で甚だ優れている。
凹凸差のボリユームが従来程度でよいならば、
本発明の方法によるときには、材料的には約半分
ぐらいで済むことになる利点を有し、従来の発泡
抑制剤を使用したいわゆるケミカルエンボス法よ
り、はるかに経済性に富み、意匠性にすぐれたも
のが得られる。
本発明の方法によるときには、材料的には約半分
ぐらいで済むことになる利点を有し、従来の発泡
抑制剤を使用したいわゆるケミカルエンボス法よ
り、はるかに経済性に富み、意匠性にすぐれたも
のが得られる。
また、得られた製品も軽量、ソフトで断熱性・
吸音性に優れ復元性、緩衝作用を具備される点で
甚だ優秀である。
吸音性に優れ復元性、緩衝作用を具備される点で
甚だ優秀である。
以下に実施例を示す。
本実施例のフローシートを第2図に示す。
まず厚さ0.15mm程度の壁紙難燃裏打紙1に配合
表Aに示す第1の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料
(発泡剤の分解温度130℃)をロータリースクリー
ン機6にて亀甲模様状に印刷塗布した。2はその
第1の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料の塗布層を
示している。該塗布層2の厚みは約0.04mm程度で
あつて、m2の該塗布量は極く微量であつた。
表Aに示す第1の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料
(発泡剤の分解温度130℃)をロータリースクリー
ン機6にて亀甲模様状に印刷塗布した。2はその
第1の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料の塗布層を
示している。該塗布層2の厚みは約0.04mm程度で
あつて、m2の該塗布量は極く微量であつた。
また、第1の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料に
は柄合せを容易にするために薄く青色に着色して
おき、ロータリースクリーン機6にて基材に印刷
塗布する際に基材の両端部分に定期的に柄合せ用
の十字印を印刷塗布しておいた。
は柄合せを容易にするために薄く青色に着色して
おき、ロータリースクリーン機6にて基材に印刷
塗布する際に基材の両端部分に定期的に柄合せ用
の十字印を印刷塗布しておいた。
塗布層2を形成した裏打紙1はつぎに120℃の
乾燥炉7内に60秒間通して乾燥ゲル化をさせてか
ら、ナイフコーター8にて配合表Bに示す第2の
発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料(発泡剤の分解温
度200℃)を全面平らに塗布した。
乾燥炉7内に60秒間通して乾燥ゲル化をさせてか
ら、ナイフコーター8にて配合表Bに示す第2の
発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料(発泡剤の分解温
度200℃)を全面平らに塗布した。
3はその第2の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料
の塗布層を示している。
の塗布層を示している。
該塗布層3の厚みは約0.15mmといつた通常の塗
布層厚さとした。このようにして塗布層2の上に
塗布層3を形成した裏打紙1は、120℃の乾燥炉
9内に90秒間通して乾燥ゲル化を行なつた。
布層厚さとした。このようにして塗布層2の上に
塗布層3を形成した裏打紙1は、120℃の乾燥炉
9内に90秒間通して乾燥ゲル化を行なつた。
尚、塗布層3を積層する際に、基材の両端表面
に定期的に第1の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料
により印刷されている柄合せ用の十字印部分は塗
布層3によつて被覆されないようにしておいた。
に定期的に第1の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料
により印刷されている柄合せ用の十字印部分は塗
布層3によつて被覆されないようにしておいた。
次いでこれをグラビア印刷機10にて、前述し
た柄合せ用の十字印を利用して第1の塗布層2が
形成されていない基材に直接積層している第2の
塗布層3の表面に緑色に着色された発泡抑制剤入
り印刷インキをやはり亀甲模様状に印刷し、つい
でこれを乾燥炉11にて印刷インキを乾燥させ
た。
た柄合せ用の十字印を利用して第1の塗布層2が
形成されていない基材に直接積層している第2の
塗布層3の表面に緑色に着色された発泡抑制剤入
り印刷インキをやはり亀甲模様状に印刷し、つい
でこれを乾燥炉11にて印刷インキを乾燥させ
た。
このように塗布層2の上に塗布層3を形成し、
更に塗布層3の上に発泡抑制剤入り印刷インキを
印刷した裏打紙1を常法に従いツヤ消し表面処理
を施してから、発泡炉12にて220℃60秒間通し
て第1および第2の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗
料を発泡させ、次いで冷却装置13にて冷却して
製品を得た。
更に塗布層3の上に発泡抑制剤入り印刷インキを
印刷した裏打紙1を常法に従いツヤ消し表面処理
を施してから、発泡炉12にて220℃60秒間通し
て第1および第2の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗
料を発泡させ、次いで冷却装置13にて冷却して
製品を得た。
できた製品は亀甲模様が非常に立体的に浮き出
していてその高さは約4mm程度であつた。
していてその高さは約4mm程度であつた。
しかも凹部は印刷インキにより緑色に着色され
ており凹凸と着色部分が同調した谷染模様を有し
ていた。
ており凹凸と着色部分が同調した谷染模様を有し
ていた。
切断端面から発泡抑制剤入り印刷インキが表面
に印刷されている第2の層3はほとんど発泡して
おらず、他の部分は空洞状芯部分が形成され、こ
れにより盛り上がつていることが明らかに確認で
き、両者相まつて凹凸段差をきわだたせているこ
とがわかつた。
に印刷されている第2の層3はほとんど発泡して
おらず、他の部分は空洞状芯部分が形成され、こ
れにより盛り上がつていることが明らかに確認で
き、両者相まつて凹凸段差をきわだたせているこ
とがわかつた。
尚、本実施例で用いた発泡抑制剤はベンゾトリ
アゾールであつた。また印刷インキに混入させる
発泡抑制剤の量は5〜25%(重量比)が好ましい
ようである。
アゾールであつた。また印刷インキに混入させる
発泡抑制剤の量は5〜25%(重量比)が好ましい
ようである。
配 合 表 A(部は重量部)
PVC 100部
DOP 70
安定剤(Ba−Zn系) 3
発泡剤(OBSH系) 20
発泡助剤 1
配 合 表 B(部は重量部)
PVC 100部
DOP 28
難燃性可塑剤 20
エポキシ系可塑剤 2
安定剤(Ba−Zn系) 3部
発泡剤(ADCA系) 5
発泡促進剤(有機亜鉛化合物) 1.5
充填剤 50
顔料(TiO2) 20
第1−A図から第1−E図までは、本発明の方
法の発泡前から発泡後までの説明図、第2図は製
造のプロセスを示すフローシートである。 1:基材、2,3:発泡剤含有合成樹脂層、
4:発泡抑制剤を含有するバインダー印刷部分、
5:空洞状芯部分。
法の発泡前から発泡後までの説明図、第2図は製
造のプロセスを示すフローシートである。 1:基材、2,3:発泡剤含有合成樹脂層、
4:発泡抑制剤を含有するバインダー印刷部分、
5:空洞状芯部分。
Claims (1)
- 1 基材面に模様状に形成した第1の発泡剤含有
の合成樹脂層を前記発泡剤の分解温度よりも高い
分解温度をもつた第2の発泡剤含有の合成樹脂層
で被覆し、ついで前記第1の発泡剤含有の合成樹
脂層が形成されていない部分の基材面に直接被覆
している第2の発泡剤含有の合成樹脂層部分の表
面に発泡抑制剤入り着色または無着色バインダー
を印刷し、ついでこれを加熱発泡し、該第2の発
泡剤含有の合成樹脂層の発泡層である表層を第2
の樹脂層の未だ密閉性を保持した状態下で第1の
樹脂層が発泡した痕跡である空洞状芯部分により
膨出させ、発泡抑制剤入り着色または無着色バイ
ンダー印刷部分の第2の樹脂層は発泡させず凹部
分を形成させることを特徴とする発泡装飾剤の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56082470A JPS57199632A (en) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | Manufacture of foamed decorative material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56082470A JPS57199632A (en) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | Manufacture of foamed decorative material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57199632A JPS57199632A (en) | 1982-12-07 |
| JPS6220218B2 true JPS6220218B2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=13775388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56082470A Granted JPS57199632A (en) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | Manufacture of foamed decorative material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57199632A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60172539A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-06 | 凸版印刷株式会社 | 発泡化粧材およびその製造方法 |
-
1981
- 1981-06-01 JP JP56082470A patent/JPS57199632A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57199632A (en) | 1982-12-07 |
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