JPH0412263B2 - - Google Patents
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- JPH0412263B2 JPH0412263B2 JP9755084A JP9755084A JPH0412263B2 JP H0412263 B2 JPH0412263 B2 JP H0412263B2 JP 9755084 A JP9755084 A JP 9755084A JP 9755084 A JP9755084 A JP 9755084A JP H0412263 B2 JPH0412263 B2 JP H0412263B2
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Description
本発明は特定のベンズアニリド誘導体及びその
ベンズアニリド誘導体を含有する除草剤に関する
ものである。 本発明者らは、各種の化合物について除草活性
を検討していたところ、特定のベンズアニリド誘
導体の特異な作用を見い出し、本発明を完成させ
るに至つた。 すなわち、本発明における第一の発明は、次に
示すベンズアニリド誘導体であり、第二の発明
は、そのベンズアニリド誘導体を有効成分とする
除草剤である。 一般式 (式中、Xは水素原子、塩素原子、メチル基、
メトキシ基を示し、nは1〜3の整数を示す。) 次に、本発明に係るベンズアニリド誘導体の代
表的なものを第1表に示す。
ベンズアニリド誘導体を含有する除草剤に関する
ものである。 本発明者らは、各種の化合物について除草活性
を検討していたところ、特定のベンズアニリド誘
導体の特異な作用を見い出し、本発明を完成させ
るに至つた。 すなわち、本発明における第一の発明は、次に
示すベンズアニリド誘導体であり、第二の発明
は、そのベンズアニリド誘導体を有効成分とする
除草剤である。 一般式 (式中、Xは水素原子、塩素原子、メチル基、
メトキシ基を示し、nは1〜3の整数を示す。) 次に、本発明に係るベンズアニリド誘導体の代
表的なものを第1表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
本発明の化合物は、o−クロルアニリンと無水
トリフルオロメタンスルホン酸、又はトリフルオ
ロメタンスルホン酸ハライドとを、トリエチルア
ミン及びピリジンのような有機塩基性物質、又は
NaHCO3及びNa2CO3のような無機塩基性物質の
存在下において、トルエン、ヘキサン、ジクロル
メタン、クロロホルムのような不活性有機溶媒中
で反応させることにより、o−クロルトリフルオ
ロメタンスルホンアニリドを合成し、得られたo
−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリドと
各種の置換ベンゾイルクロライドを、トリエチル
アミン及びピリジンのような有機塩基性物質の存
在下において、アセトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのような不活性有機溶媒中で反応させる
ことにより、目的とする各種の2′−クロル−N−
トリフルオロメタンスルホニルベンズアニリド誘
導体を得ることができる。又、o−クロルトリフ
ルオロメタンスルホンアニリドに、上記のような
不活性有機溶媒中で、水素化ナトリウム又はナト
リウムエトキサイドのような塩基性物質を加えた
後に、各種の置換ベンゾイルクロライドを反応さ
せることにより、目的とする各種の2′−クロル−
N−トリフルオロメタンスルホニルベンズアニリ
ド誘導体を得ることができる。あるいは、o−ク
ロルトリフルオロメタンスルホンアニリドに、化
学当量のNaOH又はKOHを溶解した水溶液を加
えて、この水溶液の水分を完全に蒸発乾固して、
o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリド
のナトリウム塩、又はカリウム塩を得て、これら
を、上記のような不活性有機溶媒中で、各種の置
換ベンゾイルクロライドと反応させることによ
り、目的とする各種の2′−クロル−N−トリフル
オロメタンスルホニルベンズアニリド誘導体を得
ることができる。 次にその代表的な合成例を示す。 合成例1 (o−クロルトリフルオロメタンスル
ホンアニリドの合成) o−クロルアニリン22.61gとトリエチルアミ
ン20.00gを400mlのジクロルメタンに溶解し、こ
の溶液を5℃以下に氷冷しながら、上記溶液中
に、無水トリフルオロメタンスルホン酸50.00g
を100mlのジクロルメタンに溶解させた均一溶液
を少しずつ滴下していつた。滴下終了後は反応液
を加熱して、ジクロルメタン還流下、3時間加熱
撹拌を行なつて反応を終了させた。反応終了後、
反応液を200mlの水で洗浄し、次に、5%NaOH
水200ml×3回の抽出を行なつて、NaOH水層部
にHClを加えて中和酸性にし、この水溶液をジク
ロルメタン200ml×3回で抽出し、ジクロルメタ
ン層を、無水硫酸マグネシウムで脱水した後に、
ロータリーエバポレーターで溶剤回収を行なう
と、蒸発残渣として目的物のo−クロルトリフル
オロメタンスルホンアニリド33.7gを得た。収率
73.2%、融点75〜77℃であつた。 合成例2 (第1表No.1の化合物の合成) 60%油性水素化ナトリウム0.28gを10mlの乾燥
ジオキサン中に加えた後に、o−クロルトリフル
オロメタンスルホンアニリド1.80gを加えた。こ
の溶液を、室温で約5分間ほど撹拌した後に、こ
の溶液中に、o−クロルベンゾイルクロライド
1.20gを10mlの乾燥ジオキサンに溶解した溶液
を、室温のまま、少しずつ滴下していつた。滴下
終了後、室温(18〜20℃)のまま5時間撹拌を続
けて、反応を終了させた。反応液を5%塩酸水
150ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回で抽
出し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml×2
回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、その後ロータリーエバポレー
ターで溶剤回収を行なつた。蒸発残渣に少量のn
−ヘキサンを加えて結晶化させると、目的物の
2,2′−ジクロル−N−トリフルオロメタンスル
ホニルベンズアニリド2.31gを得た。収率83.7
%、融点74〜79℃であつた。 合成例3 (第1表No.2の化合物の合成) o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ド2.00gとトリエチルアミン0.78gを15mlのアセ
トンに溶解し、室温で撹拌したまま、この溶液中
に、m−クロルベンゾイルクロライド1.30gを5
mlのアセトンに溶解した溶液を、少しずつ滴下し
ていつた。滴下終了後、室温のまま7時間撹拌を
続けて反応を終了させた。反応液を5%塩酸水
150ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回で抽
出し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml×2
回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、その後ロータリーエバポレー
ターで溶剤回収を行なつた。蒸発残渣に少量のn
−ヘキサンを加えて結晶化させると、目的物の
2′,3−ジクロル−N−トリフルオロメタンスル
ホニルベンズアニリド2.06gを得た。収率67.2
%、融点74〜78℃であつた。 合成例4 (第1表No.6の化合物の合成) o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ド1.80gとトリエチルアミン0.70gを15mlのアセ
トンに溶解し、室温で撹拌したまま、この溶液中
に、p−メチルベンゾイルクロライド1.07gを10
mlのアセトンに溶解した溶液を、少しずつ滴下し
ていつた。滴下終了後、室温のまま6時間撹拌を
続けて反応を終了させた。反応液を5%塩酸水
150ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回で抽
出し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml×2
回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、その後ロータリーエバポレー
ターで溶剤回収を行なつた。得られた蒸発残渣
を、シリカゲルカラムクロマトグラフイーによつ
て精製し、目的物の2′−クロル−4−メチル−N
−トリフルオロメタンスルホニルベンズアニリド
0.93gを得た。収率35.5%、融点79.5〜82.5℃で
あつた。 合成例5 (第1表No.10の化合物の合成) o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ド1.04gとピリジン0.40gを10mlのアセトンに溶
解し、室温で撹拌したまま、この溶液中に、3,
5−ジクロルベンゾイルクロライド0.84gを10ml
のアセトンに溶解した溶液を、少しずつ滴下して
いつた。滴下終了後、室温のまま7時間撹拌を続
けて反応を終了させた。反応液を5%塩酸水150
ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回で抽出
し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml×2
回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、その後ロータリーエバポレー
ターで溶剤回収を行なつた。蒸発残渣に少量のn
−ヘキサンを加えて結晶化させ、目的とする2′,
3,5−トリクロル−N−トリフルオロメタンス
ルホニルベンズアニリド1.30gを得た。収率75.0
%、融点116.5〜120℃であつた。 合成例6 (第1表No.13の化合物の合成) o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ドのナトリウム塩1.13gを10mlのメチルイソブチ
ルケトン中に分散させ、この分散液中に、室温で
撹拌したまま、2,6−ジメトキシベンゾイルク
ロライド0.80gを10mlのメチルイソブチルケトン
に溶解した溶液を、少しずつ滴下していつた。滴
下終了後、室温のまま5時間撹拌を続けて反応を
終了させた。反応液に150mlのジクロルメタンを
加えて、この溶液を、5%Na2CO350ml×2回、
水50ml×2回で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱
水し、その後ロータリーエバポレーターで溶剤回
収を行なつた。蒸発残渣として、目的とする2′−
クロル−2,6−ジメトキシ−N−トリフルオロ
メタンスルホニルベンズアニリド1.44gを得た。
収率84.8%、融点135〜138.5℃であつた。 合成例7 (第1表No.17の化合物の合成 o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ド1.80gとトリエチルアミン0.70gを10mlのアセ
トンに溶解し、室温で撹拌したまま、この溶液中
に、2,5−ジクロルベンゾイルクロライド1.45
gを10mlのアセトンに溶解した溶液を、少しずつ
滴下していつた。滴下終了後、室温のまま7時間
撹拌を続けて反応を終了させた。反応液を5%塩
酸水150ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回
で抽出し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml
×2回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸
ナトリウムで脱水し、ロータリーエバポレーター
で溶剤回収を行なつた。得られた蒸発残渣を、シ
リカゲルカラムクロマトグラフイ−によつて精製
し、目的とする2,2′,5−トリクロル−N−ト
リフルオロメタンスルホニルベンズアニリド1.82
gを得た。収率60.7%、融点104〜106.5℃であつ
た。 本発明化合物は、その使用目的によつてこれを
適当な液体担体(たとえば、有機溶剤等)に溶解
し、または適当な固体担体(たとえば、増量剤
等)に混合させ、その際に必要に応じて各種の補
助剤(たとえば乳化剤、安定剤、分散剤等)を適
宜添加することにより、一般農薬に使用される形
態、たとえば乳剤、水和剤、粒剤等の種々の剤型
として製剤に使用することができる。 本発明化合物は、他の除草剤の一種以上、殺虫
剤、殺菌剤、植物生長調節剤等の農薬との混合使
用はもちろん、これらとの混合製剤も可能であ
る。 本発明化合物の有効成分の含有量は、乳剤では
10〜70%、水和剤では40〜80%、粒剤では1〜10
%(いずれも重量%)が望ましい。 本発明化合物の使用量は、有効成分で25〜500
g/10aであるが、好ましくは100〜200g/10a
である。本薬量では直播水稲に対しても薬害がな
く、一年生から多年生雑草の全てを防除可能であ
り、特に、カヤツリグサ科雑草すなわちミズガヤ
ツリ、ホタルイに除草効果が高く、有効成分50
g/10a以下でも防除が可能である。 以下に実施例及び試験例により本発明を説明す
る。 実施例中に「部」とあるのは、「重量部」を表
わす。また、有効成分化合物は前記合成例の化合
物番号によつて示す。 実施例1(乳剤) 供試化合物を、キシレン、イソホロン、シクロ
ヘキサノンとの混合溶剤に溶解し、これに乳化剤
を加えて混合溶解し、本発明25%乳剤を得た。本
乳剤使用にあたつては、水によつて、供試に適当
な所定濃度になるよう希釈して、分散液を調製し
た。 化合物No.1の化合物 25部 キシレン 20部 イソホロン 20部 シクロヘキサノン 25部 乳化剤(ソルポール800A東邦化学(株)商標)
10部 実施例2(乳剤) 本発明化合物No.1をキシレンに溶解し、これに
乳化剤を加えて撹拌溶解し、20%乳剤を得た。 化合物No.1 20部 キシレン 70部 乳化剤 ソルポール800A 10部 実施例3(乳剤) 本発明化合物No.15のものに、キシレンとシクロ
ヘキサノンの混合溶媒を加え、溶解した後、乳化
剤を加え撹拌溶解して、20%乳剤を得た。 化合物No.15 20部 キシレン 40部 シクロヘキサノン 30部 乳化剤 ソルポール800A 10部 実施例4(水和剤) 供試化合物を粉砕し、担体としてカオリンクレ
ー、タルク、分散剤を加えて混合粉砕し、本発明
50%水和剤を得た。 化合物No.10の化合物 50部 カオリンクレー 25部 タルク 20部 ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル
サルフエートアンモニウム塩 4部 ジオクチルスルホコハク酸ソーダ 1部 実施例5(水和剤) 本発明化合物No.12に無機担体を加え、擂潰機で
粉砕後、分散剤を加えてよく混合し、20%水和剤
を得た。 化合物No.12 20部 カオリンクレー 70部 ホワイトカーボン 4部 ソルポール5039 4部 ソルポール5050 2部 実施例6(水和剤) 本発明化合物No.13に無機担体を加え、擂潰機で
粉砕後、分散剤を加えてよく混合し、40%水和剤
を得た。 化合物No.13 40部 カオリンクレー 50部 ホワイトカーボン 4部 ソルポール5039 4部 ソルポール5050 2部 実施例7(粒剤) 供試化合物を微細に粉砕後、担体としてタル
ク、ベントナイト、分散剤を加えてよく混合し、
造粒機を用いて造粒し、本発明5%粒剤を得た。 化合物No.13の化合物 5部 ベントナイト 30部 カオリンクレー 20部 タルク 40部 ポリオキシエチレンアルキルフエノールエーテ
ル硫酸ソーダ 2部 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 3部 実施例8(粒剤) 本発明化合物No.10に無機担体を加え、ボールミ
ルで粉砕した後、界面活性剤及び水を加えて、ニ
ーダーで均一に練り、造粒機を使用して粒状とし
乾燥して5%粒剤を得た。 化合物No.10 5部 ベントナイト 50部 タルク 30部 ホワイトカーボン 5部 トリポリリン酸ソーダ 5部 リグニンスルホン酸ソーダ 3部 ラピゾールB−80 2部 (日本油脂(株)商標) 実施例9(粒剤) 本発明化合物No.8に界面活性剤及び無機担体を
小量加え、混合・撹拌して、さらに無機担体を加
え撹拌を数回繰り返し、均一な粉状になつた時点
で水を加えてニーダーで均一に練り、造粒機を使
用して粒状とし、乾燥して5%粒剤を得た。 化合物No.8 5部 ベントナイト 40部 カオリンクレー 46部 トリポリリン酸ソーダ 5部 トキサノンGR−30 4部 (三洋化成工業(株)商標) 次に本発明について、試験例によつて具体的に
説明する。 試験例 1 150cm2角型ポツトに水田土壌をつめ、主要雑草
であるノビエ、コナギ、ホタルイを播種し、ま
た、ウリカワ、ミズガヤツリは塊茎を埋め込ん
だ。あらかじめ育苗した水稲苗(品種コシヒカリ
2〜3葉期)を移植し、3cm湛水とし前記供試薬
剤の所定濃度希釈液を水稲移植3日後に処理し
た。 除草効果及び水稲に対する薬害を処理30日後に
観察調査した。除草効果の評価基準は次の通りで
ある。また薬害は水稲の茎葉に現れた害徴、その
生育状態を観察し、次の評価基準で判定した。そ
の結果を第2表に示す。 〔除草効果〕 〔薬害〕 5 100%防除 5 枯死 4 80%〃 4 大害 3 60%〃 3 中害 2 40%〃 2 小害 1 20%〃 1 微害 0 無処理と同様 0 無害 なお、試験例2以下の評価基準も同様である。
トリフルオロメタンスルホン酸、又はトリフルオ
ロメタンスルホン酸ハライドとを、トリエチルア
ミン及びピリジンのような有機塩基性物質、又は
NaHCO3及びNa2CO3のような無機塩基性物質の
存在下において、トルエン、ヘキサン、ジクロル
メタン、クロロホルムのような不活性有機溶媒中
で反応させることにより、o−クロルトリフルオ
ロメタンスルホンアニリドを合成し、得られたo
−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリドと
各種の置換ベンゾイルクロライドを、トリエチル
アミン及びピリジンのような有機塩基性物質の存
在下において、アセトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのような不活性有機溶媒中で反応させる
ことにより、目的とする各種の2′−クロル−N−
トリフルオロメタンスルホニルベンズアニリド誘
導体を得ることができる。又、o−クロルトリフ
ルオロメタンスルホンアニリドに、上記のような
不活性有機溶媒中で、水素化ナトリウム又はナト
リウムエトキサイドのような塩基性物質を加えた
後に、各種の置換ベンゾイルクロライドを反応さ
せることにより、目的とする各種の2′−クロル−
N−トリフルオロメタンスルホニルベンズアニリ
ド誘導体を得ることができる。あるいは、o−ク
ロルトリフルオロメタンスルホンアニリドに、化
学当量のNaOH又はKOHを溶解した水溶液を加
えて、この水溶液の水分を完全に蒸発乾固して、
o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリド
のナトリウム塩、又はカリウム塩を得て、これら
を、上記のような不活性有機溶媒中で、各種の置
換ベンゾイルクロライドと反応させることによ
り、目的とする各種の2′−クロル−N−トリフル
オロメタンスルホニルベンズアニリド誘導体を得
ることができる。 次にその代表的な合成例を示す。 合成例1 (o−クロルトリフルオロメタンスル
ホンアニリドの合成) o−クロルアニリン22.61gとトリエチルアミ
ン20.00gを400mlのジクロルメタンに溶解し、こ
の溶液を5℃以下に氷冷しながら、上記溶液中
に、無水トリフルオロメタンスルホン酸50.00g
を100mlのジクロルメタンに溶解させた均一溶液
を少しずつ滴下していつた。滴下終了後は反応液
を加熱して、ジクロルメタン還流下、3時間加熱
撹拌を行なつて反応を終了させた。反応終了後、
反応液を200mlの水で洗浄し、次に、5%NaOH
水200ml×3回の抽出を行なつて、NaOH水層部
にHClを加えて中和酸性にし、この水溶液をジク
ロルメタン200ml×3回で抽出し、ジクロルメタ
ン層を、無水硫酸マグネシウムで脱水した後に、
ロータリーエバポレーターで溶剤回収を行なう
と、蒸発残渣として目的物のo−クロルトリフル
オロメタンスルホンアニリド33.7gを得た。収率
73.2%、融点75〜77℃であつた。 合成例2 (第1表No.1の化合物の合成) 60%油性水素化ナトリウム0.28gを10mlの乾燥
ジオキサン中に加えた後に、o−クロルトリフル
オロメタンスルホンアニリド1.80gを加えた。こ
の溶液を、室温で約5分間ほど撹拌した後に、こ
の溶液中に、o−クロルベンゾイルクロライド
1.20gを10mlの乾燥ジオキサンに溶解した溶液
を、室温のまま、少しずつ滴下していつた。滴下
終了後、室温(18〜20℃)のまま5時間撹拌を続
けて、反応を終了させた。反応液を5%塩酸水
150ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回で抽
出し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml×2
回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、その後ロータリーエバポレー
ターで溶剤回収を行なつた。蒸発残渣に少量のn
−ヘキサンを加えて結晶化させると、目的物の
2,2′−ジクロル−N−トリフルオロメタンスル
ホニルベンズアニリド2.31gを得た。収率83.7
%、融点74〜79℃であつた。 合成例3 (第1表No.2の化合物の合成) o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ド2.00gとトリエチルアミン0.78gを15mlのアセ
トンに溶解し、室温で撹拌したまま、この溶液中
に、m−クロルベンゾイルクロライド1.30gを5
mlのアセトンに溶解した溶液を、少しずつ滴下し
ていつた。滴下終了後、室温のまま7時間撹拌を
続けて反応を終了させた。反応液を5%塩酸水
150ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回で抽
出し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml×2
回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、その後ロータリーエバポレー
ターで溶剤回収を行なつた。蒸発残渣に少量のn
−ヘキサンを加えて結晶化させると、目的物の
2′,3−ジクロル−N−トリフルオロメタンスル
ホニルベンズアニリド2.06gを得た。収率67.2
%、融点74〜78℃であつた。 合成例4 (第1表No.6の化合物の合成) o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ド1.80gとトリエチルアミン0.70gを15mlのアセ
トンに溶解し、室温で撹拌したまま、この溶液中
に、p−メチルベンゾイルクロライド1.07gを10
mlのアセトンに溶解した溶液を、少しずつ滴下し
ていつた。滴下終了後、室温のまま6時間撹拌を
続けて反応を終了させた。反応液を5%塩酸水
150ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回で抽
出し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml×2
回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、その後ロータリーエバポレー
ターで溶剤回収を行なつた。得られた蒸発残渣
を、シリカゲルカラムクロマトグラフイーによつ
て精製し、目的物の2′−クロル−4−メチル−N
−トリフルオロメタンスルホニルベンズアニリド
0.93gを得た。収率35.5%、融点79.5〜82.5℃で
あつた。 合成例5 (第1表No.10の化合物の合成) o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ド1.04gとピリジン0.40gを10mlのアセトンに溶
解し、室温で撹拌したまま、この溶液中に、3,
5−ジクロルベンゾイルクロライド0.84gを10ml
のアセトンに溶解した溶液を、少しずつ滴下して
いつた。滴下終了後、室温のまま7時間撹拌を続
けて反応を終了させた。反応液を5%塩酸水150
ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回で抽出
し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml×2
回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、その後ロータリーエバポレー
ターで溶剤回収を行なつた。蒸発残渣に少量のn
−ヘキサンを加えて結晶化させ、目的とする2′,
3,5−トリクロル−N−トリフルオロメタンス
ルホニルベンズアニリド1.30gを得た。収率75.0
%、融点116.5〜120℃であつた。 合成例6 (第1表No.13の化合物の合成) o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ドのナトリウム塩1.13gを10mlのメチルイソブチ
ルケトン中に分散させ、この分散液中に、室温で
撹拌したまま、2,6−ジメトキシベンゾイルク
ロライド0.80gを10mlのメチルイソブチルケトン
に溶解した溶液を、少しずつ滴下していつた。滴
下終了後、室温のまま5時間撹拌を続けて反応を
終了させた。反応液に150mlのジクロルメタンを
加えて、この溶液を、5%Na2CO350ml×2回、
水50ml×2回で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱
水し、その後ロータリーエバポレーターで溶剤回
収を行なつた。蒸発残渣として、目的とする2′−
クロル−2,6−ジメトキシ−N−トリフルオロ
メタンスルホニルベンズアニリド1.44gを得た。
収率84.8%、融点135〜138.5℃であつた。 合成例7 (第1表No.17の化合物の合成 o−クロルトリフルオロメタンスルホンアニリ
ド1.80gとトリエチルアミン0.70gを10mlのアセ
トンに溶解し、室温で撹拌したまま、この溶液中
に、2,5−ジクロルベンゾイルクロライド1.45
gを10mlのアセトンに溶解した溶液を、少しずつ
滴下していつた。滴下終了後、室温のまま7時間
撹拌を続けて反応を終了させた。反応液を5%塩
酸水150ml中に注ぎ、ジクロルメタン50ml×3回
で抽出し、ジクロルメタン層を5%Na2CO350ml
×2回、水50ml×2回で洗浄した後に、無水硫酸
ナトリウムで脱水し、ロータリーエバポレーター
で溶剤回収を行なつた。得られた蒸発残渣を、シ
リカゲルカラムクロマトグラフイ−によつて精製
し、目的とする2,2′,5−トリクロル−N−ト
リフルオロメタンスルホニルベンズアニリド1.82
gを得た。収率60.7%、融点104〜106.5℃であつ
た。 本発明化合物は、その使用目的によつてこれを
適当な液体担体(たとえば、有機溶剤等)に溶解
し、または適当な固体担体(たとえば、増量剤
等)に混合させ、その際に必要に応じて各種の補
助剤(たとえば乳化剤、安定剤、分散剤等)を適
宜添加することにより、一般農薬に使用される形
態、たとえば乳剤、水和剤、粒剤等の種々の剤型
として製剤に使用することができる。 本発明化合物は、他の除草剤の一種以上、殺虫
剤、殺菌剤、植物生長調節剤等の農薬との混合使
用はもちろん、これらとの混合製剤も可能であ
る。 本発明化合物の有効成分の含有量は、乳剤では
10〜70%、水和剤では40〜80%、粒剤では1〜10
%(いずれも重量%)が望ましい。 本発明化合物の使用量は、有効成分で25〜500
g/10aであるが、好ましくは100〜200g/10a
である。本薬量では直播水稲に対しても薬害がな
く、一年生から多年生雑草の全てを防除可能であ
り、特に、カヤツリグサ科雑草すなわちミズガヤ
ツリ、ホタルイに除草効果が高く、有効成分50
g/10a以下でも防除が可能である。 以下に実施例及び試験例により本発明を説明す
る。 実施例中に「部」とあるのは、「重量部」を表
わす。また、有効成分化合物は前記合成例の化合
物番号によつて示す。 実施例1(乳剤) 供試化合物を、キシレン、イソホロン、シクロ
ヘキサノンとの混合溶剤に溶解し、これに乳化剤
を加えて混合溶解し、本発明25%乳剤を得た。本
乳剤使用にあたつては、水によつて、供試に適当
な所定濃度になるよう希釈して、分散液を調製し
た。 化合物No.1の化合物 25部 キシレン 20部 イソホロン 20部 シクロヘキサノン 25部 乳化剤(ソルポール800A東邦化学(株)商標)
10部 実施例2(乳剤) 本発明化合物No.1をキシレンに溶解し、これに
乳化剤を加えて撹拌溶解し、20%乳剤を得た。 化合物No.1 20部 キシレン 70部 乳化剤 ソルポール800A 10部 実施例3(乳剤) 本発明化合物No.15のものに、キシレンとシクロ
ヘキサノンの混合溶媒を加え、溶解した後、乳化
剤を加え撹拌溶解して、20%乳剤を得た。 化合物No.15 20部 キシレン 40部 シクロヘキサノン 30部 乳化剤 ソルポール800A 10部 実施例4(水和剤) 供試化合物を粉砕し、担体としてカオリンクレ
ー、タルク、分散剤を加えて混合粉砕し、本発明
50%水和剤を得た。 化合物No.10の化合物 50部 カオリンクレー 25部 タルク 20部 ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル
サルフエートアンモニウム塩 4部 ジオクチルスルホコハク酸ソーダ 1部 実施例5(水和剤) 本発明化合物No.12に無機担体を加え、擂潰機で
粉砕後、分散剤を加えてよく混合し、20%水和剤
を得た。 化合物No.12 20部 カオリンクレー 70部 ホワイトカーボン 4部 ソルポール5039 4部 ソルポール5050 2部 実施例6(水和剤) 本発明化合物No.13に無機担体を加え、擂潰機で
粉砕後、分散剤を加えてよく混合し、40%水和剤
を得た。 化合物No.13 40部 カオリンクレー 50部 ホワイトカーボン 4部 ソルポール5039 4部 ソルポール5050 2部 実施例7(粒剤) 供試化合物を微細に粉砕後、担体としてタル
ク、ベントナイト、分散剤を加えてよく混合し、
造粒機を用いて造粒し、本発明5%粒剤を得た。 化合物No.13の化合物 5部 ベントナイト 30部 カオリンクレー 20部 タルク 40部 ポリオキシエチレンアルキルフエノールエーテ
ル硫酸ソーダ 2部 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 3部 実施例8(粒剤) 本発明化合物No.10に無機担体を加え、ボールミ
ルで粉砕した後、界面活性剤及び水を加えて、ニ
ーダーで均一に練り、造粒機を使用して粒状とし
乾燥して5%粒剤を得た。 化合物No.10 5部 ベントナイト 50部 タルク 30部 ホワイトカーボン 5部 トリポリリン酸ソーダ 5部 リグニンスルホン酸ソーダ 3部 ラピゾールB−80 2部 (日本油脂(株)商標) 実施例9(粒剤) 本発明化合物No.8に界面活性剤及び無機担体を
小量加え、混合・撹拌して、さらに無機担体を加
え撹拌を数回繰り返し、均一な粉状になつた時点
で水を加えてニーダーで均一に練り、造粒機を使
用して粒状とし、乾燥して5%粒剤を得た。 化合物No.8 5部 ベントナイト 40部 カオリンクレー 46部 トリポリリン酸ソーダ 5部 トキサノンGR−30 4部 (三洋化成工業(株)商標) 次に本発明について、試験例によつて具体的に
説明する。 試験例 1 150cm2角型ポツトに水田土壌をつめ、主要雑草
であるノビエ、コナギ、ホタルイを播種し、ま
た、ウリカワ、ミズガヤツリは塊茎を埋め込ん
だ。あらかじめ育苗した水稲苗(品種コシヒカリ
2〜3葉期)を移植し、3cm湛水とし前記供試薬
剤の所定濃度希釈液を水稲移植3日後に処理し
た。 除草効果及び水稲に対する薬害を処理30日後に
観察調査した。除草効果の評価基準は次の通りで
ある。また薬害は水稲の茎葉に現れた害徴、その
生育状態を観察し、次の評価基準で判定した。そ
の結果を第2表に示す。 〔除草効果〕 〔薬害〕 5 100%防除 5 枯死 4 80%〃 4 大害 3 60%〃 3 中害 2 40%〃 2 小害 1 20%〃 1 微害 0 無処理と同様 0 無害 なお、試験例2以下の評価基準も同様である。
【表】
【表】
【表】
上記の結果の通り、本発明化合物は一年生雑草
であるノビエ、コナギ及び現在防除が難しいとさ
れている多年生雑草であるカヤツリグサ科のホタ
ルイ、ミズガヤツリ、オモダカ科のウリカワに対
して有効成分500g/10aで完全防除する。しか
も、移植水稲に対して薬害もない。 一方、対照化合物は除草効果は高いが、薬害も
また非常に強く、全く水稲と雑草との選択性がな
い。 試験例 2 400cm2角型ポツトに水田土壌をつめ、あらかじ
め育苗した水稲苗(品種:コシヒカリ2〜3葉
期)を移植し、3cm湛水として前記供試薬剤の所
定濃度希釈液を水稲移植3日後に処理した。 処理後30日目に水稲に対する薬害を観察により
調査した。 その結果を第3表に示す。 第3表の表中数値は薬害を示す。
であるノビエ、コナギ及び現在防除が難しいとさ
れている多年生雑草であるカヤツリグサ科のホタ
ルイ、ミズガヤツリ、オモダカ科のウリカワに対
して有効成分500g/10aで完全防除する。しか
も、移植水稲に対して薬害もない。 一方、対照化合物は除草効果は高いが、薬害も
また非常に強く、全く水稲と雑草との選択性がな
い。 試験例 2 400cm2角型ポツトに水田土壌をつめ、あらかじ
め育苗した水稲苗(品種:コシヒカリ2〜3葉
期)を移植し、3cm湛水として前記供試薬剤の所
定濃度希釈液を水稲移植3日後に処理した。 処理後30日目に水稲に対する薬害を観察により
調査した。 その結果を第3表に示す。 第3表の表中数値は薬害を示す。
【表】
【表】
上記の結果の通り、本発明化合物は水稲との選
択性が高く、水田除草剤として有用であつた。一
方、対照化合物は選択性が全くなく、水田除草剤
としての有用性はない。 試験例 3 400cm2角型ポツトに水田土壌をつめ、主要雑草
であるノエビ、コナギ、ホタルイを播種し、ウリ
カワ、ミズガヤツリは塊茎を埋め込んだ。また、
過酸化カルシウムで粉衣したモミ(品種:コシヒ
カリ20粒)を深さ1cmになるように埋め込み、3
cm湛水とし前記供試薬剤の所定濃度希釈液を播種
3日後に処理した。 処理後30日目に直播イネに対する薬害及び除草
効果を観察により調査した。 その結果を第4表に示す。
択性が高く、水田除草剤として有用であつた。一
方、対照化合物は選択性が全くなく、水田除草剤
としての有用性はない。 試験例 3 400cm2角型ポツトに水田土壌をつめ、主要雑草
であるノエビ、コナギ、ホタルイを播種し、ウリ
カワ、ミズガヤツリは塊茎を埋め込んだ。また、
過酸化カルシウムで粉衣したモミ(品種:コシヒ
カリ20粒)を深さ1cmになるように埋め込み、3
cm湛水とし前記供試薬剤の所定濃度希釈液を播種
3日後に処理した。 処理後30日目に直播イネに対する薬害及び除草
効果を観察により調査した。 その結果を第4表に示す。
【表】
【表】
上記の結果の通り、本発明化合物は薬量を減量
しても十分な除草効果があり、特にカヤツリグサ
科のホタルイ、ミズガヤツリには効果が極めて高
い。しかも、直播イネにおいても薬害が認められ
ず、極めて安全性の高い薬剤である。 一方、対照化合物は薬害が非常に強く、全く選
択性が認められれない。 したがつて、本発明化合物を有効成分とする除
草剤は、湛水土壌直播栽培にも適用でき、極めて
安全で選択性が高いことがわかる。 試験例 4 400cm2角型ポツトに水田土壌をつめ、主要雑草
であるノエビ、コナギ、ホタルイを播種し、ウリ
カワ、ミズガヤツリは塊茎を埋め込んだ。また、
過酸化カルシウムで粉衣したモミ(品種:コシヒ
カリ20粒)を深さ1cmになるように埋め込み、3
cm湛水として前記供試薬剤の所定濃度希釈液を播
種15日後に処理した。 処理後30日目に水稲に対する薬害及び除草効果
を観察により調査した。 その結果を第5表に示す。 処理時水稲・雑草葉期は、水稲1.5葉期、ノビ
エ2.0葉期、コナギ3.0葉期、ホタルイ2.0葉期、ミ
ズガヤツリ2.5葉期、ウリカワ3.0葉期であつた。
しても十分な除草効果があり、特にカヤツリグサ
科のホタルイ、ミズガヤツリには効果が極めて高
い。しかも、直播イネにおいても薬害が認められ
ず、極めて安全性の高い薬剤である。 一方、対照化合物は薬害が非常に強く、全く選
択性が認められれない。 したがつて、本発明化合物を有効成分とする除
草剤は、湛水土壌直播栽培にも適用でき、極めて
安全で選択性が高いことがわかる。 試験例 4 400cm2角型ポツトに水田土壌をつめ、主要雑草
であるノエビ、コナギ、ホタルイを播種し、ウリ
カワ、ミズガヤツリは塊茎を埋め込んだ。また、
過酸化カルシウムで粉衣したモミ(品種:コシヒ
カリ20粒)を深さ1cmになるように埋め込み、3
cm湛水として前記供試薬剤の所定濃度希釈液を播
種15日後に処理した。 処理後30日目に水稲に対する薬害及び除草効果
を観察により調査した。 その結果を第5表に示す。 処理時水稲・雑草葉期は、水稲1.5葉期、ノビ
エ2.0葉期、コナギ3.0葉期、ホタルイ2.0葉期、ミ
ズガヤツリ2.5葉期、ウリカワ3.0葉期であつた。
【表】
【表】
上記の結果の通り、本発明化合物を有効成分と
する除草剤は雑草の生育期に処理しても、初期処
理に近い除草効果があり、殺草種幅が広く、処理
適期が長いうえ水稲に対して薬害がなく、極めて
安全で選択性が高いことがわかる。 一方、対照化合物は除草効果はあるものの、水
稲に対して薬害が非常に強く、全く選択性がな
い。
する除草剤は雑草の生育期に処理しても、初期処
理に近い除草効果があり、殺草種幅が広く、処理
適期が長いうえ水稲に対して薬害がなく、極めて
安全で選択性が高いことがわかる。 一方、対照化合物は除草効果はあるものの、水
稲に対して薬害が非常に強く、全く選択性がな
い。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Xは水素原子、塩素原子、メチル基、
メトキシ基を示し、nは1〜3の整数を示す。)
で表わされるベンズアニリド誘導体。 2 一般式 (式中、Xは水素原子、塩素原子、メチル基、
メトキシ基を示し、nは1〜3の整数を示す。)
で表わされるベンズアニリド誘導体を含有する除
草剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9755084A JPS60243061A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | ベンズアニリド誘導体及びそれを含有する除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9755084A JPS60243061A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | ベンズアニリド誘導体及びそれを含有する除草剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60243061A JPS60243061A (ja) | 1985-12-03 |
| JPH0412263B2 true JPH0412263B2 (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=14195347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9755084A Granted JPS60243061A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | ベンズアニリド誘導体及びそれを含有する除草剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60243061A (ja) |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP9755084A patent/JPS60243061A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60243061A (ja) | 1985-12-03 |
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