JPS634579B2 - - Google Patents

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JPS634579B2
JPS634579B2 JP55177697A JP17769780A JPS634579B2 JP S634579 B2 JPS634579 B2 JP S634579B2 JP 55177697 A JP55177697 A JP 55177697A JP 17769780 A JP17769780 A JP 17769780A JP S634579 B2 JPS634579 B2 JP S634579B2
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JP
Japan
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polymer
rubber composition
rubber
butadiene
weight
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JP55177697A
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Yasuro Hatsutori
Takeshi Ikematsu
Hideo Morita
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は高い割合でトランス―1,4結合を有
する溶液重合ジエン類重合体と高いガラス転位温
度を有するジエン類重合体とからなる新規なゴム
組成物に関するものであり、各種ゴム用途、特に
タイヤ用途に適した改良されたゴム組成物を提供
することを目的とする。 高い割合でトランス―1,4結合を有する溶液
重合ジエン類重合体は比較的最近までゴム弾性を
有する重合体が知られていなかつたが、A族金
属の化合物と有機リチウム化合物及び/又は有機
マグネシウム化合物を主成分とする複合触媒の発
見によつて得ることが可能になつた。得られた高
い割合でトランス―1,4結合を有する重合体は
極めて優れた特性、高いグリーン強度、引張強
度、反発弾性及び耐摩耗性を示し、種々のゴム用
途、特にタイヤ用途の原料ゴムとして期待される
ものである。 しかしながらこれら高い割合でトランス―1,
4結合を有する溶液重合ジエン類重合体は一般に
加工性、特に粘着性で劣り、又、タイヤトレツド
用途として用いるにはウエツトスキツド抵抗性が
十分でなく、重合体中へのイソプレン単位の導入
等の試み(特開昭55−27337号公報)もなされて
いるが、未だその改良は十分なものではない。 本発明は上述の高い割合でトランス―1,4結
合を有する溶液重合ジエン類重合体の優れた特徴
を維持しつつ加工性、ウエツトスキツド抵抗性等
の欠点の改良を目的とするものである。 すなわち、本発明は、(A)溶液重合で得られる、
ジエン部分のトランス―1,4結合60ないし95モ
ル%の、ブタジエン重合体、イソプレン―ブタジ
エン共重合体又はスチレンブタジエン共重合体20
〜80重量%と、 (B)−60℃ないし−10℃のガラス転位温度を有す
るブタジエン重合体、スチレン―ブタジエン共重
合体又はイソプレン重合体80〜20重量%からなる
ゴム組成物を提供するものである。 本発明の高い割合でトランス―1,4結合を有
する溶液重合ジエン類重合体(A)はそのジエン部分
のトランス―1,4結合が60ないし95モル%、好
ましくは70ないし90モル%のジエン類重合体であ
る。60%より低いトランス―1,4結合では改良
すべき高い割合でトランス―1,4結合を有する
溶液重合ジエン類重合体としての特徴、例えば高
いグリーン強度、引張強度、反発弾性、耐摩耗性
等が十分でなく、一方、95モル%を越える場合は
トランス―1,4結合の長い連鎖を生じ、これに
起因する結晶性が発現し、ゴム弾性体として好ま
しいものではない。 本発明の重合体(A)は溶液重合によつてジエン類
単量体を単独重合又は共重合するか、あるいはジ
エン類と他の共重合可能な単量体との共重合を行
なうことによつて得られるものである。 本発明の高い割合でトランス―1,4結合を有
する上述のジエン類重合体を得るのに使用する触
媒としてはA族金属の化合物と有機リチウム化
合物及び/又は有機マグネシウム化合物を主成分
とする複合開始剤を用いる。本発明で使用する
A族金属の化合物はカルシウム、ストロンチウム
又はバリウムの化合物であり、その例としてはバ
リウムジステアレート、バリウム―ジ―tert―ブ
チルアルコラート、バリウムジアリルアルコラー
ト、ストロンチウムジアリルアルコラート、バリ
ウムジベンジルアルコラート、バリウムジノニル
フエノラート、ドデシルベンゼンスルホン酸バリ
ウム、ストロンチウムジノニルフエノラート及び
カルシウムジノフエノラートなどがあげられる。
又、複合触媒の第2の成分である有機リチウム及
び/又は有機マグネシウム化合物としては、その
例としてn―(sec又はtert―)ブチルリチウム、
ジブチルマグネシウム、トリブチルリチウム、マ
グネシウム、トリエチルブチルリチウム、マグネ
シウムがあげられる。複合開始剤はこれらの成分
を主成分とするものであるが更に有機アルミニウ
ム化合物、有機亜鉛化合物ないしは各種ルイス塩
基が共存するものであつても良い。 本発明の組成物を構成する第2の成分であるジ
エン類重合体Bは高いガラス転位温度を有するも
のであり、その温度は−60℃ないし−10℃好まし
くは−50℃ないし−20℃の重合体である。−60℃
以下の温度では本発明の目的とする加工性、ウエ
ツトスキツド抵抗性の改良が不十分である。ガラ
ス転位温度の上限は用途によつてゴムを使用する
温度が変化することにもより定められないが、一
般にその使用温度以下、すなわちタイヤ用途の場
合には−10℃以下、好ましくは−20℃以下の温度
が好ましい。ジエン類重合体としてはこの温度範
囲にあるものであれば良く各種の乳化重合又は溶
液重合ジエン類重合体があり、ブタジエン重合
体、スチレン―ブタジエン共重合体、イソプレン
―ブタジエン共重合体等が例としてあげられ好ま
しいものである。更に具体的な例としては結合ス
チレン30ないし50重量%の乳化重合スチレン―ブ
タジエン重合体、結合スチレン15ないし50重量%
の溶液重合スチレン―ブタジエン共重合体、1,
2―ビニル結合40ないし80重量%のシデイアムビ
ニルブタジエン重合体等である。 本発明のゴム組成物を構成する重合体Aと重合
体Bの比率は重量比で20対80ないし80対20に限定
される。この比率は上述した本発明の効果を得る
に必須であり、この比率の範囲外では改良すべき
加工性、ウエツトスキツド抵抗性と維持すべき引
張強度、反発弾性、耐摩耗性等のバランスがくず
れ本発明の目的を達成しない。又、組成物のムー
ニー粘度は30ないし150、分子量分布は重量平均
分子量と数平均分子量の比で表示して1.2ないし
5.0であることが好ましい。あまりにも高い又は
低い分子量、あまりも狭い又は広い分子量分布を
有する原料ゴムは本発明の組成物としての加工性
ないし物性がかたよつたものとなり好ましくな
い。 本発明の原料ゴムを構成する上記2成分は他の
ゴム組成物を構成する成分とともにオープンロー
ル,インターナルミキサー等で混合されても良
く、又、あらかじめ上記2成分のみないしは原料
ゴム成分のみをこれらゴム混合機で混合するかあ
るいは溶液状で混合し、これより溶剤を除去する
方法によつても良い。好ましい一つの方法は、重
合体Bが溶液重合による場合にのみ適用できるも
ので、両者を重合時に一挙に混合された状態で得
ることであり、直列ないしは並列に連結された2
以上の重合域を有する重合機による異なる反応条
件下での重合により達成される。 本発明のゴム組成物は上述の特徴を生かし、単
独又は他の合成ゴムないしは天然ゴムとブレンド
して公知の種々の配合及び加硫を経てタイヤ、特
にタイヤトレツド、カーカス用途、あるいは押出
製品、自動車窓枠、工業用品等の種々の用途に使
用することができる。又、場合によつては種々の
プラスチツクとグラフト又はブレンドして耐衝撃
性等の改良の用途にも供することができる。 本発明の特に好ましい用途の一つはタイヤ特に
タイヤトレツドの原料ゴムとしての用途であり、
単独で使用されても良いが、タイヤの種類および
使用用途によつては天然ゴム又は(及び)他の合
成ゴムと混合しても使用される。 本発明のゴム組成物と混合して使用される他の
合成ゴムとしては、ガラス転位温度が−50℃以下
の乳化重合スチレン―ブタジエン共重合ゴム、乳
化重合ポリブタジエンゴム、溶液重合低シス及び
高シスポリブタジエンゴム、アルフイン触媒で重
合されたポリブタジエンゴム又はスチレン―ブタ
ジエン共重合体ゴム、ポリイソプレンゴム、ブタ
ジエン―イソプレン共重合ゴム等がある。なお、
これらの合成ゴム又は(及び)天然ゴムは1種又
は2種以上併用して使用されるが、本発明のゴム
組成物の特性を生かすためには、原料ゴム中、少
なくとも30重量%は本発明のゴム組成物であるこ
とが必要である。 本発明により得られるゴム組成物を単独か、も
しくは天然ゴム又は(及び)他の合成ゴムと混合
してタイヤ用ゴム組成物とする場合に特に重要な
ものはカーボンブラツクである。使用されるカー
ボンブラツクの種類と量は本発明のゴム組成物の
用途に合せ自由に選択でき、一般にはFEF級、
HAF級、ISAF級、GPF級ないしはSAF級と通
称されるカーボンブラツクの中から選択される。
又、その量はゴム100重量部に対し20ないしは120
重量部であることが好ましい。20重量部以下では
引張強度、耐摩耗性等が十分でなく、逆に120重
量部以上では反発弾性の著しい低下をもたらし好
ましくない。又プロセス油としては通常ゴム配合
用として用いられている石油留分のうちの高沸点
部分から成るもので、その炭水素分子の化学構造
によつてパラフイン系ナフテン系及びアロマチツ
ク系として知られるプロセス油を目的、用途に合
せ用いることができその量も自由に選択できる。 本発明のゴム組成物には使用に際して更に必要
に応じてプロセス油、カーボンブラツク以外の他
の充填剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、酸化防止
剤、オゾン劣化防止剤、ワツクス等を加えること
ができる。又加硫剤としてはイオウ及びイオウ化
合物が各種の加硫促進剤と共に用いられる。これ
らの種類と量はゴム組成物の用途に合わせ自由に
選択することができる。 以上の諸配合剤と本発明のゴム組成物よりなる
タイヤ用ゴム組成物はタイヤ特にタイヤトレツド
配合物として従来のいかなるゴム組成物に比して
も実用物性上、加工操作上、極めてバランスのと
れた、しかも優れた性質を示すものである。 次に若干の実施例によつて本発明の効果を説明
するが、これらは本発明を限定するものではな
い。 参考例 1 高い割合でトランス―1,4結合を有する各種
ジエン類重合体Aは次の重合処法により得た。 乾燥した窒素で満たされた容量8の反応器に
希釈剤としてn―ヘキサン3.6Kg及び単量体とし
てブタジエン0.9Kgを仕込み撹拌しながら70℃に
加熱した。次いで重合開始剤としてバリウムジノ
ニルフエノキシド3.4ミリモル、リチウムマグネ
シウムトリブチル5.0ミリモル、トリエチルアル
ミニウム6.7ミリモルを順次加え重合を開始させ
た。反応は90分間続け重合系の温度は重合時の発
熱により最高95℃まで昇温した。重合終了後重合
体溶液に2,4―ジ―tert―ブチルクレゾールを
重合体100gに対して0.5gになるよう混合後、n
―ヘキサンを揮発させてブタジエン重合体を得
た。得られた重合体のムーニー粘度、分子量分
布、ミクロ構造等を表1に示す。 又、類似の重合処法によつて得たイソプレン―
ブタジエン共重合体、スチレン―ブタジエン共重
合体の分析値も表1に示した。 又、表2には本発明の組成物を構成するもう一
つの成分である高いガラス転位温度を有するジエ
ン類重合体で実施例に使用した種々の重合体の分
析値を示した。 実施例 1〜8 実施例の組成物1〜8は種々の重合体A及び重
合体Bを表3に示す比でオープンロールにて混合
することによつて得た。得られた組成物のムーニ
ー粘度及び分子量分布も併せて表3中に示した。 実施例 9〜11 実施例の組成物9〜11は種々の重合体A及び重
合体Bの重合終了後、溶液状態にて混合し、これ
より溶剤を除去させることによつて得た。重合体
Aと重合体Bの混合比、得られた組成物のムーニ
ー粘度及び分子量分布を表3に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例 12 実施例12の組成物は次の重合処理法により重合
段階で一挙に作成した。 参考例で用いた希剤としてn―ヘキサン1.8Kg
及び単量体としてブタジエン0.34Kg、スチレン
0.113Kgを仕込み撹拌しながら50℃に加熱した。
次いで1,2―ジメトキシエタン10ミリモル,n
―ブチルリチウム5.0ミリモルを加えて重合反応
を開始させた。反応は60分間続けた。重合系の温
度は重合時の発熱によつて、65℃となつた。この
時点の重合系の転化率及び重合体の結合スチレン
量、ブタジエン部のミクロ構造を表4に示す。
【表】 次いで、反応器に解媒成分として、バリウム―
ジ―ノニルフエノキシド3.4ミリモル,ジ―n―
ブチルマグネシウム5.0ミリモル,トリエチルア
ルミニウム6.7ミリモルを追加し、さらにn―ヘ
キサン1.5Kg,ブタジエン0.3Kgを仕込み、120分
間重合を継続した。重合系の温度は重合時の発熱
により最高72℃まで昇温した。最終的に得られた
組成物の結合スチレン量、ムーニー粘度ブタジエ
ン部のミクロ構造を表5に示す。
【表】 得られた実施例1〜12のゴム組成物と比較例と
して重合体A、重合体B各々単独及びエマルジヨ
ンSBR1502とを表6に示す配合にて、加工性及
び加硫物物性を測定した。結果を表7に表す。 表6から明らかなように本発明のゴム組成物は
いずれも比較例の各種重合体Aに比べ加工性とウ
エツトスキツド抵抗性で優れ、しかも引張強度、
反発弾性、耐摩耗性等の加硫物性は維持されてお
り、両者のバランスのとれた優れたゴム組成物で
あることを示す。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 溶液重合で得られる、ジエン部分のトラ
    ンス―1,4結合60ないし95モル%の、ブタジ
    エン重合体、イソプレン―ブタジエン共重合体
    又はスチレンブタジエン共重合体20〜80重量%
    と、 (B) −60℃ないし−10℃のガラス転位温度を有す
    るブタジエン重合体、スチレン―ブタジエン共
    重合体又はイソプレン重合体80〜20重量%から
    なるゴム組成物。 2 (A)成分がトランス―1,4結合70ないし90モ
    ル%の重合体である特許請求の範囲第1項記載の
    ゴム組成物。 3 (A)成分が不活性希釈剤中においてA族金属
    の化合物と有機リチウム化合物及び/又は有機マ
    グネシウム化合物を主成分とする複合開始剤の存
    在下、対応する単量体を重合又は共重合すること
    によつて得られる重合体である特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載のゴム組成物。 4 ムーニー粘度が30〜150、重量平均分子量と
    数平均分子量の比で表わされる分子量分布が1.2
    〜5.0である特許請求の範囲第1項、第2項又は
    第3項記載のゴム組成物。 5 (A)成分と(B)成分に加え、さらにカーボンブラ
    ツク及び加硫剤を含む特許請求の範囲第1項記載
    のゴム組成物。
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