JPH0334770B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0334770B2 JPH0334770B2 JP15002186A JP15002186A JPH0334770B2 JP H0334770 B2 JPH0334770 B2 JP H0334770B2 JP 15002186 A JP15002186 A JP 15002186A JP 15002186 A JP15002186 A JP 15002186A JP H0334770 B2 JPH0334770 B2 JP H0334770B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- diglycidyl ether
- moles
- brominated bisphenol
- general formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、難燃性、可撓性、低温打抜性、貯蔵
安定性に優れた積層板用難燃性樹脂組成物の製造
法に関する。 従来の技術 近年、家庭用電気機器の安全性の面から、それ
に使用されるプリント回路基板の難燃化の要求が
高まつて来た。同時に、多岐にわたる要求特性項
目、特に寸法精度の要求から低温打抜性ないし無
加熱打抜性の要求、さらに価格面での要求も年々
厳しくなつている。従つて、低価格でかつ特性低
下が少なく、低温打抜性、無加熱打抜性に優れた
積層板用難燃性樹脂を必要とするが、従来の難燃
性樹脂あるいは難燃剤では完全に前記の目的を満
足することは困難であつた。 即ち、従来の難燃性樹脂及び難燃剤として、反
応性を持たない低分子量の添加型難燃剤と、反応
性を持つ反応型難燃剤が知られている。添加型難
燃剤を使用した場合、耐熱性、耐薬品性、電気特
性が低下し、さらに樹脂の架橋密度の低下により
積層板の層間密着性が著しく低下する。特に打抜
性については、打抜時の層間はく離、粉落ち、ダ
イスの穴詰りが発生する。一方、反応型難燃剤を
使用した場合、前記の欠点は少ないものの、積層
板とした時の架橋密度の増加により、積層板の軟
化点を高温側に移動させ、低温あるいは無加熱で
の打抜きに適さなくなり、またその反応性が大き
いため、配合樹脂、塗工基材の貯蔵安定性が悪く
なる。前者の代表例として、ブロム化ビスフエノ
ールA、ブロム化ジフエニルエーテル、トリフエ
ニルホスフエート及びそのアルキル誘導体が実用
化されている。また、後者の代表例として、ブロ
ム化エポキシ樹脂がある。 実際には、多岐にわたる特性面の要求から、両
者にそれぞれの長所、短所を考慮しつつ併用され
ている。また、両者の併用、特にハロゲン(実用
上Brが多用されている)とPの併用は別の側面
からも利点がある。即ち、難燃効果を持つ元素
(ハロゲン、P、N、B等)を単独で使用する場
合より、それらを複数併用した場合の方が、それ
らの相剰効果により、難燃効果が増大し、結果的
に難燃性樹脂及び難燃剤の総使用量を減少するこ
とができる。さらに、添加型難燃剤は優れた可塑
効果を持つため、その併用により、可撓性の向
上、打抜性の向上を行うことができる。 しかし、例を最も使用頻度の高いBrとPの複
合系について挙げると、従来のBr系のものは前
述のように添加型、反応型の両方の難燃剤が実用
化されているが、P系のものについては添加型難
燃剤しか実用化されていない。従つて、BrとP
の複合系において、最適難燃効果を示す配合比を
探し得たとしても、添加型難燃剤の持つ欠点のた
めに簡単に使用量を増加できない。 発明が解決しようとする問題点 従来の難燃性樹脂及び難燃剤は、特性面での
様々な制約から、ハロゲン、P、N等の比率を変
化させ、最適な難燃効果を得るための自由度が非
常に狭く、必ずしも最も難燃効果の高い配合系が
選択されているとは言えなかつた。また、可撓
性、低温打抜き性の面からは、添加型の使用量が
制限され、従来の難燃性樹脂は反応型が多い系と
なるため、可撓性は低下し、低温打抜き用として
は適当ではなかつた。その結果、難燃性を確保す
るための使用量が増加し、それに伴つて低温打抜
き性、その他の特性低下及び原価高となる問題が
あつた。 本発明は、従来の難燃性樹脂及び難燃剤が持つ
以上の様な問題点を解決し、少量の使用により難
燃効果を発揮する様、また、難燃性に優れ他の特
性を低下させることなく、可撓性、低温あるいは
無加熱打抜き性、貯蔵安定性に優れた積層板用難
燃性樹脂組成物を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は、上記の目的を達成するためになされ
たもので、その第一の発明は、ブロム化ビスフエ
ノールAジグリシジルエーテルと一般式〔〕 (R1、R2は、−CH2−、−C2H4−、
安定性に優れた積層板用難燃性樹脂組成物の製造
法に関する。 従来の技術 近年、家庭用電気機器の安全性の面から、それ
に使用されるプリント回路基板の難燃化の要求が
高まつて来た。同時に、多岐にわたる要求特性項
目、特に寸法精度の要求から低温打抜性ないし無
加熱打抜性の要求、さらに価格面での要求も年々
厳しくなつている。従つて、低価格でかつ特性低
下が少なく、低温打抜性、無加熱打抜性に優れた
積層板用難燃性樹脂を必要とするが、従来の難燃
性樹脂あるいは難燃剤では完全に前記の目的を満
足することは困難であつた。 即ち、従来の難燃性樹脂及び難燃剤として、反
応性を持たない低分子量の添加型難燃剤と、反応
性を持つ反応型難燃剤が知られている。添加型難
燃剤を使用した場合、耐熱性、耐薬品性、電気特
性が低下し、さらに樹脂の架橋密度の低下により
積層板の層間密着性が著しく低下する。特に打抜
性については、打抜時の層間はく離、粉落ち、ダ
イスの穴詰りが発生する。一方、反応型難燃剤を
使用した場合、前記の欠点は少ないものの、積層
板とした時の架橋密度の増加により、積層板の軟
化点を高温側に移動させ、低温あるいは無加熱で
の打抜きに適さなくなり、またその反応性が大き
いため、配合樹脂、塗工基材の貯蔵安定性が悪く
なる。前者の代表例として、ブロム化ビスフエノ
ールA、ブロム化ジフエニルエーテル、トリフエ
ニルホスフエート及びそのアルキル誘導体が実用
化されている。また、後者の代表例として、ブロ
ム化エポキシ樹脂がある。 実際には、多岐にわたる特性面の要求から、両
者にそれぞれの長所、短所を考慮しつつ併用され
ている。また、両者の併用、特にハロゲン(実用
上Brが多用されている)とPの併用は別の側面
からも利点がある。即ち、難燃効果を持つ元素
(ハロゲン、P、N、B等)を単独で使用する場
合より、それらを複数併用した場合の方が、それ
らの相剰効果により、難燃効果が増大し、結果的
に難燃性樹脂及び難燃剤の総使用量を減少するこ
とができる。さらに、添加型難燃剤は優れた可塑
効果を持つため、その併用により、可撓性の向
上、打抜性の向上を行うことができる。 しかし、例を最も使用頻度の高いBrとPの複
合系について挙げると、従来のBr系のものは前
述のように添加型、反応型の両方の難燃剤が実用
化されているが、P系のものについては添加型難
燃剤しか実用化されていない。従つて、BrとP
の複合系において、最適難燃効果を示す配合比を
探し得たとしても、添加型難燃剤の持つ欠点のた
めに簡単に使用量を増加できない。 発明が解決しようとする問題点 従来の難燃性樹脂及び難燃剤は、特性面での
様々な制約から、ハロゲン、P、N等の比率を変
化させ、最適な難燃効果を得るための自由度が非
常に狭く、必ずしも最も難燃効果の高い配合系が
選択されているとは言えなかつた。また、可撓
性、低温打抜き性の面からは、添加型の使用量が
制限され、従来の難燃性樹脂は反応型が多い系と
なるため、可撓性は低下し、低温打抜き用として
は適当ではなかつた。その結果、難燃性を確保す
るための使用量が増加し、それに伴つて低温打抜
き性、その他の特性低下及び原価高となる問題が
あつた。 本発明は、従来の難燃性樹脂及び難燃剤が持つ
以上の様な問題点を解決し、少量の使用により難
燃効果を発揮する様、また、難燃性に優れ他の特
性を低下させることなく、可撓性、低温あるいは
無加熱打抜き性、貯蔵安定性に優れた積層板用難
燃性樹脂組成物を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は、上記の目的を達成するためになされ
たもので、その第一の発明は、ブロム化ビスフエ
ノールAジグリシジルエーテルと一般式〔〕 (R1、R2は、−CH2−、−C2H4−、
【式】より選ばれ、m、n=1〜6の整
数)で示されるブロム化ビスフエノールAアルキ
ルオキシド付加物ジグリシジルエーテルを第三級
アミンを触媒として反応させた後、一般式〔〕 (R3は、炭素数1〜6のアルキル基、
ルオキシド付加物ジグリシジルエーテルを第三級
アミンを触媒として反応させた後、一般式〔〕 (R3は、炭素数1〜6のアルキル基、
【式】(p=1〜3
の整数、R4は炭素数1〜3のアルキル基)、
【式】(r=1〜3の整数、XはClあ
るいはBr)、
【式】(p+r≦5)
より選ばれる)で示されるリン酸エステルを添加
して反応させる。このとき、添加するリン酸エス
テルの量は、含有する水酸基のモル数が前二者の
反応後に残存するエポキシ基のモル数より少くす
る。そして、さらに、一般式〔〕 (R5は、H、炭素数1〜3のアルキル基より
選ばれる)で示される芳香族アミンを添加して反
応させるものである。該芳香族アミンの添加量は
含有する−NH基のモル数が、前記ブロム化ビス
フエノールAジグリシジルエーテル、一般式
〔〕および〔〕の三者の反応後に残存するエ
ポキシ基のモル数と等しくする。 また、第二の発明は、上記第一の発明において
一般式〔〕で示される芳香族アミンに代えて、
式〔〕 で示される芳香族アミンを使用した場合であり、
第三の発明は、第一の発明において一般式〔〕
で示される芳香族アミンに代えて、式〔〕 で示される芳香族アミンを使用した場合である。 作 用 ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエーテ
ルと、一般式〔〕で示されるブロム化ビスフエ
ノールAアルキルオキシド付加物ジグリシジルエ
ーテルを併用することにより、後者のアルキルオ
キシド構造により可撓性を与え、従来ブロム化ビ
スフエノールAジグリシジルエーテルにおいては
充分でなかつた可撓性を発揮させ、なおかつ、反
応分子末端には反応基であるエポキシ基を残すこ
とにより、可撓性に優れた反応型難燃性樹脂を得
ることができる。同時に、アルキルオキシド基を
分子骨格に入れることは、ブロム置換されたビス
フエノールA構造の間隔を可撓性を持つアルキル
オキシド基によつて広げることになり、結晶化を
抑制するため貯蔵安定性が向上する。 ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエーテ
ルと一般式〔〕で示されるブロム化ビスフエノ
ールAアルキルオキシド付加物ジグリシジルエー
テルの混合比については、特に制限するものでは
ないが、可撓性、貯蔵安定性に対して効果を発揮
するためには、前者100重量部に対し後者が5重
量部以上であることが望ましい。後者が増加して
来ると、可撓性、貯蔵安定性は向上するため、単
独で使用しても良い。しかし、前者に比較すると
若干Br含有率が小さくなるため、所定の難燃効
果を得るために適用系に応じて二者の混合比率を
調整する方が良い。 一般式〔〕において、R1、R2が炭素数4以
上になると、耐熱性が若干低下し、またメタノー
ルリツチなフエノール樹脂との相溶性が低下す
る。使用できる触媒は、トリメチルアミン、トリ
エチルアミン、トリエタノールアミン、ベンジル
ジメチルアミン等の第三級アミンである。第一、
第二級アミンを使用すると、三次元の架橋構造が
生成しやすくなり、フエノール樹脂との相溶性が
失われる。触媒添加量としては、ブロム化ビスフ
エノールAジグリシジルエーテルと一般式〔〕
で示される化合物の固形重量に対し、0.05〜5%
の範囲が望ましい。 一般式〔〕で示されるリン酸エステルの水酸
基は、エポキシ基との反応性が非常に高く、無触
媒でも40〜50℃以上に加温すれば短時間で反応す
る。この反応性により、リン酸エステルはある程
度高分子化したブロム化エポキシ樹脂に結合して
行くため、前述の添加型リン酸エステル類の持つ
諸欠点を顕在化させることなく、比較的自由にリ
ン酸エステルの使用量を増加させて行くことが可
能である。この様にして、BrとPの相剰効果が
効果的に発揮できるところまで増加する事ができ
る。 一般式〔〕で示されるリン酸エステルの使用
量については、ブロム化ビスフエノールAジグリ
シジルエーテルと一般式〔〕で示されるブロム
化ビスフエノールAアルキルオキシド付加物ジグ
リシジルエーテルの反応後に残存するエポキシ基
のモル数より、リン酸エステルの水酸基モル数が
少くなるようにする必要がある。即ち、後者の水
酸基の数が、前者のエポキシ基の数より多い場
合、後で添加される芳香族アミンと反応し、系中
に低分子のリン酸エステルアミン塩が残存するこ
とになり、添加型難燃剤の欠点をそのまま内在さ
せることとなるため好ましくない。 リン酸エステルは、上記範囲内で特に使用量に
ついて制限するものではないが、前段の反応物の
含有するBr量に対して、リン酸エステルの含有
するP量が2%未満となると難燃性に対する効果
は低下する。上記範囲内においてリン酸エステル
の使用量が増加して行くと、エポキシ基とリン酸
エステル間で反応が終了する末端が増加し、さら
にリン酸エステルの持つ可撓性効果も加わつて可
撓性が向上する。 以上より、リン酸エステルの使用量について
は、適用系の所望の難燃効果、可撓性効果により
適時選択することができる。 一般式〔〕で示されるリン酸エステルの水酸
基の個数(l=1あるいは2)については、特に
制限するものではなく、l=1あるいは2の単独
構造物あるいはそれらの混合物を使用できる。一
般式〔〕において、m=1で示されるリン酸エ
ステルの使用量が増加すると、反応系の平均分子
量は高分子化し可撓性は若干低下するが、層間密
着性は向上する。 また、使用できるリン酸エステルとしては、
R3が炭素数1〜6のアルキルリン酸エステル、
また、R3がフエニル基、1〜3置換のアルキル
(炭素数1〜3)フエニル基、1〜3置換のブロ
モ或はクロロフエニル基であるリン酸エステルが
ある。それらも、単独構造物でも、また以上の構
造の複合物、また、それらの混合物を使用でき
る。アルキルリン酸エステルにおいて、アルキル
基の炭素数が6を越えると、可撓性は向上する
が、耐熱性が低下して行く傾向があり、また、メ
タノールの存在量が多いフエノール樹脂溶液への
溶解性が低下するため、積層板用難燃樹脂として
は不適当である。フエニルリン酸エステルにおい
て、フエニル基に置換されるアルキル基の炭素数
についても、上述と同じ理由で3ケ以内が望まし
い。また、フエニル基にBr或はClが置換された
場合、難燃性に対してさらに顕著な効果を発揮す
る。 以上の特性的な傾向から、ブロム化ビスフエノ
ールAジグリシジルエーテルに対して、一般式
〔〕で示されるブロム化ビスフエノールAアル
キルオキシド付加物ジグリシジルエーテル及び一
般式〔〕で示されるリン酸エステルの総使用
量、及び置換基の構造、数、混合比率を選択する
ことにより、所定の特性を持つ難燃性樹脂を得る
ことができる。 さらに、上述の三者の反応後、一般式〔〕若
しくは式〔〕、〔〕で示される芳香族アミン
を、反応系に残存するエポキシ基に対して同等の
アミン当量となる様添加反応させる事によつて残
存エポキシ基と結合させる。一般式〔〕若しく
は式〔〕、〔〕で示される芳香族アミンは、−
NH2基に対してオルト位がホルムアルデヒドに
よつてメチロール化される能力を残しており、フ
エノール樹脂に配合して、硬化する際にフエノー
ル樹脂との結合を容易に進める事ができる。この
様にして、本発明の反応組成物全体を、主剤であ
るフエノール樹脂と結合させる事により添加型難
燃性樹脂及び難燃剤に類似する欠点を完全に克服
することができる。 一般式〔〕若しくは〔〕、〔〕で示される
芳香族アミンの添加量が前段のブロム化ビスフエ
ノールAジグリシジルエーテルと一般式〔〕、
〔〕で示される化合物の反応後に残存するエポ
キシ基のモル数よりも、−NH基のモル数が多く
なる様な場合、残存する−NH基の作用により、
フエノール樹脂との配合溶液の保存安定性が悪く
なり、極端な場合、配合後直ちに白濁する場合も
ある。また、芳香族アミンの添加量が、前記の残
存エポキシ基に比して少ない場合、残存するエポ
キシ基の作用により、やはりフエノール樹脂との
配合溶液及び塗工基材の保存安定性が悪くなる。
従つて、一般式〔〕若しくは式〔〕、〔〕で
示される芳香族アミンの添加量は、含有する−
NH基のモル数と、前段のブロム化ビスフエノー
ルAジグリシジルエーテルと一般式〔〕との反
応、さらには一般式〔〕で示されるリン酸エス
テルとの反応後に残存するエポキシ基のモル数が
等しくなる様にし、エポキシ基及び−NH基を完
全に反応させておいた方が望ましい。 本発明の難燃性樹脂は、単独で使用しても、あ
るいは比較的少量のトリフエニルホスフエートブ
ロム化ジフエニルエーテル等の添加型難燃剤を併
用することも可能であるが、いずれの場合も難燃
性樹脂及び難燃剤の総使用量を減少することがで
きる。 実施例 次に本発明の実施例を説明する。 実施例 1 ブロム含有率48%、エポキシ当量400のブロム
化ビスフエノールAジグリシジルエーテルの60%
トルエン溶液920gと式〔a〕 で示されるジグリシジルエーテルの60%トルエン
溶液613gとジメチルベンジルアミン2.76gを三
ツ口フラスコに投入し、90℃で3時間反応させた
(反応A)。さらに式〔b〕 及び式〔c〕 で示されるリン酸エステル(重量比b/c=1/
1)73gを投入し80℃で2時間反応させた(反応
B)。 反応B終了後、反応溶液を5g採取し全量が50
gとなる様蒸留水を加え、撹拌後相分離した水層
のPHを測定すると7.0であつた。また、テトラメ
チルアンモニウムブロマイド一過塩素酸法により
エポキシ当量を測定すると溶液全体として1400で
あつた。 続いて、式 で示される芳香族アミンを57g添加してさらに80
℃で1時間反応させた(反応C)(反応物(1))。 また、別途桐油変性フエノール樹脂を次の様に
して得た。三ツ口フラスコに桐油720g、m−ク
レゾール580g、パラトルエンスルホン酸0.74g
を投入し、80℃で1時間反応後、フエノール500
g、86%パラホルム450g、25%アンモニア水35
gを投入し、80℃で反応を進めて160℃熱盤上で
の硬化時間が6分になつた時点で脱水濃縮し、後
にメタノールを加え、樹脂分50%に調整した。 この桐油変性フエノール樹脂と前記反応物(1)を
固形分比率で、桐油変性フエノール樹脂/反応物
(1)=80/20の割合で混合溶解し、このワニスを11
ミルスのクラフト紙に樹脂付着量50%となるよう
塗工乾燥した。 接着剤付き35μ厚銅箔1枚と前記塗工乾燥紙基
材8枚を組合せ、加熱加圧して厚さ1.6mmの片面
銅張り紙基材フエノール樹脂積層板を得た。 実施例 2 実施例1と同様のブロム化ビスフエノールAジ
グリシジルエーテルトルエン溶液1380gと式
〔d〕 で示されるジグリシジルエーテルの60%トルエン
溶液153gとトリエチルアミン1.84gを三ツ口フ
ラスコに投入し90℃で3時間反応させた。さらに
式〔e〕 及び式〔f〕 で示されるリン酸エステル(重量比e/f=1/
1)97gを投入し、80℃で2時間反応させた。 実施例1と同様の方法でPH及びエポキシ当量を
確認後、式
して反応させる。このとき、添加するリン酸エス
テルの量は、含有する水酸基のモル数が前二者の
反応後に残存するエポキシ基のモル数より少くす
る。そして、さらに、一般式〔〕 (R5は、H、炭素数1〜3のアルキル基より
選ばれる)で示される芳香族アミンを添加して反
応させるものである。該芳香族アミンの添加量は
含有する−NH基のモル数が、前記ブロム化ビス
フエノールAジグリシジルエーテル、一般式
〔〕および〔〕の三者の反応後に残存するエ
ポキシ基のモル数と等しくする。 また、第二の発明は、上記第一の発明において
一般式〔〕で示される芳香族アミンに代えて、
式〔〕 で示される芳香族アミンを使用した場合であり、
第三の発明は、第一の発明において一般式〔〕
で示される芳香族アミンに代えて、式〔〕 で示される芳香族アミンを使用した場合である。 作 用 ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエーテ
ルと、一般式〔〕で示されるブロム化ビスフエ
ノールAアルキルオキシド付加物ジグリシジルエ
ーテルを併用することにより、後者のアルキルオ
キシド構造により可撓性を与え、従来ブロム化ビ
スフエノールAジグリシジルエーテルにおいては
充分でなかつた可撓性を発揮させ、なおかつ、反
応分子末端には反応基であるエポキシ基を残すこ
とにより、可撓性に優れた反応型難燃性樹脂を得
ることができる。同時に、アルキルオキシド基を
分子骨格に入れることは、ブロム置換されたビス
フエノールA構造の間隔を可撓性を持つアルキル
オキシド基によつて広げることになり、結晶化を
抑制するため貯蔵安定性が向上する。 ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエーテ
ルと一般式〔〕で示されるブロム化ビスフエノ
ールAアルキルオキシド付加物ジグリシジルエー
テルの混合比については、特に制限するものでは
ないが、可撓性、貯蔵安定性に対して効果を発揮
するためには、前者100重量部に対し後者が5重
量部以上であることが望ましい。後者が増加して
来ると、可撓性、貯蔵安定性は向上するため、単
独で使用しても良い。しかし、前者に比較すると
若干Br含有率が小さくなるため、所定の難燃効
果を得るために適用系に応じて二者の混合比率を
調整する方が良い。 一般式〔〕において、R1、R2が炭素数4以
上になると、耐熱性が若干低下し、またメタノー
ルリツチなフエノール樹脂との相溶性が低下す
る。使用できる触媒は、トリメチルアミン、トリ
エチルアミン、トリエタノールアミン、ベンジル
ジメチルアミン等の第三級アミンである。第一、
第二級アミンを使用すると、三次元の架橋構造が
生成しやすくなり、フエノール樹脂との相溶性が
失われる。触媒添加量としては、ブロム化ビスフ
エノールAジグリシジルエーテルと一般式〔〕
で示される化合物の固形重量に対し、0.05〜5%
の範囲が望ましい。 一般式〔〕で示されるリン酸エステルの水酸
基は、エポキシ基との反応性が非常に高く、無触
媒でも40〜50℃以上に加温すれば短時間で反応す
る。この反応性により、リン酸エステルはある程
度高分子化したブロム化エポキシ樹脂に結合して
行くため、前述の添加型リン酸エステル類の持つ
諸欠点を顕在化させることなく、比較的自由にリ
ン酸エステルの使用量を増加させて行くことが可
能である。この様にして、BrとPの相剰効果が
効果的に発揮できるところまで増加する事ができ
る。 一般式〔〕で示されるリン酸エステルの使用
量については、ブロム化ビスフエノールAジグリ
シジルエーテルと一般式〔〕で示されるブロム
化ビスフエノールAアルキルオキシド付加物ジグ
リシジルエーテルの反応後に残存するエポキシ基
のモル数より、リン酸エステルの水酸基モル数が
少くなるようにする必要がある。即ち、後者の水
酸基の数が、前者のエポキシ基の数より多い場
合、後で添加される芳香族アミンと反応し、系中
に低分子のリン酸エステルアミン塩が残存するこ
とになり、添加型難燃剤の欠点をそのまま内在さ
せることとなるため好ましくない。 リン酸エステルは、上記範囲内で特に使用量に
ついて制限するものではないが、前段の反応物の
含有するBr量に対して、リン酸エステルの含有
するP量が2%未満となると難燃性に対する効果
は低下する。上記範囲内においてリン酸エステル
の使用量が増加して行くと、エポキシ基とリン酸
エステル間で反応が終了する末端が増加し、さら
にリン酸エステルの持つ可撓性効果も加わつて可
撓性が向上する。 以上より、リン酸エステルの使用量について
は、適用系の所望の難燃効果、可撓性効果により
適時選択することができる。 一般式〔〕で示されるリン酸エステルの水酸
基の個数(l=1あるいは2)については、特に
制限するものではなく、l=1あるいは2の単独
構造物あるいはそれらの混合物を使用できる。一
般式〔〕において、m=1で示されるリン酸エ
ステルの使用量が増加すると、反応系の平均分子
量は高分子化し可撓性は若干低下するが、層間密
着性は向上する。 また、使用できるリン酸エステルとしては、
R3が炭素数1〜6のアルキルリン酸エステル、
また、R3がフエニル基、1〜3置換のアルキル
(炭素数1〜3)フエニル基、1〜3置換のブロ
モ或はクロロフエニル基であるリン酸エステルが
ある。それらも、単独構造物でも、また以上の構
造の複合物、また、それらの混合物を使用でき
る。アルキルリン酸エステルにおいて、アルキル
基の炭素数が6を越えると、可撓性は向上する
が、耐熱性が低下して行く傾向があり、また、メ
タノールの存在量が多いフエノール樹脂溶液への
溶解性が低下するため、積層板用難燃樹脂として
は不適当である。フエニルリン酸エステルにおい
て、フエニル基に置換されるアルキル基の炭素数
についても、上述と同じ理由で3ケ以内が望まし
い。また、フエニル基にBr或はClが置換された
場合、難燃性に対してさらに顕著な効果を発揮す
る。 以上の特性的な傾向から、ブロム化ビスフエノ
ールAジグリシジルエーテルに対して、一般式
〔〕で示されるブロム化ビスフエノールAアル
キルオキシド付加物ジグリシジルエーテル及び一
般式〔〕で示されるリン酸エステルの総使用
量、及び置換基の構造、数、混合比率を選択する
ことにより、所定の特性を持つ難燃性樹脂を得る
ことができる。 さらに、上述の三者の反応後、一般式〔〕若
しくは式〔〕、〔〕で示される芳香族アミン
を、反応系に残存するエポキシ基に対して同等の
アミン当量となる様添加反応させる事によつて残
存エポキシ基と結合させる。一般式〔〕若しく
は式〔〕、〔〕で示される芳香族アミンは、−
NH2基に対してオルト位がホルムアルデヒドに
よつてメチロール化される能力を残しており、フ
エノール樹脂に配合して、硬化する際にフエノー
ル樹脂との結合を容易に進める事ができる。この
様にして、本発明の反応組成物全体を、主剤であ
るフエノール樹脂と結合させる事により添加型難
燃性樹脂及び難燃剤に類似する欠点を完全に克服
することができる。 一般式〔〕若しくは〔〕、〔〕で示される
芳香族アミンの添加量が前段のブロム化ビスフエ
ノールAジグリシジルエーテルと一般式〔〕、
〔〕で示される化合物の反応後に残存するエポ
キシ基のモル数よりも、−NH基のモル数が多く
なる様な場合、残存する−NH基の作用により、
フエノール樹脂との配合溶液の保存安定性が悪く
なり、極端な場合、配合後直ちに白濁する場合も
ある。また、芳香族アミンの添加量が、前記の残
存エポキシ基に比して少ない場合、残存するエポ
キシ基の作用により、やはりフエノール樹脂との
配合溶液及び塗工基材の保存安定性が悪くなる。
従つて、一般式〔〕若しくは式〔〕、〔〕で
示される芳香族アミンの添加量は、含有する−
NH基のモル数と、前段のブロム化ビスフエノー
ルAジグリシジルエーテルと一般式〔〕との反
応、さらには一般式〔〕で示されるリン酸エス
テルとの反応後に残存するエポキシ基のモル数が
等しくなる様にし、エポキシ基及び−NH基を完
全に反応させておいた方が望ましい。 本発明の難燃性樹脂は、単独で使用しても、あ
るいは比較的少量のトリフエニルホスフエートブ
ロム化ジフエニルエーテル等の添加型難燃剤を併
用することも可能であるが、いずれの場合も難燃
性樹脂及び難燃剤の総使用量を減少することがで
きる。 実施例 次に本発明の実施例を説明する。 実施例 1 ブロム含有率48%、エポキシ当量400のブロム
化ビスフエノールAジグリシジルエーテルの60%
トルエン溶液920gと式〔a〕 で示されるジグリシジルエーテルの60%トルエン
溶液613gとジメチルベンジルアミン2.76gを三
ツ口フラスコに投入し、90℃で3時間反応させた
(反応A)。さらに式〔b〕 及び式〔c〕 で示されるリン酸エステル(重量比b/c=1/
1)73gを投入し80℃で2時間反応させた(反応
B)。 反応B終了後、反応溶液を5g採取し全量が50
gとなる様蒸留水を加え、撹拌後相分離した水層
のPHを測定すると7.0であつた。また、テトラメ
チルアンモニウムブロマイド一過塩素酸法により
エポキシ当量を測定すると溶液全体として1400で
あつた。 続いて、式 で示される芳香族アミンを57g添加してさらに80
℃で1時間反応させた(反応C)(反応物(1))。 また、別途桐油変性フエノール樹脂を次の様に
して得た。三ツ口フラスコに桐油720g、m−ク
レゾール580g、パラトルエンスルホン酸0.74g
を投入し、80℃で1時間反応後、フエノール500
g、86%パラホルム450g、25%アンモニア水35
gを投入し、80℃で反応を進めて160℃熱盤上で
の硬化時間が6分になつた時点で脱水濃縮し、後
にメタノールを加え、樹脂分50%に調整した。 この桐油変性フエノール樹脂と前記反応物(1)を
固形分比率で、桐油変性フエノール樹脂/反応物
(1)=80/20の割合で混合溶解し、このワニスを11
ミルスのクラフト紙に樹脂付着量50%となるよう
塗工乾燥した。 接着剤付き35μ厚銅箔1枚と前記塗工乾燥紙基
材8枚を組合せ、加熱加圧して厚さ1.6mmの片面
銅張り紙基材フエノール樹脂積層板を得た。 実施例 2 実施例1と同様のブロム化ビスフエノールAジ
グリシジルエーテルトルエン溶液1380gと式
〔d〕 で示されるジグリシジルエーテルの60%トルエン
溶液153gとトリエチルアミン1.84gを三ツ口フ
ラスコに投入し90℃で3時間反応させた。さらに
式〔e〕 及び式〔f〕 で示されるリン酸エステル(重量比e/f=1/
1)97gを投入し、80℃で2時間反応させた。 実施例1と同様の方法でPH及びエポキシ当量を
確認後、式
【式】で
示される芳香族アミンを70g添加し、80℃で1時
間反応させた(反応物(2))。 反応物(1)を実施例と同様の比率で用い、厚さ
1.6mmの片面銅張り紙基材フエノール樹脂積層板
を得た。 実施例 3 実施例1と同様のブロム化ビスフエノールAジ
グリシジルエーテルトルエン溶液613gと式〔g〕 で示されるジグリシジルエーテル920gとトリエ
タノールアミン4.60gを三ツ口フラスコに投入
し、90℃で3時間反応させた。さらに式〔h〕 及び式〔i〕 で示されるリン酸エステル(重量比h/i=1/
1)を107g投入し、80℃で2時間反応させた。 実施例1と同様の方法でPH及びエポキシ当量を
確認後、式
間反応させた(反応物(2))。 反応物(1)を実施例と同様の比率で用い、厚さ
1.6mmの片面銅張り紙基材フエノール樹脂積層板
を得た。 実施例 3 実施例1と同様のブロム化ビスフエノールAジ
グリシジルエーテルトルエン溶液613gと式〔g〕 で示されるジグリシジルエーテル920gとトリエ
タノールアミン4.60gを三ツ口フラスコに投入
し、90℃で3時間反応させた。さらに式〔h〕 及び式〔i〕 で示されるリン酸エステル(重量比h/i=1/
1)を107g投入し、80℃で2時間反応させた。 実施例1と同様の方法でPH及びエポキシ当量を
確認後、式
【式】で
示される芳香族アミンを50g投入し、80℃で1時
間反応させた(反応物(3))。 反応物(3)を用い、以下実施例1と同様にして厚
さ1.6mmの片面銅張り紙基材フエノール樹脂積層
板を得た。 実施例 4 実施例1と同様のブロム化ビスフエノールAジ
グリシジルエーテルトルエン溶液153gと式〔j〕 で示されるジグリシジルエーテルの60%トルエン
溶液1379gとジメチルベンジルアミン9.20gを三
ツ口フラスコに投入し、90℃で3時間反応させ
た。さらに式〔k〕 及び式〔l〕 で示されるリン酸エステル(重量比k/1=1/
1)534gを投入し、80℃で2時間反応させた。 実施例1と同様の方法で、PH、エポキシ当量を
確認後、式
間反応させた(反応物(3))。 反応物(3)を用い、以下実施例1と同様にして厚
さ1.6mmの片面銅張り紙基材フエノール樹脂積層
板を得た。 実施例 4 実施例1と同様のブロム化ビスフエノールAジ
グリシジルエーテルトルエン溶液153gと式〔j〕 で示されるジグリシジルエーテルの60%トルエン
溶液1379gとジメチルベンジルアミン9.20gを三
ツ口フラスコに投入し、90℃で3時間反応させ
た。さらに式〔k〕 及び式〔l〕 で示されるリン酸エステル(重量比k/1=1/
1)534gを投入し、80℃で2時間反応させた。 実施例1と同様の方法で、PH、エポキシ当量を
確認後、式
【式】で
示される芳香族アミン25gを添加して80℃で1時
間反応させた(反応物(4))。 反応物(4)を用い、以下、実施例1と同様の方法
で厚さ1.6mmの片面銅張り紙基材フエノール樹脂
積層板を得た。 比較例 1 実施例1で使用した桐油変性フエノール樹脂と
ブロム含有率48%、エポキシ当量400のブロム化
ビスフエノールAジグリシジルエーテルの60%ト
ルエン溶液を固形分比率で、桐油変性フエノール
樹脂/ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエ
ーテル=80/20の割合で混合溶解し、このワニス
を用いて以下実施例1と同様の方法で厚さ1.6mm
の片面銅張り紙基材フエノール樹脂積層板を得
た。 比較例 2 実施例1で使用した桐油変性フエノール樹脂と
比較例1で使用したブロム化ビスフエノールAジ
グリシジルエーテルと、トリフエニルホスフエー
トを固形分比率で、桐油変性フエノール樹脂/ブ
ロム化ビスフエノールAジグリシジルエーテル/
トリフエニルホスフエート=60/30/10の割合で
混合溶解し、このワニスを用いて以下実施例1と
同様の方法で厚さ1.6mmの片面銅張り紙基材フエ
ノール樹脂積層板を得た。 実施例、比較例で得た積層板の試験結果を第1
表に示す。
間反応させた(反応物(4))。 反応物(4)を用い、以下、実施例1と同様の方法
で厚さ1.6mmの片面銅張り紙基材フエノール樹脂
積層板を得た。 比較例 1 実施例1で使用した桐油変性フエノール樹脂と
ブロム含有率48%、エポキシ当量400のブロム化
ビスフエノールAジグリシジルエーテルの60%ト
ルエン溶液を固形分比率で、桐油変性フエノール
樹脂/ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエ
ーテル=80/20の割合で混合溶解し、このワニス
を用いて以下実施例1と同様の方法で厚さ1.6mm
の片面銅張り紙基材フエノール樹脂積層板を得
た。 比較例 2 実施例1で使用した桐油変性フエノール樹脂と
比較例1で使用したブロム化ビスフエノールAジ
グリシジルエーテルと、トリフエニルホスフエー
トを固形分比率で、桐油変性フエノール樹脂/ブ
ロム化ビスフエノールAジグリシジルエーテル/
トリフエニルホスフエート=60/30/10の割合で
混合溶解し、このワニスを用いて以下実施例1と
同様の方法で厚さ1.6mmの片面銅張り紙基材フエ
ノール樹脂積層板を得た。 実施例、比較例で得た積層板の試験結果を第1
表に示す。
【表】
発明の効果
以上の試験結果から、本発明により、難燃剤の
使用量が減少でき、積層板の低温打抜性が向上す
る。さらに、難燃性樹脂溶液及び塗工基材の貯蔵
安定性が向上する点、その工業的価値は極めて大
である。
使用量が減少でき、積層板の低温打抜性が向上す
る。さらに、難燃性樹脂溶液及び塗工基材の貯蔵
安定性が向上する点、その工業的価値は極めて大
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエー
テルと一般式〔〕 (R1,R2は−CH2、−C2H4 -、
【式】より選ばれ、m、n=1〜6の 整数)で示されるブロム化ビスフエノールAアル
キルオキシド付加物ジグリシジルエーテルを第三
級アミンを触媒として反応させた後、一般式
〔〕 (R3は、炭素数1〜6のアルキル基、
【式】【式】(p=1〜3 の整数、R4は炭素数1〜3のアルキル基)、
【式】(r=1〜3の整数、XはClあ るいはBr)、【式】(p+r≦5) より選ばれる)で示されるリン酸エステルを、該
リン酸エステルが含有する水酸基のモル数が前二
者の反応後に残存するエポキシ基のモル数より少
くなる様に添加して反応させた後、さらに一般式
〔〕 (R5は、H、炭素数1〜3のアルキル基より
選ばれる)で示される芳香族アミンを、該芳香族
アミンが含有する−NH基のモル数が前記ブロム
化ビスフエノールAジグリシジルエーテル、一般
式〔〕および〔〕の三者の反応後に残存する
エポキシ基のモル数と等しくなる様に添加して反
応させることを特徴とする積層板用難燃性樹脂組
成物の製造法。 2 ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエー
テルと一般式〔〕 (R1、R2は、−CH2、−C2H4−、
【式】より選ばれ、m、n=1〜6の整 数)で示されるブロム化ビスフエノールAアルキ
ルオキシド付加物ジグリシジルエーテルを第三級
アミンを触媒として反応させた後、一般式〔〕 (R3は、炭素数1〜6のアルキル基、
【式】【式】(p=1〜3 の整数、R4は炭素数1〜3のアルキル基)、
【式】(r=1〜3の整数、XはClあ るいはBr)、【式】(p+r≦5) より選ばれる)で示されるリン酸エステルを、該
リン酸エステルが含有する水酸基のモル数が前二
者の反応後に残存するエポキシ基のモル数より少
くなる様に添加して反応させた後、さらに式
〔〕 で示される芳香族アミンを、該芳香族アミンが含
有する−NH基のモル数が前記ブロム化ビスフエ
ノールAジグリシジルエーテル、一般式〔〕お
よび〔〕の三者の反応後に残存するエポキシ基
のモル数と等しくなる様に添加して反応させるこ
とを特徴とする積層板用難燃性樹脂組成物の製造
法。 3 ブロム化ビスフエノールAジグリシジルエー
テルと一般式〔〕 (R1、R2は、−CH2−、C2H4−、
【式】より選ばれ、m、n=1〜6の整 数)で示されるブロム化ビスフエノールAアルキ
ルオキシド付加物ジグリシジルエーテルを第三級
アミンを触媒として反応させた後、一般式〔〕 (R3は、炭素数1〜6のアルキル基
【式】【式】(p=1〜3 の整数、R4は炭素数1〜3のアルキル基)、
【式】(r=1〜3の整数、XはClあ るいはBr)、【式】(p+r≦5) より選ばれる)で示されるリン酸エステルを、該
リン酸エステルが含有する水酸基のモル数が前二
者の反応後に残存するエポキシ基のモル数より少
くなる様に添加して反応させた後、さらに式
〔〕 で示される芳香族アミンを、該芳香族アミンが含
有する−NH基のモル数が前記ブロム化ビスフエ
ノールAジグリシジルエーテル、一般式〔〕お
よび〔〕の三者の反応後に残存するエポキシ基
のモル数と等しくなる様に添加して反応させるこ
とを特徴とする積層板用難燃性樹脂組成物の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15002186A JPS636016A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15002186A JPS636016A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS636016A JPS636016A (ja) | 1988-01-12 |
| JPH0334770B2 true JPH0334770B2 (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=15487757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15002186A Granted JPS636016A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS636016A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7357805B2 (en) * | 2001-12-13 | 2008-04-15 | Sumitomo Bakelite Company | Clip device for endoscope and clip for endoscope for use therein |
| JP4109030B2 (ja) | 2002-07-19 | 2008-06-25 | オリンパス株式会社 | 生体組織のクリップ装置 |
| US12070224B2 (en) | 2009-12-22 | 2024-08-27 | Cook Medical Technologies Llc | Medical devices with detachable pivotable jaws |
| EP2515770B1 (en) | 2009-12-22 | 2018-10-31 | Cook Medical Technologies LLC | Medical devices with detachable pivotable jaws |
| CN108742757B (zh) | 2010-10-11 | 2021-08-27 | 库克医学技术有限责任公司 | 具有可拆卸可枢转夹爪的医疗装置 |
| WO2012051191A2 (en) | 2010-10-11 | 2012-04-19 | Cook Medical Technologies Llc | Medical devices with detachable pivotable jaws |
| JP2015117333A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | マスターバッチ型潜在性エポキシ樹脂硬化剤組成物及びこれを用いたエポキシ樹脂組成物 |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP15002186A patent/JPS636016A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS636016A (ja) | 1988-01-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS636016A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| CN102838841B (zh) | 环氧树脂组合物以及使用其制作的半固化片与覆铜箔层压板 | |
| JPH0315927B2 (ja) | ||
| JPS58189219A (ja) | 熱硬化性樹脂用難燃剤 | |
| JPH0315926B2 (ja) | ||
| JPH0315925B2 (ja) | ||
| JPS60192732A (ja) | 積層板の製造法 | |
| JPH01115922A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| JPH01118520A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| JPH01144413A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| JPS6356517A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| JPH01118522A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| JP3148050B2 (ja) | 難燃性銅張り積層板の製造法 | |
| JPS5853909A (ja) | 難燃性積層品用変性フェノ−ル樹脂組成物の製造法 | |
| JPH01118521A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| JPS6357627A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| JPS5952905B2 (ja) | 難燃性フエノ−ル樹脂組成物 | |
| JPH0393849A (ja) | 難燃性フェノール樹脂組成物 | |
| JPH01144414A (ja) | 積層板用難燃性樹脂組成物の製造法 | |
| JPS6053045B2 (ja) | 難燃性積層品用変性フェノ−ル樹脂組成物の製造法 | |
| JPS6051493B2 (ja) | 難燃積層品用フエノ−ル樹脂組成物の製造法 | |
| JPH0267310A (ja) | 難燃性フェノール樹脂組成物および積層板 | |
| JPH0455462A (ja) | 積層板用フェノール樹脂組成物 | |
| JPS6033140B2 (ja) | 難燃性フエノ−ル樹脂組成物 | |
| JPH06298889A (ja) | 植物油変性フェノール樹脂の製造法 |